JP6215552B2 - ハイブリット構造およびその構築方法 - Google Patents

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Description

本発明は、プレストレスコンクリート柱と鉄骨梁とが結合されたハイブリット構造と、その構築方法に関する。
従来、ハイブリット構造の建物では、柱をコンクリート造、梁を鉄骨造としている(特許文献1)。
特開平5−331912
そのため、柱を鉄筋コンクリート造とした従来のハイブリット構造では、建物の重量および地震時の荷重を負担するため、柱の断面積を大きくせざるを得ない。
その結果、建物の重量が増加し、建物の耐震性能を高める上で不利があった。
本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目的は、プレストレスコンクリート柱と鉄骨梁とが結合されたハイブリット構造の建物において、柱の断面を小さくでき、建物の耐震性能を高める上で有利なハイブリット構造とその構築方法を提供することにある。
前記目的を達成するため本発明は、コンクリート柱と複数の鉄骨梁とが結合されたハイブリット構造であって、前記コンクリート柱の上端部の外周部の周方向に間隔をおいた複数箇所において前記コンクリート柱の下部から上方に延在する複数のPC鋼材がそれぞれ上方に突出しており、前記複数の鉄骨梁が前記コンクリート柱の上端部に結合される箇所は柱梁接合部とされ、前記柱梁接合部は、複数の前記鉄骨梁が結合された鉄骨梁部分と、水平面上を延在して前記鉄骨梁部分の上下に取着され平面視した場合に前記コンクリート柱の上端部の外周部の周方向に間隔をおいた複数箇所から上方に突出する複数のPC鋼材がその輪郭の内側に入る大きさの鋼板からなる上下のバンドプレートと、前記上下のバンドプレートの周囲間に取着され前記複数の鉄骨梁を貫通させ前記上下のバンドプレートの間にコンクリート打設用の内側空間を仕切る鋼板からなる囲み板と、前記内側空間に打設されるコンクリートと、前記複数のPC鋼材を下側の前記バンドプレートから前記コンクリート、上側の前記バンドプレートに挿通させる複数の挿通孔とを有し、前記柱梁接合部は、下側の前記バンドプレートが前記コンクリート柱の上端部に載置されており、前記コンクリート柱の上端部から突出する前記複数のPC鋼材が前記挿通孔に挿通されて上側の前記バンドプレートから上方に突出しており、前記複数のPC鋼材に引っ張り力を掛けることで前記コンクリート柱と前記柱梁接合部にプレストレスが掛けられていることを特徴とする。
また、本発明は、コンクリート柱と複数の鉄骨梁とが結合されたハイブリット構造の構築方法であって、前記コンクリート柱の上端部の外周部の周方向に間隔をおいた複数箇所から前記コンクリート柱の下部から上方に延在する複数のPC鋼材をそれぞれ上方に突出させ、前記複数の鉄骨梁が前記コンクリート柱の上端部に結合される柱梁接合部を、前記複数の鉄骨梁が結合された鉄骨梁部分と、水平面上を延在して前記鉄骨梁部分の上下に取着され平面視した場合に前記コンクリート柱の上端部の外周部の周方向に間隔をおいた複数箇所から上方に突出する複数のPC鋼材がその輪郭の内側に入る大きさの鋼板からなる上下のバンドプレートと、前記上下のバンドプレートの周囲間に取着され前記複数の鉄骨梁を貫通させて前記上下のバンドプレートの間にコンクリート打設用の内側空間を仕切る鋼板からなる囲み板と、前記内側空間に打設されるコンクリートと、前記複数のPC鋼材を下側の前記バンドプレートから前記コンクリート、上側の前記バンドプレートに挿通させる複数の挿通孔とで構成し、前記柱梁接合部の前記下側のバンドプレートを前記コンクリート柱の上端部に載置し、前記コンクリート柱の上端部から突出する前記複数のPC鋼材を前記挿通孔に挿通して上側の前記バンドプレートから上方に突出させ、前記上側のバンドプレート上において前記複数のPC鋼材に引っ張り力を掛けることで前記コンクリート柱と前記柱梁接合部にプレストレスを掛けるようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、各柱梁接合部からその直下のコンクリート柱にプレストレスを簡単に確実に導入できるので、プレストレスコンクリート柱の軸耐力および曲げ耐力を簡単に確実に向上できる。
したがって、柱の断面積を小さくでき、建物の重量を低減し、建物のコストダウンを図る上で有利となる。
また、PC鋼材を柱梁接合部に挿通させ、柱―柱梁接合部一体型建込みとするので、コンクリート型枠などの量が減って躯体工事の簡略化が図れ、躯体工事の工期の短縮化、コストダウンを図る上で有利となる。
また、柱梁接合部はその外面に、上下のバンドプレートおよび囲み板を備えるので、柱梁接合部のせん断力が向上し、柱梁接合部に高い耐震性能を発揮させる上で有利となる。
ハイブリット構造の正面図である。 (A)は柱梁接合部の平面図、(B)は上側のバンドプレートを取り除いた柱梁接合部の平面図、(C)は(A)のCC断面図である。 コンクリート柱の上端部に柱梁接合部を載置する説明図である。 (A)、(B)はそれぞれ柱梁接合部の変形例の斜視図である。 (A)、(B)は柱梁接合部の変形例の説明図、(C)はコンクリート柱および柱梁接合部の変形例の説明図である。
以下、本発明のハイブリット構造をその構築方法と共に添付図面に従って説明する。
図1〜図3に示すように、コンクリート柱10と、鉄骨梁12の柱梁接合部14とが結合されてハイブリット構造16が構成されている。
コンクリート柱10は、例えば、フロア18上に立設されている。
コンクリート柱10の上端部10Aの外周部の周方向に間隔をおいた複数箇所から、コンクリート柱10の下部から上方に延在するPC鋼材であるPC鋼線22の複数本がそれぞれ上方に突出している。
本実施の形態では、コンクリート柱10の断面は矩形状を呈しており、PC鋼線22が3本ずつコンクリート柱10の上端部10Aの4隅からそれぞれ上方に突出している。なお、このPC鋼線22の本数は建物に合わせ適宜決定される。
各PC鋼線22の下端は、例えば、機械式継手24を介して基礎に連結され、あるいは、下層階のコンクリート柱10のPC鋼線22に連結されている。
なお、PC鋼線22の下端を除いた箇所は、後述するように後でコンクリート柱10と柱梁接合部14とにプレストレスとを掛けられるように、スリーブ内に通すなどしてコンクリート柱10のコンクリートに完全に密着させないように図られている。
柱梁接合部14は、鉄骨梁12がコンクリート柱10の上端部10Aに結合される箇所である。
柱梁接合部14は、鉄骨梁部分12A、上下のバンドプレート30、囲み板32、コンクリート34、挿通孔36A、36Bとを含んで構成されている。
本実施の形態では、コンクリート柱10の断面形状と、平面視した柱梁接合部14の輪郭は等しく、共に矩形を呈しており、それらの形状を同一としコンクリート柱10と柱梁接合部14とを上下方向に連続状にすることで、上階のフロアの配筋や型枠などを含んだその他の各種部材をレイアウトする上で有利となっている。
鉄骨梁12は、例えば、鉛直方向に延在するウェブと、ウェブの上下に位置し水平方向に延在する上下のフランジとからなるH型鋼である。
鉄骨梁12は、柱梁接合部14では複数の鉄骨梁12が平面視十字状に連結された鉄骨梁部分12Aとなっている。
上下のバンドプレート30は、鉄骨梁12からコンクリート柱10への応力の伝達を可能とするもので、鋼製である。
上下のバンドプレート30は、鉄骨梁部分12Aをなす鉄骨梁12の上下のフランジにそれぞれ溶接やボルト、ナット等により強固に取着されている。
各バンドプレート30は、コンクリート柱10の断面と等しい矩形の輪郭を呈し、平面視した場合、各辺をコンクリート柱10の断面の4辺に合致させて配置され、鉄骨梁12はそれぞれ矩形の4つの辺の中央部に位置している。なお、4つの鉄骨梁12が交差する箇所は、コンクリート柱10の断面の中央から偏心した箇所に配置される場合もある。
各バンドプレート30の4隅に、コンクリート柱10の上端部10Aから突出するPC鋼線22を挿通させるように、挿通孔36Aがそれぞれ3つずつ形成されている。
囲み板32は柱梁接合部14のせん断力の向上を図り、同時に、コンクリート型枠を省略するもので、鋼製である。
囲み板32は、上下のバンドプレート30の周囲間に取着され、複数の鉄骨梁12を貫通させて上下のバンドプレート30の間に内側空間を仕切るように設けられている。
より詳細には、図3に示すように、柱梁接合部14の4つの側面を構成する各囲み板32は、H型の切り欠き32Aを挟んだ2つの分割体32Bからなり、それら切り欠き32Aに鉄骨梁12が挿通され、挿通された箇所では切り欠き32Aの周辺部と各分割体32Bとが溶接により取着されている。
コンクリート34は内側空間に打設されている。
そしてコンクリート34には、上下のバンドプレート30の挿通孔36Aに対応する複数の挿通孔36Bが、上下のバンドプレート30の4隅で互いに直交する鉄骨梁12の間にそれぞれ設けられている。
このような構成からなる柱梁接合部14は、下側のバンドプレート30がコンクリート柱10の上端部10Aにそれら矩形の輪郭が合致するように載置され、コンクリート柱10の上端部10Aから突出する複数のPC鋼線22が下側のバンドプレート30の挿通孔36A、コンクリート34の挿通孔36B、上側の前記バンドプレート30の挿通孔36Aに挿通されて上側のバンドプレート30から上方に突出される。
そして、PC鋼線22が例えばねじ節鉄筋である場合には、上側のバンドプレート30上においてナットNを螺合させ回転させることにより各PC鋼線22に引っ張り力を掛け、これによりコンクリート柱10と柱梁接合部14にプレストレスが掛けられた状態で、柱梁接合部14とコンクリート柱10の上端部10Aとが結合されている。
本実施の形態のハイブリット構造16によれば、各柱梁接合部14からその直下のコンクリート柱10にプレストレスを簡単に確実に導入できるので、コンクリート柱10の軸耐力および曲げ耐力を簡単に確実に向上できる。
したがって、コンクリート柱10の断面積を小さくでき、建物の重量を低減し、建物の耐震性能を高める上で有利となる。
また、コンクリート柱10の上端部10AのPC鋼線22を柱梁接合部14に挿通させ、柱梁接合部14を建て込み一体型とするので、コンクリート型枠などが不要となって躯体工事の簡略化が図れ、躯体工事の工期の短縮化、コストダウンを図る上で有利となる。
また、柱梁接合部14はその外面に、鋼製の上下のバンドプレート30および囲み板32を備えるので、柱梁接合部14のせん断力が向上し、柱梁接合部14に高い耐震性能を発揮させる上で有利となる。
次に、図4(A)、(B)を参照して柱梁接合部14の変形例について説明する。
この変形例では、柱梁接合部14の4隅に位置するPC鋼線22を、それぞれ鉄骨梁部分12Aと協働して囲むように鉄筋40を配筋したものである。
なお、図面では、鉄骨梁部分12Aで4つに仕切られた空間の手前の空間にのみ鉄筋40を描き他の空間の鉄筋40を省略しているが、鉄筋40は、鉄骨梁部分12Aで4つに仕切られた空間の全てに配筋される。
図4(A)は、L字状に屈曲された鉄筋40Aを上下方向に間隔をおいて複数設け、それら鉄筋40Aの両端を鉄骨梁部分12Aに結合させた横補強筋タイプのものである。
図4(B)は、U字状に屈曲された鉄筋40Bを上下方向に間隔をおいて複数設け、それら鉄筋40Bの両端を鉄骨梁部分12Aに結合させた差し筋タイプのものである。
このような変形例によれば、柱梁接合部14において鉄骨梁部分12Aとコンクリート34とが鉄筋40を介してより強固に結合され、鉄骨梁12からコンクリート柱10へ応力を伝達する上で有利となり、柱梁接合部14のせん断力を向上する上で有利となる。
なお、柱梁接合部14は、コンクリート柱10の上端部10Aに載置される前に内側空間にコンクリート34が打設され養生されたプレキャスト部材であってもよく、あるいは、コンクリートが打設されていない柱梁接合部14をコンクリート柱10の上端部10Aに載置し、複数のPC鋼材を挿通孔36に挿通し上側の前記バンドプレート30から上方に突出させたのちコンクリート34を打設したもの(現場打ちコンクリート)であってもよい。
また、平面視した柱梁接合部14の輪郭はコンクリート柱の断面形状よりも大きくてもよく、あるいは、小さくてもよく、要するに、コンクリート柱の上端部から突出する複数のPC鋼材を柱梁接合部14から上方に突出させることができればよい。
また、鉄骨梁部分12Aは鉄骨梁12が十字状に交差するものに限定されず、例えば、図5(A)に示すようにT字状や、図5(B)に示すようにL字状に交差する場合にも無論適用可能である。
また、コンクリート柱10の断面および平面視した柱梁接合部14の輪郭は矩形に限らず、図5(C)に示すように円形や、多角形などであってもよい。
10……コンクリート柱、10A……コンクリート柱の上端部、12……鉄骨梁、12A……複数の鉄骨梁が結合された鉄骨梁部分、14……柱梁接合部、16……ハイブリット構造、22……PC鋼線、30……バンドプレート、32……囲み板、34……内側空間に打設されるコンクリート、40……鉄筋。

Claims (8)

  1. コンクリート柱と複数の鉄骨梁とが結合されたハイブリット構造であって、
    前記コンクリート柱の上端部の外周部の周方向に間隔をおいた複数箇所において前記コンクリート柱の下部から上方に延在する複数のPC鋼材がそれぞれ上方に突出しており、
    前記複数の鉄骨梁が前記コンクリート柱の上端部に結合される箇所は柱梁接合部とされ、
    前記柱梁接合部は、複数の前記鉄骨梁が結合された鉄骨梁部分と、水平面上を延在して前記鉄骨梁部分の上下に取着され平面視した場合に前記コンクリート柱の上端部の外周部の周方向に間隔をおいた複数箇所から上方に突出する複数のPC鋼材がその輪郭の内側に入る大きさの鋼板からなる上下のバンドプレートと、前記上下のバンドプレートの周囲間に取着され前記複数の鉄骨梁を貫通させ前記上下のバンドプレートの間にコンクリート打設用の内側空間を仕切る鋼板からなる囲み板と、前記内側空間に打設されるコンクリートと、前記複数のPC鋼材を下側の前記バンドプレートから前記コンクリート、上側の前記バンドプレートに挿通させる複数の挿通孔とを有し、
    前記柱梁接合部は、下側の前記バンドプレートが前記コンクリート柱の上端部に載置されており、
    前記コンクリート柱の上端部から突出する前記複数のPC鋼材が前記挿通孔に挿通されて上側の前記バンドプレートから上方に突出しており、
    前記複数のPC鋼材に引っ張り力を掛けることで前記コンクリート柱と前記柱梁接合部にプレストレスが掛けられている、
    ことを特徴とするハイブリット構造。
  2. コンクリート柱の断面形状と、平面視した前記柱梁接合部の輪郭は共に矩形状を呈し、
    前記鉄骨梁部分は、複数の前記鉄骨梁が十字状に連結されて構成され、
    前記複数のPC鋼材は前記柱梁接合部の4隅で互いに直交する前記鉄骨梁の間にそれぞれ位置している、
    ことを特徴とする請求項1記載のハイブリット構造。
  3. 前記柱梁接合部は、さらに前記柱梁接合部の4隅に位置する前記PC鋼材を、それぞれ十字状に連結された前記鉄骨梁部分と協働して囲むように配筋された鉄筋を備えている、
    ことを特徴とする請求項2記載のハイブリット構造。
  4. コンクリート柱の断面形状と、平面視した前記柱梁接合部の輪郭は等しい、
    ことを特徴とする請求項1〜3に何れか1項記載のハイブリット構造。
  5. コンクリート柱と複数の鉄骨梁とが結合されたハイブリット構造の構築方法であって、
    前記コンクリート柱の上端部の外周部の周方向に間隔をおいた複数箇所から前記コンクリート柱の下部から上方に延在する複数のPC鋼材をそれぞれ上方に突出させ、
    前記複数の鉄骨梁が前記コンクリート柱の上端部に結合される柱梁接合部を、前記複数の鉄骨梁が結合された鉄骨梁部分と、水平面上を延在して前記鉄骨梁部分の上下に取着され平面視した場合に前記コンクリート柱の上端部の外周部の周方向に間隔をおいた複数箇所から上方に突出する複数のPC鋼材がその輪郭の内側に入る大きさの鋼板からなる上下のバンドプレートと、前記上下のバンドプレートの周囲間に取着され前記複数の鉄骨梁を貫通させて前記上下のバンドプレートの間にコンクリート打設用の内側空間を仕切る鋼板からなる囲み板と、前記内側空間に打設されるコンクリートと、前記複数のPC鋼材を下側の前記バンドプレートから前記コンクリート、上側の前記バンドプレートに挿通させる複数の挿通孔とで構成し、
    前記柱梁接合部の前記下側のバンドプレートを前記コンクリート柱の上端部に載置し、
    前記コンクリート柱の上端部から突出する前記複数のPC鋼材を前記挿通孔に挿通して上側の前記バンドプレートから上方に突出させ、
    前記上側のバンドプレート上において前記複数のPC鋼材に引っ張り力を掛けることで前記コンクリート柱と前記柱梁接合部にプレストレスを掛けるようにした、
    ことを特徴とするハイブリット構造の構築方法。
  6. コンクリート柱の断面形状と、平面視した前記柱梁接合部の輪郭は共に矩形状を呈し、
    前記柱梁接合部は、前記複数の鉄骨梁が十字状に連結されて構成され、
    前記複数のPC鋼材は前記柱梁接合部の4隅で互いに直交する前記鉄骨梁の間にそれぞれ位置している、
    ことを特徴とする請求項5記載のハイブリット構造の構築方法。
  7. 前記柱梁接合部は、前記コンクリート柱の上端部に載置される前に、前記内側空間にコンクリートが打設されたプレキャスト部材である、
    ことを特徴とする請求項5または6記載のハイブリット構造の構築方法。
  8. 前記内側空間へのコンクリートへの打設は、前記柱梁接合部を前記コンクリート柱の上端部に載置し、前記複数のPC鋼材を前記挿通孔に挿通し上側の前記バンドプレートから上方に突出させたのち行なわれる、
    ことを特徴とする請求項5または6記載のハイブリット構造の構築方法。
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