JP2016213742A - 信号多重化装置および伝送装置 - Google Patents

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耕司 秋田
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Abstract

【課題】第1データ信号および第2データ信号のうち少なくとも当該第2データ信号を安定的に伝送する。
【解決手段】実施形態によれば、信号多重化装置は、クロック選択部と、データ選択部と、変換部とを含む。クロック選択部は、第1データ信号と同期した第1クロック信号および第1クロック信号とは異なる第2クロック信号のいずれか一方を選択することによって第3クロック信号を得る。データ選択部は、第3クロック信号によって制御されるタイミング毎に第1データ信号および第1データ信号に比べて速度の遅い第2データ信号のうちの一部を選択することによって、第1のパラレル信号を生成する。変換部は、第3クロック信号に従って、第1のパラレル信号をシリアル信号へと変換する。
【選択図】図1

Description

実施形態は、信号の多重化に関する。
複数の信号を多重化するために、例えばパラレル/シリアル変換、シリアライザと称される装置が用いられている。シリアル信号を伝送するために必要とされる伝送線路の数は、同時にやり取りされる信号の総数に関わらず1本で済む。
例えば、映像信号および制御信号を、当該映像信号に同期したクロック信号を用いて多重化することによってシリアル信号を生成する技法が知られている。この技法によれば、映像信号および制御信号をこれらの信号のビット幅に関わらず1本の伝送線路で伝送することが可能となる。しかしながら、この技法によれば、映像信号に同期したクロック信号を用いて多重化処理が制御される。故に、例えば制御信号が供給されているものの映像信号が供給されていない状況においてクロック信号も供給されないおそれがあり、制御信号の伝送が不可能となるかもしれない。
「DS92LV2421/DS92LV2422 10 to 75 MHz, 24−bit Channel Link II Serializer and Deserializer」、[online]、[2015年3月31日検索]、<URL: http://www.ti.com.cn/cn/lit/ds/snls321b/snls321b.pdf>
実施形態は、第1データ信号および第2データ信号のうち少なくとも当該第2データ信号を安定的に伝送することを目的とする。
実施形態によれば、信号多重化装置は、クロック選択部と、データ選択部と、変換部とを含む。クロック選択部は、第1データ信号と同期した第1クロック信号および第1クロック信号とは異なる第2クロック信号のいずれか一方を選択することによって第3クロック信号を得る。データ選択部は、第3クロック信号によって制御されるタイミング毎に第1データ信号および第1データ信号に比べて速度の遅い第2データ信号のうちの一部を選択することによって、第1のパラレル信号を生成する。変換部は、第3クロック信号に従って、第1のパラレル信号をシリアル信号へと変換する。
第1の実施形態に係る信号多重化装置を例示するブロック図。 第2の実施形態に係る信号多重化装置を例示するブロック図。 図1の信号多重化装置に対応する信号逆多重化装置を例示するブロック図。 第3の実施形態に係る伝送装置を例示するブロック図。 図1のデータ選択部の第1の動作モードの説明図。 図1のデータ選択部の第2の動作モードの説明図。 図1のデータ選択部が図5に例示されるように動作した場合の第3クロック信号と第1データ信号とパラレル信号との関係を例示する図。 図1のデータ選択部が図5に例示されるように動作した場合の第3クロック信号と第2データ信号とパラレル信号との関係を例示する図。 図1のデータ選択部が図5に例示されるように動作した場合の第3クロック信号と第2データ信号とパラレル信号との関係を例示する図。 図8に例示されるように生成されたパラレル信号から第2データ信号を復元する技法の説明図。 図9に例示されるように生成されたパラレル信号から第2データ信号を復元する技法の説明図。
以下、図面を参照しながら実施形態の説明が述べられる。尚、以降、説明済みの要素と同一または類似の要素には同一または類似の符号が付され、重複する説明は基本的に省略される。
以降の説明では、単相信号が用いられることとする。ただし、単相信号に代えて差動信号が用いられる場合には、各伝送線路を2倍にすればよい。
(第1の実施形態)
図1に例示されるように、第1の実施形態に係る信号多重化装置は、第1データ信号入力部101と、第1クロック信号入力部102と、第2データ信号入力部103と、第2クロック信号入力部104と、クロック選択部105と、動作制御部106と、データ選択部107と、シリアル変換部108とを含む。この信号多重化装置は、第1データ信号11および第2データ信号13を多重化することによってシリアル信号17を生成する。
第1データ信号入力部101は、ビット幅がN(≧1)の第1データ信号11を入力する。N≧2の場合に、第1データ信号11は互いに同期していることとする。第1データ信号入力部101は、例えば、カメラ(モジュール)、プロセッサ、ディスプレイ(モジュール)、コントローラ(モジュール)などの外部装置から第1データ信号11としての映像信号を入力してもよい。第1データ信号入力部101は、第1データ信号11をデータ選択部107へと出力する。
各実施形態において、2つの信号が同期しているとは、両者の周波数が略一致し、かつ、両者の信号値の変化し得るタイミング(位相)が略一致している状態を指す。
例えば、2つのデータ信号の周波数が略一致していなければ両者は同期していないし、両者の周波数が略一致していても両者の信号値の変化し得るタイミングがずれていれば両者は同期していない。一般的に、2つのデータ信号が同期していなければ、共通のクロック信号を用いて当該2つのデータ信号を正確に復元できるようにサンプリングすることは容易でない。
同様に、データ信号およびクロック信号の周波数が一致していなければ両者は同期していないし、両者の周波数が略一致していてもデータ信号の信号値の変化し得るタイミングがクロック信号の信号値の変化し得るタイミング(正確には、立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジのうちデータサンプリングのタイミング制御に用いられる一方)とずれていれば両者は同期していない。
一般に、データ信号およびクロック信号が同期していなければ、当該クロック信号を用いて当該データ信号を正確に復元できるようにサンプリングすることは容易でない。他方、データ信号およびクロック信号が同期していれば、当該クロック信号を用いて当該データ信号を正確に復元できるようにサンプリングすることは困難でない。さらに、2つのデータ信号およびクロック信号が同期していれば、当該クロック信号を用いて当該2つのデータ信号を正確に復元できるようにサンプリングすることも困難でない。
第1クロック信号入力部102は、第1データ信号11(の各々)に同期した第1クロック信号12を入力する。第1クロック信号入力部102は、例えば、上記外部装置から第1クロック信号12を入力してもよい。第1クロック信号入力部102は、第1クロック信号12をクロック選択部105へと出力する。
第2データ信号入力部103は、ビット幅がM(≧1)の第2データ信号13を入力する。第2データ信号13は、第1データ信号11に比べて速度(データレート)が遅い。すなわち、第2データ信号13の信号値が変化する周期の最小値は、第1データ信号11の信号値が変化する周期の最小値に比べて長い。第2データ信号入力部103は、例えば上記外部装置から第2データ信号13としての制御信号を入力してもよい。第2データ信号入力部103は、第2データ信号13をデータ選択部107へと出力する。
第2クロック信号入力部104は、第1クロック信号12とは異なる第2クロック信号14を入力する。例えば、第1クロック信号12および第2クロック信号14は、互いに異なるクロック生成器(水晶発振器(IC(Integrated Circuit)またはモジュール)によって独立に生成されてもよいし、共通のクロック生成器によって生成したオリジナルのクロック信号を分岐して互いに異なる信号経路を通じて加工することで生成されてもよい。第2クロック信号14は、第1クロック信号12と同期していてもよいし同期していなくてもよい。例えば、第2クロック信号14は、第1クロック信号12と周波数において異なっていてもよいし、信号値の変化し得るタイミング(正確には、立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジのうちデータサンプリングのタイミング制御に用いられる一方)において異なっていてもよい。
第2クロック信号入力部104は、例えば、上記外部装置から第2クロック信号14を入力してもよいし、他の外部装置から第2クロック信号14を入力してもよいし、図1の信号多重化装置の内部に設けられたクロック生成器(図示されない)から第2クロック信号14を入力してもよい。第2クロック信号入力部104は、第2クロック信号14をクロック選択部105へと出力する。
或いは、第2クロック信号入力部104は、第2クロック信号14を生成する第2クロック信号生成部に置き換えられてもよい。第2クロック信号生成部は、第2クロック信号14を生成するクロック生成器を含んでいてもよいし、当該第2クロック信号生成部の外部から基準信号を受け取って当該基準信号に基づいて第2クロック信号14を生成してもよい。
第1データ信号入力部101、第1クロック信号入力部102、第2データ信号入力部103および第2クロック信号入力部104は、例えば、コネクタ、ピン、パッドなどのインターフェースを用いて実装することができる。
クロック選択部105は、第1クロック信号入力部102から第1クロック信号12を受け取り、第2クロック信号入力部104から第2クロック信号14を受け取り、動作制御部106からクロック制御信号を受け取る。クロック選択部105は、第1クロック信号12および第2クロック信号14のうちクロック制御信号の示す一方を選択することによって、第3クロック信号15を得る。クロック選択部105は、第3クロック信号15をデータ選択部107およびシリアル変換部108へと出力する。
クロック選択部105は、例えば、ICまたはプログラマブルなデバイス(FPGA(Field Programmable Gate Array)、PLD(Programmable Logic Device)など)を用いて実現されたスイッチであってもよい。
動作制御部106は、クロック選択部105の動作を制御する。具体的には、動作制御部106は、クロック選択部105が第1クロック信号12および第2クロック信号14のいずれを選択るかを決定し、決定したクロック信号の選択を指示するクロック制御信号を生成する。例えば、動作制御部106は、第1クロック信号12が供給されない状況では、第2クロック信号14の選択を指示するクロック制御信号を生成する。係るクロック制御信号によれば、第1クロック信号12が供給される状況のみならず当該第1クロック信号12の供給が途絶えた状況であっても、第2クロック信号14を用いて多重化処理を継続することができる。動作制御部106は、クロック制御信号をクロック選択部105へと出力する。
なお、動作制御部106は、第1クロック信号12が供給される状況で、第1クロック信号12の選択を決定してもよいし、第2クロック信号14の選択を決定してもよい。但し、図1には示されないが後述される信号逆多重化装置において第1データ信号11を正確に復元する必要があれば、当該第1データ信号11に同期した第1クロック信号12を用いて多重化処理を制御することが好ましい。
データ選択部107は、第1データ信号入力部101から第1データ信号11を受け取り、第2データ信号入力部103から第2データ信号13を受け取り、クロック選択部105から第3クロック信号15を受け取る。データ選択部107は、第3クロック信号15によって制御されるタイミング(例えば、第3クロック信号15の立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジ)毎に、第1データ信号11および第2データ信号13のうちL個(2≦L≦N+M)のサンプルを選択することによって、ビット幅Lのパラレル信号16を生成する。データ選択部107は、パラレル信号16をシリアル変換部108へと出力する。
データ選択部107は、パラレル信号16を形成するLビットのうちのPビット(P<L)を第1データ信号11から選択すれば、残余の多くとも(L−P)ビットを第2データ信号13から選択することになる。ここで、Lに対するPの割合(すなわち、パラレル信号16に占める第1データ信号11の割合)は、固定的である必要はなく、動的に変更することができる。
例えば、データ選択部107は、第1の動作モードおよび第2の動作モードを切り替え可能であってもよい。データ選択部107は、第2の動作モードでは、第1の動作モードに比べてLに対するPの割合が小さくなるように動作することとする。なお、第2の動作モードでは、P/L=0、すなわち、第1データ信号11が全く選択されなくてもよい。
第1データ信号11を伝送する必要のない状況では、データ選択部107が第2の動作モードで動作することにより、第2データ信号13をより効率的に伝送すること、または、図1に示されない信号逆多重化装置において第2データ信号13をより正確に復元することが可能となる。
さらに、第2データ信号13の一部を伝送する必要のない状況では、データ選択部107は当該第2データ信号13の一部を選択する割合を減少させ、残部を選択する割合を増加させてもよい。
データ選択部107は、第1の動作モードでは、図5に例示されるように動作してもよい。図5の例では、L=10、P=8である。すなわち、データ選択部107は、パラレル信号16を形成する10ビットのうちの8ビットを第1データ信号11から選択し、残余の2ビットを第2データ信号13から選択する。他方、データ選択部107は、第2の動作モードでは、図6に例示されるように動作してもよい。図6の例では、L=10、P=0である。すなわち、データ選択部107は、パラレル信号16を形成する10ビットのうち6ビットを第2データ信号13から選択する。
なお、図5および図6の例では、パラレル信号16のビット幅Lがデータ選択部107の動作モードに関わらず固定であるが、当該ビット幅はデータ選択部107の動作モードに依存して変更されてもよい。但し、パラレル信号16のビット幅を状況に応じて削減すれば、後述されるシリアル信号17の伝送品質を維持したまま速度を低下させてシリアル信号17に関わる消費電力を削減したり、シリアル信号17に関わる消費電力を増加させることなく伝送品質を向上させたりすることが可能となる。
図5の例では、第1データ信号11を形成する8ビットは、第3クロック信号15によって制御されるタイミング毎に必ず選択およびサンプリングされている。なお、図5および後述される図6において符号Sはサンプラを表す。すなわち、データ選択部107は、例えば図7に示されるように、第1データ信号11を形成する8ビットの各々を、第3クロック信号15の立ち上がりエッジ(矢印で示す)毎に選択およびサンプリングし、サンプリング結果を第3クロック信号15の次の立ち上がりエッジに応じてパラレル信号16のうちの1ビットとして出力する。従って、図5の例によれば、パラレル信号16のうち第1データ信号11に対応する8ビットは、当該第1データ信号11に対して1クロック遅延する点を除けば略等価である。
他方、図5において、第2データ信号13を形成する6ビットは、上記タイミング毎に1/2または1/4の割合で選択およびサンプリングされている。換言すれば、第2データ信号13のうちの2ビットは2クロック周期で選択およびサンプリングされ、残余の4ビットは4クロック周期で選択およびサンプリングされる。なお、2ビット(または4ビット)を2クロック(または4クロック)周期で選択およびサンプリングする場合に、データ選択部107は、これらを1クロック毎に1つずつ選択およびサンプリングしてもよいし、これらを2クロック(または4クロック)に1度まとめてサンプリングし、サンプリング結果を1クロック毎に選択することでパラレル信号16のうちの1ビットとして出力してもよい。
具体的には、データ選択部107は、例えば図8に示されるように、第2データ信号13のうちの2ビット(入力データ1および入力データ2)を、第3クロック信号15の立ち上がりエッジ(矢印で示す)毎に交互に選択およびサンプリングし、サンプリング結果をそれぞれ次の立ち上がりエッジに応じてパラレル信号16の1ビットとして出力してもよい。
或いは、データ選択部107は、例えば図9に示されるように、第2データ信号13のうちの2ビット(入力データ1および入力データ2)を、第3クロック信号15の2つの連続する立ち上がりエッジ(矢印で示す)毎にサンプリングし、サンプリング結果を次の立ち上がりエッジおよびその次の立ち上がりエッジに応じてパラレル信号16の1ビットとして順次選択して出力してもよい。なお、図9の動作例によれば、各ビットのサンプリングタイミングは同一となる。故に、第2データ信号13を形成するMビット信号が互いに同期している場合に、係る同期関係が維持されやすい。
第2データ信号13のうちの2ビットが図8に例示されるように1ビット信号へと変換されていれば、図1に示されない信号逆多重化装置は図10に例示されるように図8の逆処理を行うことで当該2ビットを復元することができる。他方、第2データ信号13のうちの2ビットが図9に例示されるように1ビット信号へと変換されていれば、信号逆多重化装置は図11に例示されるように図9の逆処理を行うことで当該2ビットを復元することができる。
なお、信号逆多重化装置は、図8または図9の逆処理を開始するタイミングを検知し、当該タイミングに従って動作する必要がある。係るタイミングが不正確であると、復元されたビットの取り違え(例えば、図10または図11に示される出力データ1と出力データ2とが入れ替わる)が生じるかもしれない。係るタイミングを示す情報は、シリアル信号17とは独立した信号を用いて信号逆多重化装置に通知されてもよいし、シリアル信号17に埋め込まれていてもよい。
シリアル変換部108は、クロック選択部105から第3クロック信号15を受け取り、データ選択部107からパラレル信号16を受け取る。シリアル変換部108は、第3クロック信号15によって制御されるタイミング毎に、パラレル信号16のうち1つのサンプルを選択することによって、シリアル信号17を生成する。なお、ここでは説明されないが、シリアル信号17には、信号逆多重化装置における同期制御のために同期用信号を挿入することがある。故に、係るタイミングは、第3クロック信号15の立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジと必ずしも1対1に対応しない。換言すれば、パラレル信号16の各サンプルは、第3クロック信号15の周期のL2(>L)倍の周期で選択されてもよい。シリアル変換部108は、例えば図示されない送信部へとシリアル信号17を出力する。
動作制御部106、データ選択部107およびシリアル変換部108は、例えばIC、プログラマブルなデバイスまたはCPU(Central Processing Unit)を用いて実装することができる。
なお、シリアル信号17は、有線で伝送されてもよいし、無線で伝送されてもよい。例えば、図1の信号多重化装置は、シリアル信号17を無線で送信するための送信部をさらに含むことができる。この送信部は、例えばシリアル信号17のビット値を無線信号のON/OFFで表現するOn−Off−Keyingなどの振幅変調方式を利用してビット値を無線信号へと変調してもよい。
図1の信号多重化装置に対応する信号逆多重化装置が図3に例示される。図3の信号逆多重化装置は、パラレル変換部301と、データ復元部302とを含む。この信号逆多重化装置は、シリアル信号21を逆多重化することによって第3データ信号24および第4データ信号25を生成する。
なお、シリアル信号21は、有線で伝送されてもよいし、無線で伝送されてもよい。例えば、図3の信号逆多重化装置は、シリアル信号21を無線で受信するための受信部をさらに含むことができる。この受信部は、例えばOn−Off−Keyingなどの振幅変調方式に対応する復調方式を利用して無線信号からビット値を復調してもよい。
パラレル変換部301は、シリアル信号21を受け取る。シリアル信号21は、前述のシリアル信号17に相当する。パラレル変換部301は、シリアル信号21に同期した第4クロック信号23を生成する。なお、第4クロック信号23の周波数は、前述の第3クロック信号15の周波数と同様に変化し得る。さらに、パラレル変換部301は、第4クロック信号23によって制御されるタイミング毎に、シリアル信号21をサンプリングし、ビット幅Lのパラレル信号22のうちのいずれかのサンプルとして選択することによって、当該パラレル信号22を生成する。なお、前述のように、シリアル信号21の各サンプルは、第4クロック信号23の周期のL2(>L)倍の周期でパラレル信号22のうちのいずれかのサンプルとして選択されてもよい。パラレル変換部301は、パラレル信号22および第4クロック信号23をデータ復元部302へと出力する。
データ復元部302は、パラレル変換部301からパラレル信号22および第4クロック信号23を受け取る。データ復元部302は、第4クロック信号23によって制御されるタイミング毎に、パラレル信号22を形成するL個のビットを、Nビット幅の第3データ信号24およびMビット幅の第4データ信号25のうちのいずれかL個のサンプルとして選択して出力する。第3データ信号24および第4データ信号25は、前述の第1データ信号11の復元信号および第2データ信号13の復元信号にそれぞれ相当する。
第1データ信号11は第1クロック信号12と同期しているので、第1クロック信号12を用いてサンプリングされた第1データ信号11は、第3データ信号24において正確に復元することができる。他方、第2データ信号13は、第4データ信号25において必ずしも正確に復元されない。
なお、一般に、データ信号を当該データ信号と同期しないクロック信号を用いてサンプリングする場合に、サンプリングされた信号の復元信号はオリジナルのデータ信号と必ずしも一致しない。両者の差異は、データ信号の周波数に対するクロック信号の周波数の比率が大きいほど小さくなる傾向にある。故に、クロック信号の周波数が高いほどデータ信号を正確に伝送することができる。
例えば、クロック信号の周波数がデータ信号の周波数の10倍であれば、当該データ信号のサンプリング周期が2クロックであったとしても、当該データ信号は当該データ信号の5倍の速度でサンプリングされる。同様に、例えば、クロック信号の周波数がデータ信号の周波数の20倍であれば、当該データ信号のサンプリング周期が4クロックであったとしても、当該データ信号は当該データ信号の5倍の速度でサンプリングされる。すなわち、このデータ信号は、信号値が現在の値に変化してから次の値に変化するまでの間に約5回サンプリングされる。
以上説明したように、第1の実施形態に係る信号多重化装置は、第1クロック信号および第2クロック信号のいずれか一方を選択して多重化処理を制御する。従って、この信号多重化装置によれば、例えば第1クロック信号が供給されない状況であっても、第1データ信号および第2データ信号のうち少なくとも当該第2データ信号を安定的に伝送することができる。
なお、データ選択部107の動作モードが固定的であっても、第1クロック信号12の周波数に比べて低い第2クロック信号14を用いることで、シリアル信号17に関わる消費電力を削減することが可能である。第2クロック信号14の周波数が低ければ、例えば第1データ信号11を伝送する必要のない状況で低周波数の第3クロック信号15がデータ選択部107およびシリアル変換部108に供給することができるので、これらの動作速度は低下する。但し、第1データ信号11のみならず第2データ信号13の伝送品質も劣化する点に注意を要する。
(第2の実施形態)
図2に例示されるように、第2の実施形態に係る信号多重化装置は、第1データ信号入力部101と、第1クロック信号入力部102と、第2データ信号入力部103と、第2クロック信号入力部104と、クロック選択部105と、動作制御部206と、データ選択部107と、シリアル変換部108と、信号観測部209とを含む。図2の信号多重化装置は、図1の信号多重化装置と同様に、第1データ信号11および第2データ信号13を多重化することによってシリアル信号17を生成する。
動作制御部206は、信号観測部209から第1データ信号11または第1クロック信号12の入力状態の観測結果を通知される。動作制御部206は、この観測結果に基づいて、クロック選択部105およびデータ選択部107の動作を制御する。具体的には、動作制御部206は、第1データ信号11または第1クロック信号12が入力されていない(ノイズが入力されているに過ぎない状態を含む)ことを示す観測結果を受け取ると、第2クロック信号14の選択を指示するクロック制御信号を生成する。さらに、動作制御部206は、係る観測結果に応じて、データ選択部107を前述の第2の動作モードに設定してもよい。
例えば、第1データ信号11が入力されていない状況では当該第1データ信号11を伝送する必要はないと推定することができる。この状況において、動作制御部206は、データ選択部107を前述の第2の動作モードに設定する。係る動作によれば、第2データ信号13を効率的に伝送することが可能である。さらに、この状況では第1クロック信号12および第2クロック信号14のどちらも利用可能であるかもしれないが、動作制御部206は、クロック選択部105に第2クロック信号14を選択させる。係る動作によれば、第1クロック信号12が急に停止した場合であっても第2データ信号13の伝送を継続することができる。加えて、第2クロック信号14の周波数が第1クロック信号12の周波数に比べて低ければ、シリアル信号17に関わる消費電力を削減することができる。
また、第1クロック信号12が入力されていない状況では当該第1クロック信号12を利用することができない。この状況において、動作制御部206は、クロック選択部105に第2クロック信号14を選択させる。係る動作によれば、第1クロック信号12が供給されない期間にも第2データ信号13の伝送を継続することができる。
他方、動作制御部206は、第1データ信号11および第1クロック信号12が入力されていることを示す観測結果を受け取ると、第1クロック信号12の選択を指示するクロック制御信号を生成してもよい。さらに、動作制御部206は、係る観測結果に応じて、データ選択部107を前述の第1の動作モードに設定してもよい。
信号観測部209は、第1データ信号11および第1クロック信号12のうち少なくとも一方の入力状態を観測する。信号観測部209は、観測結果を動作制御部206に通知する。
第2クロック信号14の周波数は、好ましくは、第1クロック信号12の周波数に比べて低い。第2クロック信号14の周波数が低くなるほど、当該第2クロック信号14がクロック選択部105によって選択された場合のシリアル信号17の速度も低下する。すなわち、シリアル信号17に関する消費電力が削減できる一方で当該シリアル信号17によって搬送可能なデータ量も減少する。しかしながら、第2クロック信号14の選択時に前述の第2の動作モードを利用すれば、第1クロック信号12が選択され、かつ、データ選択部107が第1の動作モードに設定されている場合と比べて遜色のない精度で、第2データ信号13を伝送することが可能である。
前述のように、第2の動作モードは、第1の動作モードと比べて、第2データ信号13の選択される割合が高くなるように設計される。例えば、第2の動作モードにおいて第2データ信号13を形成するMビットの全てが1クロック周期で選択されるとすれば、第1の動作モードでは2クロック周期または4クロック周期で選択されていた信号は、第2の動作モードでは略2倍または略4倍の頻度で選択されることになる。故に、第2クロック信号14の周波数が第1クロック信号12の周波数の1/2倍程度であったとしても、第1クロック信号12が選択され、かつ、データ選択部107が第1の動作モードに設定されている場合と比べて遜色のない精度で、第2データ信号13を伝送することが可能である。
以上説明したように、第2の実施形態に係る信号多重化装置は、第1データ信号または第1クロック信号の入力状態を観測し、観測結果に応じてクロック制御信号を切り替える。従って、この信号多重化装置によれば、第1データ信号または第1クロック信号が入力されていない場合には、第2クロック信号を用いて多重化処理を継続することができる。
さらに、第2の実施形態に係る信号多重化装置は、第1データ信号または第1クロック信号の入力状態を観測し、観測結果に応じてデータ選択部の動作モードを切り替えてもよい。従って、この信号多重化装置によれば、第1データ信号を送信する必要のない状況では第2データ信号を効率的に伝送することができる。加えて、第2クロック信号の周波数は第1クロック信号の周波数よりも低くてもよい。周波数の低い第2クロック信号を選択したとしても、データ選択部が第2動作モードで動作すれば第2データ信号を正確に伝送しつつ消費電力を削減することができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態に係る伝送装置は、前述の第1の実施形態または第2の実施形態に係る信号多重化装置と、当該信号多重化装置によって生成されたシリアル信号を送信する送信部と、送信部によって送信されたシリアル信号を受信する受信部と、受信部によって受信されたシリアル信号を逆多重化する信号逆多重化装置とを含むことができる。この伝送装置は、信号多重化装置に接続された第1のセクションから信号逆多重化装置に接続された第2のセクションへ向かう一方向の伝送を行ってもよいし、当該第1のセクションと当該第2のセクションとの間で双方向の伝送を行ってもよい。
本実施形態に係る伝送装置は、図4に例示されるように、第1データ信号入力部101と、第1クロック信号入力部102と、第2データ信号入力部103と、第2クロック信号入力部104と、クロック選択部105と、動作制御部406と、データ選択部107と、シリアル変換部108と、信号観測部209と、送信部410と、受信部411と、パラレル変換部301と、データ復元部302と、第5データ信号入力部412と、第5クロック信号入力部413と、シリアル変換部414と、送信部415と、受信部416と、パラレル変換部417とを含む。
図4の伝送装置は、上記第1のセクションおよび上記第2のセクションを含んでいてもよい。第1のセクションは、例えば、映像信号および制御信号に相当する第1データ信号11および第2データ信号13を出力するカメラモジュールまたはプロセッサであってもよい。第2のセクションは、復元された映像信号および制御信号に相当する第3データ信号24および第4データ信号25を入力するディスプレイモジュールまたはコントローラモジュールであってもよい。
第1のセクションは、第1データ信号11、第1クロック信号12および第2データ信号13を第1データ信号入力部101、第1クロック信号入力部102および第2データ信号入力部103へとそれぞれ出力する。さらに、第1のセクションは、第2クロック信号14を第2クロック信号入力部104へ出力してもよい。また、第1のセクションは、後述される第6データ信号をパラレル変換部417から受け取ってもよい。
第2のセクションは、第3データ信号24および第4データ信号25をデータ復元部302からそれぞれ受け取る。さらに、第2のセクションは、後述される第5データ信号および第5クロック信号を第5データ信号入力部412および第5クロック信号入力部413へとそれぞれ出力する。
動作制御部406は、信号観測部209から第1データ信号11または第1クロック信号12の入力状態の観測結果を通知され、パラレル変換部417から第6データ信号を受け取る。第6データ信号は、クロック選択部105またはデータ選択部107に対する外部制御信号を含むことができる。動作制御部406は、この観測結果に基づいて、或いは、第6データ信号に従って、クロック選択部105およびデータ選択部107の動作を制御する。なお、動作制御部406が観測結果を利用しない場合には、信号観測部209は省略可能である。
送信部410は、シリアル信号17を有線または無線で伝送する。例えば、送信部410は、基板上の配線またはケーブルを介してシリアル信号17を伝送してもよいし、シリアル信号17を無線信号へと変調して伝送してもよい。送信部410(および後述される送信部415)は、シリアル信号のビット値を無線信号の振幅で表現する振幅変調方式(例えば、On−Off−Keying)、シリアル信号のビット値を無線信号の周波数で表現する周波数変調方式などを用いることができる。
なお、送信部410が無線伝送を行う場合に、クロック選択部105における第3クロック信号15の選択およびデータ選択部107の動作モードに応じて、送信部410(および受信部411)の動作モードを切り替えることが効果的である。例えば、送信部410は、第1の動作モードと、当該第1の動作モードに比べて消費電力の低い第2の動作モードとで動作可能であってよい。
具体的には、クロック選択部105が第1クロック信号12を選択し、かつ、データ選択部107が第1の動作モードに設定される場合に、送信部410は第1の動作モードに設定される。他方、クロック選択部105が第2クロック信号14を選択し、かつ、データ選択部107が第2の動作モードに設定される場合に、送信部410は第2の動作モードに設定される。
第2クロック信号14の周波数が第1クロック信号12の周波数に比べて低ければ、前述の条件で送信部410を第2の動作モードに設定することで、送信部410の消費電力をシリアル信号17の速度(これは、クロック選択部105が第1クロック信号12を選択した場合のシリアル信号17の速度に比べて小さい)に見合ったレベルに抑制しつつ当該シリアル信号17を十分な精度で伝送することが可能である。他方、第2クロック信号14の周波数が第1クロック信号12の周波数に比べて低くない(例えば、両者が等しい)場合であっても、第2データ信号13が選択される割合はデータ選択部107が第1の動作モードで動作する場合に比べて上昇しているので、前述の条件で送信部410を第2の動作モードに設定することで、送信部410の消費電力を抑制しつつシリアル信号17(第2データ信号13)を十分な精度で伝送することが可能である。
受信部411は、有線または無線で伝送されたシリアル信号21を受信する。例えば、受信部411は、基板上の配線またはケーブルを介してシリアル信号21を受信してもよいし、受信した無線信号をシリアル信号へと復調してもよい。受信部411(および後述される受信部416)は、振幅変調方式(例えば、On−Off−Keying)、周波数変調方式などに対応する復調方式を用いることができる。受信部411は、シリアル信号21をパラレル変換部301へと出力する。
第5データ信号入力部412は、第2のセクションからパラレル形式の第5データ信号を入力する。第5データ信号は典型的には互いに同期している。第5データ信号入力部412は、第5データ信号をシリアル変換部414へと出力する。
第5クロック信号入力部413は、第2のセクションから第5クロック信号を入力する。第5クロック信号は、典型的には第5データ信号の各々に同期している。第5クロック信号入力部413は、第5クロック信号をシリアル変換部414へと出力する。
シリアル変換部414は、第5データ信号入力部412から第5データ信号を受け取り、第5クロック信号入力部413から第5クロック信号を受け取る。シリアル変換部414は、第5クロック信号によって制御されるタイミング毎に、第5データ信号のうち1つのサンプルを選択することによって、シリアル信号を生成する。シリアル変換部414は、送信部415へとシリアル信号を出力する。
送信部415は、シリアル変換部414からシリアル信号を受け取り、当該シリアル信号を有線または無線で伝送する。受信部416は、送信部415によって有線または無線で伝送されたシリアル信号を受信する。受信部416は、受信したシリアル信号をパラレル変換部417へと出力する。
パラレル変換部417は、受信部416からシリアル信号を受け取る。パラレル変換部417は、シリアル信号に同期した第6クロック信号(図示されない)を生成する。なお、第6クロック信号の周波数は、第5クロック信号の周波数と同じである。さらに、パラレル変換部417は、第6クロック信号によって制御されるタイミング毎に、シリアル信号をサンプリングし、パラレル形式の第6データ信号のうちのいずれかのサンプルとして選択することによって、当該第6データ信号を生成する。パラレル変換部417は、第6データ信号の少なくとも一部を動作制御部406へと出力する。さらに、パラレル変換部417は、第6データ信号の少なくとも一部を第1のセクションへと出力してもよい。
以上説明したように、第3の実施形態に係る伝送装置は、当該伝送装置の内部における一方向または双方向の伝送に前述の第1の実施形態または第2の実施形態に係る信号多重化装置を利用する。従って、この伝送装置によれば、例えば第1クロック信号が供給されない状況であっても、第1データ信号および第2データ信号のうち少なくとも当該第2データ信号を安定的に伝送することができる。さらに、この伝送装置は、第1のセクションに接続された信号多重化装置に含まれるクロック選択部およびデータ選択部に対する外部制御信号を、第2のセクションから当該第1のセクションへと伝送することもできる。
なお、第2のセクションから第1のセクションへの伝送に関わる信号多重化装置および信号逆多重化装置は、第1の実施形態または第2の実施形態に係る信号多重化装置およびこれに対応する信号逆多重化装置にそれぞれ置き換えられてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11・・・第1データ信号
12・・・第1クロック信号
13・・・第2データ信号
14・・・第2クロック信号
15・・・第3クロック信号
16,22・・・パラレル信号
17,21・・・シリアル信号
23・・・第4クロック信号
24・・・第3データ信号
25・・・第4データ信号
101・・・第1データ信号入力部
102・・・第1クロック信号入力部
103・・・第2データ信号入力部
104・・・第2クロック信号入力部
105・・・クロック選択部
106,206,406・・・動作制御部
107・・・データ選択部
108,414・・・シリアル変換部
209・・・信号観測部
301,417・・・パラレル変換部
302・・・データ復元部
410,415・・・送信部
411,416・・・受信部
412・・・第5データ信号入力部
413・・・第5クロック信号入力部

Claims (13)

  1. 第1データ信号と同期した第1クロック信号および前記第1クロック信号とは異なる第2クロック信号のいずれか一方を選択することによって第3クロック信号を得るクロック選択部と、
    前記第3クロック信号によって制御されるタイミング毎に前記第1データ信号および前記第1データ信号に比べて速度の遅い第2データ信号のうちの一部を選択することによって、第1のパラレル信号を生成するデータ選択部と、
    前記第3クロック信号に従って、前記第1のパラレル信号をシリアル信号へと変換する変換部と
    を具備する、信号多重化装置。
  2. 前記第1データ信号を入力する第1の入力部と、
    前記第1クロック信号を入力する第2の入力部と、
    前記第2データ信号を入力する第3の入力部と、
    前記第2クロック信号を入力する第4の入力部と
    をさらに具備する、請求項1記載の信号多重化装置。
  3. 前記データ選択部は、第1の動作モードおよび第2の動作モードで動作可能であって、
    前記データ選択部が前記第2の動作モードで動作する場合に前記第2データ信号を選択する割合は、前記データ選択部が前記第1の動作モードで動作する場合に前記第2データ信号を選択する割合に比べて高い、
    請求項1記載の信号多重化装置。
  4. 前記クロック選択部および前記データ選択部の動作を制御する動作制御部をさらに具備し、
    前記動作制御部は、前記クロック選択部に前記第1クロック信号を選択させる場合に、前記データ選択部を前記第1の動作モードに設定し、前記クロック選択部に前記第2クロック信号を選択させる場合に前記データ選択部を前記第2の動作モードに設定する、
    請求項3記載の信号多重化装置。
  5. 前記第2クロック信号の周波数は前記第1クロック信号の周波数に比べて低い、請求項1ないし請求項4のいずれか1項記載の信号多重化装置。
  6. 前記第1クロック信号の入力状態を観測する信号観測部をさらに具備し、
    前記動作制御部は、前記第1クロック信号が入力されていない場合には前記クロック選択部に前記第2クロック信号を選択させる、
    請求項4記載の信号多重化装置。
  7. 前記第1データ信号の入力状態を観測する信号観測部をさらに具備し、
    前記動作制御部は、前記第1データ信号が入力されていない場合には前記クロック選択部に前記第2クロック信号を選択させる、
    請求項4記載の信号多重化装置。
  8. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の信号多重化装置と、
    前記シリアル信号を送信する送信部と
    を具備する、伝送装置。
  9. 前記送信部は、前記シリアル信号を無線で送信する、請求項8記載の伝送装置。
  10. 前記シリアル信号を受信する受信部と、
    前記受信部によって受信されたシリアル信号に基づいて前記シリアル信号に同期した第4クロック信号を生成し、前記第4クロック信号に従って前記シリアル信号を第2のパラレル信号へと変換するパラレル変換部と、
    前記第4クロック信号によって制御されるタイミング毎に、前記第2のパラレル信号を第3のデータ信号および第4のデータ信号のうちの一部のサンプルとして選択し、前記第1データ信号および前記第2データ信号をそれぞれ復元するデータ復元部と
    を更に具備する、請求項8記載の伝送装置。
  11. 前記送信部は、前記シリアル信号を無線で送信し、
    前記受信部は、前記シリアル信号を無線で受信する、
    請求項10記載の伝送装置。
  12. 第1データ信号と同期した第1クロック信号および前記第1クロック信号とは異なる第2クロック信号のいずれか一方を選択することによって第3クロック信号を得ることと、
    前記第3クロック信号によって制御されるタイミング毎に前記第1データ信号および前記第1データ信号に比べて速度の遅い第2データ信号のうちの一部を選択することによって、パラレル信号を生成することと、
    前記第3クロック信号に従って、前記パラレル信号をシリアル信号へと変換することと
    を具備する、信号多重化方法。
  13. 第1データ信号と同期した第1クロック信号および前記第1クロック信号とは異なる第2クロック信号のいずれか一方を選択することによって第3クロック信号を得ることと、
    前記第3クロック信号によって制御されるタイミング毎に前記第1データ信号および前記第1データ信号に比べて速度の遅い第2データ信号のうちの一部を選択することによって、第1のパラレル信号を生成することと、
    前記第3クロック信号に従って、前記第1のパラレル信号をシリアル信号へと変換することと、
    前記シリアル信号を送信することと、
    前記シリアル信号を受信することと、
    前記シリアル信号に基づいて前記シリアル信号に同期した第4クロック信号を生成し、前記第4クロック信号に従って前記シリアル信号を第2のパラレル信号へと変換することと、
    前記第4クロック信号によって制御されるタイミング毎に、前記第2のパラレル信号を第3のデータ信号および第4のデータ信号のうちの一部のサンプルとして選択し、前記第1データ信号および前記第2データ信号をそれぞれ復元することと
    を具備する、伝送方法。
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