JP6979602B2 - 照明装置 - Google Patents

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本発明は、天井などの構造物に取り付けられる照明装置に関する。
近年、天井に取り付けられるLED照明装置が普及しつつある。例えば、特許文献1には、天井に取り付けられるLED照明装置が開示されている。
特開2014−135298号公報
天井などの構造物に取り付けられる照明装置においては、照明装置の取付方法に検討の余地がある。例えば、天井に固定された取付板に照明装置の本体を取り付ける方法として、ねじ止めが考えられる。しかしながら、このような方法では、ねじ止めの位置によっては天井が邪魔になるなどしてドライバが回しづらくなり、照明装置本体の取り付けに手間がかかる場合がある。
本発明は、取付板への筐体の取り付けが容易な照明装置を提供する。
本発明の一態様に係る照明装置は、第一係合部を有し、構造物に固定される取付板と、側壁部、及び、前記側壁部に設けられた第二係合部を有し、前記第一係合部及び前記第二係合部が係合することにより前記取付板に取り付けられる筐体と、前記筐体に収容され、前記筐体の前記取付板と反対側に光を発する光源とを備える。
本発明によれば、取付板への筐体の取り付けが容易な照明装置が実現される。
図1は、実施の形態1に係る照明装置の下方から見た外観斜視図である。 図2は、実施の形態1に係る照明装置の下方から見た分解斜視図である。 図3は、実施の形態1に係る照明装置の上方から見た分解斜視図である。 図4は、実施の形態1に係る照明装置の模式断面図である。 図5は、実施の形態2に係る照明装置の模式断面図である。 図6は、実施の形態3に係る照明装置の模式断面図である。 図7は、実施の形態4に係る照明装置の外観斜視図である。 図8は、実施の形態4に係る照明装置における、第二係合部及び横溝の具体的構成を示す図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。なお、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
以下の実施の形態の図面においては、Z軸方向は、例えば上下方向(鉛直方向)であり、Z軸+側は、上側または天井側と記載される場合がある。また、Z軸−側は、下側または光出射側と記載される場合がある。また、X軸方向及びY軸方向は、Z軸に垂直な平面(水平面)上において、互いに直交する方向である。また、以下の実施の形態において、平面視とは、Z軸方向から見ることを意味する。つまり、平面視とは、取付板の主面に垂直な方向から見ることを意味する。
また、図面においては、ねじ穴など、同一の機能を有し複数設けられる構造または部材については、1つの構造または部材にのみ符号が付されている場合がある。
(実施の形態1)
まず、実施の形態1に係る照明装置の構成について詳細に説明する。図1は、実施の形態1に係る照明装置の下方から見た外観斜視図である。図2は、実施の形態1に係る照明装置の、下方から見た分解斜視図である。図3は、実施の形態1に係る照明装置の、上方から見た分解斜視図である。図4は、実施の形態1に係る照明装置の模式断面図である。
図1〜図4に示されるように、実施の形態1に係る照明装置10は、主として、取付板20と、筐体30と、光源40と、カバー50と、透光カバー60と、端子台70と、電源回路ユニット80とを備える。
照明装置10は、天井に直接取り付けられ、主に下方を照らすシーリングライトである。照明装置10は、具体的には、取付板20が木ねじ90によって天井に固定された後、光源40、端子台70、及び、電源回路ユニット80を収容し、かつ、透光カバー60が固定された状態の筐体30が取付板20に取り付けられる。その後、カバー50が筐体30に装着される。照明装置10の平面視形状は、円形である。以下、照明装置10が備える各構成要素について説明する。
[取付板]
取付板20は、照明装置10を天井または壁などの構造物に取り付けるために、最初に構造物に固定される部材である。取付板20は、具体的には、取付板本体21と、2つの第一係合部22とを有する。取付板20は、例えば、鋼板である。つまり、取付板20は、鉄などの金属材料によって形成されるが、その他の金属、または樹脂によって形成されてもよい。なお、以下の実施の形態では、取付板20(照明装置10)は、天井に取り付けられるものとして説明が行われる。
取付板本体21は、平面視形状が略円形の板材である。取付板本体21には、取付板20を構造物に固定するために木ねじ90が挿通されるねじ挿通孔、及び、電源ケーブルを挿通するためのケーブル挿通孔などが設けられている。
第一係合部22は、取付板本体21に固定された弾性部材である。第一係合部22は、より具体的には、上下方向に長い短冊状の板ばねである。第一係合部22の上側の端部は、取付板本体21の周縁部に固定されている。第一係合部22の下側の端部は、内側に折り曲げられている。第一係合部22の折り曲げられた部分は、内側に突出する凸部23である。つまり、凸部23は、折り曲げ加工によって形成された第一係合部22の一部である。なお、凸部23が折り曲げによって形成されることは必須ではなく、その他の曲げ加工によって形成されてもよい。
第一係合部22は、取付板本体21とは別体であり、リベットまたはねじなどによって取付板本体21に固定される。なお、第一係合部22は、取付板本体21と一体形成されてもよい。
[筐体]
筐体30は、平たい略有底筒状の部材である。筐体30は、光源40、端子台70、及び、電源回路ユニット80を収容する。筐体30は、側壁部31と、底部32と、第二係合部33とを有する、筐体30は、例えば、アルミニウムがダイカスト鋳造されることにより形成される。筐体30は、その他の金属材料または樹脂材料によって形成されてもよい。
底部32は、平たい略有底筒状の筐体30の底に相当する円板状の部分である。底部32の中央は、上方に向かって凹んでいる。底部32の上面のうち、この凹んだ部分の周りの部分には、端子台70及び電源回路ユニット80が載置される。上記凹んだ部分の下面には、光源40がねじ止めされる。
側壁部31は、平たい略有底筒状の筐体30の側壁に相当する、平たい略円筒状の部分である。側壁部31には、第二係合部33、縦溝34、カバー用係止溝35、及び、ねじ穴36が設けられる。
第二係合部33は、側壁部31の外周面に設けられた凹部である。第二係合部33には、第一係合部22の凸部23が入り込む。これにより、筐体30及び取付板20は係合する。つまり、筐体30は、取付板20に取り付けられる。
縦溝34は、取付板20の主面に垂直な方向に延びる溝である。第二係合部33は、縦溝34の下方の端部に位置し、縦溝34は、筐体30を取付板20に取り付ける際に、凸部23を第二係合部33に導くガイドとして機能する。
照明装置10を構造物に取り付ける施工者は、構造物に固定された取付板20の第一係合部22が縦溝34に沿って動くように筐体30を下方から押し上げる。そうすると、第一係合部22は、凸部23が縦溝34の底面にあたることにより外側に押される。その後、凸部23が縦溝34の底面よりもさらに内側に凹んだ凹部(つまり、第二係合部33)に到達すると、当該凸部23は、第一係合部22の弾性により内側に移動し凹部に入り込む。凸部23が凹部に入り込んだ状態において、第一係合部22の一部は、縦溝34内に位置し、側壁部31の外周面よりも外側に突出しない。
なお、第二係合部33が縦溝34の下方の端部に設けられることは必須ではなく、縦溝34の途中に設けられてもよい。第二係合部33が縦溝34の下方の端部に設けられる場合、第一係合部22の上下方向の長さを長くすることで、第一係合部22の弾性を効果的に利用することができる。
また、図4に示されるように、縦溝34の底面は、傾斜面である。縦溝34の底面は、具体的には、縦溝34の深さが取付板20に近づくほど深くなるように傾斜している。これにより、第一係合部22が筐体30を保持する保持力を高めることができる。
カバー用係止溝35は、カバー50を筐体に装着するための溝である。カバー用係止溝35は、取付板20の主面に平行な方向に延びる溝であり、カバー50が筐体30に回し入れられると、サイドカバー部51の内周面に設けられた突起53がカバー用係止溝35に入り込む。これにより、カバー50は、筐体30に係止する。なお、カバー用係止溝35は、図に現れていないものを含めて3箇所に設けられている。
ねじ穴36は、透光カバー60をねじ止めするためのねじ穴である。ねじ穴36には、透光カバー60の固定部61に外側から挿通されたねじ62がねじ入れられる。なお、ねじ穴36は、図に現れていないものを含めて2箇所に設けられている。
[光源]
光源40は、筐体30に収容される。光源40は、底部32の中央の上方に向かって凹ん凹んだ部分の下面にねじによって固定され、筐体30の取付板20と反対側に光を発する。光源40は、具体的には、基板上に複数のSMD(Surface Mount Device)型のLED素子が複数実装されたSMD型の発光モジュールであり、白色光を発する。光源40は、基板上に直接実装されたLEDチップが蛍光体を含有する透光性樹脂によって封止されたCOB(Chip On Board)型の発光モジュールであってもよい。
[カバー]
カバー50は、筐体30の外周面の凹凸構造を隠すために当該外周面を覆う。カバー50によれば、照明装置10の意匠性が高められる。また、カバー50は、第二係合部33に入り込んだ第一係合部22を覆い、第一係合部22の位置を規制する部材としても機能する。言い換えれば、カバー50は、第二係合部33に入り込んだ凸部23の抜け止め構造としても機能する。
カバー50は、例えば、アクリロニトリルスチレンアクリレート(ASA:Acrylonitrile Styrene Acrylate)樹脂によって形成される。カバー50は、ポリブチレンテレフタレート(PBT:Polybutylene Terephthalate)等の他の樹脂材料によって形成されてもよい。また、カバー50は、アルミニウムなどの金属材料によって形成されてもよい。
カバー50は、具体的には、サイドカバー部51と、フロントカバー部52とを含む。サイドカバー部51は、筐体30の側壁部31の外周面に沿う平たい略円筒状である。サイドカバー部51は、側壁部31の外周面を覆う。
フロントカバー部52は、筐体30の取付板20と反対側に位置する、円環板状の部分である。平面視において、フロントカバー部52は、透光カバー60を囲む縁状である。
照明装置10においては、フロントカバー部52の狭縁化が図られている。具体的には、図4に示されるように、フロントカバー部52の径方向の長さL1は、サイドカバー部51の取付板20の主面と垂直な方向の長さL2よりも短い。このようなフロントカバー部52によれば、照明装置10の意匠性が高められる。なお、カバー50は、フロントカバー部52を含まず、サイドカバー部51のみから構成されてもよい。言い換えれば、フロントカバー部52の径方向の長さL1は、0であってもよい。
サイドカバー部51の内周面には、突起53が設けられる。突起53は、カバー50を筐体30に装着するために用いられる。カバー50が筐体30に回し入れられると、突起53が筐体30の側壁部31の外周面に設けられたカバー用係止溝35に入り込む。これにより、カバー50は、筐体30に係止する。なお、突起53は、図に表れていないものを含めて3つ設けられている。
[透光カバー]
透光カバー60は、下方に向かって突出した略円形ドーム状の光学部材(グローブ)であり、筐体30の下方を覆う。つまり、透光カバー60は、筐体30の取付板20と反対側を覆う。透光カバー60は、光源40と対向し、光源40が発する光を透過する。透光カバー60は、例えば、白色または乳白色である。
透光カバー60は、例えば、ガラスによって形成されるが、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、または、ポリカーボネート樹脂によって形成されてもよい。また、透光カバー60は、表面にシルク印刷が行われることによって光拡散性を有してもよい。また、透光カバー60は、シリカまたは炭酸カルシウムなどの光拡散材(微粒子)を含有することにより光拡散性を有してもよい。
透光カバー60は、筐体30にねじ止めされる。透光カバー60は、固定部61のねじ挿通孔に外側から挿通されたねじ62が、筐体30の側壁部31の外周面に設けられたねじ穴36にねじ止めされることにより、筐体30に固定される。なお、透光カバー60は、固定部61を2つ有する。
なお、図4に示されるように、取付板20の主面に垂直な方向から見た場合に、第一係合部22の全体は、透光カバー60の端よりも内側(言い換えれば、光源40側)に位置する。つまり、天井に取り付けられた照明装置10を真下から見た場合に、第一係合部22は、透光カバー60に隠れる。このように、照明装置10では、平面視において透光カバー60(つまり、発光領域)が可能な限り大きくされている。照明装置10では、平面視における筐体30と透光カバー60との大きさの差を小さくすることにより、意匠性が高められている。
[端子台]
端子台70は、照明装置10が外部交流電源から電力の供給を受けるための電線が挿通される部材である。端子台70の内部には、電源回路ユニット80に含まれる電源回路に電気的に接続された端子が収容されている。端子台70に、天井から引き出された電線の端部(つまり、電線の芯線)が差し込まれると、当該電線は上記端子に電気的に接続される。電線は、外部交流電源に電気的に接続されている。このため、電線の端部が端子台70内の端子に電気的に接続されると、電線によって外部交流電源と電源回路ユニット80に含まれる電源回路とが電気的に接続される。端子台70は、筐体30の底部32の上面に載置され、底部32にねじ止めされる。
[電源回路ユニット]
電源回路ユニット80は、照明装置10の外部から供給される交流電力を直流電力に変換して光源40に供給する。交流電力は、具体的には、端子台70に差し込まれた電線を介して外部交流電源から供給される。電源回路ユニット80は、具体的には、基板に回路部品が実装されることにより形成された電源回路と、当該電源回路を覆うカバーとを有する。電源回路は、交流電力を直流電力に変換する回路であり、整流回路及びインバータ回路などを含む。電源回路ユニット80は、筐体30の底部32の上面に載置され、底部32にねじ止めされる。
[実施の形態1の効果等]
以上説明したように、照明装置10は、第一係合部22を有し、構造物に固定される取付板20と、側壁部31、及び、側壁部31に設けられた第二係合部33を有し、第一係合部22及び第二係合部33が係合することにより取付板20に取り付けられる筐体30と、筐体30に収容され、筐体30の取付板20と反対側に光を発する光源40とを備える。
このような照明装置10を構造物に取り付ける施工者は、筐体30をねじにより取付板20に取り付ける照明装置よりも簡単に筐体30を取付板20に取り付けることができる。具体的には、施工者は、筐体30の第二係合部33を取付板20の第一係合部22に係合させることで容易に筐体30を取付板20に取り付けることができる。つまり、取付板20への筐体30の取り付けが容易な照明装置10が実現される。
また、例えば、第一係合部22は、凸部23を有する弾性部材であり、第二係合部33は、凸部23が入り込む、側壁部31に設けられた凹部である。
これにより、施工者は、第一係合部22の弾性を利用して筐体30を取付板20に容易に取り付けることができる。
また、例えば、凹部(つまり、第二係合部33)は、側壁部31の外周面に設けられる。
これにより、施工者は、筐体30の取付時に第一係合部22及び第二係合部33が外側から視認できるため、筐体30を取付板20に容易に取り付けることができる。
また、例えば、照明装置10は、さらに、側壁部31の外周面を覆うカバー50を備える。
このようなカバー50は、外周面に設けられた凹部等を隠して照明装置10の意匠性を高めることができる。また、カバー50は、第一係合部22の位置を規制することにより、凹部(第二係合部33)に入り込んだ凸部23が外れてしまうことを抑制することができる。
また、例えば、カバー50は、側壁部31の外周面を覆うサイドカバー部51と、筐体30の取付板20と反対側に位置するフロントカバー部52とを含む。フロントカバー部52の径方向における長さは、サイドカバー部51の取付板20の主面と垂直な方向における長さよりも短い。
このように、フロントカバー部52が狭縁化されれば、照明装置10の意匠性が高められる。
また、例えば、側壁部31の外周面には、取付板20の主面に垂直な方向に延びる縦溝34が設けられ、第一係合部22の少なくとも一部は、縦溝34内に位置し、凹部は、縦溝34の端部に位置する。
これにより、施工者は、第一係合部22が縦溝34に沿って動くように筐体30を下方から押し上げることで、簡単に筐体30を取付板20に取り付けることができる。
また、例えば、縦溝34の底面は、縦溝34の深さが取付板20に近づくほど深くなるように傾斜している。
これにより、第一係合部22が筐体30を保持する保持力を高めることができる。
また、例えば、第一係合部22は、板ばねであり、凸部23は、曲げ加工により形成された板ばねの一部である。
これにより、施工者は、板ばねの弾性を利用して筐体30を取付板20に容易に取り付けることができる。
また、例えば、照明装置10は、さらに、筐体30の取付板20と反対側を覆う透光カバー60を備える。取付板20の主面に垂直な方向から見た場合に、第一係合部22は、透光カバー60の端よりも内側に位置する。
このように、平面視において透光カバー60(つまり、発光領域)が可能な限り大きくされることで、照明装置10の意匠性が高められる。
(実施の形態2)
上記実施の形態1では、第二係合部33は、側壁部31の外周面に設けられたが、側壁部31の内周面に設けられてもよい。つまり、第一係合部22の凸部23は、内側から第二係合部33に入り込んでもよい。図5は、このような実施の形態2に係る照明装置の模式断面図である。なお、以下の実施の形態2では、実施の形態1との相違点を中心に説明が行われ、既出事項についての説明は適宜省略される。
図5に示されるように、実施の形態2に係る照明装置10aは、主として、取付板20aと、筐体30aと、光源40と、カバー50と、透光カバー60とを備える。
取付板20aは、具体的には、取付板本体21と、2つの第一係合部22aとを有する。第一係合部22aは、取付板本体21に固定された弾性部材である。第一係合部22aは、より具体的には、上下方向に長い短冊状の板ばねである。第一係合部22aの上側の端部は、取付板本体21の周縁部に固定されている。第一係合部22aの下側の端部は、外側に折り曲げられている。第一係合部22aの折り曲げられた部分は、外側に突出する凸部23aである。つまり、凸部23aは、折り曲げ加工によって形成された第一係合部22aの一部である。なお、凸部23aが折り曲げによって形成されることは必須ではなく、その他の曲げ加工によって形成されてもよい。
第一係合部22aは、取付板本体21とは別体であり、リベットまたはねじなどによって取付板本体21に固定される。なお、第一係合部22aは、取付板本体21と一体形成されてもよい。
筐体30aは、平たい略有底筒状の部材であり、側壁部31aと、底部32と、第二係合部33aとを有する。
側壁部31aは、平たい略有底筒状の筐体30aの側壁に相当する、平たい略円筒状の部分である。側壁部31aには、第二係合部33aが設けられる。
第二係合部33aは、側壁部31の内周面に設けられた凹部である。第二係合部33aには、第一係合部22aの凸部23aが入り込む。これにより、筐体30a及び取付板20aは、係合する。つまり、筐体30aは、取付板20aに取り付けられる。
このように、照明装置10aの筐体30aにおいて、凹部(つまり、第二係合部33a)は、側壁部31aの内周面に設けられる。
これにより、照明装置10aの施工者は、側壁部31aの内周面に設けられた凹部として形成された第二係合部33aに第一係合部22aを係合させることにより、筐体30aを取付板20aに容易に取り付けることができる。
(実施の形態3)
上記実施の形態1及び2では、第二係合部は、側壁部に設けられる凹部であったが、第二係合部は、側壁部に設けられた開口であってもよい。ここでの開口は、言い換えれば、貫通孔であり、切り欠きを含む。図6は、このような実施の形態3に係る照明装置の模式断面図である。なお、以下の実施の形態3では、実施の形態2との相違点を中心に説明が行われ、既出事項についての説明は適宜省略される。
図6に示されるように、実施の形態3に係る照明装置10bは、主として、取付板20aと、筐体30bと、光源40と、カバー50と、透光カバー60とを備える。筐体30bは、第二係合部33bが設けられた側壁部31bを有し、第二係合部33bは、側壁部31bの内周面に設けられた開口である。
第二係合部33bには、第一係合部22aの凸部23aが入り込む。これにより、筐体30b及び取付板20aは、係合する。つまり、筐体30bは、取付板20aに取り付けられる。
このように、照明装置10bにおいて、第一係合部22aは、凸部23aを有する弾性部材であり、第二係合部33bは、側壁部31bに設けられた開口である。第一係合部22a及び第二係合部33bは、凸部23aが開口内に位置することにより係合する。
これにより、照明装置10bの施工者は、側壁部31bに開口として形成された第二係合部33bに第一係合部22aを係合させることにより、筐体30bを取付板20aに容易に取り付けることができる。また、第一係合部22aが側壁部31bの内周面側に位置する構成においては、第二係合部33bが開口であれば、当該開口を通じて当該開口内に位置する凸部23aを筐体30の外側から視認することができる。したがって、第二係合部33bが開口である場合、施工者は、筐体30bが取付板20aに適切に取り付けられたか否かを目視で確認することができる。
なお、照明装置10bは、実施の形態2に係る照明装置10aにおいて、凹部として形成された第二係合部33aが、開口として形成された第二係合部33bに置き換えられた構成である。しかしながら、本発明には、実施の形態1に係る照明装置10において、凹部として形成された第二係合部33が開口として形成された第二係合部33bに置き換えられた構成の照明装置も含まれる。
(実施の形態4)
上記実施の形態1〜3では、筐体は、下方から上方への移動、つまり、上下方向の移動により取付板に取り付けられた。しかしながら、筐体は、水平方向への移動により取付板に取り付けられてもよい。図7は、このような実施の形態4に係る照明装置の外観斜視図である。図7では、筐体30cの構造を示すために、カバー50の図示が省略されている。なお、以下の実施の形態4では、実施の形態1との相違点を中心に説明が行われ、既出事項についての説明は適宜省略される。
図7に示されるように、実施の形態4に係る照明装置10cは、取付板20c及び筐体30cの構成が照明装置10と異なる。
取付板20cは、具体的には、取付板本体21と、2つの第一係合部22cとを有する。取付板20cは、取付板20とほぼ同様の構成である。詳細には図示されないが、第一係合部22cの下側の端部は、内側に折り曲げられ、第一係合部22cの折り曲げられた部分は、内側に突出する凸部である。
筐体30cの側壁部31cには、第二係合部33c、及び、横溝34cが設けられる。図8は、照明装置10cにおける、第二係合部33c及び横溝34cの具体的構成を示す図である。図8は、図7の外観斜視図において、第一係合部22cの図示を省略した図である。
照明装置10cにおいて、第二係合部33cは、側壁部31の外周面に設けられた凹部であるが、側壁部31に設けられた開口であってもよい。第二係合部33cには、第一係合部22cの凸部が入り込む。これにより、筐体30c及び取付板20cは、係合する。つまり、筐体30cは、取付板20cに取り付けられる。
横溝34cは、側壁部31cの外周面に設けられた、取付板20の主面に平行な方向に延びる溝である。横溝34cの途中には、第二係合部33cが設けられている。横溝34cは、筐体30cを取付板20cに取り付ける際に、第一係合部22cの凸部を第二係合部33cに導くガイドとして機能する。
照明装置10cを構造物に取り付ける施工者は、構造物に固定された取付板20cの第一係合部22cの凸部が横溝34cに沿って動くように筐体30を水平方向にスライドさせる。そうすると、第一係合部22cは、当該第一係合部22cの凸部が横溝34cの底面にあたることにより外側に押される。その後、第一係合部22cの凸部が横溝34cの底面よりもさらに内側に凹んだ凹部(つまり、第二係合部33c)に到達すると、当該凸部は、第一係合部22cの弾性により内側に移動し凹部に入り込む。
このように、照明装置10cにおいて、側壁部31cの外周面には、取付板20cの主面に平行な方向に延びる横溝34cが設けられ、凹部(つまり、第二係合部33c)は、横溝34cの途中に位置する。
これにより、施工者は、筐体30cを取付板20cの主面に平行な方向(例えば、X軸方向)に移動させることにより、取付板20cに取り付けることができる。
なお、第二係合部33cが横溝34cの途中に設けられることは必須ではなく、横溝34cの端部に設けられてもよい。第二係合部33cが横溝34cの途中に設けられる場合、作業者は、筐体30cをX軸+側からX軸−側に移動させて取付板20cに取り付けることも、筐体30cをX軸−側からX軸+側に移動させて取付板20cに取り付けることもできる。つまり、第二係合部33cが横溝34cの途中に設けられれば、取付板20cへの取付時の筐体30cのスライド方向を双方向にすることができる。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態に係る照明装置について説明したが、本発明は、このような実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、取付板に凸部が設けられ、筐体の側壁に凹部または開口が設けられたが、取付板に凹部または開口が設けられ、筐体の側壁に凸部が設けられてもよい。
また、照明装置において用いられる係合構造は、凸部が凹部(または開口)に入り込む構成に限定されず、凸部同士が係合する構成などであってもよい。
また、係合構造は、上記実施の形態のように筐体を取付板に対して直線的に移動させて係合させる構造に限定されない。係合構造は、例えば、筐体を取付板に対して回動させて係合させる構造であってもよい。
また、上記実施の形態で説明された照明装置の形状は、一例である。例えば、照明装置の平面視形状は、矩形またはその他の多角形であってもよい。
また、上記実施の形態では、光源として、LEDを含む発光モジュールが用いられたが、光源の態様は特に限定されるものではない。光源には、LEDを含む発光モジュールに代えて、蛍光管、メタルハライドランプ、ナトリウムランプ、ハロゲンランプ、キセノンランプ、または、ネオン管等が用いられてもよい。また、光源には、無機エレクトロルミネッセンス、有機エレクトロルミネッセンス、ケミルミネッセンス(化学発光)、または、半導体レーザー等が用いられてもよい。
以上、一つまたは複数の態様に係る照明装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、一つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
10、10a、10b、10c 照明装置
20、20a、20c 取付板
22、22a、22c 第一係合部
23、23a 凸部
30、30a、30b、30c 筐体
31、31a、31b、31c 側壁部
33、33a、33b、33c 第二係合部
34 縦溝
34c 横溝
40 光源
50 カバー
51 サイドカバー部
52 フロントカバー部
60 透光カバー

Claims (12)

  1. 第一係合部を有し、構造物に固定される取付板と、
    側壁部、及び、前記側壁部の外周面に設けられた第二係合部を有し、前記第一係合部及び前記第二係合部が係合することにより前記取付板に取り付けられる筐体と、
    前記筐体に収容され、前記筐体の前記取付板と反対側に光を発する光源と
    前記側壁部の前記外周面を覆うカバーとを備え、
    前記側壁部の前記外周面には、前記カバーを前記筐体に係止させるための係止溝が設けられ、
    前記カバーは、前記第二係合部、及び、前記係止溝を覆う
    照明装置。
  2. 前記第一係合部は、凸部を有する弾性部材であり、
    前記第二係合部は、前記凸部が入り込む、前記側壁部に設けられた凹部である
    請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記凹部は、前記側壁部の外周面に設けられる
    請求項2に記載の照明装置。
  4. さらに、前記筐体の前記取付板と反対側を覆う透光カバーを備え、
    前記側壁部の前記外周面には、前記透光カバーを固定するための固定構造が設けられ、
    前記カバーは、前記第二係合部、前記係止溝、及び、前記固定構造を覆う
    請求項1に記載の照明装置。
  5. 前記カバーは、前記側壁部の外周面を覆うサイドカバー部と、前記筐体の前記取付板と反対側に位置するフロントカバー部とを含み、
    前記フロントカバー部の径方向における長さは、前記サイドカバー部の前記取付板の主面と垂直な方向における長さよりも短い
    請求項4に記載の照明装置。
  6. 前記側壁部の外周面には、前記取付板の主面に垂直な方向に延びる溝が設けられ、
    前記第一係合部の少なくとも一部は、前記溝内に位置し、
    前記凹部は、前記溝の端部に位置する
    請求項2または3に記載の照明装置。
  7. 前記溝の底面は、前記溝の深さが前記取付板に近づくほど深くなるように傾斜している
    請求項6に記載の照明装置。
  8. 前記側壁部の外周面には、前記取付板の主面に平行な方向に延びる溝が設けられ、
    前記凹部は、前記溝の途中に位置する
    請求項2、3、6、及び、7のいずれか1項に記載の照明装置。
  9. 前記凹部は、前記側壁部の内周面に設けられる
    請求項2に記載の照明装置。
  10. 前記第一係合部は、凸部を有する弾性部材であり、
    前記第二係合部は、前記側壁部に設けられた開口であり、
    前記第一係合部及び前記第二係合部は、前記凸部が前記開口内に位置することにより係合する
    請求項1に記載の照明装置。
  11. 前記第一係合部は、板ばねであり、
    前記凸部は、曲げ加工により形成された前記板ばねの一部である
    請求項10に記載の照明装置。
  12. さらに、前記筐体の前記取付板と反対側を覆う透光カバーを備え、
    前記取付板の主面に垂直な方向から見た場合に、前記第一係合部は、前記透光カバーの端よりも内側に位置する
    請求項1〜11のいずれか1項に記載の照明装置。
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