JP2016207620A - リチウムイオン二次電池及びその製造方法と製造装置 - Google Patents

リチウムイオン二次電池及びその製造方法と製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016207620A
JP2016207620A JP2015091845A JP2015091845A JP2016207620A JP 2016207620 A JP2016207620 A JP 2016207620A JP 2015091845 A JP2015091845 A JP 2015091845A JP 2015091845 A JP2015091845 A JP 2015091845A JP 2016207620 A JP2016207620 A JP 2016207620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
positive electrode
negative electrode
secondary battery
lithium ion
ion secondary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015091845A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6510304B2 (ja
Inventor
高原 洋一
Yoichi Takahara
洋一 高原
正志 西亀
Masashi Nishikame
正志 西亀
千恵美 窪田
Chiemi Kubota
千恵美 窪田
恭一 森
Kyoichi Mori
恭一 森
正興 松岡
Masaoki Matsuoka
正興 松岡
栄作 二ノ宮
Eisaku Ninomiya
栄作 二ノ宮
藤井 武
Takeshi Fujii
武 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi High Tech Fine Systems Corp
Original Assignee
Hitachi High Tech Fine Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi High Tech Fine Systems Corp filed Critical Hitachi High Tech Fine Systems Corp
Priority to JP2015091845A priority Critical patent/JP6510304B2/ja
Publication of JP2016207620A publication Critical patent/JP2016207620A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6510304B2 publication Critical patent/JP6510304B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Secondary Cells (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Abstract

【課題】リチウムイオン二次電池において、電極の切断面での短絡不良の発生を抑えるようにする。【解決手段】リチウムイオン二次電池を、正極電極板の両面に正極材料と第1の絶縁材料が塗布された後に所定の幅寸法に切断されて形成された正極電極シートと、負極電極板の両面に負極材料と第2の絶縁材料とが塗布されたのちに所定の幅寸法に切断されて形成された負極電極シートと、正極電極シートまたは負極電極シートに形成されて電極端子と接続する導体部分と、正極電極シートまたは負極電極シートの切断された面と導体部分との間の短絡を防止する絶縁体とを備えて構成し、絶縁体は、導体部分と正極電極シートまたは負極電極シートの切断された面との間に挿入されているようにした。【選択図】 図3

Description

本発明は、リチウムイオン二次電池及びその製造方法と製造装置に関し、特に正極、負極及び、正極と負極を電気的に分離するセパレータとを備えるリチウムイオン二次電池及びその製造方法と製造装置に関する。
携帯電子機器の発達に伴い、これらの携帯電子機器の電力供給源として、繰り返し充電が可能な小型二次電池が使用されている。中でも、エネルギー密度が高く、ライフサイクルが長いとともに、自己放電性が低く、かつ、作動電圧が高いリチウムイオン二次電池が注目されている。リチウムイオン二次電池は、上述した利点を有するため、デジタルカメラ、ノート型パーソナルコンピュータ、携帯電話機などの携帯電子機器に多用されている。
さらに、近年では、電気自動車用電池や電力貯蔵用電池として、高容量、高出力、かつ、高エネルギー密度を実現できる大型のリチウムイオン二次電池の研究開発が進められている。特に、自動車産業においては、環境問題に対応するため、動力源としてモータを使用する電気自動車や、動力源としてエンジン(内燃機関)とモータとの両方を使用するハイブリッド車の開発が進められている。このような電気自動車やハイブリッド車の電源としてもリチウムイオン二次電池が注目されている。ただし、リチウムイオン二次電池は、作動電圧が高く、エネルギー密度が高いがゆえに、内部短絡や外部短絡などによる異常発熱に対する十分な対策が必要とされている。
リチウムイオン二次電池は、図9にその動作原理を示すように、非水電解質二次電池の一種で、電解質中のリチウムイオンが電気伝導を担う二次電池である。正極材料(活物質)にはリチウム金属酸化物を用い、負極材料(活物質)にはグラファイトなどの炭素材を用い、電解質には炭酸エチレンなどの有機溶剤とヘキサフルオロリン酸リチウム(LiPF6)といったリチウム塩を用いるのが主流となっている。電池内では充電時にリチウムイオンは正極から出て負極に入り、放電時には逆にリチウムイオンは負極から出て正極に入る。
リチウムイオン二次電池の構造は、例えば、正極材料を塗布した正極板と、負極材料を塗布した負極板と、正極板と負極板の接触を防止するポリマフィルムなどのセパレータとを捲回した電極捲回体を備えている。そして、リチウムイオン二次電池では、この電極捲回体が外装缶に挿入されるとともに、外装缶内に電解液が注入されている。つまり、リチウムイオン二次電池では、金属箔に正極材料を塗布した正極板と、金属箔に負極材料を塗布した負極板とが帯状に形成され、帯状に形成された正極板と負極板が直接接触しないように、セパレータを介して断面渦巻状に捲回されて電極捲回体が形成される。
特開2003−45491号公報(特許文献1)は、正極シート状物の両面に正極電極物質含有溶液と、電解、絶縁物質含有溶液とを、溶液吐出用スリットを有するダイコータを使用して塗布して、加熱工程を経て正極電極シート状物を形成し、同様に、負極シート状物の両面に負極電極物質含有溶液と、電解、絶縁物質含有溶液とを、ダイコータを使用して塗布し、加熱工程を経て負極電極シート状物を形成し、両電極シート状物を積層して電極捲回体を形成する二次電池製造方法および二次電池製造装置を開示している。
特開2014−49184号公報(特許文献2)には、リチウムイオン二次電池の製造工程が記載されており、フィルム状の正電極シート及び負電極シートから、電池セルに必要な大きさの正極及び負極を切り出して、セパレータを挟んで重ねて巻き合わせ、この巻き合わせた電極対の群を組み立てて溶接することが記載されている。
また、特開2011−139006号公報(特許文献3)には、リチウムイオン二次電池の製造方法において、正極活物質合剤が塗布されたアルミニウム箔を切断装置で切断して幅方向に4枚分の正極板に分離することが記載されている。
特開2003−45491号公報 特開2014−49184号公報 特開2011−139006号公報
リチウムイオン二次電池の電極材料の塗布工程において、特許文献1のように電極基板の面に正極や負極の電極材料を塗布した上にセパレータとなる絶縁材料を塗布することで、生産効率の向上、製造装置のコンパクト化を可能とすることができる。
一般的なリチウムイオン二次電池の製造工程では、電池のコストをさらに低減するために、例えば、特許文献3に記載されているように、電極基板の面に正極や負極の電極材料を塗布する工程においては幅の広い電極基板を用い、塗布工程終了後に電極基板を幅方向に分割(切断)することで1回の塗布で2倍乃至4倍の電極が取得できる方法で製造されている。
しかしながら、電極材料上に絶縁材料が塗布された電極を切断した場合、切断面には絶縁材料が被覆されないため、捲回または積層後の電極材料未塗布部分に電極端子(タブ)を溶接して取り付ける工程で、タブを接続する電極材料が未塗布の部分と、対向する電極の切断面が接触することによる短絡不良が発生しやすくなる。
また、切断面と反対側の面においても、絶縁膜の塗布の仕方が十分でないと、絶縁不良を起こす原因となる可能性があった。
このように、タブを接続する絶縁膜が未塗布である部分と、対向する電極の切断面が接触することによる短絡不良が発生しやすいこと、また、切断面と反対側の面においても、絶縁膜の塗布の仕方が十分でないと、絶縁不良を起こす原因となる可能性があること、及びその対策について、特許文献1乃至3の何れにも記載されていない。
そこで、本発明は、電極の切断面での短絡不良の発生を抑えるようにしたチウムイオン二次電池及びその製造方法と製造装置を提供する。
上記した課題を解決するために、本発明では、リチウムイオン二次電池を、正極電極板の両面に正極材料と正極材料の外側に、第1の絶縁材料が塗布された後に所定の幅寸法に切断されて形成された正極電極シートと、負極電極板の両面に負極材料と第2の絶縁材料とが塗布されたのちに所定の幅寸法に切断されて形成された負極電極シートと、前記第1の絶縁材料は、前記正極電極シートの電極端子と接続する導体部分と、前記負極電極シートの切断された面との間の短絡を防止する絶縁体である。
また、上記課題を解決するために、本発明では、リチウムイオン二次電池の製造方法において、フィルム状の正極電極板を連続的に送り出しながらフィルム状の正極電極板の一方の面に正極材料と第1の絶縁材料とを塗布して炉中で乾燥させることをフィルム状の正極電極板の両面に対して行って正極電極シートを形成し、フィルム状の負極電極板を連続的に送り出しながらフィルム状の負極電極板の一方の面に負極材料と第2の絶縁材料とを塗布して炉中で乾燥させることをフィルム状の負極電極板の両面に対して行って負極電極シートを形成し、正極電極シートと負極電極シートとを重ね合せて捲回させて電極捲回体を形成した。
さらに、上記した課題を解決するために、本発明では、リチウムイオン二次電池の製造装置を、フィルム状の正極電極板を連続的に搬送する第1の搬送部と、第1の搬送部により連続的に搬送されたフィルム状の正極電極板に正極材料と第1の絶縁材料とを塗布する第1の塗布部と、この第1の塗布部でフィルム状の正極電極板に塗布された正極材料と第1の絶縁材料とを乾燥させる第1の乾燥炉部とを備えた正極塗布装置と、フィルム状の負極電極板を連続的に搬送する第2の搬送部と、第2の搬送部により連続的に搬送されたフィルム状の負極電極板に負極材料と第2の絶縁材料とを塗布する第2の塗布部と、第2の塗布部でフィルム状の負極電極板に塗布された負極材料と第2の絶縁材料とを乾燥させる第2の乾燥炉部とを備えた負極塗布装置とを備えて構成した。
本発明によれば、キャリア材の面に電極材料と絶縁材料とを重ねて塗布して同時に乾燥させる電極シートの製造方法を採用する場合に、電極材料層の外周部分の絶縁層の被覆率が向上するため、タブ接続工程での短絡不良の危険性が低くなる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施例に基づくリチウムイオン二次電池の製造工程を示すフロー図である。 本発明の比較例としてリチウムイオン二次電池の断面を示す図である。 本発明の実施例によるリチウムイオン二次電池の概略の構成を示す断面図である。 本発明の実施例1におけるリチウムイオン二次電池の正極の製造装置の概略の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1におけるリチウムイオン二次電池の負極の製造装置の概略の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1及び2に係る電極材料と絶縁材料を塗布するコータの斜視図である。 本発明の実施例1により作成した正極電極シートの平面図と側面図である。 本発明の実施例1により作成した負極電極シートの平面図と側面図である。 リチウムイオン二次電池の動作原理を説明する図である。 実施例1における電圧低下率を説明する図である。 実施例2におけるリチウムイオン二次電池の正極の製造装置の構成図である。 本発明による塗布乾燥後の正極電極シートの平面図と側面図の模式図である。 実施例2におけるリチウムイオン二次電池の負極の製造装置の構成図である。 本発明による塗布乾燥後の負極電極シートの平面図と側面図の模式図である。
以下、実施例を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るリチウムイオン二次電池が製造されるまでの具体的な工程を模式的に示すフロー図である。図1に示すように、リチウムイオン二次電池の製造工程は、正極電極シート製造工程S110と負極電極シート製造工程S120と電池セルの組立工程S130と電池モジュールの組立工程S140とを含んでいる。
正極電極シート製造工程S110では、まず、正極材料の原料となる各種材料を混練および調合してスラリー材料(正極材料)を作成する(S111)。そして、フィルム状の金属箔にこのスラリー材料を塗布、乾燥し(S112)、その後、スラリー材料が塗布された金属箔に圧縮や切断といった加工を行い(S113)、フィルム状の正極電極シートを製造する。
一方、負極電極シート製造工程(S120)では、正極電極シート製造工程とは使用される原料となる各種材料は異なるが、負極電極シートが製造されるまでの手順は同じである。まず、負極材料の原料となる各種材料を混練および調合してスラリー材料(負極材料)を作成し(混練・調合)(S121)、フィルム状の金属箔にこのスラリー材料を塗布、乾燥し(S112)、その後、スラリー材料が塗布された金属箔の圧縮や切断といった加工を行い(加工)(S123)、フィルム状の負極電極シートを製造する。
その後、電極セル組立工程(S130)では、捲回と呼ばれる工程(S131)で、上記のフィルム状の正極電極シートおよび負極電極シートから、電池セルに必要な大きさ(幅)の正極電極シートおよび負極電極シートをフィルム状の長手方向に沿って切り出す(S110又はS120でスラリー材料が塗布されたフィルム状の正極電極シートおよび負極電極シートの幅を2分割する)とともに、これら正極電極シートと負極電極シートを電気的に分離するためのポリマフィルムなどの絶縁性材料で形成されたフィルム状のセパレータ材料から電池セルに必要な大きさのセパレータを切り出し、正極電極シートおよび負極電極シートで、切り出したセパレータを挟んで重ねて捲き合わせる(捲回)。
そして、捲き合わせた正極電極シート、負極電極シートおよびセパレータの電極対の群を組み立ててタブと呼ばれる電極端子を溶接する(S132)。その後、溶接したこれら電極群を電池缶内に配置し電解液を注入(注液)し(S133)、電池缶を完全に密閉し(封口)(S134)、電池セル11を作成する。
電池セル検査工程(S135)は、セル組立工程にて作成されたリチウムイオン二次電池のセルを繰り返し充放電し(S1351)、この電池セルの性能および信頼性に関する検査(例えば、電池セルの容量や電圧、充電または放電時の電流や電圧等の検査)を行う(単電池検査)(S1352)。これにより、電池セル11が完成し、電池セル組立工程S130が終了する。
次に、モジュール組立工程(S140)では、電池セル11を複数個直列に組み合わせて電池モジュールを構成し、さらに、充/放電制御用コントローラを接続して電池モジュール(電池システム)12を構成する(モジュール組立)(S141)。その後、モジュール検査工程(S142)において、モジュール組立工程において組み立てられた電池モジュール12の性能及び信頼性に関する検査(例えば、電池モジュールの容量や電圧、充電または放電時の電流や電圧等の検査)を行う(モジュール検査)。
上記した工程において、本発明では、フィルム状の金属箔にこのスラリー材料を塗布、乾燥する工程(S112)において、正極電極シート上に塗布された正極材料の外側に第1の絶縁層を形成し、対向する負極電極層の上に第2の絶縁層を配置することを特徴とするリチウムイオン二次電池とした。
本発明は、前記正極電極シート製造工程(S110)における塗布工程(S112)において正極材料を塗布した周辺に絶縁材料を塗布して、前記負極電極シート塗布工程(S120)における塗布工程(S122)において負極材料と負極材料の上に、絶縁材料を塗布して、絶縁不良による短絡の発生を防止した製造方法及び製造装置と、それにより製造した電池である。
正極電極シート製造工程(S110)、及び、前記負極電極シート製造工程(S120)における塗布工程(S112とS122)において、スラリー状の電極材料と絶縁材料を塗布した後、乾燥炉DRYによる加熱・乾燥工程を経て、両方の塗膜層を同時に乾燥させることが出来て効率がよい。
しかしながら、乾燥後の正極及び負極の電極シートを切断し、捲回(S131)または積層した後のタブを接続する溶接・組立工程(S132)では、図2に比較例として示す正極電極基板33の両面に正極層34を形成して構成した正極電極シートと負極電極基板31の両面に負極層32とセパレータ層35を形成して構成した負極電極シートを重ね合せた状態の断面図に示すように、タブ39を接続するために正極電極基板33の未塗布部分であるタブ接続部36を曲げる構造となり、負極電極基板31の切断面38とタブ接続部36が接触する場合がある。この接触により短絡不良が発生する。
特許文献2には、図1で説明した本発明の実施形態に係るリチウムイオン二次電池が製造されるまでの工程と類似した工程が記載されているが、塗布工程において正極材料を塗布した周辺に絶縁材料を塗布して絶縁不良による短絡の発生を防止することについて、および、図2の断面図に示したような、タブ39を接続するために正極電極基板33の未塗布部分であるタブ接続部36を曲げる構造において、負極電極基板31の切断面38とタブ接続部36が接触して短絡不良が発生することを防止することの何れについても記載されていない。
図3に本実施形態による正極電極基板43の両面に正極層44と絶縁層47を形成して構成した正極電極シートと負極電極基板41の両面に負極層42とセパレータ層45を形成して構成した負極電極シートを重ね合せた状態のリチウムイオン二次電池40の部分断面図を示す。前述した正極電極基板43の未塗布部分であるタブ接続部46の片面または両面に第1の絶縁層47を配置することで、正極電極基板43を折り曲げてタブ接続部46を形成するときに負極電極基板41の切断面48とタブ接続部46が接触してしまうような場合でも、第1の絶縁層47があることで短絡を防止できる。
次に、本発明のリチウムイオン二次電池の製造方法と製造装置について実施例で説明する。
本実施例におけるS110に対応するリチウムイオン二次電池の正極の製造方法を図4を用いて説明する。
正極電極基板43に相当する正極電極板510は、電極基板送り出しロール501から連続的に送り出され、ローラ502に対向するコータ521から供給される混練・調合工程(S111)において混練・調合されたスラリー材料である正極材料522と第1の絶縁材料523が塗布される(S112)。
図6に本実施例に係るコータ700を示す。正極材料522はスリット701から吐出され、第1の絶縁材料523がスリット702とスリット703から吐出される。また、スリット701とスリット702及びスリット701とスリット703の間には幅2mmのシム板704を配置しており、正極材料522と第1の絶縁材料523が混ざらないようにしている。シム板704の幅は塗布速度や塗布スラリーの組成によって適宜調節できる。
図6に示したようなコータ700を用いることにより、正極電極板510上に、正極材料522と、正極材料522の両側に第1の絶縁材料523が同時に塗布される。
次いで、加工工程(S113)において、乾燥炉530を通過することで乾燥され、ローラ503を経由して電極基板巻き取りロール504に巻き取られ、正極電極板510の片面が製造される。本正極電極板510の裏面にも同様の方法で正極材料522と第一の絶縁材料523を塗布することで正極電極シートが製造される。
正極材料522はニッケル・コバルト・マンガン酸リチウムからなる活物質と導電助剤としてのカーボンを混合し、ポリフッ化ビニリデンからなる結着剤(バインダ)をNメチルピロリドン(NMP)に溶解させた溶液に混練したスラリーを用いた。第1の絶縁材料523はシリカ(SiO2)の粉体をポリフッ化ビニリデンからなる結着剤(バインダ)をNメチルピロリドン(NMP)に溶解させた溶液に混練したスラリーを用いた。
図7に本実施例による正極電極シート800の平面図と側面図を模式図で示す。正極電極板801(図3の43)上に形成する正極層802(図3の44)と第1の絶縁層803の間隔を開けることでタブ接続部形成工程で正極電極板801(43)を曲げてタブ接続部46を形成する時の負荷を少なくし、切断不良の発生を防止できる。
次いで、本実施例におけるS120に対応するリチウムイオン二次電池の負極の製造方法を図5を用いて説明する
負極電極基板41に相当する負極板610は、電極基板送り出しロール601から連続的に送り出され、ローラ602に対向するコータ621から供給される混練・調合工程(S121)において混練・調合されたスラリー材料である負極材料622が塗布される(S122)。次いで第2の絶縁材料624が図5のローラ603に対向するコータ623から供給される。
次いで、加工工程(S123)において、乾燥炉630を通過することで乾燥され、ローラ604を経由して電極基板巻き取りロール605に巻き取られ、負極電極板610の片面が製造される。本負極電極板610の裏面にも同様の方法で負極材料622と第二の絶縁材料624を塗布することで負極電極シートが製造される。
負極材料622は炭素材料(カーボン材料)からなる負極活物質と、ポリフッ化ビニリデンからなる結着財(バインダ)をNメチルピロリドン(NMP)に溶解させた溶液に混練したスラリーを用いた。第2の絶縁材料IF2:624はシリカ(SiO2)の粉体をポリフッ化ビニリデンからなる結着財(バインダ)をNメチルピロリドン(NMP)に溶解させた溶液に混練したスラリーを用いた。
図8に本実施例による負極電極シート900の平面図と側面図を模式図で示す。負極電極板901(図3の41)上に負極層902(図3の42)が形成され、その上に第2の絶縁層903が負極層902と同じ幅で形成されている。絶縁層903は負極層902より広くすることもできる。
次いで、電池セル組立工程(S130)において、S110で形成した正極電極シート800及びS120で形成した負極電極シート900を、切断機を用いて、図7及び図8に点線で示した切断位置810および910で切断する。次に、加圧機でプレスを行って高さ(厚さ)を揃えた後に、捲回工程において、電極シート800と900とをローラで挟み込んで積層して、積層シートを巻き取りロールで捲き合わせる。
次に溶接・組立工程(S132)において、正電極基板801(図3の43)の絶縁層47の上で折り曲げてタブ接続部46にタブ49を溶接して、断面の一部を図3に示したような電極群を作製した。作製した電極群を容器であるラミネートパックに封入し容器内に電解液を注入(S133)した後に封止し(S134)、ラミネートセルを作製した。
比較として、図4で示す塗布工程で第一の絶縁材料523(図7の第1の絶縁層803)を塗布せずに作製した正極電極シートを用いて同様にラミネートセルを作製した。
作製したラミネートセルの充放電を数回実施し、充電状態で数日間放置して電圧低下率を測定する検査を行った。その結果を図10に示す。図10より、比較例のリチウムイオン二次電池では電圧低下が発生しており、短絡不良であることがわかるが、本発明のリチウムイオン二次電池では電圧低下は発生していないことがわかる。
本実施例によれば、タブ接続工程での短絡不良発生の可能性を低減する事ができた。
本実施例におけるS110に対応するリチウムイオン二次電池の正極の製造方法を図11を用いて説明する。
正極電極基板43に相当する正極板1310は、電極基板送り出しロール1301から連続的に送り出され、ローラ1302に対向するコータ1321から供給される混練・調合工程(S111)において混練・調合されたスラリー材料である正極材料1322が塗布される(S112)。次いで第2の絶縁材料1324が図11のローラ1303に対向するコータ1323から供給される。コータ1323の塗布幅は、後述する対向する負極電極の塗布幅より広くし、負極電極の切断面より外側に配置するようにしている。
次いで、加工工程(S113)において、乾燥炉1330を通過することで乾燥され、ローラ1304を経由して電極基板巻き取りロール1305に巻き取られ、正極電極板1310の片面が製造される。本正極電極板1310の裏面にも同様の方法で正極材料1322と第二の絶縁材料1324を塗布することで正極電極シート1400が製造される。
正極材料1322はニッケル・コバルト・マンガン酸リチウムからなる活物質と導電助剤としてのカーボンを混合し、ポリフッ化ビニリデンからなる結着財(バインダ)をNメチルピロリドン(NMP)に溶解させた溶液に混練したスラリーを用いた。第2の絶縁材料1324はシリカ(SiO2)の粉体をポリフッ化ビニリデンからなる結着財(バインダ)をNメチルピロリドン(NMP)に溶解させた溶液に混練したスラリーを用いた。
図12に本実施例による正極電極シート1400の平面図と側面図を模式的に示す。正極電極板1401の両面に正極層1402が形成され、この正極層1402を覆うようにして第2の絶縁層1403が形成されている。
次いで、本実施例におけるS120に対応するリチウムイオン二次電池の負極の製造方法を図13を用いて説明する
負極電極基板41に相当する負極板1510は、電極基板送り出しロール1501から送り出され、ローラ1502に対向するコータ1521から供給される混練・調合工程(S121)において混練・調合されたスラリー材料である負極材料1522と第1の絶縁材料1523が塗布される(S122)。本実施例で用いる負極材料1522と第1の絶縁材料1523とを塗布するためのコータ1521は、実施例1において図6で説明したコータ700と同じものを用いる。
負極材料1522はスリット701から吐出され、第1の絶縁材料1523がスリット702とスリット703から吐出される。また、スリット701とスリット702及びスリット701とスリット703の間には幅2mmのシム板704を配置しており、負極材料1522と第1の絶縁材料1523が混ざらないようにしている。シム板704の幅は塗布速度や塗布スラリーの組成によって適宜調節できる。また、負極層1602と絶縁層1603の間隔を開けることでタブ接続部形成工程で負極電極板を曲げてタブ接続部を形成する時の負荷を少なくし、切断不良を防止できる。
次いで、加工工程(S123)において、乾燥炉1530を通過することで乾燥され、ローラ1503を経由して電極基板巻き取りロール1504に巻き取られ、負極電極板1510の片面が製造される。本負極電極板1510の裏面にも同様の方法で負極材料1522と第1の絶縁材料1523を塗布することで負極電極シート1500が製造される。
負極材料1522は炭素材料(カーボン材料)からなる負極活物質と、ポリフッ化ビニリデンからなる結着剤(バインダ)をNメチルピロリドン(NMP)に溶解させた溶液に混練したスラリーを用いた。第1の絶縁材料1523はレジスト材料を用いた。
図14に本実施例による負極電極シート1600の平面図と側面図を模式図で示す。負極電極板1601上に形成する負極層1602と絶縁層1603の間隔を開けることでタブ接続部形成工程で負極電極板を曲げてタブ接続部を形成する時の負荷を少なくし、切断不良の発生を防止できる。
次いで、電池セル組立工程(S130)において、実施例1の場合と同様に切断機を用いて、図12及び図14に点線で示した切断位置1410,1610で切断する。次に、加圧機でプレスを行って高さ(厚さ)を揃えた後に、捲回工程において、それぞれの電極シートを挟み込んで積層して、積層シートを巻き取りロールで捲き合わせる。
次に溶接・組立工程(S132)において、負極極基板のタブ接続部にタブを溶接して、電極群を作製した。作製した電極群を容器であるラミネートパックに封入し容器内に電解液を注入(S133)した後に封止し(S134)、ラミネートセルを作製した。
比較として、図13で示す塗布工程で第一の絶縁材料1523を塗布せずに作製した負極を用いて同様に電極群を作製した。
作製した電極群の抵抗値を測定し短絡の有無を判定する検査を行った。その結果を表1に示す。
Figure 2016207620
表1より、比較例の電極群の抵抗値は低く短絡が発生していることがわかる。本発明の電極群では抵抗値が測定上限以上となり短絡は発生していないことがわかる。
本実施例によれば、タブ接続工程での短絡不良発生の可能性を低減する事ができた。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、前記実施例では、リチウムイオン二次電池を例に挙げて、本発明の技術的思想について説明したが、本発明の技術的思想は、リチウムイオン二次電池に限定されるものではなく、正極、負極、および、正極と負極とを電気的に分離するセパレータとを備える蓄電デバイス(例えば、電池やキャパシタなど)に幅広く適用することができる。
40・・・リチウムイオン二次電池の部分断面 41・・・負極電極基板 42,902,1602・・・負極層 43・・・正極電極基板 44,802,1402・・・正極層 45・・・セパレータ 46・・・タブ接続部 47・・・絶縁層 49・・・タブ 501,601,1301,1501・・・電極基板送り出しロール 504,605,1305,1504・・・電極基板巻き取りロール 521,621、700、1321、1521・・・コータ 623,1323・・・コータ 530,630,1330,1530・・・乾燥炉 800,1400・・・正極電極シート 801,1401・・・正極電極板 803、1603・・・第1の絶縁層 900,1600・・・負極電極シート 901,1601・・・負極電極板 903、1403・・・第2の絶縁層

Claims (15)

  1. 正極電極板の両面に正極材料と第1の絶縁材料が塗布された後に所定の幅寸法に切断されて形成された正極電極シートと、負極電極板の両面に負極材料と第2の絶縁材料とが塗布されたのちに前記所定の幅寸法に切断されて形成された負極電極シートとで構成され、前記第1の絶縁材料が、前記正極電極シートに形成されて、電極端子と接続する導体部分と、前記負極電極シートの切断された面と前記導体部分との間の短絡を防止する絶縁体であり、前記絶縁体は、前記導体部分と前記負極電極シートの前記切断された面との間に配置されていることを特徴とするリチウムイオン二次電池。
  2. 請求項1記載のリチウムイオン二次電池であって、前記正極電極シートには前記正極材料の切断された部分と反対側で前記正極材料から離れた箇所に前記第1の絶縁材料が塗布されていることを特徴とするリチウムイオン二次電池。
  3. 請求項1記載のリチウムイオン二次電池であって、前記負極電極シートの前記負極電極板の両面に塗布された負極材料の上に前記第2の絶縁材料が塗布されていることを特徴とするリチウムイオン二次電池。
  4. リチウムイオン二次電池の製造方法であって、
    フィルム状の正極電極板を連続的に送り出しながら前記フィルム状の正極電極板の一方の面に正極材料と第1の絶縁材料とを塗布して炉中で乾燥させることを前記フィルム状の正極電極板の両面に対して行って正極電極シートを形成し、
    フィルム状の負極電極板を連続的に送り出しながら前記フィルム状の負極電極板の一方の面に負極材料と第2の絶縁材料とを塗布して炉中で乾燥させることを前記フィルム状の負極電極板の両面に対して行って負極電極シートを形成し、
    前記正極電極シートと前記負極電極シートとを重ね合せて捲回させて電極捲回体を形成し、
    前記形成した電極捲回体を所定の長さに切断し、
    前記絶縁体で覆った部分の上方で前記電極捲回体の一部にタブを溶接する
    ことを特徴とするリチウムイオン二次電池の製造方法。
  5. 請求項4記載のリチウムイオン二次電池の製造方法であって、前記フィルム状の正極電極板を連続的に送り出しながら前記フィルム状の正極電極板の一方の面に正極材料と第1の絶縁材料とを塗布することを、前記フィルム状の正極電極板の一方の面の正極材料を塗布した部分の両側の前記正極材料から離れた部分に第1の絶縁材料を塗布することにより行うことを特徴とするリチウムイオン二次電池の製造方法。
  6. 請求項5記載のリチウムイオン二次電池の製造方法であって、前記フィルム状の負極電極板を連続的に送り出しながら前記フィルム状の負極電極板の一方の面に負極材料と第2の絶縁材料とを塗布することを、前記フィルム状の負極電極板の一方の面の負極材料を塗布した上に前記第2の絶縁膜を重ねて塗布することにより行うことを特徴とするリチウムイオン二次電池の製造方法。
  7. 請求項4記載のリチウムイオン二次電池の製造方法であって、前記第1の絶縁材料が無機酸化物または有機物の少なくとも1種以上から構成されることを特徴とするリチウムイオン二次電池の製造方法。
  8. 請求項4記載のリチウムイオン二次電池の製造方法であって、前記第1の絶縁材料と第2の絶縁材料が無機酸化物または有機物の粒子の少なくとも1種以上の粒子と結着剤で構成されることを特徴とするリチウムイオン二次電池の製造方法。
  9. 請求項4記載のリチウムイオン二次電池の製造方法であって、前記第2の絶縁材料が無機酸化物または有機物の粒子の少なくとも1種以上の粒子と結着剤で構成され、溶剤または水に分散されていることを特徴とするリチウムイオン二次電池の製造方法。
  10. 請求項7乃至9記載の何れかに記載のリチウムイオン二次電池の製造方法であって、前記無機酸化物が酸化シリコン、酸化アルミ、酸化チタンの少なくとも1種以上から構成されることを特徴とするリチウムイオン二次電池の製造方法。
  11. 請求項7乃至9記載の何れかに記載のリチウムイオン二次電池の製造方法であって、前記有機物がポリプロピレン、ポリエチレンの少なくとも1種以上から構成されることを特徴とするリチウムイオン二次電池の製造方法。
  12. 請求項7乃至9記載の何れかに記載のリチウムイオン二次電池の製造方法であって、前記有機物がレジストを主成分とする材料から構成されることを特徴とするリチウムイオン二次電池の製造方法。
  13. リチウムイオン二次電池の製造装置であって、
    フィルム状の正極電極板を連続的に搬送する第1の搬送部と、
    前記第1の搬送部により連続的に搬送された前記フィルム状の正極電極板に正極材料と第1の絶縁材料とを塗布する第1の塗布部と、
    前記第1の塗布部で前記フィルム状の正極電極板に塗布された前記正極材料と第1の絶縁材料とを乾燥させる第1の乾燥炉部と
    を備えた正極塗布装置と、
    フィルム状の負極電極板を連続的に搬送する第2の搬送部と、
    前記第2の搬送部により連続的に搬送された前記フィルム状の負極電極板に負極材料と第2の絶縁材料とを塗布する第2の塗布部と、
    前記第2の塗布部で前記フィルム状の負極電極板に塗布された前記負極材料と第2の絶縁材料とを乾燥させる第2の乾燥炉部と
    を備えた負極塗布装置であることを特徴とするリチウムイオン二次電池の製造装置。
  14. 請求項13記載のリチウムイオン二次電池の製造装置であって、前記第1の塗布部は、連続的に搬送された前記フィルム状の正極電極板に正極材料と第1の絶縁材料とを同時に塗布するコータを有し、前記コータは、前記フィルム状の正極電極板に前記正極材料と前記正極材料の両側で前記正極材料から離れた部分に前記第1の絶縁材料を塗布することを特徴とするリチウムイオン二次電池の製造装置。
  15. 請求項13記載のリチウムイオン二次電池の製造装置であって、前記第2の塗布部は、連続的に搬送された前記フィルム状の負極電極板に負極材料を塗布し、前記塗布した負極材料の表面に前記第2の絶縁材料を塗布することを特徴とするリチウムイオン二次電池の製造装置。
JP2015091845A 2015-04-28 2015-04-28 リチウムイオン二次電池の製造方法 Expired - Fee Related JP6510304B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015091845A JP6510304B2 (ja) 2015-04-28 2015-04-28 リチウムイオン二次電池の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015091845A JP6510304B2 (ja) 2015-04-28 2015-04-28 リチウムイオン二次電池の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016207620A true JP2016207620A (ja) 2016-12-08
JP6510304B2 JP6510304B2 (ja) 2019-05-08

Family

ID=57490225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015091845A Expired - Fee Related JP6510304B2 (ja) 2015-04-28 2015-04-28 リチウムイオン二次電池の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6510304B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106784979A (zh) * 2017-02-27 2017-05-31 宁波超霸能源有限公司 电池卷曲品定向装载部件及输送机构
CN110326134A (zh) * 2017-02-22 2019-10-11 三星Sdi株式会社 具有用于抑制多重接线片短路的结构的二次电池

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012128160A1 (ja) * 2011-03-23 2012-09-27 三洋電機株式会社 非水電解質二次電池用正極極板及びその製造方法、並びに非水電解質二次電池及びその製造方法
JP2015060787A (ja) * 2013-09-20 2015-03-30 三菱自動車工業株式会社 二次電池

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012128160A1 (ja) * 2011-03-23 2012-09-27 三洋電機株式会社 非水電解質二次電池用正極極板及びその製造方法、並びに非水電解質二次電池及びその製造方法
JP2015060787A (ja) * 2013-09-20 2015-03-30 三菱自動車工業株式会社 二次電池

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110326134A (zh) * 2017-02-22 2019-10-11 三星Sdi株式会社 具有用于抑制多重接线片短路的结构的二次电池
US11380966B2 (en) 2017-02-22 2022-07-05 Samsung Sdi Co., Ltd. Secondary battery having a structure for suppressing multi-tab short circuits
CN106784979A (zh) * 2017-02-27 2017-05-31 宁波超霸能源有限公司 电池卷曲品定向装载部件及输送机构
CN106784979B (zh) * 2017-02-27 2023-05-02 宁波超霸能源有限公司 电池卷曲品定向装载部件及输送机构

Also Published As

Publication number Publication date
JP6510304B2 (ja) 2019-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101660189B1 (ko) 리튬 이온 이차 전지의 제조 방법 및 제조 장치
JP6183348B2 (ja) 電極体および電極体の製造方法
JP2017152386A (ja) ナノ多孔性セパレータ層を利用するリチウム電池
US20120216394A1 (en) Method for producing solid electrolyte battery
KR20070015039A (ko) 전극의 제조방법, 그 제조방법에 사용하는 전극의 제조장치및 상기 전극의 제조방법에 의해 제조된 전극을 이용한전지
JP2016119183A (ja) 電極体および正極の製造方法
JP6779052B2 (ja) セパレータ用粉体及びセパレータ用スラリ並びにリチウムイオン電池及びその製造方法
JP6358911B2 (ja) 蓄電デバイスの製造装置および蓄電デバイスの製造方法
JP2013051035A (ja) 電池用電極の製造方法及び電池用電極
KR101778096B1 (ko) 리튬 이온 전지의 제조 방법 및 제조 장치
JP6300619B2 (ja) リチウムイオン二次電池の電極板の製造方法および製造装置
JP6307594B2 (ja) リチウムイオン二次電池及びその製造方法と製造装置
CN108365164B (zh) 电池的制造方法
JP2014116080A (ja) 蓄電装置、及び蓄電装置の製造方法
WO2018016112A1 (ja) 二次電池およびその製造方法
KR20160027364A (ko) 이차전지용 전극조립체
JP6510304B2 (ja) リチウムイオン二次電池の製造方法
WO2020238226A1 (zh) 一种电池及电池组
JP7404493B2 (ja) 二次電池用電極、それを備えた二次電池、および二次電池用電極の製造方法
US20190067735A1 (en) Lithium ion secondary battery
JP7077000B2 (ja) 電池セルのための電極スタックを製造する方法、及び、電池セル
WO2017130493A1 (ja) セパレータ用粉体及びセパレータ用スラリ並びにリチウムイオン電池及びその製造方法
CN115039251B (zh) 固态电池的制造方法和固态电池
JP2017084678A (ja) リチウムイオン電池の製造方法および製造装置
KR20160024088A (ko) 이차전지용 전극조립체

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190312

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190404

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6510304

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees