JP2016204770A - 発泡壁紙 - Google Patents

発泡壁紙 Download PDF

Info

Publication number
JP2016204770A
JP2016204770A JP2015084786A JP2015084786A JP2016204770A JP 2016204770 A JP2016204770 A JP 2016204770A JP 2015084786 A JP2015084786 A JP 2015084786A JP 2015084786 A JP2015084786 A JP 2015084786A JP 2016204770 A JP2016204770 A JP 2016204770A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
foamed
wallpaper
layer
base material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015084786A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6536146B2 (ja
Inventor
剛謙 杉田
Goken Sugita
剛謙 杉田
佐川 浩一
Koichi Sagawa
浩一 佐川
歩 塩田
Ayumu Shioda
歩 塩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=57487571&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2016204770(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2015084786A priority Critical patent/JP6536146B2/ja
Publication of JP2016204770A publication Critical patent/JP2016204770A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6536146B2 publication Critical patent/JP6536146B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

【課題】結露の発生及びカビの発生を容易に抑制できる発泡壁紙を提供する。
【解決手段】シート状に形成された繊維質の基材2と、基材2上に設けられた発泡樹脂層3と、を備える発泡壁紙1であって、当該発泡壁紙1の基材2とは反対側の最表面4には凹凸5が設けられ、凹凸5のISO 25178に準拠して測定された粗さパラメーターのうち、最大高さSzの値は300μm以上1000μm以下であり、かつ算術平均粗さSaの値は50μm以上250μm以下である。
【選択図】図1

Description

本発明は、戸建て住宅、集合住宅、店舗、事務所ビル等の建築物の壁面装飾に用いる壁紙に関し、特には基材上に発泡樹脂層が設けられた発泡壁紙に関するものである。
従来、発泡壁紙としては、紙基材上に、ハロゲンを含有する塩化ビニル樹脂の発泡樹脂層が形成されたものが知られている。これに対し、近年、環境に配慮し、ハロゲンを含有しないエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂のようなオレフィン系樹脂等を用いて発泡樹脂層が形成される場合がある(例えば、特許文献1〜3参照)。例として、エチレン−酢酸ビニル共重合体に熱分解型発泡剤が添加された発泡樹脂組成物を、Tダイ押出機を用いて紙基材上に押し出し積層し、表面に絵柄模様を印刷し、次いで加熱発泡させ、エンボス版を用いてエンボス加工を行うことにより表面に凹凸を形成してなる発泡壁紙が知られている。
このような発泡壁紙は、主に戸建て住宅等の内装材として用いられるが、近年空調設備の普及や省エネ志向から、住宅は気密性の高い構造になることが多い。このため、梅雨などの湿度の高い時期や外気と室温の差が著しくなる真夏・真冬の時期には、壁に結露が発生し、壁装材や床そのものの劣化の原因や、カビ発生の原因となる可能性がある。
結露を防ぐ方法としては既に様々な方法が提案されている、例えば特許文献4では、壁を断熱効果の高い構造とすることで壁面が外気によって冷却されることを防ぎ、室内気温と壁面との温度差を小さくすることで結露を防ぐ方法が提案されている。また、カビの発生を抑制する方法としては、特許文献5のように、壁紙に防カビ剤を添加する方法が提案されている。
特開平6−47875号公報 特開2000−255011号公報 特開2001−347611号公報 特開2014−9520号公報 特開2009−235604号公報
しかしながら、特許文献4に記載された方法では、新築時における設計の段階から壁を断熱効果の高い構造とするか、又は既存の壁の断熱効果を高めるために大規模な改修工事を行うことが必要であり、適用できる状況が限られてしまう。従って、この方法は、結露の発生、及びカビの発生を容易に抑制できるものではなかった。
また、特許文献5に記載された方法は、あくまで壁紙に発生するカビを抑える方法であり、結露によって壁そのものが湿潤すると、その壁そのものにカビが発生してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、結露の発生及びカビの発生を容易に抑制できる発泡壁紙を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る発泡壁紙は、シート状に形成された繊維質の基材と、基材上に設けられた発泡樹脂層と、を備える発泡壁紙であって、当該発泡壁紙の基材とは反対側の最表面には凹凸が設けられ、凹凸のISO 25178に準拠して測定された粗さパラメーターのうち、最大高さSzの値は300μm以上1000μm以下であり、かつ算術平均粗さSaの値は50μm以上250μm以下であることを特徴としている。
本発明に係る発泡壁紙では、当該発泡壁紙の基材とは反対側の最表面に凹凸を附形するようにしている。このように発泡壁紙に附形された細かな凹凸により、当該発泡壁紙の最表面の凹部に空気を抱き込むことができる。この凹部に抱き込まれた空気層が断熱層としての役割を果たすことで壁面付近での急激な温度変化を抑え、結露の発生を抑制することができる。ここで、ISO 25178に準拠して測定された粗さパラメーターのうち、最大高さSzの値が300μm未満、又は、算術平均粗さSaの値が50μm未満であると、発泡壁紙の最表面の凹部が抱き込む空気の体積が小さすぎるために断熱層としての効果が十分に発揮されない。逆に最大高さSzの値が1000μmを超える場合、又は、算術平均粗さSaの値が250μmを超える場合には、発泡壁紙の表面積が大きくなることで発泡壁紙近辺の空気に対する吸熱効率が増大してしまい、より結露しやすい壁紙になってしまう。これに対し、本発明のように、最大高さSzの値が300μm以上、かつ、算術平均粗さSaの値が50μm以上であれば、発泡壁紙の最表面の凹部が十分な体積の空気を抱き込むことができるため、断熱層としての効果を十分に発揮することができる。また、最大高さSzの値が1000μm以下、かつ、算術平均粗さSaの値が250μm以下であれば、発泡壁紙近辺の空気に対する吸熱効率が過剰に増大することが避けられるため、結露の発生を抑制できる。以上により、本発明によれば、結露の発生及びカビの発生を容易に抑制できる。
また、上記発泡壁紙において、凹凸は、発泡樹脂層に設けられていてもよい。この場合、発泡樹脂層上に更に別の層を設けないため、製造工程が簡素化され、結露の発生及びカビの発生を容易に抑制できる。
また、上記発泡壁紙において、当該発泡壁紙の基材とは反対側の最表層の樹脂成分は、最表層の樹脂成分の全質量を100質量部とした場合において、30質量部以上100質量部以下のポリオレフィン系樹脂を含有してもよい。この場合、発泡壁紙の最表層部分に非極性のポリオレフィン系樹脂を使用することで結露水に対する親和性を下げ、結露を発生させにくくすると共に、万一結露が発生してしまった場合においても、その液滴が小さくまた流れ落ちやすくするという効果を奏する。従って、結露の発生及びカビの発生を容易に抑制できる。
また、上記発泡壁紙において、発泡樹脂層は、1層からなり、かつ炭酸カルシウムを含有する充填剤が添加されていてもよい。この場合、吸湿性の高い炭酸カルシウムを充填剤として樹脂に配合することで、発泡壁紙表面の急激な湿度の上昇を抑制し、より結露を発生させにくくし、かつカビの発生を抑制することができるという効果を奏する。また、発泡樹脂層が1層からなることにより、製造工程が簡略化されると共に表面の凹凸形状の転写が容易となる。従って、結露の発生及びカビの発生を容易に抑制できる。
本発明によれば、結露の発生及びカビの発生を容易に抑制できる。
実施形態に係る発泡壁紙の側断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る発泡壁紙1は、基材2と、基材2上に設けられた発泡樹脂層3と、を備える。このような発泡壁紙1は、例えば、発泡剤が添加された樹脂組成物から形成される樹脂シートを基材2上にラミネートして得た積層シートにおいて、樹脂シートに含まれる発泡剤を発泡させて発泡樹脂層3を形成すると共に、発泡樹脂層3の基材2とは反対側の最表面4に凹凸5を設けることで得られる。以下、発泡壁紙1の構成について説明する。
[樹脂組成物]
本実施形態に係る樹脂組成物は、基材2と、該基材2上に設けられた発泡樹脂層3と、を備える発泡壁紙1の発泡樹脂層3を形成するための樹脂組成物である。
本実施形態に係る発泡樹脂層3を形成するために、例えば、樹脂組成物にはその成分として発泡剤が混合されている。発泡剤としては、例えば、熱分解型発泡剤を用いることができる。熱分解型発泡剤としては、例えば、アゾジカルボンアミド(ADCA)、アゾブチロニトリル、ジアゾアミノベンゼン等のアゾ系発泡剤、p−トルエンスルホニルヒドラジド等のヒドラジド系発泡剤、N,N’−ジニトロソペンタメチレンテトラミン等のニトロソ系発泡剤などが挙げられる。これらの中でも、毒性が少なく、発泡開始温度の調節が容易で適用範囲の広いADCAを発泡剤として用いることが好ましい。これらは1種を単独で、又は2種以上を併用して用いることができる。
発泡剤としては、例えば、ビニホールAC#3C−2K(永和化成工業(株)製)等の市販品を用いることができる。
発泡剤の含有量は、特に制限されないが、その合計量が、樹脂組成物全量を基準として1〜20質量%であることが好ましい。発泡剤の含有量が上記範囲であると、過剰なガスの発生による発泡樹脂層3の表面からのガス抜けを抑制することができる。
また本実施形態に係る発泡樹脂層3を形成する際には、必要に応じて発泡助剤を添加することができる。発泡助剤としては、例えば、ステアリン酸アミド、オレイン酸アミド等の脂肪酸アミド系、ステアリン酸亜鉛、ラウリン酸カルシウム、オクチル酸マグネシウム等の脂肪酸金属塩系のほか、ビウレアなどの尿素系、塩化亜鉛などの金属塩化物、酸化亜鉛などの金属酸化物等が挙げられる。
本実施形態に係る発泡助剤の含有量としては、樹脂成分100質量部に対して、0.3〜10質量部の範囲内であることが好ましく、0.3〜5質量部の範囲内であることがより好ましい。当該含有量が樹脂成分100質量部に対して0.3〜10質量部の範囲内であれば、より良好な印刷適性をもつ樹脂組成物を得ることができる。上記含有量が0.3質量部未満であると、発泡助剤としての効果が十分に得られにくく、発泡剤の分解効率が低下する傾向があり、10質量部より多いと、製膜した樹脂シートの表面に存在する発泡助剤(特には、脂肪酸金属塩)の影響により、印刷適性が低下する傾向がある。
また、本実施形態に係る発泡助剤の含有量としては、発泡剤100質量部に対して、20〜100質量部の範囲内であることが好ましく、20〜50質量部の範囲内であることがより好ましい。当該含有量が発泡剤100質量部に対して20〜100質量部の範囲内であれば、印刷適性を十分維持しつつ、より良好な施工性及び発泡倍率を有する樹脂組成物を得ることができる。
本実施形態に係る樹脂組成物の樹脂成分としては、例えば、エチレン単独重合体、エチレンと他のオレフィンとの共重合体、ポリオレフィン系樹脂(ポリプロピレン等の単一モノマー重合体及び炭素数2以上のオレフィン二種以上をモノマー単位としたランダムまたはブロック重合体)、スチレン系樹脂(ポリスチレン、アクリロニトリル・スチレン共重合体(AS)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体(ABS)等)、エチレンコポリマー(エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メチルメタクリレート共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体、エチレン−メチルアクリレート共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体等)などが挙げられる。これらは1種を単独で、又は2種以上を併用して用いることができる。
中でも、本実施形態に係る樹脂組成物の樹脂成分は、エチレン単独重合体又はエチレンと他のオレフィンとの共重合体を含むことが好ましい。エチレン単独重合体及びエチレンと他のオレフィンとの共重合体を用いることにより、発泡樹脂層3の水に対する親和性が低下し、表面に結露が発生しにくくなる。
また、エチレン単独重合体及びエチレンと他のオレフィンとの共重合体は、無極性の非ハロゲン系熱可塑性樹脂であり、これらを用いることで、充填剤を増量した場合の粘度上昇が抑えられるため、高品質の壁紙を安定して生産することができる。
エチレン単独重合体としては、例えば、高圧法で合成された低密度ポリエチレン、中低圧法で合成されたコモノマーを含まない高密度ポリエチレン等が挙げられる。中でも、低密度ポリエチレンが好ましい。
低密度ポリエチレンとしては、例えば、ノバテックLD LC802A、ノバテックLD LC604(以上、日本ポリエチレン(株)製)、宇部ポリエチレン J2516(宇部丸善ポリエチレン(株)製)等の市販品を用いることができる。
エチレンと他のオレフィンとの共重合体は、例えば直鎖状低密度ポリエチレン、超低密度ポリエチレン、コモノマーとの共重合で得られた高密度ポリエチレン等が挙げられ、これらは1種を単独で、又は2種以上を併用して用いることができる。中でも、超低密度ポリエチレンが好ましい。
超低密度ポリエチレンとしては、例えば、タフマー DF140、DF940、DF7350(いずれも三井化学(株)製)、カーネル KJ−640T(日本ポリエチレン(株)製)、エクセレンFX CX5508(住友化学(株)製)、エンゲージ 8400/8407(ダウ・ケミカル製)、エボリューP SP90100((株)プライムポリマー製)等の市販品を用いることができる。
樹脂成分の含有量は、樹脂の合計量が、樹脂組成物全量を基準として、20〜80質量%であることが好ましく、40〜75質量%であることがより好ましく、50〜70質量%であることが更に好ましい。なお、この場合、樹脂成分は架橋されていてもよい。
また、結露水に対する親和性を下げ、結露を発生させにくくすると共に、万一結露が発生してしまった場合においても、その液滴が小さくまた流れ落ちやすくするという点で、本実施形態に係る発泡壁紙の基材とは反対側の最表層を形成する樹脂組成物の樹脂成分は、当該樹脂成分の全質量を100質量部とした場合において、30質量部以上100質量部以下のポリオレフィン系樹脂を含有することができる。
また、本実施形態に係る樹脂組成物には、必要に応じて顔料等を添加して着色してもよい。顔料の添加による着色は、透明であってもよいし、半透明であってもよいし、不透明であってもよい。顔料としては、例えば、酸化鉄、カーボンブラック等の無機顔料、又はアニリンブラック、フタロシアニンブルー等の有機顔料などを挙げることができる。
顔料の添加量としては、樹脂組成物全量を基準として、好ましくは5〜50質量%、より好ましくは10〜30質量%である。
また、樹脂組成物には、必要に応じて、充填剤、難燃剤、セル調整剤、安定剤、滑剤等の周知の添加剤を配合することができる。
本実施形態における充填剤としては、例えば炭酸カルシウムが挙げられる。なお、充填剤としては、炭酸カルシウムに限られず、以下の無機充填剤であってもよい。無機充填剤としては、炭酸カルシウムの他にも、例えば、二酸化チタン、硫酸バリウム等が挙げられるが、特に発泡樹脂層3表面近傍における湿度を調整する機能をもつ炭酸カルシウムを使用することが特に好ましい。これらは1種を単独で、又は2種以上を併用して用いることができるが、その粒径としては0.1μm〜50μmが好ましく、0.1μm〜20μmであることが特に好ましい。なお、本実施形態に係る樹脂組成物には、充填剤が添加されていなくてもよい。
また、本実施形態における充填剤としては必要に応じて有機充填剤を用いてもよい。有機充填剤としては、例えば、メラミンシアヌレート、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、木粉、セルロース及びその誘導体が挙げられ、これらは1種を単独で、又は2種以上を併用して用いることができる。
充填剤の含有量は、特に制限されないが、その合計量が、樹脂組成物全量を基準として10〜60質量%であることが好ましい。充填剤を添加する理由としては、発泡壁紙1の隠蔽性の確保、単位面積当たりの燃焼カロリーの低減、嵩増しによる製造コストの低減等が挙げられるが、充填剤(特には無機充填剤)の含有量が樹脂組成物全量を基準として20〜40質量%であると、発泡壁紙1としての良好な隠蔽性を確保しながら燃焼カロリーが低く、製造コストの手頃な発泡壁紙1を製造することができる。
充填剤としては、例えば、ソフトン1000(備北粉化工業(株)製)、タイペークCR−60−2(石原産業(株)製)等の市販品を用いることができる。
難燃剤としては、例えば、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム等の金属酸化物系難燃剤、リン酸エステル系等のリン系難燃剤、テトラブロモビスフェノールA等の臭素系難燃剤などが挙げられる。
セル調整剤としては、例えば、リン酸エステル系化合物等が挙げられる。例としてはアデカスタブHP−10((株)ADEKA製)、Irgafos 38(B.A.S.F. Japan製)JPP−2000(城北化学工業(株)製)等が挙げられる。
安定剤としては、例えば、フェノール/アミン系酸化防止剤、ヒンダードアミン系光安定剤等のラジカル捕捉剤、リン系、イオウ系等の過酸化物分解剤、ベンゾトリアゾール系、ヒドロキシフェニルトリアジン系、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤などが挙げられる。
滑剤としては、例えば、ステアリン酸、ラウリン酸等の脂肪酸系、ステアリン酸アミド、オレイン酸アミド等の脂肪酸アミド系、ステアリン酸亜鉛等が挙げられる。
滑材としては、例えば、アデカスタブAP−546((株)ADEKA製)等の市販品を用いることができる。
[樹脂シート]
本実施形態に係る樹脂シートは、上記樹脂組成物から形成されるものである。本実施形態に係る樹脂シートは、例えば、上記樹脂組成物を押出製膜して得ることができる。
押出製膜の方法としては、例えば、Tダイ押出法、Tダイ押出同時ラミネーション法、Tダイ押出タンデムラミネーション法、円形ダイ押出法、円形ダイインフレーション押出法等の押出成形が挙げられる。
本実施形態に係る樹脂シートは、押出成形以外に、射出成形、プレス成形、ブロー成形、カレンダ成形、コーティング成形、キャスト成形、ディッピング成形、真空成形、トランスファ成形などの公知の成形方法によっても製造することができる。
樹脂組成物は、各成分を押出機で溶融・混練・分散させた後に、適宜ペレット化したものを用いることができる。押出機は、単軸押出機でも2軸押出機でもよいが、生産性や品質への影響を考慮した場合、2軸押出機であることが望ましい。
押出製膜の条件としては、押出温度100〜160℃、押出圧力2〜50MPaが挙げられる。発泡剤成分の分解を抑制しつつポリエチレン成分の融点以上とする観点から、押出温度は110〜150℃が好ましく、120〜140℃がより好ましい。また、押出安定性の観点から、押出圧力は、3〜40MPaが好ましく、3〜30MPaがより好ましい。
樹脂シートの厚みは、用途に応じて適宜設定することができるが、例えば、発泡壁紙1用途であれば50〜200μmとすることができる。
樹脂シートは、架橋処理が施されていてもよい。架橋処理としては、電子線照射処理、過熱蒸気処理等の加熱処理が挙げられる。樹脂組成物がシラン架橋性樹脂を含む場合には、過熱蒸気処理、水架橋処理を行うことができる。
シラン架橋性樹脂としては、例えば、リンクロン(三菱化学(株)製)等の市販品を用いることができる。
電子線照射処理は、例えば、製膜した樹脂シートの片面側から、又は両面から電子線を照射することにより、樹脂シートに架橋処理を施すことができる。電子線照射の条件としては、発泡樹脂層3の厚みにもよるが、加速電圧150〜300kV、照射線量10〜100kGyが好ましい。加速電圧が上記範囲内であれば、電子線を樹脂シートの厚み方向深くまで十分に到達させることができ、なおかつ裏打紙への電子線による劣化を抑制することができる。また、照射線量が上記範囲内であれば、樹脂シートの黄変や機械物性の変化を抑制しつつ、樹脂シートに所望の架橋を施すことが容易となる。
過熱蒸気処理は、例えば、130℃〜280℃の環境下で20秒から15分間、過熱蒸気(過熱水蒸気ともいう)処理する方法等が挙げられる。過熱蒸気処理は、例えば、過熱蒸気雰囲気下にシート状物を配し、シート状物に過熱蒸気を接触させる方法が挙げられる。また、水架橋させる方法としては、湿度60%以上の環境下、40℃〜70℃の温度域で1日〜1か月養生させて水架橋させる方法が挙げられ、具体的には、40℃90%の恒温恒湿槽の環境下において養生させて水架橋させる方法が挙げられる。
樹脂シートの架橋処理は、樹脂組成物を製膜したものに施してもよく、後述する積層シートにした後に施してもよい。
[積層シート]
本実施形態に係る積層シートは、基材2と、基材2上に設けられた上記樹脂シートと、を備える。当該積層シートは、樹脂シートを、基材2上にラミネートして得ることができる。ラミネートの方法としては、特に限定されるものではないが、樹脂シートと基材2とを、熱プレス機等を用いて熱圧着を行う方法、過熱蒸気を用いて圧着を行う方法等が挙げられる。過熱蒸気を用いて圧着を行う方法によれば、過熱蒸気によってシート状物の表面の溶融状態を保ったまま基材2上へラミネートすることが可能となり、そのレベリング効果によって、密着させる基材2の表面の凹凸が樹脂シートに転写されることを抑制することができる。また、樹脂シートがシラン架橋性樹脂を含む場合は、過熱蒸気によってシラン架橋性樹脂を効率よく架橋させることができる。
上記基材2としては、シート状に形成された繊維質のものを使用できる。例えば、壁紙用裏打紙等の紙基材として通常使用されているものを特に限定されずに使用可能である。このような基材2としては、例えば、スルファミン酸グアニジン、リン酸グアニジン等の水溶性難燃剤を含浸させたパルプ主体の難燃紙、又は炭酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等の無機質剤を混抄した無機質紙などが挙げられる。これらの秤量は、50〜300g/mであってもよく、60〜160g/mであってもよい。
また、基材2と上記樹脂シートとの接着性を向上させる観点から、基材2の表面で樹脂シートを設ける側の面には、例えば、コロナ放電処理、プラズマ処理、オゾン処理等の易接着処理を施してもよく、アクリル−ブチル共重合体、イソシアネートとポリオールとからなるポリウレタン等から形成される易接着処理層を設けてもよい。
[発泡壁紙]
発泡剤の発泡は、樹脂シートを加熱することにより行うことができる。加熱条件としては、当該樹脂シートを構成する成分によって適宜設定することができ、特に制限はないが、160℃〜280℃で10秒〜120秒間加熱することが好ましく、220℃〜240℃で20秒〜40秒間加熱することがより好ましく、220℃で40秒間加熱することが更に好ましい。
なお、発泡壁紙1の製造工程においては、基材2上に樹脂シートが設けられた状態の上記積層シートにおいて、樹脂シートに含まれる発泡剤を発泡させることにより、発泡樹脂層3を形成してもよい。
本実施形態に係る発泡壁紙1において、発泡樹脂層3の基材2とは反対側の最表面4には凹凸5が設けられている。なお、図1においては、凹凸5を模式的に示している。凹凸5を設ける方法としては、特に制限されるものではないが、例えば、加熱発泡の際の熱を利用して、最表面4側を冷却エンボスロールとし、基材2側をゴムロールとしておき、2つのトールでニップし(エンボス加工し)冷却することにより、最表面4に凹凸5を形成する方法等が挙げられる。凹凸5の外観に関しては、特に制限されるものではないが、例えば、木目板導管溝、石板表面凹凸、布表面テクスチャア、梨地、砂目、ヘアライン、万線条溝等が挙げられ、目的とする意匠により適宜選択可能である。
また、本実施形態に係る発泡壁紙1の最表面4を形成する発泡樹脂層3において、当該最表面4に設けられた凹凸5は、ISO 25178に準拠して測定された粗さパラメーターのうち、最大高さSzの値が300μm以上1000μm以下であり、かつ算術平均粗さSaの値が50μm以上250μm以下であることを特徴とする。また、この凹凸5の粗さパラメーターは、最大高さSzの値が400μm以上800μm以下であり、かつ算術平均粗さSaの値が100μm以上200μm以下であることが好ましく、最大高さSzの値が500μm以上700μm以下であり、かつ算術平均粗さSaの値が100μm以上150μm以下であることがより好ましい。
また、本実施形態においては、発泡壁紙1の最表層は発泡樹脂層3である。そして、上述したように、この発泡樹脂層3を形成するための発泡組成物の樹脂成分は、当該樹脂成分の全質量を100質量部とした場合において、30質量部以上100質量部以下のポリオレフィン系樹脂を含有している。従って、本実施形態に係る発泡壁紙1の基材2とは反対側の最表層の樹脂成分は、最表層の樹脂成分の全質量を100質量部とした場合において、30質量部以上100質量部以下のポリオレフィン系樹脂を含有している。
以上説明したように、本実施形態に係る発泡壁紙1では、当該発泡壁紙1の基材2とは反対側の最表面4に凹凸5を附形することによって結露の発生を抑制するという効果を奏する。発泡壁紙1に附形された細かな凹凸5は当該発泡壁紙1の最表面4の凹部に空気を抱き込むことができる。この凹部に抱き込まれた空気層が断熱層としての役割を果たすことで壁面付近での急激な温度変化を抑え、結露の発生を抑制することができる。ISO 25178に準拠して測定された粗さパラメーターのうち、最大高さSzの値が300μm未満、又は、算術平均粗さSaの値が50μm未満であると最表面4の凹部が抱き込む空気の体積が小さすぎるために断熱層としての効果が十分に発揮されない。逆に最大高さSzの値が1000μmを超える場合、又は、算術平均粗さSaの値が250μmを超える場合には、発泡壁紙1の表面積が大きくなることで発泡壁紙1近辺の空気に対する吸熱効率が増大してしまい、より結露しやすい発泡壁紙1になってしまう。これに対し、本実施形態に係る発泡壁紙1では、最大高さSzの値が300μm以上、かつ、算術平均粗さSaの値が50μm以上であるため、最表面4の凹部が十分な体積の空気を抱き込むことができ、断熱層としての効果を十分に発揮することができる。また、最大高さSzの値が1000μm以下、かつ、算術平均粗さSaの値が250μm以下であるため、発泡壁紙1近辺の空気に対する吸熱効率が過剰に増大することが避けることができ、結露の発生を抑制できる。以上により、本実施形態に係る発泡壁紙1によれば、結露の発生及びカビの発生を容易に抑制できる。
また、本実施形態に係る発泡壁紙1において、凹凸5は、発泡樹脂層3に設けられている。これにより、発泡樹脂層3上に更に別の層を設けないため、製造工程が簡素化され、結露の発生及びカビの発生を容易に抑制できる。
また、本実施形態に係る発泡壁紙1において、当該発泡壁紙1の基材2とは反対側の最表層である発泡樹脂層3の樹脂成分は、最表層である発泡樹脂層3の樹脂成分の全質量を100質量部とした場合において、30質量部以上100質量部以下のポリオレフィン系樹脂を含有している。このため、発泡壁紙1の最表層部分に非極性のポリオレフィン系樹脂を使用することで結露水に対する親和性が下がり、結露が発生しにくくなると共に、万一結露が発生してしまった場合においても、その液滴が小さくまた流れ落ちやすくなるという効果を奏する。従って、結露の発生及びカビの発生を容易に抑制できる。
また、本実施形態に係る発泡壁紙1において、発泡樹脂層3は、1層からなり、かつ炭酸カルシウムを含有する充填剤が添加されている。このため、吸湿性の高い炭酸カルシウムを充填剤として樹脂に配合することで、発泡壁紙1表面の急激な湿度の上昇を抑制し、より結露を発生させにくくし、かつカビの発生を抑制することができるという効果を奏する。また、発泡樹脂層3が1層からなることにより、製造工程が簡略化されると共に表面の凹凸形状の転写が容易となる。従って、結露の発生及びカビの発生を容易に抑制できる。
なお、本発明に係る発泡壁紙1は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、本実施形態に係る発泡壁紙1は、模様層及び表面保護層を設けてもよい。模様層及び表面保護層は、公知の材料を使用して適宜設けることができる。模様層及び表面保護層は、グラビアコーティング等の公知の印刷技術を用いて設けることが可能である。模様層は、例えば、基材2上に設けられた発泡樹脂層3の、基材2とは反対側の面上に設けられてもよい。また、表面保護層は、例えば、基材2上に設けられた発泡樹脂層3の、基材2とは反対側の面上に設けられてもよく、当該面上に設けられた模様層の、発泡樹脂層3とは反対側の面上に設けられてもよい。発泡壁紙1の基材2とは反対側の最表層が模様層である場合、当該模様層の最表面に凹凸が設けられることとなる。一方、発泡壁紙1の基材2とは反対側の最表層が表面保護層である場合、当該表面保護層の最表面に凹凸が設けられることとなる。何れの場合も、発泡樹脂層3に凹凸が設けられることによる作用効果と同様の作用効果を奏する。なお、模様層及び表面保護層は、発泡剤を発泡させる前に設けることができる。なお、本発明の目的が達成できるのであれば、模様層及び表面保護層を設けなくともよい。
また、発泡壁紙1に模様層又は表面保護層が設けられ、当該発泡壁紙1の基材2とは反対側の最表層が模様層又は表面保護層となる場合、この最表層となる模様層又は表面保護層の樹脂成分は、最表層となる模様層又は表面保護層の樹脂成分の全質量を100質量部とした場合において、30質量部以上100質量部以下のポリオレフィン系樹脂を含有していてもよい。この場合であっても、発泡壁紙1の最表層部分に非極性のポリオレフィン系樹脂を使用することで結露水に対する親和性が下がり、結露が発生しにくくなると共に、万一結露が発生してしまった場合においても、その液滴が小さくまた流れ落ちやすくなるという効果を奏する。従って、結露の発生及びカビの発生を容易に抑制できる。
以下、実施例及び比較例を示して本発明を具体的に説明する。ただし、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
[発泡壁紙の作製]
(実施例1〜4、比較例1〜3)
コートハンガータイプのマニュホールドを有するTダイを用いて、スクリュー径(D)65mm、L/D=32のバリアタイプスクリューを用い、表1に示される組成(表中の数値は質量部を示す)を有する樹脂組成物を、押出温度125℃、厚み100μmで製膜し、樹脂シートA〜Cをそれぞれ得た。
なお、上記樹脂シートA〜Cはそれぞれ、加速電圧200kV、照射線量50kGyで電子線の照射をし、樹脂成分を架橋させた。
次に、裏打紙(KJ特種紙製、WK−6651HT、重量65g/cm)上に、製膜した樹脂シートA〜Cを置き、110℃で加熱した熱プレス機でプレス圧力5MPaの条件で2分間プレスして熱融着させ、積層シートA〜Cをそれぞれ得た。
得られた積層シートA〜Cを240℃のオーブンで25秒間加熱して発泡剤を発泡させ、更に、その表面を再加熱した後、表2に示すエンボス版A〜Eを押し付けることで形状を転写して実施例1〜4及び比較例1〜3の発泡壁紙を得た。なお、表2における試験体名の欄には、発泡壁紙のそれぞれについて、発泡剤を発泡させる前の積層シートA〜Cの名称を記載している。
Figure 2016204770
Figure 2016204770
表1に示される各成分は以下の材料を用いた。
[低密度ポリエチレン]
樹脂A:ノバテックLD LC604(日本ポリエチレン(株)製、商品名、密度=0.918g/cm
[超低密度ポリエチレン]
樹脂B:タフマー DF140(三井化学(株)製、商品名、密度=0.905g/cm
[炭酸カルシウム]
充填剤A:ソフトン1000(備北粉化工業(株)製、商品名)
[二酸化チタン]
充填剤B:タイペークCR−60−2(石原産業(株)製、商品名)
発泡剤:ビニホールAC#3C−2K(永和化成工業(株)製、商品名)
発泡助剤:アデカスタブOF−101((株)ADEKA製、商品名、ステアリン酸亜鉛等脂肪酸金属石鹸及び炭酸カルシウムの混合物)
添加剤:アデカスタブAP−546((株)ADEKA製、商品名)
[積層シートの評価]
実施例1〜4、及び、比較例1〜3に係る発泡壁紙について、下記の方法に従い、表面形状及び結露防止性能について評価を行った。
(表面形状測定)
得られた発泡壁紙に対してISO 25178に準拠した表面粗さ測定を行った。測定は5mm×5mmの範囲に対して行い、測定点数は等間隔に625点とした。測定にはオリンパス株式会社製 OLS4100 3D測定レーザー顕微鏡を用いた。結果を表3に示す。
(結露防止性能)
得られた発泡壁紙を100mm×100mmのサイズにカットし23℃ 50%にて1週間養生する。養生した発泡壁紙をアクリル板に貼り付けた後40℃90%で6時間養生を行った恒温恒湿器内にシート面を内側にして投入し、恒温器の扉を開放した状態で恒温器内の設定温度を0℃、器外の温度を23℃とし、5分間静置した。試験終了後シート表面を観察し結露の状態を目視にて確認した。評価結果は目視にて結露を確認できなかったものを○、結露が確認できたものを×として評価した。結果を表3に示す。
Figure 2016204770
1…発泡壁紙、2…基材、3…発泡樹脂層、4…最表面、5…凹凸。

Claims (4)

  1. シート状に形成された繊維質の基材と、前記基材上に設けられた発泡樹脂層と、を備える発泡壁紙であって、
    当該発泡壁紙の前記基材とは反対側の最表面には凹凸が設けられ、前記凹凸のISO 25178に準拠して測定された粗さパラメーターのうち、最大高さSzの値は300μm以上1000μm以下であり、かつ算術平均粗さSaの値は50μm以上250μm以下であることを特徴とする発泡壁紙。
  2. 前記凹凸は、前記発泡樹脂層に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の発泡壁紙。
  3. 当該発泡壁紙の前記基材とは反対側の最表層の樹脂成分は、前記最表層の樹脂成分の全質量を100質量部とした場合において、30質量部以上100質量部以下のポリオレフィン系樹脂を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の発泡壁紙。
  4. 前記発泡樹脂層は、1層からなり、かつ炭酸カルシウムを含有する充填剤が添加されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の発泡壁紙。
JP2015084786A 2015-04-17 2015-04-17 発泡壁紙 Active JP6536146B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015084786A JP6536146B2 (ja) 2015-04-17 2015-04-17 発泡壁紙

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015084786A JP6536146B2 (ja) 2015-04-17 2015-04-17 発泡壁紙

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016204770A true JP2016204770A (ja) 2016-12-08
JP6536146B2 JP6536146B2 (ja) 2019-07-03

Family

ID=57487571

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015084786A Active JP6536146B2 (ja) 2015-04-17 2015-04-17 発泡壁紙

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6536146B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019064081A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 大日本印刷株式会社 発泡積層シートおよび積層シート

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004360128A (ja) * 2003-06-06 2004-12-24 Tomoegawa Paper Co Ltd 内装紙
JP2005324437A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Toppan Printing Co Ltd 調湿シート
WO2007091593A1 (ja) * 2006-02-07 2007-08-16 Dai Nippon Printing Co., Ltd. エンボス離型シートの原反、エンボス離型シート、エンボス離型シートの原反の製造方法、エンボス離型シートの製造方法、エンボス離型シートの製造装置、合成皮革、及び合成皮革の製造方法
JP2010071004A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Dainippon Printing Co Ltd 化粧シート及び化粧板
JP2010255169A (ja) * 2009-03-30 2010-11-11 Dainippon Printing Co Ltd 発泡壁紙
JP2015039778A (ja) * 2013-08-20 2015-03-02 株式会社トッパン・コスモ 発泡積層シートの製造方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004360128A (ja) * 2003-06-06 2004-12-24 Tomoegawa Paper Co Ltd 内装紙
JP2005324437A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Toppan Printing Co Ltd 調湿シート
WO2007091593A1 (ja) * 2006-02-07 2007-08-16 Dai Nippon Printing Co., Ltd. エンボス離型シートの原反、エンボス離型シート、エンボス離型シートの原反の製造方法、エンボス離型シートの製造方法、エンボス離型シートの製造装置、合成皮革、及び合成皮革の製造方法
JP2010071004A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Dainippon Printing Co Ltd 化粧シート及び化粧板
JP2010255169A (ja) * 2009-03-30 2010-11-11 Dainippon Printing Co Ltd 発泡壁紙
JP2015039778A (ja) * 2013-08-20 2015-03-02 株式会社トッパン・コスモ 発泡積層シートの製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019064081A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 大日本印刷株式会社 発泡積層シートおよび積層シート

Also Published As

Publication number Publication date
JP6536146B2 (ja) 2019-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6536146B2 (ja) 発泡壁紙
JP6413696B2 (ja) 樹脂組成物、樹脂シート、積層シート及び発泡壁紙
JP6638277B2 (ja) 樹脂組成物セット、樹脂シート、積層シート及び発泡壁紙、並びに樹脂シート及び発泡壁紙の製造方法
JP6554961B2 (ja) 樹脂シート、積層シート及び発泡壁紙
JP6520138B2 (ja) 樹脂組成物、樹脂シート、積層シート及び発泡壁紙
JP6569299B2 (ja) 樹脂組成物、樹脂シート、積層シート及び発泡壁紙
JP2017179031A (ja) 樹脂組成物、樹脂シートの製造方法、積層シートの製造方法及び発泡壁紙の製造方法
JP2017088802A (ja) 樹脂組成物、樹脂シートの製造方法、積層シートの製造方法及び発泡壁紙の製造方法
JP6733130B2 (ja) 発泡壁紙の製造方法及び積層シートの製造方法
JP6554797B2 (ja) 樹脂組成物、積層シート、積層体、発泡壁紙及び発泡壁紙の製造方法
JP6582504B2 (ja) 樹脂組成物、積層シート、積層体、発泡壁紙及び発泡壁紙の製造方法
JP6413557B2 (ja) 樹脂組成物、樹脂シート、積層シート及び発泡壁紙
JP6705248B2 (ja) 樹脂組成物、樹脂シートの製造方法、積層シートの製造方法及び発泡壁紙の製造方法
JP6485021B2 (ja) 樹脂組成物、樹脂シート、積層シート及び発泡壁紙
JP6536172B2 (ja) 樹脂組成物、樹脂シート、積層シート及び発泡壁紙
JP6645010B2 (ja) 樹脂組成物、樹脂シート、積層シート及び発泡壁紙
JP2017088746A (ja) 樹脂組成物、並びに樹脂シート、積層シート及び発泡壁紙の製造方法
JP2017100398A (ja) 多層樹脂シート、積層シート、多層樹脂シートの製造方法、積層シートの製造方法及び発泡壁紙の製造方法
JP6690274B2 (ja) 積層シート及び発泡壁紙の製造方法
JP6520434B2 (ja) 樹脂組成物、樹脂シート、積層シート及び発泡壁紙
JP6384224B2 (ja) 樹脂組成物、積層シート、積層体、発泡壁紙及び発泡壁紙の製造方法
JP6511932B2 (ja) 樹脂組成物、樹脂シート、積層シート及び発泡壁紙
JP6772483B2 (ja) 発泡壁紙用原反、樹脂シート、積層シート及び発泡壁紙
JP6358000B2 (ja) 樹脂シート、積層シート、発泡壁紙及び発泡壁紙の製造方法
JP6705235B2 (ja) 樹脂組成物、樹脂シートの製造方法、積層シートの製造方法及び発泡壁紙の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190410

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190520

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6536146

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R157 Certificate of patent or utility model (correction)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R157

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250