JP2016216070A - 収納ケース - Google Patents

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Ryohei Suzuki
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Abstract

【課題】収納ケースを上下及び/又は左右に容易に接続、連結することができる、耐震性に優れ安全性の高い収納ケースを提供する。
【解決手段】接続具6は上側係合部6aが並接する上部筐体係合部7a(5a)、7a′(5a′)に係合し、下側係合部6bが並接する下部筐体係合部7b(5a)、7b′(5a′)に係合し、中間の膨出部6cが並接する上部筐体2A、2A′の底板2d、2d′と並接する下部筐体2B、2B′の天板2c、2c′とを跨ぐように上下及び左右の筐体2A、2B、2A′、2B′を接続、連結していることを特徴とする収納ケースである。
【選択図】図8

Description

本発明は、逐次増加する書類や試料等を収納するための収納ケースに係り、特に、新たに増設する収納ケースを既設の収納ケースの上に積み重ねたり、左右に並接することが容易であり、且つ耐震性に優れた安全性の高い収納ケースに関する。
一般に、継続的に事業を行う場合、業務のたびに書類等が蓄積するので、その蓄積する書類等の保管が問題とされることが多い。特に病院などでは、カルテや病理検体など、長期保存の必要がある書類や試料が多いため、保管に必要なスペースは増大する一方である。
このような状況に対応するため、新しい資料を保管するために入手した新しい収納ケースを既設の収納ケースに連結できる収納ケースが市販されている。この収納ケースは前後方向に延びるアリツギ(蟻継)状の溝と凸条が上下左右の四面に設けられ、この溝と凸状に沿って新設の収納ケースを既設の収納ケースのいずれかの面でスライドさせることにより、新設の収納ケースを既設の収納ケースに連結することができる。
しかしながら、アリツギ状の溝と凸条を係合させたり、あるいは外したりするのは困難なので、別の方式により連結できる収納ケースも模索されている。
例えば、特許文献1では、開口部及びこれに対向する面に枠体が設けられた収納ボックスを縦方向又は横方向に並べ、隣接する収納ボックスの枠体を跨るように連結具を装着する連結構造が示されている。
また、特許文献2では、矩形ボックスの開口周面に切欠き凹部を設け、その切欠き凹部の底部に孔を二つ穿設して、底部の孔に挿入される脚部を有するブロック体で切欠き凹部を閉塞するように構成された収納ボックスが開示されている。そして、収納ボックスを連結する方法として、切欠き凹部同士が近接するように収納ボックスを配置し、ブロック体を一旦外してから、当該ブロックの脚部を近接する切欠き凹部の孔に跨って挿入する方法が示されている。
さらに、特許文献3では、アリツギ状の溝部が穿設された容器が開示され、この容器を複数隣接させることにより前記凹部を対合させて連結係合部を形成させ、この連結係合部にアリツギ状の凸部を背中合わせに二つ接合した形状の連結部材を挿入することにより、容器を連結する方法が示されている。
特開2000−168781号公報 特開2002−87437号公報 実用新案登録第3092614号公報
しかしながら、特許文献1に記載の連結構造では、縦方向又は横方向のいずれかを連結することは可能であるが、一旦縦方向に連結した収納ボックスの横方向に新たな収納ボックスを連結しようとしても、縦方向に連結するための連結具が邪魔になるので、横方向に連結するための連結具を装着することができない。
特許文献2に記載の収納ボックスを用いれば、縦横の両方向に連結するための連結具が互いに干渉することがないが、特許文献2における収納ボックスの後端を固定するには、連結具を後方から挿入する必要がある。しかしながら、収納ボックスの中に大量の書類や物が入っている既設の収納ボックスが壁際に設置されていることが多く、このような場合は、壁が邪魔になり、後方から連結具を挿入することができず、新設の収納ボックスと連結することができない。
特許文献3に記載の容器システムの場合、十分な連結強度を得るためには、連結部材をアリツギ状の溝部を容器の前後方向の略全域に設けるとともに、この溝部と同じ長さの連結部材が必要になる。小さな容器の場合はこのような連結構造でも問題はないが、書類入れ等の比較的大きな容器の場合は連結部材も大きなものが必要となり、また、連結部材の挿入作業も面倒である。
上記のような実情に鑑み、本出願人は上記課題を解決するために、先に断面コ字状の連結具と、この連結具を一端が突出する態様で取り付けるための取り付け孔と、この取り付け孔に取り付けられて突出する連結具と係合する係合凹部からなる後端連結構造を備えた収納ケースを提案した(特願2014−018178)。この収納ケースによれば、新たに増設する収納ケースと既設の収納ケースを当該収納ケースの前後から左右に容易に連結することができる。
一方、上下方向については、通常、2〜6個の引き出しユニットと、上面に膨出部を有する天板と、前記膨出部と係合する脚部を有し引き出しユニットの下面に結合する底板とからなる筐体を用い、この筐体を積み重ねることにより増設されている。
なお、もっと多くの引き出しユニットを結合させることも可能ではあるが、引き出しユニットを積み重ねすぎて筐体が大きくなりすぎると持ち運び等の作業性が悪化し、さらには一度結合させ積み立てた引き出しユニット、天板、及び底板を分離させるのは事実上不可能な構造となっているため、上記のとおり、引き出しユニットの上限は一般に6個程度とされている。。
そこで、更に多くの資料等を収納するには6段以下の筐体を2個以上積み重ねて使用することになるが、積み重ねられた筐体は天板の膨出部と底板の脚部の係合だけで支持されているため、大きな揺れに対する耐性は不十分で、地震等の際には積み重ねた収納ケースが落下したり崩落し極めて危険である。
本発明はかかる実情に鑑み、上記従来技術の問題点を解消し、上下に積み重ねた収納ケースの筐体を容易に接続でき、更に、左右にも容易に連結することができるとともに、落下や崩落が防止されるので耐震性に優れ極めて安全性の高い収納ケースを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の特徴は、前方から収納物を取り出すように構成された方形の筐体を有する収納ケースが上下に積み重ねられ、筐体は側壁と、後壁と、天板と、底板とからなり、上部筐体の側壁前面には接続具と係合する上部筐体係合部が設けられ、下部筐体の側壁前面には接続具と係合する下部筐体係合部が設けられ、接続具には、上部筐体と接続するための上側係合部及び下部筐体と接続するための下側係合部が設けられ、上側係合部と下側係合部との中間には膨出部が設けられ、接続具は上側係合部が上部筐体係合部に係合し、下側係合部が下部筐体係合部に係合し、中間の膨出部が上部筐体の底板と下部筐体の天板とを跨ぐように上下の筐体を接続している収納ケースを内容とする。
本発明の第2の特徴は、前方から収納物を取り出すように構成された方形の筐体を有する収納ケースが上下に積み重ねられるとともに左右にも並接され、筐体は側壁と、後壁と、天板と、底板とからなり、上部筐体の側壁前面には接続具と係合する上部筐体係合部が設けられ、下部筐体の側壁前面には接続具と係合する下部筐体係合部が設けられ、接続具には、上部筐体と接続するための上側係合部及び下部筐体と接続するための下側係合部が設けられ、上側係合部と下側係合部との中間には膨出部が設けられ、接続具は上側係合部が並接する上部筐体係合部に係合し、下側係合部が並接する下部筐体係合部に係合し、中間の膨出部が並接する上部筐体の底板と並接する下部筐体の天板とを跨ぐように上下及び左右の筐体を接続している収納ケースを内容とする。
本発明の第3の特徴は、前方から収納物を取り出すように構成された方形の筐体を有する収納ケースが上下に積み重ねられるとともに左右にも並接され、筐体は側壁と、後壁と、天板と、底板とからなり、上部筐体の側壁前面には接続具と係合する上部筐体係合部が設けられ、下部筐体の天板前面の隅部には接続具と係合するL字状の下部筐体係合部が穿設され、接続具は逆U字状の上側係合部と下端から外側に水平状に延設された下側係合部とからなり、上側係合部と下側係合部との中間には膨出部が設けられ、接続具は逆U字状の上側係合部が並接する上部筐体係合部に係合し、水平状の下側係合部が並接する下部筐体係合部に係合し、中間の膨出部が並接する上部筐体の底板を跨ぐように上下及び左右の筐体を接続している収納ケースを内容とする。
本発明の第4の特徴は、前方から収納物を取り出すように構成された方形の筐体を有する収納ケースが上下に積み重ねられ、 筐体は側壁と、後壁と、天板と、底板とからなり、上部筐体の後壁には接続具と係合する段状の上部筐体係合部が突設され、下部筐体の天板後面には接続具と係合する直線状の下部筐体係合部が穿設され、接続具は逆U字状で上部が水平状に曲折された上側係合部と、下端から外側に直線状に延設された下側係合部とからなり、上側係合部と下側係合部との中間には膨出部が設けられ、接続具は上側係合部が上部筐体係合部と係合し、下側係合部が下部筐体係合部と係合し、中間の膨出部が上部筐体の底板を跨ぐように上下の筐体を接続している収納ケースを内容とする。
本発明の第5の特徴は、前方から収納物を取り出すように構成された方形の筐体を有する収納ケースが上下に積み重ねられ、筐体は側壁と、後壁と、天板と、底板とからなり、上部筐体の後壁には接続具と係合する段状の上部筐体係合部が突設され、下部筐体の後壁には接続具と係合する段状の下部筐体係合部が突設され、下部筐体の後壁であって下方の側壁には接続具の支持部と係合する支持係合部が設けられ、接続具は板状体で、上部及び下部に水平状に曲折された上側係合部及び下側係合部が設けられ、下側係合部の下方には垂直状の支持部が横設され、接続具は上側係合部が上部筐体係合部に係合し、下側係合部が下部筐体係合部に係合するとともに、垂直状の支持部が下部筐体の側壁の支持係合部と係合し、上下の筐体を接続している収納ケースを内容とする。
本発明の第6の特徴は、筐体の側壁後面に連結具導入部とその下方に連接された連結具固定部からなる連結具取り付け孔が穿設され、連結具は互いに平行な2枚の端板部と両端板部間の中央部とからなり、連結具は並接する左右の筐体の連結具導入部から導入された後、下方の連結具固定部に移動して中央部が連結具固定部に固定され、両端面部により並接された側壁を挟持する上記の収納ケースを内容とする。
本発明の上記第1、第2の特徴による収納ケースは、上部筐体係合部と係合する上側係合部と、下部筐体係合部と係合する下側係合部を有し、それらの中間に膨出部を有する接続具を用い、積み重ねた上部筐体と下部筐体とを上部筐体の底板と下部筐体の天板とを膨出部が跨ぐようにして上下筐体を接続することにより上下の収納ケースが接続されて耐震性が向上し、地震等が起きても収納ケースの落下や崩落が防止され安全である。
また、この接続具によれば、第2の特徴で示すように、上下に積み重ねられるとともに左右にも並接された筐体を一挙に接続、連結することが可能であり、極めて効率的に耐震化を図ることができる。
また、上記第3の特徴による収納ケースは、上記第2の特徴と同様、上下に積み重ねられるとともに左右にも並接された筐体を一挙に接続可能であり、極めて効率的に耐震化を図ることができる。
また、上記第4、第5の特徴による収納ケースは、上下の筐体が後側で接続される。これらは、特に、上記第1、第2、第3の特徴における前側での接続、連結と組み合わせることにより、これらが協働して一層堅固に接続、連結され、耐震性及び安全性を一層高めるのに有効である。
また、この接続具は、収納ケースの背後に壁等があるため後側で接続作業ができないような場合においても、前側から接続することができるので好都合である。
また、上記第6の特徴による収納ケースは、左右に並接された筐体が連結される。これは、特に、上記第1〜第5の特徴である上下または上下と左右の接続や連結と組み合わせることにより、これらが協働して一層堅固な接続、連結が達成され、耐震性及び安全性を一層高めるのに有効である。
図1は収納ケースを積み重ねた状態を示し、(a)は上下に2個、(b)は上下左右に4個積み重ね及び並接した状態を示す概略図である。 図2は図1の収納ケースの筐体を形成する引き出しユニットの左側面図、及びその要部拡大図である。 図3は図2の引き出しユニットの右側面図、及びその要部拡大図である。 図4(a)は引き出しユニットの断面図であり、(b)は(a)の引き出しユニットを縦に連結し、天板と底板を取り付けた状態を示す概略断面説明図である。 図5は本発明で用いる接続具の一例を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。 図6は図5の接続具で積み重ねた筐体を接続した状態を示す断面図である。 図7は図5の接続具を用い、上下の筐体を接続した状態を示す要部拡大図である。 図8は図5の接続具を用い、上下左右の筐体を接続、連結した状態を示す要部拡大図である。 図9は本発明で用いる接続具の他の例を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。 図10(a)(b)は図9の接続具を用い、上下左右の筐体を接続、連結する状態を示す説明図である。 図11は図9の接続具を用い、上下左右の筐体を接続、連結した状態を示す正面図である。 図12は図9の接続具を用い、上下左右の筐体を接続、連結した状態を示す断面図である。 図13は本発明で用いる接続具の別の例を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。 図14(a)(b)は図13の接続具を下部筐体係合部に係合する状態を示す説明図である。 図15は図13の接続具を用い、上下筐体を接続した状態を示す背面図である。 図16は図13の接続具を用い、上下筐体を接続した状態を示す断面図である。 図17は本発明で用いる接続具の更に別の例を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。 図18は図17の接続具を用い、上下筐体を接続した状態を示す説明図である。 図19は図17の接続具を用い、上下筐体を接続した状態を示す断面図である。 図20は連結具取り付け孔に連結具を取り付ける方法を示す説明図である。 図21は連結具を用いて左右の筐体を連結した状態を示す概略断面図である。 図22(a)は本発明で用いる前止具の一例を示す斜視図であり、(b)はその側面図であり、(c)はその正面図である。 図23は図22の前止具で左右の筐体の前端を連結する方法を示す説明図である。 図24(a)は本発明で用いる前止具の別の例を示す斜視図であり、(b)はその側面図であり、(c)はその正面図である。 図25は図24の前止具を用いて、左右の筐体の前端を連結する方法を示す説明図である。 図26は震度4相当の耐震試験結果を示すグラフである。 図27は震度5相当の耐震試験結果を示すグラフである。 図28は震度6相当の耐震試験結果を示すグラフである。 図29は震度7相当の耐震試験結果を示すグラフである。
本発明の収納ケース1は、図1〜図4に示すように、前方から収納物を取り出すように構成された方形の筐体2を有する収納ケースに関するものである。一般的には筐体2の内部に引き出し体2eを配置し、この引き出し体2eを筐体2の前方から引き出せるように構成されている。
本発明における筐体2は特に限定されないが、通常の場合、複数の引き出しユニット2Uを縦方向に連結するとともに、天板2c及び底板2dを連結して構成される。これらを連結する手段については特に限定されないが、図4(a)では、引き出しユニット2Uの上端に爪部3aが設けられるとともに、引き出しユニット2Uの下端には開口3bが穿設され、図4(b)に示すように爪部3aと開口3bを係合させることにより縦方向に連結され、最上段の筐体2には天板2cが被着され、最下段の筐体2には底板2dが被着されている連結構造3が例示されている。尚、連結構造は、これに限られず、例えば特許文献1、2に示されるような連結構造であってもよい。このような筐体2は、図1(a)に示すように、上下方向に積み重ねられ、又は、必要に応じ、図1(b)に示すように、左右にも並接され収納ケース1として使用される。
尚、上下の積み重ね、左右の並接の例として、それぞれ2個の場合を示したが、これに限られず3個以上でもよいことは云うまでもない。
上記筐体2を形成する引き出しユニット2Uは、図2、図3に示すように、前端連結構造5として、水平状の開口部5a1と直角状の折れ部5a2と垂直状の最深部5a3とからなるL字状の切れ込み5aが穿設されている。折れ部5a2の小突起は、振動等により最深部5a3から係合部が脱け出るのを防止する脱出防止突起である。また、後端連結構造4として、連結具取り付け孔4bが穿設されるととともに、係合凹部4cが設けられている。連結具取り付け孔4は、図2中の拡大図に示すように、連結具導入部4b1とその下方に連結具固定部4b2とが連接され、その上部又は下部には係合凹部4c及び段状の上部部筐体係合部7a、段状の下部筐体係合部7bが突設されている。
本発明の特徴の第1は、図1(a)及び図5〜図7に示すように、前方から収納物を取り出すように構成された方形の筐体2を有する収納ケース1が上下に積み重ねられ、
筐体2は側壁2aと、後壁2bと、天板2cと、底板2dとからなり、上部筐体2Aの側壁2aの前面には接続具6と係合する上部筐体係合部(L字状の切れ込み)5aが設けられ、
下部筐体2Bの側壁2aの前面には接続具6と係合する下部筐体係合部(L字状の切れ込み)5aが設けられ、
接続具6には、上部筐体2Aと接続するための上側係合部6a及び下部筐体2Bと接続するための下側係合部6bが設けられ、上側係合部6aと下側係合部6bとの中間には膨出部6cが設けられ、
接続具6は上側係合部6cが上部筐体係合部7a(5a)に係合し、下側係合部6bが下部筐体係合部7b(5a)に係合し、中間の膨出部6cが上部筐体2Aの底板2dと下部筐体2Bの天板2cとを跨ぐように上下筐体2A、2Bを接続していることを特徴とする。
本発明において、L字状切れ込み5aは、上部筐体2Aでは上部筐体係合部7aとして機能し、下部筐体2Bでは下部筐体係合部7bとして機能する。
ここで使用される接続具6は、図5に例示するように、上側にはループ状の上側係合部6a、下側にはループ状の下側係合部6bを有し、両係合部6a、6bの中間には膨出部6cが設けられている。
上部筐体係合部7a及び下部筐体係合部7bは、いずれも水平状の開口部5a1と直角状の折れ部5a2と垂直状の最深部5a3とからなるL字状の切れ込み5aからなり、図6、図7に示すように、接続具6の上側係合部6aを上部筐体2Aの上部筐体係合部7a(5a)の水平状の開口部5a1から導入し、また下側係合部6bも下部筐体係合部7b(5a)の水平状の開口部5a1から導入し、次いで、折れ部5a2を経て最深部5a3に導入することにより、上下筐体2A、2Bが接続される。
この際、接続具6は中間の膨出部6cが上部筐体2Aの底板2dと下部筐体の天板2cとを跨ぐように接続するので、上部筐体2Aの底板2d及び下部筐体2Bの天板2cは接続具6の妨げとなることはない。尚、上記接続は、十分な耐震性を得るためには、通常筐体の両側で接続するのが好ましい。
本発明の特徴の第2は、収納ケースが上下に積層されるのみならず、左右にも並接された場合であり、図8に示すように、接続具6は上側係合部6aが並接する上部筐体係合部7a(5a)、7a′(5a′)に係合し、下側係合部6bが並接する下部筐体係合部7b(5a)、7b′(5a′)に係合し、中間の膨出部6cが並接する上部筐体2A、2A′の底板2d、2d′と並接する下部筐体2B、2B′の天板2c、2c′とを跨ぐように上下及び左右の筐体2A、2B、2A′、2B′を接続、連結していることを特徴とする。
この場合は、上下左右の筐体2A、2B、2A′、2B′が一挙に接続、連結されるので極めて効率的に耐震化を図ることが可能である。
尚、図示した上下左右の4個の収納ケースの場合は、両側を上記特徴の第1に従って上下筐体を接続することが好ましく、更に上下左右に積み重ね、並接する場合は、上記と同様にして上下左右の筐体を接続、連結すればよい。
本発明の特徴の第3は、図9〜図12に示すように、上記本発明の特徴の第2と同じく、上下に積層されるとともに左右にも並接された収納ケースにおいて、上記筐体2A、2A′の側壁2b、2b′前面には接続具6と係合する上部筐体係合部7a(5a)、7b′(5a′)が設けられ、
下部筐体2B、2B′の天板2c、2c′前面の隅部には接続具6と係合するL字状の下部筐体係合部7b、7b′が穿設され、
接続具6は逆U字状の上側係合部6aと下端から外側に水平状に延設された下側係合部6bとからなり、上側係合部6aと下側係合部6bとの中間には膨出部6cが設けられ、
接続具6は逆U字状の上側係合部6aが並接する上部筐体係合部7a(5a)、7a′(5a′)に係合し、水平状の下側係合部6bが並接する下部筐体係合部7b、7b′に係合し、中間の膨出部6cが並接する上部筐体2A、2A′の底板2d、2d′を跨ぐように上下及び左右の筐体2A、2A′、2B、2B′を接続、連結していることを特徴とする。
ここで使用される接続具6は、図9に例示するように、逆U字状の上側係合部6aと下端から外側に水平状に延設された下側係合部6bとからなり、両係合部6a、6bの中間には膨出部6cが設けられている。
上部筐体2A、2A′の上部筐体係合部7a(5a)、7a′(5a′)は水平状の開口部5a1と直角状の折れ部5a2と垂直状の最深部5a3とからなるL字状の切れ込みからなり、下部筐体2B、2B′の下部筐体係合部7b、7b′は下部筐体2B、2B′の天板2c、2c′の前面隅部に穿設され、一端が開口した直線部7b1、7b1′と直角状に連接した水平部7b2、7b2′とからなるL字状の切れ込みからなる。
接続方法は、逆U字状の上側係合部6aを並接する上部筐体係合部7a(5a)、7a′(5a′)に係合し、次いで接続具6の下側係合部6bを収縮させて下部筐体係合部7b、7b′の開口部から直線部7b1、7b1′に導入し、次いで水平部7b2、7b2′に導入して拡張させて下部筐体係合部7b、7b′に係合させ、中間の膨出部6cが並接する上部筐体2A、2A′の底板2d、2d′を跨ぐように上下及び左右の筐体2A、2B、2A′、2B′を接続、連結する。従って、この場合も、上部筐体2A、2A′の底板2d、2d′は接続具6の妨げとなることはない。また、上下左右の筐体2A、2A′、2B、2B′を一挙に接続、連結されるので効率的に耐震化を図ることが可能である。
尚、図示した上下左右の4個の収納ケースの場合は、両側を上記特徴の第1に従って上下筐体を接続することが好ましく、更に上下左右に積み重ね、並接する場合は、上記と同様にして上下左右の筐体を接続、連結すればよい。
上記した本発明の特徴の第1〜第3により、筐体の前面において上下又は左右の収納ケースが接続、連結されるが、更に、筐体の後側も上下、左右又は上下左右を接続、連結することにより一層耐震性を高め安全性を向上させることができる。
本発明の特徴の第4は、筐体の後側を上下に接続するので、図13〜図16に示すように、上部筐体2Aの後壁2bには接続具6と係合する段状の上部筐体係合部7aが突設され、
下部筐体2Bの天板2c後面には接続具6と係合する直線状の下部筐体係合部7bが穿設され、
接続具6は逆U字状で上部が水平状に曲折された上側係合部6aと、下端から外側に直線状に延設された下側係合部6bとからなり、上側係合部6aと下側係合部6bとの中間には膨出部6cが設けられ、
接続具6は上側係合部6aが上部筐体2Aの段状の上部筐体係合部7aと係合し、下側係合部6bが下部筐体2Bの直線状の下部筐体係合部7bと係合し、中間の膨出部6cが上部筐体2Aの底板2dを跨ぐように上下筐体2A、2Bを接続していることを特徴とする。
ここで使用される接続具6は、図13に示すように、逆U字状で上部が水平状に曲折された上側係合部6aと、下端から外側に直線状に延設された下部筐体係合部6bとからなり、上側係合部6aと下側係合部6bとの中間には膨出部6cが設けられ、図15に示すように、上側係合部6aが上部筐体2Aの段状の上部筐体係合部7aと係合し、下側係合部6bが下部筐体2Bの直線状の下部筐体係合部7bと係合し、中間の膨出部6cが上部筐体2Aの底板2dを跨ぐように上下筐体2A、2Bを接続する。本例では、直線状の下部筐体係合部7bは、直線状のスリットが用いられている。
接続方法は、図14に示すように、接続具6の下側係合部6b付近を収縮させて下部筐体2Bの直線状の下部筐体係合部7bに導入した後拡張して係合させて接続具6を立設した後、上部筐体2Aをスライドさせて上部筐体係合部7aと係合させ、図15、図16に示すように、上下筐体2A、2Bを接続する。
尚、上記例では、下部筐体係合部7bを下部筐体2Bの天板2c後面の隅部に設けているが、例えば中央部でもよい。しかし、耐震性の面からは両隅部に設けて両隅部で接続するのが好ましい。
本発明の特徴の第5は、上記本発明の特徴の第4と同様、筐体の後側を上下に接続するもので、図17〜図19に示すように、上部筐体2Aの後壁2bには接続具6と係合する段状の上部筐体係合部7aが突設され、
下部筐体2Bの後壁2bには接続具6と係合する段状の下部筐体係合部7bが突設され、
下部筐体2Bの後壁2bであって下方の側壁2aには接続具6の支持部6dと係合する支持係合部7cが設けられ、
接続具6は板状体で、上部及び下部に水平状に曲折された上側係合部6a及び下側係合部6bが設けられ、下側係合部6bの下方には垂直状の支持部6dが横設され、
接続具6は上側係合部6aが上部筐体2Aの段状の上部筐体係合部7aに係合し、下側係合部6bが下部筐体2Bの段状の下部筐体係合部7bに係合するとともに、垂直状の支持部7cが下部筐体2Bの側壁2aの支持係合部7cと係合し、上下筐体2A、2Bを接続していることを特徴とする。
ここで使用される接続具6は板状体で、図17に示すように、上部及び下部に水平状に曲折された上側係合部6a及び下側係合部6bが設けられ、下側係合部6bの下方には垂直状の支持部6dが横設され、図18、図19に示すように、上側係合部6aが上部筐体2Aの段状の上部筐体係合部7aに係合し、下側係合部6bが下部筐体2Bの段状の下部筐体係合部7bに係合するとともに、垂直状の支持部7cが下部筐体2Bの側壁2aの支持係合部7cと係合固定され、上下筐体2A、2Bを接続する。この場合も、耐震性の面からは、片側よりも両側で接続するのが好ましい。
本発明の特徴の第6は、筐体の後面を左右を接続するもので、図20、図21に示すように、並接する筐体2A、2A′の側壁2a、2a′の後面に連結具導入部4b1とその下方に連接された連結具固定部4b2からなる連結具取り付け孔4bが穿設され、
連結具4aは互いに平行な2枚の端板部4a1、4a1′と両端板部間の中央部4a2とからなり、
連結具4aは並接する左右の筐体2A、2A′のいずれか一方の連結具導入部4b1から導入された後、下方の連結具固定部4b2に移動して中央部4a2が連結具固定部4b2に固定され、他方の筐体の係合凹部4cを挿入係合し、両端板部4a1、4a1′により並接された側壁2a、2a′を挟持することを特徴とする。
ここで使用される連結具4aは、図20に示すように、互いに平行な2枚の端板部4a1、4a1′と両端板部間の中央部4a2とからなるコ字状である。
連結方法は、図21に示すように、一の筐体2Aの連結具導入部4b1に連結具4aの一方の端板部4a1を導入し、中央部4a2を下方にスライドして連結具固定部4b2に固定する。次いで、他の筐体2A′の側壁2a′を矢示の方向に動かせ、筐体2Aの側壁2aと連結具4aの他の端板部4a1′との隙間に挿入し、両端板部4a1、4a1′間に筐体2Aの側壁2aと筐体2A′の側壁2a′とを挟持する。
尚、図21では、筐体2Aに位置決め突起4dが設けられているが、これにより連結具4aの位置が決定されるので、連結具4aの導入が容易であり、また側壁2a、2a′が安定的に挟持されるので好ましい態様である。
尚、上記では図2の後端連結構造4について説明したが、図3の後端連結構造4についても連結具4aを他の筐体の連結具導入部4a1に導入し上方にスライドさせて連結具固定部4b2に固定する他は同様である。
本発明の特徴の第4〜第6は、前記のとおり、特に、本発明の特徴第1〜第3と組み合わすことにより強力な耐震性を発揮するが、組み合わせずに単独で使用することも可能であることは云うまでもない。
以上説明したように、本発明の特徴第1〜第3及び本発明の特徴の第4〜第6を組み合わせることにより、収納ケースの前面部の上下、左右又は上下左右が接続、連結され、優れた耐震性が確保され、地震の際においても収納ケースの落下が防止され安全である。
ところで、筐体2を形成する引き出しユニット2Uの数が多くなると、上記した接続、連結具同士の間隙が大きくなり、耐震性が低下する場合がある。このような場合には、特願2014−018178で提案した図22〜図25に示すような前止具を用いて、筐体の前面部を適宜前端連結構造とすることにより補強することが可能である。
図22(a)〜(c)に示す前止具5bは、2枚の板状部材5b1とこれらを繋ぐ棒状部材5b2からなる部材が挙げられる。
L字状の切れ込み5a及び前止具5bからなる前端連結構造5により、左右に並べられた収納ケース1の筐体2の前端を連結する方法は、並接する筐体2の切れ込み5aを重ね合わせ、次に、図23に実線矢印で示すように、切れ込み5aの開口部5a1から前止具5bの棒状部材5b2を挿入し、次に、図23に破線矢印で示すように、折れ部5a2から最深部5a3に棒状部材5b2を移動させて、前止具5bの位置を安定させる。このようにすれば、並接する筐体2の前端が前止具5bの2枚の板状部材5b1に挟着され、好適に連結される。また、板状部材5b1は薄いので、筐体2内に引き出し体2eを配置する場合でも、板状部材5b1が筐体2と引き出し体2eの間に介在できるようにすることが可能であり、この場合には、板状部材5b1は引き出し体2eを引き出す際の邪魔にならない。
また、図24に示す前止具5bは、細長い板状部材5b1を2本以上の棒状部材5b2で繋いだものでもよい。2本以上の棒状部材5b2を用いることにより、左右の引き出しユニット2Uを連結するだけでなく、図25に示すように、上下の引き出しユニット2Uも連結することができる。
なお、図25は2本の棒状部材5b2の間隔が、積み重ねられた引き出しユニット2Uにおける切れ込み5aの設置周期L1と同じ(通常の場合、積み重ねられた収納ケースひとつ当たりの高さとも同じ)である前止具5bを用いて、筐体2の前端を接続する方法を示す説明図である。このような前止具5bを用いる場合、図25に実線矢印で示すように、2本の棒状部材5b2を、上下の切れ込み5aの開口部5a1に同時に挿入し、そのまま棒状部材5b2を最深部5a3に落とせばよい。
本発明において、収納ケース1の材質は、収納した書類等を保護するのに十分な強度及び剛性を備えている限り特に限定されず、例えば木材、金属、樹脂等を用いることができるが、軽量で加工性がよく、十分な強度を備えている点で、樹脂が好ましい。樹脂としては特に限定されないが、具体的には、ABS樹脂、AES樹脂、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアセタール樹脂、フッ素樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド(ナイロン)樹脂、ポリエステル樹脂等が挙げられる。また、ポリ乳酸樹脂、ポリブチレンサクシネート、ポリアミド11、ポリヒドロキシ酪酸等の生分解性プラスチックやバイオマスプラスチック等も使用可能である。
また、接続具6、連結具4aの材質は金属が好ましい。
上述のような接続具で接続、連結した収納ケースについて、耐震試験を行った。
試験体としては、図2、図3に示したような引き出しユニットを6段重ねて天板及び底板を取り付けた市販の収納ケース(商品名:カセッターベスト、製造販売元:村角工業株式会社)に手を加え、天板の前側の隅2カ所に図10に示したような下部筐体係合部をそれぞれ設け、後側の隅2カ所に図14に示したような上部筐体係合部をそれぞれ設けたものを使用した。なお、各引き出しには重さ1.1kgのダミー重り(ビニール袋に入れた水)を収納した。
このような試験体を3列5段(計15個)に積み上げ、隣り合う試験体の前側を図23に示すような前止具(36個)で固定し、後側を図20、図15に示すような連結具(12個)で固定した。
上下に重なる試験体については、前側を図9に示すような接続具(8個)で固定し、後側を図13に示すような接続具(24個)で固定した。
上記のように組み立てた本発明の実施例の収納ケースを、以下の試験例において「金具固定」と称する。
比較例として、上記と同様に試験体を3列5段に積み上げ、各試験体の間をガムテープ(布粘着テープ、製造販売元:コクヨ、品番:TG−250)で固定した。この比較例の収納ケースを、以下の試験例において「テープ固定」と称する。
もう一つの比較例として、上記の試験体を3列5段に積み上げたものを用意した。この子の比較例の収納ケースを、以下の試験例において「固定なし」と称する。
上記の実施例、比較例の収納ケースについて、三次元振動シミュレータ(鷺宮製作所製)を用いて、JIS C6011−2:2011(キャビネット及びラックの耐震試験方法)に準拠した耐震試験方法により、耐震試験を行った。
但し、収納ケースが崩落する危険を防ぐため、各試験体の間を結束バンドで連結し、再上段の試験体をロープで吊るした。
それぞれの収納ケースに震度4相当、震度5相当、震度6相当、震度7相当の振動を加え、収納ケース上部における3方向の振動加速度を測定するとともに、試験後の収納ケースの状態を観察した。結果を図26〜図29に示す。
図26に示すように、それぞれの収納ケースに震度4相当の振動を加えたところ、全ての収納ケースにおいて歪みやずれは発見できなかった。また、振動加速度のグラフの形状が3つとも概ね一致していた。
図27に示すように、それぞれの収納ケースに震度5相当の振動を加えたところ、金具固定及びテープ固定の収納ケースにおいて歪みやずれは発見できなかったが、固定なしの収納ケースでは上段が大きくずれており、結束バンドが無ければ固定なしの収容ケースは崩落していたと思われる。
また、振動加速度のグラフの形状については金具固定とテープ固定が概ね一致しており、加速度は500cm/s2 程度の範囲に収まっていたが、固定なしの収納ケースでは1000cm/s2 を超える加速度が検出された瞬間があったので、この時に固定なしの収納ケースがずれたと思われる。
なお、固定なしの収納ケースは震度5相当の振動に耐えられなかったので、以下の試験は行わなかった。
図28に示すように、金具固定及びテープ固定の収納ケースに震度6相当の振動を加えたところ、両方の収納ケースにおいて歪みやずれは発見できなかった。また、振動加速度のグラフの形状が2つとも概ね一致していた。
図29に示すように、金具固定及びテープ固定の収納ケースに震度7相当の振動を加えたところ、金具固定の収納ケースにおいて歪みやずれは発見できなかったが、テープ固定の収納ケースではテープが剥がれかけており、結束バンドが無ければ遠からずテープ固定の収容ケースは崩落したと思われる。
また、振動加速度のグラフの形状については金具固定よりテープ固定のほうが大きな加速度を示していた。
上記の結果により、本発明の接続、連結した収納ケースは、今後起こり得る震度7クラスの地震に対しても耐え得る優れた耐震性を備えている。
叙上のとおり、本発明の収納ケースによれば、上下左右方向に当該収納ケースを好適に接続することができ、また、収納ケースの後側の接続、連結は収納ケースの後方からでなく側方から取り付けることができるので、後側に壁等がある場合でも容易に接続、連結することができ、耐震性に優れた安全性の高い収納ケースを提供することができる。
1 収納ケース
2 筐体
2A、2A′ 上部筐体
2B、2B′ 下部筐体
2a、2a′ 側壁
2b、2b′ 後壁
2c、2c′ 天板
2d、2d′ 底板
2e 引き出し体
2U、2U′ 引き出しユニット
3 連結構造
3a 爪部
3b 開口
4 後端連結構造
4a 連結具
4a1、4a1′ 端板部
4a2 中央部
4b 連結具取り付け孔
4b1 連結具導入部
4b2 連結具固定具
4c 係合凹部
4d 位置決め突起
5 前端連結構造
5a、5a1′ L字状の切れ込み
5a1 開口部
5a2 折れ部
5a3 最深部
5b 前止具
5b1 板状部材
5b2 棒状部材
6 接続具
6a 上側係合部
6b 下側係合部
6c 膨出部
6d 支持部
7a、7a′ 上部筐体係合部
7b、7b′ 下部筐体係合部
7b1、7b1′ 直線部
7b2、7b2′ 水平部
7c 支持係合部

Claims (6)

  1. 前方から収納物を取り出すように構成された方形の筐体を有する収納ケースが上下に積み重ねられ、
    筐体は側壁と、後壁と、天板と、底板とからなり、
    上部筐体の側壁前面には接続具と係合する上部筐体係合部が設けられ、
    下部筐体の側壁前面には接続具と係合する下部筐体係合部が設けられ、
    接続具には、上部筐体と接続するための上側係合部及び下部筐体と接続するための下側係合部が設けられ、上側係合部と下側係合部との中間には膨出部が設けられ、
    接続具は上側係合部が上部筐体係合部に係合し、下側係合部が下部筐体係合部に係合し、中間の膨出部が上部筐体の底板と下部筐体の天板とを跨ぐように上下の筐体を接続していることを特徴とする収納ケース。
  2. 前方から収納物を取り出すように構成された方形の筐体を有する収納ケースが上下に積み重ねられるとともに左右にも並接され、
    筐体は側壁と、後壁と、天板と、底板とからなり、
    上部筐体の側壁前面には接続具と係合する上部筐体係合部が設けられ、
    下部筐体の側壁前面には接続具と係合する下部筐体係合部が設けられ、
    接続具には、上部筐体と接続するための上側係合部及び下部筐体と接続するための下側係合部が設けられ、上側係合部と下側係合部との中間には膨出部が設けられ、
    接続具は上側係合部が並接する上部筐体係合部に係合し、下側係合部が並接する下部筐体係合部に係合し、中間の膨出部が並接する上部筐体の底板と並接する下部筐体の天板とを跨ぐように上下及び左右の筐体を接続していることを特徴とする収納ケース。
  3. 前方から収納物を取り出すように構成された方形の筐体を有する収納ケースが上下に積み重ねられるとともに左右にも並接され、
    筐体は側壁と、後壁と、天板と、底板とからなり、
    上部筐体の側壁前面には接続具と係合する上部筐体係合部が設けられ、
    上部筐体の天板前面の隅部には接続具と係合するL字状の下部筐体係合部が穿設され、
    接続具は逆U字状の上側係合部と下端から外側に水平状に延設された下側係合部とからなり、上側係合部と下側係合部との中間には膨出部が設けられ、
    接続具は逆U字状の上側係合部が並接する上部筐体係合部に係合し、水平状の下側係合部が並接する下部筐体係合部に係合し、中間の膨出部が並接する上部筐体の底板を跨ぐように上下及び左右の筐体を接続していることを特徴とする収納ケース。
  4. 前方から収納物を取り出すように構成された方形の筐体を有する収納ケースが上下に積み重ねられ、
    筐体は側壁と、後壁と、天板と、底板とからなり、
    上部筐体の後壁には接続具と係合する段状の上部筐体係合部が突設され、
    下部筐体の天板後面には接続具と係合する直線状の下部筐体係合部が穿設され、
    接続具は逆U字状で上部が水平状に曲折された上側係合部と、下端から外側に直線状に延設された下側係合部とからなり、上側係合部と下側係合部との中間には膨出部が設けられ、
    接続具は上側係合部が上部筐体係合部と係合し、下側係合部が下部筐体係合部と係合し、中間の膨出部が上部筐体の底板を跨ぐように上下の筐体を接続していることを特徴とする収納ケース。
  5. 前方から収納物を取り出すように構成された方形の筐体を有する収納ケースが上下に積み重ねられ、
    筐体は側壁と、後壁と、天板と、底板とからなり、
    上部筐体の後壁には接続具と係合する段状の上部筐体係合部が突設され、
    下部筐体の後壁には接続具と係合する段状の下部筐体係合部が突設され、
    下部筐体の後壁であって下方の側壁には接続具の支持部と係合する支持係合部が設けられ、
    接続具は板状体で、上部及び下部に水平状に曲折された上側係合部及び下側係合部が設けられ、下側係合部の下方には垂直状の支持部が横設され、
    接続具は上側係合部が上部筐体係合部に係合し、下側係合部が下部筐体係合部に係合するとともに、垂直状の支持部が下部筐体の側壁の支持係合部と係合し、上下の筐体を接続していることを特徴とする収納ケース。
  6. 筐体の側壁後面に連結具導入部とその下方に連接された連結具固定部からなる連結具取り付け孔が穿設され、
    連結具は互いに平行な2枚の端板部と両端板部間の中央部とからなり、
    連結具は並接する左右の筐体の連結具導入部から導入された後、下方の連結具固定部に移動して中央部が連結具固定部に固定され、両端面部により並接された側壁を挟持することを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の収納ケース。
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