JP2016211024A - 容器用鋼板及び容器用鋼板の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
上記知見に基づき完成された本発明の要旨は、以下の通りである。
(2)前記Zn−Niめっき層におけるNi含有率が、質量%で、10%以上55%以下である、(1)に記載の容器用鋼板。
(3)前記Zn−Niめっき層におけるNi含有率が、質量%で、10%以上30%以下である、(1)又は(2)に記載の容器用鋼板。
(4)Ni換算量として2mg/m2以上200mg/m2以下のNiと、Sn換算量として0.1g/m2以上10g/m2以下のSnとを含み、溶融加熱処理にて一部又は全部のNiとSnの一部とが合金化せしめられたFe−Ni−Sn合金層上に、島状のSnが形成された、鋼板の少なくとも片面に位置する複合めっき層を有する鋼板を、NiイオンとZnイオンとを含み、Niイオン濃度が質量%で20%以上95%以下であり、かつ、NiイオンとZnイオンとの合計が50kg/m3以上250kg/m3以下である水溶液中で、電流密度0.1A/dm2以上150A/dm2以下の条件で電解する、容器用鋼板の製造方法。
(5)前記水溶液の液温は、25℃以上70℃以下である、(4)に記載の容器用鋼板の製造方法。
以下で説明する本発明は、食缶、飲料缶などの缶用途その他に広く用いられる容器用鋼板と、かかる容器用鋼板の製造方法に関するものである。より詳細には、従来のクロメート処理を行うことなく、耐黄変性、塗膜密着性、耐硫化黒変性に優れる容器用鋼板及び容器用鋼板の製造方法に関するものである。
本実施形態に係る容器用鋼板に用いられる鋼板は、特に規定されるものではなく、一般的な容器用のSn系合金めっき鋼板に用いられている鋼板であれば、任意のものを使用可能であり、例えば、低炭素鋼や極低炭素鋼などが挙げられる。また、用いる鋼板の製造方法や材質も特に規定されるものではなく、例えば、鋳造から熱間圧延、酸洗、冷間圧延、焼鈍、調質圧延等の工程を経て製造されたものを挙げることができる。
上記のような鋼板の少なくとも片面には、Ni換算量として2mg/m2以上200mg/m2以下のNiと、Sn換算量として0.1g/m2以上10g/m2以下のSnと、を含み、溶融加熱処理にて一部又は全部のNiとSnの一部とが合金化せしめられたFe−Ni−Sn合金層上に、島状のSnが形成された複合めっき層が形成される。
かかるFe−Ni−Sn合金層は、耐食性を向上させる効果がある。これは、電気化学的に鉄よりも貴な金属であるNiとSnとがFeとの合金層を形成することで、Fe自体の耐食性も向上させることによる。
Fe−Ni−Sn合金層上に形成される島状のSnは、耐食性と塗膜密着性とを向上させる効果がある。Snは、大気腐食環境下では鉄よりも貴な金属であり、バリア型皮膜としてFeの腐食を防ぐ一方で、酸性飲料缶のような酸性腐食環境下では、鉄を犠牲防食して、耐食性を向上させる。また、島状にSnが存在することで、アンカー効果、及び、海部に相当するFe−Ni−Snめっき層の存在による酸化Snの成長抑制効果によって、塗膜密着性を向上させる。また、酸化Snの成長が抑制されることで黄変も抑制する効果がある。
このFe−Ni−Sn合金層上に、島状のSnが形成された複合めっき層は、鋼板上に下地となるNiめっき層又はFe−Niめっき層が形成され、更にこのNiめっき層又はFe−Niめっき層の上にSnめっき層が形成された後、加熱溶融処理を施すことで形成される。つまり、溶融加熱処理によって、鋼板のFeと、Niめっき層のNiと、Snめっき層の一部のSnと、が合金化して、Fe−Ni−Sn合金層が形成されるとともに、残部のSnめっき層が島状となる。
本実施形態に係る容器用鋼板は、上記のような、2mg/m2以上200mg/m2以下のNiと、0.1g/m2以上10g/m2以下のSnとを含み、溶融加熱処理にて一部または全部のNiとSnの一部とが合金化せしめられたFe−Ni−Sn合金層上に、島状のSnが形成された複合めっき層の上には、質量%で、Niを5%以上75%以下含有し、残部がZn及び不純物からなる、片面あたりの付着量が0.05g/m2以上0.5g/m2以下であるZn−Niめっき層が形成される。このZn−Niめっき層によって、黄変や塗膜密着性、耐硫化黒変性が更に向上する。
上記Zn−Niめっき層は、NiイオンとZnイオンとを含む水溶液を利用した陰極電解によって、形成することができる。水溶液の種類は、特に規定するものではないが、周知の硫酸浴や塩化物浴を適用することが可能である。本実施形態に係るZn−Niめっきを形成する際には、NiイオンとZnイオンとを含み、かつ、Niイオン濃度が20%以上95%以下、かつ、NiイオンとZnイオンの合計が50kg/m3以上250kg/m3以下である水溶液中で、液温25℃以上70℃以下、電流密度0.1A/dm2以上100A/dm2以下の条件で陰極電解する必要がある。この条件で陰極電解処理することで、本発明に係る容器用鋼板を得ることが出来る。
<試験材の作製>
板厚0.2mmの低炭素冷延鋼板を、前処理として電解アルカリ脱脂、水洗、希硫酸浸漬酸洗、水洗した後、硫酸浴にてNiめっきをした。Niの付着量は、Ni換算量で1mg/m2以上300mg/dm2以下の範囲とした。また、更にNiめっきの上に、フェノールスルホン酸浴を用いて、電気Snめっきを施した。Snの付着量は、Sn換算量で0.08g/m2以上15g/m2以下の範囲とした。このように作製したNiめっき層及びSnめっき層を有する鋼板を加熱溶融処理して、複合めっき層を形成した後、表1〜表5に示すNi及びZnの組成の水溶液中で陰極電解し、Ni、Znを主体とするZn−Niめっき層を、複合めっき層上に形成した。なお、表1〜表4においては硫酸浴から陰極電解処理をし、表5においては塩化物浴から陰極電解処理をした。
複合めっき層中のNi及びSnの付着量は、複合めっき層形成後の鋼板を10%硝酸に浸漬して、Ni及びSnを含む複合めっき層を溶解し、得られた溶解液中のNi及びSnをICP発光分析により分析することで求めた。また、Zn−Niめっき層中のZnの付着量は、Zn−Niめっき層形成後の鋼板を10%硝酸に浸漬して、Zn−Niめっき層を溶解し、得られた溶解液中のZnをICP発光分析により分析することで求めた。Zn−Niめっき層中のNiの付着量は、Zn−Niめっき層形成後の鋼板を10%硝酸に浸漬して、Zn−Niめっき層を溶解し、得られた溶解液中のNiをICP発光分析により分析し、得られた値から、上記方法で測定した複合めっき層中のNi量を差し引くことで求めた。
耐黄変性は、上記<試験材の作製>に記載の方法で作製した容器用鋼板を、40℃、相対湿度80%の雰囲気中に4週間載置する湿潤試験を行い、湿潤試験前後における色差b*値の変化量△b*を求めて、評価した。△b*が1以下であれば◎とし、1超過2以下であれば○とし、2超過であれば×とし、◎と○を合格と評価した。b*は、市販の色差計であるスガ試験機製SC−GV5を用いて測定した。b*の測定条件は、光源C、全反射、測定径30mmである。
塗膜密着性は、上記、<試験材の作製>に記載の方法で作製した容器用鋼板を、<耐黄変性>に記載の方法で湿潤試験した後、表面に、市販の缶用エポキシ樹脂塗料を乾燥重量で7g/m2塗布し、200℃で10分焼き付け、24時間室温に置いた後、鋼板表面に達する傷を碁盤目状に入れ(3mm間隔で縦横7本ずつの傷)、その部位のテープ剥離試験をして評価した。テープ貼り付け部位の塗膜が全て剥離していなければ◎とし、碁盤目の傷部周囲で塗膜剥離が認められれば○とし、碁盤目の枡内に塗膜剥離が認められれば×とし、◎と○を合格とした。なお、試験には、上記<耐黄変性>に記載の湿潤試験をした試験材と、していない試験材の両方に対して実施した。
耐硫化黒変性は、上記<塗膜密着性>に記載の方法で作製及び湿潤試験した容器用鋼板の表面に、市販の缶用エポキシ樹脂塗料を乾燥重量で7g/m2塗布した後、200℃で10分焼き付け、24時間室温に置いた後、所定のサイズに切断し、リン酸二水素ナトリウムを0.3%、リン酸水素ナトリウムを0.7%、L−システイン塩酸塩を0.6%からなる水溶液中に浸漬し、密封容器中で121℃・60分のレトルト処理を行い、試験後の外観から評価した。試験前後で外観の変化が全く認められなければ◎とし、僅かに(10%以下)黒変が認められれば○とし、試験面の10%超過の領域に黒変が認められれば×とし、◎と○を合格とした。
塗装後耐食性は、上記<塗膜密着性>に記載の方法で作製及び湿潤試験した容器用鋼板の表面に、市販の缶用エポキシ樹脂塗料を乾燥重量で7g/m2塗布した後、200℃で10分焼き付け、24時間室温に置いた後、所定のサイズに切断し、市販のトマトジュースに60℃で7日間浸漬した後の、錆の発生有無を目視にて評価した。錆が全く認められなければ○とし、錆が認められれば×とし、○を合格とした。
めっき浴安定性は、<試験材の作製>に記載のめっき浴を24時間放置した後の外観を目視観察し、濁りや沈殿が認められた場合を×とし、透明で濁りや沈殿が認められなかった場合を○とした。
Claims (5)
- Ni換算量として2mg/m2以上200mg/m2以下のNiと、Sn換算量として0.1g/m2以上10g/m2以下のSnとを含み、溶融加熱処理にて一部又は全部のNiとSnの一部とが合金化せしめられたFe−Ni−Sn合金層上に、島状のSnが形成された、鋼板の少なくとも片面に位置する複合めっき層と、
前記複合めっき層上に形成され、質量%で、Niを5%以上75%以下含有し、残部がZn及び不純物からなり、0.05g/m2以上0.5g/m2以下の付着量で形成されたZn−Niめっき層と、
を有する、容器用鋼板。 - 前記Zn−Niめっき層におけるNi含有率が、質量%で、10%以上55%以下である、請求項1に記載の容器用鋼板。
- 前記Zn−Niめっき層におけるNi含有率が、質量%で、10%以上30%以下である、請求項1又は2に記載の容器用鋼板。
- Ni換算量として2mg/m2以上200mg/m2以下のNiと、Sn換算量として0.1g/m2以上10g/m2以下のSnとを含み、溶融加熱処理にて一部又は全部のNiとSnの一部とが合金化せしめられたFe−Ni−Sn合金層上に、島状のSnが形成された、鋼板の少なくとも片面に位置する複合めっき層を有する鋼板を、
NiイオンとZnイオンとを含み、Niイオン濃度が質量%で20%以上95%以下であり、かつ、NiイオンとZnイオンとの合計が50kg/m3以上250kg/m3以下である水溶液中で、
電流密度0.1A/dm2以上150A/dm2以下の条件で電解する、容器用鋼板の製造方法。 - 前記水溶液の液温は、25℃以上70℃以下である、請求項4に記載の容器用鋼板の製造方法。
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