JP2016217794A - プローブおよび電気設備試験用接続具 - Google Patents

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貴志 石富
昇 西代
Noboru Nishishiro
昇 西代
宏和 林
Hirokazu Hayashi
宏和 林
三郎 松林
Saburo Matsubayashi
三郎 松林
庸生 谷花
Tsuneo Tanihana
庸生 谷花
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Abstract

【課題】 地絡・短絡等の事故を防止することができ、簡単な操作でピン式とクリップ式とを切り替え可能としたプローブおよび電気設備試験用接続具を提供すること。【解決手段】 ケース11外部に引き出される導線41と電気的に接続される固定導体14と、第1引張ばね24と、一対のクリップ片22A,22Bと、クリップ片を回転自在に取り付ける根元部23と、クリップ片の先端部同士を開く方向に弾性付勢する弾性部材26と、を有し、第1引張ばねの他端と根元部で接合されるクリップと、一端がクリップの根元部と接合され、他端が第1ガイド部12を通過してケースの外部に伸長して第1つまみ部を形成している第1操作部21と、を備えて構成し、第1操作部をケースの第1ガイド部に沿って、第1引張ばねの復元力に抗して摺動させることにより、クリップのクリップ片の先端部をケースの外部に押し出す。【選択図】 図1

Description

この発明はプローブおよび電気設備試験用接続具に関し、特に、プローブが充電部に接触して引き起こされる地絡・短絡等の事故を防止することができ、簡単な操作でピン式とクリップ式とを切り替え可能としたプローブおよび電気設備試験用接続具に関する。
従来、変電所等の電気設備において、測定試験を行う場合にテスターを使用しており、該テスターに取り付けられるプローブにはクリップ式(ワニ口)とピン式(棒状)のものがある。クリップ式のプローブを用いる場合には、プローブを手で保持する必要がなく、手が自由に使えるため、効率的に測定作業を行うことができる。また、測定箇所が絶縁されクリップが入らない個所では,ピン式のプローブに取り替えて測定を行っている。また、端子台上の異なる端子について順次測定していくような場合にも、端子毎にクリップにより端子頭部を挟み込む操作よりも、端子に順次ピンを当接させる操作の方が効率的であることから、ピン式のプローブを用いることが多い。このように、測定箇所に応じてクリップ式とピン式のプローブを付替えて測定作業を行っているため,作業効率が低下して時間がかかるという事情があった。
特許文献1には、ピン式の接触子を備えた接触棒の先端にクリップ式の接触棒を着脱自在とし、電気特性を測定するときの状況に応じて使い分ける電気測定器具の接触棒が提案されている。クリップ式の接触棒を接触棒から取り外すとピン式の接触子として測定可能であり、また、接触棒を接触棒に装着すればグリップ式として測定可能である。
また他方で、クリップ式のプローブを用いる場合には、測定作業中にクリップが外れることがあり,外れたクリップが周囲の充電個所に接触することで,電気回路の地絡・短絡を起こし,機器の破損や停電事故を引き起すという事情もある。
特許文献2には、接触体の先端に磁石を設け、その中心孔に接触棒を貫通させたマグネットプローブの構造が開示されており、測定作業において頻繁に移動する場合、測定箇所(ボルト等金属)にプローブを磁石で瞬時に吸着させて測定可能としている。
特開2000−131339号公報 特開2001−343398号公報
しかしながら、特許文献1に開示の電気測定器具の接触棒では、測定棒の先端をピン式またはクリップ式に替える場合に、一旦測定作業を中断して測定棒の先端を差替える必要があり、頻繁に差替える必要のある場合は作業効率が悪くなる。また、電気設備の測定作業を行う場合には、周囲が充電部に囲まれている状況が多く、先端の測定棒の取替時に誤って落下させると、充電部に接触して地絡・短絡等の事故を引き起す恐れがある。さらに、測定作業中に先端が外れて落下した場合も同様である。
また、特許文献2に開示のマグネットプローブでは、測定作業において磁石で吸着する必要がある。電気設備の多くは測定箇所の金属部に磁性体と非磁性体が混在しており、測定作業中に見分けることは困難であるため、測定箇所が非磁性体の場合に、プローブが落下して充電部に接触して地絡・短絡等の事故を引き起す恐れがある。また、電気設備の測定場所は狭隘な個所が多く、周囲は充電部に囲まれているため、ピン式のプローブを測定箇所に近づける場合は充電部に接触しないよう慎重に行う必要があり、頻繁に測定箇所を移動する作業では作業効率が悪くなる。さらに、プローブを測定箇所に吸着させるために測定箇所に押し当てる必要があるが、測定箇所が球状や筒状の場合も多く、押し当てる際に先端が滑って隣接の充電個所に接触し、地絡・短絡等の事故を引き起す恐れもある。
なお、以上の説明では、プローブに関わる課題について言及したが、電気設備試験用接続具についても同様である。電気設備の保守では、例えば、2箇所の端子間をプローブで接続させて試験を行う場合があるが、このような場合でも、上述したようなプローブの取り替えの作業性の問題があり、また、プローブが充電部に接触して地絡・短絡等の事故を引き起す恐れの問題もある。
そこでこの発明は、プローブが充電部に接触して引き起こされる地絡・短絡等の事故を防止することができ、簡単な操作でピン式とクリップ式とを切り替え可能としたプローブおよび電気設備試験用接続具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、一端が開口され、他端が底面で閉じて形成される筒状の絶縁性のケースと、前記ケースの底面の内面側に接して固定され、該底面に形成された孔を介して前記ケース外部に引き出される導線と電気的に接続される固定導体と、一端が前記固定導体に接合された導電性の第1引張ばねと、導電性の一対のクリップ片と、前記クリップ片を回転自在に取り付ける導電性の根元部と、前記クリップ片の先端部同士を開く方向に弾性付勢する弾性部材と、を有し、前記クリップ片の先端部が前記ケースの開口側となるよう配されて、前記第1引張ばねの他端と前記根元部で接合されるクリップと、一端が前記クリップの根元部と接合され、他端が前記ケースの側面に設けられた前記ケースの伸長方向に伸びるスリット状の第1ガイド部を通過して前記ケースの外部に伸長して第1つまみ部を形成している絶縁性の第1操作部と、を備え、前記第1操作部の第1つまみ部を前記ケースの第1ガイド部に沿って、前記第1引張ばねの復元力に抗して摺動させることにより、前記クリップのクリップ片の先端部を前記ケースの外部に押し出すことを特徴とする。
請求項1の発明では、クリップをケースの外部に押し出すと、クリップ片の先端部は弾性部材の弾性付勢によって拡げられるかたちとなる。この状態で、クリップ片の先端部内側に端子頭部を当接させて挟み込み、第1操作部の第1つまみ部から指を離せば、クリップ片には第1引張ばねの復元力のみが働くので、ケースの底面側方向に引っ張られる力によってクリップ片の先端部内側が端子頭部に食い込み、端子へのクリップ片の接続が機械的に強固なものとなる。仮に、プローブ(クリップ片)が端子から外れて落下した場合でも、第1引張ばねの復元力により、即座にクリップ片の先端部はケース内に収納されて、プローブの外周は絶縁性のケースのみとなるので、周囲の充電部にプローブが接触したとしても、地絡・短絡等の事故を引き起すことは無い。
請求項2の発明は、請求項1に記載のプローブにおいて、前記第1操作部の摺動可能範囲において、前記ケースの内壁に設置され前記クリップの外周面と接する内壁部材を備えることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のプローブにおいて、前記固定導体は中空であって、一端が前記固定導体の底面側内壁に接合された導電性の第2引張ばねと、側周面が前記固定導体の側面内壁に接して、一方の面が前記第2引張ばねの他端と接合される導電性の板状部材と、一端が前記板状部材の他方の面と接合され、他端が前記固定導体の開口側の面に設けられた第1の孔を貫通して、前記ケースの開口部近傍まで伸長し、先端部が先鋭形状に形成されているピンと、一端が前記板状部材の他方の面と接合され、他端が前記ケースまたは前記ケースおよび前記固定導体の側面に設けられた前記ケースの伸長方向に伸びるスリット状の第2ガイド部を通過して前記ケースの外部に伸長して第2つまみ部を形成している絶縁性の第2操作部と、を備え、前記ピンは、前記第1引張ばねの内側、並びに、前記クリップの前記根元部に設けられた孔を貫通しており、前記第2操作部の第2つまみ部を前記ケースの第2ガイド部に沿って、前記第2引張ばねの復元力に抗して摺動させることにより、前記ピンの先端部を前記ケースの外部に押し出すことを特徴とする。
請求項3の発明では、クリップを用いる際には第1操作部の第1つまみ部を操作し、ピンを用いる際には第2操作部の第2つまみ部を操作すればよく、簡単な操作でクリップとピンとの切換が可能となる。また、ピン使用時に、プローブが端子から外れた場合でも、第2引張ばねの復元力により、即座にピンの先端部をケース内に収納することができ、周囲の充電部にプローブが接触したとしても、地絡・短絡等の事故を引き起すことは無い。
請求項4の発明は、請求項3に記載のプローブにおいて、前記第2操作部は、前記固定導体の開口側の面に設けられた第2の孔を貫通して伸長する接続部材を介して、一端が前記板状部材の他方の面と接合され、前記第1ガイド部と、前記第2ガイド部とが、略平行して配されていることを特徴とする。
請求項5の発明は、一端が開口され、他端が底面で閉じて形成される筒状の絶縁性のケースと、前記ケースの底面の内面側に接して固定され、該底面に形成された孔を介して前記ケース外部に引き出される導線と電気的に接続される中空の固定導体と、一端が前記固定導体の底面側内壁に接合された導電性の第2引張ばねと、側周面が前記固定導体の側面内壁に接して、一方の面が前記第2引張ばねの他端と接合される導電性の板状部材と、一端が前記板状部材の他方の面と接合され、他端が前記固定導体の開口側の面に設けられた第1の孔を貫通して、前記ケースの開口部近傍まで伸長し、先端部が先鋭形状に形成されているピンと、一端が前記板状部材の他方の面と接合され、他端が前記ケースおよび前記固定導体の側面に設けられた前記ケースの伸長方向に伸びるスリット状の第2ガイド部を通過して前記ケースの外部に伸長して第2つまみ部を形成している絶縁性の第2操作部と、を備え、前記第2操作部の第2つまみ部を前記ケースの第2ガイド部に沿って、前記第2引張ばねの復元力に抗して摺動させることにより、前記ピンの先端部を前記ケースの外部に押し出すことを特徴とする。
請求項5の発明では、プローブが端子から外れた場合でも、第2引張ばねの復元力により、即座にピンの先端部をケース内に収納することができ、周囲の充電部にプローブが接触したとしても、地絡・短絡等の事故を引き起すことは無い。
請求項6の発明は、請求項3乃至請求項5の何れか1項に記載のプローブにおいて、前記第2ガイド部は、開口側端部近傍で前記ケースの伸長方向と略垂直方向に伸びるスリット状の係止部を備えることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載のプローブを複数備え、前記プローブ間を保護用ヒューズを介して接続したことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、第1操作部の操作前の状態では,クリップは絶縁性のケース内に収納されているため,測定作業で測定箇所へプローブを近づける際に,誤って周囲の充電部に接触したとしても地絡・短絡を起こす恐れはない。また、プローブ(クリップ片)が端子から外れて落下した場合でも、第1引張ばねの復元力により、即座にクリップ片の先端部はケース内に収納されて、プローブの外周は絶縁性のケースのみとなるので、周囲の充電部にプローブが接触したとしても、地絡・短絡等の事故を引き起すことは無い。
請求項2の発明によれば、クリップをケースの外部に押し出すと、クリップ片の先端部は、内壁部材による内径とケースによる内径との差分だけ、弾性部材の弾性付勢によって拡げられるかたちとなる。この状態で、クリップ片の先端部内側に端子頭部を当接させて挟み込み、第1操作部の第1つまみ部から指を離せば、クリップ片には第1引張ばねの復元力のみが働くので、ケースの底面側方向に引っ張られる力によってクリップ片の先端部内側が端子頭部に食い込み、端子へのクリップ片の接続が機械的に強固なものとなる。
請求項3の発明によれば、クリップを用いる際には第1操作部の第1つまみ部を操作し、ピンを用いる際には第2操作部の第2つまみ部を操作すればよく、測定等の作業を中断することなく、測定箇所に応じて片手による簡単な操作でクリップとピンとの切換が可能となる。特に、狭隘な測定場所であっても安全な体勢で作業を行うことができ、作業効率も向上させることができる。また、第2操作部の操作前の状態では,ピンは絶縁性のケース内に収納されているため,測定作業で測定箇所へプローブを近づける際に,誤って周囲の充電部に接触したとしても地絡・短絡を起こす恐れはない。特に、狭隘な測定場所であれば、ピンをケースに収納した状態で測定箇所まで移動し、測定時にピンを押し出して接触させて測定することで、測定箇所以外への不用意な接触を防止することができる。さらに、ピン使用時に、プローブが端子から外れた場合でも、第2引張ばねの復元力により、即座にピンの先端部をケース内に収納することができ、周囲の充電部にプローブが接触したとしても、地絡・短絡等の事故を引き起すことは無い。
請求項4の発明によれば、第1ガイド部と第2ガイド部とを略平行に配する構成としたので、測定箇所に応じて片手による簡単な操作でクリップとピンとの切換が可能となる。
請求項5の発明によれば、第2操作部の操作前の状態では,ピンは絶縁性のケース内に収納されているため,測定作業で測定箇所へプローブを近づける際に,誤って周囲の充電部に接触したとしても地絡・短絡を起こす恐れはない。また、プローブが端子から外れた場合でも、第2引張ばねの復元力により、即座にピンの先端部をケース内に収納することができ、周囲の充電部にプローブが接触したとしても、地絡・短絡等の事故を引き起すことは無い。
請求項6の発明によれば、係止部に第2操作部を係止して、ピン部を押し出した状態で維持可能とすることで、落下事故発生の恐れのない場面での作業性を向上させることができる。
請求項7の発明によれば、第1操作部または第2操作部の操作前の状態では,クリップまたはピンは絶縁性のケース内に収納されているため,測定作業で測定箇所へプローブを近づける際に,誤って周囲の充電部に接触したとしても地絡・短絡を起こす恐れはない。また、プローブ(クリップ片またはピン)が端子から外れて落下した場合でも、第1引張ばねまたは第2引張ばねの復元力により、即座にクリップ片またはピンの先端部はケース内に収納されて、プローブの外周は絶縁性のケースのみとなるので、周囲の充電部にプローブが接触したとしても、地絡・短絡等の事故を引き起すことは無い。
この発明の実施の形態1に係るプローブの外観を示す斜視図であり、(a)は何の操作も行っていない収納状態を、(b)は第1操作部の操作によりクリップが押し出された状態を、(c)は第2操作部の操作によりピンが押し出された状態を、それぞれ示す。 実施の形態1のプローブのクリップ部を中心とした内部構造を例示する説明図であり、(a)は収納状態での開口側から見た側面図、(b)は収納状態での側面から見た断面図、(c)はクリップが押し出された状態での側面から見た断面図である。 実施の形態1のプローブのピン部を中心とした内部構造を例示する説明図であり、(a)は収納状態での開口側から見た側面図、(b)は収納状態での側面から見た断面図、(c)はピンが押し出された状態での側面から見た断面図である。 実施の形態1のプローブの内部構造を例示する説明図であり、(a)はクリップ部の斜視図、(b)はピン部の斜視図である。 実施の形態1のプローブを用いた測定試験の説明図である。 実施の形態1の変形例のプローブの外観を示す説明図である。 実施の形態2の電気設備試験用接続具を用いた制御用リレーの点検を例示する説明図(その1)である。 実施の形態2の電気設備試験用接続具を用いた制御用リレーの点検を例示する説明図(その2)である。
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
〔実施の形態1〕
図1はこの発明の実施の形態1に係るプローブの外観を示す斜視図である。この実施の形態1のプローブ1は、クリップ部とピン部とを備えており、図1(a)はケース11内にクリップ部およびピン部が収納された状態を示している。ケース11は硬化プラスチック等の絶縁性材料で形成されており、一端が開口され、他端が底面で閉じて形成される円筒状の形状を持つ。
ケース11の側面には、ケース11の伸長方向に伸びるスリット状の第1ガイド部12と、第2ガイド部13とが、長孔形状で形成されている。第1ガイド部12は、第1操作部(第1つまみ部)21の摺動操作をガイドするもので、第1操作部(第1つまみ部)21をケース11の開口側へ摺動させることにより、クリップ部のクリップ(開口部分に見えるクリップ片22Aおよび22B)をケース11の外部に押し出すことができる。図1(b)に第1操作部21の操作によりクリップ(クリップ片22Aおよび22B)が押し出された状態を示す。
また、第2ガイド部13は、第2操作部(第2つまみ部)31の摺動操作をガイドするもので、第2操作部(第2つまみ部)31をケース11の開口側へ摺動させることにより、ピン部の(開口部分に見える)ピン32をケース11の外部に押し出すことができる。図1(c)に第2操作部31の操作によりピン32が押し出された状態を示す。
次に、図2および図4(a)を参照して、この実施の形態1のプローブ1のクリップ部を中心とした内部構造について説明する。クリップ部は、図2(b)に示すように、固定導体14、第1引張ばね24、一対のクリップ片22Aおよび22B、根元部23、弾性部材26(図4(a)参照)、並びに、第1操作部21を備えている。なお、クリップ片22Aおよび22Bの先端部がケース11の開口側となるよう配されている。ここで、クリップ部の固定導体14、第1引張ばね24、クリップ片22Aおよび22B、並びに、根元部23は導電性材料で形成されている。つまり、導線41〜固定導体14〜第1引張ばね24〜根元部23〜クリップ片22Aおよび22Bの経路で、電気的に接続されている。
固定導体14は、ケース11の底面の内面側に接して固定され、該底面に形成された孔を介してケース11外部に引き出される導線41と電気的に接続されている。なお、固定導体14は中空構造であり、その内部には後述するピン部が構成されている。また、第1引張ばね24は、引張コイルばねであり、一端が固定導体14に接合され、他端が根元部23に接合されている。
また、根元部23は、クリップ片22Aおよび22Bを回転自在に取り付けるものであり、具体的には図4(a)に示すように、接合ピン25Aでクリップ片22Aが、接合ピン25Bでクリップ片22Bが、それぞれ取り付けられている。つまり、クリップ片22Aは接合ピン25Aを軸として回転動作し、クリップ片22Bは接合ピン25Bを軸として回転動作することになる。さらに、弾性部材26は、クリップ片22Aおよび22Bの先端部同士を開く方向に弾性付勢するもので、図4(a)にはその詳細を図示していないが、例えば、接合ピン25Aおよび25Bの周囲に巻かれるコイルばねを用いる。なお、立体的に、ケース11の長手方向の中心軸となる位置にはピン32が存在しており、付勢バランスを保つにはピン32の両側にコイルばねを配するのが望ましい。また、2つの接合ピン25A,25Bを配しているのも、ピン32の存在のためである。
また、第1操作部21は、硬化プラスチック等の絶縁性材料で形成されており、一端(21b)が根元部23と接合され、他端がケース11の側面および内壁部材15Aに設けられたケース11の伸長方向に伸びるスリット状の第1ガイド部12を通過してケース11の外部に伸長して、第1つまみ部(21)が形成されている。図2(c)に示すように、第1操作部の第1つまみ部21を、第1ガイド部12に沿って、第1引張ばね24の復元力に抗して摺動させることにより、クリップ片22Aおよび22Bの先端部がケース11の開口部分から外部に押し出されることになる。
なお、第1操作部21の摺動可能範囲には、ケース11の内壁に、クリップ片22Aおよび22Bの外周面と接する内壁部材15Aおよび15Bが設置されている。したがって、第1操作部の第1つまみ部21が、図2(c)に示す位置にまで摺動したときには、内壁部材15Aおよび15Bによる内径と、ケース11による内径との差分だけ、クリップ片22Aおよび22Bの先端部が、弾性部材26の弾性付勢によって拡げられるかたちとなる。
この状態で、クリップ片22Aおよび22Bの先端部内側に端子頭部を当接させて挟み込み、第1操作部の第1つまみ部21から指を離せば、クリップ片22Aおよび22Bには第1引張ばね24の復元力のみが働くので、ケース11の底面側方向に引っ張られる力によって、内壁部材15Aおよび15B(のテーパー部分)からクリップ片22Aおよび22Bに圧力が加わり、クリップ片22Aおよび22Bの先端部内側の歯先が端子頭部に食い込むことで、端子へのクリップ片22Aおよび22Bの接続が機械的に強固なものとなる。
仮に、測定対象の電気設備の振動や、プローブ1に対して突発的に外力が加えられるなどに起因して、プローブ1(クリップ片22Aおよび22B)が端子から外れて落下した場合でも、第1引張ばね24の復元力により、即座にクリップ片22Aおよび22Bの先端部はケース11内に収納されて、プローブ1の外周は絶縁体のケース11のみとなるので、周囲の充電部にプローブ1が接触したとしても、地絡・短絡等の事故を引き起すことは無い。
次に、図3および図4(b)を参照して、この実施の形態1のプローブ1のピン部を中心とした内部構造について説明する。ピン部は、図3(b)に示すように、固定導体14、第2引張ばね34、板状部材33、ピン32および第2操作部31を備えている。なお、ピン32の先端部がケース11の開口側となるよう配されている。ここで、ピン部の固定導体14、第2引張ばね34、板状部材33、ピン32は導電性材料で形成されている。つまり、導線41〜固定導体14〜第2引張ばね34〜板状部材33〜ピン32の経路で、電気的に接続されている。
第2引張ばね34は、引張コイルばねであり、一端が固定導体14に接合され、他端が板状部材33の一方の面に接合されている。また、板状部材33は、立体的に、ケース11の長手方向の中心軸となる位置にピン32を取り付けるものであり、板状部材33の側周面が固定導体14の側面内壁に接して、固定導体14内を摺動する。また、ピン32は、一端が板状部材33の他方の面と接合され、他端が固定導体14の開口側の面に設けられた第1の孔を貫通して、ケース11の開口部近傍まで伸長し、先端部が先鋭形状に形成されている。なお、前述したように、ピン32は、クリップ部の第1引張ばね24の内側、並びに、根元部23に設けられた孔を貫通している。
また、第2操作部31は、硬化プラスチック等の絶縁性材料で形成されている。図4(b)に示すように、第2操作部31の一端は、固定導体14の開口側の面に設けられた第2の孔を貫通して伸長する接続部材31bを介して、板状部材33の他方の面と接合され、第2操作部31の他端は、ケース11に設けられたケース11の伸長方向に伸びるスリット状の第2ガイド部13を通過してケース11の外部に伸長して、第2つまみ部(31)が形成されている。図3(c)に示すように、第2操作部の第2つまみ部31を、第2ガイド部13に沿って、第2引張ばね34の復元力に抗して摺動させることにより、ピン32の先端部がケース11の開口部分から外部に押し出されることになる。
次に、図5を参照して、この実施の形態1のプローブを用いた測定試験について説明する。図5に示す測定試験は、端子台105上の端子105aと、端子105b〜端子105fとの間の電圧をテスター103で順次測定していくものである。このような場合には、端子105aに接続する第1プローブ101をクリップ式とし、端子105b〜端子105fにそれぞれ当接する第2プローブ102をピン式として測定を行うのが効率的である。
このように、測定形態や測定箇所に応じてプローブの切換が望まれるが、この実施の形態1のプローブでは、クリップ部とピン部がケース内に収納されており、クリップを用いる際には第1操作部の第1つまみ部121を操作し、ピンを用いる際には第2操作部の第2つまみ部132を操作すればよく、測定等の作業を中断することなく、測定箇所に応じて片手による簡単な操作でクリップとピンとの切換が可能である。
また仮に、狭隘な測定場所であったとしても、安全な体勢で作業を行うことができ、作業効率も向上させることができる。また、第2操作部133の操作前の状態では,ピンは絶縁性のケース内に収納されているため,測定作業で測定箇所へ第2プローブ102を近づける際に,誤って周囲の充電部に接触したとしても地絡・短絡を起こす恐れはない。特に、狭隘な測定場所であれば、ピンをケースに収納した状態で測定箇所まで移動し、測定時にピンを押し出して接触させて測定することで、測定箇所以外への不用意な接触を防止することができる。
さらに、図示のように、第1プローブ101’が端子から外れて落下した場合でも、第1引張ばねの復元力により、即座にクリップ片の先端部はケース内に収納されて、プローブの外周は絶縁性のケースのみとなるので、周囲の充電部にプローブが接触したとしても、地絡・短絡等の事故を引き起すことは無い。
以上、この発明の実施の形態1について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態1に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。
(変形例1)
上記実施の形態1では、ケース11内にクリップ部とピン部を収納した構成としたが、クリップ部のみの構成としても良い。この場合、固定導体14の中空構造は不要となり、導電性の板状部材に置き換えた構成となる。このような構成によっても、クリップをケースの外部に押し出すと、クリップ片の先端部は弾性部材の弾性付勢によって拡げられるかたちとなる。この状態で、クリップ片の先端部内側に端子頭部を当接させて挟み込み、第1操作部の第1つまみ部から指を離せば、クリップ片には第1引張ばねの復元力のみが働くので、ケースの底面側方向に引っ張られる力によってクリップ片の先端部内側が端子頭部に食い込み、端子へのクリップ片の接続が機械的に強固なものとなる。また、第1操作部の操作前の状態では,クリップは絶縁性のケース内に収納されているため,測定作業で測定箇所へプローブを近づける際に,誤って周囲の充電部に接触したとしても地絡・短絡を起こす恐れはない。また仮に、プローブ(クリップ片)が端子から外れて落下した場合でも、第1引張ばねの復元力により、即座にクリップ片の先端部はケース内に収納されて、プローブの外周は絶縁性のケースのみとなるので、周囲の充電部にプローブが接触したとしても、地絡・短絡等の事故を引き起すことは無い。
(変形例2)
また、ケース11内にピン部のみを収納した構成としても良い。この場合、上記実施の形態1で説明したピン部のみの構成となる。このような構成によっても、第2操作部の操作前の状態では,ピンは絶縁性のケース内に収納されているため,測定作業で測定箇所へプローブを近づける際に,誤って周囲の充電部に接触したとしても地絡・短絡を起こす恐れはない。また、プローブが端子から外れた場合でも、第2引張ばねの復元力により、即座にピンの先端部をケース内に収納することができ、周囲の充電部にプローブが接触したとしても、地絡・短絡等の事故を引き起すことは無い。
(変形例3)
また、図6に示すように、第2ガイド部13Bに、開口側端部近傍でケース11Bの伸長方向と略垂直方向に伸びるスリット状の係止部を備えた構造としても良い。上記実施の形態1および変形例2では、ピン部を押し出した状態で維持可能とする手段を備えておらず、測定時には第2操作部の第2つまみ部31に対して力を加え続ける必要があったが、係止部に第2操作部31を係止して、ピン部を押し出した状態で維持可能とすることで、落下事故発生の恐れのない場面での作業性を向上させることができる。
〔実施の形態2〕
変電所、発電所、工場等々の電気設備を構成する電気回路の故障の有無、作動の良否を確認する点検業務においては、電気回路の一部を短絡させた上で、入力端子部に対して模擬的に電流を入力する試験が行われる。例えば、変電所における点検業務において、機器の制御回路等の低圧電気回路の試験や動作確認を行う際には、リード線の両端にプローブを固定した電気設備試験用接続具を用いて試験回路の一部を短絡する等の手法を用いて、点検対象機器の端子台から模擬的な入力を行う。
図7は電気設備試験用接続具を用いた制御用リレーの点検を例示する説明図であり、正側の母線200と負側の母線201との間にはタイマ付き制御用リレー205と、制御対象機器206とが、それぞれ並列に接続されており、母線200とタイマ付き制御用リレー205との間、並びに、母線200と制御対象機器206との間には、それぞれスイッチSW1、SW2が配置されている。このタイマ付き制御用リレー205に対して母線200から模擬入力を行う場合には、スイッチSW1をオフした状態で図示のような電気設備試験用接続具210を用いて短絡回路を形成する。
この電気設備試験用接続具210は、リード線214,215の両端部にプローブ211,212を固定すると共に、リード線214,215の間部に保護用ヒューズ213を配した構成である。図7において、制御用リレーの点検作業は次のようにして行われる。すなわち、一方のクリップ式のプローブ211を母線200側の導体部分(端子)に挟んで導通、固定した状態で、他方のクリップ式のプローブ212を片手で把持してタイマ付き制御用リレー側に設けられた端子台206を構成する所定の端子(タイマを作動させるための端子)206aに当接させることにより、スイッチSW1を備えた配線を介さずに模擬入力を行う。模擬入力によりタイマを作動させることにより、電気回路のシーケンス動作の確認が行われる。
しかしながら、この種の試験を複数のタイマ付き制御用リレーに対して行う場合には、プローブ212の先端を端子台106上の異なった端子106a,106b,106cに順次当接させてゆく必要があるため、プローブ212をクリップ式にして端子毎にクリップ部により端子頭部を挟み込むことは効率的でなく、図8に示すように、プローブ212をピン式にしてピン先端部を各端子106aに当接させるだけで導通を図った方が効率的である。この実施の形態2の電気設備試験用接続具210では、プローブ211,212として、実施の形態1で説明した同一構造のプローブを用いており、クリップ式またはピン式の切換を簡単な操作で即座に行うことができる。
この実施の形態2の電気設備試験用接続具210によれば、プローブの第1操作部または第2操作部の操作前の状態では,クリップまたはピンは絶縁性のケース内に収納されているため,測定作業で測定箇所へプローブを近づける際に,誤って周囲の充電部に接触したとしても地絡・短絡を起こす恐れはない。また、プローブ(クリップ片またはピン)が端子から外れて落下した場合でも、第1引張ばねまたは第2引張ばねの復元力により、即座にクリップ片またはピンの先端部はケース内に収納されて、プローブの外周は絶縁性のケースのみとなるので、周囲の充電部にプローブが接触したとしても、地絡・短絡等の事故を引き起すことは無い。
1,2 プローブ
11 ケース
12 第1ガイド部
13 第2ガイド部
14 固定導体
15A,15B 内壁部材
21 第1操作部(第1つまみ部)
22A,22B クリップ片
23 根元部
24 第1引張ばね
25A,25B 接合ピン
26 弾性部材
31 第2操作部(第2つまみ部)
32 ピン
33 板状部材
34 第2引張ばね
41 導線
210 電気設備試験用接続具
211,212 プローブ
213 保護用ヒューズ
214,215 リード線

Claims (7)

  1. 一端が開口され、他端が底面で閉じて形成される筒状の絶縁性のケースと、
    前記ケースの底面の内面側に接して固定され、該底面に形成された孔を介して前記ケース外部に引き出される導線と電気的に接続される固定導体と、
    一端が前記固定導体に接合された導電性の導電性の第1引張ばねと、
    導電性の一対のクリップ片と、前記クリップ片を回転自在に取り付ける導電性の根元部と、前記クリップ片の先端部同士を開く方向に弾性付勢する弾性部材と、を有し、前記クリップ片の先端部が前記ケースの開口側となるよう配されて、前記第1引張ばねの他端と前記根元部で接合されるクリップと、
    一端が前記クリップの根元部と接合され、他端が前記ケースの側面に設けられた前記ケースの伸長方向に伸びるスリット状の第1ガイド部を通過して前記ケースの外部に伸長して第1つまみ部を形成している絶縁性の第1操作部と、を備え、
    前記第1操作部の第1つまみ部を前記ケースの第1ガイド部に沿って、前記第1引張ばねの復元力に抗して摺動させることにより、前記クリップのクリップ片の先端部を前記ケースの外部に押し出すことを特徴とするプローブ。
  2. 前記第1操作部の摺動可能範囲において、前記ケースの内壁に設置され前記クリップの外周面と接する内壁部材を、備えることを特徴とする請求項1に記載のプローブ。
  3. 前記固定導体は中空であって、
    一端が前記固定導体の底面側内壁に接合された導電性の第2引張ばねと、
    側周面が前記固定導体の側面内壁に接して、一方の面が前記第2引張ばねの他端と接合される導電性の板状部材と、
    一端が前記板状部材の他方の面と接合され、他端が前記固定導体の開口側の面に設けられた第1の孔を貫通して、前記ケースの開口部近傍まで伸長し、先端部が先鋭形状に形成されているピンと、
    一端が前記板状部材の他方の面と接合され、他端が前記ケースまたは前記ケースおよび前記固定導体の側面に設けられた前記ケースの伸長方向に伸びるスリット状の第2ガイド部を通過して前記ケースの外部に伸長して第2つまみ部を形成している絶縁性の第2操作部と、を備え、
    前記ピンは、前記第1引張ばねの内側、並びに、前記クリップの前記根元部に設けられた孔を貫通しており、前記第2操作部の第2つまみ部を前記ケースの第2ガイド部に沿って、前記第2引張ばねの復元力に抗して摺動させることにより、前記ピンの先端部を前記ケースの外部に押し出すことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプローブ。
  4. 前記第2操作部は、前記固定導体の開口側の面に設けられた第2の孔を貫通して伸長する接続部材を介して、一端が前記板状部材の他方の面と接合され、
    前記第1ガイド部と、前記第2ガイド部とが、略平行して配されていることを特徴とする請求項3に記載のプローブ。
  5. 一端が開口され、他端が底面で閉じて形成される筒状の絶縁性のケースと、
    前記ケースの底面の内面側に接して固定され、該底面に形成された孔を介して前記ケース外部に引き出される導線と電気的に接続される中空の固定導体と、
    一端が前記固定導体の底面側内壁に接合された導電性の第2引張ばねと、
    側周面が前記固定導体の側面内壁に接して、一方の面が前記第2引張ばねの他端と接合される導電性の板状部材と、
    一端が前記板状部材の他方の面と接合され、他端が前記固定導体の開口側の面に設けられた第1の孔を貫通して、前記ケースの開口部近傍まで伸長し、先端部が先鋭形状に形成されているピンと、
    一端が前記板状部材の他方の面と接合され、他端が前記ケースおよび前記固定導体の側面に設けられた前記ケースの伸長方向に伸びるスリット状の第2ガイド部を通過して前記ケースの外部に伸長して第2つまみ部を形成している絶縁性の第2操作部と、を備え、
    前記第2操作部の第2つまみ部を前記ケースの第2ガイド部に沿って、前記第2引張ばねの復元力に抗して摺動させることにより、前記ピンの先端部を前記ケースの外部に押し出すことを特徴とするプローブ。
  6. 前記第2ガイド部は、開口側端部近傍で前記ケースの伸長方向と略垂直方向に伸びるスリット状の係止部を備えることを特徴とする請求項3乃至請求項5の何れか1項に記載のプローブ。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載のプローブを複数備え、前記プローブ間を保護用ヒューズを介して接続したことを特徴とする電気設備試験用接続具。
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