JP2016218752A - Posシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】商品登録機と代金支払機との間の通信が確立していない場合であっても支払いを行うことができるPOSシステムを提供する。【解決手段】POSシステム1は、店員によって操作され、商品の登録処理を実行する商品登録機20と、客によって操作され、登録処理の実行によって生成された代金データに基づいて代金の支払処理を実行する代金支払機30と、を備え、商品登録機20は、商品登録機20と代金支払機30との間の通信が確立していないときに、商品に係る情報と、代金を示す識別子Cとを用紙に印字した支払書S1を発行する支払書印字部211を備える。【選択図】図3
Description
本発明は、セミオート式のPOS(Point of Sales)システムに関する。
商品の登録処理を実行する商品登録機と、登録処理の実行によって生成された代金データに基づいて代金の支払処理を実行する代金支払機と、を備えるセミオート式のPOSシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。セミオート式のPOSシステムでは、店員が商品登録機を操作し、客が代金支払機を操作することにより、代金の支払いに要する時間の短縮化が図られている。
POSシステムでは、商品登録機と代金支払機とがLAN等の通信を介して接続されており、商品登録機の登録処理の実行によって生成された代金データが代金支払機において通信を介して取得されることにより、代金の支払処理が可能とされている。そのため、例えば、商品登録機と代金支払機との間の通信に不具合が生じ、代金支払機において代金データが取得できなくなると、代金の支払いを行うことができなくなる。そのため、商品登録機と代金支払機との間の通信が確立していない状態では、POSシステムが機能しなくなるという問題がある。
本発明は、商品登録機と代金支払機との間の通信が確立していない場合であっても支払いを行うことができるPOSシステムを提供することを目的とする。
本発明に係るPOSシステムは、店員によって操作され、商品の登録処理を実行する商品登録機と、客によって操作され、登録処理の実行によって生成された代金データに基づいて代金の支払処理を実行する代金支払機と、を備え、商品登録機は、商品登録機と代金支払機との間の通信が確立していないときに、商品に係る情報と、代金を示す識別子とを用紙に印字した支払書を発行する支払書印字部を備える。
このPOSシステムでは、商品登録機の支払書発行部は、商品登録機と代金支払機との間の通信が確立していないときに、商品に係る情報、及び、代金を示す識別子を用紙に印字した支払書を発行する。これにより、POSシステムでは、商品登録機と代金支払機との間の通信が何らかの不具合により確立していない場合(オフライン)であっても、代金支払機において、支払書の識別子に基づいて代金の支払処理を行うことができる。また、支払書には、商品に係る情報(例えば、商品名等)が印字されている。そのため、代金支払機において支払いを行う際、支払いを行う内容の適正を確認できる。
一実施形態においては、代金支払機は、支払書の識別子を読み取る読取部と、読取部において読み取られた当該識別子に基づく支払処理が実行されたときに、代金に係る情報を用紙に印字した領収書を発行する領収書発行部と、を備えていてもよい。これにより、代金支払機において、商品登録機の支払書印字部で発行された支払書に基づく支払いが可能となる。
一実施形態においては、代金支払機は、商品を追加する登録処理を実行することにより、識別子に示される代金に、追加された商品の追加代金を加えて代金を変更する変更部を有し、領収書印字部は、変更部において変更された代金に係る情報を印字した領収書と、追加された商品に係る情報を用紙に印字した明細書と、を発行してもよい。これにより、追加で購入した商品の詳細を明細書により確認することができる。
一実施形態においては、商品登録機と代金支払機との通信が確立しているときに、商品登録機と代金支払機との間の通信が確立していないときに商品登録機で登録処理された登録情報と、代金支払機で支払処理が実行された支払情報とを対応付けて記憶する記憶部を備えていてもよい。これにより、商品登録機と代金支払機との間の通信が確立していないときに登録された登録情報と支払情報とを、通信が確立したときに補完できる。そのため、商品登録機と代金支払機との間の通信が確立していないときに登録された各種情報を、商品登録機及び代金支払機のそれぞれから個別に取得して登録しなくとも、売上データ等に反映できる。
本発明によれば、商品登録機と代金支払機との間の通信が確立していない場合であっても支払いを行うことができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
[POSシステムの構成]
図1に示されるように、POSシステム1は、ストアコントローラ10と、複数の商品登録機20と、複数の代金支払機30と、を備えている。ストアコントローラ10、各商品登録機20及び各代金支払機30は、有線又は無線のLAN(Local Area Network)2によって相互に接続されている。POSシステム1は、スーパーマーケット等の店舗に構築されたセミオート式のPOSシステムである。つまり、POSシステム1において、各商品登録機20は、店員によって操作され、商品の登録処理を実行し、各代金支払機30は、客によって操作され、登録処理の実行によって生成された代金データに基づいて代金の支払処理を実行する。なお、店員は、POSシステム1が導入されている店舗の従業者等及び使用者等を含み、広義には、当該店舗の関係業者を含む。客とは、商品を購入する及び/又は購入した者を含み、広義には、店舗に対して代金の授受を行う及び/又は行った者を含む。
図1に示されるように、POSシステム1は、ストアコントローラ10と、複数の商品登録機20と、複数の代金支払機30と、を備えている。ストアコントローラ10、各商品登録機20及び各代金支払機30は、有線又は無線のLAN(Local Area Network)2によって相互に接続されている。POSシステム1は、スーパーマーケット等の店舗に構築されたセミオート式のPOSシステムである。つまり、POSシステム1において、各商品登録機20は、店員によって操作され、商品の登録処理を実行し、各代金支払機30は、客によって操作され、登録処理の実行によって生成された代金データに基づいて代金の支払処理を実行する。なお、店員は、POSシステム1が導入されている店舗の従業者等及び使用者等を含み、広義には、当該店舗の関係業者を含む。客とは、商品を購入する及び/又は購入した者を含み、広義には、店舗に対して代金の授受を行う及び/又は行った者を含む。
[ストアコントローラ]
ストアコントローラ10は、POSシステム1を制御するコンピュータであり、商品マスタ等の種々の情報を管理する。ストアコントローラ10は、各商品登録機20及び各代金支払機30と通信可能であり、各商品登録機20及び各代金支払機30に商品マスタを適宜送信する。商品マスタとは、各商品についての商品情報(商品の識別情報、並びに、商品名称及び販売価格に関する情報等)を格納したファイルである。商品マスタは、適宜更新される。
ストアコントローラ10は、POSシステム1を制御するコンピュータであり、商品マスタ等の種々の情報を管理する。ストアコントローラ10は、各商品登録機20及び各代金支払機30と通信可能であり、各商品登録機20及び各代金支払機30に商品マスタを適宜送信する。商品マスタとは、各商品についての商品情報(商品の識別情報、並びに、商品名称及び販売価格に関する情報等)を格納したファイルである。商品マスタは、適宜更新される。
図2に示されるように、ストアコントローラ10は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、通信部104と、記憶部105と、を備えている。これらは、バス106によって相互に接続されている。
CPU101は、ROM102に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、ストアコントローラ10の動作を制御する。ROM102は、ストアコントローラ10の動作を制御するためのプログラムを記憶している。RAM103は、商品登録機20及び代金支払機30から送信されるデータを随時記憶する。通信部104は、LAN2を介して他の機器と通信を行う。記憶部105は、商品登録機20で登録処理された登録情報(後述)及び代金支払機30で支払処理が実行された支払情報(後述)と、を対応付けて記憶する。
[商品登録機]
図3に示されるように、商品登録機20は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、記憶部204と、スキャナ205と、店員用表示部206と、客用表示部207と、操作部208と、通信部209と、スピーカ210と、印刷部(支払書印字部)211と、を備えている。これらは、バス212によって相互に接続されている。なお、商品登録機20の外観は、図4に示されるとおりである。
図3に示されるように、商品登録機20は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、記憶部204と、スキャナ205と、店員用表示部206と、客用表示部207と、操作部208と、通信部209と、スピーカ210と、印刷部(支払書印字部)211と、を備えている。これらは、バス212によって相互に接続されている。なお、商品登録機20の外観は、図4に示されるとおりである。
CPU201は、ROM202に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、商品登録機20の動作を制御する。ROM202は、商品登録機20の動作を制御するためのプログラムを記憶している。RAM203は、ストアコントローラ10から送信された商品マスタ、スキャナ205によって読み取られたバーコード(商品コード)に基づいて商品マスタから取得された商品情報、及び操作履歴に関する情報等を随時記憶する。記憶部204は、ストアコントローラ10から送信されてRAM203に一時的に記憶された商品マスタを記憶する。
スキャナ205は、商品に付されているバーコード等を光学的に読み取る。店員用表示部206は、店員に対し、スキャナ205によって読み取られたバーコードに対応する商品名称及び販売価格等を表示する。客用表示部207は、客に対し、スキャナ205によって読み取られたバーコードに対応する商品名称及び販売価格等を表示する。なお、店員用表示部206及び客用表示部207は、タッチパネルを構成することで、操作部としても機能する。
操作部208は、商品登録機20を動作させるための各種の操作ボタン(小計キー、現計キー、置数キー、訂正キー及びプリセットキー等)を有している。通信部209は、LAN2を介して他の機器と通信を行う。スピーカ210は、商品登録機20の操作音、及び各種の音声等を出力する。印刷部211は、適宜、各種の文字等を紙片に印刷して当該紙片を発行する。
以上のように構成された商品登録機20においては、店員による操作の下、客が購入しようとしている商品に付されたバーコードがスキャナ205によって読み取られると、CPU201によって商品マスタから商品情報が取得されて代金データが生成される(商品の登録処理の実行)。代金データには、客が購入しようとしている全ての商品についての単価及び数量、並びに、合計金額等に関する情報が含まれている。
そして、生成された代金データがいずれか1つの代金支払機30によって取得されると、客に対し、複数の代金支払機30のうち代金データを取得した代金支払機30(すなわち、客が代金の支払いを行うべき代金支払機30)が報知される。本実施形態の商品登録機20では、客用表示部207及び印刷部211が報知部として機能する。具体的には、客用表示部207は、例えば、各代金支払機30に付された識別番号のうち、代金データを取得した代金支払機30の識別番号を表示する。印刷部211は、代金データを取得した代金支払機30の識別番号、及び代金データの識別情報を示す識別子等を紙片に印刷して、当該紙片(会計券)を発行する。
なお、スピーカ210が報知部として機能してもよい。その場合、スピーカ210は、例えば、各代金支払機30に付された識別番号のうち、代金データを取得した代金支払機30の識別番号を示す音声を出力する。商品登録機20では、客用表示部207、スピーカ210及び印刷部211の少なくとも1つを報知部として機能させることができる。
本実施形態の商品登録機20では、商品登録機20と代金支払機30との間の通信が確立していないとき(オフラインのとき)に、商品に係る情報と、代金を示すマトリックス型二次元コード(識別子)C(以下、単に二次元コード)とを用紙に印字した支払シート(支払書)S1(図7参照)を印刷部211に印刷させる。以下、支払シートS1の発行に至る商品登録機20の具体的な動作について説明する。
商品登録機20は、当該商品登録機20と代金支払機30との間の通信が確立しているか否かを判断する。商品登録機20は、例えば、通信部209において例えば所定時間内に信号(データ)を受信しない場合に、商品登録機20と代金支払機30との間の通信が確立していない(LAN2に不具合が生じている)と判断する。商品登録機20は、通信が確立していないと判断した場合、その旨を店員用表示部206に表示させる。店員用表示部206には、通信が確立されていないことを示す表示(例えば、「オフラインです」等のテキスト)と共に、通常モードからオフラインモードに切り替える切替ボタン(図示せず)が表示される。
商品登録機20は、切替ボタンが店員によって押下されると、オフラインモードに切り替わる。なお、商品登録機20では、通常モードからオフラインモードへの切り替えが自動で行われてもよい。商品登録機20では、商品に付されたバーコードがスキャナ205によって読み取られると、CPU201によって、記憶部204に記憶されている商品マスタから商品情報が取得されて代金データが生成される。商品登録機20では、代金データが生成されると、当該代金データと、一意に識別可能な識別情報とを含む登録情報をRAM203に記憶させる。また、商品登録機20では、代金データを生成すると、支払シートS1を印刷部211に印刷させる。
図5に示されるように、支払シートS1には、商品に係る情報として、例えば、購入する商品の一覧(商品A〜E)、各商品の金額、合計金額、及び、商品の合計点数が印字されている。また、支払シートS1には、代金を示す識別子として、マトリックス型二次元コードC(以下、二次元コード)が印字されている。二次元コードCは、代金(合計金額)の情報、及び、上記識別情報を有している。二次元コードCには、商品に係る情報は含まれていない。支払シートS1は、購入する商品の一覧、各商品の金額、合計金額、及び、商品の合計点数が印字されている点、及び、二次元コードCに代金に係る情報が含まれている点で、会計券と相違している。
商品登録機20は、当該商品登録機20と代金支払機30との間の通信が確立すると、所定のタイミングで、商品登録機20と代金支払機30との間の通信が確立していないときにRAM203に記憶した代金データを含む登録情報を、ストアコントローラ10に送信する。
[代金支払機]
図6に示されるように、代金支払機30は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、記憶部304と、スキャナ(読取部)305と、表示部306と、操作部307と、通信部308と、スピーカ309と、印刷部(領収書印字部)310と、決済部311と、サインポール312と、人感知センサ313と、カメラ314と、認証部315と、を備えている。これらは、バス316によって相互に接続されている。なお、代金支払機30の外観は、図7に示されるとおりである。
図6に示されるように、代金支払機30は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、記憶部304と、スキャナ(読取部)305と、表示部306と、操作部307と、通信部308と、スピーカ309と、印刷部(領収書印字部)310と、決済部311と、サインポール312と、人感知センサ313と、カメラ314と、認証部315と、を備えている。これらは、バス316によって相互に接続されている。なお、代金支払機30の外観は、図7に示されるとおりである。
CPU301は、ROM302に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、代金支払機30の動作を制御する。ROM302は、代金支払機30の動作を制御するためのプログラムを記憶している。RAM303は、ストアコントローラ10から送信された商品マスタ、及び操作履歴に関する情報等を随時記憶する。記憶部304は、ストアコントローラ10から送信されてRAM303に一時的に記憶された商品マスタを記憶する。
スキャナ305は、会計券に印刷されたバーコード、支払シートS1に印刷された二次元コードC等を光学的に読み取る。表示部306は、客に対し、客が代金の支払いを行うための操作手順等を表示する。なお、表示部306は、タッチパネルを構成することで、操作部としても機能する。
操作部307は、代金支払機30を動作させるための各種の操作ボタン(訂正キー及びプリセットキー等)を有している。通信部308は、LAN2を介して他の機器と通信を行う。スピーカ309は、代金支払機30の操作音、及び各種の音声等を出力する。印刷部310は、客が代金の支払いを行った際に、客に対し、購入した商品の一覧、各商品の金額、合計金額、預かり金額及び釣り金額等を紙片に印刷して当該紙片(レシートS2(図8参照))を発行する。
決済部311は、紙幣投入兼排出口311a、硬貨投入口311b、硬貨排出口311c、クレジットカード投入兼排出口311d及び電子マネーリーダ311e、並びに、それらを制御する制御部(図示せず)を有している。紙幣投入兼排出口311a、硬貨投入口311b及び硬貨排出口311cは、現金決済部として機能する。客は、紙幣投入兼排出口311a等の現金決済部を介した現金での代金の支払い、クレジットカードリーダを介したクレジットカードでの代金の支払い、及び電子マネーリーダを介した電子マネーでの代金の支払いの少なくとも1つを選択することができる。
サインポール312は、複数色の表示灯を点灯又は点滅させることで、客が代金の支払いを行うための操作の実施が可能であること、及び何らかの異常が発生していること等を報知する。人感知センサ313は、代金支払機30前の所定領域内に存在する客等を検知する。カメラ314は、代金支払機30前の所定領域内に存在する客等を撮像する。
認証部315は、代金支払機30の操作者を認証する。認証部315は、例えば、店員が身に付けているIDカードを読み取るカードリーダと、当該IDに関連付けられたデータを記憶する記憶部(図示せず)と、カードリーダにより取得されたIDに関連付けられたデータが記憶部に記憶されているか否かを判定する判定部(図示せず)と、を有している。なお、認証部315は、カードリーダに代えてもしくは加えて、例えば、店員の生体情報(指紋、静脈、虹彩又は声紋など)を取得するセンサ、及び/又は、パスワードの入力が可能なパスワード入力部を有していてもよい。
認証部315は、認証処理により店員の操作であることを確認すると、代金支払機としての機能を実行可能な第1モードから商品登録機としての機能を実行可能な第2モードに切り替える。すなわち、認証部315は、認証処理により店員の操作であることを確認すると、通常モードから管理者モードに切り替え、表示部306に表示する画面を管理者用画面に切り替える。
なお、管理者モードにおいて表示部306に表示される画面は、商品登録機20における店員用表示部206(図3参照)に表示される画面と同じである。すなわち、代金支払機30では、管理者モードにおいて表示部306に表示される画面と、スキャナ305及び操作部307によって変更部を構成する。一方、通常モードにおいて表示部306に表示される画面は、客が代金の支払いを行うための操作手順等を示すガイド画面である。
本実施形態の代金支払機30では、更に、特定の商品又は物品を購入するための専用の入力部として機能する入力ボタンが表示部306に表示される。店員又は客は、操作部307又は表示部306を介して入力ボタンを押下することで、特定の商品又は物品を追加登録することができる。特定の商品又は物品には、例えば、レジ袋などが含まれる。
以上のように構成された代金支払機30においては、登録処理の実行によって生成された代金データがCPU301によって取得されると、客に対し、代金データを取得した代金支払機30(すなわち、客が代金の支払いを行うべき代金支払機30)が自機であることが報知される。代金支払機30では、表示部306による文字等の表示、スピーカ309による音声の出力、及びサインポール312による表示灯の点灯等の少なくとも1つによって、代金データを取得した代金支払機30が自機であることが報知される。
客は、商品登録機20による報知、及び代金データを取得した代金支払機30による報知に従って、代金データを取得した代金支払機30に向かう。そして、代金支払機30前の所定領域内に入った客が人感知センサ313によって検知されると、客が代金の支払いを行うための操作手順の表示が表示部306によって開始される。このとき、操作手順を示す音声の出力もスピーカ309によって開始される。なお、表示部306の画面が客によってタッチされたとき、操作部307の何らかのボタンが客によって押下されたとき、及び代金支払機30前の所定領域内に入った客がカメラ314によって撮像されたときのいずれかのときに、操作手順の表示が表示部306によって開始されると共に、操作手順を示す音声の出力がスピーカ309によって開始されてもよい。
客は、表示部306による表示、及びスピーカ309による音声の出力に従って、操作部307、及びタッチパネルを構成する表示部306を介して代金支払機30を操作し、代金の支払いを行う。具体的には、客が、商品登録機20において発行された会計券に印刷されたバーコードをスキャナ305に読み取らせると、決済種別を選択するための選択画面が表示部306によって表示される。客は、表示部306において、現金、クレジットカード及び電子マネーのいずれかの決済種別、又は併用する複数の決済種別を選択し、決済部311において、選択した決済種別での支払いを行う。客によって代金の支払いが行われると、購入した商品(商品A〜E)の一覧等が印刷されたレシートS2(図8参照)が印刷部310によって発行される。
代金支払機30では、表示部306上の呼出ボタンがタッチされ、及び/又は、操作部307の呼出ボタンが押下されると、商品登録機20のスピーカ210からの音声の出力、及び/又は、サインポール312による表示灯の点灯等によって、店員が当該代金支払機30に呼び出される。
代金支払機30では、店員により表示部306における管理者用画面上で、商品を追加する登録処理ボタンがタッチされ、対象商品に付されたバーコードがスキャナ305で読み取られる。これにより、当該バーコードのコード情報を通信部308によりストアコントローラ10へ送信し、これに応じて、通信部308により商品情報をストアコントローラ10から受信する。商品情報には、対象商品についての単価及び数量、並びに、合計金額等に関する情報が含まれている。あるいは、代金支払機30では、店員により、表示部306における管理者用画面上に商品情報が入力される。例えば、管理者用画面において表示される商品のリストから、商品の単価、数量及び合計金額等が選択される。これにより、代金支払機30において、商品登録機20から取得した代金データを変更することができる。
本実施形態の代金支払機30では、商品登録機20と代金支払機30との間の通信が確立していないときに、通常モードからオフラインモードに自動で切り替わる。代金支払機30では、例えば、通信部308において例えば所定時間内に信号(データ)を受信しない場合に、商品登録機20と代金支払機30との間の通信が確立していないと判断する。代金支払機30は、通信が確立していないと判断した場合、通常モードからオフラインモードに自動で切り替わる。
代金支払機30では、当該代金支払機30前の所定領域内に入った客が人感知センサ313によって検知されると、客が代金の支払いを行うための操作手順の表示が表示部306によって開始される。オフラインモードの場合、代金支払機30では、表示部306に、「二次元コードをスキャナに読み取らせてください」等のテキストを表示させる。
代金支払機30では、客が、商品登録機20において発行された支払シートS1に印刷された二次元コードCをスキャナ305に読み取らせると、二次元コードCが示す代金の決済種別を選択するための選択画面が表示部306によって表示される。客は、表示部306において、現金、クレジットカード及び電子マネーのいずれかの決済種別、又は併用する複数の決済種別を選択し、決済部311において、選択した決済種別での支払いを行う。代金支払機30では、支払処理が実行されて支払データが生成されると、当該支払データと、二次元コードCに含まれていた識別情報とを含む支払情報をRAM303に記憶させる。また、代金支払機30では、支払処理が実行されたときに、代金に係る情報を用紙に印字したレシート(領収書)S3を印刷部310に発行させる。図9に示されるように、レシートS3には、代金に係る情報として、合計金額、預かり金額及び釣り金額が印字されている。
代金支払機30では、オフラインモードにおいて、管理者モードに切り替えられ、店員により表示部306における管理者用画面上で、商品を追加する登録処理ボタンがタッチされ、対象商品に付されたバーコードがスキャナ305で読み取られると、記憶部304の商品マスタから商品情報を取得する。あるいは、代金支払機30では、店員により、表示部306における管理者用画面上に商品情報が入力される。例えば、管理者用画面において表示される商品のリストから、商品の単価、数量及び合計金額等が選択される。代金支払機30では、商品が追加されると、二次元コードCに示される代金に追加された商品の追加代金を加えて、代金を変更する。
代金支払機30では、代金が変更された場合において支払処理が実行されると、変更後の代金に基づく支払データと、二次元コードCに含まれていた識別情報とを含む支払情報をRAM303に記憶させる。また、代金支払機30では、変更後の代金に係る情報を用紙に印字したレシートS4(図10(a)参照)と、追加された商品のみの詳細が印字された明細シート(明細書)S5(図10(b)参照)と、を印刷部310に発行させる。図10(a)に示されるように、レシートS4には、追加された商品の金額(例えば、60円)を含む合計金額、預かり金額及び釣り金額が印字されている。図10(b)に示されるように、明細シートS5には、追加された商品(例えば、袋)に係る情報として、商品名及び金額が印字されている。
代金支払機30は、商品登録機20と代金支払機30との間の通信が確立すると、所定のタイミングで、商品登録機20と代金支払機30との間の通信が確立していないときにRAM303に記憶した支払情報を、ストアコントローラ10に送信する。ストアコントローラ10は、商品登録機20から送信された登録情報と代金支払機30から送信された支払情報とを対応付けて記憶する。具体的には、ストアコントローラ10は、登録情報に含まれる識別情報と支払情報に含まれる識別情報とに基づいて、登録情報と支払情報とを対応付けて記憶する。
[POSシステムの通常時の動作例]
上述したPOSシステム1の通常時の動作例について、図11を参照して説明する。ここでは、複数の商品登録機20のうち1台の商品登録機20A、複数の代金支払機30のうち1台の代金支払機30Aに着目する。なお、商品登録機20Aは、複数の代金支払機30のうち所定の代金支払機30(代金支払機30Aを含む)に対して代金データの取得を許可しているものとする。商品登録機20Aでは、タッチパネルを構成する店員用表示部206、又は操作部208が、複数の代金支払機30のうち一部(少なくとも1台)の代金支払機30に対して代金データの取得を許可する許可設定部として機能する。
上述したPOSシステム1の通常時の動作例について、図11を参照して説明する。ここでは、複数の商品登録機20のうち1台の商品登録機20A、複数の代金支払機30のうち1台の代金支払機30Aに着目する。なお、商品登録機20Aは、複数の代金支払機30のうち所定の代金支払機30(代金支払機30Aを含む)に対して代金データの取得を許可しているものとする。商品登録機20Aでは、タッチパネルを構成する店員用表示部206、又は操作部208が、複数の代金支払機30のうち一部(少なくとも1台)の代金支払機30に対して代金データの取得を許可する許可設定部として機能する。
まず、客が購入しようとしている商品について、店員が商品登録機20Aの操作(客が購入しようとしている商品に付されたバーコードをスキャナ205に読み取らせる操作等)を開始させると、商品登録機20Aは、商品の登録処理を開始させる(ステップS01)。当該登録処理が終了すると(ステップS02)、商品登録機20Aは、当該登録処理の実行によって生成された代金データに、代金データの取得を許可した代金支払機30(ここでは、代金支払機30A)を示す情報を付加して、当該代金データをストアコントローラ10に送信する(ステップS03)。ストアコントローラ10は、当該代金データを受信して(ステップS04)、保存する。
このとき、代金支払機30Aにおいては、他の客による代金の支払いが行われていないため、代金支払機30Aは、ストアコントローラ10に対して代金データの取得処理を実行している。具体的には、代金支払機30Aは、自機を示す情報が付加された代金データがストアコントローラ10に保存されているか否かを監視し、当該代金データが保存されていた場合には、ストアコントローラ10に当該代金データの送信を要求する。
ストアコントローラ10は、代金支払機30Aによる要求に従って、商品登録機20Aにおいて生成された代金データを代金支払機30Aに送信する(ステップS05)。代金支払機30Aは、ストアコントローラ10から送信された代金データを受信すると(ステップS06)、当該代金データの取得を完了した旨を示す情報を商品登録機20Aに送信する。
商品登録機20Aは、代金支払機30Aから受信した情報に基づいて、代金データを取得した代金支払機30(すなわち、客が代金の支払いを行うべき代金支払機30)が代金支払機30Aであることを客に報知する。代金支払機30Aは、代金データを取得した代金支払機30が自機であることを客に報知する。商品登録機20A及び代金支払機30Aによる報知に従って代金支払機30Aに案内された客が代金支払機30Aの操作を開始させると、代金支払機30Aは、商品登録機20Aにおいて生成された代金データに基づく代金の支払処理を開始させる(ステップS07)。代金支払機30Aは、支払処理が終了(ステップS08)すると、レシートS2を印刷部310で発行する。
[POSシステムのオフライン時の動作例]
続いて、上述したPOSシステム1のオフライン時の動作例について、図12を参照して説明する。ここでは、複数の商品登録機20のうち1台の商品登録機20A、複数の代金支払機30のうち1台の代金支払機30Aに着目する。
続いて、上述したPOSシステム1のオフライン時の動作例について、図12を参照して説明する。ここでは、複数の商品登録機20のうち1台の商品登録機20A、複数の代金支払機30のうち1台の代金支払機30Aに着目する。
まず、客が購入しようとしている商品について、店員が商品登録機20Aの操作を開始させると、商品登録機20Aは、商品の登録処理を開始させる(ステップS11)。当該登録処理が終了すると(ステップS12)、商品登録機20Aは、支払シートS1を印刷部211において発行する(ステップS13)。また、商品登録機20Aは、当該登録処理の実行によって生成された代金データに識別情報を付加した商品情報を記憶する(ステップS14)。
支払シートS1を受け取った客は、代金支払機30Aのスキャナ305に支払シートS1の二次元コードCを読み取らせる。代金支払機30Aは、支払シートS1の二次元コードCを読み取ると(ステップS15)、二次元コードCに示される代金の支払処理を開始させる(ステップS16)。代金支払機30Aは、支払処理が終了(ステップS17)すると、レシートS2を印刷部310で発行する。また、代金支払機30は、支払処理が終了すると、支払情報を記憶する(ステップS18)。
商品登録機20は、当該商品登録機20Aと代金支払機30Aの通信が確立した否かを判断する(ステップS19)。商品登録機20Aは、通信が確立したと判断した場合には、記憶してある商品情報をストアコントローラ10に送信する(ステップS20)。ストアコントローラ10は、商品登録機20Aから送信された登録情報を受信すると(ステップS21)、商品情報を記憶部105に記憶する。一方、商品登録機20Aは、通信が確立したと判断しない場合には、同処理を繰り返す。なお、商品登録機20Aでは、支払シートS1を発行した時点(ステップS13)で、新たな登録処理を実行することが可能である。そのため、次の客が購入しようとしている商品について、店員が商品登録機20Aの操作を開始させると、商品登録機20Aは、新たな商品の登録処理を開始させる。
代金支払機30Aは、商品登録機20Aと代金支払機30Aの通信が確立した否かを判断する(ステップS22)。代金支払機30Aは、通信が確立したと判断した場合には、記憶してある支払情報をストアコントローラ10に送信する(ステップS23)。ストアコントローラ10は、代金支払機30Aから送信された登録情報を受信すると(ステップS24)、支払情報を記憶部105に記憶する。一方、代金支払機30Aは、通信が確立したと判断しない場合には、同処理を繰り返す。なお、代金支払機30Aでは、レシートS2を発行した時点で、新たな支払処理を実行することが可能である。そのため、客が代金支払機30Aの操作を開始させると、代金支払機30Aは、新たな支払処理を開始させる。
[作用及び効果]
以上説明したように、本実施形態のPOSシステム1では、商品登録機20の印刷部211は、商品登録機20と代金支払機30との間の通信が確立していないときに、商品に係る情報と、代金を示す二次元コードCとを用紙に印字した支払シートS1を発行する。これにより、POSシステム1では、商品登録機20と代金支払機30との間の通信が何らかの不具合により確立していない場合(オフライン)であっても、代金支払機30において、支払シートS1の二次元コードCに基づいて代金の支払処理を行うことができる。また、支払シートS1には、商品に係る情報(例えば、商品名等)が印字されている。そのため、代金支払機30において支払いを行う際、支払いを行う内容の適正を確認できる。
以上説明したように、本実施形態のPOSシステム1では、商品登録機20の印刷部211は、商品登録機20と代金支払機30との間の通信が確立していないときに、商品に係る情報と、代金を示す二次元コードCとを用紙に印字した支払シートS1を発行する。これにより、POSシステム1では、商品登録機20と代金支払機30との間の通信が何らかの不具合により確立していない場合(オフライン)であっても、代金支払機30において、支払シートS1の二次元コードCに基づいて代金の支払処理を行うことができる。また、支払シートS1には、商品に係る情報(例えば、商品名等)が印字されている。そのため、代金支払機30において支払いを行う際、支払いを行う内容の適正を確認できる。
本実施形態では、代金支払機30は、支払シートS1の二次元コードCを読み取るスキャナ305と、スキャナ305において読み取られた二次元コードCに基づく支払処理が実行されたときに、代金に係る情報を用紙に印字したレシートS2を発行する印刷部310と、を備えている。これにより、代金支払機30において、商品登録機20の印刷部211で発行された支払シートS1に基づく支払いが可能となる。
本実施形態では、代金支払機30は、商品を追加する登録処理を実行することにより、二次元コードCに示される代金に、追加された商品の追加代金を加えて代金を変更する変更部を有している。変更部は、管理者モードにおいて表示部306に表示される画面と、スキャナ305及び操作部307によって構成されている。印刷部310は、変更部において変更された代金に係る情報を印字したレシートS4と、追加された商品に係る情報を用紙に印字した明細シートS5と、を発行する。これにより、追加で購入した商品の詳細を明細シートS5により確認することができる。
本実施形態では、ストアコントローラ10は、商品登録機20と代金支払機30との通信が確立しているときに、商品登録機20と代金支払機30との間の通信が確立していないときに商品登録機20で登録処理された登録情報と、代金支払機30で支払処理が実行された支払情報とを対応付けて記憶する記憶部105を備えている。これにより、商品登録機20と代金支払機30との間の通信が確立していないときに登録された登録情報と支払情報とを、通信が確立したときに補完できる。そのため、商品登録機20と代金支払機30との間の通信が確立していないときに登録された各種情報を、商品登録機及び代金支払機のそれぞれから個別に取得して登録しなくとも、売上データ等に反映できる。
[変形例]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、商品登録機20の印刷部211により発行される支払シートS1において二次元コードCを印字する形態を一例にしたが、これに限定されない。代金を示す識別子は、一次元コード(バーコード)等であってもよい。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、商品登録機20の印刷部211により発行される支払シートS1において二次元コードCを印字する形態を一例にしたが、これに限定されない。代金を示す識別子は、一次元コード(バーコード)等であってもよい。
また、上記実施形態では、代金支払機30が商品登録機20に記憶された代金データを取得する例を挙げて説明したが、これに限定されない。商品登録機20は、生成した代金データを、代金支払機30を指定して代金支払機30に送信するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、商品登録機20において生成された代金データをストアコントローラ10が保存したが、当該代金データを商品登録機20が保存するようにしてもよい。その場合、各代金支払機30は、ストアコントローラ10に対してではなく、商品登録機20に対して代金データの取得処理を実行する。
また、上記実施形態では、商品登録機20と代金支払機30との通信が確立していないときに、商品登録機20で登録処理された登録情報及び代金支払機30で支払処理された支払情報を、商品登録機20と代金支払機30との通信が確立したときにストアコントローラ10に送信して記憶する例を挙げて説明した。しかし、商品登録機20で登録処理された登録情報及び代金支払機30で支払処理された支払情報は、ストアコントローラ10以外に送信して記憶されてもよい。
また、上記実施形態では、ストアコントローラ10がPOSシステム1における上位装置として代金データを保存したが、代金データを保存する機能を有していれば、POSシステム1における上位装置として他の装置を用いることができる。
また、上記実施形態では、商品登録機20が代金データを生成したが、商品登録機20によって実行された商品の登録処理に基づいてストアコントローラ10又は代金支払機30が代金データを生成するようにしてもよい。
また、商品登録機20では、タッチパネルを構成する店員用表示部206、又は操作部208が、複数の代金支払機30のうち一部(少なくとも1台)の代金支払機30に対して代金データの取得を禁止する禁止設定部として機能してもよい。これにより、例えば、商品登録機20から遠い代金支払機30に対して代金データの取得を禁止する等、客の利便性を向上させ得る運用を実施することができる。
また、商品登録機20は、例えば、複数の代金データに関連情報を付加することで、当該複数の代金データを関連付けることができる。その場合、代金データを取得することが可能な状態にある代金支払機30は、関連付けられた複数の代金データを纏めて取得する。これにより、例えば、1人の客が、1台の代金支払機30において、代金データごとに支払形態を変えたり、代金データごとに領収書を発行したりすることができる。
また、商品登録機20側から、各代金支払機30における支払処理の進捗状況を確認することができるようにしてもよい。
1…POSシステム、10…ストアコントローラ(記憶部)、20,20A…商品登録機、30,30A…代金支払機、211…印刷部(支払書印字部)、305…スキャナ(読取部、変更部)、306…表示部(変更部)、307…操作部(変更部)、C…二次元コード(識別子)、S1…支払シート(支払書)、S3,S4…レシート(領収書)、S5…明細シート(明細書)。
Claims (4)
- 店員によって操作され、商品の登録処理を実行する商品登録機と、
客によって操作され、前記登録処理の実行によって生成された代金データに基づいて代金の支払処理を実行する代金支払機と、を備え、
前記商品登録機は、前記商品登録機と前記代金支払機との間の通信が確立していないときに、前記商品に係る情報と、前記代金を示す識別子とを用紙に印字した支払書を発行する支払書印字部を備える、POSシステム。 - 前記代金支払機は、
前記支払書の前記識別子を読み取る読取部と、
前記読取部において読み取られた当該識別子に基づく支払処理が実行されたときに、前記代金に係る情報を用紙に印字した領収書を発行する領収書印字部と、を備える、請求項1に記載のPOSシステム。 - 前記代金支払機は、前記商品を追加する登録処理を実行することにより、前記識別子に示される前記代金に、追加された前記商品の追加代金を加えて前記代金を変更する変更部を有し、
前記領収書印字部は、前記変更部において変更された前記代金に係る情報を印字した前記領収書と、追加された前記商品に係る情報を前記用紙に印字した明細書と、を発行する、請求項2に記載のPOSシステム。 - 前記商品登録機と前記代金支払機との通信が確立しているときに、前記商品登録機と前記代金支払機との間の通信が確立していないときに前記商品登録機で登録処理された登録情報と、前記代金支払機で支払処理が実行された支払情報とを対応付けて記憶する記憶部を備える、請求項1〜3のいずれか一項に記載のPOSシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015103134A JP2016218752A (ja) | 2015-05-20 | 2015-05-20 | Posシステム |
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Publications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018084892A (ja) * | 2016-11-22 | 2018-05-31 | 東芝テック株式会社 | チェックアウトシステム、決済装置及びその制御プログラム |
JP2021002409A (ja) * | 2020-10-08 | 2021-01-07 | 株式会社寺岡精工 | 販売データ処理装置、プログラム及び販売データ処理方法 |
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2015
- 2015-05-20 JP JP2015103134A patent/JP2016218752A/ja active Pending
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