JP2016208308A - 出力電圧測定システム - Google Patents
出力電圧測定システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016208308A JP2016208308A JP2015088512A JP2015088512A JP2016208308A JP 2016208308 A JP2016208308 A JP 2016208308A JP 2015088512 A JP2015088512 A JP 2015088512A JP 2015088512 A JP2015088512 A JP 2015088512A JP 2016208308 A JP2016208308 A JP 2016208308A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output voltage
- auto
- voltage
- zero mode
- δvm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000005259 measurement Methods 0.000 title claims abstract description 49
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 abstract description 7
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 abstract 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 22
- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 2
- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000001131 transforming effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Amplifiers (AREA)
Abstract
【解決手段】出力電圧測定システムは、センサ5と、オートゼロアンプ2と、電圧測定部3と、制御回路部4とを備える。制御回路部4は、オフセット調整回路22を動作させるオートゼロモードと、オフセット調整回路22を動作させない非オートゼロモードとを切り替え制御する。制御回路部4は、オートゼロモードから非オートゼロモードに切り替える前後で、出力電圧Voをそれぞれ測定する。そして、非オートゼロモードにおける出力電圧(Von)の測定値から、オートゼロモードにおける出力電圧(Voa)の測定値を減算することにより、入力オフセット電圧ΔVmを算出する。その後、非オートゼロモードにおいて、出力電圧Voを測定し、入力オフセット電圧ΔVmの算出値を用いて、出力電圧Voの測定値を補正する。
【選択図】図1
Description
上記出力電圧を測定する電圧測定部と、
上記オートゼロアンプ及び上記電圧測定部に接続した制御回路部とを備え、
該制御回路部は、上記オフセット調整回路を動作させるオートゼロモードと、上記オフセット調整回路を動作させない非オートゼロモードとを切り替え制御し、
上記制御回路部は、上記オートゼロモードから上記非オートゼロモードに切り替える前後で、上記出力電圧をそれぞれ測定し、上記非オートゼロモードにおける上記出力電圧の測定値から上記オートゼロモードにおける上記出力電圧の測定値を減算することにより、上記入力オフセット電圧を算出し、その後、上記非オートゼロモードにおいて、上記出力電圧の測定を行い、上記入力オフセット電圧の算出値を用いて、上記出力電圧の測定値を補正するよう構成されていることを特徴とする出力電圧測定システムにある。
そのため、メインオペアンプの出力電圧を、より正確に測定することができる。すなわち、非オートゼロモードにおける出力電圧には入力オフセット電圧が含まれ、オートゼロモードにおける出力電圧には入力オフセット電圧が含まれていない。したがって、非オートゼロモードにおける出力電圧から、オートゼロモードにおける出力電圧を減算することにより、入力オフセット電圧の値を算出することができる。そして、非オートゼロモードにおいて、出力電圧を測定し、その測定値から入力オフセット電圧の算出値を減算することにより、入力オフセット電圧の影響を受けない、出力電圧の値を得ることができる。
また、非オートゼロモードでは、オフセット調整回路が動作していないため、ノイズが発生しない。そのため、得られた出力電圧の値は、ノイズの影響も受けない。
このように、上記構成を採用することにより、入力オフセット電圧とノイズとのいずれの影響も受けない、正確な、メインオペアンプの出力電圧の値を得ることができる。
上記出力電圧測定システムに係る実施例について、図1〜図5を用いて説明する。図1に示すごとく、本例の出力電圧測定システムは、オートゼロアンプ2と、電圧測定部3と、制御回路部4とを備える。
オートゼロアンプ2は、メインオペアンプ21と、該メインオペアンプ21に接続したオフセット調整回路22とを有する。オートゼロアンプ2は、オフセット調整回路22が動作したときに、メインオペアンプ21から、該メインオペアンプ21の入力オフセット電圧ΔVmを除去した出力電圧Voが発生するよう構成されている。
制御回路部4は、オフセット調整回路22を動作させるオートゼロモード(図1、図2参照)と、オフセット調整回路22を動作させない非オートゼロモード(図3参照)とを切り替え制御する。
Vr’=Vr+ΔVm
Vo=Vr’−RI
この式を変形すると、出力電流Iは、下記式(1)によって表されることが分かる。
I=(Vr’−Vo)/R
=(Vr+ΔVm−Vo)/R ・・・(1)
=(Vr−(Vo−ΔVm))/R
=(Vr−Vo’)/R ・・・(2)
ΔVm=Von−Voa
Vo’=Vo−ΔVm
そのため、メインオペアンプの出力電圧を、より正確に測定することができる。すなわち、上述のようにすれば、出力電圧Voの測定値から入力オフセット電圧ΔVmを減算しているため、入力オフセット電圧ΔVmの影響を受けない出力電圧Vo’の値を得ることができる。また、非オートゼロモードでは、オフセット調整回路2が動作していないため、ノイズが発生しない。そのため、得られた出力電圧Vo’の値は、ノイズの影響も受けない。
このように、本例の構成を採用することにより、入力オフセット電圧ΔVmとノイズとのいずれの影響も受けない、正確な、出力電圧Vo’の値を得ることができる。
この場合には、本例の効果を特に得やすい。つまり、車載用のガスセンサ又はPMセンサは、出力電流が微少である。そのため、これらのセンサの出力電流を正確に測定するためには、この出力電流を電圧に変換した値(出力電圧Vo)を、正確に測定する必要がある。例えば、センサ5としてNOxセンサを用いる場合、NOx濃度が代表的な値である100ppmのとき、出力電流Iは約300nAである。抵抗201(図1参照)を50kΩにすると、メインオペアンプ21の出力電圧Voは約15mVになる。そのため、出力電圧Voに1mVの測定誤差(6.7ppmに相当)が含まれることも許容できない。しかしながら、本例の構成を採用すれば、出力電圧Voが入力オフセット電圧ΔVmやノイズの影響を受けにくくなるため、出力電圧Voを正確に測定できる。例えば、出力電圧Voに含まれる誤差を1mV以上、低減できる。したがって、出力電流Iを正確に測定でき、NOxの検出精度を高めることができる。
そのため、正確な出力電圧Vo’の値を、長時間にわたって、取得することができる。
I=(Vr−Vo)/R
本例は、入力オフセット電圧ΔVmの算出方法を変更した例である。図6に示すごとく、本例では、オートゼロモードから非オートゼロモードへの切り替えを複数回、行う。そして、各切り替え動作において、入力オフセット電圧ΔVmを算出する。すなわち、非オートゼロモードにおける出力電圧Vonから、オートゼロモードにおける出力電圧Voaを減算し、入力オフセット電圧ΔVmを算出する。これを3回行い、その平均値ΔVm’を算出する。そして、非オートゼロモードにおいて、下記式を用いて、出力電圧Voを補正する。
Vo’=Vo−ΔVm’
その他、実施例1と同様の構成および作用効果を備える。
本例は、出力電圧測定システム1の回路構成を変更したである。本例の出力電圧測定システム1は、図7、図8に示すごとく、補助回路部5を備える。補助回路部5は、出力電圧測定システム1への電源投入後、制御回路部44の起動前において、オフセット調整回路22を動作させる起動前オートゼロモード(図10参照)と、オフセット調整回路22を動作させない起動前非オートゼロモードとを行う。
起動前記憶部62は、起動前オートゼロモードにおける出力電圧Voa’の測定値と、起動前非オートゼロモードにおける出力電圧Von’の測定値とを記憶する。
ΔVm=Von’−Voa’
その他、実施例1と同様の構成および作用効果を備える。
2 オートゼロアンプ
21 メインオペアンプ
22 オフセット調整回路
3 電圧測定部
4 制御回路部
Vo 出力電圧
Voa オートゼロモードにおける出力電圧
Von 非オートゼロモードにおける出力電圧
ΔVm 入力オフセット電圧
Claims (5)
- メインオペアンプ(21)と、該メインオペアンプ(21)に接続したオフセット調整回路(22)とを有し、該オフセット調整回路(22)が動作したときに、上記メインオペアンプ(21)から、該メインオペアンプ(21)の入力オフセット電圧(ΔVm)を除去した出力電圧(Vo)が発生するよう構成されたオートゼロアンプ(2)と、
上記出力電圧(Vo)を測定する電圧測定部(3)と、
上記オートゼロアンプ(2)及び上記電圧測定部(3)に接続した制御回路部(4)とを備え、
該制御回路部(4)は、上記オフセット調整回路(22)を動作させるオートゼロモードと、上記オフセット調整回路(22)を動作させない非オートゼロモードとを切り替え制御し、
上記制御回路部(4)は、上記オートゼロモードから上記非オートゼロモードに切り替える前後で、上記出力電圧(Vo)をそれぞれ測定し、上記非オートゼロモードにおける上記出力電圧(Von)の測定値から上記オートゼロモードにおける上記出力電圧(Voa)の測定値を減算することにより、上記入力オフセット電圧(ΔVm)を算出し、その後、上記非オートゼロモードにおいて、上記出力電圧(Vo)の測定を行い、上記入力オフセット電圧(ΔVm)の算出値を用いて、上記出力電圧(Vo)の測定値を補正するよう構成されていることを特徴とする出力電圧測定システム(1)。 - 上記制御回路部(4)は、上記非オートゼロモードの方が、上記オートゼロモードよりも長時間行われるように制御するよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載の出力電圧測定システム(1)。
- 上記制御回路部(4)は、上記入力オフセット電圧(ΔVm)の算出を複数回行い、算出された複数の上記入力オフセット電圧(ΔVm)の平均値(ΔVm’)を用いて、上記出力電圧(Vo)の測定値を補正するよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載の出力電圧測定システム(1)。
- 上記出力電圧測定システム(1)への電源投入後、上記制御回路部(4)の起動前において、上記オフセット調整回路(22)を動作させる起動前オートゼロモードと、上記オフセット調整回路(22)を動作させない起動前非オートゼロモードとを行う補助回路部(5)と、
上記起動前オートゼロモードから上記起動前非オートゼロモードへ切り替わる前後で上記出力電圧(Vo)を測定する補助電圧測定部(61)と、
上記起動前オートゼロモードにおける上記出力電圧(Voa’)の測定値と、上記起動前非オートゼロモードにおける上記出力電圧(Von’)の測定値とを記憶する起動前記憶部(62)とを備え、
上記制御回路部(4)は、起動後、上記起動前記憶部(62)に記憶した上記出力電圧(Voa’,Von’)の測定値を用いて、上記入力オフセット電圧(ΔVm)を算出すると共に、上記非オートゼロモードにして上記出力電圧(Vo)を測定し、上記入力オフセット電圧(ΔVm)の算出値を用いて、上記出力電圧(Vo)の測定値を補正するよう構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の出力電圧測定システム(1)。 - 上記メインオペアンプ(21)は、車載用のガスセンサ又はPMセンサに接続しており、上記メインオペアンプ(21)により、上記ガスセンサ又は上記PMセンサの出力電流(I)を電圧に変換する電流電圧変換回路(200)が構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の出力電圧測定システム(1)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015088512A JP6492931B2 (ja) | 2015-04-23 | 2015-04-23 | 出力電圧測定システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015088512A JP6492931B2 (ja) | 2015-04-23 | 2015-04-23 | 出力電圧測定システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016208308A true JP2016208308A (ja) | 2016-12-08 |
JP6492931B2 JP6492931B2 (ja) | 2019-04-03 |
Family
ID=57488292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015088512A Expired - Fee Related JP6492931B2 (ja) | 2015-04-23 | 2015-04-23 | 出力電圧測定システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6492931B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019167762A1 (ja) * | 2018-03-01 | 2019-09-06 | 日本電産株式会社 | 制御デバイス、モータシステム、及び仮想現実システム |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4290023A (en) * | 1979-08-07 | 1981-09-15 | Sangamo Weston, Inc. | Voltage offset circuit for auto-zero low voltage amplifier |
JPH11108888A (ja) * | 1997-10-03 | 1999-04-23 | Riken Corp | ガスセンサ |
JP2000292463A (ja) * | 1999-04-09 | 2000-10-20 | Yokogawa Electric Corp | 電流測定装置 |
JP2012105322A (ja) * | 2005-09-28 | 2012-05-31 | Qualcomm Inc | 受信機のためのdcオフセット取消し回路 |
JP2012108093A (ja) * | 2010-10-28 | 2012-06-07 | Denso Corp | 粒子状物質検出装置 |
-
2015
- 2015-04-23 JP JP2015088512A patent/JP6492931B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4290023A (en) * | 1979-08-07 | 1981-09-15 | Sangamo Weston, Inc. | Voltage offset circuit for auto-zero low voltage amplifier |
JPH11108888A (ja) * | 1997-10-03 | 1999-04-23 | Riken Corp | ガスセンサ |
JP2000292463A (ja) * | 1999-04-09 | 2000-10-20 | Yokogawa Electric Corp | 電流測定装置 |
JP2012105322A (ja) * | 2005-09-28 | 2012-05-31 | Qualcomm Inc | 受信機のためのdcオフセット取消し回路 |
JP2012108093A (ja) * | 2010-10-28 | 2012-06-07 | Denso Corp | 粒子状物質検出装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019167762A1 (ja) * | 2018-03-01 | 2019-09-06 | 日本電産株式会社 | 制御デバイス、モータシステム、及び仮想現実システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6492931B2 (ja) | 2019-04-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101919256B1 (ko) | 전류 측정 동안 참조 전류에 의한 전류 센서들의 캘리브레이션 | |
JP6267866B2 (ja) | 絶縁状態検出装置 | |
JP2011106952A (ja) | 電池の残容量推定方法 | |
JP6270403B2 (ja) | 半導体装置及び電子制御装置 | |
US20190257860A1 (en) | Voltage detection and determination circuit and power battery system having same | |
US20170146633A1 (en) | Calibrated measurement system and method | |
JP2009229404A (ja) | バッテリの電流値測定方法及び電流値測定装置 | |
US20100011835A1 (en) | Error-correction method and error-correction device for an acceleration sensor | |
JP6492931B2 (ja) | 出力電圧測定システム | |
JP2017053711A (ja) | 空燃比センサの制御装置 | |
JP2014153091A (ja) | 絶縁状態検出装置 | |
WO2018025470A1 (ja) | センサ装置 | |
JP2016133306A (ja) | センサ制御装置およびセンサ制御システム | |
JP4294633B2 (ja) | ガス検出装置 | |
JP5979165B2 (ja) | 酸素濃度センサの素子インピーダンス検出装置 | |
US10671103B2 (en) | Voltage supply apparatus | |
KR101597943B1 (ko) | 혈당량과 헤마토크릿의 동시측정을 위한 센서 측정장치 | |
WO2007099489A3 (en) | Improved window comparator with accurate levels for use in dc-dc converters | |
JPH11118617A (ja) | 温度調節器 | |
JP5091898B2 (ja) | 電力測定システム | |
JP6135539B2 (ja) | 電子制御装置 | |
JP2018116031A (ja) | 信号補正装置 | |
JP2005252794A (ja) | 入力信号補正方法及び入力信号補正装置 | |
JP6413269B2 (ja) | 回路装置、検出装置及び電子機器 | |
JPH1183596A (ja) | 静電容量式センサの試験装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180227 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20181214 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190205 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190218 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6492931 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |