JP2016204106A - シート処理装置、画像形成システム - Google Patents

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信 日高
鈴木 伸宜
Nobuyasu Suzuki
伸宜 鈴木
藤原 秀彦
Hidehiko Fujiwara
秀彦 藤原
勇介 柴崎
Yusuke Shibazaki
勇介 柴崎
航 ▲高▼橋
航 ▲高▼橋
Ko Takahashi
小菅 勝弘
Katsuhiro Kosuge
勝弘 小菅
広樹 坂野
Hiroki Banno
広樹 坂野
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Akira Kunieda
晶 國枝
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祥一 佐藤
拓哉 森永
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拓哉 森永
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Yosuke Haraguchi
陽介 原口
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Abstract

【課題】利用者が袋綴じを開封する際に、開封しづらかったり、シートが破れたり、綴じ針により怪我をしたりする等といったように、綴じ針により袋綴じが行われることによる弊害を解消すること。
【解決手段】二つ折りされた際に形成される折り目の位置でシート束を綴じ針で綴じる針有綴じ部と、前記綴じ針で綴じられた位置で前記シート束を二つ折りするシート折り部と、二つ折りされた前記シート束の前小口側を針無しで綴じる針無綴じ部と、を備える。
【選択図】図11

Description

本発明は、シート処理装置、画像形成システムに関する。
近年、シートに印刷された機密文書を隠蔽するために、印刷物に対して袋綴じを行うシート処理装置が知られている。このようなシート処理装置のうち、用紙を中折りし、中折りされた用紙の折り目とは反対側の端を綴じ針で綴じることで袋綴じを行う用紙後処理装置が提案され既に知られている(例えば、特許文献1を参照)。
ところが、このような用紙後処理装置により袋綴じが施された用紙を利用者が開封する際、開封しづらかったり、用紙が破れたり、綴じ針により怪我をしたりする等といったように、綴じ針により袋綴じが行われることによる弊害が生じるといった問題がある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、綴じ針により袋綴じが行われることで生じる弊害を解消することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、シート若しくはシート束を二つ折りするシート折り部と、二つ折りされた前記シート若しくは前記シート束の前小口側を針無しで綴じる針無綴じ部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、綴じ針により袋綴じが行われることで生じる弊害を解消することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成システムの運用形態を簡略化して示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成システムのハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る中綴じ製本装置がシート束に対して袋綴じを施す際の動作を示す図である。 本発明の実施形態に係る中綴じ製本装置がシート束に対して袋綴じを施す際の動作を示す図である。 本発明の実施形態に係る中綴じ製本装置がシート束に対して袋綴じを施す際の動作を示す図である。 本発明の実施形態に係る中綴じ製本装置がシート束に対して袋綴じを施す際の動作を示す図である。 本発明の実施形態に係る中綴じ製本装置がシート束に対して袋綴じを施す際の動作を示す図である。 本発明の実施形態に係る中綴じ製本装置がシート束に対して袋綴じを施す際の動作を示す図である。 本発明の実施形態に係る中綴じ製本装置がシート束に対して袋綴じを施す際の動作を示す図である。 本発明の実施形態に係る針無綴じユニットを主走査方向から示す側面図である。 本発明の実施形態に係る中綴じ製本装置により袋綴じが施されたシート束の完成形態の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る中綴じ製本装置により袋綴じが施されたシート束の完成形態の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る中綴じ製本装置により袋綴じが施されたシート束の完成形態の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成システムの機能構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像形成システムの運用形態の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る後処理装置の内部を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る後処理装置の内部を示す上面図である。 本発明の実施形態に係る後処理装置の内部を主走査方向から示す側面図である。 本発明の実施形態に係る後処理装置の内部を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る後処理装置の内部を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る後処理装置の内部を主走査方向から示す側面図である。 本発明の実施形態に係る後処理装置が綴じ処理を行う際の動作を示す図である。 本発明の実施形態に係る後処理装置が綴じ処理を行う際の動作を示す図である。 本発明の実施形態に係る後処理装置により綴じ処理が施されたシート束の完成形態の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る後処理装置により綴じ処理が施されたシート束の完成形態の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る後処理装置により綴じ処理が施されたシート束の完成形態の一例を示す図である。
実施の形態1.
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。まず、本実施形態に係る画像形成システム1の運用形態について、図1を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成システム1の運用形態の例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係る画像形成システム1は、図1に示すように、本実施形態に係る画像形成システム1は、画像形成装置11、シート供給装置12、原稿読取装置13、シート束整合装置14、中綴じ製本装置15を備える。
画像形成装置11は、入力された画像データに基づいてCMYK(Cyan Mgenta Yellow Key Plate)の描画情報を生成し、生成された描画情報に基づいて、給紙されたシートに対して画像形成出力を実行する。
また、画像形成装置11は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能なMFP(Multi Function Peripheral:複合機)である。本実施形態に係る画像形成装置11における画像形成機構の具体的態様としては、電子写真方式やインクジェット方式がある。画像形成装置11により画像が形成されたシートは、シート束整合装置14に搬送され、若しくは、排出トレイ16aに排出されて順次積載される。
シート供給装置12は、画像形成装置11にシートを供給する。
原稿読取装置13は、複数のフォトダイオードが一列に並べられ、これに並列にCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の受光素子が配置されたリニアイメージセンサにより原稿を読み取ることで原稿を電子化する。また、原稿読取装置13は、読み取る対象となる原稿を自動搬送する原稿自動搬送装置を備え、その原稿自動搬送装置から自動搬送されてくる原稿を読み取ることも可能である。
シート束整合装置14は、画像形成装置11から搬送されてきたシートを一枚ずつ受け取って順次積載し、積載したシート束の端部を整合する。尚、シート束整合装置14は、画像形成装置11から搬送されてきた画像形成済みのシートを順次積載する積載モードと、積載せずに単に搬送するだけの中継モードとのどちらかのモードを取り得る。シート束整合装置14により整合されたシート束、若しくは、単に搬送されるだけのシートは、中綴じ製本装置15に搬送される。
中綴じ製本装置15は、シート束整合装置14から搬送されてきたシートやシート束に対して袋綴じを施す。即ち、本実施形態においては、中綴じ製本装置15がシート処理装置として機能する。尚、中綴じ製本装置15は、シート束整合装置14から搬送されてきたシートやシート束に対して袋綴じを施す袋綴じモードと、袋綴じを施さずに単に搬送するだけの中継モードとのどちらかのモードを取り得る。中綴じ製本装置15により袋綴じが施されたシート束、若しくは、単に搬送されるだけのシートやシート束は、排出トレイ16bに排出されて順次積載される。
次に、本実施形態に係る画像形成システム1のハードウェア構成について、図2を参照して説明する。図2は、本実施形態に係る画像形成システム1のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。
図2に示すように、本実施形態に係る画像形成システム1は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、HDD(Hard Disk Drive)40、専用デバイス50、操作装置60、表示装置70、通信I/F80がバス90を介して接続されて構成されている。
CPU10は演算手段であり、画像形成システム1全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。
HDD40は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、画像データ等の各種データや、OS(Operating System)、各種制御プログラム、アプリケーション・プログラム等の各種プログラムを格納する。
専用デバイス50は、画像形成システム1において専用の機能を実現するためのハードウェアである。即ち、専用デバイス50は、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機、シート束整合機構、袋綴じ機構において専用の機能を実現するためのハードウェアである。
操作装置60は、画像形成システム1に情報を入力するためのユーザインタフェースであり、キーボードやマウス、入力ボタン、タッチパネルなどの入力装置によって実現される。
表示装置70は、ユーザが画像形成システム1の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースであり、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示装置やLED(Light Emitting Diode)などの出力装置によって実現される。
通信I/F80は、画像形成システム1が他の装置と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi(Wireless Fidelity)(登録商標)、FeliCa(登録商標)、PCIe(Peripheral Component Interconnect Express)、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers)規格などのインタフェースが用いられる。
このようなハードウェア構成において、ROM30やHDD40等の記憶媒体に格納されたプログラムがRAM20に読み出され、CPU10がRAM20にロードされたプログラムに従って演算を行うことにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係る画像形成システム1の機能を実現する機能ブロックが構成される。
次に、本実施形態に係る中綴じ製本装置15がシート束に対して袋綴じを施す際の動作について、図3〜図9を参照して説明する。図3〜図9は、本実施形態に係る中綴じ製本装置15がシート束に対して袋綴じを施す際の動作を示す図である。
中綴じ製本装置15は、図3(a)に示すように、シート束に対して袋綴じを施す際にはまず、シート束に対して袋綴じを施す中綴じ製本経路と、シート束をそのまま搬送するスルー経路とを切り替えるための分岐爪202を中綴じ製本経路側に切り替える。
また、中綴じ製本装置15は、図3(a)に示すように、シート束整合装置14から受け入れるシート束のシート搬送方向のサイズに合わせて可動フェンス206を移動させて待機する。このときの可動フェンス206の待機位置は、図5(b)において、中綴じステープラ212による綴じ位置がシート束Aのシート搬送方向中央となる位置である。
尚、中綴じ製本装置15は、図3(a)において、分岐爪202をスルー経路側に切り替えた場合、シート束整合装置14から受け入れたシート束を排出ローラ対203により排出トレイ16bに排出する。
その後、中綴じ製本装置15は、図3(b)に示すように、シート束整合装置14からシート束Aを入口搬送ローラ対201により受け入れ、図4(a)に示すように、そのシート束Aを搬送ローラ対204と搬送ローラ対205とによりさらに搬送する。
そして、中綴じ製本装置15は、図4(b)に示すように、シート束Aの搬送方向先端が可動フェンス206に当接すると、搬送ローラ対205によるシート束Aの搬送を停止してそのシート束Aを可動フェンス206にスタックする。
尚、中綴じ製本装置15は、シート検知センサ207によりシート束Aの先端を検知し、その検知結果に基づいて搬送ローラ対205によるシート束Aの搬送量を制御する。また、中綴じ製本装置15は、可動フェンス検知センサ208により可動フェンス206のホームポジションを検知し、そのホームポジションからパルス制御により可動フェンス206の位置決めをする。
中綴じ製本装置15は、シート束Aが可動フェンス206にスタックされると、図5(a)に示すように、搬送ローラ対205の圧を解除し、後端他叩き爪209でシート束Aの搬送方向後端を叩くことにより、シート束Aのシート搬送方向を整合する。また、中綴じ製本装置15は、シート束Aが可動フェンス206にスタックされると、ジョガーフェンス210によりシート束Aの幅方向を整合する。
尚、中綴じ製本装置15は、後端叩き爪検知センサ211により後端叩き爪209のホームポジションを検知し、そのホームポジションからパルス制御により後端叩き爪209の位置決めをする。
このとき、中綴じ製本装置15は、シート束のサイズ、枚数、厚み、シート束を構成するシートの種類などのシート情報に応じて、後端他叩き爪209及びジョガーフェンス210の移動量を最適な値に設定することで、より良い整合状態を実現することが可能となる。また、このとき、中綴じ製本装置15は、シート束のサイズ、枚数、厚み、シート束を構成するシートの種類などによっては、一度の整合動作では整合し切れないことがある。そのため、中綴じ製本装置15は、シート情報に応じて整合動作の回数を最適な値に設定することで、より良い整合状態を実現することが可能となる。
さらに、シート束整合装置14においてシートを順次積載するために要する時間は、シート束の枚数が多ければ多いほど長くなる。そのため、中綴じ製本装置15は、シート束整合装置14におけるシート束の積載枚数が多いほど、次のシート束を受け入れるまでの時間が長くなるため、整合回数を増やしても生産性が低下することがなく、効率的により良い整合状態を実現することが可能となる。このことから、中綴じ製本装置15は、シート束整合装置14におけるシート束の積載枚数に応じて整合回数を制御することが可能となる。
中綴じ製本装置15は、シート束Aの整合動作が終了すると、図5(b)に示すように、後端他叩き爪209及びジョガーフェンス210をホームポジションに移動させ、中綴じステープラ212により綴じ針を用いてシート束Aのシート搬送方向中央を綴じる。即ち、本実施形態においては、中綴じステープラ212が針有綴じ部として機能する。
中綴じ製本装置15は、シート束Aを中綴じステープラ212により綴じると、図6(a)に示すように、中綴じステープラ212を元の状態に戻す。そして、中綴じ製本装置15は、図6(b)に示すように、シート束Aの綴じ位置が折りプレート213に対向する位置となるように可動フェンス206を移動させる。
その後、中綴じ製本装置15は、図7(a)に示すように、折りプレート213を折りローラ対214に向けて移動させることでシート束Aの綴じ位置を折りローラ対214側に撓ませた状態で折りローラ対214のニップ部に誘導する。
そして、中綴じ製本装置15は、図7(b)に示すように、折りプレート213をさらに移動させることでシート束Aの撓みを折りローラ対214のニップ部に押し込み、シート束Aを折りローラ対214により両面から加圧搬送することで綴じ位置で折る。このようにして、中綴じ製本装置15は、シート束Aを二つ折りする。即ち、本実施形態においては、折りローラ対214がシート折り部として機能する。
中綴じ製本装置15は、シート束Aを折ると、図8(a)に示すように、折りローラ対214及び排出ローラ対215によりシート束Aを搬送方向下流側に搬送する。
そして、中綴じ製本装置15は、図8(b)に示すように、シート束Aのシート搬送方向後端をシート検知センサ216により検知すると、搬送ローラ対205、可動フェンス206、折りプレート213をホームポジションに移動させる。また、このとき、中綴じ製本装置15は、図8(b)に示すように、シート束Aのシート搬送方向後端をシート検知センサ216により検知すると、排出ローラ対215によるシート束Aの搬送を停止し、針無綴じユニット217によりシート束Aの折り目とは反対側の端、即ち、前小口側を圧接して綴じる。即ち、本実施形態においては、針無綴じユニット217が針無綴じ部として機能する。
中綴じ製本装置15は、シート束Aを針無綴じユニット217により綴じると、図9(a)に示すように、針無綴じユニット217を元の状態に戻した後、図9(b)に示すように、排出ローラ対215の回転を再開させることでシート束Aを排出トレイ16bに排出する。
次に、本実施形態に係る針無綴じユニット217の構成について、図10を参照して説明する。図10は、本実施形態に係る針無綴じユニット217を主走査方向から示す側面図である。
本実施形態に係る針無綴じユニット217は、図10(a)、(b)に示すように、上下に噛み合う凹凸形状を有する綴じ口でシート束をシート面の上下から圧接することでシート束を綴じる。このようにして圧接されたシート束は、シート間で繊維同士が絡み合うことで綴じられることになる。
針無綴じユニット217は、この他、シート束にスリットを開け、そのスリット部分にシートを切り曲げした先端を入れることにより綴じる方式や、接着剤で綴じる方式などであっても良い。
次に、本実施形態に係る中綴じ製本装置15により袋綴じが施されたシート束の完成形態について、図11〜図13を参照して説明する。図11〜図13は、本実施形態に係る中綴じ製本装置15により袋綴じが施されたシート束の完成形態の一例を示す図である。
図11(a)、(b)、図12(a)に、本実施形態に係る中綴じ製本装置15により袋綴じが施されたシート束の完成形態の一例として、シート束Aの折り目に針有綴じBが施され、その反対側の端、即ち、前小口側に針無綴じCが施された例を示している。このように、針有綴じ及び針無綴じが施される箇所は、一か所であっても良いし、複数箇所であっても良い。
このように、本実施形態に係る中綴じ製本装置15は、針無綴じの綴じ位置や綴じ回数を変えることで、袋綴じの開封のしやすさや機密性の高さを制御することが可能である。また、このように、本実施形態に係る中綴じ製本装置15は、シート束の折り目で針有綴じを施すことで、シート束が開封された際にシートがばらばらになってしまうといったことを回避することが可能となる。
また、図12(b)に、本実施形態に係る中綴じ製本装置15により袋綴じが施されたシート束の完成形態の一例として、シート束Aの折り目には綴じ処理が施されず、その反対側の端、即ち、前小口側に針無綴じCが施された例を示している。このように、シート束の折り目には綴じ処理が施されないが、その反対側の端、即ち、前小口側に針無綴じが施されるだけでも袋綴じとして成立する。
また、図13には、本実施形態に係る中綴じ製本装置15により袋綴じが施されたシート束の完成形態の一例として、一枚のシートAの折り目とは反対側の端、即ち、前小口側に針無綴じCが施された例について示している。
尚、本実施形態に係る中綴じ製本装置15は、シート束の枚数、サイズ、厚さ、シート束を構成するシートの種類などのシート情報に応じて針無綴じにより綴じる力を制御するために、綴じ位置や綴じ回数を変えるように構成されることも可能である。即ち、本実施形態に係る中綴じ製本装置15は、シート情報に応じて針無綴じにより綴じる力を制御するために、シート情報に応じて綴じ位置や綴じ回数を決定することも可能である。
本実施形態に係る中綴じ製本装置15は、図3〜図9に示したような動作により、図11〜図13に示したような形態で袋綴じを行うように構成されている。そのため、本実施形態に係る中綴じ製本装置15は、利用者が袋綴じを開封する際に、開封しづらかったり、シートが破れたり、綴じ針により怪我をしたりする等といったように、綴じ針により袋綴じが行われることによる弊害を解消することが可能となる。
次に、本実施形態に係る画像形成システム1の機能構成について、図14を参照して説明する。図14は、本実施形態に係る画像形成システム1の機能構成を模式的に示すブロック図である。
図14に示すように、本実施形態に係る画像形成システム1は、コントローラ100、ディスプレイパネル110、操作ボタン120、ネットワークI/F130を備える。また、コントローラ100は、主制御部101、操作表示制御部102、入出力制御部103、画像処理部104、計測信号入力制御部105、設定情報記憶部106、駆動制御部107を備える。
ディスプレイパネル110は、画像形成システム1の状態を視覚的に表示する出力インタフェースであると共に、タッチパネルとしてユーザが画像形成システム1を直接操作し若しくは画像形成システム1に対して情報を入力する際の入力インタフェースでもある。即ち、ディスプレイパネル110は、ユーザによる操作を受けるための画像を表示する機能を含む。ディスプレイパネル110は、図2に示す操作装置60及び表示装置70によって実現される。
操作ボタン120は、ユーザが画像形成システム1を直接操作し若しくは画像形成システム1に対して情報を入力する際の入力インタフェースである。操作ボタン120は、図2に示す操作装置60によって実現される。
ユーザは、このディスプレイパネル110や操作ボタン120を操作することにより、シート情報などの設定情報を入力することができるようになっている。
ネットワークI/F130は、ユーザが操作するPC(Personal Computer)などの情報処理装置と通信するためのインタフェースである。ネットワークI/F130は、図2に示す通信I/F80によって実現される。画像形成システム1は、このネットワークI/F130を介して、シート情報などの設定情報や画像データ、印刷ジョブなどの各種情報が上記情報処理装置から送られてくる。
駆動部140は、画像形成装置11、シート供給装置12、原稿読取装置13、シート束整合装置14、中綴じ製本装置15において動作するモータやセンサなどの駆動部である。
コントローラ100は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。即ち、コントローラ100は、CPU10がROM30やHDD40等の記憶媒体に格納されたプログラムをRAM20にロードし、そのプログラムに従って演算を行うことにより構成されるソフトウェア制御部と集積回路等のハードウェアとによって構成される。
主制御部101は、コントローラ100に含まれる各部を制御する役割を担い、コントローラ100の各部に命令を与える。
操作表示制御部102は、ディスプレイパネル110に情報表示を行い若しくはディスプレイパネル110を介して入力された情報を主制御部101に通知する。そして、主制御部101は、操作表示制御部102から通知された情報を設定情報記憶部106に記憶させ若しくは操作表示制御部102から通知された情報に従ってコントローラ100の各部に命令を与える。
入出力制御部103は、ネットワークI/F130を介して入力される情報を主制御部101に入力する。そして、主制御部101は、入出力制御部103から通知された情報を設定情報記憶部106に記憶させ若しくは入出力制御部103から入力された情報に従ってコントローラ100の各部に命令を与える。
このようにして、主制御部101は、操作表示制御部102、入出力制御部103により、シート情報などの設定情報や画像データ、印刷ジョブなどの各種情報を取得する。
画像処理部104は、主制御部101の制御に従い、PDL(Page Description Language)等により記述された画像情報、例えば、入力された印刷ジョブに含まれる文書データ若しくは画像データに基づいて描画情報を出力情報として生成する。この描画情報とは、CMYK(Cyan Mgenta Yellow Black)のビットマップデータ等の情報であり、画像形成装置11が画像形成動作において形成すべき画像を描画するための情報である。
また、画像処理部104は、原稿読取装置13から入力される撮像データを処理し、画像データを生成する。この画像データとは、スキャナ動作の結果物として画像形成システム1に格納され若しくはネットワークI/F130を介して他の機器に送信される情報である。尚、本実施形態に係る画像形成システム1は、画像情報の代わりに描画情報が直接入力され、直接入力された描画情報に基づいて画像形成出力を実行することも可能である。
計測信号入力制御部105は、シート検知センサ207、可動フェンス検知センサ208、後端叩き爪検知センサ211、シート検知センサ216などの各センサから入力された計測信号を主制御部101に入力する。そして、主制御部101は、計測信号入力制御部105から入力された計測信号を駆動制御部107に入力する。
設定情報記憶部106は、シート情報等の設定情報を記憶する。駆動制御部107は、駆動部140の動作を制御する。
以上、説明したように、本実施形態に係る中綴じ製本装置15は、図3〜図9に示したような動作により、図11〜図13に示したような形態で袋綴じを行うように構成されている。そのため、本時氏形態に係る中綴じ製本装置15は、利用者が袋綴じを開封する際に、開封しづらかったり、シートが破れたり、綴じ針により怪我をしたりする等といったように、綴じ針により袋綴じが行われることによる弊害を解消することが可能となる。
尚、本実施形態に係る画像形成システム1は、画像形成装置11、シート供給装置12、原稿読取装置13、シート束整合装置14、中綴じ製本装置15が連結されて構成される例について説明したが、各装置が一の装置内に備えられるように構成されていても良い。
実施の形態2.
まず、本実施形態に係る画像形成システム1の運用形態について、図15を参照して説明する。図15は、本実施形態に係る画像形成システム1の運用形態の例を示す図である。図15に示すように、本実施形態に係る画像形成システム1は、実施の形態1におけるシート束整合装置14、中綴じ製本装置15に代えて、後処理装置17を備える。
後処理装置17は、画像形成装置11から搬送されてきた画像形成済みのシートに対して綴じ処理を実行する。また、本実施形態に係る後処理装置17は、綴じ針でシートを綴じる針有綴じユニットと、綴じ針を用いないでシートを綴じる針無綴じユニットとを備える。
次に、本実施形態に係る後処理装置17の構成について、図16〜図21を参照して説明する。図16、図19、図20は、本実施形態に係る後処理装置17の内部を示す斜視図である。図17は、本実施形態に係る後処理装置17の内部を示す上面図である。図18、図21は、本実施形態に係る後処理装置17の内部を主走査方向から示す側面図である。
図16〜図18に示すように、本実施形態に係る後処理装置17は、後端揃えストッパ218、針有綴じユニット219、針有綴じユニット移動ガイドレール220、針有綴じユニット検知センサ221、針無綴じユニット222、針無綴じユニット移動ガイドレール223、針無綴じユニット検知センサ224、シート積載板225、ジョガーフェンス226、搬送ローラ227、基準ストッパ228を備える。
後端揃えストッパ218は、シート積載板225に積載されるシートのシート搬送方向先端が突き当てられることで、シート束Aのシート搬送方向を整合する。
針有綴じユニット219は、綴じ処理の前においてはホームポジションにて待機し、綴じ処理の段階になると、図19に示すように、針有綴じユニット移動ガイドレール220に沿ってホームポジションから綴じ位置に移動する。そして、針有綴じユニット219は、複数の綴じ位置においてそれぞれ、シート束Aをシート面の上下から綴じ口で挟みながら、シート束Aに綴じ針を貫通させることでシート束Aを綴じる。
その後、針有綴じユニット219は、綴じ処理を終えると、針有綴じユニット移動ガイドレール220に沿ってホームポジションに戻る。このとき、後処理装置17は、針有綴じユニット検知センサ221により針有綴じユニット219を検知することで、針有綴じユニット219がホームポジションにて待機していることを検知し、若しくは、針有綴じユニット219がホームポジションに戻ってきたことを検知する。
針無綴じユニット222は、綴じ処理の前においてはホームポジションにて待機し、綴じ処理の段階になると、図20に示すように、針無綴じユニット移動ガイドレール223に沿ってホームポジションから綴じ位置に移動する。そして、針無綴じユニット222は、綴じ位置において、図10に示したように、上下に噛み合う凹凸形状を有する綴じ口でシート束Aを用紙面の上下から押圧することでシート束Aを綴じる。
その後、針無綴じユニット222は、綴じ処理を終えると、針無綴じユニット移動ガイドレール223に沿ってホームポジションに戻る。このとき、後処理装置17は、針無綴じユニット検知センサ224により針無綴じユニット222を検知することで、針無綴じユニット222がホームポジションにて待機していることを検知し、若しくは、針無綴じユニット222がホームポジションに戻ってきたことを検知する。
シート積載板225は、綴じ処理の対象となるシートが全て揃うまでシートを積載する。ジョガーフェンス226は、シート積載板225に積載されるシート束Aのシート幅方向を整合する。
搬送ローラ227は、シート積載板225に搬送されてきたシートをさらにシート搬送方向下流側に搬送し、そのシートのシート搬送方向先端を後端揃えストッパ218に突き当てる。また、搬送ローラ227は、綴じ処理後のシート束Aを排出トレイ16bに排出する。
基準ストッパ228は、図21に示すように、シート積載板225に積載されるシートを後端揃えストッパ218よりも手前側、即ち、シート束Aよりも手前側で停止させることで、シート束A’のシート搬送方向を後端揃えストッパ218よりも手前側で整合する。
本実施形態に係る後処理装置17は、このように構成されることで、シート束Aとシート束A’とをずらして整合することが可能となる。そして、後述するように、本実施形態に係る後処理装置17は、シート束Aを針有綴じユニット219により綴じ、シート束A’と綴じ針で綴じられたシート束Aとを針無綴じユニット222により綴じる。
これにより、本実施形態に係る後処理装置17は、シート束A’と針有綴じで綴じられているシート束Aとがずれた状態でシート束Aとシート束A’とを針無綴じで綴じることが可能となる。
その結果、本実施形態に係る後処理装置17は、シート束Aにおける綴じ針Bがシート束A’に覆い隠されることがない。そのため、本実施形態に係る後処理装置17は、針有綴じで綴じられているシート束Aと、針無綴じのみで綴じられているシート束A’との境目や、シート束Aにおける綴じ針Bの位置が不明であるといった問題を解消することが可能となる。
即ち、本実施形態に係る後処理装置17は、針有綴じで綴じられているシート束Aと、針無綴じのみで綴じられているシート束A’との境目や、シート束Aにおける綴じ針Bの位置の視認性を向上させることが可能となっている。
その結果、本実施形態に係る後処理装置17は、利用者が針無綴じのみで綴じられているシート束A’のシートを剥がす際に、上記視認性が悪いことによる弊害を解消することが可能となる。具体的には、本実施形態に係る後処理装置17は、針有綴じで綴じられているシートと針無綴じのみで綴じられているシートとを誤って一緒に剥がしてしまったり、シートが破れたり、綴じ針により怪我をしたりする等といった問題を解消することが可能となる。
尚、シート束A’の整合位置は、シート束Aの整合位置よりも手前側であれば良い。そのため、後処理装置17は、シート積載板225に搬送されてきたシートの位置をセンサにより検知し、搬送されてきたシートがシート束Aよりも手前側で停止するように、搬送ローラ227の回転を停止させるように制御するように構成されていても良い。後処理装置17は、このように構成されることで、基準ストッパ228を備えることなく、シート束A’のシート搬送方向を後端揃えストッパ218よりも手前側で整合することができる。
次に、本実施形態に係る後処理装置17がシート束に対して綴じ処理を行う際の動作について、図22、図23を参照して説明する。図22、図23は、本実施形態に係る後処理装置17が綴じ処理を行う際の動作を示す図である。
後処理装置17は、図22(a)に示すように、シート束に対して綴じ処理を行う際にはまず、シートAをシート積載板225に搬送し、図22(a)に示すように、そのシートAのシート搬送方向先端を後端揃えストッパ218に突き当てる。
そして、後処理装置17は、綴じ処理の対象となるシートが全て揃うまでシートを積載すると、図22(c)に示すように、針有綴じユニット219によりシート束Aに針有綴じBを行う。
後処理装置17は、シート束Aに針有綴じを行うと、図23(a)に示すように、基準ストッパ228を下ろし、図23(b)に示すように、シートA’をシート積載板225に搬送し、そのシートA’のシート搬送方向先端を基準ストッパ228に突き当てる。
そして、後処理装置17は、綴じ処理の対象となるシートが全て揃うまでシートを積載すると、図23(c)に示すように、シート束Aとシート束Aとの境目で針無綴じユニット222によりシート束Aとシート束Aとに針無綴じCを行う。
本実施形態に係る後処理装置17は、このような動作により綴じ処理を行うことで、シート束A’と針有綴じで綴じられているシート束Aとがずれた状態でシート束Aとシート束A’とを針無綴じで綴じることが可能となる。
その結果、本実施形態に係る後処理装置17は、シート束Aにおける綴じ針Bがシート束A’に覆い隠されることがない。そのため、本実施形態に係る後処理装置17は、針有綴じで綴じられているシート束Aと、針無綴じのみで綴じられているシート束A’との境目や、シート束Aにおける綴じ針Bの位置が不明であるといった問題を解消することが可能となる。
即ち、本実施形態に係る後処理装置17は、針有綴じで綴じられているシート束Aと、針無綴じのみで綴じられているシート束A’との境目や、シート束Aにおける綴じ針Bの位置の視認性を向上させることが可能となっている。
その結果、本実施形態に係る後処理装置17は、利用者が針無綴じのみで綴じられているシート束A’のシートを剥がす際に、上記視認性が悪いことによる弊害を解消することが可能となる。具体的には、本実施形態に係る後処理装置17は、針有綴じで綴じられているシートと針無綴じのみで綴じられているシートとを誤って一緒に剥がしてしまったり、シートが破れたり、綴じ針により怪我をしたりする等といった問題を解消することが可能となる。
次に、本実施形態に係る後処理装置17により綴じ処理が施されたシート束の完成形態について、図24〜図26を参照して説明する。図24〜図26は、本実施形態に係る後処理装置17により綴じ処理が施されたシート束の完成形態の一例を示す図である。
図24(a)に、本実施形態に係る後処理装置17により綴じ処理が施されたシート束の完成形態の一例として、シート束A’と針有綴じBで綴じられているシート束Aとが針無綴じCで綴じられている例を示している。尚、針無綴じのみで綴じられるシートの枚数は、図24(b)に示すように1枚でも良いし、図24(a)に示すように複数枚でも良い。
また、図25(a)に示すように、シート束A及びシート束A’共に針無綴じCのみで綴じられていても良い。また、図25(b)に示すように、針有綴じBと針無綴じCとは複数ヶ所に施されていても良い。また、図26に示すように、本実施形態に係る後処理装置17は、針無綴じのみで綴じるシート束A’と針有綴じで綴じるシート束Aとの後端を揃えるため、シート束A用とシート束A’用とで異なるサイズのシートをインサータなどから送るように構成されていても良い。
以上、説明したように、本実施形態に係る後処理装置17は、シート束Aとシート束A’とをずらして整合するように構成されている。そして、本実施形態に係る後処理装置17は、シート束Aを針有綴じユニット219により綴じ、シート束A’と綴じ針で綴じられたシート束Aとを針無綴じユニット222により綴じる。
これにより、本実施形態に係る後処理装置17は、シート束A’と針有綴じで綴じられているシート束Aとがずれた状態でシート束Aとシート束A’とを針無綴じで綴じることが可能となる。
その結果、本実施形態に係る後処理装置17は、シート束Aにおける綴じ針Bがシート束A’に覆い隠されることがない。そのため、本実施形態に係る後処理装置17は、針有綴じで綴じられているシート束Aと、針無綴じのみで綴じられているシート束A’との境目や、シート束Aにおける綴じ針Bの位置が不明であるといった問題を解消することが可能となる。
即ち、本実施形態に係る後処理装置17は、針有綴じで綴じられているシート束Aと、針無綴じのみで綴じられているシート束A’との境目や、シート束Aにおける綴じ針Bの位置の視認性を向上させることが可能となっている。
その結果、本実施形態に係る後処理装置17は、利用者が針無綴じのみで綴じられているシート束A’のシートを剥がす際に、上記視認性が悪いことによる弊害を解消することが可能となる。具体的には、本実施形態に係る後処理装置17は、針有綴じで綴じられているシートと針無綴じのみで綴じられているシートとを誤って一緒に剥がしてしまったり、シートが破れたり、綴じ針により怪我をしたりする等といった問題を解消することが可能となる。
1 画像形成システム
11 画像形成装置
12 シート供給装置
13 原稿読取装置
14 シート束整合装置
15 中綴じ製本装置
16a 排出トレイ
16b 排出トレイ
17 後処理装置
10 CPU
20 RAM
30 ROM
40 HDD
50 専用デバイス
60 操作装置
70 表示装置
80 通信I/F
90 バス
100 コントローラ
101 主制御部
102 操作表示制御部
103 入出力制御部
104 画像処理部
105 計測信号入力制御部
106 設定情報記憶部
107 駆動制御部
110 ディスプレイパネル
120 操作ボタン
130 ネットワークI/F
140 駆動部
201 入口ローラ対
202 分岐爪
203 排出ローラ対
204 搬送ローラ対
205 搬送ローラ対
206 可動フェンス
207 シート検知センサ
208 可動フェンス検知センサ
209 後端叩き爪
210 ジョガーフェンス
211 後端叩き爪検知センサ
212 中綴じステープラ
213 折りプレート
214 折りローラ対
215 排出ローラ対
216 シート検知センサ
217 針無綴じユニット
218 後端揃えストッパ
219 針有綴じユニット
220 針有綴じユニット移動ガイドレール
221 針有綴じユニット検知センサ
222 針無綴じユニット
223 針無綴じユニット移動ガイドレール
224 針無綴じユニット検知センサ
225 シート積載板
226 ジョガーフェンス
227 搬送ローラ
228 基準ストッパ
特開2004−284750号公報

Claims (7)

  1. シート若しくはシート束を二つ折りするシート折り部と、
    二つ折りされた前記シート若しくは前記シート束の前小口側を針無しで綴じる針無綴じ部と、
    を備えることを特徴とするシート処理装置。
  2. 二つ折りされた際に形成される折り目の位置で前記シート束を綴じ針で綴じる針有綴じ部を備え、
    前記シート折り部は、前記綴じ針で綴じられた位置で前記シート束を二つ折りすることを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
  3. 前記針無綴じ部は、前記シート若しくは前記シート束の前記小口側を複数ヶ所において針無しで綴じることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート処理装置。
  4. 前記針有綴じ部は、二つ折りされた際に形成される折り目の位置で前記シート束を複数ヶ所において綴じ針で綴じることを特徴とする請求項2又は3に記載のシート処理装置。
  5. 前記針無綴じ針は、前記シートの種類、前記シートのサイズ、前記シート束におけるシートの枚数、前記シート束の厚さの少なくともいずれかに応じて決定される回数だけ針無しで前記シート若しくは前記シート束を綴じることを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載のシート処理装置。
  6. 前記針無綴じ針は、前記シートの種類、前記シートのサイズ、前記シート束におけるシートの枚数、前記シート束の厚さの少なくともいずれかに応じて決定される位置において針無しで前記シート若しくは前記シート束を綴じることを特徴とする請求項1乃至5いずれか1項に記載のシート処理装置。
  7. シートに画像を形成する画像形成装置と、
    請求項1乃至6いずれか1項に記載のシート処理装置と、
    を備えることを特徴とする画像形成システム。
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