JP2016204134A - 丁合装置 - Google Patents

丁合装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016204134A
JP2016204134A JP2015089832A JP2015089832A JP2016204134A JP 2016204134 A JP2016204134 A JP 2016204134A JP 2015089832 A JP2015089832 A JP 2015089832A JP 2015089832 A JP2015089832 A JP 2015089832A JP 2016204134 A JP2016204134 A JP 2016204134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
paper
paper feed
paper feeding
processing speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015089832A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6518895B2 (ja
Inventor
良之 中村
Yoshiyuki Nakamura
良之 中村
谷 直樹
Naoki Tani
直樹 谷
啓 小原
Kei Obara
啓 小原
卓 江藤
Suguru Eto
卓 江藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Duplo Corp
Original Assignee
Duplo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Duplo Corp filed Critical Duplo Corp
Priority to JP2015089832A priority Critical patent/JP6518895B2/ja
Publication of JP2016204134A publication Critical patent/JP2016204134A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6518895B2 publication Critical patent/JP6518895B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)

Abstract

【課題】消費電力を仕様値以下に抑えつつも、作業効率を向上できる丁合装置を提供する。
【解決手段】丁合装置は、複数の給紙部から送り出される用紙を搬送しながら互いに重ね合わせて用紙束を作成する。丁合装置は、複数の給紙部のうち、用紙束の作成に使用される給紙部の数である使用給紙部数に基づいて、丁合装置の処理速度の上限値として設定できる最大処理速度を決定する決定部74を備える。決定部74は、取得された使用給紙部数が所定数未満である場合、使用給紙部数が所定数以上である場合よりも、最大処理速度を大きい値に決定する。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数の給紙部から送り出された用紙を搬送しながら重ねて用紙束を作成する丁合装置に関する。
給紙トレイに積載された用紙を1枚ずつ分離して送り出す複数の給紙部を備え、各給紙部から送り出された用紙を搬送しながら重ねて用紙束を作成する丁合装置が知られている。このような丁合装置では、縦方向に複数連設された給紙部の配列方向に沿って合流搬送路が設けられている。各給紙部から送り出された用紙は合流搬送路へ送られ、互いに重ねられて下方に送られる。合流したときに各給紙部から送り出された用紙同士が互いに重なるように、各給紙部からの送り出しタイミングが定められている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−136462号公報
丁合装置では、一般に、各給紙部から用紙を送り出す頻度を高くすると、単位時間あたりに作成される用紙束の部数が多くなり、作業効率が向上するが、消費電力も高くなる。したがって、送り出す頻度を高くしすぎると、装置の使用環境によっては許容限界を超えうる。
一方、丁合装置は複数の給紙部を備えるものの、その複数の給紙部のすべてを常時使用するとは限らず、一部のみを使用して丁合処理を行う場合も多い。使用する給紙部の数が少ないほど、消費電力は少なくなる。しかしながら、すべての給紙部を同時に使用するケースがある以上、すべての給紙部を同時に使用した場合を考慮して各給紙部が用紙を送り出す頻度を定める必要がある。これは、各給紙部から用紙を送り出す頻度を高くする上での制約となりうる。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、消費電力を抑えつつも、作業効率を向上できる丁合装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の丁合装置は、複数の給紙部から送り出される用紙を搬送しながら互いに重ね合わせて用紙束を作成する丁合装置であって、複数の給紙部のうち、用紙束の作成に使用される給紙部の数である使用給紙部数に基づいて、当該丁合装置の処理速度の上限値として設定できる最大処理速度を決定する決定部を備える。決定部は、取得された使用給紙部数が所定数未満である場合、使用給紙部数が所定数以上である場合よりも、最大処理速度を大きい値に決定する。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を方法、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、消費電力を抑えつつも、作業効率を向上できる。
実施の形態に係る丁合装置を示す斜視図である。 丁合装置の内部構造を示す模式図である。 給紙部とその周辺を示す図である。 制御部の機能および構成を示すブロック図である。 メイン画面を示す図である。 設定画面を示す図である。 棚画面を示す図である。 丁合装置の動作を示すフローチャートである。
以下、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
実施の形態に係る丁合装置は、新聞広告の配達単位の束を作成するのに好適に用いられる。
図1は、実施の形態に係る丁合装置10を示す斜視図である。図2は、丁合装置10の内部構造を示す模式図である。丁合装置10は、複数の用紙を重ね合わせて用紙束を作成する。丁合装置10は、筐体12と、給紙部14A〜14Tと、折り給紙部16と、搬送部18、折り部20と、排出部22と、積載部24と、制御部70と、メイン操作部90と、複数のサブ操作部92と、を備える。
給紙部14A〜14Jは、筐体12の左側面に、この順に下側から並んでいる。給紙部14K〜14Tは、筐体12の右側面に、この順に上側から並んでいる。以下、給紙部14A〜14Tをまとめていうときや、特に区別しないときには単に「給紙部14」とよぶ。
給紙部14は、筐体12に取り外し可能に装着されている。具体的には、ユーザによって図示しないロック機構が解除されると、給紙部14と筐体12との係合が解除され、給紙部14を筐体12から取り外すことができる。このような係合方法は公知であるため説明は省略する。なお、図2では、給紙部14Tを取り外した状態を示している。
各給紙部14はそれぞれ、給紙トレイ26と、給紙機構28と、を含む。給紙トレイ26には用紙が積載される。給紙トレイ26は、給紙機構28に近づくにしたがって下がるよう傾斜して配置される。給紙機構28は、制御部70からの信号に基づいて、給紙トレイ26に積載された用紙のうち最上位の用紙を分離して搬送部18に送り出す。以下では、給紙トレイ26に積載された用紙のうちの最上位の用紙を順に送り出すことを「給紙」ともいう。給紙機構28は特に、他の給紙部14の給紙機構28から送り出された用紙とメイン搬送部36(後述)において重なり合うようなタイミングで用紙を送り出す。給紙部14の詳細な構成は、図3で後述する。
折り給紙部16は、給紙部14Aの下方に配置される。折り給紙部16は、給紙トレイ30と、給紙機構32と、を含む。給紙トレイ30、給紙機構32はそれぞれ、給紙トレイ26、給紙機構28と同様の構成を有する。給紙トレイ30には、折り用紙が積載される。給紙機構32は、制御部70からの信号に基づいて、給紙トレイ30に積載された用紙を折り部20に送り出す。折り用紙は、後述するように、2つ折りにされるとともに、搬送部18によって搬送されてくる用紙束を挟む。
搬送部18は、複数のサブ搬送部34と、メイン搬送部36と、を含む。複数のサブ搬送部34は、各給紙部14に対応して設けられ、対応する給紙部14から送り出された用紙をメイン搬送部36に搬送する。メイン搬送部36は、筐体12内を上下に延在するよう設けられる。メイン搬送部36は、各サブ搬送部34から搬送されてきた用紙を下方へ搬送する。各給紙部14から送り出された用紙は、このメイン搬送部36において重なり合う。つまり、メイン搬送部36において用紙束が作成される。
折り部20は、折り板38と、ストッパ40と、折りナイフ42と、折りローラ44と、を含む。折り板38は、給紙部14Tの下方に設けられる。折り給紙部16から送り出された折り用紙は、折り板38上に搬送され、その先端がストッパ40に突き当たることによって停止する。折り用紙は特に、その中央が搬送部18の下方に位置した状態で停止する。メイン搬送部36を下降してきた用紙束は、この折り用紙に突き当たる。このタイミングで折りナイフ42が下降し、折り用紙の中央が折りローラ44に巻き込まれて2つに折りたたまれるとともに、搬送部18を下降してきた用紙束がその間に入り込む。
排出部22は、搬送ベルト46と、排出ローラ48と、を含む。搬送ベルト46は、用紙束を排出ローラ48に向けて搬送する。排出ローラ48は、搬送ベルト46によって搬送されてきた用紙束を積載部24に排出する。
筐体12の前面側にはメイン操作部90が設けられている。メイン操作部90はタッチパネル式の表示部を有する。表示部には操作画面が表示され、ユーザはこの操作画面を介して、用紙束を作成する処理(以下、「丁合処理」とも呼ぶ)に関する情報を入力する。制御部70は、操作画面に対するユーザの入力にしたがって、給紙部14と、折り給紙部16と、搬送部18と、折り部20と、排出部22と、を制御し、用紙束を作成する。制御部70の詳細な機能および構成については、図4で後述する。
筐体12の左側面および右側面には、複数のサブ操作部92が設けられている。複数のサブ操作部92は、各給紙部14に対応するよう設けられている。サブ操作部92は、タッチパネル式の表示部を有する。なお、サブ操作部92には、表示部に代えてまたは表示部に加えて、操作ボタンが設けられてもよい。ユーザは、表示部または操作ボタンを介して給紙処理のための所定の入力を行う。
図3は、給紙部14とその周辺を示す。給紙機構28は、補助給紙ローラ54と、給紙ローラ56と、サバキ板58と、を有する。補助給紙ローラ54は、給紙トレイ26の端部上方に配置され、給紙トレイ26に積載された用紙の最上位の用紙に圧接して回転し、最上位の用紙を送り出す。
給紙ローラ56は、補助給紙ローラ54の用紙搬送方向下流側(以下、単に「下流側」という)に配置される。給紙ローラ56は、DCブラシレスモータである給紙モータ(不図示)により回転駆動される。補助給紙ローラ54は、給紙ローラ56とタイミングベルト(不図示)を介して接続され、給紙ローラ56の回転に伴って回転する。補助給紙ローラ54は、給紙トレイ26に積載された用紙の最上位の用紙に圧接して回転し、最上位の用紙を給紙ローラ56とサバキ板58との間に送り出す。
サバキ板58は、給紙ローラ56と接するよう給紙ローラ56の下方に配置される。補助給紙ローラ54と給紙ローラ56によって最上位の用紙が給紙ローラ56とサバキ板58との間に送り込まれると、給紙ローラ56がその用紙をさらに下流側に送り出す。
給紙ローラ56はシリコンゴムにより形成され、サバキ板58はウレタンゴムにより形成されているため、給紙ローラ56と、サバキ板58と、用紙とには、(給紙ローラ56と用紙との間の摩擦係数)>(サバキ板58と用紙との間の摩擦係数)>(用紙間の摩擦係数)といった関係が成立する。複数枚の用紙が重なり合った状態で送り込まれた場合は、この摩擦力の大小関係によって次位以降の用紙の送り出しが阻止され、最上位の用紙だけが給紙ローラ56とサバキ板58の間を抜けてサブ搬送部34に送り出される。
サブ搬送部34は、一対のサブ搬送ローラ62を有する。一対のサブ搬送ローラ62は、給紙部14によって送り出された用紙をメイン搬送部36に送り出す。メイン搬送部36は、複数対のメイン搬送ローラ66と、複数対のメインガイドプレート68と、を有する。図3では、一対のメイン搬送ローラ66と一対のメインガイドプレート68とを表示している。一対のメイン搬送ローラ66と一対のメインガイドプレート68は、左右2つの給紙部14に対応して配置される。一対のメイン搬送ローラ66は、サブ搬送部34を通じて送り込まれた用紙を下方に搬送する。一対のメインガイドプレート68は、用紙が鉛直下方に搬送されるよう案内する。
図4は、制御部70の機能および構成を示すブロック図である。ここに示す各ブロックは、ハードウエア的には、コンピュータのCPUをはじめとする素子や機械装置で実現でき、ソフトウエア的にはコンピュータプログラム等によって実現されるが、ここでは、それらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックはハードウエア、ソフトウエアの組合せによっていろいろなかたちで実現できることは、本明細書に触れた当業者には理解されるところである。
制御部70は、表示制御部71と、取得部72と、計数部73と、決定部74と、設定部75と、報知部76と、給紙制御部78と、搬送制御部80と、折り制御部82と、記憶部86と、を含む。
表示制御部71は、操作画面を、メイン操作部90の表示部に表示させる。図5は、操作画面のうちのメイン画面100を示す。表示制御部71は、丁合装置10の電源がオンされると、このメイン画面100を表示する。表示制御部71は、メイン画面タブ102がタッチされたときにも、このメイン画面100を表示する。メイン画面100は、装置模式図104と、処理条件設定欄106と、テンキー108と、速度レベル設定欄110と、を含む。
装置模式図104には、給紙部14に対する各種の設定が表示される。装置模式図104には、給紙部14を識別する番号が表示される。図5では、1〜20の番号が表示されている。これらは、図1の給紙部14A〜14Tにそれぞれ対応する。装置模式図104には、どの給紙部14から給紙されるかを示す給紙部設定情報(「単」、「連」、「停」)が表示される。「単」という表示は、その給紙部14が単独で給紙することを意味している。「連」という表示は、その給紙部が連段グループに属していることを示している。同じ連段グループに属する複数の給紙部14のうちの1つの給紙部14が給紙し、その給紙部14の用紙が無くなると、同じ連段グループの他の給紙部14が給紙する。これにより、給紙部14の用紙なしによって丁合装置10が非稼働となる時間が発生するのを抑止できる。「停」という表示は、その給紙部14がいずれの連段グループにも属さず、かつ、その給紙部14からは給紙されないことを意味している。
処理条件設定欄106は、地区表示欄112と、地区選択ボタン114と、部数表示欄116と、地区カウンタ118と、トータルカウンタ120と、丁合枚数表示欄122と、を含む。地区表示欄112には、設定対象となる地区が表示される。ユーザは、地区選択ボタン114をタッチすることにより、設定対象となる地区を変更する。部数表示欄116には、地区表示欄112に表示された地区において作成すべき用紙束の部数が表示される。ユーザは、部数表示欄116をタッチして選択した後、テンキー108をタッチして、地区表示欄112に表示された地区にて作成すべき用紙束の部数を入力する。
地区カウンタ118には、ジョブ実行中において、その地区への用紙束の作成部数が表示される。トータルカウンタ120には、他の地区も含む用紙束のトータルの作成部数が表示される。丁合枚数表示欄122には、地区表示欄112に表示された地区での丁合枚数が表示される。
速度レベル設定欄110は、速度レベル表示欄124と、速度レベル選択ボタン126と、を含む。速度レベル設定欄110では、丁合装置10が単位時間当たりに作成する用紙束の数(以下、「処理速度」ともいう)を設定する。速度レベル表示欄124には、丁合処理の開始前は、丁合処理の速度レベルが1〜7の7段階で表示される。丁合装置10は、速度レベルが「1」のときに最低の処理速度で丁合処理を実行し、「7」のときに最高の処理速度で丁合処理を実行する。具体的には、丁合装置10は、各給紙部14が用紙を送り出す間隔を長くすることによって処理速度を遅くし、短くすることによって処理速度を速くする。ユーザは、速度レベル選択ボタン126をタッチすることにより、丁合処理の速度レベル(ひいては処理速度)を変更する。速度レベルは、丁合処理の開始後に変更されてもよい。この場合、処理速度がリアルタイムに変化する。なお、本実施の形態では、丁合装置10は、速度レベル設定欄110に表示された速度レベルに10を乗じた用紙束を、単位時間(1分)あたりに作成するものとして説明する。つまり、速度レベル設定欄110に表示された速度レベルに10を乗じた値が処理速度であるとして説明する。
図6は、操作画面のうちの設定画面130を示す。表示制御部71は、設定画面タブ132がタッチされると、この設定画面130を表示する。設定画面130は、紙なし検知時動作設定欄134を含む。紙なし検知時動作設定欄134は、オンオフ切替ボタン136を含む。ユーザは、オンオフ切替ボタン136をタッチすることにより、紙なしが検知された場合の動作を設定する。オンオフ切替ボタン136が「ON」に設定されると、いずれの給紙部14で紙なしが検知されても、丁合処理が停止する。オンオフ切替ボタン136が「OFF」に設定されると、いずれの給紙部14で紙なしが検知されても、丁合処理は停止しない。つまり、用紙が積載されている給紙部14で丁合処理を継続する。この場合、紙なしが検知された給紙部14については、給紙部設定情報が「単」または「連」から「停」に切り替わり、図5のメイン画面100の装置模式図104の表示が更新される。
紙なしが検知された場合の動作は、給紙部14ごとに個別に設定することもできる。個別の設定は、各給紙部14のサブ操作部92に入力すればよい。紙なしが検知されても丁合処理を停止させない設定(以下、「継続給紙設定」と呼ぶ)がなされた給紙部14において紙なしが検知されると、その給紙部14の給紙部設定情報が「単」または「連」から「停」に切り替わり、図5のメイン画面100の装置模式図104の表示が更新される。
図7は、操作画面のうちの棚画面140を示す。表示制御部71は、棚画面タブ142がタッチされると、この棚画面140を表示する。棚画面140は、装置模式図144と、処理条件設定欄146と、テンキー148と、を含む。一部の用紙束にだけ給紙する給紙部14がある場合、棚画面140でその設定を行う。以下、この設定を「ランダム給紙設定」と呼ぶ。
装置模式図144は、図5の装置模式図104に対応する。装置模式図144には、給紙部設定情報が表示される。また、装置模式図144は、ランダムボックス160が表示される。ランダムボックス160をタッチすることにより、ランダム給紙設定を行う給紙部14を指定する。
処理条件設定欄146は、給紙部欄150と、部数表示欄152と、挿入部数欄154と、挿入モード設定ボタン156と、セットボタン158と、を含む。給紙部欄150には、ランダム給紙設定を行う給紙部14が表示される。部数表示欄152には、すなわちメイン画面100の処理条件設定欄106の部数表示欄116に表示されている部数が表示される。つまり、メイン画面100で設定している地区に対して作成する用紙束の部数が表示される。挿入部数欄154には、給紙部欄150に表示された給紙部14が給紙する部数を示している。ユーザは、挿入部数欄154をタッチして選択した後、テンキー148をタッチして、挿入部数欄154に部数を入力する。挿入部数欄154には、部数表示欄152に表示されている部数よりも少ない部数を入力できる。図5、7の例では、「地区A」に配布するために作成する「500部」の用紙束のうちの「100部」に、11段目の給紙部(すなわち給紙部14K)から給紙される用紙が挿入されることを示している。
ユーザは、挿入モード設定ボタン156をタッチすることにより、「前半」、「中ほど」、「後半」、「均等」の4つの挿入モードを切り替え、設定する。図5、7の例では、挿入モード設定ボタン156に「前半」が設定されると、「地区A」に配布するために作成する「500部」の用紙束のうちの「1部目〜100部目」に、11段目の給紙部(すなわち給紙部14K)から給紙される用紙が挿入される。同様に、「中ほど」が設定されると「201部目〜300部目」に、「後半」が設定されると「401部目〜500部目」に、「均等」が設定されると例えば4部飛ばしで、11段目の給紙部(すなわち給紙部14K)から給紙される用紙が挿入される。セットボタン158をタッチすると、設定が登録される。すると、ランダム給紙設定がなされた給紙部14のランダムボックスに縞模様が表示される。
挿入モード設定ボタン156に「前半」が設定されている場合、その給紙部14の用紙が挿入部数分給紙されると、その給紙部14の給紙部設定情報は「単」または「連」から「停」に切り替わる。同様に、「中ほど」が設定されている場合、給紙部設定情報は、はじめは「停」で途中から「単」または「連」に切り替わり、その後その給紙部14の用紙が挿入部数分給紙されると、「停」に切り替わる。「後半」が設定されている場合、給紙部設定情報は、はじめは「停」で、その地区に配布するために丁合すべき部数の残りが挿入部数と等しくなると「停」から「単」または「連」に切り替わる。給紙部設定情報が切り替わると、図5のメイン画面100の装置模式図104の表示が更新される。
図4に戻り、取得部72は、メイン操作部90の表示部に表示された各種操作画面を介して入力された情報やサブ操作部92を介して入力された情報を取得する。取得部72は、例えば、図5のメイン画面100、図6の設定画面130、図7の棚画面140で示した各項目の値を取得する。取得部72は、例えば速度レベルや給紙部設定情報や作成すべき用紙束の部数を受け付ける。
計数部73は、取得部72が取得した給紙部設定情報を参照して、丁合処理に使用される給紙部の数(以下、「使用給紙部数」と呼ぶ)をカウントする。上述したように連段グループに属する給紙部14では、同じ連段グループに属する複数の給紙部14のうちの1つの給紙部14が給紙する(すなわち使用される)。したがって、連段グループを1つの使用される給紙部としてカウントすればよい。つまり、計数部73は、「単」に設定された給紙部14の数と連段グループの数とをカウントすればよい。
計数部73は、丁合処理の開始時に加えて、丁合処理の開始後に使用給紙部数が変更しうる事象が生じた場合にもカウントする。例えば、継続給紙設定がなされた給紙部14において紙なしが検知された場合や、ランダム給紙設定がなされた給紙部14による給紙が開始または完了した場合、更新された給紙部設定情報が制御部70に送られ、取得部72がこれを取得する。計数部73は、取得部72が新たに取得した給紙部設定情報を参照して使用給紙部数をカウントする。
図5の例では、給紙部14A(1段目)、給紙部14B(2段目)、給紙部14G(7段目)の3つの給紙部14が「単」に設定されている。また、「給紙部14C(3段目)および給紙部14D(4段目)」、「給紙部14E(5段目)および給紙部14F(6段目)」、「給紙部14H(8段目)、給紙部14I(9段目)および給紙部14J(10段目)」、「給紙部14K(11段目)、給紙部14L(12段目)および給紙部14M(13段目)」、「給紙部14N(14段目)、給紙部14O(15段目)および給紙部14P(16段目)」の5つの連段グループが設定されている。したがって、使用給紙部数は「8」とカウントされる。
決定部74は、計数部73が使用給紙部数をカウントするたびに、カウントされた使用給紙部数に基づいて、速度レベルの上限値として設定できる値(以下、「暫定最大速度レベル」と呼ぶ)を決定する。決定部74は、使用給紙部数が所定数未満である場合、使用給紙部数がその所定数以上である場合よりも、暫定最大速度レベルを大きい値に決定する。実施の形態では、決定部74は、記憶部86に保持される以下の対応関係にしたがって決定する。この対応関係は、丁合装置10の消費電力が仕様値を超えないように定められている。
使用給紙部数:暫定最大速度レベル
11〜20 : 7(70部/分)
6〜10 : 8(80部/分)
3〜 5 : 9(90部/分)
1〜 2 :10(100部/分)
つまり、使用給紙部数が減ると暫定最大速度レベルは大きくなる。
設定部75は、決定部74により決定された暫定最大速度レベルを速度レベルの上限値として設定する。これにより速度レベルの上限値が大きくなった場合、表示制御部71は、メイン画面100のメイン画面100のゲージ128を大きくなった上限値に合わせて更新する。例えば速度レベルの最大値が7から9になった場合は、ゲージ128の目盛りを7個から9個に更新する。逆に、速度レベルの上限が小さくなった場合、表示制御部71は、メイン画面100のメイン画面100のゲージ128を小さくなった上限値に合わせて更新する。
速度レベルの上限値が小さくなったことにより速度レベルを下げる必要が生じた場合、設定部75は、自動で速度レベル(ひいては処理速度)を下げる。なお、設定部75は、給紙制御部78を介して丁合処理を停止させるとともに、報知部76を介して速度レベルを下げる必要がある旨をユーザに報知してもよい。例えば使用給紙部数が「5」で速度レベルを「9」に設定していた場合に使用給紙部数が「6」になると、速度レベルの上限値が「8」になり、すなわち速度レベルの上限値が小さくなり、速度レベルを「9」から「8」以下に下げる必要が生じる。
報知部76は、使用給紙部数の減少により速度レベルの上限値が大きくなった場合、その旨をユーザに報知する。報知部76は、例えばメッセージをメイン操作部90の表示部に表示することによってユーザに報知してもよい。あるいは報知部76は、音を鳴らしたり、表示灯を点灯させることによってユーザに報知してもよい。ユーザは、この報知を受けて、速度レベルをより高く設定することができる。
給紙制御部78は、各給紙部14が用紙を送り出すよう制御する。給紙制御部78は、取得部72が取得した速度レベルを参照して、給紙開始タイミングを決定する。給紙制御部78は特に、速度レベルに応じた部数の用紙束が作成されるように、給紙開始タイミングを決定する。具体的には、速度レベルが「1」の場合(すなわち処理速度が10部/分の場合)、単位時間(1分)に10回の給紙開始タイミングを含むことになる。また処理速度が「7」の場合(すなわち処理速度が70部/分の場合)、単位時間(1分)に70回の給紙開始タイミングを含むことになる。
丁合処理中に速度レベルが変更されると、速度レベルの情報が制御部70に送られ、取得部72がその情報を取得する。給紙制御部78は、取得部72が新たに取得した速度レベルを参照して、再度給紙開始タイミングを決定する。
給紙制御部78は、各給紙部14に信号を送り、給紙モータを駆動させることによって補助給紙ローラ54および給紙ローラ56を回転させ、用紙を下流側に送り出す。給紙制御部78は特に、各給紙部14から送り出された用紙がメイン搬送部36において先端同士が揃った状態で重なるよう、給紙モータの駆動を制御する。具体的には、給紙制御部78は、各給紙部14の高さ位置に応じた時間だけ給紙開始タイミングから遅れたタイミングで、その補助給紙ローラ54および給紙ローラ56が回転を開始(以下、単に「始動」ともいう)するよう制御する。用紙束はメイン搬送部36によって下方に搬送されていくため、下側の給紙部14の補助給紙ローラ54および給紙ローラ56ほど、始動するタイミングは遅れることとなる。給紙制御部78は、用紙の先端がサブ搬送ローラ62にくわえ込まれるタイミングで給紙モータを停止することによって補助給紙ローラ54および給紙ローラ56の回転を停止させる。つまり、給紙制御部78は、用紙を1枚送り出すごとに給紙モータが駆動と停止とを1回ずつ行うよう、給紙モータを間欠駆動する。処理速度が速くなるとこの間欠駆動の頻度が多くなり、処理速度が遅くなると間欠駆動の頻度が少なくなる。
搬送制御部80は、サブ搬送部34、メイン搬送部36および排出部22による用紙の搬送を制御する。搬送制御部80は特に、共用のモータであるメインモータ(不図示)を駆動して、サブ搬送部34のサブ搬送ローラ62、メイン搬送部36のメイン搬送ローラ66および排出部22の排出ローラ48を回転させる。本実施の形態では、搬送制御部80は、処理速度が速くなるほどメインモータの回転速度が速くなるようメインモータを制御する。なお、メインモータは三相交流モータであり、インバータで周波数を制御することにより回転数を調整できる。
折り制御部82は、折り給紙部16による折り用紙の給紙と、折り部20による用紙の折り込みと、を制御する。具体的には、折り制御部82は、メイン搬送部36によって搬送される用紙束が折り部20に到達する前に、折り用紙がメイン搬送部36の下方に位置するよう折り給紙部16に給紙させる。また、折り制御部82は、メイン搬送部36によって搬送されてきた用紙束が折り用紙に突き当たるタイミングで折りナイフ42を下降させる。
記憶部86は、あらかじめ用意された各種の設定データや、取得部72が取得したデータを記憶する。記憶部86は、例えば、上述の対応関係を保持する。
以上のように構成された丁合装置10の動作を説明する。図8は、丁合処理の開始後に使用給紙部数が変更しうる事象が生じた場合の丁合装置10の動作を示すフローチャートである。継続給紙設定がなされた給紙部14において紙なしが検知された場合や、ランダム給紙設定がなされた給紙部14による給紙が開始または完了した場合など、使用給紙部数が変更された場合、更新された給紙部設定情報が制御部70に送られ、取得部72がこれを取得する(S10)。計数部73は、取得部72が取得した給紙部設定情報を参照して使用給紙部数をカウントする(S12)。決定部74は、カウントされた使用給紙部数に基づいて、暫定最大速度レベルを決定する(S14)。設定部75は、決定された暫定最大速度レベルを速度レベルの上限値として設定する(S16)。上限値が大きくなった場合(S18のY)、報知部76はその旨をユーザに報知する(S20)。上限値が小さくなった場合で(S18のN、S22のY)、かつ、速度レベルの設定値を下げる必要が生じた場合(S24のY)、設定部75は速度レベルを上限値まで自動で下げる(S26)。上限値に変化がない場合(S18のN、S22のN)や、速度レベルの設定値を下げる必要がない場合(S24のN)は、S26をスキップして終了する。
上限値が大きくなった旨が報知されると、ユーザは速度レベルを大きくなった上限値まで上げることができる。これにより、作業効率の向上が図られる。
以上説明した本実施の形態に係る丁合装置10によると、使用給紙部数が減ると、それに応じて速度レベルに設定できる値の上限値が大きくなる、すなわち処理速度が速くなる。特に、丁合装置10の消費電力が仕様値を超えない範囲で上限値が大きくなる。また、上限値が大きくなった場合はその旨がユーザに報知される。これにより、ユーザは、消費電力が仕様値以下に抑えつつも、大きくなった上限値まで処理速度を上げて作業効率の向上を図ることが可能となる。
以上、実施の形態に係る丁合装置について説明した。この実施の形態は例示であり、各構成要素の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。また、実施の形態同士の組み合わせも可能である。
(変形例1)
メイン画面100において速度レベルを設定する代わりに、処理速度そのものを設定できるようにしてもよい。例えばメイン画面100の速度レベル設定欄110において、1部/分〜100部/分の間で処理速度を設定できるようにしてもよい。
(変形例2)
実施の形態では、速度レベルの上限値が大きくなった場合に、ユーザに報知するものの、速度レベルは変更しない場合について説明したが、これに限られない。速度レベルの上限値が大きくなった場合、設定部75は、速度レベルに大きくなった上限値を自動で設定してもよい。この場合、報知部76は、速度レベル(ひいては処理速度)を大きくしたことをユーザに報知してもよい。なお、例えばメイン画面100などで、常に速度レベルを上限値に設定するか否かを指定できるようにしてもよい。
(変形例3)
実施の形態では、使用給紙部数が増減した場合に自動的に暫定最大速度レベルを処理速度の上限値として設定する場合について説明したが、これに限られない。例えば処理速度の上限値を上げられる場合、報知部76によりユーザにその旨を報知し、設定部75がユーザから承認を受け付けたら、暫定最大速度レベルを処理速度の上限値として設定してもよい。
(変形例4)
実施の形態では、決定部74は、記憶部86に保持される対応関係に基づいて速度レベルの上限値として設定できる値を決定する場合について説明したが、これに限られない。例えば決定部74は、使用給紙部数と速度レベルの上限値として設定できる値との関係を示す関係式を用いてその値を決定してもよい。
(変形例5)
実施の形態では、計数部73は、給紙部設定情報を参照して、使用給紙部数をカウントする場合について説明したが、これに限られない。例えば、各給紙部14に用紙有無センサを設けてもよい。この場合、計数部73は用紙ありと検知された棚の数をカウントしてもよい。連段グループが設定されている場合、計数部73は連段グループを1つの給紙部としてカウントすればよい。
(変形例6)
実施の形態では、メインモータの速度と給紙モータの間欠駆動の頻度とを変えることによって処理速度を変更する場合について説明したが、これに限られない。少なくとも給紙モータの間欠駆動の頻度を変えれば、処理速度を変更できる。
(変形例7)
実施の形態では、速度レベルを変更することによってメインモータの速度や給紙モータの間欠駆動の頻度が段階的に変化し、単位用紙束数が段階的に変化する場合について説明したが、これに限られない。メインモータや給紙モータの間欠駆動の頻度を無段階に変化させ、単位用紙束数を無段階に変化させてもよい。この場合、処理速度を調整する操作部は、操作パネルではなく、ツマミであってもよい。
(変形例8)
実施の形態では、使用給紙部数が増減した場合、速度レベルの上限値を7〜10の間で変化させる場合について説明したが、これに限られない。使用給紙部数によらずに速度レベルは1〜7で表し、同じ速度レベルであっても使用給紙部数により処理速度が異なるようにしてもよい。この場合、例えば、速度レベルの範囲を高速側に拡大させてもよい。具体的には、例えば使用給紙部数が11〜20のときは「速度レベルに10を乗じた値」を処理速度とし、使用給紙部数が3〜5のときは「速度レベルに13を乗じた値」を処理速度とする。
また例えば、速度レベルの範囲を処理速度の高速側にシフトさせてもよい。具体的には、例えば使用給紙部数が11〜20のときは「速度レベルに10を乗じた値」を処理速度とし、使用給紙部数が3〜5のときは「速度レベルに10を乗じた値に20を加算した値」を処理速度とする。
なお、処理速度を上げられる場合、自動で処理速度を上げてもよいし、ユーザの承認を受け付けてから処理速度を上げてもよい。
(変形例9)
実施の形態では特に言及しなかったが、丁合処理を開始する前に、地区ごとに使用する給紙部14を選択できるようにしてもよい。給紙制御部78は、1つ目の地区で使用するものと選択されていた給紙部14から給紙させ、その地区の丁合処理が完了すると、次の地区で使用すると選択されていた給紙部14から給紙させるよう各給紙部14からの給紙を制御してもよい。この場合、地区ごとの使用給紙部数に応じて、速度レベル(ひいては処理速度)を自動的に増速、減速させてもよい。なお、地区の変わり目では、一旦丁合処理を停止させて、ユーザによってスタートボタンが押されたら次の地区の丁合処理を開始させてもよい。地区が変わることにより使用給紙部数が減り、高速化が可能な場合は、報知部76によりその旨をユーザに報知してもよい。逆に減速が必要な場合は、警告をユーザに報知し、減速しなければ次の地区の丁合処理を開始できないようにしてもよい。また、地区の変わり目で丁合処理を停止させず、自動的に次の地区の丁合処理が開始されるようにしてもよい。地区が変わることにより使用給紙部数が減り、高速化が可能な場合は、自動的に高速化された状態で次の地区の丁合処理を開始させてもよい。逆に減速が必要となる場合は、自動的に減速された状態で次の地区の丁合処理を開始させてもよい。
(変形例10)
実施の形態や他の変形例においては特に言及しなかったが、速度レベルが自動的に増速または減速した場合、表示制御部71が、メイン操作部90の表示部に例えば「増速しています」、「減速しています」などのメッセージを表示させたり、メイン画面100の速度レベル設定欄110のインジケータを点灯表示させてもよい。また例えば、丁合装置10はさらに回転灯を備え、制御部70はこの回転灯を制御する回転灯制御部を含んでもよい。この場合、処理速度が自動的に増速または減速した場合、回転灯制御部が回転灯を点灯させてもよい。これにより、ユーザが故障等で処理速度が変化したと誤解するのを防ぐことができる。
(変形例11)
実施の形態では、給紙部14の給紙ローラ56を給紙モータで駆動させる場合について説明したが、これに限られない。給紙部14の給紙ローラ56もメインモータで駆動させ、かつ、給紙モータの代わりに電磁クラッチを設けてもよい。この場合、メインモータからの駆動伝達を電磁クラッチにより断接することにより、給紙ローラ56を間欠駆動させてもよい。
(変形例12)
実施の形態では特に言及しなかったが、給紙部14A〜14Tを複数のグループに分けて、給紙制御部78は、そのうちの1つのグループの給紙部14から給紙させ、そのグループの所定部数の丁合処理が完了したら、次のグループの給紙部14から給紙させるよう各給紙部14からの給紙を制御してもよい。この場合、各グループの使用給紙部数に応じて、処理速度を自動的に増速、減速させてもよい。なお、グループの変わり目では、一旦丁合処理を停止させて、ユーザによってスタートボタンが押されたら次のグループの給紙部14からの給紙が開始されるようにしてもよい。また、丁合処理を停止させずに自動的に次のグループの給紙部14からの給紙が開始されるようにしてもよい。作成すべき用紙束の部数はグループごとに設定できてもよいし、同一の部数で各グループの丁合処理を行うようにしてもよい。
(変形例13)
実施の形態では、決定部74は、計数部73によってカウントされた使用給紙部数に基づいて暫定最大速度レベルを決定する場合について説明したが、これに限られない。決定部74は、例えば、使用給紙部数の入力をユーザから受け付け、受け付けた使用給紙部数に基づいて暫定最大速度レベルを決定してもよい。
上述した実施の形態および変形例の任意の組み合わせもまた本発明の実施の形態として有用である。また、請求項に記載の各構成要件が果たすべき機能は、実施の形態およびそれらの変形例で示された各構成要素の単体もしくはそれらの連携によって実現されることも当業者には理解されるところである。
10 丁合装置、 14 給紙部、 18 搬送部、 70 制御部、 72 取得部、 74 決定部、 78 給紙制御部。

Claims (5)

  1. 複数の給紙部から送り出される用紙を搬送しながら互いに重ね合わせて用紙束を作成する丁合装置であって、
    前記複数の給紙部のうち、用紙束の作成に使用される給紙部の数である使用給紙部数に基づいて、当該丁合装置の処理速度の上限値として設定できる最大処理速度を決定する決定部を備え、
    前記決定部は、取得された使用給紙部数が所定数未満である場合、使用給紙部数が前記所定数以上である場合よりも、前記最大処理速度を大きい値に決定することを特徴とする丁合装置。
  2. 処理速度に設定された値を取得する取得部と、
    前記給紙部による給紙を制御する給紙制御部と、を備え、
    前記給紙制御部は、設定された処理速度に応じた頻度で前記給紙部を間欠駆動させることを特徴とする請求項1に記載の丁合装置。
  3. 前記複数の給紙部から送り出された用紙の搬送を制御する搬送制御部を備え、
    前記搬送制御部は、設定された処理速度に応じて用紙の搬送速度を制御することを特徴とする請求項2に記載の丁合装置。
  4. 処理速度に設定できる値は、使用給紙部数が少ないほど高速側に拡大することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の丁合装置。
  5. 処理速度に設定できる値は、使用給紙部数が少ないほど高速側にシフトすることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の丁合装置。
JP2015089832A 2015-04-24 2015-04-24 丁合装置 Active JP6518895B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015089832A JP6518895B2 (ja) 2015-04-24 2015-04-24 丁合装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015089832A JP6518895B2 (ja) 2015-04-24 2015-04-24 丁合装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016204134A true JP2016204134A (ja) 2016-12-08
JP6518895B2 JP6518895B2 (ja) 2019-05-29

Family

ID=57486725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015089832A Active JP6518895B2 (ja) 2015-04-24 2015-04-24 丁合装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6518895B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019099351A (ja) * 2017-12-06 2019-06-24 株式会社プレッシオ 丁合機、給紙タイミング制御方法、及び給紙タイミング制御プログラム
JP2021031217A (ja) * 2019-08-21 2021-03-01 株式会社デュプロ 搬送装置及び丁合装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11106124A (ja) * 1997-10-02 1999-04-20 Horizon International Kk 丁合装置
JP2006199456A (ja) * 2005-01-21 2006-08-03 Duplo Corp 丁合装置
US20100156026A1 (en) * 2008-12-24 2010-06-24 Neopost Technologies Apparatus And Method For Gathering Documents
JP2012162391A (ja) * 2011-02-09 2012-08-30 Duplo Corp 用紙処理装置、用紙処理システム、および用紙処理の作業時間予測プログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11106124A (ja) * 1997-10-02 1999-04-20 Horizon International Kk 丁合装置
JP2006199456A (ja) * 2005-01-21 2006-08-03 Duplo Corp 丁合装置
US20100156026A1 (en) * 2008-12-24 2010-06-24 Neopost Technologies Apparatus And Method For Gathering Documents
JP2012162391A (ja) * 2011-02-09 2012-08-30 Duplo Corp 用紙処理装置、用紙処理システム、および用紙処理の作業時間予測プログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019099351A (ja) * 2017-12-06 2019-06-24 株式会社プレッシオ 丁合機、給紙タイミング制御方法、及び給紙タイミング制御プログラム
JP2021031217A (ja) * 2019-08-21 2021-03-01 株式会社デュプロ 搬送装置及び丁合装置
JP7454828B2 (ja) 2019-08-21 2024-03-25 株式会社デュプロ 搬送装置及び丁合装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6518895B2 (ja) 2019-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4845900B2 (ja) 用紙後処理装置及び用紙後処理方法
JP5817759B2 (ja) 用紙積載装置、画像形成装置、用紙処理装置、画像形成システム及び用紙積載制御方法
JP4939775B2 (ja) 紙葉類処理装置
JP6518895B2 (ja) 丁合装置
JP2005172890A (ja) 画像形成システム
JP2022140771A (ja) 丁合装置
JP4550032B2 (ja) 給紙装置
US11358818B2 (en) Control apparatus and feeding apparatus
JP2007001686A (ja) 丁合装置
JP2019014596A (ja) 原稿搬送装置及び画像形成装置
JP6349568B2 (ja) 丁合装置
JP2012162391A (ja) 用紙処理装置、用紙処理システム、および用紙処理の作業時間予測プログラム
JP2015036334A (ja) 丁合装置
JP2014210624A (ja) 排紙装置
JP6182416B2 (ja) 給紙装置及び給紙方法
JP2019011205A (ja) シート分離搬送システム
JP4256997B2 (ja) 丁合装置
JP3668093B2 (ja) 給紙装置
JP6550597B2 (ja) 丁合装置
JP5292620B2 (ja) 丁合装置
JP2004352441A (ja) 新聞折込丁合機
JP2011095367A (ja) 画像形成システム
JP2009137741A (ja) 丁合装置
JP2016084229A (ja) 丁合装置
JP3715490B2 (ja) 丁合装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180417

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190314

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6518895

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250