JP2011106952A - 電池の残容量推定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】正確なSOC推定値を得ることができる電池容量検出方法を提供する。
【解決手段】等価回路モデル方式によって推定されたSOC推定値と、電流積算によって推定されたSOC推定値とを所定のタイミングで切り替えるSOC推定装置1において、前記所定のタイミングは、等価回路モデルによる電圧推定値と、電圧センサ60から取得される実電圧値との誤差が所定値以下であり、電流センサ70から取得される実電流値が所定値以下であり、所定期間内の実電流変動値が所定値以下であり、所定期間内の実電圧変動値が所定値以下であり、温度センサ80から取得される電池温度が所定値以上であることが成立したときであることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電池の残容量推定方法の技術に関する。
バッテリ(電池)を模擬した等価回路モデルの各変数を適応パラメータ同定を用いて逐次推定することにより、バッテリの充電状態(電池の残容量:以下、SOC(State Of Charge)と称する)を推定する等価回路モデルを使用したSOC推定(以下、等価回路モデル方式と称する)に関する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、等価回路モデル方式は、バッテリに大電流が流れているときや、急激な電流変動が生じたときには、等価回路モデルのモデル化誤差が大きくなるため、実際のSOCの値と、等価回路モデルによるSOCの推定値とが大きく乖離してしまう。
そこで、電流センサから得られる実電流値を積算することによって算出されるSOC推定値と、等価回路モデル方式によって算出されるSOC推定値とを、切り替えることによってSOCを推定する方法が行われている。
特開2009−103471号公報
しかしながら、これら2つのSOC推定値を切り替える手法は明らかになっておらず、多くはイグニッションの操作と関連したタイミングで切り替えたり、一定時間ごとに切り替えたりしている。このようなタイミングでは、バッテリに大電流が流れているときや、急激な電流変動が生じたときなど、等価回路モデル方式の使用には好ましくない条件において切り替えられてしまう可能性もあり、SOC推定値の誤差が大きくなってしまうことがある。
そこで、本発明の課題は、正確なSOC推定値を得ることができる電池の残容量推定方法を提供することにある。
前記課題を解決する本発明のうち請求項1に記載の発明は、等価回路モデル方式によって推定された電池の残容量と、電流積算によって推定された電池の残容量とを所定のタイミングで切り替える残容量算出装置による電池の残容量推定方法であって、前記所定のタイミングは、等価回路モデルによる電圧推定値と、電圧センサから取得される実電圧値との誤差が所定の誤差以下であり、電流センサから取得される実電流値が所定の電流値以下であり、所定期間内の実電流変動値が所定の電流変動値以下であり、所定期間内の実電圧変動値が所定の電圧変動値以下であり、温度センサから取得される電池温度が所定の電池温度以上であることが成立したときであることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、等価回路モデルによるモデル化誤差が大きくなる条件を考慮して、等価回路モデルによるSOC推定値と、電流積算によるSOC推定値とを切り替えることができるため、SOC検出精度を良好に保つことが可能となる。
また、請求項2に係る発明は、前記所定の電流値が、前記所定の電流値以下、かつ、前記所定の電流値よりも低い第2の所定の電流値以上であることを特徴とする。
請求項2に係る発明によれば、電流値を所定の範囲内に収めることができるため、より精度の高い電池の満充電容量を検出することが可能となる。
また、請求項3に係る発明において、前記残容量算出装置は、前記電池温度において、安定している電流値である安定電流値の情報である安定電流値情報を記憶部に有しており、前記残容量算出装置が、前記温度センサから取得される電池温度を基に、前記安定電流値情報から安定電流値を算出し、当該安定電流値を前記所定の電流値とすることを特徴とする。
請求項3に係る発明によれば、温度センサから取得される電池温度での、安定電流値を所定の電流値とすることができるため、より精度の高い電池の満充電容量を検出することが可能となる。
また、請求項4に係る発明において、前記残容量算出装置は、前記電池温度において、安定している電流の変動値である安定電流変動値の情報である安定電流変動値情報を記憶部に有しており、前記残容量算出装置が、前記温度センサから取得される電池温度を基に、前記安定電流変動値情報から安定電流変動値を算出し、当該安定電流変動値を前記所定の電流変動値とすることを特徴とする。
請求項4に係る発明によれば、温度センサから取得される電池温度での、安定電流変動値を所定の電流変動値とすることができるため、より精度の高い電池の満充電容量を検出することが可能となる。
さらに、請求項5に係る発明において、前記残容量算出装置は、前記電池温度において、安定している電圧の変動値である安定電圧変動値の情報である安定電圧変動値情報を記憶部に有しており、前記残容量算出装置が、前記温度センサから取得される電池温度を基に、前記安定電圧変動値情報から安定電圧変動値を算出し、当該安定電圧変動値を前記所定の電圧変動値とすることを特徴とする。
請求項5に係る発明によれば、温度センサから取得される電池温度での、安定電圧変動値を所定の電圧変動値とすることができるため、より精度の高い電池の満充電容量を検出することが可能となる。
そして、請求項6に係る発明において、前記残容量算出装置は、前記電池温度における、基準となる内部抵抗値である基準抵抗値の情報である基準抵抗値情報を記憶部に有しており、前記残容量算出装置が、前記温度センサから取得される電池温度を基に、前記基準抵抗値情報から基準抵抗値を算出し、前記等価回路モデル方式によって算出された推定内部抵抗値と、前記算出した基準抵抗値と、を基に、前記所定の電圧変動値を補正することを特徴とする。
請求項6に係る発明によれば、例えば、新しい電池における内部抵抗値である基準抵抗値と、推定内部抵抗値とから、電池の劣化を考慮することができるため、より精度の高い電池の満充電容量を検出することが可能となる。
本発明によれば、正確なSOC推定値を得ることができる電池の残容量推定方法を提供することができる。
本実施形態に係るSOC推定装置の構成例を示すブロック図である。 本実施形態に係る条件Z1および条件Z2を判定するためのブロック線図である。 本実施形態に係る条件Z3を判定するためのブロック線図である。 本実施形態に係る条件Z4を判定するためのブロック線図である。 本実施形態に係る条件Z5を判定するためのブロック線図である。 等価回路モデル演算処理の流れを示すフローチャートである。 電流積算処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係るSOC切替判定処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係るSOC切替処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態と比較例との比較を示す図である。
次に、本発明を実施するための最良の形態(「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
(SOC推定装置)
図1は、本実施形態に係るSOC推定装置の構成例を示すブロック図である。
SOC推定装置(残容量算出装置)1は、等価回路モデル演算部10と、電流積算部50と、SOC切替判定部20と、SOC切替部30と、記憶部40とを有している。
等価回路モデル演算部10は、車両に搭載される図示しないバッテリ(電池)に設置されている電圧センサ60、電流センサ70、温度センサ80から得られる実電圧値、実電流値、バッテリ温度の各センサ値が入力され、これらの値から等価回路モデル方式によるSOC推定値(適宜、E(Estimated)−SOCと称する)を算出し、算出したE−SOCをSOC切替部30へ出力する機能を有する。
電流積算部50は、電流センサ70から入力される実電流値を積算することによってSOC推定値(適宜、I(Integrated)−SOCと称する)を算出し、算出したI−SOCをSOC切替部30へ出力する機能を有する。
SOC切替判定部20は、各センサ60,70,80から入力される実電圧値、実電流値、バッテリ温度や、記憶部40に記憶されている安定電流値マップ41、安定電流変動値マップ42、安定電圧変動値マップ43、基準抵抗値マップ44を用いて、以下の5つの条件のすべてが満たされているか否かを判定し、判定の結果にしたがってSOC切替フラグをSOC切替部30と、電流積算部50へ出力する機能を有する。
条件Z1:等価回路モデル方式で推定された電圧変動値の推定値と、電圧センサ60から入力された実電圧変動値の差分値が閾値(所定の誤差)以下
条件Z2:電流センサ70から入力された実電流値が所定上限値(所定の電流値)以下、もしくは実電流値が所定範囲(所定の上限電流値以上、所定の上限電流値以下)内
条件Z3:所定期間内における実電流変動値が所定値(所定の電流変動値)以下
条件Z4:所定期間内における実電圧変動値が所定値(所定の電圧変動値)以下
条件Z5:温度センサ80から入力されたバッテリ温度が所定値(所定の電池温度)以上
SOC切替部30は、SOC切替判定部20から送られたSOC切替フラグに従って、上記条件Z1〜Z5が成立したとき(所定のタイミング)に、I−SOCからE−SOCへ切り替える機能を有する。
等価回路モデル演算部10は、電圧・電流変動値演算部11、RLS(Recursive Least Square:逐次最小二乗法)同定部12、OCV(Open Circuit Voltage)推定部13およびSOC変換部14を有する。
電圧・電流変動値演算部11は、入力された実電圧値、実電流値と、記憶部40に一時記憶している前回実電圧値、前回実電流値から、実電圧変動値および実電流変動値を算出する機能を有する。
RLS同定部12は、電圧・電流変動値演算部11から入力された実電圧変動値および実電流変動値と、温度センサ80から入力されたバッテリ温度を基に、逐次最小二乗法によってバッテリの内部抵抗値を推定する機能を有する。
OCV推定部13は、RLS同定部12から入力された内部抵抗値の推定値を基に、OCVを推定する機能を有する。
そして、SOC変換部14は、図示しないOCV−SOCマップを用いて、OCVから等価回路モデル方式によるSOCを推定する機能を有する。
なお、等価回路モデル演算部10は、公知の技術(例えば、特許文献1参照)である。
記憶部40には、後記して説明する安定電流値マップ(安定電流値情報)41、安定電流変動値マップ(安定電流変動値情報)42、安定電圧変動値マップ(安定電圧変動値情報)43、基準抵抗値マップ(基準抵抗値情報)44が格納されている。なお、安定電流値マップ41、安定電流変動値マップ42、安定電圧変動値マップ43、基準抵抗値マップ44の代わりに、各マップ41〜44に相当する関数が格納されていてもよい。
なお、SOC推定装置1は、ECU(Electronic Control Unit)などに搭載されるものであり、等価回路モデル演算部10、電流積算部50、SOC切替判定部20、SOC切替部30および等価回路モデル演算部10における各部11〜14はROM(Read Only Memory)などに格納されたプログラムが、CPU(Central Processing Unit)によって実行されることによって具現化する。
次に、図2〜図5を参照して、I−SOCとE−SOCとを切り替える条件Z1〜Z5を判定する処理を説明する。
(条件Z1:推定電圧値と実電圧値の差分値が所定値以下)
図2(a)は、本実施形態に係る条件Z1を判定するためのブロック線図である。
条件Z1は、実電圧変動値と、等価回路モデルを使用して推定された電圧変動値の誤差が大きいときは、等価回路モデル方式のモデル化誤差が大きいため、E−SOCを使用しないための条件である。
まず、SOC切替判定部20は、電圧センサ60、電流センサ70から入力された実電圧値、実電流値から、記憶部40に一時記憶していた実電圧値、実電流値の前回値を減算することによって、実電圧変動値、実電流変動値を算出する。そして、SOC切替判定部20は、実電流変動値に等価回路モデル演算部10によって算出された内部抵抗値の推定値を乗算することによって(S101)、電圧変動値の推定値を算出する。
次に、SOC切替判定部20は、実電圧変動値から電圧変動値の推定値を減算することによって(S102)、電圧変動値の差分値を算出する。
そして、SOC切替判定部20は、予め設定してある閾値(所定の誤差)と、ステップS102で算出した差分値とを比較し(S103)、比較結果を出力する。SOC切替判定部20は、例えば、差分値が閾値以下であれば比較結果として「1」、差分値が閾値より大きければ「0」を出力する。
なお、閾値の値は、例えば1mVなどが考えられる。
(条件Z2:電流センサ70から入力された実電流値が所定値以下、もしくは実電流値が所定範囲内)
図2(b)は、本実施形態に係る条件Z2を判定するためのブロック線図である。
条件Z2は、大電流が流れているときや、実電流値が小さいときは、等価回路モデル方式のモデル化誤差が大きいため、E−SOCを使用しないための条件である。大電流が流れるときとは、車両加速時にバッテリからモータへの供給電力が大きいときや、車両減速時にモータからバッテリへの回生電力量が大きいときなどである。
まず、SOC切替判定部20は、温度センサ80から入力されたバッテリ温度を基に、記憶部40に記憶されている安定電流値マップ41から、入力されたバッテリ温度における安定電流値を算出する(S201)。図2(b)に示すように安定電流値マップ41は、バッテリ温度(T[℃])と、安定電流値(I[A])とが対応付けられているマップである。
そして、SOC切替判定部20は、実電流値の絶対値を算出すると(S202)、この絶対値と、ステップS201で算出した安定電流値(所定の電流値)を比較し(S203)、比較結果を出力する。ステップS202で絶対値を算出したのは、充電方向と放電方向で電流の符号が変わることを考慮するためである。SOC切替判定部20は、例えば、絶対値が安定電流値以下であれば、比較結果として「1」を出力し、絶対値が安定電流値より大きければ「0」を出力する。
なお、図2(b)では、ステップS202の絶対値が安定電流値以下であれば「1」を出力するとしたが、SOC切替判定部20は以下の手順で実電流値の絶対値が所定範囲内にあることを判定してもよい。すなわち、SOC推定装置1は最高安定電流値マップ、最低安定電流値マップを記憶部40に格納しており、SOC切替判定部20はバッテリ温度を基に、最高安定電流値マップ、最低安定電流値マップから最高安定電流値(所定の上限電流値)および最低安定電流値(所定の下限電流値)を算出する。そして、SOC切替判定部20は、実電流値の絶対値が最高安定電流値および最低安定電流値の範囲内であれば「1」を出力し、絶対値が最高安定電流値および最低安定電流値の範囲外であれば「0」を出力する。
さらに、SOC切替判定部20は、絶対値が30[A]以下であれば「1」を出力したり、絶対値が3[A]以上30[A]以下であれば「1」を出力したりするなど、マップを用いずに定数値で判定を行ってもよい。
なお、急な充放電を行うハイレート充放電後において、SOC切替判定部20は電圧値が安定するまでのディレイ時間後に図2(b)の処理を行ってもよい。
(条件Z3:所定期間内における実電流変動値が所定値以下)
図3は、本実施形態に係る条件Z3を判定するためのブロック線図である。
条件Z3は、実電流値の変動が大きいときは、等価回路モデル方式のモデル化誤差が大きいため、E−SOCを使用しないための条件である。
まず、SOC切替判定部20は、予め設定されており、記憶部40に一時記憶されている所定時間ΔT1前の実電流値を取得し(S301)、実電流値の現在値から、所定時間前の実電流値を減算して(S302)、所定期間内実電流変動値ΔI0を算出する。なお、所定時間ΔT1は、例えば1秒間が設定される。
一方、SOC切替判定部20は、温度センサ80から入力されたバッテリ温度と、記憶部40に格納されている安定電流変動値マップ42から、このバッテリ温度における安定電流変動値を算出する(S303)。図3に示すように、安定電流変動値マップ42は、バッテリ温度(T[℃])と、安定電流変動値(ΔI[A])とが対応付けられているマップである。
そして、SOC切替判定部20は、所定期間内実電流変動値(ΔI0)と、安定電流変動値(ΔI:所定の電流変動値)とを比較し(S304)、比較結果を出力する。SOC切替判定部20は、例えば、実電流変動値が安定電流変動値以下であれば、比較結果として「1」を出力し、実電流変動値が安定電流変動値より大きければ、比較結果として「0」を出力する。
なお、実電流変動値が10[A]以下であれば、SOC切替判定部20は比較結果として「1」を出力するなど、マップを用いずに定数で比較を行ってもよい。
(条件Z4:所定期間内における実電圧変動値が所定値以下)
図4は、本実施形態に係る条件Z4を判定するためのブロック線図である。
条件Z4は、実電圧値の変動が大きいときは、等価回路モデル方式のモデル化誤差が大きいため、E−SOCを使用しないための条件である。
まず、SOC切替判定部20は、予め設定されており、記憶部40に一時記憶されている所定時間ΔT2前の実電圧値を取得し(S401)、実電圧値の現在値から所定時間前の実電圧値を減算して(S402)、所定期間内実電圧変動値ΔV0を算出する。なお、所定時間ΔT2は、例えば1秒間が設定される。
一方、SOC切替判定部20は、温度センサ80から入力されたバッテリ温度と、記憶部40に格納されている安定電圧変動値マップ43から安定電圧値変動値を取得する(S403)。図4に示すように安定電圧変動値マップ43は、バッテリ温度(T[℃])と、安定電圧変動値(ΔV[V])とが対応付けられているマップである。
また、SOC切替判定部20は、入力されたバッテリ温度と、記憶部40に記憶されている基準抵抗値マップ44から基準抵抗値R0を算出する(S404)。基準抵抗値とは、例えば、新品のバッテリにおいて、該当するバッテリ温度下の内部抵抗値などである。図4に示すように、基準抵抗値マップ44はバッテリ温度(T[℃])と、基準抵抗値(R0[mΩ])とが対応付けられているマップである。
そして、SOC切替判定部20は等価回路モデルで算出した推定内部抵抗値Rを、ステップS404で算出したR0で除算し(S405)、算出したR/R0をステップS403で算出した安定電圧変動値に乗算する(S406)。これは、バッテリの劣化に伴う内部抵抗値の影響を考慮するために行われる処理である。ステップS406の乗算は、バッテリの抵抗値が大きいほど、電圧変動値も大きくなることを考慮するための処理である。
最後に、SOC切替判定部20はステップS402で算出した所定期間内実電圧変動値(ΔV0)と、ステップS406でR/R0を乗算された安定電圧変動値(所定の電圧変動値)とを比較し(S407)、比較結果を出力する。
SOC切替判定部20は、例えば、実電圧変動値が安定電圧変動値以下であれば、比較結果として「1」を出力し、実電圧変動値が安定電圧変動値より大きければ「0」を出力する。
なお、実電圧変動値が0.1[V]以下であれば、SOC切替判定部20は比較結果として「1」を出力するなど、マップを用いずに定数を用いてもよい。
(条件Z5:バッテリ温度が所定値以上)
図5は、本実施形態に係る条件Z5を判定するためのブロック線図である。
条件Z5は、極低温では等価回路モデルで考慮していない拡散抵抗成分などの影響が顕著となり、等価回路モデルのモデル化誤差が大きくなってしまうのでE−SOCを使用しないための条件である。
SOC切替判定部20は、温度センサ80から入力されたバッテリ温度と、予め設定してある閾値(所定の電池温度)とを比較し(S501)、比較結果を出力する。
SOC切替判定部20は、例えば、バッテリ温度が閾値より大きければ「1」を出力し、バッテリ温度が閾値以下であれば「0」を出力する。
閾値としては、例えば「−30[℃]」などが考えられる。
(等価回路モデル演算処理)
次に、図6〜図9を参照して、等価回路モデル演算処理、電流積算処理、SOC切替判定処理およびSOC切替処理の説明を行う。
図6は、等価回路モデル演算処理の流れを示すフローチャートである。なお、図6に示す等価回路モデル演算処理は、前記したように公知の処理である。
まず、実電圧値の今回値をV(k)、実電流の今回値をI(k)、実電圧値の前回値をV(k−1)、実電流値の前回値をI(k−1)、実電流変動値をdV(k)、実電流変動値をdI(k)とすると、電圧・電流変動値演算部11は、以下の式(1)、式(2)を演算することにより実電圧変動値(dV(k))と、実電流変動値(dI(k))とを算出する(S601)。
dV(k)=V(k)−V(k−1) ・・・(1)
dI(k)=I(k)−I(k−1) ・・・(2)
次に、RLS同定部12が、ステップS601で算出した実電圧変動値(dV(k))および実電流変動値(dI(k))から、逐次最小二乗法により内部抵抗値Rの推定値を算出する(S602)。
そして、OCV推定部13が、推定した内部抵抗値を基に、バッテリの開路電圧値の推定値OCV(k)を算出する(S603)。
そして、SOC変換部14が、ステップS603で算出された開路電圧値の推定値OCV(k)を基に、等価回路モデルによる充電状態の推定値E−SOC(k)を算出する(S604)。
ステップS604で算出された充電状態の推定値E−SOC(k)はSOC切替部30へ出力され、等価回路モデル演算部10はステップS601へリターンする。
(電流積算処理)
図7は、電流積算処理の流れを示すフローチャートである。なお、図7に示す電流積算処理は、前記したように公知の技術である。
電流積算部50は、まずS701で、後記する図8のステップS806およびステップS807でSOC切替判定部20から出力されたSOC切替フラグが「0」であるか否かを判定する(S701)。
ステップS701の結果、SOC切替フラグが「0」である場合(S701→Yes)、電流積算部50は、電流積算処理によるSOCの前回値をI−SOC(k−1)、今回値をI−SOC(k)、前回のSOCを基に予め算出されているバッテリ容量をCAPA、演算周期をTs、実電流値をIとすると、以下の式(3)によってSOCの今回値(I−SOC(k))を算出する(S702)。
I−SOC(k)=I−SOC(k−1)+(I×Ts/3600)/CAPA ・・・(3)
ステップS701の結果、SOC切替フラグが「0」ではない場合(S701→No)、すなわち、SOC切替フラグが「1」である場合(S701→No)、電集積算部50は、電流積算処理によるSOCの今回値I−SOC(k)を等価回路モデル演算部10で算出された充電状態の推定値E−SOC(k)と同値のもの(I−SOC(k)=E−SOC(k))として出力する(S703)。
これはI−SOC(k)における電流センサ誤差の蓄積を除去するために行う処理である。
ステップS702およびステップS703の処理後、電流積算処理部は、ステップS701へリターンする。
(SOC切替判定処理)
図8は、本実施形態に係るSOC切替判定処理の流れを示すフローチャートである。
まず、SOC切替判定部20は、等価回路モデル演算部10から実電圧変動値(dV(k))と、実電流変動値(dI(k))と、バッテリの内部抵抗の推定値(R)とを取得すると、図2(a)で説明した処理を行うことによって、条件Z1が成立しているか否か、すなわち式(4)の不等式が成立しているか否かを判定する(S801)。なお、式(4)における閾値は所定の誤差である。
|dV(k)−dI(k)×R|≦閾値 ・・・(4)
ステップS801の結果、式(4)の不等式が成立していない場合(S801→No:条件Z1が不成立:図2(a)の比較結果が「0」に相当)、SOC切替判定部20はSOC切替フラグを「0」として(S807)、SOC切替部30へ出力し、ステップS801へリターンする。
ステップS801の結果、式(4)の不等式が成立している場合(S801→Yes:条件Z1が成立:図2(a)の比較結果が「1」に相当)、SOC切替判定部20は、図2(b)で説明した処理を行うことによって、条件Z2が実電流値の絶対値(|I|)が所定下限値(図2(b)における最低安定電流値:所定の下限電流値)以上、所定上限値(図2(b)における最高安定電流値:所定の上限電流値)以下であるか否かを判定する(S802)。
なお、ステップS802の処理は、前記した図2(b)で実電流値の絶対値が所定範囲内に入っているか否かを判定したものであり、ステップS802においてSOC切替判定部20は実電流値の絶対値が所定値(所定の電流値)以下であるか否かを判定してもよい。
ステップS802の結果、実電流値の絶対値が所定上限値より大きいか、または所定下限値未満の場合(S802→No:条件Z2が不成立:図2(b)の比較結果が「0」に相当)、SOC切替判定部20はSOC切替フラグを「0」として(S807)、SOC切替部30へ出力し、ステップS801へリターンする。
ステップS802の結果、実電流値の絶対値が所定上限値以下、所定下限値以上である場合(S802→Yes:条件Z2が成立:図2(b)の比較結果が「1」に相当)、SOC切替判定部20は、図3で説明した処理を行うことによって、条件Z3が成立するか否か、すなわち所定期間内実電流変動値(ΔI0)が、所定値(図3における安定電流変動値ΔI:所定の電流変動値)以下であるか否かを判定する(S803)。
ステップS803の結果、所定期間内実電流変動値(ΔI0)が所定値より大きい場合(S803→No:条件Z3が不成立:図3の比較結果が「0」に相当)、SOC切替判定部20はSOC切替フラグを「0」として(S807)、SOC切替部30へ出力し、ステップS801へリターンする。
ステップS803の結果、所定期間内実電流変動値(ΔI0)が所定値以下である場合(S803→Yes:条件Z3が成立:図3の比較結果が「1」に相当)、SOC切替判定部20は、図4で説明した処理を行うことによって、条件Z4が成立するか否か、すなわち所定期間内実電圧変動値(ΔV0)が、所定値(図4における安定電圧変動値ΔV:所定の電圧変動値)以下であるか否かを判定する(S804)。
ステップS804の結果、所定期間内実電圧変動値(ΔV0)が所定値より大きい場合(S804→No:条件Z4が不成立:図4の比較結果が「0」に相当)、SOC切替判定部20はSOC切替フラグを「0」として(S807)、SOC切替部30へ出力し、ステップS801へリターンする。
ステップS804の結果、所定期間内実電圧変動値(ΔV0)が所定値以下である場合(S804→Yes:条件Z4が成立:図4の比較結果が「1」に相当)、SOC切替判定部20は、図5で説明した処理を行うことによって、条件Z5が成立するか否か、すなわちバッテリ温度Tが閾値(所定の電池温度)以上であるか否かを判定する(S805)。
ステップS805の結果、バッテリ温度Tが閾値未満である場合(S805→No:条件Z5が不成立:図5の比較結果が「0」に相当)、SOC切替判定部20はSOC切替フラグを「0」として(S807)、SOC切替部30へ出力し、ステップS801へリターンする。
ステップS805の結果、バッテリ温度Tは閾値以上である場合(S805→Yes:条件Z5が成立:図5の比較結果が「1」に相当)、SOC切替判定部20はSOC切替フラグを「1」として(S806)、SOC切替部30へ出力し、ステップS801へリターンする。
なお、本実施形態では、条件Z1〜Z5のすべてが成立した場合にSOC切替フラグを「1」としたが、少なくとも条件Z1が成立していればSOC切替フラグを「1」としてもよい。
(SOC切替処理)
図9は、本実施形態に係るSOC切替処理の流れを示すフローチャートである。
まず、SOC切替部30は、SOC切替判定部20から送られたSOC切替フラグが「1」であるか否かを判定する(S901)。
ステップS901の結果、SOC切替フラグが「1」である場合(S901→Yes)、SOC切替部30は最終的なSOC(k)として等価回路モデルによるSOC(E−SOC(k))を出力し(S902)、ステップS901へリターンする。
ステップS901の結果、SOC切替フラグが「0」である場合(S901→No)、SOC切替部30は最終的なSOC(k)として電流積算によるSOC(I−SOC(k))を出力し(S903)、ステップS901へリターンする。
なお、I−SOCとE−SOCとの急激な変化を防ぐために、フィルタ処理を行ってI−SOCとE−SOCが滑らかに変化するようにしてもよい。
(具体例)
図10は、本実施形態と比較例との比較を示す図である。図10のいずれのグラフにおいても横軸は時刻を示す。
図10(a)は、I−SOCとE−SOCとの切替タイミングの例を示しており、上段の破線1102が比較例を示し、下段の線1101(実線)が本実施形態による切替タイミングを示している。比較例では、実電流値が所定値以下となるタイミングでI−SOCとE−SOCとを切り替えている。
図10(b)は、SOC(%)の推移を示すグラフであり、線1111(実線)が本実施形態によるSOCの推定値であり、線1112(破線)は比較例によるタイミングでE−SOCとI−SOCを切り替えた場合を示し、線1113(一点鎖線)が実際のSOCの値を示している。
図10(c)は実電圧値の推移を示す図であり、図10(d)は実電流値の推移を示す図である。
図10(c)および図10(d)において、実電圧値および実電流値の変動が大きい区間(符号1121〜1124)の後、比較例による切り替えでは図10(b)の線1112に示されるように、実際のSOCの値(線1113)との間で乖離が起きている。
それと比較して、図10(b)の線1111に示す本実施形態による切り替えでは、実電圧値および実電流値の変動が大きい区間(符号1121〜1124)の後でも大きな乖離が生じておらず良好なSOC推定精度を維持していることが分かる。
つまり、符号1121の囲み円で示す実電圧値の変動直後には、符号1131の囲み円で示すように、破線1112(比較例)と、一点鎖線1113(実際のSOC)との間に乖離が認められるが、実線1111(本実施形態)と、一点鎖線1113(実際のSOC)との間の乖離は比較的小さいものとなっている。
また、符号1122の囲み円で示す実電流値の変動直後でも、符号1132の囲み円で示すように、破線1112(比較例)と、一点鎖線1113(実際のSOC)との間に乖離が認められるが、実線1111(本実施形態)と、一点鎖線1113(実際のSOC)との間の乖離は小さいものとなっている。
さらに、符号1123の囲み円で示す実電圧値の変動直後には、符号1133の囲み円で示すように、破線1112(比較例)と、一点鎖線1113(実際のSOC)との間に乖離が認められるが、実線1111(本実施形態)と、一点鎖線1113(実際のSOC)との間の乖離は小さいものとなっている。
そして、符号1124の囲み円で示す実電流値の変動直後でも、符号1134の囲み円で示すように、破線1112(比較例)と、一点鎖線1113(実際のSOC)との間に乖離が認められるが、実線1111(本実施形態)と、一点鎖線1113(実際のSOC)との間の乖離は小さいものとなっている。
これは、図10(a)に示されるように、比較例では実電圧値および実電流値の変動が大きい区間でも、E−SOCへの切り替えを実行してしまっているためである。
すなわち、一般に、適切なタイミングで等価回路モデル方式によるSOCに切り替えると、電流積算によるSOCの誤差がリセットされる。しかしながら、前記したように等価回路モデルは、条件Z1〜Z5を満たさない条件下では、SOCの推定値に大きな誤差が生じてしまう。比較例では、条件Z1〜Z5の成立を考慮せず等価回路モデルに切り替えてしまっているため、SOCの推定値に大きな誤差が生じてしまっている。
これに対し、本実施形態では、条件Z1〜Z5の成立を考慮して等価回路モデルによるSOCの推定値へ切り替えているため、切替回数を少なくすることができ、SOC検出精度を良好に保つことができている。
(まとめ)
本実施形態によれば、等価回路モデルによるSOCの推定が良好となる条件Z1〜Z2が成立したときのみ、等価回路モデルによるSOC推定値(E−SOC)を用いて、それ以外では電流積算によるSOC推定値(I−SOC)を用いることにより、SOC検出精度を良好に保つことができる。
1 SOC推定装置(残容量算出装置)
10 等価回路モデル演算部
11 電圧・電流変動値演算部
12 RLS同定部
13 OCV推定部
14 SOC変換部
20 SOC切替判定部
30 SOC切替部
40 記憶部
41 安定電流値マップ(安定電流値情報)
42 安定電流変動値マップ(安定電流変動値情報)
43 安定電圧変動値マップ(安定電圧変動値情報)
44 基準抵抗値マップ(基準抵抗値情報)
50 電流積算部
60 電圧センサ
70 電流センサ
80 温度センサ

Claims (6)

  1. 等価回路モデル方式によって推定された電池の残容量と、電流積算によって推定された電池の残容量とを所定のタイミングで切り替える残容量算出装置による電池の残容量推定方法であって、
    前記所定のタイミングは、
    等価回路モデルによる電圧推定値と、電圧センサから取得される実電圧値との誤差が所定の誤差以下であり、
    電流センサから取得される実電流値が所定の電流値以下であり、
    所定期間内の実電流変動値が所定の電流変動値以下であり、
    所定期間内の実電圧変動値が所定の電圧変動値以下であり、
    温度センサから取得される電池温度が所定の電池温度以上である
    ことが成立したときであることを特徴とする電池の残容量推定方法。
  2. 前記所定の電流値が、前記所定の電流値以下、かつ、前記所定の電流値よりも低い第2の所定の電流値以上である
    ことを特徴とする請求項1に記載の電池の残容量推定方法。
  3. 前記残容量算出装置は、
    前記電池温度において、安定している電流値である安定電流値の情報である安定電流値情報を記憶部に有しており、
    前記残容量算出装置が、
    前記温度センサから取得される電池温度を基に、前記安定電流値情報から安定電流値を算出し、当該安定電流値を前記所定の電流値とする
    ことを特徴とする請求項1に記載の電池の残容量推定方法。
  4. 前記残容量算出装置は、
    前記電池温度において、安定している電流の変動値である安定電流変動値の情報である安定電流変動値情報を記憶部に有しており、
    前記残容量算出装置が、
    前記温度センサから取得される電池温度を基に、前記安定電流変動値情報から安定電流変動値を算出し、当該安定電流変動値を前記所定の電流変動値とする
    ことを特徴とする請求項1に記載の電池の残容量推定方法。
  5. 前記残容量算出装置は、
    前記電池温度において、安定している電圧の変動値である安定電圧変動値の情報である安定電圧変動値情報を記憶部に有しており、
    前記残容量算出装置が、
    前記温度センサから取得される電池温度を基に、前記安定電圧変動値情報から安定電圧変動値を算出し、当該安定電圧変動値を前記所定の電圧変動値とする
    ことを特徴とする請求項1に記載の電池の残容量推定方法。
  6. 前記残容量算出装置は、
    前記電池温度における、基準となる内部抵抗値である基準抵抗値の情報である基準抵抗値情報を記憶部に有しており、
    前記残容量算出装置が、
    前記温度センサから取得される電池温度を基に、前記基準抵抗値情報から基準抵抗値を算出し、
    前記等価回路モデル方式によって算出された推定内部抵抗値と、前記算出した基準抵抗値と、を基に、前記所定の電圧変動値を補正する
    ことを特徴とする請求項5に記載の電池の残容量推定方法。
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