JP2016223340A - オイル分離装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブローバイガスに含まれる金属粉(カーボン等)およびミスト状のオイルを効率的に分離して捕集することができるオイル分離装置を提供する。【解決手段】上下方向に貫通形成された複数の小孔17aを有する小孔プレート17と、小孔プレート17の下方位置に設けられた濾材21と、流入口11から流入したブローバイガスを小孔プレート17の上方から小孔17aを通過させて濾材21に吹き付けさせ、濾材21に吹き付けられたブローバイガスを流出口12に流すように流路を形成する流路形成部材14,25〜28とを備えて構成される。【選択図】図2

Description

本発明は、エンジンのクランクケース内のブローバイガスを吸気系に流すブローバイガス流路に設けられ、ブローバイガスに含まれるミスト状のオイルを分離するオイル分離装置に関する。
自動車や産業機械のエンジンは、ピストンリングとシリンダ壁の間隙からクランクケース内に漏れ出したブローバイガスを、シリンダヘッドカバー(ロッカーカバー)に形成した吸気系に繋がる流路を介して、吸気系において生じる負圧により吸い込んで吸気系に戻し、混合気とともに燃焼室に供給するブローバイガス還元システムを備えている。クランクケース内にはエンジンオイルが充満しているため、クランクケース内から吸い込んだブローバイガスにはミスト状のオイルが含まれている。そのため、ブローバイガス還元システムには、ブローバイガスからミスト状のオイルを分離して捕集するオイル分離装置を備えたものが知られている(例えば、特許文献1および2を参照)。
特開2007‐64155号公報 特開2008‐121478号公報
このようなオイル分離装置については、従来から種々のものが提案されているが、高いミスト捕集効果のある製品はブローバイガスに含まれる金属粉(カーボン等)により目詰まりが発生し、分離体(エレメント)を交換する必要がある。金属粉(カーボン等)による目詰まりが発生せず、半永久使用でき、且つミスト状のオイルをより一層効率的に分離して捕集することができる構成のものが求められている。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、ブローバイガスに含まれる金属粉(カーボン等)およびミスト状のオイルを効率的に分離して捕集することができるオイル分離装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、エンジンのクランクケース内のブローバイガスを吸気系に流すブローバイガス流路に設けられ、ブローバイガスに含まれるミスト状のオイルを分離するオイル分離装置であって、上下方向に貫通形成された複数の小孔を有する小孔プレート(例えば、実施形態における第1小孔プレート17)と、前記小孔プレートの下方位置に設けられた濾材(例えば、実施形態における第1濾材21)と、流入口から流入したブローバイガスを前記小孔プレートの上方から前記小孔を通過させて前記濾材に吹き付けさせ、前記濾材に吹き付けられたブローバイガスを流出口に流すように流路を形成する流路形成部材(例えば、実施形態における分離プレート14および第1〜第4流路形成プレート25〜28)とを備えて構成される。
上記構成のオイル分離装置において、少なくとも二つの前記小孔プレート(例えば、実施形態における第1〜第3小孔プレート17〜19)が前記流入口から前記流出口へ向かう方向に並んで設けられ、前記流路形成部材は、前記流入口に近い前記小孔プレートの前記小孔を通過して前記濾材に吹き付けられたブローバイガスを、隣の前記小孔プレートの
上方から前記小孔を通過させて前記濾材に吹き付けさせるように流路を形成するように構成されることが好ましい。
また、上記構成のオイル分離装置において、前記流入口に設けられ前記流入口から流入するブローバイガスの流れを螺旋状に回転させるガイド部材と、前記ガイド部材によりブローバイガスから遠心分離されたオイルを排出する第1排出口(例えば、実施形態におけるオイル貯留室15の下方開口)とを備えることが好ましい。
また、上記構成のオイル分離装置において、前記濾材に捕集されてブローバイガスの流れにより前記濾材の前記流出口側の端部から流れ出たオイルを排出する第2排出口(例えば、実施形態における排出口29)を備えることが好ましい。
本発明に係るオイル分離装置によれば、流入口から流入したブローバイガスを小孔プレートにおける複数の小孔を通過させて濾材に吹き付けさせるように構成されている。ブローバイガスを小孔プレートの小孔を通過させることにより、ブローバイガスの流速を上昇させることができ、小孔プレートの下方に設置された濾材にブローバイガスを勢いよく吹き付けることができる。従って、濾材においてブローバイガスから金属粉(カーボン等)およびミスト状のオイルを確実に且つ効率的に分離させて捕集することができる。
また、少なくとも二つの小孔プレートが前記流入口から前記流出口へ向かう方向に並んで設けられ、流入口に近い小孔プレートの小孔を通過して濾材に吹き付けたブローバイガスを、隣の小孔プレートの小孔を通過させて再び濾材に吹き付けさせるように構成すれば、ブローバイガスの流速を上昇させて濾材に勢いよく吹き付けることを複数回行うことができ、これによりブローバイガスに含まる金属粉(カーボン等)およびミスト状のオイルをより一層確実に且つ効率的に分離させて捕集することができる。
また、流入口から流入するブローバイガスの流れを螺旋状に回転させるガイド部材を備える構成とすれば、ブローバイガスを濾材に吹き付ける前に、ガイド部材によってサイクロン効果を発生させることにより、ブローバイガスに含まれる金属粉(カーボン等)および比較的大きな粒径のミスト状のオイルを遠心分離させて捕集することができる。さらに、流入口に近い小孔プレートにおいても、残った金属粉(カーボン等)および比較的大きな粒径のミスト状のオイルを捕集することができる。そして、このように捕集したオイル・金属粉(カーボン等)を第1排出口からクランクケース内に戻すことができる。
また、濾材の流出口側端部から流れ出たオイルを排出する第2排出口を備える構成とすれば、濾材によって捕集されたオイルを第2排出口からクランクケース内もしくはオイルタンク内に戻すことができる。
本発明に係るオイル分離装置の斜視図である。 本発明に係るオイル分離装置の図1における矢印II‐II部分の断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。本発明に係るオイル分離装置1を図1および図2に示している。なお、以下では、図2に示す上下および左右の矢印の方向を、上下方向および左右方向として説明する。
オイル分離装置1は、内部空間を有する箱状の装置本体10を有し、エンジンのシリン
ダヘッドカバー(ロッカーカバー)にも取り付けられるように構成されている。装置本体10には、クランクケース内と連通するケース側流路が接続される流入口11と、吸気系(例えば、エアクリーナの2次側(出口側))と連通する吸気系側流路が接続される流出口12とが形成されている。すなわち、オイル分離装置1は、クランクケース内のブローバイガスを吸気系に流すブローバイガス流路に設置されるようになっている。
装置本体10の内部には、流入口11に設けられ流入口11から流入するブローバイガスの流れを螺旋状に回転させるガイド部材13と、ガイド部材13により螺旋状に回転されたブローバイガスが吹き付けられる位置に設けられた平板状の分離プレート14とが設けられている。分離プレート14は、ブローバイガスが吹き付けられる位置に平面を向けて上下に延びるように配置されている。
装置本体10の内部において、分離プレート14の下方位置には、下方に延びるオイル貯留室15が設けられている。オイル貯留室15は下方に開口しており、この下方開口に逆止弁16が設けられている。逆止弁16は、オイル貯留室15に溜まったオイルが所定量以上になると、そのオイルの自重により開くように構成されている。オイル貯留室15の下方開口には逆止弁16を介してクランクケース内に繋がる流路が接続されている。従って、逆止弁16が開くと、この流路を介してオイル貯留室15に溜まったオイルをクランクケース内に戻すように構成されている。
装置本体10の内部において、分離プレート14の右方(流出口12側)位置には、左右方向に延びる平板状の第1小孔プレート17が設けられている。第1小孔プレート17には、上下方向に貫通した複数の小孔17aが形成されている。第1小孔プレート17の下方位置には、左右方向に延びる第1濾材21が設けられている。装置本体10の内面には、第1濾材21を支持する複数の突起部23が形成されている。第1濾材21は、多孔質材料(例えば、メラミン樹脂フォーム(スポンジ)もしくは不織布等によって構成されている。第1濾材21の下面は、オイル貯留室15に露出するようになっている。
装置本体10の内部において、第1小孔プレート17の右方(流出口12側)位置には、左右方向に延びる平板状の第2小孔プレート18が設けられている。第2小孔プレート18にも、第1小孔プレート17と同様に、上下方向に貫通した複数の小孔18aが形成されている(図2では一つの小孔18aしか図示していないが、実際には前後方向に複数形成されている)。第2小孔プレート18の下方位置には、左右方向に延びる第2濾材22が設けられている。第2濾材22は、第1濾材21と同様に、多孔質材料(例えば、メラミン樹脂フォーム(スポンジ)もしくは不織布等によって構成されている。
装置本体10の内部において、第2小孔プレート18の右方(流出口12側)位置には、左右方向に延びる平板状の第3小孔プレート19が設けられている。第3小孔プレート19にも、第1小孔プレート17と同様に、上下方向に貫通した複数の小孔19aが形成されている。第2濾材22は第3小孔プレート19の下方位置まで延びており、第2および第3小孔プレート18,19の下方位置には一つの第2濾材22が設けられている。なお、第3小孔プレート19の小孔19aの直径は、第2小孔プレート18の小孔18aの直径よりも小さくなっている。さらに、第2小孔プレート18の小孔18aの直径は、第1小孔プレート17の小孔17aの直径よりも小さくなっている。
また、装置本体10の内部には、流入口11から流入して分離プレート14に吹き付けられたブローバイガスを、第1小孔プレート17の上方から小孔17aを通過させて第1濾材21に吹き付けさせるように導く流路を形成する第1流路形成プレート25が設けられている。また、第1濾材21に吹き付けられたブローバイガスを、第2小孔プレート18の上方から小孔18aを通過させて第2濾材22に吹き付けさせるように導く流路を形
成する第2流路形成プレート26,26が設けられている。また、第2小孔プレート18の小孔18aを通過して第2濾材22に吹き付けられたブローバイガスを、第3小孔プレート19の上方から小孔19aを通過させて第2濾材22に吹き付けさせるように導く流路を形成する第3流路形成プレート27,27が設けられている。さらに、第3小孔プレート19の小孔19aを通過して第2濾材22に吹き付けられたブローバイガスを流出口12に導く第4流路形成プレート28が設けられている。
装置本体10の内部において、第2濾材22の右側(流出口12側)端部の近傍位置には排出口29が設けられている。この排出口29には、エンジンのオイルタンク内のオイル中に連通する配管が接続されている。
このように構成されるオイル分離装置1では、クランクケース内からのブローバイガスが流入口11から装置本体10内に流入すると、そのブローバイガスの流れはガイド部材13によって螺旋状に回転させられる。これによりサイクロン効果を発生させ、ブローバイガスに含まれる金属粉(カーボン等)および比較的大きな粒径のミスト状のオイルを遠心分離させるようになっている。さらに、螺旋状に回転するブローバイガスは分離プレート14に吹き付けられる。この分離プレート14との衝突によってもブローバイガスから金属粉および比較的大きな粒径のミスト状のオイルを分離させるようになっている。このように分離されたオイル等は自重によって落下してオイル貯留室15内に溜められ、オイル貯留室15内のオイル等が所定量以上になると逆止弁16が開き、このオイル等をクランクケース内に戻すようになっている。この段階で金属粉(カーボン等)を捕集する事によって、さらに直径の小さくなった第2小孔プレート18以降の小孔の目詰まりを防止する。
分離プレートに14に吹き付けられたブローバイガスは、第1小孔プレート17の上方から複数の小孔17aを通過して第1濾材21に吹き付けられる。このとき、ブローバイガスを小孔17aを通過させることにより、ブローバイガスの流速を上昇させてブローバイガスを第1濾材21に勢いよく吹き付けるようになっている。これにより、ガイド部材13による遠心分離および分離プレート14との衝突によってブローバイガスから分離されなかったミスト状のオイル等を第1濾材21において分離させて捕集するようになっている。第1濾材21に捕集されたオイル等は、自重によって落下してオイル貯留室15内に溜められ、上記のようにクランクケース内に戻されるようになっている。
第1濾材21に吹き付けられたブローバイガスは、第2小孔プレート18の上方から複数の小孔18aを通過して第2濾材22に吹き付けられる。ここでも、ブローバイガスを小孔18aを通過させることにより、ブローバイガスの流速を上昇させてブローバイガスを第2濾材22に勢いよく吹き付けるようになっている。これにより、第1濾材21においてもブローバイガスから分離されなかったミスト状のオイル等を第2濾材22において分離させて捕集するようになっている。
さらに、第2小孔プレート18の小孔18aを通過して第2濾材22に吹き付けられたブローバイガスは、第3小孔プレート19の上方から複数の小孔19aを通過して第2濾材22に吹き付けられる。ここでも、ブローバイガスを小孔19aを通過させることにより、ブローバイガスの流速を上昇させてブローバイガスを第2濾材22に勢いよく吹き付けるようになっている。これにより、これまでにブローバイガスから分離されなかったミスト状のオイル等を第2濾材22において分離させて捕集するようになっている。第2濾材22に捕集されたオイル等は、ブローバイガスの流れにより第2濾材22の右側(流出口12側)端部から流れ出て、排出口29からエンジンのオイルタンクに戻されるようになっている。
そして、上記のようにガイド部材13による遠心分離、分離プレート14との衝突、並びに第1および第2濾材22における分離捕集によってミスト状のオイル等が取り除かれたブローバイガスが、流出口12からエンジンの吸気系に戻されるようになっている。
以上のようにオイル分離装置1によれば、流入口11から流入するブローバイガスの流れを螺旋状に回転させるガイド部材13を備えている。そのため、このガイド部材13によってサイクロン効果を発生させ、ブローバイガスに含まれる金属粉(カーボン等)および比較的大きな粒径のミスト状のオイルを遠心分離させることができる。さらに、その螺旋状に回転したブローバイガスを分離プレート14に吹き付けるようになっているため、ブローバイガスから金属粉および比較的大きな粒径のミスト状のオイルをより確実に分離させることができる。そして、このように分離させたオイル等をオイル貯留室15からクランクケース内に戻すことができる。
また、分離プレート14に吹き付けたブローバイガスを第1小孔プレート17における複数の小孔17aを通過させて第1濾材21に吹き付けさせるように構成されている。そのため、ブローバイガスを小孔17aを通過させることにより、ブローバイガスの流速を上昇させることができ、小孔プレート17の下方に設置された第1濾材21にブローバイガスを勢いよく吹き付けることができる。従って、ガイド部材13による遠心分離および分離プレート14との衝突によってブローバイガスから分離されなかった金属粉(カーボン等)およびミスト状のオイル等を第1濾材21において確実に且つ効率的に分離させて捕集することができる。
また、第1濾材21に吹き付けたブローバイガスを、第2小孔プレート18における複数の小孔18aを通過させて第2濾材22に吹き付けさせ、さらに第3小孔プレート19における複数の小孔19aを通過させて第2濾材22に吹き付けさせるように構成されている。そのため、ブローバイガスの流速を上昇させて第1および第2濾材21,22に勢いよく吹き付けることを複数回行い、これによりブローバイガスに含まる金属粉(カーボン等)およびミスト状のオイル等をより一層確実に且つ効率的に分離させて捕集することができる。
また、第2濾材22の流出口12側の端部の近傍位置に排出口29が設けられている。そのため、第2濾材22に捕集されてブローバイガスの流れにより第2濾材22の当該端部から流れ出たオイルを、この排出口29からエンジンのオイルタンク内に戻すことができる。
これまで本発明に係る実施形態について説明してきたが、本発明の範囲は上述の実施形態に示したものに限定されるものではない。例えば、上述の実施形態では、第1〜第3の小孔プレート17〜19が流入口11から流出口12に向かう方向に並んで設けられ、小孔を通過させて濾材に吹き付けることを三回行うように構成されているが、小孔プレートの数は特に限定されるものでななく、一つ、二つもしくは四つ以上の小孔プレートを設ける構成としてもよい。
また、上述の実施形態では、排出口29にエンジンのオイルタンク内のオイル中に連通する配管が接続され、第2濾材22から流れ出たオイルをオイルタンク内に戻す構成であるが、排出口29に逆止弁16と同様の弁を設け、第2濾材22から流れ出たオイルをクランクケース内に戻すように構成してもよい。また、上述の実施形態では、オイル分離装置1がエンジンのシリンダヘッドカバー(ロッカーカバー)に取り付けられるものであると説明したが、オイル分離装置1はロッカーカバーの外部やエンジンの他の部分に取り付けられるようにしてもよい。
1 オイル分離装置 10 装置本体
11 流入口 12 流出口
13 ガイド部材 14 分離プレート(流路形成部材)15 オイル貯留室(第1排出口) 17 第1小孔プレート
18 第2小孔プレート 19 第3小孔プレート
21 第1濾材 22 第2濾材
25 第1流路形成プレート(流路形成部材)
26 第2流路形成プレート(流路形成部材)
27 第3流路形成プレート(流路形成部材)
28 第4流路形成プレート(流路形成部材)
29 排出口(第2排出口)

Claims (4)

  1. エンジンのクランクケース内のブローバイガスを吸気系に流すブローバイガス流路に設けられ、ブローバイガスに含まれるミスト状のオイルを分離するオイル分離装置であって、
    上下方向に貫通形成された複数の小孔を有する小孔プレートと、
    前記小孔プレートの下方位置に設けられた濾材と、
    流入口から流入したブローバイガスを前記小孔プレートの上方から前記小孔を通過させて前記濾材に吹き付けさせ、前記濾材に吹き付けられたブローバイガスを流出口に流すように流路を形成する流路形成部材とを備えることを特徴とするオイル分離装置。
  2. 少なくとも二つの前記小孔プレートが前記流入口から前記流出口へ向かう方向に並んで設けられ、
    前記流路形成部材は、前記流入口に近い前記小孔プレートの前記小孔を通過して前記濾材に吹き付けられたブローバイガスを、隣の前記小孔プレートの上方から前記小孔を通過させて前記濾材に吹き付けさせるように流路を形成することを特徴とする請求項1に記載のオイル分離装置。
  3. 前記流入口に設けられ、前記流入口から流入するブローバイガスの流れを螺旋状に回転させるガイド部材と、
    前記ガイド部材によりブローバイガスから遠心分離されたオイルを排出する第1排出口とを備えることを特徴とする請求項1または2に記載のオイル分離装置。
  4. 前記濾材に捕集されてブローバイガスの流れにより前記濾材の前記流出口側の端部から流れ出たオイルを排出する第2排出口を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のオイル分離装置。
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