JP6572035B2 - Posシステム - Google Patents

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本発明は、セミオート式のPOS(Point of Sales)システムに関する。
商品の登録処理を実行する商品登録機と、登録処理の実行によって生成された代金データに基づいて代金の支払処理を実行する代金支払機と、を備えるセミオート式のPOSシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−242839号公報
商品登録機では、商品に付されているバーコードがスキャナで読み取られ、全ての商品についての登録処理が終了して現計キーが押下されると、次の客の商品の登録処理を開始する。この構成では、例えば、何らの理由によって、最後の商品のバーコードがスキャナで読み取られてから商品が登録されるまでに時間を要した場合、商品が登録されるよりも先に現計キーが押下されたことが認識されることがある。この場合、前の客の商品が次の客の商品として登録されるという事態が生じる。この事態に店員が気が付かない場合、一の客の代金に含まれるべき商品が他の客に含まれるという問題が生じる。
本発明は、会計ミスを防止できるPOSシステムを提供することを目的とする。
本発明に係るPOSシステムは、商品に付されている識別子を読み取る読取部と、読取部によって読み取られた識別子に基づいて商品の登録処理を実行する登録部と、登録部における一群の商品登録を完了する操作が行われる操作部と、を備えるPOSシステムであって、操作部おいて操作が行われた後に、登録部において登録処理が実行された場合、新たな一群の商品登録が開始されたことを報知する報知部を備える。
このPOSシステムでは、報知部は、操作部おいて操作が行われた後に商品の登録処理が実行された場合、新たな一群の商品登録が開始されたことを報知する。この構成により、例えば、商品の登録を行う店員は、一の客の全ての商品の登録が完了してない状態において新たな一群の商品登録が開始されたことが報知された場合、操作部を操作した後に最後の商品が登録されたことを知ることができる。これにより、店員は、一の客の商品が他の客の商品として登録されたことに気が付くため、商品登録の修正等を行える。したがって、POSシステムでは、会計ミスを防止できる。
一実施形態においては、報知部は、新たな一群の商品登録が開始されたことを音により報知してもよい。これにより、新たな一群の商品登録が開始されたことを、商品を登録する人に効果的に知らせることができる。
一実施形態においては、読取部、登録部、操作部及び報知部を有する商品登録機と、登録処理の実行によって生成された代金データに基づいて代金の支払処理を実行する代金支払機と、を備えていてもよい。POSシステムが商品登録機と代金支払機とを個別に備える構成の場合、商品登録機においては、商品を登録する作業が連続して行われるため、前の客の商品が次の客の商品として登録されるという事態が生じる可能性が高い。このようなPOSシステムでは、新たな一群の商品登録が開始されたことを報知部により報知することが特に有効である。
一実施形態においては、商品登録機は、代金支払機に送信された代金データを修正する操作が行われる修正部を有していてもよい。この構成によれば、例えば、代金データに含まれるべき商品が含まれなった場合に修正することができる。
一実施形態においては、商品登録機は、店員によって操作され、代金支払機は、客によって操作されてもよい。
本発明によれば、会計ミスを防止できる。
本発明の一実施形態のPOSシステムの構成を示すブロック図である。 図1のPOSシステムの商品登録機の構成を示すブロック図である。 図2の商品登録機の外観斜視図である。 図1のPOSシステムの代金支払機の構成を示すブロック図である。 図4の代金支払機の外観斜視図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1に示されるように、POSシステム1は、ストアコントローラ10と、複数の商品登録機20と、複数の代金支払機30と、を備えている。ストアコントローラ10、各商品登録機20及び各代金支払機30は、有線又は無線のLAN(Local Area Network)2によって相互に接続されている。
POSシステム1は、スーパーマーケット等の店舗に構築されたセミオート式のPOSシステムである。つまり、POSシステム1において、各商品登録機20は、店員によって操作され、商品の登録処理を実行し、各代金支払機30は、客によって操作され、登録処理の実施によって生成された代金データに基づいて代金の支払処理を実行する。なお、店員は、POSシステム1が導入されている店舗の従業者等及び使用者等を含み、広義には、当該店舗の関係業者を含む。客とは、商品を購入する及び/又は購入した者を含み、広義には、店舗に対して代金の授受を行う及び/又は行った者を含む。
[ストアコントローラ]
ストアコントローラ10は、POSシステム1を制御するコンピュータであり、商品マスタ等の種々の情報を管理する上位装置である。ストアコントローラ10は、各商品登録機20及び各代金支払機30に商品マスタを適宜送信する。商品マスタとは、各商品についての商品情報(商品の識別情報、並びに、商品名称及び販売価格に関する情報等)を格納したファイルである。商品マスタは、適宜更新される。
[商品登録機]
図2に示されるように、商品登録機20は、CPU(Central Processing Unit)(登録部、修正部)201と、ROM(Read Only Memory)202と、RAM(Random Access Memory)203と、スキャナ(読取部)204と、店員用表示部205と、客用表示部(修正部)206と、操作部207と、通信部208と、スピーカ(報知部)209と、印刷部210と、を備えている。これらは、バス211によって相互に接続されている。なお、商品登録機20の外観は、図3に示されるとおりである。
CPU201は、ROM202に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、商品登録機20の動作を制御する。ROM202は、商品登録機20の動作を制御するためのプログラムを記憶している。RAM203は、ストアコントローラ10から送信された商品マスタ、スキャナ204によって読み取られたバーコード(商品コード)に基づいて商品マスタから取得された商品情報、及び操作履歴に関する情報等を随時記憶する。
スキャナ204は、商品に付されているバーコード等の識別子を光学的に読み取る。店員用表示部205は、店員に対し、スキャナ204によって読み取られたバーコードに対応する商品名称及び販売価格等を表示する。客用表示部206は、客に対し、スキャナ204によって読み取られたバーコードに対応する商品名称及び販売価格等を表示する。なお、店員用表示部205及び客用表示部206は、タッチパネルを構成することで、商品登録機20を操作するための操作部としても機能する。
操作部207は、商品登録機20を動作させるための各種の操作ボタン(小計キー、現計キー、置数キー、訂正キー及びプリセットキー等)を有している。通信部208は、LAN2を介して他の機器と通信を行う。スピーカ209は、商品登録機20の操作音、及び各種の音声等を出力する。印刷部210は、適宜、各種の文字等を紙片に印刷して当該紙片を発行する。
以上のように構成された商品登録機20においては、店員による操作の下、客が購入しようとしている商品に付されたバーコードがスキャナ204によって読み取られると、CPU201によって商品マスタから商品情報が取得されて商品データが生成される(登録処理の実行)。商品登録機20では、1つの商品毎に、商品データが生成されると、スピーカ209から読み取り音(例えば、「ピッ」等の電子音)が出力される。
CPU201は、操作部207の現計キーが押下されると、全ての商品データを纏めた代金データを生成する。通信部208は、生成された代金データを代金支払機30に送信する。代金データには、客が購入しようとしている全ての商品についての単価及び数量、並びに、合計金額等に関する情報が含まれている。
商品登録機20では、操作部207の現計キーが押下された後(現計キーが押下されたとCPU201によって認識された後)に、スキャナ204によってバーコードが読み取られ、CPU201で商品の登録処理が実行された場合、新たな一群の商品登録が開始される。商品登録機20では、新たな一群の商品登録が開始、すなわち新たな一群の商品データが生成(商品データの生成が開始)されると、スピーカ209から開始音が出力される。開始音は、読み取り音とは区別可能な音である。開始音は、例えば、「いらっしゃいませ」等の音声、又は、「ピッ、ピッ、ピッ」等の連続する電子音である。店員は、開始音がスピーカ209から出力されることにより、新たな一群の商品登録が開始されたことを認識できる。
商品登録機20で生成された代金データがいずれか1つの代金支払機30によって取得されると、客に対し、複数の代金支払機30のうち代金データを取得した代金支払機30(すなわち、客が代金の支払いを行うべき代金支払機30)が報知される。具体的には、客用表示部206は、例えば、各代金支払機30に付された識別番号のうち、代金データを取得した代金支払機30の識別番号を表示する。印刷部210は、代金データを取得した代金支払機30の識別番号、及び代金データの識別情報を示すバーコード等を紙片に印刷して、当該紙片(会計券)を発行する。
なお、スピーカ209が、例えば、各代金支払機30に付された識別番号のうち、代金データを取得した代金支払機30の識別番号を示す音声を出力してもよい。商品登録機20では、客用表示部206、スピーカ209及び印刷部210の少なくとも1つを報知のために機能させることができる。
商品登録機20では、代金支払機30に送信した代金データの修正を行える。本実施形態では、CPU201及び店員用表示部205が、代金支払機30に送信された代金データを修正する操作が行われる修正部として機能する。
一群の商品登録の途中で取引を中止して代金データの修正を行う場合、店員は、例えば、操作部207の取引中止キーを押下する。CPU201は、操作部207の取引中止キーが押下されると、現在の登録処理を中止し、取引中止キーが押下されるまでに生成された商品データを削除(破棄)する。そして、CPU201は、当該商品登録機20から送信した代金データを代金支払機30から引き戻す。CPU201は、代金データを引き戻すと、代金データに含まれる情報を店員用表示部205に表示させる。店員用表示部205は、例えば、商品の一覧を表示する。この状態において、バーコードがスキャナ204によって読み取られると、CPU201によって商品マスタから商品情報が取得されて新たな商品データが生成される。また、商品登録機20では、店員用表示部205に表示された商品の一覧において、所定の商品を選択して、商品の登録を削除できる。CPU201は、商品の追加及び/又は削除が行われた後、操作部207の現計キーが押下されると、新たな代金データ(修正された代金データ)を生成する。通信部208は、生成された新たな代金データを代金支払機30に送信する。
一群の商品登録の途中で取引を保留して代金データの修正を行う場合、店員は、例えば、操作部207の取引保留キーを押下する。CPU201は、操作部207の取引保留キーが押下されると、現在の登録処理を保留し、当該商品登録機20から送信した代金データを代金支払機30から引き戻す。CPU201は、代金データを引き戻すと、代金データに含まれる情報を店員用表示部205に表示させる。CPU201は、操作部207の所定のキーが押下されると、引き戻した代金データと、保留している商品データとを合成する。そして、CPU201は、操作部207の現計キーが押下されると、新たな代金データ(修正された代金データ)を生成する。通信部208は、生成された新たな代金データを代金支払機30に送信する。
[代金支払機]
図4に示されるように、代金支払機30は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、スキャナ304と、表示部305と、操作部306と、通信部307と、スピーカ308と、印刷部309と、決済部310と、サインポール311と、人感知センサ312と、カメラ313と、認証部314と、を備えている。これらは、バス315によって相互に接続されている。なお、代金支払機30の外観は、図5に示されるとおりである。
CPU301は、ROM302に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、代金支払機30の動作を制御する。ROM302は、代金支払機30の動作を制御するためのプログラムを記憶している。RAM303は、ストアコントローラ10から送信された商品マスタ、及び操作履歴に関する情報等を随時記憶する。
スキャナ304は、会計券及び後述のレシートに印刷されたバーコード等の識別子を光学的に読み取る。表示部305は、客に対し、客が代金の支払いを行うための操作手順等を表示する。なお、表示部305は、タッチパネルを構成することで、後述するように、返品情報を入力するための入力部、及び店員を呼び出すための呼出部としても機能する。また、表示部305は、タッチパネルを構成することで、代金支払機30を操作するための操作部としても機能する。
操作部306は、代金支払機30を動作させるための各種の操作ボタン(呼出ボタン、訂正キー及びプリセットキー等)を有している。通信部307は、LAN2を介して他の機器と通信を行う。スピーカ308は、代金支払機30の操作音、及び各種の音声等を出力する。印刷部309は、客が代金の支払いを行った際に、客に対し、購入した商品の一覧、各商品の金額、合計金額、受領金額及び釣り金額等を紙片に印刷して当該紙片(レシート)を発行する。
決済部310は、紙幣投入兼排出口310a、硬貨投入口310b、硬貨排出口310c、クレジットカード投入兼排出口310d及び電子マネーリーダ310e、並びに、それらを制御する制御部(図示省略)を有している。紙幣投入兼排出口310a、硬貨投入口310b及び硬貨排出口310cは、現金決済部として機能する。客は、紙幣投入兼排出口310a等の現金決済部を介した現金での代金の支払い、クレジットカードリーダを介したクレジットカードでの代金の支払い、及び電子マネーリーダを介した電子マネーでの代金の支払いの少なくとも1つを選択することができる。
サインポール311は、複数色の表示灯を点灯又は点滅させることで、客が代金の支払いを行うための操作の実施が可能であること、及び何らかの異常が発生していること等を報知する。人感知センサ312は、代金支払機30前の所定領域内に存在する客等を検知する。カメラ313は、代金支払機30前の所定領域内に存在する客等を撮像する。認証部314は、店員を認証する操作が行われる。認証部314は、店員のIDカードを読み取るカードリーダを有している。なお、認証部314は、カードリーダに代えてもしくは加えて、例えば店員の生体情報を利用して店員を認証する生体認証部、及び/又は、パスワードの入力により店員を認証するパスワード入力部を有していてもよい。
認証部314は、代金支払機30の操作者を認証する。認証部314は、例えば、店員が身に付けているIDカードを読み取るカードリーダと、当該IDに関連付けられたデータを記憶する記憶部(図示せず)と、カードリーダにより取得されたIDに関連付けられたデータが記憶部に記憶されているか否かを判定する判定部(図示せず)と、を有している。なお、認証部314は、カードリーダに代えてもしくは加えて、例えば、店員の生体情報(指紋、静脈、虹彩又は声紋など)を取得するセンサ、及び/又は、パスワードの入力が可能なパスワード入力部を有していてもよい。
認証部314は、認証処理により店員の操作であることを確認すると、代金支払機としての機能を実行可能な第1モードから商品登録機としての機能を実行可能な第2モードに切り替える。すなわち、認証部314は、認証処理により店員の操作であることを確認すると、通常モードから管理者モードに切り替え、表示部305に表示する画面を管理者用画面に切り替える。
なお、管理者モードにおいて表示部305に表示される画面は、商品登録機20における店員用表示部205(図3参照)に表示される画面と同じである。すなわち、代金支払機30では、管理者モードにおいて表示部305に表示される画面と、スキャナ304及び操作部306によって変更部を構成する。一方、通常モードにおいて表示部305に表示される画面は、客が代金の支払いを行うための操作手順等を示すガイド画面である。
本実施形態の代金支払機30では、更に、特定の商品又は物品を購入するための専用の入力部として機能する入力ボタンが表示部305に表示される。店員又は客は、操作部306又は表示部305を介して入力ボタンを押下することで、物品を追加登録することができる。
以上のように構成された代金支払機30においては、登録処理の実施によって生成された代金データがCPU301によって取得されると、客に対し、代金データを取得した代金支払機30(すなわち、客が代金の支払いを行うべき代金支払機30)が自機であることが報知される。代金支払機30では、表示部305による文字等の表示、スピーカ308による音声の出力、及びサインポール311による表示灯の点灯等の少なくとも1つによって、代金データを取得した代金支払機30が自機であることが報知される。
客は、商品登録機20による報知、及び代金データを取得した代金支払機30による報知に従って、代金データを取得した代金支払機30に向かう。そして、代金支払機30前の所定領域内に入った客が人感知センサ312によって検知されると、客が代金の支払いを行うための操作手順の表示が表示部305によって開始される。このとき、操作手順を示す音声の出力もスピーカ308によって開始される。なお、表示部305の画面が客によってタッチされたとき、操作部306の何らかのボタンが客によって押下されたとき、及び代金支払機30前の所定領域内に入った客がカメラ313によって撮像されたときのいずれかのときに、操作手順の表示が表示部305によって開始されると共に、操作手順を示す音声の出力がスピーカ308によって開始されてもよい。
客は、表示部305による表示、及びスピーカ308による音声の出力に従って、操作部306、及びタッチパネルを構成する表示部305を介して代金支払機30を操作し、代金の支払いを行う。具体的には、客が、商品登録機20において発行された会計券に印刷されたバーコードをスキャナ304に読み取らせると、決済手段を選択するための選択画面が表示部305によって表示される。客は、表示部305において、現金、クレジットカード及び電子マネーのいずれかの決済種別、又は併用する複数の決済種別を選択し、決済部310において、選択した決済種別での支払いを行う。客によって代金の支払いが行われると、購入した商品の一覧及び代金データに関するバーコード等が印刷されたレシートが印刷部309によって発行される。
[作用効果]
商品登録機20では、例えば、何らの理由によって、最後の商品のバーコードがスキャナ204で読み取られてから商品が登録されるまでに時間を要した場合、商品が登録されるよりも先に操作部207の現計キーが押下されたことが認識されることがある。また、店員の操作ミスにより、最後の商品の商品登録が行われる前に、現計キーが押下されることがある。この場合、前の客の商品が次の客の商品として登録されるという事態が生じる。この事態に店員が気が付かない場合、一の客の代金に含まれるべき商品が他の客に含まれ、会計ミスが生じるといった問題がある。
これに対して、本実施形態に係るPOSシステム1では、スピーカ209は、操作部207おいて操作が行われた後に商品の登録処理が実行された場合、新たな一群の商品登録が開始されたことを報知する。この構成により、商品の登録を行う店員は、一の客の全ての商品の登録が完了してない状態において新たな一群の商品登録が開始されたことが報知された場合、操作部207を操作した後に最後の商品が登録されたことを知ることができる。これにより、店員は、一の客の商品が他の客の商品として登録されたことに気が付くため、商品登録の修正を行える。したがって、POSシステム1では、会計ミスを防止できる。
本実施形態では、新たな一群の商品データが生成されたときにスピーカ209から出力される開始音は、スキャナ204によりバーコードが読み取られて商品データが生成されたときにスピーカ209から出力される読み取り音と区別可能とされている。これにより、新たな一群の商品登録が開始されたことを、店員に効果的に知らせることができる。
本実施形態では、POSシステム1は、商品登録機20と代金支払機30とを個別に備えている。この構成の場合、商品登録機20においては、商品を登録する作業が連続して行われるため、前の客の商品が次の客の商品として登録されるという事態が生じる可能性が高い。このようなPOSシステム1では、新たな一群の商品登録が開始されたときに、開始音をスピーカ209から出力させることが特に有効である。
本実施形態では、CPU201及び店員用表示部205は、代金支払機30に送信された代金データを修正する操作が行われる修正部として機能する。この構成によれば、例えば、代金データに含まれるべき商品が含まれなった場合に修正することができる。
[変形例]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、報知部がスピーカ209である形態を一例に説明したが、報知部は、例えば、店員用表示部205であってもよい。この場合、店員用表示部205は、新たな一群の商品登録が開始されたときに、その旨を示す表示(ポップアップ等)を行ってもよい。また、報知部は、ランプ等であってもよい。また、報知部は、店員用表示部205、スピーカ209、及び、ランプ等のいずれかが組合せられてもよい。
上記実施形態では、操作部207において現計キーが押下された後に、登録処理が実行されて新たな一群の商品登録が開始されたときにスピーカ209から開始音が出力される形態を一例に説明した。しかし、開始音は、他のタイミングで出力されてもよい。例えば、開始音は、商品登録機20の電源が投入された後に、最初に商品が登録されたときにスピーカ209から出力されてもよい。また、開始音は、商品の登録が中止された後に、新たな一群の商品登録が開始されたときにスピーカ209から出力されてもよい。また、開始音は、スキャナ204によりバーコードが読み取られて商品登録がされた場合に限られず、操作部207による入力によって商品登録がされた場合にもスピーカ209から出力されてもよい。
上記実施形態では、代金支払機30が商品登録機20に記憶された代金データを取得する例を挙げて説明したが、これに限定されない。商品登録機20は、生成した代金データを、代金支払機30を指定して代金支払機30に送信するようにしてもよい。
上記実施形態では、ストアコントローラ10がPOSシステム1における上位装置として代金データを保存したが、代金データを保存する機能を有していれば、POSシステム1における上位装置として他の装置を用いることができる。
上記実施形態では、商品登録機20が代金データを生成したが、商品登録機20によって実行された商品の登録処理に基づいてストアコントローラ10又は代金支払機30が代金データを生成するようにしてもよい。
商品登録機20では、タッチパネルを構成する店員用表示部205、又は操作部207が、複数の代金支払機30のうち一部(少なくとも1台)の代金支払機30に対して代金データの取得を禁止する禁止設定部として機能してもよい。これにより、例えば、商品登録機20から遠い代金支払機30に対して代金データの取得を禁止する等、客の利便性を向上させ得る運用を実施することができる。
商品登録機20は、例えば、複数の代金データに関連情報を付加することで、当該複数の代金データを関連付けることができる。その場合、代金データを取得することが可能な状態にある代金支払機30は、関連付けられた複数の代金データを纏めて取得する。これにより、例えば、1人の客が、1台の代金支払機30において、代金データごとに支払形態を変えたり、代金データごとに領収書を発行したりすることができる。
また、上記実施形態において、LAN2によるストアコントローラ10、各商品登録機20及び各代金支払機30の相互の接続が何らかの理由で切断された場合に、客が、商品登録機20において発行された会計券を使用して、任意の代金支払機で支払いを行えるようにしてもよい。
また、商品登録機20側から、各代金支払機30における支払処理の進捗状況を確認することができるようにしてもよい。
上記実施形態では、代金支払機30を客が操作する形態を一例に説明した。しかし、商品登録機20及び代金支払機30は、二人の店員によって操作される、いわゆる二人制レジであってもよい。
1…POSシステム、20…商品登録機、30…代金支払機、201…CPU(登録部、修正部)、204…スキャナ(読取部)、207…操作部、209…スピーカ(報知部)。

Claims (4)

  1. 商品に付されている識別子を読み取る読取部と、
    前記読取部によって前記識別子が読み取られると、読み取り音を発する報知部と、
    前記読取部によって読み取られた前記識別子に基づいて前記商品の登録処理を実行する登録部と、
    前記登録部における一群の商品登録をキー操作で完了させる操作部と、を備えるPOSシステムであって、
    前記報知部は、前記操作部おいて前記キー操作が行われた後に、次の顧客の前記商品に付されている前記識別子が前記読取部によって読み取られると、前記読み取り音とは区別可能な開始音を発する、POSシステム。
  2. 前記読取部、前記登録部、前記操作部及び前記報知部を有する商品登録機と、
    前記登録部による前記登録処理の実行によって生成された代金データに基づいて代金の支払処理を実行する代金支払機と、を備える、請求項1に記載のPOSシステム。
  3. 前記商品登録機は、前記代金支払機に送信された前記代金データを修正する操作が行われる修正部を有する、請求項に記載のPOSシステム。
  4. 前記商品登録機は、店員によって操作され、
    前記代金支払機は、客によって操作される、請求項又はに記載のPOSシステム。
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