JP2017156845A - サーバ装置、通信システムおよびプログラム - Google Patents

サーバ装置、通信システムおよびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像処理装置やサーバ装置などが接続されている通信システム等を提供すること。【解決手段】サーバ装置は、第1ユーザと関連付けられた第2識別情報を第1記憶部に記憶させる。外部サーバから第1識別情報を取得する。第1ユーザによって指定された特定画像処理装置に固有の第3識別情報を、特定画像処理装置から取得する。取得した第1識別情報および第3識別情報を、第2識別情報と対応付けて第1記憶部に記憶させる。特定の条件が成立することに応じて、特定画像処理装置からステータス情報を取得する。取得したステータス情報に基づいて、特定画像処理装置で使用される部材である使用部材の注文が必要か否かを判断する。判断手段で使用部材の注文が必要であると判断された場合に、第3識別情報と、第1ユーザへ使用部材を送付することを外部サーバへ指示する指示情報と、を外部サーバへ送信する。【選択図】図1

Description

本明細書では、画像処理装置やサーバ装置などが接続されている通信システム等を開示する。
消費者向けのサービスとして、画像形成装置のトナー、インク等の消耗品が無くなりかけた時に、画像形成装置が、インターネット上のサーバ装置へ自動的に消耗品を発注する技術が知られている。また、関連する技術が、特許文献1に開示されている。
特開2001-347734号公報
消耗品を購入するための電子商取引を制御するためのサーバと、画像形成装置の消耗品の使用状況を監視するためのサーバとが別々に設けられ、両サーバにおいて、各々、いろいろなサービスが提供されている。ユーザは、各サーバからサービスの提供を受ける場合、通常は、各サーバに、ユーザアカウント登録を行い、いろいろなサービスの提供を受ける必要がある。ユーザが、両サーバで連携したサービスの提供を受ける場合、一方のサーバに対してユーザアカウント登録を行った後、もう一方のサーバに対してもユーザアカウント登録を行う必要があり、ユーザの利便性を損なってしまう。
本明細書に記載されているサーバ装置は、画像処理装置および外部サーバとネットワークを介して通信可能な通信インターフェースと、第1記憶部と、を備えたサーバ装置であって、外部サーバは、第1ユーザと関連付けられた第1識別情報を記憶しており、第1ユーザと関連付けられた第2識別情報を第1記憶部に記憶させる第1記憶制御手段と、外部サーバから第1識別情報を取得する第1取得手段と、第1ユーザによって指定された特定画像処理装置に固有の第3識別情報を、特定画像処理装置から取得する第2取得手段と、第1取得手段で取得した第1識別情報および第2取得手段で取得した第3識別情報を、第2識別情報と対応付けて第1記憶部に記憶させる第2記憶制御手段と、特定の条件が成立することに応じて、特定画像処理装置にステータス情報取得要求を送信し、特定画像処理装置からステータス情報を取得する第3取得手段と、取得したステータス情報に基づいて、特定画像処理装置で使用される部材である使用部材の注文が必要か否かを判断する判断手段と、判断手段で使用部材の注文が必要であると判断された場合に、第3識別情報と、第1ユーザへ使用部材を送付することを外部サーバへ指示する指示情報と、を外部サーバへ送信する第1送信手段と、を備えることを特徴とする。
上記構成によると、サーバ装置は、第1識別情報と、第2識別情報と、第3識別情報と、を互いに関連付けて記憶することができる。これによりサーバ装置は、外部サーバおよび特定画像処理装置との間の通信を中継することが可能となる。よってサーバ装置は、特定画像処理装置のステータスを監視するとともに、使用部材の注文が必要であると判断した場合には、使用部材を外部サーバに発注することができる。
第1ユーザによる情報入力操作を受け付けることなく、第1ユーザに関する情報を、サーバ装置で自動で生成することができる。これにより、自己の情報をサーバ装置に登録する操作を第1ユーザに行わせることなく、自動発注の処理を行うことが可能となる。ユーザの利便性を高めることができる。
第1ユーザに関する情報をサーバ装置で自動で生成した後に、第1ユーザによる自己の情報の入力をサーバ装置で受け付けることができる。そして、第1ユーザが入力した情報を、自動生成した情報に関連付けることができる。これにより、自動生成した情報と、第1ユーザが入力した情報の両方を用いて、自動発注の処理を行うことが可能となる。
第1ユーザに関する情報をサーバ装置で自動で生成した後に、第1ユーザによる自己の情報の入力をサーバ装置で受け付けることができる。そして、第1ユーザが入力した情報を、自動生成した情報に代えてサーバ装置に記憶させることができる。これにより、第1ユーザが入力した情報に情報を一本化することが可能となる。
本明細書に実施形態として記載されているサーバ装置等によれば、外部サーバで第1ユーザを識別するために用いられる第1識別情報を、外部サーバから受信していない場合には、第1識別情報を外部サーバに要求することができる。これにより、第1識別情報を確実に取得することが可能となる。
第1ユーザが入力した情報をサーバ装置に記憶させている場合には、外部サーバから取得した第1識別情報を、当該第1ユーザが入力した情報に関連付けてサーバ装置に記憶させることができる。第1ユーザに関する情報が、サーバ装置で自動で生成されてしまうことがない。
本明細書に実施形態として記載されているサーバ装置等によれば、パスワード情報を用いることにより、第1ユーザによって指定された特定画像処理装置に固有の第1識別情報を認識することが可能となる。
本明細書に実施形態として記載されているサーバ装置等によれば、画像を記録媒体に形成するために用いられる消耗部材の残量が減少したことに応じて、消耗部材を販売するサービスを提供する装置に、消耗部材を注文することができる。
本明細書に実施形態として記載されているサーバ装置等によれば、予め定められた期間が経過することに応じて、ステータス情報を特定画像処理装置から取得することができる。
通信システムの構成を示す。 通信システムの動作例を示すシーケンス図を示す。 通信システムの動作例を示すシーケンス図を示す。 通信システムの動作例を示すシーケンス図を示す。 通信システムの動作例を示すシーケンス図を示す。 通信システムの動作例を示すシーケンス図を示す。 通信システムの動作例を示すシーケンス図を示す。 オーダテーブルT31の一例を示す図である。 ユーザアカウントテーブルT21の一例を示す図である。 ユーザアカウントテーブルT21の一例を示す図である。 ユーザアカウントテーブルT1の一例を示す図である。 ユーザアカウントテーブルT1の一例を示す図である。 ユーザアカウントテーブルT1の一例を示す図である。 自動発注サービス申請画面の一例を示す図である。 ユーザアカウントテーブルT1の一例を示す図である。 ユーザアカウントテーブルT1の一例を示す図である。 ユーザアカウントテーブルT1の一例を示す図である。 変形例における通信システムの動作例を示すシーケンス図を示す。
<システムの構成>
図1に示されるように、通信システム2は、ルータ7および8と、多機能機10および11と、装置情報収集サーバ60と、第1サービスサーバ100および第2サービスサーバ110と、PC(Personal Computerとも称する)40と、オーダ決定サーバ50を備えている。多機能機10は、LAN4およびルータ7を介してインターネット6に接続されている。多機能機11は、ルータ8を介してインターネット6に接続されている。また、PC40、オーダ決定サーバ50、装置情報収集サーバ60、第1サービスサーバ100および第2サービスサーバ110も、インターネット6に接続されている。
<多機能機10の構成>
多機能機10は、印刷機能、FAX機能、スキャン機能、コピー機能、等の多機能を実行可能である。多機能機10は、操作部12と、表示部14と、ネットワークインターフェース16と、USBインターフェース17と、印刷実行部18と、スキャン実行部19と、制御部20と、を備える。操作部12は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示を多機能機10に入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。ネットワークインターフェース16は、LAN4を介してルータ7に接続されている。ネットワークインターフェース16は、第1サービスサーバ100および第2サービスサーバ110の各々と通信することが可能である。USBインターフェース17は、USBケーブル15を介してPC40と通信を行うためのインターフェースである。印刷実行部18は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構を備える。スキャン実行部19は、CCD、CIS等のスキャン機構を備える。制御部20は、CPU22と、メモリ24と、を備える。メモリ24は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、ROM、RAM、フラッシュメモリ、ハードディスクなどのnon-transitoryな媒体である。ROM、RAM、フラッシュメモリ、ハードディスクなどはtangibleな媒体である。インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、コンピュータが読み取り可能な媒体の一種である、コンピュータが読み取り可能な信号媒体であるが、non-transitoryなコンピュータが読み取り可能なストレージ媒体には含まれない。メモリ24は、アプリケーションプログラム25、プロトコルスタック26、装置情報27を記憶している。
装置情報27は、デバイスID、型番、ノード名、MACアドレス、などを含んでいる。デバイスIDは、多機能機10に固有の情報である。デバイスIDの一例としては、製造シリアルナンバーが挙げられる。型番は、多機能機10の装置の種類を示す情報である。ノード名は、多機能機10をネットワーク上で識別するための情報である。MACアドレスは、ネットワーク上で多機能機10を識別するために設定されている、固有の物理アドレスである。
CPU22は、メモリ24に格納されているアプリケーションプログラム25に従って、第1サービスサーバ100および第2サービスサーバ110が提供する、後述する各種のサービスを利用するための処理を実行する。CPU22は、メモリ24に格納されているプロトコルスタック26に従って、HTTP(Hyper Text Transfer Protocolの略)や、XMPP over BOSH(eXtensible Messaging and Presence Protocol over Bidirectional-streams Over Synchronous HTTPの略)、などのプロトコル処理を実行する。CPU22は、プロトコル処理によって、後述するXMPP over BOSHに従ったセッション確立や、HTTPに従ったコネクション確立などを行う。なお、XMPP over BOSHに従ったセッションのことを、XMPPセッションとも記載する。また、XMPP over BOSHは、セッション確立型プロトコルの例である。
XMPPセッションの内容について説明する。多機能機10との間でセッション確立型のプロトコルに従う通信であれば、多機能機10から装置情報収集サーバ60へ、セッション確立を要求する情報が定期的に送信される。装置情報収集サーバ60は、多機能機10に送信すべき情報を、セッション確立を要求する情報のうち、いずれかによって確立されたセッションを用いて送信すればよい。セッションが確立していると、ルータ7は、インターネット6側から多機能機10に送信された情報を通すことができる。よって、装置情報収集サーバ60が情報をルータ7を介して多機能機10に送信した場合、多機能機10はその情報を受信することができる。すなわち、サーバプッシュを行うことができる。
なお、多機能機11の構成も、多機能機10の構成と同様であるため、ここでは説明を省略する。
本明細書における記載上の注意点を説明する。本明細書において、「多機能機10のCPU22が、各種の情報を送信または受信する」という記載は、「多機能機10のCPU22が、ネットワークインターフェース16を介して各種の情報を出力または取得する」という技術内容を含んでいるものとする。なお、装置情報収集サーバ60のCPU72およびネットワークインターフェース62についても、同様の注意点が存在する。また、第1サービスサーバ100および第2サービスサーバ110の各々についても、同様の注意点が存在する。
ここで、「データ」および「情報」の文言の定義を説明する。本明細書では、「データ」と「情報」では「情報」を「データ」の上位概念として用いている。そのため、「Aデータ」を「A情報」と言い換えてもよい。また、「情報」は、「データ」としての形式(例えば、テキスト形式、バイナリ形式、フラグ形式等)が異なっていても、同一の意味内容と認識される限り、同一の情報として取り扱われる。例えば、印刷部数が2部であることを示す情報として装置が扱う限り、"COPY=2"というテキスト形式のデータと、"10"というバイナリ形式のデータとは、同じ情報である。但し、上記の「データ」および「情報」の区別は厳密なものではなく、例外的な取扱いも許容される。
<装置情報収集サーバ60の構成>
装置情報収集サーバ60は、オーダ決定サーバ50、第1サービスサーバ100および第2サービスサーバ110とは別体に構成されているサーバである。装置情報収集サーバ60は、オーダ決定サーバ50と多機能機10および11との間のアクセスを仲介するためのサーバである。また装置情報収集サーバ60は、多機能機10を使用するユーザに対して、有益な各種の情報(例:年賀状のテンプレート画像)を提供するためのサーバでもある。装置情報収集サーバ60は、多機能機10および11のベンダによって提供されるサーバであってもよい。装置情報収集サーバ60は、ネットワークインターフェース62と、制御部70と、を備える。
制御部70は、CPU72と、メモリ74と、を備える。メモリ74には、アプリケーションプログラム75、プロトコルスタック78、ユーザアカウントテーブルT1が記憶されている。メモリ74は、メモリ24と同様に、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってよい。CPU72は、アプリケーションプログラム75に従って、後述する各種の処理を実行する。CPU22がプロトコルスタック78に従って実行する処理の内容は、多機能機10のプロトコルスタック26について説明した内容に準ずる。
ユーザアカウントテーブルT1は第1および第2ユーザIDやデバイスIDなどの各種情報を記憶するテーブルである。図11Aに、ユーザアカウントテーブルT1の一例を示す。番号109は、複数の情報の各々を識別するための連続番号である。第2ユーザID111は、装置情報収集サーバ60において複数のユーザの各々を識別するために用いられる情報である。第1ユーザID112は、第1サービスサーバ100において複数のユーザの各々を識別するために用いられる情報である。カスタマID130については、後述する。デバイスID114は、複数の多機能機の各々を識別するための情報である。型番115は、多機能機の種類を示す情報である。
<PC40の構成>
PC40の構成を説明する。PC40は、CPU41、メモリ42、USBインターフェース46、ネットワークインターフェース47、表示部48、操作部49、等を有する。表示部48は、様々な情報を表示することができる。操作部49は、キーボードやマウスによって構成される。ユーザは、操作部49を操作することによって、様々な指示や情報をPC40に入力することができる。ネットワークインターフェース47は、インターネット6に接続されている。USBインターフェース46は、USBケーブル15を介して多機能機10と通信を行うためのインターフェースである。
<第1および第2サービスサーバの構成>
第1サービスサーバ100および第2サービスサーバ110の各々は、電子商取引サービスを提供するサーバである。電子商取引サービスは、インターネット6を介してユーザから、商品の選択や各種のサービスの申請を受け付ける。そして、クレジットカード番号等を用いて決済を行うサービスである。購入された商品は、ユーザに郵送される。
第1サービスサーバ100の構成を説明する。第1サービスサーバ100は、ネットワークインターフェース101および制御部102を備えている。ネットワークインターフェース101は、インターネット6に接続している。制御部102は、CPU103およびメモリ104を備えている。メモリ104には、ユーザアカウントテーブルT21が記憶されている。ユーザアカウントテーブルT21は、第1サービスサーバ100にサインインするために必要な第1ユーザアカウントを記憶するテーブルである。ユーザアカウントテーブルT21は、複数のユーザの各々について作成される。
図10に、ユーザAについてのユーザアカウントテーブルT21の一例を示す。カスタマID130は、複数のユーザの各々を識別するため情報であり、第1サービスサーバ100によって生成される情報である。第1ユーザID112は、複数のユーザの各々を識別するための情報であり、各ユーザによって生成される情報である。住所/メールアドレス/氏名133は、ユーザの住所、メールアドレス、および氏名を示す情報である。クレジットカード番号134は、電子決済サービスの決済に用いられる情報である。デバイスID135は、自動発注サービスの対象となる多機能機に固有の情報である。多機能機型番136は、自動発注サービスの対象となる多機能機の種類を示す情報である。インク型番137〜140は、自動発注サービスで注文されるインクカートリッジの種類を示す情報である。インクカートリッジの種類には例えば、通常品や、インク搭載量が通常品よりも多い大容量品が存在する。すなわちユーザは、インク型番137〜140を指定することによって、インクカートリッジの種類を指定することが可能である。
なお、第2サービスサーバ110の内容は、第1サービスサーバ100と同様であるため、ここでは説明を省略する。第2サービスサーバ110は、多機能機10や11を提供するベンダによって提供されるサーバであってもよい。
<オーダ決定サーバ50の構成>
オーダ決定サーバ50は、図7で説明する自動発注処理プロセスを実行するサーバである。オーダ決定サーバ50は、ネットワークインターフェース51および制御部52を備えている。ネットワークインターフェース51は、インターネット6に接続している。制御部52は、CPU53およびメモリ54を備えている。メモリ54には、後述する申請完了フラグが記憶される。またメモリ54には、オーダテーブルT31が記憶されている。
図8に、オーダテーブルT31の一例を示す。番号141は、複数の情報を識別するための連続番号である。第2ユーザID111およびデバイスID114は、前述の通りである。申請完了フラグ143は、消耗品宅配サービスの対象となる多機能機の第1サービスサーバ100への登録と、消耗品宅配サービスの対象となる使用部材の種類の第1サービスサーバ100への登録の両方が終わっている場合に「オン」になるフラグである。
<通信システムの概要>
通信システム2は、多機能機10、11で用いるトナー、インク等の消耗部材を、電子商取引サービスに自動的に発注することが可能なシステムである。具体的には通信システム2は、第1サービスサーバ100、オーダ決定サーバ50、装置情報収集サーバ60と、を備えている。これらのサーバは、互いに独立している。第1サービスサーバ100は、電子商取引サービスを提供するサーバである。装置情報収集サーバ60は、多機能機10、11の装置状態のモニタのみを行う専用サーバである。オーダ決定サーバ50は、多機能機10、11のトナー、インク等の消耗品の発注を第1サービスサーバ100に対して行うサーバである。
通信システム2の具体的な動作を説明する。装置情報収集サーバ60は、多機能機10、11の消耗品の残量を示すステータス情報を取得する。オーダ決定サーバ50は、ステータス情報に基づき、消耗品の発注の可否を判断する。オーダ決定サーバ50は、発注が必要であると判断した場合には、第1サービスサーバ100に対して自動的に消耗品を発注する。第1サービスサーバ100は消耗品の発注を受けると、決済を行うとともに、消耗品をユーザに郵送する。
<ユーザアカウント登録プロセス>
図2のシーケンス図を用いて、ユーザアカウント登録プロセスの内容について説明する。ユーザアカウント登録プロセスは、第1サービスサーバ100が備えるユーザアカウントテーブルT21に、ユーザアカウントを記憶させるプロセスである。
例として、ユーザAが、第1サービスサーバ100が提供する電子商取引サービスに、自己のユーザアカウントを登録する場合を説明する。またユーザAが、PC40を用いて登録処理を実行する場合を説明する。
S10においてユーザAは、ユーザAのユーザアカウントを第1サービスサーバ100に登録する登録指示、および、ユーザAについての各種情報(例:第1ユーザID、氏名、住所等)を入力する。登録指示の入力は、例えば、第1サービスサーバ100が提供するウェブページ上に、ユーザアカウントの登録を受け付けるボタン画像が表示されていてもよい。そして、当該ボタン画像がクリックされることにより、登録指示の入力が行われたと判断してもよい。
S15において、第1サービスサーバ100は、ユーザAに入力された各種情報を、PC40から受信する。S16において第1サービスサーバ100は、ユーザAの各種情報を、ユーザアカウントテーブルT21に記憶する(図9、領域R10参照)。これにより、ユーザAは、第1サービスにサインインすることが可能となる。
<多機能機登録プロセス(パターン1)>
図2〜図4のシーケンス図を用いて、多機能機登録プロセスのパターン1の内容について説明する。多機能機登録プロセスは、多機能機10を、第1サービスサーバ100が備えるユーザアカウントテーブルT21、および、装置情報収集サーバ60が備えるユーザアカウントテーブルT1に記憶させるプロセスである。多機能機登録プロセスのパターン1は、ユーザAが第1サービスサーバ100にアクセスするパターンである。
S100においてPC40は、第1サービスサーバ100へのサインイン指示の入力が行われたか否かを判断する。例えば、第1サービスサーバ100にサインインするための第1サインイン画面が、表示部48に表示されていてもよい。そして、第1サービス用のユーザAのユーザアカウント(例:第1ユーザID)が、第1サインイン画面に入力されることによって、サインイン指示の入力が行われたと判断してもよい。S100において否定判断される場合(S100:NO)にはS100へ戻り、肯定判断される場合(S100:YES)にはS105へ進む。
S105においてPC40は、ユーザAによって入力された第1ユーザID等を第1サービスサーバ100へ送信する。これによりユーザAが、第1サービスサーバ100にサインインしている状態となる。
S110においてPC40は、多機能機登録指示の入力が行われたか否かを判断する。多機能機登録指示は、ユーザAが所有する多機能機10を第1サービスサーバ100に登録することを、第1サービスサーバ100に指示する情報である。例えば、ユーザAが第1サービスサーバ100を利用して多機能機10を購入した場合には、第1サービスサーバ100から電子メールがPC40に送信されてきてもよい。電子メールの文面に、多機能機の登録を受け付けるボタン画像が表示されていてもよい。そして、当該ボタン画像がクリックされることにより、多機能機登録指示の入力が行われたと判断してもよい。S110において否定判断される場合(S110:NO)にはS110へ戻り、肯定判断される場合(S110:YES)にはS115へ進む。
S115においてPC40は、多機能機登録要求を第1サービスサーバ100へ送信する。S120において第1サービスサーバ100は、ユーザ登録要求と、ユーザAの第1ユーザID112と、カスタマID130を、装置情報収集サーバ60へ送信する。ユーザ登録要求は、ユーザAの第1ユーザID112やカスタマID130を装置情報収集サーバ60に記憶させることを、装置情報収集サーバ60に指示する情報である。
S125において装置情報収集サーバ60は、アカウント問合せ画面を表示部48に表示させるためのアカウント問合せ画面情報を、PC40へ送信する。アカウント問合せ画面は、第2ユーザIDをユーザAが装置情報収集サーバ60用に登録済みであるか否かを、ユーザAに問い合わせるための画面である。S130においてPC40は、アカウント問合せ画面を表示部48に表示する。
S135においてPC40は、第2ユーザIDをユーザAが装置情報収集サーバ60に登録済みであるか否かについての、ユーザの入力を受け付ける。例えば、アカウント問合せ画面に、「装置情報収集サーバ60のユーザアカウントを持っていますか?」のようなメッセージと、YES/NOの選択を受け付けるボタン画像を表示させてもよい。そして、当該ボタン画像へのタッチ入力を受け付けてもよい。否定入力される場合(S135:NO)にはS137へ進み、PC40は、匿名第2ユーザID生成指示を装置情報収集サーバ60へ送信する。匿名第2ユーザID生成指示は、匿名の第2ユーザIDの生成を装置情報収集サーバ60に指示するための情報である。
S140において装置情報収集サーバ60は、匿名の第2ユーザID111を生成する。匿名の第2ユーザID111は、ランダムに生成される英数字であってもよい。そしてS158へ進む。
一方、S135において肯定入力される場合(S135:YES)には、S150へ進む。S150においてPC40は、第2サインイン画面を表示部48に表示する。第2サインイン画面は、装置情報収集サーバ60にサインインするために用いる第2ユーザID111等の入力を受け付ける画面である。S153においてPC40は、ユーザAによる第2ユーザID111等の入力が行われたか否かを判断する。否定判断される場合(S153:NO)にはS153へ戻り、肯定判断される場合(S153:YES)にはS155へ進む。S155においてPC40は、ユーザAに入力された第2ユーザID111を、装置情報収集サーバ60へ送信する。S156において装置情報収集サーバ60は、第2ユーザID111を用いてサインインが可能か否かを判断する。具体的には、受信した第2ユーザID111と一致するIDが、ユーザアカウントテーブルT1に記憶されているか否かを判断する。否定判断される場合(S156:NO)にはフローを終了する。一方、肯定判断される場合(S156:YES)には、登録済みの第2ユーザID111が存在する場合であるとして、S158へ進む。
S158において装置情報収集サーバ60は、PINコードを生成してメモリ74に一時的に記憶させる。PINコードは、後述するS175で、多機能機10のユーザに紐付けられたワンタイムパスワードとして機能する。PINコードは、ランダムに生成される英数字の文字列であってもよい。S160において装置情報収集サーバ60は、生成したPINコードを、PC40へ送信する。S165においてPC40は、受信したPINコードを表示部48に表示する。
S170において多機能機10は、PINコードの入力を受け付けたか否かを判断する。PINコードの入力態様の一例を説明する。ユーザAは、PC40の表示部48に表示されたPINコードを暗記する。そしてユーザAは、多機能機10の操作部12を操作して、暗記していたPINコードを多機能機10に入力する。これにより、PINコードが入力された多機能機10は、ユーザAによって登録対象として指定されたことになる。S170において否定判断される場合(S170:NO)にはS170へ戻り、肯定判断される場合(S170:YES)にはS175へ進む。
S175において多機能機10は、S170で入力されたPINコードと、多機能機10のメモリ24に記憶されている装置情報27(すなわち、デバイスID、型番)とを、装置情報収集サーバ60へ送信する。
S177において装置情報収集サーバ60は、受信したPINコードと同一のPINコードが、メモリ74に記憶されているか否かを判断する。否定判断される場合(S177:NO)にはフローを終了する。一方、肯定判断される場合(S177:YES)には、S160でユーザAに送付したPINコードが、多機能機10の装置情報27とともに送付されてきた場合である。この場合、受信した装置情報27が、ユーザAによって登録が指示された情報であると識別することができる。そしてS180へ進む。
S180において装置情報収集サーバ60は、S120で取得したユーザAの第1ユーザID112と、S175で取得した装置情報27とを、S140で生成した匿名の第2ユーザID111または登録済みの第2ユーザID111と対応付けて、ユーザアカウントテーブルT1に記憶させる。そしてS250へ進む。
図11Aを用いて、S135において否定入力される場合(S135:NO)の、ユーザアカウントテーブルT1の具体的な記憶例を示す。S140で生成した匿名の第2ユーザID111(領域R41参照)と、ユーザAの第1ユーザID112およびカスタマID130(領域R42参照)と、多機能機10のデバイスID114、型番115(領域R43参照)と、が互いに対応付けて記憶される。
また、図11Bおよび図11Cを用いて、S135において肯定入力される場合(S135:YES)の、ユーザアカウントテーブルT1の具体的な記憶例を示す。図11Bに示すように、ユーザアカウントテーブルT1には、第2ユーザID111が登録されている(領域R51参照)。この状態から、図11Cに示すように、ユーザAの第1ユーザID112およびカスタマID130(領域R52参照)と、多機能機10のデバイスID114、型番115(領域R53参照)と、が記憶される。
なお、装置情報27のユーザアカウントテーブルT1への登録が完了した後においては、PINコードはもはや不要である。よって、S158でメモリ74に記憶させたPINコードを消去してもよい。
S250において装置情報収集サーバ60は、S180でユーザアカウントテーブルT1に記憶させた情報の一部を、オーダ決定サーバ50に送信する。具体的には、匿名または登録済みの第2ユーザID111、デバイスID114、カスタマID130、型番115を、オーダ決定サーバ50に送信する。
S255においてオーダ決定サーバ50は、匿名または登録済みの第2ユーザID111と、デバイスID114を、オーダテーブルT31に記憶させる。本実施形態の説明例では、図8のオーダテーブルT31において、デバイスIDの「ghi789」を記憶する(領域R21)。なお、申請完了フラグ143は、この時点では「オフ」である(領域R22)。S260においてオーダ決定サーバ50は、デバイスID114、カスタマID130、型番115を、第1サービスサーバ100へ送信する。
S270において第1サービスサーバ100は、デバイスID114、カスタマID130、型番115をユーザアカウントテーブルT21に記憶させる。具体例を説明する。S260において、カスタマID130が第1サービスサーバ100に報知される。第1サービスサーバ100は、カスタマID130を用いて、ユーザAのユーザアカウントテーブルT21を特定する。そして、ユーザAのユーザアカウントテーブルT21において、デバイスID135および多機能機型番136を記憶することができる(図9、領域R11)。
S275においてPC40は、消耗品選択の開始がユーザAによって指示されたか否かを判断する。例えば、S165で表示部48に表示した画面に、消耗品選択の開始を受け付けるボタン画像が表示されていてもよい。そして、当該ボタン画像がクリックされることにより、消耗品選択の開始の指示が行われたと判断してもよい。否定判断される場合(S275:NO)にはS275へ戻り、肯定判断される場合(S275:YES)にはS280へ進む。
S280においてPC40は、装置識別情報要求を、第1サービスサーバ100へ送信する。装置識別情報要求は、装置識別情報の送信を第1サービスサーバ100に要求するための情報である。装置識別情報は、消耗品選択の対象となる多機能機を識別するための各種情報(すなわち、デバイスIDおよび型番)を、第1サービスサーバ100に要求する情報である。S285において100は、装置識別情報をPC40に送信する。具体的には、S270で記憶させたデバイスID114および型番115を、PC40に送信する。
S290においてPC40は、自動発注サービス申請画面P1を表示部48に表示させる。図12に、自動発注サービス申請画面P1の表示例を示す。自動発注サービス申請画面P1には、インク型番167〜170を入力する欄が表示されている。図12では、インク型番167を選択するためのプルダウンメニューP12が表示されている例を示している。プルダウンメニューP12には、選択可能なインク型番が表示されている。プルダウンメニューP12に表示されるインク型番の種類は、S285で受信した型番115に基づいて決定することができる。そしてPC40は、プルダウンメニューP12の中から何れかの型番が選択されたかを判断する。
S300においてPC40は、自動発注サービス申請画面P1を介して、消耗品選択の入力が行われたか否かを判断する。否定判断される場合(S300:NO)にはS300へ戻り、肯定判断される場合(S300:YES)にはS305へ進む。
S305においてPC40は、消耗品選択情報およびデバイスID114を、第1サービスサーバ100へ送信する。消耗品選択情報は、ユーザに選択されたインク型番167〜170の各々を示す情報である。
S310において第1サービスサーバ100は、消耗品選択情報をユーザアカウントテーブルT21に記憶させる。具体例を説明する。第1サービスサーバ100は、S305で受信した消耗品選択情報に基づいて、ユーザAによって選択されたインクの型番を認識する。そして、図10のユーザアカウントテーブルT21において、インクの型番情報を記憶させる(領域R12)。これにより、ユーザが選択したインクカートリッジの種類(例:通常品か大容量品か)を、第1サービスサーバ100に記憶させることができる。
S320において第1サービスサーバ100は、申請完了通知情報、および、デバイスIDをオーダ決定サーバ50に送信する。申請完了通知情報は、消耗品選択情報を第1サービスサーバ100が取得したことを示す情報である。換言すると申請完了通知情報は、多機能機10で使用するインク型番の第1サービスサーバ100への登録が、完了したことを示す情報である。
S323においてオーダ決定サーバ50は、S320で受信したデバイスIDと一致するデバイスIDが、オーダテーブルT31に記憶されているか否かを判断する。否定判断される場合(S323:NO)にはフローを終了し、肯定判断される場合(S323:YES)にはS325へ進む。S325においてオーダ決定サーバ50は、オーダテーブルT31において、S320で受信したデバイスIDに対応する申請完了フラグ143を「オン」にする。そしてフローを終了する。
本実施形態の説明例では、S320で「ghi789」のデバイスIDを受信する。よって、S323では肯定判断される。そしてS325において、オーダテーブルT31の申請完了フラグ143が「オン」にされる(図8、領域R22参照)。
<多機能機登録プロセス(パターン2)>
図5および図6のシーケンス図を用いて、多機能機登録プロセスのパターン2の内容について説明する。多機能機登録プロセスのパターン2は、ユーザAが装置情報収集サーバ60にアクセスするパターンである。
S380においてユーザAは、ユーザAのユーザアカウントを装置情報収集サーバ60に登録する登録指示、および、ユーザAについての各種情報(例:第2ユーザID111、氏名、住所等)を入力する。登録指示の入力は、例えば、装置情報収集サーバ60が提供するウェブページ上に、ユーザアカウントの登録を受け付けるボタン画像が表示されていてもよい。そして、当該ボタン画像がクリックされることにより、登録指示の入力が行われたと判断してもよい。S390において装置情報収集サーバ60は、ユーザAに入力された各種情報を、PC40から受信する。
S395において装置情報収集サーバ60は、ユーザAによって入力された第2ユーザIDである入力第2ユーザID111を、ユーザアカウントテーブルT1に記憶させる。このとき、匿名の第2ユーザIDがすでにユーザアカウントテーブルT1に記憶されている場合には、匿名の第2ユーザID111(すなわち「xbr759」)および入力された第2ユーザID111(すなわち「user_A」)の2つが、ユーザアカウントテーブルT1に記憶される(図13B、領域R70参照)。一方、匿名の第2ユーザIDがユーザアカウントテーブルT1に記憶されていない場合には、入力された第2ユーザID(すなわち「user_A」)のみが、ユーザアカウントテーブルT1に記憶される(図13A、領域80参照)。
S400においてPC40は、装置情報収集サーバ60へのサインイン指示の入力が行われたか否かを判断する。例えば、装置情報収集サーバ60にサインインするための第2サインイン画面に、第2ユーザIDが入力されたか否かを判断してもよい。S400において否定判断される場合(S400:NO)にはS400へ戻り、肯定判断される場合(S400:YES)にはS405へ進む。
S405においてPC40は、ユーザAによって入力された第2ユーザID等を、装置情報収集サーバ60へ送信する。これによりユーザAが、装置情報収集サーバ60にサインインしている状態となる。
S410においてPC40は、多機能機登録指示の入力が行われたか否かを判断する。詳細な内容は、S110で説明済みであるため省略する。S415においてPC40は、PINコード取得要求を装置情報収集サーバ60へ送信する。S460〜S475の内容は、前述したS160〜S175の内容と同様であるため、説明を省略する。
S478において装置情報収集サーバ60は、S475で受信したデバイスIDに対応する匿名の第2ユーザIDが、ユーザアカウントテーブルT1に記憶されているか否かを判断する。否定判断される場合(S478:NO)には、まだユーザAが自動発注サービスの申請を第1サービスサーバ100に行っていない場合であると判断され、S480へ進む。
S480において装置情報収集サーバ60は、サインイン要求をPC40へ送信する。サインイン要求は、第1サービスサーバ100にサインインするための第1サインイン画面を表示部48に表示することを、PC40に要求する情報である。
S482においてPC40は、第1サービスサーバ100へのサインイン指示の入力が行われたか否かを判断する。詳細な判断内容は、S100で説明済みである。否定判断される場合(S482:NO)にはS482へ戻り、肯定判断される場合(S482:YES)にはS483へ進む。S483においてPC40は、ユーザAによって入力された第1ユーザID等を第1サービスサーバ100へ送信する。これによりユーザAが、第1サービスサーバ100にサインインしている状態となる。
S485において第1サービスサーバ100は、ユーザAの第1ユーザID112、カスタマID130、型番115を、PC40へ送信する。S488においてPC40は、受信した第1ユーザID112、カスタマID130、型番115を、装置情報収集サーバ60へ送信する。
S490において装置情報収集サーバ60は、図13Cに示すように、登録済みの第2ユーザID111(領域R80参照)に対応付けて、ユーザAの第1ユーザID112、カスタマID130、型番115(領域R81参照)を記憶させる。そして、図4のS250へ進む。
一方、S478において肯定判断される場合(S478:YES)には、まだユーザAが第2ユーザIDを装置情報収集サーバ60に登録させていない場合であると判断され、S500へ進む。S500においてPC40は、匿名の第2ユーザIDについての問合せ画面を表示部48に表示させる。例えば、「匿名のユーザIDが記憶されています。匿名のユーザIDを残しますか?」のようなメッセージを表示してもよい。
S503においてPC40は、匿名の第2ユーザIDを残すか否かについての、ユーザの入力を受け付ける。否定入力される場合(S503:NO)にはS505へ進み、PC40は、マージ指示を装置情報収集サーバ60へ送信する。マージ指示は、匿名の第2ユーザIDを、登録済みの第2ユーザIDにマージすることを指示する情報である。
S510において装置情報収集サーバ60は、匿名の第2ユーザIDを、登録済みの第2ユーザIDにマージする。そして図4のS250へ進む。図13Bおよび図13Cを用いて、マージを行う際のユーザアカウントテーブルT1の具体的な記憶例を示す。図13Bに示すように、マージを行う前は、匿名の第2ユーザID111(すなわち「xbr759」)、入力された第2ユーザID111(すなわち「user_A」)、第1ユーザID112、カスタマID130、デバイスID114、型番115とが対応付けられている状態である。マージを行うことにより、図13Cに示すように、匿名の第2ユーザID111(すなわち「xbr759」)を消去する(領域R80参照)。これにより、入力された第2ユーザID111(すなわち「user_A」)のみが、デバイスID114や第1ユーザID112に対応付けられている状態にすることができる。
一方、S503において肯定入力される場合(S503:YES)にはS520へ進み、PC40は、匿名ユーザID保持指示を装置情報収集サーバ60へ送信する。匿名ユーザID保持指示は、匿名の第2ユーザIDと、登録済みの第2ユーザIDとの両者がユーザアカウントテーブルT1記憶されている状態を維持することを指示する情報である。
S530においてPC40は、装置情報収集サーバ60は、匿名の第2ユーザIDを、登録済みの第2ユーザIDにマージしない。そして図4のS250へ進む。すなわち、図13Bに示すように、匿名の第2ユーザID111(すなわち「xbr759」)および入力された第2ユーザID111(すなわち「user_A」)の両者が、第1ユーザID112やデバイスID114に対応付けられている状態が維持される。
<自動発注処理プロセス>
図7のシーケンス図を用いて、自動発注処理プロセスの内容について説明する。自動発注処理プロセスは、オーダ決定サーバ50が第1サービスサーバ100に対して、自動的に消耗品を発注するためのプロセスである。
S610においてオーダ決定サーバ50は、ステータス情報通知要求を出す特定条件が成立したか否かを判断する。特定条件の一例としては、予め定められた期間(例:1日)が経過したことが挙げられる。否定判断される場合(S610:NO)にはS610へ戻り、肯定判断される場合(S610:YES)にはS615へ進む。
S615においてオーダ決定サーバ50は、オーダテーブルT31において、「オン」の申請完了フラグが対応付けられたデバイスIDが存在するか否かを判断する。否定判断される場合(S615:NO)にはフローを終了し、肯定判断される場合(S615:YES)にはS620へ進む。本実施形態の説明例では、図8に示すように、「オン」の申請完了フラグ143が、デバイスID「ghi789」(すなわち多機能機10のデバイスID)に対応付けられている場合を説明する。
S620においてオーダ決定サーバ50は、ステータス情報通知要求、および、デバイスID「ghi789」を、装置情報収集サーバ60へ送信する。ステータス情報通知要求は、デバイスID「ghi789」で識別される多機能機10に対して、ステータス情報の取得を要求するための情報である。ステータス情報は、インク残量など、多機能機の各種の状態を示す情報である。
S625において装置情報収集サーバ60は、ステータス情報通知要求を多機能機10に送信する。ステータス情報通知要求は、XMPPメッセージ情報として多機能機10に送信される。またステータス情報通知要求は、装置情報収集サーバ60と多機能機10との間で確立しているXMPPコネクションを用いて、多機能機10へ送信される。XMPPコネクションを確立する処理については、周知であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
S630において装置情報収集サーバ60は、ステータス情報を多機能機10から受信する。S635において装置情報収集サーバ60は、ステータス情報、および、デバイスID「ghi789」を、オーダ決定サーバ50へ送信する。
S640においてオーダ決定サーバ50は、デバイスID「ghi789」で識別される多機能機10に関して、インクの注文が必要か否かを判断する。当該判断は、受信したステータス情報に基づいて行われる。具体的には、ステータス情報に基づいて、シアン、マジェンタ、イエロー、ブラックの各色のインク残量を認識する。そして各色のインク残量が、予め定められた特定値よりも少ないか否かを判断する。特定値よりも残量が少ない色のインクが存在する場合には、当該インクについて、新しいインクカートリッジの注文が必要であると判断する。否定判断される場合(S640:NO)にはフローを終了し、肯定判断される場合(S640:YES)にはS650へ進む。本実施形態の例では、ブラックのインクの残量が、特定値よりも少ない場合について説明を続ける。
S650においてオーダ決定サーバ50は、注文指示、および、デバイスID「ghi789」を、第1サービスサーバ100へ送信する。注文指示は、ブラックのインクカートリッジを、ユーザAに郵送することを、第1サービスサーバ100に指示する情報である。また注文指示は、ブラックのインクカートリッジについて、通常品と大容量品との何れの種類をユーザAが指定したかを特定することを、第1サービスサーバ100に指示する情報でもある。
S660において第1サービスサーバ100は、インクの購入処理を実行する。具体的には、デバイスID「ghi789」に基づいて、ユーザAのユーザアカウントテーブルT21(図10)を読み出す。また、ブラックのインクカートリッジの型番が「大容量品」の型番であることを特定する。そして、クレジットカード番号134等を用いて、ブラックの大容量インクカートリッジの購入手続きを行う。
S670において第1サービスサーバ100は、ユーザアカウントテーブルT21の住所/メールアドレス/氏名133を用いて、郵送先を特定する。そして、ブラックの大容量インクカートリッジをユーザAへ郵送する。そしてフローが終了する。
<実施例1の効果>
通信システム2では、装置情報収集サーバ60を、第1サービスサーバ100と独立させている。これは、装置情報を用いたサービスは、本明細書で説明した消耗品宅配サービス以外にも多数存在しうるために、これらの多数のサービスで、装置情報収集サーバ60を共用するためである。これにより、装置情報収集サーバ60の利用効率を高めることができる。しかし、第1サービスサーバ100と装置情報収集サーバ60との独立性が高くなるために、ユーザAは、それぞれのサーバにサインインする必要がある。よってユーザAは、それぞれのサーバに第1ユーザIDと第2ユーザIDを登録することになる。ここで、両サーバが連携してユーザAに対して自動発注サービスを提供する必要があるが、第1ユーザIDと第2ユーザIDの内容が異なる場合には、ユーザアカウント情報を両サーバに登録する必要があり、連携したサービスの提供に対する利便性を損なう場合がありうる。
本明細書に記載されている構成によれば、装置情報収集サーバ60は、第1サービスサーバ100用のユーザAの第1ユーザID112と、装置情報収集サーバ60用のユーザAの第2ユーザID111と、ユーザAの多機能機10を識別するための装置情報装置情報とを、互いに対応付けてユーザアカウントテーブルT1に記憶することができる(S180)。これにより装置情報収集サーバ60は、多機能機10および第1サービスサーバ100の何れに対しても、ユーザAに対する処理を行うことを適切に指示することが可能となる。すなわち装置情報収集サーバ60は、多機能機10および第1サービスサーバ100との間の連携を適切に取り持つことが可能になる。よって、自動発注サービスを行うための処理を、ユーザAに対して適切に提供することが可能になる。
第1サービスサーバ100にユーザAがサインインした場合(S105)に、第2ユーザIDをユーザAが装置情報収集サーバ60に未登録である場合がある(S135:NO)。この場合、装置情報収集サーバ60は、匿名の第2ユーザID111を生成し(S140)、以後の多機能機登録プロセスを続行することができる。これにより、ユーザAに第2ユーザIDの登録を強制することなく、ユーザAに自動発注サービスを使用させることができる。ユーザの利便性を高めることができる。
ユーザAの匿名の第2ユーザIDを装置情報収集サーバ60が自動生成(S140)した後に、ユーザAが入力第2ユーザIDを装置情報収集サーバ60に登録(S395)する場合がある。本明細書に記載されている装置情報収集サーバ60は、すでに匿名の第2ユーザID111が多機能機10のデバイスIDに対応付けてユーザアカウントテーブルT1に登録されている場合(S478:YES)においても、さらに入力第2ユーザIDを多機能機10のデバイスIDに対応付けて追加登録することができる(S530、図13B参照)。すなわち、異なる2以上の第2ユーザIDを、1のデバイスIDに対応付けることができる。これにより、匿名の第2ユーザIDに基づいて自動発注サービスを利用することと、入力第2ユーザIDを用いて装置情報収集サーバ60が提供する各種サービス(例:年賀状のテンプレート画像の提供)を利用することを、両立することが可能になる。
ユーザAの匿名の第2ユーザIDを装置情報収集サーバ60が自動生成(S140)した後に、ユーザAが入力第2ユーザIDを装置情報収集サーバ60に登録(S395)する場合がある。本明細書に記載されている装置情報収集サーバ60は、すでに匿名の第2ユーザID111が多機能機10のデバイスIDに対応付けてユーザアカウントテーブルT1に登録されている場合(S478:YES)に、匿名の第2ユーザIDに代えて、入力第2ユーザIDを多機能機10のデバイスIDに対応付けて登録することができる(S510、図13C参照)。すなわち、匿名の第2ユーザIDを入力第2ユーザIDにマージすることができる。これにより、ユーザアカウントテーブルT1の記憶内容を圧縮することが可能となる。
ユーザAが入力第2ユーザIDを装置情報収集サーバ60に登録(S395)した場合に、多機能機10のデバイスIDに対応する匿名の第2ユーザIDがユーザアカウントテーブルT1に記憶されているか否かを、本明細書に記載されている装置情報収集サーバ60は判断(S478)することができる。そして否定判断される場合(S478:NO)には、まだユーザAが自動発注サービスの申請を第1サービスサーバ100に行っていない場合であると判断することができる。この場合、装置情報収集サーバ60は、自動発注サービスの申請に必要な情報(例:ユーザAの第1ユーザID)を、第1サービスサーバ100に要求(S483、S485)し、当該情報を第1サービスサーバ100から取得(S485、S488)することができる。これにより、自動発注サービスの申請に必要な各種情報を、自動で第1サービスサーバ100から取得することが可能となる。ユーザの利便性を高めることができる。
ユーザAが入力第2ユーザIDを装置情報収集サーバ60に登録(S395)した場合に、匿名の第2ユーザIDがユーザアカウントテーブルT1に記憶されていない場合(S478:NO)がある。この場合には、匿名の第2ユーザIDを生成することなく、入力第2ユーザIDを多機能機10のデバイスIDに対応付けて登録(S490、図13C参照)することができる。これにより、不要な匿名の第2ユーザIDが生成されてしまうことを防止することができる。
実施例1の構成によれば、ユーザAが使用する情報処理装置(すなわちPC40)へ、PINコードを送信することができる(S160)。そして、送信したPINコードと同一のPINコードとともに送信されてきたデバイスIDを、ユーザAが使用する多機能機のデバイスIDであると認識することができる(S177)。すなわち、PINコードを、ユーザAの承認情報として用いることができる。これにより、ユーザAによって指定された多機能機のデバイスIDを、オーダ決定サーバ50に取得させることができる。また、PINコードは、ランダムに生成することができる(S158)。よって、多機能機登録プロセスのセキュリティ性を向上させることができる。
オーダ決定サーバ50は、ステータス情報が示しているインクの残量が特定値よりも少ない場合(S640:YES)に、新しいインクカートリッジの注文が必要であると判断する。これにより、適切なタイミングで、インクを販売するサービスを提供する第1サービスサーバ100にインクを注文することが可能となる(S650)。
オーダ決定サーバ50は、予め定められた期間(例:1日)が経過したことに応じて(S610:YES)、ステータス情報を多機能機10から取得することができる(S635)。これにより、ステータス情報を自動で多機能機10から取得することが可能となる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。例えば、以下の変形例が含まれる。
<変形例1>
PINコードと、多機能機10のメモリ24に記憶されている装置情報27とを、装置情報収集サーバ60へ送信する形態は、様々であってよい。例えば、USBケーブル15を介して行う形態であってもよい。図14を用いて、変形例を説明する。PC40は、第1サービスサーバ100からPINコードを受信(S160)すると、受信したPINコードおよびPINコード入力画面を表示部48に表示する(S165b)。S168bにおいてPC40は、PINコードの入力を受け付けたか否かを判断する。PINコードの入力態様の一例を説明する。ユーザAは、PC40の表示部48に表示されたPINコードを暗記する。そしてユーザAは、PC40の操作部49を操作して、PINコードをPINコード入力画面に入力する。S168bにおいて否定判断される場合(S168b:NO)にはS168bへ戻り、肯定判断される場合(S168b:YES)にはS172bへ進む。S172bにおいてPC40は、装置情報要求を多機能機10へ送信する。装置情報要求は、装置情報27の送信を多機能機10へ要求するための情報である。S174bにおいて多機能機10は、メモリ24に記憶されている装置情報27(すなわち、デバイスID、型番、ノード名)を、PC40へ送信する。S176bにおいてPC40は、S168bで入力されたPINコードと装置情報27とを、装置情報収集サーバ60へ送信する。S177以降の内容は説明済みであるため、ここでは説明を省略する。
これにより、PC40の表示部48に表示(S165)されたPINコードを多機能機10に入力(S170)する、という手間をユーザにかけさせることがない。ユーザの利便性を高めることができる。
<その他の変形例>
PINコードと装置情報27とを装置情報収集サーバ60へ送信する形態は、S175の形態に限られず、様々な形態であってよい。例えば、S170においてPINコードが多機能機10に入力された場合(S170:YES)に、多機能機10は、入力されたPINコードと装置情報27を、PC40へ送信してもよい。この送信処理には、USBケーブル15を用いてもよいし、不図示の無線通信を用いてもよい。PC40は、多機能機10から受信したPINコードおよび装置情報27を、装置情報収集サーバ60へ送信してもよい。
第1サービスサーバ100が単体で各種処理を実行する形態を説明したが、この形態に限られない。第1サービスサーバ100と第2サービスサーバ110とが協業し、1つのサーバとして機能することで、各種処理を実行してもよい。例えば、図2〜図4のプロセスを実行する場合には、S10〜S270を第2サービスサーバ110が実行し、S310以降は第1サービスサーバ100が行うとしてもよい。このような場合においても、申請完了フラグ(S325)を用いることで、消耗品宅配サービスの対象となる多機能機(すなわち多機能機10)の第2サービスサーバ110への登録と、その多機能機で使用する使用部材の第1サービスサーバ100への登録の両方が終わったことを、オーダ決定サーバ50に認識させることが可能となる。よって、不要な通信処理や不適切な注文処理が行われないように、オーダ決定サーバ50を制御することが可能となる。
装置識別情報を第1サービスサーバ100から取得する処理(S275〜S285)は省略することが可能である。この場合、PC40および第1サービスサーバ100は、S100〜S310までの一連の処理が、1つのセッション内で行われることを認識すればよい。PC40はS305において、消耗品選択情報を第1サービスサーバ100へ送信すればよい。第1サービスサーバ100はS310において、PC40から受信した消耗品選択情報がユーザAに関する情報であることを、セッション情報に基づいて認識すればよい。これにより、消耗品選択情報を、ユーザAのユーザアカウントテーブルT21に記憶させることができる(S310)。なお、セッションを識別するためのセッション情報は、周知のクッキー情報やクエリ情報として保持すればよい。
S320において、申請完了通知情報を第1サービスサーバ100からオーダ決定サーバ50へ通知する経路は様々であってよい。例えば、申請完了通知情報を第1サービスサーバ100からPC40へ送信し、リダイレクトによってPC40からオーダ決定サーバ50へ送信してもよい。
ユーザAがユーザアカウントを第1サービスサーバ100に登録済みである場合には、ユーザアカウントの登録処理(S10〜S16)は省略可能である。この場合ユーザAは、自己のユーザアカウントを用いて、第1サービスサーバ100にサインインすればよい。すなわち、S100から処理を進めればよい。
S170において、多機能機10がPINコードの入力を受け付ける形態は、様々であってよい。例えば、S165においてPC40は、受信したPINコードを示す2次元バーコードを、表示部48に表示するか、印刷してもよい。S170において多機能機10は、表示部48に表示された2次元バーコード、または印刷された2次元バーコードを読み取ることで、PINコードの入力を受け付けてもよい。
S625において、装置情報収集サーバ60から多機能機10へステータス情報通知要求を送信する方法は、XMPPコネクションを用いた方法に限られない。ファイアウォールを越えることができる方法であれば、何れの方法を用いてもよい。
装置情報収集サーバ60と通信可能に接続される多機能機は、多機能機10および11に限られず、3台以上存在してもよい。インターネット6に接続されるサービスサーバは、第1サービスサーバ100および第2サービスサーバ110に限られず、3台以上存在してもよい。通信システム2に含まれる機器として、多機能機10および11を例に挙げたが、これに限らない。指示データなどに基づいて、所定の画像を刺繍、キルティングするミシンでもよい。画像データに基づいた作品、製品を形成するために、飾り縫い、縫製などをおこなうミシンでもよい。指示データなどに基づいて、吹き付け、削りだしなどで、3D画像を生成する3Dプリンタでもよい。何らかの情報を定期的に取得するセンサ装置でも良い。
図8のオーダテーブルT31、図9および図10のユーザアカウントテーブルT21、図11A〜図11Cおよび図13A〜図13CのユーザアカウントテーブルT1、図12の自動発注サービス申請画面P1、の各々は、一例である。様々な記憶態様や表示態様を用いることが可能である。
多機能機10は、画像処理装置の一例である。第1サービスサーバ100および第2サービスサーバ110は、外部サーバの一例である。ネットワークインターフェース51および62は、通信インターフェースの一例である。メモリ74は、第1記憶部の一例である。装置情報収集サーバ60およびオーダ決定サーバ50は、サーバ装置の一例である。第1ユーザID112は、第1識別情報の一例である。第2ユーザID111は、第2識別情報の一例である。S180またはS395を実行するCPUは、第1記憶制御手段の一例である。S120またはS488を実行するCPUは、第1取得手段の一例である。デバイスID114は、第3識別情報の一例である。S175またはS475を実行するCPUは、第2取得手段の一例である。S180またはS490を実行するCPUは、第2記憶制御手段の一例である。S630を実行するCPUは、第3取得手段の一例である。インクは、使用部材の一例である。S650を実行するCPUは、第1送信手段の一例である。S530を実行するCPUは、第3記憶制御手段の一例である。S510を実行するCPUは、第4記憶制御手段の一例である。S480およびS483を実行するCPUは、第2送信手段の一例である。S160またはS460を実行するCPUは、第3送信手段の一例である。
6:インターネット、10および11:多機能機、40:PC、50:オーダ決定サーバ、60:装置情報収集サーバ、100:第1サービスサーバ

Claims (11)

  1. 画像処理装置および外部サーバとネットワークを介して通信可能な通信インターフェースと、
    第1記憶部と、
    を備えたサーバ装置であって、
    前記外部サーバは、第1ユーザと関連付けられた第1識別情報を記憶しており、
    前記第1ユーザと関連付けられた第2識別情報を前記第1記憶部に記憶させる第1記憶制御手段と、
    前記外部サーバから前記第1識別情報を取得する第1取得手段と、
    前記第1ユーザによって指定された特定画像処理装置に固有の第3識別情報を、前記特定画像処理装置から取得する第2取得手段と、
    前記第1取得手段で取得した前記第1識別情報および前記第2取得手段で取得した前記第3識別情報を、前記第2識別情報と対応付けて前記第1記憶部に記憶させる第2記憶制御手段と、
    特定の条件が成立することに応じて、前記特定画像処理装置にステータス情報取得要求を送信し、前記特定画像処理装置からステータス情報を取得する第3取得手段と、
    取得した前記ステータス情報に基づいて、前記特定画像処理装置で使用される部材である使用部材の注文が必要か否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段で前記使用部材の注文が必要であると判断された場合に、前記第3識別情報と、前記第1ユーザへ前記使用部材を送付することを前記外部サーバへ指示する指示情報と、を前記外部サーバへ送信する第1送信手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ装置。
  2. 前記第1記憶制御手段は、前記第1取得手段が前記第1識別情報を取得した後に、前記第1ユーザと関連付けられた前記第2識別情報を前記第1記憶部に記憶させる場合には、前記第1ユーザに関する情報を含まない第1種の第2識別情報を生成し、前記第1記憶部に記憶させることを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記第1種の第2識別情報が前記第3識別情報と対応付けられて前記第1記憶部に記憶されている場合に、前記第1ユーザに関する情報を含んでいる第2種の第2識別情報を前記第1記憶部に記憶させる指示を受け付けたことに応じて、前記第1種の第2識別情報が対応付けられている前記第3識別情報に対応付けて、前記第2種の第2識別情報を前記第1記憶部に記憶させる第3記憶制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載のサーバ装置。
  4. 前記第1種の第2識別情報が前記第3識別情報と対応付けられて前記第1記憶部に記憶されている場合に、前記第1ユーザに関する情報を含んでいる第2種の第2識別情報を前記第1記憶部に記憶させる指示を受け付けたことに応じて、前記第1種の第2識別情報に代えて前記第2種の第2識別情報を前記第3識別情報と対応付けて前記第1記憶部に記憶させる第4記憶制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載のサーバ装置。
  5. 前記第1記憶制御手段が前記第1ユーザに関する情報を含んでいる第2種の第2識別情報を前記第1記憶部に記憶させた場合に、前記第1種の第2識別情報が前記第3識別情報と対応付けて前記第1記憶部に記憶されていない場合には、前記第1識別情報の送信を要求する第1識別情報取得要求を前記外部サーバへ送信する第2送信手段をさらに備え、
    前記第1取得手段は、前記第1識別情報取得要求の送信に応じて、前記第1識別情報を前記外部サーバから取得することを特徴とする請求項2に記載のサーバ装置。
  6. 前記第1取得手段が前記第1識別情報取得要求の送信に応じて、前記第1識別情報を前記外部サーバから取得した場合には、前記第2記憶制御手段は、前記第2種の第2識別情報を前記第1識別情報および前記第3識別情報と対応付けて前記第1記憶部に記憶させることを特徴とする請求項5に記載のサーバ装置。
  7. 前記通信インターフェースは、前記第1ユーザによって操作される情報処理装置と前記ネットワークを介してさらに通信可能であり、
    前記情報処理装置へパスワード情報を送信する第3送信手段をさらに備え、
    前記第2取得手段は、前記第3送信手段で送信した前記パスワード情報と同一のパスワード情報と対応付けられた前記第3識別情報を、前記特定画像処理装置に固有の第3識別情報として取得することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載のサーバ装置。
  8. 前記使用部材は、前記画像処理装置で画像を記録媒体に形成するために用いられる消耗部材を含んでおり、
    前記外部サーバは、前記消耗部材を販売するサービスを提供する装置であり、
    前記ステータス情報は、前記消耗部材の残量を示す情報であり、
    前記判断手段は、前記消耗部材の残量が予め定められた特定値よりも少なくなったことに応じて、前記使用部材の注文が必要であると判断することを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載のサーバ装置。
  9. 前記特定の条件は、予め定められた期間が経過したことであることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載のサーバ装置。
  10. 画像処理装置および外部サーバおよびサーバ装置を備える通信システムであって、
    前記外部サーバは、第1ユーザと関連付けられた第1識別情報を記憶しており、
    前記サーバ装置は、
    前記第1ユーザと関連付けられた第2識別情報を第1記憶部に記憶させる第1記憶制御手段と、
    前記外部サーバから前記第1識別情報を取得する第1取得手段と、
    前記第1ユーザによって指定された特定画像処理装置に固有の第3識別情報を、前記特定画像処理装置から取得する第2取得手段と、
    前記第1取得手段で取得した前記第1識別情報および前記第2取得手段で取得した前記第3識別情報を、前記第2識別情報と対応付けて前記第1記憶部に記憶させる第2記憶制御手段と、
    特定の条件が成立することに応じて、前記特定画像処理装置にステータス情報取得要求を送信し、前記特定画像処理装置からステータス情報を取得する第3取得手段と、
    取得した前記ステータス情報に基づいて、前記特定画像処理装置で使用される部材である使用部材の注文が必要か否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段で前記使用部材の注文が必要であると判断された場合に、前記第3識別情報と、前記第1ユーザへ前記使用部材を送付することを前記外部サーバへ指示する指示情報と、を前記外部サーバへ送信する第1送信手段と、
    を備えることを特徴とする通信システム。
  11. 画像処理装置および外部サーバとネットワークを介して通信可能な通信インターフェースと、
    第1記憶部と、
    を備えたサーバ装置のコンピュータにおいて実行されるプログラムであって、
    前記外部サーバは、第1ユーザと関連付けられた第1識別情報を記憶しており、
    前記コンピュータを、
    前記第1ユーザと関連付けられた第2識別情報を前記第1記憶部に記憶させる第1記憶制御手段と、
    前記外部サーバから前記第1識別情報を取得する第1取得手段と、
    前記第1ユーザによって指定された特定画像処理装置に固有の第3識別情報を、前記特定画像処理装置から取得する第2取得手段と、
    前記第1取得手段で取得した前記第1識別情報および前記第2取得手段で取得した前記第3識別情報を、前記第2識別情報と対応付けて前記第1記憶部に記憶させる第2記憶制御手段と、
    特定の条件が成立することに応じて、前記特定画像処理装置にステータス情報取得要求を送信し、前記特定画像処理装置からステータス情報を取得する第3取得手段と、
    取得した前記ステータス情報に基づいて、前記特定画像処理装置で使用される部材である使用部材の注文が必要か否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段で前記使用部材の注文が必要であると判断された場合に、前記第3識別情報と、前記第1ユーザへ前記使用部材を送付することを前記外部サーバへ指示する指示情報と、を前記外部サーバへ送信する第1送信手段と、
    して機能させることを特徴とするプログラム。
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