JP2016211734A - ベルト及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】心線の摩滅や、ベルトの形状不良、接着不良等の問題を抑制しつつ、単位幅当たりのベルト強度を効率よく向上させる。【解決手段】ベルト1は、ベルト厚み方向に積層された第1層10及び第2層20を有する。第1層10は、熱可塑性エラストマーから構成される本体11と、本体11に埋設されてベルト長手方向に延在する心線12とを有する。第2層20は、熱可塑性エラストマーから構成される本体21と、本体21に埋設されてベルト長手方向に延在する心線22とを有する。第1層10と第2層20とは、本体11,21同士が互いに熱溶着により接合されている。【選択図】図1

Description

本発明は、歯付きベルトや平ベルト等のベルト及びその製造方法に関する。
例えば歯付きベルトや平ベルト等の動力伝達や物品搬送に使用されるベルトにおいては、ベルトが用いられる装置の小型化に伴い、ベルトの設置スペースが制限されるため、ベルト幅が縮小される傾向にある。その一方で、動力伝達が高負荷で行われる場合や、搬送される物品の重量が大きい場合もあり、ベルト強度を確保する必要がある。
ベルト幅が縮小され、ベルト長手方向と直交する断面における心線の本数が少なくなると、ベルト強度が低下し得る。そこで、ベルト強度を確保するため、心線の径を大きくする方法、心線をベルト幅方向に密に配列する方法等が考えられるが、これらの方法では、単位幅当たりのベルト強度を向上させるには限界がある。
単位幅当たりのベルト強度を向上させる方法として、上記方法以外に、特許文献1及び2に示されているような、心線をベルト厚み方向に複数配列する方法も考えられる。特許文献1及び2では、ベルト厚み方向に配列される複数の心線が、互いに巻き付けられた構造となっている(特許文献1の請求項6、特許文献2の請求項1参照)。
特開2014−142046 実公昭61−32184
特許文献1及び2のベルトは、ベルト厚み方向に配列される複数の心線が互いに巻き付けられた構造であり、当該複数の心線同士が接触し且つ当該複数の心線の位置が固定されない。そのため、心線同士が摺接し、心線の摩滅が促進され得る。また、当該問題を抑制するため、心線の位置を安定化すべく、心線を密に配列すると、心線間にゴム等からなる本体が充填され難くなり、ベルトの形状不良、接着不良等の別の問題が生じ得る。
本発明の目的は、心線の摩滅や、ベルトの形状不良、接着不良等の問題を抑制しつつ、単位幅当たりのベルト強度を効率よく向上させることができる、ベルト及びその製造方法を提供することである。
本発明の第1観点によると、ベルト厚み方向に積層された第1層及び第2層を備えたベルトにおいて、前記第1層及び前記第2層は、熱可塑性エラストマーから構成される本体と、前記本体に埋設されてベルト長手方向に延在する心線とをそれぞれ有し、且つ、前記本体同士が互いに熱溶着により接合されており、前記第1層に含まれる前記心線と、前記第2層に含まれる前記心線とが、前記本体を介して互いに離隔していることを特徴とする、ベルトが提供される。
本発明の第2観点によると、熱可塑性エラストマーから構成される本体と、前記本体に埋設されてベルト長手方向に延在する心線とを有する第1層を形成する、第1層形成工程と、熱可塑性エラストマーから構成される本体と、前記本体に埋設されてベルト長手方向に延在する心線とを有する第2層を形成する、第2層形成工程と、前記第1層におけるベルト厚み方向の一方の面に前記第2層を積層し、前記本体同士を互いに熱溶着により接合する、接合工程と、を備え、前記接合工程において、前記第1層に含まれる前記心線と、前記第2層に含まれる前記心線とを、前記本体を介して互いに離隔させることを特徴とする、ベルトの製造方法が提供される。
上記第1及び第2観点によれば、第1層に含まれる心線と第2層に含まれる心線とが本体を介して互いに離隔しているため、心線の摩滅を抑制することができる。また、心線の摩滅抑制のために心線を密に配列する必要性が生じないため、ベルトの形状不良、接着不良等の問題も抑制することができる。したがって、本発明によれば、心線の摩滅や、ベルトの形状不良、接着不良等の問題を抑制しつつ、心線をベルト厚み方向に複数配列することで、単位幅当たりのベルト強度を効率よく向上させることができる。
前記第1層に含まれる前記心線と、前記第2層に含まれる前記心線との、前記ベルト厚み方向における間隔D2は、前記ベルトが歯付きベルトの場合におけるベルト全体の厚みから歯部の厚みを減じた値、又は、前記ベルトが平ベルトの場合におけるベルト全体の厚みをD1としたとき、D1×6〜33%の範囲にあってよい。
上記構成によれば、間隔D2が小さ過ぎる場合の、心線間に充填される本体が少ないことによるベルトの形状不良、接着不良等の問題、及び、間隔D2が大き過ぎる場合の、ベルト背面のプーリ形状への追随性の低下の問題(後述の実施例参照)を、共に抑制することができる。
前記本体を構成する熱可塑性エラストマーは、ポリウレタン系熱可塑性エラストマー、ポリエステル系熱可塑性エラストマー、ポリスチレン系熱可塑性エラストマー、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー、ポリアミド系熱可塑性エラストマー、及び、塩化ビニル系熱可塑性エラストマーからなる群より選択される少なくとも1種であってよい。
前記本体を構成する熱可塑性エラストマーは、ポリウレタン系熱可塑性エラストマーであってよい。
上記構成によれば、力学特性や耐久性に優れたベルトが得られる。また、ポリウレタン系熱可塑性エラストマーは、伝動ベルトや搬送ベルトに汎用に使用されているため、ベルトの製造が容易である。
前記心線は、スチールコード、又は、アラミド繊維及びカーボン繊維の少なくともいずれかを撚り合せたコードからなってよい。
上記構成によれば、単位幅当たりのベルト強度の向上をより確実に実現することができる。
前記第1層に含まれる前記心線の径と、前記第2層に含まれる前記心線の径とが、互いに異なってよい。
上記構成によれば、用途に合わせて適切な剛性や屈曲性を得ることができる。
ベルト外面側に配置された前記第1層は、ベルト外面側の面及びベルト内面側の面が共に平坦であり、ベルト内面側に配置された前記第2層は、ベルト外面側の面が平坦であり、ベルト内面側の面に歯部を有してよい。
上記構成によれば、本発明を歯付きベルトに適用することができる。
ベルト外面側に配置された前記第1層、及び、ベルト内面側に配置された前記第2層は、ベルト外面側の面及びベルト内面側の面が共に平坦であってよい。
上記構成によれば、本発明を平ベルトに適用することができる。
上記第2観点に係る製造方法において、前記第2層形成工程と前記接合工程とを同時に行ってよい。
上記構成によれば、製造工程が簡素化される。
本発明によれば、心線の摩滅や、ベルトの形状不良、接着不良等の問題を抑制しつつ、心線をベルト厚み方向に複数配列することで、単位幅当たりのベルト強度を効率よく向上させることができる。
(a)は、本発明の第1実施形態に係るベルトを示す、ベルト長手方向と直交する方向の(図1(b)のIA−IA線に沿った)断面図である。(b)は、本発明の第1実施形態に係るベルトを示す、図1(a)のIB−IB線に沿った断面図である。 (a)は、本発明の第2実施形態に係るベルトを示す、ベルト長手方向と直交する方向の(図2(b)のIIA−IIA線に沿った)断面図である。(b)は、本発明の第2実施形態に係るベルトを示す、図2(a)のIIB−IIB線に沿った断面図である。 本発明の第3実施形態に係るベルトを示す、ベルト長手方向と直交する方向の断面図である。 本発明の第1実施形態に係るベルトの製造方法を説明するための概略図である。 本発明の第1〜第3実施形態に係るベルトの適用例を説明するための概略図である。
先ず、図1(a),(b)を参照し、本発明の第1実施形態に係るベルト1について説明する。
ベルト1は、歯付きベルトである。ベルト1は、ベルト厚み方向に積層された第1層10及び第2層20を有する。ベルト外面(背面)側1xに配置された第1層10は、ベルト外面側1xの面及びベルト内面側1yの面が共に平坦である。ベルト内面側1yに配置された第2層20は、ベルト外面側1xの面が平坦であり、ベルト内面側1yの面に複数の歯部23を有する。複数の歯部23は、ベルト幅方向にそれぞれ延在し、且つ、ベルト長手方向に所定の間隔で互いに離隔して配置されている。
第1層10は、熱可塑性エラストマーから構成される本体11と、本体11に埋設されてベルト長手方向に延在する心線12とを有する。第2層20は、熱可塑性エラストマーから構成される本体21と、本体21に埋設されてベルト長手方向に延在する心線22とを有する。第1層10と第2層20とは、本体11,21同士が互いに熱溶着により接合されている。
第1層10に含まれる心線12と第2層20に含まれる心線22とは、本体11,21を介して互いに離隔している。第1層10に含まれる心線12と第2層20に含まれる心線22とのベルト厚み方向における間隔D2は、ベルト1の全体の厚みT(=第1層10の厚みT1+第2層20の厚みT2)から歯部23の厚みHを減じた値をD1としたとき、D1×6〜33%の範囲にある。
次いで、図2(a),(b)を参照し、本発明の第2実施形態に係るベルト201について説明する。
ベルト201は、平ベルトである。ベルト201は、第1実施形態と同様、ベルト厚み方向に積層された第1層10及び第2層20を有する。ただし、本実施形態では、ベルト外面側1xに配置された第1層10、及び、ベルト内面側1yに配置された第2層20は、ベルト外面側1xの面及びベルト内面側1yの面が共に平坦である。ベルト201における第1層10及び第2層20の構成は、第2層20が歯部23を有さない点を除き、第1実施形態と同様である。即ち、ベルト201における第1層10及び第2層20は、それぞれ、熱可塑性エラストマーから構成される本体11,21と、本体11,21に埋設されてベルト長手方向に延在する心線12,22とを有する。
本実施形態においても、第1実施形態と同様、第1層10に含まれる心線12と第2層20に含まれる心線22とは、本体11,21を介して互いに離隔している。第1層10に含まれる心線12と第2層20に含まれる心線22とのベルト厚み方向における間隔D2は、ベルト201の全体の厚みT(=第1層10の厚みT1+第2層20の厚みT2)をD1としたとき、D1×6〜33%の範囲にある。
次いで、図3を参照し、本発明の第3実施形態に係るベルト301について説明する。
ベルト301は、平ベルトである。ベルト301は、第1実施形態と同様、ベルト厚み方向に積層された第1層10及び第2層20を有する。ただし、本実施形態では、第2実施形態と同様、ベルト外面側1xに配置された第1層10、及び、ベルト内面側1yに配置された第2層20は、ベルト外面側1xの面及びベルト内面側1yの面が共に平坦である。第1層10及び第2層20の構成は、第2層20が歯部23を有さない点、及び、第1層10に含まれる心線12の径と第2層20に含まれる心線22の径とが互いに異なる(心線12の径が心線22の径よりも大きい)点を除き、第1実施形態と同様である。即ち、ベルト301における第1層10及び第2層20は、それぞれ、熱可塑性エラストマーから構成される本体11,21と、本体11,21に埋設されてベルト長手方向に延在する心線12,22とを有する。
本実施形態においても、第1実施形態と同様、第1層10に含まれる心線12と第2層20に含まれる心線22とは、本体11,21を介して互いに離隔している。第1層10に含まれる心線12と第2層20に含まれる心線22とのベルト厚み方向における間隔D2は、第2実施形態と同様、ベルト301の全体の厚みT(=第1層10の厚みT1+第2層20の厚みT2)をD1としたとき、D1×6〜33%の範囲にある。
第1〜第3実施形態に係るベルト1;201;301では、D2=D1×6〜33%の範囲内において、D2を大きくすることで、ベルト1の剛性を高めることができ、D2を小さくすることで、ベルト1の屈曲性を高めることができる。
第1〜第3実施形態に係るベルト1;201;301は、共に、幅Wが10〜100mmであり、心線12,22の径が0.3〜2.0mmである。第1及び第2実施形態に係るベルト1;201においては、心線12,22のベルト幅方向のピッチPが0.3〜4.0mmであり、第3実施形態に係るベルト301においては、心線12のベルト幅方向のピッチP1と心線22のベルト幅方向のピッチP1とが互いに異なる。
次いで、第1実施形態に係るベルト1の製造方法について説明する。
ベルト1の製造においては、先ず、第1層10を形成する(第1層形成工程)。第1層10を形成する際には、本体11となる熱可塑性エラストマー(本実施形態では、ポリウレタン系熱可塑性エラストマー。例えば、ポリエーテル系、ポリエステル系、ポリカーボネート系のもの。硬度=80〜95°(JIS K6253に準拠,A型硬度計で測定)の範囲内)に、心線12となるスチールコード(スチールの素線を撚り合せたコード)を埋没させる。また、第1層10を形成する際には、公知の方法(例えば、特開2000−104792号公報参照)を用いてよい。
第1層形成工程の後、図4に示す製造装置を用いて、第2層20を形成する(第2層形成工程)と共に、第1層10に第2層20を熱溶着により接合する(接合工程)。
図4に示す製造装置は、金型(成形ドラム)50、3つのプーリ51〜53及び押圧バンド55を有する。金型50の外周面には、歯部23を形成するための溝(歯切り部)(図示略)が、周方向に所定の間隔で形成されている。押圧バンド55は、無端状の金属バンドであって、3つのプーリ51〜53に巻回され、且つ、金型50の外周面に略半周程度巻き付くように配置されており、プーリ53からの張力の付与により、金型50の外周面に押圧されている。
この状態で、第1層10を、第1層10の長手方向先端部分がプーリ51に巻き付くように、押圧バンド55上に配置する。そして、金型50を図4の矢印方向に回転させつつ、所定の本数平行に引き揃えた心線22となるスチールコードを、プーリ51と金型50との間の部分に供給する。さらに、第1層10と心線22となるスチールコードとがプーリ51と金型50との間に巻き込まれるときに、押出ヘッド61から、本体21となる熱可塑性エラストマー(本実施形態では、本体11となる熱可塑性エラストマーと同様の、ポリウレタン系熱可塑性エラストマー。例えば、ポリエーテル系、ポリエステル系、ポリカーボネート系のもの。硬度=80〜95°(JIS K6253に準拠,A型硬度計で測定)の範囲内)を、加熱により溶融した状態で、プーリ51と金型50との間の部分に供給する。
金型50の回転に伴って、第1層10と、心線22となるスチールコードと、本体21となる熱可塑性エラストマーとが、金型50と押圧バンド55との間に巻き込まれる。このとき、押圧バンド55による押圧で、本体21となる熱可塑性エラストマーが金型50の外周面に形成された溝(図示略)内に充填され、第2層20の歯部23が形成される。また、このとき、第1層10と金型50の外周面との間に、第2層20における歯部23以外の部分(心線22を埋設した部分)が形成される。即ち、このとき、第2層20が形成されると共に、第1層10におけるベルト厚み方向の一方の面に第2層20が積層され、本体11,21同士が互いに熱溶着により接合される。つまり、本実施形態では、第2層形成工程と接合工程とを同時に行う。接合工程においては、第1層10に含まれる心線12と、第2層20に含まれる心線22とを、本体11,21を介して互いに離隔させる。
なお、本体11,21となる熱可塑性エラストマーとしては、ポリウレタン系熱可塑性エラストマー、ポリエステル系熱可塑性エラストマー、ポリスチレン系熱可塑性エラストマー、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー、ポリアミド系熱可塑性エラストマー、及び、塩化ビニル系熱可塑性エラストマーからなる群より選択される少なくとも1種であってよい(即ち、上記のいずれか1種を用いてもよいし、上記の2種以上を組み合わせて用いてもよい)。
心線12,22としては、スチールコードの他、アラミド繊維及びカーボン繊維の少なくともいずれかを撚り合せたコード(即ち、アラミド繊維を撚り合せたコード、カーボン繊維を撚り合せたコード、又は、アラミド繊維及びカーボン繊維を撚り合せたコード)を用いてもよい。
製造条件は、例えば、本体21となる熱可塑性エラストマーの溶融温度は200〜230℃、金型50の温度は常温〜120℃、第1層10及び心線22の送り速度は0.1〜1.0m/minである。
第2及び第3実施形態に係るベルト201;301の製造方法は、外周面に溝がない金型50を用いる点を除き、第1実施形態に係るベルト1の製造方法と同様である。
次いで、第1〜第3実施形態に係るベルト1;201;301の使用例について説明する。
第1〜第3実施形態に係るベルト1;201;301は、共に、オープンエンドベルトである。エンドレスベルトが円筒状のモールド上に環状に成形されるのに対し、両端部があるオープンエンドベルトは、押出成形等によって連続的に成形できるため、ベルトの長さを自由に選定できるという利点がある。
オープンエンドベルトの使用例としては、ベルトの両端部を固定して一定範囲を往復運動させるもの(例えば、図5に示すような昇降搬送装置)がある。このような昇降搬送装置では、上方に配置された平プーリに吊り下げられるオープンエンドタイプの平ベルト(第2又は第3実施形態に係るベルト201;301)と、下方に配置された歯付プーリの歯に噛み合わせられるオープンエンドタイプの歯付きベルト(第1実施形態に係るベルト1)とを組み合わせたベルト機構を、並設して用いる場合がある。各ベルト機構では、平ベルト及び歯付きベルトの各両端部に継手を固定し、継手を介して平ベルト及び歯付きベルトを連結することによって、全体として環状のベルトを形成している。並設されたベルト機構において隣接する2つの継手に荷台を固定し、荷台に搬送物を載置した状態で、駆動プーリである一方の歯付プーリを正方向又は逆方向に回転させると、各ベルト機構が駆動し、搬送物が上下に昇降する。
このような昇降搬送装置においては、装置の小型化に伴い、ベルトの設置スペースが制限され、ベルト幅が縮小される傾向にある。その一方で、搬送物の重量が大きい場合もあり、ベルト強度を確保する必要がある。
以上に述べたように、第1〜第3実施形態によれば、第1層10に含まれる心線12と第2層20に含まれる心線22とは、本体11,21を介して互いに離隔している。そのため、心線12,22の摩滅を抑制することができる。また、心線12,22の摩滅抑制のために心線12,22を密に配列する必要性が生じないため、ベルトの形状不良、接着不良等の問題も抑制することができる。したがって、第1〜第3実施形態によれば、心線12,22の摩滅や、ベルトの形状不良、接着不良等の問題を抑制しつつ、心線12,22をベルト厚み方向に複数配列することで、単位幅当たりのベルト強度を効率よく向上させることができる。
また、第1〜第3実施形態によれば、熱溶着により、本体11,21同士を容易に接合できる。しかも、心線12,22の位置がそれぞれ本体11,21内において固定されるため、心線12,22の位置(配列性)が安定化する。
第1層10に含まれる心線12と第2層20に含まれる心線22とのベルト厚み方向における間隔D2は、ベルト1においてはベルト1の全体の厚みTから歯部23の厚みHを減じた値、ベルト201;301においてはベルト201;301全体の厚みTをD1としたとき、D1×6〜33%の範囲にある。当該構成によれば、間隔D2が小さ過ぎる場合の、心線12,22間に充填される本体11,21が少ないことによるベルトの形状不良、接着不良等の問題、及び、間隔D2が大き過ぎる場合の、ベルト背面のプーリ形状への追随性の低下の問題を、共に抑制することができる。
本体11,21を構成する熱可塑性エラストマーは、ポリウレタン系熱可塑性エラストマー、ポリエステル系熱可塑性エラストマー、ポリスチレン系熱可塑性エラストマー、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー、ポリアミド系熱可塑性エラストマー、及び、塩化ビニル系熱可塑性エラストマーからなる群より選択される少なくとも1種である。特に、第1〜第3実施形態において、本体11,21を構成する熱可塑性エラストマーは、ポリウレタン系熱可塑性エラストマーである。当該構成によれば、力学特性や耐久性に優れたベルトが得られる。また、ポリウレタン系熱可塑性エラストマーは、伝動ベルトや搬送ベルトに汎用に使用されているため、ベルトの製造が容易である。
心線12,22は、スチールコード、又は、アラミド繊維及びカーボン繊維の少なくともいずれかを撚り合せたコードからなる。当該構成によれば、単位幅当たりのベルト強度の向上をより確実に実現することができる。
第3実施形態においては、第1層10に含まれる心線12の径と、第2層20に含まれる心線22の径とが、互いに異なる。当該構成によれば、用途に合わせて適切な剛性や屈曲性を得ることができる。
第1〜第3実施形態に係るベルトの製造方法において、第2層形成工程と接合工程とを同時に行う。当該構成によれば、製造工程が簡素化される。
本発明者は、平ベルト及び歯付きベルトについて、実施例と比較例とを用いて心線間隔D2、ベルト強度等を測定した。平ベルトの実施例は、上述した製造方法によって製造した第3実施形態に係る平ベルトに対応するものである(具体的な構成については、表1参照)。平ベルトの比較例は、第3実施形に係る平ベルトのうち第2層20のみを用いたものである(具体的な構成については、表2参照)。歯付きベルトの実施例は、第3実施形態に係る平ベルトに歯部を追加したものである(具体的な構成については、表3参照)。歯付きベルトの比較例は、第3実施形態に係る平ベルトのうちの第2層20に歯部を追加したものである(具体的な構成については、表4参照)。
心線間隔D2(表5)については、実施例に係るベルトをベルト長手方向と直交する方向に切断し、その断面(図3参照)において、ベルト内面側1yの面を基準面として、基準面から、心線12において基準面に最も近い部分(図3の最下部)までの距離x1と、基準面から、心線22において基準面から最も遠い部分(図3の最上部)までの距離x2とを測定し、x1とx2との差(x1−x2)を心線12,22の間隔D2とした。なお、距離x1,x2の測定は上記断面に現れた心線12,22の15箇所について行い、当該測定により得られた各距離x1,x2の平均値を用いて間隔D2を導出した。
また、実施例に係るベルトの上記断面において、基準面から第1層10の心線12の中心までの距離y1、基準面から第2層20の心線22の中心までの距離y2を測定した。距離y1,y2も、距離x1,x2の測定と同様、上記断面に現れた心線12,22の15箇所について行い、当該測定により得られた各距離y1,y2の平均値を測定値とした。
また、比較例に係るベルトをベルト長手方向と直交する方向に切断し、その断面において、ベルト内面側及びベルト外面側の一方の面を基準面として、基準面から心線の中心までの距離を測定した。当該距離も、距離x1,x2の測定と同様、上記断面に現れた心線の15箇所について行い、当該測定により得られた距離の平均値を測定値とした。
ベルト強度(表5)については、実施例及び比較例に係るベルトからそれぞれ所定寸法(長さ300mm、幅20mm)の試験片を採取し、各試験片について、引張試験機にて引張試験(引張速度50mm/min)を行い、試験片が破断するまでの強度を測定した。
プーリへの巻き掛け易さ(表5)については、実施例及び比較例に係るベルトをそれぞれ直径270mmのプーリ及び直径400mmのプーリに巻き掛けたときの巻き掛けの容易さやベルトの状態を観察し、以下の3段階で評価したものである。
○: プーリへの巻き掛けが容易であり、ベルトの変形も生じない
△: プーリへの巻き掛けは容易であるが、ベルトの変形が生じる
×: プーリへの巻き掛けが容易でなく、ベルトの変形も生じる
成形性(表5)については、実施例及び比較例に係るベルトの成形後の外観性状を観察し、以下の3段階で評価したものである。
○: 外観性状に不具合がない
△: 外観性状に少し不具合がある(ベルト背面からの心線の露出等)
×: 外観性状に不具合がある(心線の露出、各層の心線の圧着等)
Figure 2016211734
Figure 2016211734
Figure 2016211734
Figure 2016211734
Figure 2016211734
表5のとおり、平ベルト及び歯付きベルト共に、実施例は、比較例に比べ、ベルト強度が大きく向上した。
表5のとおり、平ベルト及び歯付きベルト共に、実施例は、心線間隔D2及び距離y1,y2をそれぞれ狙い値(設計値)と略同じにすることができた。
「プーリへの巻き掛け易さ」については、表5のとおり、平ベルトの実施例のうち心線間隔D2の狙い値が1.8mm(心線間隔D2がD1×35%)のベルトにおいて、評価が△であり、具体的には、プーリに巻き掛けたときにベルト外面側1xがプーリに沿った曲面にならず角部が生じた(即ち、ベルト背面のプーリ形状への追随性が低下した)。
「成形性」については、表5のとおり、平ベルトの実施例のうち心線間隔D2の狙い値が0.2mm(心線間隔D2がD1×4%)のベルトにおいて、評価が×であり、具体的には、第1層10の心線12が露出し、第1層10の心線12と第2層20の心線22とが圧着された状態となった。また、平ベルトの実施例のうち心線間隔D2の狙い値が1.8mm(心線間隔D2がD1×35%)のベルトにおいて、評価が△であり、具体的には、距離y1の測定値が狙い値よりも大きい値になってしまい、ベルト外面側1xから心線12が露出した状態となった。
以上、本発明の好適な実施の形態及び実施例について説明したが、本発明は上述の実施形態及び実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。
・本発明に係るベルトは、オープンエンドベルトに限定されず、エンドレスベルトであってもよい。また、本発明に係るベルトは、昇降搬送装置に使用されることに限定されず、任意の装置において使用可能である。
・本体の構成材料は、熱可塑性エラストマーである限り、上述した材料に限定されない。
・心線の構成材料は、スチールコード等の上述した材料に限定されない。
・第2層形成工程と接合工程とを同時に行うことに限定されない。例えば、第1層及び第2層を個別に形成した後、第1層と第2層とを熱溶着により接合してもよい(即ち、第2層形成工程の後、接合工程を行ってもよい)。
・ベルト外面側及び/又はベルト内面側に補強布を設けてもよい。
1;201;301 ベルト
1x ベルト外面側
1y ベルト内面側
10 第1層
11 本体
12 心線
20 第2層
21 本体
22 心線
23 歯部
D2 心線間隔

Claims (10)

  1. ベルト厚み方向に積層された第1層及び第2層を備えたベルトにおいて、
    前記第1層及び前記第2層は、熱可塑性エラストマーから構成される本体と、前記本体に埋設されてベルト長手方向に延在する心線とをそれぞれ有し、且つ、前記本体同士が互いに熱溶着により接合されており、
    前記第1層に含まれる前記心線と、前記第2層に含まれる前記心線とが、前記本体を介して互いに離隔していることを特徴とする、ベルト。
  2. 前記第1層に含まれる前記心線と、前記第2層に含まれる前記心線との、前記ベルト厚み方向における間隔D2は、前記ベルトが歯付きベルトの場合におけるベルト全体の厚みから歯部の厚みを減じた値、又は、前記ベルトが平ベルトの場合におけるベルト全体の厚みをD1としたとき、D1×6〜33%の範囲にあることを特徴とする、請求項1に記載のベルト。
  3. 前記本体を構成する熱可塑性エラストマーは、ポリウレタン系熱可塑性エラストマー、ポリエステル系熱可塑性エラストマー、ポリスチレン系熱可塑性エラストマー、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー、ポリアミド系熱可塑性エラストマー、及び、塩化ビニル系熱可塑性エラストマーからなる群より選択される少なくとも1種であることを特徴とする、請求項1又は2に記載のベルト。
  4. 前記本体を構成する熱可塑性エラストマーは、ポリウレタン系熱可塑性エラストマーであることを特徴とする、請求項3に記載のベルト。
  5. 前記心線は、スチールコード、又は、アラミド繊維及びカーボン繊維の少なくともいずれかを撚り合せたコードからなることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のベルト。
  6. 前記第1層に含まれる前記心線の径と、前記第2層に含まれる前記心線の径とが、互いに異なることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のベルト。
  7. ベルト外面側に配置された前記第1層は、ベルト外面側の面及びベルト内面側の面が共に平坦であり、
    ベルト内面側に配置された前記第2層は、ベルト外面側の面が平坦であり、ベルト内面側の面に歯部を有することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のベルト。
  8. ベルト外面側に配置された前記第1層、及び、ベルト内面側に配置された前記第2層は、ベルト外面側の面及びベルト内面側の面が共に平坦であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のベルト。
  9. 熱可塑性エラストマーから構成される本体と、前記本体に埋設されてベルト長手方向に延在する心線とを有する第1層を形成する、第1層形成工程と、
    熱可塑性エラストマーから構成される本体と、前記本体に埋設されてベルト長手方向に延在する心線とを有する第2層を形成する、第2層形成工程と、
    前記第1層におけるベルト厚み方向の一方の面に前記第2層を積層し、前記本体同士を互いに熱溶着により接合する、接合工程と、を備え、
    前記接合工程において、前記第1層に含まれる前記心線と、前記第2層に含まれる前記心線とを、前記本体を介して互いに離隔させることを特徴とする、ベルトの製造方法。
  10. 前記第2層形成工程と前記接合工程とを同時に行うことを特徴とする、請求項9に記載のベルトの製造方法。
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