JP6507443B2 - 決済処理システム、決済処理方法、決済端末、決済処理サーバ及びプログラム - Google Patents

決済処理システム、決済処理方法、決済端末、決済処理サーバ及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、決済処理システム決済処理方法、決済端末、決済処理サーバ及びプログラムに関する。
複数の携帯端末と複数の印刷装置とをそれぞれ1対1の関係となるように組み合わせて使用する場合において、誤った組み合わせによる使用を防止する印字システムがある(例えば、特許文献1参照)。このような印字システムは、複数の携帯端末と、複数の印刷装置と、これらとネットワークを介して接続するサーバとを有する。サーバは、携帯端末から組み合わせ確認通知を受信すると、印刷装置からの情報を受信して、印刷装置を特定し、携帯端末に特定した印刷装置の情報を送信する。
特開2005−115678号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、操作する携帯端末において、その携帯端末に接続する印刷装置(以下、接続装置とする)のみを確認することができ、他の携帯端末と接続装置との接続関係は、他の携帯端末自体を操作してサーバに問い合わせしなければ確認できない。そのため、全体管理を行いたい場合などには、操作が煩雑化してしまうという問題がある。
そこで、本発明は上述の事情を鑑みてなされたものであり、決済端末と接続装置とを組み合わせて使用する決済処理システムにおいて、全体の接続関係を容易に確認することができる決済処理システム決済処理方法、決済端末、決済処理サーバ及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の幾つかの態様は、複数の接続装置と、複数の接続装置のいずれかと接続して決済に関する決済情報を入力する複数の決済端末と、決済処理サーバとを備える決済処理システムであって、複数の決済端末のうちの一の決済端末は、表示部と、前記決済処理サーバと通信する通信部と、前記一の決済端末の固有情報と、接続する接続装置の固有情報とを含む接続情報を記憶する記憶部と、前記記憶部が記憶する前記接続情報を前記決済処理サーバへ送信する送信部と、他の複数の決済端末と複数の接続装置との接続関係を含む構成データの送信要求に応じて前記決済処理サーバから構成データを受信し、当該受信した構成データに基づいて、複数の決済端末と複数の接続装置との接続関係を前記表示部に表示する表示制御部と、を備え、前記決済処理サーバは、複数の決済端末と通信する通信部と、複数の決済端末それぞれから受信した前記接続情報に基づいて、構成データを生成する生成部と、前記生成部が生成した構成データを記憶する記憶部と、前記記憶部が記憶する構成データを、前記送信要求を行った前記一の決済端末に送信する送信部と、を備えることを特徴とする決済処理システムである。
また、本発明の他の態様の決済処理システムにおいて、前記一の決済端末は、前記表示制御部が表示する接続関係に基づいて、複数の接続装置のうち、前記一の決済端末が接続する接続装置を選択する選択部さらに備えることを特徴とする。
また、本発明の他の態様の決済処理システムにおいて、済端末と接続装置とを接続する複数の無線ルータをさらに備え、前記接続情報は、さらに、接続する前記無線ルータの固有情報を有し、構成データは、それぞれの前記無線ルータが構成するネットワーク内に存在する決済端末及び接続装置の接続関係を示し、前記決済処理サーバの前記送信部は、前記記憶部が記憶する構成データのうち、少なくとも送信先の前記一の決済端末の存在する前記ネットワーク内での他の決済端末と接続装置との接続関係を含む部分を送信する、ことを特徴とする。
また、本発明の他の態様は、複数の接続装置と、複数の接続装置のいずれかと接続して決済に関する決済情報を入力する複数の決済端末と、決済処理サーバとを備える決済処理システムにおける決済処理方法であって、複数の決済端末のうち一の決済端末が、前記一の決済端末の固有情報と、接続する接続装置の固有情報とを含む接続情報を前記決済処理サーバへ送信する送信過程と、前記決済処理サーバが、複数の決済端末それぞれから受信した前記接続情報に基づいて、複数の決済端末と複数の接続装置との接続関係を示す構成データを生成して記憶部に記憶する生成過程と、前記決済処理サーバが、構成データの送信要求を行った前記一の決済端末へ、前記記憶部が記憶する構成データをのうち、他の複数の決済端末と複数の接続装置とを含む構成データを送信する送信過程と、前記一の決済端末が前記決済処理サーバから送信された構成データを受信し、当該受信した構成データに基づいて、複数の決済端末と複数の接続装置との接続関係を表示部に表示する表示制御過程と、を有することを特徴とする決済処理方法である。
また、本発明の他の態様は、複数の接続装置と、複数の接続装置のいずれかと接続して決済に関する決済情報を入力する複数の決済端末と、決済処理サーバとを備える決済処理システムに用いられる決済端末であって、表示部と、前記決済処理サーバと通信する通信部と、自端末の固有情報と、接続する接続装置の固有情報とを含む接続情報を記憶する記憶部と、前記記憶部が記憶する前記接続情報を前記決済処理サーバへ送信する送信部と、他の複数の決済端末と複数の接続装置との接続関係を含む構成データの送信要求に応じて前記決済処理サーバから構成データを受信し、当該受信した構成データに基づいて、複数の決済端末と複数の接続装置との接続関係を前記表示部に表示する表示制御部と、を備えることを特徴とする決済端末である。
また、本発明の他の態様は、複数の接続装置と、複数の接続装置のいずれかと接続して決済に関する決済情報を入力する複数の決済端末と、決済処理サーバとを備える決済処理システムに用いられる決済処理サーバであって、複数の決済端末と通信する通信部と、複数の決済端末それぞれから受信した、各決済端末の固有情報と、接続する接続装置の固有情報とを示す接続情報に基づいて、複数の決済端末と複数の接続装置との接続関係を示す構成データを生成する生成部と、前記生成部が生成した構成データを記憶する記憶部と、構成データの送信要求を行った一の決済端末へ、前記記憶部が記憶する構成データのうち、他の複数の決済端末と複数の接続装置とを含む構成データを送信する送信部と、を備えることを特徴とする決済処理サーバである。
また、本発明の他の態様は、複数の接続装置と、複数の接続装置のいずれかと接続して決済に関する決済情報を入力する複数の決済端末と、決済処理サーバとを備える決済処理システムに用いられる決済端末に、前記決済処理サーバと通信し、自端末の固有情報と、接続する接続装置の固有情報とを含む接続情報を記憶し、記憶する前記接続情報を前記決済処理サーバへ送信し、他の複数の決済端末と複数の接続装置との接続関係を含む構成データの送信要求に応じて前記決済処理サーバから構成データを受信し、当該受信した構成データに基づいて、複数の決済端末と複数の接続装置との接続関係を表示部に表示する、処理を実行させることを特徴とするプログラムである。
本発明によれば、決済端末は、表示部と、決済処理サーバと通信する通信部と、自装置の固有情報と、接続する接続装置の固有情報とを含む接続情報を記憶する記憶部と、記憶部が記憶する接続情報を決済処理サーバへ送信する送信部と、複数の決済端末と複数の接続装置との接続関係を示す構成データを決済処理サーバから受信し、当該受信した構成データに基づいて、複数の決済端末と複数の接続装置との接続関係を表示部に表示する表示制御部と、を備える。また、決済処理サーバは、決済端末と通信する通信部と、複数の決済端末それぞれから受信した接続情報に基づいて、構成データを生成する生成部と、生成部が生成した構成データを記憶する記憶部と、記憶部が記憶する構成データを決済端末に送信する送信部と、を備える。これにより、操作者は、1台の決済端末を操作することにより、複数ある決済端末と接続装置との接続関係を確認することができる。よって、携帯端末と接続装置とを組み合わせて使用する決済処理システムにおいて、全体の接続関係を容易に確認することができる。
本発明の第1の実施形態における決済処理システムの全体構成を示す図である。 第1の実施形態におけるスマートデバイスの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態におけるピンパッドの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態における無線ルータの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態における決済処理サーバの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態における決済処理システムの動作を説明するための図である。 第1の実施形態による決済処理サーバが記憶するネットワーク構成テーブルのデータ構成及びデータ例を示す概略図である。 第1の実施形態におけるスマートデバイスが表示するネットワーク構成図の一例を示す図である。 第1の実施形態による決済処理システムの動作を示すシーケンス図である。 第1の実施形態による決済処理システムの動作を示すシーケンス図である。 第1の実施形態における決済処理システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態における決済処理システムの全体構成を示す図である。 第2の実施形態における決済処理システムの動作を示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、各図において同一部分には同一符号を付している。
[第1の実施形態]
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本実施形態における決済処理システムS1の全体構成を示す図である。決済処理システムS1は、クレジットカードやデビットカード、電子マネー等のカードを使って決済処理を行うシステムである。同図に示すように、決済処理システムS1は、複数のスマートデバイス1と、複数のピンパッド2と、無線ルータ3と、決済処理サーバ4とを含んでいる。スマートデバイス1とピンパッド2とは、無線ルータ3を介して無線LAN(Local Area Network)により無線通信する。また、スマートデバイス1と決済処理サーバ4とは、無線ルータ3を介してインターネット等の公衆通信網Nにより通信する。
なお、同図においては、スマートデバイス1及びピンパッド2を4台ずつ示しているが、これに限らず、スマートデバイス1及びピンパッド2はそれぞれ1台以上あればよい。また、同図においては、スマートデバイス1の台数とピンパッド2の台数とが同一の場合を示しているが、スマートデバイス1の台数とピンパッド2の台数は異なっていてもよい。例えば、ピンパッド2の台数がスマートデバイス1の台数より多くても少なくてもよい。
スマートデバイス1は、決済に関する決済情報を入力する決済端末であり、例えば、スマートフォンやタブレット端末等の携帯端末である。決済情報は、例えば、クレジットやデビットの売上、口座振替の受け付けや取り消し等の業務内容の選択、あるいは、取引金額等の取引内容である。スマートデバイス1は、接続したピンパッド2にカードに関するカード情報を読み取らせ、読み取らせたカード情報と入力された決済情報とを含む決済処理情報を決済処理サーバ4に送信する。スマートデバイス1には、接続するピンパッド2のIP(Internet Protocol)アドレスが予め設定されている。
ピンパッド2(接続装置)は、カードからカード情報を読み取るカードリーダである。また、ピンパッド2は、カードの暗証番号の入力を受け付ける。ピンパッド2は、接続したスマートデバイス1からカードの読み取りが指示されると、カードからカード情報を読み取り、読み取ったカード情報を接続したスマートデバイス1に送信する。
無線ルータ3は、無線LANのアクセスポイント機能を備え、スマートデバイス1とピンパッド2と決済処理サーバ4との通信を中継する中継装置である。無線ルータ3は、公衆無線通信網を介してデータ通信を行う。1台の無線ルータ3が1つのネットワークを構成する。
決済処理サーバ4は、決済処理システムS1を統括して制御するサーバ装置である。決済処理サーバ4は、決済処理情報及びスマートデバイス1の管理をする情報処理センタに設置されている。決済処理サーバ4は、各スマートデバイス1から決済処理情報を受信し、受信した決済処理情報に基づいて決済処理を行う。そして決済処理サーバ4は、当該決済処理の結果をスマートデバイス1に返信する。
次に、スマートデバイス1について説明する。図2は、本実施形態におけるスマートデバイス1の構成を示すブロック図である。図示するように、スマートデバイス1は、制御部101と、記憶部102と、通信部103と、表示部104と、入力部105と、スピーカ部106とを備える。
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)を備え、スマートデバイス1全体を制御する。また、制御部101は、自装置のIPアドレス(固有情報)と、接続するピンパッド2の個体識別番号及びIPアドレス(固有情報)と、接続する無線ルータ3のSSID(Service Set Identifier)(固有情報)とを含む接続情報を、通信部103を介して決済処理サーバ4に送信する。また、制御部101は、通信部103を介して、複数のスマートデバイス1と複数のピンパッド2との接続関係を示すネットワーク構成データを要求するネットワーク構成データ要求を決済処理サーバ4に送信して、ネットワーク構成データを決済処理サーバ4から受信する。そして、制御部101は、受信したネットワーク構成データに基づいて、複数のスマートデバイス1と複数のピンパッド2との接続関係を示すネットワーク構成図を生成し、生成したネットワーク構成図を表示部104に表示する。また、制御部101は、表示部104に表示したネットワーク構成図にある複数のピンパッド2のうち、自装置が接続するピンパッド2を選択する選択入力を入力部105から受け付ける。制御部101は、入力部105において選択されたピンパッド2を自装置と接続するピンパッド2に設定する。また、制御部101は、自装置の固体識別番号も接続情報に含ませて、通信部103を介して決済処理サーバ4に送信してもよい。
記憶部102は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)を備え、種々の情報を記憶する。例えば、記憶部102は接続情報を記憶する。
通信部103は、無線ルータ3を介してピンパッド2または決済処理サーバ4と無線通信する。表示部104は、液晶ディスプレイ(LCD、Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等であり、様々な情報を表示する。入力部105は、各種ボタンや表示部104上に配置されたタッチパネル等であり、操作者等からの入力を受け付ける。スピーカ部106は、音声を出力するスピーカである。
次に、ピンパッド2について説明する。図3は、本実施形態におけるピンパッド2の構成を示すブロック図である。図示するように、ピンパッド2は、制御部201と、記憶部202と、通信部203と、カード読取部204と、表示部205と、入力部206と、スピーカ部207と、プリンタ部208とを備える。
制御部201は、CPUを備え、ピンパッド2全体を制御する。記憶部202は、RAMやROMを備え、種々の情報を記憶する。例えば、記憶部202は、自装置の個体識別番号と、自装置のIPアドレスと、接続する無線ルータ3のSSIDとを記憶する。通信部203は、無線ルータ3を介してスマートデバイス1と無線通信する。カード読取部204は、カードからカード情報を読み取るカードリーダである。表示部205は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等であり、様々な情報を表示する。入力部206は、各種ボタンや表示部205上に配置されたタッチパネル等であり、暗証番号等の入力を受け付ける。スピーカ部207は、音声を出力するスピーカである。プリンタ部208は、用紙に印字して伝票を発行する印字装置である。
次に、無線ルータ3について説明する。図4は、本実施形態における無線ルータ3の構成を示すブロック図である。図示するように、無線ルータ3は、制御部301と、記憶部302と、通信部303とを備える。
制御部301は、CPUを備え、無線ルータ3全体を制御する。記憶部302は、RAMやROMを備え、種々の情報を記憶する。例えば、記憶部302は、自装置の個体識別番号と、自装置のSSIDとを記憶する。通信部303は、スマートデバイス1、ピンパッド2または決済処理サーバ4と無線通信して装置間の通信を中継する。また、制御部301は、自装置の固体識別番号を、通信部303を介して、決済処理サーバ4に送信する。
次に、決済処理サーバ4について説明する。図5は、本実施形態における決済処理サーバ4の構成を示すブロック図である。図示するように、決済処理サーバ4は、通信部401と、決済端末認証部402と、決済情報管理部403と、決済端末メンテナンス部404と、カード決済サービスセンタ中継部405と、構成データ管理部406と、記憶部407と、構成データ送信部408とを備える。
通信部401は、無線ルータ3を介してスマートデバイス1と通信する。決済端末認証部402は、IDやパスワード等を用いてスマートデバイス1を認証する。決済情報管理部403は、スマートデバイス1から受信した決済処理情報に基づいて決済処理を実行する。決済端末メンテナンス部404は、決済処理サーバ4にアクセスするスマートデバイス1のメンテナンスを行う。例えば、決済端末メンテナンス部404は、メンテナンスとして、不正操作したスマートデバイス1を一時的に利用不可にする。カード決済サービスセンタ中継部405は、クレジットカード会社等のサーバ装置と接続してカードによる決済処理を実行する。
構成データ管理部406は、スマートデバイス1とピンパッド2との接続関係を管理する。例えば、構成データ管理部406は、複数あるスマートデバイス1それぞれから接続情報を受信し、受信した接続情報に基づいて、各スマートデバイス1と各ピンパッド2との接続関係を示すネットワーク構成テーブルを生成する。そして、構成データ管理部406は、生成したネットワーク構成テーブルを記憶部407に書き込んで記憶する。また、構成データ管理部406は、既にネットワーク構成テーブルが生成されている場合には、スマートデバイス1から接続情報を受信すると、受信した接続情報に基づいてネットワーク構成テーブルを更新する。
記憶部407は、ネットワーク構成テーブル等の種々の情報を記憶する。構成データ送信部408は、スマートデバイス1からネットワーク構成データ要求を受信すると、当該ネットワーク構成データ要求が経由した無線ルータ3に該当するネットワーク構成データを記憶部407が記憶するネットワーク構成テーブルから抽出し、抽出したネットワーク構成データをスマートデバイス1に返信する。このネットワーク構成データは、ネットワーク構成テーブルにあるデータのうち、少なくとも送信先のスマートデバイス1の存在するネットワーク内でのスマートデバイス1とピンパッド2との接続関係を示す部分である。
次に、本実施形態による決済処理システムS1における動作を説明する。図6は、本実施形態における決済処理システムS1の動作を説明するための図である。スマートデバイス1は、複数あるピンパッド2のうち予め設定された1台のピンパッド2と接続して決済に関する処理を実行する。まず、スマートデバイス1は、決済情報の入力を受け付ける。続いて、スマートデバイス1は、接続するピンパッド2にカード情報の読み取りを要求する読取要求データを送信する。ピンパッド2は、スマートデバイス1から読取要求データを受信すると、カードからカード情報を読み取り、読み取ったカード情報をスマートデバイス1に送信する。スマートデバイス1は、カード情報と決済情報とを含む決済処理情報を決済処理サーバ4に送信する。決済処理サーバ4は、スマートデバイス1から決済処理情報を受信すると、受信した決済処理情報に基づいて決済処理を実行し、当該決済処理の結果をスマートデバイス1に返信する。スマートデバイス1は、決済処理サーバ4から受信した決済処理の結果を表示する。
ところで、スマートデバイス1は予め設定されている1台のピンパッド2と接続するため、操作者が携帯しているスマートデバイス1とピンパッド2との組み合わせが合っていない場合には、決済処理を実行することができない。そのため、本実施形態における決済処理サーバ4は、スマートデバイス1とピンパッド2との組み合わせを示すネットワーク構成データを記憶管理している。そして、各スマートデバイス1は、決済処理サーバ4にネットワーク構成データ要求を送信して決済処理サーバ4からネットワーク構成データを受信し、受信したネットワーク構成データに基づくネットワーク構成図を表示する。これにより、スマートデバイス1において、スマートデバイス1とピンパッド2との組み合わせを確認することができる。
まず、スマートデバイス1とピンパッド2との組み合わせを示すネットワーク構成テーブルを生成する動作について説明する。スマートデバイス1は、予め自装置のIPアドレスと、接続するピンパッド2のIPアドレスと、接続する無線ルータ3のSSIDとを記憶している。また、ピンパッド2は、自装置の個体識別番号と、自装置のIPアドレスと、接続する無線ルータ3のSSIDを記憶している。また、無線ルータ3は、自装置の個体識別番号と、自装置のSSIDとを記憶している。なお、スマートデバイス1は、接続情報にスマートデバイス1の個体識別番号が含まれる場合には、自装置の個体識別番号も予め記憶している。
初めに、スマートデバイス1は、接続したピンパッド2に個体識別番号を要求してピンパッド2から個体識別番号を取得する。続いて、スマートデバイス1は、無線ルータ3を介して、自装置のIPアドレスと、接続するピンパッド2のIPアドレスと、当該ピンパッド2の個体識別番号と、接続する無線ルータ3のSSIDとを含む接続情報を決済処理サーバ4に送信する。無線ルータ3は、スマートデバイス1から受信した接続情報に自装置の個体識別番号を付加して決済サーバ4に送信する。決済処理サーバ4は、各スマートデバイス1から取得した接続情報に基づいてネットワーク構成テーブルを生成し、生成したネットワーク構成テーブルを記憶する。
図7は、本実施形態における決済処理サーバ4が記憶するネットワーク構成テーブルのデータ構成及びデータ例を示す概略図である。図示するように、ネットワーク構成テーブルは、無線ルータ個体識別番号と、無線ルータSSIDと、スマートデバイスIPアドレスと、ピンパッド個体識別情報と、ピンパッドIPアドレスとの項目を有する。無線ルータ個体識別番号は、スマートデバイス1が接続する無線ルータ3の個体識別番号である。無線ルータSSIDは、スマートデバイス1が接続する無線ルータ3のSSIDである。スマートデバイスIPアドレスは、スマートデバイス1のIPアドレスである。ピンパッド個体識別番号は、スマートデバイス1が接続するピンパッドの個体識別番号である。ピンパッドIPアドレスは、スマートデバイス1が接続するピンパッドのIPアドレスである。ネットワーク構成テーブルにおける各行が、ネットワーク構成データである。なお、スマートデバイス1から決済処理サーバ4に送信された接続情報にスマートデバイス1の固体識別番号が含まれている場合には、ネットワーク構成テーブルは、スマートデバイスの固体識別番号を含んでもよい。
図示する例では、ネットワーク構成テーブルの1行目は、無線ルータ個体識別番号が09000000001であり、無線ルータSSIDがSSID0001であり、スマートデバイスIPアドレスが192.168.2.101であり、ピンパッド個体識別番号が02100001であり、ピンパッドIPアドレスが192.168.2.201である。また、2行目は、無線ルータ個体識別番号が09000000001であり、無線ルータSSIDがSSID0001であり、スマートデバイスIPアドレスが192.168.2.102であり、ピンパッド個体識別番号が02100002であり、ピンパッドIPアドレスが192.168.2.202である。また、3行目は、無線ルータ個体識別番号が09000000001であり、無線ルータSSIDがSSID0001であり、スマートデバイスIPアドレスが192.168.2.103であり、ピンパッド個体識別番号が02100003であり、ピンパッドIPアドレスが192.168.2.203である。また、4行目は、無線ルータ個体識別番号が09000000002であり、無線ルータSSIDがSSID0002であり、スマートデバイスIPアドレスが192.168.2.101であり、ピンパッド個体識別番号が02100011であり、ピンパッドIPアドレスが192.168.2.201である。また、5行目は、無線ルータ個体識別番号が09000000003であり、無線ルータSSIDがSSID0003であり、スマートデバイスIPアドレスが192.168.1.101であり、ピンパッド個体識別番号が02100021であり、ピンパッドIPアドレスが192.168.1.201である。
次に、スマートデバイス1においてネットワーク構成図を表示する動作について説明する。まず、操作者がスマートデバイス1においてネットワーク構成図を表示する操作を行う。スマートデバイス1は、無線ルータ3を介して、ネットワーク構成データ要求を決済処理サーバ4に送信する。決済処理サーバ4は、経由された無線ルータ3の個体識別番号に該当するネットワーク構成データをネットワーク構成テーブルから抽出し、抽出したネットワーク構成データをスマートデバイス1に返信する。スマートデバイス1は、決済処理サーバ4から受信したネットワーク構成データに基づいてネットワーク構成図を生成し、生成したネットワーク構成図を表示部104に表示する。
図8は、本実施形態におけるスマートデバイス1が表示するネットワーク構成図800の一例を示す図である。図示するように、ネットワーク構成図800には、スマートデバイス1が接続する無線ルータ3に関する情報801と、当該無線ルータ3に接続するスマートデバイス1に関する情報802−1〜802−3と、当該無線ルータ3に接続するピンパッド2に関する情報803−1〜803−3とが表示される。ピンパッド2に関する情報803−1〜803−3は、接続する各スマートデバイス1に関する情報802−1〜802−3に対応付けて表示される。このように、ピンパッド2に関する情報803−1〜803−3を接続する各スマートデバイス1に関する情報802−1〜802−3と対応付けて表示することにより、各ピンパッド2に接続するスマートデバイス1及びその台数を確認することができる。なお、ネットワーク構成テーブルにスマートデバイス1の固体識別番号を含む場合、ネットワーク構成図は、スマートデバイスの固体識別番号を含んでもよい。
また、ネットワーク構成図800を表示するスマートデバイス1に関る情報802−1及び当該スマートデバイスと接続するピンパッド2に関する情報802−1は、他のデバイスに関する情報802−2,802−3,803−2,803−3と区別できるように表示されている。無線ルータ3に関する情報801には、無線ルータ3の個体識別番号と、SSIDとが含まれる。また、スマートデバイス1に関する情報802−1〜802−3には、スマートデバイス1のIPアドレスが含まれる。また、ピンパッド2に関する情報803−1〜803−3には、ピンパッド2の個体識別番号とIPアドレスとが含まれる。
図示する例では、無線ルータ3の個体識別情報は09000000001であり、SSIDはSSID0001である。また、IPアドレス「192.168.2.101」のスマートデバイス1に関する情報802−1と、個体識別番号「02100001」IPアドレス「192.168.2.201」のピンパッド2に関する情報803−1とが対応付けられている。また、IPアドレス「192.168.2.102」のスマートデバイス1に関する情報802−2と、個体識別番号「02100002」IPアドレス「192.168.2.202」のピンパッド2に関する情報803−2とが対応付けられている。また、IPアドレス「192.168.2.103」のスマートデバイス1に関する情報802−3と、個体識別番号「02100003」IPアドレス「192.168.2.203」のピンパッド2に関する情報803−3とが対応付けられている。
図9は、本実施形態における決済処理システムS1の動作を示すシーケンス図である。本図には、決済処理サーバ4においてネットワーク構成テーブルを生成する場合における動作例を示す。
(ステップS1)スマートデバイス1が、接続するピンパッド2に個体識別番号を要求する個体識別番号要求を送信する。
(ステップS2)ピンパッド2は、個体識別番号要求を受信すると、自装置の個体識別番号をスマートデバイス1に返信する。
(ステップS3)スマートデバイス1は、自装置のIPアドレスと、接続するピンパッド2の個体識別番号及びIPアドレスと、接続する無線ルータ3のSSIDとを含む接続情報を、無線ルータ3を介して決済処理サーバ4に送信する。また、無線ルータ3は、スマートデバイス1から受信した接続情報に自装置の固体識別番号を付加して、決済処理サーバ4に送信する。
(ステップS4)決済処理サーバ4は、複数のスマートデバイス1それぞれから受信した接続情報に基づいてネットワーク構成テーブルを生成する。
図10は、本実施形態における決済処理システムS1の動作を示すシーケンス図である。本図には、スマートデバイス1においてネットワーク構成図を表示する場合における動作例を示す。
(ステップS101)スマートデバイス1が、無線ルータ3を介して、ネットワーク構成データ要求を決済処理サーバ4に送信する。
(ステップS102)決済処理サーバ4は、ネットワーク構成データ要求を受信すると、当該ネットワーク構成データ要求が経由した無線ルータ3の個体識別番号に該当するネットワーク構成データをネットワーク構成テーブルから抽出し、抽出したネットワーク構成データをスマートデバイス1に返信する。
(ステップS103)スマートデバイス1は、決済処理サーバ4からネットワーク構成データを受信すると、受信したネットワーク構成データに基づいてネットワーク構成図を生成する。その後、ステップS104の処理に進む。
(ステップS104)スマートデバイス1は、生成したネットワーク構成図を表示部104に表示する。
図11は、本実施形態における決済処理システムS1の動作を示すシーケンス図である。本図には、スマートデバイス1においてネットワーク構成図の表示後に、表示されたネットワーク構成図からスマートデバイス1が接続するピンパッド2を選択する場合の動作を示す。
(ステップS201)スマートデバイス1は、図10に示す処理によりネットワーク構成図を表示部104に表示する。その後、ステップS202の処理に進む。
(ステップS202)スマートデバイス1は、接続するピンパッド2の入力を受け付ける。操作者は、ネットワーク構成図に表示されているピンパッド2から接続したいピンパッド2を選択して入力部105が備えるタッチパネル等により入力する。その後、ステップS203の処理に進む。
(ステップS203)スマートデバイス1は、ステップS202において選択されたピンパッド2のIPアドレスを自装置に設定して記憶する。その後、ステップS204の処理に進む。
(ステップS204)スマートデバイス1は、無線ルータ3を介して、自装置のIPアドレスと、接続するピンパッド2の個体識別番号及びIPアドレスと、接続する無線ルータ3のSSIDとを含む接続情報を決済処理サーバ4に送信する。また、無線ルータ3は、スマートデバイス1から受信した接続情報に自装置の固体識別番号を付加して、決済処理サーバ4に送信する。
(ステップS205)決済処理サーバ4は、接続情報を受信すると、受信した接続情報に基づいて、記憶しているネットワーク構成テーブルを更新する。
次に、既存の決済処理システムS1にスマートデバイス1を新たに追加したときの動作を説明する。まず、操作者が、スマートデバイス1を無線ルータ3と接続するように設定する。その後、スマートデバイス1は、図10に示す処理により、ネットワーク構成図を表示部104に表示する。続いて、スマートデバイス1は、図11に示す処理により、接続するピンパッド2を設定する。このように、操作者は、新たにスマートデバイス1を追加した場合であっても、簡単な操作でスマートデバイス1が接続するピンパッド2を設定することができる。
上述したとおり、本実施形態では、スマートデバイス1は、表示部104と、決済処理サーバ4と通信する通信部103と、自装置の固有情報と、接続するピンパッド2の固有情報とを含む接続情報を記憶する記憶部102と、記憶部102が記憶する接続情報を決済処理サーバ4へ送信する制御部101とを備え、制御部101は、ネットワーク構成データ要求を決済処理サーバ4へ送信してネットワーク構成データを決済処理サーバ4から受信し、受信したネットワーク構成データに基づいて、ネットワーク構成図を表示部104に表示する。決済処理サーバ4は、スマートデバイス1と通信する通信部401と、複数のスマートデバイス1それぞれから受信した接続情報に基づいて、ネットワーク構成テーブルを生成する構成データ管理部406と、構成データ管理部406が生成したネットワーク構成テーブルを記憶する記憶部407と、記憶部407が記憶するネットワーク構成データをスマートデバイス1に送信する構成データ送信部408とを備える。
これにより、スマートデバイス1を使用して決済を行う操作者が、使用するスマートデバイス1と接続するピンパッド2を容易に判別することができる。また、操作者は、1台のスマートデバイス1操作することで、他のスマートデバイス1とピンパッド2との接続関係を確認することができる。すなわち、ネットワーク全体におけるスマートデバイス1とピンパッド2との接続関係を容易に確認することができる。
また、決済処理システムS1の場合、スマートデバイス1は決済処理サーバ4と接続して決済処理を行う。決済処理情報は機密情報であるため、決済処理サーバ4と接続するためには、高度なセキュリティ機能を有する必要がある。従来知られている方法では、携帯端末と接続装置とが、サーバと接続するため、双方で高度なセキュリティ機能を有さなければならない。また、この機能を搭載するために各装置のコストが増化し、構成が複雑化してしまう。また、接続する機器が増加すると、サーバにおける機器管理業務も増加する。これに対し、本実施形態によれば、決済処理サーバ4と接続する機器をスマートデバイス1に限定しているため、ピンパッド2の構成を簡易化することができる。
また、本実施形態では、スマートデバイス1の制御部101は、表示部104に表示したネットワーク構成図から、複数のピンパッド2のうち自装置が接続するピンパッド2を選択する選択入力を入力部105から受け付ける。そのため、スマートデバイス1の接続するピンパッド2を容易に設定することができる。また、例えば、すべてのピンパッド2が他のスマートデバイス1と接続されている場合であっても、接続しているスマートデバイス1の台数を確認し、接続台数の少ないピンパッド2を選択することで、最短処理が可能となる。
また、従来知られている方法では、全体の接続関係を確認するには、使用する携帯端末全部を操作して1台1台確認する必要があるため、初期設置や1日の営業開始時に整理等行う場合は、1台1台電源投入し、夫々操作して、最新の接続関係を確認しなければならない。これに対し、本実施形態によれば、1台のスマートデバイス1を操作することで、すべての機器の接続関係が確認できるため、容易に初期設置や整理が可能となる。
また、従来知られている方法では、携帯端末は、接続先となる1台の接続装置の状態を確認することはできるが、接続装置が何台の携帯端末と接続しているかは確認できない。例えば、接続先に設定されていた接続装置が電源OFF又は使用不能となり、他の接続装置と接続しようとした場合、他の接続装置のうちどれが早く処理可能になるかを確認することができない。特に、接続装置が決済端末に対して少ない場合、接続装置が他の決済端末に使用される可能性が高くなる。本実施形態によれば、ピンパッド2に接続されたスマートデバイス1の接続台数を確認できるため、最短処理が可能となる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。例えば、フロアの広い店舗や、フロアが複数階にある店舗の場合、複数の無線ルータ3を設置することがある。このように、複数の無線ルータ3を設置することがあるが、従来知られている方法では、携帯端末が他の無線ルータのネットワーク内(アクセスポイント)に移動する場合について想定していない。例えば、そのアクセスポイントで接続可能な接続装置が、複数台の携帯端末に通常の接続先として設定されている状態で偶然使用可能となっている場合もある。これを解消するには、そのアクセスポイントに存在する携帯端末1台1台を操作して確認する必要がある。すなわち、従来知られている方法では、使用可能な接続装置を効率的に確認して選択することは難しい。そこで、本実施形態では、複数の無線ルータ3が存在する場合であって、スマートデバイス1を他の無線ルータ3のネットワークに移動させたときに、移動したスマートデバイス1に移動先のネットワーク構成図を表示して容易に接続するピンパッド2を選択できるようにした。
図12は、本実施形態における決済処理システムS2の全体構成を示す図である。本実施形態では、複数の無線ルータ3がそれぞれ1つのネットワークを構成している。スマートデバイス1及びピンパッド2は、いずれかの無線ルータ3に接続する。他の構成は、第1の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
以下、説明の便宜を図るため、2台の無線ルータ3のそれぞれに対しA,Bの符号を割り当て、無線ルータ3A、3Bと記す。なお、無線ルータ3A、3Bに共通する事項については、A,Bの符号を省略し、単に「無線ルータ3」又は「各無線ルータ3」と記す。
次に、本実施形態による決済処理システムS2における動作を説明する。ネットワーク構成テーブルを生成する動作、ネットワーク構成図を表示する動作、スマートデバイス1が接続するピンパッド2を選択する動作、及び、スマートデバイス1を新たに追加したときの動作等は、第1の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
図13は、本実施形態における決済処理システムS2の動作を示すシーケンス図である。本図には、無線ルータ3Aに接続していたスマートデバイス1を移動させて、無線ルータ3Bに接続させる場合の動作を示す。まず、操作者は、移動したスマートデバイス1において、移動先のネットワーク内の無線ルータ3Bと接続するよう設定する。
(ステップS301)スマートデバイス1が、無線ルータ3Bを介して、ネットワーク構成データ要求を決済処理サーバ4に送信する。
(ステップS302)決済処理サーバ4は、ネットワーク構成データ要求を受信すると、当該ネットワーク構成データ要求が経由した無線ルータ3Bの個体識別番号に該当するネットワーク構成データをネットワーク構成テーブルから抽出し、抽出したネットワーク構成データをスマートデバイス1に返信する。
(ステップS303)スマートデバイス1は、決済処理サーバ4からネットワーク構成データを受信すると、受信したネットワーク構成データに基づいてネットワーク構成図を生成する。その後、ステップS304の処理に進む。
(ステップS304)スマートデバイス1は、生成したネットワーク構成図を表示部104に表示する。その後、ステップS305の処理に進む。
(ステップS305)スマートデバイス1は、接続するピンパッド2の選択入力を受け付ける。操作者は、ネットワーク構成図に表示されているピンパッド2から接続したいピンパッド2を選択して入力部105が備えるタッチパネル等により入力する。その後、ステップS306の処理に進む。
(ステップS306)スマートデバイス1は、ステップS305において選択されたピンパッド2のIPアドレスを自装置に設定して記憶する。その後、ステップS307の処理に進む。
(ステップS307)スマートデバイス1は、無線ルータ3Bを介して、自装置のIPアドレスと、接続するピンパッド2の個体識別番号及びIPアドレスと、接続する無線ルータ3BのSSIDとを含む接続情報を決済処理サーバ4に送信する。また、無線ルータ3Bは、スマートデバイスから受信した接続情報に自装置の固体識別番号を付加して、決済処理サーバ4に送信する。
(ステップS308)決済処理サーバ4は、接続情報を受信すると、受信した接続情報に基づいて、記憶しているネットワーク構成テーブルを更新する。
上述したとおり、本実施形態では、第1の実施形態における構成に加えて、スマートデバイス1とピンパッド2とを接続する複数の無線ルータ3を備え、決済処理サーバ4の構成データ送信部408は、ネットワーク構成テーブルにあるネットワーク構成データのうち、少なくとも送信先のスマートデバイス1の存在するネットワーク内でのスマートデバイス1とピンパッド2との接続関係を示す部分を送信する。
これにより、本実施形態によれば、第1の実施形態における効果に加えて、複数の無線ルータ3が設置されている場合であって、スマートデバイス1を別の無線ルータ3のネットワークに移動した場合であっても、そのネットワーク内の接続関係をネットワーク構成図により確認することで、そのスマートデバイス1が、そのネットワーク内で接続できる最適なピンパッド2を選択することができる。
なお、上述した実施形態におけるスマートデバイス1または決済処理サーバ4が備える各部の機能全体あるいはその一部は、これらの機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶部のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
S1,S2・・・決済処理システム、1・・・スマートデバイス、2・・・ピンパッド、3・・・無線ルータ、4・・・決済処理サーバ、101・・・制御部、102・・・記憶部、103・・通信部、104・・・表示部、105・・・入力部、106・・・スピーカ部、201・・・制御部、202・・・記憶部、203・・・通信部、204・・・カード読取部、205・・・表示部、206・・・入力部、207・・・スピーカ部、208・・プリンタ部、301・・・制御部、302・・・記憶部、303・・・通信部、401・・・通信部、402・・・決済端末認証部、403・・・決済情報管理部、404・・・決済端末メンテナンス部、405・・・カード決済サービスセンタ中継部、406・・・構成データ管理部、407・・・記憶部、408・・・構成データ送信部

Claims (7)

  1. 複数の接続装置と、複数の接続装置のいずれかと接続して決済に関する決済情報を入力する複数の決済端末と、決済処理サーバとを備える決済処理システムであって、
    複数の決済端末のうちの一の決済端末は、
    表示部と、
    前記決済処理サーバと通信する通信部と、
    前記一の決済端末の固有情報と、接続する接続装置の固有情報とを含む接続情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部が記憶する前記接続情報を前記決済処理サーバへ送信する送信部と、
    他の複数の決済端末と複数の接続装置との接続関係を含む構成データの送信要求に応じて前記決済処理サーバから構成データを受信し、当該受信した構成データに基づいて、複数の決済端末と複数の接続装置との接続関係を前記表示部に表示する表示制御部と、
    を備え、
    前記決済処理サーバは、
    複数の決済端末と通信する通信部と、
    複数の決済端末それぞれから受信した前記接続情報に基づいて、構成データを生成する生成部と、
    前記生成部が生成した構成データを記憶する記憶部と、
    前記記憶部が記憶する構成データを、前記送信要求を行った前記一の決済端末に送信する送信部と、
    を備えることを特徴とする決済処理システム。
  2. 前記一の決済端末は、
    前記表示制御部が表示する接続関係に基づいて、複数の接続装置のうち、前記一の決済端末が接続する接続装置を選択する選択部
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の決済処理システム。
  3. 済端末と接続装置とを接続する複数の無線ルータをさらに備え、
    前記接続情報は、さらに、接続する前記無線ルータの固有情報を有し、
    成データは、それぞれの前記無線ルータが構成するネットワーク内に存在する決済端末及び接続装置の接続関係を示し、
    前記決済処理サーバの前記送信部は、前記記憶部が記憶する構成データのうち、少なくとも送信先の前記一の決済端末の存在する前記ネットワーク内での他の決済端末と接続装置との接続関係を含む部分を送信する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の決済処理システム。
  4. 複数の接続装置と、複数の接続装置のいずれかと接続して決済に関する決済情報を入力する複数の決済端末と、決済処理サーバとを備える決済処理システムにおける決済処理方法であって、
    複数の決済端末のうち一の決済端末が、前記一の決済端末の固有情報と、接続する接続装置の固有情報とを含む接続情報を前記決済処理サーバへ送信する送信過程と、
    前記決済処理サーバが、複数の決済端末それぞれから受信した前記接続情報に基づいて、複数の決済端末と複数の接続装置との接続関係を示す構成データを生成して記憶部に記憶する生成過程と、
    前記決済処理サーバが、構成データの送信要求を行った前記一の決済端末へ、前記記憶部が記憶する構成データをのうち、他の複数の決済端末と複数の接続装置とを含む構成データを送信する送信過程と、
    前記一の決済端末が前記決済処理サーバから送信された構成データを受信し、当該受信した構成データに基づいて、複数の決済端末と複数の接続装置との接続関係を表示部に表示する表示制御過程と、
    を有することを特徴とする決済処理方法。
  5. 複数の接続装置と、複数の接続装置のいずれかと接続して決済に関する決済情報を入力する複数の決済端末と、決済処理サーバとを備える決済処理システムに用いられる決済端末であって、
    表示部と、
    前記決済処理サーバと通信する通信部と、
    自端末の固有情報と、接続する接続装置の固有情報とを含む接続情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部が記憶する前記接続情報を前記決済処理サーバへ送信する送信部と、
    他の複数の決済端末と複数の接続装置との接続関係を含む構成データの送信要求に応じて前記決済処理サーバから構成データを受信し、当該受信した構成データに基づいて、複数の決済端末と複数の接続装置との接続関係を前記表示部に表示する表示制御部と、
    を備えることを特徴とする決済端末。
  6. 複数の接続装置と、複数の接続装置のいずれかと接続して決済に関する決済情報を入力する複数の決済端末と、決済処理サーバとを備える決済処理システムに用いられる決済処理サーバであって、
    複数の決済端末と通信する通信部と、
    複数の決済端末それぞれから受信した、各決済端末の固有情報と、接続する接続装置の固有情報とを示す接続情報に基づいて、複数の決済端末と複数の接続装置との接続関係を示す構成データを生成する生成部と、
    前記生成部が生成した構成データを記憶する記憶部と、
    構成データの送信要求を行った一の決済端末へ、前記記憶部が記憶する構成データのうち、他の複数の決済端末と複数の接続装置とを含む構成データを送信する送信部と、
    を備えることを特徴とする決済処理サーバ。
  7. 複数の接続装置と、複数の接続装置のいずれかと接続して決済に関する決済情報を入力する複数の決済端末と、決済処理サーバとを備える決済処理システムに用いられる決済端末に、
    前記決済処理サーバと通信し、
    自端末の固有情報と、接続する接続装置の固有情報とを含む接続情報を記憶し、
    記憶する前記接続情報を前記決済処理サーバへ送信し、
    他の複数の決済端末と複数の接続装置との接続関係を含む構成データの送信要求に応じて前記決済処理サーバから構成データを受信し、当該受信した構成データに基づいて、複数の決済端末と複数の接続装置との接続関係を表示部に表示する、
    処理を実行させることを特徴とするプログラム。
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