JP2016224693A - 情報提示装置及び情報提示方法 - Google Patents

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洋 西村
Hiroshi Nishimura
洋 西村
利文 小倉
Toshifumi Ogura
利文 小倉
友賀 山崎
Yuka Yamazaki
友賀 山崎
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Masao Hoshi
匡朗 星
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Abstract

【課題】省エネルギー化の支援に役立つメッセージをユーザに提示することができる情報提示装置及び情報提示方法を得ることを目的とする。
【解決手段】メッセージ記憶部2により行動の難易度別に記憶されているメッセージの中から、関心度推定部4により推定された関心度に対応する行動難易度のメッセージを選択するメッセージ選択部5を設け、メッセージ提示部6が、メッセージ選択部5により選択されたメッセージを提示するように構成する。これにより、省エネルギー化の支援に役立つメッセージをユーザに提示することができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、省エネルギー化に寄与する行動の内容を示すメッセージを提示する情報提示装置及び情報提示方法に関するものである。
以下の特許文献1には、省エネルギー化を支援するメッセージをユーザに通知する情報提示装置が開示されている。
この情報提示装置では、照明器具を入り切りするスイッチの1時間当りの操作回数と、ユーザが存在していない不在場所での照明器具の点灯率とに基づいて、省エネルギー化に対するユーザの関心度の高さを3段階に設定している。
そして、この情報提示装置では、ユーザの関心度の高さに対応するメッセージをユーザに通知する。
例えば、関心度が高いユーザに対して通知するメッセージとして、「暑い日には打ち水をしましょう」といった、ユーザがまだ実践していないような行動を促すメッセージが用意されている。
特開2012−38110号公報(図1)
従来の情報提示装置は以上のように構成されているので、ユーザの関心度の高さに対応するメッセージがユーザに通知されるが、このメッセージの内容は、省エネルギー化に寄与する行動をユーザが実際に行う際の難易度(以下、「行動難易度」と称する)を考慮したものではない。このため、関心度が低いユーザに対して、行動難易度が極端に高い行動の内容を示すメッセージが通知されることがある一方、関心度が高いユーザに対して、行動難易度が極端に低い行動の内容を示すメッセージが通知されることがある。このように、関心度の高さと行動難易度が合致していないメッセージが通知されると、ユーザはメッセージの通知を受けること自体が煩わしくなり、省エネルギー化の支援に役立たないものになってしまうという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、省エネルギー化の支援に役立つメッセージをユーザに提示することができる情報提示装置及び情報提示方法を得ることを目的とする。
この発明に係る情報提示装置は、省エネルギー化に寄与する行動の難易度別に、当該行動の内容を示すメッセージを記憶しているメッセージ記憶部と、省エネルギー化に寄与する行動に対するユーザの関心度の指標となる情報を収集する指標情報収集部と、指標情報収集部により収集された情報からユーザの関心度を推定する関心度推定部と、メッセージ記憶部により行動の難易度別に記憶されているメッセージの中から、関心度推定部により推定された関心度に対応する行動難易度のメッセージを選択するメッセージ選択部とを設け、メッセージ提示部が、メッセージ選択部により選択されたメッセージを提示するようにしたものである。
この発明によれば、メッセージ記憶部により行動の難易度別に記憶されているメッセージの中から、関心度推定部により推定された関心度に対応する行動難易度のメッセージを選択するメッセージ選択部を設け、メッセージ提示部が、メッセージ選択部により選択されたメッセージを提示するように構成したので、省エネルギー化の支援に役立つメッセージをユーザに提示することができる効果がある。
この発明の実施の形態1による情報提示装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態1による情報提示装置のハードウェア構成図である。 この発明の実施の形態1による情報提示装置がコンピュータで構成される場合のハードウェア構成図である。 この発明の実施の形態1による情報提示装置の処理内容である情報提示方法を示すフローチャートである。 行動難易度別のメッセージの一例を示す説明図である。 検索キーワードの一例を示す説明図である。 2つの関心度判定用の閾値Th1,Th2を用いて、ユーザの関心度を推定する場合の処理内容を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2による情報提示装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態2による情報提示装置のハードウェア構成図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面にしたがって説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による情報提示装置を示す構成図であり、図2はこの発明の実施の形態1による情報提示装置のハードウェア構成図である。
図1及び図2において、ネットワーク機器1は例えばインターネットなどのネットワークに接続されている機器であり、ネットワークに接続されている各種のサーバ上で公開されているウェブサイトにアクセスする機能を備えている。例えば、ネットワーク機器1がウェブブラウザなどを実装していれば、ウェブサイトにアクセスすることが可能である。
また、ネットワーク機器1はユーザの操作の下で、過去にアクセスしたウェブサイトを示すアクセス履歴情報を保持するメモリを備えている。
ネットワーク機器1の具体的な機器としては、例えば、スマートフォン、フィーチャーフォン、ネットワークカメラ、Wi−Fiを搭載している家電、照明器具、AV機器、サーモスタット、HEMS(Home Energy Management System)、コミュニケーションロボットなどが考えられる。
また、自動車(電気自動車、燃料電池車含む)、自動二輪車、IOT(Internet Of Thing)と呼ばれるWi−Fiを搭載しているスマートなテニスラケットに代表されるような製品群も含まれる。
図1の例では、ネットワーク機器1が情報提示装置の外部に設けられているが、ネットワーク機器1が情報提示装置の内部に設けられていてもよい。
メッセージ記憶部2は例えばRAMやハードディスクなどの記憶装置11から構成されており、省エネルギー化に寄与する行動の難易度別に、当該行動の内容を示すメッセージを記憶している。
また、メッセージ記憶部2は行動の難易度別のメッセージを構成している単語等からなる検索キーワードも記憶している。
指標情報収集部3は例えばCPU(Central Processing Unit)を実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどからなる指標情報収集処理回路12で実現されるものであり、省エネルギー化に寄与する行動に対するユーザの関心度の指標となる情報を収集する処理を実施する。
即ち、指標情報収集部3はメッセージ記憶部2に記憶されている検索キーワードを取得し、ネットワーク機器1を用いて、その検索キーワードを含む情報を提供している1以上のウェブサイトを検索する。
そして、指標情報収集部3は検索した1以上のウェブサイトとネットワーク機器1に保持されているアクセス履歴情報が示すユーザが過去にアクセスしたウェブサイト(以下、「ユーザアクセス済みウェブサイト」と称する)とを照合し、ユーザの関心度の指標となる情報として、その検索した1以上のウェブサイトと一致するユーザアクセス済みウェブサイトの数を取得する処理を実施する。
関心度推定部4は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどからなる関心度推定処理回路13で実現されるものであり、指標情報収集部3により収集された情報からユーザの関心度を推定する処理を実施する。
メッセージ選択部5は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどからなるメッセージ選択処理回路14で実現されるものであり、メッセージ記憶部2により行動の難易度別に記憶されているメッセージの中から、関心度推定部4により推定された関心度に対応する行動難易度のメッセージを選択する処理を実施する。
メッセージ提示部6は例えば情報の表示機能や音声出力機能を有する端末装置15で実現されるものであり、メッセージ選択部5により選択されたメッセージの表示又は音声出力を実施する。
端末装置15としては、例えば、カーナビゲーション、ヘッドアップディスプレイ(HUD:Head−Up Display)及びインパネなどの車載情報機器や、公共交通機関である電車、LRT及びBRTなどの運転席におけるディスプレイのほか、テレビ、スマートフォン、スマートウォッチなどのウェアラブル機器、オキュラスクリプトなどの没入型VRヘッドセット、LEDのみで構成されている簡易的な表示デバイス、電子ペーパーを活用しているディスプレイなどが該当する。
また、液晶シャッター、空間に情報を提示するプロジェクションマッピングなど、ユーザへ音声、静止画、動画を含む視覚情報、振動、電気などを活用した刺激情報を付与する装置も含まれる。
図1では、情報提示装置の構成要素であるメッセージ記憶部2、指標情報収集部3、関心度推定部4、メッセージ選択部5及びメッセージ提示部6のそれぞれが専用のハードウェアで構成されているものを想定しているが、情報提示装置がコンピュータで構成されているものであってもよい。
図3は情報提示装置がコンピュータで構成される場合のハードウェア構成図である。
情報提示装置がコンピュータで構成される場合、メッセージ記憶部2をコンピュータのメモリ21上に構成するとともに、指標情報収集部3、関心度推定部4、メッセージ選択部5及びメッセージ提示部6の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリ21に格納し、コンピュータのプロセッサ22がメモリ21に格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
図4はこの発明の実施の形態1による情報提示装置の処理内容である情報提示方法を示すフローチャートである。
次に動作について説明する。
メッセージ記憶部2には、省エネルギー化に寄与する行動の難易度別に、当該行動の内容を示すメッセージが記憶されている。行動の難易度は、その行動を起こすための手間の度合いを表すものである。
また、メッセージ記憶部2には、行動の難易度別のメッセージを構成している単語等からなる検索キーワードも記憶されている。
図5は行動難易度別のメッセージの一例を示す説明図である。また、図6は検索キーワードの一例を示す説明図である。
図5の例では、行動難易度が「低」のメッセージは、コメントの閲覧を促すものであるのに対して、行動難易度が「中」のメッセージは、自作イベントへの参加を促すものであるため、行動難易度が「低」のメッセージより行動難易度が上がっている。
また、行動難易度が「高」のメッセージは、太陽光発電システムの製作を促すものであるため、行動難易度が「低」「中」のメッセージより行動難易度が上がっている。
まず、指標情報収集部3は、メッセージ記憶部2に記憶されている検索キーワードを取得する(図4のステップST1)。
図6の例では、「太陽光発電」、「自作イベント」など、5個の検索キーワードがメッセージ記憶部2に記憶されているので、メッセージ記憶部2から5個の検索キーワードを取得する。
指標情報収集部3は、メッセージ記憶部2から5個の検索キーワードを取得すると、5個の検索キーワードを用いるキーワード検索の実施をネットワーク機器1に指示する。
ネットワーク機器1は、指標情報収集部3からキーワード検索の実施指示を受けると、5個の検索キーワードを用いるキーワード検索を実施することで、その検索キーワードを含む情報を提供している1以上のウェブサイトを検索する(ステップST2)。
ここで、検索キーワードを含む情報を提供しているウェブサイトを検索する際、ウェブサイトの検索条件として、例えば、指標情報収集部3から出力された検索キーワードの個数の50%以上の検索キーワードを含む情報を提供しているウェブサイトを検索するという条件が事前に設定されている場合、3個以上の検索キーワードを含む情報を提供しているウェブサイトを検索する。
ネットワーク機器1は、1以上のウェブサイトを検索すると、そのウェブサイトの識別情報として、例えば、そのウェブサイトのユニフォームリソースロケータ(URL:Uniform Resource Locator)を指標情報収集部3に出力する。
また、ネットワーク機器1は、ユーザの操作の下で、過去にアクセスしたウェブサイトであるユーザアクセス済みウェブサイトを示すアクセス履歴情報を指標情報収集部3に出力する。
なお、アクセス履歴情報には、ユーザアクセス済みウェブサイトのURL等が記述されている。
指標情報収集部3は、ネットワーク機器1から検索キーワードを含む情報を提供しているウェブサイトの識別情報と、ユーザアクセス済みウェブサイトを示すアクセス履歴情報とを受けると、そのウェブサイトの識別情報とアクセス履歴情報を照合することで、検索キーワードを含む情報を提供しているウェブサイトと一致するユーザアクセス済みウェブサイトの数Nをカウントする(ステップST3)。
ユーザが太陽光パネルの製作等に関して、関心度が高ければ、検索キーワードを含む情報を提供しているウェブサイトを過去に閲覧している可能性が高いので、ここでカウントしているユーザアクセス済みウェブサイトの数Nは増加することが考えられる。
したがって、ここでカウントしているユーザアクセス済みウェブサイトの数Nは、ユーザの関心度の指標情報になり得る。
指標情報収集部3は、ユーザアクセス済みウェブサイトの数Nをカウントすると、関心度の指標情報として、ユーザアクセス済みウェブサイトの数Nを関心度推定部4に出力する。
関心度推定部4は、指標情報収集部3から関心度の指標情報として、ユーザアクセス済みウェブサイトの数Nを受けると、例えば、事前に設定されている関心度判定用の閾値Th1,Th2(Th1<Th2)を用いて、ユーザアクセス済みウェブサイトの数Nからユーザの関心度を推定する(ステップST4)。
ここで、図7は2つの関心度判定用の閾値Th1,Th2を用いて、ユーザの関心度を推定する場合の処理内容を示すフローチャートである。
以下、図7を参照しながら、関心度推定部4の推定処理を具体的に説明する。
関心度推定部4は、ユーザアクセス済みウェブサイトの数Nと関心度判定用の閾値Th2を比較し、下記に示すように、ユーザアクセス済みウェブサイトの数Nが、関心度判定用の閾値Th2より多ければ(図7のステップST11:YESの場合)、ユーザの関心度が「高」であると判定する(ステップST12)。
N>Th2 → ユーザの関心度「高」
関心度推定部4は、ユーザアクセス済みウェブサイトの数Nが関心度判定用の閾値Th2以下である場合(ステップST11:NOの場合)、ユーザアクセス済みウェブサイトの数Nと関心度判定用の閾値Th1を比較する。
関心度推定部4は、下記に示すように、ユーザアクセス済みウェブサイトの数Nが、関心度判定用の閾値Th1より多ければ(ステップST13:YESの場合)、ユーザの関心度が「中」であると判定する(ステップST14)。
Th2≧N>Th1 → ユーザの関心度「中」
関心度推定部4は、下記に示すように、ユーザアクセス済みウェブサイトの数Nが関心度判定用の閾値Th1以下である場合(ステップST13:NOの場合)、ユーザの関心度が「低」であると判定する(ステップST15)。
Th1≧N → ユーザの関心度「低」
ここでは、2つの関心度判定用の閾値Th1,Th2を用いて、ユーザの関心度を推定する例を示しているが、3つ以上の閾値を用いれば、ユーザの関心度をもっときめ細かく推定することができる。
なお、ユーザの関心度の推定方法は、関心度判定用の閾値を用いるものに限るものではなく、他の推定方法を用いてもよい。例えば、ユーザアクセス済みウェブサイトの数Nとユーザの関心度との対応関係を示す関数を用意し、その関数を用いて、ユーザアクセス済みウェブサイトの数Nからユーザの関心度を求める方法などが考えられる。
メッセージ選択部5は、関心度推定部4がユーザの関心度を推定すると、メッセージ記憶部2により行動の難易度別に記憶されているメッセージの中から、ユーザの関心度に対応する行動難易度のメッセージを選択する(図4のステップST5)。
例えば、ユーザの関心度が「高」であれば、行動難易度が「高」のメッセージを選択する。図5の例では、「ミニ太陽光発電システム専用キットよりも安く、たった1万円で作れるミニ太陽光発電システムを作ってみませんか?」というメッセージを選択する。
また、ユーザの関心度が「中」であれば、行動難易度が「中」のメッセージを選択する。図5の例では、「ミニ太陽光発電システム専用キットを活用した自作イベントに参加しませんか?」というメッセージを選択する。
また、ユーザの関心度が「低」であれば、行動難易度が「低」のメッセージを選択する。図5の例では、「ミニ太陽光発電システムを自作した人達のコメントを見てみませんか?」というメッセージを選択する。
メッセージ提示部6は、メッセージ選択部5がメッセージを選択すると、そのメッセージの表示又は音声出力を行う(ステップST6)。
なお、メッセージ提示部6は、メッセージの表示又は音声出力を行う際、そのメッセージの行動難易度に応じて、そのメッセージの提示タイミング、色、サイズ、点滅やストリーム表示の有無などを変更するようにしてもよい。
また、メッセージを表示する場合、静止画として表示してもよいし、動画として表示してもよい。また、メッセージの表示又は音声出力を行うだけでなく、振動や電気などを活用した刺激情報も一緒に出力するようにしてもよい。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、メッセージ記憶部2により行動の難易度別に記憶されているメッセージの中から、関心度推定部4により推定された関心度に対応する行動難易度のメッセージを選択するメッセージ選択部5を設け、メッセージ提示部6が、メッセージ選択部5により選択されたメッセージを提示するように構成したので、省エネルギー化の支援に役立つメッセージをユーザに提示することができる効果を奏する。
即ち、ユーザの関心度に見合う行動難易度のメッセージを提示することができるので、ユーザが、メッセージが示す行動の内容を実際に行動に移す可能性が高まることが期待される。
この実施の形態1では、指標情報収集部3が、ウェブサイトの識別情報とアクセス履歴情報を照合することで、検索キーワードを含む情報を提供しているウェブサイトと一致するユーザアクセス済みウェブサイトの数Nをカウントし、関心度推定部4が、ユーザアクセス済みウェブサイトの数Nと関心度判定用の閾値Th1,Th2を比較することで、ユーザの関心度を推定する例を示している。
しかし、これは一例に過ぎず、例えば、指標情報収集部3が、検索キーワードを含む情報を提供しているウェブサイトと一致するユーザアクセス済みウェブサイトの閲覧合計時間又はアクセス頻度を収集し、関心度推定部4が、ユーザアクセス済みウェブサイトの閲覧合計時間又はアクセス頻度と関心度判定用の閾値を比較することで、ユーザの関心度を推定するようにしてもよい。
また、この実施の形態1では、指標情報収集部3が、メッセージ記憶部2から検索キーワードを取得して、その検索キーワードを用いるキーワード検索の実施をネットワーク機器1に指示する例を示している。
しかし、これは一例に過ぎず、例えば、指標情報収集部3が、メッセージ記憶部2から検索キーワードを取得すると、その検索キーワードを含む情報を配信しているニュース(コラムなどを含む)の検索をネットワーク機器1に指示するようにしてもよい。
この場合、関心度推定部4は、ネットワーク機器1が検索キーワードを含む情報を配信しているニュースを検索すると、そのニュースの識別情報と、ネットワーク機器1に保存されているニュース配信情報、即ち、過去にネットワーク機器1に配信されたニュース(以下、「配信済みニュース」と称する)を示す情報とを照合することで、検索キーワードを含む情報を配信しているニュースと一致する配信済みニュースの数Mをカウントする。
関心度推定部4は、関心度推定部4によりカウントされた配信済みニュースの数Mと関心度判定用の閾値を比較することで、ユーザの関心度を推定する。
配信済みニュースについては、ユーザが必ず読んでいるとは限らないが、配信済みニュースの数が多い程、ユーザが読んでいる可能性が高く、ユーザの関心度も高まっている可能性が高いので、ここでカウントしている配信済みニュースの数Mは、ユーザの関心度の指標情報になり得る。
また、この実施の形態1では、指標情報収集部3が、ウェブサイトの識別情報とアクセス履歴情報を照合することで、検索キーワードを含む情報を提供しているウェブサイトと一致するユーザアクセス済みウェブサイトの数Nをカウントし、関心度推定部4が、ユーザアクセス済みウェブサイトの数Nと関心度判定用の閾値Th1,Th2を比較することで、ユーザの関心度を推定する例を示している。
しかし、これは一例に過ぎず、例えば、指標情報収集部3が、ユーザの関心度の指標となる情報として、ユーザの太陽光パネル製作イベントへの参加経験を示す情報を収集し、関心度推定部4が、ユーザが製作イベントへの参加経験があれば、ユーザの関心度が「高」であると判定し、ユーザが製作イベントへの参加経験がなければ、ユーザの関心度が「低」であると判定するようにしてもよい。
なお、ユーザの太陽光パネル製作イベントへの参加経験を示す情報として、太陽光パネル製作イベントに参加するための参加申し込みフォームを示すウェブサイトへのアクセス履歴などを用いることができる。
この実施の形態1では、例えば、検索キーワードを含む情報を提供しているウェブサイトと一致するユーザアクセス済みウェブサイトの数N(変数)など、1つの変数と関心度判定用の閾値を比較することで、ユーザの関心度を推定するものを示しているが、ユーザの関心度の指標となる情報(変数)を複数収集して、複数の変数から評価値を算出し、その評価値と関心度判定用の閾値を比較することで、ユーザの関心度を推定するようにしてもよい。
具体的には、以下の通りである。
指標情報収集部3は、ユーザの関心度の指標となる情報として、例えば、変数W,X,Y,Zを収集する。
関心度推定部4は、指標情報収集部3が複数の変数W,X,Y,Zを収集すると、その変数W,X,Y,Zを事前に用意している下記の計算式(1)に代入することで、評価値Sumを算出する。
Sum=a×W+b×X+c×Y+d×Z (1)
式(1)において、a,b,c,dは事前に設定されている重み係数である。
関心度推定部4は、評価値Sumを算出すると、その評価値Sumと関心度判定用の閾値Th3,Th4(Th3<Th4)を比較することで、下記に示すように、ユーザの関心度を推定する。
SumN>Th4 → ユーザの関心度「高」
Th4≧Sum>Th3 → ユーザの関心度「中」
Th3≧Sum → ユーザの関心度「低」
実施の形態2.
上記実施の形態1では、メッセージ選択部5が、メッセージ記憶部2により行動の難易度別に記憶されているメッセージの中から、関心度推定部4により推定された関心度に対応する行動難易度のメッセージを選択するものを示したが、電力の使用量を計測し、メッセージ記憶部2により行動の難易度別に記憶されているメッセージの中から、関心度推定部4により推定された関心度及び電力の使用量に対応するメッセージを選択するようにしてもよい。
図8はこの発明の実施の形態2による情報提示装置を示す構成図であり、図9はこの発明の実施の形態2による情報提示装置のハードウェア構成図である。図8及び図9において、図1及び図2と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
電力計測部7は電力計16などで構成されており、ユーザの家庭などで使用している電力の使用量を計測する。
メッセージ選択部8は例えばCPUを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどからなるメッセージ選択処理回路17で実現されるものであり、メッセージ記憶部2により行動の難易度別に記憶されているメッセージの中から、関心度推定部4により推定された関心度及び電力計測部7により計測された電力の使用量に対応するメッセージを選択する処理を実施する。
図8では、情報提示装置の構成要素であるメッセージ記憶部2、指標情報収集部3、関心度推定部4、電力計測部7、メッセージ選択部8及びメッセージ提示部6のそれぞれが専用のハードウェアで構成されているものを想定しているが、電力計測部7を除く情報提示装置がコンピュータで構成されているものであってもよい。
電力計測部7を除く情報提示装置がコンピュータで構成される場合、メッセージ記憶部2を図3に示すコンピュータのメモリ21上に構成するとともに、指標情報収集部3、関心度推定部4、メッセージ選択部8及びメッセージ提示部6の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリ21に格納し、コンピュータのプロセッサ22がメモリ21に格納されているプログラムを実行するようにすればよい。
次に動作について説明する。
電力計測部7は、瞬間の使用電力を連続的に計測し、その瞬間の電力の使用量を累積することで、例えば、月間の電力使用量を算出し、その電力使用量から月間の使用電力料金を算出する。
メッセージ選択部8は、関心度推定部4がユーザの関心度を推定し、電力計測部7が月間の使用電力料金を算出すると、メッセージ記憶部2により行動の難易度別に記憶されているメッセージの中から、ユーザの関心度及び月間の使用電力料金に対応する行動難易度のメッセージを選択する。
以下、メッセージ選択部8によるメッセージの選択処理を具体的に説明する。
この実施の形態2では、説明の便宜上、ユーザの家庭が3人世帯であるものと仮定して、一般的な3人世帯の月平均の使用電力料金がメッセージ選択部8に設定されているものとする。
また、メッセージ記憶部2には、ユーザの月間の使用電力料金と、一般的な3人世帯の月平均の使用電力料金との比較結果に対応するメッセージが行動の難易度別に記憶されているものとする。
メッセージ選択部8は、電力計測部7が月間の使用電力料金を算出すると、月間の使用電力料金と、一般的な3人世帯の月平均の使用電力料金とを比較する。
メッセージ選択部8は、月間の使用電力料金が、一般的な3人世帯の月平均の使用電力料金より高い場合、メッセージ記憶部2に記憶されているメッセージの中から、月間の使用電力料金が、一般的な3人世帯の月平均の使用電力料金より高い場合に対応する行動難易度別のメッセージを選択する。
この場合、電気製品の利用時間が長く、省エネルギー化を図る余地が大きいので、例えば、行動難易度が「低」のメッセージとしては、「エアコンの設定温度を下げることで省エネ化が図れる」というようなメッセージが考えられ、行動難易度が「高」のメッセージとしては、「サーキュレータを使用することで、エアコンの設定温度を下げても、快適に省エネ化が図れる」というようなメッセージが考えられる。
メッセージ選択部8は、月間の使用電力料金が、一般的な3人世帯の月平均の使用電力料金以下である場合、メッセージ記憶部2に記憶されているメッセージの中から、月間の使用電力料金が、一般的な3人世帯の月平均の使用電力料金以下である場合に対応する行動難易度別のメッセージを選択する。
この場合、電気製品の利用時間が短く、これ以上に利用時間を短くする余地が小さいので、例えば、行動難易度が「低」のメッセージとしては、「電力プランの契約アンペアを下げることで使用電力料金を更に下げられる」というようなメッセージが考えられ、行動難易度が「高」のメッセージとしては、「太陽光発電システムを設置することで使用電力料金を更に下げられる」というようなメッセージが考えられる。
以上で明らかなように、この実施の形態2によれば、電力の使用量を計測する電力計測部7を備え、メッセージ選択部8が、メッセージ記憶部2により行動の難易度別に記憶されているメッセージの中から、関心度推定部4により推定された関心度及び電力計測部7により計測された電力の使用量に対応するメッセージを選択するように構成したので、ユーザの電力使用状況に即しているメッセージをユーザに提示することができる効果を奏する。
この実施の形態2では、メッセージ選択部8が、ユーザの月間の使用電力料金と、一般的な3人世帯の月平均の使用電力料金とを比較し、その比較結果に対応する行動難易度別のメッセージを選択する例を示しているが、これに限るものではなく、例えば、電力計測部7により計測された瞬間の使用電力に対応する行動難易度別のメッセージを選択するようにしてもよい。
また、ユーザの月間の使用電力料金と、一般的な3人世帯の月平均の使用電力料金との差分に応じて行動難易度別のメッセージを変更するようにしてもよい。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 ネットワーク機器、2 メッセージ記憶部、3 指標情報収集部、4 関心度推定部、5,8 メッセージ選択部、6 メッセージ提示部、7 電力計測部、11 記憶装置、12 指標情報収集処理回路、13 関心度推定処理回路、14,17 メッセージ選択処理回路、15 端末装置、16 電力計。

Claims (4)

  1. 省エネルギー化に寄与する行動の難易度別に、当該行動の内容を示すメッセージを記憶しているメッセージ記憶部と、
    前記省エネルギー化に寄与する行動に対するユーザの関心度の指標となる情報を収集する指標情報収集部と、
    前記指標情報収集部により収集された情報からユーザの関心度を推定する関心度推定部と、
    前記メッセージ記憶部により行動の難易度別に記憶されているメッセージの中から、前記関心度推定部により推定された関心度に対応する行動難易度のメッセージを選択するメッセージ選択部と、
    前記メッセージ選択部により選択されたメッセージを提示するメッセージ提示部と
    を備えた情報提示装置。
  2. 前記メッセージ選択部は、前記関心度推定部により推定された関心度が高い程、行動難易度が高いメッセージを選択することを特徴とする請求項1記載の情報提示装置。
  3. 電力の使用量を計測する電力計測部を備え、
    前記メッセージ選択部は、前記メッセージ記憶部により行動の難易度別に記憶されているメッセージの中から、前記関心度推定部により推定された関心度及び前記電力計測部により計測された電力の使用量に対応するメッセージを選択することを特徴とする請求項1または請求項2記載の情報提示装置。
  4. 指標情報収集部が、省エネルギー化に寄与する行動に対するユーザの関心度の指標となる情報を収集し、
    関心度推定部が、前記指標情報収集部により収集された情報からユーザの関心度を推定し、
    メッセージ選択部が、前記省エネルギー化に寄与する行動の難易度別に、当該行動の内容を示すメッセージを記憶しているメッセージ記憶部にアクセスして、前記行動の難易度別に記憶されているメッセージの中から、前記関心度推定部により推定された関心度に対応する行動難易度のメッセージを選択し、
    メッセージ提示部が、前記メッセージ選択部により選択されたメッセージを提示する
    情報提示方法。
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