JP2016204891A - 建具 - Google Patents
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Abstract
Description
この建具は、上枠および左右の縦枠を有する枠体に、可動可能に設けられた可動面材と、非可動状態で固定された固定面材とを設けた片引き戸タイプの建具である。
この建具では、上下に離間させた第1上枠および第2上枠の2つの上枠間に換気経路を形成し、下側の第2上枠にレールを形成して可動面材を案内していた。このため、前記特許文献1では、建具の見込み方向の位置において、換気経路が形成される位置では、第1上枠と、第1上枠の下方に配置された第2上枠と、第1上枠および第2上枠間に形成される換気経路を開閉する弁部材と、第2上枠で案内される可動面材とが上下方向に並んで配置されていた。
さらに、換気経路の脱衣室側開口が下向きに形成されるため、汚れも溜まりにくくでき、換気経路は利用者が直接視認し難いため、脱衣室側からの意匠性も向上できる。
さらに、換気経路の浴室側開口が下向きに形成されているので、浴室側に取り込む空気を下向きに流入させて固定障子に沿って浴室に導入することができ、固定障子の浴室面の乾きを促進できる。
また、換気経路の浴室側開口が下向きに形成されることで、浴室側から見た場合に換気経路が垂下片部によって覆われて、換気経路内への水の浸入を防止でき、汚れも溜まりにくくできる。さらに、換気経路は利用者が直接視認し難いため、浴室側からの意匠性も向上できる。
このような構成によれば、可動障子の脱衣室側に形成される止水ラインを固定障子よりも浴室側の位置に形成できて止水処理を容易にできる。また、弁部材の一端側(上端側)を上枠に回動自在に取付け、他端側(下端側)を固定障子に当接して換気経路を開閉することができるので、弁部材の他端側は重力によって固定障子に当接して換気経路を閉鎖できる。また、浴室の換気扇を作動させることなどで浴室内の圧力が脱衣室内の圧力に対して負圧になることで、弁部材の他端側は固定障子から離れて換気経路を開放できる。
図1〜図4において、片引き戸1は、浴槽や浴室床(防水パン)、浴室壁等からなる浴室ユニットで構成された浴室と、この浴室に隣接して洗面台や洗濯パン等が設置される脱衣室との出入り口に用いられる建具である。
この片引き戸1は、枠体である建具枠2と、建具枠2の内部に片引き形式に開閉可能に支持された1枚の可動面材である可動障子4と、建具枠2の内部に固定された1枚の固定面材である固定障子6とを備えて構成されている。
建具枠2は、上枠21、下枠22および左右の縦枠23,24を枠組みして構成されている。
可動障子4は、上框41、下框42および左右の縦框43,44を枠組みした内部に、パネル45を取り付けて構成されている。パネル45には、可動障子4を開閉操作するためのハンドル451が固定されている。
固定障子6は、上框61、下框62および左右の縦框63,64を枠組みした内部に、パネル65を嵌めこんで構成されている。
以下、建具枠2、可動障子4、固定障子6の構成を詳細に説明する。
建具枠2の上枠21は、図3,4に示すように、上枠21の見込み方向にほぼ沿って配置された見込み片部211と、見込み片部211の浴室側端縁から上方に延長された見付け片部212と、見込み片部211の浴室側端縁から下方に延長された垂下片部213と、見込み片部211の脱衣室側端部から下方に延長された見付け片部214とを備えている。
また、見付け片部214の下端には、浴室側に突出する突起部216が形成されている。この突起部216は、後述する上枠アタッチメント27を係止するために設けられている。
見込み片部211には、後述する弁部材25を回動自在に軸支する軸受部217が形成されている。
このように構成された上枠21は、見込み片部211にねじ込まれたネジ18で躯体に固定されている。
対向片部271には、対向片部271の全長に渡って溝が形成され、この溝には、一対のリップシール部を有する気密材273が装着されている。
上枠アタッチメント27の延出片部272の脱衣室側端部は前記突起部216で支持され、対向片部271の上端は見込み片部211に当接している。この上枠アタッチメント27は、図示略のネジによって縦枠23および縦框64に固定されている。
固定片部223の表面には、下枠22の全長に渡って連続する溝が形成され、この溝部には下枠22を床材12に固定するネジ17が設けられている。ネジ17は、溝に装着されたカバー229で覆われている被覆している。
縦枠24は、固定障子6の戸先側の縦框63に対向して配置されている。この縦枠24は、縦枠23と同様に、ユニットバスの壁および柱等の躯体7にネジ15,16で固定されている。また、縦枠24は、壁材14が当接される見付け面243と、見付け面243および壁材14間を隠す見切り片部245とを備える。
縦枠23、24の内周面234、244には、上下方向に連続する凹溝が形成され、この凹溝の底辺にはネジ16を挿通可能な孔が開口されている。この凹溝には、前記開口を塞ぐカバー239、249が全長に渡って取り付けられている。
固定障子6の上框61、下框62は、図4に示すように、中空部611,621と、パネル65を保持する保持溝部613、623とを備えている。
戸先框である縦框63は、図2に示すように、コ字状に折曲された本体部631と、パネル65を保持する保持溝部633とを備えている。
召合せ框である縦框64は、中空部641と、パネル65を保持する保持溝部643とを備えている。
上枠21の全長に渡って形成されている垂下片部213と、垂下片部213に対向する前記上枠アタッチメント27の対向片部271および上框61の対向片部612とによって、可動障子4を案内する溝状の上レール部である溝状レール部28が構成されている。
また、上框61の中空部611には傾斜面611Aが形成されている。
さらに、図4に示すように、固定障子6の縦框63、64の高さ寸法は、予め枠組みされた建具枠2に固定障子6を組み込むことができるように、上枠21および下枠22間の高さ寸法よりも短い寸法とされている。このため、固定障子6を建具枠2内に組み込んだ際に、縦框63、64の上端と、上枠21との間には隙間が生じ、この隙間を埋めるためのスペーサ66が配置されている。また、縦框64の浴室側の端縁は、上框61の浴室側端縁と略同一面の位置に配置されている。
固定障子6は、縦框63がネジ661,662やブラケット67を用いて縦枠24に固定されている。
図3に示すように、可動障子4の上框41、下框42は、中空部411,421と、パネル45を保持する保持溝部413、423とを備えている。同様に、図2に示すように、戸先框である縦框43と、召合せ框である縦框44は、中空部431,441と、パネル45を保持する保持溝部433、443とを備えている。
保持溝部413、423、433、443は、中空部411、421、431、441の浴室側に配置されており、保持溝部413、423、433、443で保持されるパネル45も可動障子4の見込み方向の中心位置に対して、浴室側にオフセットして配置されている。
また、可動障子4の閉鎖状態において、固定障子6の縦框64に取り付けられた気密材644に、可動障子4の縦框44の脱衣室側の面が当接する。また、縦枠23に取り付けられた気密材236に、可動障子4の縦框43の脱衣室側の面が当接する。さらに、上枠アタッチメント27に取り付けられた気密材273に、可動障子4の上框41の脱衣室側の面が当接し、下枠22に取り付けられた気密材227に、可動障子4の下框42の脱衣室側の面が当接する。
これらの気密材227、236、273、644が可動障子4の各框41〜44に当接することで、可動障子4を閉めた際の浴室と脱衣室との間の止水性が確保される。
次に、建具枠2における換気経路30の構成について、図4、図5,図6も参照して詳しく説明する。
上枠21と、固定障子6の上框61とは、上下方向に離れて配置されており、この上枠21および上框61間の隙間部分を介して、浴室と脱衣室とを連通させる換気経路30が形成されている。
換気経路30は、脱衣室側開口31と、脱衣室側開口31から上方に連続する脱衣室側通路32と、脱衣室側通路32から横方向に連続する連通通路33と、連通通路33から下方に連続する浴室側通路34と、浴室側開口35とを備えて構成されている。
脱衣室側通路32は、見付け片部214と、上框61との間に形成され、連通通路33は、見込み片部211と、上框61との間に形成されている。なお、上框61には傾斜面611Aが形成されているため、脱衣室側通路32から連通通路33に流れる空気は、スムーズに方向が変化するようになっている。
浴室側通路34は、上方が見込み片部211で区画され、浴室側が垂下片部213で区画され、脱衣室側が上框61の対向片部612で区画されている。この浴室側通路34は、可動障子4が溝状レール部28で案内される空間と兼用されている。したがって、換気経路30の一部は、固定障子6と上枠21との間において、可動障子4が案内されて移動される空間で構成されている。
浴室側開口35は、上枠21の垂下片部213の下端と、上框61の浴室側の下端縁との間に形成されている。
なお、換気経路30は、固定障子6と上枠21との間に形成されるため、特に、脱衣室側開口31、脱衣室側通路32、連通通路33は、縦框63および縦框64間に形成されている。
この弁部材25は、脱衣室と浴室との気圧差によって開閉するものであり、脱衣室と浴室との気圧差がない場合には、図4に二点鎖線で示すように、弁部材25の他端側に設けられたモヘア251が上框61の対向片部612に当接して換気経路30が閉鎖されるように構成されている。なお、固定障子6に当接して換気経路30を開閉する弁部材25の他端側はモヘア251に限らず、シート材などを弁部材25の他端側の当接面に貼ってもよいし、弁部材25の他端側を直接、固定障子6に当接させてもよい。
一方、可動障子4を閉じた状態で浴室の換気扇等を駆動して浴室の気圧が下がった場合には、図4に実線で示すように、弁部材25の他端側である下端部が浴室側に回動して換気経路30が開放され、脱衣室側開口31から換気経路30内部に流入した空気が脱衣室側通路32、連通通路33を通り、さらに浴室側通路34において垂下片部213に沿って下降し、浴室側開口35から浴室内部に供給され、これによって浴室の換気が行われるようになっている。
建具である建具枠2の上枠21と、固定障子6との間に換気経路30を形成しているので、建具の上枠21部分の見付け寸法(上下寸法)を小さくできる。すなわち、建具の見込み方向において換気経路が形成される位置では、上枠21と、上枠21の下方に配置された固定障子6とが上下方向に並び、上枠21を第1上枠および第2上枠の2つの部材で構成する必要が無く、前記可動障子4は、固定障子6の浴室側の位置でスライド移動可能に設けられているので、上枠21の見込み寸法を小さくできる。
また、部材数が少なくなるため、建具の上枠21部分において、各部材の端縁による横ラインが少なくなり、意匠性を向上することもできる。
さらに、建具が取り付けられる浴室と脱衣室との出入り口の開口高さ寸法が標準の寸法に比べて小さい場合には、可動障子4を開いた際の有効開口の高さ寸法を確保する必要があるため、上枠21部分の見付け寸法を小さくする必要があり、前記特許文献1の建具の採用が困難であった。このため、可動障子4にガラリ等の換気経路を有する換気框を用いる必要があった。
これに対し、本発明によれば、上枠21部分の見付け寸法を小さくできるので、浴室の出入り口の高さ寸法が標準寸法に比べて小さい場合でも設けることができ、有効開口として必要な高さ寸法も確保できる。したがって、可動障子4に換気経路を設ける必要が無く、シンプルでデザイン性の高い建具とすることができる。
また、換気経路30を開閉する弁部材25を設けたので、浴室内の蒸気が脱衣室側に流出したり、あるいは脱衣室内の冷気が浴室内に流入することを防止できる。さらに、浴室の換気扇を作動させている場合に弁部材25を開いて換気経路30を開放することで、換気効率を向上できる。
ここで、弁部材25は、重力によって他端側が固定障子6に当接する閉塞側に回動し、浴室の換気扇を作動させることなどで浴室内の圧力が脱衣室内の圧力に対して負圧になることで他端側が固定障子6から離れる開放側に回動するものが好ましい。なお、弁部材25としては、手動操作で回動するものや、適宜な駆動手段で回動するものでもよい。
このため、浴室出入り口用の開口高さ寸法が標準に比べて小さい場合でも、片引き戸1を取り付けることができる。したがって、上枠部分ではなく、可動障子4にガラリ等を形成して換気経路を設ける必要が無く、シンプルでデザイン性の高い片引き戸1とすることができる。
その上、片引き戸1の上枠部分の部材数が少なくなるため、各部材の端縁等による横ラインが少なくなり、この点でも意匠性を向上できる。
さらに、利用者が入浴中など換気扇を停止している場合には、弁部材25で換気経路30が閉塞されるため、浴室内の蒸気が脱衣室側に流出したり、脱衣室内の冷気が浴室内に流入することを防止できる。
また、入浴後に浴室を乾燥させるために、可動障子4を閉めて換気扇を作動した場合には、弁部材25が自動的に開いて換気経路30を開放することで、換気効率を向上できる。
さらに、換気経路30の浴室側開口35が下向きに形成されることで、浴室側から見た場合に換気経路30が垂下片部213によって覆われて、換気経路30内への水の浸入を防止でき、汚れも溜まりにくくできる。さらに、換気経路30は利用者が直接視認し難いため、浴室側からの意匠性も向上できる。
さらに、浴室側通路34は可動障子4が案内されるため、浴室側通路34の見込み寸法を比較的大きくできる。このため、弁部材25を浴室側通路34側に回動させた場合に、弁部材25が垂下片部213に当接することを防止できる。
また、弁部材25の高さ寸法は、浴室側通路34の見込み寸法に応じて設定できるため、連通通路33の高さ寸法を比較的大きくでき、十分な換気量を確保できる。例えば、可動障子4を案内する上レール部を溝状レール部28ではなく、下レール部224と同様のレール状に形成した場合、このレールは可動障子4の見込み寸法の中間位置に配置され、弁部材25に対し、垂下片部213よりも近接することになる。このため、弁部材25の高さ寸法を前記実施形態よりも小さくする必要がある。これに対し、前記実施形態のように溝状レール部28を形成すれば、弁部材25も比較的大きくでき、連通通路33の高さ寸法も確保できる。
さらに、換気経路30の脱衣室側開口31が下向きに形成されるため、汚れも溜まりにくくでき、換気経路30は利用者が直接視認し難いため、脱衣室側からの意匠性も向上できる。
また、可動障子4の縦框43の内面(縦框44に対向する面)と、縦枠23の内周面234とがほぼ同一面とされているので、縦框43の脱衣室側を縦枠23で被覆できる。
同様に、固定障子6の縦框63の内面(縦框64に対向する面)と、縦枠24の内周面244とがほぼ同一面とされているので、縦框63の脱衣室側を縦枠24で被覆できる。
これらにより、可動障子4を閉めた状態では、各障子4,6の戸先框(縦框43、縦框63)および上框41,61は脱衣室側から視認され難く、建具枠2で隠された状態となるため、片引き戸1において框部分が目立たない、シンプルな意匠を実現できる。
さらに、建具枠2の下枠22の脱衣室側も床材12で覆われており、固定片部223部分が露出するだけである。
したがって、脱衣室側から片引き戸1を見た際に、各枠も殆ど露出しないため、片引き戸1の意匠性をより向上できる。
その上、建具枠2の躯体に固定するネジ16、17、18は、各壁材11、13、14の表面よりも奥まった位置に配置されており、脱衣室側から片引き戸1を見た際に視認できない位置に配置されているので、片引き戸1の意匠性をより向上できる。
本発明は、以上の実施形態で説明した構成のものに限定されず、本発明の目的を達成できる範囲での変形例は、本発明に含まれる。
例えば、可動障子4および固定障子6の見込み方向の配置位置は、可動障子4を浴室側に配置し、固定障子6を脱衣室側に配置するものに限らず、図7、8に示す片引き戸1Bのように、可動障子4を脱衣室側に配置し、固定障子6を浴室側に配置してもよい。片引き戸1Bの建具枠2Bの上枠21Bは、見込み片部211B、垂下片部213B、見付け片部214Bを備えている。可動障子4は、上枠21Bの見付け片部214Bに沿って移動可能に配置され、可動障子4の浴室側に、上枠アタッチメント27Bおよび固定障子6が配置されている。従って、上枠21Bにおいて、可動障子4を案内する溝状レール部28は、上枠アタッチメント27Bと見付け片部214Bとの間、および、固定障子6の上框61と見付け片部214Bとの間に連続して形成されている。したがって、換気経路30の一部は、固定障子6と上枠21Bとの間において、可動障子4が案内されて移動される空間で構成されている。
なお、片引き戸1Bも、片引き戸1と同じ見込み寸法に設定することができる。また、片引き戸1、1Bにおいて、止水ラインは可動障子4の脱衣室側に配置されるので、可動障子4を固定障子6の浴室側に配置した片引き戸1のほうが、片引き戸1Bに比べて止水処理を容易にできる。
また、可動障子4を案内する上レール部は凹溝状に形成されるものに限定されず、1本のレールで案内するものでもよい。この場合、可動障子4を案内するレールと、固定障子6の上框61との間に形成される空間は、可動障子4の上框41が案内されて移動される空間となり、この空間は換気経路の一部として機能する。また、可動障子4を案内するレールに開口を形成し、レールと垂下片部213との間の空間や、レールと見付け片部214Bとの間の空間を換気経路の一部としてもよい。
Claims (6)
- 上枠、下枠、左右の縦枠を有する枠体と、可動障子と、固定障子とを備え、浴室と脱衣室との出入り口に用いられる建具であって、
前記可動障子は、前記枠体の上枠および下枠に沿ってスライド移動可能に設けられ、
前記固定障子と前記上枠との間には、前記浴室と前記脱衣室とを連通させる換気経路と、前記換気経路を開閉する弁部材とが設けられ、
前記換気経路の一部は、前記固定障子と前記上枠との間において、前記可動障子が移動される空間で構成されている
ことを特徴とする建具。 - 請求項1に記載の建具において、
前記固定障子は、上框、下框、左右の縦框にパネル材を取り付けて構成され、
前記上枠には、前記固定障子と前記左右の縦枠の一方の縦枠との間に配置される上枠アタッチメントが取り付けられ、
前記上枠は、前記上框および前記上枠アタッチメントの浴室側に配置された垂下片部を備え、
前記垂下片部と、前記上框および前記上枠アタッチメントによって前記可動障子を案内する溝状の上レール部が構成され、
前記換気経路の一部は、前記垂下片部および前記上框間の隙間で構成されている
ことを特徴とする建具。 - 請求項1に記載の建具において、
前記固定障子は、上框、下框、左右の縦框にパネル材を取り付けて構成され、
前記上枠には、前記固定障子と前記左右の縦枠の一方の縦枠との間に配置される上枠アタッチメントが取り付けられ、
前記上枠は、前記上框および前記上枠アタッチメントの脱衣室側に配置された見付け片部を備え、
前記見付け片部と、前記上框および前記上枠アタッチメントによって前記可動障子を案内する溝状の上レール部が構成され、
前記換気経路の一部は、前記見付け片部および前記上框間の隙間で構成されている
ことを特徴とする建具。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の建具において、
前記固定障子は、上框、下框、左右の縦框にパネル材を取り付けて構成され、
前記上枠は、見込み片部と、前記見込み片部の脱衣室側端部から下方に延長された見付け片部とを備え、
前記見付け片部の下端縁は、前記上框の下面と同一高さ位置、または、前記上框の下面よりも下方の高さ位置に設定されている
ことを特徴とする建具。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の建具において、
前記固定障子は、上框、下框、左右の縦框にパネル材を取り付けて構成され、
前記上枠は、見込み片部と、前記見込み片部の浴室側端部から下方に延長された垂下片部を備え、
前記垂下片部の下端縁は、前記上框の下面と同一高さ位置、または、前記上框の下面よりも下方の高さ位置に設定され、
前記換気経路の一部は、前記垂下片部および前記上框間の隙間で構成され、前記換気経路の浴室側開口は下向きに形成されている
ことを特徴とする建具。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の建具において、
前記可動障子は、前記固定障子より浴室側の位置で、前記枠体の上枠および下枠に沿ってスライド移動可能に設けられ、
前記弁部材は、前記上枠に一端側が回動自在に支持され、他端側が前記固定障子に当接して、前記換気経路を開閉する
ことを特徴とする建具。
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