JP2016208202A - 撮像装置 - Google Patents

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輝幸 東山
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Abstract

【課題】撮影した画像が、画面ロック中に撮影されたかどうかを判別可能な形式で記録媒体に保存することが可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】画面ロック中に撮影された画像かどうかを判別可能にするために、画面ロック中に撮影された画像は通常の画像とは別のディレクトリに保存する、別のファイル名をつける、あるいはEXIFタグなどのファイルの属性情報にロック中かどうかの情報を付加するように構成する。
【選択図】図5

Description

本発明は、画面ロック中に画像を撮影することが可能な撮像装置、および撮像装置制御方法に関する。
従来の携帯端末には、画面ロック解除をすばやく行えるものがある(特許文献1参照)。また画面ロック中であっても、シャッターボタンを押すと画像を撮影できる携帯端末もある(非特許文献1参照)。
特開2014−99071号公報
「取扱説明書[詳細版] Xperia Z3 SOL26」、KDDI株式会社、2014年10月発行、p.78)
特許文献1記載の方法では、画面ロック中に撮影を行おうとしたときに、画面ロック解除処理が必要になるため、シャッターチャンスを逃す可能性がある。一方、非特許文献1記載の方法では、画面ロック中にすばやく撮影することは可能である。ただし撮影した画像が画面ロック中に撮影された画像かどうかは判定することができない。
画面ロック中に撮影した画像は、(1)ユーザーが急いで撮影した、(2)他人が操作して撮影した場合が多く、ピントや露出が適正でない可能性が高い。あるいは、(1)のように急いで撮影した画像は、ユーザがとっさに撮影したものであることから、面白い画像が撮れている可能性も高い。そのため画面ロック中に撮影した画像に対しては別処理を施したいことがある。
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、撮影した画像が画面ロック中に撮影したものかどうかを判別することが可能な撮像装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、撮像装置であって、所定の動作を無効にする画面ロック手段と、画像の撮影を行う撮像手段と、撮影した画像をファイルとして記録媒体に保存する記録手段と、制御手段とを備え、前記制御手段は、前記画像ファイルが画面ロック中に撮影されたものかどうかを識別可能な形で前記記録媒体に保存することを特徴とする。
本発明の撮像装置によれば、撮影した画像が画面ロック中に撮影したものかどうかを容易に判別することが可能となる。
実施形態による撮像装置の一例としてのデジタルカメラの外観図である。 実施形態によるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 デジタルカメラ100の全体的な動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るデジタルカメラ100が表示部28に表示する初期画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るデジタルカメラ100の撮影処理を示すフローチャートである。 記録媒体200に記録された画像ファイル構造の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るデジタルカメラ100が表示部28に表示する画面ロック画面の一例を示す図である。 本発明の第二の実施形態に係るデジタルカメラ100の撮影処理を示すフローチャートである。 本発明の第二の実施形態において、記録媒体200に記録されたファイルのディレクトリ構成の一例を示す図である。 本発明の第三の実施形態において、記録媒体200に記録されたファイルのディレクトリ構成の一例を示す図である。
以下、添付の図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。尚、以下に説明する実施形態では、本発明による装置、方法を静止画像と動画との撮影が可能なデジタルカメラである撮像装置に適用した場合を例にして説明する。
[デジタルカメラの構成について]
図1は実施形態によるデジタルカメラの外観図である。
図1において、28は表示部であり、画像や各種情報やアイコンを表示する。また表示部28はタッチパネルになっており、表示部28に表示されているアイコンをユーザが指などでタッチすることにより、デジタルカメラの各種設定や動作の指示を行うことが可能である。たとえば撮影モードを静止画/動画を切り替える、ホワイトバランスや露出を変更する、電子メールを送る、電話をかけるなどである。
72は電源スイッチであり、このボタンを所定時間以上(たとえば1秒など)押し続けると電源オン、電源オフを切り替える。また、この電源スイッチ72は画面ロック/画面ロック解除ボタンとしても使用され、短く押すと画面ロック/画面ロック解除の切り替えを行う。画面ロック時には表示部28の表示をオフにするとともに、電源スイッチ72以外の操作は受け付けない。
200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。201は記録媒体スロットであり、記録媒体200を格納する。記録媒体スロット201に格納された記録媒体200は、デジタルカメラ100との通信が可能となる。202は記録媒体スロット201の蓋である。
図2は本実施形態によるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。
図2において、103は撮影レンズ、101は絞り機能を備えるシャッター、22は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像部である。23はA/D変換器であり、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する場合や、音声制御部11から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する場合に用いられる。
12はタイミング発生部であり、撮像部22、音声制御部11、A/D変換器23、D/A変換器13にクロック信号や制御信号を供給する。タイミング発生部12は、メモリ制御部15及びシステム制御部50により制御される。24は画像処理部であり、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、直接メモリ制御部15を介して、メモリ32に書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、画像表示部28に表示するための画像データを格納する。尚、メモリ32は、マイク10において録音された音声データ、静止画像、動画像および画像ファイルを構成する場合のファイルヘッダを格納するのにも用いられる。従って、メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
圧縮/伸張部16は、適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮、伸張する。圧縮/伸張部16は、シャッター101をトリガにしてメモリ32に格納された撮影画像を読み込んで圧縮処理を行い、処理を終えたデータをメモリ32に書き込む。また、記録媒体200の記録部19などからメモリ32に読み込まれた圧縮画像に対して伸張処理を行い、処理を終えたデータをメモリ32に書き込む。圧縮/伸張部16によりメモリ32に書き込まれた画像データは、システム制御部50のファイル部においてファイル化され、インターフェース18を介して記録媒体200に記録される。また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。13はD/A変換器であり、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して画像表示部28に供給する。28は画像表示部であり、LCD等の表示器上に、A/D変換器23からのアナログ信号に応じた表示を行う。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器13を介して画像表示部28により表示される。
10はマイクである。マイク10から出力された音声信号は、アンプ等で構成される音声制御部11を介してA/D変換器23に供給され、A/D変換器23においてデジタル信号に変換された後、メモリ制御部15によってメモリ32に格納される。一方、記録媒体200に記録されている音声データは、メモリ32に読み込まれた後、D/A変換器13によりアナログ信号に変換される。音声制御部11は、このアナログ信号によりスピーカ39を駆動し、音声出力する。
不揮発性メモリ56は電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
50はシステム制御部であり、デジタルカメラ100全体を制御する。システム制御部50は、上述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。52はシステムメモリであり、RAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。
第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の操作途中(半押し)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。システム制御部50は、第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了(全押し)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
80は電源制御部であり、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。
30は電源部であり、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。33及び34はコネクタであり、電源部30と電源制御部80とを接続する。
40はRTC(Real Time Clock)であり、日付及び時刻を計時する。RTC40は、電源制御部80とは別に内部に電源部を保持しており、電源部30が落ちた状態であっても、計時状態を続ける。システム制御部50は起動時にRTC40より取得した日時を用いてシステムタイマを設定し、タイマ制御を実行する。
42はタッチパネル制御部であり、表示部28を指などでタッチされたときはタッチされた位置(座標)を検出するとともに、表示部28から指が離されたイベントを検出する。
18はメモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。35は該記録媒体200とインターフェース18との接続のためのコネクタである。98は記録媒体着脱検知部であり、コネクタ35に記録媒体200が装着されているか否かを検知する。
200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部19、デジタルカメラ100とのインターフェース37、及び、記録媒体200とデジタルカメラ100とを接続するためのコネクタ36を備えている。
通信部110は、アンテナ112通して、音声通話やメールなどのための電波を送受信する回路である。また通信部110を解して、デジタルカメラとプリンタやスマートフォンなどの他機器を接続することも可能である。
[デジタルカメラの全体動作について]
図3は本実施形態のデジタルカメラ100の全体的な動作を説明するフローチャートである。
電源スイッチ72が操作され電源がオンに切り替わると、ステップS301においてシステム制御部50は表示部28に初期画面を表示する。このS301初期画面表示処理で表示する画面のの一例を図4に示す。図4の401は電話アイコン、402はウエブアイコン、403はメールアイコン、404はカメラアイコンである。デジタルカメラ100の使用者は、401〜404のアイコンを指などでタッチすることにより、所望の動作を行うことができる。たとえば401電話アイコンをタッチすると電話をかけることが可能である。また402のウエブアイコンをタッチするとブラウザを起動し、メールアイコンをタッチするとメール画面を表示し、カメラアイコンをタッチすると表示部28にスルー画像を表示する。
システム制御部50は、S301で初期画面を表示するとS302に進み、デジタルカメラ100の使用者が操作したかどうかを判定する。このとき操作が行われていなかった場合は何もしない。一方、何かのボタンが押された、あるいは表示部28を指でタッチしたなどの操作が行われたときはS303に進む。
S303でシステム制御部50は、シャッターボタン61が押下されたかどうかを判定し、押下されたと判定したときは撮影処理(S304)を行う。このS304撮影処理は、たとえばメール画面表示中など、カメラを起動していないときでも行われる。なおS304の撮影処理については、図5,6を用いて後述する。一方、S304でシャッターボタンが押されていないと判定したときはS305に進み、システムメモリ52に保存している画面ロック中フラグのオン/オフを調べる。S305で画面ロックフラグがオンであったなら、システム制御部50は画面ロック解除処理(S306)を行う。
このS306画面ロック解除処理では、システム制御部50は、デジタルカメラ100の使用者が電源ボタン72が押下したかどうかを判定する。もし電源ボタン72を押下したなら、表示部28の表示をオンにして、図7に示す画面を表示する。
図7は画面ロック解除画面の一例である。図7の701は画面ロックアイコンで、画面がロック中であることを表示するものである。702は0〜9までの数字アイコンで、あらかじめデジタルカメラ100に設定してあるパスコードを入力しない限り、図7の画面を表示し続ける。たとえばパスコードが1、2、3、4であったなら、デジタルカメラ100の使用者は、702の丸付き数字1、2、3、4のアイコンを順番にタッチすることによって画面ロックを解除することができる。このように所定のパスコードを入力しない限り、他の画面を表示しないようにすることによって、他人にデジタルカメラ100を操作されることを防止することができる。この図7で、デジタルカメラ100の使用者が所定のパスコードを入力したときは、システム制御部50は、ステムメモリ52に保存している画面ロック中フラグをオフにする。
システム制御部50は、図3のS305で画面ロック中でなかったときはS307に進む。S307では、画面ロックボタン、つまり電源ボタンが押されたかどうかを判定し、電源ボタンが押されたと判定したときは、画面ロック処理(S308)を行う。S308の画面ロック処理では、システム制御部50は表示部28の電源をオフにするとともに、システムメモリ52に画面ロックフラグを設定する。
システム制御部50は、S307で画面ロックボタンが押されていないと判定したときはS309に進み、操作に応じた処理を行う。
[撮影処理(S304)について]
図5は本実施形態のデジタルカメラ100の撮影処理を説明するフローチャートである。
システム制御部50は、デジタルカメラ100の使用者がシャッターボタン61が押下すると撮影処理を行い(S501)、つぎにS502でシステムメモリ52に保存している画面ロック中フラグの値を判別し、画面ロック中かどうかを調べる。S502で画面ロック中でなければ、S503に進み、画面ロック中タグをOFFで撮影した画像を記録媒体200に保存する。一方、S502で画面ロック中と判定したときは、S504に進み、画面ロック中タグをONで撮影した画像を記録媒体200に保存する。このS305で記録する画像ファイルの構造については、図6を用いて後述する。
図6は本実施形態における画像ファイル構造の一例である。本実施例では、画像のフォーマットがExif−JPEGであるものとする。Exifとは Exchangeble image file formatの略称であり写真用のメタデータを含む画像ファイルフォーマットである。ExifデータはJPEG画像データ中のヘッダ部分に含まれる「APP1」601内の「Exif IFD(Exifデータ)」602として格納されており、カメラでの撮影データが保存される。この602「Exif IFD」の中に、カメラの製造メーカが固有のデータを格納できる領域として「MakerNote」603が存在する。本実施形態では、この「MakerNote」603に格納されている「画面ロック中タグ」604を利用する。
この604「画面ロック中タグ」は、1は画面ロック中に撮影したことを表し、0は画面ロック中の撮影ではないことを表すようにしてもよい。もちろん0,1以外の数値でも、あるいはON,OFFなどの文字列でも、どのような値でもかまわない。
このように画面ロック中に撮影したかどうかをメタデータに含めることによって、画面ロック中に撮影した画像は別の処理を行うことが可能となる。たとえば画像ロック中に撮影した画像は、印刷しない/クラウドに送信しない/スライドショーを行わないなどの別処理を行うことが可能となる。とくにロック中は急いで撮影していることが多く、露出やピントが適正でない可能性が高い。そうした適性でない可能性の高い画像は印刷しないようにすることが可能となる。
一方、ロック中に撮影した画像は、デジタルカメラ100の使用者が急いででも撮影したかった画像であり、面白い画像が撮れている可能性もある。そのため、逆にロック中に撮影した画像のみをクラウドに送信するという使い方も可能となる。
[第2の実施形態について]
図8は第2の実施形態におけるデジタルカメラ100の撮影処理を説明するフローチャートである。
システム制御部50は、デジタルカメラ100の使用者がシャッターボタン61が押下すると撮影処理を行い(S801)、つぎにS802でシステムメモリ52に保存している画面ロック中フラグの値を判別し、画面ロック中かどうかを調べる。S802で画面ロック中でなければ、S803に進み、「IMG_」で始まるファイル名で撮影した画像を記録媒体200に保存する。一方、S502で画面ロック中と判定したときは、「LOC_」で始まるファイル名で撮影した画像を記録媒体200に保存する。
図9は図8の第2の実施形態において、記録媒体200に保存されるディレクトリ構成の一例を示したものである。ルートディレクトリにDCIMディレクトリ901が記録され、DCIMディレクトリ901には8文字から生成されるサブディレクトリが生成される。サブディレクトリが保持するサブディレクトリ名は、先頭3文字が数字で構成される。先頭3文字の数字は100から始まり、ディレクトリを生成する毎に1ずつインクリメントされる。図9では、100GAZOU(参照符号902)、101GAZOU(参照符号903)が示されている。サブディレクトリ902、903の配下には本実施形態のデジタルカメラ100が作成するファイルが作成される。ここで生成されるファイル名は、8文字のファイル名とファイルの種類を示す3文字の拡張子から構成さる。ファイル名のうち初めの4文字は、図8のS803でIMG_に、S804でLOC_に決定される。一方、ファイル名のうち後ろ4文字は0001から始まる数字で構成され、撮影毎に1ずつインクリメントされたファイル名が付与される。図9の例では、906、908、911が画面ロック中に撮影された画像であり、残りの画像は画面がロックされていない状態で撮影された画像であることを示している。
このように画面ロックの有無でファイル名を別の名前にすることによって、画面ロック中に撮影した画像に対して別の処理を施すことが可能となる。
[第3の実施形態について]
図10は第3の実施形態において、記録媒体200に保存されるディレクトリ構成の一例を示したものである。画面ロック中でないときに撮影した画像は、100GAZOU(参照符号1002)ディレクトリの下に保存され、画面ロック中に撮影した画像は、101__LOC(参照符号1003)ディレクトリの下に保存される。つまり画面ロック中に撮影した画像と、画面ロックしていないときに撮影した画像とは、画像を格納するディレクトリを分けて保存する。
このように画面ロックの有無でディレクトリを分けることによって、画面ロック中に撮影した画像に対して別の処理を施すことが可能となる。
[第4の実施形態について]
第1〜第3の実施形態で説明したように、画面ロック中に撮影した画像とそうでない画像とを判別することが可能になったなら、たとえば画面ロックしていない状態で撮影した画像のみを印刷指定することが可能となる。あるいは画面ロック中に撮影した画像のみをスライドショー表示することが可能となる。あるいは画面ロックしていない状態で撮影した画像のみをメール送信やクラウドに上げるなどの処理が可能となる。つまり画面ロック中に撮影した画像とそうでないがぞうとで別の処理を施すことが可能となる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。また、上述の実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、記録媒体から直接、或いは有線/無線通信を用いてプログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのプログラムを実行する場合も本発明に含む。従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリでもよい。また、プログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバに本発明を形成するコンピュータプログラムを記憶し、接続のあったクライアントコンピュータはがコンピュータプログラムをダウンロードしてプログラムするような方法も考えられる。
28 表示部、72 電源スイッチ、200 記録媒体

Claims (6)

  1. 所定の動作を無効にする画面ロック手段と、画像の撮影を行う撮像手段と、撮影した画像をファイルとして記録媒体に保存する記録手段と、制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記画像ファイルが画面ロック中に撮影されたものかどうかを識別可能な形で前記記録媒体に保存することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記記録媒体に記録する画像ファイルの属性情報に、撮影時に画面ロックされていたかどうかの情報を含めることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記記録媒体に画像ファイルを記録する際に、画像ファイルのファイル名を自由文字とファイル番号からなる文字列で記録する撮像装置であって、
    画面ロック中に撮影された画像ファイルと、そうではない画像ファイルとでは、前記自由文字を異なる文字列にすることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記記録媒体に画像ファイルを記録する際に、画面ロック中に撮影された画像ファイルと、そうではない画像ファイルとでは、別のディレクトリに保存することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 画面ロック中に撮影された画像と、そうではない画像とで、別の処理を施すことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の撮像装置。
  6. 前記別の処理とは、印刷指定、スライドショー、メール送信、クラウドへの送信であることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の撮像装置。
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