JP2016205253A - 可変圧縮比内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】機関高負荷運転時におけるオイル分離性能と機関低負荷運転時におけるブローバイガスの掃気性能とを両立させることができる可変圧縮比内燃機関を提供する。【解決手段】可変圧縮比内燃機関はクランクケース1内のブローバイガスを機関吸気通路に還流させるための第1還流路70及び第2還流路80を具備し、ブローバイガスが第1還流路を通過するときの圧力損失が、ブローバイガスが第2還流路を通過するときの圧力損失よりも大きくなるように、オイルセパレータ73が第1還流路に設けられ、可変圧縮比内燃機関は、機関負荷が低くなるほど機械圧縮比が増大するように機械圧縮比を変更し、第1還流路及び第2還流路は、シリンダブロック2がクランクケースに対して相対移動することにより機械圧縮比が増大するほど、第1還流路を通過するブローバイガス量が減り、第2還流路を通過するブローバイガス量が増えるように構成される。【選択図】図5

Description

本発明は、可変圧縮比内燃機関に関する。
近年、内燃機関の燃費向上や出力性能の向上等を目的として、内燃機関の圧縮比を変更する技術が提案されている。このような技術としては、例えば、シリンダブロックとクランクケースとを相対移動可能に連結すると共にその連結部分にカムシャフトを設け、このカムシャフトを回転させてシリンダブロックとクランクケースとを気筒の軸線方向に相対移動させることで燃焼室の容積を変更し、もって内燃機関の圧縮比を変更する技術が挙げられる(例えば、特許文献1、2)。
斯かる可変圧縮比内燃機関においても、燃焼室内の混合気の一部がシリンダ壁面とピストンとの間の隙間を通ってクランクケース内に漏れてブローバイガスとなる。ブローバイガスはクランクケース内に貯留されるオイルを劣化させることから、例えば特許文献1、2に記載の内燃機関には、ブローバイガスをクランクケースから機関吸気通路へ還流させるためのブローバイガス還流装置が設けられている。ブローバイガス還流装置によってブローバイガスをクランクケース内から掃気することにより、クランクケース内のオイルの劣化等を抑制することができる。
特開2012−197728号公報 特開2013−249789号公報
ところで、ブローバイガス中にはオイルが微少粒子となって存在している(オイルミスト)。機関高負荷運転時においては、燃焼室に供給される吸入空気量が多くなり、燃焼室から漏れ出すブローバイガス量、ひいてはブローバイガス中のオイルミスト量も多くなる。したがって、特許文献1、2に記載の内燃機関では、機関高負荷運転時に、多量のオイルが機関吸気通路に流入し、燃焼室等にデポジットが付着し易くなると共に点火プラグによって点火する前に混合気が自己着火してしまうおそれがある。
このため、機関高負荷運転時においては、オイルセパレータのオイル分離性能を高めることが要求される。しかしながら、オイルセパレータのオイル分離性能を高めると、ブローバイガスがオイルセパレータを通過するときの圧力損失が増大し、ブローバイガスの掃気性能が低下する。
また、可変圧縮比内燃機関において、内燃機関の燃費向上等のために、機関低負荷運転時に、実圧縮比を維持しつつ膨張比を高めるべく、機械圧縮比を高めると共に吸気弁の閉弁時期を吸気下死点から離れるように遅角又は進角させることも知られている(例えば、特許文献1)。この場合、吸気弁の閉弁時期の遅角又は進角によって吸入空気量が低減されるので、機関負荷が低いにも拘わらず、スロットル弁の開度が大きくなる。この結果、クランクケースと機関吸気通路との間の圧力差が小さくなり、ブローバイガスの掃気性能が低下する。また、機関低負荷運転時には、過給域のような機関高負荷運転時とは異なり、エゼクタを用いてクランクケース内のブローバイガスを掃気することもできない。したがって、機関低負荷運転時においては、オイル分離性能よりもブローバイガスの掃気性能を高めることが要求される。
そこで、上記課題に鑑みて、本発明の目的は、機関高負荷運転時におけるオイル分離性能と機関低負荷運転時におけるブローバイガスの掃気性能とを両立させることができる可変圧縮比内燃機関を提供することにある。
上記課題を解決するために、第1の発明では、シリンダブロックがクランクケースに対して相対移動することにより機械圧縮比を変更可能な可変圧縮比内燃機関において、クランクケース内のブローバイガスを機関吸気通路に還流させるための第1還流路及び第2還流路を具備し、ブローバイガスが第1還流路を通過するときの圧力損失が、ブローバイガスが第2還流路を通過するときの圧力損失よりも大きくなるように、ブローバイガスに含まれるオイルを分離可能なオイルセパレータが第1還流路に設けられ、可変圧縮比内燃機関は、機械圧縮比が最大限界機械圧縮比に達するまで、機関負荷が低くなるほど機械圧縮比が増大するように機械圧縮比を変更し、第1還流路及び第2還流路は、シリンダブロックがクランクケースに対して相対移動することにより機械圧縮比が増大するほど、第1還流路を通過するブローバイガス量が減り、第2還流路を通過するブローバイガス量が増えるように構成されることを特徴とする、可変圧縮比内燃機関が提供される。
本発明によれば、機関高負荷運転時におけるオイル分離性能と機関低負荷運転時におけるブローバイガスの掃気性能とを両立させることができる可変圧縮比内燃機関が提供される。
図1は、本発明に係る火花点火式内燃機関を概略的に示す側面断面図である。 図2は、図1に示す可変圧縮比機構Aの分解斜視図を示している。 図3は、図解的に表した内燃機関の側面断面図を示している。 図4は、機関負荷に応じた機械圧縮比等の変化を示す図である。 図5は、図1の領域Xを拡大して示す概略的な断面図である。 図6は、図5のC−C線に沿ったオイルセパレータの概略的な断面図である。 図7は、機械圧縮比が最大のときの図1の領域Xの概略的な拡大断面図である。 図8は、機械圧縮比が最小のときの図1の領域Xの概略的な拡大断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同様な構成要素には同一の参照番号を付す。
<内燃機関の構成>
図1は、火花点火式内燃機関の側面断面図である。図1を参照すると、1はクランクケース、2はシリンダブロック、3はシリンダヘッド、4はピストン、5は燃焼室、6は燃焼室5の頂面中央部に配置された点火プラグ、7は吸気弁、8は吸気ポート、9は排気弁、10は排気ポートをそれぞれ示す。吸気ポート8は吸気枝管11を介してサージタンク12に連結され、各吸気枝管11にはそれぞれ対応する吸気ポート8内に向けて燃料を噴射するための燃料噴射弁13が配置される。なお、燃料噴射弁13は各吸気枝管11に取付けられる代りに各燃焼室5内に配置されてもよい。
サージタンク12は吸気ダクト14を介してエアクリーナ15に連結され、吸気ダクト14内にはアクチュエータ16によって駆動されるスロットル弁17と例えば熱線を用いたエアフロメータ18とが配置される。吸気ポート8、吸気枝管11、サージタンク12、吸気ダクト14は機関吸気通路を形成する。一方、排気ポート10は排気マニホルド19を介して例えば三元触媒を内蔵した触媒コンバータ20に連結され、排気マニホルド19内には空燃比センサ21が配置される。
一方、図1に示した実施形態ではクランクケース1とシリンダブロック2との連結部にクランクケース1とシリンダブロック2とのシリンダ25の軸線方向の相対距離を変化させることによりピストン4が圧縮上死点に位置するときの燃焼室5の容積を変更可能な可変圧縮比機構Aが設けられている。さらに、図1に示した実施形態では、吸気弁7の閉弁時期を変更可能な可変バルブタイミング機構Bが設けられている。
また、本実施形態の内燃機関は、機関吸気通路からクランクケース1内に空気を供給し得る流通管22と、クランクケース1内のブローバイガスを機関吸気通路に戻す戻し管23とを具備する。流通管22は一方の端部においてクランクケース1に連通し、他方の端部においてエアクリーナ15に連通する。なお、流通管22は、スロットル弁17よりも上流側であればエアクリーナ15以外の場所に連通してもよい。一方、戻し管23は、一方の端部においてサージタンク12に連通し、他方の端部において第1枝管23a及び第2枝管23bに分岐する。第1枝管23a及び第2枝管23bはクランクケース1にそれぞれ連通する。なお、戻し管23は、スロットル弁17よりも下流側であればサージタンク以外の場所に連通してもよい。また、戻し管23内には、内燃機関本体から機関吸気通路への流体の流れは許可するがその逆の流れは禁止する逆止弁が設けられてもよい。
電子制御ユニット30はデジタルコンピュータからなり、双方向性バス31によって互いに接続されたROM(リードオンリメモリ)32、RAM(ランダムアクセスメモリ)33、CPU(マイクロプロセッサ)34、入力ポート35及び出力ポート36を具備する。エアフロメータ18及び空燃比センサ21の出力信号はそれぞれ対応するAD変換器37を介して入力ポート35に入力される。また、アクセルペダル40にはアクセルペダル40の踏込み量に比例した出力電圧を発生する負荷センサ41が接続され、負荷センサ41の出力電圧は対応するAD変換器37を介して入力ポート35に入力される。さらに入力ポート35にはクランクシャフトが所定角度だけ回転する毎に出力パルスを発生するクランク角センサ42が接続される。一方、出力ポート36は対応する駆動回路38を介して点火プラグ6、燃料噴射弁13、スロットル弁駆動用アクチュエータ16、可変圧縮比機構A及び可変バルブタイミング機構Bに接続される。
<可変圧縮比機構の構成>
次に、本実施形態の可変圧縮比機構Aの構成について図2及び図3を参照して説明する。図2は図1に示す可変圧縮比機構Aの分解斜視図を示しており、図3は図解的に表した内燃機関の側面断面図を示している。図2を参照すると、シリンダブロック2の両側壁の下方には互いに間隔を隔てた複数個のブロック側シャフト保持部50が形成されている。各ブロック側シャフト保持部50は、内側部50aと外側部50bとから形成されている。各ブロック側シャフト保持部50内にはそれぞれ断面円形のブロック側カム挿入孔51が形成されている。これらブロック側カム挿入孔51はシリンダ25の配列方向に平行になるように同一軸線上に形成される。特に、ブロック側カム挿入孔51は、ブロック側シャフト保持部50の内側部50aと外側部50bとの間に形成される。ブロック側シャフト保持部50がこのように内側部50aと外側部50bとに分かれていることにより、ブロック側カム挿入孔51内に後述するカムシャフト54、55を取り付けることができる。ブロック側シャフト保持部50はカムシャフト54、55を回転可能に保持する。
一方、クランクケース1の上壁面上には互いに間隔を隔ててそれぞれ対応するブロック側シャフト保持部50の間に嵌合せしめられる複数個のケース側シャフト保持部52が形成されている。各ケース側シャフト保持部52は、内側部52aと外側部52bとから形成されている。また、外側部52b同士は、連結板52cによって互いに連結されている。ケース側シャフト保持部52の複数の外側部52bと複数の連結板52cは一つの部材になるように一体的に形成される。これら各ケース側シャフト保持部52内にもそれぞれ断面円形のケース側カム挿入孔53が形成されている。これらケース側カム挿入孔53も、ブロック側カム挿入孔51と同様にシリンダ25の配列方向に平行になるように同一軸線上に形成される。また、ケース側カム挿入孔53も、ケース側シャフト保持部52の内側部52aと外側部52bとの間に形成される。ケース側シャフト保持部52がこのように内側部52aと外側部52bとに分かれていることにより、ケース側カム挿入孔53内に後述するカムシャフト54、55を取り付けることができる。ケース側シャフト保持部52はカムシャフト54、55を回転可能に保持する。
また、可変圧縮比機構Aは、図2に示したように作用軸として機能する一対のカムシャフト54、55を具備する。各カムシャフト54、55上には一つおきに各ケース側カム挿入孔53内に回転可能に挿入されるケース側円形カム58が固定されている。これらケース側円形カム58は各カムシャフト54、55の回転軸線と共軸をなす。一方、各ケース側円形カム58の両側には図3に示したように各カムシャフト54、55の回転軸線に対して偏心配置された偏心軸57が延びており、この偏心軸57上に別のブロック側円形カム56が偏心して回転可能に取付けられている。図2に示したようにこれらブロック側円形カム56は各ケース側円形カム58の両側に配置されており、これらブロック側円形カム56は対応する各ブロック側カム挿入孔51内に回転可能に挿入されている。図2及び図3から分かるように、シリンダブロック2は、偏心軸57を有するカムシャフト54、55の回転によってクランクケース1に対して相対移動するように、カムシャフト54、55を介してクランクケース1に支持される。
また、可変圧縮比機構Aは、カムシャフト54、55を回転させる駆動装置を具備する。本実施形態では駆動装置の駆動源は駆動モータ59である。図2に示したように各カムシャフト54、55をそれぞれ反対方向に回転させるために駆動モータ59の回転軸60にはそれぞれ螺旋方向が逆向きの一対のウォームギア61、62が取付けられており、これらウォームギア61、62と噛合するウォームホイール63、64がそれぞれ各カムシャフト54、55の端部に固定されている。この実施形態では駆動モータ59を駆動することによってピストン4が圧縮上死点に位置するときの燃焼室5の容積を広い範囲に亘って変更することができる。
<可変圧縮比機構による機械圧縮比の変更方法>
図3(A)に示すような状態から各カムシャフト54、55上に固定されたケース側円形カム58を図3(A)において矢印で示したように互いに反対方向に回転させると偏心軸57が互いに離れる方向に移動する。このため、ブロック側円形カム56がブロック側カム挿入孔51内においてケース側円形カム58とは反対方向に回転し、図3(B)に示したように偏心軸57の位置が高い位置から中間高さ位置となる。次いで更にケース側円形カム58を矢印で示した方向に回転させると図3(C)に示したように偏心軸57は最も低い位置となる。
なお、図3(A)、図3(B)、図3(C)には、それぞれの状態におけるケース側円形カム58の中心aと偏心軸57の中心bとブロック側円形カム56の中心cとの位置関係が示されている。
図3(A)〜図3(C)を比較するとわかるように、クランクケース1とシリンダブロック2の相対距離はケース側円形カム58の中心aとブロック側円形カム56の中心cとの距離によって定まる。そして、ケース側円形カム58の中心aとブロック側円形カム56の中心cとの距離が大きくなるほどシリンダブロック2はクランクケース1から離れる。すなわち、可変圧縮比機構Aは回転するカムを用いたクランク機構によりクランクケース1とシリンダブロック2との間の相対距離を変化させていることになる。そして、シリンダブロック2がクランクケース1から離れるとピストン4が圧縮上死点に位置するときの燃焼室5の容積は増大する。したがって、各カムシャフト54、55を回転させることによってピストン4が圧縮上死点に位置するときの燃焼室5の容積(以下、「燃焼室容積」という)を変更することができる。
特に、図3に示した例では、図3(A)に示した状態と図3(B)に示した状態との間でシリンダブロック2はクランクケース1に対してD1だけ相対移動せしめられ、図3(B)に示した状態と図3(C)に示した状態との間でシリンダブロック2はクランクケース1に対してD2だけ相対移動せしめられる。
このようにカムシャフト54、55を回転させることによってピストン4が圧縮上死点に位置するときの燃焼室5の容積を変化させたとしても、圧縮行程時のピストン4の行程容積(ピストン4が吸気下死点から圧縮上死点まで移動するときに変化する燃焼室5の容積)は変化しない。したがって、(燃焼室容積+行程容積)/燃焼室容積で表される機械圧縮比は、上述したように燃焼室容積を変化させることで、変化する。すなわち、本実施形態の可変圧縮比機構Aによれば、駆動モータ59によってカムシャフト54、55を回転させることによって、内燃機関の機械圧縮比を変更することができる。
<機関負荷に応じた制御>
次に図4を参照しつつ運転制御全般について説明する。
図4には機関負荷に応じた要求吸入空気量、吸気弁7の閉弁時期、機械圧縮比、膨張比、実圧縮比及びスロットル弁17の開度の各変化が示されている。なお、本実施形態では触媒コンバータ20内の三元触媒によって排気ガス中の未燃HC、COおよびNOxを同時に低減しうるように、通常、燃焼室5内における平均空燃比は空燃比センサ21の出力信号に基づいて理論空燃比にフィードバック制御されている。
図4に示したように機関高負荷運転時には機械圧縮比は低くされる。このため、膨張比は低く、図4において実線で示したように吸気弁7の閉弁時期は吸気下死点近傍に設定される。また、このときには吸入空気量は多く、このときスロットル弁17の開度は全開又はほぼ全開に保持されているのでポンピング損失は零となっている。
一方、図4において実線で示したように機関負荷が低くなるとそれに伴って吸入空気量を減少すべく吸気弁7の閉弁時期が吸気下死点から離れるように遅角される。またこのときには実圧縮比がほぼ一定に保持されるように図4に示される如く機関負荷が低くなるにつれて機械圧縮比が増大され、したがって機関負荷が低くなるにつれて膨張比も増大される。なお、このときにもスロットル弁17は全開状態に保持されており、したがって燃焼室5内に供給される吸入空気量はスロットル弁17によらずに吸気弁7の閉弁時期を変えることによって制御されている。このときにもポンピング損失は零となる。
このように機関高負荷運転状態から機関負荷が低くなるときには実圧縮比がほぼ一定のもとで吸入空気量が減少するにつれて機械圧縮比が増大せしめられる。すなわち、吸入空気量の減少に比例してピストン4が圧縮上死点に達したときの燃焼室5の容積が減少せしめられる。
機関負荷がさらに低くなると機械圧縮比はさらに増大せしめられ、機関負荷がやや低負荷寄りの中負荷L1まで低下すると機械圧縮比は燃焼室5の構造上限界となる最大限界機械圧縮比に達する。機械圧縮比が最大限界機械圧縮比に達すると、機械圧縮比が最大限界機械圧縮比に達したときの機関負荷L1よりも負荷の低い領域では機械圧縮比が最大限界機械圧縮比に保持される。したがって低負荷側の機関中負荷運転時及び機関低負荷運転時には、すなわち機関低負荷運転側では、機械圧縮比は最大となり、膨張比も最大となる。別の言い方をすると機関低負荷運転側では最大の膨張比が得られるように機械圧縮比が最大にされる。したがって、本実施形態の可変圧縮比内燃機関は、機械圧縮比が最大限界機械圧縮比に達するまで、機関負荷が低くなるほど機械圧縮比が増大するように機械圧縮比を変更する。
一方、図4に示した実施形態では機関負荷がL1まで低下すると吸気弁7の閉弁時期が燃焼室5内に供給される吸入空気量を制御しうる限界閉弁時期となる。吸気弁7の閉弁時期が限界閉弁時期に達すると吸気弁7の閉弁時期が限界閉弁時期に達したときの機関負荷L1よりも負荷の低い領域では吸気弁7の閉弁時期が限界閉弁時期に保持される。
吸気弁7の閉弁時期が限界閉弁時期に保持されるともはや吸気弁7の閉弁時期の変化によっては吸入空気量を制御することができない。図4に示した実施形態では、このとき、すなわち吸気弁7の閉弁時期が限界閉弁時期に達したときの機関負荷L1よりも負荷の低い領域ではスロットル弁17によって燃焼室5内に供給される吸入空気量が制御され、機関負荷が低くなるほどスロットル弁17の開度は小さくされる。
なお、図4において破線で示すように機関負荷が低くなるにつれて吸気弁7の閉弁時期を吸気下死点から離れるように進角させることによってもスロットル弁17によらずに吸入空気量を制御してもよい。なお、以下では、機関負荷が低くなるにつれて吸気弁7の閉弁時期を遅角させる場合を例にとって説明するが、吸気弁7の閉弁時期を進角させる場合についても同様に適用可能である。
ところで、機械圧縮比及び吸気弁7の閉弁時期を変更しない場合、図4において破線で示すようにスロットル弁17の開度は、機関負荷が小さいほど小さくなる。一方、可変圧縮比内燃機関では、機関負荷がL1まで低下するまで、機械圧縮比が増大せしめられると共に、吸気弁7の閉弁時期が遅角される。この場合、要求吸入空気量が吸気弁7の閉弁時期によって制御されるため、機関負荷がL1まで低下するまで、スロットル弁17の開度は全開にされる。また、上述したように、吸気弁7の閉弁時期が限界閉弁時期に達したときの機関負荷L1よりも負荷の低い領域ではスロットル弁17の開度を小さくすることによって吸入空気量が制御される。しかしながら、機関負荷L1よりも負荷の低い領域においても、可変圧縮比内燃機関におけるスロットル弁17の開度は、機械圧縮比及び吸気弁7の閉弁時期を変更しない場合に比べて大きくなる。したがって、可変圧縮比内燃機関では、機関低負荷運転時において、クランクケース1と機関吸気通路との間の圧力差が小さくなるため、ブローバイガスの掃気性能が低下する。
<スライダの構成>
また、本実施形態の可変圧縮比内燃機関は、シリンダブロック2をクランクケース1に対して内側に付勢するスライダ90を具備する。なお、本明細書において、内側とはシリンダ25の軸線方向及び配列方向に垂直な方向(以下、「左右方向」と称する)においてシリンダ25の中心側を意味し、外側とは左右方向においてシリンダ25の中心から離れていく側を意味する。以下では、図5を参照して、本実施形態のスライダ90について説明する。なお、図1では、スライダ90は省略されている。
図5は、図1の領域Xを拡大して示す概略的な断面図である。特に、図5は、ブロック側シャフト保持部50が設けられた位置でのカムシャフト54の軸線と垂直な断面における断面図である。図5からわかるように、ブロック側シャフト保持部50の外側には、ケース側シャフト保持部52の連結板52cが配置される。上述したように、カムシャフト54、55が回転することにより、シリンダブロック2がクランクケース1に対して図中の矢印の方向へ相対移動することから、ブロック側シャフト保持部50もケース側シャフト保持部52の連結板52cに対して図中の矢印の方向へ相対移動することになる。
スライダ90は、ケース側シャフト保持部52の連結板52cに固定される固定部91と、固定部91及びブロック側シャフト保持部50と摺動可能に係合する摺動部92とを具備する。固定部91は例えばボルトのような固定具(図示せず)によって連結板52cに固定される。摺動部92は固定部91内に部分的に収容される。
スライダ90は、さらに、固定部91と摺動部92との間に配設された付勢手段を備える。本実施形態では、付勢手段はバネ93である。バネ93は摺動部92を介してシリンダブロック2を内側に付勢する。このことによって、シリンダブロック2をクランクケース1に対して相対移動させるときに生じる、シリンダブロック2の左右方向の振動を抑制することができる。
なお、スライダ90はシリンダブロック2の左右方向両側に配設される。また、シリンダブロック2の各側において複数のスライダ90が配設されてもよい。
<第1還流路及び第2還流路>
また、本実施形態の可変圧縮比内燃機関は、クランクケース1内のブローバイガスを機関吸気通路に還流させるための第1還流路70及び第2還流路80を具備する。以下では、図5及び図6を参照して、本実施形態の第1還流路70及び第2還流路80について説明する。
図5に示されるように、クランクケース1は、ケース側シャフト保持部52の外側に配置されたカバー100を具備する。カバー100は、可変圧縮比機構Aを構成するカムシャフト54、55、ブロック側シャフト保持部50及びケース側シャフト保持部52と、スライダ90とが配置された開口を塞ぐように配置される。第1還流路70及び第2還流路80はカバー100とケース側シャフト保持部52との間に形成される。
第1還流路70は、クランクケース1内のブローバイガスが第1還流路70に流入するための第1入口孔71と、第1還流路70に流入したブローバイガスが第1還流路70から流出するための第1出口孔72とを有する。第2還流路80は、クランクケース1内のブローバイガスが第2還流路80に流入するための第2入口孔81と、第2還流路80に流入したブローバイガスが第2還流路80から流出するための第2出口孔82とを有する。
第1入口孔71及び第2入口孔81は、例えば円形の断面を有し、ケース側シャフト保持部52の連結板52cを貫通するように左右方向に延びる。したがって、第1入口孔71及び第2入口孔81は連結板52cに形成される。一方、第1出口孔72及び第2出口孔82は、例えば円形の断面を有し、カバー100を貫通するように左右方向に延びる。したがって、第1出口孔72及び第2出口孔82は、カバー100に形成され、第1入口孔71及び第2入口孔81よりも外側に形成される。また、第1出口孔72は第1枝管23aに接続され、第2出口孔82は第2枝管23bに接続される。
本実施形態では、第1入口孔71及び第1出口孔72はシリンダ25の軸線方向においてスライダ90の下方に形成され、第2入口孔81及び第2出口孔82はシリンダ25の軸線方向においてスライダ90の上方に形成される。したがって、第1入口孔71及び第1出口孔72はシリンダ25の軸線方向において第2入口孔81及び第2出口孔82よりも下方に位置する。機関吸気通路に負圧が発生すると、クランクケース1内のブローバイガスは第1還流路70及び第2還流路80の少なくとも一方を通って機関吸気通路に還流される。クランクケース1内のブローバイガスは、ブロック側シャフト保持部50の下面とクランクケース1との間に形成された第1隙間101を通って第1入口孔71に流入し、ブロック側シャフト保持部50の上面とクランクケース1との間に形成された第2隙間102を通って第2入口孔81に流入する。
また、第1還流路70には、クランクケース1内のブローバイガスに含まれるオイルを分離可能なオイルセパレータ73が設けられる。したがって、ブローバイガスが第1還流路70を通過するときには、ブローバイガスが第2還流路80を通過するときよりも高い分離率でオイルがブローバイガスから分離される。一方、ブローバイガスが第1還流路70を通過するときの圧力損失は、ブローバイガスが第2還流路80を通過するときの圧力損失よりも大きくなる。
<オイルセパレータの構成>
以下では、図5及び図6を参照して、本実施形態のオイルセパレータ73について説明する。図6は、図5のC−C線に沿ったオイルセパレータ73の概略的な断面図である。なお、図1では、オイルセパレータ73は省略されている。
オイルセパレータ73は囲い板74及びガスケット75を具備する。囲い板74は、カバー100から連結板52cに向かって延在する。本実施形態では、囲い板74はカバー100と一体的に形成される。なお、囲い板74は、カバー100と別体であり、ボルトのような固定具によってカバー100に固定されてもよい。ガスケット75は、連結板52cと囲い板74との間に配設され、連結板52cと囲い板74との間の空間をシールする。例えば、ガスケット75は、長方形の形状を有し、ゴムのような弾性体から構成される。図5に示されるように、オイルセパレータ73内の空間は連結板52cとカバー100と囲い板74とガスケット75とによって画定される。
本実施形態では、図6に示されるように、オイルセパレータ73はさらに6枚の衝突板76を具備する。衝突板76は連結板52cとカバー100とから交互に左右方向に延在する。図6の矢印で示されるように、ブローバイガスは、オイルセパレータ73が設けられた第1還流路70において第1入口孔71から第1出口孔72に向かって流れる。このとき、ブローバイガスが、囲い板74、カバー100、衝突板76及び連結板52cに衝突するため、ブローバイガスに含まれるオイルが分離される。分離されたオイルは、下側の囲い板74に形成されたオイル落下孔77を通して、クランクケース1の下方に配置されたオイルパンに戻される。一方、オイルが分離されたブローバイガスは第1枝管23a及び戻し管23を通って機関吸気通路内に還流される。
<機械圧縮比を変更させたときのブローバイガスの流れ>
以下、図7及び図8を参照して、機械圧縮比を変更させたときのブローバイガスの流れについて説明する。図7は、機械圧縮比が最大のときの図1の領域Xの概略的な拡大断面図である。一方、図8は、機械圧縮比が最小のときの図1の領域Xの概略的な拡大断面図である。
上述したように、本実施形態の可変圧縮比内燃機関は、機械圧縮比が最大限界機械圧縮比に達するまで、機関負荷が低くなるほど機械圧縮比が増大するように機械圧縮比を変更する。したがって、機械圧縮比が最大の状態を示す図7は、機関低負荷運転時における可変圧縮比内燃機関の状態を示す。一方、機械圧縮比が最小の状態を示す図8は、機関高負荷運転時における可変圧縮比内燃機関の状態を示す。
機械圧縮比を増大させるとき、シリンダブロック2はクランクケース1に対して相対的に下降する。一方、機械圧縮比を低下させるとき、シリンダブロック2はクランクケース1に対して相対的に上昇する。したがって、機械圧縮比が増大するほど、第1隙間101は小さくなり、第2隙間102は大きくなる。第1隙間101が小さいほど、第1還流路70の第1入口孔71に流入するまでのブローバイガスの圧力損失が大きくなり、第1還流路70を通過するブローバイガスの量が少なくなる。一方、第2隙間102が大きいほど、第2還流路80の第2入口孔81に流入するまでのブローバイガスの圧力損失が小さくなり、第2還流路80を通過するブローバイガスの量が多くなる。したがって、本実施形態では、第1還流路70及び第2還流路80は、シリンダブロック2がクランクケース1に対して相対移動することにより機械圧縮比が増大するほど、第1還流路70を通過するブローバイガス量が減り、第2還流路80を通過するブローバイガス量が増えるように構成されている。
図7に示されるように、機械圧縮比が最大のとき、すなわち機関低負荷運転時において、第1隙間101は最小となり、第2隙間102は最大となる。この結果、機関低負荷運転時には、オイルセパレータが設けられていない第2還流路80を通過するブローバイガスの量が増えるため、ブローバイガスの掃気性能が高められる。また、本実施形態では、機械圧縮比が最大の時、第2隙間102は第1隙間101よりも大きい。この結果、機関低負荷運転時において、ブローバイガスの大部分が第2還流路80を通過するため、ブローバイガスの掃気性能がより一層高められる。
一方、図8に示されるように、機械圧縮比が最小のとき、すなわち機関高負荷運転時において、第1隙間101は最大となり、第2隙間102は最小となる。この結果、機関高負荷運転時には、オイルセパレータが設けられた第1還流路70を通過するブローバイガスの量が増えるため、ブローバイガス中のオイルの分離性能が高められる。
また、本実施形態では、第2隙間102に緩衝材103が設けられる。緩衝材103は、クランクケース1に取り付けられ、隣接するケース側シャフト保持部52間をシリンダ25の配列方向に延在する。図8に示されるように、緩衝材103は、機械圧縮比が最小のとき、ブロック側シャフト保持部50の上面に当接する。このため、第2隙間102と第2入口孔81との間のブローバイガスの通路が閉塞される。この結果、機関高負荷運転時において、ブローバイガスの大部分が第1還流路70を通過するため、ブローバイガス中のオイルの分離性能がより一層高められる。以上の説明から明らかなように、本実施形態の可変圧縮比内燃機関は、機関高負荷運転時におけるオイル分離性能と機関低負荷運転時におけるブローバイガスの掃気性能とを両立させることができる。
以上、本発明に係る好適な実施形態を説明したが、本発明はこれら実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載内で様々な修正及び変更を施すことができる。例えば、ブローバイガスが第1還流路70を通過するときの圧力損失が、ブローバイガスが第2還流路80を通過するときの圧力損失よりも大きく、且つ、シリンダブロック2がクランクケース1に対して相対移動することにより機械圧縮比が増大するほど、第1還流路70を通過するブローバイガス量が減り、第2還流路80を通過するブローバイガス量が増えるように第1還流路70及び第2還流路80が構成されていれば、第1還流路70及び第2還流路80の具体的な構成(衝突板76の枚数及び延在方向、第1入口孔71、第1出口孔72、第2入口孔81及び第2入口孔82の形状及び位置等)は本実施形態と異なっていてもよい。
また、ブローバイガスが第1還流路70を通過するときに、ブローバイガスが第2還流路80を通過するときよりも高い分離率でオイルがブローバイガスから分離されれば、第1還流路70だけでなく第2還流路80にもオイルセパレータが設けられてもよい。
1 クランクケース
2 シリンダブロック
3 シリンダヘッド
6 点火プラグ
13 燃料噴射弁
30 電子制御ユニット(ECU)
50 ブロック側シャフト保持部
52 ケース側シャフト保持部
54、55 カムシャフト
70 第1還流路
71 第1入口孔
72 第1出口孔
73 オイルセパレータ
80 第2還流路
81 第2入口孔
82 第2出口孔
100 カバー
101 第1隙間
102 第2隙間
103 緩衝材
A 可変圧縮比機構
B 可変バルブタイミング機構

Claims (1)

  1. シリンダブロックがクランクケースに対して相対移動することにより機械圧縮比を変更可能な可変圧縮比内燃機関において、
    前記クランクケース内のブローバイガスを機関吸気通路に還流させるための第1還流路及び第2還流路を具備し、
    前記ブローバイガスが前記第1還流路を通過するときの圧力損失が、前記ブローバイガスが前記第2還流路を通過するときの圧力損失よりも大きくなるように、前記ブローバイガスに含まれるオイルを分離可能なオイルセパレータが前記第1還流路に設けられ、
    当該可変圧縮比内燃機関は、機械圧縮比が最大限界機械圧縮比に達するまで、機関負荷が低くなるほど機械圧縮比が増大するように機械圧縮比を変更し、
    前記第1還流路及び第2還流路は、前記シリンダブロックが前記クランクケースに対して相対移動することにより機械圧縮比が増大するほど、前記第1還流路を通過するブローバイガス量が減り、前記第2還流路を通過するブローバイガス量が増えるように構成されることを特徴とする、可変圧縮比内燃機関。
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