JP2016201610A - 金属膜被着用治具および水晶素子の製造方法 - Google Patents

金属膜被着用治具および水晶素子の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】平面視して略矩形形状となっている水晶片に、より正確な位置に所定のパターンの金属膜を被着させることができる金属膜被着用治具を提供する。【解決手段】第一貫通穴111aが形成されている下板111と、第二貫通穴112aが形成され、下板111上に載置される下マスク板112と、第三貫通穴113aが形成され、水晶片121を第三貫通穴113a内に収容した際に水晶片121の四隅が下マスク板112と重なるように、下マスク板112上に載置されるスペーサー113と、第四貫通穴114aが形成され、第三貫通穴113a内に水晶片121を収容した際に水晶片121の四隅が重なるように、スペーサー113上に載置される上マスク114板と、第五貫通穴115aが形成され、上マスク板114上に載置され、下板111とで下マスク板112とスペーサー113と上マスク板114とを保持する上板115と、から構成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、平面視して略矩形形状となっている水晶片に所定のパターンの金属膜を被着させるときに用いる金属膜被着用治具およびこの金属膜被着用治具を用いた水晶素子の製造方法に関する。
水晶素子は、水晶片に所定のパターンの金属膜が形成されることで製造される。このように水晶片に所定のパターンの金属膜を形成する方法として、例えば、金属膜被着用治具を用いて、水晶片に所定のパターンの金属膜を被着させる方法がある。金属膜被着用治具は、下板、下マスク板、スペーサー、上マスク板および上板から構成されている。下板には、水晶片の主面より大きい第一貫通穴が形成されている。下マスク板は、第二貫通穴が形成されており、第一貫通穴と第二貫通穴とが重なるように下板の上面に載置される。スペーサーは、第三貫通穴が形成されており、第二貫通穴と第三貫通穴とが重なるように下マスク板の上面に載置される。また、金属膜被着用治具を用いて水晶素子を製造する場合には、第三貫通穴には、平面視して略矩形形状の水晶片が収容される。上マスク板は、第四貫通穴が形成されており、この第四貫通穴が水晶片と重なるようにスペーサーの上面に載置される。上板は、第五貫通穴が形成されており、この第五貫通穴が第四貫通穴と重なるように上マスク板の上面に載置される。
また、金属膜被着用治具は、上板と下板とで、下マスク板、スペーサーおよび上マスク板を挟んだ状態で保持することができる構造、例えば、ネジにより保持する構造となっている。従って、第三貫通穴内に水晶片を収容した状態で上板と下板とで下マスク板、スペーサーおよび上マスク板を保持することで、上マスク板と下マスク板とで水晶片を挟み保持することができる構造となっている。また、金属膜被着用治具は、第三貫通穴内に水晶片を収容し、上板と下板とで、下マスク板、スペーサーおよび上マスク板を挟んだ状態で保持したとき、水晶片の下面の一方の短辺の両端部が下マスクと重なっておらず、露出した状態となっており、水晶片の上面の一方の短辺の両端部が上マスクと重なっておらず、露出した状態となっている。従って、金属膜被着用治具は、第三貫通穴内に水晶片を収容し、上板と下板とで、下マスク板、スペーサーおよび上マスク板を挟んだ状態で保持したとき、水晶片の四隅のうち二隅が下マスク板および上マスク板と重なっていない状態となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−51329号公報
従来の金属膜被着用治具は、金属膜被着用治具のスペーサーに形成されている第三貫通穴に、平面視して略矩形形状の水晶片を収容した際に、水晶片の一方の短辺の両端部が、下マスク板および上マスク板と重ならない構成となっている。従って、従来の金属膜被着用治具では、水晶片を収容した際に、水晶片の四隅のうち二隅が下マスク板と上マスク板とで挟まれていない構成となり、従来の金属膜被着用治具を用いて金属膜を被着させる際に、水晶片が第三貫通穴内で移動してしまい、水晶片の所定の位置に所定のパターンの金属膜を被着させることができなくなる虞がある。
また、従来の水晶素子の製造方法は、前述している従来の金属膜被着用治具を用いているので、水晶片の所定の位置に対してずれた状態で所定のパターンの金属膜が被着され、所定の位置とは異なる位置で振動することとなり振動漏れが大きくなり、この結果、水晶素子の等価直列抵抗値が大きくなってしまうものが発生し、水晶素子の等価直列抵抗値が大きくなることによる性能ばらつきが発生し生産性が低下する虞がある。
本発明では、平面視して略矩形形状となっている水晶片に、より正確な位置に所定のパターンの金属膜を被着させることができる金属膜被着用治具、および、この金属膜被着用治具を用いることで性能ばらつきを抑え生産性を向上させた水晶素子の製造方法を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するために、本発明に係る金属膜被着用治具は、第一貫通穴が形成されている下板と、第二貫通穴が形成されており、第一貫通穴と重なるように下板の上面に載置される下マスク板と、平面視して略矩形形状の水晶片を収容することができる第三貫通穴が形成されており、第二貫通穴と第三貫通穴とが重なりつつ、水晶片を第三貫通穴内に収容した際に水晶片の四隅が下マスク板と重なるように、下マスク板の上面に載置されるスペーサーと、第四貫通穴が形成されており、第三貫通穴と第四貫通穴とが重なりつつ、第三貫通穴内に水晶片を収容した際に水晶片の四隅が重なるように、スペーサーの上面に載置される上マスク板と、第五貫通穴が形成されており、上マスク板の上面に載置され、下板とで下マスク板とスペーサーと上マスク板とを挟んだ状態で保持する上板と、から構成されていることを特徴とする。
前述した課題を解決するために、本発明に係る水晶素子の製造方法は、金属膜被着用治具を準備する金属膜被着用治具準備工程と、平面視して略矩形形状となっている水晶片を準備し、金属膜被着用治具の前記スペーサーに形成されている第三貫通穴に水晶片を収容し、上板と下板とで、下マスク板とスペーサーと上マスク板とを挟んだ状態で、第三貫通穴内に収容されている水晶片を保持する水晶片収容工程と、水晶片が収容されている金属膜被着用治具を用いて、水晶片に所定のパターンの金属膜を被着させる金属膜被着工程と、金属膜被着用治具から、金属膜が被着されている水晶片を取り出す水晶片取り出し工程と、を備えていることを特徴とする。
本発明に係る金属膜被着用治具では、金属膜被着用治具のスペーサーに形成されている第三貫通穴に、平面視して略矩形形状の水晶片を収容した際に、水晶片の下面の四隅が下マスク板と重なっており、水晶片の上面の四隅が上マスク板と重なった状態となっている。従って、本発明に係る金属膜被着用治具では、水晶片の四隅が下マスク板と上マスク板とで挟まった状態で、第三貫通穴内に収容されている水晶片を保持することが可能となっている。このため、本発明に係る金属膜被着用治具は、従来の金属膜被着用治具では水晶片の二隅のみが下マスク板と上マスク板とで挟まった状態であったのに対して、本発明に係る金属膜被着用治具では水晶片の四隅を下マスク板と上マスク板とで挟まった状態となるので、本発明に係る金属膜被着用治具を用いて金属膜を被着させる際に、従来の金属膜被着用治具の場合と比較して、水晶片が第三貫通穴内で移動を低減させることができ、水晶片の所定の位置に対してより正確に所定のパターンの金属膜を被着させることが可能となる。
本発明に係る水晶素子の製造方法は、本発明に係る金属膜被着用治具を用いて水晶片に所定のパターンを被着させているので、従来と比較して、水晶片の所定の位置に対して、より正確に所定のパターンの金属膜を被着させることができる。従って、本発明に係る水晶素子の製造方法は、水晶片の所定の位置に対してずれた位置に所定のパターンの金属膜が被着され水晶素子の等価直列抵抗値が大きくなることによる性能ばらつきを抑え、生産性を向上させることができる。
図1は、本発明に係る金属膜被着用治具の分解斜視図を示している。 (a)は、本発明に係る金属膜被着用治具を上面から視た平面図であり、(b)は、本発明に係る金属膜被着用治具を上面から透視した下面の平面図であり、(c)は、図2(a)のA−A断面における断面図である。 本発明に係る水晶素子の製造方法を示したフローチャート図である。 本発明に係る水晶素子の製造方法の水晶片収容工程の概念を示した概念図である。 本発明に係る水晶素子の製造方法で製造された水晶素子の斜視図である。
(金属膜被着用治具)
本発明に係る金属膜被着用治具は、スパッタリング技術または蒸着技術を用いて、所定の状態で保持している水晶片へ所定のパターンの金属膜を被着させるためのものである。本発明に係る金属膜被着用治具110は、図1および図2に示したように、下板111、下マスク板112、スペーサー113、上マスク板114、および上板115から構成されている。本発明に係る金属膜被着用治具110は、下板111、下マスク板112、スペーサー113、上マスク板114および上板115の順で重ねられており、下板111および上板115で、下マスク112、スペーサー113および上マスク板114を挟んだ状態で保持することができる構造となっている。
下板111は、上板115とで、下マスク板112、スペーサー113および上マスク板114を保持するためのものである。下板111は、平板状となっており、その上下方向の厚みが下マスク板112やスペーサー113や上マスク板114と比較して十分に厚い厚み、例えば、0.6mm〜1.5mmとなっている。下板111には、耐食性に優れた金属、例えば、鉄を主成分としたクロムが含有されている金属(ステンレス鋼)が用いられる。下板111は、第一貫通穴111a、第一ネジ穴111bおよび位置だし用ピン111cが形成されている。
第一貫通穴111aは、下板111の上面から下面にかけて貫通している。第一貫通穴111aは、下板111に複数設けられている。第一貫通穴111aは、例えば、その開口部が矩形形状となっている。
第一ネジ穴111bは、ネジを用いることで、下板111と上板115とで、下マスク板112、スペーサー113および上マスク板114を挟んだ状態で保持するためのものである。第一ネジ穴111bは、下板111の上面から下面にかけて貫通しており、その内周面にねじ切り加工がされている。なお、本実施形態では、下板111と上板115とで、下マスク板112、スペーサー113および上マスク板114を挟んだ状態で保持する方法として、下板111に第一ネジ穴111bを形成しネジを用いた場合で説明しているが、例えば、下板111に磁石を収容する部分を設け、磁力を利用し、下板111と上板115とで下マスク板112、スペーサー113および上マスク板114を挟んだ状態で保持してもよい、
位置だし用ピン111cは、下板111の上面の所定の位置に、下マスク板112、スペーサー113、上マスク板114および上板115を載置するためのものである。位置だし用ピン111cは、下板111の下面から上面に向かう方向に凸となるように、下板111の上面に形成されている。なお、本実施形態では、位置だし用ピン111cを下板111に設け、下板111の所定の位置に、下マスク板112、スペーサー113、上マスク板114および上板115を載置できるようにしているが、例えば、下板111に位置だし用の貫通穴を形成し、下板111の所定の位置に下マスク板112、スペーサー113、上マスク板114および上板115を載置させてよい。
下マスク板112は、本発明に係る金属膜被着用治具110に収容した水晶片121に、所定のパターンの金属膜122(図5参照)を被着させるためのものである。下マスク板112は、平板状となっており、その上下方向の厚みが下板111または上板115と比較して十分に薄い厚み、例えば、0.05mm〜0.20mmとなっている。下マスク板112には、耐食性に優れた金属、例えば、鉄を主成分としたクロムが含有されている金属(ステンレス鋼)が用いられる。下マスク板112は、下板111の上面の所定の位置に載置される。下マスク板112は、第二貫通穴112a、第二ネジ穴112bおよび第一位置用穴112cが形成されている。
第二貫通穴112aは、下マスク板112の上面から下面にかけて貫通している。第二貫通穴112aは、下マスク板112に複数設けられている。第二貫通穴112aは、水晶片121の下面に所定のパターンを被着させるためのものであり、水晶片121の下面に被着される所定のパターンとほぼ同じ形状となっている。
第二ネジ穴112bは、下マスク板112の上面から下面にかけて貫通している貫通穴である。第二ネジ穴112bの開口部の大きさは、ネジを用いて下板111と上板115とを保持する場合のネジを通すことができる大きさとなっている。なお、ネジを用いて下板111と上板115とを保持しない場合には、この第二ネジ穴112bは、不要となる。
第一位置用穴112cは、下板111の上面の所定の位置に、下マスク板112を載置するためのものである。第一位置用穴112cは、下マスク板112の上面から下面にかけて貫通しており、下板111の上面に凸状に形成されている位置出し用ピン111cと対応する位置に形成されている。従って、第一位置用穴112cに位置出し用ピン111cを挿入することで、下板111の所定の位置に、下マスク板112を載置することが可能となる。
スペーサー113は、本発明に係る金属膜被着用治具110に水晶片121を収容するためのものである。スペーサー113は、平板状となっており、その上下方向の厚みが水晶片121の上下方向の厚みとほぼ同じ、または、数μm小さい厚みとなっている。スペーサー113には、耐食性に優れた金属、例えば、鉄を主成分としたクロムが含有されている金属(ステンレス鋼)が用いられる。スペーサー113は、下マスク板112の上面の所定の位置に載置される。スペーサー113は、第三貫通穴113a、第三ネジ穴113bおよび第二位置用穴113cが形成されている。
第三貫通穴113aは、スペーサー113の上面から下面にかけて貫通している。第三貫通穴113aは、スペーサー113に複数設けられている。第三貫通穴113aは、水晶片121が収容されるためのものであり、水晶片121の主面とほぼ同じ形状となっている。
第三ネジ穴113bは、下マスク板112の上面から下面にかけて貫通している貫通穴である。第三ネジ穴113bの開口部の大きさは、ネジを用いて下板111と上板115とを保持する場合のネジを通すことができる大きさとなっている。なお、ネジを用いて下板111と上板115とを保持しない場合には、この第三ネジ穴113bは、不要となる。
第二位置用穴113cは、下マスク板112の上面の所定の位置に、スペーサー113を載置するためのものである。第二位置用穴113cは、スペーサー113の上面から下面にかけて貫通しており、下板111の上面に凸状に形成されている位置出し用ピン111cと対応する位置に、形成されている。従って、第二位置用穴113cに、下板111の上面に載置されている下マスク板112の第一位置用穴112cから突出している位置出し用ピン111cを挿入することで、下マスク板112の上面の所定の位置に、スペーサー113を載置することが可能となる。
上マスク板114は、本発明に係る金属膜被着用治具110に収容した水晶片121に、所定のパターンの金属膜122(図5参照)を被着させるためのものである。上マスク板114は、平板状となっており、その上下方向の厚みが下板111または上板115と比較して十分に薄い厚み、例えば、0,05mm〜0.20mmとなっている。上マスク板114には、耐食性に優れた金属、例えば、鉄を主成分としたクロムが含有されている金属(ステンレス鋼)が用いられる。上マスク板114は、スペーサー113の上面の所定の位置に載置される。上マスク板114は、第四貫通穴114a、第三ネジ穴114b、第三位置用穴114cが形成されている。
第四貫通穴114aは、上マスク板114の上面から下面にかけて貫通している。第四貫通穴114aは、上マスク板114に複数設けられている。第四貫通穴114aは、水晶片121の上面に所定のパターンを被着させるためのものであり、水晶片121の上面に被着される所定のパターンとほぼ同じ形状となっている。
第四ネジ穴114bは、上マスク板114の上面から下面にかけて貫通している貫通穴である。第四ネジ穴114bの開口部の大きさは、ネジを用いて下板111と上板115とを保持する場合のネジを通すことができる大きさとなっている。なお、ネジを用いて下板111と上板115とを保持しない場合には、この第四ネジ穴114bは、不要となる。
第三位置用穴114cは、スペーサー113の上面の所定の位置に、上マスク板114を載置するためのものである。第三位置用穴114cは、上マスク板114の上面から下面にかけて貫通しており、下板111の上面に凸状に形成されている位置出し用ピン111cと対応する位置に、形成されている。従って、第三位置用穴114cに、下板111の上面に下マスク板112、スペーサー113を載置してある場合、スペーサー113の第二位置用穴113cから突出している位置出し用ピン111cを挿入することで、スペーサー113の上面の所定の位置に、上マスク板114を載置することが可能となる。
上板115は、下マスク111とで、下マスク板112、スペーサー113および上マスク板114を挟んだ状態で保持するためのものである。上板115は、平板状となっており、その上下方向の厚みが下マスク板112、スペーサー113または上マスク板114と比較して十分厚い厚み、例えば、0.6mm〜1.5mmとなっている。上板115には、耐食性に優れた金属、例えば、鉄を主成分としたクロムが含有されている金属(ステンレス鋼)が用いられる。上板115は、第五貫通穴115a、第五ネジ穴115bおよび第四位置用穴115cが形成されている。
第五貫通穴115aは、上板115の上面から下面にかけて貫通している。第五貫通穴115aは、上板115に複数形成されている。第五貫通穴115aは、その開口部が、略矩形形状となっている。
第五ネジ穴115bは、上板115の上面から下面にかけて貫通している貫通穴である。第五ネジ穴115bの開口部の大きさは、ネジを用いて下板111と上板115とを保持する場合のネジを通すことができる大きさとなっている。なお、ネジを用いて下板111と上板115とを保持しない場合には、この第五ネジ穴115cは、不要となる。
第四位置用穴115cは、上マスク板114の上面の所定の位置に、上板115を載置するためのものである。第四位置用穴115cは、上板115の上面から下面にかけて貫通しており、下板111の上面に凸状に形成されている位置出し用ピン111cと対応する位置に、形成されている。従って、第四位置用穴114cに、下板111の上面に、下マスク板112、スペーサー113、上マスク板114の順に載置してある場合、上マスク板114の第三位置用穴114cから突出している位置出し用ピン111を挿入することで、上マスク板114の所定の位置に、上板115を載置することが可能となる。
本発明に係る金属膜被着用治具110では、図2(a)に示したように、スペーサー113に形成されている第三貫通穴113a内に水晶片121を収容した状態で、上板115側から平面視すると、水晶片121の上面の四隅は上マスク板114に形成されている第四貫通穴114aと重なっておらず、上マスク板114と重なり、水晶片121の表面が露出していない状態となっている。また、図2(b)に示したように、スペーサー113に形成されている第三貫通穴113a内に水晶片121を収容した状態で、下板111の下面側から平面視すると、水晶片121の下面の四隅は、下マスク板112に形成されている第二貫通穴112aと重なっておらず、下マスク112および下板111と重なり、水晶片121の表面が露出していない状態となっている。
従って、本発明に係る金属膜被着用治具110では、スペーサー113に形成されている第三貫通穴113aに、平面視して略矩形形状の水晶片121を収容した際に、水晶片121が、水晶片121の四隅が下マスク112と上マスク114とで挟まった状態で、収容されることとなる。このため、従来の金属膜被着用治具では水晶片121の二隅のみが下マスク板と上マスク板とで挟まっていたのに対して、本発明に係る金属膜被着用治具110では水晶片121の四隅を下マスク板112と上マスク板114とで挟んだ状態で保持することが可能となり、本発明に係る金属膜被着用治具110を用いて金属膜を被着させる際に、従来の金属膜被着用治具を用いる場合と比較して、水晶片121が第三貫通穴113a内で移動することを低減させることができ、水晶片121の所定の位置に対してより正確に所定のパターンの金属膜を被着させることができる。
また、本発明に係る金属膜被着用治具110は、図2(a)に示したように、スペーサー113に形成されている第三貫通穴113a内に水晶片121を収容した状態で、上板115側から平面視すると、水晶片121の一部が第五貫通穴115aと重なっておらず、上板115と重なった状態となっている。また、本発明に係る金属膜被着用治具110は、図2(b)に示したように、スペーサー113に形成されている第三貫通穴113a内に水晶片121を収容した状態で、下板111の下面側から平面視すると、水晶片121の下面の一部が第一貫通穴111aと重なっておらず、下板111と重なった状態となっている。
従って、本発明に係る金属膜被着用治具110では、スペーサー113に形成されている第三貫通穴113aに、平面視して略矩形形状の水晶片121を収容した際に、上マスク板114と下マスク板112とで挟まれている水晶片121が、上マスク板114および下マスク板112を介して下板111と上板115とで直接挟まった状態で、収容されることとなる。従って、本発明に係る金属膜被着用治具110では、スペーサー113に形成されている第三貫通穴113aに、平面視して略矩形形状の水晶片121を収容した際に、水晶片121の一部を下板111と上板115とで挟み水晶片121を保持することが可能となる。このため、本発明に係る金属膜被着用治具110を用いて金属膜を被着させる際に、水晶片121が第三貫通穴113a内で移動することを、さらに低減させることができ、水晶片121の所定の位置に対してより正確な位置に所定のパターンの金属膜を被着させることができる。
また、本発明に係る金属膜被着用治具110は、図2(a)に示したように、スペーサー113に形成されている第三貫通穴113a内に水晶片121を収容した状態で、上板115側から平面視すると、水晶片121の上面の短辺に沿った縁部が第五貫通穴115aと重なっておらず、上板115と重なった状態となっている。また、本発明に係る金属膜被着用治具110は、図2(b)に示したように、スペーサー113に形成されている第三貫通穴113a内に水晶片121を収容した状態で、下板111の下面側から平面視すると、水晶片121の下面の短辺に沿った縁部が第一貫通穴111aと重なっておらず、下板111と重なった状態となっている。
従って、本発明に係る金属膜被着用治具110では、スペーサー113に形成されている第三貫通穴113aに、平面視して略矩形形状の水晶片121を収容した際に、上マスク板114と下マスク板112とで挟まれている水晶片121が、上マスク板114および下マスク板112を介して下板111と上板115とで直接挟まった状態で、収容されることとなる。従って、本発明に係る金属膜被着用治具110では、スペーサー113に形成されている第三貫通穴113aに、平面視して略矩形形状の水晶片121を収容した際に、水晶片121の短辺に沿った縁部を下板111と上板115とで挟み水晶片121を保持することが可能となる。このため、本発明に係る金属膜被着用治具110を用いて金属膜を比較させる際に、水晶片121が第三貫通穴113a内で移動することを、さらに低減させることができ、水晶片121の所定の位置に対してより正確な位置に所定のパターンの金属膜を被着させることができる。
(水晶素子の製造方法)
本発明に係る水晶素子の製造方法で製造される水晶素子120は、水晶片121と水晶片121の表面に設けられる金属パターン122から構成されている。水晶片121は、平面視して、略矩形形状となっており、例えば、直方体形状となっている。なお、ここで、水晶片121が直方体形状となっている場合について説明しているが、平面視して略矩形形状となっていれば、例えば、水晶片121の中心部の上下方向の厚みが厚いメサ型の水晶片であってもよいし、水晶片121の中心部の状方向の厚みが薄い逆メサ型の水晶片であってもよい。
金属パターン122は、例えば、一対の励振電極123と一対の引出部124からなる。励振電極123は、一対となっており、一方の励振電極123aが水晶片121の上面に形成されており、他方の励振電極(図示せず)が水晶片121の下面に形成されている。引出部124は、一対となっている。一方の引出部124aは、一端が水晶片121の上面に設けられている励振電極123aに接続され、他端が水晶片121の下面の縁部にまで延設されるように、水晶片121の上面、側面および下面に設けられている。他方の引出部124bは、一端が水晶片121の下面に設けられている励振電極に接続され、他端が水晶片121の上面の縁部にまで延設されるように、水晶片121の下面、側面および上面に設けられている。
本発明に係る水晶素子の製造方法は、図3〜図5に示したように、金属膜被着用治具準備工程と、水晶片収容工程と、金属膜被着工程と、水晶片取り出し工程と、から構成されている。
金属膜被着用治具準備工程は、本発明に係る金属膜被着用治具110を準備する工程である。下板111に形成される第一貫通穴111aは、例えば、平面視して略矩形形状となっている。下マスク板112に形成される第二貫通穴112aは、水晶片121の下面に設けられる金属パターン122、具体的には、水晶片121の下面に設けられる励振電極123および一対の配線部124とほぼ同じ形状となっている。ここで、水晶片121の側面部分に金属パターン122の一部を被着させるために、第二貫通穴112aは水晶片121の下面に設けられる金属パターン122と全く同じ形状とはなっていない。また、第二貫通穴112aの開口部は、下板111の第一貫通穴111aより小さくなっており、第一貫通穴112aと重なっており、下板111と重なっていない。
スペーサー113に形成される第三貫通穴113aは、平面視して略矩形形状の水晶片121を収容することができる大きさとなっている。上マスク板114に形成される第四貫通穴114aは、水晶片121の上面に設けられる金属パターン122、具体的には、水晶片121の上面に設けられる励振電極123aおよび一対の配線部124とほぼ同じ形状となっている。ここで、水晶片121の側面部分に金属パターン122の一部を被着させるために、第四貫通穴114aは水晶片121の上面に設けられる金属パターン122と全く同じ形状とはなっていない。上板115に形成されている第五貫通穴115aは、例えば、略矩形形状となっている。また、第五貫通穴115aは、第四貫通穴114aと重なっており、第四貫通穴114aと上板115とが重ならないように形成されている。
水晶片収容工程は、平面視して略矩形形状となっている水晶片121を準備し、本発明に係る金属膜被着用治具110のスペーサー113に形成されている第三貫通穴113aに、水晶片121を収容し、上板115と下板111とで、下マスク板112とスペーサー113と上マスク板114とを挟んだ状態で、第三貫通穴113a内に収容されている水晶片121を保持する工程である。水晶片収容工程後の金属膜被着用治具の上面を平面視すると、第五貫通穴115a内に第四貫通穴114aが位置しており、水晶片121の上面の一部が露出した状態となっている。このとき、水晶片121の上面の四隅および水晶片121の上面の短辺に沿った縁部は、露出していない状態となっている。また、水晶片収容工程後の金属膜被着用治具110の下面を平面視すると、第一貫通穴111a内に第二貫通穴112bが位置しており、水晶片121の下面の一部が露出した状態となっている。このとき、水晶片121の下面の四隅および水晶片121の下面の短辺に沿った縁部は、露出していない状態となっている。
金属膜被着工程は、水晶片121が収容されている金属膜被着用治具110を用いて、水晶片121に所定のパターンの金属膜122を被着させる工程である。金属膜被着工程では、金属膜被着用治具110に収容されている水晶片121の露出している面に、金属膜122が被着される。
水晶片取り出し工程は、金属膜被着工程後の金属膜被着用治具110から、金属膜122が被着されている水晶片121を取り出し工程である。水晶片取り出し工程では、上板115および上マスク板114をはずし、第三貫通穴113a内に収容されている水晶片121を、例えば、吸着ノズル等を用いて吸着し取り出す。
本発明に係る水晶素子の製造方法は、本発明に係る金属膜被着用治具を110用いて水晶片121に所定のパターンの金属膜122を被着させているので、従来と比較して、水晶片121の所定の位置に対してより正確に所定のパターンの金属膜122を被着させることができる。従って、本発明に係る水晶素子の製造方法は、水晶片121の所定の位置に対してずれた位置に所定のパターンの金属膜122が被着され水晶素子120の等価直列抵抗値が大きくなることによる性能ばらつきを抑え、生産性を向上させることができる。
110・・・金属膜被着用治具
111・・・下板
111a・・・第一貫通穴
112・・・下マスク板
112a・・・第二貫通穴
113・・・スペーサー
113a・・・第三貫通穴
114・・・上マスク板
114a・・・第四貫通穴
115・・・上板
115a・・・第五貫通穴
120・・・水晶素子
121・・・水晶片
122・・・金属膜

Claims (4)

  1. 第一貫通穴が形成されている下板と、
    第二貫通穴が形成されており、前記第一貫通穴と重なるように前記下板の上面に載置される下マスク板と、平面視して略矩形形状の水晶片を収容することができる第三貫通穴が形成されており、前記第二貫通穴と前記第三貫通穴とが重なりつつ、前記水晶片を前記第三貫通穴内に収容した際に前記水晶片の四隅が前記下マスク板と重なるように、前記下マスク板の上面に載置されるスペーサーと、
    第四貫通穴が形成されており、前記第三貫通穴と前記第四貫通穴とが重なりつつ、前記第三貫通穴内に前記水晶片を収容した際に前記水晶片の四隅が重なるように、前記スペーサーの上面に載置される上マスク板と、
    第五貫通穴が形成されており、前記上マスク板の上面に載置され、前記下板とで前記下マスク板と前記スペーサーと前記上マスク板とを挟んだ状態で保持する上板と、
    から構成されていることを特徴とする金属膜被着用治具。
  2. 請求項1に記載の金属膜被着用治具であって、
    前記第三貫通穴に前記水晶片を収容した際、
    前記水晶片の下面の一部が前記下板と重なっており、
    前記水晶片の上面の一部が前記上板と重なっており、
    前記水晶片の一部が前記上板と前記下板とで挟まれている
    ことを特徴とする金属膜被着用治具。
  3. 請求項2に記載の金属膜被着用治具であって、
    前記第三貫通穴に前記水晶片を収容した際、
    前記水晶片の下面の短辺に沿った縁部が前記下板と重なっており、
    前記水晶片の上面の短辺に沿った縁部が前記上板と重なっており、
    前記水晶片の短辺に沿った縁部が前記上板と前記下板とで挟まれている
    ことを特徴とする金属膜被着用治具。
  4. 請求項1乃至請求項3に記載の金属膜被着用治具を準備する金属膜被着用治具準備工程と、
    平面視して略矩形形状となっている水晶片を準備し、前記金属膜被着用治具の前記スペーサーに形成されている前記第三貫通穴に前記水晶片を収容し、前記上板と前記下板とで、前記下マスク板と前記スペーサーと前記上マスク板とを挟んだ状態で、前記第三貫通穴内に収容されている前記水晶片を保持する水晶片収容工程と、
    前記水晶片が収容されている前記金属膜被着用治具を用いて、前記水晶片に所定のパターンの金属膜を被着させる金属膜被着工程と、
    前記金属膜被着用治具から、前記金属膜が被着されている前記水晶片を取り出す水晶片取り出し工程と、
    を備えていることを特徴とする水晶素子の製造方法。
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