JP2016503293A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016503293A5 JP2016503293A5 JP2015540154A JP2015540154A JP2016503293A5 JP 2016503293 A5 JP2016503293 A5 JP 2016503293A5 JP 2015540154 A JP2015540154 A JP 2015540154A JP 2015540154 A JP2015540154 A JP 2015540154A JP 2016503293 A5 JP2016503293 A5 JP 2016503293A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seq
- antibody
- composition
- cdr
- binding member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Description
さらに別の態様において、本発明は、本明細書に記載する抗体または結合メンバーの生成方法を提供し、この方法は、(i)それぞれ、上記宿主細胞を培養する工程ならびに抗体断片もしくは結合メンバーを回収する工程および精製する工程;または(ii)無細胞系の使用、のいずれかを含む。加えて、または代替的に、前記方法は、少なくとも1つの化学的タンパク質合成工程を含むことができる。
特定の実施形態では、例えば、以下が提供される:
(項目1)
ヒト線維芽細胞からのIL−6のIL−1β刺激性放出を阻害することによって決定して、ヒトIL−1βの生物学的作用を阻害することに関して5pMより低い、好ましくは約1pMより低い効力(IC 50 )を有する、IL−1βに対する一価抗体断片。
(項目2)
IL−1βに対する抗体であって、
a.(i)それぞれ配列番号1、2および3、もしくはそれらのバリアント、または
(ii)それぞれ配列番号155、156および157、もしくはそれらのバリアント
で示される可変重鎖(VH)CDR配列CDR−H1、CDR−H2またはCDR−H3のうちの少なくとも1つ;および/または
b.(i)それぞれ配列番号4、5および6、もしくはそれらのバリアント;または
(ii)それぞれ配列番号161、162および163、もしくはそれらのバリアント
で示される可変軽鎖(VL)CDR配列CDR−L1、CDR−L2またはCDR−L3のうちの少なくとも1つ
を含む、抗体。
(項目3)
ヒト線維芽細胞からのIL−6のIL−1β刺激性放出を阻害することによって決定して、ヒトIL−1βの生物学的作用を阻害することに関して50pMより低い効力(IC 50 )を有する、項目2に記載の抗体。
(項目4)
前記IC 50 が、約30、20、10、5、4、3、2pMより低い、好ましくは約1pMより低い、項目3に記載の抗体。
(項目5)
項目1の一価抗体断片である、項目2〜4のいずれか一項に記載の抗体。
(項目6)
Fab、Fab’、scFv、Fv断片、ナノボディ、VHHまたは最小認識単位である、項目5に記載の抗体。
(項目7)
完全長免疫グロブリンまたは二価抗体断片、好ましくはF(ab’) 2 である、項目2〜4のいずれか一項に記載の抗体。
(項目8)
a.全体として見ると前記バリアントのVH CDR配列が、
(i)配列番号1、2および3で示されるか;もしくは
(ii)配列番号155、156および157で示される
VH CDR配列に少なくとも85%類似している;および/または
b.全体として見ると前記バリアントのVL CDR配列が、
(i)配列番号4、5および6で示されるか;もしくは
(ii)配列番号161、162および163で示される
VL CDR配列に少なくとも85%類似している、
項目2から7のいずれか一項に記載の抗体。
(項目9)
a.全体として見ると前記バリアントのVH CDR配列が、
(i)配列番号1、2および3で示され;もしくは
(ii)配列番号155、156および157で示される
VH CDR配列と少なくとも80%同一である;および/または
b.全体として見ると前記バリアントのVL CDR配列が、
(i)配列番号4、5および6で示され;もしくは
(ii)配列番号161、162および163で示される
VL CDR配列と少なくとも75%同一である、
項目2から8のいずれか一項に記載の抗体。
(項目10)
前記バリアントが、
(a)以下のアミノ酸配列を有する、可変重鎖(VH)CDR配列CDR−H1、CDR−H2またはCDR−H3のうちの少なくとも1つ:
CDR−H1:FSLSX 1 X 2 AMA(配列番号11)(ここで、
X 1 は、A、C、D、E、F、G、H、I、K、L、M、N、Q、R、S、T、V、WもしくはYであり;および/または
X 2 は、A、C、D、E、F、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V、WもしくはYである);
CDR−H2:IIX 1 X 2 SASTX 3 YASWAKG(配列番号12)(ここで、
X 1 は、A、C、G、MもしくはYであり;
X 2 は、D、NもしくはPであり;および/または
X 3 は、A、D、E、G、F、H、I、K、L、M、N、P、S、T、WもしくはYである);
CDR−H3:EX 1 X 2 X 3 X 4 X 5 X 6 X 7 X 8 X 9 X 10 (配列番号13)(ここで、
X 1 は、A、C、D、E、F、G、H、I、K、L、M、N、Q、R、S、T、V、WもしくはYであり;
X 2 は、A、C、D、F、G、H、I、K、M、N、P、Q、R、S、T、V、WもしくはYであり;
X 3 は、A、C、F、H、I、L、M、N、Q、S、T、VもしくはYであり;
X 4 は、FもしくはIであり;
X 5 は、A、C、E、G、S、TもしくはVであり;
X 6 は、A、G、MもしくはNであり;
X 7 は、A、D、E、H、N、SもしくはTであり;
X 8 は、A、C、F、G、H、I、L、M、N、Q、S、T、V、WもしくはYであり;
X 9 は、A、C、D、E、F、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V、WもしくはYであり;および/または
X 10 は、A、C、D、E、F、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V、WもしくはYである);および/または
(b)以下のアミノ酸配列を有する、可変軽鎖(VL)CDR配列CDR−L1、CDR−L2またはCDR−L3のうちの少なくとも1つ:
CDR−L1:QASQSIX 1 X 2 X 3 LS(配列番号14)(ここで、
X 1 は、A、C、D、E、F、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V、WもしくはYであり;
X 2 は、A、C、D、E、F、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、S、T、V、WもしくはYであり;および/または
X 3 は、E、F、G、M、N、Q、S、WもしくはYである);
CDR−L2:X 1 ASX 2 LAS(配列番号15)(ここで、
X 1 は、A、C、D、E、F、G、H、(I)、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、WもしくはYであり;および/または
X 2 は、A、C、D、E、F、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V、WもしくはYである);
CDR−L3:QNX 1 GX 2 X 3 X 4 X 5 IA(配列番号16)(ここで、
X 1 は、A、C、I、N、S、TもしくはVであり;
X 2 は、A、G、PもしくはSであり;
X 3 は、A、C、D、E、F、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V、WもしくはYであり;
X 4 は、A、C、D、E、F、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V、WもしくはYであり;および/または
X 5 は、A、C、D、E、F、G、H、I、L、M、N、P、Q、R、S、T、V、WもしくはYである)
を含む、項目2から9のいずれか一項に記載の抗体。
(項目11)
少なくとも1つの、配列番号18の軽鎖可変フレームワーク領域FR−L1、配列番号19の軽鎖可変フレームワーク領域FR−L2、配列番号20の軽鎖可変フレームワーク領域FR−L3および/または配列番号21の軽鎖可変フレームワーク領域FR−L4を含む、項目2から10のいずれか一項に記載の抗体。
(項目12)
少なくとも1つの、配列番号22、26もしくは30の重鎖可変フレームワーク領域FR−H1;配列番号23、27もしくは31の重鎖可変フレームワーク領域FR−H2;配列番号24、28もしくは32の重鎖可変フレームワーク領域FR−H3;および/または配列番号25、29もしくは33の重鎖可変フレームワーク領域FR−H4を含む、項目2から11のいずれか一項に記載の抗体。
(項目13)
a.配列番号7および配列番号146から成る群より選択される配列との少なくとも85%の同一性を有するVH配列;および/または
b.配列番号8、配列番号136および配列番号145から成る群より選択される配列との少なくとも85%の同一性を有するVL配列
を含む、IL−1βに対する抗体、特に項目2から12のいずれか一項に記載の抗体。
(項目14)
a.配列番号7および配列番号146から成る群より選択される配列との少なくとも85%の類似性を有するVH配列;および/または
b.配列番号8、配列番号136および配列番号145から成る群より選択される配列との少なくとも85%の類似性を有するVL配列
を含む、項目2から13のいずれか一項に記載の抗体。
(項目15)
a.配列番号106、配列番号107、配列番号108、配列番号109、配列番号110、配列番号111、配列番号112、配列番号113、配列番号114、配列番号115、配列番号116、配列番号117、配列番号118、配列番号119、配列番号120、配列番号121、配列番号122、配列番号124、配列番号126、配列番号128、配列番号130、配列番号132、配列番号134、配列番号138、配列番号140、配列番号142、配列番号144、配列番号146、配列番号148、配列番号150、配列番号152から成る群より選択されるVH配列;および/または
b.配列番号96、配列番号97、配列番号98、配列番号99、配列番号100、配列番号101、配列番号102、配列番号103、配列番号104、配列番号105、配列番号123、配列番号125、配列番号127、配列番号129、配列番号131、配列番号133、配列番号135、配列番号136、配列番号137、配列番号139、配列番号141、配列番号143、配列番号145、配列番号147、配列番号149、配列番号151および配列番号153から成る群より選択されるVL配列
を含む、項目2から14のいずれか一項に記載の抗体。
(項目16)
配列番号9のリンカー配列を含む、項目2から15のいずれか一項に記載の抗体。
(項目17)
配列番号10、配列番号73および配列番号82から成る群より選択される配列との少なくとも85%の配列類似性を有する、項目2から16のいずれか一項に記載の抗体。
(項目18)
配列番号10、配列番号73および配列番号82から成る群より選択される配列との少なくとも85%の配列同一性を有する、項目2から17のいずれか一項に記載の抗体。
(項目19)
配列番号34から63、配列番号64、配列番号65、配列番号66、配列番号67、配列番号68から70、配列番号71から76、配列番号77から88、配列番号89から95および配列番号154から成る群より選択される配列を含む、項目17または18に記載の抗体。
(項目20)
以下の残基:
a.重鎖アミノ酸位置12(AHo番号付けによる)におけるセリン(S);
b.重鎖アミノ酸位置103(AHo番号付けによる)におけるセリン(S)またはトレオニン(T);および/または
c.重鎖アミノ酸位置144(AHo番号付けによる)におけるセリン(S)またはトレオニン(T)
の少なくとも1つを含む、項目2から19のいずれか一項に記載の抗体。
(項目21)
ヒト化されている、項目2から20のいずれか一項に記載の抗体。
(項目22)
カニクイザルIL−1β、アカゲザルIL−1βおよび/またはラットIL−1βと交差反応性である、項目2から21のいずれか一項に記載の抗体。
(項目23)
項目1から22のいずれか一項に記載の抗体の可変軽鎖および重鎖の配列を含む結合メンバー。
(項目24)
ヒトIL−1βへの結合について項目1から22のいずれか一項に記載の抗体または項目23に記載の結合メンバーと競合する結合メンバー。
(項目25)
項目1から22のいずれか一項に記載の抗体とヒトIL−1β上の同じまたはオーバーラップするエピトープに結合する結合メンバー。
(項目26)
一価または多価である、特に、多価および多重特異性である、項目23から25のいずれか一項に記載の結合メンバー。
(項目27)
Fab、Fab’、scFv、Fv断片、ナノボディまたはVHHである、項目26に記載の一価結合メンバー。
(項目28)
完全長免疫グロブリン、ダイアボディまたはビス−ScFvである、項目26に記載の多価結合メンバー。
(項目29)
項目23から28のいずれか一項に記載の結合メンバーを含むTボディ。
(項目30)
化学的にまたは生物学的に改変される、項目2から22のいずれか一項に記載の抗体、項目23から28のいずれか一項に記載の結合メンバー、または項目29に記載のTボディ。
(項目31)
血清中でのインビボ半減期滞留時間を延長するように改変される、項目30に記載の抗体、項目30に記載の結合メンバーまたは項目30に記載のTボディ。
(項目32)
項目1から22のいずれか一項に記載の抗体、項目23から28のいずれか一項に記載の結合メンバー、または項目29に記載のTボディをコードする、単離された核酸配列。
(項目33)
配列番号17を含む、項目32に記載の核酸配列。
(項目34)
項目32または33に記載の核酸配列を含むベクター。
(項目35)
クローニングベクターまたは発現ベクターである、項目34に記載のベクター。
(項目36)
項目32もしくは33に記載の核酸配列または項目34もしくは35に記載のベクターを含む宿主細胞。
(項目37)
原核細胞または真核細胞である、項目36に記載の宿主細胞。
(項目38)
項目1から22、30もしくは31のいずれか一項に記載の抗体、項目23から28のいずれか一項に記載の結合メンバー、項目29に記載のTボディ、項目32もしくは33に記載の核酸配列、項目34もしくは35に記載のベクターまたは項目36もしくは37に記載の宿主細胞を含み、適するキャリア、希釈剤または賦形剤をさらに含む組成物。
(項目39)
化粧品組成物、診断用組成物または医薬組成物である、項目38に記載の組成物。
(項目40)
医薬的に許容され得るキャリア、希釈剤または賦形剤を含み;好ましくは、非経口、経口、直腸、尿生殖器、局所、硝子体内、静脈内、眼内、耳、鼻腔内、吸入、皮膚、舌下または口腔での投与用に製剤化される、項目39に記載の医薬組成物。
(項目41)
(i)IL−1β媒介疾患の処置に使用するための、
(ii)診断に使用するための、
(iii)化粧品に使用するための、および/または
(iv)検出目的のための、
項目1から22、30もしくは31のいずれか一項に記載の抗体、項目23から28のいずれか一項に記載の結合メンバー、項目29に記載のTボディ、項目32もしくは33に記載の核酸配列、項目34もしくは35に記載のベクターまたは項目36もしくは37に記載の宿主細胞。
(項目42)
前記IL−1β媒介疾患が、増殖性糖尿病性網膜症、通風性関節炎、シュニッツラー症候群、全身性若年性特発性関節炎、関節リウマチ、急性通風性関節炎、慢性通風性関節炎、蕁麻疹、脈管炎、1型糖尿病、2型糖尿病、強直性脊椎炎、再発性多巣性骨髄炎、再発性多発性軟骨炎、クリオピリン関連周期性症候群(CAPS)、ベーチェット病、家族性地中海熱、慢性閉塞性肺疾患、リウマチ性多発性筋痛症、NALP3−変異、壊疽性膿皮症、慢性特発性蕁麻疹、変形性関節症、滲出型加齢性黄斑変性、ドライアイ症候群、膿疱性乾癬、滑膜炎−ざ瘡−膿疱症−骨化過剰症−骨炎症候群、マクロファージ活性化症候群、周期性発熱・腺炎・咽頭炎・アフタ性潰瘍症候群、成人発症スティル病、メバロン酸キナーゼ欠損症、アテローム性動脈硬化症、TNF受容体関連周期性症候群(TRAPS)、尋常性ざ瘡および/または反対型ざ瘡である、項目41に記載の抗体、結合メンバー、Tボディ、核酸配列、ベクターまたは宿主細胞。
(項目43)
項目1から22、30もしくは31のいずれか一項に記載の抗体、項目23から28のいずれか一項に記載の結合メンバーまたは項目29に記載のTボディの生成方法であって、
(i)前記抗体、前記結合メンバーまたはTボディを発現するように、項目36または37に記載の宿主細胞を培養する工程;
(ii)回収する工程;および
(ii)前記抗体、前記結合メンバーまたは前記Tボディをそれぞれ精製する工程
を含む方法。
(項目44)
項目1から22、30もしくは31のいずれか一項に記載の抗体、項目23から28のいずれか一項に記載の結合メンバーまたは項目29に記載のTボディの生成方法であって、
(i)無細胞系を供給する工程;
(ii)核酸産物テンプレートを供給する工程;
(iii)前記核酸産物テンプレートの転写および翻訳を可能にする工程;
(iv)回収する工程;および
(v)必要に応じて、前記抗体、前記結合メンバーまたは前記Tボディをそれぞれ精製する工程
を含む方法。
(項目45)
化学合成の少なくとも1つの工程を含む、項目1から22、30もしくは31のいずれか一項に記載の抗体、項目23から28のいずれか一項に記載の結合メンバーまたは項目29に記載のTボディの生成方法。
(項目46)
前記化学合成の工程が、項目44に記載の方法に含まれる、項目45に記載の方法。
(項目47)
治療有効量の項目1から22、30もしくは31のいずれか一項に記載の抗体、項目23から28のいずれか一項に記載の結合メンバーまたは項目29に記載のTボディ、項目32もしくは33に記載の核酸配列、項目34もしくは35に記載のベクターまたは項目36もしくは37に記載の宿主細胞を、それを必要とする被験体に投与するステップを含む、IL−1β関連疾患の処置方法。
(項目48)
前記IL−1β媒介疾患が、増殖性糖尿病性網膜症、通風性関節炎、シュニッツラー症候群、全身性若年性特発性関節炎、関節リウマチ、急性通風性関節炎、慢性通風性関節炎、蕁麻疹、脈管炎、1型糖尿病、2型糖尿病、強直性脊椎炎、再発性多巣性骨髄炎、再発性多発性軟骨炎、クリオピリン関連周期性症候群(CAPS)、ベーチェット病、家族性地中海熱、慢性閉塞性肺疾患、リウマチ性多発性筋痛症、NALP3−変異、壊疽性膿皮症、慢性特発性蕁麻疹、変形性関節症、滲出型加齢性黄斑変性、ドライアイ症候群、膿疱性乾癬、滑膜炎−ざ瘡−膿疱症−骨化過剰症−骨炎症候群、マクロファージ活性化症候群、周期性発熱・腺炎・咽頭炎・アフタ性潰瘍症候群、成人発症スティル病、メバロン酸キナーゼ欠損症、アテローム性動脈硬化症、TNF受容体関連周期性症候群(TRAPS)、尋常性ざ瘡および/または反対型ざ瘡である、項目47に記載の方法。
(項目49)
前記被験体がヒトである、項目47または48に記載の方法。
(項目50)
項目1から22、30もしくは31のいずれか一項に記載の抗体、項目23から28のいずれか一項に記載の結合メンバーまたは項目29に記載のTボディ、項目32もしくは33に記載の核酸配列、項目34もしくは35に記載のベクターまたは項目36もしくは37に記載の宿主細胞が、項目39または40のいずれか一項に記載の医薬組成物で提供される、項目47から49のいずれか一項に記載の方法。
(項目51)
前記抗体、前記結合メンバー、前記Tボディ、前記核酸配列、前記ベクターまたは前記宿主細胞が、非経口投与、経口投与、直腸投与、尿生殖器投与、局所投与、硝子体内投与、静脈内投与、眼内投与、耳投与、鼻腔内投与、吸入により投与、皮膚投与、舌下投与または口腔投与される、項目47から50のいずれか一項に記載の方法。
(項目52)
前記抗体、前記結合メンバー、前記Tボディ、前記核酸配列、前記ベクターまたは前記宿主細胞が、それぞれ、少なくとも1つのさらなる治療有効化合物とともに提供される、項目47から51のいずれか一項に記載の方法。
(項目53)
前記化合物が、前記抗体、前記結合メンバー、前記Tボディ、前記核酸配列、前記ベクターまたは前記宿主細胞と同時にまたは逐次的に投与される、項目52に記載の方法。
(項目54)
生体試料中のIL−1βの存在を検出する方法であって、
a.IL−1βへの結合を許容する条件下で、前記生体試料を項目1から22、30もしくは31のいずれか一項に記載の抗体、項目23から28のいずれか一項に記載の結合メンバーまたは項目29に記載のTボディと接触させるステップ、および
b.IL−1βとの複合体が形成されるかどうかを検出するステップ
を含む方法。
(項目55)
インビトロまたはインビボでの方法である、項目54に記載の方法。
(項目56)
前記生体試料が、ヒト起源のものである、項目54または55に記載の方法。
(項目57)
前記生体試料が、血液、尿、脳脊髄液、生検材料および/またはリンパ液である、項目54から56のいずれか一項に記載の方法。
(項目58)
項目1から22、30もしくは31のいずれか一項に記載の抗体、項目23から28のいずれか一項に記載の結合メンバーまたは項目29に記載のTボディでの治療に適格である被験体を選択するために用いられる、項目54から57のいずれか一項に記載の方法。
(項目59)
パッケージ化された組み合わせの試薬および使用のための説明書とともに、項目1から22、30もしくは31のいずれか一項に記載の抗体、項目23から28のいずれか一項に記載の結合メンバーまたは項目29に記載のTボディを含むキット。
(項目60)
約12500ng/l以下の関数Kについての値を有する、IL−1βに対するナイーブ結合メンバー。
(項目61)
1250ng/lより低いK値を有する、項目60に記載の結合メンバー。
(項目62)
項目1から22のいずれか一項に記載の抗体である、項目60または61に記載の結合メンバー。
(項目63)
scFvである、項目60から62のいずれか一項に記載の結合メンバー。
特定の実施形態では、例えば、以下が提供される:
(項目1)
ヒト線維芽細胞からのIL−6のIL−1β刺激性放出を阻害することによって決定して、ヒトIL−1βの生物学的作用を阻害することに関して5pMより低い、好ましくは約1pMより低い効力(IC 50 )を有する、IL−1βに対する一価抗体断片。
(項目2)
IL−1βに対する抗体であって、
a.(i)それぞれ配列番号1、2および3、もしくはそれらのバリアント、または
(ii)それぞれ配列番号155、156および157、もしくはそれらのバリアント
で示される可変重鎖(VH)CDR配列CDR−H1、CDR−H2またはCDR−H3のうちの少なくとも1つ;および/または
b.(i)それぞれ配列番号4、5および6、もしくはそれらのバリアント;または
(ii)それぞれ配列番号161、162および163、もしくはそれらのバリアント
で示される可変軽鎖(VL)CDR配列CDR−L1、CDR−L2またはCDR−L3のうちの少なくとも1つ
を含む、抗体。
(項目3)
ヒト線維芽細胞からのIL−6のIL−1β刺激性放出を阻害することによって決定して、ヒトIL−1βの生物学的作用を阻害することに関して50pMより低い効力(IC 50 )を有する、項目2に記載の抗体。
(項目4)
前記IC 50 が、約30、20、10、5、4、3、2pMより低い、好ましくは約1pMより低い、項目3に記載の抗体。
(項目5)
項目1の一価抗体断片である、項目2〜4のいずれか一項に記載の抗体。
(項目6)
Fab、Fab’、scFv、Fv断片、ナノボディ、VHHまたは最小認識単位である、項目5に記載の抗体。
(項目7)
完全長免疫グロブリンまたは二価抗体断片、好ましくはF(ab’) 2 である、項目2〜4のいずれか一項に記載の抗体。
(項目8)
a.全体として見ると前記バリアントのVH CDR配列が、
(i)配列番号1、2および3で示されるか;もしくは
(ii)配列番号155、156および157で示される
VH CDR配列に少なくとも85%類似している;および/または
b.全体として見ると前記バリアントのVL CDR配列が、
(i)配列番号4、5および6で示されるか;もしくは
(ii)配列番号161、162および163で示される
VL CDR配列に少なくとも85%類似している、
項目2から7のいずれか一項に記載の抗体。
(項目9)
a.全体として見ると前記バリアントのVH CDR配列が、
(i)配列番号1、2および3で示され;もしくは
(ii)配列番号155、156および157で示される
VH CDR配列と少なくとも80%同一である;および/または
b.全体として見ると前記バリアントのVL CDR配列が、
(i)配列番号4、5および6で示され;もしくは
(ii)配列番号161、162および163で示される
VL CDR配列と少なくとも75%同一である、
項目2から8のいずれか一項に記載の抗体。
(項目10)
前記バリアントが、
(a)以下のアミノ酸配列を有する、可変重鎖(VH)CDR配列CDR−H1、CDR−H2またはCDR−H3のうちの少なくとも1つ:
CDR−H1:FSLSX 1 X 2 AMA(配列番号11)(ここで、
X 1 は、A、C、D、E、F、G、H、I、K、L、M、N、Q、R、S、T、V、WもしくはYであり;および/または
X 2 は、A、C、D、E、F、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V、WもしくはYである);
CDR−H2:IIX 1 X 2 SASTX 3 YASWAKG(配列番号12)(ここで、
X 1 は、A、C、G、MもしくはYであり;
X 2 は、D、NもしくはPであり;および/または
X 3 は、A、D、E、G、F、H、I、K、L、M、N、P、S、T、WもしくはYである);
CDR−H3:EX 1 X 2 X 3 X 4 X 5 X 6 X 7 X 8 X 9 X 10 (配列番号13)(ここで、
X 1 は、A、C、D、E、F、G、H、I、K、L、M、N、Q、R、S、T、V、WもしくはYであり;
X 2 は、A、C、D、F、G、H、I、K、M、N、P、Q、R、S、T、V、WもしくはYであり;
X 3 は、A、C、F、H、I、L、M、N、Q、S、T、VもしくはYであり;
X 4 は、FもしくはIであり;
X 5 は、A、C、E、G、S、TもしくはVであり;
X 6 は、A、G、MもしくはNであり;
X 7 は、A、D、E、H、N、SもしくはTであり;
X 8 は、A、C、F、G、H、I、L、M、N、Q、S、T、V、WもしくはYであり;
X 9 は、A、C、D、E、F、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V、WもしくはYであり;および/または
X 10 は、A、C、D、E、F、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V、WもしくはYである);および/または
(b)以下のアミノ酸配列を有する、可変軽鎖(VL)CDR配列CDR−L1、CDR−L2またはCDR−L3のうちの少なくとも1つ:
CDR−L1:QASQSIX 1 X 2 X 3 LS(配列番号14)(ここで、
X 1 は、A、C、D、E、F、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V、WもしくはYであり;
X 2 は、A、C、D、E、F、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、S、T、V、WもしくはYであり;および/または
X 3 は、E、F、G、M、N、Q、S、WもしくはYである);
CDR−L2:X 1 ASX 2 LAS(配列番号15)(ここで、
X 1 は、A、C、D、E、F、G、H、(I)、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、WもしくはYであり;および/または
X 2 は、A、C、D、E、F、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V、WもしくはYである);
CDR−L3:QNX 1 GX 2 X 3 X 4 X 5 IA(配列番号16)(ここで、
X 1 は、A、C、I、N、S、TもしくはVであり;
X 2 は、A、G、PもしくはSであり;
X 3 は、A、C、D、E、F、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V、WもしくはYであり;
X 4 は、A、C、D、E、F、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V、WもしくはYであり;および/または
X 5 は、A、C、D、E、F、G、H、I、L、M、N、P、Q、R、S、T、V、WもしくはYである)
を含む、項目2から9のいずれか一項に記載の抗体。
(項目11)
少なくとも1つの、配列番号18の軽鎖可変フレームワーク領域FR−L1、配列番号19の軽鎖可変フレームワーク領域FR−L2、配列番号20の軽鎖可変フレームワーク領域FR−L3および/または配列番号21の軽鎖可変フレームワーク領域FR−L4を含む、項目2から10のいずれか一項に記載の抗体。
(項目12)
少なくとも1つの、配列番号22、26もしくは30の重鎖可変フレームワーク領域FR−H1;配列番号23、27もしくは31の重鎖可変フレームワーク領域FR−H2;配列番号24、28もしくは32の重鎖可変フレームワーク領域FR−H3;および/または配列番号25、29もしくは33の重鎖可変フレームワーク領域FR−H4を含む、項目2から11のいずれか一項に記載の抗体。
(項目13)
a.配列番号7および配列番号146から成る群より選択される配列との少なくとも85%の同一性を有するVH配列;および/または
b.配列番号8、配列番号136および配列番号145から成る群より選択される配列との少なくとも85%の同一性を有するVL配列
を含む、IL−1βに対する抗体、特に項目2から12のいずれか一項に記載の抗体。
(項目14)
a.配列番号7および配列番号146から成る群より選択される配列との少なくとも85%の類似性を有するVH配列;および/または
b.配列番号8、配列番号136および配列番号145から成る群より選択される配列との少なくとも85%の類似性を有するVL配列
を含む、項目2から13のいずれか一項に記載の抗体。
(項目15)
a.配列番号106、配列番号107、配列番号108、配列番号109、配列番号110、配列番号111、配列番号112、配列番号113、配列番号114、配列番号115、配列番号116、配列番号117、配列番号118、配列番号119、配列番号120、配列番号121、配列番号122、配列番号124、配列番号126、配列番号128、配列番号130、配列番号132、配列番号134、配列番号138、配列番号140、配列番号142、配列番号144、配列番号146、配列番号148、配列番号150、配列番号152から成る群より選択されるVH配列;および/または
b.配列番号96、配列番号97、配列番号98、配列番号99、配列番号100、配列番号101、配列番号102、配列番号103、配列番号104、配列番号105、配列番号123、配列番号125、配列番号127、配列番号129、配列番号131、配列番号133、配列番号135、配列番号136、配列番号137、配列番号139、配列番号141、配列番号143、配列番号145、配列番号147、配列番号149、配列番号151および配列番号153から成る群より選択されるVL配列
を含む、項目2から14のいずれか一項に記載の抗体。
(項目16)
配列番号9のリンカー配列を含む、項目2から15のいずれか一項に記載の抗体。
(項目17)
配列番号10、配列番号73および配列番号82から成る群より選択される配列との少なくとも85%の配列類似性を有する、項目2から16のいずれか一項に記載の抗体。
(項目18)
配列番号10、配列番号73および配列番号82から成る群より選択される配列との少なくとも85%の配列同一性を有する、項目2から17のいずれか一項に記載の抗体。
(項目19)
配列番号34から63、配列番号64、配列番号65、配列番号66、配列番号67、配列番号68から70、配列番号71から76、配列番号77から88、配列番号89から95および配列番号154から成る群より選択される配列を含む、項目17または18に記載の抗体。
(項目20)
以下の残基:
a.重鎖アミノ酸位置12(AHo番号付けによる)におけるセリン(S);
b.重鎖アミノ酸位置103(AHo番号付けによる)におけるセリン(S)またはトレオニン(T);および/または
c.重鎖アミノ酸位置144(AHo番号付けによる)におけるセリン(S)またはトレオニン(T)
の少なくとも1つを含む、項目2から19のいずれか一項に記載の抗体。
(項目21)
ヒト化されている、項目2から20のいずれか一項に記載の抗体。
(項目22)
カニクイザルIL−1β、アカゲザルIL−1βおよび/またはラットIL−1βと交差反応性である、項目2から21のいずれか一項に記載の抗体。
(項目23)
項目1から22のいずれか一項に記載の抗体の可変軽鎖および重鎖の配列を含む結合メンバー。
(項目24)
ヒトIL−1βへの結合について項目1から22のいずれか一項に記載の抗体または項目23に記載の結合メンバーと競合する結合メンバー。
(項目25)
項目1から22のいずれか一項に記載の抗体とヒトIL−1β上の同じまたはオーバーラップするエピトープに結合する結合メンバー。
(項目26)
一価または多価である、特に、多価および多重特異性である、項目23から25のいずれか一項に記載の結合メンバー。
(項目27)
Fab、Fab’、scFv、Fv断片、ナノボディまたはVHHである、項目26に記載の一価結合メンバー。
(項目28)
完全長免疫グロブリン、ダイアボディまたはビス−ScFvである、項目26に記載の多価結合メンバー。
(項目29)
項目23から28のいずれか一項に記載の結合メンバーを含むTボディ。
(項目30)
化学的にまたは生物学的に改変される、項目2から22のいずれか一項に記載の抗体、項目23から28のいずれか一項に記載の結合メンバー、または項目29に記載のTボディ。
(項目31)
血清中でのインビボ半減期滞留時間を延長するように改変される、項目30に記載の抗体、項目30に記載の結合メンバーまたは項目30に記載のTボディ。
(項目32)
項目1から22のいずれか一項に記載の抗体、項目23から28のいずれか一項に記載の結合メンバー、または項目29に記載のTボディをコードする、単離された核酸配列。
(項目33)
配列番号17を含む、項目32に記載の核酸配列。
(項目34)
項目32または33に記載の核酸配列を含むベクター。
(項目35)
クローニングベクターまたは発現ベクターである、項目34に記載のベクター。
(項目36)
項目32もしくは33に記載の核酸配列または項目34もしくは35に記載のベクターを含む宿主細胞。
(項目37)
原核細胞または真核細胞である、項目36に記載の宿主細胞。
(項目38)
項目1から22、30もしくは31のいずれか一項に記載の抗体、項目23から28のいずれか一項に記載の結合メンバー、項目29に記載のTボディ、項目32もしくは33に記載の核酸配列、項目34もしくは35に記載のベクターまたは項目36もしくは37に記載の宿主細胞を含み、適するキャリア、希釈剤または賦形剤をさらに含む組成物。
(項目39)
化粧品組成物、診断用組成物または医薬組成物である、項目38に記載の組成物。
(項目40)
医薬的に許容され得るキャリア、希釈剤または賦形剤を含み;好ましくは、非経口、経口、直腸、尿生殖器、局所、硝子体内、静脈内、眼内、耳、鼻腔内、吸入、皮膚、舌下または口腔での投与用に製剤化される、項目39に記載の医薬組成物。
(項目41)
(i)IL−1β媒介疾患の処置に使用するための、
(ii)診断に使用するための、
(iii)化粧品に使用するための、および/または
(iv)検出目的のための、
項目1から22、30もしくは31のいずれか一項に記載の抗体、項目23から28のいずれか一項に記載の結合メンバー、項目29に記載のTボディ、項目32もしくは33に記載の核酸配列、項目34もしくは35に記載のベクターまたは項目36もしくは37に記載の宿主細胞。
(項目42)
前記IL−1β媒介疾患が、増殖性糖尿病性網膜症、通風性関節炎、シュニッツラー症候群、全身性若年性特発性関節炎、関節リウマチ、急性通風性関節炎、慢性通風性関節炎、蕁麻疹、脈管炎、1型糖尿病、2型糖尿病、強直性脊椎炎、再発性多巣性骨髄炎、再発性多発性軟骨炎、クリオピリン関連周期性症候群(CAPS)、ベーチェット病、家族性地中海熱、慢性閉塞性肺疾患、リウマチ性多発性筋痛症、NALP3−変異、壊疽性膿皮症、慢性特発性蕁麻疹、変形性関節症、滲出型加齢性黄斑変性、ドライアイ症候群、膿疱性乾癬、滑膜炎−ざ瘡−膿疱症−骨化過剰症−骨炎症候群、マクロファージ活性化症候群、周期性発熱・腺炎・咽頭炎・アフタ性潰瘍症候群、成人発症スティル病、メバロン酸キナーゼ欠損症、アテローム性動脈硬化症、TNF受容体関連周期性症候群(TRAPS)、尋常性ざ瘡および/または反対型ざ瘡である、項目41に記載の抗体、結合メンバー、Tボディ、核酸配列、ベクターまたは宿主細胞。
(項目43)
項目1から22、30もしくは31のいずれか一項に記載の抗体、項目23から28のいずれか一項に記載の結合メンバーまたは項目29に記載のTボディの生成方法であって、
(i)前記抗体、前記結合メンバーまたはTボディを発現するように、項目36または37に記載の宿主細胞を培養する工程;
(ii)回収する工程;および
(ii)前記抗体、前記結合メンバーまたは前記Tボディをそれぞれ精製する工程
を含む方法。
(項目44)
項目1から22、30もしくは31のいずれか一項に記載の抗体、項目23から28のいずれか一項に記載の結合メンバーまたは項目29に記載のTボディの生成方法であって、
(i)無細胞系を供給する工程;
(ii)核酸産物テンプレートを供給する工程;
(iii)前記核酸産物テンプレートの転写および翻訳を可能にする工程;
(iv)回収する工程;および
(v)必要に応じて、前記抗体、前記結合メンバーまたは前記Tボディをそれぞれ精製する工程
を含む方法。
(項目45)
化学合成の少なくとも1つの工程を含む、項目1から22、30もしくは31のいずれか一項に記載の抗体、項目23から28のいずれか一項に記載の結合メンバーまたは項目29に記載のTボディの生成方法。
(項目46)
前記化学合成の工程が、項目44に記載の方法に含まれる、項目45に記載の方法。
(項目47)
治療有効量の項目1から22、30もしくは31のいずれか一項に記載の抗体、項目23から28のいずれか一項に記載の結合メンバーまたは項目29に記載のTボディ、項目32もしくは33に記載の核酸配列、項目34もしくは35に記載のベクターまたは項目36もしくは37に記載の宿主細胞を、それを必要とする被験体に投与するステップを含む、IL−1β関連疾患の処置方法。
(項目48)
前記IL−1β媒介疾患が、増殖性糖尿病性網膜症、通風性関節炎、シュニッツラー症候群、全身性若年性特発性関節炎、関節リウマチ、急性通風性関節炎、慢性通風性関節炎、蕁麻疹、脈管炎、1型糖尿病、2型糖尿病、強直性脊椎炎、再発性多巣性骨髄炎、再発性多発性軟骨炎、クリオピリン関連周期性症候群(CAPS)、ベーチェット病、家族性地中海熱、慢性閉塞性肺疾患、リウマチ性多発性筋痛症、NALP3−変異、壊疽性膿皮症、慢性特発性蕁麻疹、変形性関節症、滲出型加齢性黄斑変性、ドライアイ症候群、膿疱性乾癬、滑膜炎−ざ瘡−膿疱症−骨化過剰症−骨炎症候群、マクロファージ活性化症候群、周期性発熱・腺炎・咽頭炎・アフタ性潰瘍症候群、成人発症スティル病、メバロン酸キナーゼ欠損症、アテローム性動脈硬化症、TNF受容体関連周期性症候群(TRAPS)、尋常性ざ瘡および/または反対型ざ瘡である、項目47に記載の方法。
(項目49)
前記被験体がヒトである、項目47または48に記載の方法。
(項目50)
項目1から22、30もしくは31のいずれか一項に記載の抗体、項目23から28のいずれか一項に記載の結合メンバーまたは項目29に記載のTボディ、項目32もしくは33に記載の核酸配列、項目34もしくは35に記載のベクターまたは項目36もしくは37に記載の宿主細胞が、項目39または40のいずれか一項に記載の医薬組成物で提供される、項目47から49のいずれか一項に記載の方法。
(項目51)
前記抗体、前記結合メンバー、前記Tボディ、前記核酸配列、前記ベクターまたは前記宿主細胞が、非経口投与、経口投与、直腸投与、尿生殖器投与、局所投与、硝子体内投与、静脈内投与、眼内投与、耳投与、鼻腔内投与、吸入により投与、皮膚投与、舌下投与または口腔投与される、項目47から50のいずれか一項に記載の方法。
(項目52)
前記抗体、前記結合メンバー、前記Tボディ、前記核酸配列、前記ベクターまたは前記宿主細胞が、それぞれ、少なくとも1つのさらなる治療有効化合物とともに提供される、項目47から51のいずれか一項に記載の方法。
(項目53)
前記化合物が、前記抗体、前記結合メンバー、前記Tボディ、前記核酸配列、前記ベクターまたは前記宿主細胞と同時にまたは逐次的に投与される、項目52に記載の方法。
(項目54)
生体試料中のIL−1βの存在を検出する方法であって、
a.IL−1βへの結合を許容する条件下で、前記生体試料を項目1から22、30もしくは31のいずれか一項に記載の抗体、項目23から28のいずれか一項に記載の結合メンバーまたは項目29に記載のTボディと接触させるステップ、および
b.IL−1βとの複合体が形成されるかどうかを検出するステップ
を含む方法。
(項目55)
インビトロまたはインビボでの方法である、項目54に記載の方法。
(項目56)
前記生体試料が、ヒト起源のものである、項目54または55に記載の方法。
(項目57)
前記生体試料が、血液、尿、脳脊髄液、生検材料および/またはリンパ液である、項目54から56のいずれか一項に記載の方法。
(項目58)
項目1から22、30もしくは31のいずれか一項に記載の抗体、項目23から28のいずれか一項に記載の結合メンバーまたは項目29に記載のTボディでの治療に適格である被験体を選択するために用いられる、項目54から57のいずれか一項に記載の方法。
(項目59)
パッケージ化された組み合わせの試薬および使用のための説明書とともに、項目1から22、30もしくは31のいずれか一項に記載の抗体、項目23から28のいずれか一項に記載の結合メンバーまたは項目29に記載のTボディを含むキット。
(項目60)
約12500ng/l以下の関数Kについての値を有する、IL−1βに対するナイーブ結合メンバー。
(項目61)
1250ng/lより低いK値を有する、項目60に記載の結合メンバー。
(項目62)
項目1から22のいずれか一項に記載の抗体である、項目60または61に記載の結合メンバー。
(項目63)
scFvである、項目60から62のいずれか一項に記載の結合メンバー。
Claims (63)
- ヒト線維芽細胞からのIL−6のIL−1β刺激性放出を阻害することによって決定して、ヒトIL−1βの生物学的作用を阻害することに関して5pMより低い、好ましくは約1pMより低い効力(IC50)を有する、IL−1βに対する一価抗体断片。
- IL−1βに対する抗体であって、
a.(i)それぞれ配列番号1、2および3、もしくはそれらのバリアント、または
(ii)それぞれ配列番号155、156および157、もしくはそれらのバリアント
で示される可変重鎖(VH)CDR配列CDR−H1、CDR−H2またはCDR−H3のうちの少なくとも1つ;および/または
b.(i)それぞれ配列番号4、5および6、もしくはそれらのバリアント;または
(ii)それぞれ配列番号161、162および163、もしくはそれらのバリアント
で示される可変軽鎖(VL)CDR配列CDR−L1、CDR−L2またはCDR−L3のうちの少なくとも1つ
を含む、抗体。 - ヒト線維芽細胞からのIL−6のIL−1β刺激性放出を阻害することによって決定して、ヒトIL−1βの生物学的作用を阻害することに関して50pMより低い効力(IC50)を有する、請求項2に記載の抗体。
- 前記IC50が、約30、20、10、5、4、3、2pMより低い、好ましくは約1pMより低い、請求項3に記載の抗体。
- 請求項1の一価抗体断片である、請求項2〜4のいずれか一項に記載の抗体。
- Fab、Fab’、scFv、Fv断片、ナノボディ、VHHまたは最小認識単位である、請求項5に記載の抗体。
- 完全長免疫グロブリンまたは二価抗体断片、好ましくはF(ab’)2である、請求項2〜4のいずれか一項に記載の抗体。
- a.全体として見ると前記バリアントのVH CDR配列が、
(i)配列番号1、2および3で示されるか;もしくは
(ii)配列番号155、156および157で示される
VH CDR配列に少なくとも85%類似している;および/または
b.全体として見ると前記バリアントのVL CDR配列が、
(i)配列番号4、5および6で示されるか;もしくは
(ii)配列番号161、162および163で示される
VL CDR配列に少なくとも85%類似している、
請求項2から7のいずれか一項に記載の抗体。 - a.全体として見ると前記バリアントのVH CDR配列が、
(i)配列番号1、2および3で示され;もしくは
(ii)配列番号155、156および157で示される
VH CDR配列と少なくとも80%同一である;および/または
b.全体として見ると前記バリアントのVL CDR配列が、
(i)配列番号4、5および6で示され;もしくは
(ii)配列番号161、162および163で示される
VL CDR配列と少なくとも75%同一である、
請求項2から8のいずれか一項に記載の抗体。 - 前記バリアントが、
(a)以下のアミノ酸配列を有する、可変重鎖(VH)CDR配列CDR−H1、CDR−H2またはCDR−H3のうちの少なくとも1つ:
CDR−H1:FSLSX1X2AMA(配列番号11)(ここで、
X1は、A、C、D、E、F、G、H、I、K、L、M、N、Q、R、S、T、V、WもしくはYであり;および/または
X2は、A、C、D、E、F、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V、WもしくはYである);
CDR−H2:IIX1X2SASTX3YASWAKG(配列番号12)(ここで、
X1は、A、C、G、MもしくはYであり;
X2は、D、NもしくはPであり;および/または
X3は、A、D、E、G、F、H、I、K、L、M、N、P、S、T、WもしくはYである);
CDR−H3:EX1X2X3X4X5X6X7X8X9X10(配列番号13)(ここで、
X1は、A、C、D、E、F、G、H、I、K、L、M、N、Q、R、S、T、V、WもしくはYであり;
X2は、A、C、D、F、G、H、I、K、M、N、P、Q、R、S、T、V、WもしくはYであり;
X3は、A、C、F、H、I、L、M、N、Q、S、T、VもしくはYであり;
X4は、FもしくはIであり;
X5は、A、C、E、G、S、TもしくはVであり;
X6は、A、G、MもしくはNであり;
X7は、A、D、E、H、N、SもしくはTであり;
X8は、A、C、F、G、H、I、L、M、N、Q、S、T、V、WもしくはYであり;
X9は、A、C、D、E、F、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V、WもしくはYであり;および/または
X10は、A、C、D、E、F、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V、WもしくはYである);および/または
(b)以下のアミノ酸配列を有する、可変軽鎖(VL)CDR配列CDR−L1、CDR−L2またはCDR−L3のうちの少なくとも1つ:
CDR−L1:QASQSIX1X2X3LS(配列番号14)(ここで、
X1は、A、C、D、E、F、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V、WもしくはYであり;
X2は、A、C、D、E、F、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、S、T、V、WもしくはYであり;および/または
X3は、E、F、G、M、N、Q、S、WもしくはYである);
CDR−L2:X1ASX2LAS(配列番号15)(ここで、
X1は、A、C、D、E、F、G、H、(I)、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、WもしくはYであり;および/または
X2は、A、C、D、E、F、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V、WもしくはYである);
CDR−L3:QNX1GX2X3X4X5IA(配列番号16)(ここで、
X1は、A、C、I、N、S、TもしくはVであり;
X2は、A、G、PもしくはSであり;
X3は、A、C、D、E、F、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V、WもしくはYであり;
X4は、A、C、D、E、F、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V、WもしくはYであり;および/または
X5は、A、C、D、E、F、G、H、I、L、M、N、P、Q、R、S、T、V、WもしくはYである)
を含む、請求項2から9のいずれか一項に記載の抗体。 - 少なくとも1つの、配列番号18の軽鎖可変フレームワーク領域FR−L1、配列番号19の軽鎖可変フレームワーク領域FR−L2、配列番号20の軽鎖可変フレームワーク領域FR−L3および/または配列番号21の軽鎖可変フレームワーク領域FR−L4を含む、請求項2から10のいずれか一項に記載の抗体。
- 少なくとも1つの、配列番号22、26もしくは30の重鎖可変フレームワーク領域FR−H1;配列番号23、27もしくは31の重鎖可変フレームワーク領域FR−H2;配列番号24、28もしくは32の重鎖可変フレームワーク領域FR−H3;および/または配列番号25、29もしくは33の重鎖可変フレームワーク領域FR−H4を含む、請求項2から11のいずれか一項に記載の抗体。
- a.配列番号7および配列番号146から成る群より選択される配列との少なくとも85%の同一性を有するVH配列;および/または
b.配列番号8、配列番号136および配列番号145から成る群より選択される配列との少なくとも85%の同一性を有するVL配列
を含む、IL−1βに対する抗体、特に請求項2から12のいずれか一項に記載の抗体。 - a.配列番号7および配列番号146から成る群より選択される配列との少なくとも85%の類似性を有するVH配列;および/または
b.配列番号8、配列番号136および配列番号145から成る群より選択される配列との少なくとも85%の類似性を有するVL配列
を含む、請求項2から13のいずれか一項に記載の抗体。 - a.配列番号106、配列番号107、配列番号108、配列番号109、配列番号110、配列番号111、配列番号112、配列番号113、配列番号114、配列番号115、配列番号116、配列番号117、配列番号118、配列番号119、配列番号120、配列番号121、配列番号122、配列番号124、配列番号126、配列番号128、配列番号130、配列番号132、配列番号134、配列番号138、配列番号140、配列番号142、配列番号144、配列番号146、配列番号148、配列番号150、配列番号152から成る群より選択されるVH配列;および/または
b.配列番号96、配列番号97、配列番号98、配列番号99、配列番号100、配列番号101、配列番号102、配列番号103、配列番号104、配列番号105、配列番号123、配列番号125、配列番号127、配列番号129、配列番号131、配列番号133、配列番号135、配列番号136、配列番号137、配列番号139、配列番号141、配列番号143、配列番号145、配列番号147、配列番号149、配列番号151および配列番号153から成る群より選択されるVL配列
を含む、請求項2から14のいずれか一項に記載の抗体。 - 配列番号9のリンカー配列を含む、請求項2から15のいずれか一項に記載の抗体。
- 配列番号10、配列番号73および配列番号82から成る群より選択される配列との少なくとも85%の配列類似性を有する、請求項2から16のいずれか一項に記載の抗体。
- 配列番号10、配列番号73および配列番号82から成る群より選択される配列との少なくとも85%の配列同一性を有する、請求項2から17のいずれか一項に記載の抗体。
- 配列番号34から63、配列番号64、配列番号65、配列番号66、配列番号67、配列番号68から70、配列番号71から76、配列番号77から88、配列番号89から95および配列番号154から成る群より選択される配列を含む、請求項17または18に記載の抗体。
- 以下の残基:
a.重鎖アミノ酸位置12(AHo番号付けによる)におけるセリン(S);
b.重鎖アミノ酸位置103(AHo番号付けによる)におけるセリン(S)またはトレオニン(T);および/または
c.重鎖アミノ酸位置144(AHo番号付けによる)におけるセリン(S)またはトレオニン(T)
の少なくとも1つを含む、請求項2から19のいずれか一項に記載の抗体。 - ヒト化されている、請求項2から20のいずれか一項に記載の抗体。
- カニクイザルIL−1β、アカゲザルIL−1βおよび/またはラットIL−1βと交差反応性である、請求項2から21のいずれか一項に記載の抗体。
- 請求項1に記載の抗体断片または請求項2から22のいずれか一項に記載の抗体の可変軽鎖および重鎖の配列を含む結合メンバー。
- ヒトIL−1βへの結合について請求項1に記載の抗体断片または請求項2から22のいずれか一項に記載の抗体または請求項23に記載の結合メンバーと競合する結合メンバー。
- 請求項1に記載の抗体断片または請求項2から22のいずれか一項に記載の抗体とヒトIL−1β上の同じまたはオーバーラップするエピトープに結合する結合メンバー。
- 一価または多価である、特に、多価および多重特異性である、請求項23から25のいずれか一項に記載の結合メンバー。
- 一価であり、かつFab、Fab’、scFv、Fv断片、ナノボディまたはVHHである、請求項26に記載の結合メンバー。
- 多価であり、かつ完全長免疫グロブリン、ダイアボディまたはビス−ScFvである、請求項26に記載の結合メンバー。
- 請求項23から28のいずれか一項に記載の結合メンバーを含むTボディ。
- 化学的にまたは生物学的に改変される、請求項2から22のいずれか一項に記載の抗体、請求項23から28のいずれか一項に記載の結合メンバー、または請求項29に記載のTボディ。
- 血清中でのインビボ半減期滞留時間を延長するように改変される、請求項30に記載の抗体、請求項30に記載の結合メンバーまたは請求項30に記載のTボディ。
- 請求項1に記載の抗体断片、請求項2から22のいずれか一項に記載の抗体、請求項23から28のいずれか一項に記載の結合メンバー、または請求項29に記載のTボディをコードする、単離された核酸配列。
- 配列番号17を含む、請求項32に記載の核酸配列。
- 請求項32または33に記載の核酸配列を含むベクター。
- クローニングベクターまたは発現ベクターである、請求項34に記載のベクター。
- 請求項32もしくは33に記載の核酸配列または請求項34もしくは35に記載のベクターを含む宿主細胞。
- 原核細胞または真核細胞である、請求項36に記載の宿主細胞。
- 請求項1に記載の抗体断片、請求項2から22、30もしくは31のいずれか一項に記載の抗体、請求項23から28のいずれか一項に記載の結合メンバー、請求項29に記載のTボディ、請求項32もしくは33に記載の核酸配列、請求項34もしくは35に記載のベクターまたは請求項36もしくは37に記載の宿主細胞を含み、適するキャリア、希釈剤または賦形剤をさらに含む組成物。
- 化粧品組成物、診断用組成物または医薬組成物である、請求項38に記載の組成物。
- 医薬組成物であり、かつ医薬的に許容され得るキャリア、希釈剤または賦形剤を含み;好ましくは、非経口、経口、直腸、尿生殖器、局所、硝子体内、静脈内、眼内、耳、鼻腔内、吸入、皮膚、舌下または口腔での投与用に製剤化される、請求項39に記載の組成物。
- (i)IL−1β媒介疾患の処置に使用するための、
(ii)診断に使用するための、
(iii)化粧品に使用するための、および/または
(iv)検出目的のための、
組成物であって、請求項1に記載の抗体断片、請求項2から22、30もしくは31のいずれか一項に記載の抗体、請求項23から28のいずれか一項に記載の結合メンバー、請求項29に記載のTボディ、請求項32もしくは33に記載の核酸配列、請求項34もしくは35に記載のベクターまたは請求項36もしくは37に記載の宿主細胞を含む組成物。 - 前記IL−1β媒介疾患が、増殖性糖尿病性網膜症、通風性関節炎、シュニッツラー症候群、全身性若年性特発性関節炎、関節リウマチ、急性通風性関節炎、慢性通風性関節炎、蕁麻疹、脈管炎、1型糖尿病、2型糖尿病、強直性脊椎炎、再発性多巣性骨髄炎、再発性多発性軟骨炎、クリオピリン関連周期性症候群(CAPS)、ベーチェット病、家族性地中海熱、慢性閉塞性肺疾患、リウマチ性多発性筋痛症、NALP3−変異、壊疽性膿皮症、慢性特発性蕁麻疹、変形性関節症、滲出型加齢性黄斑変性、ドライアイ症候群、膿疱性乾癬、滑膜炎−ざ瘡−膿疱症−骨化過剰症−骨炎症候群、マクロファージ活性化症候群、周期性発熱・腺炎・咽頭炎・アフタ性潰瘍症候群、成人発症スティル病、メバロン酸キナーゼ欠損症、アテローム性動脈硬化症、TNF受容体関連周期性症候群(TRAPS)、尋常性ざ瘡および/または反対型ざ瘡である、請求項41に記載の組成物。
- 請求項1に記載の抗体断片、請求項2から22、30もしくは31のいずれか一項に記載の抗体、請求項23から28のいずれか一項に記載の結合メンバーまたは請求項29に記載のTボディの生成方法であって、
(i)前記抗体、前記結合メンバーまたはTボディを発現するように、請求項36または37に記載の宿主細胞を培養する工程;
(ii)回収する工程;および
(ii)前記抗体断片、前記抗体、前記結合メンバーまたは前記Tボディをそれぞれ精製する工程
を含む方法。 - 請求項1に記載の抗体断片、請求項2から22、30もしくは31のいずれか一項に記載の抗体、請求項23から28のいずれか一項に記載の結合メンバーまたは請求項29に記載のTボディの生成方法であって、
(i)無細胞系を供給する工程;
(ii)核酸産物テンプレートを供給する工程;
(iii)前記核酸産物テンプレートの転写および翻訳を可能にする工程;
(iv)回収する工程;および
(v)必要に応じて、前記抗体断片、前記抗体、前記結合メンバーまたは前記Tボディをそれぞれ精製する工程
を含む方法。 - 化学合成の少なくとも1つの工程を含む、請求項1に記載の抗体断片、請求項2から22、30もしくは31のいずれか一項に記載の抗体、請求項23から28のいずれか一項に記載の結合メンバーまたは請求項29に記載のTボディの生成方法。
- 前記化学合成の工程が、請求項44に記載の方法に含まれる、請求項45に記載の方法。
- IL−1β関連疾患の処置を必要とする被験体におけるIL−1β関連疾患の処置のための組成物であって、請求項1に記載の抗体断片、請求項2から22、30もしくは31のいずれか一項に記載の抗体、請求項23から28のいずれか一項に記載の結合メンバーまたは請求項29に記載のTボディ、請求項32もしくは33に記載の核酸配列、請求項34もしくは35に記載のベクターまたは請求項36もしくは37に記載の宿主細胞を含む、組成物。
- 前記IL−1β関連疾患が、増殖性糖尿病性網膜症、通風性関節炎、シュニッツラー症候群、全身性若年性特発性関節炎、関節リウマチ、急性通風性関節炎、慢性通風性関節炎、蕁麻疹、脈管炎、1型糖尿病、2型糖尿病、強直性脊椎炎、再発性多巣性骨髄炎、再発性多発性軟骨炎、クリオピリン関連周期性症候群(CAPS)、ベーチェット病、家族性地中海熱、慢性閉塞性肺疾患、リウマチ性多発性筋痛症、NALP3−変異、壊疽性膿皮症、慢性特発性蕁麻疹、変形性関節症、滲出型加齢性黄斑変性、ドライアイ症候群、膿疱性乾癬、滑膜炎−ざ瘡−膿疱症−骨化過剰症−骨炎症候群、マクロファージ活性化症候群、周期性発熱・腺炎・咽頭炎・アフタ性潰瘍症候群、成人発症スティル病、メバロン酸キナーゼ欠損症、アテローム性動脈硬化症、TNF受容体関連周期性症候群(TRAPS)、尋常性ざ瘡および/または反対型ざ瘡である、請求項47に記載の組成物。
- 前記被験体がヒトである、請求項47または48に記載の組成物。
- 請求項1に記載の抗体断片、請求項2から22、30もしくは31のいずれか一項に記載の抗体、請求項23から28のいずれか一項に記載の結合メンバーまたは請求項29に記載のTボディ、請求項32もしくは33に記載の核酸配列、請求項34もしくは35に記載のベクターまたは請求項36もしくは37に記載の宿主細胞が、請求項39または40のいずれか一項に記載の医薬組成物で提供される、請求項47から49のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記組成物が、非経口投与、経口投与、直腸投与、尿生殖器投与、局所投与、硝子体内投与、静脈内投与、眼内投与、耳投与、鼻腔内投与、吸入により投与、皮膚投与、舌下投与または口腔投与されるものであることを特徴とする、請求項47から50のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記組成物が、少なくとも1つのさらなる治療有効化合物と組み合わせて提供されるものであることを特徴とする、請求項47から51のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記化合物が、前記組成物と同時にまたは逐次的に投与されるものであることを特徴とする、請求項52に記載の組成物。
- 生体試料中のIL−1βの存在を検出するための組成物であって、前記組成物は、請求項1に記載の抗体断片、請求項2から22、30もしくは31のいずれか一項に記載の抗体、請求項23から28のいずれか一項に記載の結合メンバーまたは請求項29に記載のTボディを含み、
IL−1βへの結合を許容する条件下で、前記生体試料を前記組成物と接触させるステップ、および
IL−1βとの複合体が形成されるかどうかを検出するステップ
により、IL−1βの存在が検出されることを特徴とする、組成物。 - IL−1βの存在の検出が、インビトロまたはインビボでの方法によって行われる、請求項54に記載の組成物。
- 前記生体試料が、ヒト起源のものである、請求項54または55に記載の組成物。
- 前記生体試料が、血液、尿、脳脊髄液、生検材料および/またはリンパ液である、請求項54から56のいずれか一項に記載の組成物。
- 請求項1に記載の抗体断片、請求項2から22、30もしくは31のいずれか一項に記載の抗体、請求項23から28のいずれか一項に記載の結合メンバーまたは請求項29に記載のTボディでの治療に適格である被験体を選択するために用いられる、請求項54から57のいずれか一項に記載の組成物。
- パッケージ化された組み合わせの試薬および使用のための説明書とともに、請求項1に記載の抗体断片、請求項2から22、30もしくは31のいずれか一項に記載の抗体、請求項23から28のいずれか一項に記載の結合メンバーまたは請求項29に記載のTボディを含むキット。
- 約12500ng/l以下の関数Kについての値を有する、IL−1βに対するナイーブ結合メンバー。
- 1250ng/lより低いK値を有する、請求項60に記載の結合メンバー。
- 請求項1に記載の抗体断片または請求項2から22のいずれか一項に記載の抗体である、請求項60または61に記載の結合メンバー。
- scFvである、請求項60から62のいずれか一項に記載の結合メンバー。
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US201261722532P | 2012-11-05 | 2012-11-05 | |
| US61/722,532 | 2012-11-05 | ||
| EP12007503 | 2012-11-05 | ||
| EP12007503.1 | 2012-11-05 | ||
| PCT/EP2013/073009 WO2014068132A1 (en) | 2012-11-05 | 2013-11-05 | Binding members to il-1 beta |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2018083160A Division JP6779252B2 (ja) | 2012-11-05 | 2018-04-24 | IL−1βへの結合メンバー |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2016503293A JP2016503293A (ja) | 2016-02-04 |
| JP2016503293A5 true JP2016503293A5 (ja) | 2016-12-08 |
| JP6333271B2 JP6333271B2 (ja) | 2018-06-06 |
Family
ID=47146146
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2015540154A Expired - Fee Related JP6333271B2 (ja) | 2012-11-05 | 2013-11-05 | IL−1βへの結合メンバー |
| JP2018083160A Expired - Fee Related JP6779252B2 (ja) | 2012-11-05 | 2018-04-24 | IL−1βへの結合メンバー |
Family Applications After (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2018083160A Expired - Fee Related JP6779252B2 (ja) | 2012-11-05 | 2018-04-24 | IL−1βへの結合メンバー |
Country Status (11)
| Country | Link |
|---|---|
| US (5) | US9404930B2 (ja) |
| EP (2) | EP2914287B1 (ja) |
| JP (2) | JP6333271B2 (ja) |
| KR (1) | KR102345999B1 (ja) |
| CN (1) | CN104870015B (ja) |
| BR (1) | BR112015009892B1 (ja) |
| CA (1) | CA2888583C (ja) |
| MX (1) | MX374817B (ja) |
| PL (1) | PL2914287T3 (ja) |
| RU (1) | RU2711118C2 (ja) |
| WO (2) | WO2014068132A1 (ja) |
Families Citing this family (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014068132A1 (en) * | 2012-11-05 | 2014-05-08 | Delenex Therapeutics Ag | Binding members to il-1 beta |
| EP3186390B1 (en) | 2014-08-29 | 2019-03-27 | Pioneer Hi-Bred International, Inc. | Methods and devices involving oil matrices |
| US9078427B1 (en) | 2014-08-29 | 2015-07-14 | Pioneer Hi Bred International Inc | Method of storing plant embryos |
| JP6202652B1 (ja) * | 2016-12-19 | 2017-09-27 | 株式会社ヘルスケアシステムズ | 抗エクオール抗体組成物及びその利用 |
| CN107362351B (zh) * | 2017-09-04 | 2020-11-10 | 上海市儿童医院 | Il-36r的拮抗剂在制备镇痛药物中的应用 |
| CN110818793A (zh) | 2018-08-14 | 2020-02-21 | 中山康方生物医药有限公司 | 抗IL-1β的抗体、其药物组合物及其用途 |
| WO2020176210A1 (en) | 2019-02-28 | 2020-09-03 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Catalyst compositions and precursors, processes for making the same and syngas conversion processes |
| TWI793503B (zh) | 2020-01-20 | 2023-02-21 | 美商美國禮來大藥廠 | 抗IL-1β抗體 |
| TW202233237A (zh) | 2020-11-18 | 2022-09-01 | 瑞士商諾華公司 | 用於在治療nlrc4-gof炎性體病變中使用的雙特異性抗體 |
| US20240084039A1 (en) * | 2020-12-23 | 2024-03-14 | Numab Therapeutics AG | Antibody variable domains and antibodies having decreased immunogenicity |
| WO2022136693A1 (en) * | 2020-12-23 | 2022-06-30 | Numab Therapeutics AG | Antibody variable domains and antibodies having decreased immunogenicity |
| CN113908589B (zh) * | 2021-10-08 | 2022-09-27 | 天津工业大学 | 一种表面印迹抗体的疏水电荷诱导模式膜层析介质及其制备方法 |
| CN116410331B (zh) * | 2021-12-31 | 2024-01-30 | 合源生物科技(天津)有限公司 | 靶向cs1的嵌合抗原受体、靶向bcma/cs1的双特异性嵌合抗原受体及其应用 |
| CN114113634A (zh) * | 2022-01-24 | 2022-03-01 | 中国农业大学 | 一种检测非洲猪瘟病毒抗体的ELISA检测试剂盒以及protein L的应用 |
| WO2024258943A1 (en) * | 2023-06-13 | 2024-12-19 | Merck Sharp & Dohme Llc | Methods of using cyclic peptides for trapping interleukin-1 beta |
| CN117964755B (zh) * | 2023-12-26 | 2025-01-21 | 华润生物医药有限公司 | 抗tslp抗体及其用途 |
Family Cites Families (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB0020685D0 (en) * | 2000-08-22 | 2000-10-11 | Novartis Ag | Organic compounds |
| US20030026806A1 (en) | 2000-10-27 | 2003-02-06 | Amgen Inc. | Antibodies and other selective IL-1 binding agents that allow binding to IL-1 receptor but not activation thereof |
| EP2332989B1 (en) | 2002-05-22 | 2015-04-01 | ESBATech, an Alcon Biomedical Research Unit LLC | Immunoglobulin frameworks which demonstrate enhanced stability in the intracellular environment and methods of identifying same |
| ES2567198T3 (es) * | 2003-01-24 | 2016-04-20 | Applied Molecular Evolution, Inc. | Antagonistas de la IL-1 beta humana |
| WO2006081139A2 (en) | 2005-01-26 | 2006-08-03 | Abgenix, Inc. | Antibodies against interleukin-1 beta |
| JP5089582B2 (ja) | 2005-06-07 | 2012-12-05 | エスバテック、アン アルコン バイオメディカル リサーチ ユニット、エルエルシー | TNFαを阻害する安定な可溶性抗体 |
| EP2163562B1 (en) * | 2005-06-21 | 2013-09-18 | XOMA Technology Ltd. | IL-1beta binding antibodies and fragments thereof |
| HRP20130042T1 (hr) * | 2008-06-06 | 2013-03-31 | Xoma Technology Ltd. | Postupci lijeäśenja reumatoidnog artritisa |
| GB0811574D0 (en) | 2008-06-24 | 2008-07-30 | Trillion Genomics Ltd | Characterising planar samples by mass spectrometry |
| GB2461273A (en) | 2008-06-24 | 2009-12-30 | Seppo Haekkinen | Load monitoring system |
| US9556265B2 (en) | 2008-06-25 | 2017-01-31 | Esbatech, An Alcon Biomedical Research Unit Llc | Solubility optimization of immunobinders |
| CN104004094B (zh) | 2008-06-25 | 2017-09-22 | 艾斯巴技术-诺华有限责任公司 | 使用通用抗体构架进行的兔抗体的人源化 |
| JP2012502059A (ja) | 2008-09-05 | 2012-01-26 | ゾーマ テクノロジー リミテッド | IL−1β関連疾患を処置または予防するための方法 |
| RU2013115927A (ru) * | 2010-09-10 | 2014-10-20 | Апексиджен, Инк. | АНТИТЕЛА ПРОТИВ ИЛ-1β И СПОСОБЫ ПРИМЕНЕНИЯ |
| WO2014068132A1 (en) * | 2012-11-05 | 2014-05-08 | Delenex Therapeutics Ag | Binding members to il-1 beta |
-
2013
- 2013-11-05 WO PCT/EP2013/073009 patent/WO2014068132A1/en not_active Ceased
- 2013-11-05 US US14/072,165 patent/US9404930B2/en active Active
- 2013-11-05 BR BR112015009892-4A patent/BR112015009892B1/pt not_active IP Right Cessation
- 2013-11-05 RU RU2015120450A patent/RU2711118C2/ru active
- 2013-11-05 CN CN201380064089.1A patent/CN104870015B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2013-11-05 KR KR1020157013550A patent/KR102345999B1/ko not_active Expired - Fee Related
- 2013-11-05 CA CA2888583A patent/CA2888583C/en active Active
- 2013-11-05 JP JP2015540154A patent/JP6333271B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2013-11-05 EP EP13786473.2A patent/EP2914287B1/en active Active
- 2013-11-05 PL PL13786473T patent/PL2914287T3/pl unknown
- 2013-11-05 EP EP20163414.4A patent/EP3750917A1/en not_active Withdrawn
- 2013-11-05 MX MX2015005384A patent/MX374817B/es active IP Right Grant
-
2014
- 2014-11-05 WO PCT/EP2014/073772 patent/WO2015067636A1/en not_active Ceased
-
2016
- 2016-07-06 US US15/202,982 patent/US10077302B2/en active Active
-
2018
- 2018-04-24 JP JP2018083160A patent/JP6779252B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2018-08-30 US US16/118,124 patent/US10626171B2/en active Active
-
2020
- 2020-03-18 US US16/822,952 patent/US11267884B2/en active Active
-
2022
- 2022-01-28 US US17/587,751 patent/US20220220195A1/en not_active Abandoned
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2016503293A5 (ja) | ||
| AU2025283534A1 (en) | TREM2 antigen binding proteins and uses thereof | |
| CN105849124B (zh) | 双重特异性抗体 | |
| JP2022160404A (ja) | ヒトil-4受容体に対する高親和性ヒト抗体 | |
| TWI769537B (zh) | 標靶bcma的抗體、雙專一性抗體及其用途 | |
| AU2012315474B2 (en) | Antibodies against TL1a and uses thereof | |
| JP6779252B2 (ja) | IL−1βへの結合メンバー | |
| RU2016141561A (ru) | Связывающие элементы к фно-альфа | |
| CN115397852B (zh) | 工程化抗il-2抗体 | |
| US12325739B2 (en) | Bispecific SARS-CoV-2 antibodies and methods of use | |
| JP2012518425A5 (ja) | ||
| RU2012130840A (ru) | Соединения | |
| JP2016503412A5 (ja) | Il−6アンタゴニストおよびその使用 | |
| CN104903352A (zh) | 多价结合蛋白组合物 | |
| WO2014095808A1 (en) | Antibodies against il-1 beta | |
| CN109069606B (zh) | 干扰素β抗体及其用途 | |
| CN106565840B (zh) | 抗乙肝表面抗原的抗体及其用途 | |
| TWI815136B (zh) | 一種雙特異性抗體及其用途 | |
| TWI801425B (zh) | Il-5 抗體、其抗原結合片段及醫藥用途 | |
| WO2022100664A1 (zh) | 一种tslp抗原结合蛋白及其应用 | |
| WO2026012501A1 (zh) | 一种抗ngf单克隆抗体及其应用 | |
| CN114846026A (zh) | 对人il-13和il-17具有结合特异性的多特异性抗体 | |
| WO2025153079A1 (en) | Method of treatment | |
| JPWO2020041537A5 (ja) | ||
| TW202413405A (zh) | 抗體、其抗原結合片段及其藥物用途 |