JP2016218958A - アクセスポイント接続装置、注文管理システム、およびアクセスポイント接続プログラム - Google Patents

アクセスポイント接続装置、注文管理システム、およびアクセスポイント接続プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】市販のアクセスポイントに対する注文管理システムからのアクセスポイントの設定を実現する。
【解決手段】注文管理システムにおいて、当該システムの設定項目を記憶するマスターデータに、アクセスポイント用の設定項目を追加する。本実施形態では、これを「アクセスポイント設定マスターデータ」の一部として構成し、注文管理装置が有する。そして、アクセスポイント設定マスターデータのフォーマットは、アクセスポイントの機種に依存しない、すなわち、注文管理システム独自のフォーマットで構成する。また、アクセスポイントを設定する機能に機種依存処理部を設け、接続されたアクセスポイントの機種を判定する。機種依存処理部が、注文管理システム独自のフォーマットから、アクセスポイント固有の設定データフォーマットへと変換する。
【選択図】図4

Description

本発明は、アクセスポイント接続装置、注文管理システム、およびアクセスポイント接続プログラムに関する。
レストランなどの飲食店において、顧客の注文情報や伝票情報を管理する、無線LANを使用した注文管理システムでは、無線グループを識別するSSID(Service Set Identifier)や、無線セキュリティを確保するパスワード、さらに、TCP/IP通信において機器それぞれに割り振るIP(Internet Protocol:インターネットプロトコル)アドレスなどを管理するための設定が必要である。
上述した設定を無線LANの基地局となるアクセスポイントに対して行う場合、アクセスポイントが提供する設定ツールを起動することで、上述したSSIDや、無線セキュリティ設定、そしてIPアドレス設定などを行っていた。
例えば、工場出荷状態のアクセスポイントには、IPアドレスに「192.168.0.100」のような固定アドレスが設定されており、アクセスポイントを設定する作業者は、パソコンなどを利用してブラウザで「192.168.0.100」にリモート接続し、アクセスポイントが提供する設定ツールの画面上で、上述したような設定を行っていた。
しかしながら、上述したアクセスポイントの設定方法では、アクセスポイントを設定する作業者は、設定時に必ずパソコンを用意しなければならなかった。また、作業者は、上記設定に関する上級のスキルが必要であった。
さらに、上述したアクセスポイントの設定では、作業者が誤って無線セキュリティのパスワードを無効に設定してしまうなどが原因で、無線LANから注文管理システムのLAN(有線)へ、第三者に侵入されてしまうリスクがあった。
また、一般的に、アクセスポイントは、注文管理システムとは別で市販されている製品を当該注文管理システムに組み込む場合が殆どであり、アクセスポイント毎に設定方法が異なるため、注文管理システムから設定を行うことができなかった。
特許文献1には、無線端末とアクセスポイント間での無線通信を可能にするための、無線端末とアクセスポイントへの接続パラメータ設定を行うシステムが記載されている。
より詳しくは、所定の無線通信規格によって通信を行う無線端末と通信を行うアクセスポイントは、ネットワークを介して接続可能な接続パラメータサーバから、当該所定の無線通信規格による通信に必要となる接続パラメータを取得する。そして、アクセスポイントは、取得したアクセスポイント用接続パラメータを自アクセスポイントへ設定する。
この特許文献1の技術では、アクセスポイントは、ネットワークからアクセスを受けると接続パラメータサーバへアクセスし、次に、接続パラメータサーバは、アクセスポイントに対して無線端末用接続パラメータとアクセスポイント用接続パラメータを送信し、次に、アクセスポイントは、アクセスポイント用接続パラメータをアクセスポイント側無線通信手段へ設定するとともに、無線端末用接続パラメータを端末用接続パラメータ保持手段に格納する。
しかしながら、特許文献1に記載のアクセスポイントは、パラメータサーバから各パラメータを取得するような専用の特殊機能が必要となっている。そのため、当該特殊機能を備えていない市販のアクセスポイントでは、特許文献1に記載された接続処理は実現することはできない。仮に、市販のアクセスポイントで実現するためには、市販のアクセスポイントに当該特殊機能を組み込まなければならない。
特許第4978895号公報
本発明は、注文管理システムからアクセスポイントを設定(接続)する操作において、市販のアクセスポイントの設定を可能にすることを目的とする。
そこで本願発明では、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、自装置が属するシステムにアクセスポイントを接続させるための設定項目に対応する値情報を記憶する設定情報記憶手段と、アクセスポイントの機種毎に規定された、前記設定項目に対応して前記値情報を設定するための機種固有設定コマンドを記憶する機種固有設定コマンド記憶手段と、前記システムに接続されたアクセスポイントの機種を判定する機種判定手段と、前記機種判定手段が判定した機種に応じて、前記設定項目に対応する、前記機種固有設定コマンドと前記値情報とを含む指示情報を作成する指示情報作成手段と、前記作成した指示情報を、前記接続されたアクセスポイントへ送信する指示情報送信手段と、を備えることを特徴とするアクセスポイント接続装置を提供する。
請求項2に記載の発明では、前記設定情報記憶手段は、前記設定項目に対応して規定された統合設定コマンドと共に前記値情報を記憶し、前記指示情報作成手段は、記設定項目に対応して規定された統合設定コマンドを、前記判定した機種に応じて規定された機種固有設定コマンドに変換することで、前記機種固有設定コマンドと前記値情報とを含む指示情報を作成する、ことを特徴とする請求項1に記載のアクセスポイント接続装置を提供する。
請求項3に記載の発明では、前記機種固有設定コマンド記憶手段は、複数の機種のアクセスポイントの機種固有設定コマンドを記憶することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のアクセスポイント接続装置を提供する。
請求項4に記載の発明では、前記設定情報記憶手段が記憶する値情報に基づき、前記システムに接続されたアクセスポイントの接続状態を監視する監視処理手段をさらに備えることを特徴とする請求項1、請求項2、または請求項3に記載のアクセスポイント接続装置を提供する。
請求項5に記載の発明では、アクセスポイントの新しい機種に関する機種固有設定コマンドを機種固有設定コマンド記憶手段へ追加する追加手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のアクセスポイント接続装置を提供する。
請求項6に記載の発明では、顧客の注文情報、伝票情報、顧客情報などを管理する注文管理システムであって、前記請求項1から請求項5のいずれかに記載のアクセスポイント接続装置と、前記アクセスポイント接続装置の前記指示情報送信手段が送信した指示情報を受信する指示情報受信手段と、前記指示情報受信手段が受信した指示情報に従って前記値情報を設定する値情報設定手段と、を備えるアクセスポイントと、を有することを特徴とする注文管理システムを提供する。
請求項7に記載の発明では、システムにアクセスポイントを接続させるための設定項目に対応する値情報を記憶する設定情報記憶手段と、アクセスポイントの機種毎に規定された、前記設定項目に対応して前記値情報を設定するための機種固有設定コマンドを記憶する機種固有設定コマンド記憶手段と、を備えたアクセスポイント接続装置用のアクセスポイント接続プログラムであって、前記システムに接続されたアクセスポイントの機種を判定する機種判定機能と、前記機種判定機能が判定した機種に応じて、前記設定項目に対応する、前記機種固有設定コマンドと前記値情報とを含む指示情報を作成する指示情報作成機能と、前記作成した指示情報を、前記接続されたアクセスポイントへ送信する指示情報送信機能と、をコンピュータに実現させるアクセスポイント接続プログラムを提供する。
本発明によれば、注文管理装置にアクセスポイント設定項目(アクセスポイント設定マスターデータ)やアクセスポイント設定処理部などを設け、アクセスポイント固有の設定データフォーマットに変換するので、市販のアクセスポイントに対する注文管理システムからのアクセスポイント設定を実現することができる。
注文管理システムを説明するための概略構成図である。 注文管理装置の構成を説明するための概略図である。 アクセスポイント制御部を説明するための概略図である。 注文管理装置を説明するための一部抜粋概略図である。 機種依存処理部を説明するための概略図である。 設定マスター設定値情報を説明するための概略図である。 設定マスター設定値情報を説明するための概略図である。 アクセスポイント監視処理部を説明するための概略図である。 アクセスポイント接続情報を説明するための概略図である。 接続レポートを説明するための概略図である。 切断レポートを説明するための概略図である。 アクセスポイント機種Aの通信に関わる定義データAを説明するための概略図である。 アクセスポイント機種Bの通信に関わる定義データBを説明するための概略図である。 アクセスポイント機種Cの通信に関わる定義データCを説明するための概略図である。 設定マスター設定値定義と機種ごとの設定コマンドを説明するための図である。 アクセスポイント機種Aに関する設定値変換情報Aを説明するための概略図である。 アクセスポイント機種Bに関する設定値変換情報Bを説明するための概略図である。 アクセスポイント機種Cに関する設定値変換情報Cを説明するための概略図である。 設定マスター設定済み情報を説明するための概略図である。 注文管理システムにおけるアクセスポイントの接続処理の動作を説明するためのフローチャートである。 初期状態のアクセスポイント機種Aへアクセスポイント番号を指定して接続の設定を試行する動作を説明するためのフローチャートである。 接続確認処理に関する動作を説明するためのフローチャートである。 設定マスター設定値情報を機種A設定値情報へと変換する接続シーケンスを説明するための図である。 アクセスポイント監視処理を説明するためのフローチャートである。 アクセスポイント監視処理を説明するためのフローチャートである。 レポート発行処理を説明するためのフローチャートである。 レポート発行処理を説明するためのフローチャートである。 アクセスポイントに新しい機種Dを接続する場合を説明するための概略図である。
以下、本発明における好適な実施の形態について図1から図28を参照して詳細に説明する。
(1)実施形態の概要
本実施形態では、一例として、レストランなどの飲食店に構築される注文管理システムを例に、当該システムに配設される注文管理装置にアクセスポイント接続装置およびアクセスポイント接続プログラムが組み込まれる場合を説明する。しなしながら、アクセスポイント接続装置やアクセスポイント接続プログラムが配設されるシステムは、他のシステムであってもよい。
本実施形態では、注文管理システムにおいて、当該システムの設定事項を記憶するデータであるシステム設定データ(マスターデータ)に、アクセスポイント設定項目を追加する。本実施形態では、これを「アクセスポイント設定マスターデータ」として構成し、注文管理システムにおける注文管理装置が有する構成にする。そして、この「アクセスポイント設定マスターデータ」のフォーマットは、アクセスポイントの機種に依存しない、すなわち、注文管理システム独自のフォーマットで構成する。
また、注文管理システムにおいて、アクセスポイントを設定する機能に、「機種依存処理部」を設け、接続されたアクセスポイントの機種を判定する。本実施形態では、注文管理装置がこの「機種依存処理部」を有する構成にする。
そして、この機種依存処理部が、注文管理システム設定データのアクセスポイント設定項目から、アクセスポイント固有の設定データフォーマットへと変換する制御を行う。
また、注文管理システムからアクセスポイントへ、アクセスポイント固有の設定データを送信する。本実施形態では、注文管理システムにおける注文管理装置が当該送信機能を有する構成にする。
また、注文管理システムが対応していないアクセスポイントに対応するために、アクセスポイント固有の設定データフォーマットに変換する処理とアクセスポイント固有の設定データを送信する処理を、注文管理システムに追加(バージョンアップ)する機能を設ける。
(2)実施形態の詳細
図1は、本実施形態に係る注文管理装置を用いて構成した注文管理システム1を説明するための概略構成図である。
注文管理システム1は、レストランや居酒屋などの店舗形態に構成されるシステムであり、注文管理装置10、注文入力装置2(注文入力装置21、注文入力装置22)、注文印字装置3(注文印字装置31、注文印字装置32、注文印字装置33)、POS装置4、およびアクセスポイント5(アクセスポイント51、アクセスポイント52)などがネットワーク6によって通信可能に接続されて構成される。
注文管理装置10は、レストランや居酒屋などの店舗において、従業員が閲覧や操作を行うことができる場所(バックヤードなど)に設置される管理装置であり、注文管理システム1のシステム制御を行う。そして、来店客の、注文情報(注文内容、注文時刻)や、客情報といった様々な情報を、伝票単位あるいは席単位(客のグループ単位)で管理する。
注文入力装置2は、店舗へ来店した客の注文を受け付け、受け付けた注文情報を無線通信などを介して注文管理装置10へ送信する装置であり、本実施形態では、テンキーあるいはタッチパネル操作を受け付けることが可能な画面を有するモバイル端末やタブレット、スマートフォン、iPad(登録商標)などで構成される。
なお、本実施形態では、注文入力装置21と注文入力装置22の2つが注文管理システム1に属する構成にしたが、特に区別しない場合は注文入力装置2として説明する。
注文印字装置3は、注文入力装置2が受け付けて注文管理装置10へ送信した注文情報(伝票情報)などを、調理指示伝票やゲスト伝票として印字する装置である。
なお、本実施形態では、注文印字装置31と注文印字装置32、注文印字装置33の3つが注文管理システム1に属する構成にしたが、特に区別しない場合は注文印字装置3として説明する。
POS装置4は、販売時点情報管理(Point of sales system)装置であり、会計処理部(不図示)や、ゲスト伝票に印字されている伝票番号を入力するキー(不図示)またはバーコードリーダ(不図示)を備え、店舗の売上実績を単品単位で集計する。
アクセスポイント5は、注文入力装置2と無線通信を行う装置であり、所定の無線通信規格に従って通信を行うために必要となるパラメータなどの情報の送受信を注文管理装置10との間で行う。
本実施形態では、アクセスポイント5は、注文入力装置2から無線で送信された注文情報を受信し、注文管理装置10のネットワーク層(後述のネットワーク層101)の有線LAN(後述の有線LAN I/F107)で受信可能な仕様の注文情報にデータ変換するための無線中継機器である。
また、アクセスポイント5は、注文管理装置10のネットワーク層101の有線LAN(有線LAN I/F107)から送信された伝票情報を受信し、無線で受信可能な仕様の注文情報へデータ変換し、注文印字装置3に伝票情報を送信するためにデータ変換を行う無線中継機器である。
上述した構成が、ネットワーク6によって接続可能に配設されている。
上述した構成において、注文管理システム1では、注文管理装置10の注文処理部(後述の注文処理部17)が、注文入力装置2から送信されてきた注文情報を通信部(後述の通信部14)のネットワーク層(後述のネットワーク層101)で受信し、注文印字装置3へ伝票出力を行うための伝票情報をネットワーク層経由で送信することで、注文情報や会計情報を保管している。
また、注文管理システム1では、POS装置4が、注文管理装置10に対してネットワーク層経由で会計情報を問い合わせ、注文管理装置10のネットワーク層から送信された会計情報を受信することで会計処理が行われる。
なお、本実施形態の注文管理システム1は一例であるため、各端末や装置の数は、店舗形態や利便性に合わせて必要な数を設置する構成にすることができる。
図2は、注文管理装置10の構成を説明するための概略図である。
注文管理装置10は、CPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、ROM(Read Only Memory)13、通信部14、記憶装置15、入出力部16、注文処理部17、そして外部メモリインターフェース(I/F)18などにより構成される。
CPU11は、注文管理装置10の中央処理装置であり、ROM13や記憶装置15に保存された注文入力用アプリケーションなどのプログラムによって、RAM12上で様々な数値計算や情報処理、機器制御などを行う。本実施形態では、アクセスポイントの設定や制御に係わる各種演算を行う。
通信部14は、図1に示した注文管理システム1内の他の機器と通信をするための構成であり、ネットワーク層101や有線LANインターフェース(I/F)107を備える。なお、無線通信と有線通信のどちらの構成にするかは、適宜、設計可能である。
記憶装置15は、制御プログラム109やアクセスポイント制御部100、そしてCPU11の演算結果を記憶する装置である。
本実施形態では、制御プログラム109にアクセスポイント接続に関わるアクセスポイント接続プログラムが記憶されている。
なお、このアクセスポイント接続プログラムに従った動作は、図20以降で詳細を後述する。
入出力部16は、情報の入力を行うためのタッチパネルと、表示を行うための液晶表示部であり、本実施形態では、従業員によるタッチパネル式の操作を受け付けることが可能な画面(入力画面・表示画面)として構成する。
注文処理部17は、注文入力装置2が受け付けた注文情報の処理を行う。
外部メモリインターフェース(I/F)18は、注文管理装置10の注文処理部17やアクセスポイント制御部100のプログラムを更新するために外部メモリを接続するインターフェースである。なお、図示しないが、POS装置4にも同様の外部メモリインターフェース(I/F)が存在する。
上述した各構成は、注文管理装置10内で各々のデータを交換するために、共通の経路であるバス19で接続されている。
図3は、アクセスポイント制御部100を説明するための概略図である。
注文管理装置10のアクセスポイント制御部100は、アクセスポイント設定処理部110、アクセスポイント監視処理部140、アクセスポイント設定マスターデータ160、そしてアクセスポイント接続情報170などから構成される。
アクセスポイント設定処理部110は、機種共通部120と機種依存処理部130で構成される。なお、詳細は図4を用いて後述する。
アクセスポイント監視処理部140は、接続監視部141とレポート発行部142などから構成される。なお、詳細は図9、図10、および図11を用いて後述する。
アクセスポイント設定マスターデータ160は、アクセスポイント5の設定に関わるマスターデータを記憶するデータベースであり、図4、図6、図7などを用いて詳細は後述する。
アクセスポイント接続情報170は、アクセスポイント5に関わる接続情報を記憶するデータベースであり、たとえば、30秒ごとに更新される。詳細は図9を用いて後述する。
図4は、注文管理装置10を説明するための一部抜粋概略図であり、注文管理装置10における、アクセスポイント制御部100の一部とネットワーク層101のかかわり方を説明するための概略図である。より詳しくは、アクセスポイント設定処理部110を中心としたネットワーク層101、アクセスポイント設定マスターデータ160、アクセスポイント接続情報170、およびアクセスポイント5の各々のかかわり方を説明するための概略図である。
図4に示したように、注文管理装置10のアクセスポイント制御部100が有するアクセスポイント設定マスターデータ160は、設定マスター設定値情報260や設定マスター設定済み情報280が記憶される。
アクセスポイント制御部100が有するアクセスポイント接続情報170は、アクセスポイントの接続状況を記憶する。詳細は図9や図10、図11を用いて後述する。
アクセスポイント制御部100が有するアクセスポイント設定処理部110には、機種共通部120と機種依存処理部130が配設され、機種依存処理部130には、機種Aコマンド処理部131、機種Bコマンド処理部132、および機種Cコマンド処理部133が配設される。詳細は図5などを用いて後述する。
注文管理装置10のネットワーク層101は、プロトコルA103、プロトコルB104、プロトコルC105、プロトコルP106、有線LANインターフェース107などで構成される。
図5は、機種依存処理部130を説明するための概略図である。
図5に示したように、機種依存処理部130には、設定マスター設定値定義と機種ごとの設定コマンド290や、機種Aコマンド処理部131、機種Bコマンド処理部132、および機種Cコマンド処理部133が配設される。
設定マスター設定値定義と機種ごとの設定コマンド290は、図15を用いて後述する。
機種Aコマンド処理部131は、アクセスポイント機種Aの通信に関わる定義データA200、およびアクセスポイント機種Aに関する設定値変換情報A300をメモリ内に保有する。
同様に、機種Bコマンド処理部132はアクセスポイント機種Bの通信に関わる定義データB220、およびアクセスポイント機種Bに関する設定値変換情報B320を、また、機種Cコマンド処理部133はアクセスポイント機種Cの通信に関わる定義データC240、およびアクセスポイント機種Cに関する設定値変換情報C340を、それぞれメモリ内に保有する。
なお、アクセスポイント機種Aの通信に関わる定義データA200、アクセスポイント機種Bの通信に関わる定義データB220、そしてアクセスポイント機種Cの通信に関わる定義データC240については、図12、図13、図14を用いて後述する。
また、アクセスポイント機種Aに関する設定値変換情報A300、アクセスポイント機種Bに関する設定値変換情報B320、そしてアクセスポイント機種Cに関する設定値変換情報C340については、図16、図17、図18を用いて後述する。
図6および図7は、設定マスター設定値情報260を説明するための概略図である。
ここで、図6は、実際の設定マスター設定値情報260により近い形を示した図であり、一方、図7は、本実施形態で説明するにあたり構成をより分かり易くする示すためにテーブル状に図式化した図である。
図6および図7には、3台分のアクセスポイント5の設定項目(SSID、チャンネル、IPアドレス、サブネットマスク)が示されている。
なお、本実施形態では、アクセスポイント5の台数を3台として説明するが、アクセスポイント5の台数は2台以下でも、あるいは4台以上であってもよい。
本実施形態では、アクセスポイント5の設定データのフォーマットは、アクセスポイント5の機種に依存しない、注文管理システム1独自のフォーマットを定義して保存している。本実施形態の注文管理システム1では、SSIDに関わる項目については「SSID」、チャンネルに関わる項目については「CHANNEL」、IPアドレスに関わる項目については「IPADR」、そして、サブネットマスクに関わる項目については「SUBNET」という名前(フォーマット)を各々定義している。
図7に示したように、設定マスター設定値情報260には、注文管理システム1内の各アクセスポイント5について、通信の設定に必要となる各種項目(設定項目269)が、アクセスポイント5ごとに記憶される。その際、本実施形態では各々のアクセスポイント5に番号(アクセスポイント番号268)が割り当てられているため、アクセスポイント番号268ごとに当該設定項目を記憶している。
たとえば、図6において一点鎖線(符号2603)で示した情報は、図7では、同じく一点鎖線(符号2603)で示したように設定マスター設定値情報260に記憶されている。
つまり、図7には、アクセスポイント番号268が「3」であるアクセスポイント5の各設定値として以下の値が記憶されていることが示されている。
SSID設定値262は「ABCD12345」。
チャンネル設定値263は「44」。
IPアドレス設定値264は「10.5.12.123」。
サブネットマスク設定値265は「255.255.0.0」。
次に、図8、図9、図10、および図11を用いて、アクセスポイント監視処理部140およびアクセスポイント接続情報170(図3)について詳細を説明する。
図8は、アクセスポイント監視処理部140を説明するための概略図である。
図9は、アクセスポイント接続情報170を説明するための概略図である。
図10は、接続レポート70を説明するための概略図である。
図11は、切断レポート71を説明するための概略図である。
図8に示したように、アクセスポイント監視処理部140の接続監視部141は、アクセスポイント設定マスターデータ160が記憶する設定マスター設定値情報260(図4)を参照し(1)、ネットワーク層101を介してアクセスポイント5との通信を確認しながら(2)、接続状態を監視する構成である。
また、接続監視部141は、注文管理装置10とアクセスポイント5との接続状態が変化(未接続状態から接続状態への変化、または、接続状態から未接続状態への変化)したと判断し、アクセスポイント接続情報170(図9)の接続状態フラグ171(図9)を更新する処理を行う(3)構成である。
一方、アクセスポイント監視処理部140のレポート発行部142は、アクセスポイント接続情報170の状態変化フラグ172(図9)の更新を確認し(4)、更新後の接続状態フラグ171に応じて、接続レポート70(図10)または切断レポート71(図11)の伝票データを生成し、注文印字装置3へ伝票データを送信する(5)構成である。
図9に示したように、アクセスポイント接続情報170には、アクセスポイント番号268である「1」、「2」、「3」が定義されている。このアクセスポイント番号268は、図7で説明した設定マスター設定値情報260のアクセスポイント番号268を参照して生成される。したがって、アクセスポイント接続情報170は設定マスター設定値情報260のアクセスポイント番号268(すなわち、「1」、「2」、「3」)と同じ番号が定義されている。
アクセスポイント接続情報170には、それぞれのアクセスポイント番号268ごとに、アクセスポイント5と注文管理装置10の接続状態を示す接続状態フラグ171、および、アクセスポイント5と注文管理装置10の接続が変化したことを示す状態変化フラグ172が記憶される。
接続状態フラグ171は、接続状態である場合には「1」を、未接続(切断)状態である場合は「0」が記憶される。
状態変化フラグ172は、変化があったことを示す場合は「1」を、変化がないことを示す場合は「0」が記憶される。
図12は、アクセスポイント機種Aの通信に関わる定義データA200を説明するための概略図である。
同様に、図13はアクセスポイント機種Bの通信に関わる定義データB220の概略図であり、図14はアクセスポイント機種Cの通信に関わる定義データC240の概略図である。
なお、図12のアクセスポイント機種Aの通信に関わる定義データA200を一例に「アクセスポイント各機種の通信に関わる定義データ」を説明することで、図13のアクセスポイント機種Bの通信に関わる定義データB220、および、図14のアクセスポイント機種Cの通信に関わる定義データC240については詳細な説明は省略する。
図12に示したように、アクセスポイント機種Aの通信に関わる定義データA200は、接続に関する定義データ201と設定に関する定義データ211などで構成される。
接続に関する定義データ201も設定に関する定義データ211も、各定義項目が設けられており、そして当該各定義項目に対応する値(定義データ)が各々記憶される。
つまり、アクセスポイント機種Aの通信に関わる定義データA200は、各定義項目として以下の値が各々記憶されている(1)(2)。
(1)接続に関する定義データ201
アクセスポイント機種Aの通信に使用する通信プロトコル202として「プロトコルA」。
接続先IPアドレス値(IPアドレス初期値)203として「192.168.0.100」。
「接続先IPネットマスク値(サブネットマスク初期値)204として「255.255.255.0」。
ログインユーザ名205として「root」。
ログインパスワード206として「root」。
接続確認コマンド207として「get_stat」。
(2)設定に関する定義データ211
SSID設定212として「set_ssid」。
チャンネル設定213として「set_channel」。
IPアドレス設定214として「set_inetadr」。
サブネットマスク設定215として「set_netmask」。
この設定に関する定義データは、アクセスポイント設置に必要となる設定項目であり、複数の項目が存在する。
上述した設定に関する定義データ211は、図6および図7で説明した設定マスター設定値情報260の各設定項目269(SSID設定値、チャンネル設定値、IPアドレス設定値、サブネットマスク設定値)に対応している。
また、上述した接続に関する定義データ(設定値)201は、後述する接続シーケンス(図23)で使用される。
図15は、設定マスター設定値定義と機種ごとの設定コマンド290を説明するための図である。
一点鎖線(符号291)で示した行に記憶されている値は、本実施形態における「設定マスター設定値定義」に該当する値である。
つまり、図15には、本実施形態の注文管理システム1で、各アクセスポイント5の設定に必要なSSID設定、チャンネル設定、IPアドレス設定、そしてサブネットマスク設定の各マスターの設定として、以下の値が各々定義されていることが示されている。これは、図6および図7で説明した設定項目のことであり、本実施形態の注文管理システム1において共通で定義される名称(設定項目の名称)のことである。
SSID設定の設定値定義は「SSID」。
チャンネル設定の設定値定義は「CHANNEL」。
IPアドレス設定の設定値定義は「IPADR」。
サブネットマスク設定の設定値定義は「SUBNET」。
一方、一点鎖線(符号292)で示した行に記憶されている値は、アクセスポイント機種Aのアクセスポイント5の設定コマンドに関わる各値が記憶されている。
ここで、任意のアクセスポイント5の接続に必要な各設定項目269を設定する場合、当該設定項目269をそれぞれの機器(機種)固有の設定コマンドに変更(変換)する必要がある。つまり、アクセスポイント機種Aについてはアクセスポイント機種Aに対応する設定コマンドとして、図15の一点鎖線(符号292)で示した値に設定を変更しなければならないため、そのことが機種依存処理部130に記憶されていることが示されている。
SSID設定のアクセスポイント機種Aの定義は「set_ssid」。
チャンネル設定のアクセスポイント機種Aの定義は「set_channel」。
IPアドレス設定のアクセスポイント機種Aの定義は「set_inetadr」。
サブネットマスク設定のアクセスポイント機種Aの定義は「set_netmask」。
なお、アクセスポイント機種Bおよびアクセスポイント機種Cについても同様であって、各機種(B、C)に依存するフォーマット(設定項目の名称)を、本実施形態の注文管理システム1独自のフォーマットに対応させるための各機種の設定コマンドが機種依存処理部130に記憶される。
このように、本実施形態では、アクセスポイント機種Aの通信に関わる定義データA200(図12)の設定に関する定義データ211が、設定マスター設定値定義と機種ごとの設定コマンド290(図15)の、機種A設定コマンドの変換後のコマンド(定義データ)として格納される。
図16は、アクセスポイント機種Aに関する設定値変換情報A300を説明するための概略図であり、接続されるアクセスポイント番号(アクセスポイント5)が、全て機種Aである場合の変換情報が示されている。
図17は、アクセスポイント機種Bに関する設定値変換情報B320を説明するための概略図である。接続されるアクセスポイント番号(アクセスポイント5)が、全て機種Bである場合の変換情報が示されている。
図18は、アクセスポイント機種Cに関する設定値変換情報C340を説明するための概略図である。接続されるアクセスポイント番号(アクセスポイント5)が、全て機種Cである場合の変換情報が示されている。
なお、アクセスポイント5ごとに、異なる機種(たとえば、アクセスポイント番号「1」に機種A、アクセスポイント番号「2」に機種B・・・など)が接続される場合もある。
図16に示したように、本実施形態では、たとえば、アクセスポイント番号が「3」であって機種が機種Aであるアクセスポイント5に対して注文管理装置10から設定を行う場合、一点鎖線(符号2603)で示した設定マスター設定値情報から、一点鎖線2604で示したアクセスポイント機種A設定値情報(符号260)へコマンド変換を行うことができる。
アクセスポイント機種B(図17)、およびアクセスポイント機種C(図18)についても同様であるため、説明を省略する。
図19は、設定マスター設定済み情報280を説明するための概略図である。
設定マスター設定済み情報280は、各アクセスポイント番号268の接続状態および接続機種が記憶されるデータベースであり、接続状態の欄に接続中を示すフラグ「1」が記憶されているアクセスポイント番号268の欄については、さらに、IPアドレス、サブネットマスク、SSID設定、およびチャンネル設定についても各値が記憶される。
一方、接続状態の欄に未接続中を示すフラグ「0」が記憶されているアクセスポイント番号268の欄については、設定情報(追加される項目)282が追って登録される場合がある。その詳細は、図20を用いた説明の中で後述する。
上述したように、本実施形態では、注文管理装置10がアクセスポイント制御部100を備え、アクセスポイント設定マスターデータ160の設定マスター設定値情報260を機種共通部120が機種依存処理部130へ引き渡して、各機種コマンド処理部(131、132、133)が、各機種の通信に関わる定義データ(アクセスポイント機種Aの通信に関わる定義データA200など)に基づいて機種ごとの設定コマンドを記憶する(設定マスター設定値定義と機種ごとの設定コマンド290)。
このため、本実施形態では、市販されているアクセスポイント5であっても、注文管理システム1からアクセスポイント5の設定を行うことができる。
また、本実施形態では、注文管理装置10がアクセスポイント監視処理部140を備えているので、注文管理システム1によるアクセスポイントの監視をすることができる。
次に、上述したアクセスポイント接続処理(設定処理)に関わる注文管理システム1の動作について、注文管理装置10(アクセスポイント制御部100)が、注文管理システム1内で無接続である(つまり、空いている状態である)アクセスポイント番号268にアクセスポイント5の設定を行う場合を説明する。
図20は、注文管理システム1にアクセスポイントを接続(設定)する処理の動作を説明するためのフローチャートである。
注文管理装置10の機種共通部120は、アクセスポイント接続情報170(図9)を確認し、未接続のアクセスポイント番号268を検索する(S2105)。
未接続のアクセスポイント5のアクセスポイント番号268が検知されない場合(S2110;N)、注文管理装置10の機種共通部120は、設定処理(接続処理)を終了する(設定失敗)。
一方、未接続のアクセスポイント番号268(本実施形態(図9)では「3」)が検知された場合(S2110;Y)、注文管理装置10(機種共通部120)は、当該未接続のアクセスポイント番号268「3」をアクセスポイント5の接続先として認識(検知)する(S2115)。
この未接続のアクセスポイント番号268の検知は、たとえば、以下のように行う。
注文管理装置10の機種共通部120は、アクセスポイント接続情報170の接続状態フラグ171を検索し、未接続状態であることを示す「0」のフラグを検索する。そして、「0」のフラグを発見(検知)すると、そのフラグが記憶されているアクセスポイント番号268が「3」であることを認識する(S2115)。
このようにして、注文管理装置10は、未接続のアクセスポイント番号268を検知する。
次に、注文管理装置10の機種依存処理部130のうち機種Aコマンド処理部131は、初期状態のアクセスポイント機種A(アクセスポイント5)に対して、アクセスポイント番号268「3」へのアクセスポイントの接続設定を試行する(S2120)。
なお、このアクセスポイントの接続設定(S2120)については、図21を用いて詳細を後述する。
次に、注文管理装置10は、上述した初期状態のアクセスポイント機種Aへの設定(試行)に成功したか否かを判断する(S2125)。
アクセスポイント機種Aへの試行に失敗したと判断すると(S2125;N)、注文管理装置10の機種依存処理部130のうち機種Bコマンド処理部132は、初期状態のアクセスポイント機種Bに対して、アクセスポイント番号268「3」へのアクセスポイントの接続設定を試行する(S2130)。
そして、注文管理装置10は、初期状態のアクセスポイント機種Bへの設定(試行)に成功したか否かを判断する(S2135)。アクセスポイント機種Bへの試行に失敗したと判断すると(S2135;N)、注文管理装置10の機種依存処理部130のうち機種Cコマンド処理部133は、初期状態のアクセスポイント機種Cに対して、アクセスポイント番号268「3」へのアクセスポイント接続設定を試行する(S2140)。
次に、注文管理装置10は、初期状態の機種Cへの設定(試行)に成功したか否かを判断する(S2145)。アクセスポイント機種Cへの試行に失敗したと判断すると(S2145;N)、注文管理装置10は、設定処理(接続処理)を終了する(設定失敗)。
一方、S2125でアクセスポイント機種Aへの試行に成功したと判断した場合、または、S2135でアクセスポイント機種Bへの試行に成功したと判断した場合、あるいは、S2145でアクセスポイント機種Cへの試行に成功したと判断した場合、のいずれかの場合であれば、注文管理装置10は、アクセスポイント5の再起動が完了するのを待つ(S2150)。
続いて、アクセスポイント5の再起動が完了したことを確認した後、注文管理装置10は、アクセスポイント5のIPアドレスに対してPingコマンドを利用した応答確認(Ping確認)を行う(S2155)。本実施形態では、アクセスポイント機種Aの設定に成功した場合を例に説明すると、注文管理装置10は、設定に成功したアクセスポイント番号268「3」のIPアドレス「10.5.12.123」(図7 264)にPingコマンドを利用した応答確認(Ping確認)を行う(S2155)。
そして、注文管理装置10は、Ping応答に成功したか否かを判断する(S2160)。 Ping応答に成功したと判断すると(S2160;Y)、注文管理装置10は、アクセスポイント設定マスターデータ160(図4)内にある設定マスター設定済み情報280(図19)のアクセスポイント番号268が「3」の欄に、以下の各項目を設定情報282として記憶(追加)する(S2165)。
接続状態欄に「0」から「1」を記憶。
接続機種欄に「A」を記憶。
IPアドレス欄に「10.5.12.123」を記憶。
サブネットマスク欄に「255.255.0.0」を記憶。
SSID設定欄に「ABCD12345」を記憶。
チャンネル設定欄に「44」を記憶。
上述した情報を設定マスター設定済み情報280に記憶すると、注文管理装置10は、アクセスポイント設定処理(接続処理)を終了する(設定成功)。
なお、本実施形態では、一例としてアクセスポイント機種Aの設定に成功した場合を説明したが、アクセスポイント機種Bの設定に成功した場合はアクセスポイント機種Bの通信に関わる定義データB220(図13)の、また、アクセスポイント機種Cの設定に成功した場合はアクセスポイント機種Cの通信に関わる定義データC240(図14)の各設定に従い、S2155からS2165までの処理を行う構成となる。
一方、Ping応答に成功したと判断しない場合(S2160;N)、注文管理装置10は、設定処理(接続処理)を終了する(設定失敗)。
以上の処理によって注文管理システム1におけるアクセスポイント5の設定が行われる。この結果、追加されたアクセスポイント5により、注文入力装置2と注文管理装置10、注文管理装置10と注文印字装置(31、32)の無線中継が可能になる。
次に、図21、図23を用いて、初期状態のアクセスポイント機種Aに対して、注文管理システム1で使用するアクセスポイント番号268を指定して接続の設定を試行する動作を説明する。
図21は、初期状態のアクセスポイント機種A(アクセスポイント5)に対して、注文管理システム1で使用するアクセスポイント番号268を指定して接続の設定を試行する動作(図20 S2120)の詳細を説明するためのフローチャートである。
注文管理装置10は、アクセスポイント番号268の「3」が未接続状態であると検知すると(図9)、アクセスポイント設定マスターデータ160を参照し、さらに当該アクセスポイント設定マスターデータ160内に保存された設定マスター設定情報260(図6、図7)を参照し(S2205)、アクセスポイント番号268「3」に関する設定値(符号2603)が登録されているか否かを確認する(S2210)。
アクセスポイント番号268「3」に関する設定値(符号2603)が登録されていると判断すると(S2210;Y)、注文管理装置10の機種共通部120は、機種Aコマンド処理部131に初期状態のアクセスポイント機種Aが接続されているかの接続確認を依頼する(S2212)。なお、この接続確認処理に関する動作については、図22を用いて詳細を後述する。
S2212に関わる確認の結果、初期状態のアクセスポイント機種Aが接続されていないと判断すると(S2213;N)、注文管理装置10は、設定処理を終了する(設定失敗)。
一方、S2212に関わる確認の結果、初期状態のアクセスポイント機種Aが接続されていると判断すると(S2213;Y)、注文管理装置10の機種共通部120は、S2115(図20)でアクセスポイント番号268「3」は未接続と認識しているので、アクセスポイント番号268「3」を指定し、アクセスポイント機種Aへのアクセスポイント番号268「3」の設定を試行するよう機種Aコマンド処理部131に依頼する。
注文管理装置10の機種Aコマンド処理部131は、設定マスター設定値情報260(図6、図7)に記憶してあるSSID設定値262、チャンネル設定値263、IPアドレス設定値264、そしてサブネットマスク設定値265といった各設定値を、機種A設定値情報(符号2604)へと変換する(S2215)。より詳しくは、機種Aコマンド処理部131は、図16に示したように、アクセスポイント番号「3」の設定マスター設定値情報(符号2603)を、アクセスポイント機種A設定値情報(符号2604)へと変換する。
この際、機種Aコマンド処理部131は、変換前の値(設定マスター設定値情報(符号2603))と変換後の値(アクセスポイント機種A設定値情報(符号2604))をアクセスポイント番号268「3」と紐付けて記憶する。
より具体的には、注文管理装置10の機種Aコマンド処理部131は、以下(1)および(2)の処理を行う。
(1)アクセスポイント設定マスターデータ160からアクセスポイント番号268「3」の設定パラメータを読み込む。
(2)アクセスポイント機種Aの通信に関わる定義データA200を参照し、アクセスポイント機種Aとの通信を行う通信プロトコル202として指定されているプロトコルA103の手順に従ってアクセスポイント機種Aに設定するコマンドデータを作成する。
次に、注文管理装置10の機種Aコマンド処理部131は、プロトコルA103の手順に従って、アクセスポイント機種Aの接続先IPアドレス値(「192.168.0.100」)へ、設定パラメータを送信する(S2217)。なお、この設定パラメータとは、アクセスポイント機種Aに関する設定値変換情報A300(図16)の「機種A設定値情報」のうち、アクセスポイント番号268「3」に記憶されたアクセスポイント機種A設定情報(符号2604)を指し、図7に示したSSID設定値262、チャンネル設定値263、IPアドレス設定値264、サブネットマスク設定値265の各値のことである。
より具体的には、図23を参照して後述する。
なお、このとき、注文管理システム1で定義された無線セキュリティ設定情報をアクセスポイント機種Aの定義に従って設定するなどするとよい。
次に、注文管理装置10の機種Aコマンド処理部131は、設定パラメータの送信が成功したか否かを判断する(S2220)。
上述した変換が成功したと判断すると(S2220;Y)、アクセスポイント機種Aの通信に関わる定義データA200に定義されたプロトコルA103の手順でアクセスポイント機種Aに再起動コマンドを送信し(S2225)、設定処理を終了する(設定成功)。
一方、上述した変換が成功したと判断しなかった場合(S2220;N)、再起動をせずに設定処理を終了する(設定失敗)。
次に、図12、図22、図23を用いて、接続確認処理(図21 S2212)について説明する。
本実施形態では、初期状態のアクセスポイント機種Aが接続されているかの確認動作を例に説明するが、アクセスポイント機種Bおよびアクセスポイント機種Cに関しても同じ確認動作となる。
図22は、接続確認処理(図21 S2212)に関する動作を説明するためのフローチャートである。
図23は、設定マスター設定値情報260(図7)からアクセスポイント機種A設定値情報(図16)へと変換する際の、接続シーケンスを説明するための図である。
まず、注文管理装置10の機種Aコマンド処理部131は、アクセスポイント機種Aに接続する(S2305)。
次に、機種Aコマンド処理部131は、アクセスポイント機種Aの通信に関わる定義データA200を参照し(S2306)、アクセスポイント機種Aとの通信プロトコル202がプロトコルA103と指定(定義)されていることを確認する。
そして、機種Aコマンド処理部131は、プロトコルA103の手順で、接続先IPアドレス値203、すなわち、「192.168.0.100」に、ログインユーザ名205「root」、ログインパスワード206「root」を用いて接続を試行し(S2307)、試行(接続)が成功したか否かを判断する(S2310)。
試行(接続)が成功したと判断しなかった場合(S2310;N)、機種Aコマンド処理部131は、初期状態のアクセスポイント機種Aが未接続の状態であると判断(判定)し接続確認処理を終了する。
一方、試行(接続)が成功したと判断した場合(S2310;Y)、機種Aコマンド処理部131は、アクセスポイント機種Aのステータスを読み取る(S2315)。つまり、プロトコルA103の手順で、アクセスポイント機種Aの通信に関わる定義データA200(図12)に定義された接続確認コマンド207「get_stat」を送信し、接続確認を試行する。
機種Aコマンド処理部131は、接続確認を試行すると、接続確認に成功したか否かを判断する(S2320)。
接続確認に成功したと判断した場合(S2320;Y)、機種Aコマンド処理部131は、初期状態のアクセスポイント機種Aが接続されている状態であると判定し、接続確認処理を終了する。する。
(アクセスポイントの監視処理)
次に、アクセスポイント監視処理(接続状態監視処理)について説明する。
図24および図25は、アクセスポイント監視処理の動作を説明するためのフローチャートである。
注文管理装置10が備えるアクセスポイント監視処理部140の接続監視部141(図3)は、設定マスター設定値情報260(図7)を参照し、各アクセスポイント番号268が有するIPアドレス設定値264を以下のように取得する(S3105)。
アクセスポイント番号268が「1」のIPアドレスとして10.5.12.121、
アクセスポイント番号268が「2」のIPアドレスとして10.5.12.122、
アクセスポイント番号268が「3」のIPアドレスとして10.5.12.123。
次に、接続監視部141は、まず、アクセスポイント番号「1」のIPアドレス「10.5.12.121」へPingを送信して応答を待つ(S3110)。
そして、接続監視部141は、上述したPing応答が成功したか否かを判断する(S3115)。
成功したと判断すると(S3115;Y)、接続監視部141は、アクセスポイント接続情報170(図9)を参照して(S3120)、アクセスポイント番号268「1」の接続状態フラグ171を確認し、未接続状態(フラグ=「0」)か否かを判断する(S3125)。
S3125の判断の結果、アクセスポイント番号268「1」は未接続状態ではない(すなわち、接続状態である)と判断すると(S3125;N)、接続監視部141は、次のアクセスポイント番号268「2」のIPアドレス「10.5.12.122」へPingを送信して応答を待つフロー(図25、S3205)へと移行する。
一方、S3125の判断の結果、アクセスポイント番号268「1」は未接続状態であると判断すると(S3125;Y)、接続監視部141は、アクセスポイント番号268「1」に関する接続状態フラグ171を「1」に変更する(S3130)。
さらに、アクセスポイント接続情報170のアクセスポイント番号268「1」に関する状態変化フラグ172を「変化あり」を示す「1」に変更する(S3135)。
そして、次のアクセスポイント番号268「2」のIPアドレス「10.5.12.122」へPingを送信して応答を待つフロー(図25、S3205)へと移行する。
S3115の判断に戻って、Ping応答が成功したと判断しなかった場合(S3115;N)、接続監視部141は、アクセスポイント接続情報170(図9)を参照して(S3140)、アクセスポイント番号268「1」の接続状態フラグ171を確認し、接続状態(フラグ=「1」)か否かを判断する(S3145)。
S3145の判断の結果、アクセスポイント番号268「1」は接続状態ではない(すなわち、未接続状態である)と判断すると(S3145;N)、接続監視部141は、次のアクセスポイント番号「2」のIPアドレス「10.5.12.122」へPingを送信して応答を待つフロー(図25、S3205)へと移行する。
一方、S3145の判断の結果、アクセスポイント番号268「1」は接続状態であると判断すると(S3145;Y)、接続監視部141は、アクセスポイント番号268「1」に関する接続状態フラグ171を「未接続」である状態を示す「0」に変更する(S3150)。
さらに、アクセスポイント接続情報170のアクセスポイント番号268「1」に関する状態変化フラグ172を「変化あり」を示す「1」に変更する(S3135)。
図25は、アクセスポイント番号268「2」の接続状態監視処理(S3205からS3230)、および、アクセスポイント番号268「3」の接続状態監視処理(S3250からS3275)を示すが、上述したアクセスポイント番号268「1」の接続状態監視処理と同様なので説明は省略する。
このように、本実施形態では、注文管理システム1からアクセスポイント5(接続済み)への応答確認の際に、アクセスポイント番号268ごとに記憶しているIPアドレス設定値(264)を利用して、アクセスポイント5を指定して問い合わせることが可能になっている。
このため、人為的なミスが起こりやすいオフラインでの人の手による処理とは異なり、人の手を介さないオンラインでの、接続確認(接続監視)の処理が可能になる。
つまり、アクセスポイント番号268ごとに記憶されたIPアドレス設定値(264)の一部(個々のアクセスポイント5特有の値「10.5.12.123」のうちの下3桁「123」の部分)を利用して応答確認を行うので、定義されたとおりの正しい設定を用いて監視することができる。
(レポート発行処理)
次に、レポート発行処理について説明する。
図26および図27は、レポート発行処理を説明するためのフローチャートである。
本実施形態では、設定マスター設定値情報260(図6、図7)に登録してあるアクセスポイント番号268の列のすべての番号(本実施形態では「1」、「2」、「3」)に対する、接続状態を判断する処理(図24、図25)を終えると、注文管理装置10のレポート発行部142(図3)は以下のレポート発行の処理を行う。
まず、レポート発行部142は、アクセスポイント接続情報170(図9)に記憶(登録)された、アクセスポイント番号268「1」の状態変化フラグ172を参照する(S3305)。
そして、レポート発行部142は、アクセスポイント番号268「1」の状態変化フラグ172が「変化あり」を示す「1」か否かを確認する(S3310)。
アクセスポイント番号268「1」の状態変化フラグ172が「変化あり」を示す「1」ではないと判断すると(S3310;N)、レポート発行部142は、アクセスポイント接続情報170に記憶された、アクセスポイント番号268「2」の状態変化フラグ172を参照する(S3320)。
一方、アクセスポイント番号268「1」の状態変化フラグ172が「変化あり」を示す「1」であると判断すると(S3310;Y)、レポート発行部142は、続けてアクセスポイント接続情報170の接続状態フラグ171を参照する(S3315)。
このとき、レポート発行部142は、接続状態フラグ171(「0」か「1」か)に応じて以下のレポート発行の処理を行う(S3316)。
(i)変化後の接続状態フラグ171が「1」(接続)の場合
接続レポート70を生成する。
接続レポート70は、たとえば図10に示したように、レポートを発行した年月日や日時(「2015年1月15日10時20分」)、アクセスポイント番号(「01」。即ちアクセスポイント番号268「1」に相当)、IPアドレス(「10.5.12.121」)、および接続した旨を示す内容(「接続しました」)などの情報を含む。
(ii)変化後の接続状態フラグ171が「0」(未接続)の場合
切断状態であることを示す切断レポート71を生成する。
切断レポート71は、たとえば図11に示したように、レポートを発行した年月日や日時(「2015年1月15日10時20分」)、アクセスポイント番号(「01」。即ちアクセスポイント番号268「1」に相当)、IPアドレス(「10.5.12.121」)、および切断した旨を示す内容や確認を促す内容(「切断しました」「アクセスポイントの状況を確認して下さい。」)などの情報を含む。
なお、本実施形態では、上述した接続レポート70および切断レポート71は、ともに注文印字装置3が印字可能な印字データである。
次に、レポート発行部142は、ネットワーク層101(図2、図4)を経由して、注文印字装置3へ印字データ(伝票データ)を送信する。
このようにして、本実施形態では、接続レポート70または切断レポート71を注文印字装置3から発行する。
(i)または(ii)の処理を行ったレポート発行部142は、状態変化フラグ172を「0」に更新する(S3317)。
なお、同図26に示したS3320からS3332はアクセスポイント番号268「2」に関する上述した処理(接続レポート70または切断レポート71を発行する処理)を、また、図27に示したS3335からS3347はアクセスポイント番号268「3」に関する上述した処理を各々説明するフローチャートであるが、上述したアクセスポイント番号268「1」に関する処理(S3305からS3317)と同様であるため、詳細な説明は省略する。
なお、本実施形態では、注文管理装置10のレポート発行部142の機能によって、注文印字装置3から接続レポート70または切断レポート71を発行させる例を示したが、接続レポート70または切断レポート71の内容を示す情報を、他の方法で通知するように構成してもよい。例えば、注文管理装置10の入出力部16の液晶表示部に表示することで通知したり、または、注文入力装置2に送信して注文入力装置2が有する表示機能などの出力機能によって通知するように構成してもよい。
(アクセスポイントへの新しい機種の接続)
本実施形態では、アクセスポイント5に新しい機種Dを接続するために、以下の構成を有する。
図28は、アクセスポイント5に新しい機種Dを接続する場合を説明するための概略図である。
注文管理装置10は、ネットワーク層101経由、または、外部メモリインターフェース(I/F)18経由で、機種Dコマンド処理プログラム1340を機種依存処理部130の機種Dコマンド処理部134として登録する。
このように、機種依存処理部130に機種Dコマンド処理部134を追加することで、新しい機種である機種Dの設定を行うことができる。
また、注文管理システム1に、工場出荷状態のアクセスポイント5のIPアドレスと、注文管理システム1が接続された有線LANの機器のIPアドレスとが、重複していないか検査する機能を設ける構成にしてもよい。
以上説明したように、本実施形態の注文管理システム1では、注文管理システム1にアクセスポイント5を接続する処理において、注文管理装置10が機種依存処理部130を備え、アクセスポイント5を判定し、自装置が独自のフォーマット(すなわち、アクセスポイント5の機種には依存しないフォーマット)で記憶(保有)する接続のための設定項目を、アクセスポイント5が保有するアクセスポイント5の機種に依存したフォーマットの設定項目へ変換し、変換した情報をアクセスポイント5に設定させる。このため、市販のアクセスポイント5であっても容易に注文管理システム1に接続させることが可能になる。
また、注文管理装置10は、各機種に関する設定値変換情報A〜C(300、320、340)、アクセスポイント接続情報170、およびアクセスポイント監視処理部140を備える。このため、注文管理システム1のシステム設定データ(設定マスター設定値情報260)とアクセスポイント5の設定が一致するので、注文管理システム1からアクセスポイント5の監視が可能になる。
また、注文管理装置10の機種依存処理部130は、新しい機種に対応するコマンド処理部を追加する機能を有する。このため、注文管理システム1をバージョンアップすることで、新製品のアクセスポイント5を設定することが可能になる。
なお、上述した本実施形態では、注文管理装置10がアクセスポイント制御部100を備えてアクセスポイント5の設定および監視を行う構成にしたが、これに限られることはない。たとえば、POS装置4がアクセスポイント制御部100を備えて上述した注文管理システム1のシステム制御を行う構成にしてもよい。
1 注文管理システム
2 注文入力装置
3 注文印字装置
4 POS装置
5 アクセスポイント
6 ネットワーク
10 注文管理装置
11 CPU
12 RAM
13 ROM
14 通信部
15 記憶装置
16 入出力部
17 注文処理部
18 外部メモリインターフェース(I/F)
19 バス
21 注文入力装置
22 注文入力装置
31 注文印字装置
32 注文印字装置
33 注文印字装置
51 アクセスポイント
52 アクセスポイント
70 接続レポート
71 切断レポート
100 アクセスポイント制御部
101 ネットワーク層
103 プロトコルA
104 プロトコルB
105 プロトコルC
106 プロトコルP
107 有線LANインターフェース(I/F)
109 制御プログラム
110 アクセスポイント設定処理部
120 機種共通部
130 機種依存処理部
131 機種Aコマンド処理部
132 機種Bコマンド処理部
133 機種Cコマンド処理部
140 アクセスポイント監視処理部
141 接続監視部
142 レポート発行部
160 アクセスポイント設定マスターデータ
170 アクセスポイント接続情報
171 接続状態フラグ
172 状態変化フラグ
200 定義データA
201 接続に関する定義データ
202 通信プロトコル
203 接続先IPアドレス値
204 接続先IPネットマスク値
205 ログインユーザ名
206 ログインパスワード
207 接続確認コマンド
211 設定に関する定義データ
212 SSID設定
213 チャンネル設定
214 IPアドレス設定
215 サブネットマスク設定
220 定義データB
240 定義データC
260 設定マスター設定値情報
262 SSID設定値
263 チャンネル設定値
264 IPアドレス設定値
265 サブネットマスク設定値
268 アクセスポイント番号
269 設定項目
280 設定マスター設定済み情報
282 設定情報
290 設定マスター設定値定義と機種ごとの設定コマンド
291 設定マスター設定値定義
292 機種A設定コマンド
300 アクセスポイント機種Aに関する設定値変換情報A
320 アクセスポイント機種Bに関する設定値変換情報B
340 アクセスポイント機種Cに関する設定値変換情報C
1340 機種Dコマンド処理プログラム

Claims (7)

  1. 自装置が属するシステムにアクセスポイントを接続させるための設定項目に対応する値情報を記憶する設定情報記憶手段と、
    アクセスポイントの機種毎に規定された、前記設定項目に対応して前記値情報を設定するための機種固有設定コマンドを記憶する機種固有設定コマンド記憶手段と、
    前記システムに接続されたアクセスポイントの機種を判定する機種判定手段と、
    前記機種判定手段が判定した機種に応じて、前記設定項目に対応する、前記機種固有設定コマンドと前記値情報とを含む指示情報を作成する指示情報作成手段と、
    前記作成した指示情報を、前記接続されたアクセスポイントへ送信する指示情報送信手段と、
    を備えることを特徴とするアクセスポイント接続装置。
  2. 前記設定情報記憶手段は、前記設定項目に対応して規定された統合設定コマンドと共に前記値情報を記憶し、
    前記指示情報作成手段は、記設定項目に対応して規定された統合設定コマンドを、前記判定した機種に応じて規定された機種固有設定コマンドに変換することで、前記機種固有設定コマンドと前記値情報とを含む指示情報を作成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のアクセスポイント接続装置。
  3. 前記機種固有設定コマンド記憶手段は、複数の機種のアクセスポイントの機種固有設定コマンドを記憶する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のアクセスポイント接続装置。
  4. 前記設定情報記憶手段が記憶する値情報に基づき、前記システムに接続されたアクセスポイントの接続状態を監視する監視処理手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項1、請求項2、または請求項3に記載のアクセスポイント接続装置。
  5. アクセスポイントの新しい機種に関する機種固有設定コマンドを機種固有設定コマンド記憶手段へ追加する追加手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のアクセスポイント接続装置。
  6. 顧客の注文情報、伝票情報、顧客情報などを管理する注文管理システムであって、
    前記請求項1から請求項5のいずれかに記載のアクセスポイント接続装置と、
    前記アクセスポイント接続装置の前記指示情報送信手段が送信した指示情報を受信する指示情報受信手段と、前記指示情報受信手段が受信した指示情報に従って前記値情報を設定する値情報設定手段と、を備えるアクセスポイントと、
    を有することを特徴とする注文管理システム。
  7. システムにアクセスポイントを接続させるための設定項目に対応する値情報を記憶する設定情報記憶手段と、アクセスポイントの機種毎に規定された、前記設定項目に対応して前記値情報を設定するための機種固有設定コマンドを記憶する機種固有設定コマンド記憶手段と、を備えたアクセスポイント接続装置用のアクセスポイント接続プログラムであって、
    前記システムに接続されたアクセスポイントの機種を判定する機種判定機能と、
    前記機種判定機能が判定した機種に応じて、前記設定項目に対応する、前記機種固有設定コマンドと前記値情報とを含む指示情報を作成する指示情報作成機能と、
    前記作成した指示情報を、前記接続されたアクセスポイントへ送信する指示情報送信機能と、
    をコンピュータに実現させるアクセスポイント接続プログラム。
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