JP2016225236A - スイッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】1つの操作ノブの回転操作と傾倒操作によって切替操作及びスイッチ操作が可能で、操作性、防水性に優れたスイッチ装置を提供する。
【解決手段】スイッチ装置1は、操作部10の回転操作により第1押圧スイッチ部を選択しスイッチ動作させる第1押圧機構部と、操作部10の傾倒操作により第2押圧スイッチ部をスイッチ動作させる第2押圧機構部と、第1押圧スイッチ部、第2押圧スイッチ部が実装された回路基板60と、回路基板60と切替プッシャ100及び傾倒プッシャ200との間に介在し、各スイッチに対応した接点を有し、切替プッシャ100と傾倒プッシャ200の移動により各接点は各スイッチと接離してスイッチ動作を行なうコンタクトラバー70と、を有し、コンタクトラバー70は、回路基板60の上全面を覆うように形成されて構成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、スイッチ装置に関する。
従来の技術として、電動ミラーの選択と、電動ミラーにおける鏡面角度の調整とを単一の操作ノブで行うことができる車両用ミラーを制御するためのスイッチ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このスイッチ装置は、操作ノブの回転操作により右側又は左側の電動ミラーを選択し、操作ノブを中立位置から十字方向に傾倒操作することにより回路基板の表面側に設けられているスイッチ回路を4通りに切り換えることができるものである。(例えば、特許文献1参照。)。
たとえば、このスイッチ装置は、スイッチハウジング内に設ける回路基板の表面には4方向切換用スイッチ回路を構成する固定接点を設け、その裏面には他のスイッチ回路を構成する固定接点を設ける。回路基板の表面側には可動接点を有する押圧スイッチ部材を設け、回路基板の裏面側には可動接点を有する回動スイッチ部材を回動可能に設けると共に、回路基板の軸孔を貫通させた回動軸を一体的に設ける。操作ノブの操作軸の先端を、回動軸の先端に回動可能且つ傾倒操作可能に係合させると共に、操作軸には押圧スイッチ部材を押圧して押圧スイッチ部材の可動接点を回路基板の固定接点に接触させる押圧操作部を一体的に設けてある。このような構成により、左右の電動ミラーの選択を行なうと共に、電動ミラーにおける鏡面角度の調整とを単一の操作ノブで行うことができるとされている。
特開2004−71416号公報
しかし、特許文献1のスイッチ装置によれば、電動ミラーの選択と、電動ミラーにおける鏡面角度の調整を行なうスイッチ接点が摺動接点方式によるものなので、摺動抵抗の影響しより操作フィーリングが悪いという問題があった。また、回路基板の軸孔を貫通させた回動軸を設ける構成としているので、回路基板を構造上防水することが難しく、耐水性を高めることが難しいという問題があった。
従って、本発明の目的は、1つの操作ノブの回転操作と傾倒操作によって切替操作及びスイッチ操作が可能で、操作性、防水性に優れたスイッチ装置を提供することにある。
[1]上記目的を達成するため、操作部の回転操作により第1押圧スイッチ部を選択しスイッチ動作させる第1押圧機構部と、前記操作部の傾倒操作により第2押圧スイッチ部をスイッチ動作させる第2押圧機構部と、前記第1押圧スイッチ部、第2押圧スイッチ部が実装された回路基板と、前記回路基板と前記第1押圧機構部及び第2押圧機構部との間に介在し、前記各スイッチに対応した接点を有し、前記第1押圧機構部と前記第2押圧機構部の移動により前記各接点は前記各スイッチと接離してスイッチ動作を行なうコンタクトラバーと、を有し、前記コンタクトラバーは、前記回路基板の上全面を覆うように形成されていることを特徴とするスイッチ装置を提供する。
[2]前記第1押圧機構部又は前記第2押圧機構部は、前記操作部の回転操作又は傾倒操作の動きを押圧動作として前記回路基板に伝えるプッシャーであることを特徴とする上記[1]に記載のスイッチ装置であってもよい。
[3]また、前記第1押圧機構部は、前記操作部の回転操作によるロッド及びロータの回転移動により前記ロータのカム部を介して切替プッシャーを押圧して前記回路基板側へ移動させ、前記第2押圧機構部は、前記操作部の傾倒操作によるロッド及びアクチュエータの傾倒移動により傾倒プッシャーを押圧して前記回路基板側へ移動させるものであることを特徴とする上記[2]に記載のスイッチ装置であってもよい。
[4]また、前記第1押圧機構部に対応した接点は、前記第2押圧機構部に対応した2つ以上の接点の間に設置されていることを特徴とする上記[1]から[3]のいずれか1に記載のスイッチ装置であってもよい。
本発明によれば、1つの操作ノブの回転操作と傾倒操作によって切替操作及びスイッチ操作が可能で、操作性、防水性に優れたスイッチ装置を提供することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るスイッチ装置の全体斜視図である。 図2は、本発明の第1の実施の形態に係るスイッチ装置の分解斜視図である。 図3は、本発明の第1の実施の形態に係るスイッチ装置の操作軸CLを含む縦断面図である。 図4は、本発明の第1の実施の形態に係るスイッチ装置の回路基板の接点パターン例を示す平面図である。 図5は、本発明の第1の実施の形態に係るスイッチ装置のスイッチ回路例を示す回路図である。 図6は、本発明の第2の実施の形態に係るスイッチ装置の全体斜視図である。 図7は、本発明の第2の実施の形態に係るスイッチ装置の分解斜視図である。 図8は、本発明の第2の実施の形態に係るスイッチ装置の操作軸CLを含む縦断面図である。
(本発明の第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るスイッチ装置の全体斜視図である。図2は、本発明の第1の実施の形態に係るスイッチ装置の分解斜視図である。また、図3は、本発明の第1の実施の形態に係るスイッチ装置の操作軸CLを含む縦断面図である。本発明の第1の実施の形態に係るスイッチ装置1は、操作部10の回転操作により第1押圧スイッチ部を選択しスイッチ動作させる第1押圧機構部と、操作部10の傾倒操作により第2押圧スイッチ部をスイッチ動作させる第2押圧機構部と、第1押圧スイッチ部、第2押圧スイッチ部が実装された回路基板60と、回路基板60と切替プッシャ100及び傾倒プッシャ200との間に介在し、各スイッチに対応した接点を有し、切替プッシャ100と傾倒プッシャ200の移動により各接点は各スイッチと接離してスイッチ動作を行なうコンタクトラバー70と、を有し、コンタクトラバー70は、回路基板60の上全面を覆うように形成されて構成されている。
本発明の第1の実施の形態に係るスイッチ装置1は、操作部10の回転操作により第1押圧スイッチ部により操作対象機器を選択し、操作部10の傾倒操作により第2押圧スイッチ部を操作して選択された機器の操作を行なうので、1つの操作ノブで回転操作による切替と傾倒操作による十字方向へのスイッチ操作が可能である。また、第1押圧スイッチ部、第2押圧スイッチ部は摺動タイプではなくプッシャにより押圧してコンタクトラバー70に設けられた接点が接離してスイッチ動作を行なうものであるので操作性に優れる。また、コンタクトラバー70が回路基板60の上全面を覆うように形成されて構成されているので防水性に優れる。
(操作部10)
操作部10は、図1に示すように、外観的には、ノブ11とキャップ12等から構成されている。また、図3に示すように、ノブ11の内部には、ノブ11をロッド14に固定するための筒状の係合突起部11aが形成されている。操作部10は、傾倒操作及び回転操作をするよう一体的に構成されたものであって、ノブ11、キャップ12の他に、アクチュエータ13、ロッド14等から構成されている。
図1に示すように、一体とされたノブ11とキャップ12による操作部10は、操作軸CLの回りの回転操作(A方向)、及び、操作軸CLに対して十字方向(R(右)方向、L(左)方向、U(上)方向、及び、LW(下)方向)への傾倒操作が可能である。
ノブ11、及びキャップ12は、例えば、樹脂、金属等により形成されている。
(ノブ11)
ノブ11とキャップ12とは、一体とされて操作者の手指により把持される操作部10とされている。ノブ11は筒状とされ、その内部には、ノブ11をロッド14に固定するための筒状の係合突起部11aが形成されている。係合突起部11aには、後述するロッド14の嵌合部14aが挿入されて嵌合し、係合突起部11aの先端に形成された係止部11cにより、ロッド14から離脱しないように固定されている。
また、略円筒形状のノブ11の円筒部には、把持した状態で回転操作等を容易にするための滑り止めとして、ローレット加工されたローレット部11bが設けられている。
(キャップ12)
キャップ12の上面12aには、このスイッチ装置1の操作方向である回転方向が矢印とL、Rの文字で表示されている。なお、これらの矢印、文字等は、背景印刷に対して白ヌキとすることにより、下方向から照射される光により照明表示されるようにすることができる。
(アクチュエータ13)
アクチュエータ13は、図2、図3に示すように、半球殻状の球殻部13aと、この球殻部13aから放射状に突出して設けられた押圧突起部13bから概略構成され、例えば、樹脂等により形成されている。球殻部13aの球殻外部13cは、ボデー40側と当接し、球殻内部13dは、ロッド14側と当接する。また、球殻部13aの中央にはロッド14が嵌合して貫通するための開口部13eが形成されている。
放射状に8方向に突出して設けられた押圧突起部13bは、操作部10の傾倒操作により下方向に傾斜して移動し、後述する傾倒プッシャを回路基板側へ押圧する。すなわち、押圧突起部13bの先端位置は、傾倒プッシャ200(200A、200B、200C、200D、200M1、200M2)に対応するように形成されている。なお、各押圧突起部13bは、ボデー40の案内溝(図示省略)にガイドされているので、傾倒動作は可能で、かつ、回転動作はできない構成とされている。
(ロッド14)
ロッド14は、上部には、ノブ11と嵌合するための嵌合部14aが形成され、下部には、後述するロータ16に対して当接して任意の方向に傾倒可能とするための球面部14b、ロータ16と嵌合して一体的に回転するための突起部14cが形成されている。また、ロッド14の中間部には、傾倒操作時の可動範囲を規定するため、ボデー40のストッパー開口部40dと当接する段端14eが設けられている。なお、このロッド14は、樹脂等により形成されるが、透過性の樹脂により形成することにより、下側に位置するLED等の光をキャップ12の上面12aに導光して、上記した矢印や文字等を照明することができる。
ロッド14は、図3に示すように、アクチュエータ13の球殻内部13dに当接する当接部14dが形成されている。また、アクチュエータ13の開口部13eに対応して回転軸部14fが形成されている。すなわち、ロッド14は、回転軸部14f及び当接部14dにおいてアクチュエータ13と回転可能に嵌合している。一方、ロッド14が傾倒操作される場合は、回転軸部14fとアクチュエータ13の開口部13eが嵌合しているので、アクチュエータ13はロッド14と一体になって傾倒動作を行なう。
(ロータ16)
ロータ16は、例えば、樹脂、金属等により形成され、略円筒形状の本体部16aと、この本体部16aから円筒軸方向へ突出して設けられた係合突起部16bとを有して構成されている。
係合突起部16bは、ロッド14の突起部14cと回転方向に係合する。これにより、ノブ11の回転操作による回転をロッド14を介してロータ16に伝えることができる。なお、ロータ16の係合突起部16bとロッド14の突起部14cとは、上下方向には移動を規制されないので、傾倒動作における上下移動(微小な移動)を許容できる。
本体部16aの下面端16dがインナーボデー30の底部30dに当接することにより、図2、3で示す上下方向の位置決めがされる。また、本体部16aの上面端16eがインナーボデー30の押さえ部30eに当接して上方向への離脱を阻止されて係止される。このような構成により、ロータ16は、上下方向に位置決めがされると共に、インナーボデー30に対して回転可能に支持される。本体部16aには、回転軸に直交する方向に貫通穴16jが形成され、節度プッシャ17がスライド可能に収容される。
本体部16aの下端面側には、下側にカム形状で突出して形成されたカム部16hが形成されている。このカム部16hの下面は後述する切替プッシャ100の上端部と当接しており、ロータ16の回転に応じて切替プッシャ100(100A、100B)のいずれか一方を下側に移動させる機能を備えている。
図3に示すように、本体部16aの上側には、ロッド14の球面部14bを受けるための受面部16fが形成されている。この受面部16fは、ロッド14の球面部14bに対応した凹球面の形状に形成されている。これにより、ノブ11、キャップ12、アクチュエータ13、及びロッド14は、図1で示したR(右)方向、L(左)方向、U(上)方向、及び、LW(下)方向の4方向(十字方向)へ傾倒操作をすることができる。
(インナーボデー30)
インナーボデー30は、例えば、樹脂、金属等により、略円筒形状の本体部30aで形成され、本体部30aには、ロータ16を収容するための収容部30bが形成されている。収容部30bの内側円筒面には節度溝部30cが形成され、上記したロータ16が、バネ18により付勢されて本体部16aから突出する節度プッシャ17が当接することにより、節度感を出すように構成されている。
収容部30bには、ロータ16の下面端16dが当接して上下方向の位置決めとなる
底部30dが形成されている。この底部30dには、図3に示すように、切替プッシャ100のガイドとなるガイド穴30jが2箇所に形成されている。また、回転可能に収容したロータ16が回転軸の方向に離脱しないようにするため、ロータ16の上面端16eを押さえる押さえ部30eが形成されている。
本体部30aの外側円筒面には、後述するボデー40に収容されて回転軸方向の位置決めと回転を規制するための突起部30gが180°対向する2箇所に形成されている。また、ボデー40に収容されて固定するための爪部30fが形成されている。また、後述する切替プッシャ100が下方向へ移動する際の回り止めガイドとなるガイド壁30hが設けられている。
(ボデー40)
図2、3に示すように、ボデー40は、樹脂、金属等により形成され、内部に回路基板60、コンタクトラバー70、切替プッシャ100、傾倒プッシャ200等を収容する空間部40fを有する箱状の本体部40aと、本体部40aの上部に円筒状に形成された支持部40bと、この支持部40bから上方向にドーム状に形成されたドーム部40cから構成されている。
ドーム部40cは、アクチュエータ13の球殻外部13cと回転可能に当接する。すなわち、傾倒操作時に回転可能に支持できるように、同じ曲率で形成されている。また、ドーム部40cの中央には、ロッド14の段端14eの傾倒範囲を規制するストッパー開口部40dが形成されている。
さらに、図3に示すように、支持部40bには、操作軸CLの方向に、傾倒プッシャ200のガイドとなるガイド穴40jが貫通して形成されている。
また、図3に示すように、本体部40aの空間部40fには、回路基板60、コンタクトラバー70が収容されて、下側からカバー50により固定されている。回路基板60、コンタクトラバー70は、回路基板60の上面60aとコンタクトラバー70の内側天部70fが当接し、コンタクトラバー70の上面部70aが空間部40fの内段部40mに当接した状態で下方向からカバー50により押し当てられて固定されている。
(第1押圧機構部)
第1押圧機構部は、操作部10の回転操作により第1押圧スイッチ部を選択しスイッチ動作させる機構であって、上記説明した、操作部10(ノブ11、キャップ12)、ロッド14、ロータ16、切替プッシャ100等から構成されている。ここで、第1押圧スイッチ部は、後述する回路基板60上に形成された回転操作に基づいてオンオフする接点パターンである。
切替プッシャ100(100A、100B)は、軸部101とコンタクトラバー70を介して第1押圧スイッチ部を押圧する押圧操作部102から構成されている。軸部101は、インナーボデー30のガイド穴30jにスライド可能にガイドされている。切替プッシャ100(100A、100B)は、コンタクトラバー70の弾性力によりロータ16側へ付勢されている。操作部10の回転操作に応じて、切替プッシャ100A又は100Bがロータ16のカム部16hによりコンタクトラバー70の弾性力に抗して回路基板60側へ押圧される。
(第2押圧機構部)
第2押圧機構部は、操作部10(ノブ11、キャップ12)の傾倒操作により第2押圧スイッチ部を選択しスイッチ動作させる機構であって、上記説明した、操作部10、アクチュエータ13、ロッド14、傾倒プッシャ200等から構成されている。ここで、第2押圧スイッチ部は、後述する回路基板60上に形成された傾倒操作に基づいてオンオフする接点パターンである。
傾倒プッシャ200(200A、200B、200C、200D、200M1、200M2)は、軸部201とコンタクトラバー70を介して第2押圧スイッチ部を押圧する押圧操作部202から構成されている。軸部201は、ボデー40のガイド穴40jにスライド可能にガイドされている。傾倒プッシャ200(200A、200B、200C、200D、200M1、200M2)は、コンタクトラバー70の弾性力によりアクチュエータ13側へ付勢されている。操作部10の傾倒操作に応じて、傾倒した側の傾倒プッシャ200(200A、200B、200C、200D、200M1、200M2)がアクチュエータ13の押圧突起部13bによりコンタクトラバー70の弾性力に抗して回路基板60側へ押圧される。
(回路基板60)
図4は、本発明の第1の実施の形態に係るスイッチ装置の回路基板の接点パターン例を示す平面図である。回路基板60は、エポキシ、ガラスエポキシ、セラミック等の基板に接点パターンが形成され、必要な配線パターン、素子実装のためのランド、等が形成され、必要に応じてコネクタ等が設けられている。配線用のコネクタ80は、カバーの任意の位置から出すことができ、車両ハーネスと結線可能とされている。なお、図4で示す回路基板の接点パターン例は、接点パターンのみを図示し、その他の配線パターン、ランド等は図示省略している。
第1押圧スイッチ部は、回路基板60上に形成された、回転操作に基づいてオンオフする接点パターンである。図4で示すように、第1押圧スイッチ部は、回路基板60上に形成された接点61A、61B、61C、61Dである。この第1押圧機構部に対応した接点(61A、61B、61C、61D)は、後述する第2押圧機構部に対応した2つ以上の接点(62A、62B、62C、62D、63、64)の間に設置されている。ここで、各接点61A、61B、61C、61Dは、それぞれの位置の上側に位置するコンタクトラバー70の接点板70eが切替プッシャ100(100A、100B)により押圧されることによりそれぞれ導通してスイッチオンとなる。
第2押圧スイッチ部は、回路基板60上に形成された、傾倒操作に基づいてオンオフする接点パターンである。図4で示すように、第2押圧スイッチ部は、回路基板60上に形成された接点62A、62B、62C、62D、63、64である。ここで、各接点62A、62B、62C、62D、63、64は、それぞれの位置の上側に位置するコンタクトラバー70の接点板70eが傾倒プッシャ200(200A、200B、200C、200D、200M1、200M2)により押圧されることによりそれぞれ導通してスイッチオンとなる。
(コンタクトラバー70)
コンタクトラバー70は、シリコン等のエラストマ(ゴム)により形成されたもので、上面部70a、側面部70b、第1押圧スイッチ部及び第2押圧スイッチ部に対応して上に凸形状に形成されたドーム部70c、70dが一体に形成されたものである。このコンタクトラバー70は、図3に示すように、回路基板60上を上面部70a、ドーム部70c、70dで覆い、かつ、回路基板60の側面全部を側面部70bで包み込むようにして装着される。ドーム部70c、70dは、それぞれ切替プッシャ100(100A、100B)と傾倒プッシャ200(200A、200B、200C、200D、200M1、200M2)に対応して形成され、それぞれのプッシャに対して操作部10側へゴムの弾性力により付勢して、押圧動作に対する抵抗力となる。
図3に示すように、各ドーム部の下端部には導電性の接点板70eが装着されている。これにより、回転操作又は傾倒操作で各プッシャが下方向へ移動してきて接点板70eが回路基板60上の各接点(61A、61B、61C、61D、62A、62B、62C、62D、63、64)に接触することにより、各接点が導通状態となり、スイッチのオン動作が実行されることになる。
(組み立て)
上記説明した各構成部品の組み立て手順を、図2、3により簡単に説明する。まず、アクチュエータ13、ロッド14、ロータ16、インナーボデー30を、図2で示す下方向からボデー40の空間部40fへ挿入する。なお、ロータ16の貫通穴16jには、節度プッシャ17及びバネ18を予め組み付けておく。ロッド14の突起部14cは、ロータ16の係合突起部16bの間に嵌まり込む。また、インナーボデー30の突起部30gは、ボデー40の位置決め穴部(図示省略)に位置決めされる。この状態で、インナーボデー30の爪部30fがボデー40の係合部(図示省略)に嵌合して固定される。
切替プッシャ100をインナーボデー30のガイド穴30jに挿入し、また、傾倒プッシャ200をボデー40のガイド穴40jに挿入する。この状態で、コンタクトラバー70、回路基板60を下方向からボデー40側へカバー50により押し当てながら固定する。カバー50の爪部50aがボデー40の係止穴40nに嵌まり込んで固定される。なお、回路基板60には、予めコネクタ80等を実装しておく。
(回路構成)
図5は、本発明の第1の実施の形態に係るスイッチ装置のスイッチ回路例を示す回路図である。この回路400は、例えば、車両用の電動ミラーをコントロールするための回路例であって、左右のミラーを操作部の回転操作により選択し、選択したミラーの上下左右方向の傾き移動を操作部の傾倒操作により行なうものである。
左ミラー500には、ミラーを左右方向及び上下方向に動作させるためのモータ410、420が搭載されている。また、右ミラー510には、ミラーを左右方向及び上下方向に動作させるためのモータ430、440が搭載されている。
図5に示すように、左ミラー500のモータ410は、一端が接点64を介してグランド(GND)及び接点63を介してACC電源に接続されている。また、モータ410の他の一端は接点61Aに接続され、接点61Aの他端側は、グランド(GND)に接続された接点62D、及び、ACC電源に接続された接点62Cに接続されている。
左ミラー500のモータ420は、一端が接点64を介してグランド(GND)及び接点63を介してACC電源に接続されている。また、モータ420の他の一端は接点61Cに接続され、接点61Cの他端側は、グランド(GND)に接続された接点62B、及び、ACC電源に接続された接点62Aに接続されている。
また、右ミラー510のモータ430は、一端が接点64を介してグランド(GND)及び接点63を介してACC電源に接続されている。また、モータ430の他の一端は接点61Bに接続され、接点61Bの他端側は、グランド(GND)に接続された接点62D、及び、ACC電源に接続された接点62Cに接続されている。
右ミラー510のモータ440は、一端が接点64を介してグランド(GND)又は接点63を介してACC電源に接続されている。また、モータ440の他の一端は接点61Dに接続され、接点61Dの他端側は、グランド(GND)に接続された接点62B、及び、ACC電源に接続された接点62Aに接続されている。
回転操作によって導通する接点は、接点61A、61Cまたは接点61B、61Dのいずれか一方である。
傾倒操作によって導通する接点は、接点62A、62B、62C、62Dのいずれか1つである。また、接点64は、接点62Aまたは接点62Cが導通するときに導通する。また、接点63は、接点62Bまたは接点62Dが導通するときに導通する。
(スイッチ装置1の回転操作による動作)
操作部10の回転操作は、左ミラー500か右ミラー510のいずれのミラーを動作させるかを選択する操作である。図1で示したように、操作部10を図示A方向に回転させて、L(左ミラー)またはR(右ミラー)の位置にセットする。
例えば、操作部10(ノブ11、キャップ12)を反時計方向に回転させてL(左ミラー)の位置にセットする。操作部10の回転に伴って、ロッド14、ロータ16が回転する。このロータ16の回転により、ロータ16のカム部16hが切替プッシャ100Aを下方向に移動させる。これにより、切替プッシャ100Aに対応したコンタクトラバー70の接点板70eが接点61A、61Cに接触して接点61A、61Cが導通する。
同様に、操作部10を時計方向に回転させてR(右ミラー)の位置にセットした場合は、操作部10の回転に伴って、ロッド14、ロータ16が回転する。このロータ16の回転により、ロータ16のカム部16hが切替プッシャ100Bを下方向に移動させる。これにより、切替プッシャ100Bに対応したコンタクトラバー70の接点板70eが接点61B、61Dに接触して接点61B、61Dが導通する。
(スイッチ装置1の傾倒操作による動作)
操作部10の傾倒操作は、選択された左ミラー500又は右ミラー510のいずれのミラーの傾き移動を行なうものである。以下では、操作部10を反時計方向に回転させてL(左ミラー)の位置にセットして左ミラー500を選択し、U(上)方向の傾倒操作を行なう例について説明する。
左ミラー500が選択されているので、図5においては、接点61A、61Cが導通している状態である。
操作部10(ノブ11、キャップ12)のU(上)方向の傾倒操作により、操作部10は、ロッド14の球面部14bがロータ16の受面部16f上で回転する。これにより、操作部10、アクチュエータ13、ロッド14が一体的に傾倒する。この傾倒操作により、アクチュエータ13の傾倒した位置の押圧突起部13bが傾倒プッシャ200Cを下方向に移動させる。これにより、傾倒プッシャ200Cに対応したコンタクトラバー70の接点板70eが接点62Cに接触して接点62Cが導通する。また、この傾倒操作により、押圧突起部13bが傾倒プッシャ200M2を下方向に移動させる。これにより、傾倒プッシャ200M2に対応したコンタクトラバー70の接点板70eが接点64に接触して接点64が導通する。
上記のことから、図5に示す回路図を参照すれば、接点61A、接点62C、及び、接点64が導通するので、左ミラー500のモータ410が駆動され、ミラーのU(上)方向への調整を行なうことができる。
同様の動作により、操作部10のLW(下)方向への傾倒操作により、接点61A、接点62D、及び、接点63が導通するので、左ミラー500のモータ410が駆動され、ミラーのLW(下)方向への調整を行なうことができる。
すなわち、操作部10のU(上)方向の傾倒操作とLW(下)方向の傾倒操作において、モータ410には逆方向の電流が流れるので、左ミラー500のモータ410によりU(上)方向又はLW(下)方向のミラー調整を行なうことができる。
上記と同様に、操作部10のR(右)方向とL(左)方向の傾倒操作により、左ミラー500のモータ420によりR(右)方向又はL(左)方向のミラー調整を行なうことができる。
右ミラー510が選択されている場合についても、R(右)方向、L(左)方向、U(上)方向、及び、LW(下)方向の4方向(十字方向)へのミラー調整を行なうことができる。
図4に示すように、65で示す位置に、例えば、LEDの光源を実装し、透過性を有するコンタクトラバー70及びロッド14を介してキャップ12の上面12aに導光し、キャップ12の上面12aに表示された矢印や文字等を照明することができる。
(本発明の第2の実施の形態)
図6は、本発明の第2の実施の形態に係るスイッチ装置の全体斜視図である。図7は、本発明の第2の実施の形態に係るスイッチ装置の分解斜視図である。また、図8は、本発明の第2の実施の形態に係るスイッチ装置の操作軸CLを含む縦断面図である。本発明の第2の実施の形態に係るスイッチ装置1001は、操作部1010の回転操作により第1押圧スイッチ部を選択しスイッチ動作させる第1押圧機構部と、操作部1010の傾倒操作により第2押圧スイッチ部をスイッチ動作させる第2押圧機構部と、第1押圧スイッチ部、第2押圧スイッチ部が実装された回路基板60と、回路基板60と切替プッシャ1100及び傾倒プッシャ1200との間に介在し、各スイッチに対応した接点を有し、切替プッシャ1100と傾倒プッシャ1200の移動により各接点は各スイッチと接離してスイッチ動作を行なうコンタクトラバー1070と、を有し、コンタクトラバー1070は、回路基板60の上全面を覆うように形成されて構成されている。
本発明の第2の実施の形態に係るスイッチ装置1001は、操作部1010の回転操作により第1押圧スイッチ部により操作対象機器を選択し、操作部1010の傾倒操作により第2押圧スイッチ部を操作して選択された機器の操作を行なうので、1つの操作ノブで回転操作による切替と傾倒操作による十字方向へのスイッチ操作が可能である。また、第1押圧スイッチ部、第2押圧スイッチ部は摺動タイプではなくプッシャにより押圧してコンタクトラバー1070に設けられた接点が接離してスイッチ動作を行なうものであるので操作性に優れる。また、コンタクトラバー1070が回路基板60の上全面を覆うように形成されて構成されているので防水性に優れる。
以下、本発明の第1の実施の形態と異なる機構によるスイッチ装置1001を示す。図4、図5は、第1の実施の形態と同じであるので、以下、図6〜図8に示す異なる構成について説明する。
(操作部1010)
操作部1010は、図6に示すように、外観的には、上ノブ1011、下ノブ1012、キャップ1013等から構成されている。また、図7に示すように、その内部には、上ノブ1011の動きを伝達するための、ロッド1014、ホルダ1015、ロータ1016等から構成されている。
操作部1010において、図6に示す操作軸CLの回りの回転操作に寄与するものは、上ノブ1011とキャップ1013であり、操作軸CLに対して十字方向(R(右)方向、L(左)方向、U(上)方向、及び、LW(下)方向)への傾倒操作に寄与するものは、上ノブ1011、キャップ1013、及び、下ノブ1012である。
上ノブ1011、下ノブ1012、及びキャップ1013は、例えば、樹脂、金属等により形成されている。
(上ノブ1011)
上ノブ1011とキャップ1013とは、キャップ1013の爪部1013aにより上ノブ1011の筒部内部の係止部(図示省略)に係合して互いに固定されている。また、上ノブ1011は、係合突起部1011a係合突起部1011aが下ノブ1012の係合鈎部1012aに係合されることにより、互いに回転可能に嵌合している。これにより、上ノブ1011及びキャップ1013は一体的に構成された状態で、下ノブ1012や後述するボデー1040等に対して、図6に示すように操作軸CLの回りに、手指等によって把持されて回転操作がされる。
また、上ノブ1011、下ノブ1012、及びキャップ1013は、手指等によって把持された一体状態で、ボデー1040等に対して、図6に示すように操作軸CLに対して十字方向(R(右)方向、L(左)方向、U(上)方向、及び、LW(下)方向)への傾倒操作がされる。
また、略円筒形状の上ノブ1011の円筒部には、把持した状態で回転操作等を容易にするための滑り止めとして、ローレット加工されたローレット部1011bが設けられている。
(キャップ1013)
キャップ1013の上面1013bには、このスイッチ装置1001の操作方向である回転方向が矢印とL、Rの文字で表示されている。なお、これらの矢印、文字等は、背景印刷に対して白ヌキとすることにより、下方向から照射される光により照明表示されるようにすることができる。
(下ノブ1012)
下ノブ1012は、略円筒形状とされ、円筒部の180度対向した位置に、後述するホルダ1015を両端で支持する支持穴1012bが形成されている。上記したように、下ノブ1012は、回転操作においては操作部としては機能せず、傾倒操作においては操作部としては機能する。
図7、8に示すように、下ノブ1012は、ホルダ1015により支持穴1012bで揺動可能に支持される。また、下ノブ1012は、ボデー1040の支持穴1040cにより揺動可能に支持されたホルダ1015と共に揺動可能に支持される。これにより、図6に示すように操作軸CLに対して十字方向(R(右)方向、L(左)方向、U(上)方向、及び、LW(下)方向)への傾倒操作が可能となる。
ここで、下ノブ1012の下端には、図8に示すように傾倒操作時に後述する傾倒プッシャ1200を下方向へ押圧する突起部1012cが形成されている。この突起部1012cは、傾倒プッシャ1200に対応して複数設けられている。
(ロッド1014)
ロッド1014は、上部には、図6で示す回転方向Aに対して上ノブ1011の内溝部1011cとスライド可能で、かつ一体的に回転するための嵌合部1014aが形成され、下部には、後述するロータ1016に当接する球面部1014b、ロータ1016と嵌合して一体的に回転するための突起部1014cが形成されている。嵌合部1014aと球面部1014b及び突起部1014cとは、円柱状のロッド部1014dにより接続されて一体化されている。なお、このロッド1014は、樹脂等により形成されるが、透過性の樹脂により形成することにより、下側に位置するLED等の光をキャップ1013の上面1013bに導光して、上記した矢印や文字等を照明することができる。
(ホルダ1015)
ホルダ1015は、例えば、樹脂、金属等により形成され、下ノブ1012に対して第1の方向に回転可能に連結され、また、後述するボデー1040に対して第2の方向に回転可能に連結される。上記した第1の方向と第2の方向とは互いに直交している。これにより、下ノブ1012、すなわち、一体的に構成された上ノブ1011、下ノブ1012、及びキャップ1013は、ボデー1040に対して、直交する方向へ傾倒操作することができる。すなわち、図6に示したR(右)方向、L(左)方向、U(上)方向、及び、LW(下)方向の4方向へ傾倒操作をすることができる。
ホルダ1015は、環状部1015aと、この環状部1015aの180度対向した位置から外へ向かって突出して形成された嵌合部1015bと、嵌合部1015bと直交して外へ向かって突出して形成された嵌合部1015cとから構成されている。
嵌合部1015bは、その先端部が下ノブ1012の支持穴1012bに回転可能に嵌合する。これにより、図6で示したR(右)方向、L(左)方向に傾倒動作をすることができる。一方、嵌合部1015cは、ボデー1040の支持穴1040cに回転可能に嵌合する。これにより、図6で示したU(上)方向、LW(下)方向に傾倒動作をすることができる。
(ロータ1016)
ロータ1016は、例えば、樹脂、金属等により形成され、略円筒形状の本体部1016aと、この本体部1016aから円筒軸方向へ突出して設けられた係合突起部1016bとを有して構成されている。
係合突起部1016bは、ロッド1014の突起部1014cと回転方向に係合する。これにより、上ノブ1011の回転操作による回転をロッド1014を介してロータ1016に伝えることができる。なお、ロータ1016の係合突起部1016bとロッド1014の突起部1014cとは、上下方向には移動を規制されないので、傾倒動作における上下移動(微小な移動)を許容できる。
本体部1016aには、フランジ部1016cが設けられ、このフランジ部1016cの下面端1016dがボデー1040の下段部1040dに当接することにより、図7、8で示す上下方向に位置決めがされる。また、フランジ部1016cの上面端1016eがボデー1040の上段部1040eに当接して上方向への離脱を阻止されて係止される。このような構成により、ロータ1016は、上下方向に位置決めがされると共に、ボデー1040に対して回転可能に支持される。
本体部1016aの下端面側には、下側にカム形状で突出して形成されたカム部1016hが形成されている。このカム部1016hの下面は後述する切替プッシャ1100の上端部と当接しており、ロータ1016の回転に応じて切替プッシャ1100(1100A、1100B)のいずれか一方を下側に移動させる機能を備えている。
図8に示すように、本体部1016aの上面には、ロッド1014の球面部1014bを受けるための受面部1016fが形成されている。この受面部1016fは、ロッド1014の球面部1014bに対応した凹球面の形状に形成されている。これにより、上ノブ1011、下ノブ1012、キャップ1013、及びロッド1014は、図8に示すような任意の傾倒方向(例えば、CL1方向)へ動作することができる。ただし、前述のように、ホルダ1015と下ノブ1012、ホルダ1015とボデー1040の支持方向により、図6で示したR(右)方向、L(左)方向、U(上)方向、及び、LW(下)方向の4方向(十字方向)へのみ傾倒操作をすることができる。
(ボデー1040)
ボデー1040は、樹脂、金属等により形成され、内部に回路基板60、コンタクトラバー1070、切替プッシャ1100、傾倒プッシャ1200等を収容する空間部1040fを有する箱状の本体部1040aと、本体部1040aの上部に形成されホルダ1015を揺動可能に支持する支持部1040bとで構成されている。
図7、8に示すように、支持部1040bには、ホルダ1015の嵌合部1015cと回転可能に嵌合して支持する支持穴1040cが形成されている。また、支持部1040bの内部には、ロータ1016の本体部1016aが回転可能に嵌合する嵌合穴部1040kが形成されている。また、ロータ1016のフランジ部1016cの下面端1016dと当接する下段部1040d、及び、上面端1016eが当接してロータ1016が上方向への離脱を阻止されて係止される上段部1040eが形成されている。
また、図7に示すように、嵌合穴部1040kの一部には、ロータ1016に装着されてバネ1018により付勢されて本体部1016aから突出する節度プッシャ1017が当接して節度感を出すための節度溝1040gが形成されている。
さらに、支持部1040bには、操作軸CLの方向に、後述する切替プッシャ1100のガイドとなるガイド穴1040h、傾倒プッシャ1200のガイドとなるガイド穴1040jが貫通して形成されている。
また、図7、8に示すように、本体部1040aの空間部1040fには、回路基板60、コンタクトラバー1070が収容されて、下側からカバー1050により固定されている。回路基板60、コンタクトラバー1070は、回路基板60の上面60aとコンタクトラバー1070の内側天部1070fが当接し、コンタクトラバー1070の上面部1070aが空間部1040fの内段部1040mに当接した状態で下方向からカバー1050により押し当てられて固定されている。
(第1押圧機構部)
第1押圧機構部は、操作部1010の回転操作により第1押圧スイッチ部を選択しスイッチ動作させる機構であって、上記説明した、操作部1010(上ノブ1011、キャップ1013)、ロッド1014、ロータ1016、切替プッシャ1100等から構成されている。ここで、第1押圧スイッチ部は、後述する回路基板60上に形成された回転操作に基づいてオンオフする接点パターンである。
切替プッシャ1100(1100A、1100B)は、軸部1101とコンタクトラバー1070を介して第1押圧スイッチ部を押圧する押圧操作部10102から構成されている。軸部1101は、ボデー1040のガイド穴1040hにスライド可能にガイドされている。切替プッシャ1100(1100A、1100B)は、コンタクトラバー1070の弾性力によりロータ1016側へ付勢されている。操作部1010の回転操作に応じて、切替プッシャ11100A又は1100Bがロータ1016のカム部1016hによりコンタクトラバー1070の弾性力に抗して回路基板60側へ押圧される。
(第2押圧機構部)
第2押圧機構部は、操作部1010(上ノブ1011、下ノブ1012、キャップ1013)の傾倒操作により第2押圧スイッチ部を選択しスイッチ動作させる機構であって、上記説明した、操作部1010、ロッド1014、ホルダ1015、傾倒プッシャ1200等から構成されている。ここで、第2押圧スイッチ部は、後述する回路基板60上に形成された傾倒操作に基づいてオンオフする接点パターンである。
傾倒プッシャ1200(1200A、1200B、1200C、1200D、1200M1、1200M2)は、軸部1201とコンタクトラバー1070を介して第2押圧スイッチ部を押圧する押圧操作部1202から構成されている。軸部1201は、ボデー1040のガイド穴1040jにスライド可能にガイドされている。傾倒プッシャ1200(1200A、1200B、1200C、1200D、1200M1、1200M2)は、コンタクトラバー1070の弾性力により下ノブ1012側へ付勢されている。操作部1010の傾倒操作に応じて、傾倒プッシャ1200(1200A、1200B、1200C、1200D、1200M1、1200M2)が下ノブ1012の各突起部1012cによりコンタクトラバー1070の弾性力に抗して回路基板60側へ押圧される。
(回路基板60)
本発明の第2の実施の形態に係るスイッチ装置の回路基板60は、図4で示す第1の実施の形態と同じであるので、説明を省略する。
第1押圧スイッチ部は、回路基板60上に形成された、回転操作に基づいてオンオフする接点パターンである。図4で示すように、第1押圧スイッチ部は、回路基板60上に形成された接点61A、61B、61C、61Dである。この第1押圧機構部に対応した接点(61A、61B、61C、61D)は、後述する第2押圧機構部に対応した2つ以上の接点(62A、62B、62C、62D、63、64)の間に設置されている。ここで、各接点61A、61B、61C、61Dは、それぞれの位置の上側に位置するコンタクトラバー1070の接点板1070eが切替プッシャ1100(1100A、1100B)により押圧されることによりそれぞれ導通してスイッチオンとなる。
第2押圧スイッチ部は、回路基板60上に形成された、傾倒操作に基づいてオンオフする接点パターンである。図4で示すように、第2押圧スイッチ部は、回路基板60上に形成された接点62A、62B、62C、62D、63、64である。ここで、各接点62A、62B、62C、62D、63、64は、それぞれの位置の上側に位置するコンタクトラバー1070の接点板1070eが傾倒プッシャ1200(1200A、1200B、1200C、1200D、1200M1、1200M2)により押圧されることによりそれぞれ導通してスイッチオンとなる。
(コンタクトラバー1070)
コンタクトラバー1070は、シリコン等のエラストマ(ゴム)により形成されたもので、上面部1070a、側面部1070b、第1押圧スイッチ部及び第2押圧スイッチ部に対応して上に凸形状に形成されたドーム部1070c、1070dが一体に形成されたものである。このコンタクトラバー1070は、図8に示すように、回路基板60上を上面部1070a、ドーム部1070c、1070dで覆い、かつ、回路基板60の側面全部を側面部1070bで包み込むようにして装着される。ドーム部1070c、1070dは、それぞれ切替プッシャ1100(1100A、1100B)と傾倒プッシャ1200(1200A、1200B、1200C、1200D、1200M1、1200M2)に対応して形成され、それぞれのプッシャに対して操作部1010側へゴムの弾性力により付勢して、押圧動作に対する抵抗力となる。
図8に示すように、各ドーム部の下端部には導電性の接点板1070eが装着されている。これにより、回転操作又は傾倒操作で各プッシャが下方向へ移動してきて接点板1070eが回路基板60上の各接点(61A、61B、61C、61D、62A、62B、62C、62D、63、64)に接触することにより、各接点が導通状態となり、スイッチのオン動作が実行されることになる。
(スイッチ回路)
図5で示した第1の実施の形態におけるスイッチ回路は、本発明の第2の実施の形態においても同様であるので、説明を省略する。
(スイッチ装置1001の回転操作による動作)
操作部1010の回転操作は、左ミラー500か右ミラー510のいずれのミラーを動作させるかを選択する操作である。図6で示したように、操作部1010を図示A方向に回転させて、L(左ミラー)またはR(右ミラー)の位置にセットする。
例えば、操作部1010(上ノブ1011、キャップ1013)を反時計方向に回転させてL(左ミラー)の位置にセットする。操作部1010の回転に伴って、ロッド1014、ロータ1016が回転する。このロータ1016の回転により、ロータ1016のカム部1016hが切替プッシャ11100Aを下方向に移動させる。これにより、切替プッシャ11100Aに対応したコンタクトラバー1070の接点板1070eが接点61A、61Cに接触して接点61A、61Cが導通する。
同様に、操作部1010を時計方向に回転させてR(右ミラー)の位置にセットした場合は、操作部1010の回転に伴って、ロッド1014、ロータ1016が回転する。このロータ1016の回転により、ロータ1016のカム部1016hが切替プッシャ11100Bを下方向に移動させる。これにより、切替プッシャ11100Bに対応したコンタクトラバー1070の接点板1070eが接点61B、61Dに接触して接点61B、61Dが導通する。
(スイッチ装置1001の傾倒操作による動作)
操作部1010の傾倒操作は、選択された左ミラー500又は右ミラー510のいずれのミラーの傾き移動を行なうものである。以下では、操作部1010を反時計方向に回転させてL(左ミラー)の位置にセットして左ミラー500を選択し、U(上)方向の傾倒操作を行なう例について説明する。
左ミラー500が選択されているので、図5においては、接点61A、61Cが導通している状態である。
操作部1010(上ノブ1011、下ノブ1012、キャップ1013)のU(上)方向の傾倒操作により、操作部1010は、ホルダ1015の嵌合部1015cがボデー1040の支持穴1040cに回転可能に嵌合した状態で傾倒する。この傾倒操作により、下ノブ1012の突起部1012cが傾倒プッシャ1200Cを下方向に移動させる。これにより、傾倒プッシャ1200Cに対応したコンタクトラバー1070の接点板1070eが接点62Cに接触して接点62Cが導通する。また、この傾倒操作により、下ノブ1012の突起部1012cが傾倒プッシャ1200M2を下方向に移動させる。これにより、傾倒プッシャ1200M2に対応したコンタクトラバー1070の接点板1070eが接点64に接触して接点64が導通する。
上記のことから、図5に示す回路図を参照すれば、接点61A、接点62C、及び、接点64が導通するので、左ミラー500のモータ410が駆動され、ミラーのU(上)方向への調整を行なうことができる。
同様の動作により、操作部1010のLW(下)方向への傾倒操作により、接点61A、接点62D、及び、接点63が導通するので、左ミラー500のモータ410が駆動され、ミラーのLW(下)方向への調整を行なうことができる。
すなわち、操作部1010のU(上)方向の傾倒操作とLW(下)方向の傾倒操作において、モータ410には逆方向の電流が流れるので、左ミラー500のモータ410によりU(上)方向又はLW(下)方向のミラー調整を行なうことができる。
上記と同様に、操作部1010のR(右)方向とL(左)方向の傾倒操作により、左ミラー500のモータ420によりR(右)方向又はL(左)方向のミラー調整を行なうことができる。
右ミラー510が選択されている場合についても、R(右)方向、L(左)方向、U(上)方向、及び、LW(下)方向の4方向(十字方向)へのミラー調整を行なうことができる。
図4に示すように、65で示す位置に、例えば、LEDの光源を実装し、透過性を有するコンタクトラバー1070及びロッド1014を介してキャップ1013の上面1013bに導光し、キャップ1013の上面1013bに表示された矢印や文字等を照明することができる。
(本発明の実施の形態の効果)
本発明の実施の形態に係るスイッチ装置によれば、以下のような効果を有する。
(1)スイッチ装置は、操作部の回転操作により第1押圧スイッチ部により操作対象機器を選択し、操作部の傾倒操作により第2押圧スイッチ部を操作して選択された機器の操作を行なうので、1つの操作ノブで回転操作による切替と傾倒操作による十字方向へのスイッチ操作が可能となる。
(2)また、第1押圧スイッチ部、第2押圧スイッチ部は摺動タイプではなくプッシャにより押圧してコンタクトラバーに設けられた接点が接離してスイッチ動作を行なうものである。これにより、摺動抵抗の影響がない操作フィーリングに優れた操作性のよいスイッチ装置が可能となる。
(3)また、コンタクトラバーは、回路基板の上全面を覆うように装着される。あるいは、回路基板の側面全部を包み込むようにして装着される。これにより、防水性に優れたスイッチ装置が可能となる。
(4)また、他の実施の形態に示したように、例えば、LEDの光源を回路基板上に実装し、透過性を有するコンタクトラバー及びロッドを介してキャップ12の上面に導光し、キャップ12の上面に表示された矢印や文字等を照明することができる。これにより、コンタクトラバーによる回路基板の防水性を確保しつつ、回路基板上の光源から操作部の矢印や文字等を照明することが可能となる。
以上、本発明のいくつかの実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更等を行うことができる。また、これら実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態は、発明の範囲及び要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…スイッチ装置
10…操作部、11…ノブ、11a…係合突起部、11b…ローレット部、11c…係止部、12…キャップ、13…アクチュエータ、13a…球殻部、13b…押圧突起部、13c…球殻外部、13d…球殻内部、13e…開口部、14…ロッド、14a…嵌合部、14b…球面部、14c…突起部、14d…当接部、14e…段端、14f…回転軸部、16…ロータ、16a…本体部、16b…係合突起部、16d…下面端、16e…上面端、16f…受面部、16h…カム部、17…節度プッシャ、18…バネ
30…インナーボデー、30a…本体部、30b…収容部、30c…節度溝部、30d…底部、30e…押さえ部、30f…爪部、30g…突起部、30h…ガイド壁、30j…ガイド穴
40…ボデー、40a…本体部、40b…支持部、40c…ドーム部、40d…ストッパー開口部、40f…空間部、40j…ガイド穴、40m…内段部、40n…係止穴
50…カバー、50a…爪部
60…回路基板、60a…上面、61A、61B、61C、61D…接点、62A、62B、62C、62D…接点、63、64…接点
70…コンタクトラバー、70a…上面部、70b…側面部、70c、70d…ドーム部、70e…接点板、70f…内側天部
80…コネクタ
100、100A、100B…切替プッシャ、101…軸部、102…押圧操作部
200A、200B、200C、200D、200M1、200M2…傾倒プッシャ、201…軸部、202…押圧操作部
400…回路、410、420,430,440…モータ
500…左ミラー、510…右ミラー
1001…スイッチ装置
1010…操作部、1011…上ノブ、1011a…係合突起部、1011b…ローレット部、1011c…内溝部、1012…下ノブ、1012a…係合鈎部、1012b…支持穴、1012c…突起部、1013…キャップ、1013a…爪部、1013b…上面、1014…ロッド、1014a…嵌合部、1014b…球面部、1014c…突起部、1014d…ロッド部、1015…ホルダ、1015a…環状部、1015b…嵌合部、1015c…嵌合部、1016…ロータ、1016a…本体部、1016b…係合突起部、1016c…フランジ部、1016d…下面端、1016e…上面端、1016f…受面部、1016h…カム部、1017…節度プッシャ、1018…バネ
1040…ボデー、1040a…本体部、1040b…支持部、1040c…支持穴、1040d…下段部、1040e…上段部、1040f…空間部、1040g…節度溝、1040h、1040j…ガイド穴、1040k…嵌合穴部、1040m…内段部
1050…カバー
1070…コンタクトラバー、1070a…上面部、1070b…側面部、1070c、1070d…ドーム部、1070e…接点板、1070f…内側天部
1080…コネクタ
1100、1100A、1100B…切替プッシャ、1101…軸部、1102…押圧操作部
1200A、1200B、1200C、1200D、1200M1、1200M2…傾倒プッシャ、1201…軸部、1202…押圧操作部
CL…操作軸

Claims (4)

  1. 操作部の回転操作により第1押圧スイッチ部を選択しスイッチ動作させる第1押圧機構部と、
    前記操作部の傾倒操作により第2押圧スイッチ部をスイッチ動作させる第2押圧機構部と、
    前記第1押圧スイッチ部、第2押圧スイッチ部が実装された回路基板と、
    前記回路基板と前記第1押圧機構部及び第2押圧機構部との間に介在し、前記各スイッチに対応した接点を有し、前記第1押圧機構部と前記第2押圧機構部の移動により前記各接点は前記各スイッチと接離してスイッチ動作を行なうコンタクトラバーと、を有し、
    前記コンタクトラバーは、前記回路基板の上全面を覆うように形成されていることを特徴とするスイッチ装置。
  2. 前記第1押圧機構部又は前記第2押圧機構部は、前記操作部の回転操作又は傾倒操作の動きを押圧動作として前記回路基板に伝えるプッシャーであることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。
  3. 前記第1押圧機構部は、前記操作部の回転操作によるロッド及びロータの回転移動により前記ロータのカム部を介して切替プッシャーを押圧して前記回路基板側へ移動させ、
    前記第2押圧機構部は、前記操作部の傾倒操作によるロッド及びアクチュエータの傾倒移動により傾倒プッシャーを押圧して前記回路基板側へ移動させるものであることを特徴とする請求項2に記載のスイッチ装置。
  4. 前記第1押圧機構部に対応した接点は、前記第2押圧機構部に対応した2つ以上の接点の間に設置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のスイッチ装置。
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