JP2016225190A - プラズマ処理装置及び方法、電子デバイスの製造方法 - Google Patents

プラズマ処理装置及び方法、電子デバイスの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高速な処理が可能で、かつ、プラズマを安定的に利用することができるプラズマ処理装置及び方法、電子デバイスの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】誘導結合型プラズマトーチユニットTにおいて、コイル3a及び3b、第一セラミックブロック4及び第二セラミックブロック5が配置され、チャンバ7は環状である。チャンバ7内に発生したプラズマPは、チャンバ7における開口部8より基材1に向けて噴出する。開口部8の長手方向に対して垂直な向きに、チャンバ7と基材1とを相対的に移動させることで、基材1を処理する。回転する円筒状のセラミック管13の周囲において、スリットA31からドライエアを供給しつつ、ガス排気配管26からガスを排気することにより、好ましくないプラズマ発生を抑制でき、また、高い電力効率でプラズマを発生でき、高速のプラズマ処理が可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、プラズマ処理装置及び方法、電子デバイスの製造方法に関するものである。特に、熱プラズマを基材に照射して基材を処理する熱プラズマ処理や、反応ガスによるプラズマまたはプラズマと反応ガス流を同時に基材へ照射して基材を処理する低温プラズマ処理などに関する。
従来、多結晶シリコン(poly−Si)等の半導体薄膜は薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)や太陽電池に広く利用されている。これを安価に形成する方法として、非晶質シリコン膜にレーザー光を照射して結晶化するものがある。レーザープロセスは、イオン注入やプラズマドーピングによって半導体基板に導入した不純物原子の活性化などにも適用しうる。しかしながら、このレーザーアニール技術には、被加熱物の光吸収の大小によって到達温度がばらついたり、継ぎ目が発生したりするなどの課題があり、また非常に高価な設備を要する。
そこで、長尺の熱プラズマを発生させ、一方向にのみ走査することで、被加熱物の光吸収に依存しない加熱が可能で、また、継ぎ目なく、安価に熱処理を行う技術が検討されている(例えば、特許文献1〜3、及び、非特許文献1を参照)。
特開2013−120633号公報 特開2013−120684号公報 特開2013−120685号公報
T.Okumura and H.Kawaura,Jpn.J.Appl.Phys.52(2013)05EE01
しかしながら、半導体の結晶化など、ごく短時間だけ基材の表面近傍を高温処理する用途に対して、従来例に示した特許文献1〜3に記載の長尺の熱プラズマを発生させる技術では、プラズマの照射強度を上げるために高周波電力を増大しすぎると、プラズマ源が熱により損傷してしまうので、高周波電力を抑制せざるを得ず、結果として処理速度(単位時間当たりに処理できる基板数)が小さくなる問題点があった。
本発明はこのような課題に鑑みなされたもので、基材の表面近傍をごく短時間だけ均一に高温熱処理するに際して、或いは、反応ガスによるプラズマまたはプラズマと反応ガス流を同時に基材へ照射して基材を低温プラズマ処理するに際して、高速な処理が可能で、かつ、プラズマを安定的に利用することができるプラズマ処理装置及び方法、電子デバイスの製造方法を提供することを目的としている。
本願の第1発明のプラズマ処理装置は、線状の開口部を備え、開口部以外が誘電体部材に囲まれた開口部に連通する環状のチャンバと、チャンバ近傍に設けられたコイルと、コイルに接続された電源と、基材載置台とを備え、誘導結合型プラズマトーチを利用するプラズマ処理装置において、以下の特徴を有する。
チャンバを囲む誘電体部材のうち、基材載置台に相対する面を構成する部位が、開口部の線方向と平行に配置された円筒からなり、円筒を、円筒の軸を中心に回転させる回転機構を備え、円筒の周囲に異なる種類のガスを導入するための複数のガス供給配管を備えたこと。
このような構成により、高速な処理が可能で、かつ、プラズマを安定的に利用することができる。
本願の第1発明のプラズマ処理装置において、好適には、前記円筒の周囲からガスを排気するためのガス排気配管を備えることが望ましい。
このような構成により、プラズマをより安定して生成することができる。
また、好適には、異なる種類のガスを第一ガス及び第二ガス、第一ガスを導入するガス供給配管をガス供給配管A、第二ガスを導入するガス供給配管をガス供給配管B、第一ガスを円筒に向けて噴出させる噴出口を噴出口A、第二ガスを円筒に向けて噴出させる噴出口を噴出口Bとした時、噴出口Bが2つ設けられ、かつ、2つの噴出口Bがともに噴出口Aよりも基材載置台に近い位置に配置されていることが望ましい。
このような構成により、プラズマをより安定して生成することができる。
また、好適には、噴出口Bが、前記円筒の軸に平行なスリットであることが望ましい。
このような構成により、プラズマをより安定して生成することができる。
また、好適には、前記ガス排気配管に向けて前記円筒の周囲からガスを排気するためのガス排気口を備え、2つの前記噴出口Bが、ともに前記ガス排気口よりも前記基材載置台に近い位置に配置され、前記噴出口Aが、前記ガス排気口よりも前記基材載置台から遠い位置に配置されていることが望ましい。
このような構成により、プラズマをより安定して生成することができる。
また、好適には、前記ガス排気口が、前記円筒の軸に平行なスリットであることが望ましい。
このような構成により、プラズマをより安定して生成することができる。
本願の第2発明のプラズマ処理方法は、誘電体部材で囲まれた環状のチャンバ内にガスを供給しつつ、チャンバに連通する線状の開口部から基材に向けてガスを噴出すると共に、コイルに高周波電力を供給することで、チャンバ内に高周波電磁界を発生させてプラズマを発生させ、基材の表面を処理する、誘導結合型プラズマトーチを利用するプラズマ処理方法において、以下の特徴を有する。
チャンバを囲む誘電体部材のうち、基材載置台に相対する面を構成する部位が、開口部の線方向と平行に配置された円筒からなり、円筒を、円筒の軸を中心に回転させる回転させつつ、円筒の周囲に異なる種類のガスを導入しながら処理すること。
このような構成により、高速な処理が可能で、かつ、プラズマを安定的に利用することができる。
本願の第3発明の電子デバイスの製造方法は、上述のプラズマ処理方法を用いることを特徴とする。
このような構成により、高速な処理が可能で、かつ、プラズマを安定的に利用することができる。
本発明によれば、基材の表面近傍をごく短時間だけ均一に高温熱処理するに際して、或いは、反応ガスによるプラズマまたはプラズマと反応ガス流を同時に基材へ照射して基材をプラズマ処理するに際して、高速な処理が可能で、かつ、プラズマを安定的に利用することができる。
本発明の実施の形態1におけるプラズマ処理装置の構成を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるプラズマ処理装置の構成を示す平面図 本発明の実施の形態1におけるプラズマの発生領域を示す斜視図 本発明の実施の形態1におけるコイルの構成を示す斜視図 本発明の実施の形態1におけるプラズマ処理装置の構成を示す断面図 本発明の実施の形態1におけるプラズマ処理装置の構成を示す断面図 本発明の実施の形態2におけるプラズマ処理装置の構成を示す断面図
以下、本発明の実施の形態におけるプラズマ処理装置について図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1について、図1〜図6を参照して説明する。
図1(a)は、本発明の実施の形態1におけるプラズマ処理装置の構成を示すもので、誘導結合型プラズマトーチユニットTを、開口部8がなす線方向に垂直で、かつ、図1(b)〜(c)及び図2の点線A−A‘を通る面で切った断面図である。図1(b)〜(c)は、誘導結合型プラズマトーチユニットTを、開口部8がなす線方向に平行で、かつ、図1(a)の点線を通る面で切った断面図である。図1(b)は図1(a)の点線B−B’で切った断面図、図1(c)は図1(a)の点線C−C’で切った断面図である。図2は、図1に示した誘導結合型プラズマトーチユニットTを図1の下方から上方を見た平面図である。図3は、プラズマの発生領域を示す斜視図であり、図1(a)の右手前から斜め下方向を見た図である。図4は、コイルの構成を示す斜視図であり、図3と同様、図1(a)の右手前から斜め下方向を見た図である。
図1において、基材載置台としてのトレー12上に基材1が配置され、基材1の上に薄膜2が配置されている。誘導結合型プラズマトーチユニットTにおいて、導体製のコイル3a及び3bが、第一セラミックブロック4、第二セラミックブロック5及びトレー12(あるいは、その上の基材1)によって囲まれた空間により画定される長尺で環状のチャンバ7の近傍に配置される。より具体的には、コイル3(3a及び3b)はともに線状であり、トレー12から遠い側のコイル3aは、第二セラミックブロック5に設けられた溝内に配置され、トレー12に近い側のコイル3bは、セラミック管13の内部に配置される。
基材1は、基材載置台としてのトレー12上に配置される。トレー12がなす面に概ね垂直な面に沿ってコイル3及びチャンバ7が配置されている。
誘導結合型プラズマトーチユニットTは、全体が接地された導体製のシールド部材(図示しない)で囲われ、高周波の漏洩(ノイズ)が効果的に防止できるとともに、好ましくない異常放電などを効果的に防止できる。
チャンバ7は、第一セラミックブロック4及び第二セラミックブロック5に設けた溝が一続きとなった環状の溝に囲まれている。つまり、チャンバ7全体が誘電体で囲まれている構成である。また、チャンバ7は環状である。ここでいう環状とは、一続きの閉じたヒモ状をなす形状を意味している。本実施の形態において、チャンバ7は、第一セラミックブロック4に設けた長辺をなす直線部、第一セラミックブロック4に設けた、前記直線部の両端に配された2つの短辺をなす直線部、及び第二セラミックブロック5の最下部に設けた長辺をなす直線部が連結されてなる、一続きの閉じたヒモ状の形状である。
言い換えると、チャンバ7は、線状の開口部8に隣接した線状の領域(第二セラミックブロック5の最下部に設けた長辺をなす直線部)と、これと平行に配置された線状の領域とからなる2つの線状の領域(第一セラミックブロック4に設けた長辺をなす直線部)を含んでいる。
また、開口部8を構成する環状のチャンバ7の内壁面は、セラミック管13が開口部8の方向に露出している部分であり、線状をなしている。したがって、基材1にプラズマが照射される領域(開口部8付近)においては、基材1またはトレー12とチャンバ7の内壁面との距離が一定であるので、均一な処理を行うことができる。また、チャンバ7は扁平であり、開口部8は、チャンバ7を囲う誘電体の一部を直線状に切除することによって開口されている。
また、コイル3は、2つの線状の領域のみに沿って配置された2本の線状の導体からなる。つまり、コイル3は、2つの短辺をなす直線部に沿っては設けられていない。旧来の誘導結合型プラズマトーチにおいては、円筒形のチャンバを取り巻くように螺旋状のコイルが設けられるのが通常であった。つまり、チャンバの全体に沿ってコイルが配置される。また、非特許文献1に開示されている新しい細長いタイプ(ライン状のプラズマ処理を実現するもの)の誘導結合型プラズマトーチにおいても、コイルはチャンバの全体に沿って配置されていた。
本実施の形態のようなコイル形状であっても問題なく熱プラズマを発生させることができることは、発明者らが初めて明らかにしたことである。このような、2つの長辺と2つの短辺からなるチャンバにおいては、より長い領域となる長辺に沿ってのみコイルを配置するだけで、所望のプラズマを得ることができる。
従来のような螺旋形やスパイラル形のコイルでは、円筒内にコイルを配置できなかったが、本実施の形態で説明するように、コイルが線状なので、これを回転する円筒内に配置できるという大きな利点がある。なお、図4に示すように、コイル3aと3bには、開口部8の長手方向に沿って逆向き(逆位相)の高周波電力を印加する。
ここでは、1つの高周波電源を分岐する場合を例示したが、2台の高周波電源を、フェーズシフターなどを適宜用いて同期運転させてもよい。コイル3a及び3bが並列回路を構成しているため、合成インダクタンスが小さくなり、駆動電圧が小さくて済むという利点もある。コイル3aの両端には、コイル3aとは垂直方向に連続した接続部としての銅棒17が設けられ、外部との電気的接続がなされる。一方、コイル3bはセラミック管13を貫通して、ロータリージョイントなどで構成された回転機構を貫通して外部との電気的接続がなされる。
チャンバ7に発生したプラズマPは、チャンバ7の最下部をなすプラズマ噴出口(第二セラミックブロック5の最下部に設けた長辺をなす直線状の開口部8)より基材1に向けて噴出する。また、チャンバ7の長手方向と開口部8の長手方向とは平行に配置されている。
第一セラミックブロック4に設けた長方形の溝はガスマニホールド9であり、その内部には多孔質セラミックス材がはめ込まれている。ガス供給配管10よりガスマニホールド9に供給されたガスは、第一セラミックブロック4に設けられた溝と第二セラミックブロック5の平面部との間に位置するガス導入部としてのガス供給穴11を介して、チャンバ7に導入される。
このような構成により、長手方向に均一なガス流れを簡単に実現できる。ガス供給配管10へ導入するガスの流量は、その上流にマスフローコントローラなどの流量制御装置を備えることにより制御される。また、ガスマニホールド9内を多孔質セラミックス材で構成することで、ガス流れの均一化が実現できるとともに、ガスマニホールド9近傍での異常放電を防止することができる。
ガス供給穴11は、長手方向に丸い穴状のものを複数設けたものであるが、長手方向に線状のスリットを設けたものであってもよい。
第一セラミックブロック4と第二セラミックブロック5の間に、円筒状のセラミック管13が設けられ、チャンバ7の最下部の上面がセラミック管13により構成される配置となっている。つまり、チャンバ7を囲む誘電体部材のうち、トレー12に相対する面を構成する部位が、開口部8の線方向と平行に配置された円筒からなっている。
また、セラミック管13を、その軸を中心に回転させる回転機構が備えられている。さらに、セラミック管13は、内部に空洞をもつ管であり、その内部の空洞に冷媒を流す機構が備えられている。回転機構としては、セラミック管13の回転によってチャンバ7の形状が変化しないよう、高精度の回転ガイドを設けることが望ましく、ベルトドライブなどの機構によってモータなどの回転動力が伝達される。また、内部に冷媒を流しつつ回転できるよう、回転継手(ロータリージョイント)を用いることができる。
回転する円筒状のセラミック管13の内部に、円筒の軸に沿って線状のコイル3bが設けられている。このような配置は、コイル3bと、開口部8と連通しこれに隣接するチャンバ7の直線部との距離を小さくできる。つまり、コイル3とチャンバ7の距離を近づけた配置が可能となる。このことは、プラズマ生成効率の向上に大きく寄与する。つまり、高速で効率的なプラズマ処理が実現できる。
第一セラミックブロック4及び第二セラミックブロック5には優れた耐熱性が求められるので、窒化シリコンを主成分とするセラミックス、または、シリコン、アルミニウム、酸素、窒素を主成分とするセラミックスが適している。
図1、図2及び図3からわかるように、発生するプラズマPは開口部8の線方向の長さが等しい2つの長方形がL字状に接合された立体の外縁と同じような形状となる。このように、従来例と比べてプラズマPが若干いびつな形状となっているのは、チャンバ7をセラミック管13と干渉しないように配置する必要があるためである。
チャンバ7内にプラズマガスを供給しつつ、開口部8から基材1に向けてガスを噴出させながら、高周波電源24よりコイル3に高周波電力を供給することにより、チャンバ7にプラズマPを発生させ、開口部8からプラズマPを基材1に照射することにより、基材1上の薄膜2をプラズマ処理することができる。開口部8の線方向(長手方向)と交差する向き(典型的には垂直な向き)に、チャンバ7とトレー12とを相対的に移動させることで、基材1を処理する。つまり、図1の左右方向へ誘導結合型プラズマトーチユニットTまたはトレー12を動かす。
基材1を効率的に処理するために誘導結合型プラズマトーチユニットTと基材1との距離を小さくしていったとき、最も大きな熱量を受けるのは、トレー12近傍のチャンバ7の、トレー12とは反対側の部分(トレー12に相対する部分)の内壁面である。したがって、損傷を抑制するためには、この部分をより効果的に冷却する必要がある。そこで、本実施の形態においては、冷媒流路16を内部に備えたセラミック管13を用いる構成とした。セラミック管13を円筒状とすることで高い強度が確保でき、内部の水圧を高められるので、より多くの冷却水を流すことが可能となる。
また、セラミック管13を回転させることで、プラズマPから熱を受ける面が常に入れ替わる構成としている。つまり、プラズマPから熱を受けて高温になった部分は、回転によって速やかにプラズマPから熱を受けない位置に移動し、急速に冷却される。したがって、従来例と比べて飛躍的に高い高周波電力を印加できるようになり、高速なプラズマ処理が可能となる。
チャンバ7内に供給するプラズマガスとして種々のものが使用可能だが、プラズマの安定性、着火性、プラズマに暴露される部材の寿命などを考えると、不活性ガス、とくに希ガス主体であることが望ましい。なかでも、Arガスが典型的に用いられる。Arのみでプラズマを生成させた場合、プラズマは相当高温となる(10,000K以上)。
このようなプラズマ処理装置において、チャンバ7内にプラズマガスとしてArまたはAr+H2ガスを供給しつつ、開口部8から基材1に向けてガスを噴出させながら、高周波電源24より13.56MHzの高周波電力を、コイル3に供給することにより、チャンバ7に高周波電磁界を発生させることでプラズマPを発生させ、開口部8からプラズマPを基材1に照射するとともに走査することで、半導体膜の結晶化などの熱処理を行うことができる。
プラズマ発生の条件としては、開口部8と基材1間の距離=0.1〜5mm、走査速度=20〜3000mm/s、プラズマガス総流量=1〜100SLM、Ar+H2ガス中のH2濃度=0〜10%、高周波電力=0.5〜30kW程度の値が適切である。ただし、これらの諸量のうち、ガス流量及び電力は、開口部8の長さ100mm当たりの値である。ガス流量や電力などのパラメータは、開口部8の長さに比例した量を投入することが適切と考えられるためである。
このように、本実施の形態によれば、高い高周波電力を投入することができる。つまり、基材の表面近傍をごく短時間だけ均一に高温熱処理するに際して、或いは、反応ガスによるプラズマまたはプラズマと反応ガス流を同時に基材へ照射して基材を低温プラズマ処理するに際して、高速な処理が可能で、かつ、プラズマを安定的に利用することができる。つまり、大きな電力で運転できるため、プラズマの照射強度が上げられ、結果として処理速度(単位時間当たりに処理できる基板数)が大きくなる。
図5及び図6は、誘導結合型プラズマトーチユニットTを、開口部8がなす線方向に垂直で、かつ、図1(b)及び(c)の点線D−D‘で切った断面図である。本来、図5に示すように、チャンバ7のうち第一セラミックブロック4に設けた長辺をなす直線部から、図の上下方向に配された短辺をなす直線部、セラミック管13の直下の長辺をなす直線部(開口部8近傍)がプラズマによって連結される。しかし、セラミック管13と第一セラミックブロック4、セラミック管13と第二セラミックブロック5の間がプラズマガスで満たされていると、図6に示すようにセラミック管13と第一セラミックブロック4、セラミック管13と第二セラミックブロック5の間にプラズマが入り込む場合がある。
このような状態では、狙いの線状プラズマが得られないため均一で安定した処理ができなくなるばかりか、極端に狭い空間に熱プラズマが発生することになるため、セラミック管13、第一セラミックブロック4、及び、第二セラミックブロック5がプラズマの熱により損傷してしまう。セラミック管13と第一セラミックブロック4、セラミック管13と第二セラミックブロック5の間の隙間を狭くすればするほど、この隙間へのプラズマの侵入は抑制できるが、セラミック管13を回転させた際に第一セラミックブロック4や第二セラミックブロック5に接触しないようにするためには、どうしてもある程度の隙間が必要である。
そこで、本実施の形態においては、セラミック管13の周囲のガス雰囲気を制御できるような構成とし、図6のような状態が起きないようにした。具体的には、セラミック管13の周囲に異なる種類のガスを導入するための複数のガス供給配管A25及びガス供給配管B27を配置した。また、セラミック管13の周囲からガスを排気するためのガス排気配管26を配置した。第一ガスとして、ドライエア(窒素:N2と酸素:O2の混合ガス)または窒素:N2を用いる。
第二ガスとして、アルゴン:Arを用いる。第二ガスは、プラズマガスと同種ものを用いる。第一ガスを導入するためのガス供給配管がガス供給配管A25、第二ガスを導入するためのガス供給配管がガス供給配管B27である。ガス供給配管A25より供給された第一ガスをセラミック管13に向けて噴出させる噴出口が、噴出口AとしてのスリットA31、ガス供給配管B27より供給された第二ガスをセラミック管13に向けて噴出させる噴出口が、噴出口BとしてのスリットB32である。
ガス排気口は、セラミック管13の軸に平行なスリット状の排気マニホールド29である。スリットB32、排気マニホールド29は、ともに2つ設けられ、セラミック管13を挟んで互いに反対側に配置され、また、セラミック管13の軸に平行な直線状の構造(スリット)である。2つのスリットB32は、ともにスリットA31よりもトレー12に近い位置に配置されている。各ガス供給配管から供給されるガスが均一にセラミック管13に向けて噴出するように、セラミック管13の軸に平行なガスマニホールドA28及びガスマニホールドB30が設けられる。
なお、ガスマニホールドB30を画定させるためのマニホールドカバー33が設けられる。また、2つのスリットB32は、ガス排気口としての排気マニホールド29よりもトレー12に近い位置に配置され、スリットA31は、排気マニホールド29よりもトレー12から遠い位置に配置されている。
このような構成とすることで、セラミック管13と第一セラミックブロック4、及び、第二セラミックブロック5との隙間のガス組成を精密に制御することができる。具体的には、スリットA31から排気マニホールド29の上端までの隙間は第一ガスで満たされ、排気マニホールド29の下端からスリットB32までの隙間は第二ガスで満たされる。排気マニホールド29より下流は第一ガスと第二ガスが混合した状態となる。
ここでは第一ガスとして、熱プラズマが極めて発生しにくいドライエアを用いているので、スリットA31から排気マニホールド29の上端までの隙間にプラズマが侵入することが効果的に防止できる。したがって、セラミック管13、第一セラミックブロック4、及び、第二セラミックブロック5がプラズマの熱により損傷する心配がなくなり、安定したプラズマ処理を実現できる。
ドライエアの代わりに、希ガス主体のガスを除く種々のガスが使用可能である。例えば、窒素または酸素を用いることができる。大気圧などの高圧での放電抑制によく用いられるSF6ガスを用いてもよいが、ごく僅かのSF6ガスが開口部8に到達することで、基材1や基材上の薄膜2と反応する恐れがある場合には避けた方がよい。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2について、図7を参照して説明する。
図7(a)は、本発明の実施の形態2におけるプラズマ処理装置の構成を示すもので、誘導結合型プラズマトーチユニットTを、開口部8がなす線方向に垂直な面で切った断面図であり、図1(a)に相当する。
図7においては、実施の形態1と異なり、セラミック管13の周囲からガスを排気するためのガス排気配管を配置していない。その代わりに、ガス供給配管A25に連通してセラミック管13の軸に対して平行に、比較的広い線状の空間34が設けられる。線状の空間34の紙面に垂直方向の両端は開放されており、ガス供給配管A25から導入する第一ガス(典型的にはドライエア)が開放された両端から抜け出す構成である。
このような構成においては、線状の空間34に第一ガスと第二ガスの混合ガスが流れることになるが、線状の空間34内の圧力はスリットB32の圧力よりも十分低く、混合ガスにおける第二ガスの割合を十分に小さくすることが可能で、線状の空間34へのプラズマの侵入を抑制できる。また、第一ガスが線状の空間34よりも下方へ流れることがないので、開口部8近傍への第一ガスの混入もほとんど起きず、環状のプラズマ発生を妨げない。
図7では、第一ガスを、セラミック管13の軸方向に垂直な方向に供給する場合を例示したが、線状の空間34の線方向(セラミック管13の軸方向)に平行に供給してもよい。この場合は、線状の空間34の紙面に垂直方向の片端に第一ガス供給配管を設け、多端を開放する。
以上述べたプラズマ処理装置及び方法は、本発明の適用範囲のうちの典型例を例示したに過ぎない。
例えば、誘導結合型プラズマトーチユニットTを、固定されたトレー12に対して走査してもよいし、固定された誘導結合型プラズマトーチユニットTに対して、トレー12を走査してもよい。
また、チャンバが、線状の開口部に隣接した線状の領域と、これと平行に配置された線状の領域とからなる2つの線状の領域を含み、コイルが、2つの線状の領域のみに沿って配置された2本の線状の導体からなる場合を例示した。このとき、線状の開口部に隣接した線状の領域を回転するセラミック管によって構成する場合、コイルの一部をこの内部に配置し、チャンバのそれ以外の領域は線状でなく(任意の曲線)ても、線状のコイルによる設計自由度に関する優位性を活かしつつ、高い効率でプラズマを発生させることは可能である。
この場合の構成は、チャンバが、線状の開口部に隣接した線状の領域を含み、チャンバを囲む誘電体部材のうち、基材載置台に相対する面を構成する部位が、開口部の線方向と平行に配置された円筒からなり、円筒を、円筒の軸を中心に回転させる回転機構を備え、
円筒の内部の空洞に、コイルの一部が配置されているものとなる。
また、本発明の種々の構成によって、基材1の表面近傍を高温処理することが可能となる。それにより、従来例で述べたTFT用半導体膜の結晶化や太陽電池用半導体膜の改質に適用可能である。無論、シリコン半導体集積回路の酸化、活性化、シリサイド形成などのアニール、プラズマディスプレイパネルの保護層の清浄化や脱ガス低減、シリカ微粒子の集合体からなる誘電体層の表面平坦化や脱ガス低減、種々の電子デバイスのリフロー、固体不純物源を用いたプラズマドーピングなど、様々な表面処理に適用できる。
また、太陽電池の製造方法としては、シリコンインゴットを粉砕して得られる粉末を基材上に塗布し、これにプラズマを照射して溶融させ多結晶シリコン膜を得る方法にも適用可能である。
また、説明においては簡単のため「熱プラズマ」という言葉を用いているが、熱プラズマと低温プラズマの区分けは厳密には難しく、また、例えば、田中康規「熱プラズマにおける非平衡性」プラズマ核融合学会誌、Vol.82、No.8(2006)pp.479−483において解説されているように、熱的平衡性のみでプラズマの種類を区分することも困難である。本発明は、基材を熱処理することを一つの目的としており、熱プラズマ、熱平衡プラズマ、高温プラズマなどの用語にとらわれず、高温のプラズマを照射する技術に関するものに適用可能である。
前述のとおり、誘導結合型プラズマトーチにおいては、弱い放電と強い放電の2つのモードが存在しうるが、本発明は強い放電を効果的に利用するためのものであるということもできる。
また、基材の表面近傍をごく短時間だけ均一に高温熱処理する場合について詳しく例示したが、反応ガスによるプラズマまたはプラズマと反応ガス流を同時に基材へ照射して基材を低温プラズマ処理する場合においても、本発明は適用できる。プラズマガスに反応ガスを混ぜることにより、反応ガスによるプラズマを基材へ照射し、エッチングやCVDが実現できる。
或いは、プラズマガスとしては希ガスまたは希ガスに少量のH2ガスを加えたガスを用いつつ、シールドガスとして反応ガスを含むガスを供給することによって、プラズマと反応ガス流を同時に基材へ照射し、エッチング、CVD、ドーピングなどのプラズマ処理を実現することもできる。プラズマガスとしてアルゴンを主成分とするガスを用いると、実施例で詳しく例示したように、熱プラズマが発生する。
一方、プラズマガスとしてヘリウムを主成分とするガスを用いると、比較的低温のプラズマを発生させることができる。このような方法で、基材をあまり加熱することなく、エッチングや成膜などの処理が可能となる。エッチングに用いる反応ガスとしては、ハロゲン含有ガス、例えば、Cxy(x、yは自然数)、SF6などがあり、シリコンやシリコン化合物などをエッチングすることができる。反応ガスとしてO2を用いれば、有機物の除去、レジストアッシングなどが可能となる。CVDに用いる反応ガスとしては、モノシラン、ジシランなどがあり、シリコンやシリコン化合物の成膜が可能となる。
或いは、TEOS(Tetraethoxysilane)に代表されるシリコンを含有した有機ガスとO2の混合ガスを用いれば、シリコン酸化膜を成膜することができる。
その他、撥水性・親水性を改質する表面処理など、種々の低温プラズマ処理が可能である。容量結合型大気圧プラズマを用いた従来技術に比較すると、誘導結合型であるため、単位体積あたり高いパワー密度を投入してもアーク放電に移行しにくく、より高密度なプラズマが発生可能であり、その結果、速い反応速度が得られ、基材の所望の被処理領域全体を短時間で効率よく処理することが可能となる。
以上のように本発明は、さまざまな電子デバイスの製造に利用可能で、例えば、TFT用半導体膜の結晶化や太陽電池用半導体膜の改質に適用可能である。
勿論、半導体の活性化アニール、プラズマディスプレイパネルの保護層の清浄化や脱ガス低減、シリカ微粒子の集合体からなる誘電体層の表面平坦化や脱ガス低減、種々の電子デバイスのリフロー、固体不純物源を用いたプラズマドーピングなど、様々な表面処理において、基材の表面近傍をごく短時間だけ均一に高温熱処理するに際して、高速な処理が可能で、かつ、プラズマを安定的に利用することができる有用な発明である。
また、種々の電子デバイスなどの製造における、エッチング・成膜・ドーピング・表面改質などの低温プラズマ処理において、基材の所望の被処理領域全体を短時間で効率よく処理する上で有用な発明である。
T 誘導結合型プラズマトーチユニット
1 基材
2 薄膜
3a,3b,3 コイル
4 第一セラミックブロック
5 第二セラミックブロック
7 チャンバ
8 開口部
9 ガスマニホールド
10 ガス供給配管
11 ガス供給穴
12 トレー
13 セラミック管
16 冷媒流路
17 銅棒
24 高周波電源
25 ガス供給配管A
26 ガス排気配管
27 ガス供給配管B
28 ガスマニホールドA
29 排気マニホールド
30 ガスマニホールドB
31 スリットA
32 スリットB
33 マニホールドカバー
34 空間
P プラズマ

Claims (8)

  1. 線状の開口部を備え、前記開口部以外が誘電体部材に囲まれた前記開口部に連通する環状のチャンバと、前記チャンバ近傍に設けられたコイルと、前記コイルに接続された電源と、基材載置台とを備え、誘導結合型プラズマトーチを利用するプラズマ処理装置であって、
    前記チャンバを囲む前記誘電体部材のうち、前記基材載置台に相対する面を構成する部位が、前記開口部の線方向と平行に配置された円筒からなり、
    前記円筒を、前記円筒の軸を中心に回転させる回転機構を備え、
    前記円筒の周囲に異なる種類のガスを導入するための複数のガス供給配管を備えたこと、
    を特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 前記円筒の周囲からガスを排気するためのガス排気配管を備えたこと、
    を特徴とする、請求項1記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記異なる種類のガスを第一ガス及び第二ガス、前記第一ガスを導入するためのガス供給配管をガス供給配管A、前記第二ガスを導入するためのガス供給配管をガス供給配管B、前記ガス供給配管Aより供給された前記第一ガスを前記円筒に向けて噴出させる噴出口を噴出口A、前記ガス供給配管Bより供給された前記第二ガスを前記円筒に向けて噴出させる噴出口を噴出口Bとしたとき、
    前記噴出口Bが2つ設けられ、かつ、2つの噴出口Bがともに前記噴出口Aよりも前記基材載置台に近い位置に配置されていること、
    を特徴とする、請求項1記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記噴出口Bが、前記円筒の軸に平行なスリットであること、
    を特徴とする、請求項3記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記ガス排気配管に向けて前記円筒の周囲からガスを排気するためのガス排気口を備え、
    2つの前記噴出口Bが、ともに前記ガス排気口よりも前記基材載置台に近い位置に配置され、
    前記噴出口Aが、前記ガス排気口よりも前記基材載置台から遠い位置に配置されていること、
    を特徴とする、請求項3記載のプラズマ処理装置。
  6. 前記ガス排気口が、前記円筒の軸に平行なスリットであること、
    を特徴とする、請求項2記載のプラズマ処理装置。
  7. 誘電体部材で囲まれた環状のチャンバ内にガスを供給しつつ、前記チャンバに連通する線状の開口部から基材に向けてガスを噴出すると共に、コイルに高周波電力を供給することで、前記チャンバ内に高周波電磁界を発生させてプラズマを発生させ、前記基材の表面を処理する、誘導結合型プラズマトーチを利用するプラズマ処理方法であって、
    前記チャンバを囲む前記誘電体部材のうち、前記基材載置台に相対する面を構成する部位が、前記開口部の線方向と平行に配置された円筒からなり、
    前記円筒を、前記円筒の軸を中心に回転させる回転させつつ、
    前記円筒の周囲に異なる種類のガスを導入しながら処理すること、
    を特徴とするプラズマ処理方法。
  8. 請求項7のプラズマ処理方法を用いることを特徴とする、
    電子デバイスの製造方法。
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