JP2016223034A - 仮撚加工機 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の加撚装置を機台長手方向と平行な1直線上に配列しつつ、仮撚加工機の機台長手方向への大型化を極力抑える。【解決手段】加撚装置24の3つのスピンドル61a〜61cの軸部62の中心は、スピンドル軸方向から見て正三角形Tの頂点に位置している。スピンドル61a〜61cは、正三角形Tの3辺Sa〜Scが、全て機台長手方向に対して傾くように配置されている。また、隣接する加撚装置24の互いに近接するスピンドル61aとスピンドル61bとで、軸部62に取り付けられたフリクションディスク63の、スピンドル軸方向における位置が同じとなっている。また、各加撚装置24において、スピンドル61bは、スピンドル61cの中心を軸に揺動することで、軸部62の中心が正三角形Tの頂点に位置する加撚位置と、機台長手方向において、加撚位置よりもスピンドル61aから離れた糸掛位置との間で移動可能となっている。【選択図】図4

Description

本発明は、糸を仮撚加工する仮撚加工機に関する。
特許文献1には、仮撚りされた2本の糸を集合することによって複合糸を製造するための機械(本発明の「仮撚加工機」に相当)が記載されている。特許文献1の機械では、全ての仮撚スピンドル(本発明の「加撚装置」に相当)が1列に配列されている。
特表2001-500576号公報
特許文献1では、全ての仮撚スピンドルが1列に配列されているため、合糸する2本の糸について、糸道の長さや糸の屈曲角度等を同じにして、一方の糸と他方の糸とで品質を同じとすることができる。そのため、特許文献1の機械を、2本の糸を合糸して巻き取るための機械として使用することができるのに加えて、例えば、2本の糸を合糸せずに別々に巻き取る機械としても使用することができる。しかしながら、特許文献1では、上記のとおり全ての仮撚スピンドルが1列に配列されているため、仮撚スピンドルを配置するためのスペースが、仮撚スピンドルの配列方向に長くなる。その結果、機械全体が仮撚スピンドルの配列方向に大型化してしまう虞がある。
本発明の目的は、糸に撚りを付与するための複数の加撚装置を1直線上に1列に配置しつつも、装置全体の上記直線が延びる方向への大型化を極力抑えることが可能な仮撚加工機を提供することである。
第1の発明に係る仮撚加工機は、複数の糸を供給するための給糸部と、前記給糸部から供給された複数の糸を仮撚りする仮撚部と、前記仮撚部で仮撚りされた複数の糸を巻き取る巻取部と、を備え、前記仮撚部は、第1方向と平行な1直線上に配列され、前記第1方向と直交する第2方向に走行する糸に撚りを付与する複数の加撚装置を有し、各加撚装置は、前記第2方向に延び、前記第2方向から見て、それぞれの中心が三角形の頂点に位置するように配置された3つの軸部と、前記3つの軸部に取り付けられた複数のディスクと、前記3つの軸部を回転させるためのモータと、を有し、前記3つの軸部間で、前記第2方向における前記ディスクの位置が互いにずれ、糸に撚りを付与している状態で、前記3つの軸部は、前記三角形の全ての辺が前記第1方向に対して傾くように配置されている。
糸に撚りを付与している状態で、3つの軸部が、これら3つの軸部の中心を頂点とする三角形の全ての辺が第1方向に対して傾くように配置されているため、糸に撚りを付与している状態で、3つの軸部の中心を頂点とする三角形の1つの辺が第1方向と平行となるように配置されている場合と比較して、第1方向における、複数のディスクを配置するのに必要なスペースの長さを短くすることができる。これにより、第1方向における加撚装置同士の間隔を小さくして、仮撚加工機の第1方向への大型化を極力抑えることができる。
第2の発明に係る仮撚加工機は、第1の発明に係る仮撚加工機であって、前記複数の加撚装置が、S撚り用の複数の第1加撚装置と、前記複数の第1加撚装置と前記第1方向に交互に配置され、前記3つの軸部間で、前記ディスクが前記第1加撚装置と逆方向にずれた、Z撚り用の複数の第2加撚装置と、を備え、S撚りの糸とZ撚りの糸とを合糸する複数の合糸装置をさらに備え、前記巻取部は、前記複数の合糸装置で合糸された糸を巻き取る複数の巻取装置を備え、前記第1方向において、前記第1加撚装置の最も一方側に位置する前記軸部に取り付けられた前記ディスクと、前記第2加撚装置の最も他方側に位置する前記軸部に取り付けられた前記ディスクとは、前記第2方向の位置が同じであり、前記第1加撚装置の最も前記他方側に位置する前記軸部に取り付けられた前記ディスクと、前記第2加撚装置の最も前記一方側に位置する前記軸部に取り付けられた前記ディスクとは、前記第2方向の位置が同じである。
隣接する第1加撚装置と第2加撚装置の、近接するディスクの第2方向における位置が同じ場合、第1、第2加撚装置を、これらのディスク同士が干渉しないように配置する必要がある。しかしながら、第1方向における第1加撚装置と第2加撚装置との間隔を大きくすることによって、上述したようなディスク同士の干渉が生じないようにすると、仮撚加工機が第1方向に大型化してしまう。本発明では、3つの軸部の中心を頂点とする三角形の全ての辺が第1方向に対して傾いているため、隣接する第1加撚装置と第2加撚装置の近接するディスク同士が、第1方向及び前記第2方向のいずれとも直交する第3方向にずれる。これにより、第1、第2加撚装置をディスク同士が干渉しないように配置しつつも、第1方向における第1加撚装置と第2加撚装置との間隔を極力小さくすることができる。
また、合糸装置で糸を合糸して巻取装置で巻き取る仮撚加工機では、加撚装置の数が巻取装置の数よりも多く、第1方向における加撚装置同士の間隔が大きくなったときの、仮撚加工機の第1方向への大型化が顕著なものとなる。本発明では、巻取装置よりも数の多い加撚装置の間隔を小さくすることにより、仮撚加工機の第1方向への大型化を効果的に抑えることができる。
第3の発明に係る仮撚加工機は、第2の発明に係る仮撚加工機であって、前記第1加撚装置及び前記第2加撚装置のうち、少なくとも片方の加撚装置は、各軸部に取り付けられた前記ディスクの、前記第2方向における位置と、前記モータの回転方向とを変更することで、S撚り用の加撚装置とZ撚り用の加撚装置とに組み換え可能となっている。
本発明によると、仮撚加工機を、全ての加撚装置において、同じ向きに糸に撚りを付与し、これらの糸を合糸せずに別々に巻き取るものとしても使用することができる。このとき、本発明では、全ての加撚装置が第1方向と平行な1直線上に1列に配列されているため、全ての糸について、糸道の長さや糸の屈曲角度などを均一にすることができる。これにより、糸の品質を均一にすることができる。
第4の発明に係る仮撚加工機は、第1〜第3のいずれかの発明に係る仮撚加工機であって、各加撚装置において、前記3つの軸部のうち2つの軸部が、残り1つの軸部よりも、前記第1方向及び前記第2方向のいずれとも直交する第3方向における片側に配置され、前記2つの軸部のうち一方の軸部は、中心が前記三角形の頂点に位置する加撚位置と、前記加撚位置よりも、他方の軸部から前記第1方向に離れた糸掛位置との間で移動可能に構成されている。
上記2つの軸部のうち一方の軸部を糸掛位置に位置させることにより、第3方向における片側から複数のディスクへの糸掛けを容易に行うことができる。また、3つの軸部の中心を頂点とする三角形の全ての辺が第1方向に対して傾くように配置すれば、第1方向における加撚装置同士の間隔をそれほど大きくすることなく、上記一方の軸部を加撚位置と糸掛位置との間で移動させるためのスペースを確保することができる。また、本発明では、上記三角形の上記2つの軸部の中心同士を結ぶ辺が第1方向に対して傾くように配置されているため、この辺が第1方向と平行となるように配置されている場合と比較して、第3方向における片側からディスクに糸を掛ける際の作業性が悪くなる。したがって、上記一方の軸部を加撚位置と糸掛位置との間で移動可能とすることで、複数のディスクへの糸掛けを容易にする意義は大きい。
第5の発明に係る仮撚加工機は、第1〜第4のいずれかの発明に係る仮撚加工機であって、各加撚装置において、前記3つの軸部のうち2つの軸部が、残り1つの軸部よりも、前記第1方向及び前記第2方向のいずれとも直交する第3方向における片側に配置され、前記三角形の前記2つの軸部の中心同士を結んだ辺の、前記第1方向に対する傾きが10度以上30度以下である。
上記三角形の、上記2つの軸部の中心同士を結んだ辺の、第1方向に対する傾きを10度以上30度以下とすれば、第1方向における加撚装置同士の間隔を小さくして、仮撚加工機の第1方向への大型化を極力抑えることができる。さらに、上記2つの軸部の中心同士を結んだ辺が第1方向に対して傾いたことによる複数のディスクへの糸掛けの作業性の低下を、許容可能な範囲に抑えることができる。
することができる。
本発明によれば、第1方向における、複数のディスクを配置するのに必要なスペースの長さを短くすることができる。これにより、第1方向における加撚装置同士の間隔を小さくして、仮撚加工機の第1方向への大型化を極力抑えることができる。
本発明の実施の形態に係る仮撚加工機の各装置の配置を示す図である。 図1を矢印IIの方向から見た図である。 図2の矢印IIIの方向から見た、巻取装置ユニットの図である。 糸道の走行方向の上流側から見た加撚装置の図であり、(a)はスピンドルが加撚位置に位置している状態、(b)はスピンドルが糸掛位置に位置している状態を示している。 図4(a)を矢印Vの方向から見たスピンドルユニットの図である。 (a)が図4(a)の1つのスピンドルユニットを拡大した図であり、(b)が図4(b)の1つのスピンドルユニットを拡大した図である。 全ての加撚装置で同じ向きの撚りを付与するように組み換えを行った状態を示す図であり、(a)が図4(a)相当の図、(b)が図5相当の図である。 (a)が加撚装置を傾けずに配置した場合の図4(a)相当の図であり、(b)が加撚装置を傾けずに配置した場合の図4(b)相当の図である。 (a)が変形例1の図4(a)相当の図である。 (a)が変形例2の図6(a)相当の図であり、(b)が変形例2の図6(b)相当の図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1、図2に示すように、本実施の形態に係る仮撚加工機1は、後述する仮撚部3を構成する各装置(後述の一次フィードローラ20、一次加熱装置21、撚止ガイド22、冷却装置23、加撚装置24、二次フィードローラ25、合糸装置26、二次加熱装置27、三次フィードローラ28等)が、それぞれ、給糸部2から仮撚部3を通って巻取部4に至る糸道が配置される糸の走行面(図2の紙面)と直交する機台長手方向(本発明の「第1方向」)に複数配列された、機台長手方向に長尺の装置である。そして、図1に示すように、仮撚加工機1の機台長手方向に並ぶ複数の区画K(例えば、24区画)に、それぞれ、以下に説明するように、給糸部2を構成するクリールスタンド11、仮撚部3を構成する各装置、及び、巻取部4を構成する巻取装置ユニット31が配置されている。
なお、以下では、重力が作用する方向(図1の上下方向)を鉛直方向、機台長手方向及び鉛直方向のいずれとも直交する方向(図1の左右方向)を機台幅方向と定義して説明を行う。また、仮撚加工機1では、給糸部2が仮撚加工機1の機台幅方向における両端部に位置するように、給糸部2、仮撚部3及び巻取部4が、機台幅方向に対称に配置されている。また、仮撚部3(後述の一次加熱装置21)と巻取部4(後述の巻取装置ユニット31)とは、図2に示すように、部分的に鉛直方向に重なるが、図1では、図面をわかりやすくするために、仮撚部3と巻取部4を機台幅方向に離して図示している。
給糸部2は、複数のクリールスタンド11を備えている。クリールスタンド11は、図2に示すように、1つの区画Kに1つずつ設けられている。クリールスタンド11は、80個のクリール11aを有している。クリール11aは、給糸パッケージQを保持している。そして、80個のクリール11aのうち、40個のクリール11aに保持された40個の給糸パッケージQの糸Yが仮撚部3に向けて送られる。また、これら40個のクリール11aに保持された給糸パッケージQの糸Yの内径側のテール糸端と、残り40個のクリール11aに保持された給糸パッケージQの外径側の糸端とがつながれている(いわゆる、テールつなぎ)。
仮撚部3は、糸道の上流側から順に、一次フィードローラ20、一次加熱装置21、冷却装置23、加撚装置24、二次フィードローラ25、合糸装置26、二次加熱装置27、三次フィードローラ28などを備えている。
一次フィードローラ20は、給糸パッケージQから供給される複数の糸Yに対して個別に設けられ、後述の巻取装置ユニット31の上方に配置されている。これらの一次フィードローラ20は、機台長手方向に1列に配列されており、1つの区画Kに40本の糸Yに対応する一次フィードローラ20が配置されている。一次フィードローラ20は、給紙部2から供給された糸Yを一次加熱装置21に向けて搬送する。
一次加熱装置21は、給糸パッケージQから供給される複数の糸Yに対して個別に設けられ、一次フィードローラ20の上方で、且つ、一次フィードローラ20の、機台幅方向における給糸部2と反対側の位置に配置されている。これらの一次加熱装置21は、機台長手方向に1列に配列され、1つの区画K内に40本の糸Yに対応する一次加熱装置21が配置されている。一次加熱装置21は、送られてきた糸Yを加熱する。また、各一次加熱装置21のすぐ上流側(機台幅方向の端側)には、撚止ガイド22が設けられている。撚止ガイド22は、一次フィードローラ20のほぼ真上に位置している。撚止ガイド22は、後述するように糸Yに撚りを付与したときに、撚りが撚止ガイド22よりも上流側に伝達されないようにするためのものである。
冷却装置23は、給糸パッケージQから供給される複数の糸Yに対して個別に設けられ、一次加熱装置21の機台幅方向における一次フィードローラ20と反対側に、一次加熱装置21と機台幅方向に並んで配置されている。これらの冷却装置23は、機台長手方向に1列に配列され、1つの区画Kに40本の糸Yに対応する冷却装置23が配置されている。冷却装置23は、一次加熱装置21から送られてきた糸Yを冷却する。
加撚装置24は、給糸パッケージQから供給される複数の糸Yに対して個別に設けられ、冷却装置23の機台幅方向における一次加熱装置21と反対側に配置されている。これらの加撚装置24は、機台長手方向に1列に配列され、1つの区画Kに40本の糸Yに対応する加撚装置24が配置されている。加撚装置24は、糸Yに撚りを付与する。このとき、糸Yのうち、撚止ガイド22と加撚装置24との間の部分に撚りが付与される。また、このとき、糸Yは、一次加熱装置21によって加熱された上で撚りが付与され、撚りが付与された糸Yが冷却装置23によって冷却されることで熱固定される。なお、加撚装置24の構造や配置については、後程詳細に説明する。
二次フィードローラ25は、給糸パッケージQから供給される複数の糸Yに対して個別に設けられ、加撚装置24の下側且つ機台幅方向における冷却装置23と反対側に配置されている。これらの二次フィードローラ25は、機台長手方向に配列され、1つの区画Kに40本の糸Yに対応する二次フィードローラ25が配置されている。
撚止ガイド22と加撚装置24との間で撚りが熱固定された糸Yは、加撚装置24と二次フィードローラ25との間で解撚される。これにより、糸Yの撚りが解かれるが、糸Yは、撚りが熱固定されているため、各フィラメントが波状の形態をした仮撚りされた状態となっている。
また、二次フィードローラ25は、加撚装置24によって仮撚りされた糸Yを、二次加熱装置27に向けて搬送する。また、二次フィードローラ25による糸Yの搬送速度は、一次フィードローラ20による糸Yの搬送速度よりも速くなっており、糸Yは、一次フィードローラ20と二次フィードローラ25による搬送速度の差によって延伸される。
合糸装置26は、隣接する2つの加撚装置24毎に1つずつ設けられ、二次フィードローラ25の下側に配置されている。合糸装置26は対応する2つの加撚装置24によって仮撚りされた2本の糸Yを合糸する。
二次加熱装置27は、1つの区画Kに1つずつ設けられ、合糸装置26の下側に配置され、鉛直方向に沿って延びている。二次加熱装置27には、合糸装置26で形成された2本の糸Yの合糸、あるいは、合糸装置26を介さずに二次フィードローラ25から直接送られてきた糸Yに、所定の弛緩熱処理を施す。
三次フィードローラ28は、複数の糸Yに対して個別に設けられ、二次加熱装置27よりも機台幅方向における巻取部4側に、二次加熱装置27と間隔をあけて配置されている。これらの三次フィードローラ28は、機台長手方向に配列されており、1つの区画Kに、合糸装置26で糸Yが合糸されない場合の40本の糸Y、あるいは、合糸装置26で糸Yが合糸された場合の20本の合糸に対応して配置されている。また、二次加熱装置27と三次フィードローラ28との間の糸が走行する空間の上部には、図示しない作業台や作業台車が設けられ、作業者が、この作業台又は作業台車の上で、糸掛けなどの作業を行うことができるようになっている。
巻取部4は、複数の巻取装置ユニット31を備えている。巻取装置ユニット31は、各区画Kに1つずつ設けられている。各巻取装置ユニット31は、図3に示すように、20台の巻取装置32と、20台の巻取装置32を支持するための支持フレーム33とを備えている。
巻取装置32は、ボビンBを取り付け可能に構成され、三次フィードローラ28から送られてきた糸Yを、ボビンBの軸方向に綾振りしつつボビンBに巻き取ることで、パッケージPを形成する。巻取装置32は、取り付けられるボビンBの軸方向が機台長手方向と平行となるような向きで配置されている。また、巻取装置ユニット31では、20台の巻取装置32が、支持フレーム33に、機台長手方向に4列、鉛直方向に5段に配置されている。各巻取装置32は、合糸装置26で形成された2本の糸Yの合糸をボビンBに巻き取る。あるいは、各巻取装置32は、合糸装置26で合糸されなかった2本の糸Yを、1本のボビンBの、軸方向に互いに離れた部分に巻き取る。また、この場合には、巻取の完了後、ボビンBは、各糸Yが巻き取られた2つの部分に分離される。
(加撚装置)
次に、加撚装置24の構造及び配置について説明する。複数の加撚装置24は、図4(a)、(b)に示すように、機台長手方向と平行な1直線L上に位置するように、機台長手方向に1列に配列されている。また、複数の加撚装置24は、機台長手方向に延びたフレーム60に取り付けられている。各加撚装置24は、図4〜図6に示すように、スピンドルユニット51と、スピンドルモータ52とを備えている。スピンドルユニット51は、3つのスピンドル61a〜61cを有している。各スピンドル61a〜61cは、軸部62と、2つのフリクションディスク63と、3つのスペーサ64とを有している。軸部62は、機台長手方向と直交し、且つ、機台長手方向の中央側にいくほど下側に位置するように、機台幅方向に対して傾いたスピンドル軸方向(本発明の「第2方向」)に延びている。また、糸Yは、加撚装置24内を略スピンドル軸方向に沿って走行する。また、3つのスピンドル61a〜61cの軸部62は、糸Yに撚りを付与している状態で、スピンドル軸方向から見て、その中心が正三角形Tの頂点に位置するように配置されている。また、スピンドル軸方向から見て、正三角形Tの3つ辺Sa〜Scは、いずれも機台長手方向に対して傾いている。また、機台長手方向及びスピンドル軸方向のいずれとも直交する方向(本発明の「第3方向」、以下では実施形態でもこの方向を第3方向とする)において、スピンドル61a〜61cのうち、2つのスピンドル61a、61bが、残り1つのスピンドル61cに対する片側(図4(a)の下側)に位置している。また、正三角形Tのスピンドル61aと61bの軸部62の中心同士を結ぶ辺Saの、機台長手方向に対する傾きθが10度以上30度以下となっている。
また、スピンドル61aの軸部62と、スピンドル61cの軸部62とは、連結部材65によって連結されている。また、スピンドル61bの軸部62と、スピンドル61cの軸部62は、連結部材66によって連結されている。連結部材66は、スピンドル61cの軸部62を中心に揺動可能となっている。そして、連結部材66がスピンドル61cの軸部62を中心に揺動することにより、スピンドル61bは、図4(a)、図6(a)に示すように、軸部62の中心が正三角形Tの頂点に位置する加撚位置と、図4(b)、図6(b)に示すように、機台長手方向において加撚位置よりもスピンドル61aから離れた糸掛位置との間で移動可能となっている。そして、加撚装置24で糸Yに撚りを付与するときには、スピンドル61bを加撚位置に位置させ、フリクションディスク63に糸掛けを行うときには、スピンドル61bを糸掛位置に位置させる。
フリクションディスク63は、円板状の部材である。そして、軸部62がフリクションディスク63に挿通されることにより、フリクションディスク63が軸部62に取り付けられる。スペーサ64は、円筒形状の部材である。そして、軸部62がスペーサ64に挿通されることにより、スペーサ64が軸部62に取り付けられる。ここで、軸部62に取り付けられた2つのフリクションディスク63と3つのスペーサ64とは、スピンドル軸方向に交互に並んでいる。これにより、スピンドル61a〜61cにおいて、2つのフリクションディスク63は、スピンドル軸方向に間隔をあけて配置される。また、3つのスペーサ64のうち、2つのフリクションディスク63の間に位置するスペーサ64の長さは、スピンドル61a〜61c間で同じとなっているが、残り2つのスペーサ64の長さは、各スピンドル61a〜61c内、及び、スピンドル61a〜61c間で互いに異なっている。これにより、スピンドル61a〜61c間で、スピンドル軸方向におけるフリクションディスク63の位置が互いにずれ、3つのスピンドル61a〜61cに取り付けられた合計6つのフリクションディスク63は、螺旋に沿って配置される。
また、スピンドルユニット51では、スピンドル61aに取り付けられたフリクションディスク63及びスペーサ64と、スピンドル61cに取り付けられたフリクションディスク63及びスペーサ64とを入れ換えて取り付けることができる。そして、スピンドルユニット51は、このような入れ換えを行うことにより、3つのスピンドル61a〜61cに取り付けられた合計6つのフリクションディスク63が、逆向きの螺旋に沿って配置されるように組み換えを行うことができる。
そして、糸Yは、スピンドル61bの軸部62が上記加撚位置に位置している状態で、正三角形Tの内側を、これら6つのフリクションディスク63に接触しつつ、スピンドル軸方向に沿って走行する。また、スピンドル61bの軸部を上記糸掛位置に位置させた状態では、スピンドル61aのフリクションディスク63と、スピンドル61bのフリクションディスク63とが離れる。これにより、スピンドル61aのフリクションディスク63と、スピンドル61bのフリクションディスク63との間から、糸Yを通して、フリクションディスク63に容易に糸掛けを行うことができる。
スピンドルモータ52は、スピンドルユニット51から上側且つ機台幅方向の中央側にずれた位置に配置されている。スピンドルモータ52は、ベルト67を介してスピンドル61cの軸部62に接続されている。また、スピンドル61cの軸部62とスピンドル61a、61bの軸部62とは、それぞれ、ベルト68、69を介して接続されている。これにより、スピンドルモータ52を回転させると、スピンドル61a〜61cの軸部62、及び、これらの軸部62に取り付けられたフリクションディスク63が回転する。これにより、糸Yに撚りが付与される。
ここで、本実施の形態では、合糸装置26で2本の糸Yを合糸する場合には、図4(a)、図5、図6(a)に示すように、複数の加撚装置24のうち1つおきの加撚装置24aと、加撚装置24aと機台長手方向に交互に並ぶ加撚装置24bとで、3つのスピンドル61a〜61cに取り付けられた合計6つのフリクションディスク63が、互いに逆向きの螺旋に沿って配置されるようにする。そして、また、加撚装置24aと加撚装置24bとで、スピンドルモータ52を互いに逆方向に回転させる。これにより、加撚装置24a、24bのうち、一方の加撚装置(本発明の「第1加撚装置」)で仮撚りされる糸YがS撚りとなり、他方の加撚装置(本発明の「第2加撚装置」)で仮撚りされる糸YがZ撚りとなる。そして、合糸装置26では、S撚りの糸YとZ撚りの糸Yとが合糸される。
一方、二次フィードローラ25から合糸装置26を介さずに二次加熱装置27に糸Yを送る場合には、図7(a)、(b)に示すように、全ての加撚装置24において、3つのスピンドル61a〜61cに取り付けられた合計6つのフリクションディスク63が同じ向きの螺旋に沿って配置されるようにする。そして、全てのスピンドルモータ52を同じ方向に回転させる。これにより、全ての糸YがS撚りとなる、あるいは、全ての糸YがZ撚りとなる。このとき、上述したように、複数の加撚装置24が、機台長手方向と平行な直線L上に1列に配置されているため、全ての糸Yについて、糸道の長さや糸Yの屈曲角度などを同じとすることができる。これにより、全ての糸Yの品質を均一にすることができる。
なお、合糸装置26で2本の糸Yを合糸する場合でも、全ての加撚装置24のスピンドルユニット51において、3つのスピンドル61a〜61cに取り付けられた合計6つのフリクションディスク63が同じ向きの螺旋に沿って配置されるようにし、全ての加撚装置24においてスピンドルモータ52を同じ方向に回転させてもよい。この場合には、合糸装置26において、S撚りの糸Y同士、あるいは、Z撚りの糸Y同士が合糸される。
ここで、本実施の形態では、全ての加撚装置24が、機台長手方向と平行な1本の直線L上に1列に配列されている。そのため、本発明と異なり、隣接する加撚装置24同士を、機台長手方向から見て重ならないようにずらして配置する場合と比較して、本実施の形態では、複数の加撚装置24を配置するのに必要なスペースの機台長手方向の長さが長くなる。その結果、仮撚加工機1の機台長手方向に大型化してしまう。一方で、本発明と異なり、隣接する加撚装置24同士を、機台長手方向から見て重ならないようにずらして配置すると、二次フィードローラ25から合糸装置26を介さずに二次加熱装置27に糸Yを送る場合に、第1加撚装置24aによって撚りが付与される糸Yと、第2加撚装置24bによって撚りが付与される糸Yとで、糸道の長さや糸Yの屈曲角度に差が生じ、糸Yの品質にばらつきが生じる。
そこで、本実施の形態では、全ての加撚装置24を機台長手方向と平行な1本の直線L上に1列に配置している。さらに、各加撚装置24を、スピンドル軸方向から見て、スピンドル61a〜61cの軸部62中心を頂点とする正三角形Tの全ての辺Sa〜Scが、機台長手方向に対して傾くように配置している。これにより、本実施の形態では、機台長手方向におけるスピンドルユニット51の長さE1が、本発明と異なり、例えば、図8(a)に示すように、スピンドルユニット51を、スピンドル61bが加撚位置に位置している状態で、辺Saが機台長手方向と平行となるように配置した場合のスピンドルユニット51の長さE2よりも短くなる。その結果、本実施の形態では、機台長手方向における加撚装置24同士の間隔D1を、図8の場合の機台長手方向における加撚装置24同士の間隔D2よりも小さくすることができ、仮撚加工機1の機台長手方向への大型化を極力抑えることができる。
なお、本実施の形態では、加撚装置24を、図8(a)に示すものと同じ構造のものとし、図4(a)に示すように、スピンドル軸方向から見て、加撚装置24全体を、図7(a)の状態に対して傾けることによって、辺Sa〜Scが機台長手方向に対して傾くようにしている。
また、機台長手方向に交互に配置される加撚装置24a、24bにおいては、加撚装置24aのスピンドル61aと加撚装置24bのスピンドル61bとが、機台長手方向に近接して配置される。また、加撚装置24aのスピンドル61bと加撚装置24bのスピンドル61aが、機台長手方向に近接して配置される。一方で、加撚装置24aと加撚装置24bとで、6つのフリクションディスク63が、逆向きの螺旋に沿って配置されると、図5に示すように、加撚装置24aのスピンドル61aと、加撚装置24bのスピンドル61bとで、スピンドル軸方向におけるフリクションディスク63の位置が同じとなる。同様に、加撚装置24aのスピンドル61bと、加撚装置24bのスピンドル61aとで、スピンドル軸方向におけるフリクションディスク63の位置が同じとなる。
そのため、加撚装置24aと加撚装置24bとを機台長手方向に近づけすぎると、フリクションディスク63同士が干渉してしまう虞がある。一方で、機台長手方向における加撚装置24aと加撚装置24bとの間隔を大きくするほど、仮撚加工機1が機台長手方向に大型化してしまう。
これに対して、本実施の形態では、上述したように、全てのスピンドルユニット51において、スピンドル軸方向から見て、辺Saが機台長手方向に対して傾いている。これにより、加撚装置24aのスピンドル61aと、加撚装置24bのスピンドル61bとの間で、フリクションディスク63同士が、上記第3方向にずれる。同様に、加撚装置24aのスピンドル61bと、加撚装置24bのスピンドル61aとの間で、フリクションディスク63同士が第3方向にずれる。これにより、本実施の形態では、上述したようなフリクションディスク63同士の干渉を避けつつも、機台長手方向における加撚装置24同士の間隔を小さくすることができる。その結果、仮撚加工機1の機台長手方向への大型化を極力抑えることができる。
また、本実施の形態では、スピンドル61bを加撚位置と、機台長手方向において加撚位置よりもスピンドル61aから離れた糸掛位置との間で移動可能となっている。そのため、複数の加撚装置24は、各スピンドルユニット51においてスピンドル61bを加撚位置と糸掛位置との間で移動させるためのスペースを確保するように配置する必要がある。
本実施の形態では、図4(a)に示すように、正三角形Tの辺Saが機台長手方向に対して傾いているため、スピンドル61aとスピンドル61bとが、第3方向にずれて配置される。これにより、図4(b)と図8(b)とを比較すればわかるように、機台長手方向における加撚装置24同士の間隔を、正三角形Tの辺Saが機台長手方向と平行である場合よりも小さくしても、スピンドル61bを加撚位置と糸掛位置との間で移動させるためのスペースを確保することができる。その結果、仮撚加工機1の機台長手方向への大型化を極力抑えることができる。
ここで、本実施の形態では、図4(a)に示すように、正三角形Tの辺Saが機台長手方向に対して傾いているため、図8(a)に示すように辺Saが機台長手方向と平行である場合と比較して、上記第3方向における、スピンドル61cに対するスピンドル61a、61b側(図4の下側)から、フリクションディスク63に糸掛けを行うときの作業性が悪くなる。したがって、スピンドル61bを加撚位置と糸掛け位置との間で移動可能とし、スピンドル61bを糸掛位置に位置させることで、フリクションディスク63への糸掛けを簡単にする意義は大きい。
また、本実施の形態のように、正三角形Tの辺Saの機台長手方向に対する傾斜角度θを10度以上30度以下とすれば、上述したような、機台長手方向における加撚装置24同士の間隔を小さくするという効果を確実に得ることができる。さらに、辺Saが機台長手方向に対して傾いたことによるフリクションディスク63への糸掛けの作業性の低下を、許容可能な範囲に抑えることができる。
また、本実施の形態の仮撚加工機1では、加撚装置24の数が、巻取装置32の数よりも多い(巻取装置32の数の2倍)ため、加撚装置24同士の間隔が大きくなった場合の仮撚加工機1の機台長手方向への大型化は顕著なものとなる。また、本実施の形態では、複数の巻取装置32が鉛直方向に5段に配置されているため、複数の巻取装置が鉛直方向に4段以下に設けられる仮撚加工機よりも、加撚装置24の数が多くなる。したがって、上述したように、機台長手方向における加撚装置24同士の間隔を小さくして、仮撚加工機1の機台長手方向への大型化を抑える意義は大きい。
次に、本実施の形態に種々の変更を加えた変形例について説明する。
上述の実施の形態では、正三角形Tの辺Saの機台長手方向に対する傾きθが10度以上30度以下であったが、これには限られない。正三角形Tの3辺Sa、Sb、Scが全て機台長手方向に対して傾いていれば、傾きθは10度未満であってもよいし、30度よりも大きくてもよい。
また、上述の実施の形態では、加撚装置24全体を傾けることで、スピンドルユニット51を、正三角形Tの辺Saが機台長手方向に対して傾くように配置したが、これには限られない。変形例1では、図9に示すように、加撚装置24において、スピンドルユニット51だけが、図8の状態からスピンドル軸方向を中心に角度θだけ回動した状態で配置されることによって、正三角形Tの辺Saが機台長手方向に対してθだけ傾いている。この場合でも、上述の実施の形態と同様、機台長手方向における加撚装置24同士の間隔D3を、図8(a)の場合の間隔D2よりも小さくして、機台長手方向における仮撚加工機1の大型化を極力抑えることができる。
また、上述の実施の形態では、スピンドル61bとスピンドル61cとを連結させる連結部材66がスピンドル61cを中心に揺動可能となっていることで、スピンドル61bが加撚位置と糸掛位置との間で移動可能となっていたが、これには限られない。連結部材66の揺動とは別の構成によって、スピンドル61bが加撚位置と糸掛位置との間で移動可能となっていてもよい。
また、移動可能となっているのは、スピンドル61bであることにも限られない。変形例2では、スピンドル61aとスピンドル61bとを連結する連結部材65がスピンドル61cを中心に揺動可能となっている。これにより、スピンドル61aが、図10(a)に示す糸Yに撚りを付与するときの加撚位置と、図10(b)に示す、加撚位置よりもスピンドル61bから機台長手方向に離れた糸掛位置との間で移動可能となっている。
さらには、スピンドル61aや61bが加撚位置と糸掛位置との間で移動可能なものであることにも限られない。スピンドル61a〜61cは、常に、図4(a)図6(a)に示す位置に位置するものであってもよい。
また、本実施の形態では、各加撚装置24が、スピンドル61aとスピンドル61bとの間で、軸部62に取り付けられたフリクションディスク63及びスペーサ64を入れ換えることによって、S撚り用とZ撚り用とに組み換え可能となっていたが、これには限られない。複数の加撚装置24のうち、複数の加撚装置24aにおいてのみ上記組み換えが可能となっていてもよいし、加撚装置24bにおいてのみ上記組み換えが可能となっていてもよい。
さらには、加撚装置24がS撚り用とZ撚り用とに組み換え可能となっていることにも限られない。各スピンドル61a〜61cにおいて、フリクションディスク63及びスペーサ64が、図4(a)、図5に示す配置でのみ、軸部62に取付可能となっていてもよい。あるいは、各スピンドル61a〜61cにおいて、フリクションディスク63及びスペーサ64が、図7(a)、(b)に示す配置でのみ、軸部62に取付可能となっていてもよい。
また、上述の実施の形態では、各スピンドル61a〜61cの軸部62に2つのフリクションディスク63が取り付けられていたが、これには限られない。スピンドル61a〜61cの軸部62に1つあるいは3つ以上のフリクションディスク63が取り付けられていてもよい。なお、スピンドル61a〜61cの軸部62に取り付けられるスペーサ64の数は、フリクションディスク63の数よりも1つだけ多い数となる。
また、上述の実施の形態では、スピンドル61bが加撚位置に位置している状態で、スピンドル61a〜61cの軸部62の中心が正三角形Tの頂点に位置していたが、これには限られない。糸Yに適切な撚りを付与することができる範囲であれば、スピンドル61a〜61cの軸部62の中心が、正三角形とは異なる三角形の頂点に位置していてもよい。
2 給糸部
3 仮撚部
4 巻取部
24、24a、24b 加撚装置
32 巻取装置
61a〜61c スピンドル
62 軸部
63 フリクションディスク
上記三角形の、上記2つの軸部の中心同士を結んだ辺の、第1方向に対する傾きを10度以上30度以下とすれば、第1方向における加撚装置同士の間隔を小さくして、仮撚加工機の第1方向への大型化を極力抑えることができる。さらに、上記2つの軸部の中心同士を結んだ辺が第1方向に対して傾いたことによる複数のディスクへの糸掛けの作業性の低下を、許容可能な範囲に抑えることができる
本発明の実施の形態に係る仮撚加工機の各装置の配置を示す図である。 図1を矢印IIの方向から見た図である。 図2の矢印IIIの方向から見た、巻取装置ユニットの図である。 糸道の走行方向の上流側から見た加撚装置の図であり、(a)はスピンドルが加撚位置に位置している状態、(b)はスピンドルが糸掛位置に位置している状態を示している。 図4(a)を矢印Vの方向から見たスピンドルユニットの図である。 (a)が図4(a)の1つのスピンドルユニットを拡大した図であり、(b)が図4(b)の1つのスピンドルユニットを拡大した図である。 全ての加撚装置で同じ向きの撚りを付与するように組み換えを行った状態を示す図であり、(a)が図4(a)相当の図、(b)が図5相当の図である。 (a)が加撚装置を傾けずに配置した場合の図4(a)相当の図であり、(b)が加撚装置を傾けずに配置した場合の図4(b)相当の図である。 形例1の図4(a)相当の図である。 (a)が変形例2の図6(a)相当の図であり、(b)が変形例2の図6(b)相当の図である。
なお、以下では、重力が作用する方向(図の上下方向)を鉛直方向、機台長手方向及び鉛直方向のいずれとも直交する方向(図の左右方向)を機台幅方向と定義して説明を行う。また、仮撚加工機1では、給糸部2が仮撚加工機1の機台幅方向における両端部に位置するように、給糸部2、仮撚部3及び巻取部4が、機台幅方向に対称に配置されている。また、仮撚部3(後述の一次加熱装置21)と巻取部4(後述の巻取装置ユニット31)とは、図2に示すように、部分的に鉛直方向に重なるが、図1では、図面をわかりやすくするために、仮撚部3と巻取部4を機台幅方向に離して図示している。
給糸部2は、複数のクリールスタンド11を備えている。クリールスタンド11は、図に示すように、1つの区画Kに1つずつ設けられている。クリールスタンド11は、80個のクリール11aを有している。クリール11aは、給糸パッケージQを保持している。そして、80個のクリール11aのうち、40個のクリール11aに保持された40個の給糸パッケージQの糸Yが仮撚部3に向けて送られる。また、これら40個のクリール11aに保持された給糸パッケージQの糸Yの内径側のテール糸端と、残り40個のクリール11aに保持された給糸パッケージQの外径側の糸端とがつながれている(いわゆる、テールつなぎ)。
一次フィードローラ20は、給糸パッケージQから供給される複数の糸Yに対して個別に設けられ、後述の巻取装置ユニット31の上方に配置されている。これらの一次フィードローラ20は、機台長手方向に1列に配列されており、1つの区画Kに40本の糸Yに対応する一次フィードローラ20が配置されている。一次フィードローラ20は、給部2から供給された糸Yを一次加熱装置21に向けて搬送する。
(加撚装置)
次に、加撚装置24の構造及び配置について説明する。複数の加撚装置24は、図4(a)、(b)に示すように、機台長手方向と平行な1直線L上に位置するように、機台長手方向に1列に配列されている。また、複数の加撚装置24は、機台長手方向に延びたフレーム60に取り付けられている。各加撚装置24は、図4〜図6に示すように、スピンドルユニット51と、スピンドルモータ52とを備えている。スピンドルユニット51は、3つのスピンドル61a〜61cを有している。各スピンドル61a〜61cは、軸部62と、2つのフリクションディスク63と、3つのスペーサ64とを有している。軸部62は、機台長手方向と直交し、且つ、機台方向の中央側にいくほど下側に位置するように、機台幅方向に対して傾いたスピンドル軸方向(本発明の「第2方向」)に延びている。また、糸Yは、加撚装置24内を略スピンドル軸方向に沿って走行する。また、3つのスピンドル61a〜61cの軸部62は、糸Yに撚りを付与している状態で、スピンドル軸方向から見て、その中心が正三角形Tの頂点に位置するように配置されている。また、スピンドル軸方向から見て、正三角形Tの3つ辺Sa〜Scは、いずれも機台長手方向に対して傾いている。また、機台長手方向及びスピンドル軸方向のいずれとも直交する方向(本発明の「第3方向」、以下では実施形態でもこの方向を第3方向とする)において、スピンドル61a〜61cのうち、2つのスピンドル61a、61bが、残り1つのスピンドル61cに対する片側(図4(a)の下側)に位置している。また、正三角形Tのスピンドル61aと61bの軸部62の中心同士を結ぶ辺Saの、機台長手方向に対する傾きθが10度以上30度以下となっている。
また、スピンドルユニット51では、スピンドル61aに取り付けられたフリクションディスク63及びスペーサ64と、スピンドル61に取り付けられたフリクションディスク63及びスペーサ64とを入れ換えて取り付けることができる。そして、スピンドルユニット51は、このような入れ換えを行うことにより、3つのスピンドル61a〜61cに取り付けられた合計6つのフリクションディスク63が、逆向きの螺旋に沿って配置されるように組み換えを行うことができる。
そこで、本実施の形態では、全ての加撚装置24を機台長手方向と平行な1本の直線L上に1列に配置している。さらに、各加撚装置24を、スピンドル軸方向から見て、スピンドル61a〜61cの軸部62中心を頂点とする正三角形Tの全ての辺Sa〜Scが、機台長手方向に対して傾くように配置している。これにより、本実施の形態では、機台長手方向におけるスピンドルユニット51の長さE1が、本発明と異なり、例えば、図8(a)に示すように、スピンドルユニット51を、スピンドル61bが加撚位置に位置している状態で、辺Saが機台長手方向と平行となるように配置した場合のスピンドルユニット51の長さE2よりも短くなる。その結果、本実施の形態では、機台長手方向における加撚装置24同士の間隔D1を、図8(a)の場合の機台長手方向における加撚装置24同士の間隔D2よりも小さくすることができ、仮撚加工機1の機台長手方向への大型化を極力抑えることができる。
なお、本実施の形態では、加撚装置24を、図8(a)に示すものと同じ構造のものとし、図4(a)に示すように、スピンドル軸方向から見て、加撚装置24全体を、図(a)の状態に対して傾けることによって、辺Sa〜Scが機台長手方向に対して傾くようにしている。
また、上述の実施の形態では、加撚装置24全体を傾けることで、スピンドルユニット51を、正三角形Tの辺Saが機台長手方向に対して傾くように配置したが、これには限られない。変形例1では、図9に示すように、加撚装置24において、スピンドルユニット51だけが、図8(a)の状態からスピンドル軸方向を中心に角度θだけ回動した状態で配置されることによって、正三角形Tの辺Saが機台長手方向に対してθだけ傾いている。この場合でも、上述の実施の形態と同様、機台長手方向における加撚装置24同士の間隔D3を、図8(a)の場合の間隔D2よりも小さくして、機台長手方向における仮撚加工機1の大型化を極力抑えることができる。
また、移動可能となっているのは、スピンドル61bであることにも限られない。変形例2では、スピンドル61aとスピンドル61とを連結する連結部材65がスピンドル61cを中心に揺動可能となっている。これにより、スピンドル61aが、図10(a)に示す糸Yに撚りを付与するときの加撚位置と、図10(b)に示す、加撚位置よりもスピンドル61bから機台長手方向に離れた糸掛位置との間で移動可能となっている。
さらには、スピンドル61aや61bが加撚位置と糸掛位置との間で移動可能なものであることにも限られない。スピンドル61a〜61cは、常に、図4(a)図6(a)に示す位置に位置するものであってもよい。

Claims (5)

  1. 複数の糸を供給するための給糸部と、
    前記給糸部から供給された複数の糸を仮撚りする仮撚部と、
    前記仮撚部で仮撚りされた複数の糸を巻き取る巻取部と、を備え、
    前記仮撚部は、
    第1方向と平行な1直線上に配列され、前記第1方向と直交する第2方向に走行する糸に撚りを付与する複数の加撚装置を有し、
    各加撚装置は、
    前記第2方向に延び、前記第2方向から見て、それぞれの中心が三角形の頂点に位置するように配置された3つの軸部と、
    前記3つの軸部に取り付けられた複数のディスクと、
    前記3つの軸部を回転させるためのモータと、を有し、
    前記3つの軸部間で、前記第2方向における前記ディスクの位置が互いにずれ、
    糸に撚りを付与している状態で、前記3つの軸部は、前記三角形の全ての辺が前記第1方向に対して傾くように配置されていることを特徴とする仮撚加工機。
  2. 前記複数の加撚装置が、
    S撚り用の複数の第1加撚装置と、
    前記複数の第1加撚装置と前記第1方向に交互に配置され、前記3つの軸部間で、前記ディスクが前記第1加撚装置と逆方向にずれた、Z撚り用の複数の第2加撚装置と、を備え、
    S撚りの糸とZ撚りの糸とを合糸する複数の合糸装置をさらに備え、
    前記巻取部は、前記複数の合糸装置で合糸された糸を巻き取る複数の巻取装置を備え、
    前記第1方向において、
    前記第1加撚装置の最も一方側に位置する前記軸部に取り付けられた前記ディスクと、前記第2加撚装置の最も他方側に位置する前記軸部に取り付けられた前記ディスクとは、前記第2方向の位置が同じであり、
    前記第1加撚装置の最も前記他方側に位置する前記軸部に取り付けられた前記ディスクと、前記第2加撚装置の最も前記一方側に位置する前記軸部に取り付けられた前記ディスクとは、前記第2方向の位置が同じであることを特徴とする請求項1に記載の仮撚加工機。
  3. 前記第1加撚装置及び前記第2加撚装置のうち、少なくとも片方の加撚装置は、各軸部に取り付けられた前記ディスクの、前記第2方向における位置と、前記モータの回転方向とを変更することで、S撚り用の加撚装置とZ撚り用の加撚装置とに組み換え可能となっていることを特徴とする請求項2に記載の仮撚加工機。
  4. 各加撚装置において、
    前記3つの軸部のうち2つの軸部が、残り1つの軸部よりも、前記第1方向及び前記第2方向のいずれとも直交する第3方向における片側に配置され、
    前記2つの軸部のうち一方の軸部は、中心が前記三角形の頂点に位置する加撚位置と、前記加撚位置よりも、他方の軸部から前記第1方向に離れた糸掛位置との間で移動可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の仮撚加工機。
  5. 各加撚装置において、
    前記3つの軸部のうち2つの軸部が、残り1つの軸部よりも、前記第1方向及び前記第2方向のいずれとも直交する第3方向における片側に配置され、
    前記三角形の前記2つの軸部の中心同士を結んだ辺の、前記第1方向に対する傾きが10度以上30度以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の仮撚加工機。
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