JP2016200573A - 罫書き器 - Google Patents
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Abstract
Description
A−1.罫書き器の構成:
図1は、第1実施形態における罫書き器100と人工骨110とを示す概略図である。図2は、罫書き器100の分解斜視図である。図1および図2には、罫書かれる対象としての人工骨110と、人工骨110に罫書き線を引くための罫書き器100と、が示されている。図1(A)には、罫書き器100と人工骨110との正面図が示され、図1(B)には、罫書き器100を紙面下側から見た側面図が示されている。図1(A)および図2に示すように、罫書き器100は、第1ブロック10と、第2ブロック20と、第3ブロック30と、角度ブロック50と、罫書き定規60と、を備えている。
以降では、人の骨に用いられる加工後の人工骨である加工後人工骨115を作製するために加工前の人工骨110へと罫書き線を引く方法の一例について説明する。図6は、人の関節付近の関節部200の状態を示す概略図である。図6に示すように、関節部200は、第1の骨201と、第2の骨202と、第3の骨203とによって構成されている。本実施形態では、第3の骨203には、手術によって切り取られた楔状の欠け部203aが形成されている。欠け部203aは、長さD1を一辺とし、D1に対向する頂点の角度が角度θ1である三角形に似た形状である。
図8は、第2実施形態の第1ブロック10Aと角度ブロック50Aとの斜視図である。第2実施形態の罫書き器100Aでは、第1実施形態と比較して、第1ブロック10Aの形状と角度ブロック50Aの形状とが異なり、他の構成および形状については第1実施形態の罫書き器100と同じである。第2実施形態の角度ブロック50Aは、第1実施形態の基盤部52の代わりに、第1凸部58と、第2凸部59と、を備えている。第1凸部58は、角度ブロック50AのX軸負方向側に、Y軸負方向側に突出するように形成された平板部である。第1凸部58は、角度目盛り51aAの90度側の端部、かつ、Z軸負方向側に形成されている。第2凸部59は、角度ブロック50AのY軸負方向側に、X軸負方向側に突出するように形成された平板部である。第2凸部59は、角度目盛り51aAの0度側の端部、かつ、Z軸負方向側に形成されている。第1凸部58と第2凸部59とは、角度ブロック50Aに対して、形成されている位置は異なるものの、同じ形状である。
図9は、人工骨110に罫書き線を引く罫書き方法の一例を示す説明図である。第3実施形態では、角度ブロック50の角度目盛り51aを用いないで、人工骨110に対する罫書き線を規定する。第3実施形態では、第1ブロック10の第1目盛り11aのゼロ点を基準として、第2ブロック20の第2目盛り20aと、第3ブロック30の第3目盛り30aと、を用いて、人工骨110に対して罫書き線を規定する。図9に示すように、第3実施形態では、ゼロ点を基準として、Y軸方向に長さD2離れた位置に人工骨110のY軸正方向の端部を配置する。そして、第2目盛り20aを用いて、ゼロ点からX軸正方向に長さD3離れた位置を、第3ブロック30の基準位置として設定する。その後、第3目盛り30aを用いて、設定された基準位置からY軸正方向に長さD3離れた位置を設定する。これにより、第1目盛り11aにおける長さD2と、第2目盛り20aにおける長さD3と、第3目盛り30aにおける長さD4と、を満たす罫書き線を人工骨110に規定できる。
図10は、第4実施形態における罫書き器100Bと人工骨110とを示す概略図である。第4実施形態の罫書き器100Bでは、第1実施形態の罫書き器100と比較して、下記(1)ないし(3)について主に異なる。
(1)第1ブロック10Bと角度ブロック50Bとが一体で形成されていること
(2)罫書き定規60Bが角度ブロック50Bに対して摺動可能に係合していること
(3)第1ブロック10Bにおける第1目盛り部11Bの表面11Bcの一部に位置決めブロック70が配置されていること
また、その他の相違点として、第2ブロック20Bおよび第3ブロック30Bの形状、第1ブロック10Bの第1目盛り11Ba、第2ブロック20Bの第2目盛り20Ba、第3ブロック30Bの第3目盛り30Ba、および、角度ブロック50Bの角度目盛り51Baなどが異なる。これらは種々変形可能な構成であるため、第4実施形態では、これらの構成についての説明を省略し、上記(1)ないし(3)の構成について説明する。
なお、この発明は上記実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば、次のような変形も可能である。
上記実施形態では、罫書き器100は、第1ブロック10と、第2ブロック20と、第3ブロック30と、角度ブロック50と、罫書き定規60と、を備えたが、必ずしもこれら全ての構成を備えていなくてもよい。罫書き器100は、最低限の構成として、第1目盛り11aを有する第1ブロック10と、角度目盛り51aを有する角度ブロック50と、を備えていればよい。また、第1目盛り11aや角度目盛り51aなどの各目盛りの単位や目盛りの上限および下限については、種々変形可能である。また、上記実施形態では、第1ブロック10の第1目盛り部11や第2ブロック20などは、直方体状の形状であったが、直方体以外の形状であってもよい。
上記第4実施形態では、第1ブロック10Bの第1目盛り11Baのゼロ点を規定するための頂点70aを有する位置決めブロック70について、具体例を挙げて説明したが、位置決めブロック70については、種々変形可能である。例えば、位置決めブロック70は、XY平面において三角形以外の多角形としての面積を有する形状であってもよいし、第1目盛り11Baのゼロ点を規定するための矢印のような形状であってもよい。また、位置決めブロック70は、Z軸方向に沿った柱状の形状であったが、それ以外の形状として、例えば、Z軸方向に沿って勾配を有する形状であってもよい。また、位置決めブロック70は、第1目盛り11Baのゼロ点を規定したが、それ以外の点を規定してもよい。
10…第1ブロック
10c…第1ブロックの側面
11…第1目盛り部
11a…第1目盛り
11b…第1係合部
11c…第1目盛り部の表面
11c1…ZX側面
11d…第1目盛り部の係合側面
12…土台部
12a…土台角度目盛り
12b…土台部
12c2…円弧側面
12c3…YZ側面
18…第1凹部
19…第2凹部
20…第2ブロック
20a…第2目盛り
20b…第2係合部
20b1…平板部
20b2…軸部
20c…第3係合部
30…第3ブロック
30a…第3目盛り
30c…第4係合部
50…角度ブロック
51…角度目盛り部
51a…角度目盛り
51b…側面
51b1…ZX側面
51b2…円弧側面
51b3…YZ側面
51c…角度目盛り部の表面
52…基盤部
52a…基盤部の表面
55…円弧溝
55a…上側溝部
55b…下側溝部
57…側面凹部
58…第1凸部
59…第2凸部
60…罫書き定規
61…貫通孔
65…直線規定部
66…側壁部
67…係合凸部
70a…頂点
80…係合ピン
81…ナット止め部
82…軸部
82a…おねじ部
83…下端止め部
90…蝶ナット
91…保持部
92…めねじ部
100…罫書き器
110…人工骨
115…加工後人工骨
200…関節部
201…第1の骨
202…第2の骨
203…第3の骨
203a…欠け部
OL…軸
X1…断面
Claims (12)
- 医療用として用いられる罫書き器であって、
罫書かれる対象における基準点からの長さ寸法を測定する第1目盛りを有する第1部材と、
前記対象における前記基準点を中心とする角度を測定する第1角度目盛りを有する角度部材と、を備え、
前記対象に対して、前記基準点と測定された前記第1角度目盛りの位置とを結ぶ直線を規定する罫書き器。 - 請求項1に記載の罫書き器であって、さらに、
前記第1部材に対して、前記第1目盛りが測定可能な長さ方向である第1方向に摺動可能な第2部材を備える罫書き器。 - 請求項2に記載の罫書き器であって、
前記第2部材は、前記対象における前記基準点から前記第1方向に直交する方向である第2方向の長さ寸法を測定する第2目盛りを有する罫書き器。 - 請求項2または請求項3に記載の罫書き器であって、さらに、
前記第2部材に対して、前記第1方向に直交する方向である第2方向に摺動可能で、前記第1方向の長さを測定する第3部材を備える罫書き器。 - 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の罫書き器であって、
前記第1部材は、前記対象が配置される平板状の土台の上に配置され、
前記角度部材は、前記第1部材と着脱可能である罫書き器。 - 請求項5に記載の罫書き器であって、
前記角度部材は、前記第1部材と当接する側面を有している罫書き器。 - 請求項5または請求項6に記載の罫書き器であって、
前記対象が配置される前記土台の表面から前記第1部材の前記第1目盛りを有する表面までの距離は、5ミリメートル以上20ミリメートル以下である罫書き器。 - 請求項7に記載の罫書き器であって、
前記土台の表面から前記第1部材の前記第1目盛りを有する表面までの距離と、前記土台の表面から前記第1角度目盛りを有する前記角度部材の表面までの距離と、は同じ距離である罫書き器。 - 請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載の罫書き器であって、さらに、
前記基準点と、前記第1角度目盛りにおける測定された角度の位置と、を結ぶ前記直線を規定する平面状の側面を有する直線部材を備える罫書き器。 - 請求項9に記載の罫書き器であって、
前記角度部材は、前記直線部材と係合する係合部を有し、
前記直線部材は、前記角度部材に対して移動可能に前記係合部に係合している罫書き器。 - 請求項10に記載の罫書き器であって、
前記係合部は、前記基準点を中心とする円弧状に形成された溝である罫書き器。 - 請求項1から請求項11までのいずれか一項に記載の罫書き器であって、さらに、
前記第1部材における前記第1目盛りが形成される表面上に配置され、前記第1目盛りにおける前記基準点を規定する位置決め部材を有する罫書き器。
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