JP2016208674A - 電子部品ユニット及びワイヤハーネス - Google Patents

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【課題】回路基板に固定されるバスバの基板接続部に作用する外力を抑制することができる電子部品ユニット及びワイヤハーネスを提供することを目的とする。【解決手段】ワイヤハーネスは電子部品ユニット1を備える。電子部品ユニット1は、電子部品11を実装する回路基板10と、回路基板10を収容するケース20と、導電性のバスバ30とを備える。バスバ30は、ケース20外に露出する外部接続部32と、ケース20内に収容されて回路基板10に固定される基板接続部33とを有する。バスバ30は、ケース20に固定されるケース固定部34を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、電子部品ユニット及びワイヤハーネスに関する。
自動車等の車両には、搭載される各種の電子機器を通電、断電(所謂、オン、オフ)する電子部品ユニットが搭載されている。この種の電子部品ユニットは、例えば、電子部品を実装する回路基板と、回路基板を収容するケースと、ケース外に露出する外部接続部とケース内に収容されて回路基板にハンダなどを用いたろう付けにより固定される基板接続部とを有する導電性のバスバと、を備えたものが用いられている。この種の電子部品ユニットは、外部接続部に電線の端末に取り付けられた端子金具などがボルトにより固定される。
特開2005−19434号公報 特開平11−346418号公報 特開平10−336850号公報 特開2002−374607号公報 特開2006−325356号公報 特開2012−235693号公報
ところで、上述の電子部品ユニットは、バスバの外部接続部に端子金具などが固定される際に、ボルトなどからの外力がバスバに作用することがある。この場合、外力が、バスバの基板接続部に作用する虞がある。特に、電子部品ユニットは、基板接続部がハンダなどを用いたろう付けにより回路基板に固定される場合、基板接続部に作用する外力が抑制されることが望まれる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、回路基板に固定されるバスバの基板接続部に作用する外力を抑制することができる電子部品ユニット及びワイヤハーネスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る電子部品ユニットは、電子部品を実装する回路基板と、前記回路基板を収容するケースと、前記ケース外に露出する外部接続部と、前記ケース内に収容されて前記回路基板に固定される基板接続部とを有する導電性のバスバと、を備え、前記バスバは、前記ケースに固定されるケース固定部を有することを特徴とする。
また、上記電子部品ユニットでは、前記ケース固定部の少なくとも一部は、前記外部接続部と前記基板接続部との間に設けられるものとすることができる。
また、上記電子部品ユニットでは、前記ケースは、外表面から突出した放熱フィンを備えるものとすることができる。
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、電子部品を実装する回路基板と、前記回路基板を収容するケースと、前記ケース外に露出する外部接続部と前記ケース内に収容されて前記回路基板に固定される基板接続部とを有する導電性のバスバと、を備えた電子部品ユニットと、前記バスバに電気的に接続される電線と、を備え、前記バスバは、前記ケースに固定されるケース固定部を有することを特徴とする。
本発明に係る電子部品ユニットは、バスバがケースに固定されるケース固定部を備える。これにより、電子部品ユニットは、バスバの外部接続部に外力が作用しても、ケース固定部でケースに固定されているので、かかる外力が基板接続部に伝わることを抑制することができる。この結果、電子部品ユニットは、回路基板に固定されるバスバの基板接続部に作用する外力を抑制することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係る電子部品ユニットの概略構成を表す斜視図である。 図2は、実施形態に係る電子部品ユニットの概略構成を表す分解斜視図である。 図3は、実施形態に係る電子部品ユニットのバスバの概略構成を表す斜視図である。 図4は、実施形態に係る電子部品ユニットの一部を断面で表す斜視図である。 図5は、図4中のV部を拡大して示す斜視図である。 図6は、実施形態に係る電子部品ユニットの他の一部を断面で表す斜視図である。 図7は、図6中のVII部を拡大して示す斜視図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1は、実施形態に係る電子部品ユニットの概略構成を表す斜視図である。図2は、実施形態に係る電子部品ユニットの概略構成を表す分解斜視図である。図3は、実施形態に係る電子部品ユニットのバスバの概略構成を表す斜視図である。図4は、実施形態に係る電子部品ユニットの一部を断面で表す斜視図である。図5は、図4中のV部を拡大して示す斜視図である。図6は、実施形態に係る電子部品ユニットの他の一部を断面で表す斜視図である。図7は、図6中のVII部を拡大して示す斜視図である。
本実施形態に係る図1に示す電子部品ユニット1は、自動車等の車両に搭載されて、車両に搭載される各種の電子機器を通電、断電(所謂、オン、オフ)するものである。ここで、電子部品ユニット1は、図1に示すように、ワイヤハーネス150に組み込まれ、電線151等の接続処理用部品を構成する端子金具152が取り付けられるとともに、各種の電子部品11を内部に収容するものである。電子部品ユニット1は、例えば、車両の所定の位置に設置され、バッテリ等の電源と、車両内に搭載される各種電子機器との間に接続されている。
電子部品ユニット1は、図1及び図2に示すように、各種の電子部品11を実装する回路基板10と、回路基板10を収容するケース20と、導電性のバスバ30とを備える。電子部品ユニット1は、ケース20の内部に回路基板10が組み付けられ、バスバ30が電線151の端末に取り付けられた端子金具152と回路基板10に実装された電子部品11とを接続する。
回路基板10は、長方形板状に形成され、絶縁性の合成樹脂により構成された絶縁基板12と、絶縁基板12の表面上などに所定のパターンに形成された導電性の配線パターン(図示せず)とを備える。回路基板10は、絶縁基板12の表面上などに各種の電子部品11を実装する。回路基板10は、配線パターンに電子部品11の端子などがハンダなどを用いたろう付け(溶接に相当)より固定される。また、回路基板10は、バスバ30の端子33aを固定するバスバ固定部13が設けられている。バスバ固定部13は、回路基板10を貫通するスルーホール13a(図5等に示す)などにより構成される。バスバ固定部13は、スルーホール13a内にバスバ30の端子33aを通し、バスバ30の端3子33aをハンダなどを用いたろう付け(溶接に相当)より配線パターンに固定する。回路基板10の配線パターンは、バスバ30と、電子部品11とを電気的に接続する。
そして、回路基板10に実装される電子部品11は、種々の機能を発揮する素子である。電子部品11は、各端子が回路基板10の配線パターンにハンダなどを用いたろう付け等によって固定される。本実施形態の電子部品11は、例えば、半導体リレーである。つまり、本実施形態の電子部品ユニット1は、リレーユニットモジュールである。本実施形態では、電子部品11としての半導体リレーが6つ回路基板10に実装されている。これら6つの半導体リレーは、回路基板10の短辺方向に、長辺方向に沿って並んで3つずつ設けられ、言い換えれば、半導体リレーは、2列に配置されている。なお、回路基板10には、電子部品11として6つの半導体リレーの他、リレー抵抗等の素子も実装されている。
ケース20は、図2、図4、図6に示すように、ベース部としてのベースケース21と、蓋部としてのボトムケース22とを有する。ケース20は、ベースケース21と、ボトムケース22とに分割された2分割構造となっている。ベースケース21は、回路基板10が組み付けられるものである。ボトムケース22は、ベースケース21に組み付けられた回路基板10をベースケース21とは反対側から覆うものである。ベースケース21、及び、ボトムケース22は、絶縁性の合成樹脂によって形成される。
具体的には、ベースケース21は、図2に示すように、扁平な箱状(トレイ状)の部材である。ベースケース21は、略ロの字型に形成された矩形枠状部21aと、当該矩形枠状部21aを閉塞する天井部21bとを含んで構成される。天井部21bは、回路基板10と同様の形状の長方形板状に形成される。矩形枠状部21aは、天井部21bの縁部を囲うように形成される。天井部21bは、矩形枠状部21aの図2中の上端に当該矩形枠状部21aと一体で形成される。矩形枠状部21aは、ケース20即ち電子部品ユニット1を車両の車体に固定するための固定ブラケット部21cが一体に設けられている。また、本実施形態では、ベースケース21は、熱伝導率が0.2程度のエンジニアリングプラスチックや1〜10程度の高熱伝導樹脂によって形成される。
ボトムケース22は、図2に示すように、蓋状の部材である。ボトムケース22は、略ロの字型に形成された矩形枠状部22aと、当該矩形枠状部22aを閉塞する底部22bとを含んで構成される。底部22bは、回路基板10及び天井部21bと同様の形状の長方形板状に形成される。矩形枠状部22aは、底部22bの縁部を囲うように形成される。底部22bは、矩形枠状部22aの図2中の下端に当該矩形枠状部22aと一体で形成される。
ケース20は、ベースケース21の開口とボトムケース22の開口とが対向するようにして、ボトムケース22がベースケース21に組み付けられる。ケース20は、ベースケース21に対して、種々の形式の係止機構23を介して、ボトムケース22が係止される。なお、図1及び図2では、ベースケース21とボトムケース22とが積層される方向(以下、積層方向と記す)は、鉛直方向に沿っているが、本発明では、電子部品ユニット1の車両への設置状況によっては当該積層方向が鉛直方向に対して所定の角度を有する場合もある。
バスバ30は、ケース20に組み付けられるものであり、導電性の金属によって形成され、例えば、プレス加工等によって全体として細長い板状に形成される。本実施形態では、バスバ30は、2つ設けられる。バスバ30は、図3に示すように、ケース20内に天井部21b、回路基板10、及び、底部22bと平行に配置される被収容部31と、被収容部31の一端部から屈曲してベースケース21を貫通する外部接続部32と、被収容部31の幅方向の両縁から外部接続部32と逆向きに屈曲して回路基板10に直接接続される基板接続部33とを有する。
外部接続部32は、ケース20外に露出するものであり、ベースケース21に一体に形成された端子支持部21dにより支持されるものである。外部接続部32は、端子支持部21dにより中央部が露出する状態で支持されるとともに、電線151の端末に取り付けられた導電性の端子金具152がボルト153などにより固定される。外部接続部32は、電線151と端子金具152などを介して電気的に接続する。
基板接続部33は、ケース20内に収容されて回路基板10に直接固定されるものである。基板接続部33は、被収容部31の外部接続部32から離間した他端部の幅方向の両縁から回路基板10に向けて屈曲した複数の端子33aを備える。基板接続部33の端子33aは、回路基板10に設けられたスルーホール13a内に通され、ハンダを用いたろう付け(溶接に相当)によって配線パターンに固定される。基板接続部33の端子33aは、回路基板10の配線パターンと電気的に接続される。
そして、本実施形態では、バスバ30は、ケース20に固定されるケース固定部34を備える。具体的には、ケース固定部34は、被収容部31のケース20のベースケース21の天井部21bに対面する表面31aに設けられる。本実施形態では、ケース固定部34は、レーザー加工などにより表面31aに形成された粗面である。ケース固定部34は、バスバ30がインサート成形用の金型に挿入され、バスバ30の周りに絶縁性の樹脂を注入して、ベースケース21の天井部21bと一体にインサート成形されることで、ケース20のベースケース21に固定される。なお、本実施形態では、ケース固定部34は、凹凸の深さが50μm〜250μm程度の粗面であることが望ましい。
また、本実施形態では、ケース固定部34は、被収容部31の略全長に亘って表面31aに形成されて、少なくとも一部が外部接続部32と基板接続部33との間に設けられる。ケース固定部34は、ケース20のベースケース21に固定されて、端子33aなどから伝わる電子部品11が生じる熱をベースケース21に伝える。
ここで、本実施形態では、ケース20のベースケース21は、複数の放熱フィン24を備える。放熱フィン24は、バスバ30のケース固定部34から伝えられた熱を外部に放熱するものである。放熱フィン24は、ケース20のベースケース21の天井部21bの外表面からベースケース21とボトムケース22の積層方向に沿ってケース20の外側に複数突出している。複数の放熱フィン24は、ベースケース21の天井部21bの短辺方向と平行に直線状に形成され、互いに間隔をあけて配置される。また、放熱フィン24は、天井部21bの各バスバ30のケース固定部34と積層方向に沿って重なる位置21eに設けられている。なお、本実施形態では、天井部21bの放熱フィン24が設けられた位置21eは、天井部21bの他の位置よりもボトムケース22の底部22b側に突出するようにして形成される。
前述した構成の電子部品ユニット1は、インサート成形によりバスバ30とベースケース21とを一体に形成する。そして、バスバ30の基板接続部33の端子33aをハンダを用いたろう付けにより電子部品11を実装した回路基板10に固定し、ベースケース21の開口を塞ぐように、ベースケース21にボトムケース22を組み付ける。こうして、電子部品ユニット1は、組み立てられる。
組み立てられた電子部品ユニット1は、電線151の端末に取り付けられた端子金具152がバスバ30の外部接続部32にボルト153などにより固定され、固定ブラケット部21cが車体に固定されて車両に搭載される。電子部品ユニット1は、バスバ30に電気的に接続される電線151などと、自動車等の車両に配索されるワイヤハーネス150を構成する。即ち、ワイヤハーネス150は、電子部品ユニット1と、電子部品ユニット1のバスバ30に電気的に接続される電線151とを備える。
なお、ボルト153により端子金具152を外部接続部32に取り付ける際に、ボルトの軸心回りの回転トルクなどの外力がボルト153から外部接続部32に作用する。この外力は、図5中の矢印に示すように、ケース固定部34からケース20のベースケース21に伝わり、ベースケース21により支えられる。
また、電子部品ユニット1は、半導体リレーなどの電子部品11が生じる熱が、図7中の矢印で示すように、バスバ30のケース固定部34を介してケース20のベースケース21に伝えられ、放熱フィン24を介して外部に放熱される。
以上で説明した電子部品ユニット1によれば、バスバ30がケース20のベースケース21に固定されるケース固定部34を備えている。これにより、電子部品ユニット1は、バスバ30の外部接続部32にボルト153などから外力が作用しても、バスバ30のケース固定部34がケース20に固定されているので、かかる外力がケース固定部34を介してケース20のベースケース21に伝わる。この結果、電子部品ユニット1は、外部接続部32に作用する外力が基板接続部33に伝わることを抑制することができ、回路基板10に直接固定されるバスバ30の基板接続部33に作用する外力を抑制することができ、基板接続部33の端子33aと回路基板10の配線パターンとの接続に影響を与えることを抑制できる、という効果を奏する。
また、電子部品ユニット1は、ケース固定部34の一部が外部接続部32と基板接続部33との間に設けられている。これにより、電子部品ユニット1は、バスバ30の外部接続部32に作用する外力が基板接続部33に伝わることなく、ケース固定部34を介してケース20のベースケース21に伝えることができる。この結果、電子部品ユニット1は、外部接続部32に作用する外力が基板接続部33に伝わることを抑制することができ、バスバ30の回路基板10に固定される基板接続部33に作用する外力を抑制することができる。
また、電子部品ユニット1は、ケース20が複数の放熱フィン24を備えるので、回路基板10に実装された電子部品11が生じる熱をケース固定部34を介してケース20のベースケース21に伝えることができる。さらに、電子部品ユニット1は、放熱フィン24がベースケース21とボトムケース22との積層方向に沿ってケース固定部34に重なる位置に設けられている。この結果、電子部品ユニット1は、回路基板10に実装される電子部品11が生じる熱をケース20の放熱フィン24に確実に伝えることができ、回路基板10に実装される電子部品11が生じる熱を放熱することができる。
また、電子部品ユニット1は、天井部21bの放熱フィン24が設けられた位置21eが天井部21bの他の位置よりもボトムケース22の底部22b側に突出するように形成されている。これにより、電子部品ユニット1は、ケース20のベースケース21に放熱フィン24を設けても、ベースケース21とボトムケース22との積層方向の厚みを抑制することができるとともに、ケース固定部34からケース20への熱の伝動効率の向上を図ることができる。
このように、電子部品ユニット1は、バスバ30が外部接続部32と回路基板10に直接固定される基板接続部33を備えるものであっても、外部接続部32に作用する外力をケース固定部34を介してケース20に伝えることにより、基板接続部33に作用する外力を抑制できる、という効果を奏するものである。
以上で説明したワイヤハーネス150は、電子部品ユニット1を備えているので、バスバ30の回路基板10に直接固定される基板接続部33に作用する外力を抑制することができ、基板接続部33と回路基板10の配線パターンとの接続に影響を与えることを抑制できる、という効果を奏する。
なお、本発明に係る電子部品ユニット1は、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。例えば、本発明に係る電子部品ユニット1は、インサート成形によりバスバ30のケース固定部34をケース20のベースケース21に一体に成形することなく、例えば、接着剤などでバスバ30のケース固定部34をケース20のベースケース21に固定してもよい。また、実施形態では、電子部品ユニット1は、ケース固定部34をバスバ30の被収容部31の略全長に亘って設けているが、本発明では、ケース固定部34をバスバ30の外部接続部32と基板接続部33との間のみに設けてもよい。要するに、本発明では、電子部品ユニット1は、ケース固定部34の少なくとも一部を外部接続部32と基板接続部33との間に設ければよい。
また、本発明では、電子部品ユニット1は、バスバ30の被収容部31の表面31aを粗面にすることなくケース固定部34を形成してもよい。さらに、本発明では、外部接続部32にボルト153を用いることなく電線151の端末に取り付けられた端子金具152を固定してもよく、外部接続部32に他の電子部品ユニット1の端子やコネクタなどを固定してもよい。要するに、本発明では、バスバ30の外部接続部32に種々の物品が取り付けられるなどして、車両の走行中の振動も含めて、バスバ30の外部接続部32に外力が作用すればよい。また、本発明では、電子部品ユニット1は、ハンダを用いたろう付けに限ることなく種々の溶接方法により、バスバ30の基板接続部33の端子33aを回路基板10に固定すればよい。また、本発明では、ケース20は、ベースケース21とボトムケース22の2分割構造以外の構成でもよい。
1 電子部品ユニット
10 回路基板
11 電子部品
20 ケース
24 放熱フィン
30 バスバ
32 外部接続部
33 基板接続部
34 ケース固定部
150 ワイヤハーネス
151 電線

Claims (4)

  1. 電子部品を実装する回路基板と、
    前記回路基板を収容するケースと、
    前記ケース外に露出する外部接続部と、前記ケース内に収容されて前記回路基板に固定される基板接続部とを有する導電性のバスバと、を備え、
    前記バスバは、前記ケースに固定されるケース固定部を有することを特徴とする、
    電子部品ユニット。
  2. 前記ケース固定部の少なくとも一部は、前記外部接続部と前記基板接続部との間に設けられる、
    請求項1に記載の電子部品ユニット。
  3. 前記ケースは、
    外表面から突出した放熱フィンを備える、
    請求項1又は請求項2に記載の電子部品ユニット。
  4. 電子部品を実装する回路基板と、前記回路基板を収容するケースと、前記ケース外に露出する外部接続部と前記ケース内に収容されて前記回路基板に固定される基板接続部とを有する導電性のバスバと、を備えた電子部品ユニットと、
    前記バスバに電気的に接続される電線と、を備え、
    前記バスバは、前記ケースに固定されるケース固定部を有することを特徴とする、
    ワイヤハーネス。
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