JP2016224515A - 拡張装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】拡張側コネクタまたは固定側コネクタの破損を抑制できる接続構造を提供する。【解決手段】拡張装置30は、筐体32と、第2コネクタ36と、位置決め部材50とを備える。筐体32には、第1コネクタ16を有する電子装置10が載せられる。第2コネクタ36は、筐体32に設けられ、第1コネクタ16に接続される。位置決め部材50は、筐体32から突出した部位が、電子装置10が係合された状態でスライドされることにより、筐体32内への沈み込みが制限された待機位置から、筐体32内への沈み込みが許容されると共に第1コネクタ16と第2コネクタ36とを接続可能にする接続位置へ変位する。【選択図】図1

Description

本願が開示する技術は、拡張装置及び電子機器に関する。
固定ユニットと、固定ユニットの後端部に連結され、固定ユニットに対して開閉する可動ユニットとを備えるノートブック型パーソナルコンピュータ等の電子装置がある。また、固定ユニットに取り付けられ、電子装置の機能を拡張する拡張装置がある(例えば、特許文献1〜3参照)。
この種の拡張装置は、例えば、固定ユニットが載せられる筐体と、固定ユニットに設けられた固定ユニット側コネクタに接続される拡張装置側コネクタとを備える。また、拡張装置には、固定ユニットの後端部が係合されることにより、固定ユニット側コネクタを拡張装置側コネクタに位置決めする位置決め部材を備える。
特開2000−10658号公報 特開2005−182393号公報 特開2002−91622号公報
ところで、固定ユニットに対して可動ユニットが開放された場合に、固定ユニットの後端部の後側に可動ユニットが回り込む電子装置では、次のことが懸念される。
すなわち、拡張装置に固定ユニットが取り付けられた状態で、固定ユニットに対して可動ユニットが開放されると、可動ユニットが位置決め部材に干渉して可動ユニットの開放範囲が狭くなる可能性がある。
この対策として、例えば、可動ユニットとの干渉に伴って位置決め部材を拡張装置内へ沈み込ませることが考えられる。
しかしながら、この場合、固定ユニットを拡張装置に取り付ける際に、固定ユニットが位置決め部材に乗り上げると、位置決め部材が拡張装置内に沈み込む可能性がある。そして、位置決め部材が拡張装置内に沈み込むと、拡張装置側コネクタと固定ユニット側コネクタとが位置ずれした状態で接触し、拡張装置側コネクタまたは固定ユニット側コネクタが破損する可能性がある。
本願が開示する技術は、一つの側面として、拡張側コネクタまたは固定側コネクタの破損を抑制することを目的とする。
本願が開示する技術では、拡張装置は、筐体と、第2コネクタと、位置決め部材とを備える。筐体には、第1コネクタを有する電子装置が載せられる。第2コネクタは、筐体に設けられ、第1コネクタに接続される。位置決め部材は、筐体から突出した部位が、電子装置が係合された状態でスライドされることにより、筐体内への沈み込みが制限された待機位置から、筐体内への沈み込みが許容されると共に第1コネクタと第2コネクタとを接続可能にする接続位置へ変位する。
本願が開示する技術によれば、一つの側面として、拡張側コネクタまたは固定側コネクタの破損を抑制することができる。
図1は、第1実施形態に係る拡張装置を斜め上方から見た斜視図である。 図2は、図1に示される拡張装置を示す縦断面図である。 図3は、図1に示される拡張装置を示す縦断面図である。 図4は、図1に示される拡張装置を示す縦断面図である。 図5は、図1に示される拡張装置を示す縦断面図である。 図6は、図1に示される位置決め部材を斜め下方から見た斜視図である。 図7は、図1に示される位置決め部材を斜め下方から見た斜視図である。 図8は、図2の拡大図である。 図9は、図5の拡大図である。 図10は、図8の拡大図である。 図11は、比較例に係る拡張装置を斜め上方から見た斜視図である。 図12は、比較例に係る拡張装置を斜め上方から見た斜視図である。 図13は、第2実施形態に係る拡張装置に搭載されたリフトアップ機構を斜め下方から見た斜視図である。 図14は、図13に示されるリフトアップ機構を下方から見た下面図である。 図15は、図13に示される操作レバーが操作された状態を斜め下方から見た斜視図である。 図16は、図15に示されるリフトアップ機構を下方から見た下面図である。
以下、本願が開示する技術の一実施形態について説明する。
(電子機器)
図1に示されるように、本実施形態に係る電子機器9は、電子装置10と、拡張装置30とを備える。拡張装置30は、例えば、電子装置10に取り付けられ、当該電子装置10の機能を拡張するポートリプリケータとされる。具体的には、拡張装置30は複数の接続端子を有する。そして、拡張装置30は、取り付けられた電子装置10に対して、当該複数の接続端子の機能を提供する。接続端子は、PS/2ポート、USBポート、外部ディスプレイ出力コネクタ等が相当する。
なお、各図に示される矢印FRは、拡張装置30及び電子装置10の前後方向の前側(奥行方向の正面側)を示す。また、矢印UPは、拡張装置30及び電子装置10の高さ方向(上下方向)の上側を示す。さらに、矢印Wは、拡張装置30及び電子装置10の幅方向(横幅方向)を示す。
(電子装置)
電子装置10は、例えば、ノートブック型パーソナルコンピュータ(以下、「ノートパソコン」という)とされる。この電子装置10は、固定ユニット12と、可動ユニット20とを備える。固定ユニット12は、ユニット筐体14を有する。ユニット筐体14は、薄型の箱状に形成される。このユニット筐体14には、CPU及びメモリ等の複数の電子部品が実装された図示しないプリント基板(マザーボード)が収容される。
また、ユニット筐体14の底壁部14Lには、第1コネクタ16が設けられる。第1コネクタ16は、図示しないプリント基板と電気的に接続されており、ユニット筐体14の底壁部14Lに形成された図示しない開口から露出される。さらに、底壁部14Lにおける第1コネクタ16の両側の部位には、フック挿入口18が形成される。
可動ユニット20は、ユニット筐体22を有する。ユニット筐体22は、薄型の箱状に形成される。このユニット筐体22には、図示しない液晶パネル等の表示パネルが収容される。
また、可動ユニット20は、固定ユニット12の後端部12Rにヒンジ部24(図5参照)を介して開閉可能に連結される。この可動ユニット20は、ヒンジ部24を中心とした回動に伴って、固定ユニット12の上に重ねられる閉位置と、固定ユニット12に対して立てられた開位置との間で変位される。
なお、図2には、可動ユニット20が閉位置に位置する状態、すなわち固定ユニット12に対して可動ユニット20を閉じた状態(閉状態)が示される。一方、図5には、可動ユニット20が開位置に位置する状態、すなわち固定ユニット12に対して可動ユニット20を開放した状態(開状態)が示される。この開位置では、可動ユニット20の後端部20Rが、固定ユニット12の後端部12Rの後側に回り込む。
(拡張装置)
図1に示されるように、拡張装置30は、筐体32を有する。筐体32は、幅方向(矢印W方向)を長手方向とした薄型の箱状に形成される。この筐体32には、電子装置10の機能を拡張するための複数の電子部品が実装された図示しないプリント基板が収容される。
筐体32の幅方向両側には、一対のガイド壁部35が設けられる。この一対のガイド壁部35の間に電子装置10が嵌め込まれることにより、筐体32に対して電子装置10が幅方向に位置決めされる。なお、一対のガイド壁部35は、幅方向位置決め部の一例である。
また、筐体32の上壁部34には、搭載部34A、傾斜壁部34B及び頂壁部34Cが形成される。搭載部34Aは、上壁部34の前端側から中間部に亘って形成される。この搭載部34Aは、後側へ向かうに従って上方へ向かうように筐体32の前後方向に対して緩やかに傾斜される。この搭載部34Aには、固定ユニット12の後部が載せられる。
また、搭載部34Aには、第2コネクタ36が設けられる。第2コネクタ36は、搭載部34Aの幅方向中央部に形成された図示しない開口から上方へ突出されており、固定ユニット12の第1コネクタ16と電気的に接続される。第1コネクタ16と第2コネクタ36とが電気的に接続された場合、電子装置10と拡張装置30との間で信号のやりとりが行なわれる。例えば、拡張装置30の有する複数の接続端子のいずれかにUSBメモリのような記憶媒体が接続された場合、拡張装置30は当該記憶媒体と電子装置10との中継器として機能する。この拡張装置30は該記憶媒体から与えられる信号を電子装置10に送出する。また、拡張装置30は電子装置10から信号ケーブルを介して与えられる信号を当該記憶媒体に送出する。
搭載部34Aにおける第2コネクタ36の幅方向両側の部位には、フック38が設けられる。各フック38は、第1コネクタ16と第2コネクタ36との接続に伴って固定ユニット12のフック挿入口18に挿入され、固定ユニット12に設けられた図示しない被係止部に係止される。これにより、拡張装置30からの固定ユニット12の取り外しが制限される。
なお、筐体32における幅方向一方側の端部には、操作レバー26が設けられる。この操作レバー26が利用者によって操作されることより、固定ユニット12の被係止部とフック38との係止状態が解除され、拡張装置30からの固定ユニット12の取り外しが可能となる。なお、操作レバー26は、操作部材の一例である。
搭載部34Aの後側には、傾斜壁部34Bが配置される。図5に示されるように、傾斜壁部34Bは、開位置に位置する可動ユニット20の後側に配置されると共に、当該可動ユニット20の傾斜角度に応じて搭載部34Aに対して傾斜される。より具体的には、傾斜壁部34Bは、筐体32の後側へ向かうに従って上方へ向かうように筐体32の前後方向に対して傾斜される。
(位置決め部材)
図1に示されるように、傾斜壁部34Bにおける筐体32の幅方向両側の部位には、第1コネクタ16に対して第2コネクタ36を位置決めする一対の位置決め部材50が設けられる。一対の位置決め部材50は、筐体32の幅方向に間隔を空けて配置される。
図6及び図7に示されるように、筐体32の上壁部34には、筐体32の前後方向を長手方向とした長方形状の開口部40が形成される。開口部40は、搭載部34Aと傾斜壁部34Bとに亘って形成される。この開口部40に、位置決め部材50が配置される。
図8に示されるように、位置決め部材50は、固定ユニット12が拡張装置30に取り付けられる前の待機位置では、その上部が開口部40を介して筐体32の上壁部34から上方へ突出される。この待機位置では、筐体32内への位置決め部材50の沈み込みが制限される。
また、位置決め部材50は、後述するガイド路64に取り付けられ、開口部40内を筐体32の前後方向にスライド可能とされる。そして、筐体32の前後方向のスライドに伴って、待機位置(図2に示される位置)と当該待機位置よりも後側にある接続位置(図3に示される位置)との間で変位する。この接続位置では、図4及び図5に示されるように、位置決め部材50の筐体32内への沈み込みが許容される。
ここで、図2を用いて待機位置について説明する。拡張装置30の有する位置決め部材50が待機位置にある状態で電子装置10を載せている場合には、電子装置10の底壁部14Lに設けられた第1コネクタ16と拡張装置30の上壁部34に設けられた第2コネクタ36とは接続されない。具体的には、第1コネクタ16と第2コネクタ36とが対向する位置にはない。また、位置決め部材50の筐体32内への沈み込みが制限されるため、電子装置10の後端部12Rが載置可能な位置決め部材50の有する切り欠き(座部54及び突出部56)が露出した高さだけ、電子装置10の底壁部14Lと拡張装置30の上壁部34との間に空間が形成される。さらに、電子装置10の固定ユニット12が後側へ移動された(矢印T1)場合には、第1コネクタ16は、電子装置10の固定ユニット12が後側へ移動された距離だけ第2コネクタ36に近づく。
次に、図3を用いて接続位置について説明する。拡張装置30の有する位置決め部材50が接続位置にある状態で電子装置10を載せている場合には、電子装置10の底壁部14Lに設けられた第1コネクタ16と拡張装置30の上壁部34に設けられた第2コネクタ36とは接続可能である。具体的には、第1コネクタ16と第2コネクタ36とが対向する位置にある。したがって、電子装置10が拡張装置30の側に押圧されることで、第1コネクタ16と第2コネクタ36とが接続する。
なお、以下の説明において、位置決め部材50の上下及び前後の方向は、特に断りがない限り、待機位置に位置する位置決め部材50の姿勢を基準とした上下及び前後の方向を意味する。
図8に示されるように、位置決め部材50は、本体部52及び回動軸60を有する。本体部52の上部には、座部54及び突出部56が形成される。座部54は、本体部52の上部における前側に形成される。この座部(座面)54は、固定ユニット12の後端部12Rが載せられる平坦部(平坦面)とされる。また、座部54の後側には、突出部56が配置される。なお、本体部52の上部は、筐体32から突出する位置決め部材50の部位の一例である。
突出部56は、座部54よりも上方へ突出される。この突出部56の前面は、固定ユニット12の後端部12Rの端面12R1(図2参照)が係合される被係合部(係合面)56Aとされる。この被係合部56Aは、図2に示されるように、可動ユニット20を閉じた状態で、かつ、固定ユニット12の後端部12Rが座部54に載せられた状態で、固定ユニット12の後端部12R及び可動ユニット20の後端部20Rを後側から覆う。
また、図8に示されるように、突出部56の頂部は、可動ユニット20の開放に伴って、可動ユニット20の後端部20Rによって下方へ押圧される被押圧部56Bとされる。この被押圧部56Bの上面56B1は、筐体32から突出した状態で、かつ、回動軸60の軸方向(筐体32の幅方向)から見て、上方へ凸状に湾曲する湾曲面とされる。これにより、可動ユニット20の後端部20R(図5参照)によって被押圧部56Bの上面56B1が下方へ押圧された場合に、当該後端部20Rが被押圧部56Bの上面56B1上に引っ掛かり難くなる。
また、本体部52における座部54の下側の部位には、一対の係止ピン58が設けられる。一対の係止ピン58は、本体部52の両側の側面52Sから筐体32の幅方向へ突出される。この一対の係止ピン58は、開口部40の周縁部40Aに筐体32の内側から係止される。これにより、位置決め部材50が筐体32から上方へ突出する方向(矢印S方向)の回動が制限される。なお、係止ピン58は、係止部の一例である。
回動軸60は、本体部52の後端部に設けられる。つまり、回動軸60は、座部54及び被押圧部56Bよりも後側に位置される。この回動軸60は、円柱状に形成されており、本体部52の両側の側面52Sから筐体32の幅方向両側へそれぞれ突出される。また、回動軸60の外周面には、一対の係合面60Aが形成される。一対の係合面60Aは、互いに平行する平坦面とされ、回動軸60の両側に形成される。この一対の係合面60Aは、位置決め部材50が待機位置に位置する状態において、回動軸60の上下方向の両側に位置する。
ここで、傾斜壁部34Bの後側には、頂壁部34Cが配置される。この頂壁部34Cには、回動軸60を支持する一対の支持壁部62が設けられる。一対の支持壁部62は、頂壁部34Cの下面から下方へ延出されると共に、筐体32の幅方向に互いに対向して配置される。この一対の支持壁部62の間に、位置決め部材50の後端部が配置される。
一対の支持壁部62には、ガイド路64が形成される。図10に示されるように、ガイド路64は、筐体32の前後方向に延びる長溝または長孔とされる。このガイド路64には、位置決め部材50の回動軸60がスライド可能に挿入される。また、ガイド路64は、筐体32の高さ方向(上下方向)に対向する一対の内壁面64Aを有する。この一対の内壁面64Aに回動軸60の一対の係合面60Aがそれぞれ係合されることにより、回動軸60の回動が制限される。つまり、ガイド路64内では、回動軸60の回動が制限される。
なお、一対の係合面60Aの何れか一方は、省略されても良い。また、ガイド路64は、ガイド部の一例である。
また、一対の支持壁部62におけるガイド路64の後側の部位には、回動許容孔66がそれぞれ形成される。回動許容孔66は、円形状に形成される。この回動許容孔66には、ガイド路64の接続位置側(後側)の端部64Rが接続される。これにより、ガイド路64と回動許容孔66との間で回動軸60が移動可能とされる。そして、回動軸60が回動許容孔66に移動すると、位置決め部材50が接続位置に位置される。
回動許容孔66の直径D1は、回動軸60の直径D2よりも僅かに大きくされる。これにより、回動許容孔66内では、回動軸60が回動可能とされる。つまり、接続位置では、位置決め部材50が回動軸60を中心として回動可能とされる。そして、位置決め部材50が回動軸60を中心として下方へ回動すると、位置決め部材50が筐体32内へ沈み込む。なお、回動許容孔66は、回動許容部の一例である。
(スライド用弾性体)
図7に示されるように、一対の支持壁部62の前端部は、対向壁部68がそれぞれ設けられる。対向壁部68は、回動軸60の前側に配置されており、当該回動軸60と筐体32の前後方向に対向される。この一方の対向壁部68と回動軸60との間には、スライド用弾性体70が配置される。
スライド用弾性体70は、例えば、コイルばね等とされる。また、スライド用弾性体70は、引張ばねとされており、対向壁部68と回動軸60とに連結される。このスライド用弾性体70の付勢力(引張力)Fによって、回動軸60が対向壁部68側へ常時付勢される。つまり、スライド用弾性体70によって、位置決め部材50が接続位置から待機位置へ常時付勢される。
(突出用弾性体)
回動軸60の周囲には、突出用弾性体72が設けられる。突出用弾性体72は、例えば、捩りばねとされる。この突出用弾性体72は、図8に示されるように、一端部72Aが筐体32の頂壁部34Cに係止され、他端部72Bが本体部52の下面52Lに係止される。この突出用弾性体72によって、位置決め部材50が筐体32から上方へ突出する方向(矢印S方向)へ常時付勢される。
次に、拡張装置30に対する電子装置10の取付方法(装着方法)について説明する。
図8には、位置決め部材50が待機位置に位置した状態が示される。この待機位置では、位置決め部材50の座部54、被係合部56A及び被押圧部56Bが筐体32から上方へ突出される。また、待機位置では、回動軸60の一対の係合面60Aがガイド路64の一対の内壁面64Aにそれぞれ係合することにより、回動軸60の回動が制限される。
この状態で、先ず、図2に示されるように、位置決め部材50の座部54上に、固定ユニット12の後端部12Rが配置される。次に、固定ユニット12が後側へ移動される(矢印T1)。この固定ユニット12の後側への移動に伴って、固定ユニット12の後端部12Rの端面12R1が位置決め部材50の被係合部56Aに係合される。
次に、図3に示されるように、固定ユニット12がスライド用弾性体70の付勢力F(図9参照)に抗してさらに後側へ移動されると(矢印T2)、位置決め部材50の回動軸60がガイド路64に沿って後側へスライドされる。この際、図10に示されるように、回動軸60の一対の係合面60Aが、ガイド路64の一対の内壁面64Aにそれぞれ係合され、回動軸60の回動が制限される。つまり、位置決め部材50は、筐体32内への沈み込み(回動)が制限された状態で、ガイド路64に沿って後側へスライドする。
次に、ガイド路64に沿って後側へ移動した回動軸60は、回動許容孔66に移動される。つまり、位置決め部材50が待機位置から接続位置に変位される。この接続位置では、図3に示されるように、拡張装置30の第2コネクタ36に対して固定ユニット12の第1コネクタ16が位置決めされる。さらに、図9に示されるように、接続位置では、回動軸60が回動可能になる。
なお、接続位置では、回動軸60が回動許容孔66の内周壁66A(図10参照)に当接されることにより、回動軸60の後側へのスライドが制限される。つまり、回動許容孔66の内周壁66Aは、回動軸60の後側への移動を制限するストッパ部として機能する。
次に、図4に示されるように、固定ユニット12の後端部12Rが、突出用弾性体72(図9参照)の付勢力Sに抗して下方へ押し下げられると(矢印T3)、位置決め部材50の座部54が下方へ押圧される。これにより、位置決め部材50が回動軸60を中心として回動し、筐体32内へ沈み込む。この結果、固定ユニット12の第1コネクタ16が拡張装置30の第2コネクタ36に接続され、拡張装置30に電子装置10が取り付けられる。
また、図1に示されるように、第1コネクタ16の両側にあるフック挿入口18に第2コネクタ36の両側にあるフック38がそれぞれ挿入され、固定ユニット12の被係止部にフック38が係止される。これにより、拡張装置30からの電子装置10の取り外しが制限される。
この状態で、図5に示されるように、固定ユニット12に対して可動ユニット20が開放されると(矢印T4)、可動ユニット20の後端部20Rによって位置決め部材50の被押圧部56Bが下方へ押圧される。これにより、位置決め部材50が回動軸60を中心として、筐体32内へさらに沈み込む(矢印T5)。そのため、位置決め部材50によって、可動ユニット20の開放が制限されることが抑制される。
次に、拡張装置30から固定ユニット12を取り外す方法について説明する。
図5には、拡張装置30に固定ユニット12が取り付けられ、かつ、固定ユニット12に対して可動ユニット20が開放された状態(開状態)が示される。この状態から、先ず、図4に示されるように、固定ユニット12に対して可動ユニット20を閉じる。これにより、突出用弾性体72の付勢力Sによって、位置決め部材50が回動軸60を中心として筐体32から突出する方向(矢印S方向)へ回動される。
次に、操作レバー26(図1参照)が操作されると、固定ユニット12の図示しない被係止部とフック38との係止状態が解除され、拡張装置30からの電子装置10の取り外しが可能となる。この状態で、例えば、利用者によって固定ユニット12が上方へ持ち上げられると、第1コネクタ16と第2コネクタ36との接続状態が解除され、拡張装置30から電子装置10が取り外される。
なお、固定ユニット12の後端部12Rが上方へ持ち上げられると、図3に示されるように、突出用弾性体72の付勢力Sによって位置決め部材50が回動軸60を中心として筐体32から突出する方向(矢印S方向)へ回動される。そして、位置決め部材50の係止ピン58が開口部40の周縁部40Aに係止されると、位置決め部材50の回動が停止(制限)される。
また、位置決め部材50の係止ピン58が開口部40の周縁部40Aに係止された状態では、ガイド路64の一対の内壁面64Aに対して、回動軸60の一対の係合面60Aが平行状態となり、ガイド路64内に回動軸60が移動可能になる。これにより、図2に示されるように、スライド用弾性体70の付勢力Fによって、回動軸60がガイド路64内へ挿入されると共にガイド路64に沿って前側へスライドされ、待機位置へ変位される。
次に、本実施形態の作用について説明する。
先ず、比較例に係る拡張装置100について説明する。図11に示されるように、比較例に係る拡張装置100では、一対の位置決め部材102の被係合部102Aに固定ユニット12の後端部12R(図2参照)が係合されることにより、第1コネクタ16と第2コネクタ36とが位置決められる。なお、一対の位置決め部材102は、筐体32の前後方向にスライドせず、また、筐体32内へは常時沈み込み可能とされる。
ここで、比較例に係る拡張装置100では、可動ユニット20の開放(矢印J方向)に伴って一対の位置決め部材102の筐体32内へ沈み込む(矢印K方向)。そのため、一対の位置決め部材102によって可動ユニット20の開放が制限されない。したがって、可動ユニット20の開放範囲が広くなる。
しかしながら、図12に示されるように、固定ユニット12を拡張装置30に取り付ける際に、例えば、固定ユニット12の後端部12Rが一方(右側)の位置決め部材102に乗り上げると、当該位置決め部材102が筐体32内へ沈み込む。第1コネクタ16と第2コネクタ36とが位置ずれした状態で接触する場合には、第1コネクタ16または第2コネクタ36が破損する可能性がある。また、第1コネクタ16と拡張装置30の上壁部34とが接触する場合には、第1コネクタ16が破損する可能性がある。さらに、第2コネクタ36と電子装置10の底壁部14Lとが接触する場合には、第2コネクタ36が破損する可能性がある。
これに対して本実施形態に係る拡張装置30によれば、位置決め部材50は、筐体32のガイド路64に沿って前後方向にスライド可能とされる。この位置決め部材50は、図8に示されるように、拡張装置30に電子装置10が取り付けられる前の状態では、待機位置(待機位置)に位置される。この待機位置では、回動軸60の一対の係合面60Aがガイド路64の一対の内壁面64Aにそれぞれ係合されることにより、回動軸60の回動が制限される。
これにより、拡張装置30に電子装置10が取り付けられる際に、固定ユニット12の後端部12Rが位置決め部材50の座部54ではなく、被押圧部56Bに乗り上げたとしても、位置決め部材50が筐体32内へ沈み込むことが抑制される。そのため、固定ユニット12の第1コネクタ16と拡張装置30の第2コネクタ36とが位置ずれした状態で接触されることが抑制される。したがって、第1コネクタ16または第2コネクタ36の破損が抑制される。
一方、図3に示されるように、位置決め部材50が待機位置から接続位置へ変位されると、第2コネクタ36に対して第1コネクタ16が位置決めされると共に、位置決め部材50が回動軸60を中心として回動可能となる。この状態で、固定ユニット12が拡張装置30側へ押し込まれることにより、第2コネクタ36に第1コネクタ16が接続される。
また、接続位置では、前述したように、位置決め部材50が回動軸60を中心として回動可能となる。そのため、図5に示されるように、可動ユニット20の開放に伴い、可動ユニット20の後端部20Rによって位置決め部材50の被押圧部56Bが下方へ押し下げられると、位置決め部材50が回動軸60を中心として回動し、筐体32内へ沈み込む。これにより、位置決め部材50によって、可動ユニット20の開放が制限されることが抑制される。したがって、可動ユニット20の開放範囲が広くなる。
このように本実施形態では、可動ユニット20の開放範囲を広げつつ、位置決め部材50に対する固定ユニット12の乗り上げに伴う第1コネクタ16または第2コネクタ36の破損を抑制することができる。
また、被押圧部56Bの上面56B1は、回動軸60の軸方向(筐体32の幅方向)から見て、上方へ凸状に湾曲する湾曲面とされる。これにより、可動ユニット20の後端部20Rによって被押圧部56Bの上面56B1が下方へ押圧された場合に、当該後端部20Rが被押圧部56Bの上面56B1上に引っ掛かり難くなる。したがって、可動ユニット20の開放操作が容易となる。
さらに、図1に示されるように、一対の位置決め部材50の被係合部56Aには、固定ユニット12の幅方向両側の後端部12Rが係合される。これにより、第2コネクタ36に対する第1コネクタ16の位置決め精度が高められる。
また、図2には、固定ユニット12に対して可動ユニット20が閉じられた状態で、かつ、固定ユニット12の後端部12Rが位置決め部材50の座部54に載せられた状態が示される。この状態では、固定ユニット12の後端部12R及び可動ユニット20の後端部20Rの後側に位置決め部材50の被係合部56Aが配置される。これにより、固定ユニット12の後端部12Rが被係合部56Aに係合される際に、当該後端部12Rが被係合部56Aを乗り上げることが抑制される。したがって、拡張装置30に電子装置10を取り付け易くなる。
次に、第2実施形態について説明する。
図13に示されるように、第2実施形態に係る拡張装置80には、操作レバー26の操作に伴って、位置決め部材50を上方へ押し上げるリフトアップ機構90が設けられる。
具体的には、操作レバー26は、利用者によって操作されることにより、筐体32の高さ方向に延びる回動軸82(図14参照)を中心として回動される。図14に示されるように、操作レバー26には、回動軸82を中心として当該操作レバー26と一体に回動するベースギヤ84が設けられる。なお、操作レバー26は、操作部材の一例である。
ベースギヤ84には、リフトアップ機構90が接続される。リフトアップ機構90は、ラック92及びピニオンギヤ96を有する。ラック92は、位置決め部材50の本体部52の下側に配置される。このラック92は、筐体32の幅方向にスライド可能とされる。
また、ラック92には、図15及び図16に示されるように、筐体32の幅方向のスライドに伴って本体部52の下面52Lを上方へ押し上げる押上げ部94が設けられる。また、ラック92には、ピニオンギヤ96を介してベースギヤ84が接続される。このピニオンギヤ96によって、操作レバー26の回動運動がラック92の直線運動に変換される。
次に、第2実施形態の作用について説明する。
図15に示されるように、本実施形態に係る拡張装置80によれば、拡張装置80に電子装置10が取り付けられた状態で、利用者によって操作レバー26が操作されると、次のようになる。
すなわち、図16に示されるように、ベースギヤ84が回動軸82を中心として操作レバー26と一体に矢印a方向に回動されると共に、ベースギヤ84の回動に伴ってピニオンギヤ96が矢印b方向に回動される。このピニオンギヤ96の回動に伴って、ラック92が筐体32の幅方向へスライドされる(矢印Q)。さらに、ラック92のスライドに伴って、押上げ部94によって位置決め部材50が押し上げられる(矢印R)。
これにより、前述した位置決め部材50の座部54によって、固定ユニット12の後端部12Rが押し上げられ(図4において矢印S方向)、第1コネクタ16と第2コネクタ36との接続が解除される。したがって、拡張装置80からの電子装置10を取り外しが容易となる。なお、前述したように、操作レバー26が操作されると、固定ユニット12の被係止部とフック38(図1参照)との係止状態が解除される。
また、本実施形態では、位置決め部材50とは別に、電子装置10を押し上げるための部品を筐体32に設ける必要がないため、部品点数が低減される。
なお、本実施形態では、操作レバー26の回動に伴ってリフトアップ機構90が作動されるが、本実施形態はこれに限らない。例えば、押しボタンの押し込みに伴って、リフトアップ機構90が作動される構成とされても良い。
次に、上記第1,第2実施形態の変形例について説明する。なお、以下では、第1実施形態を例に各種の変形例について説明するが、これらの変形例は第2実施形態にも適宜適用可能である。
上記第1実施形態では、筐体32の前後方向のスライドに伴って位置決め部材50が待機位置と接続位置とに変位されるが、上記第1実施形態はこれに限らない。位置決め部材は、例えば、筐体32の幅方向のスライドに伴って待機位置と接続位置とに変位されるように構成されても良い。
また、上記第1実施形態では、位置決め部材50が回動軸60を中心とした回動に伴って筐体32内へ沈み込むが、上記第1実施形態はこれに限らない。例えば、位置決め部材は、筐体32の高さ方向(上下方向)のスライドに伴って、筐体32内に沈み込む構成とされても良い。
また、上記第1実施形態では、拡張装置30の筐体32における幅方向両側に、一対の位置決め部材50が設けられるが、位置決め部材の配置や数は適宜変更可能である。
また、上記第1実施形態では、第2コネクタ36が筐体32の上壁部34から上方へ突出されるが、上記第1実施形態はこれに限らない。第2コネクタ36は、固定ユニット12の底壁部14Lから突出する第1コネクタ16と接続可能に筐体32内に設けられても良い。
さらに、上記第1実施形態では、電子装置10がノートパソコンとされるが、電子装置は、DVDプレーヤー、携帯用ゲーム機、及び電子辞書等であっても良い。
以上、本願が開示する技術の実施形態について説明したが、本願が開示する技術は上記の実施形態に限定されるものでない。また、上記実施形態及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本願が開示する技術の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
なお、以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
第1コネクタを有する電子装置が載せられる筐体と、
前記筐体に設けられ、前記第1コネクタに接続される第2コネクタと、
前記筐体から突出した部位が、前記電子装置が係合された状態でスライドされることにより、前記筐体内への沈み込みが制限された待機位置から、前記筐体内への沈み込みが許容されると共に前記第1コネクタと前記第2コネクタとを接続可能にする接続位置へ変位する位置決め部材と、
を備える拡張装置。
(付記2)
前記電子装置は、前記筐体に載せられる固定ユニットと、前記固定ユニットの後端部に連結され、前記固定ユニットに対する開放に伴って該固定ユニットの前記後端部の後側へ回り込む可動ユニットと、を有し、
前記位置決め部材は、前記固定ユニットの前記後端部が係合された状態で前記待機位置から前記接続位置へスライドされ、前記可動ユニットの開放に伴って前記筐体へ沈み込む、
付記1に記載の拡張装置。
(付記3)
前記位置決め部材は、前記筐体の前後方向のスライドに伴って前記待機位置と前記接続位置とに変位される、
付記2に記載の拡張装置。
(付記4)
前記筐体に設けられ、前記筐体内への前記位置決め部材の沈み込みを制限しながら、該位置決め部材を前記待機位置から前記接続位置へ案内するガイド部を備える、
付記3に記載の拡張装置。
(付記5)
前記位置決め部材は、回動軸を介して前記ガイド部に連結され、該回動軸を中心とした回動に伴って前記筐体内へ沈み込み、
前記ガイド部は、前記位置決め部材の回動を制限しながら、該位置決め部材を前記待機位置から前記接続位置へ案内する、
付記4に記載の拡張装置。
(付記6)
前記回動軸の外周面には、係合面が形成され、
前記ガイド部は、前記筐体の前後方向に延びると共に、内壁面に前記係合面が係合された状態で前記回動軸が挿入されるガイド路を含む、
付記5に記載の拡張装置。
(付記7)
前記ガイド部における前記接続位置側の端部には、前記位置決め部材の回動を許容する回動許容部が設けられる、
付記5又は付記6に記載の拡張装置。
(付記8)
前記回動許容部は、前記ガイド部に接続され、前記回動軸が回動可能に挿入される回動許容孔とされる、
付記7に記載の拡張装置。
(付記9)
前記位置決め部材は、前記固定ユニットの前記後端部が載せられる座部と、前記可動ユニットの開放に伴って該可動ユニットによって前記筐体内へ押圧される被押圧部と、を有し、
前記回動軸は、前記筐体の幅方向に延びると共に前記座部及び前記被押圧部よりも該筐体の後側に位置される、
付記5〜付記8の何れか1つに記載の拡張装置。
(付記10)
前記被押圧部の上面は、前記筐体から突出した状態で、かつ、前記回動軸の軸方向から見て、上方へ凸状に湾曲される、
付記9に記載の拡張装置。
(付記11)
前記位置決め部材は、前記固定ユニットの前記後端部が前記筐体の前後方向に係合される被係合部を有する、
付記9又は付記10に記載の拡張装置。
(付記12)
前記被係合部は、前記固定ユニットに対して前記可動ユニットを閉じた状態で、かつ、前記固定ユニットの前記後端部が前記座部に載せられた状態で、前記固定ユニットの前記後端部及び前記可動ユニットの後端部を後側から覆う、
付記11に記載の拡張装置。
(付記13)
前記筐体に設けられ、前記位置決め部材を前記接続位置から前記待機位置へ向けて付勢するスライド用弾性体を備える、
付記1〜付記12の何れか1つに記載の拡張装置。
(付記14)
前記筐体に設けられ、前記位置決め部材を前記筐体から突出する方向へ付勢する突出用弾性体を備える、
付記1〜付記13の何れか1つに記載の拡張装置。
(付記15)
前記筐体に設けられ、前記筐体内に沈み込んだ前記位置決め部材を該筐体から突出する方向へ押し上げるリフトアップ機構を備える、
付記1〜付記14の何れか1つに記載の拡張装置。
(付記16)
前記リフトアップ機構は、
前記位置決め部材の下側に配置され、前記筐体の幅方向にスライドするラックと、
前記ラックに設けられ、該ラックのスライドに伴って前記位置決め部材を上方へ押し上げる押上げ部と、
を有する、
付記15に記載の拡張装置。
(付記17)
前記筐体には、該筐体の幅方向に間隔を空けた一対の前記位置決め部材が設けられ、
一対の前記位置決め部材には、前記電子装置の幅方向両側の後端部がそれぞれ係合される、
付記1〜付記16の何れか1つに記載の拡張装置。
(付記18)
前記位置決め部材は、前記筐体の上壁部に形成された開口部を介して該上壁部から上方へ突出される、
付記1〜付記17の何れか1つに記載の拡張装置。
(付記19)
前記開口部は、前記筐体の前後方向を長手方向として配置され、
前記位置決め部材は、前記開口部に沿ってスライドされる、
付記18に記載の拡張装置。
(付記20)
前記筐体の幅方向両側には、該筐体に対して前記電子装置を幅方向に位置決めする一対の幅方向位置決め部が設けられる、
付記1〜付記19の何れか1つに記載の拡張装置。
(付記21)
第1コネクタを有する固定ユニットと、前記固定ユニットの後端部に連結され、前記固定ユニットに対する開放に伴って該固定ユニットの前記後端部の後側へ回り込む可動ユニットと、を有する電子装置と、
前記固定ユニットが載せられる筐体と、前記筐体に設けられ、前記第1コネクタに接続される第2コネクタと、前記筐体から突出した部位が、前記固定ユニットが係合された状態でスライドされることにより、前記筐体内への沈み込みが制限された待機位置から、前記筐体内への沈み込みが許容されると共に前記第1コネクタと前記第2コネクタとを接続可能にする接続位置へ変位する位置決め部材と、を有する拡張装置と、
備える電子機器。
9 電子機器
10 電子装置
12 固定ユニット
12R 後端部
16 第1コネクタ
20 可動ユニット
20R 後端部
30 拡張装置
32 筐体
34 上壁部
35 ガイド壁部(幅方向位置決め部の一例)
36 第2コネクタ
40 開口部
50 位置決め部材
54 座部
56A 被係合部
56B 被押圧部
56B1 上面
60 回動軸
60A 係合面
64 ガイド路(ガイド部の一例)
64A 内壁面
64R 端部
66 回動許容孔(回動許容部の一例)
70 スライド用弾性体
72 突出用弾性体
80 拡張装置
90 リフトアップ機構
92 ラック
94 押上げ部

Claims (5)

  1. 第1コネクタを有する電子装置が載せられる筐体と、
    前記筐体に設けられ、前記第1コネクタに接続される第2コネクタと、
    前記筐体から突出した部位が、前記電子装置が係合された状態でスライドされることにより、前記筐体内への沈み込みが制限された待機位置から、前記筐体内への沈み込みが許容されると共に前記第1コネクタと前記第2コネクタとを接続可能にする接続位置へ変位する位置決め部材と、
    を備える拡張装置。
  2. 前記筐体に設けられ、前記筐体内への前記位置決め部材の沈み込みを制限しながら、該位置決め部材を前記待機位置から前記接続位置へ案内するガイド部を備える、
    請求項1に記載の拡張装置。
  3. 前記位置決め部材は、回動軸を介して前記ガイド部に連結され、該回動軸を中心とした回動に伴って前記筐体内へ沈み込み、
    前記ガイド部は、前記位置決め部材の回動を制限しながら、該位置決め部材を前記待機位置から前記接続位置へ案内する、
    請求項2に記載の拡張装置。
  4. 前記筐体に設けられ、前記筐体内に沈み込んだ前記位置決め部材を該筐体から突出する方向へ押し上げるリフトアップ機構を備える、
    請求項1〜請求項3の何れか1つに記載の拡張装置。
  5. 第1コネクタを有する固定ユニットと、前記固定ユニットの後端部に連結され、前記固定ユニットに対する開放に伴って該固定ユニットの前記後端部の後側へ回り込む可動ユニットと、を有する電子装置と、
    前記固定ユニットが載せられる筐体と、前記筐体に設けられ、前記第1コネクタに接続される第2コネクタと、前記筐体から突出した部位が、前記電子装置が係合された状態でスライドされることにより、前記筐体内への沈み込みが制限された待機位置から、前記筐体内への沈み込みが許容されると共に前記第1コネクタと前記第2コネクタとを接続可能にする接続位置へ変位する位置決め部材と、を有する拡張装置と、
    備える電子機器。
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