JP2016207385A - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが引掛シーリングへの取り付けを容易に行うことができる照明器具を提供する。
【解決手段】建築物に設けられた被取付部100に取り付けられる照明器具1であって、被取付部100に取り付けられる引掛栓刃部13が上面に設けられたベース部10と、発光部23及び発光部23に電力を供給する電源回路22が設けられ、ベース部10に上方を覆われた器具筐体20と、を備え、ベース部10には、第1の窓部12が設けられ、器具筐体20には、第2の窓部21が設けられ、第1の窓部12及び第2の窓部21は、引掛栓刃部13をベース部10の下方から視認可能に配置されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、照明器具に関する。
従来、照明器具が引掛シーリング(引掛シーリングローゼット)に取り付けられるときに、照明器具を引掛シーリングと電気的及び機械的に接続するためのアダプタ装置が用いられる。一方、引掛シーリングと電気的及び機械的に接続するためのアダプタ装置とが一体となった照明器具が知られている。特許文献1には、このような照明器具に関連する技術が記載されている。
特開2015−8149号公報
特許文献1に示される照明器具では、発光部及び電源回路を備える器具筐体の上を覆う蓋部にアダプタ装置が一体となって配置されている。従って、ユーザが照明器具を斜め下から見る場合、アダプタ装置は器具筐体及び蓋部が障害物となり、ユーザはアダプタ装置を視認できないことがある。これにより、照明器具が引掛シーリングに取り付けられる際に、ユーザはアダプタ装置の引掛栓刃と引掛シーリングの刃受けとの接続を視認しないで手探りで行う。従って、照明器具の引掛シーリングへの取り付けが困難となる。
そこで本発明は、ユーザが引掛シーリングへの取り付けを容易に行うことができる照明器具を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る照明器具は、建築物に設けられた被取付部に取り付けられる照明器具であって、前記被取付部に取り付けられる引掛栓刃部が上面に設けられたベース部と、発光部及び当該発光部に電力を供給する電源回路が設けられ、前記ベース部に上方を覆われた器具筐体と、を備え、前記ベース部には、第1の窓部が設けられ、前記器具筐体には、第2の窓部が設けられ、前記第1の窓部及び前記第2の窓部は、前記引掛栓刃部を前記ベース部の下方から視認可能に配置されている。
本発明の一態様に係る照明器具によれば、ユーザが引掛シーリングへの取り付けを容易に行うことができる。
実施の形態に係る照明器具の外観斜視図である。 実施の形態に係る照明器具の分解斜視図である。 実施の形態に係る照明器具の上面図及び断面図である。 実施の形態に係る照明器具及び被取付部を下側から見た外観斜視図である。 実施の形態に係る照明器具の効果を説明する図である。 その他の実施の形態に係る照明器具及び前面カバーの外観斜視図である。
以下では、本発明の実施の形態に係る照明器具について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。従って、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態等は、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、同じ構成部材については同じ符号を付している。
(実施の形態)
以下、実施の形態について、図1から図5を用いて説明する。
[照明器具の構成]
図1は、実施の形態に係る照明器具1の外観斜視図である。
図1の(a)は、照明器具1を上側から見た外観斜視図である。図1の(b)は、照明器具1を下側から見た外観斜視図である。
照明器具1は、建築物(天井等)に設けられた被取付部(引掛シーリング)に取り付けられる照明器具であり、ベース部10と器具筐体20とを備える。照明器具1を上面視した場合(z軸方向から見た場合)の照明器具1の寸法は、例えば120〜140mm程度である。また、照明器具1の厚み(z軸方向の長さ)は例えば30〜50mm程度である。
図1の(a)に示されるように、ベース部10には、被取付部(引掛シーリング)に取り付けられる引掛栓刃部13が設けられる。照明器具1は、引掛栓刃部13が引掛シーリングの刃受けに接続されることで引掛シーリングに取り付けられる。
図1の(b)に示されるように、器具筐体20には、後述する発光部23が発する光を透光して照射する透光性カバー27が設けられている。
このように、照明器具1の上側(天井側)に引掛栓刃部13が設けられ、照明器具1の下側(床面側)に透光性カバー27が設けられる。なお、以下の実施の形態では、被取付部(引掛シーリング)が取り付けられた天井側を上側、床面側を下側と表現する。
図2は、実施の形態1に係る照明器具1の分解斜視図である。図2の(a)は、照明器具1を上側から見た分解斜視図である。図2の(b)は、照明器具1を下側から見た分解斜視図である。なお、図1及び図2では、部材同士を固定するねじについては、図示が省略される。
ベース部10は、被取付部(引掛シーリング)に取り付けられる引掛栓刃部13が上面(被取付部側の面)に設けられる。ベース部10は、蓋部11、第1の窓部12、引掛栓刃部13、傾斜壁14及びねじ孔15を有する。
蓋部11は、後述する器具筐体20の上側を覆う蓋であり、例えば上側から落ちてくる埃等の進入から器具筐体20を保護する。蓋部11は、例えば円形形状を有する。なお、蓋部11の形状は、円形形状に限らず、多角形形状等でもよい。蓋部11は、立体加工が行えるように、例えば合成樹脂材料(例えば、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)樹脂などの熱可塑性樹脂)により形成される。また、蓋部11の例えば中央部には窪みが設けられ、後述する引掛栓刃部13を固定するための爪(図示せず)が設けられている。
第1の窓部12は、蓋部11に設けられた開口である。第1の窓部12については、後述する図3で詳細に説明する。
引掛栓刃部13は、照明器具1を引掛シーリングに電気的及び機械的に接続するための例えばアダプタ装置である。引掛栓刃部13には、引掛栓刃部13を上下に貫通する孔が設けられ、孔の内部には、上述した蓋部11が有する引掛栓刃部13を固定するための爪が引っ掛かる溝が設けられている。これにより、引掛栓刃部13は、蓋部11に固定され、蓋部11と一体になっている。また、引掛栓刃部13は、1対の引掛栓刃13aを有する。引掛栓刃13aは、引掛シーリングの1対の刃受けに挿入されて、引掛シーリングに引っ掛かることで、照明器具1を引掛シーリングに電気的及び機械的に接続する。
傾斜壁14は、蓋部11から下側へ突出する壁である。傾斜壁14については、後述する図3で詳細に説明する。
ねじ孔15は、器具筐体20をベース部10に取り付けるためのねじ孔であり、蓋部11に設けられる。
器具筐体20は、ベース部10に取り付けられて固定される。器具筐体20は、例えば、円形形状の底面の周縁から上側へ向けて周壁24が突出した略有底円筒形状の上側が開口した筐体である。器具筐体20は上側が開口しており、器具筐体20はその開口をベース部10が覆うようにしてベース部10に取り付けられる。つまり、器具筐体20は、ベース部10に上方(上側)を覆われる。器具筐体20は、底面にも開口を有し、図2の(b)に示されるように、底面の開口には透光性カバー27が取り付けられる。また、器具筐体20には、電源回路22及び発光部23が設けられる。電源回路22及び発光部23は、器具筐体20が有する周壁24に囲まれる。器具筐体20は、後述する発光部23の点灯により発生する熱を放熱するための放熱体として、例えばアルミ材により形成される。また、器具筐体20は、第2の窓部21、係合部25及びねじ受け孔26を有する。
第2の窓部21は、器具筐体20の周壁24に設けられる開口である。第2の窓部21については、後述する図3で詳細に説明する。
電源回路22は、発光部23に供給するための電力を生成する電源回路である。電源回路22は、引掛栓刃13aを介して例えば交流電力が供給される。そして、電源回路22は、例えば交流電力から直流電力を生成する。
発光部23は、透光性カバー27へ光を発する光源であり、表面実装(SMD:Surface Mount Device)型の発光モジュールであって、基板と、基板に実装されたLED(Light Emitting Diode)パッケージとを備える。発光部23は、後述する図3の(b)に示されるように、透光性カバー27に覆われる。なお、発光部23は、COB(Chip On Board)型の発光モジュールであってもよい。
周壁24は、電源回路22及び発光部23を側方から囲む外周形状が例えば環状の周壁である。周壁24により、電源回路22及び発光部23は保護される。
係合部25は、後述する前面カバー30を器具筐体20に取り付ける構造を有する。例えば、係合部25は、周壁24の外周面に設けられたねじ山である。具体的には、係合部25は、周壁24の周方向に螺旋状に延びるように設けられたねじ山である。より具体的には、係合部25は、周壁24の外周面を底面側から徐々に上側へ移動しながら周方向に延びるねじ山であり、連続して延びるように設けられる。なお、係合部25は、最低限ねじの作用が得られる長さであれば、断続的に設けられてもよい。
ねじ受け孔26は、器具筐体20をベース部10に取り付けるためのねじを受ける孔である。器具筐体20がねじ孔15とねじ受け孔26とによりベース部10にねじ止めされることで、器具筐体20はベース部10に固定される。ねじ受け孔26には、例えば、ねじを受けるためのねじ山が設けられる。
透光性カバー27は発光部23を覆って、器具筐体20に取り付けられる。つまり、透光性カバー27は、器具筐体20の外面の一部を構成し、発光部23を保護している。透光性カバー27は、発光部23が発する光を器具筐体20の外部に透光する材料で構成されている。これにより、透光性カバー27は、光を照明器具1の外部に放出する。透光性カバー27は、例えば、アクリル又はポリカーボネート等の樹脂材料、又は、ガラス材料等により形成される。透光性カバー27は、例えば発光部23からの光を集光するための集光機能を有してもよい。例えば、透光性カバー27は、フレネルレンズであってもよい。また、透光性カバー27に発光部23からの光を拡散するための光拡散機能を持たせてもよい。
このように、器具筐体20には、電源回路22及び発光部23が設けられるため、器具筐体20は最低でも電源回路22及び発光部23よりも大きくなってしまう。また、ベース部10は、埃等の進入から器具筐体20を保護するために、蓋部11が器具筐体20を上側から覆うため、器具筐体20よりも上面視において大きくなる。従って、ユーザが照明器具1を照明器具1の下方(下方斜め方向)から見る場合、ユーザはベース部10の上面に設けられた引掛栓刃部13をベース部10及び器具筐体20が障害物となり見ることができない。ここで、下方とは、照明器具1と床面との間で、照明器具1を見ることができる範囲である。
次に、第1の窓部12、第2の窓部21及び傾斜壁14について図3を用いて詳細に説明する。
図3は、実施の形態に係る照明器具1の上面図及び断面図である。図3では、器具筐体20がベース部10に取り付けられた状態の照明器具1が示される。図3の(a)には、照明器具1の上面図が示される。図3の(b)には、図3の(a)に示されるIII−III線における断面が示される。
第1の窓部12は、上面視において引掛栓刃部13とベース部10(蓋部11)の周縁との間に設けられ、ベース部10(蓋部11)を貫通する開口である。第1の窓部12は、例えば長方形の開口である。なお、第1の窓部12は、複数設けられてもよい。
第2の窓部21は、例えば、周壁24を器具筐体20の上側の開口(周壁24の先端)から底面側へ切り欠いて形成された開口である。第2の窓部21は、例えば長方形の開口である。第2の窓部21は、側面視において第1の窓部12の下に位置する。第2の窓部21は、周壁24を貫通する開口である。なお、第1の窓部12が複数設けられたときには、複数の第1の窓部12のそれぞれ対応した位置に第2の窓部21が設けられてもよい。
傾斜壁14は、第1の窓部12の引掛栓刃部13側から第2の窓部21の下端に向け傾斜し、上面視において第1の窓部12と重なる。具体的には、第1の窓部12の引掛栓刃部13側から、上面視においてベース部10(蓋部11)の周縁側に向け、かつ、側面視において第2の窓部21の下端に向け傾斜した壁である。言い換えると、傾斜壁14は、第1の窓部12の開口端のうち引掛栓刃部13の近くに位置する開口端において、蓋部11から蓋部11の周縁の下側(第2の窓部21の下端)に向けて突出している。これにより、図3に示されるように、傾斜壁14は、上面視において、第1の窓部12と重なる。つまり、上面視において、傾斜壁14が障害物となり、第1の窓部12を通して器具筐体20の内部が見られない。なお、傾斜壁14は、さらに、引掛栓刃部13の近くに位置する開口端と上面視において略垂直な開口端において、蓋部11から略垂直下側に突出してもよい。これにより、器具筐体20の内側において、第2の窓部21と第1の窓部12とを繋ぐ、周囲を傾斜壁14で覆われた経路が設けられてもよい。
このように、第1の窓部12及び第2の窓部21が配置されることで、ユーザの眼と引掛栓刃部13との間で、第2の窓部21から第1の窓部12を通り、障害物に遮られない視線を結ぶことができる。つまり、第1の窓部12及び第2の窓部21は、引掛栓刃部13(引掛栓刃13a)をベース部10の下方から視認可能に配置されている。ここで、ベース部10の下方とは、例えば、ベース部10の下方のうち、第1の窓部12の引掛栓刃部13側の開口端と第2の窓部21の下端とを通る面より上側のことである。従って、第1の窓部12が蓋部11のより引掛栓刃部13側まで開口し、第2の窓部21が周壁24のより下側まで開口することで、第1の窓部12及び第2の窓部21は、引掛栓刃13aをベース部10の下方のより広い範囲から視認可能にする。なお、第1の窓部12が、より蓋部11の周縁側まで開口することで、第1の窓部12及び第2の窓部21は、引掛栓刃13aをベース部10の下方のうち、ベース部10の付近からも視認可能にする。
また、図3の(b)に示されるように、第1の窓部12及び第2の窓部21が設けられた領域の周辺には、電源回路22及び発光部23等が設けられていない。これに対して、第1の窓部12及び第2の窓部21が設けられた領域の周辺に電源回路22及び発光部23等が設けられた場合、第1の窓部12及び第2の窓部21が設けられた領域の周辺に傾斜壁14を設けることができない。また、傾斜壁14が設けられない場合に、第1の窓部12及び第2の窓部21が設けられた領域の周辺に電源回路22及び発光部23等が設けられた場合、電源回路22及び発光部23等が障害物となり、ユーザは引掛栓刃13aを視認できなくなる。従って、第1の窓部12及び第2の窓部21が設けられた領域の周辺には、電源回路22及び発光部23等が設けられない。
[引掛栓刃が視認される状態]
図4は、実施の形態に係る照明器具1及び被取付部100を下側から見た外観斜視図である。図4には、被取付部100(引掛シーリング)が示されている。被取付部100は、引掛栓刃13aが接続される刃受け100aを有する。
図4に示されるように、周壁24に設けられた第2の窓部21及び蓋部11に設けられた第1の窓部12を通して引掛栓刃13aは、下方から視認される。また、照明器具1が図4に示される位置よりさらに上側に移動させられることで、第2の窓部21及び第1の窓部12を通して引掛栓刃13a及び刃受け100aは、下方から視認される。
このように、第1の窓部12及び第2の窓部21は、引掛栓刃部13(引掛栓刃13a)をベース部10の下方から視認可能に配置されている。
[効果等]
発光部及び電源回路を備える器具筐体の上を覆う蓋部にアダプタ装置が一体となって配置された照明器具がある。このような照明器具をユーザが斜め下から見る場合、アダプタ装置は器具筐体及び蓋部が障害物となり、ユーザはアダプタ装置を視認できないことがある。これにより、照明器具が引掛シーリングに取り付けられる際に、ユーザはアダプタ装置の引掛栓刃と引掛シーリングの刃受けとの接続を視認しないで手探りで行う。従って、照明器具の引掛シーリングへの取り付けが困難となる。
そこで、本実施の形態に係る照明器具1は、建築物に設けられた被取付部100に取り付けられる照明器具である。照明器具1は、被取付部100に取り付けられる引掛栓刃部13が上面に設けられたベース部10と、発光部23及び発光部23に電力を供給する電源回路22が設けられ、ベース部10に上方を覆われた器具筐体20とを備える。また、ベース部10には、第1の窓部12が設けられ、器具筐体20には、第2の窓部21が設けられる。そして、第1の窓部12及び第2の窓部21は、引掛栓刃部13をベース部10の下方から視認可能に配置されている。
これにより、ユーザは、第2の窓部21及び第1の窓部12を通して引掛栓刃部13を、引掛栓刃部13が設けられたベース部10の下方から視認することができる。ここで、照明器具1の効果について、図5を用いて説明する。
図5は、実施の形態に係る照明器具1の効果を説明する図である。図5に示されるように、ユーザは、引掛栓刃部13(引掛栓刃13a)を視認しながら、照明器具1を被取付部100(引掛シーリング)に近づけていくことができる。そして、ユーザは、引掛栓刃13aと被取付部100の刃受け100aとの両方を同時に視認しながら、引掛栓刃13aを刃受け100aに接続することができる。従って、ユーザは、照明器具1の引掛シーリングへの取り付けを容易に行うことができる。
また、第1の窓部12は、上面視において引掛栓刃部13とベース部10の周縁との間に設けられ、第2の窓部21は、発光部23及び電源回路22を囲む器具筐体20の周壁24に設けられ、側面視において第1の窓部12の下に位置する。
これにより、ユーザの眼と引掛栓刃部13との間で、第2の窓部21から第1の窓部12を通る視線を結ぶことができる。従って、ユーザは、引掛栓刃部13と被取付部100(引掛シーリング)とを視認しながら接続することができるため、照明器具1の引掛シーリングへの取り付けを容易に行うことができる。
また、第1の窓部12は、ベース部10を貫通する開口であり、第2の窓部21は、周壁24を貫通する開口である。
これにより、ユーザは、周壁24に設けられた開口及びベース部10に設けられた開口を通して引掛栓刃部13を、引掛栓刃部13が設けられたベース部10の下方から視認することができる。従って、ユーザは、引掛栓刃部13と被取付部100(引掛シーリング)とを視認しながら接続することができるため、照明器具1の引掛シーリングへの取り付けを容易に行うことができる。
また、ベース部10は、傾斜壁14を有する。傾斜壁14は、第1の窓部12の引掛栓刃部13側から第2の窓部21の下端に向け傾斜する。そして、傾斜壁14は、上面視において第1の窓部12と重なる。
これにより、例えば、第1の窓部12が開口の場合、天井側から落ちてくる埃等が器具筐体20内に進入してしまう可能性があるが、傾斜壁14が設けられることにより、埃等が器具筐体20に進入することが抑制される。
(その他の実施の形態)
以上、本発明に係る照明器具について、上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態では、第1の窓部12は開口であり、開口に何も嵌められなかったが、これに限らない。例えば、照明器具1は、透明な部材を備え、第1の窓部12には、透明な部材が嵌められていてもよい。少なくとも第1の窓部12を透明な部材として例えば透明な板材が嵌め込まれた第1の窓部12とすることにより、第1の窓部12に嵌められた透明な部材は、ユーザが引掛栓刃部13を視認することを妨害しないで、天井側から落ちてくる埃等が器具筐体20に進入することを抑制することができる。この場合、傾斜壁14は、設けられなくてもよい。あるいは、第1の窓部12及び第2の窓部21の両方に透明な板材で窓を形成しても同様な効果を得られる。この場合も傾斜壁14は、設けられても設けられなくてもよい。
また、上記実施の形態では、透光性カバー27は、光を照明器具1の外部に放出したが、これに限らない。例えば、照明器具1に前面カバー30が取り付けられ、前面カバー30が光を放出してもよい。ここで、前面カバー30について説明する。
図6は、その他の実施の形態に係る照明器具1及び前面カバー30の外観斜視図である。
図6に示されるように、照明器具1が被取付部100(引掛シーリング)に取り付けられた状態で前面カバー30は照明器具1に取り付けられる。
前面カバー30は、略有底円筒形状の上面側が開口したカバーである。前面カバー30は、透光性カバー27が取り付けられた器具筐体20を透光性カバー27が取り付けられた底面側から覆って、器具筐体20に取り付け可能なカバーである。前面カバー30は、例えば、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ガラス又はシリコン樹脂等により形成され透光性を有する。また、前面カバー30は、光拡散性を有し、透光性カバー27から照射される光を拡散する。
底部31は、前面カバー30が器具筐体20を覆うときに、透光性カバー27と対向する。つまり、底部31は、器具筐体20の透光性カバー27が取り付けられた底面側を覆う。底部31は、曲面形状を有し、透光性カバー27から照射された光を受け、照明器具1の外へ光を拡散して放出する。
カバー周壁32は、底部31から突出した内周形状が環状の周壁である。カバー周壁32の内径は、周壁24の外径よりも大きく、前面カバー30が器具筐体20を覆うときに、カバー周壁32の内周面と周壁24の外周面は周方向に沿って対向する。つまり、カバー周壁32は、周壁24を側面から囲む。カバー周壁32は、前面カバー30を器具筐体20に取り付ける構造を有する。例えば、カバー周壁32の内側には、周壁24に設けられた係合部25と同じように、係合部25と掛かり合うねじ山が設けられる。これにより前面カバー30に設けられたねじ山と器具筐体20に設けられたねじ山とが掛かり合い前面カバー30は、別途、締結部材(ねじ等)を使用することなく器具筐体20に取り付けられる。なお、前面カバー30と器具筐体20とが掛かり合う構造であれば、係合部25はねじ山に限らない。例えば、係合部25は、前面カバー30を引っ掛ける又は支える構造であればよい。具体的には、係合部25は、突起又は切り欠き等であってもよい。
これにより、前面カバー30が取り付けられることで、周壁24に設けられた第2の窓部21が隠される。また、透光性カバー27が集光機能を有する場合、前面カバー30が取り付けられないときには、照明器具1は集光した光を照明器具1の外部へ放出する。しかし、光拡散機能を有する前面カバー30が取り付けられることで、照明器具1は拡散光を放出することができる。また、透光性カバー27が光拡散機能を有する場合、光拡散機能を有する前面カバー30が取り付けられることで、照明器具1はより広い範囲に拡散光を放出することができる。
また、上記実施の形態では、第1の窓部12及び第2の窓部21は、開口であったがこれに限らない。例えば、第1の窓部12及び第2の窓部21が透明な部材であってもよい。さらに、蓋部11及び周壁24が透明な部材であってもよい。
その他、実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1 照明器具
10 ベース部
12 第1の窓部
13 引掛栓刃部
14 傾斜壁
20 器具筐体
21 第2の窓部
22 電源回路
23 発光部
24 周壁
100 被取付部

Claims (5)

  1. 建築物に設けられた被取付部に取り付けられる照明器具であって、
    前記被取付部に取り付けられる引掛栓刃部が上面に設けられたベース部と、
    発光部及び当該発光部に電力を供給する電源回路が設けられ、前記ベース部に上方を覆われた器具筐体と、を備え、
    前記ベース部には、第1の窓部が設けられ、
    前記器具筐体には、第2の窓部が設けられ、
    前記第1の窓部及び前記第2の窓部は、前記引掛栓刃部を前記ベース部の下方から視認可能に配置されている
    照明器具。
  2. 前記第1の窓部は、上面視において前記引掛栓刃部と前記ベース部の周縁との間に設けられ、
    前記第2の窓部は、前記発光部及び前記電源回路を囲む前記器具筐体の周壁に設けられ、側面視において前記第1の窓部の下に位置する
    請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記第1の窓部は、前記ベース部を貫通する開口であり、
    前記第2の窓部は、前記周壁を貫通する開口である
    請求項2に記載の照明器具。
  4. 前記ベース部は、傾斜壁を有し、
    前記傾斜壁は、前記第1の窓部の前記引掛栓刃部側から前記第2の窓部の下端に向け傾斜し、上面視において当該第1の窓部と重なる
    請求項2又は3に記載の照明器具。
  5. 透明な部材を備え、
    前記透明な部材は、前記第1の窓部に嵌められている
    請求項3又は4に記載の照明器具。
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