JP2016204891A - 建具 - Google Patents

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Abstract

【課題】換気経路が形成される建具の上枠部分の見付け寸法を小さくできる建具を提供すること。【解決手段】建具である片引き戸1は、上枠21、下枠22、左右の縦枠を有する建具枠2と、可動障子と、建具枠2に固定された固定障子6とを備える。可動障子は、上枠21および下枠22に沿ってスライド移動可能に設けられる。固定障子6と上枠21との間には、浴室と脱衣室とを連通させる換気経路30が形成される。換気経路30は、弁部材25で開閉される。換気経路30の一部は、固定障子6と上枠21との間において、可動障子が移動される空間で構成される。【選択図】図4

Description

本発明は、浴室と脱衣室との出入り口に用いられる換気機能付きの建具に関する。
浴室出入り口用の建具として、建具枠と、この建具枠に開閉自在に支持された障子とを備え、上枠の内部に浴室と脱衣室とを連通させる換気経路が形成されたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この建具は、上枠および左右の縦枠を有する枠体に、可動可能に設けられた可動面材と、非可動状態で固定された固定面材とを設けた片引き戸タイプの建具である。
この建具では、上下に離間させた第1上枠および第2上枠の2つの上枠間に換気経路を形成し、下側の第2上枠にレールを形成して可動面材を案内していた。このため、前記特許文献1では、建具の見込み方向の位置において、換気経路が形成される位置では、第1上枠と、第1上枠の下方に配置された第2上枠と、第1上枠および第2上枠間に形成される換気経路を開閉する弁部材と、第2上枠で案内される可動面材とが上下方向に並んで配置されていた。
特許第5419785号公報
しかしながら、前記建具の上枠部分では、第1上枠、換気経路(弁部材)、第2上枠、可動面材が上下に並んで配置されるため、建具の上枠部分の見付け寸法(上下寸法)が大きくなるという課題がある。
本発明の目的は、換気経路が形成される建具の上枠部分の見付け寸法を小さくできる建具を提供することにある。
本発明の建具は、上枠、下枠、左右の縦枠を有する枠体と、可動障子と、固定障子とを備え、浴室と脱衣室との出入り口に用いられる建具であって、前記可動障子は、前記枠体の上枠および下枠に沿ってスライド移動可能に設けられ、前記固定障子と前記上枠との間には、前記浴室と前記脱衣室とを連通させる換気経路と、前記換気経路を開閉する弁部材とが設けられ、前記換気経路の一部は、前記固定障子と前記上枠との間において、前記可動障子が移動される空間で構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、建具の上枠と、固定障子との間に換気経路を形成しているので、建具の上枠部分の見付け寸法(上下寸法)を小さくできる。すなわち、建具の見込み方向において換気経路が形成される位置では、上枠と、上枠の下方に配置された固定障子とが上下方向に並び、上枠を第1上枠および第2上枠の2つの部材で構成する必要が無く、上枠の見付け寸法を小さくできる。
本発明の建具において、前記固定障子は、上框、下框、左右の縦框にパネル材を取り付けて構成され、前記上枠には、前記固定障子と前記左右の縦枠の一方の縦枠との間に配置される上枠アタッチメントが取り付けられ、前記上枠は、前記上框および前記上枠アタッチメントの浴室側に配置された垂下片部を備え、前記垂下片部と、前記上框および前記上枠アタッチメントによって前記可動障子を案内する溝状の上レール部が構成され、前記換気経路の一部は、前記垂下片部および前記上框間の隙間で構成されていることが好ましい。
このような構成によれば、上枠アタッチメントおよび上框と、これらの浴室側に配置された上枠の垂下片部との間に形成される凹溝状の上レール部で可動障子の上框部分を案内できる。そして、この可動障子が案内される上レール部の一部は換気経路としても兼用されるため、上枠の見込み寸法を小さくできる。
本発明の建具において、前記固定障子は、上框、下框、左右の縦框にパネル材を取り付けて構成され、前記上枠には、前記固定障子と前記左右の縦枠の一方の縦枠との間に配置される上枠アタッチメントが取り付けられ、前記上枠は、前記上框および前記上枠アタッチメントの脱衣室側に配置された見付け片部を備え、前記見付け片部と、前記上框および前記上枠アタッチメントによって前記可動障子を案内する溝状の上レール部が構成され、前記換気経路の一部は、前記見付け片部および前記上框間の隙間で構成されていることが好ましい。
このような構成によれば、上枠アタッチメントおよび上框と、これらの脱衣室側に配置された上枠の見付け片部との間に形成される凹溝状の上レール部で可動障子の上框部分を案内できる。そして、この可動障子が案内される上レール部の一部は換気経路としても兼用されるため、上枠の見込み寸法を小さくできる。
本発明の建具において、前記固定障子は、上框、下框、左右の縦框にパネル材を取り付けて構成され、前記上枠は、見込み片部と、前記見込み片部の脱衣室側端部から下方に延長された見付け片部とを備え、前記見付け片部の下端縁は、前記上框の下面と同一高さ位置、または、前記上框の下面よりも下方の高さ位置に設定されていることが好ましい。
このような構成によれば、前記見付け片部の下端縁が、上框の下面と同一高さ位置、または、前記上框の下面よりも下方の高さ位置に設定されるため、脱衣室側から上枠部分を視認した際に、上框は前記見付け片部によって視認し難くできる。このため、建具の上枠部分における脱衣室側からの意匠性も向上できる。
さらに、換気経路の脱衣室側開口が下向きに形成されるため、汚れも溜まりにくくでき、換気経路は利用者が直接視認し難いため、脱衣室側からの意匠性も向上できる。
本発明の建具において、前記固定障子は、上框、下框、左右の縦框にパネル材を取り付けて構成され、前記上枠は、見込み片部と、前記見込み片部の浴室側端部から下方に延長された垂下片部を備え、前記垂下片部の下端縁は、前記上框の下面と同一高さ位置、または、前記上框の下面よりも下方の高さ位置に設定され、前記換気経路の一部は、前記垂下片部および前記上框間の隙間で構成され、前記換気経路の浴室側開口は下向きに形成されていることが好ましい。
このような構成によれば、前記垂下片部の下端縁が、上框の下面と同一高さ位置、または、前記上框の下面よりも下方の高さ位置に設定されるため、浴室側から上枠部分を視認した際に、上框は前記垂下片部によって視認し難くできる。このため、建具の上枠部分における浴室側からの意匠性も向上できる。
さらに、換気経路の浴室側開口が下向きに形成されているので、浴室側に取り込む空気を下向きに流入させて固定障子に沿って浴室に導入することができ、固定障子の浴室面の乾きを促進できる。
また、換気経路の浴室側開口が下向きに形成されることで、浴室側から見た場合に換気経路が垂下片部によって覆われて、換気経路内への水の浸入を防止でき、汚れも溜まりにくくできる。さらに、換気経路は利用者が直接視認し難いため、浴室側からの意匠性も向上できる。
本発明の建具において、前記可動障子は、前記固定障子より浴室側の位置で、前記枠体の上枠および下枠に沿ってスライド移動可能に設けられ、前記弁部材は、前記上枠に一端側が回動自在に支持され、他端側が前記固定障子に当接して、前記換気経路を開閉することが好ましい。
このような構成によれば、可動障子の脱衣室側に形成される止水ラインを固定障子よりも浴室側の位置に形成できて止水処理を容易にできる。また、弁部材の一端側(上端側)を上枠に回動自在に取付け、他端側(下端側)を固定障子に当接して換気経路を開閉することができるので、弁部材の他端側は重力によって固定障子に当接して換気経路を閉鎖できる。また、浴室の換気扇を作動させることなどで浴室内の圧力が脱衣室内の圧力に対して負圧になることで、弁部材の他端側は固定障子から離れて換気経路を開放できる。
本発明の建具によれば、換気経路が形成される建具の上枠部分の見付け寸法を小さくできる。
本実施形態に係る浴室出入口用の建具を脱衣室側から見た正面図。 図1のII-II線で示す前記建具の横断面図。 図1のIII-III線で示す前記建具の縦断面図。 図1のIV-IV線で示す前記建具の縦断面図。 前記建具の換気経路の要部を示す斜視図。 前記建具の換気経路の要部を示す斜視図。 変形例に係る浴室出入口用の建具の上枠および可動障子の上部分を示す縦断面図。 変形例に係る浴室出入口用の建具の上枠および固定障子の上部分を示す縦断面図。 本発明の建具枠を利用した浴室ドアを示す縦断面図。
以下、本発明の実施形態に係る浴室出入り口用の建具としての片引き戸1を図面に基づいて説明する。
図1〜図4において、片引き戸1は、浴槽や浴室床(防水パン)、浴室壁等からなる浴室ユニットで構成された浴室と、この浴室に隣接して洗面台や洗濯パン等が設置される脱衣室との出入り口に用いられる建具である。
この片引き戸1は、枠体である建具枠2と、建具枠2の内部に片引き形式に開閉可能に支持された1枚の可動面材である可動障子4と、建具枠2の内部に固定された1枚の固定面材である固定障子6とを備えて構成されている。
[建具の概略構成]
建具枠2は、上枠21、下枠22および左右の縦枠23,24を枠組みして構成されている。
可動障子4は、上框41、下框42および左右の縦框43,44を枠組みした内部に、パネル45を取り付けて構成されている。パネル45には、可動障子4を開閉操作するためのハンドル451が固定されている。
固定障子6は、上框61、下框62および左右の縦框63,64を枠組みした内部に、パネル65を嵌めこんで構成されている。
以下、建具枠2、可動障子4、固定障子6の構成を詳細に説明する。
[建具枠]
建具枠2の上枠21は、図3,4に示すように、上枠21の見込み方向にほぼ沿って配置された見込み片部211と、見込み片部211の浴室側端縁から上方に延長された見付け片部212と、見込み片部211の浴室側端縁から下方に延長された垂下片部213と、見込み片部211の脱衣室側端部から下方に延長された見付け片部214とを備えている。
垂下片部213および見付け片部214の下端縁の高さ位置は、略同じ高さ位置に設定されている。また、見付け片部214の下端には、脱衣室側に突出されさらに上方に折曲されて断面略L字状に形成された見切り片部215が連続して形成されている。見切り片部215は、石膏ボード等で構成されて脱衣室の壁材11の下面に当接し、壁材11の端面と上枠21との隙間を脱衣室から視認できないように隠している。
また、見付け片部214の下端には、浴室側に突出する突起部216が形成されている。この突起部216は、後述する上枠アタッチメント27を係止するために設けられている。
上枠21において、垂下片部213および見込み片部211の接合部分には中空部(ホロー部)が形成され、後述するように、可動障子4の溝状レール部28として機能する垂下片部213の剛性を向上させている。
見込み片部211には、後述する弁部材25を回動自在に軸支する軸受部217が形成されている。
このように構成された上枠21は、見込み片部211にねじ込まれたネジ18で躯体に固定されている。
上枠21において、固定障子6の召合せ框である縦框64と、縦枠23との間には、図3に示す上枠アタッチメント27が配置されている。上枠アタッチメント27は、上枠21の垂下片部213に対向する対向片部271と、対向片部271の下端部から脱衣室側に延出された延出片部272とを備えて断面略L字状に形成されている。
対向片部271には、対向片部271の全長に渡って溝が形成され、この溝には、一対のリップシール部を有する気密材273が装着されている。
上枠アタッチメント27の延出片部272の脱衣室側端部は前記突起部216で支持され、対向片部271の上端は見込み片部211に当接している。この上枠アタッチメント27は、図示略のネジによって縦枠23および縦框64に固定されている。
下枠22は、図3、図4に示すように、脱衣室の床材12上に載置されて固定される固定片部223と、可動障子4を案内する下レール部224と、気密材227が装着される溝部とを備えている。溝部には、固定障子6の下框62の突起も係合している。
固定片部223の表面には、下枠22の全長に渡って連続する溝が形成され、この溝部には下枠22を床材12に固定するネジ17が設けられている。ネジ17は、溝に装着されたカバー229で覆われている被覆している。
縦枠23は、図2に示すように、可動障子4の戸先側の縦框43に対向して配置されている。この縦枠23は、ユニットバスの構造体(躯体)にネジ15で固定され、柱等の躯体7にネジ16で固定され、可動障子4の縦框43に当接する気密材236が装着されている。また、縦枠23は、壁材13が当接される見付け面233と、見付け面233および壁材13間を隠す見切り片部235とを備える。
縦枠24は、固定障子6の戸先側の縦框63に対向して配置されている。この縦枠24は、縦枠23と同様に、ユニットバスの壁および柱等の躯体7にネジ15,16で固定されている。また、縦枠24は、壁材14が当接される見付け面243と、見付け面243および壁材14間を隠す見切り片部245とを備える。
縦枠23、24の内周面234、244には、上下方向に連続する凹溝が形成され、この凹溝の底辺にはネジ16を挿通可能な孔が開口されている。この凹溝には、前記開口を塞ぐカバー239、249が全長に渡って取り付けられている。
[固定障子]
固定障子6の上框61、下框62は、図4に示すように、中空部611,621と、パネル65を保持する保持溝部613、623とを備えている。
戸先框である縦框63は、図2に示すように、コ字状に折曲された本体部631と、パネル65を保持する保持溝部633とを備えている。
召合せ框である縦框64は、中空部641と、パネル65を保持する保持溝部643とを備えている。
保持溝部613、623、633、643は、上框61、下框62、縦框63、縦框64の見込み方向の中心位置よりも浴室側に形成され、保持溝部613、623、633、643で保持されるパネル65も固定障子6の見込み方向の中心位置に対して、浴室側にオフセットして配置されている。
図4に示すように、固定障子6の上框61において、上枠21の垂下片部213に対向する対向片部612には、上框61の全長に渡って溝が形成され、この溝には一対のリップシール部を有する気密材614が装着されている。なお、気密材614は、可動障子4を閉じた際に可動障子4に当接するものであるため、必ずしも設ける必要は無い。
上枠21の全長に渡って形成されている垂下片部213と、垂下片部213に対向する前記上枠アタッチメント27の対向片部271および上框61の対向片部612とによって、可動障子4を案内する溝状の上レール部である溝状レール部28が構成されている。
また、上框61の中空部611には傾斜面611Aが形成されている。
図2に示すように、固定障子6の縦框64において、浴室側の面には縦框64の全長に渡って溝が形成され、この溝には一対のリップシール部を有する気密材644が装着されている。
さらに、図4に示すように、固定障子6の縦框63、64の高さ寸法は、予め枠組みされた建具枠2に固定障子6を組み込むことができるように、上枠21および下枠22間の高さ寸法よりも短い寸法とされている。このため、固定障子6を建具枠2内に組み込んだ際に、縦框63、64の上端と、上枠21との間には隙間が生じ、この隙間を埋めるためのスペーサ66が配置されている。また、縦框64の浴室側の端縁は、上框61の浴室側端縁と略同一面の位置に配置されている。
固定障子6は、縦框63がネジ661,662やブラケット67を用いて縦枠24に固定されている。
[可動障子]
図3に示すように、可動障子4の上框41、下框42は、中空部411,421と、パネル45を保持する保持溝部413、423とを備えている。同様に、図2に示すように、戸先框である縦框43と、召合せ框である縦框44は、中空部431,441と、パネル45を保持する保持溝部433、443とを備えている。
保持溝部413、423、433、443は、中空部411、421、431、441の浴室側に配置されており、保持溝部413、423、433、443で保持されるパネル45も可動障子4の見込み方向の中心位置に対して、浴室側にオフセットして配置されている。
下框42には、下レール部224で案内される戸車を有する戸車ユニット47と、下枠22に接触する気密材426が取り付けられている。なお、この気密材426は必須のものではなく、気密材426を取り付けないように構成してもよい。
このような可動障子4は、上枠21の溝状レール部28に上框41部分が案内され、下枠22の下レール部224に下框42の戸車が案内され、固定障子6の浴室側の位置で、上枠21および下枠22に沿ってスライド開閉できるようになっている。このため、開放状態の可動障子4は、固定障子6の浴室側に配置される。
また、可動障子4の閉鎖状態において、固定障子6の縦框64に取り付けられた気密材644に、可動障子4の縦框44の脱衣室側の面が当接する。また、縦枠23に取り付けられた気密材236に、可動障子4の縦框43の脱衣室側の面が当接する。さらに、上枠アタッチメント27に取り付けられた気密材273に、可動障子4の上框41の脱衣室側の面が当接し、下枠22に取り付けられた気密材227に、可動障子4の下框42の脱衣室側の面が当接する。
これらの気密材227、236、273、644が可動障子4の各框41〜44に当接することで、可動障子4を閉めた際の浴室と脱衣室との間の止水性が確保される。
[換気経路]
次に、建具枠2における換気経路30の構成について、図4、図5,図6も参照して詳しく説明する。
上枠21と、固定障子6の上框61とは、上下方向に離れて配置されており、この上枠21および上框61間の隙間部分を介して、浴室と脱衣室とを連通させる換気経路30が形成されている。
換気経路30は、脱衣室側開口31と、脱衣室側開口31から上方に連続する脱衣室側通路32と、脱衣室側通路32から横方向に連続する連通通路33と、連通通路33から下方に連続する浴室側通路34と、浴室側開口35とを備えて構成されている。
脱衣室側開口31は、上枠21の見付け片部214の下端(突起部216)と、上框61の脱衣室側の下端縁との間に形成されている。
脱衣室側通路32は、見付け片部214と、上框61との間に形成され、連通通路33は、見込み片部211と、上框61との間に形成されている。なお、上框61には傾斜面611Aが形成されているため、脱衣室側通路32から連通通路33に流れる空気は、スムーズに方向が変化するようになっている。
浴室側通路34は、上方が見込み片部211で区画され、浴室側が垂下片部213で区画され、脱衣室側が上框61の対向片部612で区画されている。この浴室側通路34は、可動障子4が溝状レール部28で案内される空間と兼用されている。したがって、換気経路30の一部は、固定障子6と上枠21との間において、可動障子4が案内されて移動される空間で構成されている。
浴室側開口35は、上枠21の垂下片部213の下端と、上框61の浴室側の下端縁との間に形成されている。
なお、換気経路30は、固定障子6と上枠21との間に形成されるため、特に、脱衣室側開口31、脱衣室側通路32、連通通路33は、縦框63および縦框64間に形成されている。
見込み片部211の軸受部217には、固定障子6の上框61の略全長に対応して設けられて、換気経路30を開閉可能な弁部材25の一端側が取り付けられている。すなわち、弁部材25は、連通通路33と浴室側通路34との連通部を開閉する。
この弁部材25は、脱衣室と浴室との気圧差によって開閉するものであり、脱衣室と浴室との気圧差がない場合には、図4に二点鎖線で示すように、弁部材25の他端側に設けられたモヘア251が上框61の対向片部612に当接して換気経路30が閉鎖されるように構成されている。なお、固定障子6に当接して換気経路30を開閉する弁部材25の他端側はモヘア251に限らず、シート材などを弁部材25の他端側の当接面に貼ってもよいし、弁部材25の他端側を直接、固定障子6に当接させてもよい。
一方、可動障子4を閉じた状態で浴室の換気扇等を駆動して浴室の気圧が下がった場合には、図4に実線で示すように、弁部材25の他端側である下端部が浴室側に回動して換気経路30が開放され、脱衣室側開口31から換気経路30内部に流入した空気が脱衣室側通路32、連通通路33を通り、さらに浴室側通路34において垂下片部213に沿って下降し、浴室側開口35から浴室内部に供給され、これによって浴室の換気が行われるようになっている。
本発明は、上枠21、下枠22、左右の縦枠23,24を有する枠体(建具枠2)と、可動障子4と、固定障子6とを備え、浴室と脱衣室との出入り口に用いられる建具(片引き戸1)であって、前記可動障子4は、前記枠体の上枠21および下枠22に沿ってスライド移動可能に設けられ、前記固定障子6と前記上枠21との間には、前記浴室と前記脱衣室とを連通させる換気経路30と、前記換気経路30を開閉する弁部材25とが設けられ、換気経路30の一部は、前記固定障子6と前記上枠21との間において、前記可動障子4が移動される空間で構成されていることを特徴とする。このような構成の建具によれば、以下のような効果がある。
建具である建具枠2の上枠21と、固定障子6との間に換気経路30を形成しているので、建具の上枠21部分の見付け寸法(上下寸法)を小さくできる。すなわち、建具の見込み方向において換気経路が形成される位置では、上枠21と、上枠21の下方に配置された固定障子6とが上下方向に並び、上枠21を第1上枠および第2上枠の2つの部材で構成する必要が無く、前記可動障子4は、固定障子6の浴室側の位置でスライド移動可能に設けられているので、上枠21の見込み寸法を小さくできる。
また、部材数が少なくなるため、建具の上枠21部分において、各部材の端縁による横ラインが少なくなり、意匠性を向上することもできる。
さらに、建具が取り付けられる浴室と脱衣室との出入り口の開口高さ寸法が標準の寸法に比べて小さい場合には、可動障子4を開いた際の有効開口の高さ寸法を確保する必要があるため、上枠21部分の見付け寸法を小さくする必要があり、前記特許文献1の建具の採用が困難であった。このため、可動障子4にガラリ等の換気経路を有する換気框を用いる必要があった。
これに対し、本発明によれば、上枠21部分の見付け寸法を小さくできるので、浴室の出入り口の高さ寸法が標準寸法に比べて小さい場合でも設けることができ、有効開口として必要な高さ寸法も確保できる。したがって、可動障子4に換気経路を設ける必要が無く、シンプルでデザイン性の高い建具とすることができる。
また、換気経路30を開閉する弁部材25を設けたので、浴室内の蒸気が脱衣室側に流出したり、あるいは脱衣室内の冷気が浴室内に流入することを防止できる。さらに、浴室の換気扇を作動させている場合に弁部材25を開いて換気経路30を開放することで、換気効率を向上できる。
ここで、弁部材25は、重力によって他端側が固定障子6に当接する閉塞側に回動し、浴室の換気扇を作動させることなどで浴室内の圧力が脱衣室内の圧力に対して負圧になることで他端側が固定障子6から離れる開放側に回動するものが好ましい。なお、弁部材25としては、手動操作で回動するものや、適宜な駆動手段で回動するものでもよい。
より具体的には以下の通りである。片引き戸1は、建具枠2の上枠21と、固定障子6の上框61との間に換気経路30を形成しているので、片引き戸1の上枠21部分の見付け寸法(上下寸法)を小さくできる。すなわち、図4に示すように、弁部材25で換気経路30が開閉される位置では、上枠21、弁部材25(換気経路30)、上框61の3部材を配置することで換気経路30を形成できる。このため、従来のように、第1上枠、弁部材、第2上枠、可動障子の上框の4部材を配置する場合に比べて、部材数が少なくなり、片引き戸1の上枠部分の見付け寸法を小さくすることができる。
このため、浴室出入り口用の開口高さ寸法が標準に比べて小さい場合でも、片引き戸1を取り付けることができる。したがって、上枠部分ではなく、可動障子4にガラリ等を形成して換気経路を設ける必要が無く、シンプルでデザイン性の高い片引き戸1とすることができる。
その上、片引き戸1の上枠部分の部材数が少なくなるため、各部材の端縁等による横ラインが少なくなり、この点でも意匠性を向上できる。
また、換気経路30を開閉する弁部材25は、浴室の換気扇を作動させることで浴室側が負圧になれば自動的に換気経路30を開放し、浴室の換気扇を停止している場合には重力によって閉塞側に回動して自動的に換気経路30を閉塞できる。このため、利用者が弁部材25の開閉操作を行う必要が無く、利便性が高い。
さらに、利用者が入浴中など換気扇を停止している場合には、弁部材25で換気経路30が閉塞されるため、浴室内の蒸気が脱衣室側に流出したり、脱衣室内の冷気が浴室内に流入することを防止できる。
また、入浴後に浴室を乾燥させるために、可動障子4を閉めて換気扇を作動した場合には、弁部材25が自動的に開いて換気経路30を開放することで、換気効率を向上できる。
換気経路30の浴室側通路34、浴室側開口35は下向きに形成されているので、浴室側に取り込む空気を下向きに流入させて固定障子6に沿って浴室に導入することができ、固定障子6の浴室面の乾きを促進できる。
さらに、換気経路30の浴室側開口35が下向きに形成されることで、浴室側から見た場合に換気経路30が垂下片部213によって覆われて、換気経路30内への水の浸入を防止でき、汚れも溜まりにくくできる。さらに、換気経路30は利用者が直接視認し難いため、浴室側からの意匠性も向上できる。
垂下片部213は、浴室側通路34を区画するだけでなく、可動障子4を案内する溝状レール部28としても兼用されるので、浴室側通路34部分を可動障子4のガイド溝と換気経路30とで兼用でき、この点でも上枠21の見込み寸法を小さくできる。
さらに、浴室側通路34は可動障子4が案内されるため、浴室側通路34の見込み寸法を比較的大きくできる。このため、弁部材25を浴室側通路34側に回動させた場合に、弁部材25が垂下片部213に当接することを防止できる。
また、弁部材25の高さ寸法は、浴室側通路34の見込み寸法に応じて設定できるため、連通通路33の高さ寸法を比較的大きくでき、十分な換気量を確保できる。例えば、可動障子4を案内する上レール部を溝状レール部28ではなく、下レール部224と同様のレール状に形成した場合、このレールは可動障子4の見込み寸法の中間位置に配置され、弁部材25に対し、垂下片部213よりも近接することになる。このため、弁部材25の高さ寸法を前記実施形態よりも小さくする必要がある。これに対し、前記実施形態のように溝状レール部28を形成すれば、弁部材25も比較的大きくでき、連通通路33の高さ寸法も確保できる。
上枠21の見付け片部214の下端縁が、上框61の下面と同一高さ位置に設定されているので、脱衣室側から上枠21部分を視認した際に、上框61の見付部は見付け片部214で覆われるため視認し難くできる。このため、片引き戸1の上枠21部分における脱衣室側からの意匠性も向上できる。
さらに、換気経路30の脱衣室側開口31が下向きに形成されるため、汚れも溜まりにくくでき、換気経路30は利用者が直接視認し難いため、脱衣室側からの意匠性も向上できる。
上枠21の垂下片部213の下端縁が、上框61の下面と同一高さ位置に設定されているので、浴室側から上枠21部分を視認した際に、上框61の見付部や弁部材25は垂下片部213で覆われるため視認し難くできる。このため、片引き戸1の上枠21部分における浴室側からの意匠性も向上できる。
さらに、可動障子4の上框41の下面と、上枠アタッチメント27の延出片部272の下面とがほぼ同一面とされているので、上框41の脱衣室側を上枠アタッチメント27で被覆できる。
また、可動障子4の縦框43の内面(縦框44に対向する面)と、縦枠23の内周面234とがほぼ同一面とされているので、縦框43の脱衣室側を縦枠23で被覆できる。
同様に、固定障子6の縦框63の内面(縦框64に対向する面)と、縦枠24の内周面244とがほぼ同一面とされているので、縦框63の脱衣室側を縦枠24で被覆できる。
これらにより、可動障子4を閉めた状態では、各障子4,6の戸先框(縦框43、縦框63)および上框41,61は脱衣室側から視認され難く、建具枠2で隠された状態となるため、片引き戸1において框部分が目立たない、シンプルな意匠を実現できる。
その上、障子4の縦框44と固定障子6の縦框64とは見込み方向に重なっており、脱衣室側正面からは縦框44が縦框64で隠され、浴室側正面からは縦框64が縦框44で隠されるので、片引き戸1の召合せ框部分もシンプルなデザインにでき、片引き戸1の意匠性をより向上できる。
また、建具枠2の上枠21、縦枠23、24の脱衣室側は、壁材11、13、14で覆われており、見切り片部215、235、245部分のみが露出するだけである。
さらに、建具枠2の下枠22の脱衣室側も床材12で覆われており、固定片部223部分が露出するだけである。
したがって、脱衣室側から片引き戸1を見た際に、各枠も殆ど露出しないため、片引き戸1の意匠性をより向上できる。
その上、建具枠2の躯体に固定するネジ16、17、18は、各壁材11、13、14の表面よりも奥まった位置に配置されており、脱衣室側から片引き戸1を見た際に視認できない位置に配置されているので、片引き戸1の意匠性をより向上できる。
本実施形態の建具枠2および可動障子4は、図9に示すように、浴室ドアの建具枠2A、可動障子4Aとしても利用できる。すなわち、可動障子4は、戸車ユニット47の代わりにピポットヒンジや丁番によって開閉自在に建具枠2Aに取り付けることで浴室ドアの可動障子4Aとして利用できる。また、建具枠2は、可動障子4Aを浴室側に開く際に干渉する部分を削除することで、具体的には、上枠21の垂下片部213の下端側と、下枠22の下レール部224とを削除することで、浴室ドアの建具枠2Aとして利用できる。したがって、片引き戸1や浴室ドア等の浴室出入り口用の建具において、枠材や框材を共通して利用できる。
[変形例]
本発明は、以上の実施形態で説明した構成のものに限定されず、本発明の目的を達成できる範囲での変形例は、本発明に含まれる。
例えば、可動障子4および固定障子6の見込み方向の配置位置は、可動障子4を浴室側に配置し、固定障子6を脱衣室側に配置するものに限らず、図7、8に示す片引き戸1Bのように、可動障子4を脱衣室側に配置し、固定障子6を浴室側に配置してもよい。片引き戸1Bの建具枠2Bの上枠21Bは、見込み片部211B、垂下片部213B、見付け片部214Bを備えている。可動障子4は、上枠21Bの見付け片部214Bに沿って移動可能に配置され、可動障子4の浴室側に、上枠アタッチメント27Bおよび固定障子6が配置されている。従って、上枠21Bにおいて、可動障子4を案内する溝状レール部28は、上枠アタッチメント27Bと見付け片部214Bとの間、および、固定障子6の上框61と見付け片部214Bとの間に連続して形成されている。したがって、換気経路30の一部は、固定障子6と上枠21Bとの間において、可動障子4が案内されて移動される空間で構成されている。
なお、片引き戸1Bも、片引き戸1と同じ見込み寸法に設定することができる。また、片引き戸1、1Bにおいて、止水ラインは可動障子4の脱衣室側に配置されるので、可動障子4を固定障子6の浴室側に配置した片引き戸1のほうが、片引き戸1Bに比べて止水処理を容易にできる。
また、前記実施形態では、浴室出入り口用の建具として、片引き戸1を例示して説明したが、本発明の建具は、1枚の面材(障子)を有したものに限らず、2枚以上の面材が片引き形式に開閉自在に支持されたものでもよく、2枚の面材が各々逆方向に片引き形式に支持されて左右両側に固定障子6が設けられた引き分け開放形式のものでもよい。
固定障子6は、工場においてユニット化されて施工現場に運ばれて建具枠2に固定されるものでもよいし、施工現場において組み立てられるものでもよい。さらに、固定障子6は、上框61、下框62、縦框63、64を枠組みしてパネル65を組み込むものに限定されず、壁パネルのように框材を備えずに予めパネル状とされたものを用いてもよい。また、固定障子6は、移動しない非可動部であればよいため、建具として引込み戸を用いた場合には袖部分で構成してもよい。
見付け片部214、垂下片部213の下端縁は、上框61の下面と同一高さ位置のものに限定されない。例えば、見付け片部214や垂下片部213の下端縁を、上框61の下面よりも下方の高さ位置まで延長してもよい。
また、可動障子4を案内する上レール部は凹溝状に形成されるものに限定されず、1本のレールで案内するものでもよい。この場合、可動障子4を案内するレールと、固定障子6の上框61との間に形成される空間は、可動障子4の上框41が案内されて移動される空間となり、この空間は換気経路の一部として機能する。また、可動障子4を案内するレールに開口を形成し、レールと垂下片部213との間の空間や、レールと見付け片部214Bとの間の空間を換気経路の一部としてもよい。
1、1B…建具である片引き戸、2…枠体である建具枠、4…可動障子、6…固定障子、21、21B…上枠、22…下枠、23…縦枠、24…縦枠、25…弁部材、27、27B…上枠アタッチメント、28…上レール部である溝状レール部、30…換気経路、31…脱衣室側開口、32…脱衣室側通路、33…連通通路、34…浴室側通路、35…浴室側開口、41…上框、42…下框、43…縦框、44…縦框、61…上框、62…下框、63…縦框、64…縦框、211、211B…見込み片部、213、213B…垂下片部、214、214B…見付け片部、224…下レール部。

Claims (6)

  1. 上枠、下枠、左右の縦枠を有する枠体と、可動障子と、固定障子とを備え、浴室と脱衣室との出入り口に用いられる建具であって、
    前記可動障子は、前記枠体の上枠および下枠に沿ってスライド移動可能に設けられ、
    前記固定障子と前記上枠との間には、前記浴室と前記脱衣室とを連通させる換気経路と、前記換気経路を開閉する弁部材とが設けられ、
    前記換気経路の一部は、前記固定障子と前記上枠との間において、前記可動障子が移動される空間で構成されている
    ことを特徴とする建具。
  2. 請求項1に記載の建具において、
    前記固定障子は、上框、下框、左右の縦框にパネル材を取り付けて構成され、
    前記上枠には、前記固定障子と前記左右の縦枠の一方の縦枠との間に配置される上枠アタッチメントが取り付けられ、
    前記上枠は、前記上框および前記上枠アタッチメントの浴室側に配置された垂下片部を備え、
    前記垂下片部と、前記上框および前記上枠アタッチメントによって前記可動障子を案内する溝状の上レール部が構成され、
    前記換気経路の一部は、前記垂下片部および前記上框間の隙間で構成されている
    ことを特徴とする建具。
  3. 請求項1に記載の建具において、
    前記固定障子は、上框、下框、左右の縦框にパネル材を取り付けて構成され、
    前記上枠には、前記固定障子と前記左右の縦枠の一方の縦枠との間に配置される上枠アタッチメントが取り付けられ、
    前記上枠は、前記上框および前記上枠アタッチメントの脱衣室側に配置された見付け片部を備え、
    前記見付け片部と、前記上框および前記上枠アタッチメントによって前記可動障子を案内する溝状の上レール部が構成され、
    前記換気経路の一部は、前記見付け片部および前記上框間の隙間で構成されている
    ことを特徴とする建具。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の建具において、
    前記固定障子は、上框、下框、左右の縦框にパネル材を取り付けて構成され、
    前記上枠は、見込み片部と、前記見込み片部の脱衣室側端部から下方に延長された見付け片部とを備え、
    前記見付け片部の下端縁は、前記上框の下面と同一高さ位置、または、前記上框の下面よりも下方の高さ位置に設定されている
    ことを特徴とする建具。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の建具において、
    前記固定障子は、上框、下框、左右の縦框にパネル材を取り付けて構成され、
    前記上枠は、見込み片部と、前記見込み片部の浴室側端部から下方に延長された垂下片部を備え、
    前記垂下片部の下端縁は、前記上框の下面と同一高さ位置、または、前記上框の下面よりも下方の高さ位置に設定され、
    前記換気経路の一部は、前記垂下片部および前記上框間の隙間で構成され、前記換気経路の浴室側開口は下向きに形成されている
    ことを特徴とする建具。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の建具において、
    前記可動障子は、前記固定障子より浴室側の位置で、前記枠体の上枠および下枠に沿ってスライド移動可能に設けられ、
    前記弁部材は、前記上枠に一端側が回動自在に支持され、他端側が前記固定障子に当接して、前記換気経路を開閉する
    ことを特徴とする建具。
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