JP2016222932A5 - - Google Patents
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Description
上記問題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ポリアミド樹脂(但し、粘土鉱物変性ポリアミドを除く)及び相容化剤の溶融混練物と、ポリオレフィン樹脂(但し、変性ポリプロピレンを除く)との溶融混練物を含有する熱可塑性樹脂組成物であって、
前記ポリオレフィン樹脂中に、前記ポリアミド樹脂が分散して含有されており、
前記相容化剤は、エラストマーに前記ポリアミド樹脂と反応し得る反応性基が付与された変性エラストマーであり、
前記ポリオレフィン樹脂、前記ポリアミド樹脂、及び前記相容化剤の合計を100質量%とした場合に、
前記ポリオレフィン樹脂に由来する成分の含有量は、10〜40質量%であり、
前記ポリアミド樹脂に由来する成分の含有量は、55〜80質量%であり、
前記相容化剤に由来する成分の含有量は、5〜30質量%であることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載において、前記エラストマーが、エチレン若しくはプロピレンと炭素数3〜8のα−オレフィンとの重合体からなるオレフィン系熱可塑性エラストマー、又は、スチレン系熱可塑性エラストマーであることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、ポリオレフィン樹脂中に、ポリアミド樹脂が分散して含有された熱可塑性樹脂組成物の製造方法であって、
ポリアミド樹脂(但し、粘土鉱物変性ポリアミドを除く)及び相容化剤が溶融混練された混合樹脂と、ポリオレフィン樹脂(但し、変性ポリプロピレンを除く)と、を溶融混練する混合工程を備えており、
前記相容化剤は、エラストマーに前記ポリアミド樹脂と反応し得る反応性基が付与された変性エラストマーであり、
前記ポリオレフィン樹脂、前記ポリアミド樹脂、及び前記相容化剤の合計を100質量%とした場合に、
前記ポリオレフィン樹脂の配合割合は、10〜40質量%であり、
前記ポリアミド樹脂の配合割合は、55〜80質量%であり、
前記相容化剤の配合割合は、5〜30質量%であることを要旨とする。
前記ポリオレフィン樹脂中に、前記ポリアミド樹脂が分散して含有されており、
前記相容化剤は、エラストマーに前記ポリアミド樹脂と反応し得る反応性基が付与された変性エラストマーであり、
前記ポリオレフィン樹脂、前記ポリアミド樹脂、及び前記相容化剤の合計を100質量%とした場合に、
前記ポリオレフィン樹脂に由来する成分の含有量は、10〜40質量%であり、
前記ポリアミド樹脂に由来する成分の含有量は、55〜80質量%であり、
前記相容化剤に由来する成分の含有量は、5〜30質量%であることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載において、前記エラストマーが、エチレン若しくはプロピレンと炭素数3〜8のα−オレフィンとの重合体からなるオレフィン系熱可塑性エラストマー、又は、スチレン系熱可塑性エラストマーであることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、ポリオレフィン樹脂中に、ポリアミド樹脂が分散して含有された熱可塑性樹脂組成物の製造方法であって、
ポリアミド樹脂(但し、粘土鉱物変性ポリアミドを除く)及び相容化剤が溶融混練された混合樹脂と、ポリオレフィン樹脂(但し、変性ポリプロピレンを除く)と、を溶融混練する混合工程を備えており、
前記相容化剤は、エラストマーに前記ポリアミド樹脂と反応し得る反応性基が付与された変性エラストマーであり、
前記ポリオレフィン樹脂、前記ポリアミド樹脂、及び前記相容化剤の合計を100質量%とした場合に、
前記ポリオレフィン樹脂の配合割合は、10〜40質量%であり、
前記ポリアミド樹脂の配合割合は、55〜80質量%であり、
前記相容化剤の配合割合は、5〜30質量%であることを要旨とする。
(1−2)熱可塑性樹脂組成物について
本発明における熱可塑性樹脂組成物において、ポリアミド樹脂に由来する成分の含有割合は、ポリアミド樹脂、ポリオレフィン樹脂及び相容化剤の合計を100質量%とした場合に、55〜80質量%である。
ポリオレフィン樹脂に由来する成分の含有割合は、ポリアミド樹脂、ポリオレフィン樹脂及び相容化剤の合計を100質量%とした場合に、10〜40質量%である。
相容化剤に由来する成分の含有割合は、ポリアミド樹脂、ポリオレフィン樹脂及び相容化剤の合計を100質量%とした場合に、5〜30質量%である。
本発明における熱可塑性樹脂組成物において、ポリアミド樹脂に由来する成分の含有割合は、ポリアミド樹脂、ポリオレフィン樹脂及び相容化剤の合計を100質量%とした場合に、55〜80質量%である。
ポリオレフィン樹脂に由来する成分の含有割合は、ポリアミド樹脂、ポリオレフィン樹脂及び相容化剤の合計を100質量%とした場合に、10〜40質量%である。
相容化剤に由来する成分の含有割合は、ポリアミド樹脂、ポリオレフィン樹脂及び相容化剤の合計を100質量%とした場合に、5〜30質量%である。
本発明の熱可塑性樹脂組成物の製造方法において、ポリアミド樹脂の配合割合は、ポリアミド樹脂、ポリオレフィン樹脂及び相容化剤の合計を100質量%とした場合に、55〜80質量%である。
また、ポリオレフィン樹脂の配合割合は、ポリアミド樹脂、ポリオレフィン樹脂及び相容化剤の合計を100質量%とした場合に、10〜40質量%である。
更に、相容化剤の配合割合は、ポリアミド樹脂、ポリオレフィン樹脂及び相容化剤の合計を100質量%とした場合に、5〜30質量%である。
また、ポリオレフィン樹脂の配合割合は、ポリアミド樹脂、ポリオレフィン樹脂及び相容化剤の合計を100質量%とした場合に、10〜40質量%である。
更に、相容化剤の配合割合は、ポリアミド樹脂、ポリオレフィン樹脂及び相容化剤の合計を100質量%とした場合に、5〜30質量%である。
Claims (3)
- ポリアミド樹脂(但し、粘土鉱物変性ポリアミドを除く)及び相容化剤の溶融混練物と、ポリオレフィン樹脂(但し、変性ポリプロピレンを除く)との溶融混練物を含有する熱可塑性樹脂組成物であって、
前記ポリオレフィン樹脂中に、前記ポリアミド樹脂が分散して含有されており、
前記相容化剤は、エラストマーに前記ポリアミド樹脂と反応し得る反応性基が付与された変性エラストマーであり、
前記ポリオレフィン樹脂、前記ポリアミド樹脂、及び前記相容化剤の合計を100質量%とした場合に、
前記ポリオレフィン樹脂に由来する成分の含有量は、10〜40質量%であり、
前記ポリアミド樹脂に由来する成分の含有量は、55〜80質量%であり、
前記相容化剤に由来する成分の含有量は、5〜30質量%であることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。 - 前記エラストマーが、エチレン若しくはプロピレンと炭素数3〜8のα−オレフィンとの重合体からなるオレフィン系熱可塑性エラストマー、又は、スチレン系熱可塑性エラストマーである請求項1に記載の熱可塑性樹脂組成物。
- ポリオレフィン樹脂中に、ポリアミド樹脂が分散して含有された熱可塑性樹脂組成物の製造方法であって、
ポリアミド樹脂(但し、粘土鉱物変性ポリアミドを除く)及び相容化剤が溶融混練された混合樹脂と、ポリオレフィン樹脂(但し、変性ポリプロピレンを除く)と、を溶融混練する混合工程を備えており、
前記相容化剤は、エラストマーに前記ポリアミド樹脂と反応し得る反応性基が付与された変性エラストマーであり、
前記ポリオレフィン樹脂、前記ポリアミド樹脂、及び前記相容化剤の合計を100質量%とした場合に、
前記ポリオレフィン樹脂の配合割合は、10〜40質量%であり、
前記ポリアミド樹脂の配合割合は、55〜80質量%であり、
前記相容化剤の配合割合は、5〜30質量%であることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物の製造方法。
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