JP2016217578A - 収容庫冷却システム - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストの低減化を図ること。
【解決手段】可搬で収納室11が前面扉20により開閉可能であり、かつ蓄冷材22が設けられた収容庫1と、冷凍機を備えた冷却装置50とを備え、収容庫1を構成する導入カプラ3a及び導出カプラ3bと冷却装置50を構成する吸引カプラ3c及び供給カプラ3dとを互いに連結させることで収容庫1と冷却装置50とを接続する場合に、冷凍機から供給された冷媒により蓄冷材22を冷却し、収容庫1と冷却装置50とを離脱させた後も収納室11を蓄冷材22により保冷させるようにした収容庫冷却システムにおいて、導入カプラ3a及び導出カプラ3bは、収容庫1の本体キャビネット10の側面に該側面から突出する態様で設けられ、吸引カプラ3c及び供給カプラ3dは、冷却装置50の装置本体50aの側面に該側面から突出する態様で設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、収容庫冷却システムに関し、より詳細には、冷凍機を備えた冷却装置と、可搬で収納空間が開閉扉により開閉可能であり、かつ蓄冷材が設けられた収容庫とを備えた収容庫冷却システムに関するものである。
従来、収容庫冷却システムとして、収容庫及び冷却装置を備えたものが知られている。収容庫は、例えば生鮮食品等の輸送等に用いられるもので、収容庫本体、蓄冷材及び冷却器を備えている。
収容庫本体は、前面に開口が形成された直方状の断熱構造を有し、下部に配設されたキャスタにより移動可能なものである。この収容庫本体には、上記開口を開閉する断熱扉が設けられている。蓄冷材は、例えば平板状を成し、内部に蓄冷剤が収納されて構成されている。この蓄冷材は、収容庫本体の内部に配設されている。冷却器は、蓄冷材と熱的に接続した状態で配設されている。この冷却器には冷媒流路が設けられている。冷却装置は、圧縮機等の冷凍機を内蔵している。
上記収容庫冷却システムにおいては、収容庫を構成する第1連結部と冷却装置を構成する第2連結部とを互いに連結させることで収容庫と冷却装置とを冷媒の循環が可能な態様で接続させる場合、冷凍機から供給される冷媒を冷却器で蒸発させて蓄冷材を冷却することができる。そして、その後に冷却装置と収容庫との接続状態が解除されても蓄冷材に蓄えられた熱を利用して収容庫本体の内部空気を保冷することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−137158号公報
ところで、上述した収容庫冷却システムを構成する冷却装置では、上記第2連結部は、冷却装置の筐体に繰出可能に設けられた可撓性のホースの先端に取り付けられている。そのため、上記収容庫冷却システムでは、冷却装置の筐体よりホースを繰り出して第1連結部と第2連結部とを連結させて収容庫と冷却装置とを接続させている。
このように収容庫と冷却装置とのいずれかの一方の筐体にホースを取り付け、かかるホースの先端に連結部を設けるようにすると、該ホースの接続部分等からの水の浸入、あるいはホース等の内部に存在する空気が凝縮してしまうことによる水の浸入等を招来し、結果的に浸入した水を蒸発させるための装置等が必要となり、部品点数の増大に伴う製造コストの増大化の虞れがあった。
本発明は、上記実情に鑑みて、製造コストの低減化を図ることができる収容庫冷却システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る収容庫冷却システムは、可搬で収納空間が開閉扉により開閉可能であり、かつ蓄冷材が設けられた収容庫と、冷凍機を備えた冷却装置とを備え、前記収容庫を構成する第1連結部と前記冷却装置を構成する第2連結部とを互いに連結させることで前記収容庫と前記冷却装置とを接続する場合に、前記冷凍機から供給された冷媒により前記蓄冷材を冷却し、前記収容庫と前記冷却装置とを離脱させた後も前記収納空間を前記蓄冷材により保冷させるようにした収容庫冷却システムにおいて、前記第1連結部は、前記収容庫の筐体の側面に該側面から突出する態様で設けられ、前記第2連結部は、前記冷却装置の筐体の側面に該側面から突出する態様で設けられたことを特徴とする。
また本発明は、上記収容庫冷却システムにおいて、前記収容庫及び前記冷却装置の少なくとも一方に設けられ、かつ前記第1連結部と前記第2連結部との連結を案内するガイド機構を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、第1連結部が収容庫の筐体の側面に該側面から突出する態様で設けられ、第2連結部が冷却装置の筐体の側面に該側面から突出する態様で設けられているので、収容庫を冷却装置に近接させることにより、第1連結部と第2連結部とを連結させることができる一方、収容庫を冷却装置から離隔するよう移動させることにより、第1連結部を第2連結部から離脱させることができる。これにより、従来のように可撓性のホース等を用いる必要がない。そのため、ホースを用いることにより生じていた水の浸入を低減させることができ、これにより浸入した水を蒸発させるための装置等が不要となり、部品点数を削減して製造コストの低減化を図ることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態である収容庫冷却システムを模式的に示す説明図である。 図2は、図1に示した収容庫冷却システムの要部を示す斜視図である。 図3は、図1に示した収容庫冷却システムの要部を示す斜視図である。 図4は、図1に示した収容庫冷却システムにより形成される冷媒回路を示す説明図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る収容庫冷却システムの好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態である収容庫冷却システムを模式的に示す説明図である。ここで例示する収容庫冷却システムは、収容庫1と冷却装置50とを備えて構成されている。
収容庫1は、内部に収容された商品を所望の温度に冷却した状態に保持するためのもので、本体キャビネット10と、前面扉(開閉扉)20とを備えて構成されている。
本体キャビネット10は、前面に開口(以下、前面開口ともいう)10aが形成された直方体状の断熱筐体であり、内部に収納空間である収納室11が形成されている。また、本体キャビネット10の下部には、キャスタ12が配設されており、これにより本体キャビネット10は移動可能(可搬可能)なものである。
前面扉20は、本体キャビネット10の前面開口10aを覆うのに十分な大きさを有している。この前面扉20は、図示せぬヒンジ機構を介して本体キャビネット10に取り付けられており、開閉移動することで収納室11を開閉させるものである。また、前面扉20は、内部に断熱材が配設されることで断熱構造を有している。
このような構成を有する収容庫1は、上記構成の他、冷却器21、蓄冷材22及び膨張機構23を備えている。冷却器21は、冷媒を通過させるための冷媒通路が蛇行する態様で延在して形成されており、全体として平板状の形態を成している。
蓄冷材22は、例えばポリエチレン等の樹脂製のケース内に、水及びゲル化剤等の公知の蓄冷剤を封入して構成されたもので、平板状に形成されている。この蓄冷材22は、冷却器21に熱的に接続されているとともに、収納室11を形成する内壁面の裏面側に密着配置されている。尚、蓄冷材22は、収納室11の内部に配設されていても良い。
膨張機構23は、例えば温度膨張弁や電子膨張弁等により構成されるもので、入口側に接続された冷媒管路2aを通じて供給された冷媒を断熱膨張させて低温低圧の冷媒とするものである。かかる冷媒管路2aの端部には、第1連結部を構成する導入カプラ3aが接続されている。上記膨張機構23の出口側に接続された冷媒管路2bは、冷却器21の入口側に接続されている。この冷却器21の出口側に接続された冷媒管路2cの端部には、上記導入カプラ3aとともに第1連結部を構成する導出カプラ3bが接続されている。
これら導入カプラ3a及び導出カプラ3bは、次のようにして設けられている。収容庫1の本体キャビネット10における背方側側面(以下、背面ともいう)10bの所定高さレベルには第1取付部材30が設けられている。第1取付部材30は、例えば鋼板等を屈曲させて構成されたものである。
この第1取付部材30は、図2にも示すように、本体キャビネット10の背面10bに対向する第1取付基部31と、第1取付基部31の上端縁部より本体キャビネット10に近接するよう延在する第1上方水平部32と、第1上方水平部32の延在端部より上方に向けて延在する第1上延部33と、第1取付基部31の下端縁部より本体キャビネット10に近接するよう延在する第1下方水平部34と、第1下方水平部34の延在端部より下方に向けて延在する第1下延部35とを有している。
このような第1取付部材30は、第1上延部33及び第1下延部35に形成された貫通孔36を貫通する図示せぬビスが本体キャビネット10に螺合されることにより本体キャビネット10の背面10bの所定高さレベルに設けられている。
そして、導入カプラ3a及び導出カプラ3bは、互いに離隔した状態で左右に隣り合うよう第1取付基部31に形成された図示せぬ挿通孔を挿通して設けられている。つまり、導入カプラ3a及び導出カプラ3bは、第1取付基部31より外部に向けて、すなわち本体キャビネット10から離隔する方向に向けて突出する態様で設けられている。
また、このような第1取付部材30には、第1ガイド部40が設けられている。第1ガイド部40は、複数(図示の例では2つ)設けられており、導入カプラ3a及び導出カプラ3bを挟み込むように第1取付基部31に設けられている。第1ガイド部40は、第1ガイド支持部40aと、ガイド基部47と、ガイド突部48とを備えている。
第1ガイド支持部40aは、例えば鋼板等を屈曲させて構成されたものである。この第1ガイド支持部40aは、第1取付基部31に対向する第1支持基部41と、第1支持基部41の上端縁部より第1取付基部31に近接するよう延在する第1支持上方水平部42と、第1支持上方水平部42の延在端部より上方に向けて延在する第1支持上延部43と、第1支持基部41の下端縁部より第1取付基部31に近接するよう延在する第1支持下方水平部44と、第1支持下方水平部44の延在端部より下方に向けて延在する第1支持下延部45とを有している。
このような第1ガイド支持部40aは、第1支持上延部43及び第1支持下延部45に形成された図示せぬ貫通孔を貫通するビス46が第1取付基部31に螺合されることにより第1取付基部31に設けられている。そして、第1ガイド支持部40aにおける第1支持基部41の第1取付基部31から外部に向けての突出長さは、上記導入カプラ3a及び上記導出カプラ3bの第1取付基部31からの突出長さと同程度である。
ガイド基部47は、例えばプラスチック等の樹脂材から構成された直方状のものであり、第1支持基部41に取り付けられている。ガイド突部48は、ガイド基部47より第1取付基部31から離隔する方向に向けて突出するよう形成されている。
冷却装置50は、箱状の装置本体50aを備えている。装置本体50aの内部には、冷凍機を構成する圧縮機51及び放熱器52が配設されている。圧縮機51は、入口側に接続された冷媒管路2dを通じて冷媒を吸引して圧縮することにより高温高圧の冷媒にするものである。この圧縮機51の入口側に接続された冷媒管路2dの端部には、第2連結部を構成する吸引カプラ3cが接続されている一方、その途中にアキュムレータ53が配設されている。アキュムレータ53は、該冷媒管路2dを通過する冷媒が気液混合冷媒である場合に、液相冷媒を貯留して気相冷媒を通過させる気液分離手段である。
放熱器52は、入口側が冷媒管路2eを通じて圧縮機51の出口側に接続されており、圧縮機51で圧縮された冷媒を導入して周囲空気と熱交換させて放熱させるものである。そして、放熱器52は、放熱させた冷媒を該放熱器52の出口側に接続された冷媒管路2fを通じて送出するものである。この放熱器52の出口側に接続された冷媒管路2fは、その途中に出口バルブ54が配設されるとともに、その端部に上記吸引カプラ3cとともに第2連結部を構成する供給カプラ3dが接続されている。出口バルブ54は、図示せぬ制御部から与えられる指令により開閉する弁体であり、開成する場合には、該冷媒管路2fを冷媒が通過することを許容する一方、閉成する場合には、該冷媒管路2fを冷媒が通過することを規制するものである。
これら吸引カプラ3c及び供給カプラ3dは、次のようにして設けられている。冷却装置50の装置本体50aの側面において、上記第1取付部材30と同じ高さレベルに第2取付部材60が設けられている。第2取付部材60は、例えば鋼板等を屈曲させて構成されたものである。
この第2取付部材60は、図2にも示すように、装置本体50aの側面に対向する第2取付基部61と、第2取付基部61の上端縁部より装置本体50aに近接するよう延在する第2上方水平部62と、第2上方水平部62の延在端部より上方に向けて延在する第2上延部63と、第2取付基部61の下端縁部より装置本体50aに近接するよう延在する第2下方水平部64と、第2下方水平部64の延在端部より下方に向けて延在する第2下延部65とを有している。
このような第2取付部材60は、第2上延部63及び第2下延部65に形成された貫通孔66を貫通する図示せぬビスが装置本体50aに螺合されることにより装置本体50aの側面の所定高さレベルに設けられている。
そして、吸引カプラ3c及び供給カプラ3dは、互いに離隔した状態で左右に隣り合うよう第2取付基部61に形成された図示せぬ挿通孔を挿通して設けられている。つまり、吸引カプラ3c及び供給カプラ3dは、第2取付基部61より外部に向けて、すなわち装置本体50aから離隔する方向に向けて突出する態様で設けられている。ここで、吸引カプラ3cと供給カプラ3dとの離間距離は、導入カプラ3aと導出カプラ3bとの離間距離に等しく、しかも吸引カプラ3cと供給カプラ3dとの高さレベルは、導入カプラ3aと導出カプラ3bとの高さレベルに等しいものである。また、吸引カプラ3cは、導出カプラ3bと対向する場合に、供給カプラ3dが導入カプラ3aと対向するように設けられている。
また、このような第2取付部材60には、第1取付部材30と対向する場合において第1ガイド部40と対向する領域に第2ガイド部70が設けられている。第2ガイド部70は、複数(図示の例では2つ)設けられており、吸引カプラ3c及び供給カプラ3dを挟み込むように第2取付基部61に設けられている。第2ガイド部70は、第2ガイド支持部70aと、ガイド挿入部77とを備えている。
第2ガイド支持部70aは、例えば鋼板等を屈曲させて構成されたものである。この第2ガイド支持部70aは、第2取付基部61に対向する第2支持基部71と、第2支持基部71の上端縁部より第2取付基部61に近接するよう延在する第2支持上方水平部72と、第2支持上方水平部72の延在端部より上方に向けて延在する第2支持上延部73と、第2支持基部71の下端縁部より第2取付基部61に近接するよう延在する第2支持下方水平部74と、第2支持下方水平部74の延在端部より下方に向けて延在する第2支持下延部75とを有している。
このような第2ガイド支持部70aは、第2支持上延部73及び第2支持下延部75に形成された図示せぬ貫通孔を貫通するビス76が第2取付基部61に螺合されることにより第2取付基部61に設けられている。
ガイド挿入部77は、例えばプラスチック等の樹脂材から構成された直方状のものであり、第2支持基部71に取り付けられている。このガイド挿入部77は、第2支持基部71より第2取付基部61から離隔する方向に向けて突出するよう形成されており、上記ガイド突部48の進入を許容するガイド凹部78を有している。
尚、吸引カプラ3c及び供給カプラ3dは、ガイド挿入部77よりも外部に向けて、すなわち装置本体50aから離隔する方向に向けて突出している。
このような構成の収容庫1と冷却装置50とは、第1ガイド部40と第2ガイド部70とを対向させ、かつ導入カプラ3aを供給カプラ3dに対向させるとともに導出カプラ3bと吸引カプラ3cとを対向させる。
そして、収容庫1を冷却装置50に対して近接させると、図3に示すように、第1ガイド部40のガイド突部48が第2ガイド部70におけるガイド挿入部77のガイド凹部78に進入して第1ガイド部40と第2ガイド部70とが係合することにより、導入カプラ3aと供給カプラ3dとを連結するとともに、導出カプラ3bと吸引カプラ3cとを連結させることができる。つまり、第1ガイド部40と第2ガイド部70とは、収容庫1が冷却装置50に近接して互いに係合することにより、導入カプラ3aと供給カプラ3dとの連結を案内するとともに、導出カプラ3bと吸引カプラ3cとの連結を案内する。
このように導入カプラ3aと供給カプラ3dとを連結させるとともに、導出カプラ3bと吸引カプラ3cとを連結させることにより、図4に示すように、収容庫冷却システムは冷媒が循環する冷媒回路を形成する。
このように冷媒回路を形成した収容庫冷却システムでは、出口バルブ54が開成させられて圧縮機51が駆動することで蓄冷材22の冷却運転が開始される。この蓄冷材22の冷却運転について説明する。
圧縮機51で圧縮された冷媒(高温高圧冷媒)は、冷媒管路2fを通じて放熱器52に至り、該放熱器52で周囲空気と熱交換することにより凝縮して放熱する。放熱器52で放熱した冷媒は、冷媒管路2fを通過して膨張機構23に至り、該膨張機構23にて断熱膨張する。膨張機構23で断熱膨張した冷媒は、冷媒管路2fを通過した後に冷却器21の冷媒通路を通過する。冷却器21を通過する冷媒は、熱的に接続する蓄冷材22と熱交換して蒸発することにより蓄冷材22を冷却する。冷却器21を通過した冷媒は、冷媒管路2fを通過し、アキュムレータ53で気液分離されて圧縮機51に吸引され、再び圧縮されて冷媒回路を循環することとなる。このようにして冷媒回路を循環することにより、蓄冷材22は冷却されていき徐々に凍結する。
そして、蓄冷材22を所望の状態にまで冷却した後、収容庫冷却システムは、収容庫1を冷却装置50から離れるように移動させることにより、導入カプラ3aと供給カプラ3dとが切り離されるとともに導出カプラ3bと吸引カプラ3cとが切り離され、これにより収容庫1は冷却装置50から離脱する。尚、ガイド突部48もガイド凹部78(ガイド挿入部77)から離脱する。
このような収容庫冷却システムでは、収容庫1が冷却装置50から離脱しても収容庫1の収納室11の内部空気は蓄冷材22により保冷されることから、該収納室11の内部に所定の商品を収納することで、かかる商品を所望の温度状態に冷却しながら収容庫1を運搬することができる。
以上説明したように本実施の形態である収容庫冷却システムによれば、導入カプラ3a及び導出カプラ3bが第1取付部材30を介して本体キャビネット10の背面10b等の側面に該側面から突出する態様で設けられ、吸引カプラ3c及び供給カプラ3dが第2取付部材60を介して装置本体50aの側面に該側面から突出する態様で設けられているので、収容庫1を冷却装置50に近接させることにより、導入カプラ3aと供給カプラ3dとを連結させるとともに導出カプラ3bと吸引カプラ3cとを連結させることができる一方、収容庫1を冷却装置50から離隔するよう移動させることにより、導入カプラ3aを供給カプラ3dから離脱させるとともに導出カプラ3bを吸引カプラ3cから離脱させることができる。これにより、従来のように可撓性のホース等を用いる必要がない。そのため、ホースを用いることにより生じていた水の浸入を低減させることができ、これにより浸入した水を蒸発させるための装置等が不要となり、部品点数を削減して製造コストの低減化を図ることができる。
特にホースを用いないので、ホースが所定の位置に保持されずに床等に置かれることで生じていたカプラの破損等を防止することができる。
上記収容庫冷却システムによれば、第1取付部材30を介して本体キャビネット10の背面10b等の側面に該側面から突出する態様で設けられた第1ガイド部40と、第2取付部材60を介して装置本体50aの側面に該側面から突出する態様で設けられた第2ガイド部70とが、収容庫1が冷却装置50に近接する場合に、第1ガイド部40のガイド突部48が第2ガイド部70におけるガイド挿入部77のガイド凹部78に進入して第1ガイド部40と第2ガイド部70とが係合することにより、導入カプラ3aと供給カプラ3dとの連結を案内するとともに、導出カプラ3bと吸引カプラ3cとの連結を案内するので、収容庫1と冷却装置50との接続作業を安定したもののとしつつ、容易なものとすることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
上述した実施の形態では、第1ガイド部40と第2ガイド部70とが第1連結部と第2連結部との連結を案内するガイド機構を構成していたが、本発明においては、ガイド機構は、収容庫と冷却装置との両方に設けられている必要はなく、いずれか一方に設けられているだけでもよく、またその形態は特に限定されるものではない。
1 収容庫
3a 導入カプラ
3b 導出カプラ
3c 吸引カプラ
3d 供給カプラ
10 本体キャビネット
11 収納室
12 キャスタ
20 前面扉(開閉扉)
21 冷却器
22 蓄冷材
23 膨張機構
30 第1取付部材
40 第1ガイド部
50 冷却装置
51 圧縮機
52 放熱器
60 第2取付部材
70 第2ガイド部

Claims (3)

  1. 可搬で収納空間が開閉扉により開閉可能であり、かつ蓄冷材が設けられた収容庫と、
    冷凍機を備えた冷却装置と
    を備え、
    前記収容庫を構成する第1連結部と前記冷却装置を構成する第2連結部とを互いに連結させることで前記収容庫と前記冷却装置とを接続する場合に、前記冷凍機から供給された冷媒により前記蓄冷材を冷却し、前記収容庫と前記冷却装置とを離脱させた後も前記収納空間を前記蓄冷材により保冷させるようにした収容庫冷却システムにおいて、
    前記第1連結部は、前記収容庫の筐体の側面に該側面から突出する態様で設けられ、
    前記第2連結部は、前記冷却装置の筐体の側面に該側面から突出する態様で設けられたことを特徴とする収容庫冷却システム。
  2. 前記収容庫及び前記冷却装置の少なくとも一方に設けられ、かつ前記第1連結部と前記第2連結部との連結を案内するガイド機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載の収容庫冷却システム。
  3. 前記ガイド機構は、
    前記第1連結部が設けられた前記収容庫の筐体の側面に該側面から突出する態様で設けられた第1ガイド部と、
    前記第2連結部が設けられた前記冷却装置の筐体の側面に該側面から突出する態様で設けられた第2ガイド部と
    を備え、
    前記第1ガイド部と前記第2ガイド部とが互いに係合することにより前記第1連結部と前記第2連結部との連結を案内することを特徴とする請求項2に記載の収容庫冷却システム。
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