JP2016206873A - 自動取引装置 - Google Patents

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裕之 酒井
Hiroyuki Sakai
裕之 酒井
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    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F19/00Complete banking systems; Coded card-freed arrangements adapted for dispensing or receiving monies or the like and posting such transactions to existing accounts, e.g. automatic teller machines
    • G07F19/20Automatic teller machines [ATMs]
    • G07F19/209Monitoring, auditing or diagnose of functioning of ATMs

Abstract

【課題】 顧客の操作に影響されず、最短時間で取引を終了させ、適切に終了処理を実行する事ができる自動取引装置を提供する。
【解決手段】 本発明の自動取引装置は、取引の実行に係る操作画面を表示して、入力を受け付ける表示・入力手段と、所定の手順の各段階で取得した操作情報に基づいて取引処理を行う取引処理手段と、上記電源装置から供給される電力の供給断を検知する電力供給断検知手段と、上記電力供給断検知手段により電力の供給断が検知されると、上記表示・入力手段への入力を無効化する入力無効化手段とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動取引装置に関し、例えば、現金自動預け払い機(ATM:Automatic Teller Machine)等において、停電検知時に終了処理を行うことができる自動取引装置に適用し得るものである。
例えば、現金自動預け払い機(ATM)は、停電が発生すると、ATMに設けられている各ユニットへの電源供給が停止してしまう。そのため、ATMは、電源供給先をバックアップ用電源装置(バッテリ)に切り替えて、バックアップ用電源装置から電源供給を受けて取引処理を行う。
ここで、電源切り替え時にはバッテリの電力供給量が重要となる。例えば、特許文献1には、停電発生時に、バッテリを有効活用しATMの稼動時間を長期化する技術が開示されている。また、特許文献2には、バッテリから電力供給を受けて取引を行っている場合でも、終了処理を誘導させ、適切にATMの稼働を停止させる技術が開示されている。
特開2010−282308 特開2013−257849
しかしながら、上記特許文献1及び2に記載される技術を導入したとしても、顧客による誤操作があった場合は、誘導があったとしても時間が掛かってしまい、確実に取引を終了させることが出来るとは言い難かった。つまり、時間の経過とともに、バッテリの電力量が尽きてしまうので、取引が終了できないまま、ATMの稼働が停止して、カードや現金等の媒体を返却できない可能性が存在した。
そのため、顧客の操作に影響されず、最短時間で取引を終了させ、適切に終了処理を実行する事ができる自動取引装置が望まれている。
本発明は、通常時に電力を供給する電源装置と、上記電源装置からの電力供給がないときに電力を供給するバックアップ用電源装置とを備え、所定の取引を行う自動取引装置において、(1)上記取引の実行に係る操作画面を表示して、入力を受け付ける表示・入力手段と、(2)所定の手順の各段階で取得した操作情報に基づいて取引処理を行う取引処理手段と、(3)上記電源装置から供給される電力の供給断を検知する電力供給断検知手段と、(4)上記電力供給断検知手段により電力の供給断が検知されると、上記表示・入力手段への入力を無効化する入力無効化手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、顧客の操作に影響されず、最短時間で取引を終了させ、適切に終了処理を実行する事ができる。
第1の実施形態の自動取引装置の内部構成を示す内部構成図である。 第1の実施形態の自動取引装置及び周辺装置の外観構成を示す外観斜視図である。 第1の実施形態の紙幣入出金部の内部構成を示す内部構成図である。 第1の実施形態の硬貨入出金部の内部構成を示す内部構成図である。 第1の実施形態の自動取引装置における入金取引(停電時の動作も含む)動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態の停電検知部による停電検知有無処理の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態の停電時に操作表示部へ出力する画面(その1)を示す説明図である。 第1の実施形態の停電時に操作表示部へ出力する画面(その2)を示す説明図である。 第3の実施形態の自動取引装置における出金取引(停電時の処理も含む)の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態の停電時に操作表示部へ出力する画面(その3)を示す説明図である。
(A)第1の実施形態
以下では、本発明に係る自動取引装置の第1の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(A−1)第1の実施形態の構成
図2は、第1の実施形態の自動取引装置及び周辺装置の外観構成を示す外観斜視図である。図2において、第1の実施形態の自動取引装置1は、カード入出口11、通帳入出口12、払込書口13、紙幣入出口14、硬貨入出口15、操作表示部16及び明細票排出口17を有する。また、自動取引装置1は、バックアップ用電源装置としての無停電電源装置5と接続している。
カード入出口11は、顧客がキャッシュカードを挿入したり又はキャッシュカードを取り出したりするものである。
通帳入出口12は、顧客が通帳を挿入したり又は通帳を取り出したりするものである。
払込書口13は、顧客が払込書を挿入するものである。
紙幣入出口14は、顧客が紙幣を挿入したり又は紙幣を取り出したりするものである。紙幣入出口14は、例えば、開閉可能な開閉体を有するバケットタイプのものを用いることができる。顧客が紙幣を投入するときには、顧客はバケットの開口部に紙幣を投入し、その後自動取引装置1は、開閉体が閉じて投入された紙幣を取り込む。また自動取引装置1が紙幣を返却するときには、自動取引装置1はバケットに紙幣を繰り出し、その後、開閉体が開放する。
硬貨入出口15は、顧客が硬貨を投入したり又は硬貨を取り出したりするものである。硬貨入出口15も、例えば、開閉可能なバケットタイプのものを用いることができる。この場合も、紙幣入出口14と同様に、顧客が硬貨を投入するときには、顧客はバケットの開口部に硬貨を投入し、その後自動取引装置1は、開閉体を閉じて投入された硬貨を取り込む。また自動取引装置1が硬貨を返却するときには、自動取引装置1はバケットに硬貨を繰り出し、その後、開閉体が開放する。
操作表示部16は、例えば、取引種類の選択メニュー画面、各取引の操作画面、取引内容の確認画面等を表示したり、顧客が入力した入力情報を取り込んだりするものである。操作表示部16は、例えば、タッチパネル方式の操作表示部を適用することができる(この実施形態では、タッチパネル方式で構成されているものとする)。なお、操作表示部16は、操作部と表示部とが一体となったタッチパネル方式のものに限らず、操作部と表示部とがそれぞれ物理的に別の構成のものであってもよい。
明細票排出口17は、取引内容を印刷した明細票を排出するものである。
無停電電源装置5は、非停電時に電力を蓄積し、停電発生時に、自動取引装置1に対して蓄積している電力を供給するバックアップ用電源装置である。図2では、無停電電源装置5が、自動取引装置1の外部に外付けされている場合を例示するが、自動取引装置1の内部に設けるようにしてもよい。
なお、無停電電源装置5の出力方式は、交流出力のものであってもよいし又は直流出力のものであっても良い。また給電方式も、特に限定されるものではなく、例えば、常時インバータ給電方式、常時商用給電方式等の種々のものを広く適用することができる。
図1は、第1の実施形態の自動取引装置の内部構成を示す内部構成図である。図1において、自動取引装置1は、制御部21、記録部22、操作表示制御部23、カード処理部24、紙幣入出金部25、硬貨入出金部26、ジャーナル記録部27、通帳処理部28、払込書処理部29、明細票発行部30、係員操作部31、キー入力操作部32、電源装置33、無停電電源装置インタフェース34及び電源切替部40を有する。
制御部21は、自動取引装置1の全体機能を司るものである。例えば、制御部21は、記録部22に格納される処理プログラムを実行することにより自動取引装置1の機能を実現するものである。
図1では、制御部21が実行する主な機能部を示している。図1に示すように、制御部21は、取引処理部211、停電検知部212、停電時終了制御部213、CPU214及びメモリ215を有する。
取引処理部211は、例えば、振り込み取引、預け入れ取引、払込取引、引き出し取引等の様々な取引処理を行うものであり、これら取引処理に伴う入金処理や出金処理等を行う。なお、取引処理部211は、取引処理手段の一例である。
停電検知部212は、電源装置33からの通電を監視して、停電の発生を検知する処理を行うものである。なお、停電検知部212は、電力供給断検知手段の一例である。
停電時終了制御部213は、停電検知部212により停電の発生が検知された場合であって、自動取引装置1への電源が後述する電源切替部40により、無停電電源装置5に切り替えられたときに、取引処理部211の取引処理の状態に応じた動作を実行するものである。これにより、停電が発生しても、取引処理を早期に終了することができるので、適切にソフトウェアによる終了処理を実行させることができる。なお、停電時終了制御部213は、非常時制御手段の一例である。
また、停電時終了制御部213は、取引処理に関する媒体(カード、通帳等)を顧客へ返却する処理を、関係する処理部(例えば、カード処理部24、通帳処理部28等)に依頼することにより、当該媒体を返却する媒体返却手段を実現する。
CPU214は、記録部22に格納される処理プログラムを所定の処理単位で実行するものである。なお、この実施形態では、取引処理部211が行う各種処理は、CPU214が、必要なデータを用いて記録部22に格納される処理プログラムを実行するソフトウェア処理でなされる。
メモリ215は、CPU214が直接アクセスする1次記憶手段である。また、メモリ215は、操作表示制御部23からのメッセージを格納するメッセージキュー216を有する。
メッセージキュー216は、操作表示制御部23からのメッセージを順次格納する一種の待ち行列であり、FIFO(First−In First−Out)のデータ構造を備える。CPU214及び取引処理部211は、メッセージキュー216から格納されたメッセージを取り出し、各メッセージに対応する取引処理を実行することになる。なお、自動取引装置1は、CPU214と、取引処理部211と、メッセージキュー216とにより操作情報管理手段が実現される。
電源装置33は、通常時に、自動取引装置1に電源を供給するものである。
無停電電源装置インタフェース34は、無停電電源装置5と接続する接続インタフェースである。電源切替部40による電源切替時に、無停電電源装置5に対して電源切替の旨を通知する。
電源切替部40は、停電検知部212により停電の発生が検知されると、電源供給先を電源装置33から無停電電源装置5に切り替えるものである。
記録部22は、制御部21が実行する処理プログラム等を記憶するものあり、例えば、フラッシュメモリやHDD等により構成される。この実施形態において、制御部21及び記録部22は、オペレーティングシステム(以下、単に「OS」と表す:例えば、Windows(登録商標))等)をインストール可能なコンピュータとして構成されるものとする。
操作表示制御部23は、制御部21の制御の下、操作表示部16の動作を制御するものである。操作表示制御部23は、制御部21から画面情報に基づいて、操作表示部16に画面を表示させたり、又は操作表示部16から入力された情報を制御部21に与えたりするものである。この実施形態において、操作表示制御部23は、操作表示部16のタッチパネル操作による入力情報がOSのプログラム(Windowsプログラム)により取得できるものとする。そして、取得された入力情報は、メッセージとして、メッセージキュー216に格納される。自動取引装置1は、操作表示部16と、操作表示制御部23とにより表示・入力手段が実現される。
カード処理部24は、制御部21の制御の下、カード入出口11からキャッシュカードを取り込んだり又は排出したりするものである。また、カード処理部24は、カード入出口11から挿入されたキャッシュカードの格納部(例えば、磁気格納部やICチップ等)に格納されているカード情報を読み取り、そのカード情報を制御部21に与えるものである。
図3は、第1の実施形態の紙幣入出金部の内部構成を示す内部構成図である。紙幣入出金部25は、制御部21の制御の下、紙幣を金種別に収納・管理するものである。
紙幣入出金部25は、先述の紙幣入出口14と、この紙幣入出口14に受け入れた紙幣を1枚ずつ分離して、紙幣の金種等を鑑別すると共に鑑別した紙幣を金種毎に計数する紙幣認識部254と、この紙幣認識部254で鑑別計数された紙幣を集積して一時保留する紙幣一時保留部255と、入金紙幣を金種別に収納する紙幣収納庫251と、紙幣リジェクト庫252を有して構成される。
図4は、第1の実施形態の硬貨入出金部の内部構成を示す内部構成図である。硬貨入出金部26は、制御部21の制御の下、硬貨を金種別に収納・管理するものである。
硬貨入出金部26は、先述の硬貨入出口15と、この硬貨入出口15に受け入れた硬貨を1枚ずつ分離して、硬貨の金種等を鑑別すると共に鑑別した硬貨を金種毎に計数する硬貨認識部264と、この硬貨認識部264で鑑別計数された硬貨を集積して一時保留する硬貨一時保留部265と、入金硬貨を金種別に収納する硬貨収納庫261と、硬貨リジェクト庫262を有して構成される。
ジャーナル記録部27は、顧客との取引処理の履歴や、自動取引装置1を管理する金融機関の職員等(以下、「係員」と呼ぶ)による業務処理の履歴等を印刷して記録するものである。
通帳処理部28は、制御部21の制御の下、通帳入出口12から通帳を取り込んだり又は排出したりするものである。また、通帳処理部28は、通帳入出口12から挿入された通帳の格納部(例えば、磁気データ格納部やICチップ等)に格納されている通帳情報(例えば、磁気ストライプデータ)を読み取り、その通帳情報を制御部21に与えるものである。
払込書処理部29は、制御部21の制御の下、払込書口13から予め払込金額が記載された払込書(伝票)を取り込むものである。また、払込書処理部29は、払込書口13から挿入された払込書のイメージを読み取り(例えば、OCR読み取り)、そのイメージ情報(払込情報)を制御部21に与えるものである。
明細票発行部30は、制御部21の制御の下、取引明細票に取引結果を印刷して、明細票排出口17から発行(排出)を行うものである。
係員操作部31は、例えば自動取引装置1の背面に設けられると共に係員の操作を受け付けるキー入力操作部32を有しており、係員による当該キー入力操作部32を介した操作を受け付け、その操作指示を制御部21に与えるものである。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、以上のような構成を有する第1の実施形態の自動取引装置1の動作を、図面を参照しながら説明する。
図5は、自動取引装置1における入金取引(停電時の処理も含む)の動作を示すフローチャートである。
顧客により自動取引装置1における入金取引が選択されたものとすると、(S101)、取引処理部211は、停電検知部212に以下の停電検知有無処理(サブルーチン)を実行させる(S102)。
図6は、停電検知部212による停電検知有無処理の動作を示すフローチャートである。
停電検知部212は、自動取引装置1に搭載されるOSのプログラム(この実施形態では、Windowsプログラム)により、操作表示部16を介して入力されたタッチパネル情報に関するメッセージをメッセージキュー216から取得する(S301)。
停電検知部212は、電源装置33からの電力供給の断絶(停電)を検知したか否かの判定を行う(S302)。
先述のステップS302の処理により停電を検知した場合には、停電検知部212は、先述のステップS301の処理により取得したメッセージを、メッセージキュー216から削除する(S303)。このステップS303の処理により、他プロセスにタッチパネルの情報が渡らなくなるため、操作表示部16(タッチパネル)への入力無効化処理が実現される。なお、この入力無効化処理は、入力無効化手段の一例である。
一方、先述のステップS302の処理により停電を検知しなかった場合には、停電検知部212は、特に処理を実行しない(言い換えれば、メッセージキュー216から、取得したメッセージを削除しない)(S304)。
停電検知部212は、メッセージキュー216にタッチパネル情報に関するメッセージが格納されているかを判定する(S305)。当該メッセージが格納されている場合には、停電検知部212は、ステップS301から再度処理を実行する。一方、当該メッセージが格納されていない場合には、停電検知部212は、呼び出し元のメインルーチンに処理を戻す。
取引処理部211は、停電検知部212による停電検知有無処理が、停電発生を検知した場合には、後述するステップS110の処理を行い、停電発生を検知しなかった場合には、次の処理を実行する。
取引処理部211は、カード挿入待ちの状態からカード入出口11にカードが挿入されると、停電検知部212に先述の停電検知有無処理(サブルーチン)を実行させる(S103、S104)。取引処理部211は、停電検知部212による停電検知有無処理が、停電発生を検知した場合には、後述するステップS110の処理を行い、停電発生を検知しなかった場合には、次の処理を実行する。
取引処理部211は、暗証番号入力待ちの状態から操作表示部16を介して暗証番号が入力されると、停電検知部212に先述の停電検知有無処理(サブルーチン)を実行させる(S105、S106)。
取引処理部211は、停電検知部212による停電検知有無処理が、停電発生を検知した場合には、後述するステップS110の処理を行い、停電発生を検知しなかった場合には、次の処理を実行する。
シャッタが解放された紙幣入出口14及び硬貨入出口15から現金(紙幣や硬貨)が投入されたものとすると、取引処理部211は、入金処理を行う(S107)。取引処理部211は、投入された現金の金額の確認を行う(S108)。取引処理部211は、金額が正当でないと判断した場合には、先述のステップS106に再度処理を戻す。
一方、取引処理部211は、金額が正当であると判断した場合には、停電検知部212に先述の停電検知有無処理(サブルーチン)を実行させる(S109)。取引処理部211は、停電検知部212による停電検知有無処理が、停電発生を検知した場合には、後述するステップS110の処理を行い、停電発生を検知しなかった場合には、次の処理を実行する。
取引処理部211は、顧客にカードを返却して、入金取引を終了する(S113、S114)。
先述のステップS102、ステップS104、ステップS106及びステップS109の処理により停電発生が検知された場合には、停電時終了制御部213は、紙幣一時保留部255及び硬貨一時保留部265に現金が保留(入金)されているかの判定を行う(S110)。
先述のステップS110の処理により、入金が無かったと判定された場合には、停電時終了制御部213は、操作表示部16に対して、例えば、図7に示すタッチ入力無効表示画面を出力する(S111)。
一方、先述のステップS110の処理により、入金が有ったと判定された場合(言い換えれば、ステップS109の処理で停電発生を検知した場合)には、停電時終了制御部213は、操作表示部16に対して、例えば、図8に示すタッチ入力無効表示画面を出力すると共に、入金された現金を顧客へ返却する(S112)。
停電時終了制御部213は、顧客にカードを返却して入金取引を終了した後に、自動取引装置1のシャットダウンを実行する。
(A−3)第1の実施形態の効果
第1の実施形態によれば、停電検知部212が、停電を検知した場合に、メッセージキュー216からタッチパネルに関するメッセージを削除することにより、顧客によるタッチパネル操作が無効となる。つまり、自動取引装置1は、顧客の操作に影響されず、最短時間で取引を終了させ、非常時においても適切に終了処理を実行する事ができる。
(B)第2の実施形態
次に、本発明に係る自動取引装置の第2の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(B−1)第2の実施形態の構成
第2の実施形態の自動取引装置1の構成についても、第1の実施形態と同様に図1〜図4を用いて示すことができる。
(B−2)第2の実施形態の動作
次に、第2の実施形態に係る自動取引装置1の動作を説明する。
第1の実施形態では、自動取引装置1の入金取引に係る動作を説明したが、第2の実施形態では、入金取引を含む一切の金融取引を行っていない場合における停電時の処理を説明する。
停電検知部212により電源装置33からの電力供給の断絶(停電)を検知された場合には、停電時終了制御部213は、操作表示部16に先述の図7の画面を表示して(顧客からの操作を無効)、自動取引装置1のシャットダウンを実行する。なお、図7の画面に表示する文言はこれに限らず、「現在、終了処理(シャットダウン)中」である等の文言を付け加えても良い。
(B−3)第2の実施形態の効果
第2の実施形態によれば、自動取引装置1は、停電が発生したとしても、顧客が取引を開始する事なく、適切に終了処理(シャットダウン)を実行できる。
(C)第3の実施形態
次に、本発明に係る自動取引装置の第3の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(C−1)第3の実施形態の構成
第3の実施形態の自動取引装置1の構成についても、第1の実施形態と同様に図1〜図4を用いて示すことができる。
(C−2)第3の実施形態の動作
次に、第3の実施形態に係る自動取引装置1の動作を説明する。
図9は、自動取引装置1における出金取引(停電時の処理も含む)の動作を示すフローチャートである。図9において、図5と共通する処理(ステップ)については、同一の符号を付して示している。以下では、顧客により自動取引装置1における出金取引が選択(S201)されたものとするとして説明する。
ステップS102〜ステップS106までの処理は、先述の第1の実施形態の図5と同様なので、その説明を省略する。
取引処理部211は、操作表示部16を介して、顧客により金額が入力されると(S202)、停電検知部212に先述の停電検知有無処理(サブルーチン)を実行させる(S109)。取引処理部211は、停電検知部212による停電検知有無処理が、停電発生を検知した場合には、後述するステップS204の処理を行い、停電発生を検知しなかった場合には、次の処理を実行する。
取引処理部211は、入力された金額に応じて出金処理を行い、顧客へ現金を返却する(S203)。そして、取引処理部211は、顧客にカードを返却して、出金取引を終了する(S113、S206)。
先述のステップS102、ステップS104、ステップS106及びステップS109の処理により停電発生が検知された場合には、停電時終了制御部213は、顧客により出金する金額が入力されているかの判定を行う(S204)。
先述のステップS204の処理により、金額の入力が無かったと判定された場合には、停電時終了制御部213は、操作表示部16に対して、例えば、図7に示すタッチ入力無効表示画面を出力する(S111)。
一方、先述のステップS204の処理により、金額の入力が有ったと判定された場合(言い換えれば、ステップS109の処理で停電発生を検知した場合)には、停電時終了制御部213は、操作表示部16に対して、例えば、図10に示すタッチ入力無効表示画面を出力すると共に、入力された金額の現金を顧客へ出金する(S205)。
停電時終了制御部213は、顧客にカードを返却して出金取引を終了した後に(S113、S206)、自動取引装置1のシャットダウンを実行する。
(C−3)第3の実施形態の効果
第3の実施形態によれば、顧客が出金取引を行っていた場合においても、第1の実施形態と同様の効果を奏することができる。
(D)他の実施形態
上記各実施形態に加えて、さらに、以下に例示するような変形実施形態も挙げることができる。
(D−1)上記各実施形態では、自動取引装置を例にして挙げたが、停電を検知した場合において決まった動作をさせる装置においても、本発明を適用することができる。
(D−2)第1、第3の各実施形態では、金融取引として、入金取引、出金取引を行っている場合の停電時の動作を例に挙げて説明したが、この例に限らず、残高照会、通帳の記帳を含めた様々な金融取引を行っている場合においても本発明を適用することができる。
1…自動取引装置、5…無停電電源装置、11…カード入出口、12…通帳入出口、13…払込書口、14…紙幣入出口、15…硬貨入出口、16…操作表示部、17…明細票排出口、21…制御部、211…取引処理部、212…停電検知部、213…停電時終了制御部、214…CPU、215…メモリ、216…メッセージキュー、22…記録部、23…操作表示制御部、24…カード処理部、25…紙幣入出金部、26…硬貨入出金部、27…ジャーナル記録部、28…通帳処理部、29…払込書処理部、30…明細票発行部、31…係員操作部、32…キー入力操作部、33…電源装置、34…無停電電源装置インタフェース、40…電源切替部、251…紙幣収納庫、252…紙幣リジェクト庫、254…紙幣認識部、255…紙幣一時保留部、261…硬貨収納庫、262…硬貨リジェクト庫、264…硬貨リジェクト、265…硬貨一時保留部。

Claims (9)

  1. 通常時に電力を供給する電源装置と、上記電源装置からの電力供給がないときに電力を供給するバックアップ用電源装置とを備え、所定の取引を行う自動取引装置において、
    上記取引の実行に係る操作画面を表示して、入力を受け付ける表示・入力手段と、
    所定の手順の各段階で取得した操作情報に基づいて取引処理を行う取引処理手段と、
    上記電源装置から供給される電力の供給断を検知する電力供給断検知手段と、
    上記電力供給断検知手段により電力の供給断が検知されると、上記表示・入力手段への入力を無効化する入力無効化手段と
    を備えることを特徴とする自動取引装置。
  2. 上記入力無効化手段により上記表示・入力手段への入力が無効化された後に、上記取引に関する媒体を返却する媒体返却手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の自動取引装置。
  3. 上記入力無効化手段により上記表示・入力手段への入力が無効化された後に、上記取引処理手段の取引状態に対応する動作を実行させる非常時制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動取引装置。
  4. 上記非常時制御手段は、上記表示・入力手段への入力が無効である旨のメッセージを上記表示・入力手段に出力することを特徴とする請求項3に記載の自動取引装置。
  5. 上記取引は、入金取引であって、
    上記非常時制御手段は、上記取引処理手段の取引状態が、入金された状態であった場合には、入金された現金を返却することを特徴とする請求項3又は4に記載の自動取引装置。
  6. 上記取引は、出金取引であって、
    上記非常時制御手段は、上記取引処理手段の取引状態が、出金する金額が入力された状態であった場合には、入力された金額の現金を出金することを特徴とする請求項3又は4に記載の自動取引装置。
  7. 上記操作情報を、先入れ先出しのデータ構造により管理する操作情報管理手段と、
    上記入力無効化手段は、上記操作情報管理手段から、該操作情報を削除して上記表示・入力手段への入力を無効化することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の自動取引装置。
  8. 上記入力無効化手段は、上記取引処理手段による取引処理が行われていない場合においても、上記無効化処理を実行することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の自動取引装置。
  9. 上記非常時制御手段は、上記取引処理手段の取引状態に対応する動作を全て実行した後に、当該自動取引装置を正常に終了させることを特徴とする請求項3〜8のいずれかに記載の自動取引装置。
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