JP2016216070A - 収納ケース - Google Patents
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Abstract
【解決手段】接続具6は上側係合部6aが並接する上部筐体係合部7a(5a)、7a′(5a′)に係合し、下側係合部6bが並接する下部筐体係合部7b(5a)、7b′(5a′)に係合し、中間の膨出部6cが並接する上部筐体2A、2A′の底板2d、2d′と並接する下部筐体2B、2B′の天板2c、2c′とを跨ぐように上下及び左右の筐体2A、2B、2A′、2B′を接続、連結していることを特徴とする収納ケースである。
【選択図】図8
Description
このような状況に対応するため、新しい資料を保管するために入手した新しい収納ケースを既設の収納ケースに連結できる収納ケースが市販されている。この収納ケースは前後方向に延びるアリツギ(蟻継)状の溝と凸条が上下左右の四面に設けられ、この溝と凸状に沿って新設の収納ケースを既設の収納ケースのいずれかの面でスライドさせることにより、新設の収納ケースを既設の収納ケースに連結することができる。
例えば、特許文献1では、開口部及びこれに対向する面に枠体が設けられた収納ボックスを縦方向又は横方向に並べ、隣接する収納ボックスの枠体を跨るように連結具を装着する連結構造が示されている。
また、特許文献2では、矩形ボックスの開口周面に切欠き凹部を設け、その切欠き凹部の底部に孔を二つ穿設して、底部の孔に挿入される脚部を有するブロック体で切欠き凹部を閉塞するように構成された収納ボックスが開示されている。そして、収納ボックスを連結する方法として、切欠き凹部同士が近接するように収納ボックスを配置し、ブロック体を一旦外してから、当該ブロックの脚部を近接する切欠き凹部の孔に跨って挿入する方法が示されている。
さらに、特許文献3では、アリツギ状の溝部が穿設された容器が開示され、この容器を複数隣接させることにより前記凹部を対合させて連結係合部を形成させ、この連結係合部にアリツギ状の凸部を背中合わせに二つ接合した形状の連結部材を挿入することにより、容器を連結する方法が示されている。
なお、もっと多くの引き出しユニットを結合させることも可能ではあるが、引き出しユニットを積み重ねすぎて筐体が大きくなりすぎると持ち運び等の作業性が悪化し、さらには一度結合させ積み立てた引き出しユニット、天板、及び底板を分離させるのは事実上不可能な構造となっているため、上記のとおり、引き出しユニットの上限は一般に6個程度とされている。。
そこで、更に多くの資料等を収納するには6段以下の筐体を2個以上積み重ねて使用することになるが、積み重ねられた筐体は天板の膨出部と底板の脚部の係合だけで支持されているため、大きな揺れに対する耐性は不十分で、地震等の際には積み重ねた収納ケースが落下したり崩落し極めて危険である。
また、この接続具によれば、第2の特徴で示すように、上下に積み重ねられるとともに左右にも並接された筐体を一挙に接続、連結することが可能であり、極めて効率的に耐震化を図ることができる。
また、この接続具は、収納ケースの背後に壁等があるため後側で接続作業ができないような場合においても、前側から接続することができるので好都合である。
尚、上下の積み重ね、左右の並接の例として、それぞれ2個の場合を示したが、これに限られず3個以上でもよいことは云うまでもない。
筐体2は側壁2aと、後壁2bと、天板2cと、底板2dとからなり、上部筐体2Aの側壁2aの前面には接続具6と係合する上部筐体係合部(L字状の切れ込み)5aが設けられ、
下部筐体2Bの側壁2aの前面には接続具6と係合する下部筐体係合部(L字状の切れ込み)5aが設けられ、
接続具6には、上部筐体2Aと接続するための上側係合部6a及び下部筐体2Bと接続するための下側係合部6bが設けられ、上側係合部6aと下側係合部6bとの中間には膨出部6cが設けられ、
接続具6は上側係合部6cが上部筐体係合部7a(5a)に係合し、下側係合部6bが下部筐体係合部7b(5a)に係合し、中間の膨出部6cが上部筐体2Aの底板2dと下部筐体2Bの天板2cとを跨ぐように上下筐体2A、2Bを接続していることを特徴とする。
本発明において、L字状切れ込み5aは、上部筐体2Aでは上部筐体係合部7aとして機能し、下部筐体2Bでは下部筐体係合部7bとして機能する。
上部筐体係合部7a及び下部筐体係合部7bは、いずれも水平状の開口部5a1と直角状の折れ部5a2と垂直状の最深部5a3とからなるL字状の切れ込み5aからなり、図6、図7に示すように、接続具6の上側係合部6aを上部筐体2Aの上部筐体係合部7a(5a)の水平状の開口部5a1から導入し、また下側係合部6bも下部筐体係合部7b(5a)の水平状の開口部5a1から導入し、次いで、折れ部5a2を経て最深部5a3に導入することにより、上下筐体2A、2Bが接続される。
この際、接続具6は中間の膨出部6cが上部筐体2Aの底板2dと下部筐体の天板2cとを跨ぐように接続するので、上部筐体2Aの底板2d及び下部筐体2Bの天板2cは接続具6の妨げとなることはない。尚、上記接続は、十分な耐震性を得るためには、通常筐体の両側で接続するのが好ましい。
この場合は、上下左右の筐体2A、2B、2A′、2B′が一挙に接続、連結されるので極めて効率的に耐震化を図ることが可能である。
尚、図示した上下左右の4個の収納ケースの場合は、両側を上記特徴の第1に従って上下筐体を接続することが好ましく、更に上下左右に積み重ね、並接する場合は、上記と同様にして上下左右の筐体を接続、連結すればよい。
下部筐体2B、2B′の天板2c、2c′前面の隅部には接続具6と係合するL字状の下部筐体係合部7b、7b′が穿設され、
接続具6は逆U字状の上側係合部6aと下端から外側に水平状に延設された下側係合部6bとからなり、上側係合部6aと下側係合部6bとの中間には膨出部6cが設けられ、
接続具6は逆U字状の上側係合部6aが並接する上部筐体係合部7a(5a)、7a′(5a′)に係合し、水平状の下側係合部6bが並接する下部筐体係合部7b、7b′に係合し、中間の膨出部6cが並接する上部筐体2A、2A′の底板2d、2d′を跨ぐように上下及び左右の筐体2A、2A′、2B、2B′を接続、連結していることを特徴とする。
上部筐体2A、2A′の上部筐体係合部7a(5a)、7a′(5a′)は水平状の開口部5a1と直角状の折れ部5a2と垂直状の最深部5a3とからなるL字状の切れ込みからなり、下部筐体2B、2B′の下部筐体係合部7b、7b′は下部筐体2B、2B′の天板2c、2c′の前面隅部に穿設され、一端が開口した直線部7b1、7b1′と直角状に連接した水平部7b2、7b2′とからなるL字状の切れ込みからなる。
接続方法は、逆U字状の上側係合部6aを並接する上部筐体係合部7a(5a)、7a′(5a′)に係合し、次いで接続具6の下側係合部6bを収縮させて下部筐体係合部7b、7b′の開口部から直線部7b1、7b1′に導入し、次いで水平部7b2、7b2′に導入して拡張させて下部筐体係合部7b、7b′に係合させ、中間の膨出部6cが並接する上部筐体2A、2A′の底板2d、2d′を跨ぐように上下及び左右の筐体2A、2B、2A′、2B′を接続、連結する。従って、この場合も、上部筐体2A、2A′の底板2d、2d′は接続具6の妨げとなることはない。また、上下左右の筐体2A、2A′、2B、2B′を一挙に接続、連結されるので効率的に耐震化を図ることが可能である。
尚、図示した上下左右の4個の収納ケースの場合は、両側を上記特徴の第1に従って上下筐体を接続することが好ましく、更に上下左右に積み重ね、並接する場合は、上記と同様にして上下左右の筐体を接続、連結すればよい。
本発明の特徴の第4は、筐体の後側を上下に接続するので、図13〜図16に示すように、上部筐体2Aの後壁2bには接続具6と係合する段状の上部筐体係合部7aが突設され、
下部筐体2Bの天板2c後面には接続具6と係合する直線状の下部筐体係合部7bが穿設され、
接続具6は逆U字状で上部が水平状に曲折された上側係合部6aと、下端から外側に直線状に延設された下側係合部6bとからなり、上側係合部6aと下側係合部6bとの中間には膨出部6cが設けられ、
接続具6は上側係合部6aが上部筐体2Aの段状の上部筐体係合部7aと係合し、下側係合部6bが下部筐体2Bの直線状の下部筐体係合部7bと係合し、中間の膨出部6cが上部筐体2Aの底板2dを跨ぐように上下筐体2A、2Bを接続していることを特徴とする。
接続方法は、図14に示すように、接続具6の下側係合部6b付近を収縮させて下部筐体2Bの直線状の下部筐体係合部7bに導入した後拡張して係合させて接続具6を立設した後、上部筐体2Aをスライドさせて上部筐体係合部7aと係合させ、図15、図16に示すように、上下筐体2A、2Bを接続する。
尚、上記例では、下部筐体係合部7bを下部筐体2Bの天板2c後面の隅部に設けているが、例えば中央部でもよい。しかし、耐震性の面からは両隅部に設けて両隅部で接続するのが好ましい。
下部筐体2Bの後壁2bには接続具6と係合する段状の下部筐体係合部7bが突設され、
下部筐体2Bの後壁2bであって下方の側壁2aには接続具6の支持部6dと係合する支持係合部7cが設けられ、
接続具6は板状体で、上部及び下部に水平状に曲折された上側係合部6a及び下側係合部6bが設けられ、下側係合部6bの下方には垂直状の支持部6dが横設され、
接続具6は上側係合部6aが上部筐体2Aの段状の上部筐体係合部7aに係合し、下側係合部6bが下部筐体2Bの段状の下部筐体係合部7bに係合するとともに、垂直状の支持部7cが下部筐体2Bの側壁2aの支持係合部7cと係合し、上下筐体2A、2Bを接続していることを特徴とする。
ここで使用される接続具6は板状体で、図17に示すように、上部及び下部に水平状に曲折された上側係合部6a及び下側係合部6bが設けられ、下側係合部6bの下方には垂直状の支持部6dが横設され、図18、図19に示すように、上側係合部6aが上部筐体2Aの段状の上部筐体係合部7aに係合し、下側係合部6bが下部筐体2Bの段状の下部筐体係合部7bに係合するとともに、垂直状の支持部7cが下部筐体2Bの側壁2aの支持係合部7cと係合固定され、上下筐体2A、2Bを接続する。この場合も、耐震性の面からは、片側よりも両側で接続するのが好ましい。
連結具4aは互いに平行な2枚の端板部4a1、4a1′と両端板部間の中央部4a2とからなり、
連結具4aは並接する左右の筐体2A、2A′のいずれか一方の連結具導入部4b1から導入された後、下方の連結具固定部4b2に移動して中央部4a2が連結具固定部4b2に固定され、他方の筐体の係合凹部4cを挿入係合し、両端板部4a1、4a1′により並接された側壁2a、2a′を挟持することを特徴とする。
ここで使用される連結具4aは、図20に示すように、互いに平行な2枚の端板部4a1、4a1′と両端板部間の中央部4a2とからなるコ字状である。
連結方法は、図21に示すように、一の筐体2Aの連結具導入部4b1に連結具4aの一方の端板部4a1を導入し、中央部4a2を下方にスライドして連結具固定部4b2に固定する。次いで、他の筐体2A′の側壁2a′を矢示の方向に動かせ、筐体2Aの側壁2aと連結具4aの他の端板部4a1′との隙間に挿入し、両端板部4a1、4a1′間に筐体2Aの側壁2aと筐体2A′の側壁2a′とを挟持する。
尚、図21では、筐体2Aに位置決め突起4dが設けられているが、これにより連結具4aの位置が決定されるので、連結具4aの導入が容易であり、また側壁2a、2a′が安定的に挟持されるので好ましい態様である。
尚、上記では図2の後端連結構造4について説明したが、図3の後端連結構造4についても連結具4aを他の筐体の連結具導入部4a1に導入し上方にスライドさせて連結具固定部4b2に固定する他は同様である。
本発明の特徴の第4〜第6は、前記のとおり、特に、本発明の特徴第1〜第3と組み合わすことにより強力な耐震性を発揮するが、組み合わせずに単独で使用することも可能であることは云うまでもない。
ところで、筐体2を形成する引き出しユニット2Uの数が多くなると、上記した接続、連結具同士の間隙が大きくなり、耐震性が低下する場合がある。このような場合には、特願2014−018178で提案した図22〜図25に示すような前止具を用いて、筐体の前面部を適宜前端連結構造とすることにより補強することが可能である。
L字状の切れ込み5a及び前止具5bからなる前端連結構造5により、左右に並べられた収納ケース1の筐体2の前端を連結する方法は、並接する筐体2の切れ込み5aを重ね合わせ、次に、図23に実線矢印で示すように、切れ込み5aの開口部5a1から前止具5bの棒状部材5b2を挿入し、次に、図23に破線矢印で示すように、折れ部5a2から最深部5a3に棒状部材5b2を移動させて、前止具5bの位置を安定させる。このようにすれば、並接する筐体2の前端が前止具5bの2枚の板状部材5b1に挟着され、好適に連結される。また、板状部材5b1は薄いので、筐体2内に引き出し体2eを配置する場合でも、板状部材5b1が筐体2と引き出し体2eの間に介在できるようにすることが可能であり、この場合には、板状部材5b1は引き出し体2eを引き出す際の邪魔にならない。
また、接続具6、連結具4aの材質は金属が好ましい。
試験体としては、図2、図3に示したような引き出しユニットを6段重ねて天板及び底板を取り付けた市販の収納ケース(商品名:カセッターベスト、製造販売元:村角工業株式会社)に手を加え、天板の前側の隅2カ所に図10に示したような下部筐体係合部をそれぞれ設け、後側の隅2カ所に図14に示したような上部筐体係合部をそれぞれ設けたものを使用した。なお、各引き出しには重さ1.1kgのダミー重り(ビニール袋に入れた水)を収納した。
このような試験体を3列5段(計15個)に積み上げ、隣り合う試験体の前側を図23に示すような前止具(36個)で固定し、後側を図20、図15に示すような連結具(12個)で固定した。
上下に重なる試験体については、前側を図9に示すような接続具(8個)で固定し、後側を図13に示すような接続具(24個)で固定した。
上記のように組み立てた本発明の実施例の収納ケースを、以下の試験例において「金具固定」と称する。
もう一つの比較例として、上記の試験体を3列5段に積み上げたものを用意した。この子の比較例の収納ケースを、以下の試験例において「固定なし」と称する。
但し、収納ケースが崩落する危険を防ぐため、各試験体の間を結束バンドで連結し、再上段の試験体をロープで吊るした。
それぞれの収納ケースに震度4相当、震度5相当、震度6相当、震度7相当の振動を加え、収納ケース上部における3方向の振動加速度を測定するとともに、試験後の収納ケースの状態を観察した。結果を図26〜図29に示す。
また、振動加速度のグラフの形状については金具固定とテープ固定が概ね一致しており、加速度は500cm/s2 程度の範囲に収まっていたが、固定なしの収納ケースでは1000cm/s2 を超える加速度が検出された瞬間があったので、この時に固定なしの収納ケースがずれたと思われる。
なお、固定なしの収納ケースは震度5相当の振動に耐えられなかったので、以下の試験は行わなかった。
また、振動加速度のグラフの形状については金具固定よりテープ固定のほうが大きな加速度を示していた。
上記の結果により、本発明の接続、連結した収納ケースは、今後起こり得る震度7クラスの地震に対しても耐え得る優れた耐震性を備えている。
2 筐体
2A、2A′ 上部筐体
2B、2B′ 下部筐体
2a、2a′ 側壁
2b、2b′ 後壁
2c、2c′ 天板
2d、2d′ 底板
2e 引き出し体
2U、2U′ 引き出しユニット
3 連結構造
3a 爪部
3b 開口
4 後端連結構造
4a 連結具
4a1、4a1′ 端板部
4a2 中央部
4b 連結具取り付け孔
4b1 連結具導入部
4b2 連結具固定具
4c 係合凹部
4d 位置決め突起
5 前端連結構造
5a、5a1′ L字状の切れ込み
5a1 開口部
5a2 折れ部
5a3 最深部
5b 前止具
5b1 板状部材
5b2 棒状部材
6 接続具
6a 上側係合部
6b 下側係合部
6c 膨出部
6d 支持部
7a、7a′ 上部筐体係合部
7b、7b′ 下部筐体係合部
7b1、7b1′ 直線部
7b2、7b2′ 水平部
7c 支持係合部
Claims (6)
- 前方から収納物を取り出すように構成された方形の筐体を有する収納ケースが上下に積み重ねられ、
筐体は側壁と、後壁と、天板と、底板とからなり、
上部筐体の側壁前面には接続具と係合する上部筐体係合部が設けられ、
下部筐体の側壁前面には接続具と係合する下部筐体係合部が設けられ、
接続具には、上部筐体と接続するための上側係合部及び下部筐体と接続するための下側係合部が設けられ、上側係合部と下側係合部との中間には膨出部が設けられ、
接続具は上側係合部が上部筐体係合部に係合し、下側係合部が下部筐体係合部に係合し、中間の膨出部が上部筐体の底板と下部筐体の天板とを跨ぐように上下の筐体を接続していることを特徴とする収納ケース。 - 前方から収納物を取り出すように構成された方形の筐体を有する収納ケースが上下に積み重ねられるとともに左右にも並接され、
筐体は側壁と、後壁と、天板と、底板とからなり、
上部筐体の側壁前面には接続具と係合する上部筐体係合部が設けられ、
下部筐体の側壁前面には接続具と係合する下部筐体係合部が設けられ、
接続具には、上部筐体と接続するための上側係合部及び下部筐体と接続するための下側係合部が設けられ、上側係合部と下側係合部との中間には膨出部が設けられ、
接続具は上側係合部が並接する上部筐体係合部に係合し、下側係合部が並接する下部筐体係合部に係合し、中間の膨出部が並接する上部筐体の底板と並接する下部筐体の天板とを跨ぐように上下及び左右の筐体を接続していることを特徴とする収納ケース。 - 前方から収納物を取り出すように構成された方形の筐体を有する収納ケースが上下に積み重ねられるとともに左右にも並接され、
筐体は側壁と、後壁と、天板と、底板とからなり、
上部筐体の側壁前面には接続具と係合する上部筐体係合部が設けられ、
上部筐体の天板前面の隅部には接続具と係合するL字状の下部筐体係合部が穿設され、
接続具は逆U字状の上側係合部と下端から外側に水平状に延設された下側係合部とからなり、上側係合部と下側係合部との中間には膨出部が設けられ、
接続具は逆U字状の上側係合部が並接する上部筐体係合部に係合し、水平状の下側係合部が並接する下部筐体係合部に係合し、中間の膨出部が並接する上部筐体の底板を跨ぐように上下及び左右の筐体を接続していることを特徴とする収納ケース。 - 前方から収納物を取り出すように構成された方形の筐体を有する収納ケースが上下に積み重ねられ、
筐体は側壁と、後壁と、天板と、底板とからなり、
上部筐体の後壁には接続具と係合する段状の上部筐体係合部が突設され、
下部筐体の天板後面には接続具と係合する直線状の下部筐体係合部が穿設され、
接続具は逆U字状で上部が水平状に曲折された上側係合部と、下端から外側に直線状に延設された下側係合部とからなり、上側係合部と下側係合部との中間には膨出部が設けられ、
接続具は上側係合部が上部筐体係合部と係合し、下側係合部が下部筐体係合部と係合し、中間の膨出部が上部筐体の底板を跨ぐように上下の筐体を接続していることを特徴とする収納ケース。 - 前方から収納物を取り出すように構成された方形の筐体を有する収納ケースが上下に積み重ねられ、
筐体は側壁と、後壁と、天板と、底板とからなり、
上部筐体の後壁には接続具と係合する段状の上部筐体係合部が突設され、
下部筐体の後壁には接続具と係合する段状の下部筐体係合部が突設され、
下部筐体の後壁であって下方の側壁には接続具の支持部と係合する支持係合部が設けられ、
接続具は板状体で、上部及び下部に水平状に曲折された上側係合部及び下側係合部が設けられ、下側係合部の下方には垂直状の支持部が横設され、
接続具は上側係合部が上部筐体係合部に係合し、下側係合部が下部筐体係合部に係合するとともに、垂直状の支持部が下部筐体の側壁の支持係合部と係合し、上下の筐体を接続していることを特徴とする収納ケース。 - 筐体の側壁後面に連結具導入部とその下方に連接された連結具固定部からなる連結具取り付け孔が穿設され、
連結具は互いに平行な2枚の端板部と両端板部間の中央部とからなり、
連結具は並接する左右の筐体の連結具導入部から導入された後、下方の連結具固定部に移動して中央部が連結具固定部に固定され、両端面部により並接された側壁を挟持することを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の収納ケース。
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WO2023113322A1 (ko) * | 2021-12-17 | 2023-06-22 | 엘지전자 주식회사 | 신발 관리기 |
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