JP2016212260A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】定着部材の温度を測定して、用紙の種類をできるだけ短時間で正確に判定することができる画像形成装置を提供する。【解決手段】用紙を収納する給紙トレイと、給紙トレイに収納された用紙を搬送する搬送部と、搬送部により搬送された用紙上にトナー画像を形成する画像形成部と、画像形成部により形成されたトナー画像を用紙に加熱定着させる定着部材と、定着部材の温度を検知する温度センサーと、定着部材を加熱するヒーターと、画像形成動作の開始後、定着部材の温度が、用紙への加熱定着処理の開始により一旦低下した後上昇に転じる下限値に到達したことを検出する検出部と、画像形成動作の開始後の所定の基準時点から下限値に到達したことが検出された時点までの経過時間Tx、および、基準時点における定着部材の温度と下限値との温度差Tdのうちの少なくとも一方に基づいて、用紙の種類を判定する判定部と、を有する画像形成装置。【選択図】図7

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、画像が形成される用紙の種類に応じて、トナー画像を用紙に加熱定着させる定着部の制御パラメーターが変更される。たとえば、用紙が厚紙の場合、加熱ローラーの温度は、用紙が普通紙の場合よりも高く設定される。
これに関連して、下記の特許文献1には、1枚の用紙が定着部を通過する前後の加熱ローラーの温度を測定し、温度勾配から用紙の種類を判定する技術が開示されている。この技術によれば、用紙の種類を自動的に判定して、定着部の制御パラメーターを決定することができる。
しかしながら、この技術では、1枚の用紙が定着部を通過する際の小さな温度変化を測定するため、用紙の種類を正しく判定できないおそれがある。一方、複数枚の用紙が定着部を通過する際の温度変化を測定することも考えられるが、用紙の種類を判定するための時間が長過ぎれば、定着部の状態が安定するまでの時間も長くなり、好ましくない。
特開2008−180947号公報
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものである。したがって、本発明の目的は、定着部材の温度を測定して、用紙の種類をできるだけ短時間で正確に判定することができる画像形成装置を提供することである。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)用紙を収納する給紙トレイと、前記給紙トレイに収納された用紙を搬送する搬送部と、前記搬送部により搬送された用紙上にトナー画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により形成されたトナー画像を用紙に加熱定着させる定着部材と、前記定着部材の温度を検知する温度センサーと、前記定着部材を加熱するヒーターと、画像形成動作の開始後、前記定着部材の温度が、用紙への加熱定着処理の開始により一旦低下した後上昇に転じる下限値に到達したことを検出する検出部と、前記画像形成動作の開始後の所定の基準時点から前記下限値に到達したことが検出された時点までの経過時間、および、前記基準時点における前記定着部材の温度と前記下限値との温度差のうちの少なくとも一方に基づいて、前記用紙の種類を判定する判定部と、を有する画像形成装置。
(2)前記判定部は、前記温度差が大きいほど前記用紙が厚いと判定する、上記(1)に記載の画像形成装置。
(3)前記判定部は、前記経過時間が長いほど前記用紙が厚いと判定する、上記(1)または(2)に記載の画像形成装置。
(4)前記判定部により判定された前記用紙の種類を前記ヒーターの制御パラメーターに反映させて、前記ヒーターの動作を制御する制御部をさらに有する、上記(1)〜(3)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
本発明によれば、画像形成動作の開始後の定着部材の温度推移の中で、用紙の種類に応じた定着部材の温度特性の違いが最初に顕著に現れる特徴的な点を検出して、用紙の種類を判定するため、用紙の種類をできるだけ短時間で正確に判定することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 定着部の概略構成を示す図である。 電源部の構成を示す模式図である。 用紙種類判定処理の手順を示すフローチャートである。 制御パラメーターを決定するための変換テーブルの一例を示す図である。 用紙の種類と加熱ローラーの温度との関係を示す図である。 用紙種類判定処理の効果を説明するための図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置100の概略構成を示す図であり、図2は、画像形成装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。図3は、定着部150の概略構成を示す図であり、図4は、電源部180の構成を示す模式図である。
図1および図2に示すとおり、画像形成装置100は、制御部110、操作表示部120、画像読取部130、画像形成部140、定着部150、定着駆動部160、記憶部170、電源部180、給紙搬送部190、およびこれらを電気的に接続する信号線200を備える。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、およびROM(Read Only Memory)を備え、ROMおよび記憶部170等に記憶された各種のプログラムを適宜読み出してRAM上に展開し、これをCPUが実行することにより種々の機能を実現する。
操作表示部120は、たとえば、LCD(Liquid Crystal Display)の表示面に、タッチセンサーを重畳して配置させたものであり、操作画面を表示したり、ユーザーによる各種操作を受け付けたりする。
画像読取部130は、ミラー、レンズから構成される光学系とCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサー等の撮像装置を備え、プラテンガラスに載置した原稿あるいは不図示のADF(Auto Document Feeder)から搬送された原稿を読み取り、画像データを生成する。
画像形成部140は、Y、M、C、Kの各色のトナーに対応した現像ユニット141Y〜141Kを備える。各現像ユニット141Y〜141Kにより帯電、露光、および現像のプロセスを経て形成されたトナー画像は、中間転写ベルト142上に順次重ねられて、2次転写ローラー143により用紙S上に転写される。
定着部150は、定着部材としての加熱ローラー151および加圧ローラー152を備え、両ローラーの定着ニップに搬送された用紙Sを加熱および加圧して、用紙S上のトナー画像をその表面に溶融定着する。加熱ローラー151の近傍には、温度センサー153〜155が備えられている。
図3(a)に示すとおり、加熱ローラー151は、内側から順に、円筒形の金属からなる芯金151a、その表面に形成したシリコーンゴムや発泡シリコーンゴム等の素材からなる弾性層151b、およびフッ素樹脂等の離型層151cを備える。芯金の内部には2本のハロゲンランプのヒーター156,157が配置されている。用紙Sの搬送方向に直交する加熱ローラー151の回転軸方向(以下、単に「幅方向」と称する)の長さは、搬送可能な最大用紙幅の用紙Sを定着可能な十分な長さを有する。2本のヒーター156,157は、画像形成装置100において給紙可能な複数段階の用紙幅に応じた異なる配熱分布(配光特性)のヒーターから構成されていてもよい。たとえば、ヒーター156は、中央部の発熱量が両端部よりも大きい発熱量分布の中央ヒーターであり、ヒーター157は、両端部の発熱量が中央部よりも大きい発熱量分布の端部ヒーターを採用できる。なお、ヒーターの本数は2本に限られず、1本のヒーターが用いられても、3本以上のヒーターが用いられてもよい。
加圧ローラー152は、内側から順に、円筒形の金属からなる芯金152a、その表面に形成したシリコーンゴムや発泡シリコーンゴム等の素材からなる弾性層152b、およびフッ素樹脂等の離型層152cを備える。加圧ローラー152の外径や軸方向の長さは、加熱ローラー151と同程度である。なお、加圧ローラー152の芯金の内側にもヒーターを配置するようにしてもよい。
温度センサー153〜155は、加熱ローラー151の表面の温度を検知する。温度センサー153〜155は、それぞれ中央部、奥側、手前側といったように幅方向において異なる位置に配置されており、加熱ローラー151の幅方向の温度分布を測定する。温度センサー153〜155としては、たとえば、加熱ローラー151に対して非接触に配置されたサーミスターが用いられる。
定着駆動部160は、駆動モーターを備え、これにより加熱ローラー151、または、加熱ローラー151と加圧ローラー152の両方を回転駆動する。また、定着駆動部160は、カム機構と駆動源から構成される当接/離間機構161を備え、これにより加圧ローラー152を「当接位置」および「離間位置」間で移動させる。図3(a)に示すとおり、「当接位置」では、加圧ローラー152は、加熱ローラー151に向けて所定の圧力で付勢されており、両ローラー間に定着ニップが形成される。図3(b)に示すとおり、「離間位置」では、加圧ローラー152は下方に待避する。「離間位置」では、加圧ローラー152と加熱ローラー151は非接触である。画像形成装置100の待機状態において、加圧ローラー152は静止しているが、加熱ローラー151は、通常(画像形成時)の回転速度よりも低速で回転する。また、待機状態では、加熱ローラー151の温度は、画像形成時の温度よりも低い温度に維持されている。
記憶部170は、HDD(Hard Disk Drive)またはSSD(Solid State Drive)等の半導体メモリで構成される補助記憶装置である。記憶部170には、温度センサー153〜155の検知温度からデューティ比を算出するための複数種類の制御パラメーターが記憶されている。
電源部180は、複数のスイッチング素子181,182およびゼロクロス検知部183を備える。図4に示すとおり、電源部180は、たとえば、電圧100V、周波数50/60Hzの商用交流電源185に接続され、ヒーター156,157や画像形成装置100の各部に電力を供給する。ゼロクロス検知部183は、商用交流電源185の電圧出力が0Vを横切るタイミングでゼロクロス信号を出力する。なお、図4において省略して記載しているが、ヒーター156,157のそれぞれは、交流電源185と並列接続しており、それぞれの電力線にはヒーター156,157に対応してスイッチング素子181,182がそれぞれ設けられている。
制御部110は、ゼロクロス信号を用いて商用交流電源185の半波の整数倍の所定の期間を制御周期としたデューティ制御を行う。この制御周期としては、たとえば、15半波長である。15半波長の制御周期は、50Hzの商用電源であれば300msecに相当する。制御部110は、ゼロクロス信号に同期させてスイッチング素子181,182を制御して、半波単位でのヒーター156,157のオン/オフ制御を行う。制御周期内の15半波のうち、たとえば、1半波の期間ヒーター156,157をオンすればデューティ比は6.7%になり、15半波の期間(全期間)ヒーター156,157をオンすればデューティ比は100%になる。
給紙搬送部190は、複数の給紙トレイ191,192および搬送モーター(不図示)により駆動される複数の搬送ローラー対を備える。給紙トレイ191,192の内部には多数の用紙Sが収納される。給紙トレイ191,192に収納される用紙Sは1枚ずつ下流側の搬送経路に給紙される。
なお、画像形成装置100は、それぞれ上述した構成要素以外の構成要素を含んでいてもよく、あるいは、上述した構成要素のうちの一部が含まれていなくてもよい。
以上のとおり構成される画像形成装置100では、画像形成動作の開始後、加熱ローラー151の温度推移が測定されることにより、用紙Sの種類が判定される。以下、図5〜図8を参照して、画像形成装置100の動作について説明する。
図5は、画像形成装置100により実行される用紙種類判定処理の手順を示すフローチャートである。なお、図5のフローチャートにより示されるアルゴリズムは、記憶部170にプログラムとして記憶されており、CPUによって実行される。また、以下では、画像形成装置100によりコピー処理を実行する場合を例に挙げて説明する。
ユーザーからのコピー開始指示を受け付けると、画像形成装置100は、オン/オフ制御を開始する(ステップS101)。より具体的には、まず、加圧ローラー152が「当接位置」に移動し、加熱ローラー151とともに回転する。そして、画像形成装置100の制御部110が、加熱ローラー151の温度が目標温度よりも高い場合には、加熱ローラー151内部のヒーター156,157をオフにし、目標温度よりも低い場合には、ヒーター156,157を固定のデューティ比(たとえば、ともに100%)でオンにするオン/オフ制御を開始する。
次に、画像形成装置100は、オン/オフ制御タイマーをスタートする(ステップS102)。より具体的には、画像形成装置100の制御部110が、オン/オフ制御の開始時点からの経過時間を測定するためのタイマーをスタートさせる。
次に、画像形成装置100は、現在の温度を記憶する(ステップS103)。より具体的には、画像形成装置100の制御部110が、たとえば、中央部の温度センサー153により検知される加熱ローラー151の現在の温度を、オン/オフ制御の開始時点における加熱ローラー151の温度としてRAMに記憶する。
以上のとおり、図5のステップS101〜S103に示す処理によれば、画像形成動作の開始に伴い、ヒーター156,157のオン/オフ制御が開始されるとともに、オン/オフ制御の開始時点からの経過時間の測定が開始される。また、オン/オフ制御の開始時点おける加熱ローラー151の温度が記憶される。オン/オフ制御の開始後、画像形成部140によりトナー画像が形成された用紙Sが定着部150に搬送され、定着部150は、画像形成部140から搬送される用紙Sに対して加熱定着処理を行う。加熱定着処理の開始直後、加熱ローラー151はヒーター156,157により加熱されるものの、ヒーター156,157により付与される熱は、加熱ローラー151の表面にまで即座には伝わらない。その一方で、画像形成部140から定着部150に連続的に搬送される用紙Sにより、加熱ローラー151の表面の熱が奪われる。したがって、加熱定着処理の開始直後、加熱ローラー151の表面の温度は一旦低下する。
次に、画像形成装置100は、温度検知タイマーをリセットする(ステップS104)。より具体的には、画像形成装置100の制御部110が、加熱ローラー151の温度を所定周期(たとえば、600msec)で測定するためのタイマーをリセットする。
次に、画像形成装置100は、所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS105)。より具体的には、画像形成装置100の制御部110が、ステップS104に示す処理でタイマーをリセットしてから、所定時間(たとえば、600msec)が経過したか否かを判断する。
所定時間が経過していないと判断する場合(ステップS105:NO)、画像形成装置100は、所定時間が経過するまで待機する。一方、所定時間が経過したと判断する場合(ステップS105:YES)、画像形成装置100は、現在の温度を取得する(ステップS106)。より具体的には、画像形成装置100の制御部110が、中央部の温度センサー153により検知される加熱ローラー151の現在の温度を取得する。
次に、画像形成装置100は、前回の温度と現在の温度とを比較する(ステップS107)。より具体的には、画像形成装置100の制御部110が、ステップS106に示す処理で取得した温度から、その直前(たとえば、600msec前)に取得した温度を差し引いて、前回の温度と今回の温度との温度差を算出する。
そして、画像形成装置100は、温度勾配が0以上であるか否かを判断する(ステップS108)。より具体的には、画像形成装置100の制御部110が、ステップS107に示す処理で算出した温度差が0以上であるか否か判断する。言い換えれば、制御部110は、加熱定着処理の開始により一旦低下した加熱ローラー151の表面の温度が、上昇に転じたか否かを判断する。
温度勾配が0未満であると判断する場合(ステップS108:NO)、画像形成装置100は、ステップS104の処理に戻る。そして、温度勾配が0以上になるまで、ステップS104以下の処理を繰り返す。
一方、温度勾配が0以上であると判断する場合(ステップS108:YES)、画像形成装置100は、オン/オフ制御タイマーをストップする(ステップS109)。より具体的には、画像形成装置100の制御部110が、加熱ローラー151の温度が上昇に転じたとして、ステップS102に示す処理でスタートさせたオン/オフ制御タイマーをストップさせる。
次に、画像形成装置100は、現在の温度を記憶する(ステップS110)。より具体的には、画像形成装置100の制御部110が、ステップS106に示す処理で取得した温度を、加熱ローラー151の温度の下限値としてRAMに記憶する。
以上のとおり、図5のステップS104〜S110に示す処理によれば、加熱ローラー151の温度推移が測定され、加熱ローラー151の温度が、用紙Sへの加熱定着処理の開始により一旦低下した後上昇に転じる下限値に到達したことが検出される。そして、オン/オフ制御の開始時点からの経過時間の測定が停止されるとともに、加熱ローラー151の温度が記憶される。
次に、画像形成装置100は、PID制御パラメーターを決定する(ステップS111)。より具体的には、画像形成装置100の制御部110が、まず、オン/オフ制御の開始時点から加熱ローラー151の温度が上記下限値に到達するまでの到達時間Txとして、オン/オフ制御タイマーにより測定された経過時間を取得する。また、制御部110は、オン/オフ制御の開始時点における加熱ローラー151の温度と上記下限値との温度差Tdとして、ステップS103に示す処理で記憶した温度とステップS110に示す処理で記憶した温度との温度差を算出する。そして、制御部110は、所定の変換テーブル210,220(図6参照)を参照して、到達時間Txおよび温度差Tdから、ヒーター156,157のPID制御パラメーターとして、目標温度ならびにP定数、I定数、およびD定数を決定する。
図6は、制御パラメーターを決定するための変換テーブル210,220の一例を示す図である。図6(a)は、PID制御の目標温度を決定するための変換テーブル210の一例を示す図であり、図6(b)は、PID制御のP定数を決定するための変換テーブル220の一例を示す図である。
図6(a)に示すとおり、変換テーブル210では、到達時間Txと温度差Tdと目標温度とが相互に関連付けられている。具体的には、到達時間Txが長いほど、かつ、温度差Tdが大きいほど、用紙が厚いとして、より高い目標温度が関連付けられている。また、図6(b)に示すとおり、変換テーブル220では、到達時間Txと温度差TdとP定数とが相互に関連付けられている。具体的には、到達時間Txが長いほど、かつ、温度差Tdが大きいほど、用紙が厚いとして、より大きな値が関連付けられている。
ステップS111に示す処理では、変換テーブル210,220が参照され、到達時間Txおよび温度差Tdから、ヒーター156,157の制御パラメーターが決定される。たとえば、到達時間Txが4secで、温度差Tdが7℃であれば、目標温度170℃、P定数5が決定される。なお、I定数およびD定数についても同様に、到達時間Txが長いほど、かつ、温度差Tdが大きいほど、より大きな値が決定される。
そして、画像形成装置100は、PID制御に移行し(ステップS112)、処理を終了する。より具体的には、画像形成装置100の制御部110が、加熱ローラー151のオン/オフ制御を停止し、ステップS111に示す処理で決定した制御パラメーターを適用してPID制御を開始する。なお、PID制御によりデューティ比を算出し、ヒーター156,157を制御する技術自体は、公知の技術であるため詳細な説明は省略する。
以上のとおり、図5に示すフローチャートの処理によれば、オン/オフ制御の開始後、加熱ローラー151の温度が、用紙Sへの加熱定着処理の開始により一旦低下した後上昇に転じる下限値に到達したことが検出される。そして、加熱ローラー151の温度が下限値に到達するまでの到達時間Tx、および、オン/オフ制御の開始時点における加熱ローラー151の温度と下限値との温度差Tdに基づいて、用紙の種類が判定され、判定された用紙の種類がヒーター156,157のPID制御パラメーターに反映される。このような構成によれば、用紙の種類に応じた制御パラメーターを適用して加熱定着処理が行われるため、画像形成装置100により用紙S上に形成される画像の品質を向上させることができる。
なお、図5に示すフローチャートでは、ステップS108に示す処理で温度勾配が0以上であると1回判断されると、加熱ローラー151の温度が下限値に到達したと判断された。しかしながら、温度勾配が0以上であると1回判断されただけでは、加熱ローラー151の温度が下限値に到達したとは判断せず、温度勾配が0以上であると複数回判断されて初めて、加熱ローラー151の温度が下限値に到達したと判断してもよい。
図7は、用紙の種類と加熱ローラー151の温度との関係を示す図である。図7の縦軸は温度であり、横軸は時間である。図7は、異なる3種類の用紙を通紙した場合の加熱ローラー151の温度推移を示す。図7の実線は、厚紙を通紙した場合の温度推移を示し、図7の一点鎖線は、薄紙を通紙した場合の温度推移を示す。図7の破線は、普通紙を通紙した場合の温度推移を示す。
図7に示すとおり、オン/オフ制御の開始直後は、ヒーター156,157から付与される熱が加熱ローラー151の表面まで十分に伝わらず、用紙が定着部150を通過すれば、用紙により熱を奪われ、加熱ローラー151の表面の温度は一旦低下する。その後、オン/オフ制御によりヒーター156,157から付与される熱が加熱ローラー151の表面まで十分に伝われば、加熱ローラー151の表面の温度低下が停止し、温度が上昇し始める。ここで、オン/オフ制御の開始時点から温度が下限値に到達するまでの到達時間Txは、用紙が厚いほど長くなる。また、オン/オフ制御の開始時点における加熱ローラー151の温度と下限値との温度差Tdは、用紙が厚いほど大きくなる。
本実施形態の用紙種類判定処理では、加熱ローラー151の温度推移を測定して、用紙の種類に応じた温度特性の違いが最初に顕著に現れる特徴的な点として、加熱ローラー151の温度の下限値(極小点)を検出する。そして、加熱ローラー151の温度が下限値に到達するまでの到達時間Tx、および、オン/オフ制御の開始時点における加熱ローラー151の温度と下限値との温度差Tdから用紙の種類を判定する。このような構成によれば、加熱ローラー151の温度を測定して、用紙の種類をできるだけ短時間で正確に判定することができる。
図8は、用紙種類判定処理の効果を説明するための図である。図8(a)は、1枚の用紙を通紙して用紙の種類を判定する場合の温度推移を示す図であり、図8(b)は、複数枚の用紙を通紙して用紙の種類を判定する場合の温度推移を示す図である。
図8(a)に示すとおり、1枚の用紙を通紙して用紙の種類を判定する場合(つまり、判定時間が短過ぎる場合)、用紙の種類に応じた加熱ローラーの温度変化が小さいため、用紙の種類を正確に判定することができないおそれがある。また、図8(b)に示すとおり、複数枚の用紙を通紙して用紙の種類を判定する場合、判定時間が長過ぎれば、オン/オフ制御が行われる時間も長くなり、PID制御に移行する時点が遅くなる。PID制御に移行する時点が遅ければ、薄紙ではオーバーシュートが発生して、画像の品質が低下してしまうおそれがある。
一方、本実施形態の用紙種類判定処理では、用紙の種類に応じた温度特性の違いが最初に顕著に現れる特徴的な点として温度の下限値を検出し、用紙の種類を判定するため、用紙の種類をできるだけ短時間で正確に判定することができる。
なお、本実施形態では、用紙の厚さは、用紙の坪量(斤量)に基づいて分類され得る。具体的には、用紙の坪量が第1の値(たとえば、50g/m)未満の場合、用紙種類「薄紙」に分類され、用紙の坪量が第2の値(たとえば、128g/m)以上の場合、用紙種類「厚紙」に分類される。また、用紙の坪量が第1の値以上第2の値未満の場合、用紙種類「普通紙」に分類される。
また、画像形成装置100の制御部110は、対応するプログラムをCPUが実行することによって、加熱ローラー151の温度が下限値に到達したことを検出する検出部および用紙の種類を判定する紙種判定部(判定部)として機能する。
本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内において、種々改変することができる。
たとえば、上述した実施形態では、加熱ローラー151の温度が下限値に到達するまでの到達時間Txおよびオン/オフ制御の開始時点における加熱ローラー151の温度と下限値との温度差Tdの両方に基づいて、用紙の種類が判定された。しかしながら、用紙の種類は、到達時間Txおよび温度差Tdのいずれか一方に基づいて判定されてもよい。
なお、加熱ローラー151の温度が下限値に到達すれば、以降、加熱ローラー151の温度は上昇して、オン/オフ制御の開始時点における加熱ローラー151の温度との温度差は減少する。したがって、オン/オフ制御の開始時点における加熱ローラー151の温度との温度差が最大である下限値を利用して用紙の種類を判定することにより、他の時点における温度差を利用して用紙の種類を判定する場合と比べ、用紙の種類の判定精度が最も高くなる。
また、上述した実施形態では、オン/オフ制御の開始時点を基準として、加熱ローラー151の温度が下限値に到達するまでの到達時間Txや下限値Tdとの温度差が求められた。しかしながら、到達時間や温度差を求める際の基準となる基準時点は、オン/オフ制御の開始時点に限定されるものではなく、画像形成動作の開始後、任意の時点に設定することができる。たとえば、画像形成動作の開始後、最初の用紙が加熱ローラー151に接触する時点を予測し、予測した時点を基準時点に設定してもよい。
また、上述した実施形態では、画像形成装置がコピー処理を実行する場合を例に挙げて説明した。しかしながら、本発明は、たとえば、印刷データを受信して画像形成装置が印刷処理を実行する場合にも適用可能である。
上述した実施形態に係る画像形成装置における各種処理を行う手段および方法は、専用のハードウェア回路、またはプログラムされたコンピューターのいずれによっても実現することが可能である。上記プログラムは、たとえば、フレキシブルディスクおよびCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)等のコンピューター読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ハードディスク等の記憶部に転送され記憶される。また、上記プログラムは、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、画像形成装置の一機能としてその装置のソフトウェアに組み込まれてもよい。
100 画像形成装置、
110 制御部、
120 操作表示部、
130 画像読取部、
140 画像形成部、
150 定着部、
151 加熱ローラー、
152 加圧ローラー、
153,154,155 温度センサー、
156,157 ヒーター、
160 定着駆動部、
170 記憶部、
180 電源部、
190 給紙搬送部、
200 信号線、
210,220 変換テーブル。

Claims (4)

  1. 用紙を収納する給紙トレイと、
    前記給紙トレイに収納された用紙を搬送する搬送部と、
    前記搬送部により搬送された用紙上にトナー画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部により形成されたトナー画像を用紙に加熱定着させる定着部材と、
    前記定着部材の温度を検知する温度センサーと、
    前記定着部材を加熱するヒーターと、
    画像形成動作の開始後、前記定着部材の温度が、用紙への加熱定着処理の開始により一旦低下した後上昇に転じる下限値に到達したことを検出する検出部と、
    前記画像形成動作の開始後の所定の基準時点から前記下限値に到達したことが検出された時点までの経過時間、および、前記基準時点における前記定着部材の温度と前記下限値との温度差のうちの少なくとも一方に基づいて、前記用紙の種類を判定する判定部と、
    を有する画像形成装置。
  2. 前記判定部は、前記温度差が大きいほど前記用紙が厚いと判定する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記判定部は、前記経過時間が長いほど前記用紙が厚いと判定する、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記判定部により判定された前記用紙の種類を前記ヒーターの制御パラメーターに反映させて、前記ヒーターの動作を制御する制御部をさらに有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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