JP2016217491A - ヒンジ装置及びヒンジ装置を備える電子機器 - Google Patents

ヒンジ装置及びヒンジ装置を備える電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】ヒンジ装置で連結された本体装置と表示装置を備える電子機器が開閉動作を行っても本体装置と表示装置を接続するケーブル寿命を延ばせるヒンジ装置を提供する。
【解決手段】本体装置110の電気回路と表示装置12の電気回路が複数のケーブル5で接続されると共に、表示装置12が本体装置11に対して開閉できるヒンジ装置2Aであって、本体装置11に取り付ける第1の取付部材21と、表示装置12に取り付ける第2の取付部材22、及び第1の取付部材に対して前記第2の取付部材を回転させるヒンジ軸20とを備え、ヒンジ軸20には、ヒンジ軸20の外周部を通過する複数のケーブル5が重ならないような溝31が設けられているヒンジ装置。
【選択図】図5

Description

本出願はヒンジ装置及びヒンジ装置を備える電子機器に関する。
従来、パーソナルコンピュータとして、図1に示すようなノート型のパーソナルコンピュータ(以後ノートパソコンと記す)10が知られている。ノートパソコン10は、キーボード1を備えた本体装置11に対して、LCD(液晶表示器)4を備えた表示装置12がヒンジ装置2によって連結されたものである。ヒンジ装置2によって表示装置12は本体装置11に対して開閉自在になっており、ノートパソコン10を使用しない時は、ヒンジ装置2によって本体装置11に対して表示装置12が折り畳めるようになっている。ヒンジ装置2によって、表示装置12は本体装置11に対して所定の角度で開いた状態(チルト状態)で止めることができる。表示装置12を本体装置11に対してチルト状態で停止させるヒンジ装置2の先行技術については、例えば特許文献1に開示がある。
ノートパソコン10の本体装置11から表示装置12を外す時には、図2(a)に示すように、表示装置12にヒンジ装置2が取り付けられた状態で本体装置11から取り外される。このとき、図2(b)に示すように、ヒンジ装置2はヒンジカバー24が取り付けられたまま、本体装置11から取り外される。
図1に示したノートパソコン10の本体装置11と表示装置12とを連結するヒンジ装置2は図2(c)に示すような構造をしており、本体装置側取付部材21と表示装置側取付部材22がヒンジ軸20で連結されている。ヒンジ軸20は一端が本体装置側取付部材21に固定されており、他端は表示装置側取付部材22に設けられているヒンジ軸保持筒23内に回動可能に収容されている。ヒンジ軸保持筒23内にはヒンジ軸20を所定角度で保持する機構が設けられているが、本願とは直接関係がないので、この機構の説明は省略する。
通常、ヒンジ軸20の他端はヒンジ軸保持筒23内に収容されたままであり、ヒンジ軸保持筒23から抜くことは行われず、ヒンジ装置2は本体装置側取付部材21と表示装置側取付部材22がヒンジ軸20で連結された状態の1つの部品になっている。本体装置側取付部材21には取付孔25があり、本体装置側取付部材21は図示しないネジで本体装置11に固定される。同様に表示装置側取付部材22にも取付孔26があり、図示しないネジで表示装置12に固定される。また、図3(a)は図1(a)に示したノートパソコン10のヒンジ装置2が組み込まれた表示装置12の部分を部分的に拡大したものである。表示装置12の電気回路に接続されたケーブル5は、ヒンジ軸20とヒンジカバー24の間のスペースSを通って、図示されない本体装置の電気回路に連絡される。図3(c)はヒンジカバー24の構造を示している。
特開平10−280781号公報
ところが、図3(a)のようにヒンジ軸20とヒンジカバー24との間にあるスペースSに複数のケーブル5(ケーブル5A、5B、5C)が通されると、スペースSは狭いので、ケーブル5が密集して重なり易い。そして、複数のケーブル5が重なると、ケーブル5がヒンジ軸20やヒンジカバー24と接触して断線する虞がある。これを図3(b)を用いて説明する。
図3(b)は図3(a)に示したヒンジ装置2が組み込まれた表示装置12の、ヒンジ装置2が設けられた部分の断面を示すものである。本体装置11の電気回路と表示装置12の電気回路とを結ぶケーブル5は複数本あり、細いヒンジ軸20の周囲を通っている。このため、ケーブル5が密集し、重なった内側のケーブル5Aが表示装置12の開閉時の摺動でヒンジ軸20に押さえ付けられて断線し易い。また、外側のケーブル5Cは蓋となるヒンジカバー24と接触し、擦れることで断線に至るものが多かった。これに対して、ケーブル5を挿通するためのスペースSを広く確保するために、ヒンジ軸20を細くすると、ヒンジ軸20の強度が不足し、表示装置12がグラグラして安定しなくなる。
1つの側面では、本出願は、ヒンジ装置で連結された第1と第2の装置を備える電子機器が開閉されても、第1と第2の装置とを接続するケーブルが筐体やヒンジ軸に接触せず、ケーブル寿命を延ばすことが可能なヒンジ装置を提供することを目的とする。また、ケーブル寿命を延ばすことが可能なヒンジ装置を備える電子機器を提供することを目的とする。
1つの形態によれば、第1の装置の電気回路と第2の装置の電気回路が複数のケーブルで接続されると共に、第2の装置が第1の装置に対して開閉できるヒンジ装置であって、第1の装置に取り付ける第1の取付部材と、第2の装置に取り付ける第2の取付部材、及び第1の取付部材に対して第2の取付部材を回転させるヒンジ軸とを備え、ヒンジ軸には、ヒンジ軸の外周部に配線される複数のケーブルが重ならないようにする分離構造が設けられているヒンジ装置が提供される。
他の形態によれば、第1の装置の電気回路と第2の装置の電気回路が複数のケーブルで接続されると共に、第2の装置が第1の装置に対してヒンジ装置によって開閉できる電子機器であって、ヒンジ装置が、第1の装置に取り付ける第1の取付部材と、第2の装置に取り付ける第2の取付部材、及び第1の取付部材に対して第2の取付部材を回転させるヒンジ軸とを備え、ヒンジ軸には、ヒンジ軸の外周部に配線する複数のケーブルが重ならないようにする分離構造が設けられているヒンジ装置を備える電子機器が提供される。
開示のヒンジ装置及びヒンジ装置を備える電子機器には、ヒンジ装置で連結された第1と第2の装置を備える電子機器が開閉されても、第1と第2の装置とを接続するケーブルの摩耗が防止され、ケーブル寿命を延ばすことが可能になるという効果がある。
関連技術のノートパソコンの斜視図である。 (a)は図1に示したノートパソコンの本体装置から表示装置を取り外した状態を示す分解斜視図、(b)は(a)に示すX部分の拡大図、(c)は(b)に示したヒンジ装置を表示装置から取り外して示す斜視図である。 (a)は図1(a)に示したノートパソコンのヒンジ装置が組み込まれた部分の拡大斜視図、(b)は(a)に示したヒンジ装置が組み込まれた部分の側断面図、(c)は(b)に示したヒンジカバーの拡大斜視図である。 (a)は開示のヒンジ装置の第1の実施例を示す斜視図、(b)は(a)に示したヒンジ装置にケーブルが挿通された状態とヒンジ装置に取り付けられるヒンジカバーを示す斜視図である。 (a)、(b)は開示のヒンジ装置のヒンジ軸の加工前の状態を示す平面図及び裏面図、(c)、(d)は(a)、(b)に示したヒンジ装置のヒンジ軸の加工後の状態を示す平面図及び裏面図である。 開示のヒンジ装置がノートパソコンに組み込まれた状態を示す平面図及び部分拡大平面図である。 (a)は開示のヒンジ装置とヒンジカバーとの位置関係を示す部分拡大平面図、(b)は(a)のD−D線における概略断面図である。 (a)は開示のヒンジ装置の第2の実施例の斜視図、(b)は開示のヒンジ装置の更に第3の実施例の斜視図である。
以下、添付図面を用いて本出願の実施の形態を、図4から図8に示す具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。なお、図4から図8に開示するノートパソコン10A及びヒンジ装置2Aにおいて、図1に示した関連技術のノートパソコン10及び図2(c)に示した関連技術のヒンジ装置2と同じ構成部材については、同じ符号を付して説明する。
図4(a)は、開示のヒンジ装置2Aの第1の実施例を示す斜視図である。ヒンジ装置2Aは、図2(c)に示した関連技術のヒンジ装置2と同様に、ヒンジ軸20、本体装置側取付部材21、及び表示装置側取付部材22を備える。本体装置側取付部材21には取付孔25があり、取付孔25に挿通される図示しないネジで本体装置11に固定される。同様に表示装置側取付部材22にも取付孔26があり、取付孔26に挿通される図示しないネジで表示装置12に固定される。なお、本体装置側取付部材21を表示装置12に固定し、表示装置側取付部材22を本体装置11に固定する使い方も可能である。
本体装置側取付部材21と表示装置側取付部材22はヒンジ軸20で連結されており、ヒンジ装置2Aは、本体装置側取付部材21と表示装置側取付部材22がヒンジ軸20で連結された状態の1つの部品になっている。ヒンジ軸20は一端が本体装置側取付部材21に固定されており、他端は表示装置側取付部材22に設けられているヒンジ軸保持筒23内に回動自在に収容されている。通常、ヒンジ軸20の他端はヒンジ軸保持筒23内に収容されたままである。ヒンジ軸保持筒23内にはヒンジ軸20を所定角度で保持する機構が設けられている点も同様である。
開示のヒンジ装置2Aが関連技術のヒンジ装置2と異なる点は、ヒンジ軸20の構造である。ヒンジ装置2では、ヒンジ軸20は円柱状であり、ヒンジ軸20の外側に取り付けられるヒンジカバー24との間にスペースSがあり、スペースS内に本体装置と表示装置との間で信号をやりとりするケーブル5が配線されている。一方、ヒンジ装置2Aでは、ヒンジ軸20の外周部に螺旋状の溝31が設けられている。溝31は、ヒンジ軸20の外周面に突設された連続壁35によって形成されている。本実施例では、溝31は連続壁35によって連続している。溝31は、例えば、図5に示す方法によってヒンジ軸20に形成することができる。
図5(a)、(b)は開示のヒンジ装置2Aの、ヒンジ軸20の加工前の状態を示す平面図及び裏面図である。図5(a)、(b)には、ヒンジ軸20の他端がヒンジ軸保持筒23から取り出された状態が示されている。ヒンジ軸20に螺旋状の溝31を形成する部分は、ヒンジ軸保持筒23の内部に挿入される部分のヒンジ軸20より直径が大きい大径部20Lとなっている。
大径部20Lはレーザ加工や放電加工等の切削加工によって螺旋状に削られ、図5(c)、(d)に示すように、大径部20Lの部分に溝31と、溝31の両側に位置する連続壁35が形成される。切削加工によって大径部20Lは、ヒンジ軸保持筒23内に収容されるヒンジ軸20と同じ直径迄削ることができるが、これよりも直径を大きくすることができる。即ち、溝31の深さは、最大でヒンジ軸保持筒23内に収容されるヒンジ軸20の直径と同じになるまで削ることができるが、ケーブル5の直径程度の深さに留めれば、ヒンジ軸20の強度を高めることができる。なお、溝31の幅は、本体装置と表示装置との間で信号をやり取りするケーブル5が挿入できる幅であれば良い。
以上のようにして形成された図4(a)に示すヒンジ装置2Aには、図4(b)に示すように、本体装置と表示装置との間で信号をやり取りケーブル5が、溝31に沿って配線される。ケーブル5が配線されるのは、螺旋状の溝31の一部分である。したがって、図4(a)に示すヒンジ装置2Aには、隣接する溝31に3本のケーブル5A,5B,5Cを配線することが出来る。ヒンジ装置2Aの3本のケーブル5A,5B,5Cが配線された部分の外側にはヒンジカバー24が取り付けられる。
図6は、本体装置11と表示装置12を備えるノートパソコン10Aに、第1の実施例のヒンジ装置2Aが組み込まれた状態を示すものである。ヒンジ装置2Aの溝31には3本のケーブル5A、5B、5Cが配線されており、表示装置12のヒンジ装置2Aが取り付けられる部分に設けられた開口12Aには、ヒンジ装置2Aを隠すヒンジカバー24が取り付けられる。溝31が螺旋状になっているので、ケーブル5A、5B、5Cを溝31内に配線する際に、ケーブルの曲げストレスが低減でき、ケーブル5の断線を防止することができる。また、複数のケーブル5を分離して配線する溝31の深さをケーブル5の直径程度にすることにより、ヒンジ軸20の直径を増加させて断面積を増やすことができ、ヒンジ軸20の強度を向上させてヒンジ装置2Aで開閉される表示装置12のグラつきを改善できる。
図7(a)は、図6に示した表示装置12の開口12Aにヒンジカバー24が取り付けられた状態を、ヒンジカバー24の部分だけ平面視したものである。ヒンジカバー24の内側には、ヒンジ装置2Aの溝31と連続壁35があり、溝31には3本のケーブル5A、5B、5Cが配線されている。図7(b)は図7(a)のD−D線における断面を示しているが、説明を分かり易くするために、断面形状は正確ではない。
図7(b)に示すように、本体装置11の電気回路と表示装置12の電気回路とを結ぶ複数のケーブル5、例えば、図7(a)に示す3本のケーブル5A、5B、5Cは、連続壁35で仕切られたヒンジ装置2Aの溝31にそれぞれ挿入されている。このため、隣接するケーブル同士は連続壁35で分離されて接触しないので、3本のケーブル5A、5B、5Cは重なることがない。また、3本のケーブル5A、5B、5Cはそれぞれ溝31の中に配線されており、連続壁35の高さ以内に収まっているので、ヒンジ装置2Aが回転してもヒンジ軸20にもヒンジカバー24にも接触する虞もない。
即ち、ヒンジ装置2Aが開閉動作を行っても、各溝31内に配線された3本のケーブル5A、5B、5Cは、ヒンジ軸20に押さえ付けられることも、ヒンジカバー24と接触することもない。この結果、ヒンジ装置2Aを経由して本体装置と表示装置を接続するケーブル5が、ヒンジ装置2Aの開閉動作時にヒンジ軸20やヒンジカバー24と接触せず、摩耗による断線が防止される。また、ヒンジ装置2Aのヒンジ軸20の直径は関連技術のヒンジ装置2におけるヒンジ軸20と同等以上の直径を備えているので、ヒンジ軸20の強度は十分であり、表示装置12がグラグラして安定しなくなることもない。
以上説明した実施例では、ヒンジ装置2Aのヒンジ軸20に、螺旋状に連続する連続壁35によって螺旋状の溝31を設け、各溝31に複数のケーブル5をそれぞれ配線することにより、ヒンジ装置2Aの開閉動作時のケーブル同士の重なりを防止している。一方、ヒンジ装置2Aの開閉動作時にケーブル同士の重なりを防止する構造は、溝31を設ける構造でなくても実現可能である。
図8(a)は、開示のヒンジ装置2Aの第2の実施例のヒンジ装置2Bの構造を示すものである。第2の実施例のヒンジ装置2Bが第1の実施例のヒンジ装置2Aと相違するのは、ヒンジ装置2Aではヒンジ軸20に、連続壁35によってワイヤを収容する溝31が設けられていたのに対して、連続壁35の代わりに複数の部分壁32が設けられている点である。部分壁32は、連続壁35と同様に、ヒンジ軸20の外周面に螺旋状に点在して並んでいる。
ヒンジ装置2Bでは、部分壁32によってヒンジ軸20の外周面に、螺旋状の通路36が形成される。通路36の幅はケーブルの直径以上であり、部分壁32の高さもケーブルの直径以上である。よって、この通路36にヒンジ装置2Bのヒンジ軸20の部分を通過する複数のケーブルを1本ずつ配線すれば、ケーブル同士が分離され、ヒンジ装置2Bの開閉動作時に重なることがない。このように、第2の実施例のヒンジ装置2Bは第1の実施例のヒンジ装置2Aと同様の効果がある。
図8(b)は、開示のヒンジ装置2Aの第3の実施例のヒンジ装置2Cの構造を示すものである。第3の実施例のヒンジ装置2Cが第1のヒンジ装置2Aと相違するのは、ヒンジ装置2Aではヒンジ軸20に、連続壁35によってワイヤを収容する溝31が設けられていたのに対して、連続壁35の代わりに複数の円柱33が設けられている点である。円柱33は、連続壁35と同様に、ヒンジ軸20の外周面に螺旋状に点在して並んでいる。
ヒンジ装置2Cでは、複数の円柱33によってヒンジ軸20の外周面に、螺旋状の通路37が形成される。通路37の幅はケーブルの直径以上であり、円柱33の高さもケーブルの直径以上である。よって、この通路37にヒンジ装置2Cのヒンジ軸20の部分を通過する複数のケーブルを1本ずつ配線すれば、ケーブル同士が分離され、ヒンジ装置2Cの開閉動作時に重なることがない。このように、第3の実施例のヒンジ装置2Cは第1の実施例のヒンジ装置2Aと同様の効果がある。
以上、本出願を特にその好ましい実施の形態を参照して詳細に説明した。本出願の容易な理解のために、本出願の具体的な形態を以下に付記する。
(付記1) 第1の装置の電気回路と第2の装置の電気回路が複数のケーブルで接続されると共に、前記第2の装置が前記第1の装置に対して開閉できるヒンジ装置であって、
前記第1の装置に取り付ける第1の取付部材と、
前記第2の装置に取り付ける第2の取付部材、及び
前記第1の取付部材に対して前記第2の取付部材を回転させるヒンジ軸とを備え、
前記ヒンジ軸には、前記ヒンジ軸の外周部に配線される前記複数のケーブルが重ならないようにする分離構造が設けられているヒンジ装置。
(付記2) 前記分離構造が、前記ヒンジ軸に形成された螺旋状の複数条の溝である付記1に記載のヒンジ装置。
(付記3) 前記複数条の溝の深さが、前記複数のケーブルの各個の直径以上である付記2に記載のヒンジ装置。
(付記4) 前記分離構造が、前記ヒンジ軸の外周面に螺旋状に並んで突設された複数条の部分壁である付記1に記載のヒンジ装置。
(付記5) 前記複数条の部分壁の高さ及び螺旋状に隣り合う部分壁との距離が共に前記複数のケーブルの各個の直径以上である付記4に記載のヒンジ装置。
(付記6) 前記分離構造が、前記ヒンジ軸の外周面に螺旋状に並んで突設された複数の円柱を備える円柱列である付記1に記載のヒンジ装置。
(付記7) 複数条の前記円柱列の各円柱の高さ及び螺旋状に隣り合う前記円柱列との距離が共に前記複数のケーブルの各個の直径以上である付記4に記載のヒンジ装置。
(付記8) 前記第1の装置がキーボードを備えた本体装置であり、前記第2の装置が表示装置である付記1から7の何れかに記載のヒンジ装置。
(付記9) 第1の装置の電気回路と第2の装置の電気回路が複数のケーブルで接続されると共に、前記第2の装置が前記第1の装置に対してヒンジ装置によって開閉できる電子機器であって、前記ヒンジ装置が、
前記第1の装置に取り付ける第1の取付部材と、
前記第2の装置に取り付ける第2の取付部材、及び
前記第1の取付部材に対して前記第2の取付部材を回転させるヒンジ軸とを備え、
前記ヒンジ軸には、前記ヒンジ軸の外周部に配線する前記複数のケーブルが重ならないようにする分離構造が設けられているヒンジ装置を備える電子機器。
2,2A ヒンジ装置
5 ケーブル
10 ノートパソコン
11 本体装置
12 表示装置
20 ヒンジ軸
21 本体装置側取付部材
22 表示装置側取付部材
24 ヒンジカバー
30 分離構造
31 溝
32 部分壁
33 円柱
33A 円柱列
S スペース

Claims (5)

  1. 第1の装置の電気回路と第2の装置の電気回路が複数のケーブルで接続されると共に、前記第2の装置が前記第1の装置に対して開閉できるヒンジ装置であって、
    前記第1の装置に取り付ける第1の取付部材と、
    前記第2の装置に取り付ける第2の取付部材、及び
    前記第1の取付部材に対して前記第2の取付部材を回転させるヒンジ軸とを備え、
    前記ヒンジ軸には、前記ヒンジ軸の外周部を通過する前記複数のケーブルが重ならないように分離構造が設けられているヒンジ装置。
  2. 前記分離構造が、前記ヒンジ軸に形成された螺旋状の複数条の溝である請求項1に記載のヒンジ装置。
  3. 前記分離構造が、前記ヒンジ軸の外周面に螺旋状に並んで突設された複数条の部分壁である請求項1に記載のヒンジ装置。
  4. 前記分離構造が、前記ヒンジ軸の外周面に螺旋状に並んで突設された複数の円柱を備える円柱列である請求項1に記載のヒンジ装置。
  5. 第1の装置の電気回路と第2の装置の電気回路が複数のケーブルで接続されると共に、前記第2の装置が前記第1の装置に対してヒンジ装置によって開閉できる電子機器であって、前記ヒンジ装置が、
    前記第1の装置に取り付ける第1の取付部材と、
    前記第2の装置に取り付ける第2の取付部材、及び
    前記第1の取付部材に対して前記第2の取付部材を回転させるヒンジ軸とを備え、
    前記ヒンジ軸には、前記ヒンジ軸の外周部を通過する前記複数のケーブルが重ならないように分離構造が設けられているヒンジ装置を備える電子機器。
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