JP2016220181A - 放射線撮像装置、放射線撮像システムおよび露出制御方法 - Google Patents

放射線撮像装置、放射線撮像システムおよび露出制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】放射線源からの放射線の放射を停止させるべきタイミングをより正確に判断するために有利な技術を提供する。
【解決手段】放射線撮像装置210は、放射線を検出する複数の画素および複数の列信号線を有する画素アレイと、複数の列信号線に現れる信号を検出する検出部とを備える放射線検出パネル212と、制御部214とを備える。複数の画素は、それぞれ、放射線を電気信号に変換する変換素子と、変換素子と複数の列信号線のうち変換素子に対応する列信号線とを接続するスイッチとを有する。検出部は、放射線が照射され且つ複数の画素のそれぞれのスイッチが開かれた状態で、複数の列信号線のうち少なくとも1つの列信号線に現れる信号を放射線信号として検出する。制御部214は、放射線信号の積算値に基づいて、放射線源からの放射線の放射を停止させるための停止信号を発生する。
【選択図】図1

Description

本発明は、放射線撮像装置、放射線撮像システムおよび露出制御方法に関する。
X線等の放射線によって形成される光学像を電気的に撮像する放射線撮像装置がある。放射線撮像装置の方式は、放射線を直接に電気信号に変換する直接型と、放射線をシンチレータによって光に変換し、光を電気信号に変換する間接型とに大別される。いずれの方式においても、適正量の放射線が放射線撮像装置に照射された時点で放射線源からの放射線の放射を停止させる自動露出制御が重要である。
特許文献1には、X線露光量を適正に制御するX線診断装置が記載されている。このX線診断装置では、アドレス指定によって該X線露光量検出画素の信号を所定時間間隔で読み出しながら積算し、積算された値が所定値を超えるとX線の曝射が停止される。
特許文献2には、X線露光量制御装置が記載されている。このX線露光量制御装置では、X線を検出する変換素子をX線の曝射開始時から連続的にオン動作させ、この変換素子の出力信号を蓄積し、蓄積値が閾値を超えた時点でX線源からのX線の曝射が停止される。
特開平7−201490号公報 特開2010−75556号公報
自動露出制御のために、放射線を検出する変換素子から信号線を介して信号を読み出す方式では、撮像画素の変換素子の電位が入射した放射線量に応じて変化すると、その変化が容量結合を通して信号線の電位を変化させうる。また、撮像画素の変換素子からの信号線へのリークによっても信号線の電位が変化しうる。
各列には多数の撮像画素が配列されているので、放射線を検出する変換素子から信号を読み出すための信号線の電位は、多数の撮像画素からの影響を受ける。したがって、このような方式では、放射線源からの放射線の放射を停止させるべきタイミングを正確に判断することが難しい。
本発明は、上記の課題認識を契機としてなされたものであり、放射線源からの放射線の放射を停止させるべきタイミングをより正確に判断するために有利な技術を提供することを目的とする。
本発明の1つの側面は、放射線撮像装置に係り、前記放射線撮像装置は、放射線を検出する複数の画素および複数の列信号線を有する画素アレイと、前記複数の列信号線に現れる信号を検出する検出部と、制御部と、を備え、前記複数の画素は、それぞれ、放射線を電気信号に変換する変換素子と、前記変換素子と前記複数の列信号線のうち前記変換素子に対応する列信号線とを接続するスイッチと、を有し、前記検出部は、放射線が照射され且つ前記複数の画素のそれぞれの前記スイッチが開かれた状態で、前記複数の列信号線のうち少なくとも1つの列信号線に現れる信号を放射線信号として検出し、前記制御部は、前記放射線信号の積算値に基づいて、放射線源からの放射線の放射を停止させるための停止信号を発生する。
本発明によれば、放射線源からの放射線の放射を停止させるべきタイミングをより正確に判断するために有利な技術が提供される。
本発明の第1および第2実施形態の放射線撮像システムの構成が示されている。 本発明の第1および第2実施形態の放射線撮像システムの放射線撮像装置における放射線検出パネルの構成例を示す図。 画素の断面構造の一例を模式的に示す図。 本発明の第1実施形態の放射線撮像システムの動作を示す図。 本発明の第1実施形態の放射線撮像システムの動作を示すタイミングチャート。 比較例の動作を示す図。 比較例の動作を示すタイミングチャート。 本発明の第2実施形態の放射線撮像システムの動作を示す図。 本発明の第2実施形態の放射線撮像システムの動作を示すタイミングチャート。 本発明の第2実施形態の放射線撮像システムの他の動作を示すタイミングチャート。
以下、添付図面を参照しながら本発明のその例示的な実施形態を通して説明する。
図1には、本発明の第1実施形態の放射線撮像システム200の構成が示されている。放射線撮像システム200は、放射線で形成される光学像を電気的に撮像し、電気的な放射線画像(即ち、放射線画像データ)を得るように構成されている。放射線は、典型的には、X線でありうるが、α線、β線、γ線などであってもよい。放射線撮像システム200は、例えば、放射線撮像装置210、放射線源230、曝射制御部220およびコンピュータ240を備えうる。
放射線源230は、曝射制御部220からの曝射指令(放射指令)に従って放射線の放射を開始する。放射線源230から放射された放射線は、不図示の被険体を通って放射線撮像装置210に照射される。放射線源230はまた、曝射制御部220からの停止指令に従って放射線の放射を停止する。放射線撮像装置210は、放射線検出パネル212と、放射線検出パネル212を制御する制御部214とを含む。
制御部214は、放射線検出パネル212から得られる信号に基づいて、放射線源230からの放射線の放射を停止させるための停止信号を発生する。停止信号は、曝射制御部220に供給され、曝射制御部220は、停止信号に応答して、放射線源230に対して停止指令を送る。制御部214は、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Arrayの略。)などのPLD(Programmable Logic Deviceの略。)、又は、ASIC(Application Specific Integrated Circuitの略。)、又は、プログラムが組み込まれた汎用コンピュータ、又は、これらの全部または一部の組み合わせによって構成されうる。
コンピュータ240は、放射線撮像装置210および曝射制御部220を制御したり、放射線撮像装置210から放射線画像データを受信し、それを処理したりする。一例において、曝射制御部220は、曝射スイッチを有し、ユーザによって曝射スイッチがオンされると、曝射指令を放射線源230に送るほか、放射線の放射の開始を示す開始通知をコンピュータ240に送る。該開始通知を受けたコンピュータ240は、該開始通知に応答して、放射線の放射の開始を放射線撮像装置210の制御部214に通知する。
図2には、放射線検出パネル212の構成例が示されている。放射線検出パネル212は、画素アレイ112を備えている。画素アレイ112は、放射線を検出する複数の画素PIX、および、複数の列信号線Sig(Sig1〜Sig3)を有する。放射線検出パネル212はまた、画素アレイ112を駆動する駆動回路(行選択回路)114、および、画素アレイ112の複数の列信号線Sigに現れる信号を検出する検出部(読出部)113を備えている。なお、図2では、記載の簡単化のために、画素アレイ112は、3行×3列の画素PIXで構成されているが、実際には、より多くの画素PIXが配列されうる。一例において、放射線検出パネル212は、17インチの寸法を有し、約3000行×約3000列の画素PIXを有しうる。
各画素PIXは、放射線を検出する変換素子Cと、変換素子Cと列信号線Sig(複数の列信号線Sigのうち変換素子Cに対応する列信号線Sig)とを接続するスイッチSWとを含む。変換素子Cは、それに入射した放射線の量に対応する信号を列信号線Sigに出力する。変換素子Cは、例えば、ガラス基板等の絶縁性基板上に配置されアモルファスシリコンを主材料とするMIS型フォトダイオードを含みうる。あるいは、変換素子Cは、PIN型フォトダイオードを含みうる。変換素子Cは、放射線を直接に電気信号に変換する直接型として構成されてもよいし、放射線を光に変換した後に、光を検出する間接型として構成されてもよい。間接型においては、シンチレータが複数の画素PIXによって共有されうる。
スイッチSWは、例えば、制御端子(ゲート)と2つの主端子(ソース、ドレイン)とを有する薄膜トランジスタ(TFT)などのトランジスタで構成されうる。変換素子Cは、2つの主電極を有し、変換素子Cの一方の主電極は、スイッチSWの2つの主端子のうちの一方に接続され、変換素子の他方の主電極は、共通のバイアス線Bsを介してバイアス電源103に接続されている。バイアス電源103は、バイアス電圧Vsを発生する。第1行の画素PIXは、スイッチSWの制御端子がゲート線G1に接続され、第2行の画素PIXは、スイッチSWの制御端子がゲート線G2に接続され、第3行の画素PIXは、スイッチSWの制御端子がゲート線G3に接続されている。ゲート線G1、G2、G3・・・には、駆動回路114によってゲート信号Vg1、Vg2、Vg3・・・が供給される。
第1列の画素PIXは、スイッチSWの1つの主端子が第1列の列信号線Sig1に接続されている。第2列の画素PIXは、スイッチSWの1つの主端子が第2列の列信号線Sig2に接続されている。第3列の画素PIXは、スイッチSWの1つの主端子が第3列の列信号線Sig3に接続されている。各列信号線Sig(Sig1、Sig2、Sig3・・・)は、容量CCを有する。
検出部113は、1つの列信号線Sigに1つの列増幅部CAが対応するように複数の列増幅部CAを有する。各列増幅部CAは、例えば、積分増幅器105、可変増幅器104、サンプルホールド回路107、バッファ回路106を含みうる。積分増幅器105は、それに対応する列信号線Sigに現れた信号を増幅する。積分増幅器105は、例えば、演算増幅器と、該演算増幅器の反転入力端子と出力端子との間に並列に接続された積分容量およびリセットスイッチとを含みうる。該演算増幅器の非反転入力端子には、基準電位Vrefが供給される。該リセットスイッチをオンさせることによって該積分容量がリセットされるとともに列信号線Sigの電位が基準電位Vrefにリセットされる。該リセットスイッチは、制御部214から供給されるリセットパルスによって制御されうる。
可変増幅器104は、積分増幅器105からの設定された増幅率で増幅する。サンプルホールド回路107は、可変増幅器104からの信号をサンプルホールドする。サンプルホールド回路107は、例えば、サンプリングスイッチとサンプリング容量とによって構成されうる。バッファ回路106は、サンプルホールド回路107からの信号をバッファリング(インピーダンス変換)して出力する。該サンプリングスイッチは、制御部214から供給されるサンプリングパルスによって制御されうる。
検出部113はまた、複数の列信号線Sigのそれぞれに対応するように設けられた複数の列増幅部CAからの信号を所定の順序で選択して出力するマルチプレクサ108を含む。マルチプレクサ108は、例えば、シフトレジスタを含み、該シフトレジスタは、制御部214から供給されるクロック信号に従ってシフト動作を行い、該シフトレジスタによって複数の列増幅部CAからの1つの信号が選択される。検出部113はまた、マルチプレクサ108から出力される信号をバッファリング(インピーダンス変換)するバッファ109、および、バッファ109から出力される信号であるアナログ信号をデジタル信号に変換するAD変換器110を含みうる。AD変換器110の出力、即ち、放射線画像データは、コンピュータ240に供給される。
図3には、1つの画素PIXの断面構造の一例が模式的に示されている。以下、図3に示された例について説明する。画素PIXは、ガラス基板等の絶縁性基板10の上に形成される。画素PIXは、絶縁性基板10の上に、第1の導電層11、第1の絶縁層12、第1の半導体層13、第1の不純物半導体層14および第2の導電層15を有する。第1の導電層11は、スイッチSWを構成するトランジスタ(例えばTFT)のゲートを構成する。第1の絶縁層12は、第1の導電層11を覆うように配置され、第1の半導体層13は、第1の絶縁層12を介して第1の導電層11のうちゲートを構成する部分の上に配置されている。第1の不純物半導体層14は、スイッチSWを構成するトランジスタの2つの主端子(ソース、ドレイン)を構成するように第1の半導体層13の上に配置されている。第2の導電層15は、スイッチSWを構成するトランジスタの2つの主端子(ソース、ドレイン)にそれぞれ接続された配線パターンを構成している。第2の導電層15の一部は、列信号線Sigを構成し、他の一部は、変換素子CとのスイッチSWとを接続するための配線パターンを構成している。
画素PIXは、更に、第1の絶縁層12および第2の導電層15を覆う層間絶縁膜16を有し、層間絶縁膜16には、第2の導電層15(スイッチSW)と接続するためのコンタクトプラグ17が設けられている。画素PIXは、更に、層間絶縁膜16の上に配置された変換素子Cを含む。図3に示された例では、変換素子Cは、放射線を光に変換するシンチレータ層25を含む間接型の変換素子として構成されている。変換素子Cは、層間絶縁膜16の上に積層された第3の導電層18、第2の絶縁層19、第2の半導体層20、第2の不純物半導体層21、第4の導電層22、保護層23、接着層24およびシンチレータ層25を有する。第3の導電層18、第2の絶縁層19、第2の半導体層20、第2の不純物半導体層21、第4の導電層22、保護層23、接着層24およびシンチレータ層25は、変換素子Cを構成している。
第3の導電層18、第4の導電層22は、それぞれ、変換素子Cを構成する光電変換素子の下部電極、上部電極を構成する。第4の導電層22は、例えば、透明材料で構成される。第3の導電層18、第2の絶縁層19、第2の半導体層20、第2の不純物半導体層21、第4の導電層22は、該光電変換素子としてのMIS型センサを構成している。第2の不純物半導体層21は、例えば、n型の不純物半導体層で形成される。シンチレータ層25は、例えば、ガドリニウム系の材料、または、CsI(ヨウ化セシウム)の材料で構成されうる。
変換素子Cは、入射した放射線を直接に電気信号(電荷)に変換する直接型の変換素子として構成されてもよい。直接型の変換素子Cとしては、例えば、アモルファスセレン、ガリウム砒素、ガリウムリン、ヨウ化鉛、ヨウ化水銀、CdTe、CdZnTe等を主材料とする変換素子を挙げることができる。変換素子Cは、MIS型に限定されず、例えば、pn型やPIN型のフォトダイオードでもよい。
図3に示された例では、画素アレイ112が形成された面に対する正投影において、複数の列信号線Sigのそれぞれが複数の画素PIXの一部と重なっている。このような構成は、各画素PIXの変換素子Cの面積を大きく点で有利であるが、一方で、列信号線Sigと変換素子Cとの間の容量結合が大きくなるという点で不利である。変換素子Cに放射線が入射し、変換素子Cに電荷が蓄積されて下部電極としての第3の導電層18の電位が変化したとき、列信号線Sigと変換素子Cとの間の容量結合によって列信号線Sigの電位も変化する。
以下、図4および図5を参照しながら放射線撮像装置210および放射線撮像システム200の動作を説明する。放射線撮像システム200の動作は、コンピュータ240によって制御される。放射線撮像装置210の動作は、コンピュータ240による制御の下で、制御部214によって制御される。
一例において、撮像動作S400は、繰り返して実行されうる。以下、1つの撮像動作S400を説明する。まず、ステップS410において、撮像準備がなされる。撮像準備は、例えば、放射線の照射条件の設定、露出制御を行うための関心領域および露出情報の設定などを含みうる。これらは、コンピュータ240の入力装置を通してユーザによって設定されうる。露出情報の設定は、1つの関心領域における目標露出量の設定でありうる。あるいは、露出情報の設定は、複数の関心領域のそれぞれの露出量の最大値または平均値でありうる。あるいは、露出情報の設定は、複数の関心領域のそれぞれの露出量の最大値と最小値との差または比率でありうる。露出情報の設定に応じて、制御部214において放射線の放射を放射線源230に停止させるべきタイミングを決定するための閾値が決定される。
ステップS412、S414では、放射線源230からの放射線の放射(換言すると、放射線撮像装置210への放射線の照射)が開始されるまで、制御部214は、駆動回路114および検出部113に空読みを実施させる。具体的には、ステップS412では、例えば、1または複数の行に関して空読みが実施され、ステップS414では、放射線源230からの放射線の放射が開始されたかどうかが判断される。そして、放射線の放射が開始されたと判断された場合には、空読みを終了してステップS416に進み、放射線の放射が開始されていないと判断された場合にはステップS412に戻る。空読みは、駆動回路114が画素アレイ112の複数の行のゲート線G1、G2、G3・・・Gyに供給されるゲート信号Vg1、Vg1、Vg3・・・Vgyを順にアクティブレベルに駆動し、変換素子Cに蓄積されているダーク電荷をリセットするものである。ここで、空読みの際、積分増幅器105のリセットスイッチには、アクティブレベルのリセットパルスが供給され、列信号線Sigが基準電位にリセットされる。ダーク電荷とは、変換素子Cに放射線が入射しないにも拘わらず発生する電荷である。
制御部214は、例えば、曝射制御部220からコンピュータ240を介して供給される開始通知に基づいて、放射線源230からの放射線の放射の開始を認識することができる。あるいは、画素アレイ112のバイアス線Bsまたは列信号線Sig等を流れる電流を検出する検出回路を設けてもよい。制御部214は、該検出回路の出力に基づいて放射線源230からの放射線の放射の開始を認識することができる。
ステップS416では、検出部113は、放射線が照射され且つ画素アレイ112を構成する複数の画素PIXのそれぞれのスイッチSWが開かれた状態で、複数の列信号線Sigのうち少なくとも1つの列信号線Sigに現れる信号を放射線信号として検出する。ここで、スイッチSWが開かれた状態は、スイッチSWがOFF状態であることと等価である。信号を検出すべき列信号線Sigは、設定された関心領域を通る列信号線Sigである。ここで、画素PIXのそれぞれのスイッチSWが開かれた状態においても、前述の容量結合によって、画素PIXの変換素子Cの下部電極の電位変化に応じて列信号線Sigの電位が変化しうる。また、画素PIXのそれぞれのスイッチSWが開かれた状態においても、スイッチSWが完全にOFFしていない状態では、スイッチSWを通して若干のリーク電流が流れ、これによっても列信号線Sigの電位が変化しうる。
つまり、放射線信号は、複数の列信号線Sigのうち放射線信号の検出対象である少なくとも1つの列信号線Sigとそれに隣接する画素PIXとの容量結合によって当該少なくとも1つの列信号線Sigに現れる成分を含みうる。あるいは、放射線信号は、複数の列信号線Sigのうち放射線信号の検出対象である少なくとも1つの列信号線Sigと隣接する画素PIXから当該少なくとも1つの列信号線Sigへのリーク電流による成分を含みうる。ここで、1つの列信号線Sigに隣接する画素PIXは、典型的には、画素アレイ112を構成する複数の画素PIXのうち当該列信号線Sigに対してスイッチSWを介して変換素子Cが接続された画素PIXである。
ステップS418では、制御部214は、予め設定された換算係数CFを使って積算照射量IDを計算する。より具体的な例を挙げると、制御部214は、ステップS416で検出された放射線信号を積算した積算値に換算係数CFを乗じることによって積算照射量IDを計算する。放射線信号の積算は、積算値IVに対して、ステップS418を実行する度に、ステップS416で検出された最新の放射線信号RIの値を加算すること(つまり、IV=IV+RIを演算すること)によってなされうる。積算照射量IDは、積算値IVに換算係数CFを乗じすること(つまり、ID=IV×CFを演算すること)によってなされうる。
換算係数CFは、実験またはシミュレーションによって予め設定されていてもよいし、過去に実行された撮像動作S400における撮像の結果に基づいて決定されてもよい。
ステップS420では、制御部214は、積算照射量IDが閾値を超えたかどうかを判定し、積算照射量IDが閾値を超えたと判断した場合には、放射線源230からの放射線の放射を停止させるための停止信号を発生する。この停止信号の発生に応答して、曝射制御部220は、放射線源230に停止指令を送り、放射線源230は、停止指令に従って放射線の放射を停止する。これにより、露出量が適正に制御される。
ステップS424では、制御部214は、駆動回路114および検出部113に本読みを実行させる。本読みでは、駆動回路114が画素アレイ112の複数の行のゲート線G1、G2、G3・・・Gyに供給されるゲート信号Vg1、Vg1、Vg3・・・Vgyを順にアクティブレベルに駆動する。そして、検出部113は、変換素子Cに蓄積されている電荷を複数の列信号線Sigを介して読み出してマルチプレクサ108、バッファ109およびAD変換器110を通して放射線画像データとしてコンピュータ240に出力する。
ステップS426では、制御部214は、ステップS424で読み出された放射線画像データの少なくとも1つの画素データ(複数の画素の少なくとも1つから読み出された信号)と、ステップS418で計算された積算値IVとに基づいて換算係数CFを決定する。具体的には、ある注目領域の画素データの値をPDとすると、換算係数CFは、例えば、CF=PD/IVに従って決定されうる。
ステップS428では、制御部214は、ステップS426で決定した換算係数CFを保存する。この換算係数CFは、移行に実施される撮像動作S400のステップS418において使用されうる。
次に、第1実施形態の放射線撮像システムの有用性を比較例との対比において明らかにするために、図6および図7を参照しながら比較例を説明する。まず、ステップS610において、撮像準備がなされる。この処理は、前述のステップS410における処理と同様である。
ステップS612、S614では、放射線源230からの放射線の放射(換言すると、放射線撮像装置210への放射線の照射)が開始されるまで、制御部214は、駆動回路114および検出部113に空読みを実施させる。この処理は、前述のステップS412、S414における処理と同様である。
ステップS616では、検出部113は、放射線が照射され且つ画素アレイ112を構成する複数の画素PIXのうち特定行(ここでは、特定行を第Y行とする。)の画素のスイッチSWが閉じられた状態で、複数の列信号線Sigのうち少なくとも1つの列信号線Sigに現れる信号を照射量信号として検出する。ここで、スイッチSWが閉じられた状態は、スイッチSWがON状態であることと等価である。信号を検出すべき列信号線Sigは、設定された関心領域を通る列信号線Sigである。
第Y行の画素PIXのスイッチSWが閉じられた状態では、第Y行の画素PIXの変換素子Cに蓄積された電荷が複数の列信号線Sigにそれぞれ転送され、その電荷に応じた信号(以下、画素信号成分という。)が検出部113によって読み出される。検出部113によって読み出される信号は、画素信号成分の他に、前述の容量結合によるノイズ成分、即ち、第Y行以外の行の画素PIXの変換素子Cの下部電極の電位変化によって列信号線Sigの電位が変化することによるノイズ成分を含みうる。また、検出部113によって読み出される信号は、第Y行以外の行の画素PIXのスイッチSWが完全にOFFしない構造では、スイッチSWを通して列信号線Sigに流れることによるノイズ成分を含みうる。
ステップS618では、制御部214は、ステップS616で検出された照射量信号を積算することによって積算照射量を計算する。照射量信号の積算は、積算照射量IDに対して、ステップS618を実行する度に、ステップS616で検出された最新の照射量信号IAの値を加算すること(つまり、ID=ID+IAを演算すること)によってなされうる。
ステップS620では、制御部214は、積算照射量IDが閾値を超えたかどうかを判定し、積算照射量IDが閾値を超えたと判断した場合には、放射線源230からの放射線の放射を停止させるための停止信号を発生する。ステップS624では、制御部214は、制御部214は、駆動回路114および検出部113に本読みを実施させる。
一例において、ステップS616において読み出される信号に含まれる1つの画素からの画素信号成分に対する1つの画素からのノイズ成分の比(ノイズ成分/画素信号成分)は、1/50程度である。画素アレイを構成する行の数が3000である場合、1つの画素からの画素信号成分に対する他の行の画素からのノイズ成分の比は、1/50×2999=約60程度となる。つまり、S/N比は、約1/60となりうる。しかも、関心領域には、被検体を通過した放射線が入射するので、S/N比は更に小さくなりうる。
一方、画素PIXが発生するノイズ成分は、その画素PIXに入射した放射線の強度に比例し、その画素PIXが発生するノイズ成分の積算値は、その画素に入射した放射線の強度の積算値と比例する。
そこで、本発明の第1実施形態では、比較例においてノイズ成分となる信号を放射線撮像装置に対する放射線の照射量を評価するための有用な信号として利用する。つまり、本発明の第1実施形態では、検出部113は、放射線が照射され且つ複数の画素PIXのそれぞれのスイッチSWが開かれた状態(OFFの状態)で、複数の列信号線Sigのうち少なくとも1つの列信号線Sigに現れる信号を放射線信号として検出する。そして、制御部214は、放射線信号の積算値に基づいて、放射線源230に放射線の放射を停止させるための停止信号を発生する。一例において、制御部214は、放射線信号の積算値から換算される放射線の照射量に基づいて停止信号を発生しうる。
ところで、放射線の強度の波形は、管電圧および管電流の設定値、管球の種類や状態によって、理想的な矩形パルスになることはなく、ほとんど場合は、リンギングや波形鈍りが発生した波形となる。更に、間接型の放射線撮像装置では、シンチレータにおける放射線からの光への変換に遅れが生じうるので、光電変換素子で検出される光の強度の波形の鈍りは更に大きくなる。放射線の強度が大きく変化しているときに少ない読出回数で放射線を停止すべきタイミングを決定する場合、露出制御に誤差が生じやすい。逆に、読出回数を増やすと、1回当たりの読出に寄与する電荷が減るのでS/N比が低下しうる。
一方、本発明の第1実施形態によれば、列信号線Sigに隣接する複数の画素PIXのそれぞれのスイッチSWが開かれた状態で、複数の画素PIXからの影響によって列信号線Sigに現れる信号を放射線信号として検出する。よって、露出制御のための読出回数(検出回数)を増やしても、S/N比の低下を抑えることができるので、放射線の強度の波形が歪んだ場合においても、高い精度で露出を制御することができる。
更に、本発明の第1実施形態によれば、本読みが開始されるまで画素PIXのスイッチSWが閉じられないので、画素PIXの電荷が失われない。つまり、露出制御に起因する欠損がない放射線画像を得ることができる。
以下、図8および図9を参照しながら本発明の第2実施形態の放射線撮像装置およびシステムについて説明する。なお、第2実施形態として言及しない事項は、第1実施形態に従いうる。第2実施形態では、放射線の照射中に画素PIXのスイッチSWを閉じることによって得られる情報に基づいて換算係数を決定する。
図8におけるステップS810、S812、S814、S824、S826、S828、S830、S832は、図4におけるステップS410、S412、S414、S416、S418、S420、S422、S424と同様の処理である。
ステップS816では、検出部113は、放射線が照射され且つ画素アレイ112を構成する複数の画素PIXのそれぞれのスイッチSWが開かれた状態で、複数の列信号線Sigのうち少なくとも1つの列信号線Sigに現れる信号を放射線信号として検出する。
ステップS818では、制御部214は、ステップS816における検出された放射線信号に基づいて、放射線信号の変化(つまり、前回の放射線信号と最新の放射線信号との差分)を評価する。そして、制御部214は、放射線信号の変化が所定値以内に収まったと判断したら、ステップS820に進む。
ステップS820では、制御部214は、画素アレイ112を構成する複数の画素PIXのうち特定行(第Y行とする)の画素のスイッチSWを閉じさせて、その状態で検出部113に第Y行の画素PIXの信号を第1信号として読み出させる。つまり、ステップS820では、検出部113は、放射線が照射され且つ画素アレイ112を構成する複数の画素PIXの少なくとも1つの画素PIXのスイッチSWが閉じられた状態で当該少なくとも1つの画素PIXの信号を第1信号として読み出す。ステップS818、S820の処理は、放射線の強度の変化に基づいて第1信号を読み出すことを意図したものである。より具体的には、ステップS818、S820の処理は、放射線の強度の変化が落ち着いたタイミングで第1信号を読み出すことを意図したものである。つまり、第1信号の検出のために画素アレイ112を構成する複数の画素PIXのいうち少なくとも1つの画素PIXのスイッチSWが閉じられるタイミングは、放射線信号の変化に基づいて決定されうる。
第Y行の画素PIXは、露出制御のための専用の画素であってもよいし、撮像のための画素と兼用される画素であってもよい。あるいは、第Y行は、露出制御のための画素と撮像のための画素とを含み、それらが別個のゲート線を介して制御されてもよい。
ステップS822では、制御部214は、ステップS820で読み出した第1信号と、該第1信号の読み出しの直前(即ち、直線のステップS816)に検出された放射線信号である第2信号とに基づいて換算係数CFを決定する。ここで、第2信号は、第1信号の読み出しの直後に検出部113によって検出されてもよい。
第1信号は、前述の画素信号成分の他、容量結合および/またはリーク電流によるノイズ成分を含んでいる。第2信号は、および/またはリーク電流によるノイズ成分である。制御部214は、例えば、第1信号と第2信号との差分を第2信号で割った値を換算係数CFとして演算しうる。この換算係数CFは、ステップS824で放射線信号を検出した後に、ステップS824で積算照射量を計算するために使われる。
ステップS820における第1信号の検出は、図10に例示されるように複数回にわたって実施されてもよい。換算係数CFは、第1信号が新たに検出される度に、その新たに検出された第1信号に基づいて更新されうる。あるいは、換算係数CFは、複数の第1信号の平均等に基づいて計算されてもよい。
210:放射線撮像装置、220:曝射制御部、230:放射線源、240:コンピュータ、212:放射線検出パネル、214:制御部、112:画素アレイ、113:検出部、114:駆動回路、PIX:画素、C:変換素子、SW:スイッチ、Sig:列信号

Claims (13)

  1. 放射線を検出する複数の画素および複数の列信号線を有する画素アレイと、
    前記複数の列信号線に現れる信号を検出する検出部と、
    制御部と、を備え、
    前記複数の画素は、それぞれ、放射線を電気信号に変換する変換素子と、前記変換素子と前記複数の列信号線のうち前記変換素子に対応する列信号線とを接続するスイッチと、を有し、
    前記検出部は、放射線が照射され且つ前記複数の画素のそれぞれの前記スイッチが開かれた状態で、前記複数の列信号線のうち少なくとも1つの列信号線に現れる信号を放射線信号として検出し、
    前記制御部は、前記放射線信号の積算値に基づいて、放射線源からの放射線の放射を停止させるための停止信号を発生する、
    ことを特徴とする放射線撮像装置。
  2. 前記制御部は、前記積算値から換算される放射線の積算照射量に基づいて前記停止信号を発生する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。
  3. 前記制御部は、前記複数の画素の少なくとも1つの画素の前記スイッチが閉じられた状態で前記少なくとも1つの画素から前記検出部によって読み出された信号と、前記放射線信号とに基づいて、前記積算値を前記照射量に換算するための換算係数を決定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の放射線撮像装置。
  4. 前記検出部は、放射線の照射が停止された後に、前記画素アレイの前記複数の画素から信号を読み出すように構成され、
    前記換算係数は、過去に実行された撮像の際に検出された前記放射線信号と、前記撮像の際に前記検出部によって前記画素アレイの前記複数の画素の少なくとも1つから読み出された信号とに基づいて決定される、
    ことを特徴とする請求項3に記載の放射線撮像装置。
  5. 前記検出部は、放射線が照射され且つ前記複数の画素の少なくとも1つの画素の前記スイッチが閉じられた状態で前記少なくとも1つの画素の信号を第1信号として読み出し、
    前記換算係数は、前記第1信号と、前記第1信号の読み出しの直前または直後に検出された前記放射線信号である第2信号と、に基づいて決定される、
    ことを特徴とする請求項3に記載の放射線撮像装置。
  6. 前記換算係数は、前記第1信号と前記第2信号との差分を前記第2信号で割った値を有する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の放射線撮像装置。
  7. 前記検出部は、放射線の照射中に複数回にわたって前記第1信号を読み出し、
    複数の前記第1信号に基づいて前記換算係数が決定される、
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の放射線撮像装置。
  8. 前記第1信号の検出のために前記少なくとも1つの画素の前記スイッチが閉じられるタイミングは、前記放射線信号の変化に基づいて決定される、
    ことを特徴とする請求項5に記載の放射線撮像装置。
  9. 前記画素アレイが形成された面に対する正投影において、前記複数の列信号線のそれぞれが前記複数の画素の一部と重なっている、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  10. 前記放射線信号は、前記少なくとも1つの列信号線と前記複数の画素の一部との容量結合によって前記少なくとも1つの列信号線に現れる成分を含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  11. 前記放射線信号は、前記少なくとも1つの列信号線に対する前記複数の画素の一部からのリーク電流による成分を含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  12. 放射線撮像システムであって、
    請求項1乃至11のいずれか1項に記載の放射線撮像装置と、
    放射線源と、
    前記放射線源からの放射線の放射を開始させるほか、前記放射線撮像装置からの停止信号に応答して前記放射線源からの放射線の放射を停止させる曝射制御部と、
    を備えることを特徴とする放射線撮像システム。
  13. 放射線を検出する複数の画素および複数の列信号線を有する画素アレイと、前記複数の列信号線に現れる信号を検出する検出部と、を備え、前記複数の画素が、それぞれ、放射線を検出する変換素子と、前記変換素子と複数の列信号線のうち前記変換素子に対応する列信号線とを接続するスイッチと、を有する、放射線撮像システムにおける露出制御方法であって、
    前記検出部により、放射線が照射され且つ前記複数の画素の前記スイッチが開かれた状態で、前記複数の列信号線のうち少なくとも1つの列信号線に現れる信号を放射線信号として検出する工程と、
    前記放射線信号の積算値に基づいて、放射線源からの放射線の放射を停止させるための停止信号を発生する工程と、
    を含むことを特徴とする露出制御方法。
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