JP2016208140A - 印刷システム、画面表示装置、画像処理装置、印刷装置、その制御方法、及びプログラム - Google Patents

印刷システム、画面表示装置、画像処理装置、印刷装置、その制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】単純な機器構成で、画面を手動ではなく自動で切り替えることを可能とし、ユーザの利便性を向上する印刷システムを提供する。【解決手段】画面表示装置108を共有する外部装置102と優先表示設定されている外部装置101は互いに接続されている。外部装置102と外部装置101は、画面表示装置108に対するビデオ信号の送信を制御する制御手段と、外部装置と情報を送受信する送信手段及び受信手段とを備えている。外部装置101の操作画面が表示されているときに外部装置102がビデオ信号を送信した場合、外部装置101に優先表示情報を送信し、それを受信した外部装置101は、ビデオ信号を停止する。【選択図】図1

Description

本発明は、印刷システム、画面表示装置、画像処理装置、印刷装置、その制御方法、及びプログラムに関する。
印刷装置に対して画像処理装置などの外部装置が接続された構成において、ユーザの操作性向上のため両装置の操作画面を1つの画面表示装置に表示して操作画面を切り替えることで操作する技術が存在する。従来、画面表示装置が画面を切り替える方法としては、2つの方法が存在する。1つ目は、画面表示装置が、複数の装置から操作画面を表示させるための信号を受信しているときに、どの装置の操作画面を表示させるか、ハードスイッチを押すことによって手動で切り替える方法である。2つ目は、画面表示装置が複数の装置の操作画面を表示できるようにするために、複数のコンピュータを切り替えて使用することができるコンソール切り替え機を接続する方法である。特許文献1は、コンソール切り替え機を接続する方法により、複数のうち1台のコンピュータにエラーが発生すると、そのコンピュータが表示される技術を開示している。
特開2006−113773号公報
印刷装置に対して画像処理装置などの外部装置が接続された構成で、両装置の操作画面を1つの画面表示装置に表示して操作する環境において、現在表示されている画面が使用したい装置のものではない場合がある。しかしながら、特許文献1が開示する技術では、画面表示切り替え用の装置を画面表示装置に追加することで機器構成が複雑になってしまう恐れがある。または、使用したい装置を操作するためには、手動で画面を切り替える必要がある。例えば、画像処理装置を操作中に印刷装置でエラーが発生した場合、現在画面表示装置で表示されている画面は画像処理装置の操作画面であり、ユーザはエラーの情報について詳細な内容を把握することはできない。ユーザがエラーの詳細な情報を知るためには、画面表示装置が表示している操作画面を印刷装置の操作画面に切り替える必要があり、そのためには、手動で画面の切り替えを行わなければならない。
本発明は、単純な機器構成で、表示する装置の画面を他の装置の画面に自動で切り替えることを可能とする印刷システムを提供することを目的とする。
本発明の一実施形態の印刷システムは、互いに接続された画面表示装置と第1の外部装置と前記画面表示装置において優先表示設定されている第2の外部装置とを備え、前記第1の外部装置は、前記画面表示装置に対する第1のビデオ信号の送信を制御する第1の制御手段と、前記第2の外部装置に情報を送信する第1の送信手段と、前記第2の外部装置から情報を受信する第1の受信手段とを備え、前記第1の送信手段は、前記第1の制御手段が前記第1のビデオ信号を送信した場合、前記第2の外部装置に優先表示情報を送信し、前記第2の外部装置は、前記画面表示装置に対する第2のビデオ信号の送信を制御する第2の制御手段と、前記第1の外部装置に情報を送信する第2の送信手段と、前記第1の外部装置から情報を受信する第2の受信手段とを備え、前記第2の制御手段は、前記第2の受信手段が優先表示情報を受信した場合、送信されている前記第2のビデオ信号を停止する。
本発明は、単純な機器構成で、表示する装置の画面を他の装置の画面に自動で切り替えることを可能とする印刷システムを提供することができる。
印刷システムの構成の一例を示す図である。 印刷システムのハードウェアの構成例を示す図である。 PDLコントローラの操作画面を示す図である。 MFPの操作画面を示す図である。 PDLコントローラの操作画面を示す図である。 MFPの操作画面を示す図である。 PDLコントローラとMFPの接続体系を示すブロック図である。 操作パネルの画面切り替えの処理の流れを示すシーケンス図である。 PDLコントローラの処理の流れを示すフローチャートである。 MFPの処理の流れを示すフローチャートである。 PDLコントローラの操作画面を示す図である。 MFPの操作画面を示す図である。 PDLコントローラとMFPを関連付けした情報テーブルを示す図である。 画面切り替えの処理の流れを示すシーケンス図である。 PDLコントローラの処理の流れを示すフローチャートである。 MFPの処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面などを参照して説明する。
(実施例1)
図1は、実施例1における印刷システムの構成を示す図である。
この印刷システムは、PDL(Page Description Language)コントローラ101と、MFP(Multi Function Peripheral)102と、操作パネル108を備えている。
PDLコントローラ101は、PDLで記述された描画データを印刷データに変換することが可能な装置である。PDLコントローラ101は、本発明における画像処理装置のことを指している。
MFP102は、プリント、コピー、スキャンなどの機能を使用することができる。MFP102は、本発明における印刷装置のことを指している。103は、MFP102の一部のリーダースキャナであり、原稿の自動送り装置(ADF)が装着されている。104はMFPコントローラであり、MFP102の制御を担うコントローラである。105はプリンタエンジンであり、MFP102における定着器、転写ドラムといった画像形成を行うハードウェア群を示している。
PDLコントローラ101とMFP102は、PDL印刷の制御信号が流れるイーサネット(登録商標)ケーブル106と画像転送ケーブル107の2つによって接続されている。
操作パネル108は、PDLコントローラ101とMFP102の共通の操作パネルであり、本発明の実施例における画面表示装置のことを指している。操作パネル108は、モニタケーブル109によってPDLコントローラ101と接続され、モニタケーブル110によってMFP102と接続されている。111は、画面表示切替スイッチとなっている。操作パネル108は、画面表示切替スイッチ111を押下することによって、PDLコントローラ101の画面を表示するか、MFP102の画面を表示するかを切り替えることができる。
図2は、PDLコントローラ101とMFP102と操作パネル108のハードウェアの構成を示す図である。
PDLコントローラ101は、CPU201、メモリ202、HDD203、ディスプレイインターフェース204、PDL制御インターフェース205、画像インターフェース206、システムバス207で構成されている。
CPU201は、システムバス207を介してPDLコントローラ内の制御、演算、記憶領域に格納されているプログラムを実行する。メモリ202は、PDLデータの画像展開時の一時記憶領域、ワークメモリとして使用される。HDD203は記憶装置であり、CPU201によって実行されるプログラムを格納している。また、処理されるデータの一時的な記憶領域や保存領域としても使用される。
ディスプレイインターフェース204は、モニタケーブル109を通して、操作パネル108に対してPDLコントローラ101の画面を表示するためのビデオ信号の送受信を行う。PDL制御インターフェース205は、イーサネットケーブル106を介してMFP102との間で制御コマンドの送受信を行う。画像インターフェース206は、画像転送ケーブル107を介してMFP102との間で画像データの送受信を行う。
次に、MFP102内にあるMFPコントローラ104は、CPU208、メモリ209、HDD210を備えている。さらにMFP102は、ディスプレイインターフェース211、エンジンインターフェース212、リーダーインターフェース213、PDL制御インターフェース214、画像インターフェース215、システムバス216を備えている。CPU208はシステムバス216を介してMFP102の各種制御、演算、記憶領域に格納されているプログラムを実行する。メモリ209は、印刷装置の動作中における一時記憶領域、ワークメモリとして使用される。HDD210は、CPU208によって実行されるプログラムを格納しており、処理されるデータの一時的な記憶領域や保存領域としても使用される。
ディスプレイインターフェース211は、モニタケーブル110を通して、操作パネル108に対してMFP102の画面を表示するためのビデオ信号の送受信を行う。エンジンインターフェース212は、プリンタエンジン105との通信を制御している。リーダーインターフェース213はスキャナ103と接続されている。PDL制御インターフェース214は、イーサネットケーブル106を介してPDLコントローラ101との間で制御コマンドの送受信を行う。画像インターフェース215は、画像転送ケーブル107を介してPDLコントローラ101との間で画像データの送受信を行う。
次に、操作パネル108は、ディスプレイインターフェース217と液晶パネル218で構成されている。ディスプレイインターフェース217は、PDLコントローラ101とMFP102から、モニタケーブル109と110を通して、それぞれの装置の画面を表示するためのビデオ信号を受信する。液晶パネル218は、ディスプレイインターフェース217で受信したビデオ信号を基にして画面を生成し、ユーザに対してその内容の表示を行う。
PDLコントローラ101とMFP102が接続された環境において、エラーが発生した場合、どちらの装置でエラーが発生したかで、それぞれの操作画面に表示させる情報量が異なってくる。
図3、4、5、6を参照して、PDLコントローラ101でエラーが発生した場合とMFP102でエラーが発生した場合における操作パネル108に表示される各装置の画面の違いについて説明する。
図3は、MFP102でのエラー時におけるPDLコントローラ101の操作画面を示す図である。
図4は、MFP102でのエラー時におけるMFP102の操作画面を示す図である。
図5は、PDLコントローラ101でのエラー時におけるPDLコントローラ101の操作画面を示す図である。
図6は、PDLコントローラ101でのエラー時におけるMFP102の操作画面を示す図である。
図3における各構成、機能は以下の通りとなっている。301は、MFP102においてエラーが発生した場合のPDLコントローラ101の操作画面である。302は、MFP102でエラーが発生すると、その情報を基にしてMFP102でどのようなエラーが今起きているのかを表示している場所である。303は、PDLコントローラ101のHDD203に保存されている印刷データを一覧表示するためのメニューである。303を選択することで、保存されている印刷データの一覧が表示される。304は、一覧表示された印刷データの中の1つの印刷データを表している。
図4における各構成、機能は以下の通りとなっている。401は、MFP102でエラーが発生した場合のMFP102の操作画面である。402は、MFP102でどのような内容のエラーが発生したかの詳細な情報を示している。この例では、MFP102で紙詰まりが発生したことを示している。403は、MFP102で発生したエラーを解除するための方法、手順を示している。この例では、MFP102の前カバーを開くことによって、紙詰まりの場所を確認して取り除くようにユーザに対して促している。404から406は、ユーザがどこで紙詰まりが起きているかを確認しやすくするために、MFP102の各部分につけている記号である。
図5における各構成、機能は以下の通りとなっている。501は、PDLコントローラ101でエラーが発生した場合のPDLコントローラ101の操作画面である。502は、PDLコントローラ101内でのエラーの内容を表示する。503は、PDLコントローラ101のHDD203に保存されている印刷データを一覧表示するためのメニューである。503を選択することで、保存されている印刷データの一覧が表示される。504は、一覧表示された印刷データの中の1つの印刷データを表している。
図6における各構成、機能は以下の通りとなっている。601は、PDLコントローラ101でエラーが発生した場合のMFP102の操作画面である。602は、PDLコントローラ101でエラーが発生した場合、PDLコントローラ101でエラーが発生したことを確かめるように促すメッセージを表示する場所である。603は、MFP102のメインメニューを示す画面である。604は、MFP102のコピー機能を使うための表示であり、これを選択することでMFP102のコピーが使用可能になる。605は、MFP102のスキャン機能を使うための表示であり、これを選択することでMFP102のスキャンが使用可能になる。606は、MFP102のファックス機能を使うための表示であり、これを選択することでMFP102のファックスが使用可能になる。
MFP102でエラーが発生すると、イーサネットケーブル106を介してPDLコントローラ101にもどのようなエラーが発生したかの情報を送信している。しかしながらこの場合、PDLコントローラ101で表示されるエラーの内容は、図3に示すようにMFP102でどのようなエラーが起きているかを表示するだけとなっており、MFP102で発生したエラーの詳細な情報を把握することができない。一方、MFP102の操作画面では、MFP102でエラーが発生した場合には、図4のようにMFP102で発生したエラーの内容とのその対処法を図で表示するため、ユーザがエラーの詳細な情報とその対処法の把握を比較的簡単に行うことができる。
これとは逆に、PDLコントローラ101でエラーが発生した場合は、MFP102では図6のようにPDLコントローラ101を確認するように促すメッセージしか表示されない。しかし、PDLコントローラ101では、図5のようにPDLコントローラ101で発生したエラーの内容を表示するようになっている。これらのことから、PDLコントローラ101、MFP102でエラーが発生した場合、エラーが発生した装置の画面に切り替えた方がユーザにとってエラーについての詳細な情報を把握しやすい。
図7、8を参照して、MFP102でのエラー発生時における操作パネル108に表示されている画面の切り替え方法について説明する。
図7は、PDLコントローラ101とMFP102の各制御部の接続体系を示すソフトウェアブロック図である。
図7における、PDLコントローラ101の起動制御部701、本体情報制御部702、画面表示制御部703、画像処理部704は、それぞれメモリ202に存在し、CPU201上でプログラムがそれらを呼び出して実行する。
MFP102の起動制御部705、本体情報制御部706、画面表示制御部707、印刷処理部708は、それぞれMFP102のメモリ209に存在し、MFP102のCPU208上でプログラムがそれらを呼び出して実行する。
操作パネル108における画面表示制御部709は、ディスプレイインターフェース217に送られてくるビデオ信号によって画面表示を実行する。
図8は、MFP102でのエラー発生時における操作パネル108の画面切り替えの処理の流れを示すシーケンス図である。
本シーケンス図におけるPDLコントローラ101の動作は、CPU201がHDD203に格納されているプログラムを実行し、起動制御部701、本体情報制御部702、画面表示制御部703、画像処理部704を制御することによって実現される。また、MFP102の動作は、CPU208がHDD210に格納されているプログラムを実行し、起動制御部705、本体情報制御部706、画面表示制御部707、印刷処理部708を制御することによって実現される。
まず、PDLコントローラ101は、電源がオンになると起動制御部701によって起動される。MFP102も同様に、電源がオンになると起動制御部705によって起動される。PDLコントローラ101及びMFP102は、起動するとビデオ信号を操作パネル108に送信する。本実施例では、PDLコントローラ101を主として操作するために、PDLコントローラ101の操作画面を優先的に表示するようにしているので、起動直後に操作パネル108で表示されている操作画面は、PDLコントローラ101の操作画面となる。PDLコントローラ101の画面表示制御部703は、操作パネル108においてPDLコントローラ101の操作画面が優先表示されているという情報(優先表示設定情報)を、MFP102の画面表示制御部707に伝える。優先表示設定情報をMFP102の画面表示制御部707が受け取ると、MFP102の画面表示制御部707がMFP102のディスプレイインターフェース211を介して操作パネル108に送るビデオ信号を一時停止する(不図示)。
S801において、PDLコントローラ101の画像処理部704が、印刷データの処理を行う。次にS802において、PDLコントローラ101の画像処理部704が、S801で処理をした印刷データを、MFP102の印刷処理部708に送信する。
次にS803において、MFP102の印刷処理部708が、S802で受信した印刷データに従って、印刷処理を行う。MFP102の印刷処理部708が印刷処理を行っているときに、MFP102の本体情報制御部706は、MFP102でエラーが発生したかどうかを確認する。その結果、S804においてMFP102の本体情報制御部706がMFP102でエラーが発生したことを確認した場合、S805に移行する。
S805において画面表示制御部707が、MFP102の画面を表示させるために、MFP102のディスプレイインターフェース211を介して、操作パネル108にMFP102のビデオ信号を送信する(ビデオ信号制御)。そしてS806で、MFP102の本体情報制御部706が、MFP102でエラーが発生し、MFP102のビデオ信号が復帰したことを、エラー発生情報(優先表示情報)として、PDLコントローラ101の画面表示制御部703に送信する。
PDLコントローラ101がエラー発生情報を受信すると、S807においてPDLコントローラ101の画面表示制御部703が、操作パネル108に送信していたPDLコントローラ101のビデオ信号を一時的に停止する(ビデオ信号制御)。これによって、操作パネル108の画面表示制御部709が受信しているビデオ信号がMFP102のビデオ信号のみとなるので、操作パネル108の画面に表示されている画面は、MFP102の操作画面となる。その後S808で、画面表示制御部703が、PDLコントローラ101のビデオ信号の送信を一時停止したことを、PDL制御インターフェース205及びPDL制御インターフェース214を介して、MFP102の画面表示制御部707に伝える。
操作パネル108で表示されている画面がMFP102の操作画面になったとき、S809においてMFP102の本体情報制御部706が、MFP102に起きているエラーの原因が取り除かれて、エラーが解除されたことを確認する。その後S810で、本体情報制御部706が、MFP102のエラーが解除されたという情報をエラー解除情報(優先表示解除情報)として、PDL制御インターフェース214及びPDL制御インターフェース205を介してPDLコントローラ101に送信する。
エラー解除情報を受信すると、S811においてPDLコントローラ101の画面表示制御部703は、操作パネル108の画面表示制御部709へ、PDLコントローラ101のビデオ信号の送信を再開する。これにより、操作パネル108の画面表示制御部709は、PDLコントローラ101のビデオ信号とMFP102のビデオ信号を受信していることとなる。本実施例では、PDLコントローラ101の操作画面を優先的に表示するようにしているので、操作パネル108で表示されている操作画面は、PDLコントローラ101の操作画面となる。
その後S812で、画面表示制御部703がPDLコントローラ101のビデオ信号の送信を再開したことを優先表示設定情報と共に、MFP102の画面表示制御部707に伝える。
そしてS813で、MFP102の画面表示制御部707が、MFP102のディスプレイインターフェース211を介して操作パネル108のディスプレイインターフェース217に送信していたMFP102のビデオ信号を、停止させる。
次に図9、図10を参照して、図8におけるPDLコントローラ101とMFP102の個別の処理について説明する。
図9は、MFP102でのエラー発生時のPDLコントローラ101の処理の流れを示すフローチャートである。
本フローチャートは、HDD203の格納されているプログラムに従って起動制御部701、本体情報制御部702、画面表示制御部703、画像処理部704をCPU201が実行することによって実現される。
図9において、まずS901でPDLコントローラ101の画像処理部704が、印刷データの画像処理を行う。その後、S902において、PDLコントローラ101の画像処理部が、画像処理後の印刷情報をPDLコントローラ101のPDL制御インターフェース205、画像データをPDLコントローラ101の画像インターフェースを介してMFP102に送信する。
S903において、PDLコントローラ101の本体情報制御部702は、PDLコントローラ101のPDL制御インターフェース205を介して、MFP102からMFP102の本体情報を定期的に受信していく。
本体情報制御部702が、MFP102からエラー発生情報を受信しなければ、S907に移行し、PDL制御インターフェース205を介して、MFP102に対し、印刷を終了したかどうかを確認する。本体情報制御部702が、MFP102が印刷を終了したことを確認できた場合、そのまま特に処理をすることなく終了する。本体情報制御部702が、印刷が終了したことが確認できなかった場合、S903に戻る。
一方で、PDLコントローラ101の本体情報制御部702が、MFP102からPDLコントローラ101のPDL制御インターフェース205を通してエラー発生情報を受信した場合、S904に移行する。
S904では、画面表示制御部703が、ディスプレイインターフェース204を介して操作パネル108の画面表示制御部709に送信していたPDLコントローラ101のビデオ信号を、一時的に停止する。その後S905で、PDLコントローラ101の本体情報制御部702が、PDLコントローラ101のPDL制御インターフェース205を介して、MFP102からMFP102のエラーが解除された情報を受信すると、S906に移行する。
S906において、PDLコントローラ101の画面表示制御部703は、PDLコントローラ101のディスプレイインターフェース204を介して操作パネル108の画面表示制御部709に、PDLコントローラ101のビデオ信号の送信を再開する。一方、S905で、PDLコントローラ101の本体情報制御部702が、MFP102のエラーが解除された情報を受信しない間は、PDLコントローラ101のビデオ信号は停止したままにする。
S906においてPDLコントローラ101の画面表示制御部703が、PDLコントローラ101のビデオ信号の送信を再開した後、S907でPDLコントローラ101の本体情報制御部702が、MFP102から印刷が終了したことを確認する。その際、PDLコントローラ101の本体情報制御部702が、MFP102が印刷を終了したことを確認できた場合、そのまま特に処理をすることなく終了する。一方、PDLコントローラ101の本体情報制御部702が、印刷が終了したことが確認できなかった場合、S903に戻って、PDLコントローラ101の本体情報制御部702が、MFP102からエラー発生情報を受信したかどうかを確認する。
図10は、MFP102でのエラー発生時のMFP102の処理の流れを示すフローチャートである。
本フローチャートは、MFP102のHDD210の格納されているプログラムに従ってMFP102の起動制御部705、本体情報制御部706、画面表示制御部707、印刷処理部708をCPU208が実行することによって実現される。
図10において、まずS1001で、MFP102の印刷処理部708は、印刷データの印刷情報を、PDL制御インターフェース214を介して、画像データを画像インターフェース215を介してPDLコントローラ101から受信する。その後S1002において、MFP102の印刷処理部708が、受信したデータに従って印刷を実行する。
MFP102の印刷処理部708が印刷を実行中に、S1003において、MFP102の本体情報制御部706が、MFP102内でエラーが発生したかどうかを確認する。
MFP102の本体情報制御部706が、MFP102でエラーが発生したことを確認した場合はS1004に移行する。S1004では、MFP102の画面表示制御部707がMFP102の画面を表示させるためのビデオ信号を、MFP102のディスプレイインターフェース211を介して、操作パネル108のディスプレイインターフェース217に送信する。そしてS1005において、MFP102の本体情報制御部706が、MFP102でエラーが発生したことを、MFP102のPDL制御インターフェース214を介して、PDLコントローラ101にエラー発生情報として送信する。
一方で、S1003において、MFP102の本体情報制御部706が、MFP102でエラーが発生したことを確認できなかった場合は、S1009に移行する。
S1009では、MFP102の本体情報制御部706が、MFP102の印刷処理部708が印刷を終了したことを確認できた場合、そのまま特に処理をすることなく終了する。一方で、MFP102の本体情報制御部706が、MFP102の印刷処理部708が印刷を終了したことが確認できなかった場合、S1003に戻って、MFP102の本体情報制御部706が、MFP102でエラーが発生したかどうかを確認する。
次にS1006において、MFP102で発生したエラーが解除されたことを確認できた場合、MFP102の本体情報制御部706が、MFP102で起きていたエラーが解除されたことを、PDLコントローラ101に送信する。
その後S1007で、MFP102の画面表示制御部707が、PDLコントローラ101からMFP102のPDL制御インターフェース214を介して、PDLコントローラ101のビデオ信号の送信が再開されたという情報を受信する。その情報をMFP102の画面表示制御部707が受信すると、MFP102の画面表示制御部707が、操作パネル108のディスプレイインターフェース217に送信していたMFP102のビデオ信号を、停止させる。その後S1008で、MFP102の印刷処理部708は、印刷を再開する。
一方、S1006で、MFP102の本体情報制御部706が、MFP102のエラーが解除されたことを確認できなかった場合、エラーが解除されたことを確認できるまで、MFP102の本体情報制御部706はエラー発生情報を出し続ける。
S1008でMFP102の印刷処理部708が印刷を再開した後、S1009に移行する。S1009において、MFP102の本体情報制御部706が、MFP102の印刷処理部708が印刷を終了したことを確認できた場合、S1010に移行する。S1010において、MFP102の本体情報制御部706が、印刷が終了したことをMFP102のPDL制御インターフェース214を介して、PDLコントローラ101に印刷終了情報として送信する。
MFP102の本体情報制御部706が、MFP102の印刷処理部708が印刷を終了したことが確認できなかった場合、S1003に戻ってMFP102の本体情報制御部706が、MFP102でエラーが発生したかどうかを確認する。
実施例1ではエラーが発生した場合自動で表示している操作画面が切り替わるように構成したが、表示されている操作画面での操作を優先したい場合、強制的に画面の切り替えを行わずにユーザによる確認を経て操作画面を切り替えるように構成してもよい。この場合、操作画面切替選択画面を表示し、画面を切り替えるか否かユーザに選択させ、画面切替が選択された場合は画面を切り替えるためにビデオ信号の送信もしくは一時停止を行い、画面切替が選択されなかった場合は、ビデオ信号の送信状況を変化させない。
また、MFP102が優先表示設定されている場合には、実施例1で説明した方法においてそれぞれの装置の立場を逆にして画面の切り替えを行うことで、PDLコントローラ101のエラーの詳細な情報を取得することができる。
以上のように、実施例1によれば、エラーが発生した場合、自動でエラーが発生した装置の画面に切り替えることができる。これにより、ユーザはエラーについての詳細な情報を把握しやすくなり、ユーザの利便性を向上することができる。
(実施例2)
実施例1では、MFP102でエラーが発生した場合における操作パネル108の画面切り替え手段について説明した。しかしながら、PDLコントローラ101とMFP102が接続された環境においては、2つの装置を交互に切り替えながら操作する必要がある処理も存在する。例えば、PDLコントローラ101で印刷データの設定を行う際に、その印刷データで使用する用紙の種類の設定を行った場合、その用紙の種類と同じ設定をMFP102でも行う必要がある。そのため、PDLコントローラ101で用紙の種類の設定を行ったあとに、MFP102の画面に切り替えてMFP102でも用紙の種類の設定を行う必要がある。
図7、11、12、13、14を参照して、PDLコントローラ101とMFP102の画面を自動で遷移させながら画面の切り替えを行う方法について説明する。
図11は、用紙設定時におけるPDLコントローラ101の操作画面を示す図である。
図11における各構成、機能は以下の通りである。1101は、印刷データの用紙設定時におけるPDLコントローラ101の操作画面である。1102は、MFP102のどの用紙トレイを使うのかを選択する項目となっている。使用する用紙トレイを選択する際には、選択できる用紙トレイの種類がプルダウンで表示され、その中から実際に使用する用紙トレイを選択する。
1103は、印刷データでどのような用紙の種類を使用して印刷するのかを選択する項目となっている。使用する用紙の種類を選択する際には、使用するMFP102で使用できる用紙の種類がプルダウンで表示され、その中から実際に使用する用紙の種類を選択する。1104は、印刷データで使用する用紙のサイズを選択する項目である。使用する用紙のサイズを選択する際には、様々な紙のサイズがプルダウンで表示され、その中から実際に使用するサイズを選択する。1105は、1102から1104までの各設定が完了した際、その設定を印刷しようとしている印刷データに反映させることを決定するための項目である。1106は、1102から1104までの各設定が完了した際、その設定を印刷しようとしている印刷データに反映させることをやめるための項目である。
図12は、用紙設定時におけるMFP102の操作画面を示す図である。
図12における各構成、機能は以下の通りである。1201は、用紙設定時におけるMFP102の操作画面である。1202は、MFP102が現在表示している画面が、用紙設定を行う画面であることを示している。1203は、MFP102にあるカセット1を示しており、1204は、カセット1に現在設定されている用紙の種類を示す項目である。
カセット1の用紙の種類を変更する場合は、1204の項目を選択すると、カセット1で設定できる用紙の種類がプルダウンで表示され、使用する用紙の種類を選択することでカセット1の設定が変更される。1205は、MFP102にあるカセット2を示しており、1206は、カセット2に現在設定されている用紙の種類を示す項目である。カセット2の用紙の種類を変更する場合は、1206の項目を選択すると、カセット2で設定できる用紙の種類がプルダウンで表示され、使用する用紙の種類を選択することでカセット2の設定が変更される。
1207は、MFP102にあるカセット3を示しており、1208は、カセット3に現在設定されている用紙の種類を示す項目である。カセット3の用紙の種類を変更する場合は、1208の項目を選択すると、カセット1で設定できる用紙の種類がプルダウンで表示され、使用する用紙の種類を選択することでカセット3の設定が変更される。1209は、1204、1206、1208の設定が完了した際、その設定をMFP102に反映させることを決定するための項目である。1210は、1204、1206、1208の設定が完了した際、その設定をMFP102に反映させることをやめるための項目である。
図11、12のように、PDLコントローラ101、MFP102のそれぞれにおいて用紙の情報を保有しておく必要がある設定を行う際には、PDLコントローラ101とMFP102の操作画面を切り替えて、操作を行う必要がある。
図13は、PDLコントローラ101の操作とMFP102の操作を関連付けた情報テーブルを示す図である。
図13において、情報テーブル1301は、PDLコントローラ101の操作とMFP102の操作を関連付けたものである。1302は、操作している装置でどのような操作を行うかを示しており、1303は、1302で操作された設定に関連した操作が操作していない装置で必要である場合に、どのような操作画面を表示するのかを示している。
1302の操作と1303の表示する画面の関連付けは、一方向のものであり、双方向の関連付けではない。図13の例では、PDLコントローラ101の用紙設定を行うと、MFP102の用紙設定を行う操作画面を表示させる必要があるという関連付けを行っている。これらの情報をそれぞれの装置のHDD203、210に保存しておき、操作画面の切り替えを行う際にPDLコントローラ101とMFP102の本体情報制御部702、706がHDD203、210から表示すべき画面の情報を呼び出す。なお、情報テーブルに登録されている関連付けられた動作は用紙設定に限定されず、各装置の操作画面で関連した操作が必要な動作が登録されている。
図14は、用紙設定時における操作パネル108の画面切り替えの処理の流れを示すシーケンス図である。本シーケンス図におけるPDLコントローラ101の動作は、CPU201がHDD203に格納されているプログラムを実行し、起動制御部701、本体情報制御部702、画面表示制御部703、画像処理部704を制御することによって実現される。また、MFP102の動作は、CPU208がHDD210に格納されているプログラムを実行し、起動制御部705、本体情報制御部706、画面表示制御部707、印刷処理部708を制御することによって実現される。
まず、PDLコントローラ101は、電源がオンになると起動制御部701によって起動される。MFP102も同様に、電源がオンになると起動制御部705によって起動される。PDLコントローラ101及びMFP102は、起動するとビデオ信号を操作パネル108に送信する。本実施例では、PDLコントローラ101を主として操作するために、PDLコントローラ101の操作画面を優先的に表示するようにしているので、起動直後に操作パネル108で表示されている操作画面は、PDLコントローラ101の操作画面となる。画面表示制御部703は、操作パネル108においてPDLコントローラ101の操作画面が優先表示されているという情報(優先表示設定情報)を、PDL制御インターフェース205及びPDL制御インターフェース214を介して、MFP102に伝える。優先表示設定情報をMFP102の画面表示制御部707が受け取ると、MFP102の画面表示制御部707がMFP102のディスプレイインターフェース211を介して操作パネル108の画面表示制御部709に送るビデオ信号を一時停止する(不図示)。
S1401において、操作パネル108に表示されているPDLコントローラ101の操作画面1101で、印刷において使用する用紙の設定を変更する。その後S1402において、PDLコントローラ101の本体情報制御部702が、PDLコントローラ101で用紙設定を変更したという情報(操作情報)をMFP102に送信する。その情報は、PDLコントローラ101のPDL制御インターフェース205を介して、PDLコントローラ101からMFP102のPDL制御インターフェース214を通してMFP102の本体情報制御部706に送信される。
MFP102が、PDLコントローラ101で用紙設定を変更したという情報を受信する。S1403において、本体情報制御部706は、HDD210に保存されているPDLコントローラ101の操作とMFP102の操作を関連付けた情報テーブル1301を読み込む。その後、S1404において、MFP102の本体情報制御部706は、操作画面をMFP102で表示すべき画面に遷移させる。その後、MFP102の本体情報制御部706がMFP102の画面遷移を終了したことを確認するとS1405に移行する。S1405で、MFP102の画面表示制御部707が、MFP102のディスプレイインターフェース211を介して、操作パネル108の画面表示制御部709にMFP102のビデオ信号を送信する(ビデオ信号制御)。
次にS1406において、MFP102の本体情報制御部706が、MFP102画面遷移が終了し、MFP102のビデオ信号が復帰したことを、画面遷移完了情報(優先表示情報)としてPDLコントローラ101に送信する。画面遷移完了情報は、MFP102のPDL制御インターフェース214を介して、PDLコントローラ101のPDL制御インターフェース205を通してPDLコントローラ101の画面表示制御部703に送信される。
その後S1407において、PDLコントローラ101の画面表示制御部703が、操作パネル108の画面表示制御部709に送信していたPDLコントローラ101のビデオ信号を一時的に停止する(ビデオ信号制御)。これによって、操作パネル108の画面表示制御部709が受信しているビデオ信号がMFP102のビデオ信号のみとなるので、操作パネル108に表示されている画面はMFP102の操作画面となる。S1408で、画面表示制御部703が、PDLコントローラ101のビデオ信号の送信を一時停止したことを、PDL制御インターフェース205及びPDL制御インターフェース214を介してMFP102の画面表示制御部707に伝える。
S1409においてMFP102の本体情報制御部706が、MFP102での用紙設定の操作が終了したことを確認すると、S1410に移行する。S1410では、MFP102の本体情報制御部706が、MFP102の用紙設定をMFP102のHDD210に保存し、MFP102での用紙設定の操作が終了したことを、操作終了情報(優先表示解除情報)としてPDLコントローラ101に送信する。操作終了情報は、MFP102のPDL制御インターフェース214及びPDLコントローラ101のPDL制御インターフェース205を介して、PDLコントローラ101の画面表示制御部703に送信される。
操作終了情報をPDLコントローラ101の画面表示制御部703が受信すると、S1411において画面表示制御部703は、操作パネル108の画面表示制御部709へのPDLコントローラ101のビデオ信号の送信を再開する。これにより、操作パネル108の画面表示制御部709は、PDLコントローラ101のビデオ信号とMFP102のビデオ信号を受信していることとなる。本実施例では、PDLコントローラ101の操作画面を優先的に表示するようにしているので、操作パネル108で表示されている操作画面は、PDLコントローラ101の操作画面となる。
その後S1412で、画面表示制御部703が、PDLコントローラ101のビデオ信号の送信を再開したことを優先表示設定情報と共に、MFP102の画面表示制御部707に伝える。
そしてS1413で、MFP102の画面表示制御部707が、MFP102のディスプレイインターフェース211を介して操作パネル108のディスプレイインターフェース217に送信していたMFP102のビデオ信号を停止させる。これによって、操作パネル108の画面表示制御部709は、現在受信しているPDLコントローラ101のビデオ信号を表示させるので、PDLコントローラ101の画面が表示される。
次に図15、図16を参照して、図14におけるPDLコントローラ101とMFP102の個別の処理について説明する。
図15は、用紙設定時のPDLコントローラ101の処理の流れを示すフローチャートである。
本フローチャートは、HDD203の格納されているプログラムに従って、起動制御部701、本体情報制御部702、画面表示制御部703、画像処理部704をCPU201が実行することによって実現される。
図15において、まずS1501でPDLコントローラ101の画像処理部704が、印刷データの用紙設定を変更する。次にS1502で、PDLコントローラ101の本体情報制御部702が、PDLコントローラ101のPDL制御インターフェース205を介して、MFP102に、PDLコントローラ101での用紙設定を変更したという情報を送信する。
その後S1503で、MFP102からMFP102の画面遷移が終了し、MFP102のビデオ信号が復帰したという情報を、画面表示制御部703が受信した場合は、S1504に移行する。S1504において、PDLコントローラ101の画面表示制御部703が、操作パネル108の画面表示制御部709に送信していたPDLコントローラ101のビデオ信号を一時的に停止する。
一方でS1503において、PDLコントローラ101の画面表示制御部が、MFP102から画面遷移が終了し、MFP102のビデオ信号が復帰したという情報を受信しなかった場合は、その情報を受信するまで待ち続ける。
その後S1505で、PDLコントローラ101の画面表示制御部703が、MFP102での用紙設定の操作が終了したことをMFP102からPDLコントローラ101のPDL制御インターフェース205を通して受信した場合は、S1506に移行する。S1506において、PDLコントローラ101の画面表示制御部703は、一時的に停止していた操作パネル108へのPDLコントローラ101のビデオ信号の送信を再開する。
一方でS1505において、PDLコントローラ101の画面表示制御部703が、MFP102の用紙設定の操作が終了したことを受信しない間は、PDLコントローラ101のビデオ信号は停止したままにする。
図16は、用紙設定時のMFP102の処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートは、MFP102のHDD210の格納されているプログラムに従ってMFP102の起動制御部705、本体情報制御部706、画面表示制御部707、印刷処理部708をCPU208が実行することによって実現される。
図16において、まずS1601で、MFP102の本体情報制御部706が、PDLコントローラ101から、PDLコントローラ101において用紙設定が変更されたという情報を、MFP102のPDL制御インターフェース214を介して受信する。その後S1602において、MFP102の本体情報制御部706が、MFP102のHDD210に保存されているPDLコントローラ101の操作とMFP102の操作を関連付けた情報テーブル1301を読み込む。
S1603において、読み込んだ情報を基にして、MFP102の画面を遷移する必要があるかどうかを判断する。
MFP102の本体情報制御部706が、画面を遷移させる必要があると判断した場合、S1604に移行する。S1604において、MFP102の本体情報制御部706が、MFP102のHDD210に保存されているPDLコントローラ101の操作とMFP102の操作を関連付けた情報テーブル1301を基にして、MFP102の操作画面の遷移を行う。MFP102の本体情報制御部706が、MFP102の操作画面の遷移を終了したことを確認すると、S1605に移行する。
一方、S1603でMFP102の本体情報制御部706が、MFP102の操作画面を遷移させる必要がないと判断した場合、現在の操作画面を表示させるために、画面は遷移させずS1605に移行する。
S1605において、MFP102の画面表示制御部707が、MFP102の画面を表示させるためのビデオ信号を、MFP102のディスプレイインターフェース211を介して、操作パネル108の画面表示制御部709に送信する。
次に、S1606において、MFP102の本体情報制御部706が、画面遷移完了通知を、PDL制御インターフェース214及びPDL制御インターフェース205を介してPDLコントローラ101の画面表示制御部703に送信する。
次にS1607において、MFP102の本体情報制御部706が、MFP102の用紙設定の変更が終了したことを確認できた場合、S1608に移行する。一方で、S1607において、MFP102の本体情報制御部706がMFP102の用紙設定の変更が終了したことを確認できなかった場合、用紙設定の変更が終了したことをMFP102の本体情報制御部706が確認できるまで待ち続ける。
S1608において、MFP102の用紙設定の変更が終了したことを、操作終了通知として、MFP102のPDL制御インターフェース214を介して、PDLコントローラ101に送信する。その後、MFP102の画面表示制御部707は、PDLコントローラ101からMFP102のPDL制御インターフェース214を介してMFP102の画面表示制御部707に対して、PDLコントローラ101のビデオ信号が再開されたことを受信する。そしてS1609で、MFP102の画面表示制御部707が、MFP102のディスプレイインターフェース211を介して操作パネル108の画面表示制御部709に送信していたMFP102のビデオ信号を停止させる。
実施例2では、用紙設定がされた場合自動で表示している操作画面が切り替わるように構成したが、表示されている操作画面での操作を優先したい場合、強制的に画面の切り替えを行わずにユーザによる確認を経て操作画面を切り替えるように構成してもよい。この場合、操作画面切替選択画面を表示し、画面を切り替えるか否かユーザに選択させ、画面切替が選択された場合は画面を切り替えるためにビデオ信号の送信もしくは一時停止を行い、画面切替が選択されなかった場合は、ビデオ信号の送信状況を変化させない。
また、MFP102が優先表示設定されている場合に、実施例2で説明した方法においてそれぞれの装置の立場を逆にして画面の切り替えを行うことで、MFP102で用紙設定がされた場合にPDLコントローラ101でも用紙設定をすることができる。
実施例2によれば、2つの装置を交互に切り替えながら操作する必要がある場合も、自動で画面に表示される装置を切り替え、操作することができる。これにより、ユーザの利便性を向上することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
101 PDLコントロ−ラ
102 MFP
108 操作パネル

Claims (12)

  1. 互いに接続された画面表示装置と第1の外部装置と前記画面表示装置において優先表示設定されている第2の外部装置とを備える印刷システムであって、
    前記第1の外部装置は、
    前記画面表示装置に対する第1のビデオ信号の送信を制御する第1の制御手段と、
    前記第2の外部装置に情報を送信する第1の送信手段とを備え、
    前記第1の送信手段は、前記第1の制御手段が前記第1のビデオ信号を送信した場合、前記第2の外部装置に優先表示情報を送信し、
    前記第2の外部装置は、
    前記画面表示装置に対する第2のビデオ信号の送信を制御する第2の制御手段と、
    前記第1の外部装置から情報を受信する第2の受信手段とを備え、
    前記第2の制御手段は、前記第2の受信手段が優先表示情報を受信した場合、送信されている前記第2のビデオ信号を停止する
    ことを特徴とする印刷システム。
  2. 前記第1の送信手段は、送信している前記第1のビデオ信号を停止してよい場合、前記第2の外部装置に優先表示解除情報を送信し、
    前記第2の制御手段は、前記第2の受信手段が優先表示解除情報を受信した場合、前記第2のビデオ信号を送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  3. 前記第1の外部装置は、前記第2の外部装置から情報を受信する第1の受信手段をさらに備え、
    前記第2の外部装置は、前記第1の外部装置に情報を送信する第2の送信手段をさらに備え、
    前記第2の制御手段が、前記第2のビデオ信号を送信した場合、前記第2の送信手段は、前記画面表示装置において前記優先表示設定されていることを示す優先表示設定情報を前記第1の外部装置に送信し、前記第1の受信手段は、前記優先表示設定情報を受信し、前記第1の制御手段は、前記第1のビデオ信号を停止する
    ことを特徴とする請求項1乃至2のいずれか1項に記載の印刷システム。
  4. 前記第1の外部装置でエラーが発生した場合、
    前記第1の制御手段は、前記第1のビデオ信号を送信し、
    前記第1の送信手段は、前記優先表示情報としてエラー発生情報を前記第2の外部装置に送信し、
    前記第2の受信手段は前記エラー発生情報を受信し、
    前記第2の制御手段は、送信されている前記第2のビデオ信号を停止させ、
    前記第1の外部装置で前記エラーが解除されたことが確認された場合、前記第1の送信手段は、前記優先表示解除情報としてエラー解除情報を前記第2の外部装置に送信し、前記第2の受信手段は前記エラー解除情報を受信し、前記第2の制御手段は、前記第2のビデオ信号を送信する
    ことを特徴とする請求項2乃至3のいずれか1項に記載の印刷システム。
  5. 前記第2の外部装置における操作に基づき前記第1の外部装置で操作を行う場合、
    前記第2の送信手段は、前記操作が行われたことを示す操作情報を前記第2の外部装置に送信し、
    前記第1の受信手段は、前記操作情報を受信し、
    前記第1の制御手段は、前記第1のビデオ信号を送信し、
    前記第1の送信手段は、前記優先表示情報として画面遷移完了情報を前記第2の外部装置に送信し、
    前記第2の受信手段は前記画面遷移完了情報を受信し、
    前記第2の制御手段は、前記第2のビデオ信号を停止させ、
    前記第1の外部装置で操作が終了したことが確認された場合、前記第1の送信手段は、前記優先表示解除情報として操作終了情報を前記第2の外部装置に送信し、前記第2の受信手段は、前記操作終了情報を受信し、前記第2の制御手段は、前記第2のビデオ信号を送信する
    ことを特徴とする請求項2乃至3のいずれか1項に記載の印刷システム。
  6. 前記第1の外部装置及び前記第2の外部装置には、操作している外部装置でなされた操作と、画面表示装置で表示すべき操作していない外部装置の操作画面が、関連付けて登録されている、
    ことを特徴とする請求項5に記載の印刷システム。
  7. 前記第2の外部装置は、
    前記優先表示情報もしくは前記優先表示解除情報を受信した場合、操作画面切替選択画面を表示する画面切替選択手段をさらに備え、
    前記第2の制御手段は、操作画面切替選択画面において、操作画面切替が選択された場合にのみ前記第2のビデオ信号の停止もしくは送信を行う
    ことを特徴とする請求項2ないし6のいずれか1項に記載の印刷システム。
  8. 前記第1の外部装置が画像処理装置であり、前記第2の外部装置が印刷装置であること、または、前記第1の外部装置が印刷装置であり、前記第2の外部装置が画像処理装置であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の印刷システム。
  9. 画面表示装置及び印刷装置と接続された画像処理装置であって、
    前記画面表示装置に対するビデオ信号の送信を制御する制御手段と、
    印刷装置に情報を送信する送信手段と、
    印刷装置から情報を受信する受信手段とを備え、
    前記制御手段は、前記受信手段が優先表示情報を受信した場合、送信されている前記ビデオ信号を停止し、
    前記送信手段は、前記制御手段がビデオ信号を送信した場合、前記印刷装置に優先表示情報を送信する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  10. 画面表示装置及び画像処理装置と接続された印刷装置であって、
    前記画面表示装置に対するビデオ信号の送信を制御する制御手段と、
    画像処理装置に情報を送信する送信手段と、
    画像処理装置から情報を受信する受信手段とを備え、
    前記制御手段は、前記受信手段が優先表示情報を受信した場合、送信されている前記ビデオ信号を停止し、
    前記送信手段は、前記制御手段がビデオ信号を送信した場合、前記画像処理装置に優先表示情報を送信する
    ことを特徴とする印刷装置。
  11. 互いに接続された画面表示装置と第1の外部装置と前記画面表示装置において優先表示設定されている第2の外部装置を備える印刷システムにおける制御方法であって、
    前記第1の外部装置は、
    前記画面表示装置に対する第1のビデオ信号の送信を制御する第1のビデオ信号制御工程と、
    前記第2の外部装置に情報を送信する第1の送信工程とを備え、
    前記第1の送信工程では、前記第1のビデオ信号制御工程で前記第1のビデオ信号を送信した場合、前記第2の外部装置に優先表示情報を送信し、
    前記第2の外部装置は、
    前記画面表示装置に対する第2のビデオ信号の送信を制御する第2のビデオ信号制御工程と、
    前記第1の外部装置から情報を受信する第2の受信工程とを備え、
    前記第2のビデオ信号制御工程では、前記第2の受信工程で優先表示情報を受信した場合、送信されている前記第2のビデオ信号を停止する
    ことを特徴とする制御方法。
  12. 請求項11に記載の操作画面切替方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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