JP2016223111A - ユニット建物 - Google Patents

ユニット建物 Download PDF

Info

Publication number
JP2016223111A
JP2016223111A JP2015108800A JP2015108800A JP2016223111A JP 2016223111 A JP2016223111 A JP 2016223111A JP 2015108800 A JP2015108800 A JP 2015108800A JP 2015108800 A JP2015108800 A JP 2015108800A JP 2016223111 A JP2016223111 A JP 2016223111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
column
frame unit
unit
fixing bolts
unit building
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015108800A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6029711B1 (ja
Inventor
守浩 渋谷
Morihiro Shibuya
守浩 渋谷
浩一 有馬
Koichi Arima
浩一 有馬
久幸 細野
Hisayuki Hosono
久幸 細野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibutani Co Ltd
Original Assignee
Shibutani Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shibutani Co Ltd filed Critical Shibutani Co Ltd
Priority to JP2015108800A priority Critical patent/JP6029711B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6029711B1 publication Critical patent/JP6029711B1/ja
Publication of JP2016223111A publication Critical patent/JP2016223111A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Abstract

【課題】横荷重に対する上下固定ボルトの耐震性・耐久性に優れたユニット建物を提供する。【解決手段】本発明のユニット建物10は、箱形のフレームユニット20を段積みしてなり、フレームユニット20の縦梁43がその下側のフレームユニット20又は基礎90に上下固定ボルト(梁固定ボルト80又は第1のアンカーボルト70K1)にて固定されている。また、上下固定ボルトは、縦梁43の両端から中央側にそれぞれ離れた柱離間位置に配置され、縦梁43のうち柱離間位置から柱41までの間は、柱41における縦梁43より上側部分への横荷重により生じる負荷モーメントに対して、上下固定ボルトの破断前に塑性変形する負荷吸収部54になっている。【選択図】図12

Description

本発明は、箱形のフレームユニットを段積状態に固定してなるユニット建物に関する。
従来、この種のユニット建物として、上下のフレームユニットの柱同士が上下固定ボルトにて固定されているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第WO2012/081697号(段落[0019]、図2)
しかしながら、上記した従来のユニット建物では、上側のフレームユニットの柱上端部に横荷重を付与した強度テストで、上下固定ボルトが母材に先行して破断するという結果となっていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、横荷重に対する上下固定ボルトの耐震性・耐久性に優れたユニット建物の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明は、箱形のフレームユニットを段積みしてなり、前記フレームユニットの梁がその下側の下層部材である他の前記フレームユニット又は建物用基礎に上下固定ボルトにて固定されたユニット建物において、前記上下固定ボルトは、前記梁の両端から中央側にそれぞれ離れた柱離間位置に配置され、前記梁のうち前記柱離間位置から前記柱までの間には、前記柱における前記梁より上側部分への横荷重により生じる負荷モーメントに対し、前記上下固定ボルトの破断前に塑性変形する負荷吸収部が備えられているユニット建物である。
請求項2の発明は、前記フレームユニットは、平面形状が長方形をなし、その長方形の長辺側の梁のみに前記上下固定ボルトが配置され、前記長辺側の梁の長手方向における前記柱離間位置同士の最短間隔が、前記短辺側の梁の長さ以上をなしている請求項1に記載のユニット建物である。
請求項3の発明は、前記柱離間位置から前記柱の側面までの最短距離は、前記梁の梁成以上である請求項1又は2に記載のユニット建物である。
請求項4の発明は、前記フレームユニットは、ISO規格の海上コンテナのサイズをなしている請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載のユニット建物である。
請求項5の発明は、前記梁は、上下方向で対向する1対のフランジプレートの各幅方向中央をウェブプレートで連絡してなり、前記上下固定ボルトが、前記ウェブプレートの両側に配置されている請求項1乃至4の何れか1の請求項に記載のユニット建物である。
請求項6の発明は、前記上下固定ボルトの近傍に、上下の前記フランジプレートを連絡するスチフナーを備えた請求項5に記載のユニット建物である。
請求項7の発明は、前記フレームユニット内の空間とそのフレームユニット内の下方の空間とを仕切る床板と、前記床板における前記上下固定ボルトの近傍位置に貫通形成され、前記上下固定ボルトを締め付ける作業を行うための作業孔とを備えた請求項5又は6に記載のユニット建物である。
請求項8の発明は、前記フレームユニットと前記下層部材との間には、前記柱が配置された四隅と前記上下固定ボルトが配置された複数箇所とに複数の座板が挟まれ、前記梁と前記下層部材との間に隙間が形成された請求項1乃至7の何れか1の請求項に記載のユニット建物である。
請求項9の発明は、前記柱は角筒状をなしかつ上端及び下端をダイアフラムにより閉塞されると共に、それらダイヤフラムの中央に中央孔が貫通形成され、複数の前記座板には、前記中央孔に嵌合される中央突部を有する座板と、前記上下固定ボルトが挿通されるボルト挿通孔を有する座板とが備えられている請求項8に記載のユニット建物である。
請求項10の発明は、段積みされた前記フレームユニットが横並びに複数備えられ、前記ボルト挿通孔を有する前記座板が、横並びとなった前記フレームユニットの間で共有されている請求項9に記載のユニット建物である。
請求項1のユニット建物では、従来のようにフレームユニットがその柱ではなく梁が下層部材に対して固定され、その梁のうち上下固定ボルトが配置された柱離間位置から柱までの間が負荷吸収部になっている。そして、柱への横荷重により生じる負荷モーメントに対し、上下固定ボルトの破断前に負荷吸収部が塑性変形するので上下固定ボルトの破断が防がれる。即ち、本発明によれば、横荷重に対する上下固定ボルトの耐震性・耐久性に優れたユニット建物を提供することができる。
ここで、上下固定ボルトは、フレームユニットの全ての梁に配置してもよいし、対向する2辺の梁のみに配置して、上下固定ボルトの締め付け作業を減らしてもよい。また、フレームユニットの平面形状が長方形のユニット建物において、上下固定ボルトを2辺の梁のみに配置する場合には、長辺側の梁の長手方向における柱離間位置同士の最短間隔を、短辺側の梁の長さ以上にすることが、強度上、好ましい(請求項2の発明)。
なお、上述した負荷吸収部を設けるための柱離間位置は、コンピュータを利用したシミュレーターで容易に求めることができるが、フレームユニットのバランス上、柱離間位置から柱の側面までの最短距離を梁成以上とすることで、梁に負荷吸収部を設けることができる(請求項3の発明)。
また、ユニット建物のフレームユニットを、ISO規格の海上コンテナのサイズとすれば、既存の海上コンテナ用の搬送手段を利用して搬送することができる(請求項4の発明)。
上下固定ボルトにて梁同士を固定するために、例えば、互いに重なり合った梁から側方に固定用突片を突出させて、それら固定用突片に上下固定ボルトを貫通させてもよいし、梁を溝形部材(例えば、チャンネル材、C形鋼)で構成し、溝形部材同士の重ね合わせ部分に上下固定ボルトを貫通させてもよい。また、請求項5の発明のように、梁を、1対のフランジプレート間にウェブプレートを備えた構造にして、上下固定ボルトをウェブプレートの両側に配置してもよい。請求項5の構成によれば、梁から固定用突片を張り出させずに済むと共に、梁のうち上下固定ボルトが配置される部分が側方に開放しているので上下固定ボルトの締め付け作業を容易に行うことができる。なお、請求項5の構成とした場合、上下固定ボルトの近傍に、上下のフランジプレートを連絡するスチフナーを備えて補強することが好ましい(請求項6の発明)。
また、請求項7の発明のように、フレームユニットの床板に、上下固定ボルトの締付作業を行うための作業孔を備えた構造にすれば、フレームユニットを建設現場に搬入する前に(即ち、フレームユニットを製造する工場において)、予め床板をフレームユニットに取り付けておくことができ、生産性が向上する。
また、請求項8の構成のように、フレームユニットと下層部材のうち柱が配置された四隅と上下固定ボルトが配置された複数箇所とに座板が挟まれた構成にすれば、上下固定ボルトによる締め付け力が、フレームユニットと下層部材との重ね合わせ面の広範囲に分散することが防がれ、フレームユニットの固定が安定する。
また、請求項9の発明のように、座板として柱の中央孔に嵌合される中央突部を有する座板と、上下固定ボルトが挿通されるボルト挿通孔を有する座板とを備えたので、座板の横ずれが防がれる。また、フレームユニット同士を段積みする際に、中央突部と中央孔との嵌合によってフレームユニット同士を大まかに位置決めすることができる。
請求項10のユニット建物では、梁に上下から挟まれた座板が、横並びとなったフレームユニット同士を連結する連結部材に兼用され、部品点数の削減が図られる。
本発明の一実施形態に係るユニット建物の斜視図 フレーム本体の斜視図 フレームユニットの段積み前の斜視図 フレームユニットの段積み後の斜視図 ユニット建物の躯体の斜視図 フレーム本体の一部を拡大した斜視図 フレーム本体と基礎との固定部分の側断面図 基礎における第1と第2のアンカーボルトの配置を示した概念図 基礎に敷設される座板の斜視図 フレーム本体と基礎との固定部分の側断面図 フレームユニットの上面に敷設される座板の斜視図 上下のフレーム本体の固定部分の側断面図 上下のフレーム本体の固定部分の側断面図 試験体の側面図 試験体の写真 塑性変形した負荷吸収部が写真 柱から梁固定ボルトまでの距離とボルト引張力との関係を示したグラフ
以下、本発明の一実施形態を図1〜図13に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態のユニット建物10は、複数の箱形のフレームユニット20から構成されている。それらフレームユニット20は、例えば、ISO規格の海上コンテナのサイズに統一されていて、長さ20[ft]、幅8[ft]、高さ9.5[ft]になっている。そして、本実施形態のユニット建物10では、これらフレームユニット20が複数(例えば、3つ)短手方向で横並びに配置されると共に2段に積み上げられ、内側に居住空間を有する2階建て住居になっている。なお、フレームユニット20に採用され得るISO規格の海上コンテナのサイズとしては、長さ40[ft]のものもあり、また、高さが8.5[ft]のものもある。
各フレームユニット20は、図2に示すように柱41と横梁42と縦梁43とからなるフレーム本体20Aを有し、そのフレーム本体20Aに床板11、天井板12、外壁13等のユニット構成部品を固定した状態(図3参照)に工場で製造され、車両にて建設現場に搬送される。そして、その建設現場に予め施工されている基礎90(図1参照)の上にフレームユニット20群が段積みされた状態に固定されると共に(図4参照)、フレームユニット20内の空間を仕切る仕切壁や階段、また、フレームユニット20,20の外壁13の間の隙間を閉塞する隙間カバー部材、さらには、2階用のフレームユニット20全体の上面を覆う屋根部材15(図1参照)や樋等が組み付けられてユニット建物10になる。
ユニット建物10の躯体10Kは、図5に示されており、上記したフレーム本体20A群同士を固定してなり、この躯体10Kのみで建築基準法に定められた所定の負荷に耐え得るようになっている。以下、フレーム本体20Aの構造及びフレーム本体20A,20A同士の固定構造の詳細について説明する。
図2に示すように、フレーム本体20Aは、その平面形状である長方形の四隅に柱41を備えると共に、前記長方形の短手方向に延びた横梁42と長手方向に延びた縦梁43とが、柱41の上端部同士の間と下端部同士の間とで架け渡された構造になっている。また、対向する縦梁43,43の中間位置には、天井面材又は床面材を支える小梁45が架け渡されている。なお、本実施形態では、縦梁43,43の中央位置に1本の小梁45を備えたが、複数本の小梁45を備えた構成としても良いし、小梁45を備えない構成としてもよい。
図6には、フレーム本体20Aの一部が拡大して示されている。同図に示すように、柱41は、角形鋼管41Nで構成され、その角形鋼管41Nの両端部と両端部寄り位置には、ダイヤフラム48がそれぞれ嵌め込まれて全周に亘って溶接されている。また、図7に示すように、角形鋼管41Nの端部のダイヤフラム48は、角形鋼管41Nの端面と面一になっていて、端部のダイヤフラム48と端部寄り位置のダイヤフラム48との互いに離れた側の面同士の間隔は、横梁42及び縦梁43の梁成と略同一になっている。
また、各ダイヤフラム48は、角形鋼管41Nの肉厚の略2倍の厚さをなし、各ダイヤフラム48の中央には、中央孔48Aが貫通形成されている。その中央孔48Aは、溶接における熱の逃がし孔であると共に、フレームユニット20を運搬用の車両に位置決めするための位置決め孔や、フレームユニット20を吊り上げるための吊り孔としても利用される。
図6に示すように、横梁42群及び縦梁43群は、同一サイズのH型鋼52Nで構成され、それらH型鋼52Nのフランジプレート52C,52Cがウェブプレート52Dを挟んで上下方向で対向した状態に配置されて、柱41,41の対向面に両端部を溶接されている。また、上側の横梁42及び縦梁43の上面は、柱41の上面と面一に配置され、下側の横梁42及び縦梁43の下面は、柱41の下面と面一に配置されている。さらに、各H型鋼52Nのフランジプレート52Cの幅は、柱41の側面の幅より僅かに小さくなっていて、柱41の側面の幅の中央に横梁42及び縦梁43の幅の中央が配置されている。また、フレーム本体20Aの長手方向の中央の横梁42と、その両側の1対の縦梁43,43とは、互いの上面及び下面が面一となった状態でフランジプレート52C,52C同士が溶接されている。
各縦梁43のうち柱41の上端面又は下端面と面一になっているフランジプレート52Cには、それぞれ複数のボルト挿通孔53が形成されている。それらボルト挿通孔53は、各縦梁43の両端から梁成の1.5程度離れた柱離間位置に中心を有しかつ、ウェブプレート52Dを挟んだ2箇所に配置されている。また、各縦梁43における柱離間位置同士の間隔は、横梁42の長さより大きくなっている。そして、縦梁43のうち柱離間位置から柱41の側面までの間が、本発明に係る負荷吸収部54になっている。
ここで、本実施形態では、柱41から梁成の1.5程度離れた柱離間位置までの間が負荷吸収部54になっているが、その負荷吸収部54を特定するための柱41から柱離間位置までの距離は、以下の思想に基づき、シミュレータによる強度計算に基づいて定められている。即ち、ボルト挿通孔53に挿通される後述の梁固定ボルト80及び第1のアンカーボルト70K1(以下、適宜、「梁固定ボルト80等」という)の引っ張り強度と、縦梁43の曲げ強度とをシミュレータに入力し、柱41の上端部に付与される横荷重を大きくしていったときに、梁固定ボルト80等が破断する前に負荷吸収部54が先に塑性変形して、梁固定ボルト80等への引っ張り負荷の増加が抑えられるように柱41から柱離間位置までの距離が定められている。また、そのようにシミュレータにて求められる柱41から柱離間位置までの距離の最小値は、縦梁43と梁固定ボルト80等との大きさのバランス上、通常は、縦梁43の梁成と略同一になり、本実施形態では、上述の如く、柱41から柱離間位置までの距離が梁成の1.5程度になっている。
また、縦梁43の上下のフランジプレート52C,52Cの間には、各ボルト挿通孔53の両側にそれぞれスチフナー57,57が備えられている。スチフナー57は、ウェブプレート52Dと略同一の厚さをなし、フランジプレート52C,52Cとウェブプレート52Dとに溶接されている。
なお、図3に示すように、1階用のフレームユニット20においては、床板11は、例えば、フレーム本体20Aの下側の横梁42及び縦梁43の上面に重ねて配置されると共に、フレームユニット20の天井板12は、フレーム本体20Aの上側の横梁42及び縦梁43の下面に重ねて配置されて、フレーム本体20Aの上面及び下面がフレームユニット20全体の最上面及び最下面になっている。また、2階用のフレームユニット20においては、少なくともフレーム本体20Aの下面がフレームユニット20全体の最下面になっている。さらに、フレームユニット20の床板11における四隅の近傍には、ウェブプレート52Dより内側のボルト挿通孔53に通すボルトとナットとの締め付け作業を行うために開孔または切り欠きである作業孔11Aが形成されている。
フレーム本体20Aの構成に関する説明は以上である。次に、フレームユニット20の固定構造を固定作業と併せて説明する。1階用のフレームユニット20を基礎90に載置して固定するために、図7に示すように、基礎90を構成するコンクリートから、第1と第2の複数のアンカーボルト70K1,70K2が突出している。
図8に示すように、第1のアンカーボルト70K1群(本発明の「上下固定ボルト」に相当する)は、1階用の複数のフレームユニット20のボルト挿通孔53群に対応し、複数のフレームユニット20の横並び方向に延びた2つの列状に配置されている。また、第2のアンカーボルト70K2群は、第1のアンカーボルト70K1群と同じ配列でかつ2列になっていて、基礎90のうち1階用のフレームユニット20の長手方向の両外側となる位置に配置されている。
基礎90には、1階用の各フレームユニット20の四隅に相当する部分に、図9(A)及び図9(B)に示した板金製の座板70H,70Jが敷設されている。具体的には、基礎90のうちフレームユニット20の横並び方向の両端部分で2つずつの第1と第2のアンカーボルト70K1,70K2が一纏まりとなった部分には、図9(A)に示した幅狭の座板70Hがそれぞれ敷設されて、各座板70Hに形成されたボルト挿通孔70Aに第1と第2のアンカーボルト70K1,K2が挿通されると共に、フレームユニット20,20同士が隣り合う部分で、4つずつの第1と第2のアンカーボルト70K1,K2が一纏まりとなった部分には、図9(B)に示した幅広の座板70Jがそれぞれ敷設されて、各座板70Jに形成されたボルト挿通孔70Aに第1と第2のアンカーボルト70K1,K2が挿通されている(図10参照)。そして、第2のアンカーボルト70K2には、例えば、フレームユニット20が座板70H,70J上に載置される前にナット70N(図7参照)が締め付けられる。
1階用の各フレームユニット20は、クレーンで吊されて真っ直ぐ降下され、フレームユニット20のボルト挿通孔53群に第1のアンカーボルト70K1群が挿入される(図7及び図10参照)。そして、それら第1のアンカーボルト70K1にナット70Nが締め付けられる。その際、フレームユニット20の横並び方向の両端に位置する第1のアンカーボルト70K1に対しては、それぞれフレームユニット20の外側から工具が宛われてナット70Nの締め付け作業が行われる。また、ウェブプレート52Dより内側の位置する第1のアンカーボルト70K1に対しては、フレームユニット20の内側から作業孔11Aに工具又は作業者の手が通されてナット70Nの締め付け作業が行われる。さらに、フレームユニット20,20同士の間で隣り合う第1のアンカーボルト70K1,70K1に対しては、隣り合うフレームユニット20,20の縦梁43,43の隙間(図10参照)に工具又は作業者の手が通されてナット70Nの締め付け作業が行われる。
上述の如く第1のアンカーボルト70K1とナット70Nとによって基礎90に固定された1階用の各フレームユニット20は、図7に示すように、柱41全体と、縦梁43のうち柱41から離れた側のスチフナー57迄の間と、横梁42の端部の一部とを座板70H,70Jにより下方から支持され、それ以外の部分が基礎90との間に隙間を介して浮いた状態になる。
基礎90に固定された1階用の各フレームユニット20の上面には、各柱41の4箇所と、縦梁43,43の両端寄り位置の4箇所とに、座板73,75H,75J(図11参照)が敷設される。
柱41上に配置される座板73は、図11(A)に示されており、柱41の端面より一回り小さい四角形をなし、その表裏の中心から円柱状の中央突部73T,73Tが突出した構造になっている。そして、図11に示すように、座板73は、下側の中央突部73Tが柱41の中央孔48Aに嵌合した状態になって柱41の上面に敷設されている。
フレームユニット20の縦梁43のうち他のフレームユニット20の縦梁43と隣り合わせになっていない縦梁43の両端寄り位置には、図11(B)に示した比較的短い座板75Hがそれぞれ敷設されている。その座板75Hは、縦梁43の両端寄り位置の1対のボルト挿通孔53,53に対応した1対のボルト挿通孔75A,75Aを有し、ボルト挿通孔53の両側のスチフナー57,57の間隔と略同一幅をなし、さらに、フランジプレート52Cの幅と同じ長さをなしている。そして、座板75Hは、1対のボルト挿通孔53,53に1対のボルト挿通孔75A,75Aを整合させた状態で縦梁43の上面に敷設されている。
フレームユニット20の縦梁43うち他のフレームユニット20の縦梁43と隣り合わせになった縦梁43の両端寄り位置には、図11(C)に示した比較的長い座板75Jが、隣り合わせの縦梁43との間に架け渡された状態に敷設されている。その座板75Jは、前述の座板75Hを長手方向に2つ並べて一体化した構造をなしている。具体的には、座板75Jの全長は、前述の座板75Hの2つ分の長さに縦梁43,43同士の隙間分を足した長さをなし、座板75Jの幅は座板75Hと同じになっている。また、座板75Jは、隣り合わせになった縦梁43,43の2対の計4つのボルト挿通孔53,53に対応した4つのボルト挿通孔75A,75Aを有し、それらボルト挿通孔53にボルト挿通孔75Aを整合させた状態で両縦梁43,43の上面に敷設されている。
2階用の各フレームユニット20は、クレーンで吊されて真っ直ぐ降下され、図12に示すように、2階用の各フレームユニット20の柱41の中央孔48Aに、1階のフレームユニット20上の座板73から突出する中央突部73Tが挿入される。そして、上下の縦梁43,43の間で同軸上に並んだボルト挿通孔53,53と座板75H,75Jのボルト挿通孔75Aとに梁固定ボルト80(本発明の「上下固定ボルト」に相当する)が挿通されかつ、梁固定ボルト80にナット80N,80Nが締め付けられる。その際、フレームユニット20の横並び方向における両端に位置する梁固定ボルト80に対しては、それぞれフレームユニット20の外側から工具が宛われてナット80Nの締め付け作業が行われる。また、ウェブプレート52Dより内側の位置する梁固定ボルト80に対しては、2階のフレームユニット20の内側から作業孔11Aに工具又は作業者の手が通されてナット80Mの締め付け作業が行われる。さらに、フレームユニット20,20同士の間で隣り合う梁固定ボルト80,80に対しては、隣り合う2階のフレームユニット20,20の縦梁43,43の隙間(図13参照)に工具又は作業者の手が通されてナット80Nの締め付け作業が行われる。
なお、全てのフレーム本体20Aの固定が完了したら、前述したようにフレームユニット20内の空間に隙間カバー部材、屋根部材15等が組み付けられてユニット建物10が完成する。
本実施形態のユニット建物10の構成に関する説明は以上である。このユニット建物10の構成によれば、以下のような作用効果を奏する。横揺れの地震発生時に、ユニット建物10の各部位には横荷重がかかる。
横揺れの地震により、1階のフレームユニット20が2階のフレームユニット20から柱41の上端部に受ける横荷重は、負荷モーメントとなって1階のフレームユニット20の柱41から下側の横梁42及び縦梁43へと伝達される。これと同様に、2階のフレームユニット20が屋根部材15(図1参照)等から柱41の上端部に受ける横荷重は、負荷モーメントとなって2階のフレームユニット20の柱41から下側の横梁42及び縦梁43へと伝達される。以下、2階のフレームユニット20を例に挙げて、その柱41の上端部への横荷重によって発生する負荷モーメントに対する耐性について詳説する。
横荷重のうちフレームユニット20の長手方向を向いた成分による負荷モーメントは、縦梁43を曲げる第1の負荷モーメントとして作用し、その第1の負荷モーメントにより2階のフレームユニット20の長手方向の一端側の柱41が、1階のフレームユニット20の柱41に押しつけられる一方、他端側の柱41が、1階のフレームユニット20の柱41から引き離される方向の力、即ち、上向きの力を受ける。
ここで、上下の柱41,41同士は相互に固定されていないので、第1の負荷モーメントが大きな場合には、上の柱41が下の柱41から浮き上がり、縦梁43のうち浮き上がった柱41から梁固定ボルト80までの間の負荷吸収部54(図6参照)が弾性曲げ変形すると共に、浮き上がった柱41の近傍の梁固定ボルト80が引っ張り力を受ける。このため、第1の曲げモーメントが極めて大きくなると、梁固定ボルト80の破断が心配される。しかしながら、本実施形態のユニット建物10では、梁固定ボルト80が破断する前に負荷吸収部54が塑性変形して梁固定ボルト80への負荷の増加が抑えられ、梁固定ボルト80の破断が防がれる。
また、横荷重のうちフレームユニット20の短手方向を向いた成分による負荷モーメントは、横梁42を曲げる第2の負荷モーメントとして作用し、その第2の負荷モーメントによって2階のフレームユニット20の柱41が上向きの力を受ける。しかしながら、その力を横梁42と縦梁43との両方で受けることができる。また、仮に、第2の曲げモーメントが極めて大きくなっても、梁固定ボルト80が破断する前に横梁42が塑性変形し、梁固定ボルト80の破断が防がれる。また、同様にして第1のアンカーボルト70K1の破断も防がれる。
上記したように本実施形態のユニット建物10によれば、柱41への横荷重により生じる負荷モーメントに対し、梁固定ボルト80及び第1のアンカーボルト70K1(以下、これらを併せて「上下固定ボルト」という)が破断する前に負荷吸収部54が塑性変形するので上下固定ボルトの破断が防がれる。即ち、本実施形態のユニット建物10は、横荷重に対する上下固定ボルトの耐久性に優れる。ここで、上下固定ボルトは、上下のフレームユニット20の縦横の全ての梁42,43に配置してもよいが、本実施形態のユニット建物10では、縦梁43のみに配置したので、上下固定ボルトの締め付け作業を減らすことができる。
また、ユニット建物10のフレームユニット20は、ISO規格の海上コンテナのサイズになっているので、既存の海上コンテナ用の搬送手段を利用してフレームユニット20を搬送することができる。さらに、フレームユニット20の床板11に、梁固定ボルト80の締付作業を行うための作業孔11Aを設けたので、フレームユニット20を建設現場に搬入する前に(即ち、フレームユニット20を製造する工場において)、床板11をフレームユニット20に取り付けておくことができ、生産性が向上する。
また、フレームユニット20とその下のフレームユニット20又は基礎90(以下、これらを適宜「下層部材」という)との間には、柱41が配置された四隅と上下固定ボルトが配置された複数箇所とに座板70H,70J,75H,75Jが挟まれているので、上下固定ボルトによる締め付け力が、フレームユニット20と下層部材との重ね合わせ面の広範囲に分散することが防がれ、フレームユニット20の固定が安定する。
また、縦梁43の下方の座板70H,70J,75H,75Jは、上下固定ボルトが挿通されるボルト挿通孔70A,75Aを備えているので、横ずれが防がれる。さらに、上下から柱41,41に挟まれる座板73には、柱41の中央孔48Aに嵌合される中央突部73Tが設けられているので、この座板73も横ずれが防がれる。また、フレームユニット20,20同士を段積みする際に、中央突部73Tと中央孔48Aとの嵌合によってフレームユニット20,20同士を大まかに位置決めすることもできる。
[実施例]
本発明のユニット建物の構造による作用・効果を確認するために、以下の確認実験と有限要素解析とを行った。
<確認実験>
(A)実験方法
図14及び図15に示すように、前記実施形態のユニット建物10のうち1階と2階の縦梁43,43同士の固定部の近傍と同一構造の試験体1を製作した。試験体1の各部位の寸法は、図14に記載されている通りである。なお、図14〜図16には、前記実施形態のユニット建物10の各部位と同じに部位に実施形態と同一の符号が付されている。
試験体1の縦梁43に歪みゲージを取り付け、図15に示すように、試験体1の柱41の上端部に図15の右側を向いた横荷重(以下、「正の横荷重」という)と、図15の左側を向いた横荷重(以下、「負の横荷重」という)とを付与して縦梁43にかかる負荷を測定した。
柱41の上端部に付与する負の横荷重を大きくして、梁固定ボルト80の破断と負荷吸収部54の塑性変形との何れかが先に起きるかを確認した。
(B)実験結果
柱41の上端部に正の横荷重を付与した場合より、負の横荷重を付与した場合の方が縦梁43に対する負荷モーメントが高くなることが分かった。柱41の上端部に付与する負の横荷重を大きくしていくと、図16に示すように、梁固定ボルト80の破断より先に負荷吸収部54が塑性変形することを確認することができた。
<有限要素解析>
線形弾性解析プログラムMIDAS Genを使用して前記確認実験で使用した試験体1に対応する線材モデル1を作成すると共に、試験体1における柱41から梁固定ボルト80までの寸法である190[mm]を、40[mm]に変更した線材モデル2と、265[mm]に変更した線材モデル3を作成した。そして、各線材モデル1〜3における柱41の上端部に対し横荷重を付与した場合において、縦梁43が塑性変形を開始するときに梁固定ボルト80に作用するボルト引張力[kN]を求めて図17に示したグラフにした。
ここで、前記試験体1で使用した梁固定ボルト80のボルト引張耐力は、314[kN]である。この場合、柱41から梁固定ボルト80までの距離が80[mm]以下になると、縦梁43の塑性変形よりも先に梁固定ボルト80が理論上破断することが上記したグラフから読み取ることができる。これに対し、柱41から梁固定ボルト80までの距離が前記試験体1における縦梁43の梁成である148[mm](図14内の寸法参照)であると梁固定ボルト80が理論上破断しないことが上記したグラフから読み取ることができる。
[他の実施形態]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態のユニット建物10では、1階のフレームユニット20と2階のフレームユニット20の両方で、柱41をその下の下層部材(基礎90又は1階のフレームユニット20)に固定しないで縦梁43の一部を負荷吸収部54にしていたが、例えば、1階のフレームユニット20の柱41を基礎90に固定し、2階のフレームユニット20の柱41を下の柱41に固定しないで、2階のフレームユニット20のみに負荷吸収部54を備えた構成にしてもよいし、それとは逆に、2階のフレームユニット20の柱41を1階のフレームユニット20の柱41に固定し、1階のフレームユニット20のみに負荷吸収部54を備えた構成にしてもよい。
(2)前記実施形態のユニット建物10は、横梁42と縦梁43とのうち縦梁43のみが下層部材に固定され、横梁42のみを下層部材に固定してもよいし、横梁42と縦梁43の両方を下層部材に固定してもよい。また、ユニット建物10は、平面形状が長方形であったが正方形であってもよい。
(3)前記実施形態のフレームユニット20の横梁42及び縦梁43には、H型鋼52Nが使用されていたが、フレームユニットの梁は、例えばI形鋼や溝形鋼(C形鋼)や角形鋼管等であってもよい。
(4)上記実施形態のユニット建物10は、フレームユニット20が2段に積み上げられていたが、フレームユニットを3段以上積み上げてなるユニット建物に本発明を適用してもよい。
(5)上記実施形態のユニット建物10は、フレームユニット20として海上コンテナ規格サイズの長さ20[ft]のものを使用したが、フレームユニットは長さ12[ft]、10[ft]、及び近似の特注サイズのものであってもよい。
10 ユニット建物
11 床板
11A 作業孔
20 フレームユニット
20A フレーム本体
41 柱
42 横梁
43 縦梁
48 ダイヤフラム
48A 中央孔
53 ボルト挿通孔
54 負荷吸収部
57 スチフナー
73,70H,70J,75H,75J 座板
70K1 第1のアンカーボルト(上下固定ボルト)
73T 中央突部
80 梁固定ボルト(上下固定ボルト)
90 基礎(下層部材)
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明は、箱形のフレームユニットを段積みしてなり、前記フレームユニットの梁がその下側の下層部材である他の前記フレームユニット又は建物用基礎に上下固定ボルトにて固定されたユニット建物において、前記フレームユニットは筋交いを備えず、前記上下固定ボルトは、前記梁の両端から中央側にそれぞれ離れた柱離間位置に配置され、前記梁のうち前記柱離間位置から前記柱までの間には、前記柱における前記梁より上側部分への横荷重により生じる負荷モーメントに対し、前記上下固定ボルトの破断前に塑性変形する負荷吸収部が備えられているユニット建物である。

Claims (10)

  1. 箱形のフレームユニットを段積みしてなり、前記フレームユニットの梁がその下側の下層部材である他の前記フレームユニット又は建物用基礎に上下固定ボルトにて固定されたユニット建物において、
    前記上下固定ボルトは、前記梁の両端から中央側にそれぞれ離れた柱離間位置に配置され、前記梁のうち前記柱離間位置から前記柱までの間には、前記柱における前記梁より上側部分への横荷重により生じる負荷モーメントに対し、前記上下固定ボルトの破断前に塑性変形する負荷吸収部が備えられているユニット建物。
  2. 前記フレームユニットは、平面形状が長方形をなし、その長方形の長辺側の梁のみに前記上下固定ボルトが配置され、前記長辺側の梁の長手方向における前記柱離間位置同士の最短間隔が、前記短辺側の梁の長さ以上をなしている請求項1に記載のユニット建物。
  3. 前記柱離間位置から前記柱の側面までの最短距離は、前記梁の梁成以上である請求項1又は2に記載のユニット建物。
  4. 前記フレームユニットは、ISO規格の海上コンテナのサイズをなしている請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載のユニット建物。
  5. 前記梁は、上下方向で対向する1対のフランジプレートの各幅方向中央をウェブプレートで連絡してなり、前記上下固定ボルトが、前記ウェブプレートの両側に配置されている請求項1乃至4の何れか1の請求項に記載のユニット建物。
  6. 前記上下固定ボルトの近傍に、上下の前記フランジプレートを連絡するスチフナーを備えた請求項5に記載のユニット建物。
  7. 前記フレームユニット内の空間とそのフレームユニット内の下方の空間とを仕切る床板と、
    前記床板における前記上下固定ボルトの近傍位置に貫通形成され、前記上下固定ボルトを締め付ける作業を行うための作業孔とを備えた請求項5又は6に記載のユニット建物。
  8. 前記フレームユニットと前記下層部材との間には、前記柱が配置された四隅と前記上下固定ボルトが配置された複数箇所とに複数の座板が挟まれ、前記梁と前記下層部材との間に隙間が形成された請求項1乃至7の何れか1の請求項に記載のユニット建物。
  9. 前記柱は角筒状をなしかつ上端及び下端をダイアフラムにより閉塞されると共に、それらダイヤフラムの中央に中央孔が貫通形成され、
    複数の前記座板には、前記中央孔に嵌合される中央突部を有する座板と、前記上下固定ボルトが挿通されるボルト挿通孔を有する座板とが備えられている請求項8に記載のユニット建物。
  10. 段積みされた前記フレームユニットが横並びに複数備えられ、前記ボルト挿通孔を有する前記座板が、横並びとなった前記フレームユニットの間で共有されている請求項9に記載のユニット建物。
JP2015108800A 2015-05-28 2015-05-28 ユニット建物 Active JP6029711B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015108800A JP6029711B1 (ja) 2015-05-28 2015-05-28 ユニット建物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015108800A JP6029711B1 (ja) 2015-05-28 2015-05-28 ユニット建物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6029711B1 JP6029711B1 (ja) 2016-11-24
JP2016223111A true JP2016223111A (ja) 2016-12-28

Family

ID=57358777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015108800A Active JP6029711B1 (ja) 2015-05-28 2015-05-28 ユニット建物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6029711B1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101878607B1 (ko) * 2017-07-28 2018-07-13 한국토지주택공사 보 단부에 웨브 개구부를 갖는 모듈러 유닛 및 이를 이용한 내진 모듈러 구조 시스템
JP7136519B1 (ja) 2022-05-27 2022-09-13 株式会社シンユー 建物ユニット
JP2023026814A (ja) * 2021-08-16 2023-03-01 ミサワホーム株式会社 居住用ユニット

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07180221A (ja) * 1993-12-24 1995-07-18 Misawa Homes Co Ltd ユニット式建物の建築方法
JPH08277581A (ja) * 1995-02-10 1996-10-22 Sekisui Chem Co Ltd 建物ユニット締結工具及び方法
JP2000054502A (ja) * 1998-08-07 2000-02-22 Sekisui Chem Co Ltd 建物ユニット
JP2004068285A (ja) * 2002-08-01 2004-03-04 Daido Construction Co Ltd 集合住宅構築用室ユニット
JP2013245501A (ja) * 2012-05-28 2013-12-09 Nippon Container Assort Kk ユニット構造体の連結構造
JP2014198985A (ja) * 2013-03-14 2014-10-23 積水化学工業株式会社 建物ユニットの連結構造及び方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07180221A (ja) * 1993-12-24 1995-07-18 Misawa Homes Co Ltd ユニット式建物の建築方法
JPH08277581A (ja) * 1995-02-10 1996-10-22 Sekisui Chem Co Ltd 建物ユニット締結工具及び方法
JP2000054502A (ja) * 1998-08-07 2000-02-22 Sekisui Chem Co Ltd 建物ユニット
JP2004068285A (ja) * 2002-08-01 2004-03-04 Daido Construction Co Ltd 集合住宅構築用室ユニット
JP2013245501A (ja) * 2012-05-28 2013-12-09 Nippon Container Assort Kk ユニット構造体の連結構造
JP2014198985A (ja) * 2013-03-14 2014-10-23 積水化学工業株式会社 建物ユニットの連結構造及び方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101878607B1 (ko) * 2017-07-28 2018-07-13 한국토지주택공사 보 단부에 웨브 개구부를 갖는 모듈러 유닛 및 이를 이용한 내진 모듈러 구조 시스템
JP2023026814A (ja) * 2021-08-16 2023-03-01 ミサワホーム株式会社 居住用ユニット
JP7244592B2 (ja) 2021-08-16 2023-03-22 ミサワホーム株式会社 居住用ユニット
JP7136519B1 (ja) 2022-05-27 2022-09-13 株式会社シンユー 建物ユニット
JP2023174029A (ja) * 2022-05-27 2023-12-07 株式会社シンユー 建物ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JP6029711B1 (ja) 2016-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6029711B1 (ja) ユニット建物
JP6990979B2 (ja) 建築物の架構構造
JP2010133229A (ja) 耐震壁、建築物、及び耐震壁の施工方法
JP2021102879A (ja) コンクリート製柱と鉄骨梁との接合構造
JP5005606B2 (ja) 建物ユニット及びこれを用いたユニット建物
JP6053485B2 (ja) 既存建物への間柱の設置構造
JP6807657B2 (ja) 柱梁接合部と梁との連結構造
JP6215552B2 (ja) ハイブリット構造およびその構築方法
JP4949116B2 (ja) 壁ユニットおよび耐震壁
JP7011490B2 (ja) 柱梁接合部の補強構造
JP3189826U (ja) 鋼管コンクリートの構造
JP5371390B2 (ja) 建物ユニットの補強構造及びユニット建物
JP2006342526A (ja) 低層階住宅用重量鉄骨の柱と梁の接合構造
JP4758683B2 (ja) ユニット建物の補強構造
JP6905927B2 (ja) 免震建物、免震構造の構築方法
JP5314398B2 (ja) ユニット式建物およびユニット式建物の施工方法
JP4950615B2 (ja) 耐震壁構造
JP5439002B2 (ja) 拡張ユニットの取付構造および拡張ユニットの取付方法およびユニット式建物
JP6293207B2 (ja) 既存建物への間柱の設置構造
JP6681709B2 (ja) 鉄骨梁の補剛構造
JP6248470B2 (ja) 既存躯体の耐震補強構造及び方法
JP2014185422A (ja) 複合耐震パネル並びにそれを用いた耐震構造及び耐震施工法
JP3766774B2 (ja) 補強梁およびユニット式建物
JP6240420B2 (ja) 耐震補強構造
JP7295731B2 (ja) 梁形成方法、及び、建方工法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160831

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161012

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161018

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6029711

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250