JP2016207404A - ヒータおよびこれを備えたグロープラグ - Google Patents

ヒータおよびこれを備えたグロープラグ Download PDF

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【課題】 ヒータの長期信頼性を向上させる。
【解決手段】 セラミック体1と、セラミック体1の内部に設けられた発熱抵抗体2と、セラミック体1の内部に設けられて発熱抵抗体2に端部が重なるように接続されたリード3とを備えており、リード3の長さ方向に直交してリード3および発熱抵抗体2を切断する断面において、リード3の断面が円状であるとともに、リード3の断面を径方向を通る仮想線で分けた2つの半円状部として見たときに、発熱抵抗体2が一方の半円状部31の弧に接しており、かつ半円状部31の弧における端部よりも中央部において厚みが薄いことを特徴とするヒータ。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ヒータおよびこれを備えたグロープラグに関するものである。
車載暖房装置、石油ファンヒータまたは自動車エンジンのグロープラグ等に用いられるヒータが知られている。ヒータとしては、例えば、特許文献1に記載のヒータが挙げられる。
特許文献1に記載のヒータは、セラミック基体と、セラミック基体に埋設されており抵抗発熱部として用いられる第一抵抗体部分と、セラミック基体に埋設されており第一抵抗体部分への導通経路となる第二抵抗体部分とを備えている。
特開2002−334768号公報
特許文献1に記載のヒータは、高温環境下で繰り返し使用した場合に、第一抵抗体部分と第二抵抗体部分との間に熱応力が集中するおそれがあった。これにより、第一抵抗体部分と第二抵抗体部分との間に部分的に剥がれが生じてしまうおそれがあった。そのため、第一抵抗体部分と第二抵抗体部分との接続部分の抵抗が大きくなってしまい、局所的に異常な発熱をしてしまうおそれがあった。その結果、ヒータの長期信頼性を向上させることが困難であった。
本発明の1つの態様に基づくヒータは、セラミック体と、該セラミック体の内部に設けられた発熱抵抗体と、前記セラミック体の内部に設けられて前記発熱抵抗体に端部が重なるように接続されたリードとを備えており、該リードの長さ方向に直交して該リードおよび前記発熱抵抗体を切断する断面において、前記リードの断面が円状であるとともに、該リードの断面を径方向を通る仮想線で分けた2つの半円状部として見たときに、前記発熱抵抗体が、一方の前記半円状部の弧に接しており、かつ前記半円状部の弧における端部よりも中央部において厚みが薄いことを特徴とする。
本発明の1つの態様に基づくヒータによれば、ヒータの長期信頼性を向上できる。
本発明の実施形態の例のヒータおよびこれを備えたグロープラグを示す断面図である。 図1に示すヒータのうち発熱抵抗体とリードとの接続部分の部分拡大断面図である。 図2における発熱抵抗体の回り込み部を強調した部分拡大断面図である。 図2における発熱抵抗体の広がり部を強調した部分拡大断面図である。
以下、本発明のいくつかの実施形態の例について図面を参照して説明する。
<ヒータ10の構成>
図1に示すように、本発明の実施形態の例のヒータ10は、セラミック体1と、セラミック体1の内部に設けられた発熱抵抗体2と、セラミック体1の内部に設けられて発熱抵抗体2に端部が重なるように接続されたリード3とを備えている。ヒータ10は、例えば、自動車エンジンのグロープラグまたはガスレンジ等に用いることができる。
<セラミック体1の構成>
セラミック体1は、内部に発熱抵抗体2とリード3とが埋設された部材である。セラミック体1の内部に発熱抵抗体2およびリード3を設けることによって、発熱抵抗体2およびリード3の耐環境性を向上させることができる。セラミック体1は、例えば、長手方向を有する棒状または板状の部材である。
セラミック体1は、例えば、酸化物セラミックス、窒化物セラミックスまたは炭化物セラミックス等の電気的な絶縁性を有するセラミックスから成る。具体的には、セラミック体1は、アルミナ質セラミックス、窒化珪素質セラミックス、窒化アルミニウム質セラミックスまたは炭化珪素質セラミックス等から成る。
セラミック体1は、特に、窒化珪素質セラミックスから成ることが好ましい。窒化珪素質セラミックスは、主成分である窒化珪素が強度、靱性、絶縁性および耐熱性の観点で優れているためである。窒化珪素質セラミックスから成るセラミック体1は、以下の方法で得ることができる。具体的には、例えば、主成分の窒化珪素に対して、焼結助剤として5〜15質量%のY、YbまたはEr等の希土類元素酸化物、0.5〜5質量%のAlおよび焼結体に含まれるSiOの量が1.5〜5質量%となるように量が調整されたSiOを混合して、所定の形状に成形した後に1650〜1780℃での温度で焼成することによって、窒化珪素質セラミックスから成るセラミック体1を得ることができる。焼成には、例えば、ホットプレス焼成を用いることができる。
なお、セラミック体1に窒化珪素質セラミックスを用いて、さらに後述する発熱抵抗体2にMoまたはW等の化合物を用いる場合には、セラミック体1に、さらに、MoSiまたはWSi等を混合しておくことが好ましい。発熱抵抗体2に用いる金属の珪化物をセラミック体1に分散させておくことによって、セラミック体1の熱膨張率と発熱抵抗体2の熱膨張率とを近づけることができる。その結果、ヒータ10の耐久性を向上させることができる。
セラミック体1の形状が棒状である場合、より具体的には四角柱状である場合には、セラミック体1の寸法は、例えば、長さを20〜100mmに、厚さを1〜6mmに、幅を2〜40mmに設定される。
3〜5mmに設定される。
<発熱抵抗体2の構成>
発熱抵抗体2は、電圧が加えられることによって発熱する部材である。発熱抵抗体2は、セラミック体1に埋設されている。発熱抵抗体2に電圧が加えられることによって電流が流れ、発熱抵抗体2が発熱する。この発熱によって生じた熱がセラミック体1の内部を伝わって、セラミック体1の表面が高温になる。そして、セラミック体1の表面から被加熱物に対して熱が伝わることによって、ヒータ10が機能する。セラミック体1の表面から熱を伝えられることになる被加熱物としては、例えば、自動車用ディーゼルエンジンの内部に供給される軽油等が挙げられる。
発熱抵抗体2は、セラミック体1の一端側(先端側)に設けられている。発熱抵抗体2
は、縦断面(発熱抵抗体2の長さ方向に対して平行な面)の形状が、例えば、折返し形状になっている。詳しくは、発熱抵抗体2は、2つの平行な直線部分と、外周および内周が略半円形状または略半楕円形状であって2つの直線部分を折り返して繋ぐ連結部分とを有している。発熱抵抗体2はセラミック体1の先端付近で折り返している。発熱抵抗体2の先端(連結部分のうち最も先端側の部分)から発熱抵抗体2の後端(直線部分の後端)までの長さは、例えば、発熱抵抗体2の長さ方向において2〜15mmに設定される。
発熱抵抗体2は、例えば、W、MoまたはTi等の炭化物、窒化物または珪化物等を主成分とする。セラミック体1が窒化珪素質セラミックスから成る場合には、発熱抵抗体2の主成分が炭化タングステンから成ることが好ましい。これにより、セラミック体1の熱膨張率と発熱抵抗体2の熱膨張率とを近づけることができる。さらに、炭化タングステンは、耐熱性に優れている。
さらに、セラミック体1が窒化珪素質セラミックスから成る場合には、発熱抵抗体2が炭化タングステンを主成分とするとともに、発熱抵抗体2に窒化珪素が20質量%以上添加されていることが好ましい。発熱抵抗体2に窒化珪素を添加することによって、発熱抵抗体2の熱膨張率とセラミック体1の熱膨張率とを近づけることができる。これにより、ヒータ10の昇温時または降温時に発熱抵抗体2とセラミック体1との間に生じる熱応力を低減することができる。
<リード3の構成>
リード3は、発熱抵抗体2に外部の電源を接続するための部材である。リード3は、セラミック体1に埋設されている。リード3は、発熱抵抗体2の2つの直線部分のそれぞれに対応して、セラミック体1の長さ方向に沿って2本設けられている。リード3は、発熱抵抗体2のそれぞれの端部に接続されている。リード3は、発熱抵抗体2の端部からセラミック体1の他端側(後端側)にかけて設けられている。
リード3は、例えば、金属のリード線から成る。リード3に用いられるリード線としては、例えば、W、Mo、Re、TaまたはNb等の耐熱性に優れる金属リード線が挙げられる。リード3は、発熱抵抗体2と比較して、単位長さ当たりの抵抗が低く設定されている。リード3の寸法は、例えば、長さを5〜50mmに設定できる。
そして、図2に示すように、リード3の長さ方向に直交してリード3および発熱抵抗体2を切断する断面において、リード3の断面が円状であるとともに、リード3の断面を径方向を通る仮想線Lで分けた2つの半円状部として見たときに、発熱抵抗体2が一方の半円状部31の弧に接しており、かつ半円状部の弧における端部よりも中央部において厚みが薄い。なお、図2においては、発熱抵抗体2のうち半円状部に接している部分の厚さを、弧の部分の端部においてt1、中央部においてt2で示している。
このように、発熱抵抗体2のうち、半円状部の弧における端部に接している部分の厚みを厚くすることによって熱応力に対する耐久性を高めることができるので、熱応力によって発熱抵抗体2とリード3との間に剥がれが生じてしまうおそれを低減できる。そして、発熱抵抗体2のうち、半円状部の弧における中央部に接している部分の厚みを薄くすることによって発熱抵抗体2としての抵抗値の高さを維持することができる。これらの結果、発熱抵抗体2を有効に発熱させつつも、ヒータ10の長期信頼性を向上させることができる。なお、ここでいう発熱抵抗体2の厚さとは、図2に示すように、前述の仮想線L(半円状部の弦)に対して垂直な方向における発熱抵抗体2の長さを意味している。
また、ここでいうリード3の断面が「円状」とは、リード3の断面が完全な円である場合に限られない。例えば、多少いびつな円であってもよく、具体的には、楕円状や長円状
であってもよい。特に、図2に示すように、リード3の断面が長軸と短軸とをもった円状であって、抵抗体が長軸に沿って半円状部に接していることが好ましい。短軸に沿って半円状部に接している場合と比較して、抵抗体とリード3との境界部分の傾斜を緩やかにできるので、抵抗体とリード3との間に剥がれが生じるおそれをさらに低減できる。
図2に示すようなヒータ10の場合には、例えば、リード3の長軸を0.25〜0.5mmに、短軸を0.2〜0.4mmに設定できる。また、発熱抵抗体2のうち、弧の部分の端部に接している部分の厚さを0.1〜0.2mmに、中央部に接している部分の厚さを0.01〜0.05mmに設定できる。また、発熱抵抗体2のうち、弧の部分の端部に接している部分の厚さは、中央部に接している部分の厚さの2〜20倍程度に設定できる。
さらに、図2に示すように、発熱抵抗体2がリード3の他方の半円状部32の弧の一部にまで回り込んでいるとともに、回り込んでいる部分の厚さt3が先端部において次第に薄くなっていることが好ましい。これにより、発熱抵抗体2がリード3を包み込むことができるので、発熱抵抗体2とリード3との間に剥がれが生じるおそれをさらに低減できる。なお、ここでいう回り込んでいる部分の厚さt3とは、前述の仮想線Lに対して平行な方向における発熱抵抗体2の長さを意味している。なお、図3においては、回り込んでいる部分(回り込み部20)を明確にするために、発熱抵抗体2のうち回り込み部20にのみ発熱手抗体2の他の部位とは異なるハッチングを施している。
さらに、図2に示すように、セラミック体1が積層体からなるとともに発熱抵抗体2およびリード3が積層体の層間に設けられており、断面において、発熱抵抗体2が積層体の層間に広がった部分を有していることが好ましい。これにより、発熱抵抗体2の主要部分で生じた発熱を上述の広がった部分に速やかに伝えることができる。そして、上述の広がった部分を有していることによって、発熱抵抗体2とセラミック体1との接触面積を大きくできるので、発熱抵抗体2からセラミック体1に速やかに熱を伝えることができる。この結果、ヒータ10の昇温速度を向上させることができる。さらに、この広がった部分が積層体の層間にあることによって、積層体の層間以外の部分に発熱抵抗体2が広がっている場合と比較して、セラミック体1の耐久性が低下することを抑制できる。これは、以下の理由による。通常、層間以外の部分に発熱抵抗体2が広がる場合には、セラミック体1の中に層間以外に界面が増加してしまうことにより、セラミック体1にマイクロクラックの生じる可能性が高くなる。これに対して、層間に発熱抵抗体2を広がらせることによって、セラミック体1の中に界面が増えることを抑制できるので、セラミック体1にマイクロクラックの生じる可能性が高まることを低減できるためである。
このような場合には、発熱抵抗体2のうち前述の仮想線L(半円状部の弦)に平行な方向の長さを、例えば、0.5〜1.5mmに設定できる。また、前述の仮想線Lに平行な方向において、発熱抵抗体2の長さはリード3の長さの1.5〜6倍程度に設定できる。なお、図4においては、層間に広がった部分(広がり部21)を明確にするために、発熱抵抗体2のうち広がり部21にのみ発熱手抗体2の他の部位とは異なるハッチングを施している。図4に示す通り、広がり部21は、仮想線Lと発熱抵抗体2の外周との交点に対する接線よりも外側を意味している。
なお、ここでいう「セラミック体1が積層体からなる」とは、セラミック体1が2つ以上の成型体を積層してなる構成であることを意味している。すなわち、セラミック体1は必ずしもシート状でなくともよい。また、積層に用いる成型体は2層のみであってもよい。
また、上述の広がり部20は、仮想線Lに対して、一方側において層間に広がっていて
もよいし、他方側において層間に広がっていてもよい。さらに、図2に示すように、一方側および他方側の両方において層間に広がっていてもよい。そのため、広がり部20が形成されることによって、他方の半円状部32の弧の一部において、回り込んでいる部分の厚さt3が先端部において次第に薄くなっている構成になっていてもよい。特に、仮想線Lに対して、少なくとも一方側(発熱抵抗体2が一方の半円状部31の弧に接している側)において、広がり部20を有していることが好ましい。ヒータ10を急激に昇温させるために大電流を流したときには、発熱抵抗体2とリード3との間で発熱が生じる場合があるが、広がり部20を少なくとも一方側に設けておくことによって、発熱抵抗体2とリード3との境目に生じた熱を速やかにセラミック体1に伝えやすくすることができる。
本発明の実施形態の例のグロープラグ100は、発熱抵抗体2が棒状のセラミック体1の一端側に位置しているヒータ10と、セラミック体1の他端側を覆うように取り付けられた金属筒4とを備えている。グロープラグ100は、長期信頼性が向上したヒータ10を用いていることによって、耐久性が向上している。
<製造方法>
ヒータ10の製造方法について説明する。まず、アルミナ質セラミックス、窒化珪素質セラミックス、窒化アルミニウム質セラミックスまたは炭化珪素質セラミックス等のセラミック粉末に、焼結助剤を含有させてセラミック体1の原料となるセラミック粉体を作製する。
次に、このセラミック粉体をセラミックスラリーにした後に、所定の形状に成型して、セラミック成型体を2つ作製する。次に、一方のセラミック成型体の上に、リード3の直径よりも幅の広い凹部を形成しておく。そして、この凹部にリード3となるリード線を設置して、このリード線および凹部を覆うように発熱抵抗体2用の電極ペーストを印刷する。このとき、電極ペーストの厚みは平面視したときに凹部の中心側に向かうにつれて薄くなるようにしておく。電極ペーストの厚みの調整には、例えば、電極ペーストを複数回に分けて積層する方法と、電極ペーストを塗布した後に一部を取り除く方法を用いることができる。その後、他方のセラミック成型体をリード線および電極ペーストを覆うようにして、一方のセラミック体1に積層して積層体を得る。この積層体をホットプレスで焼成することによって、本発明の構成を有するヒータ10を得ることができる。
発熱抵抗体2がリード3の他方の半円状部32の弧の一部にまで回り込んでいる構成にするためには、発熱抵抗体2用の電極ペーストを印刷するときに、凹部とリード線との間の隙間に電極ペーストの一部が入り込ませておけばよい。また、凹部の深さをリード3の直径よりも小さくしておき、凹部からリード3の一部がはみ出した状態で電極ペーストを印刷してもよい。
なお、本実施形態においては、発熱抵抗体2が1つの層間に設けられているが、これに限られない。具体的には、発熱抵抗体2が複数設けられているとともに、それぞれの発熱抵抗体2が異なる層間に位置していてもよい。このような場合には、セラミック成型体を3つ以上用意して、それぞれのセラミック成型体の層間に発熱抵抗体2用の電極ペーストを塗布すればよい。
なお、上述の製造方法は、ヒータ10の製造方法の一例であって、これに限られるものではない。ヒータ10は、その他様々な方法によって製造することができる。
1:セラミック体
2:発熱抵抗体
20:回り込み部
21:広がり部
3:リード
31:半円状部の一方
32:半円状部の他方
4:金属筒
10:ヒータ
100:グロープラグ
L:仮想線

Claims (4)

  1. セラミック体と、該セラミック体の内部に設けられた発熱抵抗体と、前記セラミック体の内部に設けられて前記発熱抵抗体に端部が重なるように接続されたリードとを備えており、
    該リードの長さ方向に直交して該リードおよび前記発熱抵抗体を切断する断面において、前記リードの断面が円状であるとともに、該リードの断面を径方向を通る仮想線で分けた2つの半円状部として見たときに、前記発熱抵抗体が、一方の前記半円状部の弧に接しており、かつ前記半円状部の弧における端部よりも中央部において厚みが薄いことを特徴とするヒータ。
  2. 前記発熱抵抗体が前記リードの他方の前記半円状部の弧の一部にまで回り込んでいるとともに、回り込んでいる部分の厚さが先端部において次第に薄くなっていることを特徴とする請求項1に記載のヒータ。
  3. 前記セラミック体が積層体からなるとともに前記発熱抵抗体および前記リードが前記積層体の層間に設けられており、前記断面において、前記発熱抵抗体が前記積層体の層間に広がった部分を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のヒータ。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のヒータであって、前記発熱抵抗体が棒状の前記セラミック体の一端側に位置しているヒータと、前記セラミック体の他端側を覆うように取り付けられた金属筒とを備えたグロープラグ。
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