JP2016212716A - 注意喚起情報発信装置、注意喚起情報発信方法、信号機制御装置、移動体位置表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、移動体の存在を周囲に注意喚起する際に、当該移動体の位置を把握できるように注意喚起を行うことを目的とする。
【解決手段】本発明の注意喚起情報発信装置は、車両1の位置情報を取得する情報取得部22と、車両1の周辺に車両1の存在を注意喚起する必要があるか否かを判断する注意喚起判断部21と、注意喚起判断部21が車両1の存在を注意喚起する必要があると判断した場合に、車両1の位置情報を含む注意喚起情報を外部の通信機器30に発信する通信部23と、を備える。
【選択図】図2
【解決手段】本発明の注意喚起情報発信装置は、車両1の位置情報を取得する情報取得部22と、車両1の周辺に車両1の存在を注意喚起する必要があるか否かを判断する注意喚起判断部21と、注意喚起判断部21が車両1の存在を注意喚起する必要があると判断した場合に、車両1の位置情報を含む注意喚起情報を外部の通信機器30に発信する通信部23と、を備える。
【選択図】図2
Description
この発明は、移動体に対する注意喚起情報を移動体の外部の通信機器に発信する技術に関する。
車両等の移動体の運転者が運転中に居眠りしたり癲癇等の発作に見舞われたりすると、移動体を適切に運転することが出来なくなる。その結果、移動体が交通法規を逸脱した挙動を行うと、周辺の移動体や通行人等が危害を加えられるおそれがある。
従来、このような問題に対して、車両の運転者の覚醒度を判定し、覚醒度が低下した場合には警告を周囲の車両、公共機関、携帯機器、及び道路に設置された電光掲示板などに通知する装置が提案されている(特許文献1)。
しかし、特許文献1に記載の装置では、対象車両がどこを走行しているのかを通知を受けた側が把握出来ないという問題があった。本発明は上述の問題に鑑み、移動体の存在を周囲に注意喚起する際に、当該移動体の位置を把握できるように注意喚起を行うことを目的とする。
本発明の注意喚起情報発信装置は、移動体の位置情報を取得する位置情報取得部と、移動体の周辺に移動体の存在を注意喚起する必要があるか否かを判断する注意喚起判断部と、注意喚起判断部が移動体の存在を注意喚起する必要があると判断した場合に、移動体の位置情報を含む注意喚起情報を外部の通信機器に発信する通信部と、を備える。
本発明の注意喚起情報発信方法は、移動体の位置情報を取得し、移動体の周辺に移動体の存在を注意喚起する必要があるか否かを判断し、注意喚起が必要と判断した場合に、移動体の位置情報を含む注意喚起情報を外部の通信機器に発信する。
本発明の信号機制御装置は、本発明の注意喚起情報発信装置から発信された注意喚起情報を受信し、当該受信した注意喚起情報に含まれる移動体の位置情報に基づき、当該移動体の周辺の信号機の燈火を制御する。
本発明の移動体位置表示装置は、本発明の注意喚起情報発信装置から発信された注意喚起情報を受信し、当該受信した注意喚起情報に含まれる移動体の位置情報に基づき、当該移動体の位置を示す地図の表示を行う。
本発明の注意喚起情報発信装置は、移動体の位置情報を取得する位置情報取得部と、移動体の周辺に移動体の存在を注意喚起する必要があるか否かを判断する注意喚起判断部と、注意喚起判断部が移動体の存在を注意喚起する必要があると判断した場合に、移動体の位置情報を含む注意喚起情報を外部の通信機器に発信する通信部と、を備え、注意喚起情報は位置情報を含む。従って、注意喚起情報を受信した側は移動体の位置を把握することができる。
本発明の注意喚起情報発信方法は、移動体の位置情報を取得し、移動体の周辺に移動体の存在を注意喚起する必要があるか否かを判断し、注意喚起が必要と判断した場合に、移動体の位置情報を含む注意喚起情報を外部の通信機器に発信する。従って、注意喚起情報を受信した側は移動体の位置を把握することができる。
本発明の信号機制御装置は、本発明の注意喚起情報発信装置から発信された注意喚起情報を受信し、当該受信した注意喚起情報に含まれる移動体の位置情報に基づき、当該移動体の周辺の信号機の燈火を制御する。従って、例えば信号機の燈火制御により、注意喚起対象の移動体が走行している道路への他の移動体の進入を禁止したり、対面通行の車両を停止させたりすることにより、注意喚起対象の移動体及び他の移動体の交通を円滑に行うことが出来る。
本発明の移動体位置表示装置は、本発明の注意喚起情報発信装置から発信された注意喚起情報を受信し、当該受信した注意喚起情報に含まれる移動体の位置情報に基づき、当該移動体の位置を示す地図の表示を行う。従って、注意喚起対象の移動体の位置を視覚的に把握することが出来る。
<A.実施の形態1>
<A−1.構成>
図1は、本発明の実施の形態1に係る注意喚起情報発信装置20Aと、注意喚起情報発信装置20Aが発信する注意喚起情報を受信する通信機器の構成を示している。注意喚起情報発信装置20Aは自動車の車両1に搭載されている。以下、注意喚起情報発信装置20Aは自動車の車両に搭載されるものとして説明を行うが、本発明の注意喚起情報発信装置は、自動二輪や鉄道車両等、他の移動体にも適用可能である。
<A−1.構成>
図1は、本発明の実施の形態1に係る注意喚起情報発信装置20Aと、注意喚起情報発信装置20Aが発信する注意喚起情報を受信する通信機器の構成を示している。注意喚起情報発信装置20Aは自動車の車両1に搭載されている。以下、注意喚起情報発信装置20Aは自動車の車両に搭載されるものとして説明を行うが、本発明の注意喚起情報発信装置は、自動二輪や鉄道車両等、他の移動体にも適用可能である。
車両1に搭載された注意喚起情報発信装置20Aは、車両1の存在を周辺に注意喚起する必要があると判断すると、注意喚起情報を外部の通信機器に発信する。図1では、注意喚起情報の発信先となる通信機器として、車両1の周辺の通行人2の携帯端末3や、車両1の周辺車両4の車載機器5や、信号機6の燈火状態を制御する交通管制システム7を例示している。
図2は、注意喚起情報発信装置20Aの構成を示すブロック図である。注意喚起情報発信装置20Aは、注意喚起判断部21、情報取得部22及び通信部23を備えている。注意喚起判断部21は、車両1の存在を周辺に注意喚起する必要があるか否かを判断する。例えば注意喚起判断部21は、図2に示していない入力インタフェースがユーザの所定の操作を受けた場合に、車両1の存在を周辺に注意喚起する必要があると判断する。例えば、傷病者を車両1で緊急に搬送しなければならない場合に、車両1の運転者が上記の操作を行うことが考えられる。
情報取得部22は、車両1に搭載された測位装置13から車両1の位置情報を取得する。測位装置13は、例えばGPS(Global Positioning System)受信機を備え、GPS信号により車両1を測位する。また、測位結果をジャイロセンサや車速センサの信号を基に補正しても良い。
通信部23は、情報取得部22から車両1の位置情報を取得し、注意喚起判断部21が車両1の存在を周辺に注意喚起する必要があると判断した場合に、車両1の位置情報を含む注意喚起情報を通信機器30に送信する。通信機器30は、図1で携帯端末3、車載機器5、交通管制システム7と例示したものである。
図3は、注意喚起情報発信装置20Aのハードウェア構成を示す図である。注意喚起情報発信装置20Aは、CPU(Central Processing Unit)31、メモリ32及び通信インタフェース(I/F)33により実現される。注意喚起判断部21、情報取得部22は、CPU31がRAM(Random Access Memory)等のメモリ32に格納されたプログラムを実行することにより、当該CPU31の機能として実現される。ただし、これらは、例えば複数のCPU31が連携して実現されてもよい。また、通信部23は通信I/F33により実現される。
<A−2.動作>
図4は、注意喚起情報発信装置20Aの動作を示すフローチャートである。図4に沿って注意喚起情報発信装置20Aの動作を説明する。まず、注意喚起判断部21は、例えば一定周期ごとに、車両1の存在を周辺に注意喚起する必要があるか否かを判断する(ステップS31)。注意喚起判断部21が車両1の存在を周辺に注意喚起する必要があると判断すると(ステップS31:YES)、情報取得部22が車両1の現在の位置を示す位置情報を測位装置13から取得する(ステップS32)。次に、通信部23が、車両1の位置情報を含む注意喚起情報を外部の通信機器30に発信する(ステップS33)。
図4は、注意喚起情報発信装置20Aの動作を示すフローチャートである。図4に沿って注意喚起情報発信装置20Aの動作を説明する。まず、注意喚起判断部21は、例えば一定周期ごとに、車両1の存在を周辺に注意喚起する必要があるか否かを判断する(ステップS31)。注意喚起判断部21が車両1の存在を周辺に注意喚起する必要があると判断すると(ステップS31:YES)、情報取得部22が車両1の現在の位置を示す位置情報を測位装置13から取得する(ステップS32)。次に、通信部23が、車両1の位置情報を含む注意喚起情報を外部の通信機器30に発信する(ステップS33)。
通信機器30が交通管制システム7(信号機制御装置)である場合、交通管制システム7は通信部23から注意喚起情報を受信すると、注意喚起情報に含まれる車両1の位置情報から、車両1の現在位置を特定し、車両1の周辺の信号機6の燈火状態を制御する。例えば、車両1が傷病者を病院へ搬送する等の緊急走行を行っている場合には、車両1の進路前方の信号機を青に燈火させ、車両1の進路と交差する道路の信号機を赤に燈火させることで、車両1が円滑に走行させることが可能である。
次に、車両1のアクセサリ電源がオフ(ステップS34:YES)になれば処理を終了し、オン(ステップS34:YES)であればステップS31に戻って処理を継続する。
<A−3.効果>
実施の形態1の注意喚起情報発信装置20Aは、車両1(移動体)の位置情報を取得する情報取得部22(位置情報取得部)と、車両1の周辺に車両1の存在を注意喚起する必要があるか否かを判断する注意喚起判断部21と、注意喚起判断部21が車両1の存在を注意喚起する必要があると判断した場合に、車両1の位置情報を含む注意喚起情報を外部の通信機器30に発信する通信部23と、を備える。このように、注意喚起情報に車両1の位置情報を含ませることにより、注意喚起情報を受けた側が車両1の位置を把握することが出来る。
実施の形態1の注意喚起情報発信装置20Aは、車両1(移動体)の位置情報を取得する情報取得部22(位置情報取得部)と、車両1の周辺に車両1の存在を注意喚起する必要があるか否かを判断する注意喚起判断部21と、注意喚起判断部21が車両1の存在を注意喚起する必要があると判断した場合に、車両1の位置情報を含む注意喚起情報を外部の通信機器30に発信する通信部23と、を備える。このように、注意喚起情報に車両1の位置情報を含ませることにより、注意喚起情報を受けた側が車両1の位置を把握することが出来る。
また、注意喚起判断部21は、ユーザの所定の操作を受けた場合に、注意喚起を必要と判断するので、例えば車両1(移動体)で傷病者を病院に搬送する等の理由で緊急走行を行わなければならない場合に、車両1の運転者が注意喚起情報発信装置20Aに対して所定の操作を行うことで、注意喚起情報を外部に発信することが出来る。
実施の形態1の注意喚起情報発信方法は、車両1(移動体)の位置情報を取得し、車両1の周辺に車両1の存在を注意喚起する必要があるか否かを判断し、注意喚起が必要と判断した場合に、車両1の位置情報を含む注意喚起情報を外部の通信機器30に発信する。このように、注意喚起情報に車両1の位置情報を含ませることにより、注意喚起情報を受けた側が車両1の位置を把握することが出来る。
また、実施の形態1の信号機制御装置は、実施の形態1の注意喚起情報発信装置20Aから発信された注意喚起情報を受信し、当該受信した注意喚起情報に含まれる車両1(移動体)の位置情報に基づき、車両1の周辺の信号機の燈火を制御する。例えば、車両1が傷病者を病院へ搬送する等の緊急走行を行っている場合には、車両1の進路前方の信号機を青に燈火させ、車両1の進路と交差する道路の信号機を赤に燈火させることで、車両1が円滑に走行させることが可能である。
<B.実施の形態2>
<B−1.構成>
図5は、実施の形態2に係る注意喚起情報発信装置20Bの構成を示すブロック図である。実施の形態2では、注意喚起情報発信装置20Bを実施の形態1の注意喚起情報発信装置20Aと同様、車両1に搭載された装置として説明する。注意喚起情報発信装置20Bは、通信探索部25を備え、注意喚起判断部21が体調判定部24を備える点が、実施の形態1の注意喚起情報発信装置20Aと異なる。それ以外の構成は注意喚起情報発信装置20Aと同様である。
<B−1.構成>
図5は、実施の形態2に係る注意喚起情報発信装置20Bの構成を示すブロック図である。実施の形態2では、注意喚起情報発信装置20Bを実施の形態1の注意喚起情報発信装置20Aと同様、車両1に搭載された装置として説明する。注意喚起情報発信装置20Bは、通信探索部25を備え、注意喚起判断部21が体調判定部24を備える点が、実施の形態1の注意喚起情報発信装置20Aと異なる。それ以外の構成は注意喚起情報発信装置20Aと同様である。
体調判定部24は、車両1に搭載された体調監視センサ12の測定情報を取得し、運転者の体調が異常か正常かを判定する。ここで「体調が異常」な状態とは、覚醒度が低下している状態、酩酊状態、癲癇発作が生じている状態、薬物の摂取により幻覚を感じている状態等、正常に運転を行えない状態のことをいう。
体調監視センサ12は、有線又はBluetooth(登録商標)などの無線により注意喚起情報発信装置20Bと接続されている。例えば、体調監視センサ12が運転者の頭部又は瞳孔を撮影するカメラである場合、体調判定部24はカメラの撮影画像から頭部の揺れ具合又は瞳孔の開き具合を判定し、これらの情報に基づき運転者の覚醒度を判定する。また、体調監視センサ12が運転者の体温を測定する体温計である場合、体調判定部24は運転者の体温又は体温変化から運転者の体調を判定する。その他、体調監視センサ12は、脳波測定器、脈拍計、皮膚電位測定器等であっても良いし、これらの組み合わせであっても良い。
体調判定部24が運転者の体調を異常と判定した場合、注意喚起判断部21は、車両1の存在を周辺に注意喚起する必要があると判断する。
情報取得部22は、測位装置13から車両1の位置情報を取得することに加えて、特徴情報記憶部14から車両1の特徴情報を取得する。特徴情報記憶部14は、HDD(Hard Disk Drive)やSDカード等の記憶媒体により構成され、特徴情報を記憶している。特徴情報は、車両1を外見から識別するための情報であり、例えばナンバープレート、車種、車色等の情報が挙げられる。特徴情報は、例えば図4に示されない入力インタフェースを通じてユーザにより入力される。図5において特徴情報記憶部14は注意喚起情報発信装置20の外部構成として示しているが、注意喚起情報発信装置20の構成であっても良い。
通信探索部25は、車両1の周辺に通信可能な機器を探索し、接続可能な機器を特定する。ここで、通信探索部25が機器を探索する範囲である「車両1の周辺」とは、例えば車両1の位置を中心とした半径500mの範囲である。また、車両1が高速で走行するほど車両1から離れた場所まで探索範囲に含める等、車両の速度に応じて機器の探索範囲を可変としても良い。また、探索範囲は車両1を中心とする円状の領域でなくても良い。例えば、車両1の進行方向側では車両1から遠い場所でまで探索範囲に含め、進行方向と反対側では車両1から近い場所のみを探索範囲に含める等、車両の進行方向に応じた形状であっても良い。
通信部23は、注意喚起判断部21が車両1の存在を周辺に注意喚起する必要があると判断した場合に、情報取得部22から車両1の位置情報及び特徴情報を取得し、これらを含む注意喚起情報を通信探索部25で特定した機器を含む通信機器30に発信する。なお、注意喚起情報には、車両1の注意喚起理由を含めても良い。例えば、体調判定部24で運転者の体調を異常と判定した結果注意喚起を行う場合には、車両1の運転者が体調異常であること、あるいは車両1が暴走車両であることを注意喚起情報に含める。
また、注意喚起情報には車両1の位置情報だけでなく、進行方向を含めても良い。例えば、情報取得部22が測位装置13から車両1の位置情報を連続的に取得し、位置情報の経時的な変化から、車両1の進行方向を判断することが出来る。
<B−2.動作>
図6は、実施の形態2の注意喚起情報発信装置20Bの動作を示すフローチャートである。図5に沿って注意喚起情報発信装置20Bの動作を説明する。まず、体調判定部24は、体調監視センサ12が接続済みか否かを判断する(ステップS51)。体調監視センサ12が未接続であれば接続されるまで待機し、接続が完了すれば、体調監視センサ12の検知情報を基に運転者の体調が異常か否かを判断する(ステップS52)。
図6は、実施の形態2の注意喚起情報発信装置20Bの動作を示すフローチャートである。図5に沿って注意喚起情報発信装置20Bの動作を説明する。まず、体調判定部24は、体調監視センサ12が接続済みか否かを判断する(ステップS51)。体調監視センサ12が未接続であれば接続されるまで待機し、接続が完了すれば、体調監視センサ12の検知情報を基に運転者の体調が異常か否かを判断する(ステップS52)。
ステップS52で体調判定部24が運転者の体調を正常と判断すると、ステップS56に移行する。
ステップS52で体調判定部24が運転者の体調を異常と判断すると、注意喚起判断部21は車両1の存在を周辺に注意喚起する必要があると判断する。そして、情報取得部22は車両1の位置情報を測位装置13から、車両1の特徴情報を特徴情報記憶部14から、それぞれ取得する(ステップS53)。
次に、通信探索部25が、車両1の周辺の通信機器を探索する(ステップS54)。そして、通信部23がステップS53で取得した位置情報及び特徴情報を含む注意喚起情報を、ステップS54で探索した通信機器を含む通信機器30に発信する(ステップS55)。
次に、車両1のアクセサリ電源がオフ(ステップS56:YES)になれば処理を終了し、オン(ステップS56:NO)であればステップS51に戻って処理を継続する。
<B−3.通信機器>
次に、注意喚起情報発信装置20Bから注意喚起情報を受信した通信機器30の動作を説明する。
次に、注意喚起情報発信装置20Bから注意喚起情報を受信した通信機器30の動作を説明する。
図7,8は、通信機器30の一例である携帯端末3における、注意喚起情報を受信する前後の画面表示例を示す図である。図7は、携帯端末3が時計表示や各種のアイコン表示を含む待受画面41を表示している場合の例である。この状態で、携帯端末3が注意喚起情報を受信すると、待受画面41の上部に注意喚起画面42を表示する。注意喚起画面42には、例えば「暴走車両が周囲を走行中です!」といった文章が表示され、これにより、携帯端末3を携帯する通行人2に注意喚起を促す。
図8は、携帯端末3で現在位置の周辺地図を示す地図画面43を表示している場合の例である。地図画面43では、道路45上に携帯端末3の位置がマーク44で示されている。この状態で携帯端末3が注意喚起情報を受信すると、地図画面43上に重畳して注意喚起画面42を表示する。注意喚起画面42には、例えば「暴走車両が周囲を走行中です!」といった文章が表示され、これにより、携帯端末3をもつ車両1の周囲の通行人2に注意喚起を促す。さらに、地図画面43の道路45上に車両1の位置を示すアイコン46を表示することにより、携帯端末3を携帯する通行人2が車両1の位置を把握することが可能である。また、注意喚起情報が車両1の進行方向の情報を含む場合には、アイコン46の矢印の向きで進行方向を示すことにより、通行人2は車両1の挙動により注意を払いやすくなる。
図7,8では、携帯端末3が画面表示によって通行人2に注意喚起を促す例を説明したが、携帯端末3は音声で出力することにより注意喚起を促しても良い。また、図7,8では携帯端末3における画面表示例として説明したが、周辺車両4の車載機器5において同様の表示を行っても良い。
すなわち、携帯端末3は、注意喚起情報発信装置20Bから発信された注意喚起情報を受信し、当該受信した注意喚起情報に含まれる車両1の位置情報に基づき、車両1の位置を示す地図の表示を行う移動体位置表示装置として機能する。
<B−4.変形例>
実施の形態2では、注意喚起情報発信装置20Bを車両1に搭載された装置として説明したが、注意喚起情報発信装置20Bは車載装置の他、スマートフォン等の携帯端末、サーバ、あるいはこれらの組み合わせによって構成されていても良い。この場合、図5に示す注意喚起情報発信装置20の各構成は、車載装置、携帯端末、サーバに分散して配置される。
実施の形態2では、注意喚起情報発信装置20Bを車両1に搭載された装置として説明したが、注意喚起情報発信装置20Bは車載装置の他、スマートフォン等の携帯端末、サーバ、あるいはこれらの組み合わせによって構成されていても良い。この場合、図5に示す注意喚起情報発信装置20の各構成は、車載装置、携帯端末、サーバに分散して配置される。
図9は、上記分散の一例として、車載装置及びサーバで構成される注意喚起情報発信装置20Cの構成を示すブロック図である。注意喚起情報発信装置20Cは特徴情報記憶部14を構成に含んでいる。それ以外の点で注意喚起情報発信装置20Cの各構成は注意喚起情報発信装置20Bと同様であるが、注意喚起判断部21が車載装置に配置され、情報取得部22、通信部23、通信探索部25、特徴情報記憶部14がサーバに配置されている。
また、図1では、注意喚起情報の発信先となるインフラの例として交通管制システム7及び信号機6を挙げたが、他の例としては路車間通信システムにおける路側機がある。
<B−5.効果>
実施の形態2の注意喚起情報発信装置20Bは、車両1(移動体)の運転者の体調に関する情報を検出する体調監視センサ12の検出情報から、運転者の体調が異常か否かを判定する体調判定部24を含み、注意喚起判断部21は、体調判定部24が運転者の体調を異常と判定した場合に注意喚起を必要と判断する。従って、運転者が正常な運転が出来ない体調である場合に、車両1の周囲に注意喚起をすることができるので、車両1が暴走車両となった場合でも周囲への影響を抑制することが出来る。
実施の形態2の注意喚起情報発信装置20Bは、車両1(移動体)の運転者の体調に関する情報を検出する体調監視センサ12の検出情報から、運転者の体調が異常か否かを判定する体調判定部24を含み、注意喚起判断部21は、体調判定部24が運転者の体調を異常と判定した場合に注意喚起を必要と判断する。従って、運転者が正常な運転が出来ない体調である場合に、車両1の周囲に注意喚起をすることができるので、車両1が暴走車両となった場合でも周囲への影響を抑制することが出来る。
また、注意喚起情報発信装置20Bは、車両1(移動体)の周辺の機器を探索する通信探索部25を備え、注意喚起情報の発信先である通信機器30は、通信探索部25で探索された機器を含む。従って、車両1の周辺の通信機器30に注意喚起情報を発信することができる。
また、通信機器30が信号機制御装置を含む場合は、注意喚起情報を受信した信号機制御装置が、車両1の周辺の信号機の燈火状態を制御することができる。そのため、例えば車両1の走行道路へ他の車両が進入することを抑制することによって、交通を円滑に行ったり、車両1が暴走した場合に他の車両への影響を低減したりすることができる。
また、注意喚起情報が、車両1(移動体)を外見から識別するための特徴情報を含む場合、注意喚起情報を受信した側が特徴情報を基に車両1を識別しやすいため、注意喚起の効果が増大する。
また、注意喚起情報の発信先となる通信機器30は、通信探索部25で探索された車両1(移動体)の周辺の携帯端末3を含むため、携帯端末3を通じて車両1の周辺の通行人等に注意喚起を行うことができる。
また、注意喚起情報の発信先となる通信機器30は、通信探索部25で探索された車両1(移動体)の周辺車両4(移動体)に搭載される車載機器5(端末)を含むため、車載機器5を通じて車両1の周辺車両4の搭乗者に注意喚起を行うことができる。
また、実施の形態2の携帯端末3(移動体位置表示装置)は、注意喚起情報発信装置20Bから発信された注意喚起情報を受信し、当該受信した注意喚起情報に含まれる車両1(移動体)の位置情報に基づき、車両1の位置を示す地図の表示を行う。従って、携帯端末3の保有者は、注意すべき車両1の位置を地図をみて把握することができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
1 車両、2 通行人、3 携帯端末、4 周辺車両、5 車載機器、6 信号機、7 交通管制システム、12 体調監視センサ、13 測位装置、20A,20B,20C 注意喚起情報発信装置、21 注意喚起判断部、22 情報取得部、23 通信部、24 体調判定部、25 通信探索部、30 通信機器、31 CPU、32 メモリ、33 通信インタフェース、41 待受画面、42 注意喚起画面、43 地図画面、44 マーク、45 道路、46 アイコン。
Claims (11)
- 移動体の位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記移動体の周辺に前記移動体の存在を注意喚起する必要があるか否かを判断する注意喚起判断部と、
前記注意喚起判断部が前記移動体の存在を注意喚起する必要があると判断した場合に、前記移動体の位置情報を含む注意喚起情報を外部の通信機器に発信する通信部と、
を備える、
注意喚起情報発信装置。 - 前記移動体の運転者の体調に関する情報を検出する体調監視センサの検出情報から、前記運転者の体調が異常か否かを判定する体調判定部を含み、
前記注意喚起判断部は、前記体調判定部が前記運転者の体調を異常と判定した場合に前記注意喚起を必要と判断する、
請求項1に記載の注意喚起情報発信装置。 - 前記移動体の周辺の機器を探索する通信探索部をさらに備え、
前記通信機器は、前記通信探索部で探索された機器を含む、
請求項1又は2に記載の注意喚起情報発信装置。 - 前記注意喚起判断部は、ユーザの所定の操作を受けた場合に、前記注意喚起を必要と判断する、
請求項1に記載の注意喚起情報発信装置。 - 前記通信機器は信号機制御装置を含む、
請求項1から4のいずれか1項に記載の注意喚起情報発信装置。 - 前記注意喚起情報は、前記移動体を外見から識別するための特徴情報を含む、
請求項1から5のいずれか1項に記載の注意喚起情報発信装置。 - 前記通信機器は、前記通信探索部で探索された、前記移動体の周辺の携帯端末を含む、
請求項3に記載の注意喚起情報発信装置。 - 前記通信機器は、前記通信探索部で探索された、前記移動体の周辺の移動体に搭載される端末を含む、
請求項3に記載の注意喚起情報発信装置。 - 移動体の位置情報を取得し、
前記移動体の周辺に前記移動体の存在を注意喚起する必要があるか否かを判断し、
前記注意喚起が必要と判断した場合に、前記移動体の位置情報を含む注意喚起情報を外部の通信機器に発信する、
注意喚起情報発信方法。 - 請求項1から8のいずれか1項に記載の注意喚起情報発信装置から発信された注意喚起情報を受信し、当該受信した注意喚起情報に含まれる移動体の位置情報に基づき、当該移動体の周辺の信号機の燈火を制御する、
信号機制御装置。 - 請求項1から8のいずれか1項に記載の注意喚起情報発信装置から発信された注意喚起情報を受信し、当該受信した注意喚起情報に含まれる移動体の位置情報に基づき、当該移動体の位置を示す地図の表示を行う、
移動体位置表示装置。
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WO2023112377A1 (ja) * | 2021-12-15 | 2023-06-22 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 路側機、車両、及び、制御装置 |
JP2023088673A (ja) * | 2021-12-15 | 2023-06-27 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 路側機、及び、暴走車両被害軽減システム |
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