JP6765081B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、天井に取り付けられる照明装置に関する。
近年、天井に取り付けられるLED照明装置が普及しつつある。例えば、特許文献1には、被取付部に取り付けられるランプ本体と、ランプ本体に装着される透光性カバーとを備えるLED照明装置が開示されている。
特開2015−195160号公報
照明装置において、本体部にカバーが強固に取り付けられてしまうと、メンテナンスなどのためにカバーを取り外すことが難しくなる。一方で、本体部からカバーが脱落してしまうことは危険であるため、カバーは、程よい力で本体部に保持されることが望ましい。
本発明は、カバーの保持力の調整が容易な照明装置を提供する。
本発明の一態様に係る照明装置は、天井に取り付けられる照明装置であって、発光部と、側面にガイド溝及び係止構造が設けられ、下面に前記発光部が設けられた本体部と、内側面に第一凸部及び第二凸部が設けられたカバーであって、前記第一凸部が前記ガイド溝に沿って動くように下方から押し上げられることによって前記第二凸部が前記係止構造に引っかかるカバーとを備え、前記ガイド溝は、導入部と、上下方向に延びる第一溝部と、前記導入部の上端部と前記第一溝部の下端部とをつなぐ、前記上下方向と交差する方向に延びる第二溝部とを含み、前記上下方向と交差する方向における前記第二凸部の幅は、前記上下方向と交差する方向における前記第一凸部の幅よりも狭い。
本発明によれば、カバーの保持力の調整が容易な照明装置が実現される。
図1は、実施の形態1に係る照明装置の下方から見た外観斜視図である。 図2は、本体部とカバーとに分離された照明装置の下方から見た外観斜視図である。 図3は、本体部とカバーとに分離された照明装置の上方から見た外観斜視図である。 図4は、本体部の拡大図である。 図5Aは、カバーを本体部に取り付けるときの第一段階を示す図である。 図5Bは、カバーを本体部に取り付けるときの第二段階を示す図である。 図5Cは、カバーを本体部に取り付けるときの第三段階を示す図である。 図6は、カバーの内側面の拡大図である。 図7は、変形例に係る照明装置の外観斜視図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。なお、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
以下の実施の形態の図面においては、Z軸方向は、例えば上下方向(鉛直方向)であり、Z軸+側は、上側または天井側と記載される場合がある。また、Z軸−側は、下側または光出射側と記載される場合がある。また、X軸方向及びY軸方向は、Z軸に垂直な平面(水平面)上において、互いに直交する方向である。
また、図面においては、ネジ穴など、同一の機能を有し複数設けられる構造または部材については、1つの構造または部材にのみ符号が付されている場合がある。
(実施の形態1)
まず、実施の形態1に係る照明装置の構成について詳細に説明する。図1は、実施の形態1に係る照明装置の下方から見た外観斜視図である。図2は、本体部とカバーとに分離された照明装置の下方から見た外観斜視図である。図3は、本体部とカバーとに分離された照明装置の上方から見た外観斜視図である。なお、図1では、照明装置10の中心軸J(以下、単に軸Jとも記載する)、及び、周方向θも図示されている。周方向θは、上下方向に交差する方向である。
図1〜図3に示されるように、照明装置10は、発光部20と、本体部30と、カバー40と、人感センサ50と、照度センサ55と、つまみ60と、端子台70と、回路収容部80とを備える。
照明装置10は、天井に直接取り付けられ、主に下方を照らすシーリングライトである。照明装置10は、具体的には、本体部30が木ねじによって天井に取り付けられた後、カバー40が本体部30に取り付けられる。照明装置10の平面視形状(軸Jの方向から見た形状)は、円形である。
発光部20は、照明装置10の光源として機能する。発光部20は、具体的には、基板上に直接実装されたLEDチップが、蛍光体を含有する透光性樹脂によって封止されたCOB(Chip On Board)型の発光モジュールである。発光部20は、例えば、白色光を下方に向けて発する。発光部20の光軸は、軸Jに一致する。
発光部20は、本体部30の下面31にねじ止めされる。発光部20の平面視形状は、円形であるが、特に限定されない。発光部20の平面視形状は、例えば、円環状であってもよい。
本体部30は、平たい略円柱状(略扁平状)の部材であり、2つのねじ挿通孔37のそれぞれに下方から挿通される木ねじによって天井に取り付けられる。本体部30の平面視形状は、直径10cm〜15cm程度の円形である。本体部30の側面32は、円周面である。本体部30は、例えば、アルミニウムがダイカスト鋳造されることにより形成される。本体部30は、その他の金属材料または樹脂材料によって形成されてもよい。
本体部30の上面には、部品を収容するための凹部が設けられている。凹部には、端子台70及び回路収容部80などが収容される。
端子台70は、電線挿通孔71が設けられた部材である。端子台70の内部には、回路収容部80に収容された電源回路に電気的に接続された端子が収容されている。電線挿通孔71に、天井から引き出された電線の端部(電線の芯線)が挿入されると、当該電線は上記端子に電気的に接続される。ここで、電線は、外部交流電源(電力系統)に電気的に接続されている。このため、電線の端部が端子台70内の端子に電気的に接続されると、電線によって外部交流電源と回路収容部80内の電源回路とが電気的に接続される。なお、照明装置10は、2つの端子台70を備える。
回路収容部80は、内部に、電源回路(電源回路を構成する回路部品)及び制御回路が実装された基板(電源回路基板)を有する電源ユニットである。
電源回路は、電線挿通孔71に挿通された電線を介して外部交流電源から供給される交流電力を、発光部20が発光するための直流電力に変換する。この直流電力は、制御回路によって発光部20に供給される。電源回路は、具体的には、整流回路及びインバータ回路などを含む。
制御回路は、人感センサ50及び照度センサ55のセンシング結果に応じて発光部20を発光させるための制御回路である。制御回路は、例えば、人感センサ50によって人がセンシングされると、一定時間、発光部20に直流電力を供給し、その後、直流電力の供給を停止する。つまり、発光部20は、制御回路の制御に基づいて、人感センサ50のセンシング結果に応じて発光する。
また、制御回路は、照度センサ55の明るさに応じて上記一定時間の長さを変更することもできる。制御回路は、具体的には、タイマ回路などを含む。
本体部30の下面31の中央部分には発光部20が設けられる。また、本体部30の下面31のうち、発光部20の周縁部には、人感センサ50、照度センサ55、及び、つまみ60が設けられる。
人感センサ50は、照明装置10の周辺における人の存在の有無をセンシングするセンサである。人感センサ50は、本体部30内に設けられ、一部が本体部30よりも下方に突出したセンサである。人感センサ50は、具体的には焦電センサであり、人の体から放出される赤外線による温度変化をセンシングする。人感センサ50は、超音波などで人の存在の有無をセンシングするセンサであってもよい。
照度センサ55は、照明装置10の周辺における明るさをセンシングするセンサである。照度センサ55は、例えば、フォトダイオードなどの受光素子を用いて照明装置10の周辺における明るさをセンシングする。
つまみ60は、本体部30内に設けられ、一部が本体部30よりも下方に突出したつまみである。つまみ60は、人感センサ50及び照度センサ55のセンシング結果に応じた発光部20の発光態様を変更する(切り替える)ためのつまみである。ユーザは、つまみ60により、上記一定時間の長さ(発光部20の発光時間の長さ)を変更することができる。
本体部30の側面32には、ガイド溝35a、ガイド溝35b、及び、ガイド溝35cが設けられる。ガイド溝35aは、カバー40の内側面41に設けられた第一凸部42aが挿通される溝である。同様に、ガイド溝35bは、第一凸部42bが挿通される溝であり、ガイド溝35cは、第一凸部42cが挿通される溝である。ガイド溝35a、ガイド溝35b、及び、ガイド溝35cは、周方向θにおける間隔が等しくなるように本体部30の側面32に配置されている。
ガイド溝35aは、具体的には、導入部31a、第一溝部33a、及び、第二溝部32aを含む。ガイド溝35b及びガイド溝35cも同様の構成である。ガイド溝35a、ガイド溝35b、及び、ガイド溝35cの詳細な構成については後述される。
また、本体部30の側面32には、ガイド溝35a、ガイド溝35b、及び、ガイド溝35cとは別に、係止構造36a、係止構造36b、及び、係止構造36cが設けられる。係止構造36a、係止構造36b、及び、係止構造36cは、周方向θにおける間隔が等しくなるように本体部30の側面32に配置される。
係止構造36aには、カバー40の第二凸部43aが引っかかり、係止構造36bには、第二凸部43bが引っかかり、係止構造36cには、第二凸部43cが引っかかる。これにより、カバー40が本体部30に保持される。係止構造36a、係止構造36b、及び、係止構造36cの詳細な構成については後述される。
カバー40は、本体部30の表面(下面31及び側面32)の凹凸構造を隠すためのカバーである。カバー40によれば、照明装置10の意匠性が高められる。カバー40は、底部に発光部20を露出させるための円形の開口42が設けられた有底円筒状であり、本体部30の下面31の一部と、本体部30の側面32の全部とを覆う。カバー40は、透光性を有しない。なお、カバー40が透光性を有することにより、開口42が設けられなくてもよい。
カバー40は、例えば、アクリロニトリルスチレンアクリレート(ASA:Acrylonitrile Styrene Acrylate)樹脂によって形成される。カバー40は、ポリブチレンテレフタレート(PBT:Polybutylene Terephthalate)等の他の樹脂材料によって形成されてもよい。また、カバー40は、アルミニウムなどの金属材料によって形成されてもよい。
カバー40の底部には、開口42の他に、開口44、開口45、及び、開口46が設けられる。
開口44は、照度センサ55が照明装置10の周辺における明るさをセンシングするための窓として機能する開口である。開口44は、開口42よりも径の小さい円形の開口である。
開口45は、第一開口の一例であって、人感センサ50が挿通される開口である。人感センサ50は、照明装置10の周辺における人の存在の有無をセンシングするために開口45を通じて外部に露出している。開口45は、開口42よりも径の小さい円形の開口である。
開口46は、第二開口の一例であって、つまみ60が挿通される開口である。つまみ60は、ユーザがつまみ60を操作できるように開口46を通じて外部に露出している。開口46は、開口42よりも径の小さい円形の開口である。
なお、カバー40を周方向θに沿って回動させることにより、本体部30に係合させる方法が知られているが、人感センサ50が開口45を通じて突出するような場合、人感センサ50によってカバー40の回動が妨げられる。このため、照明装置10では、カバー40は、回動されるのではなく押し上げられることにより本体部30に係合する。
カバー40の内側面41は、本体部30の側面32と対向する円周面であり、本体部30を側方から囲む。内側面41には、第一凸部42a、第一凸部42b、及び、第一凸部42cが設けられる。第一凸部42aは、ユーザがカバー40を本体部30に取り付けるときに、ガイド溝35aに挿通される。同様に、第一凸部42bは、ガイド溝35bに挿通され、第一凸部42cは、ガイド溝35cに挿通される。第一凸部42a、第一凸部42b、及び、第一凸部42cは、周方向θにおける間隔が等しくなるように、内側面41に配置される。
また、内側面41には、第二凸部43a、第二凸部43b、及び、第二凸部43cが設けられる。第一凸部42aがガイド溝35aに沿って動くようにカバー40が下方から押し上げられることによって、第二凸部43aは係止構造36aに引っかかり、第二凸部43bは係止構造36bに引っかかり、第二凸部43cは係止構造36cに引っかかる。これにより、カバー40は、本体部30に保持される。第二凸部43a、第二凸部43b、及び、第二凸部43cは、周方向θにおける間隔が等しくなるように、内側面41に配置される。
[ガイド溝及び係止構造の詳細構成]
次に、ガイド溝35a及び係止構造36aの詳細構成について、図4及び図5A〜図5Cを参照しながら説明する。図4は、本体部30の拡大図である。図5Aは、カバー40を本体部30に取り付けるときの第一段階を示す図である。図5Bは、カバー40を本体部30に取り付けるときの第二段階を示す図である。図5Cは、カバー40を本体部30に取り付けるときの第三段階を示す図である。
まず、ガイド溝35aの詳細構成について説明する。なお、ガイド溝35b及びガイド溝35cの詳細構成についてはガイド溝35aと同様であるため説明が省略される。
上述のように、ガイド溝35aは、第一凸部42aが挿通される溝である。ガイド溝35aは、本体部30の側面において下端から上端にまで達している。ガイド溝35aは、具体的には、導入部31a、第一溝部33a、及び、第二溝部32aを含む。
導入部31aは、カバー40を本体部30に取り付けるときに、最初に第一凸部42aが通る部分である。図5Aに示されるように、カバー40が下方から押し上げられることにより、第一凸部42aは、導入部31a内を下方から上方に向かって動く。カバー40は、第一凸部42aが規制面32dに当たるまで押し上げられる。規制面32dは、導入部31aの上方に位置し、第一凸部42aの上方への移動を規制する面である。また、規制面32dは、第二溝部32aを規定する面でもある。
なお、導入部31aは、下方に向かうほど幅が広くなる形状を有する。これにより、ユーザが導入部31aに第一凸部42aを挿入しやすくなる。
第二溝部32aは、ガイド溝35aのうち周方向θに沿って延びる部分である。また、第二溝部32aは、導入部31aの上端部と第一溝部33aの下端部とをつなぐ部分でもある。
第一凸部42aが規制面32dに当たった後、ユーザは、カバー40を周方向θに沿って回動させる。これにより、図5Bに示されるように、第一凸部42aは、第二溝部32aに沿って周方向θに移動する。カバー40は、第一凸部42aが規制面32eに当たるまで回動される。規制面32eは、第一凸部42aの周方向θに沿う移動を規制する面である。規制面32eは、第二溝部32aの第一溝部33a側の端を規定する面でもある。
第一溝部33aは、ガイド溝35aのうち上下方向に延びる部分である。第一凸部42aが規制面32eに当たった後、ユーザは、カバー40をさらに押し上げる。これにより、図5Cに示されるように、第一凸部42aは、第一溝部33aに沿って上方に移動する。第一凸部42aがある程度移動すると、第二凸部43aは、係止構造36aの突起36eを乗り越える。そうすると、ユーザがカバー40から手を離しても第二凸部43aが突起36eに係止する。これにより、カバー40の本体部30への取り付けが完了する。なお、このとき、第一凸部42aは、本体部30に引っかかっていない。つまり、第一凸部42aは、本体部30に支持されていない。
次に、上記図4を参照しながら係止構造36aの詳細構成についてさらに説明する。なお、係止構造36b及び係止構造36cの詳細構成については、係止構造36aと同様であるため説明が省略される。
係止構造36aは、溝36dと、溝36d内に設けられた突起36eとを有する凹凸構造である。係止構造36aは、本体部30の側面32の下端部に設けられる。周方向θにおいて、係止構造36aの位置は、ガイド溝35aの位置と異なる。
溝36dは、上下方向に延びる溝であり、第二凸部43aが挿通される。突起36eは、溝36d内に設けられ、溝36dを上部および下部に区切る突起である。上述のように、第一凸部42aが第一溝部33aに沿って移動すると、第二凸部43aは、突起36eを乗り越えて溝36dの下部から上部に移動し、突起36eに引っかかる。突起36eの表面は、第二凸部43aが突起36eを乗り越えやすくするために曲面となっている。
なお、溝36dの下端部は、下方に向かうほど幅が広くなる形状を有する。これにより、ユーザが溝36dに第二凸部43aを挿入しやすい効果が得られる。
[第一凸部及び第二凸部の詳細構成]
次に、第一凸部42a及び第二凸部43aの詳細構成について、図6を参照しながら説明する。図6は、カバー40の内側面41の拡大図である。なお、第一凸部42b及び第一凸部42cの詳細構成については第一凸部42aと同様の構成であるため説明が省略される。第二凸部43b及び第二凸部43cの詳細構成については第二凸部43aと同様の構成であるため説明が省略される。
第一凸部42aは、金型を用いた樹脂成型により、カバー40の本体と一体形成される。第一凸部42aは、カバー40の内側面41のうち上端部に配置される。上述のように、第一凸部42aは、ガイド溝35aに挿通される。第一凸部42aは、本体部30のうちガイド溝35aを規定する面(壁面)に当たるため、ある程度の強度が必要である。このため、実施の形態1では、第一凸部42aは、単なるリブではなく、環を形成するリブとされている。これにより、第一凸部42aは、第二凸部43aよりも高い強度を有する。なお、第一凸部42aの中心部は窪みを有するが、この窪みは埋められていてもよい。
第二凸部43aは、金型を用いた樹脂成型により、カバー40の本体と一体形成される。第二凸部43aは、上下方向に延びるリブ状の突起であり、第一凸部42aとは別に設けられる。第二凸部43aを周方向θから見た形状は、径方向を高さ方向とし、かつ、中心側に向かうほど幅が狭まる台形(等脚台形)である。
第二凸部43aは、カバー40の内側面41のうち下端部に配置される。また、周方向θにおいて、第二凸部43aの位置は、第一凸部42aの位置と異なっている。このように、照明装置10では、ガイド用の凸部である第一凸部42aと、カバー40を本体部30に係止させるための凸部である第二凸部43aとが別々に設けられている。
照明装置10のように、カバー40を押し上げて本体部30に係止させる構造では、第二凸部43aの周方向θにおける幅(以下、単に幅と記載される)を微調整することにより、カバー40の保持力(外れにくさ)を調整することができる。このような微調整は、例えば、カバー40を形成するための樹脂成型において、金型または成型条件等を変更することにより行われる。
一方で、第二凸部43aの元々の幅が広いと、成型条件等の変更により幅が微調整されたとしても、カバー40の保持力はあまり変わらない。そこで、第二凸部43aは、周方向θにおける幅が狭くなるように形成されている。具体的には、周方向θにおける第二凸部43aの幅は、周方向θにおける第一凸部42aの幅よりも狭い。これにより、カバー40の保持力の調整が容易となる。
このように凸部の幅を狭くすることは、当該凸部が、カバー40の係止用としてだけでなくガイド構造としても利用される場合には困難である。なぜなら、凸部にガイド構造を持たせるためには、強度を確保する必要があるため、凸部にある程度の幅が必要となるからである。
そこで、照明装置10では、ガイド用の凸部である第一凸部42aと、カバー40を本体部30に係止させるための凸部である第二凸部43aとが別々に設けられている。したがって、照明装置10では、周方向θにおける第二凸部43aの幅を、周方向θにおける第一凸部42aの幅よりも狭くして、カバー40の保持力の調整を容易にすることができる。
ところで、照明装置10では、第二凸部43aが係止構造36aから外れたとしても、カバー40は、即座に本体部30から脱落しない。なぜなら、第一凸部42aが第一溝部33aの下方に位置する規制面38a(図4で図示)に引っかかるためである。このように、規制面38aは、第二凸部43aが係止構造36aから外れたときに第一凸部42aに接することによってカバー40の脱落を規制する。これにより、照明装置10の安全性が高められている。
なお、規制面38aは、導入部31aに近づくほど高さが高くなるように傾斜した傾斜面である。そして、第一凸部42aの下面は、規制面38aに面接触するように一部が傾斜している。つまり、第一凸部42aは、規制面38aに沿う形状を有する。これにより、第一凸部42aの位置が、多少、導入部31a側に寄ったとしても、第一凸部42aが規制面38aに沿って導入部31aと反対側に向かって滑り落ちる。したがって、第一凸部42aが導入部31aを通じて下方に移動すること、つまり、カバー40が脱落することがさらに抑制される。
[変形例]
照明装置10は、本体部30が天井にねじ止めされることによって、天井に取り付けられるが、照明装置10は、天井に設けられた引掛シーリングボディに取り付けられてもよい。図7は、このような変形例に係る照明装置の外観斜視図である。
図7に示される照明装置10aは、端子台70に代えて、回路収容部80内の電源回路に電気的に接続された端子90a及び端子90bを備える点が照明装置10と異なる。照明装置10aのその他の構成は、照明装置10と同様である。
端子90a及び端子90bは、天井に設けられた引掛シーリングボディ100に、照明装置10aを取り付けるための端子である。端子90a及び端子90bは、本体部30の上面に設けられる。
照明装置10aは、例えば、カバー40が本体部30に取り付けられた完成状態で、引掛シーリングボディ100に取り付けられる。完成状態の照明装置10aの取り付けにおいては、まず、端子90aが引掛シーリングボディ100に設けられた端子挿通孔101aに挿入され、かつ、端子90bが引掛シーリングボディ100に設けられた端子挿通孔101bに挿入される。次に、この状態で照明装置10aが周方向θに沿って回動される。これにより、照明装置10aは、引掛シーリングボディ100に電気的及び機械的に取り付けられる。
なお、第一凸部42aのガイド溝35aを形成する壁面との間の遊び(周方向θにおける隙間)は、第二凸部43aと溝36dを形成する壁面との間の遊び(周方向θにおける隙間)よりも小さい。したがって、ユーザがカバー40の側面を保持して照明装置10aを回動させるときには、強度の強い第一凸部42aがガイド溝35aを形成する壁面に当たり、幅が狭い第二凸部43aは、溝36dを形成する壁面に当たらない。よって、第一凸部42aよりも強度の低い第二凸部43aの破損が抑制される。
[効果等]
以上説明したように、照明装置10は、天井に取り付けられる照明装置である。照明装置10は、発光部20と、側面32にガイド溝35a及び係止構造36aが設けられ、下面31に発光部20が設けられた本体部30とを備える。また、照明装置10は、内側面41に第一凸部42a及び第二凸部43aが設けられたカバー40であって、第一凸部42aがガイド溝35aに沿って動くように下方から押し上げられることによって第二凸部43aが係止構造36aに引っかかるカバー40とを備える。
ガイド溝35aは、導入部31aと、上下方向に延びる第一溝部33aと、導入部31aの上端部と第一溝部33aの下端部とをつなぐ、上下方向と交差する方向(周方向θ)に延びる第二溝部32aとを含む。上下方向と交差する方向における第二凸部43aの幅は、上下方向と交差する方向における第一凸部42aの幅よりも狭い。
これにより、カバー40の保持力の調整が容易となる。また、第二溝部32aが設けられることによって、第二凸部43aが係止構造36aから外れたとしてもカバー40が即座に落下しないため、安全性が高められる。
また、本体部30のうち第一溝部33aの下方には、第二凸部43aが係止構造36aから外れたときに第一凸部42aに接することによってカバー40の脱落を規制する規制面38aが設けられてもよい。規制面38aの高さは、導入部31aに近づくほど高くなり、第一凸部42aは、規制面38aに沿う形状を有してもよい。
これにより、第一凸部42aの位置が、多少、導入部31a側に寄ったとしても、第一凸部42aが規制面38aに沿って導入部31aと反対側に向かって滑り落ちる。したがって、カバー40が脱落することがさらに抑制される。
また、さらに、本体部30内に設けられ、一部が本体部30よりも下方に突出した人感センサ50を備えてもよい。発光部20は、人感センサ50のセンシング結果に応じて発光し、カバー40には、人感センサ50が挿通される開口45が設けられてもよい。人感センサ50は、センサの一例であり、開口45は、第一開口の一例である。
これにより、照明装置10は、人感センサ50のセンシング結果に応じて発光することができる。
また、さらに、本体部30内に設けられ、一部が本体部30よりも下方に突出したつまみ60であって、人感センサ50のセンシング結果に応じた発光部20の発光態様を変更するためのつまみ60を備え、カバー40には、つまみ60が挿通される開口46が設けられてもよい。開口46は、第二開口の一例である。
これにより、ユーザは、発光部20の発光態様を変更することができる。
また、導入部31aは、下方に向かうほど幅が広くなる形状を有してもよい。
これにより、ユーザが導入部31aに第一凸部42aを挿入しやすくなる。
また、本体部30の側面32は、円周面であり、上下方向と交差する方向は、円周面に沿う周方向θであり、カバー40は、底部に発光部20を露出させるための開口が設けられた有底円筒状であってもよい。
これにより、平面視形状が円形の照明装置10を実現することができる。
また、照明装置10aのように、本体部30の上面には、照明装置10aを天井に設けられた引掛シーリングボディ100に取り付けるための端子90aが設けられてもよい。照明装置10aは、端子90aが引掛シーリングボディ100に設けられた端子挿通孔101aに挿入された状態で回動されることにより、引掛シーリングボディ100に取り付けられてもよい。
これにより、ユーザは、照明装置10aを引掛シーリングボディ100に取り付けることができる。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態に係る照明装置について説明したが、本発明は、このような実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、ガイド溝及び係止構造が本体部の側面に設けられ、第一凸部及び第二凸部がカバーの内側面に設けられた。しかしながら、ガイド溝及び係止構造がカバーの内側面に設けられ、第一凸部及び第二凸部が本体部の側面に設けられてもよい。
また、上記実施の形態で説明された係止構造は、一例である。係止構造は、例えば、第二凸部が引っかかる開口または切り欠きなどを含んでもよい。
また、上記実施の形態で説明された照明装置の形状は、一例である。例えば、上記実施の形態では、本体部の側面は、円周面であったが、平面であってもよい。この場合、カバーは、第一凸部が第二溝部に沿って動くようにスライドされればよい。
また、上記実施の形態では、発光部として、COB型の発光モジュールが用いられたが、発光部の態様は特に限定されるものではない。例えば、SMD型の発光モジュールが発光部として用いられてもよい。また、発光部には、LEDチップを用いた発光モジュールに代えて、蛍光管、メタルハライドランプ、ナトリウムランプ、ハロゲンランプ、キセノンランプ、または、ネオン管等が用いられてもよい。また、発光部には、無機エレクトロルミネッセンス、有機エレクトロルミネッセンス、ケミルミネッセンス(化学発光)、または、半導体レーザー等が用いられてもよい。
以上、一つまたは複数の態様に係る照明装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、一つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
10、10a 照明装置
20 発光部
30 本体部
31 下面
31a 導入部
32 側面
32a 第二溝部
32d、32e、38a 規制面
33a 第一溝部
35a、35b、35c ガイド溝
36a、36b、36c 係止構造
40 カバー
41 内側面
42a、42b、42c 第一凸部
43a、43b、43c 第二凸部
45 開口(第一開口)
46 開口(第二開口)
50 人感センサ(センサ)
60 つまみ
90a、90b 端子
100 引掛シーリングボディ
101a、101b 端子挿通孔

Claims (7)

  1. 天井に取り付けられる照明装置であって、
    発光部と、
    側面にガイド溝及び係止構造が設けられ、下面に前記発光部が設けられた本体部と、
    内側面に第一凸部及び第二凸部が設けられたカバーであって、前記第一凸部が前記ガイド溝に沿って動くように下方から押し上げられることによって前記第二凸部が前記係止構造に引っかかるカバーとを備え、
    前記ガイド溝は、
    導入部と、
    上下方向に延びる第一溝部と、
    前記導入部の上端部と前記第一溝部の下端部とをつなぐ、前記上下方向と交差する方向に延びる第二溝部とを含み、
    前記上下方向と交差する方向における前記第二凸部の幅は、前記上下方向と交差する方向における前記第一凸部の幅よりも狭く、
    前記カバーの前記第二凸部は、前記第一凸部が前記第二溝部に沿って動くように回動された後、前記第一凸部が前記第一溝部に沿って動くように下方から押し上げられることにより、前記係止構造に引っかかる
    照明装置。
  2. 前記本体部のうち前記第一溝部の下方には、前記第二凸部が前記係止構造から外れたときに前記第一凸部に接することによって前記カバーの脱落を規制する規制面が設けられ、
    前記規制面は、前記導入部に近づくほど高くなるように傾斜し、
    前記第一凸部は、前記規制面に沿う形状を有する
    請求項1に記載の照明装置。
  3. さらに、前記本体部内に設けられ、一部が前記本体部よりも下方に突出したセンサを備え、
    前記発光部は、前記センサのセンシング結果に応じて発光し、
    前記カバーには、前記センサが挿通される第一開口が設けられる
    請求項1または2に記載の照明装置。
  4. さらに、前記本体部内に設けられ、一部が前記本体部よりも下方に突出したつまみであって、前記センサのセンシング結果に応じた前記発光部の発光態様を変更するためのつまみを備え、
    前記カバーには、前記つまみが挿通される第二開口が設けられる
    請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記導入部は、下方に向かうほど幅が広くなる形状を有する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明装置。
  6. 前記本体部の側面は、円周面であり、
    前記上下方向と交差する方向は、前記円周面に沿う周方向であり、
    前記カバーは、底部に前記発光部を露出させるための開口が設けられた有底円筒状である
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の照明装置。
  7. 前記本体部の上面には、前記照明装置を前記天井に設けられた引掛シーリングボディに取り付けるための端子が設けられ、
    前記照明装置は、前記端子が前記引掛シーリングボディに設けられた端子挿通孔に挿入された状態で回動されることにより、前記引掛シーリングボディに取り付けられる
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の照明装置。
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