JP2016202428A - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
Description
図1に示すように、グリルユニット4(加熱調理器)は、電磁調理器3、操作部5などを備えた本体2と一体に構成され、本体2がシステムキッチン1の上面の天板1aの孔(不図示)から落とし込むことで設置されている。グリルユニット4および操作部5は、システムキッチン1の天板1aの下方の前面部から操作できるようになっている。操作部5は、主にグリルユニット4の電源の入・切やメニューの選択・設定の操作を行うものである。
図2に示すように、グリルユニット4は、加熱ベース12、ドア32、スライドバー39(スライド部材)、レールケース49(ガイド部材)、グリルパン41(調理容器)、グリルパン41を支持するホルダ33などを備えて構成されている。
なお、図2中の符号36k,36k2は排気ダクトであり、調理庫内の排気手段36を構成する。
なお、本実施形態では、ベース13と上板26aとフロントグリル82とで筺体が構成されている。また、スライドバー39およびレールケース49は、左右に設置される。
なお、触媒ヒータ37と排気モータ36bは不図示の制御部と電気的に接続されている。
下ヒータ27bは、調理庫26内の下部において、主に前後方向に延在して折り返しながら配置される。また、下ヒータ27bは、調理庫26の後板26cに固定金具16cを介して固定されている。
上ヒータ27aは、調理庫26内の上部において、主に前後方向に延在して折り返しながら配置される。また、上ヒータ27aは、調理庫26の内部で固定金具16a,16bを介して固定されている。
そして、左右のレールケース49は、固定金具48に固定される。さらにこの固定金具48はベース13に固定される。そして、ドア32を開閉する事で、レールケース49にスライド自在に支持されたスライドバー39がスライドしてドア32が開閉できる。
なお、図4(a)の斜視図の補足説明として、本実施形態のホルダ33は、例えば左右対称形状を呈してなる。
さらに、線状部51eは中央に平らな部分を有し左右の端方向に向かうにつれてなだらかに傾斜して下降したあと、線状部51a,51gの前端とつながる形状を呈している。
なお、規制棒51i,51hはいずれも、前端は線状部51eから続くなだらかな傾斜下降部分に接続されるとともに、後端は線状部51b1から続くなだらかな傾斜下降部分に接続される。さらには規制棒51i,51hはいずれも、グリルパン41の側面視で側板部の略中央付近が凹状に窪んで屈曲した形状を呈している。これによって、規制棒51i,51hが調理中に加熱されたのちグリルパン41を移動させる際、ユーザの手が規制棒51i,51hに触れにくくなる。これによってやけどを防止することができる。
そして、底板41aの中央部には、例えば略円形を呈する座押し加工がほどこされている。これはグリルパン(平皿)40aが加熱された場合でも、底板41aの素材が残留応力によって反転しないようにするためである。つまり底板41aが反転音を生じないようにするためである(詳細は図5(b)で後記)。
図4(d),(e)に示すように、グリルパン(平皿)40a、グリルパン(波皿)40bには、共通の蓋体42を装着して、グリルユニット4(図1参照)で加熱調理を行うことができる。なお、蓋体42の詳細は後記する。
まず、図5(a)のグリルパン(平皿)40aを示す平面図、(b)の、(a)のX1−X1矢視断面図を参照しながら説明する。
図5(a)および図5(b)に示すように、グリルパン(平皿)40aは、側板41bの上端41dに、外側方に曲げ形成されたフランジ41eが形成されている。なお、このフランジ41eは、図5(a)ではグリルパン(平皿)40aの全周に亘って形成されているがとくにこれには限定されない。つまり、フランジ41eは、少なくともホルダ33に担持される部分、すなわちグリルパン(平皿)40aの前後の側板41bの上端41d部分に形成されていればよい。このフランジ41eの部分に、ホルダ33の線状部51e,51b1が介装されて、グリルパン(平皿)40aをホルダ33上に支持できる。
図5(b)に示すように、この座押し加工41a1が施された底面60s2は、例えばグリルパン(平皿)40aの内側にわずかに湾曲するような張力がかかるように加工されているが、これには特に限定されない。このようにすることによって、例えばグリルパン(平皿)40aの底板41aが加熱されたとき、底板41aが熱膨張しても所定方向(この場合はグリルパン(平皿)40aの内側方向)へと膨張方向が誘導され、残留応力が生ずることを防ぐことができる。つまりグリルパン40aは、底板41aが加熱されても残留応力で反転せず、反転音が生じないようにできる。
図5(c)に示すように、グリルパン(波皿)40bは、凸条部41cと凸条部41cとの間に溝部41gが形成されている。また、底板41aの上面には、前端側の凸条部41c2(41c)の前方に凹形状の水溜め部41hが形成されている。この水溜め部41hは、水を溜めた状態で加熱されることにより、後記するヘルシーメニューにおいて過熱水蒸気を発生させることができ、また脱煙を図ることができるようになっている。
さらには、図5(b)のグリルパン(平皿)40aの底面60s2のフランジ41eからの高さ(H1+H2)と比較すると、H1<H3<H1+H2の大小関係を満たすようにされている。具体的には、例えば高さH1が約50mmの場合には、50mm<高さH3<60mm(H2≒10mm)を満たすようにして製作されている。但し、グリルパン40bの高さH3はグリルパン(波皿)40bを前後逆にグリルユニット4に装着しても皿種判別センサSs1の検知棒86(図3参照)と接触しない高さにされているものとする。
図6(a),図6(b)に示すように、グリルパン(平皿)40a、グリルパン(波皿)40bにホルダ33を装着した底面視において、ホルダ33の線状部51g,線状部51aは、グリルパン(平皿)40a、グリルパン(波皿)40bの底板41aの内側に入り込むような形状を呈してなる。このような形状とすることによって、グリルパン(平皿)40a、グリルパン(波皿)40bのフランジ41e(図5(b)、図5(d)参照)がホルダ33から脱落しても、ホルダ33の線状部51g,線状部51aに受け止められる。つまり、グリルパン(平皿)40a、グリルパン(波皿)40bがホルダ33から完全に床などに脱落しないようにすることができる。
蓋体42は、例えば鉄板などで平面視略四角状に形成された薄板をホーロー加工して形成されているが、特にこれには限定されない。
図7(a)に示すように、蓋体42は、グリルパン(平皿)40aの上部開口に嵌まり込む凹部42aを有している。
また、凸面部42cの上面は、フランジ部42bの上面と同じ高さに設定されている(図7(b)〜(c)参照)。
以上のように、グリルパン41として、蓋体42を備えることにより、調理の幅(例えば、茶碗蒸しなどの蒸し料理や、ぎょうざなど)を広げることができる。
なお、図8(a)ではドア32の記載を省略している。また、グリルパン41としてグリルパン(平皿)40aを例に図示している。しかし、グリルパン41はグリルパン(波皿)40bであってもよい。
図8(a)に示すように、ホルダ33は、ドア継手80に形成されたスリット状の溝部81に線状部51fが嵌り込み、係り合うようにされている(図8(b)も併せて参照)。
図8(b)に示すように、ドア32を全開まで開いた場合には、グリルパン41全体を加熱ベース12の前方に引き出すことができる。これにより、グリルパン41を真上に持ち上げることが容易になり(図8(b)の白抜矢印参照)、グリルパン41を取り出す際に必ずしも傾斜させなくても済む。これによって、グリルパン41の底に溜まった被加熱物から出た水分や油分が再び被加熱物に付着するのを防止するとともに、グリルパン41からこぼれ落ちるのを防止することができる。
さらには、屈曲部51a1,51g1にはレールケース49,49直上の側板26b内と接触して摺り動く部分に、チューブ状のシリコーンゴム51jを当てがうようにしてもよい。このシリコーンゴム51jは、例えばチューブに切り込みを入れて屈曲部51a1,51g1にそれぞれ嵌め込むことで装着することができる。このシリコーンゴム51jは、屈曲部51a1,51g1がレールケース49,49直上の側板26b内と接触して摺り動く際の金属音の発生を防止することができる。
図9に示すように、センサカバー71は、中央部の前後方向断面視で略矩形状を呈するようにして形成されている(図3も併せて参照)。また、センサカバー71の上面部は、前端部付近が断面視略山型の凸状に盛り上がるような形状を呈し、頂上部には円形の平面部71aを有している。
また、センサ部72の基部72bはセンサカバー71の上面後方に形成される平面部よりも若干上方に飛び出すように配置されている。このようにすることによって、グリルパン41との接触面積が平面部71aに限定され、より正確な温度計測が可能となっている。
なお、図10ではグリルパン41としてグリルパン(平皿)40aを例に図示している。しかし、グリルパン41はグリルパン(波皿)40bであってもよい。
図10(a)に示すように、ドア32が全閉する手前において、まずグリルパン41を支持するホルダ33の線状部51c(一番後方の線状部51c)がセンサカバー71の斜面71bに接触する(突き当たる)。
このとき、線状部51cの後方に位置する線状部51b1は、センサカバー71よりも高い位置を通るので、センサカバー71に接触することがない。よって、線状部51cが一番最初にセンサカバー71に突き当たることになる。
このとき、グリルパン41の移動方向(前後方向)において、グリルパン41とセンサカバー71の斜面71bとの間に線状部51cが位置しているので、グリルパン41がセンサカバー71に突き当たることはない。
なお、図11では、ドア継手80からドア32を取り外した状態である。また、グリルパン41には、蓋体42が取り付けられている。
なお、図11ではドア32の記載を省略している。また、グリルパン41としてグリルパン(平皿)40aを例に図示している。しかし、グリルパン41はグリルパン(波皿)40bであってもよい。
そして例えば、上ヒータ27aと把手43の上端部との距離H4(最短距離)は、約3mmに設定されている。
図11(b)に示すように、調理庫26の天井を構成する上板26aには、凹部26a1が形成され、この凹部26a1内に上ヒータ27aが収容されている。これにより、例えばグリルパン41の側板41bの高さを最大限高くしても、グリルパン41または蓋体42の上端が上ヒータ27aに接触するのを防止できる。ゆえに、本実施形態では、ホルダ33(保持部材)に保持されたグリルパン(平皿)40aまたはグリルパン(波皿)40bのフランジ41e(上面フランジ部)は調理庫26の上面近傍の高さに位置するようにされている。
図12(a)に示すように、加熱ベース12の後端部にはグリルパン41の皿種判別センサSs1が装着される。なお、皿種判別センサSs1とは、グリルパン(平皿)40a、またはグリルパン(波皿)40bのいずれの皿種が挿入されているかを判別するセンサである。ここで、皿種判別センサSs1は、検知棒86と、ばね87と(図3も併せて参照)、センサユニットとを含んでなる。
図13(a)に示すように、実施形態にかかわるグリルユニット4は、例えばドアセンサSs2を備えている。このドアセンサSs2は、例えばドア32が閉まった状態となったときに通電する仕組みを備えたセンサであればよい。
詳しく説明すると、例えばグリルパン(平皿)40aを用いた場合には、底面60s1が後方(すなわち引き出し方向奥側)となるように挿入しないと、グリルパン(平皿)40aの側板41bがセンサカバー71および検知棒86と当接してしまう。その場合、それ以上調理庫26の奥側には挿入できなくなり、温度センサ70によるグリルパン(平皿)40aの温度計測ができなくなってしまう。
また、グリルパン(波皿)40bを用いる場合においても、水溜め部41h(図5(c)参照)が前方(すなわち引き出し方向手前側)となるように挿入しないと、図5(d)で前記した通り底板41aのフランジ41eからの高さ関係がH1<H3となっているので、フランジ41eがホルダ33から浮き上がり、不安定な状態となってしまう。また、例えば図11の符号Pの位置に備えられたハロゲンヒータから水溜め部41hの距離が離れてしまう。さらには、調理庫26の内部に導入される空気の下流位置となってしまうので、調理庫26の内部にむらなく蒸気を行き渡らせる前に、直上に設けられた排気ダクト36k2から蒸気が排気されてしまうことになる。
図13(b)、および図13(c)に、例えばグリルパン(波皿)40bが逆向きに挿入された場合の断面図の一例を示す。
本実施形態のグリルユニット4は、後板26cの上部に、突起85が備えられる(図3も併せて参照)。この突起85は、グリルパン(波皿)40bが逆向きに挿入された際に、フランジ41eと当接する位置に設置されている。そして、これ以上引き出し方向奥側にドア32を引き込ませることができないように規制する。
なお、図13(c)における符号H6は、グリルパン(波皿)40bが逆向きに挿入された場合のフランジ41eのホルダ33の線状部51b1からの浮き上がり量を示している(この場合はH6≒H3−H1を満たす)。
図14(a)、図14(b)に示すように、図13(c)に示す突起85によってドア32が幅H7の分だけ半開きの状態となり、それ以上の調理庫26内への引き込みが規制される。この場合、ドアセンサSs2の支柱部90は、ばね92の付勢力によって回動軸91まわりに付勢される。そして、支柱部90の先端からドア32を押圧する方向に飛び出した突起部93が、ドア32に設けられた被接触板96と接触するようにされている。この状態では、端子部94は端子部95と非接触の状態であり、ドアセンサSs2が通電されない状態となる。
なお、ドア32が完全に閉じた状態では、支柱部90の突起部93がばね92の付勢力に抗してドア32の非接触板96に押圧される。そして、端子部94が回動軸91を中心に時計回りに回動され、端子部95と接触することによって、ドアセンサSs2が通電される。
図15に示すように、皿種判別センサSs1は、グリルパン(平皿)40aが挿入されたときは、正方向および逆方向に挿入された場合いずれも、検知棒86(図12(c)参照)がグリルパン(平皿)40aに押圧されるので、通電状態となる。
また、皿種判別センサSs1は、グリルパン(波皿)40bが挿入されたときは、正方向および逆方向に挿入された場合いずれも、検知棒86(図12(c)参照)がグリルパン(波皿)40bの底板41aよりも下方に位置するため押圧されず、非通電状態となる。
また、グリルパン(平皿)40aが逆方向に挿入された時は、センサカバー71または検知棒86によってドア32の調理庫26内への引き込みが規制される。また、グリルパン(波皿)40bが逆方向に挿入されたときは、突起85(図13(c)参照)によってドア32の調理庫26内への引き込みが規制される。以上によって、いずれもドア32は半開きの状態となり、ドアセンサSs2は非通電状態となる。
以上によって、例えば調理に不適切な皿種が挿入されている場合には図示しない表示部に警告を表示することができる。さらには、正しい皿種が挿入されていても逆方向に挿入されている場合には、図示しない表示部に警告を表示することができる。このようにして、ユーザにグリルパン41の状態を確認させる契機を与えることができる。
以上説明したように、本実施形態のグリルユニット4では、グリルパン41の少なくとも引き出し方向前後の側板41bの上端41dにフランジ41eを設け、フランジ41eの下部にホルダ33の線状部51e,51b1が介装される構成とした。
これによって、グリルパン41の皿種が、グリルパン(平皿)40a、またはグリルパン(波皿)40bのいずれであるかを問わず同じホルダ33を使用することができるようにされている。
また、皿種を問わず同じホルダ33を使用して、グリルパン41の側板41bの上端41dから調理庫26内の上板26a、または上ヒータ27aまでの距離を同一となるようにすることができる。
また、蓋体42付のグリルパン41を調理庫26に収納した場合、グリルパン41の側板41bは、可能な限り調理庫26の上板26aまたは上ヒータ27aの近傍の高さ位置(調理庫26に対してグリルパン41を出し入れ自在に収納できる最大高さ)まで延びる形状を呈している。
つまり、側板41bの上端から調理庫26の上板26aまでの距離が極力小さくなるようにされている。これによって、グリルパン41内に魚や脂の多い肉などを加熱したときに流れ出た水分や油分が飛び跳ねたとしても、調理庫26内の側板26b(側面)および底板26d(底面)が汚れるのを抑制することができる。よって、調理庫26内の掃除が容易になる。
また、特にグリルパン(平皿)40aを用いて調理を行う場合には、下ヒータ27bの近傍に底板41aがくるように側板41bの上下方向の高さ(長さ)を高く(長く)することによって、より大きな被加熱物を調理することができる。また、底板41aを下ヒータ27bと近接するように下げて配置することによって、下ヒータ27bの発する熱を効率よくムラなくグリルパン(平皿)40a内に伝えられる。このようにして、下ヒータ27bの高火力を活かし、グリルパン(平皿)40aの熱伝達性能を一層向上させることができる。
また前記したホルダ33を使用することによって、グリルパン(平皿)40aおよびグリルパン(波皿)40bに用いる蓋体42も同様に上ヒータ27aに近接して設けることができる。これによって、上ヒータ27aの発する熱を効率よくムラ無くグリルパン41(グリルパン(平皿)40aおよびグリルパン(波皿)40b)内に伝えることが可能となる。
また、本実施形態のグリルユニット4は、グリルパン41が逆向きに調理庫26内に挿入されるとドア32を半開き状態にさせる突起85(図13(c)参照)、センサカバー71および検知棒86と、ドアセンサSs2を備えている。
以上によって、皿種判別センサSs1、ドアセンサSs2の通電パタンを検知することによって、いかなる皿種のグリルパン41が、正方向または逆方向に挿入されているかを電子的に識別することができる。
つまり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々変更してもよい。
また、グリルパン41はホルダ33と左右方向の側面視において3点支持の場合で説明したが、特にこれには限定されない。
2 本体
4 グリルユニット(加熱調理器)
26 調理庫
26a 上板(上面)
26b 側板
26c 後板
26d 底板
26e 開口
26f フロントグリル(枠体)
27a 上ヒータ
27b 下ヒータ
32 ドア
33 ホルダ(保持部材)
40a グリルパン(平皿)
40b グリルパン(波皿)
41 グリルパン(調理容器)
41a 底板
41b 側板
41d 上端
41e フランジ(上面フランジ部)
42 蓋体
42a 凹部
43 把手
51a,51g 線状部(保持部材)
51a1,51g1 屈曲部(保持部材)
51e,51b1 線状部(保持部材)
51f,51c 線状部(保持部材)
51i,51h 規制棒(保持部材)
70 温度センサ
71 センサカバー
72 センサ部
74 センサ保持部材
80 ドア継手
81 溝部
85 突起
86 検知棒
Ss1 皿種判別センサ(センサ)
Ss2 ドアセンサ
Claims (5)
- 本体の前面に開口を有する調理庫と、
前記調理庫内の上部に設けられる上ヒータと、
前記調理庫内の下部に設けられる下ヒータと、
前記調理庫の前記開口を塞ぐドアと、
前記上ヒータおよび前記下ヒータの間に配置され被加熱物を載せるグリル調理用に使用する皿である波皿、およびオーブン調理用に使用する皿である平皿と、
前記皿を保持することが可能な保持部材と、を備え、
前記波皿と前記平皿は、上面フランジ部から前記被加熱物を載せる載置面までの深さが異なり、
前記保持部材は、前記波皿と前記平皿の上面フランジ部を保持し、
前記保持部材に保持された前記平皿または前記波皿の上面フランジ部は前記調理庫の上面近傍の高さに位置すること
を特徴とする、加熱調理器。 - 前記平皿は底板が階段状に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の加熱調理器。
- 前記加熱調理器は、前記平皿または前記波皿の底板に接触する温度センサを備えていることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の加熱調理器。
- 前記加熱調理器は、前記波皿または前記平皿のいずれの調理容器が挿入されているかを判別可能なセンサを備えていることを特徴とする、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
- 前記加熱調理器は、前記波皿または前記平皿が逆方向に挿入されている場合には、ドアが閉まらないようにされていることを特徴とする、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の加熱調理器。
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