JP2016501190A - 抗菌剤 - Google Patents
抗菌剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016501190A JP2016501190A JP2015541961A JP2015541961A JP2016501190A JP 2016501190 A JP2016501190 A JP 2016501190A JP 2015541961 A JP2015541961 A JP 2015541961A JP 2015541961 A JP2015541961 A JP 2015541961A JP 2016501190 A JP2016501190 A JP 2016501190A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- independently selected
- alkyl
- halo
- optionally substituted
- groups independently
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D417/00—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D415/00
- C07D417/02—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D415/00 containing two hetero rings
- C07D417/12—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D415/00 containing two hetero rings linked by a chain containing hetero atoms as chain links
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
- A61P31/04—Antibacterial agents
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C235/00—Carboxylic acid amides, the carbon skeleton of the acid part being further substituted by oxygen atoms
- C07C235/88—Carboxylic acid amides, the carbon skeleton of the acid part being further substituted by oxygen atoms having the nitrogen atom of at least one of the carboxamide groups further acylated
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D277/00—Heterocyclic compounds containing 1,3-thiazole or hydrogenated 1,3-thiazole rings
- C07D277/60—Heterocyclic compounds containing 1,3-thiazole or hydrogenated 1,3-thiazole rings condensed with carbocyclic rings or ring systems
- C07D277/62—Benzothiazoles
- C07D277/64—Benzothiazoles with only hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals attached in position 2
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D413/00—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms
- C07D413/02—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms containing two hetero rings
- C07D413/12—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms containing two hetero rings linked by a chain containing hetero atoms as chain links
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D513/00—Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for in groups C07D463/00, C07D477/00 or C07D499/00 - C07D507/00
- C07D513/02—Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for in groups C07D463/00, C07D477/00 or C07D499/00 - C07D507/00 in which the condensed system contains two hetero rings
- C07D513/04—Ortho-condensed systems
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Public Health (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Oncology (AREA)
- Communicable Diseases (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
- Epidemiology (AREA)
Abstract
Description
本出願は、2012年11月8日に出願された米国仮特許出願第61/724,182号に対する優先権を主張し、その内容は、参照により本明細書に組み込まれる。
国際特許出願公開第2007/107758号は、以下の式、
各R1が、水素、ハロ、シアノ、ニトロ、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルカノイル、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、(C1〜C6)アルカノイルオキシ、アリール、ヘテロアリール、複素環、およびNReRfから独立して選択され、各(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルカノイル、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、(C1〜C6)アルカノイルオキシ、アリール、ヘテロアリール、および複素環が、ハロ、シアノ、ニトロ、NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、−NRg−C(=NRg)Rg、(C1〜C3)アルキル、(C1〜C3)アルコキシ、(C1〜C3)アルカノイル、(C1〜C3)アルコキシカルボニル、(C1〜C3)アルカノイルオキシ、アリール、ヘテロアリール、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換され、
R2が、H、または−ORk、ハロ、NReRf、NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、および−NRg−C(=NRg)Rgから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルであり、
R3が、Rh、ハロ、ヒドロキシ、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、−NRg−C(=NRg)Rg、(C1〜C6)アルキル、および(C3〜C8)シクロアルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換されるアリールまたはヘテロアリールであり、任意の(C1〜C6)アルキルおよび(C3〜C8)シクロアルキルが、ハロ、ヒドロキシ、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、−NRg−C(=NRg)Rg、ならびにハロから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換され、
Wが、−NHCORa、−N(CORa)(CORb)、−N=C(Rc)NRaRb、−NRaCH2ORa、−NHC(=O)ORa、−NHC(=O)NRaRb、または−N(Ra)SOmRdであり、
各Raが、H、アリール、ヘテロアリール、複素環、(C3〜C8)シクロアルキル、(C3〜C8)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル、ならびにヒドロキシ、ハロ、シアノ、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、アリール、ヘテロアリール、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、−NRg−C(=NRg)Rg、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択され、Raの任意のアリール、ヘテロアリール、複素環、および(C3〜C8)シクロアルキル(C1〜C6)アルキルが、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、トリフルオロメトキシ、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、ハロ(C1〜C6)アルキル、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、−NRg−C(=NRg)Rg、および(C1〜C6)アルコキシカルボニルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換され、
各Rbが、H、ならびにヒドロキシ、ハロ、シアノ、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、アリール、ヘテロアリール、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、−NRg−C(=NRg)Rg、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択され、
各Rcが、H、ならびにハロから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択され、
各Rdが、OH、−NH2、−NReRf、アリール、ヘテロアリール、複素環、ならびにヒドロキシ、ハロ、シアノ、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、アリール、ヘテロアリール、−NReRf、−CH(=N)NH2、−NHC(=N)−NH2、−NH−C(=NH)R、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択され、
各Reが、H、アリール、ヘテロアリール、複素環、ならびにヒドロキシ、ハロ、シアノ、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、アリール、ヘテロアリール、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択され、各Rfが、H、ならびにヒドロキシル、ハロ、シアノ、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、アリール、ヘテロアリール、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択されるか、またはReおよびRfが、それらが結合する窒素と一緒になって、アジリジノ、アゼチジノ、モルホリノ、ピペラジノ、ピロリジノ、もしくはピペリジノを形成し、
各Rgが、H、ならびにハロから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択され、
各Rhが、アリールおよびヘテロアリールから独立して選択され、Rhの任意のアリールおよびヘテロアリールが、ハロ、ヒドロキシ、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、−NRg−C(=NRg)Rg、ならびにヒドロキシ、ハロ、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、および−NRg−C(=NRg)Rgから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換され、
各Rkが、H、またはヒドロキシ、ハロ、オキソ、カルボキシ、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、および(C1〜C6)アルカノイルオキシから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択され、
mが、0、1、または2であり、
nが、1、2、3、または4である、
本発明の化合物、またはその塩を提供する。
各R1は、水素、ハロ、シアノ、ニトロ、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルカノイル、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、(C1〜C6)アルカノイルオキシ、アリール、ヘテロアリール、複素環、およびNReRfから独立して選択され、各(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルカノイル、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、(C1〜C6)アルカノイルオキシ、アリール、ヘテロアリール、および複素環は、ハロ、シアノ、ニトロ、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、−NRg−C(=NRg)Rg、(C1〜C3)アルキル、(C1〜C3)アルコキシ、(C1〜C3)アルカノイル、(C1〜C3)アルコキシカルボニル、(C1〜C3)アルカノイルオキシ、アリール、ヘテロアリール、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換され、
R2は、H、またはヒドロキシ、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、および−NRg−C(=NRg)Rgから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルであり、
R3は、Rh、ハロ、ヒドロキシ、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、−NRg−C(=NRg)Rg、ならびにヒドロキシ、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、および−NRg−C(=NRg)Rgから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換されるアリールまたはヘテロアリールであり、
Wは、−NHCORa、−N(CORa)(CORb)、−N=C(Rc)NRaRb、−NRaCH2ORa、または−N(Ra)SOmRdであり、
各Raは、H、アリール、ヘテロアリール、複素環、(C3〜C8)シクロアルキル、(C3〜C8)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル、ならびにヒドロキシル、ハロ、シアノ、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、アリール、ヘテロアリール、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、−NRg−C(=NRg)Rg、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択され、Raの任意のアリール、ヘテロアリール、複素環、および(C3〜C8)シクロアルキル(C1〜C6)アルキルは、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、トリフルオロメトキシ、(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルキル、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、−NRg−C(=NRg)Rg、および(C1〜C6)アルコキシカルボニルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換され、
各Rbは、H、ならびにヒドロキシル、ハロ、シアノ、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、アリール、ヘテロアリール、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、−NRg−C(=NRg)Rg、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択され、
各Rcは、Hおよび(C1〜C6)アルキルから独立して選択され、
各Rdは、OH、−NH2、−NReRf、アリール、ヘテロアリール、複素環、ならびにヒドロキシ、ハロ、シアノ、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、アリール、ヘテロアリール、−NReRf、−CH(=N)NH2、−NHC(=N)−NH2、−NH−C(=NH)R、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択され、
各Reは、H、アリール、ヘテロアリール、複素環、ならびにヒドロキシル、ハロ、シアノ、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、アリール、ヘテロアリール、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択され、各Rfは、H、ならびにヒドロキシル、ハロ、シアノ、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、アリール、ヘテロアリール、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択されるか、またはReおよびRfは、それらが結合する窒素と一緒になって、アジリジノ、アゼチジノ、モルホリノ、ピペラジノ、ピロリジノ、またはピペリジノを形成し、
各Rgは、Hおよび(C1〜C6)アルキルから独立して選択され、
各Rhは、アリールおよびヘテロアリールから独立して選択され、Rhの任意のアリールおよびヘテロアリールは、ハロ、ヒドロキシ、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、−NRg−C(=NRg)Rg、ならびにヒドロキシ、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、および−NRg−C(=NRg)Rgから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換され、
mは、0、1、または2であり、
nは、1、2、3、または4である。
N’置換N−(2−アミノアセチル)アミドおよび2置換N−(アシル)アミドのための一般的な方法。
置換N−(1−アミノメチリデン)ベンズアミドの調製のための一般的な方法。
スキーム1.N−(アシル)ベンズアミド誘導体を調製するために使用される方法。
a)t−ブチル置換誘導体の調製
抗菌活性は、対数期細菌を化合物の2倍連続希釈を含む、適切な培地中37℃で増殖させて、256〜0.06μg/mLの範囲の最終濃度を得る、ブロス微量希釈アッセイを使用し、臨床検査標準委員会(CLSI)のガイドラインに従って決定することができる。最小抑制濃度(MIC)値を決定する場合、600nmで光学密度を測定することによって、細菌増殖を24時間〜48時間後監視する。MIC値は、細菌増殖が完全に抑制された最小化合物濃度を反映する。本発明の代表的な化合物についてのデータは、表1に示される。
本発明の代表的な化合物についてのMSSAに対する最小抑制濃度
**溶解性および凝集形成が、観察される活性を低減し得るにつれて、MIC値は低くなり得る。
FtsZ重合化のダイナミクスにおける化合物により誘発される変化は、精製されたFtsZタンパク質を用いる濁度アッセイを使用して試験することができる。GTPの添加時に、FtsZは自己会合して、340nmにおいてモノマータンパク質より優れた程度で光を散乱させるポリマー構造を形成する。FtsZの重合化ダイナミクスに対する本発明の化合物の影響は、化合物の非存在下で観察されるものと比較して、GTPにより誘発される光散乱の程度の増加または減少によって検出することができる(340nmでの光学密度における対応する変化によって決定される)。光散乱の全体程度を化合物濃度の関数として定量化することにより、FtsZ重合化のダイナミクスを変化させることにおけるその化合物の能力の指標を提供する。
FtsZ Z環形成に対する化合物の影響は、キシロースでの誘発時に、緑色蛍光タンパク質(GFP)−ZapA融合タンパク質を発現する枯草菌(FG347)の株を使用して決定することができる。ZapAは、枯草菌中のFtsZ Z環と会合することが既知であり、したがって、Z環形成のマーカーとして機能する。このアッセイにおいて、対数期のFG347細菌を、異なる濃度の化合物で1時間〜6時間の範囲の期間処置する。各時点において、各培養からアリコートを取り、次に蛍光顕微鏡で見る。化合物の非存在下で、細菌は、中細胞において局在する緑色蛍光焦点(Z環)を示す。対照的に、Z環形成を妨害する化合物で処置した細菌は、中細胞において緑色蛍光Z環を示さず、典型的に、細長い糸状表現型と関連する。
黄色ブドウ球菌ATCC19636(MSSA)またはATCC43300(MRSA)に全身感染したマウス腹膜炎モデルにおいて、抗ブドウ球菌のインビボ有効性を評価した。これらの研究は、全米研究評議会の実験動物のケアと使用に関する指針によって確立された基準に完全に準拠して行い、ラトガース大学の動物実験委員会(Institutional Animal Care and Use Committee(IACUC))により承認された。平均体重25gの4〜6匹の雌スイス−ウェブスターマウス群を、生理食塩水中の各細菌株の致死的接種により腹腔内的に感染させた。黄色ブドウ球菌ATCC43300の接種は、1.0×108CFU/mLの細菌を含んだが、黄色ブドウ球菌ATCC19636の接種は、0.8×107CFU/mLの細菌を含んだ。全ての接種は、ブタムチン(Sigma−Aldrich,Co.)を重量/体積(w/v)のパーセントで1.5%(ATCC19636接種)または5%(ATCC43300接種)も含んでいた。これらの黄色ブドウ球菌株の接種の異なる組成は、各株の毒性に基づいて選択され、MSSA ATCC19636は、より毒性の強い株であり、MRSA ATCC43300は、より毒性の低い株である。
b第1(t1)の経口用量を感染5分前に投与し、後続用量を感染後15分空けて投与した。
d第1(t1)の経口用量を感染10分後に投与し、後続用量を12分空けて投与した。
実施例
a.化合物の調製
b.化合物の調製
a.化合物の調製
a.化合物の調製
b.化合物の調製
a.化合物の調製
a.化合物の調製
a.化合物の調製
b.化合物の調製
a.化合物の調製
a.化合物の調製
b.化合物の調製
a.化合物の調製
a.化合物の調製
a.化合物の調製
a.化合物の調製
Haydon,David John;Czaplewski,Lloyd George;Stokes,Neil Robert;Davies,David;Collins,Ian;Palmer,James T.;Mitchell,Jeffrey Peter;Pitt,Gary Robert William;Offermann,Daniel 国際出願PCT(2012),国際公開第2012142671A1 2012 1026号。
a.化合物の調製
b.化合物の調製
c.化合物の調製
(項目1)
式(I)
の化合物であって、
式中、
各R 1 が、水素、ハロ、シアノ、ニトロ、(C 1 〜C 6 )アルキル、(C 1 〜C 6 )アルコキシ、(C 1 〜C 6 )アルカノイル、(C 1 〜C 6 )アルコキシカルボニル、(C 1 〜C 6 )アルカノイルオキシ、アリール、ヘテロアリール、複素環、およびNR e R f から独立して選択され、各(C 1 〜C 6 )アルキル、(C 1 〜C 6 )アルコキシ、(C 1 〜C 6 )アルカノイル、(C 1 〜C 6 )アルコキシカルボニル、(C 1 〜C 6 )アルカノイルオキシ、アリール、ヘテロアリール、および複素環が、ハロ、シアノ、ニトロ、NR e R f 、−CR g (=N)N(R g ) 2 、−NR g C(=N)−N(R g ) 2 、−NR g −C(=NR g )R g 、(C 1 〜C 3 )アルキル、(C 1 〜C 3 )アルコキシ、(C 1 〜C 3 )アルカノイル、(C 1 〜C 3 )アルコキシカルボニル、(C 1 〜C 3 )アルカノイルオキシ、アリール、ヘテロアリール、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換され、
R 2 が、H、または−OR k 、ハロ、NR e R f 、NR e R f 、−CR g (=N)N(R g ) 2 、−NR g C(=N)−N(R g ) 2 、および−NR g −C(=NR g )R g から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C 1 〜C 6 )アルキルであり、
R 3 が、R h 、ハロ、ヒドロキシ、−NR e R f 、−CR g (=N)N(R g ) 2 、−NR g C(=N)−N(R g ) 2 、−NR g −C(=NR g )R g 、(C 1 〜C 6 )アルキル、および(C 3 〜C 8 )シクロアルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換されるアリールまたはヘテロアリールであり、任意の(C 1 〜C 6 )アルキルおよび(C 3 〜C 8 )シクロアルキルが、ハロ、ヒドロキシ、−NR e R f 、−CR g (=N)N(R g ) 2 、−NR g C(=N)−N(R g ) 2 、−NR g −C(=NR g )R g 、ならびにハロから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C 1 〜C 6 )アルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換され、
Wが、−NHCOR a 、−N(COR a )(COR b )、−N=C(R c )NR a R b 、−NR a CH 2 OR a 、−NHC(=O)OR a 、−NHC(=O)NR a R b 、または−N(R a )SO m R d であり、
各R a が、H、アリール、ヘテロアリール、複素環、(C 3 〜C 8 )シクロアルキル、(C 3 〜C 8 )シクロアルキル(C 1 〜C 6 )アルキル、ならびにヒドロキシ、ハロ、シアノ、(C 1 〜C 6 )アルコキシカルボニル、アリール、ヘテロアリール、−NR e R f 、−CR g (=N)N(R g ) 2 、−NR g C(=N)−N(R g ) 2 、−NR g −C(=NR g )R g 、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C 1 〜C 6 )アルキルから独立して選択され、R a の任意のアリール、ヘテロアリール、複素環、および(C 3 〜C 8 )シクロアルキル(C 1 〜C 6 )アルキルが、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、トリフルオロメトキシ、(C 1 〜C 6 )アルキル、(C 1 〜C 6 )アルコキシ、ハロ(C 1 〜C 6 )アルキル、−NR e R f 、−CR g (=N)N(R g ) 2 、−NR g C(=N)−N(R g ) 2 、−NR g −C(=NR g )R g 、および(C 1 〜C 6 )アルコキシカルボニルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換され、
各R b が、H、ならびにヒドロキシ、ハロ、シアノ、(C 1 〜C 6 )アルコキシカルボニル、アリール、ヘテロアリール、−NR e R f 、−CR g (=N)N(R g ) 2 、−NR g C(=N)−N(R g ) 2 、−NR g −C(=NR g )R g 、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C 1 〜C 6 )アルキルから独立して選択され、
各R c が、H、ならびにハロから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C 1 〜C 6 )アルキルから独立して選択され、
各R d が、OH、−NH 2 、−NR e R f 、アリール、ヘテロアリール、複素環、ならびにヒドロキシ、ハロ、シアノ、(C 1 〜C 6 )アルコキシカルボニル、アリール、ヘテロアリール、−NR e R f 、−CH(=N)NH 2 、−NHC(=N)−NH 2 、−NH−C(=NH)R、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C 1 〜C 6 )アルキルから独立して選択され、
各R e が、H、アリール、ヘテロアリール、複素環、ならびにヒドロキシ、ハロ、シアノ、(C 1 〜C 6 )アルコキシカルボニル、アリール、ヘテロアリール、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C 1 〜C 6 )アルキルから独立して選択され、各R f が、H、ならびにヒドロキシル、ハロ、シアノ、(C 1 〜C 6 )アルコキシカルボニル、アリール、ヘテロアリール、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C 1 〜C 6 )アルキルから独立して選択されるか、またはR e およびR f が、それらが結合する窒素と一緒になって、アジリジノ、アゼチジノ、モルホリノ、ピペラジノ、ピロリジノ、もしくはピペリジノを形成し、
各R g が、H、ならびにハロから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C 1 〜C 6 )アルキルから独立して選択され、
各R h が、アリールおよびヘテロアリールから独立して選択され、R h の任意のアリールおよびヘテロアリールが、ハロ、ヒドロキシ、−NR e R f 、−CR g (=N)N(R g ) 2 、−NR g C(=N)−N(R g ) 2 、−NR g −C(=NR g )R g 、ならびにヒドロキシ、ハロ、−NR e R f 、−CR g (=N)N(R g ) 2 、−NR g C(=N)−N(R g ) 2 、および−NR g −C(=NR g )R g から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C 1 〜C 6 )アルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換され、
各R k が、H、またはヒドロキシ、ハロ、オキソ、カルボキシ、(C 1 〜C 6 )アルコキシ、(C 1 〜C 6 )アルコキシカルボニル、および(C 1 〜C 6 )アルカノイルオキシから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C 1 〜C 6 )アルキルから独立して選択され、
mが、0、1、または2であり、
nが、1、2、3、または4である、
化合物、またはその塩。
(項目2)
項目1に記載の化合物であって、
各R 1 が、水素、ハロ、シアノ、ニトロ、(C 1 〜C 6 )アルキル、(C 1 〜C 6 )アルコキシ、(C 1 〜C 6 )アルカノイル、(C 1 〜C 6 )アルコキシカルボニル、(C 1 〜C 6 )アルカノイルオキシ、アリール、ヘテロアリール、複素環、およびNR e R f から独立して選択され、各(C 1 〜C 6 )アルキル、(C 1 〜C 6 )アルコキシ、(C 1 〜C 6 )アルカノイル、(C 1 〜C 6 )アルコキシカルボニル、(C 1 〜C 6 )アルカノイルオキシ、アリール、ヘテロアリール、および複素環が、ハロ、シアノ、ニトロ、−NR e R f 、−CR g (=N)N(R g ) 2 、−NR g C(=N)−N(R g ) 2 、−NR g −C(=NR g )R g 、(C 1 〜C 3 )アルキル、(C 1 〜C 3 )アルコキシ、(C 1 〜C 3 )アルカノイル、(C 1 〜C 3 )アルコキシカルボニル、(C 1 〜C 3 )アルカノイルオキシ、アリール、ヘテロアリール、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換され、
R 2 が、H、またはヒドロキシ、−NR e R f 、−CR g (=N)N(R g ) 2 、−NR g C(=N)−N(R g ) 2 、および−NR g −C(=NR g )R g から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C 1 〜C 6 )アルキルであり、
R 3 が、R h 、ハロ、ヒドロキシ、−NR e R f 、−CR g (=N)N(R g ) 2 、−NR g C(=N)−N(R g ) 2 、−NR g −C(=NR g )R g 、ならびにヒドロキシ、−NR e R f 、−CR g (=N)N(R g ) 2 、−NR g C(=N)−N(R g ) 2 、および−NR g −C(=NR g )R g から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C 1 〜C 6 )アルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換されるアリールまたはヘテロアリールであり、
Wが、−NHCOR a 、−N(COR a )(COR b )、−N=C(R c )NR a R b 、−NR a CH 2 OR a 、または−N(R a )SO m R d であり、
各R a が、H、アリール、ヘテロアリール、複素環、(C 3 〜C 8 )シクロアルキル、(C 3 〜C 8 )シクロアルキル(C 1 〜C 6 )アルキル、ならびにヒドロキシル、ハロ、シアノ、(C 1 〜C 6 )アルコキシカルボニル、アリール、ヘテロアリール、−NR e R f 、−CR g (=N)N(R g ) 2 、−NR g C(=N)−N(R g ) 2 、−NR g −C(=NR g )R g 、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C 1 〜C 6 )アルキルから独立して選択され、R a の任意のアリール、ヘテロアリール、複素環、および(C 3 〜C 8 )シクロアルキル(C 1 〜C 6 )アルキルが、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、トリフルオロメトキシ、(C 1 〜C 6 )アルキル、ハロ(C 1 〜C 6 )アルキル、−NR e R f 、−CR g (=N)N(R g ) 2 、−NR g C(=N)−N(R g ) 2 、−NR g −C(=NR g )R g 、および(C 1 〜C 6 )アルコキシカルボニルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換され、
各R b が、H、ならびにヒドロキシル、ハロ、シアノ、(C 1 〜C 6 )アルコキシカルボニル、アリール、ヘテロアリール、−NR e R f 、−CR g (=N)N(R g ) 2 、−NR g C(=N)−N(R g ) 2 、−NR g −C(=NR g )R g 、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C 1 〜C 6 )アルキルから独立して選択され、
各R c が、Hおよび(C 1 〜C 6 )アルキルから独立して選択され、
各R d が、OH、−NH 2 、−NR e R f 、アリール、ヘテロアリール、複素環、ならびにヒドロキシ、ハロ、シアノ、(C 1 〜C 6 )アルコキシカルボニル、アリール、ヘテロアリール、−NR e R f 、−CH(=N)NH 2 、−NHC(=N)−NH 2 、−NH−C(=NH)R、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C 1 〜C 6 )アルキルから独立して選択され、
各R e が、H、アリール、ヘテロアリール、複素環、ならびにヒドロキシル、ハロ、シアノ、(C 1 〜C 6 )アルコキシカルボニル、アリール、ヘテロアリール、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C 1 〜C 6 )アルキルから独立して選択され、各R f が、H、ならびにヒドロキシル、ハロ、シアノ、(C 1 〜C 6 )アルコキシカルボニル、アリール、ヘテロアリール、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C 1 〜C 6 )アルキルから独立して選択されるか、またはR e およびR f が、それらが結合する窒素と一緒になって、アジリジノ、アゼチジノ、モルホリノ、ピペラジノ、ピロリジノ、もしくはピペリジノを形成し、
各R g が、Hおよび(C 1 〜C 6 )アルキルから独立して選択され、
各R h が、アリールおよびヘテロアリールから独立して選択され、R h の任意のアリールおよびヘテロアリールが、ハロ、ヒドロキシ、−NR e R f 、−CR g (=N)N(R g ) 2 、−NR g C(=N)−N(R g ) 2 、−NR g −C(=NR g )R g 、ならびにヒドロキシ、−NR e R f 、−CR g (=N)N(R g ) 2 、−NR g C(=N)−N(R g ) 2 、および−NR g −C(=NR g )R g から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C 1 〜C 6 )アルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換され、
mが、0、1、または2であり、
nが、1、2、3、または4である、
化合物、またはその塩。
(項目3)
各R 1 が、ハロである、項目1または2に記載の化合物。
(項目4)
R 2 が、Hである、項目1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
(項目5)
R 2 が、ヒドロキシ、ハロ、−NR e R f 、−CR g (=N)N(R g ) 2 、−NR g C(=N)−N(R g ) 2 、および−NR g −C(=NR g )R g から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C 1 〜C 6 )アルキルである、項目1〜2のいずれか1項に記載の化合物。
(項目6)
R 3 が、R h 、ハロ、ヒドロキシ、−NR e R f 、−CR g (=N)N(R g ) 2 、−NR g C(=N)−N(R g ) 2 、−NR g −C(=NR g )R g 、(C 1 〜C 6 )アルキル、および(C 3 〜C 8 )シクロアルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換されるアリールであり、任意の(C 1 〜C 6 )アルキルおよび(C 3 〜C 8 )シクロアルキルが、ハロ、ヒドロキシ、−NR e R f 、−CR g (=N)N(R g ) 2 、−NR g C(=N)−N(R g ) 2 、−NR g −C(=NR g )R g 、ならびにハロから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C 1 〜C 6 )アルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される、項目1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
(項目7)
R 3 が、R h 、ハロ、ヒドロキシ、−NR e R f 、−CR g (=N)N(R g ) 2 、−NR g C(=N)−N(R g ) 2 、−NR g −C(=NR g )R g 、(C 1 〜C 6 )アルキル、および(C 3 〜C 8 )シクロアルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換されるヘテロアリールであり、任意の(C 1 〜C 6 )アルキルおよび(C 3 〜C 8 )シクロアルキルが、ハロ、ヒドロキシ、−NR e R f 、−CR g (=N)N(R g ) 2 、−NR g C(=N)−N(R g ) 2 、−NR g −C(=NR g )R g 、ならびにハロから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C 1 〜C 6 )アルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される、項目1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
(項目8)
R 3 が、
であり、R h 、ハロ、ヒドロキシ、−NR e R f 、−CR g (=N)N(R g ) 2 、−NR g C(=N)−N(R g ) 2 、−NR g −C(=NR g )R g 、(C 1 〜C 6 )アルキル、および(C 3 〜C 8 )シクロアルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換され、任意の(C 1 〜C 6 )アルキルおよび(C 3 〜C 8 )シクロアルキルが、ハロ、ヒドロキシ、−NR e R f 、−CR g (=N)N(R g ) 2 、−NR g C(=N)−N(R g ) 2 、−NR g −C(=NR g )R g 、ならびにハロから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C 1 〜C 6 )アルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される、項目1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
(項目9)
R 3 が、
であり、ハロから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される、項目1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
(項目10)
R 3 が、
である、項目1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
(項目11)
R 3 が、
であり、R h 、ハロ、ヒドロキシ、−NR e R f 、−CR g (=N)N(R g ) 2 、−NR g C(=N)−N(R g ) 2 、−NR g −C(=NR g )R g 、(C 1 〜C 6 )アルキル、および(C 3 〜C 8 )シクロアルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換され、任意の(C 1 〜C 6 )アルキルおよび(C 3 〜C 8 )シクロアルキルが、ハロ、ヒドロキシ、−NR e R f 、−CR g (=N)N(R g ) 2 、−NR g C(=N)−N(R g ) 2 、−NR g −C(=NR g )R g 、ならびにハロから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C 1 〜C 6 )アルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される、項目1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
(項目12)
R 3 が、
であり、ハロから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される、項目1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
(項目13)
R 3 が、
である、項目1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
(項目14)
R 3 が、
であり、(C 1 〜C 6 )アルキルおよび(C 3 〜C 8 )シクロアルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換され、任意の(C 1 〜C 6 )アルキルおよび(C 3 〜C 8 )シクロアルキルが、ハロ、ヒドロキシ、ならびにハロから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C 1 〜C 6 )アルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される、項目1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
(項目15)
R 3 が、
であり、(C 1 〜C 6 )アルキルおよび(C 3 〜C 8 )シクロアルキルから独立して選択される1つ以上の基で置換され、任意の(C 1 〜C 6 )アルキルおよび(C 3 〜C 8 )シクロアルキルが、ハロ、ならびにハロから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C 1 〜C 6 )アルキルから独立して選択される1つ以上の基で置換される、項目1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
(項目16)
R 3 が、
であり、トリフルオロメチル、ペンタフルオロエチル、または1−(トリフルオロメチル)シクロプロピルから独立して選択される1つ以上の基で置換される、項目1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
(項目17)
R 3 が、
であり、(C 1 〜C 6 )アルキルおよび(C 3 〜C 8 )シクロアルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換され、任意の(C 1 〜C 6 )アルキルおよび(C 3 〜C 8 )シクロアルキルが、ハロ、ヒドロキシ、ならびにハロから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C 1 〜C 6 )アルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される、項目1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
(項目18)
R 3 が、
であり、(C 1 〜C 6 )アルキルおよび(C 3 〜C 8 )シクロアルキルから独立して選択される1つ以上の基で置換され、任意の(C 1 〜C 6 )アルキルおよび(C 3 −C 8 )シクロアルキルが、ハロ、ならびにハロから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C 1 〜C 6 )アルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される、項目1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
(項目19)
R 3 が、
であり、トリフルオロメチル、ペンタフルオロエチル、または1−(トリフルオロメチル)シクロプロピルから独立して選択される1つ以上の基で置換される、項目1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
(項目20)
R 3 が、
であり、R h 、ハロ、ヒドロキシ、−NR e R f 、−CR g (=N)N(R g ) 2 、−NR g C(=N)−N(R g ) 2 、−NR g −C(=NR g )R g 、(C 1 〜C 6 )アルキル、および(C 3 〜C 8 )シクロアルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換され、任意の(C 1 〜C 6 )アルキルおよび(C 3 〜C 8 )シクロアルキルが、ハロ、ヒドロキシ、−NR e R f 、−CR g (=N)N(R g ) 2 、−NR g C(=N)−N(R g ) 2 、−NR g −C(=NR g )R g 、ならびにハロから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C 1 〜C 6 )アルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される、項目1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
(項目21)
R 3 が、
であり、(C 1 〜C 6 )アルキルおよび(C 3 〜C 8 )シクロアルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換され、任意の(C 1 〜C 6 )アルキルおよび(C 3 〜C 8 )シクロアルキルが、ハロ、ヒドロキシ、ならびにハロから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C 1 〜C 6 )アルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される、項目1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
(項目22)
R 3 が、
であり、トリフルオロメチル、ペンタフルオロエチル、または1−(トリフルオロメチル)シクロプロピルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される、項目1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
(項目23)
が、
から選択される、項目1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
(項目24)
Wが、−NHC(=O)H、−NHC(=O)CH 3 、−NHC(=O)CH 2 CH 3 、−NHC(=O)CH 2 CH 2 CH 3 、−N(H)SO 2 CH 3 、−N=NCH−N(CH 3 ) 2 、−NHCH 2 OH、−N=NC(CH 3 )−N(CH 3 ) 2 、
である、項目1〜23のいずれか1項に記載の化合物。
(項目25)
式(Ia)
の化合物、またはその塩である、項目1〜23のいずれか1項に記載の化合物。
(項目26)
から選択される化合物、ならびにその塩。
(項目27)
哺乳動物における細菌感染を処置するための方法であって、前記哺乳動物に、有効量の項目1〜26のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法。
(項目28)
前記細菌感染が、グラム陰性細菌株感染である、項目27に記載の方法。
(項目29)
前記グラム陰性細菌株が、大腸菌、カウロバクター・クレセンタス、緑膿菌、アグロバクテリウム・ツメファシエンス、カタル球菌、シトロバクター・ディバーサス、エンテロバクター・エロゲネス、エンテロバクター・クロアカ、エンテロバクター・サカザキ、エンテロバクター・アスブリエ、パントエア・アグロメランス、肺炎桿菌、クレブシエラ・オキシトカ、鼻硬腫菌、プロテウス・ミラビリス、ネズミチフス菌、腸炎菌、霊菌、ソンネ菌、淋菌、アシネトバクター・バウマンニ、アシネトバクター・カルコアセティカス、アシネトバクター・ルオフィイ、腸炎菌、フゾバクテリウム・ヌクレアタム、ベイヨネラ・パルブラ、バクテロイデス・フォルシサス、アクチノバチルス・アクチノミセテムコミタンス、アグレガチバクター・アクチノミセテムコミタンス、ポルフィロモナス・ジンジバリス、ピロリ菌、野兎病菌、ペスト菌、ライム病ボレリア、髄膜炎菌、およびインフルエンザ菌からなる群から選択される、項目28に記載の方法。
(項目30)
前記細菌感染が、グラム陽性細菌株感染である、項目27に記載の方法。
(項目31)
前記グラム陽性細菌株が、黄色ブドウ球菌、表皮ブドウ球菌、腐生ブドウ球菌、化膿性連鎖球菌、糞便連鎖球菌、フェカリス菌、フェシウム菌、枯草菌、ルテウス菌、結核菌、炭疽菌、セレウス菌、クロストリジウム・ディフィシル、アクネ菌、ミュータンス連鎖球菌、アクチノミセス・ビスコーサス、ネスルンド放線菌、サングイス連鎖球菌、肺炎連鎖球菌、および唾液連鎖球菌からなる群から選択される、項目30に記載の方法。
(項目32)
前記細菌感染が、多剤耐性細菌株感染である、項目27に記載の方法。
(項目33)
前記多剤耐性細菌株が、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌、バンコマイシン耐性腸球菌、多剤耐性結核菌、および多剤耐性クロストリジウム・ディフィシルからなる群から選択される、項目32に記載の方法。
(項目34)
項目1〜26のいずれか1項に記載される式Iの化合物、またはその薬学的に許容される塩、および薬学的に許容されるビヒクルを含む、薬学的組成物。
(項目35)
細菌感染の予防的もしくは治療的処置のための項目1〜26のいずれか1項に記載される式Iの化合物、またはその薬学的に許容される塩。
(項目36)
医学的処置に使用するための項目1〜26のいずれか1項に記載される式Iの化合物、またはその薬学的に許容される塩。
(項目37)
哺乳動物における細菌感染を処置するための薬剤の調製のための項目1〜26のいずれか1項に記載される式Iの化合物、またはその薬学的に許容される塩の使用。
Claims (37)
- 式(I)
式中、
各R1が、水素、ハロ、シアノ、ニトロ、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルカノイル、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、(C1〜C6)アルカノイルオキシ、アリール、ヘテロアリール、複素環、およびNReRfから独立して選択され、各(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルカノイル、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、(C1〜C6)アルカノイルオキシ、アリール、ヘテロアリール、および複素環が、ハロ、シアノ、ニトロ、NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、−NRg−C(=NRg)Rg、(C1〜C3)アルキル、(C1〜C3)アルコキシ、(C1〜C3)アルカノイル、(C1〜C3)アルコキシカルボニル、(C1〜C3)アルカノイルオキシ、アリール、ヘテロアリール、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換され、
R2が、H、または−ORk、ハロ、NReRf、NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、および−NRg−C(=NRg)Rgから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルであり、
R3が、Rh、ハロ、ヒドロキシ、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、−NRg−C(=NRg)Rg、(C1〜C6)アルキル、および(C3〜C8)シクロアルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換されるアリールまたはヘテロアリールであり、任意の(C1〜C6)アルキルおよび(C3〜C8)シクロアルキルが、ハロ、ヒドロキシ、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、−NRg−C(=NRg)Rg、ならびにハロから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換され、
Wが、−NHCORa、−N(CORa)(CORb)、−N=C(Rc)NRaRb、−NRaCH2ORa、−NHC(=O)ORa、−NHC(=O)NRaRb、または−N(Ra)SOmRdであり、
各Raが、H、アリール、ヘテロアリール、複素環、(C3〜C8)シクロアルキル、(C3〜C8)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル、ならびにヒドロキシ、ハロ、シアノ、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、アリール、ヘテロアリール、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、−NRg−C(=NRg)Rg、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択され、Raの任意のアリール、ヘテロアリール、複素環、および(C3〜C8)シクロアルキル(C1〜C6)アルキルが、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、トリフルオロメトキシ、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、ハロ(C1〜C6)アルキル、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、−NRg−C(=NRg)Rg、および(C1〜C6)アルコキシカルボニルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換され、
各Rbが、H、ならびにヒドロキシ、ハロ、シアノ、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、アリール、ヘテロアリール、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、−NRg−C(=NRg)Rg、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択され、
各Rcが、H、ならびにハロから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択され、
各Rdが、OH、−NH2、−NReRf、アリール、ヘテロアリール、複素環、ならびにヒドロキシ、ハロ、シアノ、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、アリール、ヘテロアリール、−NReRf、−CH(=N)NH2、−NHC(=N)−NH2、−NH−C(=NH)R、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択され、
各Reが、H、アリール、ヘテロアリール、複素環、ならびにヒドロキシ、ハロ、シアノ、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、アリール、ヘテロアリール、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択され、各Rfが、H、ならびにヒドロキシル、ハロ、シアノ、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、アリール、ヘテロアリール、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択されるか、またはReおよびRfが、それらが結合する窒素と一緒になって、アジリジノ、アゼチジノ、モルホリノ、ピペラジノ、ピロリジノ、もしくはピペリジノを形成し、
各Rgが、H、ならびにハロから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択され、
各Rhが、アリールおよびヘテロアリールから独立して選択され、Rhの任意のアリールおよびヘテロアリールが、ハロ、ヒドロキシ、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、−NRg−C(=NRg)Rg、ならびにヒドロキシ、ハロ、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、および−NRg−C(=NRg)Rgから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換され、
各Rkが、H、またはヒドロキシ、ハロ、オキソ、カルボキシ、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、および(C1〜C6)アルカノイルオキシから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択され、
mが、0、1、または2であり、
nが、1、2、3、または4である、
化合物、またはその塩。 - 請求項1に記載の化合物であって、
各R1が、水素、ハロ、シアノ、ニトロ、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルカノイル、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、(C1〜C6)アルカノイルオキシ、アリール、ヘテロアリール、複素環、およびNReRfから独立して選択され、各(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルカノイル、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、(C1〜C6)アルカノイルオキシ、アリール、ヘテロアリール、および複素環が、ハロ、シアノ、ニトロ、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、−NRg−C(=NRg)Rg、(C1〜C3)アルキル、(C1〜C3)アルコキシ、(C1〜C3)アルカノイル、(C1〜C3)アルコキシカルボニル、(C1〜C3)アルカノイルオキシ、アリール、ヘテロアリール、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換され、
R2が、H、またはヒドロキシ、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、および−NRg−C(=NRg)Rgから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルであり、
R3が、Rh、ハロ、ヒドロキシ、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、−NRg−C(=NRg)Rg、ならびにヒドロキシ、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、および−NRg−C(=NRg)Rgから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換されるアリールまたはヘテロアリールであり、
Wが、−NHCORa、−N(CORa)(CORb)、−N=C(Rc)NRaRb、−NRaCH2ORa、または−N(Ra)SOmRdであり、
各Raが、H、アリール、ヘテロアリール、複素環、(C3〜C8)シクロアルキル、(C3〜C8)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル、ならびにヒドロキシル、ハロ、シアノ、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、アリール、ヘテロアリール、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、−NRg−C(=NRg)Rg、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択され、Raの任意のアリール、ヘテロアリール、複素環、および(C3〜C8)シクロアルキル(C1〜C6)アルキルが、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、トリフルオロメトキシ、(C1〜C6)アルキル、ハロ(C1〜C6)アルキル、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、−NRg−C(=NRg)Rg、および(C1〜C6)アルコキシカルボニルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換され、
各Rbが、H、ならびにヒドロキシル、ハロ、シアノ、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、アリール、ヘテロアリール、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、−NRg−C(=NRg)Rg、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択され、
各Rcが、Hおよび(C1〜C6)アルキルから独立して選択され、
各Rdが、OH、−NH2、−NReRf、アリール、ヘテロアリール、複素環、ならびにヒドロキシ、ハロ、シアノ、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、アリール、ヘテロアリール、−NReRf、−CH(=N)NH2、−NHC(=N)−NH2、−NH−C(=NH)R、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択され、
各Reが、H、アリール、ヘテロアリール、複素環、ならびにヒドロキシル、ハロ、シアノ、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、アリール、ヘテロアリール、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択され、各Rfが、H、ならびにヒドロキシル、ハロ、シアノ、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、アリール、ヘテロアリール、および複素環から独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択されるか、またはReおよびRfが、それらが結合する窒素と一緒になって、アジリジノ、アゼチジノ、モルホリノ、ピペラジノ、ピロリジノ、もしくはピペリジノを形成し、
各Rgが、Hおよび(C1〜C6)アルキルから独立して選択され、
各Rhが、アリールおよびヘテロアリールから独立して選択され、Rhの任意のアリールおよびヘテロアリールが、ハロ、ヒドロキシ、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、−NRg−C(=NRg)Rg、ならびにヒドロキシ、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、および−NRg−C(=NRg)Rgから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換され、
mが、0、1、または2であり、
nが、1、2、3、または4である、
化合物、またはその塩。 - 各R1が、ハロである、請求項1または2に記載の化合物。
- R2が、Hである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
- R2が、ヒドロキシ、ハロ、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、および−NRg−C(=NRg)Rgから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルである、請求項1〜2のいずれか1項に記載の化合物。
- R3が、Rh、ハロ、ヒドロキシ、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、−NRg−C(=NRg)Rg、(C1〜C6)アルキル、および(C3〜C8)シクロアルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換されるアリールであり、任意の(C1〜C6)アルキルおよび(C3〜C8)シクロアルキルが、ハロ、ヒドロキシ、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、−NRg−C(=NRg)Rg、ならびにハロから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
- R3が、Rh、ハロ、ヒドロキシ、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、−NRg−C(=NRg)Rg、(C1〜C6)アルキル、および(C3〜C8)シクロアルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換されるヘテロアリールであり、任意の(C1〜C6)アルキルおよび(C3〜C8)シクロアルキルが、ハロ、ヒドロキシ、−NReRf、−CRg(=N)N(Rg)2、−NRgC(=N)−N(Rg)2、−NRg−C(=NRg)Rg、ならびにハロから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される(C1〜C6)アルキルから独立して選択される1つ以上の基で任意に置換される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
- R3が、
- R3が、
- R3が、
- R3が、
- R3が、
- R3が、
- R3が、
- R3が、
- R3が、
- R3が、
- R3が、
- R3が、
- R3が、
- R3が、
- R3が、
-
- Wが、−NHC(=O)H、−NHC(=O)CH3、−NHC(=O)CH2CH3、−NHC(=O)CH2CH2CH3、−N(H)SO2CH3、−N=NCH−N(CH3)2、−NHCH2OH、−N=NC(CH3)−N(CH3)2、
- 式(Ia)
-
- 哺乳動物における細菌感染を処置するための方法であって、前記哺乳動物に、有効量の請求項1〜26のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法。
- 前記細菌感染が、グラム陰性細菌株感染である、請求項27に記載の方法。
- 前記グラム陰性細菌株が、大腸菌、カウロバクター・クレセンタス、緑膿菌、アグロバクテリウム・ツメファシエンス、カタル球菌、シトロバクター・ディバーサス、エンテロバクター・エロゲネス、エンテロバクター・クロアカ、エンテロバクター・サカザキ、エンテロバクター・アスブリエ、パントエア・アグロメランス、肺炎桿菌、クレブシエラ・オキシトカ、鼻硬腫菌、プロテウス・ミラビリス、ネズミチフス菌、腸炎菌、霊菌、ソンネ菌、淋菌、アシネトバクター・バウマンニ、アシネトバクター・カルコアセティカス、アシネトバクター・ルオフィイ、腸炎菌、フゾバクテリウム・ヌクレアタム、ベイヨネラ・パルブラ、バクテロイデス・フォルシサス、アクチノバチルス・アクチノミセテムコミタンス、アグレガチバクター・アクチノミセテムコミタンス、ポルフィロモナス・ジンジバリス、ピロリ菌、野兎病菌、ペスト菌、ライム病ボレリア、髄膜炎菌、およびインフルエンザ菌からなる群から選択される、請求項28に記載の方法。
- 前記細菌感染が、グラム陽性細菌株感染である、請求項27に記載の方法。
- 前記グラム陽性細菌株が、黄色ブドウ球菌、表皮ブドウ球菌、腐生ブドウ球菌、化膿性連鎖球菌、糞便連鎖球菌、フェカリス菌、フェシウム菌、枯草菌、ルテウス菌、結核菌、炭疽菌、セレウス菌、クロストリジウム・ディフィシル、アクネ菌、ミュータンス連鎖球菌、アクチノミセス・ビスコーサス、ネスルンド放線菌、サングイス連鎖球菌、肺炎連鎖球菌、および唾液連鎖球菌からなる群から選択される、請求項30に記載の方法。
- 前記細菌感染が、多剤耐性細菌株感染である、請求項27に記載の方法。
- 前記多剤耐性細菌株が、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌、バンコマイシン耐性腸球菌、多剤耐性結核菌、および多剤耐性クロストリジウム・ディフィシルからなる群から選択される、請求項32に記載の方法。
- 請求項1〜26のいずれか1項に記載される式Iの化合物、またはその薬学的に許容される塩、および薬学的に許容されるビヒクルを含む、薬学的組成物。
- 細菌感染の予防的もしくは治療的処置のための請求項1〜26のいずれか1項に記載される式Iの化合物、またはその薬学的に許容される塩。
- 医学的処置に使用するための請求項1〜26のいずれか1項に記載される式Iの化合物、またはその薬学的に許容される塩。
- 哺乳動物における細菌感染を処置するための薬剤の調製のための請求項1〜26のいずれか1項に記載される式Iの化合物、またはその薬学的に許容される塩の使用。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201261724182P | 2012-11-08 | 2012-11-08 | |
US61/724,182 | 2012-11-08 | ||
PCT/US2013/069316 WO2014074932A1 (en) | 2012-11-08 | 2013-11-08 | Antimicrobial agents |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016501190A true JP2016501190A (ja) | 2016-01-18 |
JP6411355B2 JP6411355B2 (ja) | 2018-10-24 |
Family
ID=49622917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015541961A Active JP6411355B2 (ja) | 2012-11-08 | 2013-11-08 | 抗菌剤 |
Country Status (17)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US20150307517A1 (ja) |
EP (1) | EP2917212B1 (ja) |
JP (1) | JP6411355B2 (ja) |
KR (1) | KR102163608B1 (ja) |
CN (1) | CN104981469B (ja) |
AU (1) | AU2013342095B2 (ja) |
BR (1) | BR112015010570B8 (ja) |
CA (1) | CA2891092C (ja) |
DK (1) | DK2917212T3 (ja) |
ES (1) | ES2748665T3 (ja) |
HK (1) | HK1215031A1 (ja) |
IL (1) | IL238677B (ja) |
MX (1) | MX364443B (ja) |
PL (1) | PL2917212T3 (ja) |
SG (1) | SG11201503620RA (ja) |
WO (1) | WO2014074932A1 (ja) |
ZA (1) | ZA201503372B (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013142712A1 (en) * | 2012-03-21 | 2013-09-26 | Rutgers, The State University Of New Jersey | Antimicrobial agents |
US9458150B2 (en) | 2013-11-08 | 2016-10-04 | Rutgers, The State University Of New Jersey | Antimicrobial agents |
WO2015179697A1 (en) * | 2014-05-21 | 2015-11-26 | Taxis Pharmaceuticals, Inc. | Compounds for the treatment of bacterial infections |
CA3015768A1 (en) * | 2016-02-25 | 2017-08-31 | Taxis Pharmaceuticals, Inc. | Synthetic processes and intermediates |
WO2018183917A1 (en) * | 2017-03-30 | 2018-10-04 | Taxis Pharmaceuticals, Inc. | Synthetic processes and synthetic intermediates |
US11685723B2 (en) * | 2018-02-13 | 2023-06-27 | Rutgers, The State University Of New Jersey | Antibacterial agents: O-alkyl-deuterated pyronins |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01143856A (ja) * | 1987-09-30 | 1989-06-06 | American Home Prod Corp | 抗アレルギーおよび抗炎症剤用2−アリール置換複素環式化合物 |
JP2002543130A (ja) * | 1999-05-05 | 2002-12-17 | メルク エンド カムパニー インコーポレーテッド | 抗微生物剤としての新規なカテコール類 |
WO2009081892A1 (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-02 | Kissei Pharmaceutical Co., Ltd. | 新規なカテコール誘導体、それを含有する医薬組成物およびそれらの用途 |
JP2009531322A (ja) * | 2006-03-23 | 2009-09-03 | プロリシス リミテッド | 抗菌剤 |
WO2012142671A1 (en) * | 2011-04-20 | 2012-10-26 | Biota Scientific Management Pty Ltd | Aromatic amides and uses thereof |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US190723A (en) * | 1877-05-15 | Improvement in washing-machines | ||
US1375188A (en) * | 1919-04-02 | 1921-04-19 | Stern John | Garter-support |
ATE43788T1 (de) * | 1983-09-01 | 1989-06-15 | Duphar Int Res | Benzoylharnstoffe mit antitumoraler wirkung. |
US4938949A (en) | 1988-09-12 | 1990-07-03 | University Of New York | Treatment of damaged bone marrow and dosage units therefor |
JPH11209350A (ja) * | 1998-01-26 | 1999-08-03 | Eisai Co Ltd | 含窒素複素環誘導体およびその医薬 |
AU2002222552A1 (en) * | 2000-11-29 | 2002-06-11 | Kyorin Pharmaceutical Co. Ltd. | Substituted carboxylic acid derivatives |
US20050113450A1 (en) * | 2002-08-23 | 2005-05-26 | Atli Thorarensen | Antibacterial agents |
GB0605881D0 (en) * | 2006-03-23 | 2006-05-03 | Prolysis Ltd | Antibacterial Agents |
JP5883591B2 (ja) * | 2010-08-06 | 2016-03-15 | キッセイ薬品工業株式会社 | 新規なカテコール誘導体、それを含有する医薬組成物およびそれらの用途 |
WO2013142712A1 (en) * | 2012-03-21 | 2013-09-26 | Rutgers, The State University Of New Jersey | Antimicrobial agents |
US9458150B2 (en) * | 2013-11-08 | 2016-10-04 | Rutgers, The State University Of New Jersey | Antimicrobial agents |
-
2013
- 2013-11-08 CA CA2891092A patent/CA2891092C/en active Active
- 2013-11-08 BR BR112015010570A patent/BR112015010570B8/pt active IP Right Grant
- 2013-11-08 MX MX2015005753A patent/MX364443B/es active IP Right Grant
- 2013-11-08 EP EP13798455.5A patent/EP2917212B1/en active Active
- 2013-11-08 WO PCT/US2013/069316 patent/WO2014074932A1/en active Application Filing
- 2013-11-08 PL PL13798455T patent/PL2917212T3/pl unknown
- 2013-11-08 DK DK13798455.5T patent/DK2917212T3/da active
- 2013-11-08 KR KR1020157014979A patent/KR102163608B1/ko active IP Right Grant
- 2013-11-08 AU AU2013342095A patent/AU2013342095B2/en active Active
- 2013-11-08 SG SG11201503620RA patent/SG11201503620RA/en unknown
- 2013-11-08 ES ES13798455T patent/ES2748665T3/es active Active
- 2013-11-08 JP JP2015541961A patent/JP6411355B2/ja active Active
- 2013-11-08 CN CN201380069605.XA patent/CN104981469B/zh active Active
-
2015
- 2015-05-06 US US14/705,770 patent/US20150307517A1/en not_active Abandoned
- 2015-05-07 IL IL238677A patent/IL238677B/en active IP Right Grant
- 2015-05-14 ZA ZA2015/03372A patent/ZA201503372B/en unknown
-
2016
- 2016-03-16 HK HK16103067.4A patent/HK1215031A1/zh unknown
-
2017
- 2017-08-03 US US15/668,506 patent/US20180179225A1/en not_active Abandoned
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01143856A (ja) * | 1987-09-30 | 1989-06-06 | American Home Prod Corp | 抗アレルギーおよび抗炎症剤用2−アリール置換複素環式化合物 |
JP2002543130A (ja) * | 1999-05-05 | 2002-12-17 | メルク エンド カムパニー インコーポレーテッド | 抗微生物剤としての新規なカテコール類 |
JP2009531322A (ja) * | 2006-03-23 | 2009-09-03 | プロリシス リミテッド | 抗菌剤 |
WO2009081892A1 (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-02 | Kissei Pharmaceutical Co., Ltd. | 新規なカテコール誘導体、それを含有する医薬組成物およびそれらの用途 |
WO2012142671A1 (en) * | 2011-04-20 | 2012-10-26 | Biota Scientific Management Pty Ltd | Aromatic amides and uses thereof |
Non-Patent Citations (5)
Title |
---|
DATABASE REGISTRY [ONLINE]:, JPN7017003338, pages Registry No. 1375188-04-7 * |
DATABASE REGISTRY [ONLINE]:, JPN7017003339, pages Registry No. 1177870-80-2 * |
DATABASE REGISTRY [ONLINE]:, JPN7017003340, pages Registry No. 1211090-40-2 * |
J. MED. CHEM., vol. 33, no. 1, JPN6017039689, 1990, pages 240 - 245 * |
J. MED. CHEM., vol. 53, no. 1, JPN6017039686, 2010, pages 18 - 36 * |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN104981469B (zh) | 2018-03-20 |
WO2014074932A1 (en) | 2014-05-15 |
CA2891092A1 (en) | 2014-05-15 |
ES2748665T3 (es) | 2020-03-17 |
US20150307517A1 (en) | 2015-10-29 |
MX2015005753A (es) | 2015-12-16 |
BR112015010570A2 (pt) | 2017-07-11 |
US20180179225A1 (en) | 2018-06-28 |
ZA201503372B (en) | 2016-07-27 |
BR112015010570B8 (pt) | 2021-04-20 |
MX364443B (es) | 2019-04-26 |
SG11201503620RA (en) | 2015-06-29 |
PL2917212T3 (pl) | 2020-03-31 |
IL238677A0 (en) | 2015-06-30 |
EP2917212A1 (en) | 2015-09-16 |
CA2891092C (en) | 2020-12-15 |
KR102163608B1 (ko) | 2020-10-07 |
JP6411355B2 (ja) | 2018-10-24 |
HK1215031A1 (zh) | 2016-08-12 |
IL238677B (en) | 2019-05-30 |
AU2013342095A1 (en) | 2015-05-21 |
EP2917212B1 (en) | 2019-06-12 |
CN104981469A (zh) | 2015-10-14 |
DK2917212T3 (da) | 2019-09-23 |
KR20150096392A (ko) | 2015-08-24 |
AU2013342095B2 (en) | 2017-09-28 |
BR112015010570B1 (pt) | 2020-03-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6411355B2 (ja) | 抗菌剤 | |
US11129814B2 (en) | Antimicrobial agents | |
KR101666729B1 (ko) | Mgat2 억제제로서의 아릴 디히드로피리디논 및 피페리디논 | |
EP3634958B1 (en) | Cyclopropyl urea formyl peptide 2 receptor and formyl peptide 1 receptor agonists | |
WO2003048081A2 (en) | Glycinamides as factor xa inhibitors | |
WO2013106761A2 (en) | Antimicrobial agents | |
CA2868002C (en) | Antimicrobial agents | |
EP1450800A2 (en) | SUBSTITUTED AMINO METHYL FACTOR Xa INHIBITORS | |
KR20200028424A (ko) | Rock 억제제로서의 페닐아세트아미드 | |
WO2012130322A1 (en) | Imidazo [1,2-a]pyridine compounds for use in therapy | |
US9822108B2 (en) | Antimicrobial agents | |
WO2021243273A1 (en) | Bacterial efflux pump inhibitors | |
CA3225427A1 (en) | Therapeutic compounds |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161107 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170921 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171019 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20180118 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20180319 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180411 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180831 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180926 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6411355 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |