JP2016224306A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
感光体と、
前記感光体を帯電させる帯電部材と、
帯電された前記感光体に、前記感光体のトナー像形成可能領域においてトナーを付着させるためのトナー付着電位を有するトナー付着部と、前記トナー像形成可能領域においてトナーを付着させないための非トナー付着電位を有する非トナー付着部と、からなる潜像を形成すべく、前記感光体に光を照射する露光手段と、
露光された前記感光体にトナーを供給することで前記潜像をトナー像に現像する現像部材であって、前記感光体に供給するトナーを担持し、所定の現像電位に帯電される現像部
材と、
を備える画像形成装置において、
前記露光手段は、前記非トナー付着部において前記トナー付着部と隣接する所定の幅の隣接領域の電位と前記現像電位との電位差の絶対値が、前記非トナー付着部における前記隣接領域以外の離間領域の電位と前記現像電位との電位差の絶対値よりも大きくなるような前記非トナー付着電位を、前記非トナー付着部が有するように、前記感光体に光を照射することを特徴とする。
図1は本発明の実施例1のカラーレーザプリンタ(画像形成装置)に関する概略構成図である。同図に示すように、カラーレーザプリンタ50は、感光体である感光ドラム5(5Y,5M,5C,5K)を有する4連ドラム方式(インライン方式)プリンタである。各感光ドラム5上に形成された互いに色の異なるトナー像(現像剤像)を順次、中間転写ベルト3(被転写体)に連続的に多重転写することで、フルカラープリント画像を得る。本画像形成装置は、記録材としてA4サイズ(210mm×297mm)紙までの出力に対応した、600dpi、20ppmのプリンタである。
画像部に対応する微小発光を受けたドラム面の表面電位Vbgは−450Vとなる。なお、レーザのスポット径は感光ドラム上で約60umである。後述のディザ処理に用いられる一画素のサイズは約42μm×約42μmである。
図2は、本発明の実施例1における画像形成システムの構成例を示すブロック図である。カラーレーザプリンタ50に備えられたコントローラ501は、カラーレーザプリンタ50全体の制御を司る。また、コントローラ501は、ネットワーク502を介したサーバ503やクライアントPC504の要求に従い、ネットワーク502を介して入力される印刷ジョブに従いカラーレーザプリンタ50を制御してプリントを実行する。印刷ジョブは、カラーレーザプリンタ50で形成する画像のデータ(印刷データ)を含み、この印刷ジョブとして受信した情報はまずメモリ510に格納される。
図3は、プリント時の画像処理フローを説明する機能ブロック図である。コントローラ501のCPU505は、RAM506をワークメモリとしてROM507(記憶部)に格納されたプログラムを実行することで、ライン画像エッジ検出処理511、中間調処理508、左右制御処理509などの各種画像処理を実行する。ライン画像エッジ検出処理511は、メモリ510から読みだした、例えば、8ビット(256階調)の画像データを順次解析処理し、ライン画像に隣接する画素を特定し、その画素の位置情報をRAM506に格納する処理である。中間調処理508は、上記RMA506に格納された画素位置以外の画素に対して行われる。コントローラ501は、メモリ510から読み出した画像データを元に、ディザマトリクスと、位置制御マトリクス、及びPWMテーブルを用い
て多値ディザ処理を行う。そして、コントローラ501は、各画素のPWM値を算出するとともに、位置制御マトリクスから決定される、ドットの成長方向を表す位置制御データを、中間調処理508によってレーザ駆動部901に出力する画像データに付加する。そして、コントローラ501は、位置制御データが付加された画像データを、PWM制御を行いパルス信号であるビデオ信号に変換し、レーザ駆動部901へ出力する。レーザ駆動部901は、各露光手段9にそれぞれ設けられ、上述したビデオ信号も各色の成分ごとに生成され、コントローラ501から対応する露光手段9(レーザ駆動部901)へそれぞれ出力される。レーザ駆動部901は、このビデオ信号に基づきレーザ光4(4Y,4M,4C,4K)をオン(発光)、オフ(消灯)させる。なお、ビデオ信号は、露光手段9を発光駆動させるための駆動信号に相当する。
中間調処理508(多値ディザ処理)に用いるディザマトリクスを説明する。ディザマトリクスは複数の画素の集合体である。なお、カラーレーザプリンタでは一般的に各色で異なる設定のディザマトリクスが採用されるが、以下の説明では任意の一色(例えば、ブラック色)に関する構成を代表として説明する。
図6は、コントローラ501が左右制御処理509において位置制御データの付加に用いる位置制御マトリクスの一例を示す図である。ここで位置制御データとは1画素内の発光開始タイミングを規定するデータである。位置制御マトリクスの升の数はディザマトリクスと同じで、各升はディザマトリクスの各升に対応する。コントローラ501は、左右制御処理509において、中間調処理(多値ディザ処理)後の画像データの画素の座標に応じて、位置制御マトリクスの参照すべき升を選択する。そして、選択した升に格納された2ビットの位置制御データを中間調処理(多値ディザ処理)後の画像データのMSB(Most Signigicant Bit)側に付加して、7ビットの画像データを出力する。
図7は、各画素の出力画像データに基づき、カラーレーザプリンタ50のコントローラ501がPWM制御によって生成するパルス信号の一例を示す図(PWMテーブル)である。コントローラ501は、出力される画像データを一画素ごとにPWM値、位置制御データ(C、L、R)に分け、これらのデータに基づき、レーザ(露光手段9)を駆動するためのパルス信号を生成する。PWM値は、各レベル0〜31に対し、0(非発光)〜255(1画素幅で発光する全発光)の間の整数値が割り当てられる。PWM値に応じて、レーザ駆動部901は一画素毎にレーザ(露光手段9)を発光させる時間を制御し、画素毎のトナードット像の成長を制御する。なお、図5に示すディザマトリクス、図6に示す位置制御マトリクス、図7に示すPWMテーブルはROM507に保持される。
図8(a)〜(f)は、本実施例の画像形成装置で画像形成を行った際の発光パターンを説明する図である。具体的には、図8(a)〜(f)は、3×3画素の画像の画像データのレベル(階調値)が、各画素一律0、51、102、153、204、255である場合の発光パターンを示している。図中の一升は一画素を示し、各升はディザマトリクスの各升に対応する。各升内に表示された灰色部分(ハッチング部分)がレーザ(露光手段9)の発光領域である。画像データのレベル(階調値)が一律0の場合、すなわち非画像部(バックグラウンド部)では図8(a)に示すように、各画素はPWM値25で中央、左、又は右発光する。このレベル0の発光をバックグランド露光と呼ぶ。本バックグラウンド露光では、レーザ(露光手段9)は感光ドラム上にトナーが転移しない(トナー像が顕像化されない)程度に微小発光する。これにより、感光ドラム面の平均的なバックグラウンド電位Vbgが得られる。本実施例の画像形成装置では、PWM値が60程度までであれば、レーザ発光によって感光ドラム上にトナーが帯電付着しない。
図9を参照して、ライン画像周辺部における9×9画素のレーザ発光パターンについて説明する。図9(a)は、ライン画像としての文字「T」を含む9×9画素の画像データが入力された際の該画像データにおけるレベル(階調値)のパターンを示す模式図である。図9(b)は、図9(a)に示す9×9画素の画像データが入力された際のライン画像『T』とその周辺の9×9画素の発光パターンを示している。便宜上、9×9画素の脇に行番号と列番号を付記している。また、以降、画素の位置を示すために例えば3行目であり、5列目に属する画素の位置を3−5と示す。
図9(c)は、図9(a)に示す9×9画素の画像データが入力された際の、実施例1の発光パターンにおけるS−Sに沿ったドラム表面電位(画素内の平均値、すなわち、1画素毎に平均値をとって表した電位)の関係を模式的に示したものである。図中のVdcは現像の電位を、Vbgは非画像の微小発光画素の電位(バックグラウンド電位)を、Vlは露光部の電位を、Veはライン画像に隣接する非画像部の微小発光を行わない画素の電位を表している。また、Vbackは非画像部と現像電位Vdcとのコントラスト(電位差)を、Vback’は上述したVeと現像電位Vdcとコントラストを示している。本実施例においては、ライン画像隣接部(隣接領域)の電位Veが非画像部(バックグラウンド部)(隣接領域以外の離間領域)の電位(バックグラウンド電位)Vbgよりも高く(絶対値が大きく)なっていることを特徴とする。また、ライン画像隣接部の現像電位VdcとのコントラストVback’がバックグラウンド部におけるコントラストVbackよりも高く(絶対値が大きく)なっていることを特徴とする。
本実施例と比較例1、2、3に対し、ライン画像評価とトナー消費量の評価を行った。本実施例と比較例の評価において、いずれの例についても同じ構成の画像形成装置を使用した。図10(a)、(b)、(c)は、比較例1、2、3における、ライン画像としての文字「T」を含む9×9画素の画像データが入力された際の該画像データにおけるレベル(階調値)のパターンを示す模式図である。図10(d)、(e)、(f)は、図10(a)、(b)、(c)の画像データが入力された際の比較例1、2、3の発光パターンを示している。また、図10(g)、(h)、(i)に、比較例1、2、3の各画像データにおける第3行の画素におけるドラム表面電位を示す。
比較例2は、非画像部に一律にバックグランド露光を行う構成である。
比較例3は、非画像部にバックグランド露光を行わないものの、帯電電圧を上げることで、実施例1のライン画像に隣接する画素におけるVbackと同様にVbackを大きくした構成である。
以下に、ライン画像評価内容について説明する。ライン画像の評価の指標としてはラインのぼやけ度の指標であり、ISO13660に準拠したBlur(μm)を採用した。このBlur(μm)ぼやけ度は、ラインの輪郭線が不明瞭になっている部分の幅に相当し、細いほど、すなわち、数字が小さいほど、ライン画像として良好であることを示している。ライン画像の評価用画像としては4ドット、4スペースの縦線画像と、横線画像を用い、Blur(μm)は両者の平均値を用いている。上記ライン画像の解析にはパーソナルIAS(クオリティ・エンジニアリング・アソシエイツ)を使用した。
本比較評価では反転かぶりの程度を評価するために、トナー消費量の評価を行った。反転かぶり量が多いときには非画像部のドラム表面にもトナーが転移し、トナー消費量が増える。トナー消費量の評価に用いた画像としては、印字率が各色平均で5%となるように、調整された専用パターンを使用した。評価は、画像形成装置を総印字枚数3000枚分の印刷動作をさせ、印刷前のトナーボックスの重量と印刷後のトナーボックスの重量を比較し、その重量差分がトナー消費量として行った。
(表1)
表1は、上記評価の結果をまとめたものである。表1に示されるように、比較例1、2においては、ライン画像の指標値であるBlur(μm)は、それぞれ、91.0、92.3μmとほぼ同様な値を示した。また、トナー消費量も、比較例1、2においては、40.3、41.4であり、ほぼ同様の結果であった。一方で、比較例3においては、ライン画像の指標値Blur(μm)は59.0と良化しているものの、トナー消費量が78.0と悪化することが確認された。一方、本実施例においては、トナー消費量は、40.8と比較例1、2とほぼ同様であり、かつ、ライン画像の指標値であるBlur(μm)は、比較例1、2に対し、良化し、60.1となることが確認された。
以上述べたように、本実施例においては反転かぶりを抑制しつつ、ライン画像が良化していることが確認された。以下に推定理由を述べる。
量の関係を示す図であり、基礎検討のために、微小発光を行わない画素数を増やしていった場合に、トナー消費量がどのように変化していくかを示した図である。比較のために、反転かぶりが発生しない比較例1のトナー消費量値を示す。これより増加した分が反転かぶりの悪化分として考えられる。図11に示されるように、ライン画像の隣接部において微小発光を行なう場合(横軸の画素数0の場合)には、図10(h)に示す比較例2と同様な発光パターン、電位関係となるため、トナー消費量は比較例1とほぼ同様となる。
一方、ライン画像に隣接する微小発光を行わない画素数が1の場合には、図9(c)に示す実施例1と同様な電位関係となるため、図11の比較評価で示したようにほぼ比較例1と同様なトナー消費量となる。一方で、ライン画像に隣接する微小発光を行わない画素数が2、3,4と増えていくに従い、比較例1に比べトナー消費量が増えていくことが確認された。
実施例1では、ライン画像隣接部のレーザ発光を行わないことを特徴としていた。これに対し、実施例2では、ライン画像隣接部(隣接領域)の微小発光量を、他の非画像領域(離間領域)における微小発光量よりも小さくすることを特徴とする。ここでは、主として、実施例2において実施例1と異なる点について説明する。ここで実施例2において説明しない事項は、実施例1と同様である。
図12(a)は、ライン画像としての文字「T」を含む9×9画素の画像データが入力された際の該画像データにおけるレベル(階調値)のパターンを示す模式図である。図12(b)は、図12(a)に示す9×9画素の画像データが入力された際の、実施例2におけるライン画像周辺の発光パターンを示している。上述したように、実施例2は、実施例1と比較して非画像部の微小発光領域における微小発光方法のみが異なる。具体的には
、ライン画像の隣接部においてはPWM値が10であり、その周囲の非画像部においてはPWM値を35としている。すなわち、ライン画像に隣接する画素においてはPWM値が10であり、それ以外の非画像の画素においてはPWM値を35としている。PWM値が10にされる画素は、具体的には、2−3、2−4、2−5、2−6、2−7、3−3、3−7、4−3、4−4、4−6、4−7、5−4、5−6、6−4、6−6、7−4、7−6、8−4、8−5、8−6に位置する画素となる。
図12(c)は、図12(a)に示す9×9画素の画像データが入力された際の、実施例2の発光パターンにおけるS−Sに沿ったドラム表面電位(画素内の平均値)の関係を模式的に示したものである。電位関係については、実施例1と比較して帯電後のドラムの帯電電位Vdが異なる。具体的には、実施例1の帯電電位Vdが−500Vであるのに対し、本実施例においては−600Vと、実施例1と比較して−100V負側に高くしている。一方で、ライン画像に隣接する非画像部ではPWM値10の微小露光により、ライン画像に隣接する非画像部のドラム電位Veは実施例1と同様な電位となっている。また、その外側の非画像部ではPWM値は35の微小露光により、ライン画像に隣接する非画像部の外側の電位Vbgは実施例1と同様な電位となっている。
(表2)
表2は、実施例1と同様に実施例2についてライン画像評価とトナー消費量の評価を行った結果をまとめたものである。上述したように、実施例2の電位関係は実施例1と同様であり、ライン画像隣接部のドラム表面電位Veと現像電位VdcとのコントラストであるVback’が高いため、ライン画像隣接部からのトナー転移が防止される。そのため、表2に示すように、実施例2においても実施例1と同様に、ライン画像隣接部からの現像剤の転移が抑制・防止されるため、比較例1、2に対しライン画像が良化し、Blur(μm)も小さくなっているものと推定される。また、実施例1で述べたように、実施例2においても、ライン画像隣接部のVback’は高くなるものの、高くなる領域は小さいため、実施例1と同様に、比較例3でみられた反転かぶりの影響によるトナー消費量の増加はみられなかったものと推定される。
実施例1、2では、ライン画像周辺部の非画像部における微小発光時間を短くすることで微小発光を行っていた、すなわち、1画素の走査方向における光を照射する期間と照射しない期間との割合を調整することで、該1画素における露光の強弱を調整していた。これに対し、実施例3は、レーザ発光強度自体を弱めることで微小発光を実現する、すなわち、1画素の全領域を一定の強さの光で照射し、照射する光の強さの設定値を変更することで、該1画素における露光の強弱を調整する。ここでは、主として、実施例3において実施例1、2と異なる点について説明する。ここで実施例3において説明しない事項は、実施例1、2と同様である。
図14は、実施例3の非画像部の微小発光方法を説明するための図であり、図14(a)は、実施例1における非画像部の微小発光方法を示し、図14(b)は、実施例3における非画像部の微小発光方法を示している。実施例1では、図14(a)に示すように、
発光時間を全発光に対し、25/255の割合で短くしている。これに対し、実施例3では、図14(b)に示すように、非画像部においても常時発光を行うものの、発光強度自体を25/255に小さくすることを特徴としている点が実施例1と異なる。
図13(a)は、ライン画像としての文字「T」を含む9×9画素の画像データが入力された際の該画像データにおけるレベル(階調値)のパターンを示す模式図である。図13(b)は、図13(a)に示す9×9画素の画像データが入力された際の、実施例3におけるライン画像周辺の発光パターンを示している。図14に示すように、実施例3は、実施例1と比較して非画像部の微小発光領域における微小発光方法のみが異なる。
図13(c)は、図13(a)に示す9×9画素の画像データが入力された際の、実施例3の発光パターンにおけるS−Sに沿ったドラム表面電位(画素内の平均値)の関係を模式的に示したものである。非画像部の微小発光方法は異なるものの、エネルギー的には同等となるため、Vbgは等しくなる。そのため、電位関係は実施例1と同様となる。
(表3)
表3は、実施例1と同様に実施例3についてライン画像評価とトナー消費量の評価を行った結果をまとめたものである。実施例3のライン画像評価結果は、ほぼ実施例1と同様であり、ライン画像評価の指標値であるBlur(μm)は59.5μm、トナー消費量についてもほぼ同様であり、40.4gであった。
上述したように、実施例3の電位関係は実施例1と同様であり、ライン画像隣接部のドラム表面電位Veと現像電位VdcとのコントラストであるVback’が高いため、ライン画像隣接部からのトナー転移が防止される。そのため、実施例3においても実施例1と同様に、ライン画像隣接部からの現像剤の転移が抑制・防止されるため、比較例1、2に対しライン画像が良化し、Blur(μm)も小さくなっているものと推定される。また、実施例1で述べたように、実施例2においても、ライン画像隣接部のVback’は高くなるものの、高くなる領域は小さいため、実施例1と同様に、比較例3でみられた反転かぶりの影響によるトナー消費量の増加はみられなかったものと推定される。
Claims (14)
- 感光体と、
前記感光体を帯電させる帯電部材と、
帯電された前記感光体に、前記感光体のトナー像形成可能領域においてトナーを付着させるためのトナー付着電位を有するトナー付着部と、前記トナー像形成可能領域においてトナーを付着させないための非トナー付着電位を有する非トナー付着部と、からなる潜像を形成すべく、前記感光体に光を照射する露光手段と、
露光された前記感光体にトナーを供給することで前記潜像をトナー像に現像する現像部材であって、前記感光体に供給するトナーを担持し、所定の現像電位に帯電される現像部材と、
を備える画像形成装置において、
前記露光手段は、前記非トナー付着部において前記トナー付着部と隣接する所定の幅の隣接領域の電位と前記現像電位との電位差の絶対値が、前記非トナー付着部における前記隣接領域以外の離間領域の電位と前記現像電位との電位差の絶対値よりも大きくなるような前記非トナー付着電位を、前記非トナー付着部が有するように、前記感光体に光を照射することを特徴とする画像形成装置。 - 前記隣接領域は、前記非トナー付着部において、光を照射しない領域であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記隣接領域は、前記非トナー付着部において、前記離間領域に照射する光よりも弱い光を照射する領域であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記隣接領域の前記所定の幅は、前記隣接領域を構成する複数の画素における1画素の幅であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記隣接領域の電位の値は、前記隣接領域を構成する画素の1画素内の前記感光体の表面電位の平均値であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記隣接領域を構成する画素は、前記非トナー付着部を構成する画素のうち、前記トナー付着部を構成する画素における1の画素にそれぞれ隣接する2つの画素の両方に隣接し、かつ前記トナー付着部を構成する画素とは隣接しない画素を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記潜像は、前記トナー付着部を構成する画素のうち、2以上の画素で構成され、1画素の幅で直線的に連なるように配置されたライン状画素群を有し、
前記露光手段は、少なくとも、前記隣接領域を構成する画素のうち前記ライン状画素群に隣接する画素における電位と前記現像電位との電位差の絶対値が、前記離間領域の電位と前記現像電位との電位差の絶対値よりも大きくなるような前記非トナー付着電位を、前記非トナー付着部が有するように、前記感光体に光を照射することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記潜像は、前記トナー付着部を構成する画素のうち、隣接する画素に前記トナー付着部を構成する画素が1つだけ含まれる端部画素を有し、
前記露光手段は、少なくとも、前記隣接領域を構成する画素のうち前記端部画素及び前記隣接する画素に含まれる前記トナー付着部を構成する画素に隣接する画素における電位と前記現像電位との電位差の絶対値が、前記離間領域の電位と前記現像電位との電位差の絶対値よりも大きくなるような前記非トナー付着電位を、前記非トナー付着部が有するよ
うに、前記感光体に光を照射することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記潜像は、前記トナー付着部を構成する画素のうち、隣接する画素に前記トナー付着部を構成する画素が含まれない単独画素を有し、
前記露光手段は、少なくとも、前記隣接領域を構成する画素のうち前記単独画素に隣接する画素における電位と前記現像電位との電位差の絶対値が、前記離間領域の電位と前記現像電位との電位差の絶対値よりも大きくなるような前記非トナー付着電位を、前記トナー付着部が有するように、前記感光体に光を照射することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記露光手段は、1画素の走査方向における光を照射する期間と照射しない期間との割合を調整することで、該1画素における露光の強弱を調整することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記露光手段は、1画素の全領域を一定の強さの光で照射し、照射する光の強さの設定値を変更することで、該1画素における露光の強弱を調整することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 感光体と、
前記感光体を帯電させる帯電部材と、
帯電された前記感光体に、前記感光体のトナー像形成可能領域においてトナーを付着させるためのトナー付着電位を有するトナー付着部と、前記トナー像形成可能領域においてトナーを付着させないための非トナー付着電位を有する非トナー付着部と、を有する潜像を形成すべく、前記感光体に光を照射する露光手段と、
露光された前記感光体にトナーを供給することで前記潜像をトナー像に現像する現像部材と、
を備える画像形成装置において、
前記露光手段は、前記トナー付着部と前記非トナー付着部との間に、前記トナー像形成可能領域を構成する画素の1画素分の幅を有する、光の照射を行わない第2の非トナー付着部が形成されるように、前記感光体に光を照射することを特徴とする画像形成装置。 - 感光体と、
前記感光体を帯電させる帯電部材と、
帯電された前記感光体に、前記感光体のトナー像形成可能領域においてトナーを付着させるためのトナー付着電位を有するトナー付着部と、前記トナー像形成可能領域においてトナーを付着させないための非トナー付着電位を有する非トナー付着部と、を有する潜像を形成すべく、前記感光体に光を照射する露光手段と、
露光された前記感光体にトナーを供給することで前記潜像をトナー像に現像する現像部材と、
を備える画像形成装置において、
前記露光手段は、前記トナー付着部と前記非トナー付着部との間に、前記トナー像形成可能領域を構成する画素の1画素分の幅を有する、前記非トナー付着部に照射する光よりも弱い光を照射する第2の非トナー付着部が形成されるように、前記感光体に光を照射することを特徴とする画像形成装置。 - 感光体と、
前記感光体を帯電させる帯電部材と、
帯電された前記感光体に、前記感光体のトナー像形成可能領域においてトナーを付着させるためのトナー付着電位を有するトナー付着部と、前記トナー像形成可能領域において
トナーを付着させないための非トナー付着電位を有する非トナー付着部と、を有する潜像を形成すべく、前記感光体に光を照射する露光手段と、
露光された前記感光体にトナーを供給することで前記潜像をトナー像に現像する現像部材と、
を備える画像形成装置において、
前記露光手段は、前記トナー付着部と前記非トナー付着部とが、前記トナー像形成可能領域を構成する画素の1画素分離間するように、前記感光体に光を照射することを特徴とする画像形成装置。
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JP (1) | JP2016224306A (ja) |
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2015
- 2015-06-01 JP JP2015111427A patent/JP2016224306A/ja active Pending
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