JP2016212525A - 自動取引装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来と比して一段とセキュリティを向上させる。
【解決手段】出金処理時、出金動作を開始するとともに、シャッタ23が正常に開くかどうかを実際にシャッタ23を開いて確認するシャッタ開確認動作を開始する。そして、シャッタ開確認動作によりシャッタ23が正常に開くと確認できた場合には、出金動作をそのまま最後まで行い、シャッタ23が正常に開くと確認できなかった場合には、その時点で、出金動作を停止するとともに、既に紙幣入出金部20に集積されている紙幣については、紙幣入出金部20から現金自動預払機1の内部に取り込むようにした。これにより、シャッタ23が開かないように細工して紙幣を抜き取ってしまうような不正行為を未然に防ぐことができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、自動取引装置に関するものであり、例えば利用者との間で紙幣等の媒体を介して所望の取引を行う現金自動預払機(ATM:Automatic Teller Machine)に適用して好適なものである。
現金自動預払機は、顧客が入金する紙幣の投入口であるとともに顧客へ出金する紙幣の排出口である入出金口を有する入出金部を有している。この入出金部の入出金口には、シャッタが設けられていて、このシャッタを開閉することで、入出金口を開放及び閉塞する。
このような従来の現金自動預払機は、例えば出金時、顧客によって出金金額が入力されると、シャッタを閉じたまま、紙幣収納庫から入出金部へと紙幣を搬送し、入出金部に出金金額分の紙幣が集積されると、シャッタを開き、顧客にこの紙幣を取り出させるようになっている。
ところで、このような現金自動預払機に対して、例えばシャッタが開かないように細工して出金動作を途中でエラー終了させ、その後、シャッタの細工を外してシャッタを開け、入出金部に集積された紙幣を抜き取るといった不正行為が確認されている。
従来の現金自動預払機には、例えば、出金動作中に入出金口のシャッタが破壊されたことを検知すると、入出金部に集積された紙幣を、入出金部から現金自動預払機内に取り込むことで、不正な紙幣の抜き取りを防止するものがある(例えば特許文献1参照)。
また、従来の現金自動預払機には、例えば、入出金口に二重のシャッタを設け、出金動作中に外側のシャッタが無理に開けられると、入出金部に集積された紙幣を、入出金口から紙幣収納庫へと取り込むことで、不正な紙幣の抜き取りを防止するものもある(例えば特許文献2参照)。
特開平8−44935号公報 特開2003−67808号公報
しかしながら、上述したようなシャッタに細工する不正行為の場合、シャッタを破壊するわけでもなく、また出金動作中に無理にシャッタを開けるわけでもない為、従来の現金自動預払機では防ぐことができなかった。
本発明は以上の点を考慮したもので、従来と比して一段とセキュリティを向上させた自動取引装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の自動取引装置においては、媒体を搬送する搬送部と、前記媒体の排出口を有し、前記搬送部によって搬送されてくる媒体を集積する媒体排出部と、前記排出口を覆う開閉可能なシャッタと、前記シャッタが開いたかどうかを検知するシャッタ開検知部と、前記シャッタ開検知部の検知結果をもとに前記シャッタが正常に開くかどうかを確認する確認動作を前記媒体の排出動作時に行うシャッタ制御部とを設けた。
このように、シャッタが正常に開くかどうかの確認動作を媒体の排出動作時に行うようにすることで、シャッタが正常に開かなかった場合には、例えば排出動作を停止して媒体排出部に集積された媒体を取り込むようにすることができ、かくして、シャッタが開かないように細工して出金動作を途中でエラー終了させて紙幣を抜き取ってしまうような不正行為も未然に防ぐことができる。
本発明は、従来と比して一段とセキュリティを向上させた自動取引装置を実現できる。
現金自動預払機の構成を示す外観斜視図である。 紙幣入出金ユニットの内部構成を示す図である。 第1の実施の形態におけるシャッタ機構の構成を示す図である。 第1の実施の形態における出金処理の手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態におけるシャッタ機構の構成示す図である。 第2の実施の形態におけるシャッタの開閉動作の説明に伴う図である。 第2の実施の形態におけるシャッタの開閉動作の説明に伴う図である。 第2の実施の形態におけるシャッタの開閉動作の説明に伴う図である。 第2の実施の形態におけるシャッタ開センサとシャッタ開閉センサの状態遷移を示す表である。 第2の実施の形態における出金処理の手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態におけるシャッタの段差部の長さの説明に伴う図である。 他の実施の形態におけるシャッタ及びシャッタ開センサの構成を示す図である。 他の実施の形態におけるシャッタ機構の構成を示す図である。 他の実施の形態におけるシャッタ機構の構成を示す図である。
以下、発明を実施するための形態について、図面を用いて詳細に説明する。
[1.第1の実施の形態]
[1−1.現金自動預払機の構成]
まず第1の実施の形態について説明する。図1に外観を示すように、現金自動預払機1は、例えば金融機関等に設置され、顧客との間で入金取引や出金取引等の現金に関する取引を行うものである。
この現金自動預払機1は、箱状の筐体2を中心に構成されており、この筐体2の前面(顧客に対向する面)上部には、接客部3が設けられている。接客部3は、カード入出口4、入出金口5、操作表示部6、テンキー7及びレシート発行口8からなり、顧客との間で現金や通帳等を直接やり取りすると共に、取引に関する情報の通知や操作指示の受付を行う部分である。
カード入出口4は、キャッシュカード等の各種カードが挿入又は排出される部分であり、このカード入出口4の奥側には、各種カードに磁気記録された口座番号等の読み取りを行うカード処理部(図示せず)が設けられている。
入出金口5は、顧客が入金する紙幣が投入されると共に、顧客へ出金する紙幣が排出される部分であり、シャッタを駆動することにより開放又は閉塞するようになっている。操作表示部6は、取引に際して操作画面を表示するLCD(Liquid Crystal Display)と、取引の種類の選択、暗証番号や取引金額等を入力するタッチパネルとが一体化されたものである。
テンキー7は、暗証番号や取引金額等の入力操作時に用いられる。レシート発行口8は、取引処理の終了時に取引内容等を印字したレシートを発行する部分であり、このレシート発行口8の奥側には、レシートに取引内容等を印字するレシート処理部(図示せず)が設けられている。
さらに、現金自動預払機1の内部には、現金自動預払機1全体を統括制御する主制御部9、取引情報などを記憶する記憶部10、及び紙幣の入出金に関する種々の処理を行う紙幣入出金ユニット11が設けられている。主制御部9は、図示しないCPU(Central Processing Unit)を中心に構成されており、記憶部10は、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ等で構成されている。
また、紙幣入出金ユニット11には、ユニット制御部12が設けられている。ユニット制御部12は、図示しないCPUを中心に構成されており、主制御部9を介して記憶部10から所定のプログラムを読み出して実行することにより、紙幣入出金ユニット11の各部を制御して入金取引や出金取引等の種々の処理を行う。
さらに、図2に示すように紙幣入出金ユニット11内の上部には、入出金口5を有する紙幣入出金部20と、紙幣の金種や真偽を鑑別する鑑別部21と、入金紙幣等を一時的に収納する一時保留部22が設けられている。紙幣入出金部20の入出金口5には、シャッタ23が設けられていて、このシャッタ23が開閉することで、入出金口5を開放及び閉塞するようになっている。
また、紙幣入出金ユニット11内の下部には、紙幣を金種別に集積するリサイクル庫24と、鑑別部21による鑑別の結果、異常と判断された紙幣(例えば破損した紙幣)等を格納する入金庫25が設けられている。
さらに、これら紙幣入出金部20、鑑別部21、一時保留部22、リサイクル庫24、入金庫25が、搬送部26により接続されている。搬送部26は、図示しないローラやベルト等により、図中太線で示す搬送路に沿って長方形の紙幣を短辺方向に搬送するようになっている。また、搬送部26の分岐点には、セレクタ27が設けられている。セレクタ27は、ユニット制御部12の制御に基づき回動することで、紙幣の搬送先を切り替えるようになっている。
鑑別部21は、内部を通る紙幣の金種及び真偽、並びに損傷の程度等(正損)を鑑別して、その鑑別結果をユニット制御部12へ通知する。一時保留部22は、入金時に顧客が入出金口5へ投入した紙幣を一時的に収納し、鑑別部21で入金可能と鑑別された入金可能紙幣を入金が確定するまで一時的に保留する一方、入金不可と鑑別された入金不可紙幣を、所謂後入れ先出しで紙幣入出金部20へ排出する。また一時保留部22は、出金時において鑑別部21で出金不可能と鑑別された出金不可紙幣を、出金可能な紙幣が出金されるまで一時的に保留し、その後当該出金不可紙幣を入金庫25へ排出する。
リサイクル庫24は、例えば金種ごとに設けられ、収納排出機構により、搬送部26によって搬送されてきた紙幣を取り込んで収納すると共に、収納されている紙幣を排出して搬送部26へ供給するようになっている。
以上の構成でなる現金自動預払機1は、鑑別部21による紙幣の鑑別結果等をもとに主制御部9及びユニット制御部12が各部を制御して、紙幣の入金処理及び出金処理を行う。
すなわち、現金自動預払機1は、入金取引時、顧客により操作表示部6を介して入金取引が選択されると、シャッタ23を開き、入出金口5に紙幣が投入されると、シャッタ23を閉じて、投入された紙幣を紙幣入出金部20から1枚ずつ鑑別部21に搬送する。ここで現金自動預払機1は、鑑別部21の鑑別結果に基づき入金可能紙幣と判定された紙幣については一時保留部22に搬送して一時的に収納する一方で、入金に適さない入金不可紙幣と判定された紙幣については紙幣入出金部20へ戻して、シャッタ23を開くことで顧客に返却する。
その後、顧客により入金金額が確定されると、現金自動預払機1は、一時保留部22に収納している紙幣を鑑別部21に搬送して鑑別結果を得る。
ここで、現金自動預払機1は、鑑別部21の鑑別結果に基づき収納可能紙幣と判定された紙幣については、その金種に対応するリサイクル庫24へ搬送して保管する。一方で現金自動預払機1は、収納に適さない収納不可紙幣と判定された紙幣については、入金庫25へ搬送することにより、収納可能紙幣とは分別して保管する。
また、出金取引時、現金自動預払機1は、顧客により操作表示部6を介して出金取引が選択され出金金額が入力されると、要求金額に応じて必要な金種毎の紙幣枚数を認識し、この金種毎の紙幣枚数に応じて各リサイクル庫24から紙幣を繰り出して、鑑別部21に搬送して鑑別結果を得る。
ここで、現金自動預払機1は、鑑別部21の鑑別結果に基づき出金可能紙幣と判定された紙幣については紙幣入出金部20に搬送する一方で、出金に適さない出金不可紙幣と判定された紙幣については一時保留部22に搬送して一時的に収納する。
そして要求金額分の紙幣が紙幣入出金部20へ集積されると、現金自動預払機1は、シャッタ23を開ける。これにより紙幣入出金部20内に集積されている紙幣の受け取りが可能な状態となり、顧客がこの紙幣を受け取る。その後、現金自動預払機1は、一時保留部22に収納している出金不可紙幣を入金庫25へと搬送して保管する。
このようにして、現金自動預払機1は、紙幣の入金取引及び出金取引を行うようになっている。
[1−2.紙幣入出金部のシャッタ機構の構成]
次に、図3の部分断面図を用いて、紙幣入出金部20のシャッタ機構30の構成について説明する。シャッタ機構30は、入出金口5を覆うシャッタ23と、シャッタ23の移動をガイドする為に入出金口5の中央近傍から前方へと延びる前側ガイドレール31と、入出金口5の後端近傍から後方へと延び、シャッタ23をロックする為の退避部32Aを有する後側ガイドレール32と、後側ガイドレール32より下側に配置された前側ローラ33と後側ローラ34により架橋され、前後方向に走行する駆動ベルト35と、後側ローラ34を介して駆動ベルト35を走行させる駆動部36と、シャッタ23と駆動ベルト35とを連結するリンク機構37と、駆動ベルト35の後端近傍に設けられ、シャッタ23が完全に開いた状態(開き量が最大となるまで開いた状態であり、これを開状態と呼ぶ)であることを検知するシャッタ開センサ38と、駆動ベルト35の前端近傍に設けられ、シャッタ23がロックされている状態(これをロック状態と呼ぶ)であることを検知するシャッタロックセンサ39とを有している。尚、図3は、シャッタ23が完全に閉じてロックされているロック状態である。
シャッタ機構30は、このような構成となっている。ここで、シャッタ機構30の開閉動作について簡単に説明する。尚、シャッタ機構30の開閉動作は、例えば、ユニット制御部12によって制御される。
ユニット制御部12は、シャッタロックセンサ39の検知信号をもとに、図3に示すように、シャッタ23がロック状態であること(すなわちシャッタロックセンサ39がONしていること)を確認したうえで、シャッタ23の開動作を行う。すなわち、ユニット制御部12は、まず駆動部36を矢印Aで示す方向に回転させることで、駆動ベルト35を矢印Cで示す方向に走行させる。すると、駆動ベルト35に連結されたリンク機構37の下側連結部37Aが駆動ベルト35とともに矢印Cで示す方向に移動する。このとき、リンク機構37の上側連結部37Bが後側ガイドレール32にガイドされて下側に移動し始め、これにともないシャッタ23のロックが解除されてシャッタロックセンサ39がOFFするとともに、シャッタ23が開き始める。
その後も、駆動ベルト35を矢印Cで示す方向に走行させていくと、前側ガイドレール31と後側ガイドレール32にガイドされながら、シャッタ23が後方に移動して開いていく。そして、リンク機構37の下側連結部37Aがシャッタ開センサ38を横切るまでシャッタ23が開くと、このとき、ユニット制御部12は、シャッタ開センサ38がONすることで、シャッタ23が完全に開いた状態(開状態)となったと認識して、駆動部36を停止させる。このようにしてシャッタ23が開く。
一方、シャッタ23を閉じる場合、ユニット制御部12は、シャッタ開センサ38の検知信号をもとに、シャッタ23が開状態であることを確認したうえで、シャッタ23の閉動作を行う。すなわち、ユニット制御部12は、駆動部36を矢印Bで示す方向に回転させることで、駆動ベルト35を矢印Dで示す方向に走行させる。すると、駆動ベルト35に連結されたリンク機構37の下側連結部37Aが駆動ベルト35とともに矢印Dで示す方向に移動し始め、これにともなって、シャッタ23が閉じ始める。
その後も、駆動ベルト35を矢印Dで示す方向に走行させていくと、前側ガイドレール31と後側ガイドレール32にガイドされながら、シャッタ23が前方に移動して閉じていく。そして、リンク機構37の上側連結部37Bが後側ガイドレール32の退避部32Aに嵌合され、下側連結部37Aがシャッタロックセンサ39を横切ると(すなわちシャッタ23がロックされると)、このとき、ユニット制御部12は、シャッタロックセンサ39がONすることで、シャッタ23が閉じてロックされた状態(ロック状態)となったと認識して、駆動部36を停止させる。このようにしてシャッタ23が閉じてロックされる。
尚、ここでは、ユニット制御部12が、シャッタ23が開状態(完全に開いた状態)であることを確認したうえで、シャッタ閉動作を行うようにしたが、シャッタ23が完全に開いた状態ではなくても、開いていると確認できれば、シャッタ閉動作を行うようにしてもよい。具体的には、例えば、シャッタロックセンサ23がOFFしている場合に、シャッタ23が開いていると認識して、シャッタ閉動作を行うようにしてもよい。
[1−3.出金処理時のシャッタの動作]
ところで、現金自動預払機1は、シャッタ23が開かないよう細工して紙幣を不正に抜き取るような不正行為を防ぐ為に、出金処理時にシャッタ23が正常に開くかどうかの確認を行うようになっている。ここで、図4に示すフローチャートを用いて、シャッタ23が正常に開くかどうかを開確する動作(これをシャッタ開確認動作と呼ぶ)を含めた出金処理の手順について説明する。
顧客により操作表示部6を介して出金取引が選択され出金金額が入力されると、ユニット制御部12は、出金処理を開始して、ステップSP1に移る。
ステップSP1において、ユニット制御部12は、要求金額分の紙幣をリサイクル庫24から繰り出して紙幣入出金部20へと搬送する出金動作を開始するとともに、シャッタ開確認動作を開始する。以降、ユニット制御部12は、出金動作とシャッタ開確認動作を並行して行うが、出金動作の詳しい手順については上述した通りである為、ここでは主にシャッタ開確認動作の詳しい手順について説明することとする。
続くステップSP2において、ユニット制御部12は、シャッタロックセンサ39の検知信号をもとに、シャッタ23が正常にロックされているかどうかを判別する。ここで、シャッタロックセンサ39がONしていれば、ユニット制御部12は、シャッタ23がロック状態であると判別して肯定結果を得、ステップSP3に移る。
ステップSP3において、ユニット制御部12は、シャッタ23の開動作を開始して、次のステップSP4に移る。ステップSP4においてユニット制御部12は、シャッタ23のロックが正常に解除されたかどうかを判別する。具体的には、シャッタ23の開動作を開始してから所定時間内に、シャッタロックセンサ39がONからOFFになったかどうかを判別する。ここで、所定時間内にシャッタロックセンサ39がOFFすれば、ユニット制御部12は、シャッタ23のロックが正常に解除されたと判別して肯定結果を得、ステップSP5に移る。
ステップSP5において、ユニット制御部12は、シャッタ開センサ38の検知信号をもとに、シャッタ23が正常に開いたかどうかを判別する。具体的には、シャッタ23の開動作を開始してから(もしくはシャッタロックセンサ39がOFFしてから)所定時間内に、シャッタ開センサ38がOFFからONになったかどうかを判別する。ここで、所定時間内にシャッタ開センサ38がONすれば、ユニット制御部12は、シャッタ23が正常に開いたと判別して、ステップSP6に移る。この時点で、シャッタ23が何ら問題なく正常に開くことを確認できたことになる。
ステップSP6において、ユニット制御部12は、シャッタ23の閉動作を行うことで、シャッタ23を一旦閉じる。また、ユニット制御部12は、シャッタ23が正常に開くことを確認できたことで、並行して行っている出金動作を引き続き行う。そして、出金動作が完了すると、出金処理の手順を終了する。この場合、出金が正常に終了したことになる。
これに対して、上述のステップSP2でユニット制御部12が否定結果を得ると、このことは、シャッタ23の開動作前にシャッタロックセンサ39がONしていないことにより、何らかの理由でシャッタ23が正常にロックされていないことを意味する。このとき、ユニット制御部12は、ステップSP7とステップSP8に移る。
また、上述のステップSP4で否定結果を得ると、このことは、シャッタ23の開動作を開始したのにも関わらずロックが解除されないことにより、何らかの理由でシャッタ23が正常に開かないことを意味する。この場合も、ユニット制御部12は、ステップSP7とステップSP8に移る。
さらに、上述のステップSP5で否定結果を得ると、このことは、シャッタ23のロックは解除されたものの、何らかの理由でシャッタ23が正常に開かないことを意味する。この場合も、ユニット制御部12は、ステップSP7とステップSP8に移る。
このように、ステップSP2、ステップSP4及びステップSP5で否定結果を得た場合、シャッタ23が正常にロックされていない、またはシャッタ23が正常に開かないこと、すなわちシャッタ23に何らかの細工が施されている可能性があることを意味する。
この場合に移るステップSP7において、ユニット制御部12は、シャッタ23の閉動作を行うとともに、これと並行して、ステップSP8において、出金動作を停止する。さらに、ユニット制御部12は、この時点で、既に、紙幣入出金部20に出金する為の紙幣が集積されている場合には、ステップSP8からステップSP9に移り、この紙幣を、紙幣入出金部20から例えばリサイクル庫24へと戻す取込動作を行う。そして、ユニット制御部12は、出金処理の手順を終了する。この場合、出金が正常に終了しなかったことになる。ここで、例えば、主制御部9が、その旨を、操作表示部6に表示するなどして顧客に通知する。
ユニット制御部12は、このような手順で、出金処理時にシャッタ23が正常に開くかどうかの確認を行うようになっている。
尚、シャッタ23が正常に開くことを確認した後、上述のステップSP6でシャッタ23を一旦閉じるときに、シャッタ開センサ38とシャッタロックセンサ39の検知信号をもとにシャッタ23が正常に閉じてロックされたかどうかを確認して、確認できなかった場合には、ステップSP7〜SP9の処理を行うようにしてもよい。
[1−4.まとめと効果]
ここまで説明したように、現金自動預払機1は、出金処理時、出金動作を開始するとともに、シャッタ23が正常に開くかどうかを実際にシャッタ23を開いて確認するシャッタ開確認動作を開始する。そして、シャッタ開確認動作によりシャッタ23が正常に開くと確認できた場合には、出金動作をそのまま最後まで行う。これに対して、シャッタ開確認動作によりシャッタ23が正常に開くと確認できなかった場合には、その時点で、出金動作を停止するとともに、既に紙幣入出金部20に集積されている紙幣については、紙幣入出金部20から現金自動預払機1の内部に取り込むようにした。
このように、現金自動預払機1は、シャッタ23を正常に開くことができなかった場合には、直ちに出金動作を停止するとともに、既に紙幣入出金部20に集積した紙幣を取り込むことにより、例えばシャッタ23が開かないように細工して出金動作を途中でエラー終了させて紙幣を抜き取ってしまうような不正行為を未然に防ぐことができる。かくして、現金自動預払機1は、従来と比して一段とセキュリティを向上させることができる。
また、現金自動預払機1は、シャッタ開確認動作において、シャッタ23を開ける前に、シャッタロックセンサ39を用いてシャッタ23が正常にロックされているかどうかを確認するようにした。これにより、例えば、シャッタ23にロックがかからないように細工されている状態のまま紙幣を出金してしまうことを防ぐことができ、一段とセキュリティを向上することができる。
さらに、現金自動預払機1は、シャッタ開確認動作において、シャッタロックセンサ39とシャッタ開センサ38を用いてシャッタ23のロックが正常に解除されて開き始めたかどうかと、完全に開き終えたかどうかを確認するようにした。これにより、シャッタ23が正常に開いたかどうかをより確実に確認できる。
さらに、現金自動預払機1は、出金動作とともに、シャッタ開確認動作を行うようにしたことで、例えば、出金動作の前にシャッタ開確認動作を行う場合と比べて、出金取引に要する時間を短くすることができる。また、シャッタ開確認動作を行わない場合と比べて、出金取引に要する時間が変わらないという利点も有する。
[2.第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態は、シャッタ機構の構成と、シャッタ開確認動作の手順が、第1の実施の形態とは異なる実施の形態である。シャッタ機構以外の構成については、第1の実施の形態と同様である為、詳しい説明については第1の実施の形態を参照とする。よって、ここでは、主にシャッタ機構の構成と、シャッタ開確認動作について説明する。
[2−1.シャッタ機構の構成]
図5(A)〜(C)に、第2の実施の形態のシャッタ機構50を示す。尚、図5(A)は、シャッタ機構50に含まれるシャッタ51の外観斜視図である。また、図5(B)は、シャッタ機構50の、シャッタ51の左右方向の中央より右側の部分が示された部分断面図であり、図5(C)は、シャッタ51の左右方向の中央より左側の部分が示された部分断面図である。このシャッタ機構50は、第1の実施の形態と同様、現金自動預払機1の紙幣入出金部20に設けられている。
入出金口5を覆うシャッタ51は、長方形の板状でなる本体部51Aの前端に、本体部51Aの表面より一段低い段差部51Bが形成され、閉状態(シャッタ51の開き量が最小となるまで閉じた状態)のときに、この段差部51Bが入出金口5の前側のフレーム52の下側に入り込むようになっている。つまり、シャッタ51は、閉状態のときに、閉方向の先端部となる段差部51Bが、フレーム52の下側に入り込むようになっている。
さらに、本体部51Aの裏面には、左右方向の中央より右側に本体部51Aの前端から後端近くまで延びる板状のディテクタ51Cが突設されている。さらに、本体部51Aの裏面には、左右方向の中央より左側の前端と後端とに、それぞれディテクタ51Cよりも前後方向の長さが十分短い板状のディテクタ51D、51Eが突設されている。
前端側のディテクタ51Dは、前後方向に延びるディテクタ51Cの前端部分と左右方に対向配置される。また、後端側のディテクタ51Eと、前後方向に延びるディテクタ51Cは、前後方向に所定の間隔が空くようにして配置される。
シャッタ機構50は、このようなシャッタ51にくわえて、例えば光電センサでなるシャッタ開センサ53とシャッタ開閉センサ54を有している。シャッタ開センサ53とシャッタ開閉センサ54は、閉状態のときのシャッタ51の後端の下方に設けられ、ディテクタ51C及びディテクタ51D、51Eの左右方向の位置に合わせて、左右方向に対向配置されている。
シャッタ機構50は、このような構成となっている。尚、ここでは、シャッタ51を開閉する為の駆動機構の説明については省略したが、駆動機構については既存のものを用いればよく、例えば、第1の実施の形態のように、ガイドレール、ベルト、駆動部、リンク機構などで構成される駆動機構を用いればよい。
ここで、シャッタ機構50の開閉動作について簡単に説明する。尚、シャッタ機構50の開閉動作も、例えば、ユニット制御部12によって制御される。
図5(C)に示すように、シャッタ51が閉状態にあるとき、ディテクタ51Eがシャッタ開閉センサ54の光軸を遮る位置にある為、シャッタ開閉センサ54がONしている。一方で、図5(B)に示すように、シャッタ開センサ53は、ディテクタ51Cがまだ前方に離れた位置にあることからOFFしている。尚、図9に、シャッタ開センサ53とシャッタ開閉センサ54のON/OFFの状態遷移を示す。
ユニット制御部12は、シャッタ51が閉状態であること、すなわちシャッタ開閉センサ54がONでシャッタ開センサ53がOFFであることを確認したうえで、シャッタ51の開動作を開始する。これにより、シャッタ51が後方に開き始める。
そして、図6(B)に示すように、ディテクタ51Eがシャッタ開閉センサ54を通り越した時点で、シャッタ開閉センサ54がOFFする。このとき、図6(A)に示すように、シャッタ開センサ53はまだOFFしている。つまり、この時点では、シャッタ開閉センサ54もシャッタ開センサ53もOFFしている状態(図9の中間1の状態)となる。また、この時点では、まだシャッタ51の段差部51Bがフレーム52の下側に位置する為、入出金口5は覆われている。
さらに、シャッタ51が開いていき、所定量開くと(すなわち開き量が所定量に達すると)、図7(A)に示すように、ディテクタ51Cがシャッタ開センサ53に到達して、シャッタ開センサ53がONする。尚、この場合の所定量は、ディテクタ51Cの後端の位置によって決まり、ここでは、シャッタ51の開き量の最大値よりも少ない量に設定されている。つまり、シャッタ開センサ53がONするときのシャッタ51の開き量は、ディテクタ51Cの後端の位置によって設定することができる。
また、このとき、図7(B)に示すように、シャッタ開閉センサ54はOFFしたままとなっている。つまり、この時点では、シャッタ開センサ53はON、シャッタ開閉センサ54はOFFしている状態(図9の中間2の状態)となる。また、この時点では、まだシャッタ51の段差部51Bの先端部がフレーム52の下側に位置する為、入出金口5は覆われている。さらに、シャッタ51が開いていき、シャッタ51の段差部51Bがフレーム52の下側から抜け出すと、入出金口5が露出する。
さらに、シャッタ51が開いていき、図8(B)に示すように、シャッタ51が完全に開くと(開状態となると)、ディテクタ51Dがシャッタ開閉センサ54に到達することで、再びシャッタ開閉センサ54がONする。このとき、図8(A)に示すように、シャッタ開センサ53はONしたままとなっている。
ユニット制御部12は、このように、シャッタ開閉センサ54とシャッタ開センサ53の両方がONとなった時点で、シャッタ51が開状態となったと認識して、シャッタ51の開動作を停止させる。このようにしてシャッタ51が開く。
一方、シャッタ51を閉じる場合、ユニット制御部12は、シャッタ開動作とは逆の手順でシャッタ閉動作を行う。
[2−2.出金処理時のシャッタの動作]
この第2の実施の形態の現金自動預払機1も、シャッタ51が開かないよう細工して紙幣を不正に抜き取るような不正行為を防ぐ為に、出金処理時にシャッタ51が正常に開くかどうかの確認を行うようになっている。ここで、図10に示すフローチャートを用いて、シャッタ51が正常に開くかどうかを確認するシャッタ開確認動作を含めた出金処理の手順について説明する。尚、図10は、図4と同一処理を行うステップについては、同一符号を付してある。同一処理を行うステップの詳しい説明については第1の実施の形態を参照とする。
顧客により操作表示部6を介して出金取引が選択され出金金額が入力されると、ユニット制御部12は、出金処理を開始して、ステップSP1に移る。
ステップSP1において、ユニット制御部12は、出金動作を開始するとともに、シャッタ開確認動作を開始する。続くステップSP20において、ユニット制御部12は、シャッタ開センサ53とシャッタ開閉センサ54の検知信号をもとに、シャッタ51が閉状態であるかどうかを判別する。ここで、シャッタ開センサ53がOFF、シャッタ開閉センサ54がONしていれば、ユニット制御部12は、シャッタ51が閉状態であると判別して肯定結果を得、ステップSP3に移る。
ステップSP3において、ユニット制御部12は、シャッタ23の開動作を開始して、次のステップSP21に移る。ステップSP21においてユニット制御部12は、シャッタ51が正常に開き始めたかどうかを判別する。具体的には、シャッタ51の開動作を開始してから所定時間内に、シャッタ開閉センサ54がONからOFFになったかどうかを判別する。ここで、所定時間内にシャッタ開閉センサ54がOFFすれば、ユニット制御部12は、シャッタ51が正常に開き始めたと判別して肯定結果を得、ステップSP22に移る。
ステップSP22において、ユニット制御部12は、シャッタ51が正常に所定量開いたかどうかを判別する。具体的には、シャッタ51の開動作を開始してから(もしくはシャッタ開閉センサ54がOFFしてから)所定時間内に、シャッタ開センサ53がOFFからONになったかどうかを判別する。ここで、所定時間内にシャッタ開センサ53がONすれば、ユニット制御部12は、シャッタ51が正常に所定量開いたと判別して、ステップSP6に移る。この時点のシャッタ51の位置は、例えば、図7に示す位置であり、この場合、シャッタ51が完全に開いたわけではないが、所定量開いたことで、シャッタ51が何ら問題なく正常に開くことを確認できたことになる。
ステップSP6において、ユニット制御部12は、シャッタ51の閉動作を行うことで、シャッタ23を一旦閉じる。また、ユニット制御部12は、シャッタ51が正常に開くことを確認できたことで、並行して行っている出金動作を引き続き行う。そして、出金動作が完了すると、出金処理の手順を終了する。この場合、出金が正常に終了したことになる。
これに対して、上述のステップSP20でユニット制御部12が否定結果を得ると、このことは、シャッタ51の開動作前にシャッタ開センサ53がOFFでシャッタ開閉センサ54がONしていないことにより、何らかの理由でシャッタ51が正常に閉じていないことを意味する。このとき、ユニット制御部12は、ステップSP7とステップSP8に移る。
また、上述のステップSP21で否定結果を得ると、このことは、シャッタ51の開動作を開始したのにも関わらずシャッタ開閉センサ54がOFFしないことにより、何らかの理由でシャッタ51が正常に開かないことを意味する。この場合も、ユニット制御部12は、ステップSP7とステップSP8に移る。
さらに、上述のステップSP22で否定結果を得ると、このことは、シャッタ51が開き始めたものの、シャッタ開センサ53がONしないことにより、何らかの理由でシャッタ51が正常に所定量開かないことを意味する。この場合も、ユニット制御部12は、ステップSP7とステップSP8に移る。
このように、ステップSP20、ステップSP21及びステップSP22で否定結果を得た場合、シャッタ51が正常に閉じていない、またはシャッタ51が正常に開かないこと、すなわちシャッタ51に何らかの細工が施されている可能性があることを意味する。
この場合に移るステップSP7において、ユニット制御部12は、シャッタ23の閉動作を行うとともに、これと並行して、ステップSP8において、出金動作を停止する。さらに、ユニット制御部12は、この時点で、既に、紙幣入出金部20に出金する為の紙幣が集積されている場合には、ステップSP8からステップSP9に移り、この紙幣を、紙幣入出金部20から例えばリサイクル庫24へと戻す取込動作を行う。そして、ユニット制御部12は、出金処理の手順を終了する。この場合、出金が正常に終了しなかったことになる。ここで、例えば、主制御部9が、その旨を、操作表示部6に表示するなどして顧客に通知する。
ユニット制御部12は、このような手順で、出金処理時にシャッタ51が正常に開くかどうかの確認を行うようになっている。
尚、シャッタ51が正常に開くことを確認した後、上述のステップSP6でシャッタ51を一旦閉じるときに、シャッタ開センサ53とシャッタ開閉センサ54の検知信号をもとにシャッタ51が正常に閉じたかどうかを確認して、確認できなかった場合には、ステップSP7〜SP9の処理を行うようにしてもよい。
[2−3.まとめと効果]
ここまで説明したように、第2の実施の形態の現金自動預払機1では、出金処理時、出金動作を開始するとともに、シャッタ51が正常に開くかどうかを実際にシャッタ51を開いて確認するシャッタ開確認動作を開始する。そして、シャッタ開確認動作によりシャッタ51が正常に開くと確認できた場合には、出金動作をそのまま最後まで行う。これに対して、シャッタ開確認動作によりシャッタ51が正常に開くと確認できなかった場合には、その時点で、出金動作を停止するとともに、既に紙幣入出金部20に集積されている紙幣については、紙幣入出金部20から現金自動預払機1の内部に取り込むようにした。
このように、現金自動預払機1は、シャッタ51を正常に開くことができなかった場合には、直ちに出金動作を停止するとともに、既に紙幣入出金部20に集積した紙幣を取り込むことにより、例えばシャッタ51が開かないように細工して出金動作を途中でエラー終了させて紙幣を抜き取ってしまうような不正行為を未然に防ぐことができる。かくして、現金自動預払機1は、従来と比して一段とセキュリティを向上させることができる。
また、現金自動預払機1は、シャッタ開確認動作において、シャッタ51を開ける前に、シャッタ開センサ53とシャッタ開閉センサ54を用いて、シャッタ51が正常に閉じているかどうかを確認するようにした。これにより、例えば、シャッタ51が閉じないように細工するような不正行為についても未然に防ぐことができ、一段とセキュリティを向上することができる。
さらに、現金自動預払機1は、シャッタ開確認動作において、シャッタ開センサ53を用いて、開き量が最大より少ない所定量となるまでシャッタ51が開いたかどうかを確認することで、シャッタ51が正常に開くかどうかを判別するようにした。つまり、第1の実施の形態のように、開き量が最大となるまでシャッタ51開いたかどうかを確認する場合と比べて、シャッタ開確認動作時のシャッタ51の開き量を少なくした。これにより、シャッタ開確認動作に要する時間を短縮できる。
さらに、この第2の実施の形態では、シャッタ51の前端に段差部51Bを形成して、閉状態のときに、この段差部51Bが入出金口5の前側のフレーム52の下側に入り込むようにした。これにより、シャッタ51の開動作が開始されて、シャッタ51が開き始めても、この段差部51Bがフレーム52の下側から抜け出すまでは、入出金口5が覆われたままとなる。
ここで、図11(A)、(B)に示すように、段差部51Bの前後方向(すなわち開閉方向)の長さL2を、閉状態のシャッタ51のディテクタ51Cとシャッタ開センサ53との距離L1より大きくすれば、少なくともディテクタ51Cによってシャッタ開センサ53がONするまで、すなわちシャッタ51が所定量開くまでは、入出金口5が覆われたままとなる。
このようにすれば、シャッタ開確認動作時にシャッタ51を所定量開いても紙幣入出金部20の内部が露出しないので、例えば、シャッタ開確認動作と並行して行っている出金動作により紙幣入出金部20に紙幣が集積されたとしても、この紙幣がシャッタ開確認動作時に抜き取られてしまうことを防ぐことができ、一段とセキュリティを向上することができる。
[3.他の実施の形態]
[3−1.他の実施の形態1]
尚、上述した第1の実施の形態では、シャッタ23と、シャッタ23に連結されたリンク機構37とシャッタ開センサ38とにより、シャッタ23の開状態を検知するようにした。これに限らず、例えば、図12に示すように、シャッタ60と、シャッタ60の裏面に設けられたディテクタ61と、シャッタ開センサ62とにより、シャッタ60の開状態を検知するようにしてもよい。
シャッタ60は、第2の実施の形態のシャッタ51と同様、本体部60Aと段差部60Bとを有し、本体部60Aの裏面の前端にディテクタ61が突設されている。また、シャッタ開センサ62は、閉状態のときのシャッタ60の後端の下方に設けられている。この場合、シャッタ60が開状態となったときに、ディテクタ61がシャッタ開センサ62に到達して、シャッタ開センサ62がONする。
[3−2.他の実施の形態2]
さらに、本発明は、少なくともシャッタが開いたことを検知できるシャッタ開検知部を有するものであれば、上述した第1及び第2の実施の形態とは構成が異なるシャッタ機構にも適用することができる。例えば、図12に示すシャッタ機構70や、図13に示すシャッタ機構80にも適用することができる。尚、図12に示すシャッタ機構70と図13に示すシャッタ機構80は、それぞれ図3に示すシャッタ機構30と同一の部分については同一符号を付してある。
図13に示すシャッタ機構70は、シャッタ71と、シャッタ71の移動をガイドする為に入出金口5の後端から後方へと延び、シャッタ71をロックする為の退避部72Aを有するガイドレール72と、ガイドレール72より下側に配置された前側ローラ33と後側ローラ34により架橋され、前後方向に走行する駆動ベルト35と、後側ローラ34を介して駆動ベルト35を走行させる駆動部36と、シャッタ71と駆動ベルト35とを連結するリンク機構73と、駆動ベルト35の後端近傍に設けられ、シャッタ71が完全に開いた状態(開状態)であることを検知するシャッタ開センサ38と、駆動ベルト35の前端近傍に設けられ、シャッタ71がロックされている状態(ロック状態)であることを検知するシャッタロックセンサ39とを有している。
このシャッタ機構70も、駆動ベルト35を前後方向に走行させることで、シャッタ71を前後方向に開閉するようになっている。また、シャッタ71が閉状態のときに、リンク機構73の一部がガイドレール72の退避部32Aに嵌合されることで、シャッタ71がロックされるようになっている。
このようなシャッタ機構70を用いた場合も、第1の実施の形態のシャッタ機構30と同様の手順で、シャッタ開確認動作を行うことで、シャッタ71が開かないように細工して出金動作を途中でエラー終了させて紙幣を抜き取ってしまうような不正行為を未然に防ぐことができる
図14に示すシャッタ機構80は、シャッタ81と、ロック機構82と、駆動部36と、シャッタ開センサ83とを有している。シャッタ81は、裏面の後端にディテクタ81Aが突設されている。ロック機構82は、前後方向に長く、中央の支軸82Aによって回転自在に支持されている。シャッタ開センサ83は、点線で示す開状態のときのシャッタ81の後端の下方に設けられている。
ロック機構82は、前端が、閉状態のシャッタ81の後端の後ろに位置するよう付勢されていることで、シャッタ81が開かないようにロックする。そして、シャッタ81を開くときには、駆動部36に設けられたカム36Aによりロック機構82が矢印Fで示す方向(すなわち前端を下方に下げる方向)に回転することで、ロックが解除される。その後、シャッタ81が後方に開いていき、開状態となると、このときディテクタ81Aがシャッタ開センサ83に到達して、シャッタ開センサ83がONする。
このようなシャッタ機構80を用いた場合も、出金動作とともに、シャッタ81が正常に開くかどうかを確認することで、シャッタ81が開かないように細工して出金動作を途中でエラー終了させて紙幣を抜き取ってしまうような不正行為を未然に防ぐことができる。尚、シャッタ機構80に、ロック機構82の前端が閉状態のシャッタ81の後端の後ろに位置するときにONするシャッタロックセンサを設けるようにしてもよい。
[3−3.他の実施の形態3]
さらに、上述した第2の実施の形態では、シャッタ開確認動作時に、シャッタ51が所定量開くかどうかを確認するようにした。この所定量(すなわちシャッタ51の開き量)を、出金動作が開始されて紙幣入出金部20に最初の紙幣が到達するまでの時間(これを紙幣到達時間と呼ぶ)に応じた量に設定するようにしてもよい。
具体的には、シャッタ51の開き量を、出金動作が開始されてから紙幣到達時間が経過するまでの間に、シャッタ51が開閉し終わる範囲の量に設定する。例えば、シャッタ51が0.1秒間に1cm移動できるとして、紙幣到達時間が1秒だとするならば、シャッタ51の開き量を5cm以内に設定する。このようにすれば、紙幣入出金部20に紙幣が到達する前に、シャッタ開確認動作が終了することになるので、例えば、シャッタ51の段差部51Bを省略しても、十分セキュリティを確保できる。
[3−4.他の実施の形態4]
さらに、上述した第1の実施の形態では、入出金口5を覆うシャッタ23が1枚である場合について述べたが、これに限らず、例えば、シャッタ23の外側もしくは内側にもう1枚シャッタを設け、シャッタを二重構造としてもよい。
この場合、シャッタ開確認動作時には、2枚のシャッタのうちの一方を開閉して正常に開くかどうか確認してもよいし、両方を同時もしくは順次開閉してそれぞれ正常に開くかどうか確認してもよい。実際には、例えば、外から触れることのできる外側のシャッタのみを開閉して正常に開くかどうか確認すればよい。
[3−5.他の実施の形態5]
さらに、上述した第1の実施の形態では、シャッタ開確認動作のステップSP2でシャッタ23が正常にロックされているかどうかを確認し、またステップSP4でロックが正常に解除されたかどうかを確認するようにした。これに限らず、これらステップSP2及びステップSP4の処理については、両方又は一方を省略してもよい。
さらに、上述した第2の実施の形態では、シャッタ開確認動作のステップSP20でシャッタ51が正常に閉じているかどうかを確認し、またステップSP21でシャッタ51が正常に開き始めたかどうかを確認するようにした。これに限らず、これらステップSP20及びステップSP21の処理については、両方又は一方を省略してもよい。
[3−6.他の実施の形態6]
さらに、上述した第1の実施の形態では、ユニット制御部12が、シャッタ開確認動作において、シャッタ開センサ38の検知信号をもとに、シャッタ23が完全に開いたかどうかを確認するようにした。これに限らず、例えば、シャッタ23が所定量開いたときにリンク機構73の下側連結部37Aが横切ることによりONするシャッタ開センサをさらに設け、シャッタ開確認動作時には、このシャッタ開センサの検知信号をもとに、シャッタ23が完全に開いたかどうかではなく、第2の実施の形態と同じように、所定量開いたかどうかを確認するようにしてもよい。
[3−7.他の実施の形態7]
さらに、上述した各実施の形態では、本発明を、自動取引装置としての現金自動預払機1に適用したが、本発明は、これに限らず、紙幣の入出金口を覆うシャッタを有する自動取引装置であれば適用できる。
さらに、上述した各実施の形態では、本発明を、紙幣を扱う現金自動預払機1に適用したが、これに限らず、紙、切符など、紙幣以外の媒体を扱う自動取引装置であっても、媒体を排出する排出口を覆うシャッタを有する自動取引装置であれば適用できる。
さらに、上述した各実施の形態では、媒体の排出口を有する媒体排出部の具体例として、紙幣の入出金口5を有する紙幣入出金部20を用いたが、これに限らず、例えば、紙幣以外の媒体を扱う場合には、その媒体に対応する媒体排出部を用いればよい。
さらに、上述した各実施の形態では、シャッタ開検知部の具体例として、シャッタ開センサ38、53、62、83を用いたが、これに限らず、シャッタが開いたかどうかを検知できるものであれば、シャッタ開センサ38、53、62、83とは異なるシャッタ開検知部を用いてもよい。また、上述した各実施の形態では、シャッタロック検知部の具体例として、シャッタロックセンサ39を用いたが、これに限らず、シャッタがロックされているかどうかを検知できるものであれば、シャッタロックセンサ39とは異なるシャッタ開検知部を用いてもよい。さらに、上述した各実施の形態では、シャッタ開閉検知部の具体例として、シャッタ開閉センサ54を用いたが、これに限らず、シャッタが完全に閉じたか、もしくはシャッタが完全に開いたかを検知できるものであれば、シャッタ開閉センサ54とは異なるシャッタ開閉検知部を用いてもよい。
さらに、上述した各実施の形態では、シャッタの確認動作を行うシャッタ制御部及び媒体の排出動作を行う排出制御部の具体例として、ユニット制御部12を用いたが、これに限らず、シャッタ制御識や排出制御部と同等に機能するものであれば、ユニット制御部12とは異なるシャッタ制御部や排出制御部を用いてもよい。また、上述した各実施の形態では、現金自動預払機1に、シャッタ制御部と排出制御部の両方の機能を担うユニット制御部12を設けるようにしたが、これに限らず、シャッタ制御部に相当する制御部と、排出制御部に相当する制御部とを別々に設けるようにしてもよい。
さらに、上述した各実施の形態では、シャッタをロックするロック機構の具体例として、後側ガイドレール32及びリンク機構37や、ガイドレール72及びリンク機構73、ロック機構82を用いたが、これに限らず、シャッタをロックできるものであれば、後側ガイドレール32及びリンク機構37や、ガイドレール72及びリンク機構73、ロック機構82とは異なるロック機構を用いてもよい。
[3−8.他の実施の形態8]
さらに、本発明は、上述した各実施の形態に限定されるものではない。すなわち本発明は、上述した第1及び第2の実施の形態と他の実施の形態の一部または全部を任意に組み合わせた実施の形態や、一部を抽出した実施の形態にもその適用範囲が及ぶものである。
本発明は、媒体の排出口を覆うシャッタを有する種々の自動取引装置で広く利用することができる。
1……現金自動預払機、5……入出金口、11……紙幣入出金ユニット、12……ユニット制御部、20……紙幣入出金部、23、51、60、71、81……シャッタ、26……搬送部、30、50、70、80……シャッタ機構、32……後側ガイドレール、37、73……リンク機構、38、53、62、83……シャッタ開センサ、39……シャッタロックセンサ、51B……段差部、51C、51D、51E、61……ディテクタ、54……シャッタ開閉センサ、72……ガイドレール、82……ロック機構。

Claims (8)

  1. 媒体を搬送する搬送部と、
    前記媒体の排出口を有し、前記搬送部によって搬送されてくる媒体を集積する媒体排出部と、
    前記排出口を覆う開閉可能なシャッタと、
    前記シャッタが開いたかどうかを検知するシャッタ開検知部と、
    前記シャッタ開検知部の検知結果をもとに前記シャッタが正常に開くかどうかを確認する確認動作を前記媒体の排出動作時に行うシャッタ制御部と
    を有する
    ことを特徴とする自動取引装置。
  2. 前記排出動作を行い、前記シャッタ制御部により前記シャッタが正常に開かないことが確認されると、前記排出動作を停止し、前記媒体排出部に集積された前記媒体の取り込みを行う排出制御部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動取引装置。
  3. 前記シャッタ開検知部は、
    前記シャッタが完全に開いたかどうかを検知し、
    前記シャッタ制御部は、
    前記確認動作において、前記シャッタを動作させて、前記シャッタ開検知部の検知結果をもとに前記シャッタが完全に開くかどうかを確認する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の自動取引装置。
  4. 前記シャッタ開検知部は、
    前記シャッタの開き量が最大より少ない所定量となるまで前記シャッタが開いたかどうかを検知し、
    前記シャッタ制御部は、
    前記確認動作において、前記シャッタを動作させて、前記シャッタ開検知部の検知結果をもとに前記シャッタが前記所定量開くかどうかを確認する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の自動取引装置。
  5. 前記シャッタが完全に閉じたか、又は前記シャッタが完全に開いたかを検知するシャッタ開閉検知部をさらに有し、
    前記シャッタ制御部は、
    前記確認動作において、前記シャッタ開検知部と前記シャッタ開閉検知部の検知結果をもとに、前記シャッタが完全に閉じているかどうかを確認し、完全に閉じていると確認できると、前記シャッタを動作させて、前記シャッタが完全に開くかどうかを確認する
    ことを特徴とする請求項4に記載の自動取引装置。
  6. 前記シャッタを閉じた状態でロックするロック機構と、
    前記シャッタがロックされているかどうかを検知するシャッタロック検知部と
    をさらに有し、
    前記シャッタ制御部は、
    前記確認動作において、前記シャッタロック検知部の検知結果をもとに前記シャッタが正常にロックされているかどうかを確認し、前記シャッタが正常にロックされていると確認できると、前記シャッタを動作させて、前記シャッタが正常に開くかどうかを確認する
    請求項1〜5のいずれかに記載の自動取引装置。
  7. 前記シャッタは、
    閉じたときに、開じる方向の端部が、前記排出口を形成するフレームの下側に入り込んでいて、少なくとも前記所定量開くまでは、前記端部の少なくとも一部が前記フレームの下側に入り込んでいることにより前記排出口を閉塞する
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の自動取引装置。
  8. 前記シャッタの開き量としての前記所定量は、
    前記媒体の排出動作を開始してから最初の媒体が前記媒体排出部に到達するまでの時間内で、前記シャッタを開閉し終わる範囲に設定されている
    ことを特徴とする請求項4、5、7のいずれかに記載の自動取引装置。
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