JP2019013126A - 電圧回路試験用プラグ - Google Patents

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征広 千田
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征広 千田
滋 小野村
Shigeru Onomura
滋 小野村
誠 間宮
Makoto Mamiya
誠 間宮
幸治 下村
Koji Shimomura
幸治 下村
弘道 舟橋
Hiromichi Funabashi
弘道 舟橋
正敏 山崎
Masatoshi Yamazaki
正敏 山崎
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Yuji Kasama
裕二 笠間
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Abstract

【課題】主回路が充電状態中に試験器を接続したまま挿抜を行っても短絡や感電を防止でき、しかも電源側(変成器側)の電圧測定も行える電圧回路試験用プラグを提供することである。【解決手段】三相の各相分が連結部25で保持された基材24には、装置側導電部26と電源側導電部27とが形成され、装置側導電部26は基材24がテストターミナル11に挿入されたとき装置側接点部19の第1接点部21にのみ接触し、装置側導電部26は基材24の装置プラグ端子28に電気的に引き出され、電源側導電部27は基材24がテストターミナル11に挿入されたとき電源側接点部20の第1接点部21または第2接点部22に接触し、電源側導電部27は基材24の連結部25の接触端子33に電気的に引き出されて構成される。【選択図】 図1

Description

本発明は、三相電圧回路の開閉や系統の切換えを行う際にテストターミナルに挿入され、配電盤内部の保護継電器回路と配電盤外部の変成器回路とを切離す電圧回路試験プラグに関する。
例えば、変電所では系統事故時の保護用や系統監視用の電圧計器等に入力されている三相電圧回路は、主回路である電力系統の電圧を変成器により低電圧変換し、各保護継電器やメーター等に取り込まれている。電力系統の電圧を低電圧に変換する変成器は配電盤外部に、各保護継電器やメーター等は配電盤内部に設けられ、配電盤内部の保護継電器回路には配電盤外部の変成器回路から電源が供給される。配電盤内部の保護継電器の点検や停止をする際には、電圧回路試験プラグをテストターミナルに挿入し、変成器回路と保護継電器回路との切り離しを行っている。
図13はテストターミナルの一例の説明図であり、図13(a)はテストターミナルの一例の構造図、図13(b)は図13(a)のテストターミナルに電圧回路試験プラグを挿入した状態を示す構造図である。図13(a)において、テストターミナル11は、電源側接続部12にヒューズ13を介して変成器回路14が接続され、装置側接続部15に保護継電器回路の保護継電器16が接続される。また、変成器回路14と保護継電器回路の保護継電器16とはスイッチ部17を介して接続されており、テストターミナル11のターミナル接点部18に電圧回路試験プラグが挿入されることによって、変成器回路14と保護継電器16とが切り離される。テストターミナル11のターミナル接点部18は三相の各相分に対応した電圧回路試験プラグの基材が挿入される接点部であり、それぞれ装置側接点部19と電源側接点部20とを有し、また、装置側接点部19及び電源側接点部20は、それぞれ第1接点部21及び第2接点部22を有している。
ここで、ターミナル接点部18の装置側接点部19及び電源側接点部20がそれぞれ第1接点部21及び第2接点部22を有しているのは、テストターミナル11のターミナル接点部18への電圧回路試験プラグの挿抜の際に一瞬でも電源断となる(切り離される)ことがないようにするためである。
図13(b)において、図13(a)のテストターミナル11に電圧回路試験プラグ23を挿入した状態を示している。電圧回路試験プラグ23は三相の各相に対応して設けられた基材24を連結部25で保持して構成され、電圧回路試験プラグ23の基材24には、装置側導電部26及び電源側導電部27が形成されている。装置側導電部26は基材24の装置プラグ端子28に電気的に引き出され、電源側導電部27は基材24の電源プラグ端子29に電気的に引き出されている。
電圧回路試験プラグ23はテストターミナル11に挿入されると、基材24がターミナル接点部18の装置側接点部19と電源側接点部20との間に挿入され、装置側導電部26は装置側接点部19の第1接点部21及び第2接点部22に接触し、電源側導電部27は電源側接点部20の第1接点部21及び第2接点部22に接触する。つまり、電圧回路試験プラグ23の基材24が電源側接点部20の第1接点部21及び第2接点部22を押し広げる。これにより、装置側接点部19と電源側接点部20との間が広がりスイッチ部17が開放し変成器回路14と保護継電器16とが切り離される。図13(b)ではスイッチ部17が開放し変成器回路14と保護継電器16とが切り離された状態を示している。
図13(b)に示すように、電圧回路試験プラグ23をテストターミナル11に挿入すると、スイッチ部17が開放し変成器回路14と保護継電器16とが切り離された状態となるので、この状態で装置プラグ端子28に試験器31を接続し試験器31から試験電圧を印加して保護継電器16の試験を行う。また、変成器回路14が使用状態のときは電源プラグ端子29を絶縁テープで養生し感電を防止するとともに誤配線を防止する。電源プラグ端子29を養生するのは、図13(b)の状態では装置プラグ端子28は装置側導電部26に接続され、電源プラグ端子29は電源側導電部27に接続されているので、変成器回路14が使用状態であるときは電源プラグ端子29は充電されているからである。
図14は従来の電圧回路試験プラグ23をテストターミナル11に挿入して保護継電器16の試験を行う際の説明図であり、図14(a)は電圧回路試験プラグ23に試験器31を接続し保護継電器16の試験を行っている場合の説明図、図14(b)は電圧回路試験プラグ23に試験器31を接続したまま電圧回路試験プラグ23をテストターミナル11から途中まで引き抜いた場合の説明図である。
保護継電器16の試験を行うにあたっては、図14(a)に示すように、まず、電圧回路試験プラグ23をテストターミナル11に挿入しスイッチ部17を開放し変成器回路14と保護継電器16とを切り離した状態で、電源プラグ端子29を絶縁テープ30で養生する。そして、電圧回路試験プラグ23に試験器31を接続し、試験器31から試験電圧を印加して保護継電器16の試験を行う。試験電圧の印加により矢印で示す回路(試験器31、装置プラグ端子28、基材24の装置側導電部26、装置側接点部19の第1接点部21及び第2接点部22、保護継電器16)が形成され保護継電器16の試験が行われる。
次に、電圧回路試験プラグ23に試験器31を接続したまま電圧回路試験プラグ23をテストターミナル11から引き抜いた場合には、図14(b)に示すように、電圧回路試験プラグ23の基材24(装置側導電部26及び電源側導電部27)が装置側接点部19及び電源側接点部20の第2接点部22に接触しなくなるのでスイッチ部17が閉じる。これにより、矢印で示す回路(変成器回路14、ヒューズ13、スイッチ部17、ターミナル接点部18における装置側接点部19の第1接点部21、基材24の装置側導電部26、装置プラグ端子28、試験器31)が形成される。もし、試験器31の内部抵抗が小さい場合には試験器31の内部で短絡する。この短絡状態が発生すると、使用している変成器回路14の電圧喪失や他の保護継電器16において誤動作等の影響を与える恐れがある。このことから、電圧回路試験プラグ23に試験器31を接続したまま電圧回路試験プラグ23をテストターミナル11から引き抜くことは避けなければならない。
次に、変成器回路14から保護継電器16に印加されている電圧の確認のために電圧測定を行う。図13(a)に示すように、変成器回路14から保護継電器16に電圧が印加されている状態、つまりスイッチ部17が閉じている状態で、保護継電器16に印加される電圧(変成器回路14の出力電圧)を測定するには、装置側接続部15と変成器回路14の接地極(アース)との間に電圧測定器を接続して電圧測定を行う。
一方、図13(b)に示すように、電圧回路試験プラグ23をテストターミナル11に挿入した状態、つまり、スイッチ部17が開いている状態で、保護継電器16に印加される電圧(変成器回路14の出力電圧)を測定するには、図15に示すように、装置プラグ端子28と電源プラグ端子29との間に短絡片32を接続する。これにより、スイッチ部17が開いていても、図13(a)と等価な状態を作り出し、装置側接続部15と変成器回路14の接地極(アース)との間に電圧測定器を接続して電圧測定を行う。
このような従来の電圧回路試験プラグ23では、電源プラグ端子29は変成器回路14の使用中は充電されているので、電源プラグ端子29に誤配線すると回路が短絡したり地絡することがあり、誤って電源プラグ端子29に触れると感電するので電源プラグ端子29を養生テープ30で養生する必要がある。
また、電圧回路試験プラグ23は、テストターミナル11に完全挿入した状態で試験器31を接続し、試験を終了すると試験器31を取り外すようにしているが、装置プラグ端子28に試験器31を接続したまま電圧回路試験プラグ23をテストターミナル11に挿抜すると、図14(b)に示すように、電圧回路試験プラグ23の挿抜の途中の中間位置においてスイッチ部17が閉じる。これより、内部抵抗が小さい試験器31を使用した場合には変成器回路14が相間で短絡状態となるため、使用している変成器回路の電圧喪失や他の保護継電器において誤動作等の影響を与える恐れがある。
そこで、テストターミナルに対する電気的な接続は装置側接点部のみに対して行わるように構成され、主回路が充電状態である場合でも感電を防止できるようにしたものがある(特許文献1参照)。この試験プラグは、テストターミナルにおける装置側接点と電源側接点との間に挿抜される基材に、当該基材が装置側接点と電源側接点との間に挿入された状態において、装置側接点と電源側接点との電気的な接続を遮断する絶縁部材を設け、当該基材が装置側接点と電源側接点との間に挿入された状態において装置側接点に電気的に接続される導電性部材を当該基材に設け、試験器の接続端子に接続可能な接続用端子部材を実現するリード線およびクリップ端子を導電性部材に電気的に接続して構成され、試験端子に対する挿抜にともなう不具合の発生を容易かつ確実に防止するとともに、試験プラグにかかわる各種作業における安全性の向上を図るものである。
特開2011−188552号公報
しかし、先行文献1のものでは、電源側接点が絶縁部材に接触する構成となっているので、電源側の変成器への接続ができないことから電源側の試験回路が形成できず変成器側の回路試験が行えない。また、基材の構成として、基材が装置側接点と電源側接点との間に挿入された状態において、装置側接点と電源側接点との電気的な接続を遮断する絶縁部材、及び装置側接点に電気的に接続される導電性部材を基材に設けることになるので、既存の電圧回路試験プラグの基材を活用することが難しい。
本発明の目的は、主回路が充電状態中に試験器を接続したまま挿抜を行っても短絡や感電を防止でき、しかも電源側(変成器側)の電圧測定も行える電圧回路試験用プラグを提供することである。
請求項1の発明に係わる電圧回路試験用プラグは、三相電圧回路の開閉や電気系統の切換えを行う際に、配電盤内部の保護継電器回路に接続され第1接点部及び第2接点部を有した装置側接点部と配電盤外部の変成器回路に接続され第1接点部及び第2接点部を有した電源側接点部とを備えたテストターミナルに挿入され、前記保護継電器回路と前記変成器回路とを切離す電圧回路試験プラグにおいて、前記テストターミナルの前記装置側接点部と前記電源側接点部との間に挿抜され前記三相の各相分が連結部で保持された基材と、前記基材に設けられ前記基材が前記テストターミナルに挿入されたとき前記装置側接点部の第1接点部にのみ接触し前記基材の装置プラグ端子に電気的に引き出された装置側導電部と、前記基材に設けられ前記基材が前記テストターミナルに挿入されたとき前記電源側接点部の第1接点部または第2接点部に接触し前記基材の前記連結部の接触端子に電気的に引き出された電源側導電部とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明に係わる電圧回路試験用プラグは、請求項1の発明において、前記三相の各相分の基材に加え、接地極を引き出すための基材を備えたことを特徴とする。
請求項3の発明に係わる電圧回路試験用プラグは、請求項2または請求項3の発明において、前記電圧回路試験プラグの装置側導電部は、前記基材が前記テストターミナルに挿入されたとき前記装置側接点部の第1接点部にのみ接触する装置側導電部に代えて、前記基材が前記テストターミナルに挿入されたとき前記装置側接点部の第1接点部及び第2接点部に接触する導体部を分割して形成された2個の分割導体部のうち前記装置側接点部の第1接点部にのみ接触する分割導体部としたことを特徴とする。
請求項4の発明に係わる電圧回路試験用プラグは、請求項1乃至請求項3のいずれかの発明において、前記接触端子は、埋め込み型または開放型であることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、基材に設けられた装置側導電部を基材がテストターミナルに挿入されたとき装置側接点部の第1接点部にのみ接触し基材の装置プラグ端子に電気的に引き出すように構成したので、電圧回路試験プラグの挿抜の途中の中間位置においてスイッチ部が閉じたとしても変成器回路から第1接点部を経由し装置プラグ端子への回路が形成されないので、主回路が充電状態中に試験器を接続したまま挿抜を行っても短絡や感電を防止できる。また、基材に設けられた電源側導電部は基材がテストターミナルに挿入されたとき電源側接点部の第1接点部または第2接点部に接触し基材の連結部の接触端子に電気的に引き出すように構成したので、試験器を配線する際に接触端子に接触することがない。従って、接触端子を養生する必要がなくなる。また、電圧測定器を接触端子と接地極(アース)との間に接続することで電源側(変成器側)の回路試験も行える。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、接地極を引き出すための基材を備えているので、接地極(アース)への接続が容易に行える。
請求項3の発明によれば、請求項2または請求項3の発明の効果に加え、装置側導電部は基材がテストターミナルに挿入されたとき装置側接点部の第1接点部及び第2接点部に接触する導体部を分割して形成し、2個の分割導体部のうち装置側接点部の第1接点部にのみ接触する分割導体部としたので、既存の基材の装置側導電部を分割するだけよい。従って、既存の電圧回路試験プラグの基材を活用できる。
請求項4の発明によれば、請求項1乃至請求項3のいずれかの発明の効果に加え、接触端子は、埋め込み型または開放型としたので、試験器の配線の際に誤配線したり感電することがなくなる。従って、接触端子を養生する必要がなくなり、電源側(変成器側)の回路の電圧測定をできる。
本発明の第1実施形態に係る電圧回路試験用プラグをテストターミナルに挿入した状態を示す構成図。 本発明の第1実施形態に係る電圧回路試験プラグをテストターミナルに挿入して保護継電器の試験を行う際の説明図。 本発明の第1実施形態の接触端子の説明図。 本発明の第2実施形態に係る電圧回路試験用プラグをテストターミナルに挿入した状態を示す構成図。 本発明の第2実施形態に係る電圧回路試験プラグをテストターミナルに挿入して保護継電器の試験を行う際の説明図。 本発明の第3実施形態に係る電圧回路試験用プラグをテストターミナルに挿入した状態を示す構成図 本発明の第3実施形態に係る電圧回路試験プラグをテストターミナルに挿入して保護継電器の試験を行う際の説明図。 本発明の第4実施形態に係る電圧回路試験用プラグをテストターミナルに挿入した状態を示す構成図 本発明の第4実施形態に係る電圧回路試験プラグをテストターミナルに挿入して保護継電器の試験を行う際の説明図。 図1に示した電圧回路試験用プラグに接地極を引き出すための基材を追加し4個の基材24を有した電圧回路試験用プラグをテストターミナルに挿入した状態を示す構成図。 図10に示した電圧回路試験プラグに試験器を接続し保護継電器の試験を行っている場合の説明図。 図10に示した電圧回路試験プラグに試験器を接続したまま電圧回路試験プラグをテストターミナルから途中まで引き抜いた場合の説明図。 テストターミナルの一例の説明図。 従来の電圧回路試験プラグをテストターミナルに挿入して保護継電器の試験を行う際の説明図。 従来の電圧回路試験プラグをテストターミナルに挿入した状態で保護継電器に印加される電圧(変成器回路の出力電圧)を測定する場合の説明図。
以下、本発明の実施形態を説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る電圧回路試験用プラグをテストターミナルに挿入した状態を示す構成図である。この第1実施形態は、図13(b)に示した従来例に対し、基材24がテストターミナル11に挿入されたとき、基材24に設けられた装置側導電部26が装置側接点部19の第1接点部21にのみ接触し、基材24に設けられた電源側導電部27が電源側接点部20の第1接点部21にのみ接触するように構成するとともに、装置側導電部26は基材24の装置プラグ端子28に電気的に引き出し、電源側導電部27は基材24の連結部の接触端子33に電気的に引き出すようにしたものである。図13(b)と同一要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。
図1において、電圧回路試験プラグ23の基材24は絶縁材料で形成され、基材24の一方側面(図1の基材24の上部)に装置側導電部26が設けられ、他方側面(図1の基材24の下部)に電源側導電部27が設けられる。装置側導電部26は、基材24がテストターミナル11に挿入されたとき、テストターミナル11内の装置側接点部19の第1接点部21にのみ接触する大きさに形成されている。そして、装置側導電部26は、基材24の装置プラグ端子28に電気的に引き出されている。従って、基材24がテストターミナル11に挿入されたとき、装置側導電部26がテストターミナル11内の装置側接点部19の第2接点部22に接触することはなく、装置側接点部19の第2接点部22に接触するのは絶縁材料である基材24である。
一方、電源側導電部27は、基材24がテストターミナル11に挿入されたとき、テストターミナル11内の電源側接点部20の第1接点部21にのみ接触する大きさに形成されている。そして、電源側導電部27は、基材24の連結部25の接触端子33に電気的に引き出されている。従って、基材24がテストターミナル11に挿入されたとき、電源側導電部27がテストターミナル11内の電源側接点部20の第2接点部22に接触することはなく、電源側接点部20の第2接点部22に接触するのは絶縁材料である基材24である。
図2は本発明の第1実施形態に係る電圧回路試験プラグ23をテストターミナル11に挿入して保護継電器16の試験を行う際の説明図であり、図2(a)は電圧回路試験プラグ23に試験器31を接続し保護継電器16の試験を行っている場合の説明図、図2(b)は電圧回路試験プラグ23に試験器31を接続したまま電圧回路試験プラグ23をテストターミナル11から途中まで引き抜いた場合の説明図である。
保護継電器16の試験を行うにあたっては、図2(a)に示すように、まず、電圧回路試験プラグ23をテストターミナル11に挿入しスイッチ部17を開放し変成器回路14と保護継電器16とを切り離した状態とする。本発明の第1実施形態の電源側導電部27は、従来の電圧回路試験プラグ23の電源プラグ端子29に代えて、本発明の第1実施形態では、基材24の端子部に電気的に引き出したものではなく、基材24の連結部25の接触端子33に電気的に引き出されているので、本発明の第1実施形態における接触端子33は、従来の電源プラグ端子29のように絶縁テープ30で養生する必要はない。
この状態で、電圧回路試験プラグ23に試験器31を接続し、試験器31から試験電圧を印加して保護継電器16の試験を行う。試験電圧の印加により矢印で示す回路(試験器31、装置プラグ端子28、基材24の装置側導電部26、装置側接点部19の第1接点部21、保護継電器16)が形成され保護継電器16の試験が行われる。
次に、電圧回路試験プラグ23に試験器31を接続したまま電圧回路試験プラグ23をテストターミナル11から途中まで引き抜いた状態では、図2(b)に示すように、電圧回路試験プラグ23の基材24が装置側接点部19及び電源側接点部20の第2接点部22に接触しなくなるのでスイッチ部17が閉じる。スイッチ部17が閉じても基材24の装置側導電部26がターミナル接点部18における装置側接点部19の第1接点部21に接触しないので、従来の図14(b)の矢印で示す回路(変成器回路14、スイッチ部17、装置側接点部19の第1接点部21、基材24の装置側導電部26、装置プラグ端子28、試験器31)は形成されない。従って、電圧回路試験プラグ23に試験器31を接続したまま電圧回路試験プラグ23をテストターミナル11から引き抜いても問題はない。
図3は本発明の第1実施形態の接触端子33の説明図であり、図3(a)は埋め込み型の接触端子33の説明図、図3(b)は開放型の接触端子33の説明図である。図3(a)に示すように、埋め込み形の接触端子33は、基材24の連結部25に設けられた埋め込み穴34に接触端子33が埋め込まれて形成されている。接触端子33はリード線35により電源側導電部27に接続される。これにより、電源側導電部27は、基材24の連結部25の接触端子33に電気的に引き出される。そして、電圧測定の際には、電圧測定器の電極36を接触端子33に接触させ変成器回路14のアースとの間の電圧測定を行う。
図3(b)において、開放型の接触端子33は、基材24の連結部25に設けられた取付穴に接触端子33を取り付け、接触端子33が連結部25の表面に開放されている。接触端子33はリード線35により電源側導電部27に接続され、電源側導電部27は、基材24の連結部25の接触端子33に電気的に引き出される。そして、電圧測定の際には、図3(a)の埋め込み形の場合と同様に、電圧測定器の電極36を接触端子33に接触させ変成器回路14のアースとの間の電圧測定を行う。
本発明の第1実施形態によれば、電圧回路試験プラグ23のテストターミナル11への挿抜の途中の中間位置において、スイッチ部17が閉じたとしても基材24の装置側導電部26がターミナル接点部18における装置側接点部19の第1接点部21に接触しない。従って、変成器回路14から第1接点部21を経由し装置プラグ端子28への回路が形成されないので、主回路が充電状態中に試験器を接続したまま挿抜を行っても短絡や感電を防止できる。また、接触端子33は連結部25に形成されるので、試験器31の配線の際に接触端子33に接触することがないので接触端子33を養生する必要がなくなる。また、電圧測定器を接触端子33とアースとの間に接続することで電源側(変成器側)の回路試験も行える。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。図4は、本発明の第2実施形態に係る電圧回路試験用プラグをテストターミナルに挿入した状態を示す構成図である。この第2実施形態は、図1に示した第1実施形態に対し、装置側導電部26として、基材24がテストターミナル11に挿入されたとき、装置側接点部19の第1接点部21にのみ接触する装置側導電部26に代えて、装置側接点部19の第1接点部21及び第2接点部22に接触する導体部を分割して形成された2個の分割導体部37a、37bのうち装置側接点部19の第1接点部21にのみ接触する分割導体部37aとしたものである。図1と同一要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。
図4において、図4では基材24の上部、すなわち、基材24がテストターミナル11に挿入されたとき装置側接点部19側に位置する箇所に、金属で形成された導体部37を設ける。導体部37は基材24がテストターミナル11に挿入されたとき装置側接点部19の第1接点部21及び第2接点部22に接触する。導体部37を2個の分割導体部37a、37bに分割し、基材24がテストターミナル11に挿入されたとき装置側接点部19の第1接点部21にのみ接触する分割導体部37aを装置側導電部26とする。
これにより、基材24の連結部25側に一方の分割導体部37a(装置側導電部26)が位置し、基材24の先端部側に他方の分割導体部37bが位置することになる。他方の分割導体部37bは金属であり導体であるが一方の分割導体部37a(装置側導電部26)とは分割されているので、一方の分割導体部37a(装置側導電部26)と他方の分割導体部37bとは電気的に絶縁されている。基材24の先端部側に他方の分割導体部37bを設けることによって、基材24の先端部側の機械的強度を保持する。また、基材24をテストターミナル11に挿抜することによって基材24の先端部が摩耗するのを抑制する。
図5は本発明の第2実施形態に係る電圧回路試験プラグをテストターミナルに挿入して保護継電器の試験を行う際の説明図であり、図5(a)は電圧回路試験プラグ23に試験器31を接続し保護継電器16の試験を行っている場合の説明図、図5(b)は電圧回路試験プラグ23に試験器31を接続したまま電圧回路試験プラグ23をテストターミナル11から途中まで引き抜いた場合の説明図である。
保護継電器16の試験を行うにあたっては、図5(a)に示すように、まず、電圧回路試験プラグ23をテストターミナル11に挿入しスイッチ部17を開放し変成器回路14と保護継電器16とを切り離した状態とする。この状態で、電圧回路試験プラグ23に試験器31を接続し、試験器31から試験電圧を印加して保護継電器16の試験を行う。試験電圧の印加により矢印で示す回路(試験器31、装置プラグ端子28、基材24の装置側導電部26、装置側接点部19の第1接点部21及び第2接点部22、保護継電器16)が形成され保護継電器16の試験が行われる。なお、一方の分割導体部37a(装置側導電部26)と他方の分割導体部37bとは分割されているが、装置側接点部19の第1接点部21及び第2接点部22にて一方の分割導体部37a(装置側導電部26)と他方の分割導体部37bとは電気的に接続されて、第1実施形態と同様に試験回路が形成される。
また、本発明の第2実施形態の電源側導電部27は、第1実施形態の場合と同様に、基材24の連結部25の接触端子33に電気的に引き出されているので、本発明の第2実施形態における接触端子33は絶縁テープ30で養生する必要はない。
次に、電圧回路試験プラグ23に試験器31を接続したまま電圧回路試験プラグ23をテストターミナル11から途中まで引き抜いた状態では、図5(b)に示すように、電圧回路試験プラグ23の基材24が装置側接点部19及び電源側接点部20の第2接点部22に接触しなくなるのでスイッチ部17が閉じる。スイッチ部17が閉じると他方の分割導体部37bは装置側接点部19の第1接点部21に接触するが、基材24の装置側導電部26は装置側接点部19の第1接点部21に接触しないので、従来の図14(b)の矢印で示す回路(変成器回路14、スイッチ部17、装置側接点部19の第1接点部21、基材24の装置側導電部26、装置プラグ端子28、試験器31)は形成されない。従って、電圧回路試験プラグ23に試験器31を接続したまま電圧回路試験プラグ23をテストターミナル11から引き抜いても問題はない。
本発明の第2実施形態によれば、第1実施形態の効果に加え、基材24の導体部37を2個の分割導体部37a、37bに分割し、基材24がテストターミナル11に挿入されたとき、装置側接点部19の第1接点部21にのみ接触する分割導体部37aを装置側導電部26とし、基材24の先端部側の他方の分割導体部37bにより、基材24の先端部側の機械的強度を保持するので、基材24のテストターミナル11への挿抜による基材24の先端部の摩耗を抑制できる。また、既存の基材24の装置側導電部26を導体部37として分割するだけで2個の分割導体部37a、37bを形成できるので、既存の電圧回路試験プラグの基材24を活用できる。
次に、本発明の第3実施形態を説明する。図6は、本発明の第3実施形態に係る電圧回路試験用プラグをテストターミナルに挿入した状態を示す構成図である。この第3実施形態は、図1に示した第1実施形態に対し、電源側導電部27として、基材24がテストターミナル11に挿入されたとき、電源側接点部20の第1接点部21にのみ接触する電源側導電部27に代えて、電源側接点部20の第1接点部21及び第2接点部22に接触する電源側導電部27としたものである。図1と同一要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。
図7において、図7では基材24の下部、すなわち、基材24がテストターミナル11に挿入されたとき電源側接点部20側に位置する箇所に、電源側接点部20の第1接点部21及び第2接点部22の双方に接触する金属で形成された電源側導電部27を設ける。これにより、基材24の連結部25側だけでなく先端部側にも、金属で形成された電源側導電部27の一部が位置することになるので基材24の機械的強度が保持できる。また、基材24をテストターミナル11に挿抜することによって基材24の先端部が摩耗することを抑制できる。
図7は本発明の第3実施形態に係る電圧回路試験プラグをテストターミナルに挿入して保護継電器の試験を行う際の説明図であり、図7(a)は電圧回路試験プラグ23に試験器31を接続し保護継電器16の試験を行っている場合の説明図、図7(b)は電圧回路試験プラグ23に試験器31を接続したまま電圧回路試験プラグ23をテストターミナル11から途中まで引き抜いた場合の説明図である。
保護継電器16の試験を行うにあたっては、図7(a)に示すように、まず、電圧回路試験プラグ23をテストターミナル11に挿入しスイッチ部17を開放し変成器回路14と保護継電器16とを切り離した状態とする。この状態で、電圧回路試験プラグ23に試験器31を接続し、試験器31から試験電圧を印加して保護継電器16の試験を行う。試験電圧の印加により矢印で示す回路(試験器31、装置プラグ端子28、基材24の装置側導電部26、装置側接点部19の第1接点部21、保護継電器16)が形成され保護継電器16の試験が行われる。つまり、第1実施形態と同様に試験回路が形成される。
また、本発明の第3実施形態の電源側導電部27は、第1実施形態の場合と同様に、基材24の連結部25の接触端子33に電気的に引き出されているので、本発明の第3実施形態における接触端子33は絶縁テープ30で養生する必要はない。
次に、電圧回路試験プラグ23に試験器31を接続したまま電圧回路試験プラグ23をテストターミナル11から途中まで引き抜いた状態では、図7(b)に示すように、電圧回路試験プラグ23の基材24が装置側接点部19及び電源側接点部20の第2接点部22に接触しなくなるのでスイッチ部17が閉じる。スイッチ部17が閉じると電源側導電部27は電源側接点部20の第1接点部21に接触するが、基材24の装置側導電部26は装置側接点部19の第1接点部21に接触しないので、従来の図14(b)の矢印で示す回路(変成器回路14、スイッチ部17、装置側接点部19の第1接点部21、基材24の装置側導電部26、装置プラグ端子28、試験器31)は形成されない。従って、電圧回路試験プラグ23に試験器31を接続したまま電圧回路試験プラグ23をテストターミナル11から引き抜いても問題はない。
本発明の第3実施形態によれば、第1実施形態の効果に加え、電源側導電部27は基材24がテストターミナル11に挿入されたとき電源側接点部20の第1接点部21及び第2接点部22に接触する電源側導電部27としたので、既存の電圧回路試験プラグの基材24を活用できる。電源側導電部27が第2接点部22に接触したとしても変成器回路14からの回路は形成されないので、主回路が充電状態中に試験器31を接続したまま挿抜を行っても短絡や感電を防止できる。
次に、本発明の第4実施形態を説明する。図8は、本発明の第4実施形態に係る電圧回路試験用プラグをテストターミナルに挿入した状態を示す構成図である。この第4実施形態は、図1に示した第1実施形態に対し、装置側導電部26として、図4に示した第2実施形態の装置側導電部26とし、電源側導電部27として、図6に示した第4実施形態の電源側導電部27としたものである。図1と同一要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。
図8において、装置側導電部26は、基材24がテストターミナル11に挿入されたとき装置側接点部19の第1接点部21及び第2接点部22に接触する導体部を分割して形成された2個の分割導体部37a、37bのうち装置側接点部19の第1接点部21にのみ接触する分割導体部37aとする。また、電源側導電部27は、基材24がテストターミナル11に挿入されたとき電源側接点部20の第1接点部21及び第2接点部22に接触する電源側導電部27とする。
図9は本発明の第4実施形態に係る電圧回路試験プラグをテストターミナルに挿入して保護継電器の試験を行う際の説明図であり、図9(a)は電圧回路試験プラグ23に試験器31を接続し保護継電器16の試験を行っている場合の説明図、図9(b)は電圧回路試験プラグ23に試験器31を接続したまま電圧回路試験プラグ23をテストターミナル11から途中まで引き抜いた場合の説明図である。
保護継電器16の試験を行うにあたっては、図9(a)に示すように、図5(a)に示した場合と同様に、変成器回路14と保護継電器16とを切り離した状態で、試験器31から試験電圧を印加して保護継電器16の試験を行う。試験電圧の印加により矢印で示す回路(試験器31、装置プラグ端子28、基材24の装置側導電部26、装置側接点部19の第1接点部21及び第2接点部22、保護継電器16)が形成され保護継電器16の試験が行われる。
次に、電圧回路試験プラグ23に試験器31を接続したまま電圧回路試験プラグ23をテストターミナル11から途中まで引き抜いた状態では、図9(b)に示すように、図7(b)に示した場合と同様に、電圧回路試験プラグ23の基材24が装置側接点部19及び電源側接点部20の第2接点部22に接触しなくなるのでスイッチ部17が閉じる。スイッチ部17が閉じると電源側導電部27は電源側接点部20の第1接点部21に接触するが、基材24の装置側導電部26は装置側接点部19の第1接点部21に接触しないので、従来の図14(b)の矢印で示す回路(変成器回路14、スイッチ部17、装置側接点部19の第1接点部21、基材24の装置側導電部26、装置プラグ端子28、試験器31)は形成されない。従って、電圧回路試験プラグ23に試験器31を接続したまま電圧回路試験プラグ23をテストターミナル11から引き抜いても問題はない。
本発明の第4実施形態によれば、第1実施形態乃至第3実施形態の効果に加え、既存の基材24の電源側導電部27はそのまま使用し、装置側導電部26は分割するだけで2個の分割導体部37a、37bを形成できるので、既存の電圧回路試験プラグの基材24を活用できる。分割する際には既存の装置側導電部26に切り込み入れるだけでよく、容易に本発明の第4実施形態の基材24を得ることができる。
以上の説明では、電圧回路試験プラグ23は三相の各相分に対応している3個の基材24を有したものを示したが、図10に示すように、三相の各相分の基材24に、接地極を引き出すための基材24を追加して設け、4個の基材24を有したものとすることもできる。図10は、図1に示した電圧回路試験用プラグに接地極を引き出すための基材24を追加し4個の基材24を有した電圧回路試験用プラグをテストターミナルに挿入した状態を示す構成図である。
図10において、変成器回路14の三相の各相が接続される電源側接続部12に加え、変成器回路14の接地極に接続される電源側接続部12Aを有する。また、保護継電器回路の保護継電器16の三相の各相が接続される装置側接続部15に加え、保護継電器回路の保護継電器16の接地極に接続される装置側接続部15Aを有する。
いま、図10に示す電圧回路試験プラグ23に試験器31を接続し、試験器31から試験電圧を印加して保護継電器16の試験を行う場合には、図11に示すように、追加した基材24の装置プラグ端子28には試験器31の接地端子を接続する。その他の装置プラグ端子28には三相の各相を接続する。これにより、試験電圧の印加により矢印で示す回路(試験器31、装置プラグ端子28、基材24の装置側導電部26、装置側接点部19の第1接点部21、保護継電器16、保護継電器16の接地極、装置側接続部15A、装置プラグ端子28、試験器31)が形成され保護継電器16の試験が行われる。
次に、電圧回路試験プラグ23に試験器31を接続したまま電圧回路試験プラグ23をテストターミナル11から途中まで引き抜いた状態では、図12に示すように、電圧回路試験プラグ23の基材24が装置側接点部19及び電源側接点部20の第2接点部22に接触しなくなるのでスイッチ部17が閉じる。スイッチ部17が閉じても基材24の装置側導電部26がターミナル接点部18における装置側接点部19の第1接点部21に接触しないので、変成器回路14、スイッチ部17、装置側接点部19の第1接点部21、基材24の装置側導電部26、装置プラグ端子28、試験器31の回路は形成されない。従って、電圧回路試験プラグ23に試験器31を接続したまま電圧回路試験プラグ23をテストターミナル11から引き抜いても問題はない。
図10乃至図12では、図1に示した電圧回路試験プラグ23に対し、接地極を引き出すための基材24を追加して設けた場合について説明したが、図4、図6、図8に示した電圧回路試験プラグ23に対しても同様に適用できる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11…テストターミナル
12…電源側接続部
13…ヒューズ
14…変成器回路
15…装置側接続部
16…保護継電器
17…スイッチ部
18…ターミナル接点部
19…装置側接点部
20…電源側接点部
21…第1接点部
22…第2接点部
23…電圧回路試験プラグ
24…基材
25…連結部
26…装置側導電部
27…電源側導電部
28…装置プラグ端子
29…電源プラグ端子
30…絶縁テープ
31…試験器
32…短絡片
33…接触端子
34…埋め込み穴
35…リード線
36…電極
37…分割導体部

Claims (4)

  1. 三相電圧回路の開閉や電気系統の切換えを行う際に、配電盤内部の保護継電器回路に接続され第1接点部及び第2接点部を有した装置側接点部と配電盤外部の変成器回路に接続され第1接点部及び第2接点部を有した電源側接点部とを備えたテストターミナルに挿入され、前記保護継電器回路と前記変成器回路とを切離す電圧回路試験プラグにおいて、
    前記テストターミナルの前記装置側接点部と前記電源側接点部との間に挿抜され前記三相の各相分が連結部で保持された基材と、
    前記基材に設けられ前記基材が前記テストターミナルに挿入されたとき前記装置側接点部の第1接点部にのみ接触し前記基材の装置プラグ端子に電気的に引き出された装置側導電部と、
    前記基材に設けられ前記基材が前記テストターミナルに挿入されたとき前記電源側接点部の第1接点部または第2接点部に接触し前記基材の前記連結部の接触端子に電気的に引き出された電源側導電部とを備えたことを特徴とする電圧回路試験用プラグ。
  2. 前記三相の各相分の基材に加え、接地極を引き出すための基材を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電圧回路試験プラグ。
  3. 前記電圧回路試験プラグの装置側導電部は、前記基材が前記テストターミナルに挿入されたとき前記装置側接点部の第1接点部にのみ接触する装置側導電部に代えて、前記基材が前記テストターミナルに挿入されたとき前記装置側接点部の第1接点部及び第2接点部に接触する導体部を分割して形成された2個の分割導体部のうち前記装置側接点部の第1接点部にのみ接触する分割導体部としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電圧回路試験用プラグ。
  4. 前記接触端子は、埋め込み型または開放型であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電圧回路試験用プラグ。
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