JP2016218420A - 画像形成装置 - Google Patents

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Hiromitsu Fujitani
戸田泰彰
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Abstract

【課題】 クリーニング不良を起こすことなくオゾン濃度を低減する画像形成装置を提供する。
【解決手段】 潜像担持体表面を帯電する帯電手段(3)と、空気を帯電手段付近に送り込む送風手段(21)と、帯電手段付近に送り込む空気の温度を検出する第1検出手段(31)と、帯電手段付近の温度を検出する第2検出手段(32)と、を有し、第1検出手段の検出結果と第2検出手段の検出結果に基づいて、送風手段の動作を制御することを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子写真方式の複合機、ファクシミリ、プリンタ等の送風手段を備えた画像形成装置に関する。
複写機やプリンタ等の画像形成装置は、潜像担持体上にトナー像を形成し、このトナー像を記録材上に転写し、トナー像を担持した記録材を定着装置に通し、熱と圧力により記録材上にトナー像を定着する。
潜像担持体にトナー像を形成するためには、チャージャやローラといった帯電手段が一般的に採用される。
このような画像形成装置は、帯電チャージャや帯電ローラで帯電した際、帯電チャージャや帯電ローラと潜像担持体との間にオゾンが発生する。オゾンは、空気中の水分と反応し、帯電生成物となる。この帯電生成物が潜像担持体上に付着したり、残っていたりすると、所望の帯電電位が得られず、トナー像が形成されないまま、記録材に転写され、画像不良となる問題がある。
これに対し、帯電ローラと潜像担持体との距離を縮めることでオゾン発生量を減らす対策もされている。しかしながら、高速機になるにつれ、オゾン発生量が増えてユニット内での対策は困難になってきている。
また、オゾン濃度を減らすために、帯電ローラ付近に風を流す方法が考えられた(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、帯電ローラ付近の温度が所定温度より低下すると潜像担持体のクリーニング不良が発生する問題がある。
本発明は、クリーニング不良を起こすことなくオゾン濃度を低減する画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の画像形成装置は、
潜像担持体表面を帯電する帯電手段と、
空気を前記帯電手段付近に送り込む送風手段と、
前記帯電手段付近に送り込む空気の温度を検出する第1検出手段と、
前記帯電手段付近の温度を検出する第2検出手段と、を有し、
前記第1検出手段の検出結果と前記第2検出手段の検出結果に基づいて、前記送風手段の動作を制御することを特徴とする。
本発明によると、クリーニング不良を起こすことなくオゾン濃度を低減する画像形成装置を提供できる。
本実施形態に係る画像形成装置を概略的に示す構成図である。 図1に示した画像形成装置の送風ファン及びその周辺を概略的に示す構成図である。 図1に示した画像形成装置の送風ファンを説明する説明図である。 図1に示した画像形成装置の第1実施形態に係る送風ファンの機能構成を説明する説明図である。 温度とオゾン発生量の関係を説明する説明図である。 温度とオゾン濃度の関係を説明する説明図である。 図1に示した画像形成装置の送付ファンの駆動制御の一例を説明する説明図である。 図1に示した画像形成装置の送付ファンの駆動制御の一例を説明する説明図である。 図1に示した画像形成装置の帯電装置付近のオゾン濃度と基準値を説明する説明図である。 図1に示した画像形成装置の第1実施形態に係る送風ファンの制御態様を説明するフローチャートである。 図1に示した画像形成装置の第1実施形態に係る送風ファンの制御態様を説明するフローチャートである。 図1に示した画像形成装置の第1実施形態に係る送風ファンの制御態様を説明するフローチャートである。 図1に示した画像形成装置の第1実施形態に係る送風ファンの制御態様を説明するフローチャートである。 図1に示した画像形成装置の第1実施形態に係る送風ファンの制御態様を説明するフローチャートである。 図1に示した画像形成装置の第1実施形態に係る送風ファンの制御態様を説明するフローチャートである。 図1に示した画像形成装置の第2実施形態に係る送風ファンの機能構成を説明する説明図である。 図16に示した送風ファンの制御態様を説明するフローチャートである。
図1は、本発明の一実施形態に係るカラー画像形成装置の概略構成図である。
まず、図1を参照して、カラー画像形成装置の全体構成について説明する。なお、本発明に係る画像形成装置としては、プリンタ、複写機、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等が含まれ、カラー画像形成装置以外にモノクロ画像形成装置であってもよい。
図1に示す画像形成装置100には、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の異なる色の画像を形成する4つの作像ユニット1Y,1C,1M,1Bkが配置されている。各作像ユニット1Y,1C,1M,1Bkは、異なる色のトナーを収容している以外は同様の構成となっている。
各作像ユニット1Y,1C,1M,1Bkは、潜像担持体としてのドラム状の感光体2と、感光体2の表面を帯電させる帯電手段としての帯電装置3と、感光体2の表面にトナー像を形成する現像装置4と、感光体2の表面を清掃するクリーニング装置5とを備える。なお、図1では、イエローの作像ユニット1Yが備える感光体2、帯電装置3、現像装置4、クリーニング装置5のみに符号を付しており、その他の作像ユニット1C,1M,1Bkにおいては符号を省略している。
各作像ユニット1Y,1C,1M,1Bkの上方には、各感光体2の表面に静電潜像を形成する書込装置6が配置されている。一方、各作像ユニット1Y,1C,1M,1Bkの下方には、転写装置7が配置されている。
転写装置7は、転写体としての無端状のベルトから構成される中間転写ベルト10と、感光体2上の画像を中間転写ベルト10に一次転写する一次転写手段としての複数の一次転写ローラ11と、中間転写ベルト10に転写された画像を記録媒体に二次転写する二次転写手段としての二次転写ローラ12とを有する。
中間転写ベルト10は、複数の支持ローラに張架されており、これらの支持ローラのうちの1つが駆動ローラとして回転することによって、中間転写ベルト10は周回走行(回転)するように構成されている。
各一次転写ローラ11は、中間転写ベルト10を介して各感光体2に接触するように配置されている。これらの一次転写ローラ11が中間転写ベルト10を介して各感光体2に接触する箇所では、各感光体2上の画像が中間転写ベルト10に転写される一次転写ニップが形成される。
二次転写ローラ12は、中間転写ベルト10を介してこれを張架する複数の支持ローラの1つに接触するように配置されている。この二次転写ローラ12が中間転写ベルト10を介して支持ローラに接触する箇所では、中間転写ベルト10上の画像が記録媒体に転写される二次転写ニップが形成される。
また、画像形成装置100には、紙やOHPシート等の記録媒体Pを上記二次転写ニップへ供給する給紙部13と、給紙された記録媒体Pの搬送タイミングを調整するためのタイミングローラ対14と、記録媒体Pに画像を定着させる定着装置8とが配置されている。
続いて、図1を参照しつつ上記画像形成装置の作像動作について説明する。
作像動作が開始されると、各作像ユニット1Y,1C,1M,1Bkの感光体2が回転駆動され、帯電装置3によって各感光体2の表面が所定の極性に一様に帯電される。次いで、読取装置またはコンピュータ等からの画像情報に基づき、書込装置6が各感光体2の帯電面にレーザ光Lを照射し、静電潜像を形成する。このとき、各感光体2上に形成される静電潜像は、所望のフルカラー画像をイエロー、シアン、マゼンタ及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報に基づく潜像である。そして、感光体2上に形成された静電潜像に対して、各現像装置4からトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー像(可視画像)として現像される。
各感光体2上に形成されたトナー像は、周回走行する中間転写ベルト10上に順次重ね合せて転写される。詳しくは、感光体2上の画像が一次転写ニップの位置に達すると、一次転写ローラ11に所定の電圧が印加されて形成された転写電界によって、感光体2上のトナー像が中間転写ベルト10上に順次転写される。かくして中間転写ベルト10は、その表面にフルカラーのトナー像を担持することになる。また、このとき中間転写ベルト10に転写しきれなかった各感光体2上のトナーは、クリーニング装置5によって除去される。
また、作像動作が開始されると、給紙部13から記録媒体Pが供給される。供給された記録媒体Pは、タイミングローラ対14によって一旦停止される。一旦停止された記録媒体Pは、タイミングを計られて、二次転写ローラ12と中間転写ベルト10との間の二次転写ニップに送られる。このとき、二次転写ローラ12には、所定の電圧が印加されており、これにより、二次転写ニップに転写電界が形成されている。そして、この二次転写ニップに形成された転写電界によって、中間転写ベルト10上のトナー像が記録媒体Pに一括して転写される。その後、記録媒体Pは、定着装置8に送り込まれ、トナー像が記録媒体P上に定着された後、記録媒体Pは機外に排出される。
以上の説明は、記録媒体にフルカラー画像を形成するときの画像形成動作であるが、4つの作像ユニット1Y,1C,1M,1Bkのいずれか1つを使用して単色画像を形成したり、2つまたは3つの作像ユニットを使用して2色または3色の画像を形成したりすることも可能である。
続いて、図2を参照しつつ送風ファン21及びその周辺について説明する。
図2に示すように、画像形成装置100には、気流発生手段(送風手段)としての送風ファン21と、送風ファン21によって外気を各作像ユニット1Y,1C,1M,1Bkへ誘導するダクト22とが配置されている。ダクト22は、送風ファン21から送られる外気を各作像ユニット1Y,1c,1M,1Bkへ誘導するために4つに分岐しており、その分岐したダクト22の先端が、各作像ユニット1Y,1C,1M,1Bkに対応して配置されている。
なお、送風ファン21は、外気を各作像ユニット1Y,1C,1M,1Bkへ誘導する態様に限定されず、例えば、画像形成装置100内の空気を各作像ユニット1Y,1C,1M,1Bkへ誘導するようにしても良い。
ダクト22の各先端は、作像ユニット1Y,1C,1M,1Bkの筐体20に設けられた凹部23内に進入し、帯電装置3が位置する感光体2の上部近傍に配置されている。なお、ダクト22の各先端が進入するように配置される凹部23は、作像ユニット1Y,1C,1M,1Bkが備える感光体2、帯電装置3、現像装置4及びクリーニング装置5を保持する筐体20の表面から内側に窪むように設けられた凹部であり、書込装置6から感光体2にレーザ光Lを照射するために形成されたものである。
図3に示すように、ダクト22全体は、画像形成装置100の正面側(図の右側)に配置されている。作像ユニット1Y,1M,1C,1Bkが装置本体に挿入された状態で、送風ファン21を駆動させると、発生した気流がダクト22を介して各作像ユニット1Y,1C,1M,1Bkへ誘導され、ダクト22の先端から空気が図の矢印方向へ排出される。この場合、ダクト22の先端から凹部23に排出される空気は、感光体2の上方を軸方向に沿って装置本体の正面側から背面側(作像ユニットの挿入方向)へ流れる。また、装置本体の背面側には、通気孔24が設けられており、この通気孔24を通して空気が外部へ排出される。なお、通気孔24の付近には、吸気を行う吸気ファンを設けても良い。
このように、感光体2の上方を軸方向に沿って空気を通過させることで、感光体2を帯電させる際に生成されるオゾンやその帯電生成物を装置外に排出することができる。そのため、感光体2へのオゾン帯電生成物の付着を抑制することができる。これにより、不良画像の発生を防止し、良好な画像を長期にわたって形成することが可能となる。なお、図3では、イエロー画像用の作像ユニット1Yに対して生じる空気の流れを示しているが、他の作像ユニット1C,1M,1Bkにおいても空気の流れが同様に生じるように構成されている。
続いて、図3,4を参照しつつ本実施形態に係る送風ファン21の機能構成を説明する。
第1検出手段としての外気温度センサ31は、図3に示すように、画像形成装置100に設置され、画像形成装置100の外側の温度(外気温度)を検出する。第2検出手段としての温度センサ32は、帯電装置3の上方に設置され、帯電装置3付近の温度を検出する。第2検出手段としてのオゾン濃度センサ33は、帯電装置3の上方に設置され、帯電装置3付近のオゾン濃度を検出する。制御部30は、図4に示すように、外気温度センサ31,温度センサ32,オゾン濃度センサ33が検出した情報を入力し、送風ファン21の駆動(風量)を制御するための信号を出力する。なお、温度センサ32のみ備えるものでもかまわない。また、温度センサ32とオゾン濃度センサ33は、一体的に構成されるものであってもかまわない。また、送風ファン21が画像形成装置100内の空気を各作像ユニット1Y,1C,1M,1Bkへ誘導するようにした場合、外気温度センサ31は、この空気の流路内に設置され、画像形成装置100内部の温度を検出するようにしてもよい。
次に、温度とオゾン発生量の関係、及び温度とオゾン濃度の関係について説明する。
図5は、帯電装置3付近の各温度湿度(縦軸)に対する帯電電流値(横軸)を示す表である。HHは高温高湿、MLは中温低湿、LLは低温低湿を示す。図5に示すように、高温から低温になるに従い、帯電電流値は低から高になる。また、高湿から低湿になるに従い、帯電電流値は低から高になる。帯電電流値が高いときは、帯電電流値が低いときに比べ、オゾン発生量が多くなる。
図6は、帯電装置3付近の温度(縦軸)と帯電装置3付近のオゾン濃度(横軸)の関係を示す表である。図6に示すように、帯電装置3付近の温度が低いときは帯電装置3付近のオゾン濃度が高く、帯電装置3付近の温度が中のときは帯電装置3付近オゾン濃度が中で、帯電装置3付近の温度が高いときは帯電装置3付近のオゾン濃度が低い。
このように、温度とオゾン発生量の関係、及び温度とオゾン濃度の関係から、帯電装置3の周囲の温度が低いと、帯電装置3から発生するオゾン量が増加する。そして、オゾン量の増加により、帯電装置3付近のオゾン濃度が高くなる。帯電装置3付近のオゾン濃度が高くなると、帯電生成物が多く発生する。帯電生成物により感光体2が汚染されると、感光体2が均一に帯電されず、画像にムラ(オゾンボケ)が生じる。このオゾンボケを防止するためには、帯電装置3付近に多くの気流を発生させることが好ましい。しかしながら、気流発生により、帯電装置3付近の温度が所定の温度(以下「クリーニング不良温度」という)より低下すると、クリーニング不良が発生する問題がある。
そこで、帯電装置3付近の温度またはオゾン濃度に応じて、図7に一例として示すように、制御部30(図4)によって送風ファン21の駆動が制御される。図7(a)は、制御部30が送風ファン21を電圧制御により間欠駆動するように制御したものを示すものであり、図7(b)は、制御部30が送風ファン21をPWM制御により間欠駆動するように制御したものを示すものである。また、図7(c)は、制御部30が送風ファン21を連続駆動するように制御したものを示すものであり、図7(d)は、制御部30が送風ファン21を連続駆動するように制御したものもであって図7(c)に示すものより低い出力に制御したものを示すものである。なお、送風ファン21は、電圧制御でも良いが、PWM制御を行うことで細かな制御が可能となる。
次に、帯電装置3付近の温度またはオゾン濃度に応じた送風ファン21の駆動の制御について説明する。
図8は、送風ファン21の動作の一例を示し、縦軸は温度センサ32による帯電装置3付近の検知温度に基づく温度範囲を示し、横軸は外気温度センサ31の検知結果による温度範囲を示す。なお、縦軸をオゾン濃度センサ33による帯電装置3付近のオゾン濃度としてもよい。
なお、帯電装置3付近の温度が高とは、ある一定の範囲の温度をいい、帯電装置3付近の温度が中とは、高より低いある一定の範囲の温度をいう。また、帯電装置3付近の温度が低とは、中より低いある一定の範囲の温度をいう。
また、外気温度が高とは、ある一定の範囲の温度をいい、外気温度が中とは、高より低いある一定の範囲の温度をいう。また、外気温度が低とは、中より低いある一定の範囲の温度をいう。
また、帯電装置3付近のオゾン濃度が高とは、ある一定の範囲のオゾン濃度をいい、帯電装置3付近のオゾン濃度が中とは、高より低いある一定の範囲のオゾン濃度をいう。また、帯電装置3付近のオゾン濃度が低とは、中より低く、オゾン濃度の基準値より高いある一定の範囲のオゾン濃度をいう。
図8において縦軸と横軸の高、中、低の範囲はそれぞれ同じものとして示している。なお、簡易的に高、中、低の範囲としたが、これに限られず、2つの範囲または4つ以上の範囲としてもよいし、検知結果そのものの数値を用いて判別してもよい。さらに、図8中縦軸と横軸における各破線の間隔は等しいものとする。
図9は、オゾン濃度センサ33が検出した帯電装置3付近のオゾン濃度と帯電装置3付近のオゾン濃度の基準値との関係を示す。帯電装置3付近のオゾン濃度の範囲が高、中、低のいずれの範囲においても、オゾン濃度の基準値よりも上の値である。
帯電装置3付近のオゾン濃度を基準値以下にするために、本実施形態の一例として以下に示すように、制御部30は帯電装置3付近の温度またはオゾン濃度に応じた送風ファン21の駆動の制御をする。
図8(a),(b),(c),(e),(f),(i)に示すように、外気温度センサ31で検出した外気温度が温度センサ32で検出した帯電装置3付近の温度よりも高いまたは同じ範囲の場合、送風ファン21が外気を帯電装置3付近に送り込んだとしても、帯電装置3付近の温度が外気の送り込む前の温度よりも低くなることはない。したがって、オゾン濃度を低下させるために送風ファン21を連続駆動しても、帯電装置3付近の温度がクリーニング不良温度にならない。そこで、制御部30は、送風ファン21を一定の出力で連続駆動させる制御を実行する。
図8(d)に示すように、帯電装置3付近の温度が高の範囲で、外気温度が中の範囲の場合、送風ファン21の駆動を間引き間欠駆動するような制御を実行する。
例えば、図8(d−1)に示すように、送風ファン21の出力値を図8(a),(b),(c),(e),(f),(i)に示す出力値と同じとし、駆動を実行する時間(駆動している時間の累積)と停止する時間(停止している時間の累積)を同じにする。送風ファン21の停止時間は、温度低下によるクリーニング不良が発生しない程度の時間に設定することが好ましい。
なお、間欠駆動するように制御する代わりに、図8(d−2)に示すように、送風ファン21を、図8(a),(b),(c),(e),(f),(i)で示す出力値の半分で連続駆動させる制御を実行しても良い。
図8(g)に示すように、帯電装置3付近の温度が高の範囲で、外気温度が低の範囲の場合、送風ファン21の駆動を間引き間欠駆動するような制御を実行する。
例えば、図8(g−1)に示すように、送風ファン21の間欠駆動における駆動時間を図8(d−1)に示す時間と同じにし、停止時間を図8(d−1)に示す時間より長くするように制御する。なお、送風ファン21の間欠駆動における駆動時間を図8(d−1)に示す駆動時間より短くし、停止時間を図8(d−1)と同じにするように制御しても良い。
また、間欠駆動するように制御する代わりに、図8(g−2)に示すように、送風ファン21を、図8(d−2)に示す出力よりも小さい値で連続駆動する制御を実行しても良い。
さらに、図8(g−3)に示すように、送風ファン21の間欠駆動における駆動時間を、図8(g−1)に示す駆動時間より多くする代わりに、送風ファン21の間欠駆動における出力を、図8(g−1)に示す出力よりも小さくしても良い。送風ファン21の停止時間、連続駆動時間及び出力値は、温度低下によるクリーニング不良が発生しない程度のものに設定することが好ましい。
図8(h)に示すように、帯電装置3付近の温度が中の範囲で、外気温が低の範囲の場合、送風ファン21の駆動を間引き間欠駆動するような制御を実行する。
例えば、図8(h−1)に示すように、送風ファン21の間欠駆動における駆動時間を、図8(g−1)に示す時間と同じにし、停止時間を図8(g−1)に示す時間より長くするように制御する。なお、送風ファン21の間欠駆動における駆動時間を図8(g−1)に示す駆動時間より短くし、停止時間を図8(g−1)と同じにするように制御しても良い。
また、間欠駆動するように制御する代わりに、図8(h−2)に示すように、送風ファン21を、図8(g−2)に示す出力よりも小さい値で連続駆動する制御を実行しても良い。
さらに、図8(h−3)に示すように、送風ファン21の間欠駆動における駆動時間を、図8(h−1)に示す駆動時間より多くする代わりに、送風ファン21の間欠駆動における出力値を、図8(h−1)に示す出力値よりも小さくしてもよい。送風ファン21の停止時間、連続駆動時間及び出力値は、温度低下によるクリーニング不良が発生しない程度のものに設定することが好ましい。
次に、図10〜14のフローチャートを参照して、第1実施形態に係る送風ファン21の制御態様を説明する。なお、フローチャートは、あくまで本実施形態において本発明の作用を発揮することができるルーチンの一例について説明したものに過ぎず、本発明の作用を発揮し得る範囲内であれば他のフローチャートを適用可能であることは言うまでもない。
図10に示すように、印刷動作を開始して、外気温度センサ31による外気温度及び温度センサ32による帯電装置3付近温度を検出する(ステップS11)。印刷動作の開始とは出力装置から印刷指示の情報を受けたときや、画像形成動作を開始したとき、または給紙部13の給紙動作開始などである。次いで、検出された外気温度がクリーニング不良温度より低いか否かを制御部30が判断する(ステップS12)。なお、クリーニング不良温度とは、クリーニング装置5がクリーニング不良を起こすクリーニング装置5付近の温度をいう。
検出された外気温度がクリーニング不良温度より低くないと制御部30が判断した場合、制御部30は、送風ファン21を連続駆動するように制御し(ステップS15)、Dに進む。
一方、検出された外気温度がクリーニング不良温度より低いと制御部30が判断した場合、帯電装置3付近温度が高の範囲であるか否かを制御部30が判断する(ステップS13)。
帯電装置3付近温度が高の範囲であると制御部30が判断した場合、制御部30は、図8(a),(d),(g)に示すように、検出された外気温度に基づいて送風ファン21を制御し(ステップS14)、Aに進む。
一方、帯電装置3付近温度が高の範囲でないと制御部30が判断した場合、帯電装置3付近温度が中の範囲であるか否かを制御部30が判断する(ステップS16)。
帯電装置3付近温度が中の範囲であると制御部30が判断した場合、制御部30は、図8(b),(e),(h)に示すように、検出された外気温度に基づいて送風ファン21を制御し(ステップS17)、Bに進む。
一方、帯電装置3付近温度が中の範囲でないと制御部30が判断した場合、制御部30は、送風ファン21を連続駆動するように制御し(ステップS18)、Cに進む。
Aに進むと、図11に示すように、所定時間毎に検出された帯電装置3付近温度がクリーニング不良温度より低いか否かを制御部30が判断する(ステップS21)。
帯電装置3付近温度がクリーニング不良温度より低いと制御部30が判断した場合、制御部30は、送風ファン21を所定時間停止、または、図8(b),(e),(h)に示すように、送風ファン21を外気温度に基づいて所定時間制御し(ステップS22)、ステップS23に進む。
一方、帯電装置3付近温度がクリーニング不良温度より低くないと制御部30が判断した場合、帯電装置3付近のオゾン濃度がオゾン濃度基準値(図9)より低いか否かを制御部30が判断する(ステップS24)。帯電装置3付近のオゾン濃度がオゾン濃度基準値より低いと制御部30が判断した場合、ステップS23に進み、帯電装置3付近のオゾン濃度がオゾン濃度基準値より低くないと制御部30が判断した場合、Eに進む。
なお、帯電装置3付近のオゾン濃度がオゾン濃度基準値より低いか否かの判断は、オゾン濃度センサ33の検出値から制御部30が判断しても、温度センサ32の検出温度をオゾン濃度と関連付けた算出値から制御部30が判断しても良い。
ステップS23に進み、印刷を終了するか否かを判断する。印刷を終了すると判断した場合、印刷動作を終了する。一方、印刷動作を終了しないと判断した場合、Eに進む。
Bに進むと、図12に示すように、帯電装置3付近温度がクリーニング不良温度より低いか否かを制御部30が判断する(ステップS31)。
帯電装置3付近温度がクリーニング不良温度より低いと制御部30が判断した場合、制御部30は、送風ファン21を所定時間停止し(ステップS32)、ステップS33に進む。
一方、帯電装置3付近温度がクリーニング不良温度より低くないと制御部30が判断した場合、帯電装置3付近のオゾン濃度がオゾン濃度基準値より低いか否かを制御部30が判断する(ステップS34)。帯電装置3付近のオゾン濃度がオゾン濃度基準値より低いと制御部30が判断した場合、ステップS33に進み、帯電装置3付近のオゾン濃度がオゾン濃度基準値より低くないと制御部30が判断した場合、Fに進む。
ステップS33に進み、印刷を終了するか否かを判断する。印刷を終了すると判断した場合、印刷動作を終了する。一方、印刷動作を終了しないと判断した場合、Fに進む。
Cに進むと、図13に示すように、帯電装置3付近のオゾン濃度がオゾン濃度基準値より低いか否かを制御部30が判断する(ステップS41)。帯電装置3付近のオゾン濃度がオゾン濃度基準値より低いと制御部30が判断した場合、ステップS42に進み、帯電装置3付近のオゾン濃度がオゾン濃度基準値より低くないと制御部30が判断した場合、Gに進む。
ステップS42に進み、印刷を終了するか否かを判断する。印刷を終了すると判断した場合、印刷動作を終了する。一方、印刷動作を終了しないと判断した場合、Gに進む。
Dに進むと、図14に示すように、帯電装置3付近のオゾン濃度がオゾン濃度基準値より低いか否かを制御部30が判断する(ステップS51)。帯電装置3付近のオゾン濃度がオゾン濃度基準値より低いと制御部30が判断した場合、ステップS52に進み、帯電装置3付近のオゾン濃度がオゾン濃度基準値より低くないと制御部30が判断した場合、Hに進む。
ステップS52に進み、印刷を終了するか否かを判断する。印刷を終了すると判断した場合、印刷動作を終了する。一方、印刷動作を終了しないと判断した場合、Hに進む。
図10に示すように、Eに進むと、ステップS14に戻る。
Fに進むと、ステップS17に戻る。
Gに進むと、ステップS18に戻る。
Hに進むと、ステップS15に戻る。
なお、送風ファン21の制御態様は図10〜14に限られない。例えば、図10のフローチャートに替えて図15とし、図11乃至14に示すE,F,G,Hに進むと、図15に示すステップS11に戻るようにしても良い。
また、上記本実施形態では、1つの送風ファン21から各作像ユニット1Y,1C,1M,1Bkに送風する構成である。そこで、最もオゾン濃度が高い作像ユニットの検出結果に基づいて図10乃至図15に示すファンの動作を制御するとより効果的である。
次に、上記実施形態の作用について説明する。
制御部30は、外気温度センサ31、温度センサ32及び/又はオゾン濃度センサ33の検出値に基づいて、上述のように、送風ファン21を制御する。これにより、感光体のクリーニング不良を起こすことなく、オゾン濃度を低減し、画像不良の発生を防止できる。
上記本実施形態は、作像ユニットに誘導するダクト22及び送風ファン21が1つに限られない。例えば、各作像ユニット1Y,1C,1M,1Bkのうち、作像ユニット1Bkに送風ファンとダクトを設け、作像ユニット1Y,1C,1Mに別の1つの送風ファンとこのファンから各作像ユニット1Y,1C,1Mに誘導する共通のダクトを設けてもよい。または、送風ファンとダクトを2つ設け、2つの作像ユニットに送風ファンとダクトを1つずつ用いてもよい。このように1つのファンで複数の作像ユニットに送風する場合、最もオゾン濃度が高かった作像ユニットの検出結果(オゾン濃度センサによる検出)に基づいてファンの動作を制御することが好ましい。例えば、図6から帯電付近温度が最も低い作像ユニットが、最もオゾン濃度が高いことがいえるので、ステップS11では、帯電付近温度が最も低い作像ユニットの帯電装置付近温度検出結果を用いて判断する。また、ステップS24、S34、S41、S51では、オゾン濃度が最も高い作像ユニットのオゾン濃度検出結果を用いて判断する。これにより、上記第1実施形態に比べより細かい制御を実行できる。
さらに、各作像ユニットに対してダクト22及び送風ファン21をそれぞれ独立して設けてもよい。その場合、制御部は、各作像ユニットに対して個別に制御を実行できる。したがって、各作像ユニット毎にオゾン濃度が変動した際、各送風ファンを独立して制御できるのでより細やかな制御ができる。
続いて、図16及び図17を用いて第2実施形態について説明する。
本実施形態では、オゾン濃度センサを用いず、外気温度センサと温度センサの検出結果で送風ファンを制御するものである。
まず、図16を参照しつつ、本実施形態に係る送風ファン121の機能構成を説明する。
制御手段130には、第1検出手段としての外気温度センサ131が検出した外気温度の情報、第2検出手段としての温度センサ132が検出した帯電装置3付近の温度の情報、時間計測手段180が計測した送風ファン121の駆動時間の情報、記憶手段181の記憶情報、が入力される。
制御部130は、これらの情報に基づいて、送風ファン121及び/又は報知手段182の駆動を制御する。なお、報知手段182とは、画像形成装置100の操作画面で異常状態を表示したり、発光体が発光することで異常を知らせたりする公知のもの(例えば、特開2000−132009号公報の表示部)などである。
次に、図17のフローチャートを参照して、送風ファン121の制御態様を説明する。
図17に示すように、印刷動作を開始して、外気温度センサ131による外気温度及び温度センサ132による帯電装置3付近温度を検出する(ステップS111)。
次いで、検出された外気温度がクリーニング不良温度より低いか否かを制御部130が判断する(ステップS112)。なお、クリーニング不良温度とは、クリーニング装置5がクリーニング不良を起こすクリーニング装置5付近の温度をいう。
検出された外気温度がクリーニング不良温度より低くないと制御部130が判断した場合、制御部130は、送風ファン121を連続駆動するように制御する(ステップS121)。
次いで、制御部130は、送風ファン121が連続駆動を開始してからの時間を時間計測手段180より取得し、送風ファン121が連続駆動を開始してから所定時間経過したか否かを判断する(ステップS122)。
この所定時間とは、検出した帯電装置3付近温度に対して、検出した外気温度の外気をどのくらいの時間流せば、帯電装置3付近オゾン濃度が基準値または基準値以下に到達するかの時間である。そして、帯電装置3付近温度、外気温度、所定時間がそれぞれ対応付けられ、記憶手段181に予め記憶されている。
所定時間経過していないと判断した場合、ステップS121に戻り、所定時間経過するまで送風ファン121を連続駆動する。
所定時間経過したと判断した場合、印刷が終了したか否かを確認する(ステップS123)。
印刷が終了していなければ、ステップS121に戻り送風ファン121を連続駆動し、印刷終了していれば印刷動作を終了する。
一方、ステップS112において、検出された外気温度がクリーニング不良温度より低いと制御部130が判断した場合、帯電装置3付近温度が高の範囲であるか否かを制御部130が判断する(ステップS113)。
帯電装置3付近温度が高の範囲であると制御部130が判断した場合、制御部130は、図8(a),(d),(g)に示すように、検出された外気温度に基づいて送風ファン121を制御する(ステップS114)。
次いで、帯電装置3付近温度がクリーニング不良温度より低いか否かを制御部130が判断する(ステップS115)。
帯電装置3付近温度がクリーニング不良温度より低いと制御部130が判断した場合、制御部130は、送風ファン121を所定時間停止し、画像形成装置100を停止し、報知手段182に異常アラームを出すよう指示する(ステップS151)。
一方、帯電装置3付近温度がクリーニング不良温度より低くないと制御部130が判断した場合、ステップS116に進み、印刷を終了するか否かを判断する。
印刷を終了すると判断した場合、印刷動作を終了する。一方、印刷を終了しないと判断した場合、ステップS114に戻る。
一方、ステップS113において、帯電装置3付近温度が高の範囲でないと制御部130が判断した場合、帯電装置3付近温度が中の範囲であるか否かを制御部130が判断する(ステップS131)。
帯電装置3付近温度が中の範囲であると制御部130が判断した場合、制御部130は、図8(b),(e),(h)に示すように、検出された外気温度に基づいて送風ファン121を制御する(ステップS132)。
次いで、帯電装置3付近温度がクリーニング不良温度より低いか否かを制御部130が判断する(ステップS133)。
帯電装置3付近温度がクリーニング不良温度より低いと制御部130が判断した場合、制御部130は、送風ファン121を所定時間停止し、画像形成装置100を停止し、報知手段182に異常アラームを出すよう指示する(ステップ151)。
一方、帯電装置3付近温度がクリーニング不良温度より低くないと制御部130が判断した場合、ステップS134に進み、印刷を終了するか否かを判断する。印刷を終了すると判断した場合、印刷動作を終了する。一方、印刷を終了しないと判断した場合、ステップS132に戻る。
一方、ステップS131において、帯電装置3付近温度が中の範囲でないと制御部130が判断した場合、制御部130は、送風ファン121を連続駆動するように制御する(ステップS141)。
次いで、制御部130は、送風ファン121が連続駆動を開始してからの時間を時間計測手段180より取得し、送風ファン121が連続駆動を開始してから所定時間経過したか否かを判断する(ステップS142)。この所定時間とは、検出した帯電付近温度に対して、検出した外気温度の外気をどのくらいの時間流せば、帯電付近オゾン濃度が基準値または基準値以下に到達するかの時間である。そして、帯電付近温度、外気温度、所定時間がそれぞれ対応付けられ、記憶手段181に予め記憶されている。
所定時間経過していないと判断した場合、ステップS141に戻り所定時間経過するまで送風ファン121を連続駆動する。
所定時間が経過したと判断した場合、印刷が終了したか否かを確認する(ステップS143)。印刷が終了していなければ、ステップS141に戻り送風ファン121を連続駆動し、印刷が終了していれば印刷動作を終了する。
次に、本実施形態の作用について説明する。
制御部130は、外気温度センサ131、温度センサ132の検出値に基づいて、上述のように、送風ファン121を制御する。これにより、感光体2のクリーニング不良を起こすことなく、オゾン濃度を低減し、画像不良の発生を防止できる。また、本実施形態はオゾン濃度を検出する必要がないので、第1実施形態と比べて廉価な構成にできる。
上記第2実施形態は、作像ユニットに誘導するダクト22及び送風ファン121がそれぞれ1つに限られない。例えば、各作像ユニット1Y,1C,1M,1Bkのうち、作像ユニット1Bkに送風ファンとダクトを設け、作像ユニット1Y,1C,1Mに別の1つの送風ファンとこのファンから各作像ユニット1Y,1C,1Mに誘導する共通のダクトを設けてもよい。または、送風ファンとダクトを2つ設け、2つの作像ユニットに送風ファンとダクトを1つずつ用いてもよい。このように1つのファンで複数の作像ユニットに送風する場合、帯電装置付近温度の検出結果が最も低い作像ユニットの検出結果に基づいてファンの動作を制御することが好ましい。これは、図6に示すように、帯電装置付近温度が低いとオゾン濃度が高いためである。これにより、上記本実施形態に比べより細かい制御を実行できる。
さらに、各作像ユニットに対してダクト22及び送風ファン121をそれぞれ独立して設けてもよい。その場合、制御部は、各作像ユニットに対して個別に制御を実行できる。したがって、各作像ユニット毎にオゾン濃度が変動した際、各送風ファンを独立して制御できるのでより細やかな制御ができる。
本実施形態では作像ユニットが4つである場合で説明したが、作像ユニット個数は5つ以上でもよいし、1つ(モノクロの画像形成装置)であってもよい。
なお、上述の実施形態で紹介した各構成の材質、寸法はあくまで一例であり、本発明の作用を発揮し得る範囲内で様々な材質や寸法を選択可能であることは言うまでもない。
2 感光体
3 帯電装置(帯電手段の一例)
21 送風ファン(送風手段の一例)
31 外気温度センサ(第1検出手段の一例)
32 温度センサ(第2検出手段の一例)
特開2003−15485号公報

Claims (10)

  1. 潜像担持体表面を帯電する帯電手段と、
    空気を前記帯電手段付近に送り込む送風手段と、
    前記帯電手段付近に送り込む空気の温度を検出する第1検出手段と、
    前記帯電手段付近の温度を検出する第2検出手段と、を有し、
    前記第1検出手段の検出結果と前記第2検出手段の検出結果に基づいて、前記送風手段の動作を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1検出手段の検出結果が所定温度より高い場合、前記第2検出手段の検出結果によらず、画像形成動作が終了するまで前記送風手段を連続駆動することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1検出手段による検出結果及び前記第2検出手段による検出結果は、検出した温度の高低に対応する少なくとも2つの範囲に区分けされたいずれかの範囲に属し、該検出結果が属する範囲に基づいて、前記送風手段の動作を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1検出手段の検出結果が最も高い範囲に属する場合、前記第2検出手段の検出結果によらず、前記送風手段を連続駆動することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1検出手段の検出結果が属する範囲よりも前記第2検出手段の検出結果が属する範囲が低いまたは同じ場合、前記送風手段を連続駆動することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1検出手段の検出結果が属する範囲よりも前記第2検出手段の検出結果が属する範囲が高い場合、前記送風手段を間欠駆動することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1検出手段の検出結果が属する範囲よりも前記第2検出手段の検出結果が属する範囲が高い場合、前記送風手段の出力を、前記第1検出手段の検出結果が属する範囲と前記第2検出手段の検出結果が属する範囲が同じときの前記送風手段の出力よりも小さくすることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1検出手段の検出結果が最も低い範囲に属する場合、前記第2検出手段の検出結果が属する範囲によって、前記送風手段の駆動動作を異らせることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  9. 前記第1検出手段の検出結果が属する範囲よりも前記第2検出手段の検出結果が属する範囲が高いまたは同じ場合、前記第1検出手段の検出結果の属する範囲によって、前記送風手段の連続駆動時間を異ならせることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  10. 前記送風手段は、画像形成装置外または画像形成装置内の空気を前記帯電手段付近に送り込むことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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