JP2016220611A - 施肥装置及び移植機 - Google Patents
施肥装置及び移植機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016220611A JP2016220611A JP2015110110A JP2015110110A JP2016220611A JP 2016220611 A JP2016220611 A JP 2016220611A JP 2015110110 A JP2015110110 A JP 2015110110A JP 2015110110 A JP2015110110 A JP 2015110110A JP 2016220611 A JP2016220611 A JP 2016220611A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fertilizer
- feeding
- tank
- seedling
- shutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Fertilizing (AREA)
Abstract
Description
特許文献1に開示された移植機は、機体と、走行装置と、機体に上下動自在に支持され且つ下降し圃場に突入して苗を植え付ける植付具と、施肥装置とを有する。
施肥装置は、肥料を貯留する肥料タンクと、肥料タンク内の肥料を間欠的に繰り出す繰出しロールと、繰出しロールから繰り出された肥料を排出する施肥管とを有する。繰出しロール及び施肥管は、植付具と同時に上下動する支持枠に支持されており、植付具が圃場に突入する際に、植付具と同時に施肥管が圃場に突入して肥料を土中に放出する。
請求項1に係る発明の施肥装置は、肥料を貯留する肥料タンクと、前記肥料タンク内の肥料を繰り出す繰出し装置と、肥料を排出する肥料排出部と、前記繰出し装置から繰り出された肥料を肥料排出部に案内するガイド管と、閉鎖することで前記繰出し装置から繰り出された肥料を前記肥料排出部又は前記ガイド管に溜め、且つ、開放することで前記肥料排出部又は前記ガイド管に溜めた肥料を排出するシャッタと、を備えている。
前記繰出しロールは、前記シャッタが閉じている間に前記肥料タンク内の肥料を繰り出す繰出し部と、前記シャッタが開いている間は前記肥料タンク内の肥料を繰り出さない非繰出し部とを有する。
閉鎖することで前記繰出し装置から繰り出された肥料を前記肥料排出部又は前記ガイド管に溜め、且つ、開放することで前記肥料排出部又は前記ガイド管に溜めた肥料を排出す
るシャッタとを有する。
肥料タンクと、肥料タンク内の肥料を繰り出す繰出し装置と、肥料を排出する肥料排出部と、繰出し装置から繰り出された肥料を肥料排出部に案内するガイド管と、閉鎖することで繰出し装置から繰り出された肥料を肥料排出部又はガイド管に溜め、且つ、開放することで肥料排出部又はガイド管に溜めた肥料を排出するシャッタとを有している。そのため、シャッタの閉鎖によって、繰出し装置から繰り出された肥料を肥料排出部又はガイド管に溜めることができる。そして、肥料排出部又はガイド管に溜めた肥料を、シャッタの開放によって外部に排出することができる。即ち、シャッタの開放によって短時間に肥料を外部に排出することができ、シャッタの開閉によって簡単に施肥のタイミングを設定することができる。つまり、短い時間で意図したタイミングで地面等に施肥を行うことができる。
図35は、移植機1と、この移植機1に伴走する台車2とを備えた移植装置3を示している。移植機1は、圃場に苗5を植え付ける歩行型の移植機である。具体的には、移植機1は、圃場に形成された畝4を跨いで該畝4に沿って移動しながら、たばこ、野菜等のセル成形苗、ソイルブロック苗、ポット苗等と称される苗5を所定間隔をおいて植え付けていく移植機である。
また、図2に示すように、移植機1の前後に直交する方向である水平方向を機体幅方向として説明する。移植機1の中央部から右部、或いは、左部へ向かう方向を機体外方として説明する。言い換えれば、機体外方とは、機体幅方向であって移植機1から離れる方向のことである。機体外方とは反対の方向を、機体内方として説明する。言い換えれば、機体内方とは、機体幅方向であって移植機1に近づく方向である。
図3に示すように、機体12は、ミッションケース19と、架台20と、メインフレーム21とを有する。ミッションケース19は、架台20とメインフレーム21との間に位置する。架台20は、ミッションケース19の前部に取り付けられている。架台20は、ミッションケース19から前方に突出している。メインフレーム21は、ミッションケース19の後部に取り付けられている。メインフレーム21は、ミッションケース19から後方に突出している。このメインフレーム21は、ミッションケース19の後部に取り付けられた第1フレーム22と、この第1フレーム22の前後中途部に取り付けられた第2フレーム23とを有する。第2フレーム23の後部には、操縦用のハンドル24が取り付けられている。操縦用のハンドル24は後方に延出している。
第1駆動軸29は、植付装置14を駆動する駆動軸である。第2スプロケット30及び第3スプロケット31は、第1駆動軸29に一体回転自在に取り付けられている。第2駆動軸32は、施肥装置17を駆動する駆動軸である。第4スプロケット33は、第2駆動軸32に一体回転自在に取り付けられている。第3駆動軸34は、苗供給装置15を駆動する駆動軸である。第5スプロケット35は、第3駆動軸34に一体回転自在に取り付けられている。第4駆動軸36は、灌水装置18を駆動する駆動軸である。第6スプロケット37は、第4駆動軸36に一体回転自在に取り付けられている。
以上のことから、植付装置14の第1駆動軸29に連動して、施肥装置17の第2駆動軸32、苗供給装置15の第3駆動軸34、灌水装置18の第4駆動軸36及びカム駆動軸42が駆動される。つまり、植付装置14に連動して、施肥装置17、苗供給装置15及び灌水装置18が駆動する。第2〜7スプロケット30、31、33、35、37、43は同径に形成され、第1駆動軸29が一回転することによって、第2〜4駆動軸32、34、36及びカム駆動軸42が一回転する。
ミッションケース19の右側及び左側には車軸ケース46の機体内方側が横軸芯(機体幅方向の軸芯)回りに回転可能に連結されている。各車軸ケース46の機体外方側には伝動ケース47の上部が連結されている。各伝動ケース47の下部には、後車軸48が設けられている。各後車軸48には、後輪45が一体回転自在に支持されている。第1出力軸26の右端側は、右側の車軸ケース46内に挿通され、第1出力軸26の左端側は、左側の車軸ケース46内に挿通されている。第1出力軸26からの動力は、車軸ケース46内の伝動軸、伝動ケース47内の動力伝達機構を介して後車軸48に伝達される。これによって、後車軸48が軸芯回りに駆動され、後輪45が回転する。
ーム53の後部は、車軸ケース46に相対回転可能に連結されている。車軸ケース46とアーム支軸52とは、連動リンク54によって連動する。車軸ケース46が回転するとアーム支軸52が回転し、伝動ケース47と前輪支持アーム49とが共に上下に揺動する。これによって、右及び左の前輪44と右及び左の後輪45とが4輪同時に上下動して機体12が昇降可能とされている。
図6に示すように、植付装置14は、苗5を植え付ける植付具55と、この植付具55を上下動可能に支持する植付具支持装置56とを有する。
植付具55は、下降時に圃場に突入して植付穴66(図1、図16参照)を形成すると共に、植付穴66に苗5を植え付けるものである。この植付具55は、上方が開放されていて、上方から投入された苗5を保持可能である。詳しくは、植付具55は、開閉可能な開口器57(くちばし型のオープナー)を有する。
第1リンク58及び第2リンク59の上端側は、メインフレーム21に固定された支持プレート63に枢支されている。第1リンク58及び第2リンク59の下端側は、揺動プレート60に枢支されている。揺動プレート60には、第3リンク61及び第4リンク62の前端側が枢支されている。第3リンク61及び第4リンク62の後端側は、植付具55に枢支されている。
支持杆72の前端側は、ミッションケース19の下端に設けられた支持部材75に枢支されている。支持杆72の後端側に排土板68が取り付けられている。また、支持杆72は、植付具55と連動して上下動する。また、支持杆72は、第1駆動軸29に近づくように上側に屈曲されており、この中途上部に当て板76と、棒材77と、ガイドピン78とが固着されている。
ク軸64には揺動アーム80の基部が枢支され、この揺動アーム80の先端に揺動軸81を介して作動部材74が枢支されている。作動部材74は、4本脚形状の板材からなり、円筒状のボス部材82が固着され、このボス部材82が揺動アーム80に揺動軸81を介して連結されている。
規制部83は、作動部材74が揺動軸81廻りに回動するとき、揺動アーム80の基部と当接して作動部材74の上向き回動を規制する。
図8、図9に示すように、苗供給装置15は、植付具55が上昇した際に当該植付具55に苗5を供給する装置で、ターンテーブル88と、苗供給具89と、供給駆動機構90、設定部材91とを備えている。
苗供給具89は、ターンテーブル88の外周側に周方向に多数配置され、ターンテーブル88と一体回転する。苗供給具89は、上方から苗5を投入可能で、苗5を収納可能かつ落下可能である。具体的には、苗供給具89は、カップ93と、底蓋94とを有する。底蓋94は、カップ93の底部開口の下方にヒンジを介して開閉自在に設けられている。底蓋94を閉鎖した状態では、苗5はカップ93内で保持される。
設定部材91は、底蓋94の開閉を決める棒状の部材である。設定部材91は、ターンテーブル88の下方に設けられていて、苗供給具89の底蓋94の下面に近接して配置した近接部と、底蓋94の下面から外れた位置に配置した離間部とを含んでいる。設定部材91の離間部が苗供給位置98である。近接部は、底蓋94を支持して当該閉鎖する。離間部は、底蓋94の下面から離れているため、底蓋94の閉鎖が解除され、苗供給位置98の真下に位置する植付具55に苗5が落下供給される。苗供給具89が苗供給位置98(離間部)を過ぎると、底蓋94が設定部材91に乗り上げて該底蓋94が閉鎖される。
いる。この苗載せ台16は、苗供給装置15に供給される苗5を載せておくための台である。苗5は、セルトレイ(育苗トレイ)に入れた状態で育成されており、苗載せ台16には、セルトレイごと載置され、苗載せ台16上の苗5が苗供給装置15へ供給される。
第1位置110は、通常の位置(苗載せ台16を使用するとき等の位置)であって、移植機1に伴走する作業者が苗載せ台16上から苗5をとって該苗5を苗供給装置15に供給する位置である。また、苗載せ台16が第1位置110に位置する状態では、第1ガイドローラ108が第1ガイド溝105の後端に位置し、第2ガイドローラ109が第2ガイド溝106の後端に位置しており、苗載せ台16は後下がり傾斜状とされている。また、第1位置110では、苗載せ台16の後部が、肥料タンク112の上方位置に近接して位置している。これによって、苗載せ台16と肥料タンク112(施肥装置17)とをコンパクトに配置することができる。
固定フレーム100の後部には、苗載せ台16を第1位置110に固定するロック機構113が設けられている。図13に示すように、ロック機構113は、ロックレバー114と、付勢部材115とを有する。ロックレバー114の中途部には、ボス部116が設けられている。このボス部116は、固定フレーム100の後端にレバー軸119を介して枢支されている。ロックレバー114の前部は、第2ガイドローラ109に係合するフック部117とされている。ロックレバー114の後部は、ロックレバー114を操作する把持部118とされている。付勢部材115は、引張りコイルスプリングから構成されている。コイルスプリングの一端は、ボス部116に固定された第1バネ掛け部材119に掛止されている。コイルスプリングの他端は、固定フレーム100に固定された第2バネ掛け部材120に掛止されている。コイルスプリングの付勢力は、第2ガイド溝106の後端位置に位置する第2ガイドローラ109にフック部117が係合する方向に作用し
ている。第2ガイドローラ109にフック部117が係合することにより、苗載せ台16が、第1位置110に保持される。ロックレバー114の把持部118を押し下げることにより、フック部117がレバー軸119回りに上方に揺動して第2ガイドローラ109から外れる。
図1に示すように、肥料タンク112は、一対有し、機体12の右側部及び左側部に設けられている。また、肥料タンク112は、苗供給装置15の前方で且つ苗載せ台16の後部の下方に配置され、機体12に取り付けられている。肥料タンク112には、肥料を投入する投入口が形成されている。投入口は、蓋体122によって開閉自在に閉塞されている。肥料タンク112の下端には、肥料を排出する排出口123を形成する環状の縁部が形成されている。投入口は、蓋体122によって開閉自在に閉塞されている。
繰出し装置124は、肥料タンク112内の肥料を繰り出す装置である。肥料排出部125は、植え付けた苗5の近傍に肥料を排出する部位である。ガイド管126は、繰出し装置124から繰り出された肥料を肥料排出部125に案内する部材であり、フレキシブルチューブからなる。アーム作動機構127は、後述する開閉アーム128を作動させる機構である。
図17A及び図17Bに示すように、繰出しロール129は、繰出し部132と、非繰出し部133とを含んでいる。繰出し部132は、円柱状のロールの表面を径内方向に凹ますことによって構成した複数の溝131を有している。この実施形態では、複数の溝131は、繰出しロール129の周方向に所定の間隔で設けられている。また、非繰出し部133は、円柱状のロールを凹まずに平坦にすることにより構成した部位である。繰り出しロール129は、ケース264に回転自在に支持されており、繰出し部132(複数の溝131)及び非繰出し部133は、当該繰り出しロール129の回転に伴ってケース264内を回転する。
肥料排出部125は、植付具55の側方近傍であって、畝4の上面の近傍に位置している。一方の肥料排出部125は、植付具55の右方に配置され、他方の肥料排出部125は、植付具55の左方に配置されている。
肥料排出部125は、排出筒134と、シャッタ135と、開閉アーム128と、付勢バネ136とを有する。
排出筒134は、軸芯方向両端が開口した四角筒状の部材によって形成されている。この排出筒134は、軸芯が下方に行くに従って機体内方に移行する傾斜状に配置されている。この排出筒134の上端部にガイド管126の下端部が接続されている。したがって、繰出し装置124から繰り出された肥料タンク112内の肥料は、ガイド管126を介して排出筒134の上端部に導かれ、且つ該排出筒134内の通路を通って該排出筒134の下端開口から排出可能とされている。排出筒134の下端の開口が肥料を排出する排出口137とされている。
図18〜図20に示すように、第1調整部材162は、排出筒134の前壁147側に位置する第1前板部164と、排出筒134の後壁148側に位置する第1後板部165と、第1前板部164と第1後板部165の機体内方側を連結する第1主板部166と、第1後板部165の上端から上方に延びる第1取付板部167とを有する。
第1取付板部167は、排出筒134の後壁148外面に固定されたナット部材172に螺合される第1調整ボルト173によって前後軸回りに揺動可能(角度調整可能)に取り付けられている。第2取付板部171は、排出筒134の後壁148外面に固定されたナット部材172に螺合される第2調整ボルト174によって前後軸回りに揺動可能(角度調整可能)に取り付けられている。
77に設けられている。施肥ブラケット177は、機体12に設けられた図示省略の取付部に取り付けられている。
時間に肥料を外部に排出することができ、シャッタ135の開閉によって簡単に施肥のタイミングを設定することができる。つまり、短い時間で意図したタイミングで地面等に施肥を行うことができる。
なお、本実施形態では、肥料を肥料排出部125(排出筒134)に溜めるようにしているが、肥料をガイド管126内に溜めるように構成してもよい。
図5に示すように、灌水タンク193は、植付具55の後方であって、苗供給装置15の下方、即ち、苗供給装置15の後部の下方に設けられている。
背面壁196の上部であって、左側部には、給水口205と、戻し口206とが設けられている。これら給水口205及び戻し口206は管材によって形成されている。給水口205は、台車2に搭載された給水タンク9内の水を灌水タンク193内に取り入れるための部材である。戻し口206は、灌水タンク193内の水を給水タンク9に戻すための部材である。台車2には、給水タンク9から水を吸い上げる給水ポンプ10が搭載され、この給水ポンプ10の吐出口と給水口205とが供給ホース207によって接続されている。また、戻し口206には、戻りホース208の一端が接続され、戻りホース208の他端側は、給水タンク9に挿入されている。したがって、給水タンク9内の水は、給水ポンプ10から灌水タンク193を経て給水タンク9へと循環する。
灌水管209は、灌水タンク193内の水を苗5の植え付け部分に案内する管部材である。蓋装置210は、灌水管209の一端側を開閉する装置である。蓋作動機構211は、蓋装置210を作動させる装置である。カム調整機構212は、蓋作動機構211を調整する機構である。
有する。第1排水管213は、一端側が灌水タンク193内に挿入されている。この第1排水管213の一端側が、灌水タンク193内の水を排出する排水口部216とされている。
第3排水管215は、エルボ管であって、一端が第2排水管214の他端に嵌められて固定されている。第3排水管215の他端は、機体内方に向けられている。灌水タンク193内の水は、第1排水管213、第2排水管214及び第3排水管215を経て苗5の植え付け部分に供給される。植え付け部分とは、苗の周囲(根、葉の周囲)、苗自体(根、葉)を含む。
図28に示すように、蓋作動機構211は、灌水タンク193内に設けられている。この蓋作動機構211は、右及び左の開閉蓋219に対してそれぞれ設けられている。蓋作動機構211は、カム229と、カム係合部230とを有する。
右側の第2カムプレート233は、第2筒体240の右端に固定されている。左側の第2カムプレート233は、第2筒体240の左端に固定されている。第2筒体240は右
側の第1筒体238と左側の第1筒体238とにわたって設けられ且つ右側の第1筒体238と左側の第1筒体238に相対回転自在に外嵌されている。したがって、第2カムプレート233は、第1カムプレート232に対してカム229(カム駆動軸42)の回転中心回りに相対回転可能とされている。第2カムプレート233を第1カムプレート232に対して相対回転することにより、カム229の回転中心回りの押動部231の長さ241が変更可能とされている。
左側の第1カムプレート232の左側方には、係合プレート244が設けられている。この係合プレート244には、第1ピン挿通孔242及び第2ピン挿通孔243を挿通する係合ピン245が設けられている。係合ピン245は、第1ピン挿通孔242及び第2ピン挿通孔243に対応して2つ設けられている。係合プレート244は、カム駆動軸42の左側に相対回転自在に嵌め込まれた第3筒体246の右端に固定されている。第3筒体246は、左側の軸受装置204を挿通して灌水タンク193から左方に突出している。
図34に示すように、カム229の押動部231がカム係合部230に接触してカム係合部230を押動すると、蓋ブラケット220がブラケット軸227回りに回転して開閉蓋219が排水口部216から離反し、排水口部216が開く。これによって、灌水タンク193内の水が灌水管209を介して苗5の植え付け部分に排水される。
調整ボルト186を緩めて、第1調整プレート249をカム駆動軸42の軸芯回りに回転させることにより、第3筒体246が回転し、係合プレート244が回転する。係合プレート244が回転すると、第2カムプレート233が第1カムプレート232に対して相対回転し、押動部231の長さ241が調整される。これによって、開閉蓋219の開き時間、即ち、潅水のタイミングを簡単に調整することができる。
また、第2調整プレート250には、凹みからなる目印260が複数形成されている。これによって、開閉蓋219の開き時間の段階的な調整が容易に行うことができる。
灌水タンク193には、当該移植機1とは別に設けられた給水タンク9の水を灌水タンク193内に給水可能であるので、灌水装置18の連続作業時間を増やすことができる。また、台車2に給水タンク9を搭載することにより、移植機1に大きな灌水タンク193を設ける必要がなく、移植機1に大きな灌水タンク193を設けることによる重量アップや重量バランスの不良を防止することができる。
また、カム229の押動部231によってカム係合部230を押動することで開閉蓋219を開け、これによって、灌水タンク193内の水を排水口部216から排出させるようにすることにより、短時間に多量の水を排出させることができる。
また、後輪45を支持する後車軸48の上方に肥料を入れる肥料タンク112を設けている。そのため、肥料タンク112に肥料が入った状況でも走行時等における移植機1のバランスを保つことができる。
また、苗載せ台16を、肥料タンク112の上方に配置し且つ肥料タンク112の上方位置から前方又は上方に退避可能に支持することにより、苗載せ台16をコンパクトに配置することができると共に、肥料タンク112に対する肥料の補給、肥料タンク112のメンテナンス等を良好に行うことができる。さらに、肥料タンク112を大きくすることができる。
例えば、灌水装置としては、植付具の上下動に連動して押し引きされるピストンを有する往復ピストンポンプを有し、この往復ピストンポンプによって灌水タンクの水を苗に供給する形式の装置であってもよい。
13 走行装置
17 施肥装置
55 植付具
112 肥料タンク
124 繰出し装置
125 肥料排出部
126 ガイド管
129 繰出しロール
132 繰出し部
133 非繰出し部
135 シャッタ
Claims (4)
- 肥料を貯留する肥料タンクと、
前記肥料タンク内の肥料を繰り出す繰出し装置と、
肥料を排出する肥料排出部と、
前記繰出し装置から繰り出された肥料を肥料排出部に案内するガイド管と、
閉鎖することで前記繰出し装置から繰り出された肥料を前記肥料排出部又は前記ガイド管に溜め、且つ、開放することで前記肥料排出部又は前記ガイド管に溜めた肥料を排出するシャッタと、
を備えている施肥装置。 - 前記繰出し装置は、回転することにより肥料を繰り出す繰出しロールを有し、
前記繰出しロールは、前記シャッタが閉じている間に前記肥料タンク内の肥料を繰り出す繰出し部と、前記シャッタが開いている間は前記肥料タンク内の肥料を繰り出さない非繰出し部とを有する請求項1に記載の施肥装置。 - 機体と、
前記機体に設けられた走行装置と、
前記機体に上下動自在に支持され、圃場に突入して植付穴を形成し且つ該植付穴に苗を植え付ける植付具と、
前記機体に設けられ、植え付けた苗の近傍に肥料を供給する施肥装置と、
を備え、
前記施肥装置は、
肥料を貯留する肥料タンクと、
前記肥料タンク内の肥料を繰り出す繰出し装置と、
肥料を排出する肥料排出部と、
前記繰出し装置から繰り出された肥料を肥料排出部に案内するガイド管と、
閉鎖することで前記繰出し装置から繰り出された肥料を前記肥料排出部又は前記ガイド管に溜め、且つ、開放することで前記肥料排出部又は前記ガイド管に溜めた肥料を排出するシャッタとを有する移植機。 - 前記繰出し装置は、前記植付具が上下に一往復する動作に連動して一回転することにより肥料を繰り出す繰出しロールを有し、
前記繰出しロールは、前記シャッタが閉じている間に前記肥料タンク内の肥料を繰り出す繰出し部と、前記シャッタが開いている間は前記肥料タンク内の肥料を繰り出さない非繰出し部とを有する請求項3に記載の移植機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015110110A JP6556499B2 (ja) | 2015-05-29 | 2015-05-29 | 施肥装置及び移植機 |
CN201510993464.1A CN106171205B (zh) | 2015-05-29 | 2015-12-25 | 移植机 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015110110A JP6556499B2 (ja) | 2015-05-29 | 2015-05-29 | 施肥装置及び移植機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016220611A true JP2016220611A (ja) | 2016-12-28 |
JP6556499B2 JP6556499B2 (ja) | 2019-08-07 |
Family
ID=57744978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015110110A Active JP6556499B2 (ja) | 2015-05-29 | 2015-05-29 | 施肥装置及び移植機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6556499B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107750556A (zh) * | 2017-11-14 | 2018-03-06 | 江西农业大学 | 一种凸轮顶杆自清式排肥装置 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6356212A (ja) * | 1986-08-27 | 1988-03-10 | 株式会社クボタ | 粉粒体供給作業車 |
JPS63191111U (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-09 | ||
JPH0737461Y2 (ja) * | 1988-07-19 | 1995-08-30 | 株式会社クボタ | 施肥装置付き田植機 |
JPH0956210A (ja) * | 1995-08-18 | 1997-03-04 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | 野菜移植機 |
JP2000217402A (ja) * | 1999-02-01 | 2000-08-08 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | 施肥装置付管理機 |
JP2006034175A (ja) * | 2004-07-27 | 2006-02-09 | Iseki & Co Ltd | 苗移植機 |
KR100914558B1 (ko) * | 2009-04-22 | 2009-09-02 | 전대규 | 측조시비기의 시비롤 및 롤케이스 청소장치 |
-
2015
- 2015-05-29 JP JP2015110110A patent/JP6556499B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6356212A (ja) * | 1986-08-27 | 1988-03-10 | 株式会社クボタ | 粉粒体供給作業車 |
JPS63191111U (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-09 | ||
JPH0737461Y2 (ja) * | 1988-07-19 | 1995-08-30 | 株式会社クボタ | 施肥装置付き田植機 |
JPH0956210A (ja) * | 1995-08-18 | 1997-03-04 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | 野菜移植機 |
JP2000217402A (ja) * | 1999-02-01 | 2000-08-08 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | 施肥装置付管理機 |
JP2006034175A (ja) * | 2004-07-27 | 2006-02-09 | Iseki & Co Ltd | 苗移植機 |
KR100914558B1 (ko) * | 2009-04-22 | 2009-09-02 | 전대규 | 측조시비기의 시비롤 및 롤케이스 청소장치 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107750556A (zh) * | 2017-11-14 | 2018-03-06 | 江西农业大学 | 一种凸轮顶杆自清式排肥装置 |
CN107750556B (zh) * | 2017-11-14 | 2023-05-02 | 江西农业大学 | 一种凸轮顶杆自清式排肥装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6556499B2 (ja) | 2019-08-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH10271902A (ja) | トラクタ牽引式移植機 | |
JP2012157326A (ja) | 移植機 | |
JP5783198B2 (ja) | 苗移植機 | |
JP5526560B2 (ja) | 複数条植え苗移植機 | |
JP6222442B2 (ja) | 移植機 | |
JP2014212755A (ja) | 移植機 | |
JP2016220606A (ja) | 移植機 | |
JP6556499B2 (ja) | 施肥装置及び移植機 | |
JP2008104427A (ja) | 粉粒体供給装置付き苗移植機 | |
JP6449720B2 (ja) | 灌水装置及び移植機 | |
JP2016220607A (ja) | 移植機 | |
JP2009261278A (ja) | 苗移植機 | |
JP2010004842A (ja) | 苗移植機 | |
JP2007043958A (ja) | 植付機 | |
JP4470273B2 (ja) | 農作業機 | |
JP6248828B2 (ja) | 移植機 | |
JP2009153472A (ja) | 苗移植機 | |
JP2012217368A (ja) | 苗移植機 | |
JP5776168B2 (ja) | 移植機 | |
JP5365324B2 (ja) | 苗移植機 | |
JP2007312674A (ja) | 苗植機 | |
JP4600213B2 (ja) | 苗移植機 | |
JP4626733B2 (ja) | 苗移植機 | |
JP2012115188A5 (ja) | ||
JP2011193745A (ja) | 移植機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170626 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180327 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180525 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181023 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181221 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190611 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190710 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6556499 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |